絶妙なニュアンスカラーが持続株式会社Direct Techの展開するコスメブランド『RICAFROSH』(リカフロッシュ)が、速乾ネイルポリッシュ「コレガネイル」を、6月23日(木)より新発売する。RICAFROSHは株式会社Direct Techとファッションモデルの古川優香さんの協働プロデュースによるブランドであり、新作ネイルは「その日のファッションに合わせて、手軽に気分を変えられるアイテムを作りたい」という想いにより誕生した。絶妙なニュアンスカラーをカジュアルに取り入れ、カラーメイクを楽しめることを強みとしており、新商品は絶妙カラーの6色展開で季節を限定せずセルフネイルを楽しむことができる。ロゴ入り爪切りのプレゼントも「コレガネイル」のラインナップはバルーンゴールド、ライプピーチミミ、サマー スコットオレンジ、チュロスキー、パープルフロート、ペイルシーライトの6色展開。1度塗りと2度塗りで異なる風合いを楽しむことができる。また、新商品の発売を記念し、「コレガネイル」を2点以上同時購入すると先着数量限定にて、『RICAFROSH』のロゴ入りオリジナル爪切りをプレゼントするキャンペーンを実施中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※RICAFROSH公式サイト
2022年06月27日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「メロディの思いつき方」です。先日、佐賀の学園祭に出演する機会がありマイクや機材を用意しようとキャリーケースを引っ張り出しました。四角形のキャリーケースのジッパーを勢いよく開けたときにひとつのメロディが思い出されました。「らんらーん、じゃらん」です。そう、旅行サイトや雑誌でおなじみの『じゃらん』のTVCMで流れているあのフレーズです。キャリーケースを開けるとき、ジッパーを引っ張る速さと長さで音のキーが変わります。最初の短い横のところは勢いのある高い音「らん」の部分。その次は上辺のジッパーの長い部分で、長い分だけキーが下がり「らーん」に。その辺の終わり、キャリーケースの角で力が入る「じゃ」。最後に、ジッパーを引き落とす「らん」です。みなさんも一回やってみてください。「らんらーん、じゃらん」のリズムとメロディでキャリーケースを開けることができます。で、これに気づいたときにしみじみ、メロディを思いつくってこういうことなんだなと思いました。僕はあまり“メロディが天から降ってくる”という説を信じていないんです。それより、日常生活の中にいろんなヒントがあって、それに気づいてそこから音楽を生み出せるかどうかが、音楽家としての才能や技量なんじゃないかと感じています。もし「普段からそれ私もやってる!」という方がいたら、そういう人って音楽家的な才能があると思います。『じゃらん』の企業フレーズを作った方が、キャリーケースきっかけでこのメロディを作ったかは存じ上げませんが、キャリーケース開けるときにこのメロディを口ずさめるのはなんかええなあと思いました。音楽は、そういう普通の生活の中にあるものの発想を転換することで生まれるんです。お風呂に入っているときに並んだ水滴の高さの違いが音符に見えてくるとか、洗濯物を干していて竿に対する洗濯バサミの配置がいいリズムだなと感じるとか…。僕の「MUSIC VIDEO」という曲の「揺るぎなき制作意欲は作り手の願い」という歌詞がありますが、この「揺るぎなき」の高音で声が裏がえる部分は、そのとき遊んでいたゲームのキャラクターの鳴き声からヒントを得ています。実家の階段を上り終えたときにふっと思いつきました。忘れないように階段で慌てて録音をしたことを覚えています。作曲を「夢の中で全部した」とか憧れますけど、僕はそれよりさまざまな外的刺激を大事にしたいです。おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月29日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年06月25日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「川島明さん」です。先日、麒麟の川島明さんがやられているラジオ番組『SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~』に出演させていただきました。川島さんといえば京都の宇治出身。そう、僕と同郷なんです。お互いの実家の場所もめちゃくちゃ近くて自転車で7分くらいあれば余裕で行けます。中学校も、同じ宇治市立宇治中学校出身です。川島さんとはちょうど10歳年が離れているので共通して知っている先生とか友達はいないのですが、僕からしたら学生のころから『M‐1グランプリ』などで活躍されているのを見ていましたから、偉大な地元の先輩と誇りに思う存在です。これまでお会いしたことは、実は1回だけあるんです。フジテレビのメイク室で一緒になって「同じ宇治出身だよね」と話しかけていただきました。でも、川島さんはメイク中だったので、ドライヤーの音と川島さんの美しい低音ボイスがちょうどピッタリいい周波数でかぶってしまい、ほっとんど何言っているか聞き取れませんでした。なので、今回じっくりお話をすることができてうれしかったです。やはり地元が一緒だと急に距離感が縮まる気がします。川島さんの話す言葉に、「宇治の人やなあ」としみじみ感じながら会話をしていました。これは僕の私感ですが、宇治の人は関西弁の中でも音符の振れ幅が大きい。会話のときのキーの幅が広いと思うんです。