歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が12日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサー・小林麻央(33)との食事の様子を明かした。「ひと段落して帰りまーす」とブログで報告した海老蔵は、「マオと一緒でした」と明かし、「お腹減ったよぉといってる体調悪くてもお腹へるマオが可愛いです」とハートマークの絵文字付きでコメントした。その後、「どうしても食べた~~い」というタイトルで更新したブログで、「というわけで…フカヒレです」と、フカヒレや春巻きなどの写真を掲載。「食べたくて食べたくてと…と言われてまして…味覚障害が起こる抗ガン剤らしいのですが、全く関係ないと超強気…う、嬉しいね涙」とつづった。この投稿は、「本当に素敵なご夫婦です」「まおさんかわいいふかひれデートヒューヒューステキ!」「食欲あって良かったホント」「マオさんガンバ」などと、夫婦の愛を称えるコメントや回復を願うエールを添えて多くリブログされている。
2016年06月12日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が10日、自身のブログを更新し、乳がん検診に行くというコメントが多く寄せられていることを明かした。9日に緊急会見を開き、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを公表した海老蔵。この日のブログでは、「本日乳がんの検査に行った方や これから検査に行くと言った方々のコメントもチラホラと」と、検診についての報告が寄せられていると伝えた。「これってマオがとても喜ぶなぁと思いました」と続け、「マオは元気になったら少しでも世の中の為に役立ちたいと思っているようで…」と麻央夫人の思いを説明。「私の気持ち的には、マオ凄すぎる…という感想ですが…」とつづった。そして、「今回の事で多くの方が検査をして場合によっては救われる方も出てくる」とし、「その様なとらえ方ならば昨日の会見はよかったな と栃木向かいながら思ってます」と公表した意義について言及した。
2016年06月10日フリーアナウンサーの小林麻央さん(33)が乳がんであることが公表され、2016年6月9日に夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)が会見を行いました。海老蔵さんは妻の病状について“進行性の乳がん”であるとし、 手術を目指して現在抗がん剤治療を進めていると説明。具体的な進行具合については「深刻である」と答えるにとどまりましたが、『デイリースポーツ』によると、麻央さんのがんのステージは高くても3までではないかということです。ステージ4まで進行したがんは手術を目指す対象とはならないということで、ステージ3であれば生存率も7割を超えるなど完治の可能性も十分にあるとしています。麻央さんの姉・麻耶さんも現在体調を崩し休養していますが、2人の一刻も早い回復が待たれます。●会見にのぞんだ海老蔵の姿に賞賛の声『海老蔵の会見すごいな。毅然としてるけど、やっぱりつらさもにじみ出てる』『姉の小林麻耶ってブログで乳がん検診するように呼びかけてたけど、これって妹のことを知った上で書いてるんだよね?どんな気持ちだったのか……』『がんを公表するって勇気いることだよね。注目を集める人ならなおさら』『子どもたちのことを一番に考えての行動というのが泣ける』『会見を見て、海老蔵さんは家族思いのいい旦那さんになったと思った』『具体的な内容に踏み込まないあたり、やっぱり悪い方向に考えてしまう。でも手術の可能性があるってことは治るってことだよね?』『一番つらい立場のはずなのに、しっかりとした受け答えをしていて海老蔵のこと見直した』『失礼な質問もあったけど、切れずに最後まで答えた海老蔵エラい!』『小林麻耶が休養したのは心労からってことなのかな?』『追い掛けてくるなってよく言った!マスコミはこれ以上海老蔵さんのこと追いつめないで!』など、気丈に振る舞った海老蔵さんに対し賞賛する声が多く見られました。深刻な状況には変わりないものの、家族がお互いのことを大切に思っていることが伝わってくる会見となったのではないでしょうか。麻央さんの治療が無事に進み、再び笑顔で戻ってきてくれることを願ってやみません。【画像出典元リンク】・ABKAI 市川海老蔵オフィシャルブログ/(文/パピマミ編集部)
2016年06月10日●病状は「深刻」- 手術に向け抗がん剤治療中歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、都内で緊急会見を行い、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを明らかにした。がんのステージは明かさなかったが「比較的深刻」であるとし、手術に向けて抗がん剤治療を続けていると説明。1年8カ月前に病気のことがわかったときは「途方に暮れた」と振り返った。そして、「さびしい」「麻央という存在の大きさをひどく痛感している」といった自身の思いや、2人の子供のそばにいられない麻央夫人のつらさ、子供たちの様子などを語り、「病気が治るまで全面的に支える」「病気が治っても支え続ける」と誓った。会見での一問一答は以下の通り。本日新聞の方で、妻の麻央が病気という記事が出まして、前々から家族としては認識していたことですけれども、今回そのことが公になったということで、説明やご理解、ご協力が必要ではないかと思い、お集まりいただきました。――麻央さんの病名は? 進行性のがんと出ていましたが。進行性のがんで、単刀直入に言うと乳がんですね。約1年8カ月ほど前に分かりました。人間ドックに夫婦でよく行っていて、結果的には何回か調べた上で分かりました。――最初に病名を告げられたとき、どういう進行具合と言われたのか。進行具合はかなりスピードが速くて、なかなか大変なものではないかというようなご意見をお医者さまからいただいた。――昨年11月の(長男)勸玄くんの初お目見えのときは、病院から抜け出して?そうですね。すでにそういうことだったので、休むか、歌舞伎座に行かないかという話し合いをして、本人としては勸玄の初お目見えということで、覚悟を決めた上で向かった。歌舞伎の場合は初お目見えといっても25日間。私としても本当にそれでいいのかという思いもありましたが、その形をとりたいということでそうなった。――現在の麻央さんの状況は?比較的深刻ではあります。でも今、抗がん剤治療をやっており、抗がん剤というのは人によって効いたり効かなかったりということがあるそうで、それを今、探りながらやっている中で、良かったり良くなかったりを繰り返しながら、手術をする方向に向かって治療をしています。麻央本人は、自分で全部理解してますから、前向きに病と戦って、今も連絡で「行ってらっしゃい」と言ってくれました。――入院はいつごろ?入院はずっとしてまして、つい最近、通院という形がとれるようになってきたので、通院という形で。でも、不安定なものですから調子が悪かったら入院する場合もありますし、状態がよければ通院という形で抗がん剤治療を継続していくという形です。――今の治療は抗がん剤という治療?そうですね。中心とした治療は抗がん剤です。――お母さまの入院に関して2人のお子さまはどんな風に受けて止めている?1年と8カ月と長いものですから、特に長女の麗禾は4歳、もうすぐ5歳なので、状況が少しずつ分かってきている。とても寂しい思いさせているし、彼女自身はそれも分かっていながら、自分の中で戦って踏ん張って頑張っているというのを日々感じています。――麻央さん自身、病気をどう受け止めているのか?誰よりも本人がつらいと思う。元気になりたいという気持ちと、小さい子どものそばにいられない母親の気持ちは、私には計り知れないつらさ苦しさと戦っていると思う。彼女もつらいときは私にそういう話をするけれど、気丈に明るく振る舞ってくれているので、彼女の本当の部分は今ここでは…。――子供さんたちに麻央さんがかけている言葉は?お見舞いとか、たまに帰ってきたときには、言葉というか、子供と楽しく過ごす。病院から来ている数時間、お見舞いに行っている数十分は、そういった会話ではなくキラキラした時間を過ごしているのんじゃないですかね。――あらためて麻央さんの存在の大きさを感じているのでは?私自身も公にするのか麻央と一緒に悩んだ。