サッカー日本代表GKの谷晃生選手(湘南ベルマーレ)が6日、東京・UNKNOWN HARAJUKU(アンノン原宿)で行われた「LOEWEポップアップ in 原宿」メディア向け内覧会に出席した。ファッションブランド「LOEWE(ロエベ)」とスタジオジブリの2度目のコラボレーションとなる『千と千尋の神隠し』限定カプセルコレクションが、1月7日よりオンライン・店舗にて発売。千尋やハク、湯婆婆をはじめとするキャラクターと美しい作品世界がウエアやレザーアイテムに蘇る。発売を記念し、UNKNOWN HARAJUKUを『千と千尋の神隠し』の世界にリメイクしたポップアップストアが1月7日~16日の10日間限定で開催される(完全予約制)。谷選手は、ススワタリが可愛らしい黒のシャツを身にまとい、笑顔でフォトセッションに対応。内覧会後、自身のインスタグラムを更新し、「ロエベ×千と千尋の神隠しすごい世界観でした!!」と感想をつづり、「ぜひ行ってみてください」と呼びかけた。この投稿に、フォロワーから「可愛すぎる」「ジブリが似合う男さすがです」「めっちゃかっこいいです!!」「めっちゃ似合ってる!」などと絶賛のコメントが寄せられている。内覧会には、OWNCEAN(UNA+MATCHA)、桜田通、Taiki&Noah、夏木マリ、眞栄田郷敦、マギー、松田ゆう姫、モトーラ世理奈、ryuchell(りゅうちぇる)も出席した。
2022年01月06日各年代別代表を経て、東京オリンピックではPK戦で神セーブを見せるなど大活躍したJ1リーグ・湘南ベルマーレの谷 晃生選手。ついには日本代表にも選出された新星GKの、ステップアップし続ける秘密に迫ります。20歳にして日本代表のGK!夢へと続く階段の上り方。2021年の特別な夏を「人生で一番悔しい思いをした」と振り返る。最も輝くメダルを取りにいった東京オリンピック。結果は、無念の4位。「今まで続けてきたサッカーのすべてを賭けられる大会だっただけに、悔恨の念はずっと残っています」2年前は、度重なる左肩脱臼で「こんなにサッカーから離れていたのは初めて」というほどの長期離脱を余儀なくされた。近年に続けて起きた、記憶に残る“一番”と“初めて”のワーストな出来事。それでも、いや、だからこそ前を向く。「いま目指すのはW杯を戦う日本代表。オリンピックの悔しさはそこで出していくべきだと思っています。また、怪我のリハビリ中に同世代がJリーグや代表戦で結果を出しているのを見て、自分も負けてられない、もっと成長したいと思い(ガンバ大阪からの)移籍も決めました」不屈の精神を支えているのは、ひとつに持ち前の負けず嫌い。そして、10代からずっと年代別の日本代表に選ばれ、普通の20歳では到底できない経験から生まれた考え方によるものが、大きいのかもしれない。「何事もまずは一人で考えて解決すること、ですね。僕のようなタイプは同世代では珍しいのかも。周りを見ると、全員がそうではないですが、すぐ周囲に聞く人がけっこういる気がします。でもできることは自分ですべきだし、自力でクリアしようとしているから、周りもサポートしようと思ってくれる。だから、簡単に人に頼らないようにしています」それは先述した怪我の時にも。「サッカーや自分ととことん向き合いました。そもそもこの時は、一度脱臼してからやっと復帰できた矢先に、再び同じ箇所を外してしまったんですね。倍の期間リハビリをすることになり、時間がすごくもったいないと思って。そこで得た気づきは、修正力の大切さ。ミスは誰にでもある。でも、繰り返してはいけない。そのためにはどうすれば良くなるのかを考えるべきだと。ミスに焦点を当てるとただ落ち込むだけなので、ポジティブに持っていくというのが自分の出した結論です。修正力は私生活でも意識していますね」だから、一連の経験をこう捉える。「見方によっては挫折といえるかもしれませんが、自分には必要なことだったと、今になって思います」でも、同じミスを繰り返さずとも、思うように結果が出ない場合も…。「その時は、やり方が間違っていると思いますね。自力で精一杯やってみて限界を感じたら、経験の多い先輩や指導者の方に相談します」前向きに加え、客観的でもある。「自分を俯瞰することは自然とできていたように思いますが、ユース時代のコーチによく、“感情をコントロールしろ”と言われてもいました。当時は試合で苛立つことが多かったんです。でも、心がけるようになってからはいいパフォーマンスができる一番の近道だと思っています」とはいえ、勝負の世界で感情をコントロールするのは至難の業だ。「例えばカッとなったら、手を叩くなり深呼吸をするなり、何でもいいので、落ち着くきっかけを作ってみる。やっていくうちに何をせずとも平常心を保てるようになります。ただ、もしかしたら上の世代の方には、今の若者はギラついてない、ガッツがないと思われているかもしれませんね。熱い思いは内に秘めている世代なのかも。その部分はもっと出してもいいのかな。でも、無理せず自然体でいいとも思っています」最後に、夢を叶える方法を聞くと、今まで考えた末に辿り着いた彼の答えは、実にわかりやすいものだった。