低いだけじゃなくて、アクセントつけるときに高くいってひっくり返る癖があります。その話し方を川島さんもされていて、「ああ、やっぱり宇治の人や」と話していてほっとしてしまいました。ラジオの収録では、地元の話で盛り上がりました。僕が学生のころ通っていたゲームショップ『ドラゴンヒーロー』の話とかを普通にできるのが、すごく不思議な感覚でした。当時の生活圏がほぼほぼ同じなので、思い出の場所とかが全部共有できるんです。花火大会の話やお祭りの話などもっと地元の話をしたかったです。なので、ぜひ次回は同じく宇治出身のヤバTのこやま(たくや)くんも誘って、ごはんでも食べながら、まだまだあるいろいろな地元の話をしたいです。川島さんはとても謙虚で誰に対しても配慮のある方なので、ずっと敬語で話しておられました。でも、宇治の先輩やし、次会ったときはぜひタメ口で話してほしいです。尊敬する先輩なのでもっともっと距離を縮めたいです!おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月22日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年06月18日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「Sexy Zone」です。Sexy Zoneの最新アルバム『ザ・ハイライト』に楽曲提供をさせていただきました。「休みの日くらい休ませて」という曲で、働いている人なら誰もが感じる思いを曲にしました。休みの日も、ちょっとメールしたり何かの確認でパソコンを開いたりと、なんやかんや仕事してしまうことってありませんか?休みの日くらいちゃんと休みたい、そんな切実な実体験を元にしたためた一曲です。すべての社会人への応援ソングになっていると思います。アルバム発売前に特設サイトで楽曲の試聴ができたのですが、ファンの方々がそれを聴いて「共感した」とか「いい曲!」だとか感想をSNSなどにあげてくれていたのもうれしかったです。今回のSexy Zoneのアルバムはコンセプチュアルなアルバムで、参加アーティストもとても豪華。めっちゃシュッとしていておしゃれです。そんなアルバムの中で、ファンの方々がいい曲と言ってくれているとはいえ、「岡崎体育楽曲、浮いてない?」とちょっと心配にもなっています。ジャニーズ界隈で言うところの“トンチキソング”すぎないか、と。でもまあ、それがフックになってなんか逆に目立つ感じもします。なので個人的にはとてもありがたいなと思っています。あと、これは後日知ったのですが、メンバーの松島聡さんが「岡崎体育さんに曲を書いてもらいたい」と会議でおっしゃってくださって今回のオファーが叶ったのだそうです。よくこの業界では「本人たっての希望で」と言われることがありますが、まさに今回はそれだったみたいで。なんだかとても特別な感じがしてうれしいです。Sexy Zoneは正統派アイドルグループのイメージ。だからこそ、僕が作るようなコミックソングをメンバーが全力でやりきってくれるのを聴くと感動しますね。楽曲提供の一番の楽しみはそれなんですが、曲ができたら自分がデモを歌ってメンバーのみなさんにお届けします。それを元にみなさんがレコーディングをして、今度はできあがった楽曲が僕のところに届く。この、メンバーの声に入れ替わって届くときが特別にうれしい瞬間です。今回もとても良かったんです。歌詞と歌詞の合間のガヤの部分も僕のデモ通り……いや、それを跳び越えたテンションでやってくれていた。こんなに声張ってくれるんや、叫んでくれるんやとうれしくなりました。ぜひたくさんの方に聴いてほしいです!おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月15日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年06月10日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「辞めどき」です。ラジオで悩み相談を受けることがあります。仕事に行くのがツライという話を聞くと僕は「やりたくないことは一切やらなくていい」と、いつもはっきり答えるようにしています。これは、自分がこれまで生きてきた結果論ですが、自分が前向きに意欲を持って取り組めないことはやらないという選択をしてもいいんじゃないか、と思っています。僕自身も、新卒でせっかく採用していただいた会社を半年で辞めてしまった経験があります。いわゆる脱サラです。なんで会社を辞めてしまったかというと、まさに前向きに意欲を持って仕事に取り組めない、と感じてしまったからなんですね。たった半年ですけど、サラリーマンとしての忍耐力がなかったのだと思います。友達にも会社の先輩にも相談することなく辞表を出しました。当然会社には、かなり難色を示されました。それでも、辞めたいという気持ちを貫き通したのは、“人生は時間が決まっている”と思ったからです。どんどん年をとっていきますし、やりたいことがあるのならそれを早めに始めたほうがいい。向いてない、ツライと思いながら続けることほど無駄なことはない、と思ってしまったからです。僕は、会社を辞めてでも音楽を本気でやってみたかった。結果、ミュージシャンになれました。不思議なことにミュージシャンという仕事をする中でも、しんどいことやツライこと、逃げ出したいと思うことはたくさんあります。でもそういうプレッシャーは耐えられるんですよね。自分が選んだこと、良しと思ってやっていることであれば、人はツライことも耐えられる、乗り越えられるのではないかと思います。