子供たちの生活もあるし、麻央のこともあるので、今日まで極秘だったんですけど、そういう中で過ごさせていただいている中で、やはり麻央がいたからこそ私が今いますし、なんだかんだいないとさびしいですし、子供が寝たあとに空虚な時間があったりですとか、芝居に行くときも麻央が「いってらっしゃい」「お帰りなさい」というのとは私自身も1年8カ月違った。そういうことであらためて麻央という存在の大きさをひどく痛感している。――がんの具体的なステージは?全部聞いてますけど、深刻だという言葉でご理解していただければ。簡単に治らないからこそ、今こういう時間が経過して、このような会見になっている。――入院した際は、しこりを取り除く手術は?そこには至らないので、今、抗がん剤治療を率先してやっています。●病気が分かったときは「途方に暮れた」――子どもたちにはどう伝えたのか?今日これ(会見)を見ていると思う。長女はちゃんとわかると思う。「ママが帰ってこないのはなぜか?」というようなクエスチョンは最初の頃はありました。ごまかしながらしゃべって、「虫に刺されたんだよ」とか、「ちょっと元気なくて、病院で元気になるようにやってるから待っててね」ということでした。――病気のことが分かった時、麻央さんにはどんな言葉をかけた?忘れもしません。私もちょうど人間ドックで、彼女も人間ドックで、結果が似てたんです。私は大丈夫だったけど、麻央はそうだった。ちょうど日本橋で私が芝居をしていて、日本橋のホテルで2人で話し合ったときは、私自身、途方に暮れたというか、どうしようかと、何もできないと。ですけれども舞台はやらなければいけないという環境の中で受け止めて。麻央本人も途方に暮れたよりももっと、女性の方が気丈できちんと冷静にものを見ている部分があると思うので、ショックは私よりも大きかったかと。それから、時が過ぎるのを忘れるような時をしばらく2人で過ごしたという思い出があります。――先日、成田山で得度を受けたときはどうな気持ちで出家されたのか。それとこれとは関係あるようでないようであるわけですから、少しでも気持ちをクリーンにした上で乗り切らないといけないし、麻央自身が闘っているし。余談ですが、麻耶ちゃんも具合が悪くなりましたけれども、家族一丸となって麻央をバックアップしている中、麻耶さんも一生懸命隠しながら、一生懸命お仕事をし、ここ1年くらい大活躍されているじゃないですか。そういった意味でも大変だったんだろうなと。おのおの家族の中で疲れが出てきてしまったんだろうなと。本当に麻耶さんも真面目ですし、麻央も真面目ですし、本当に素晴らしい姉妹だなと思いますね。私自身は、麻央が闘っている中で私がやらなくちゃいけないことは、麻央を支えるための仕事、公にしないと決めた上でどれだけその瞬間、瞬間を大事に生きられるかということに費やしてきている。そういう意味では、まだまだこれからも続くわけですし、やはり人は波がございますから、そういうときに自分を切り替えるというか、むちを入れるというか、そういう意味でそういう形を取ったと理解していただいても構わないのかなと思います。――今朝、ご自宅の前に待たせていただき、家の中から元気な勧玄君の笑い声が聞こえてきました。おかげさまで、我が家は蜂の巣をつついたような状況でございまして、いろんな人が出入りする中で子供たちは幼稚園に行けなかったんですけれど、子供たちはそれに便乗して盛り上がるという無垢なものですから、麗禾も勧玄も朝からお客さんがいっぱい来て楽しい時間だったのではないでしょうか。分かりません。――お子さんが小さいので、お母さんがいない1年8カ月はつらいと思うのですが。子供のことを思うと、途方に暮れるなんていう言葉では乗り切ってはいけなくて、父親としてこの状況を逃げも隠れもせず、堂々とドンと受けて、ちゃんと導いていけるような環境作りをしなくてはいけないと自分の中では承知しているつもり。我が家は今こういう状況の中で非常にみんな弱っている、私はみんなを支えていくということを尽くすのみ。子供たちはひたすら麻央が元気になることを無垢に願っているんじゃないでしょうか。――あえて明るく今まで以上にお子さんたちと接している意識は?日常ですね。1年8カ月前からわれわれの状況は基本的に変わってなく、本日報道によってこういう環境になっている。今日から我が家はまた切り替えて、できれば皆さまにお願いしたいことは、病気ですし、子供たちも小さいですし、やらなくちゃいけないことがたくさんありますので、麻央がどうなったか、元気になっていく状況、もしくは子供たちが元気に幼稚園に通っている姿をちゃんとご報告することができるので、なるべく見守っていただきたいなというのが本音です。――麻央さんにどんな言葉をかけて励まし、支えていますか?病気を患っている場合は、ポジティブな部分とネガティブな部分とあると思う。私としては元気がないときに、楽しい、くだらない話とか、「よく分かる。でも必ず元気になると思うよ」という話をすることしか。そばにもいられない場合が僕は多いので、最近は電話で1時間、2時間しゃべっちゃうときもあったんですが、そういう日々を過ごしながらお互いのメンタルを。彼女も私を癒やしてくれるし、私も彼女のつらいところをバックアップできるような会話をしていることが多いですね。――何かこれをしてほしいとか、麻央さんが要望することは?比較的、食欲があるときがある。そういうときに、どうしてもこれが食べたいんだというのがある場合、いろいろ食事療法とかお医者さまの見解はありますけれども、私の立場からすると好きなものを食べさせてあげたいという気持ち。食べたいというものがあった場合は、同行したりして、ちょっと食べて失礼してというぐらいですかね。何かこれをしてほしいということはあまりないです。●公になった今の心境と願い「一日でも早く元気に」――お子さんに対して麻央さんの思いは?思わなくていいと思うんですが、申し訳ないなという気持ちが強いんじゃないですか。2~4歳という時期は子供にとっては重要な時期の一つ。自分がそばにいてやってあげられないことが彼女の中では…真面目ですから多いんだと思うんです。だから非常に心苦しく思っているんでしょうが、そういうのも話し合って乗り越えているつもりです。――何かお子さんの大切なものを病室に置いたりとかは?幼稚園で作ったもの、絵とか折り紙で作ったものとか。いろんなものを作ってきますので、それを「ママにあげる」ってお見舞いに行くときは、特に麗禾はいろんなものをママにあげています。――1年8カ月という日々はどんな日々だったか教えてください。長いですし、これからもまだ続く。おのおのが忍耐のいる1年8カ月、おのおのが非常に悲しんだ1年8カ月だったんじゃないですかね。ましてや公にしないようにしてきた。病気自体が大変な病気。それと闘っている麻央をお母さまやお姉さまや皆が支えている。皆さんそれだけで生活しているわけじゃなく、お姉様もテレビの収録やさまざまなものをしながら、できる範囲で妹の麻央のところ行っていた。1年8カ月間、公にならなかったことが本当に既に奇跡かなと。実は今、落ち着き出している部分もあるので、これ以上早く見つからなくてよかったなという本音と、できればずっとこうならず元気になるまではわれわれ家族が辛抱して支え切りたかったなという部分と、でも隠さないでいいというホッとする部分と、3面があります。とにかく麻央の病気が治るまで全面的に支えますし、そんなLINEもさっき来たんですけれど、かっこつけて「病気が治っても支え続けるよ」という話は一応して。「逆に俺も支えてね」と。とにかく元気になってもらうことがわれわれ家族としては一番に願うこと。1年8カ月つらかったですけれど、いつか、「あの時間は大変だったけれど、家族にとってはとてもいい経験になれた時間だったね」という会話ができるように、それを夢見て今…1年8カ月といいますが600日弱、日々積み重ねてきたわけですから。なかなか大変だったと思います。――元気になって家族でやってみたいことは?あえて言わせていただくと、ずっと休みを取らずに仕事をしてきたんですけれど、今年は休みを取ろうと。体調次第でどこか行こうかなと思うので、皆さん絶対に追っかけてこないでください。本日はお忙し中、ありがとうございました。まだまだあると思いますけれども、一日でも早く麻央が元気になるようにわれわれ一生懸命努めたいと思っています。できれば、先ほど言ったことと重複しますけれども、なるべく静かに見守っていただきたいというのが我々家族の願いです。本日は本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。
