滋賀・草津の⽔⽣植物公園みずの森では、スイレンの開花に合わせたイベント「スイレン展」を開催。期間は、2022年6月14日(火)から7月3日(日)まで。一年で最もスイレンが開花する「スイレン展」琵琶湖畔に位置する「草津市⽴⽔⽣植物公園みずの森」は、ハスやスイレンなど"⽔辺の植物”をテーマにした植物公園だ。中でも150種類を超える園内のスイレンは人気が高く、一年のうち最も多くの種類が開花する6月上旬の見頃に合わせた「スイレン展」は毎年恒例のイベントに。2022年も初夏の水面を涼し気に彩る幻想的なスイレンの花々を、屋内・屋外ともに楽しむことができる。2022年のみどころ2022年の見どころとなるのは、<めがね橋>と<太鼓橋>の2つの橋がかかる「花影の池」を舞台にした演出。今年は"和と洋の共演”をテーマに、それぞれのムードを落とし込んだ空間を、左右の橋に作り上げているのが特徴だ。<太鼓橋>が架かる右側には、ハス、フトイ、オニバスなどの水生植物を並べ、"静”を表現した日本古来の初夏の風情を再現。一方<めがね橋>が架かる左側には、スイレンの花が咲く水鏡が美しい、“絵画”のような洋風な風景を楽しむことができる。至近距離でスイレンの鑑賞もまた間近でスイレンの花を観賞したいという人には、入園ゲート近くにある「スイレン水槽」がおすすめ。身をかがめると鼻先にスイレンの花が届くほどの距離感のため、花の細部の造形やその香り立ちも楽しむことができる。水槽には約20種類のスイレンが生息しており、柑橘系・トロピカル系・ローズ系など、香りの種類ごとに分けて展示しているという。訪問は午前中がおすすめなおスイレンの花は、朝に花を開き、夜に花を閉じる習性をもつため、最も美しい満開の状態を観る際には午前中の鑑賞がおすすめ。そのほか園内にはハスの実のパウダーを使用したソフトクリーム「ハスソフト」なども販売されている。【詳細】「スイレン展」期間:2022年6月14日(火)~7月3日(日)※6月20⽇(⽉)、27⽇(⽉)は休園日。開園時間:公園 9:00~17:00(最終入園16:30)、アトリウム(温室) 9:00~16:30会場:草津市立水生植物公園みずの森住所:滋賀県草津市下物町1091番地入園料:大人300円/65歳以上150円/高校・大学生250円/中学生以下無料※65歳以上、高校・大学生は身分証明書を要持参。駐車場:無料(普通車84台、障がい者用4台)【問い合わせ先】草津市立水生植物公園みずの森TEL:077-568-2332(9:00~17:00)
2022年06月11日デジタル時代のニューアイコンとして、活躍の場を広げ続ける“バーチャルヒューマン”。どのように誕生し、現在は主にどんな活動を展開しているのか、人気キャラクターを通してその魅力を分析します。時間の概念を超越するリアルと異なる存在感。昨今、バーチャルヒューマンが増えている理由を、雑誌『CGWORLD』の編集長を務める沼倉有人さんはこう説明する。「フォトリアルなCGキャラクターはハリウッドに代表されるVFX(CGやデジタル合成などの視覚効果)のなかで’90年代から研究されてきました。その技術が日本でも普及してきたのです」現在は頭部を3DCGで作り、首から下を実在のモデルの写真と合成するのが、制作方法の主流。「メリットは時間を超越できること。年をとらずにもいられるし、10年後の姿も表現できるので」これまではファッション分野で活躍することが多かったが、キャスターや手話通訳のキャラクターなどその幅も広がっている。「動画技術も進んでいるので、テレビなどで活躍する機会も増えてくるのではないでしょうか」実在する人間のような写実的なビジュアル。実写と見分けがつかない、透明感のあるルックスで人気の女子高生Saya。これまでミスiD 2018で賞を獲得したり、多言語案内サービスのキャラクターなどに起用され、彼女ならではの役割を模索しながら、成長過程も見せている。