でも今これを読んでいる新社会人の方や仕事がしんどいと感じている方の中には、自分にはやりたいことなんてないし…と思っている方もたくさんいるのではないかと思います。でも僕はそれって、しっかり自分と向き合えてないだけなんじゃないかな、と思います。己の心の声をよく聞いて、それを素直に受け止めてみるのも大事です。とにかく迷っている方がいるなら岡崎体育がはっきり言います!「今が辞めどき、すぐ辞めましょう」。労働はツラくてしんどいことのほうが多い。だからこそ、やりがいを感じられることをやっているほうが幸せではないでしょうか。まず、辞めることから始めてみてください。おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月8日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年06月03日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「脱力期間」です。レギュラーキャストとして参加したドラマの撮影と全国ツアーが終わった4月の初めに、少しだけほっと一息つくことができ、久しぶりに丸一日、24時間なにも仕事をしなくていいお休みの日がありました。ドラマの収録など長時間かかる仕事はなくなったものの、提供曲の制作やリミックスの依頼、レギュラー番組の収録など、日々やらないといけない仕事はたくさんあります。その中で丸一日のお休みはとても貴重でうれしいです。休みとはいえそれはインプットの時間で、遊びなどの予定を詰め込みたいという人もいるでしょう。でも僕は休みの日はとにかく脱力して過ごしたい。なにも考えずにぼんやり過ごすことも大事だと、最近思うようになりました。これはそれぞれのモチベーションやキャリアによって考え方が変わるんじゃないかなと思います。僕もデビュー前は休みが怖くて仕方なかった。スケジュールにオフの日があると、大丈夫なのかなと不安になっていましたが、デビューして5年が経ち日々絶え間なく仕事をしていて、きちんと休むことの重要性にようやく気づけたんですね。それこそ子どもの頃は、ピッチャーが1日投げて6日休むとか意味わからんと思っていました。休みすぎちゃう?と。でも、今ならわかります。体力を回復し、調子を整えたり気持ちを切り替える“表(おもて)に出ない”時間はすごく大事なもの。じゃあ、脱力期間と割り切って上手に休めるのかというとそうでもないんです。なんか歌詞を書いてみたり、覚えないといけない台本を読んで覚えてしまったり、なんかしてしまう。これは日本人の悪いところです。24時間なにもしない脱力期間をフルに満喫するのって、なかなかできない。「脱力しないと」と焦っている時点で脱力ができてない証拠です。だから、僕は“休み”の定義を前倒しすることにしました。明日は休みなんだって思ったときが一番ウキウキと解放されますよね?そのときは心が休まっているはずです。脱力期間は、その瞬間にもう始まっている。丸一日の休みが始まる直前、僕はこのananの連載というお仕事をしていましたが、それが終わったら24時間休みで、「なにしようかな?映画でも観たいな…」と、心がちょっとウキウキとしていた。それはすでに脱力期間なんです。休みの定義を前倒しして受け止めると、ちょっと心に余裕ができるのでおすすめです。おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年05月27日福田靖脚本ドラマ「オールドルーキー」より、綾野剛演じる主人公が働くスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社長秘書役で岡崎紗絵が出演することが分かった。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底主人公・新町亮太郎が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。新町を綾野さんが演じるほか、上司役に高橋克実、愛娘役に稲垣来泉と泉谷星奈が決定している。今回新たに発表された岡崎さんは、『シノノメ色の週末』「パーフェクトワールド」「ナイト・ドクター」「ドクターホワイト」やバラエティ番組などに出演、モデルとしても活躍し、マルチな才能を見せている。本作で演じるのは、「ビクトリー」の社長が絶大な信頼を置く凄腕社長秘書・真崎かほり。夜な夜な飲み会を開いては優しい言葉を投げかけることから、社員たちにとって女神のような存在で、一目置かれている。一方で、社長秘書として社長の辛辣な社員評価を知り尽くしているが、そのことは決して社員には明かさないという小悪魔系女子でもある。「名だたる俳優の皆様とご一緒できるのはとても光栄です」と出演を喜んだ岡崎さんは、「葛藤するけども、持ち前の明るさと強さで打開し、新たな道を切り拓いていく。今までにない考え方や行動で、周りをも巻き込んで影響させていく。熱を伝導していくパワーを持った主人公に、私も熱く感化されて、希望溢れる作品の一員になりたいです」と意気込んでいる。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月24日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「土佐兄弟の有輝という男」です。お笑いコンビ土佐兄弟の有輝くんとは、ドラマ『DCU』で共演して以来、公私ともに仲良くさせてもらっています。