2016年06月10日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、都内で緊急会見を行い、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを公表。体調を崩して休養している麻央夫人の姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(36)にも触れた。海老蔵は、麻央夫人について「乳がん」であると明かし、「かなりスピードの速いもの。深刻」と状況を説明。「とにかく麻央を病気が治るまで全面的に支える」と力強く語った。会見の中で、「麻耶ちゃんも具合が悪くなりましたけど」と過労で休養中している麻耶についても切り出し、「家族一丸となって麻央をバックアップしている中、麻耶さんも(麻央夫人の病気を)隠しながら、一生懸命お仕事をして、ここ1年くらい大活躍している。そういう意味でも大変だったんだろうな」と義姉の心情を思いやった海老蔵。「おのおの家族の中で少しずつ疲れが出てきてしまったんだろうな」と話し、「麻耶さんも真面目ですし、麻央も真面目ですし、素晴らしい姉妹だなと思います」とたたえた。麻耶は先月19日、フジテレビ系情報番組『バイキング』の生放送中に途中退席し、病院へ搬送。以来休養を続けていたが、今月1日に所属事務所が「過労による体調不良が回復しない為、当分の間すべての仕事を休ませて頂く事になりました」と休養の延長を発表した。
2016年06月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、都内で緊急会見を行い、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを明らかにした。報道陣約200人、ムービーカメラ30台、スチールカメラ40台が詰めかける中、海老蔵は「単刀直入に言うと乳がんです」と明かし、「1年8カ月前にわかりました。2人で人間ドックを受けて、結果的に何回か調べてわかった」と話した。医師からは「かなりスピードの速いもので、なかなか大変なものではないか」と言われたと言い、「深刻ではある」と神妙な面持ちでコメント。がんのステージについては明かさず、「深刻だということでご理解いただけたら」とした。現在の治療は「抗がん剤治療が中心」。「抗がん剤は人によって効いたり効かなかったりということがあるようで、探りながらやっている。手術をする方向で進めている」と説明し、「ずっと入院していて、つい最近通院という形がとれることになった」と、今後は体調を見ながら判断していくという。また、麻央夫人本人について「前向きに病と闘っている」と説明。海老蔵自身、仕事で家にいることが少ない中で、「電話で1、2時間しゃべることもある。そういう日々を過ごしている」と話した。そして、「さみしい」「あらためて麻央という存在の大きさを痛感している」などと胸の内を明かし、「全面的に支え続ける」と誓った。
2016年06月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が、9日15時より都内で緊急会見を開くことが決定した。妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が進行性がんで極秘入院していると一部で報じられた海老蔵。この日のブログで「今日か明日会見させていただく」と伝えていたが、松竹が会見の実施を明らかにした。海老蔵も「本日15時から会見させていただきます」というタイトルでブログを更新し、「出来る限り子供達の生活を日常化する為にする会見ですが…精一杯頑張らせていただきます」とつづった。海老蔵は5月2日のブログで、「実は今 マオが少し体調悪いんです」と麻央夫人が体調を崩していることを明かしていた。
2016年06月09日妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が進行性がんで極秘入院していると一部で報じられた歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)が9日、自身のブログを更新し、今日か明日会見をすると発表した。海老蔵は「今日か明日会見させていただくので」というタイトルで更新。自宅前に駆けつけた大勢のマスコミに向けて、「できれば家の周りは近所の方々のご迷惑になるので帰って頂きたいです」と呼びかけた。そして、「私はいつも通りトレーニングです。がんばろ!」と、自身の写真を添えてコメントした。海老蔵は5月2日のブログで、「実は今 マオが少し体調悪いんです」と麻央夫人が体調を崩していることを明かしていた。そのブログでは、「私にとって、勸玄も麗禾も大切ですが、一番まおが大切です。例えるならSMAPさんのライオンハートです」と麻央夫人への愛を表現し、「今後とも温かく見守ってください」とつづっていた。2人は2010年3月に結婚。11年7月に長女の麗禾ちゃん、13年3月に長男の勧玄君が誕生した。
2016年06月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が29日、自身のブログを更新し、28日(日本時間29日)に658日ぶりにメジャー復帰したレンジャーズのダルビッシュ有投手(29)を祝福した。海老蔵は「久しぶりのダルビッシュ!!!!」というタイトルで更新。「これが見たくて」と書き出し、ダルビッシュを映すテレビ画面の写真を複数掲載して、「復活おめでとうございます!!」とメッセージを送った。そして、「手術してもバランス変わってないところが流石っすね! 球のキレもいいし! 嬉しい」と笑顔の顔文字付きでコメント。「二回の投球内容すご」とたたえた。直後に再び、「場所をかえて」というタイトルで更新し、風呂場で観戦している様子も公開した。ダルビッシュ有投手は、昨年3月に右肘手術を受け、今回、本拠地アーリントンでのパイレーツ戦に先発し、14年8月9日のアストロズ戦以来、658日ぶりにメジャー復帰。5回81球を投げ3安打1失点、毎回の7三振を奪う好投を披露した。
2016年05月29日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が2日夜、自身のブログを更新し、妻・小林麻央(33)への思いをつづった。「ありがとうございます」と感謝の言葉で書き出した海老蔵。「今マオと話してまして、本当嬉しいね、と麗禾も勸玄も元気で嬉しいねと、」と夫婦の会話を伝え、「実は今 マオが少し体調悪いんです。だから尚更嬉しいんです」と妻・麻央が体調を崩していることを明かした。そして、「私にとって、勸玄も麗禾も大切ですが、一番まおが大切です」と麻央への思いをつづり、「例えるならSMAPさんのライオンハートです」と表現。「今後とも温かく見守ってください」と呼びかけた。この投稿に、「マオさんが早く良くなりますように」「麻央さん、お身体ご自愛下さいね」「早くまおさん元気になってね」というお見舞いコメントと共に、「私も海老蔵さん一家のような愛にあふれる素敵な家族を作りたいです!」「本当に素敵なご夫婦、素敵な家族です!」「私の理想の夫婦です」と夫婦愛に感動の声が上がっている。
2016年05月03日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が22日、自身のブログを更新し、熊本地震の発生を受けてブログを伝言板として開放していることについて、一部で「収入源?」と報じられたことに反論した。海老蔵は15日、「急遽地震でつながらない方!伝言板に使ってください!!」と題してブログを更新し、「電話つながらないとか連絡つかない方ご利用ください。よろしくお願いします。微力ですが、私に今できる事これくらいです」と呼びかけた。その後も、最新投稿に変更して何度か更新を行った。この海老蔵の対応について、一部メディアが「収入源?」「神対応にもくすぶる"モヤッと感"」と報じ、ネット上で「ブログの閲覧数をアップさせれば収入になる」「震災伝言詐欺だろ?」「海老蔵は美術館に行ってワイン飲んでるのに」などと非難の声が上がっていると伝えた。海老蔵は記事に対し、「ちなみにアクセス数みてるのかしら、日常と変わってないのに、しかも緊急を要していたので、詐欺か…残念です」と吐露。「ちなみに美術館いきました! ワイン飲んでません…残念です」と事実とは異なるとし、「私の方がはるかにモヤッとだよね笑まぁそんなもんだよね最近の世の中、涙」と複雑な心境をつづった。