「大きな目標とそれにつながる小さな目標を立てるのも大事ですが、一番は“楽しむ”。そして“よく考える”。これが不可欠だと思います」Kosei Taniサッカー/J1リーグ・湘南ベルマーレ2000年11月22日生まれ、大阪府出身。ポジションはGK。’18年、ガンバ大阪入団。’20年、湘南ベルマーレへ期限付き移籍。好きな人のタイプは「よく食べてよく笑う、一緒に食事を楽しめる人」。ニット¥39,600(キャバン/キャバン 代官山店 TEL:03・5489・5101)パンツ¥24,200(トゥモローランド TEL:0120・983・522)シューズ¥71,500(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688)※『anan』2021年11月3日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・藤長祥平取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2021年10月29日調理場の様子を音だけで追った、ありそうでないラジオ番組が誕生。プロデューサーの蛇草有里子さんに、誕生秘話や魅力を直撃します。とんかつが揚がる音、すき焼きのねぎが焼ける香ばしい音。そんな、料理の過程で生まれるおいしい音を深夜に届ける番組『OTOMESHI』が今、話題。「私自身、揚げ物を食べてサクッという音を聴いたときに、映像がないほうが自分の想像と理想をイメージしやすく、より食欲をかきたてられて。そこで、ラジオだからできる、食×音にフォーカスした番組を企画しました」お店では、調理の音だけのもの、ナビゲーターのコメントを入れたものの2種類を収録するそう。「職人ならではの素晴らしい技術も、番組で伝えたいことのひとつ。例えば、とんかつが揚げ上がるタイミングを、高くなった音で判断する技。すき焼きは卵の白身を先にほぐしてから卵黄をつぶすと卵液がクリーミーになるそうです。長ねぎをジューッと焼きつける音や、卵をかちゃかちゃとかき混ぜたりぐつぐつと煮える音がたまらない!と評判でした」大事にしているのは、店の紹介ではなく、食べ物を押し出すこと。「聴いている方の行きつけのお店や家で食べたものなど、紹介する食べ物にまつわる、その人の記憶をのせて楽しんでもらいたいんです。夜にこの番組を聴いて、“明日は絶対、とんかつを食べよう!”と、翌日の活力や楽しみが生まれたらいいなと思っています」『OTOMESHI』料理番組のディレクターをつとめる市島晃生さんがナビゲーター。毎週火曜26:30~27:00、J-WAVE(81.3FM)にて放送中。「radiko」のタイムフリーでも聴取可能。はぐさ・ゆりこ 『OTOMESHI』プロデューサー。渡部建さんがナビゲーターの『GOLD RUSH』(金曜16:30~)も担当。※『anan』2018年12月5日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年12月03日出版事業を行う中経出版は、”おいしいご飯”を、最後の一口まで”おいしく”食べきることを解説した「絶対にうまい食べ方」(市島晃生・稲村美紀 著)を刊行した。定価は600円(全224ページ)。同書では、さまざまな名店・名料理に精通しているというグルメ番組ディレクターの市島氏が、東京を中心に放送業界人御用達のレストランや定食屋、仕出し弁当、高級ビュッフェなどを紹介しながら、あらゆる食事に応用できる「おいしさの方程式」を解説している。市島氏は、これまで「ルーがなくなったカレーの、ご飯だけを食べている光景」などを見かけるたびに、”なぜ戦略的に食べられないのか”と考えていたという。今回、そんな市島氏の「食に対する独特のこだわり」を、元部下である稲村氏がFacebookで読み同書を企画。「食べ方から追求するグルメ」の本として、読んだその日から試したくなるような内容になっているとのこと。例えば、新橋駅前SL広場のニュー新橋ビルにある「豚大学」の豚丼(大)では、市島氏の「丼」の攻略法を展開。手前から平行に進めていき、丼の真ん中にある”ご飯の多い部分”のために、どうやって肉をやりくりするか、さらに、ご飯の量が少なくなってきた時に発生するがけ崩れと、どんぶりご飯の”耐久曲線”なども図で解説している。なお、「みんなで行く東京近郊グルメツアー」の章や巻末には、店のリストも掲載。グルメガイドとしても活用できるとのこと。フリー番組ディレクターの市島晃生(いちしまてるお)氏は、グルメ、ダイエット番組を中心に、「カノッサの屈辱」、「料理の鉄人」、「ウンナンのホントコ!」、「マジック革命!セロ」、「100キロ超級ダイエットあの日に帰りたい」などの番組を担当してきた。また、稲村美紀(いなむらみき)氏は、元・テレビ制作会社勤務のフリーライター。東京と英国の2つを拠点とし、取材・執筆を中心に活動している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日