先日の僕のツアーでは幕間(まくあい)に流すライブ映像にも出演してもらいました。僕は、性格上そんなにすぐに人と打ち解けるタイプではないのですが、有輝くんとはドラマ撮影というかなり濃密な時間を共にしたせいか、もう何年もの付き合いがあるような特別な関係が築けたように思います。実際に、彼はとても素晴らしい男なんです。なにが素晴らしいのかというと、人付き合いの仕方、コミュニケーション能力が抜群にある。誰とでも楽しく会話ができるし、誰かの懐に入るポジショニングとかタイミングがいつも完璧。有輝くんと話すと、変な間ができたり、無言で困ったりすることがなく、時間を気にせず会話が続きます。ポンポンといろいろな話題が出てくるし、それが無理に作った感じがしない。何か聞かれてもそれも気持ちよく答えられるようないい質問ばかりなんです。それが僕だけじゃなく、誰に対してもそうできるのが本当にすごい。ドラマの座長である阿部寛さんとも有輝くんはサシでおしゃべりしていましたから。阿部さんも、なんか有輝くんと話しているときめちゃくちゃ楽しそうなんですよね。とにかく誰とでも分け隔てなく接することができる。そんな雰囲気を持っている男なんで、見習いたいなと思いましたね。僕とは、ドラマでの役柄のポジションが似ていたので、お互いバディのように感じていました。メインキャストのお芝居のうしろで、即興で何か動きをつけないといけないときなど、2人でアドリブで演じたこともいい思い出です。たいていアドリブを仕掛けるのは僕なのですが、彼はそれをいつもうまく返してくれます。軽いボケも全部拾ってくれるので、信頼して自由にお芝居できたと感じています。撮影の合間の休憩時間に二人で買い物に行ったこともありました。休憩時間くらい一人になりたいとかもなくて「一緒に買い物行きましょうよ!」と気さくに誘ってくれたのもうれしかったです。ちょうど有輝くんのお母さんの誕生日が近かったので、ロケ場所の近くにあったアウトレットに二人でお母さんの誕生日プレゼントを買いに行ったんです。僕が見立てて、かわいいパジャマを買いました。有輝くんのお母さん、喜んでくれているかな。おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年5月25日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年05月22日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「マニピュレーター」です。「ポテト探検隊」という岡崎体育のバンドセット。これまでボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人編成でしたが、今回のワンマンツアーから新メンバーが加入しました。それがマニピュレーターの“蛇賀(ジャガ)”さんです。マニピュレーターとは、バンドの演奏にはない、ストリングスやピアノなどの音をコンピューターで制御し、バンドの演奏に合わせてスピーカーから出してくれる方です。ジャガさんは、ステージ上にはあがらず、舞台袖でその作業をしてくれています。生バンドだけでは出せない音を加えることができるので演奏にぐっと厚みが増します。今回のツアーの曲だと「おっさん」のストリングスや「八月の冒険者」のコーラスなどはマニピュレーターさんがいたからこそできたサウンドです。しかし、たいていマニピュレーターさんはいわゆる裏方としてツアーに帯同してくださいます。では、なぜ今回は新メンバーとして参加することになったのか。それは完全な伝達不足です。「ポテト探検隊」のグッズを以前から作っていたのですが、なぜかそこには5人のポテトが描かれていました。4人組バンドのはずが、イラストレーターさんへの伝達ミスで5人描かれていた。ファンの皆さんの間でも、5人目のポテトは誰なのか?これは何かの伏線ではないか?と静かに話題を集めていました。しかし、単なる伝達不足でポテトが5人で描かれていただけでした。僕のほうでそれに気付き、ポテトの数に合わせにいった形になります。マニピュレーターさんにツアーに参加してほしかったし、ポテト5人おるし、メンバーになってもらおう、というのが今回の流れです。でも、マニピュレーションをしてくれたジャガさんが、ツアー最終日にわざわざ僕の楽屋で待っていてくれて「マニピュレーターとしてバンドの正式メンバーに参加するのが長年の夢でした。こうして夢を叶えてもらえてうれしかったです」と伝えてくださった。その言葉を聞いて、ジャガさんに正式メンバーになってもらって良かったと思いました。まだまだ、マニピュレーターという仕事は知られていないのではと思います。僕のツアーで初めて知った人や、この連載記事を読んで初めて知った人もいるかもしれない。そういう方に、ライブに欠かせない重要な仕事を一つ知ってもらえて良かったと思っています。おかざきたいいくEテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(土曜21:00~)に出演中。昨年11月に横浜アリーナで行われたライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。※『anan』2022年5月18日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年05月14日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「眠れぬ夜」です。先日もお話ししましたが3月に久しぶりに全国を巡るワンマンツアーを開催しました。