2016年04月22日熊本地震の発生を受け、歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が16日、京都劇場で上演中の「市川海老蔵特別公演源氏物語」にて、募金活動を行った。海老蔵は、昼の部公演終了後、ロビーで募金活動を実施。共演者と共に、観客らに募金を呼びかけた。「熊本の八千代座公演に伺っていることもあり、微力ながら私にできることはと思いまして、緊急募金を実施させて頂きました」とし、「一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます」とコメントしている。海老蔵は地震発生後、自身のブログのコメント欄を伝言板として開放。「急遽 地震でつながらない方!伝言板に使ってください!!」と題してブログを更新し、「電話つながらないとか連絡つかない方ご利用ください。よろしくお願いします。微力ですが、私に今できる事これくらいです」と呼びかけていた。
2016年04月16日熊本地震の発生を受け、歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が15日、自身のブログのコメント欄を伝言板として開放した。海老蔵は「急遽 地震でつながらない方!伝言板に使ってください!!」と題してブログを更新。「電話つながらないとか連絡つかない方ご利用ください。よろしくお願いします。微力ですが、私に今できる事これくらいです」と呼びかけている。同様の内容を午前中にも投稿していた海老蔵だが、12時7分の最新投稿に変更して再び更新。海老蔵は2013年4月にブログを開設して以降、アクセス数1位をキープするなどの人気を誇り、現在、約34万5,000人が読者登録している。
2016年04月15日11日にAbemaTVで配信された、歌舞伎俳優・市川海老蔵の12時間密着生番組『有名人1日ガチ生放送 市川海老蔵』が、視聴数125万を記録した。これは、インターネットテレビ局・AbemaTVの本開局記念特番として配信されたもので、京都で公演中の海老蔵に、11日正午から12時間にわたって完全密着。舞台『源氏物語 第二章 ~朧月夜より須磨・明石まで~』の模様に加え、その楽屋への潜入、八田亜矢子による観客や市川九團次、大谷廣松、片岡市蔵ら共演者のインタビューなどで、番組は進行した。舞台が終わると、AbemaTVを展開するサイバーエージェントの藤田晋社長と夕食。「『舞台を生中継したい』という熱い思いがあった」と振り返りながら、ネットを通じて舞台が生中継され、スマートフォンから鑑賞することもできたことで、若年層に向けての大きなアピールになったと歓喜した。途中には、妻・小林麻央からLINEでメッセージが届く一幕も。それに対して、海老蔵は「麻央見てる~?」と画面越しにデレデレしながら、メッセージを送った。海老蔵は、目標視聴数を100万と掲げていたが、配信中に見事達成。記念に、100年物で100万円するワインでお祝いしたが、放送終了時刻より30分早く解散してしまい、急きょ"市川AB蔵"ことレイザーラモンRGの配信に切り替え、視聴者からのさまざまなリクエストに「あるあるネタ」で30分間つないだ。その後、エンディングに海老蔵が再登場。配信中に約6,000件のコメントが集まったことが明かされ、最後に海老蔵が、この生配信番組の第2弾を実施することを発表した。(C)AbemaTV
2016年04月12日俳優の市原隼人が16日、都内で行われた主演ドラマ『双葉荘の友人』(3月19日 21:00~)の記者会見に出席した。同ドラマは、昨年発表された「第8回WOWOWシナリオ大賞」で大賞を受賞した川崎クニハルの脚本をドラマ化した作品。2000年の横浜にある高台のテラスハウス「双葉荘」に妻の美江(臼田あさ美。)と引っ越してきた川村正治(市原隼人)は、かつてここに住んでいた倉田誠司(中村倫也)の幻と心が通じ合う、というストーリーになっている。主演の市原は「本当に初めて読んだ時は、面白い話だと思ったのと同時に、この類の物語を見たことがないと思いました。実際に川崎さんとお会いした時に、実体験を元にしたと聞いて鳥肌が立ちましたね」と話し、「新鮮だしファンタジーを感じられると思います」とアピール。平松恵美子監督については「人間臭くて素直な方で、アットホームな環境で撮影が進んだので、それが自然に絵として出ていると思います。本当に心地が良かったです」と振り返り、共演者の臼田あさ美と陽月華について「臼田さんは本当に斜に構えず、壁を作らない方。臼田さんが相手役でよかったです。陽月華さんは妖艶で品があり、役でもそうでしたが、私生活が見えない姿が印象的でした。宝塚出身ということでキレイでしたし絵に描いた女性だと思いましたね」と好印象の様子だった。かつて住んでいた住人の幻と心が通じ合うという同ドラマ。それにちなんで、「不思議な体験をしたことは?」という質問に市原は「海外に行く機会が多かった時に金縛りが止まりませんでした。家に帰っても5分後に金縛りになったりしましたね。連れて来ちゃったのかな?と思いましたよ」と告白。続けて「ある日突然なくなりました。夢かと思いましたが、夢でもないし何度も起きたんです。不思議な経験でしたね…」と語っていた。
2016年03月17日第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」のPR会見が3月16日(水)、東京・赤坂のWOWOW本社で行われ、主演の市原隼人と演出を手がけた平松恵美子氏が出席した。舞台監督の正治が、夫婦で引っ越したテラスハウス「双葉荘」で26年前、同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”と出会い、親交を深めるファンタジックな一作で、「いままで読んだことのないタイプの、とても面白いシナリオ。見えないはずの人物を相手に筆談するシーンが印象的だった」と市原さん。平松監督とは初タッグで、「人間くさくて素直な方。アットホームな空気を提供してくれた。こんなにテストを重ねる現場は、初めてでしたけど…」とふり返った。「そんなにテストを重ねたかなあ?」とおどける平松監督は、「一体どうすれば映像化できるのかと、最初はびっくりしました」と人間と幻影の交流をいかに描くか、戸惑いもあったのだとか。撮影は東京を大寒波が襲った1月某日、都内のスタジオで始まり「夏のシーンだから、市原くんは薄着のままで。本番まで何か着たらと言ったんですが、『いや、自分は大丈夫です』って。さすがアツイ男は違うなと思った」と脱帽。この発言に、市原さんは「いや、実はめちゃくちゃ寒かったです」と告白していた。同日、第9回WOWOWシナリオ大賞の受賞式が行われ、応募総数424編の中から、大賞1編、優秀賞3編が選出された。<大賞>(2016年度内ドラマ化予定)「稲垣家の喪主」小山ゴロ氏<優秀賞>「50才で、カフェ始めました。」さいこりえ氏、山口智氏「刑務所の土」牧圭一氏「mind dive」藪野ゆうき氏ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日俳優の市原隼人が、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 双葉荘の友人」に主演し、妻とともに移り住んだテラスハウス・双葉荘で、見えるはずのない画家の“幻影”と出会う主人公・川村正治を好演。ふがいない男 という役どころで新境地を切り開く。市原さん演じる舞台監督の正治は、横浜港を望む双葉荘に引っ越すが、ほどなくして退職。雑誌編集者の妻・美江の計らいで、自宅でのライター業を始める。そんなある日、誰もいないはずの部屋で出会ったのが、26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいたという画家・倉田誠司の“幻影”。やがて、倉田の過去に隠された驚きの真実が明らかになる…。妻役に臼田あさ美、『星ガ丘ワンダーランド』での共演も記憶に新しい中村倫也が倉田を演じる。「一言で表せば、独特な空気感を持ったファンタジー。それに倉田の過去が暴かれるミステリーの要素もある。見終わった後は、僕も含めてご覧になった皆さんにとって、人生と向き合うチャンスになると思います」と作品の魅力を語る市原さん。自身が演じた正治については、「どうしようもない男…と言ってしまうと元も子もないですが、人間誰しも、行き詰る瞬間ってあると思うんですよ。