「より高度なフルCGによるSayaは、人と話すかのように音声や表情、視線を用いたマルチモーダル対話の技術も取り入れ先行しています」©TELYUKA顔から考え方まで、個性豊かなキャラクター。2016年にInstagramアカウントを開設したカリフォルニア出身のリル・ミケーラは、海外におけるバーチャルヒューマンの火付け役といえる存在。親しみのある表情で、モデルのほかシンガーとしてデビューも果たしている。「タブーやセンシティブな話題をただ客観的に述べるのではなく、『私はこう思う』と意思表明できるのもバーチャルヒューマンの強みです」写真:bfa.com/アフロSNSやファッションとの高い親和性。今年7月に活動開始したASUは、NOWEARのファッションデザイナー。「バーチャルヒューマンの多くは、SNSのなかでも写真に特化したInstagramを拠点に活動中。それがファッションと親和性が高い理由のひとつでもありますが、洋服はアイテム数や移り変わりが多いなか、反響をチェックしやすい点も大きいでしょう」既成概念にとらわれない自由で勇ましい生き様。やや目立つあざと、そばかすがあるMEMEは、“バーチャルヒューマン=完璧な美形”というイメージを逸脱した女の子。「コンプレックスはあるけれども、自分らしく生きるという強さを感じます。腋を脱毛していない大胆なポーズで広告にも起用されているのですが、腋毛はNGという既成概念にアンチテーゼを示す、多様性の時代を象徴するキャラクターといえます」絶大な信頼感で、企業のオリジナルキャラも続々。「バーチャルヒューマンは基本的にトラブルを起こさないので、企業と相性がいいという側面があります」。女性200人から算出した平均体型を参考に作成したGUのYU(写真・上)は、モデル体型でなくても似合う着こなしがあることをアピール。サントリーのバーチャルヒューマン社員・山鳥水生(写真・下)は、手作り料理やお酒の情報をInstagramで発信している。ぬまくら・ありひと『CGWORLD』編集長。2000年4月より東北新社のオンライン・エディターとして、CMやVPの編集に携わる。’05年10月からCG・映像クリエイター総合誌『CGWORLD』編集部に所属。’12年7月より現職。※『anan』2020年12月23日号より。取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年12月24日フラワー&プランツショップ「フーガ(FUGA)」が6月21日まで、代官山 蔦屋書店の屋外スペースにて「アジサイと水生植物のある風景『Rainy labyrinth』」と題した展示を開催している。青山に店舗を構える「フーガ」は、独自の視点で選び抜いたバリエーション豊かで新鮮な切花と、大型のプランツを多く取り扱うフラワー&プランツショップ。用途や環境、空間に合わせて、家庭用の花やプランツから、展示会などのディスプレイ装花、コーディネートなどを手掛けている。同展では、梅雨の時期ならではの植物の楽しみ方を、「フーガ」独自の視点で紹介する。グラデーションのかかった花色の「モナリザ」や、西洋のアジサイ「アナベル」など、珍しい種類のアジサイを展開。花を飾る器として、ベルギーのプランターメーカー「ドマーニ(DOMANI)」のZINCシリーズから、軽く錆びにくい亜鉛で製作された「ラビリンス」を使用している。「ラビリンス」は、国内では「フーガ」のみの取り扱いとなり、展示会での使用は日本初となる。「ラビリンス」の特徴を生かし、アジサイだけでなく水生植物や竹を組み合わせることにより、水が豊富な時期に植物たちが生き生きとする風景を創り出している。【イベント情報】「アジサイと水生植物のある風景『Rainy labyrinth』」会場:代官山 蔦屋書店 2号館と3号館の間住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:6月13日~21日時間:7:00~翌2:00
2015年06月15日