その中で「ポテト探検隊」という岡崎体育のバンドセットで何曲か披露したのですが、僕のオリジナル曲だけでなくカバーも2曲披露しました。一曲は、SMBCグループのCMソングとして歌ったフラワーカンパニーズさんの「深夜高速」。これはレコーディングした音源でもポテト探検隊のメンバーが演奏をしてくれていたので、ライブで聴きたいという声も多かった。実際に歌ってみたらオーディエンスの反応も良く、バンドでやることに意味のある曲なので、すごくステージ映えして良かったと思っています。もう一曲は、フジファブリックさんの「眠れぬ夜」を歌いました。これはなんで選んだかというと、この曲、僕の母が大好きな曲なんです。2021年の年末くらいだったか京都に帰省したとき(たしか牛丼屋のドライブスルーだったと思います)、そこで母に「あんた、この曲めっちゃいいから聴いて」と「眠れぬ夜」を薦められました。うちの母は音楽がとても好きなので、ミュージシャンである息子にも急に、曲を薦めてきます。知っていた曲でしたが、母に言われてあらためて聴き直したら本当にいい曲で。あ、歌ってみたいと思いました。この曲は、亡くなられた志村(正彦)さんが携わった最後のアルバム『MUSIC』のいちばん最後に収録されているナンバーで、作詞・作曲も志村さんが手がけたものです。ファンのみなさんにとってはとても思い入れのある曲だと思います。いまも大事にみなさんが聴いているだろう曲をカバーするというのは恐れ多い気持ちもありましたが、でも単純にこの曲が好きですし、岡崎体育の楽曲はフジファブリックさんからたくさんの影響を受けているので、リスペクトと愛を込めて歌わせていただきました。また、ポテト探検隊の“芋田”こと城戸紘志さんは、フジファブリックのサポートドラマーをずっとされていた方。その城戸さんの叩くドラムで歌えたというのもうれしかった。そしてライブのあと母は特に何も言ってなかったけれど、一緒にライブを観に来ていた叔母が「となりでめっちゃ泣いてたよ」と教えてくれたのもうれしかったですね。自分が誇りを持ってやっている仕事で親孝行できたのは、このツアーで良かったことのひとつです。おかざきたいいくEテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(土曜21:00~)に出演中。昨年11月に横浜アリーナで行われたライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。※『anan』2022年5月4‐11日合併号。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年05月08日■前回のあらすじついに、つみきにも正体がバレたぬる次郎。子どものふりをしていたのは「子どもだと相手が油断するから」と平然と言い放ち、つみきに襲いかかろうとしましたが、間一髪で母親が助けに来てくれて…。■ぬる次郎はどうなった?■今回学んだことは…親切な行動や心がけは素晴らしいけれど、それを悪用したり、利用してくる人もいる…。つみきたちは、ぬる次郎の一件で大事な教訓を得たのでした。お読みいただきありがとうございました!
2022年04月28日■前回のあらすじ突然部屋に現れたぬる次郎に驚くつみき。母を呼ぼうとすると「大人には言わないで」と泣きつかれ、さらに強い力で押されて転んでしまい…。その拍子にぬる次郎の帽子が取れて…。■ついにぬる次郎の正体を知る…!■部屋への侵入方法を聞くと…間一髪で助けに来てくれた母。警察も来て、幸い、これ以上の被害は起きずに済みました…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月27日■前回のあらすじ空き巣疑惑について、母親に警察への通報を勧められるつみき。しかし、何も知らないつみきはぬる次郎のことを心配し控えてしまい…。その頃すでに、ぬる次郎はつみきの側にいたのです…。■つみきに話しかけてきたのは…■ついにぬる次郎の本性が…!実際は大人であるぬる次郎の力は、つみきひとりでは太刀打ちできるわけもなく…。つみきは一体どうなってしまうのか!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月26日■前回のあらすじ不審者情報を知り、ネコ子に電話をかけてきたゆっぺ。その特徴は「身長130cmくらいで長袖マスク姿」とぬる次郎と一致! しかし「中年男性」という点だけが違ったのです。■ぬる次郎の正体は…■ぬる次郎が子どものふりをしている理由は…ぬる次郎の煙草を身内の男性が注意しなかったことに納得したふたり。でも、なんでわざわざ子どものふりをして私たちに近づいてきたのか…? その本当の理由は…!次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月24日■前回のあらすじ母から「最近、不審者がうろついたり空き巣被害が増えている」と聞いたネコ子は「もしかして」とピンときたようで…。■ぬる次郎のことを母に相談■不審者の特徴が明らかに…!不審者の特徴がぬる次郎と完全に一致! やはりぬる次郎は空き巣の常習犯だったのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月23日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「バラエティ番組」です。最近、ドラマの番宣などもあり、バラエティ番組に呼んでいただく機会が多くありました。ありがたいことです。あらためて出演して感じることは、バラエティ番組って難しいな、ということ。