そういう意味では、共感してもらえる存在です」と語る。演出を手がけるのは、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田洋次作品で脚本を担当し、『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを飾った平松恵美子。今回、初タッグを組み「とにかく暖かく、優しい風がずっと流れる現場。自分自身、感情の自然な流れに乗れたので、最後のシーンは、台本では『涙ぐむ』はずが、号泣してしまって…。きっと壁にぶち当たりながらも、前を向こうとする主人公に心が揺り動かされたんだと思います」(市原さん)。映画デビューにして、主演を務めた『リリイ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督)から早15年。最近では俳優業に加えて、ショートフィルムの監督に挑むなど、表現者としての幅を広げている。「何事もご縁ですからね。皆さんが与えてくださる現場に感謝しながら、自分は全力を尽くす。それしか、ありません。常に思うのは『いまが、常に通過点』ということ。器用なタイプではないので、これからも人間くさく仕事が続けられるといいと思っています」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年03月15日群像映画『ホテルコパン』の公開初日舞台挨拶が13日(土)都内で行われ、主演の市原隼人、共演の近藤芳正、前田公輝、栗原英雄、玄理、大谷幸広、李麗仙そして脚本家の一雫ライオン、門馬直人監督が登壇。市原さんは、舞台挨拶直前の“奇行”を暴露され共演者に詰め寄る一幕があった。同作は、暗い過去を持つ元教師のホテルマン・海人祐介(市原さん)をはじめとする10人の男女が、長野五輪から18年後の白馬村にある寂れたホテル「ホテルコパン」で人生の転機を迎える姿を描く。本作が撮影されたのは、2013年の11月。月日が経過していた事もあり、登壇した俳優陣の記憶が薄れる中で、玄理さんは「楽屋で市原さんが緊張していたのか、機械をパンチし始めて…。そうしたら皆で“こんな感じだったよね、市原さん”ってなった」と市原さんの天然行動で記憶が鮮やかによみがえった事を告白。“奇行”を暴露された形の市原さんは恥ずかしそうに玄理さんに詰め寄るも、間に立った前田さんが「殴りそうになった、ね」と正しく訂正し、その場は収まった。そんな前田さんは、市原さんとの共演について「本当に嬉しかった。ずっと作品を観てきたので、“隼人君”と言えることが嬉しい」と喜びながら「現場ではストイックに役作りをしていた上で、皆さんと飲みに行ったときには隼人君が引っ張ってくれて、コミュニケーションをとってくれた。背中が大きかったですね」と絶賛した。一方の市原さんは、2月6日に29歳になった事をサプライズケーキと共に祝われると「誕生日、ありがとうございます。祝うのは好きだけれど、祝われるのは苦手で」とはにかみながら「日々通過点で死ぬまでやっていきたい」と更なる飛躍を誓っていた。『ホテルコパン』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日第8回WOWOWシナリオ大賞を受賞した川崎クニハルの『双葉荘の友人』が市原隼人主演でドラマ化されることが17日、明らかになった。この作品は、港を望む高台にあるテラスハウス「双葉荘」を舞台に、見えないはずのものが見える主人公(市原)を中心に繰り広げられるロマンティック・ミステリー。市原は「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験と共に独特な感情面を包み込む中で、夫として、人として芽生えてゆく温もりを伝えていきます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。2年ぶりとなるテレビドラマ主演に静かに意欲を燃やしている。出演はほかに臼田あさ美、中村倫也、陽月華、中島朋子、中原丈雄、吉行和子。『双葉荘の友人』はWOWOWプライムにて3月19日(土曜 21:00~)放送。
2016年01月18日市原隼人を主演に迎え、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化する「ドラマW 双葉荘の友人」が3月19日(土)、WOWOWプライムにて放送されることが決定。共演に臼田あさ美、中村倫也、陽月華らを迎え、見えないはずの“幻影”が見える男を演じる。2000年3月。舞台監督の川村正治(市原隼人)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、横浜港を望む高台のテラスハウス・双葉荘に移り住む。この家の大家・寺田幸吉(中原丈雄)とその妻・直子(吉行和子)の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む主婦・八井沙季(陽月華)との相性は良く、正治も美江も新生活になじんでいった。そんな中、正治は舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることに。ある朝、美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じる。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の“幻影”だった。驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになるが、ある日、正治は幻影の中で信じがたい光景を見てしまう。それは幻か、実際に過去に起きたことなのか?驚くべき真相がやがて明らかになる――。プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。今回、2014年の第8回で応募総数482編の中から大賞を受賞した、川崎クニハルの「双葉荘」をドラマ化したのが本作だ。主人公の“幻影”と出会う男・川村を演じるのは、『ホテルコパン』『星ガ丘ワンダーランド』と出演映画も控える市原さん。市原さんは「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験とともに独特な感情面を包み込む中で、夫として人として芽生えてゆく温もりを伝えて行きます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。さらに、共演に臼田さん、中村さん、陽月さん、中嶋朋子、中原丈雄、吉行和子と若手からベテランまで多彩なキャストがそろう。監督は、長年、山田洋次監督のもとで助監督を務め、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田作品で脚本を担当、『ひまわりと子犬の7日間』では監督と脚本の務めた平松恵美子。定評ある丁寧な人物描写が、本作でも発揮されることになりそうだ。川崎さんが若いころに体験した実話をベースに執筆したという“ロマンティック・ミステリー”が、豪華キャスト&スタッフでどのように映像化されるのか、期待していて。ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日市原隼人が主演を務め、1998年の長野冬季オリンピックから18年たった長野県・白馬村を舞台にした“グランドホテル形式”の群像劇『ホテルコパン』。このほど、その公開日が2月13日(土)に決定し、市原さん演じる元中学教師を始め、ワケありのキャラクターたちが勢ぞろいした予告編映像が解禁となった。舞台は、長野オリンピックであの感動のジャンプ競技が行われた白馬村にあるホテルコパン。東京で中学教師をしていた海人祐介(市原隼人)は2年前から、ここで働いていた。オリンピックで賑わった白馬村も、いまでは、かつての賑わいが嘘のように閑散としている。オーナーの桜木(近藤芳正)は、あのころのような活気を取り戻そうと躍起になるが、そう簡単に客は集まらない。もう一人の従業員のユリ(玄理)は、そんな桜木を尻目に無愛想に淡々と働いていた。あるとき、偶然にも数組の宿泊客が到着する。なんと、その中の女性・千里は教師時代に担任した生徒・守の母親。守はいじめを受けており、海人はいじめから救おうと努力したのだが、努力も虚しく守は自殺をしてしまったのだった…。