なぜなら何も準備ができないからです。音楽のライブは楽曲を用意したり、セットリストを事前に自分で決めることができる。お芝居の仕事は台本があるから練習することができます。でも、バラエティ番組は台本があるといっても番組の流れが決まっているだけで、VTRを見てどういうコメントをするのか、どういう会話がありそれにどう返しをするかは、いつも本番一発です。必要とされるのは瞬発力。これは毎日毎日バラエティの現場をこなしていないと身につかない特別なもの、限られた人たちにしか培われない筋力なんじゃないかと思います。僕のようにたまに呼ばれて出演するようなタイプのミュージシャンでは、とても太刀打ちができないと感じてしまいます。それでも、ここ最近は『おはスタ』や『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』などのレギュラー番組のほか、地元の京都では『岡崎体育の京の観察日記』という街ブラ番組もしています。なので、昔よりはバラエティ番組での立ち回りはスムーズにできるようになったと思います。逆に、オンエアを見て反省することも増えました。出演した番組は必ずオンエアを見るのですが、良かった点と悪かった点が明確にあります。ダメだったなと思うのは、自分のカラーが出せてないなと感じたとき。また、これは使われるだろうと思った会心のコメントが見事にカットされているとけっこうショックを受けます。テレビ番組は制作者の意図があり、時間の制約もあります。ライブのDVDならここのコメントは使って、ここは切ってと自分で指示が出せますが、バラエティ番組はそうはいきません。オンエアまでどう使われているかわからない。なので、自分の言葉がテロップになっていたり、いい感じで使われているとめちゃくちゃうれしいです。良かったと思うのはそういうときです。バラエティの演出では、“ここぞ”というワードに入るときに後ろで流れているBGMの音が切れるんです。言葉を引き立たせるためにあえて無音にする。僕の発言のときにBGMが切れていると「やった!」となる。これからもBGMを切ってもらえるようにいいコメントを連発したいです。おかざきたいいくEテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(土曜21:00~)に出演中。昨年11月に横浜アリーナで行われたライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。※『anan』2022年4月27日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年04月22日■前回のあらすじ泥棒のような行動をしていたぬる次郎に、何をしていたのかを問い詰めると、不機嫌になってネコ子を突き飛ばし…。ネコ子が負けじと反抗すると、ぬる次郎の帽子が落ちて…。■帽子が取れた姿を見て衝撃を受ける2人■今まで隠されていたぬる次郎の顔は…全身を隠していたぬる次郎の本当の姿を見て衝撃を受けるネコ子たち。あまりの衝撃に言葉も出ない様子だけれど…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月21日■前回のあらすじ物がなくなったのは泥棒のせいなのか、ぬる次郎のせいなのか…、わからずモヤモヤするつみき。一方、何も知らないネコ子たちは、街中で怪しい恰好をしたぬる次郎を見かけ…。■尾行してみると…!■ぬる次郎を問い詰めると…明らかに泥棒のような行動をしているぬる次郎を目撃したネコ子たち。何をしていたのか問い詰めると、突き飛ばしその場を離れようとするぬる次郎。負けじとネコ子が対抗したら、ぬる次郎の頭から帽子が落ちて…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月20日■前回のあらすじぬる次郎の自宅へ行くと、そこには以前見かけた男性に怒鳴られているぬる次郎の姿が! 止めに入ったつみきでしたが…。■つみきにも怒鳴りつけてくる男性■不審な出来事が「関わるな!」と言われてから数日、ぬる次郎の姿を見ることはありませんでした。しかしその頃から、つみきの部屋の物が少しずつなくなる現象が…。この犯人はやっぱり…?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月18日■前回のあらすじつみきの家に行ったときに、勝手につみきの私物を持ち出していたぬる次郎。持ち出したものはひとつではないらしく…。■部屋の中を調べると…■ぬる次郎の家から怒鳴り声?以前「本当の父親ではない」と言っていた男性が、ぬる次郎を怒鳴りつけている…!ぬる次郎を守るために止めに入ったつみきでしたが…。次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月17日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「作詞」です。最近、作詞に対しての考え方が変わってきたように思います。過去にもこの連載で作詞について話をしていますが、そのときは、歌詞は譜割りに合っていればよくて、内容そのものについては二の次で、わりとどうでもいいと言っていました。今はもう少し、“言葉”や“意味”に比重があるような楽曲が増えてきていると思います。長く活動をしていると、コード進行や曲調などがどうしても限られてきてしまう。その中で差別化や自分のオリジナリティを際立たせるためには、もっと岡崎体育らしい歌詞を作らないといけないんだ、と意識が変わってきました。そのきっかけのひとつに、ミュージシャンで作詞家としても活躍されている、いしわたり淳治さんに僕の「ニニニニニ」という楽曲を褒めてもらったことがあります。これはNHKのドラマ『いいね!光源氏くん』の主題歌で、短歌をテーマに書いた曲です。短歌は“5・7・5・7・7”のリズムで作ることが基本ですが、恋をしたら31音も選んでいられない、“好き”の二文字だけで精一杯という歌です。この表現をいしわたりさんに褒めていただいて、それがとてもうれしかったんです。僕自身も、自分らしい発想の歌詞でいい曲にまとめることができたと思えた一曲。岡崎体育らしさを、曲やアレンジではなく、まず歌詞で出せるんだということに気づいた曲だと思います。日本語は言葉の表現が本当に豊かです。感謝の気持ちを表したいと思っただけでもいろんな言葉がある。それをどんなボキャブラリーや発想で歌詞にするかで、個性が出るのだと思います。たとえば10個歌詞があったとしても、一目で「これは岡崎体育が書いたやろ」とわかるような歌詞をこれからもどんどん書いていきたいと思っています。僕らしくといってもパターンはいろいろあります。たとえばポケモンの主題歌の歌詞を書くときと、自分のアルバムの5~6曲目の歌詞を書くときでは全然テンションが違う。メッセージソングやバラードなどは、先ほど話した意味や内容に重きをおいて書きます。でも最近の曲だと、「Okazaki Little Opera」などは過去曲に近い考え方で、言葉の羅列で気持ちよくメロディやリズムに合うもので、ボーカルもひとつの楽器として捉えているような楽曲です。過去のやり方もひとつの手法だと思うので、この2つをうまく使いこなせるアーティストでいたいですね。おかざきたいいくEテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(土曜21:00~)に出演中。昨年11月に横浜アリーナで行われたライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。※『anan』2022年4月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年04月16日■前回のあらすじつみきが料理している間、トイレに立ったぬる次郎。しかし一向に戻って来ず、何も言わずに突然姿を消してしまったのでした。■つみきが外に探しに行くと…■通りすがりの女性が見たものとは!?帽子がはずれたぬる次郎姿を見て驚く通りすがりの女性。一体何に驚いたのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月15日■前回のあらすじお腹を空かせたぬる次郎を不憫に思ったつみきは、ぬる次郎を自宅へ招き、ご飯を作ってあげることにしたのですが…。■トイレに立ったぬる次郎■ぬる次郎がいない…!?ご飯を食べることなく突然いなくなってしまったぬる次郎。一体どこへ行ってしまったのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月14日■前回のあらすじぬる次郎の話を聞くとやはり家庭内に問題があるようで…。その後、つみきと別れたふたりのもとに、突然ぬる次郎が現れ…。■ぬる次郎が豹変!■つみきの前では…つみきの前ではいい子を演じ、嘘をつくぬる次郎。この真意とは…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月12日■前回のあらすじ一緒に煙草を吸っていた男性は父親ではないと話すぬる次郎。煙草を注意すると不機嫌になり…。■無理やり煙草を吸わされた…!?■やはり家庭内に原因…ぬる次郎の話を聞く限り家庭内に原因があると察した3人。すると、つみきと別れたふたりのもとに突然背後から現れたぬる次郎!一体何を言うつもりなのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月11日■前回のあらすじ突然煙草を吸い始めたぬる次郎。するとそこへ父親と思われる人物が現れて…!■父親を思われる男性は…■ぬる次郎に声をかけてみると…ますます怪しさが増してきたぬる次郎。煙草を注意すると不機嫌な様子に…。ぬる次郎はこの後何を語るのか!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月10日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「『anan』の表紙」です。2月9日に発売された『anan』2286増刊号をみなさん、ご覧いただけましたでしょうか?岡崎体育、初の表紙を飾らせていただきました。一緒にカバーに登場したのは横浜流星くんと佐野勇斗さんです。え?どこに岡崎体育がいたかって?表紙の右下をしっかり見てほしいです。僕、ちゃんといますから!表紙にこの登場の仕方ができるのは、僕しかおらんやろと思います。実現できたのは、連載でずーーーっと「『anan』の表紙になりたい」と言い続けていたからだと思います。それが編集部の上層部の目に留まり、「岡崎体育さんに出ていただこう」という話になったのだと思います。しょっちゅうお願いはしていたものの、まさか本当に表紙を飾れるとは思っていなかったので、実際このお話をいただいたときには、なんでも言ってみるもんやなと、あらためて言葉にすることの大切さを感じました。みなさんも、自分のやってみたいことや叶えたいことは言葉にすることをおすすめします。これだけインターネットやSNSが発達している世の中です。どこで誰が見ているか聞いているかわかりません。