本作は、ホテルコパンを舞台に、ワケあり10人のそれぞれの壮絶な人生の山場がぶつかり合っていく“グランドホテル形式”の群像劇。かつてない複雑な感情を抱える主人公を演じ切った市原さんを主演に迎えた本作は、これまで短編映画で数々の賞を受賞してきた門馬直人監督による渾身の長編デビュー作となる。今回届いた予告編映像でも、市原さん始め、壮絶な人生の山場を迎えるキャラクター10人が登場する。東京からやってくる元教え子の母親(清水美沙)に、一見ラブラブに見えるカップルの美紀(大沢ひかる)と班目(前田公輝)、多額の負債を抱えている宗教団体の教祖・段来示(栗原英雄)と資産家令嬢・ひかる(水田芙美子)、昔は脚光を浴びていた老女優・舟木(李麗仙)とマネージャーの澤井(大谷幸広)。 ホテルオーナーの桜木もまた、離婚した妻・美智代(遠山景織子)と娘・歩(山田望叶)と偶然再会してしまうのだ。オリジナリティあふれる多様なキャラクター、全員が“絶望”へと向かっていくストーリー。2020年の東京オリンピックも控える中、閑散としたホテル繰り広げられるノンストップの群像劇には、どんな結末が待っているのか。映像に映し出される「この世に“希望”があることをあなたが証明してください」という言葉に、思わず絶句しそうになる予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『ホテルコパン』は2016年2月13日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日マイナス15キロのダイエットに成功昨年俳優の市原隼人と結婚し、今や一児の母となった向山志穂。MAXの体重からマイナス15キロにのダイエットに成功し、あっという間にモデルに復帰したことで、彼女のオフィシャルブログ「Happy Smile」の閲覧ランキングが急上昇している。同ブログ6月23日付け記事では、ダイエット成功のお披露目記者会見の様子をアップ。会場で出産直後の等身大パネルが登場したシーンを載せて、「認めたくないけどもちろん私です」と苦笑い混じりの文章を綴った。「天使の美活」と「カラダファクトリー」また、同記事では、今回のダイエット成功は「天使の美活セット」とストレッチを教えてくれたという「カラダファクトリー」のおかげだと明かした。ダイエットに利用した「天使のパウダー」は、乳酸菌が豊富に含まれた粉末だそうで、マンゴー風味が「飲みやすくていつもガブ飲みしてました」とコメント。さらに、短期間のダイエット成功のヒミツは、「天使のキレイを使ったプチファスティング」だと告白。同商品はマルチビタミンやミネラル、鉄分をたっぷり含んでおり、産後や授乳中でも安心して使える置き換えドリンクだと絶賛している。【参考】・向山志穂オフィシャルブログ「Happy Smile」
2015年06月27日映画『極道大戦争』の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が出席した。全国公開中の本作は、"ヤクザ・ヴァンパイア"によってヤクザ化した人々の抗争を描くエンターテイメント作品。神浦玄洋(リリー)を組長とする神浦組の舎弟・影山亜喜良(市原)。襲われて瀕死状態の神浦に首筋を噛まれ、超人的能力を身に付けた影山は、その敵討ちに挑む――というストーリーで、監督を三池崇史が務めている。主演の市原は、「オリジナルでやるのが難しい中で、ここまで笑って喜んで頂いて本当にすごい。これからはみなさんの作品になるので、心の中で可愛がってくれたら」と胸を張ってアピール。また、「クレイジーでぶっ飛んでて、本当にやるのかなと(笑)。でも、すべての部署のバイタリティがすごくて、三池組ならではの現場でした」と振り返ると、ヒロイン役の成海も、「台本を読んで何が何だか混乱したけど、この祭りに参加したいと思いました」と笑顔を見せた。一方のリリーも、「まさか公開されるとは思ってなかった。今は色んな規制があるのに、どんどん足しちゃって"R28"くらいまで上がってた。三池監督しかできない作品」とその過激な内容に驚いた様子。リリー演じる“ヤクザ・ヴァンパイア”を描く本作だが、「噛まれたら何になりたい?」の問いに、「大阪のおばちゃん。分かりやすい世の中になりそう」と答えた市原は、坂口から、「格好良い市原さんみたいになりたい」と言われて照れ笑いを浮かべていた。また、劇中キャラクター・KAERUくんによる瓦割りやアクション演舞で、会場を盛り上げたこの日の舞台あいさつ。カンヌ国際映画祭招待作品に選出されたことに続き、北米公開&世界21ヵ国での公開も発表され、市原は、「本当にすごいですね。他の国でも多くの人に楽しんで頂くことを願ってます」と喜びを語っていた。
2015年06月21日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』の初日舞台挨拶が6月20日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が登壇した。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーを映画化。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメントで、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」での公式上映でも大旋風を巻き起こした。この日は新作の撮影を理由に、三池監督は残念ながら欠席。その穴を埋めようと(!?)、市原さんらキャスト陣は、本作の“ハチャメチャ”な世界観について言いたい放題だった。「クレイジーでぶっ飛んだ作品。すべてがオリジナルというのも本当にすごい」と市原さん。ヒロインを演じる成海さんは「台本を読んでも、何が何やらで、すごく混乱しました。でも、この祭りには参加したいなと思った」と笑顔を見せた。「よく分からない…でも面白い!ぜひ感性で楽しんで」(高島さん)、「深く考えるのはやめようと思った」(青柳さん)、「台本を読んで、これ準備稿だと思った(笑)。よくこんな企画が通ったな」(でんでんさん)、「まるで刺激的な絵本みたい」(坂口さん)と、やはり唯一無比な三池ワールドに圧倒されたようだ。いちばん“舌”好調だったのがリリーさんで、「イカれている」「この映画が公開されるなんて思っていなかった」「現場では“R-28”くらいの描写も。これ、誰が観られるの?と思った」とリリーさん流の賛辞を贈っていた。『極道大戦争』は全国で公開中。北米を始め、世界21か国での公開が決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月20日「おぉっ、マジか?」。市原隼人が出演のオファーを快諾したと聞いて、三池崇史監督は驚愕した。オファー出した本人が驚くっておかしいだろっ!とツッコミたいところだが、なぜか納得してしまう。そして市原さんは、自らが主演を務め、完成したこの映画をこんな言葉で評する。「これまでの映画、これから先に公開される映画、その全てが“過去”になってしまうような新たなジャンルの映画だと思います」。ここまでで『極道大戦争』がどれくらいブッ飛んだ映画なのか十分に想像がつくと思う。一応、どんな映画なのかを説明するとタイトルの通り、やくざ映画である。だが、出てくるのはただのやくざではない。“ヤクザヴァンパイア”である。彼らに噛まれると、カタギの人間もやくざになってしまう。そして街には(文字通り)血に飢えたヤクザヴァンパイアがあふれる…。もちろん、原作小説などない。こんな、とんでもない話を思いつき、実際に映画にしてしまうのは三池監督だけだ。そこに市原さんは一寸の迷いもなく飛び乗った。そして撮影を、現場を心の底から楽しんだ。セオリーも常識も超えた戦場に身を投じる、やんちゃな男たちに話を聞いた。人気漫画やベストセラー小説の映画化が主体の邦画界にあって、本作の始まりは、三池監督によると「飲み屋での無駄話」だという。そんな奇跡のような本作が成立したという事実について監督は感慨と意義を口にする。「いま、ヒットしそうだから映画を作るとかそういう流れ、見る側というより、われわれ作る側のモヤモヤっとしたところ――そんな闇に向かってデカい石を思いっきり、筋肉が切れてもいいやって感じで、全力で投げた快感があった。そういう快感が意外とエンターテイメントの観客に必要なんじゃないかと思うんです。なかなかいま、闇に向かって石投げるのは歓迎されないけど(笑)」。ちなみに出てくるのはヤクザヴァンパイアだけではない。最強のKAERUくん、カッパなどワケのわからないものだらけなのだが…。市原さんはそんな奇想天外なストーリー展開に驚きつつ「演じていて繊細な感情と大胆な部分と凄い振り幅を持ってるんです。お客さんにとってもいろんな見方ができる作品だと思う」とその魅力を語る。特に、演じる上で印象深かったのは『ザ・レイド』でその名をとどろかせたインドネシアが誇るアクション俳優ヤヤン・ルヒアンとの1対1のアクション。「楽しかったですね。(ヤヤンさんは)もう、目が獲物を狩るような感じで(笑)。アクショントレーニングに始まって、息遣いやモーションを確認し合っていくんですけど、三池組って“生もの”だから、どんどん変わっていくんです。そうした中でのアクションはすごく刺激的でした。撮影中も次にどうなって、何が来るのかわからない楽しみがあって、子供の頃に『あそこには行っちゃダメ』と言われている場所に毎日、通っているような気分でした」。三池監督と市原さんのタッグは『神様のパズル』以来、実に7年ぶり。だが、三池監督が前作の頃から抱いてきた市原さんの印象は、7年を経ても何ら変わることはなかった。「とんがっているところは相変わらずで、その鋭さは変わらないままにより太くなったと思う。何かの覚悟を決めたんだな、この人は…という印象がある。役者というのは仕事が来れば役者だし、逆に自分が乗り気じゃなくてもやらなければいけなかったり、いろんな要素があるワイルドな生き方だと思いますそこで、どっちかを選んだり、何かを選ばないといけない時があるけど、それを全くあきらめずに『おれはこうなんだ』という強いものを持ってる。でもね、それは7年前からあったよね。役作りについて何を言われても『役作り?自分はしないんで』って言えちゃってた(笑)。そこはカッコいいと思うし、この先も変わらないんだろうなって思う」。さらに三池監督は、市原さんの“素顔”について、ハリウッドのあの名優を引き合いにこんな言葉も漏らす。「意外とね、市原隼人って役としての人間は知ってても、彼自身はどこか別の国のやんちゃな王子様って感じで実態がつかめないの。タイプは違うけど、同じ匂いを感じるのがデ・ニーロ。よくこの世界でああいう生き方していけるなと思いますよ」。そんな三池監督の言葉に「いやいやいや」とかぶりを振りつつ、市原さんは「職人でいたいんです」と自身の俳優という仕事へのスタンスを口にする。「芝居で会話したいし、現場で遊びたい。現場が終わってからじゃなくて。やらされるのは嫌だし、そういう人を見るのも好きじゃないんです」。決して多くを言葉で語ろうとはしないが、そのひと言ひと言に信念が見える。「物の捉え方が多少変わってくるし、それは必ず芝居の中にも出てくると思います。知識も増えていろんなことが見えてくると、裏ではこんな風に物事が動いているのか、こう進んでいるのか、というのが分かってくる。その中で、変に芝居をしなくていいのかな?気持ちだけそこにあればいいのかな?と思えてくるようになりましたね。基本的なことは変わらないし、がむしゃらでいたい。誰がおっしゃっていたか忘れてしまいましたが『努力はしてないけど、ポイントを押さえてきただけだ』と。それがなかなかできないんですが、そうなれたらいいなと思いつつ、年食っている最中です」。三池監督は「この映画がこんな風になったのはおれのせいじゃないよ。市原隼人がスタッフ全員を、映画を加速させたから(笑)」とおどけつつ「ひとつだけ絶対に真実として言えるのは、現場に何十人といる中で、彼が一番集中してるということ。一瞬がもったいない、真剣に生きないと…という迫力がある」と市原さんを称え、そしてこんな思いをも口にする。「いま、みんながイメージしてる“自由”というものがずいぶん小さい気がするんです。自分が自由でいられる場で自由でいようとしているような感じがして、自分が作り手となったことで、下に若い人たちが来るけど、迫力や熱を感じないんです。実際、30代の面白そうな監督がゴロゴロ出てこないといけないのに『極道大戦争』を撮ってもまだ次のオファーが来るからね(笑)。個人的に嬉しいことだけど、大丈夫かよ?とも思っちゃう。ガツガツ来る下からの熱があるからこそもっとやれるのになぁ…とも感じます」。それは若い世代に向けての叱咤激励であると同時に54歳の己を鼓舞するための刃でもある。「周りからとやかく言われなくなったら終わりが近いのかなって思います。そういう意味でカズ(=三浦知良)に学ぶことって多いです。あの張本(勲/野球評論家)さんとのやり取り(※張本氏の『もうおやめなさい』という引退勧告にカズは『“もっと活躍しろ”って言われているんだなと思う。光栄です』と返した)は本音だと思うんです。非難されることで悔しさも出てくる。あのTVでのひと言が意図せずしてカズにゴールを量産させる――そんな結果が起きてほしい。映画監督って守りに入りがちで、作品のイメージで“そういう監督”と見られがちで、それは単なる虚像なんだけど、でもいつのまにかそれが理想の生き方みたいになっちゃってる。そうやって“ポジション”“ブランド”を築いた瞬間に終わりは始まってるんです。だから、黒澤明が晩年に『ゴジラ』を撮ったらよかったんだけど(笑)、それはなかなかできないんですよ。その存在を知らしめるような代表作を超える作品を撮れる監督ってなかなかいない。イーストウッドくらいが唯一、異様な気配を持って常識を崩してる。そういうことをなんとなく考えてしまう年齢ですね。いまだに企画会議で三池崇史が土俵に上がる。ありがたいと思いつつ、ヤバい感触を持っています」。50代半ばの鬼才の原点回帰、それに呼応し見事なまでに踊り狂う若き才能の咆哮をとくと味わってほしい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月19日市原隼人が6月15日(月)、東京・千代田区の神田明神で行われた主演作『極道大戦争』のヒット祈願イベントに、共演する成海璃子、高島礼子、三池崇史監督とともに出席。「こんなクレイジーな台本は初めて。公開が近づき、うずいています」と武者震いしていた。本作は“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメント。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーであり、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」で旋風を巻き起こしたばかりだ。現地入りした三池監督は、「誰も見たことがない映画として受け入れられた。カンヌの観客は基本的に厳しい目を持っているが、みんな驚きながら楽しんでくれた」と報告していた。また、市原さんについて、「アクションでけがをしても、意に介さず撮影をやり遂げる集中力がすごい」と絶賛する三池監督は、「もし生まれ変われるなら、市原隼人になりたい!アツすぎて家族は迷惑かな(笑)」と敬意を表した。一方、女優陣も「現場では、ウソと思うようなことがたくさんありました」(成海さん)、「私が演じるのは、ヤクザの“若頭”。でも、何でもアリの三池さんの世界だから、ありがたく演じさせてもらった」(高島さん)と唯一無比の三池ワールドに心酔していた。この日、4人は季節先取りの浴衣姿で、イベントに臨んだ。『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月15日現在開催中の第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された三池崇史監督、市原隼人主演の『極道大戦争』。このほど、本作で市原さんと死闘を繰り広げる謎の“ゆるキャラ(?)”殺し屋、KAERU君が現地入り、なんと同映画祭内で開かれたイベントで、ゆるキャラ界の人気者・くまモンと夢の2ショットが実現したことが分かった。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメントとなる本作。三池監督が自身の“原点回帰”と位置づける、渾身の完全オリジナルストーリーだ。さらに本作は、2011年に『一命』、2013年に『藁の盾』がそれぞれコンペティション部門にて、2012年には『愛と誠』がミッドナイトスクリーニング部門にて上映されたカンヌの“常連”・三池作品としては、12年ぶりとなる「監督週間」への正式招待作品。そこで、日本からは、本作に登場する“世界最強の殺し屋”KAERU君がカンヌ入り。