SNSなどで発言したことをきっかけにそれが現実になるのは有り得ることだと思います。今回、表紙に載った僕のサイズはたったの15×15mm。これは『anan』の表紙を飾った人の中でもっとも小さいサイズだと思います。でも、小さいからこそすごいんです。だって、これまでこんな出方をしたミュージシャンは他にはいないはず。この先も、僕より小さく表紙を飾る人は出てこないのでは?それに僕だったから『anan』さんもトライしてくださったのだと思いますし、こういう面白い出方をよしとしてくれた編集部の方々、そしてうちのスタッフに感謝したいと思います。だって、普通のマネージャーやったらこんな出方、怒ってもおかしくないのに……。でも、僕のマネージャーは「もっと小さくてもいいのに」とこぼすくらいでしたから。みんなが岡崎体育の“おいしさ”を理解して共有してくれたからできたこと。Twitterの反応を見ていても思いましたが、ファンのみなさんも僕の出方をすごく楽しんで面白がってくれた。本当にみんな楽しく“岡崎体育”をいじってくれたと感じてます。唯一、ちゃんと怒っていたのは横浜流星くんです。流星くんだけは「体育さんがあんなに小さいなんて!」と怒ってくれました。おかざきたいいくEテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3が、4/9(土)スタート。昨年11月に横浜アリーナで行われたライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。※『anan』2022年4月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年04月09日■前回のあらすじつみきが見ていない隙に、威圧的な態度で凄んできたぬる次郎。腹が立ったネコ子はこの後ぬる次郎を尾行しようと言い出し…。■怪しすぎるぬる次郎を尾行してみることに■ぬる次郎の行き先は…ぬる次郎が立ち止まったのはとんでもないゴミ屋敷だった…!ここがぬる次郎の自宅なのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月08日■前回のあらすじ家では「ばい菌」と呼ばれているというぬる次郎。かくれんぼ中、突然目の前に現れたぬる次郎は態度が豹変し…。■男の子の態度が豹変!?■威張る態度に腹が立ったネコ子は…ぬる次郎の威圧的な態度に恐怖を感じ、震えが止まらない…。しかしぬる次郎に腹を立てたネコ子は、彼を尾行しようと提案。一体どうなる…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月07日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「マルチな才能」です。この連載で、ドラマの最終話についての話をさせていただきました。「ドラマの撮影が終わったらロスになりそう」と書きましたが、まさに今そんな感じです。しみじみと、この作品に関われたことを良かったなと感じています。他の演者さんから「日曜劇場を経験しておくと役者としての体力がつくよ」と言われたことも、本当にその通りだなと思います。本作では、吉川晃司さんと共演をさせていただきましたが(あまり絡むシーンはありませんでしたが)、吉川さんもミュージシャンで役者としてもめちゃくちゃ活躍されている方。僕も同じようにいろいろな分野でマルチに活躍できるようになりたいと、心底思うようになりました。ミュージシャンなのに役者としても違和感がないと思っていただけるように、これからももっと精進していきたいと思いました。しかしその域にはまだまだだな、というのも切実に感じました。ミュージシャンとしては、こういう曲を準備して、セットリストをこうして、ステージでこうパフォーマンスすればみんなが楽しんでくれるというのがなんとなくわかるのですが、役者としてはわからないことだらけです。今回の現場でもたくさん勉強をさせていただきました。自分が映らなくていいシーンでは、監督さんの後ろで他の方のお芝居を見させていただくことも多かったです。こういうタイミングでまばたきをするんだとか、目の動かし方、間の取り方など、みなさんのお芝居から盗めることは盗む。また、監督さんがどういうことを言うのか、役者にどんな演出をするのかなど、役者のあれこれを現場で勉強していくのは本当に楽しかったです。だから、お芝居の仕事をいただくのは本当にありがたいことです。今後もチャンスがあれば続けていきたいと思っています。ミュージシャンとして音楽一本でやっていくのももちろんかっこいいです。でも、自分の性格的にはお芝居やバラエティ番組などでいろいろな経験をして、それがどの仕事にも相互作用して好循環となるほうが自分のスタイルに合っているような気がします。だからこそ、器用貧乏な人と言われないようにしないといけない。なんでも平均点ではなく、すべてで100点を取れるようにしたいです。そのためにはどのお仕事も超一流を目指す。これは難しいことですが、あらためて今後の人生のテーマにしたいです。おかざきたいいく『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3が、4/9(土)スタート。昨年11月に横浜アリーナで行われたライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。※『anan』2022年4月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年04月01日