現地時間5月18日に行われたジャパンデイ プロジェクト主催イベント「KANPAI NIGHT」で、くまモンと夢の競演を果たした。このKAERU君とは、ヤクザヴァンパイアとなった影山(市原さん)と死闘を繰り広げる、ヤクザ嫌いの謎の殺し屋。一見可愛らしい姿とは裏腹に、金属バットを振り回し、強烈なミドルキック(!)でヤクザたちをなぎ倒す暴君っぷり。いまや世にあふれるゆるキャラとは、明らかに一線を画す存在だ。昨今は、くまモンを始め、ふなっしー、ねば~る君やバリィさんなど、ゆるキャラが各メディアで群雄割拠し、地域・経済活性化の重役を担う存在となるほどの、“ゆるキャラ戦国時代”。もちろん映画界においても、昔からゆるキャラがヒットの要因となる例が少なくなく、特に『スター・ウォーズ』シリーズのヨーダ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム、『ハリー・ポッター』シリーズのドビーなど、大人気シリーズでは世界中から愛されるキャラクターとして定着。つい最近でも、2013年に一大ブームを起こした下品なテディベアのテッド(『テッド』)、2014年に彗星のごとく現れた、生きるイボ痔のマイロ(『バッド・マイロ!』)など、ひとクセもふたクセもある映画界のゆるキャラ(?)たちが、作品のヒットに貢献している。今回、KAERU君も、ゆるキャラブーム火付け役・くまモンとの共演したことで、2015年度映画界最強のゆるキャラ(?)のお墨付きをもらったといえるかもしれない!?『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日俳優・市原隼人の4年ぶりとなる写真集「G 市原隼人」の発売が決定。市原さんが初監督にして主演を務めたショートフィルム「Butterfly」(’14)のロケ地・タイを舞台に撮影されたことが明かされた。現在開催中の第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」に出品される三池崇史監督作『極道大戦争』で主演を務めるなど、さまざまな作品に出演し、三池監督にも「根っこは太くなったけど、変わらないエッジを持っている」と役者としてのパワーを称賛された市原さん。今回発売となる写真集では、タイを舞台に、バンコクの街並みに自然に溶け込み、ひとり佇む姿や、熱帯の島・シーチャン島でストイックに鍛え上げられた美しい肉体を披露している。さらに今回は写真集だけでなく、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2014」の「話題賞」を受賞した、市原さん自ら監督・主演を務めるアクションムービー「Butterfly」のDVDも同日発売されることが明らかに。約18分の本編映像のほかに、バンコクに到着してから、ロケハン・撮影・滞在最終日までの10日間の行動を追う40分のメイキング・インタビュー映像も収められており、本番前夜まで欠かさずにアクション練習を行う姿や、監督として現場で指揮を取る姿、タイの街中をのんびり散策する姿など、滞在中にみせる市原さんのさまざまな表情を堪能することができるファン垂涎の内容となっている。「G 市原隼人」、DVD「Butterfly」は6月20日(土)発売予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日市原隼人主演の映画『極道大戦争』の試写会が本作でもメガホンを握っている三池崇史監督主催のビルボードライブ東京におけるイベント「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」で4月20日(月)に上映され、市原さんと三池監督によるトークが繰り広げられた。近年の三池作品では稀な原作なしのオリジナル脚本による本作。任侠に生きる影山は、ヴァンパイアとなってしまい、彼に噛まれると即、街のカタギの人々が“ヤクザヴァンパイア”になり、感染が広がっていくという事態が起こる。そんな中、影山は尊敬する組長のカタキを討つべく立ち上がるが…。市原さんは、本作について「ブッ飛んだ、クレイジーな作品(笑)」と断言。脚本を読んでも、そのシュール過ぎる内容に「何も想像ができなかった(苦笑)。カエルやカッパが出てくるわ…」と困惑を明かすが、そのオファーをそれでも受けた市原さんを三池監督は絶賛する。2人のタッグは7年前の『神様のパズル』以来となるが、三池監督はこの7年での市原さんの変化について「根っこは太くなったけど、変わらないエッジを持っている」と称し「映画界も最近、コンプライアンスなどが厳しくなって、勝新太郎さんが生きていけない世界になった(笑)。その中で、市原隼人が生きられる世界でありたいというのは、ひとつのバロメーターでもある」と昭和の名優で破天荒の代名詞とも言える“勝新”の名を例に挙げ、市原さんの持つ鋭さ、スケールの大きさを説明する。改めて、本作のぶっ飛んだ内容について監督自身がそれを認めながら「(企画が)加速していったのは全部、市原隼人のせい(笑)!」と市原さんに責任を転嫁し笑いを誘い、そのパワーを称えた。市原さんは、つい最近、キャリアで二度目となる舞台を経験したが、シーンごとに撮影していく映画と違い、舞台は最初から最後まで途切れることなく上演されるという点に触れ「すごく贅沢なことだなと感じます。舞台はやはり生き物」とその面白さを語る。さらに「どんな役でもその人の人間性が出るものだけど、舞台はなおさらそう感じる。映画もそうあってほしい。瞬間ごとのカットだけでなく、長い感情を持って臨みたい。映画の持つ面白味は『ハプニング』と『アクシデント』と三池監督が仰ってましたが、それが感じられる、意図して作ったのではない化学反応で起きることが増える芝居は楽しいんです」と三池監督の現場がもたらす芝居の楽しさについて語った。そんな風に熱く、深く芝居について考えて語る市原さんを、三池監督は「市原さん、幼稚園の時から変わらないでしょ?想像できるもん(笑)」と楽しそうにイジる。そんな市原さんを育てた親について三池監督から聞かれ、市原さんは「母は厳しい人で、僕は頭がいい方でもなかったんですが『人様が頑張ってるんだから、寝ている間に10倍頑張って努力しなさい!』って言われました」と説明。いまの俳優という仕事や作品に関する親の反応については「(作品については)何も言わないですけど『まゆ毛細すぎると変だよ。太くしな!』とか『腰パンはやめなさい!』ということは言われます(笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月20日俳優の市原隼人が主演を務める、三池崇史監督映画『極道大戦争』(6月20日公開)の予告動画とポスタービジュアルが、このほど公開された。予告編は、街の人々からの信頼が厚い人情派のヤクザ親分・神浦(リリー・フランキー)が牛耳る平和な商店街からスタート。しかし、神浦の血を受け継ぎヤクザヴァンパイアに生まれ変わった影山(市原)が本能のままカタギをかんでしまったことで、街中の人がヤクザ感染してしまう。夫婦ヤクザ、女子高生ヤクザ、看護師ヤクザ…圧倒的多数となったカタギ・ヤクザが、影山を筆頭に、リアル・ヤクザと壮絶な死闘が繰り広げられる様子が捉えられている。劇中で市原は鍛え抜かれた肉体でキレのあるアクションを披露。「今回アクションシーンが多かったので、現場ですぐに対応できるよう、常に体を動かしていました。現場をフルで楽しめるように、心と体の準備を万全にして挑みました」と気合十分の市原。予告編にも登場する、インドネシアの格闘技アクション映画『ザ・レイド』シリーズでおなじみヤヤン・ルヒアンと圧巻の対決シーンを繰り広げており、2人はクランクイン前からトレーニングを行い、撮影前にも数回手合わせをする念の入れようだったという。本作は、三池監督の「この辺で一度原点に戻りたい」という思いのもと、原作なしのオリジナル企画で制作。三池監督は「映画って知らないから見に行くものだったのに、いつのまにか安心できて裏切られないものを見に行くものになっていると思うんです。『極道大戦争』を見て『えっ、なんだこれ!』『こんな映画作って怒られないんだ!』って思ってもらえると、この映画も役に立ったと言えるかな」と、ぶっ飛んだ内容の作品に自信を見せた。共演にはほかにも、若頭に女優の高島礼子、さらに、青柳翔(劇団EXILE)、渋川清彦、優希美青、でんでんらベテランから若手までが顔をそろえ、それぞれが個性を生かしたヤクザ演技を披露している。(C)2015「極道大戦争」製作委員会
2015年04月20日