ミュージカル『ビューティフル』の開幕直前囲み取材が24日に東京・帝国劇場で行われ、水樹奈々、平原綾香、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸が登場した。同作は世界的シンガーソングライターであるキャロル・キングの半生を数々の名曲とともに描いたミュージカル。2013年にブロードウェイで幕を開け、今も世界中で上演されているヒット作で、今回が日本初演となる。声優・歌手・ナレーターとしてマルチに活躍する水樹と、デビュー作「Jupiter」がミリオンヒットとなった平原がWキャストで主演を務める。初ミュージカル初日を迎える水樹は「ついにこの日がやってくる! と緊張と興奮といろんな思いで、テンションが上がりまくっている状態でございます」と自身について語る。「初めてだからこそ、思い切りの良さを出せるように、全力投球で自分を信じて頑張りたいと思います」と意気込んだ。一方平原は「帝国劇場に入った時に圧倒されて、"なんかいるな"って感じ」と印象を語り、「いないいない!」と周囲からは総ツッコミが。ソニンが「いい意味でのでしょ?」、武田が「エネルギーみたいな感じ?」とフォローしたが、平原は「ファントムみたいなのがいる感じ」と表現し、武田から「エネルギーじゃないじゃん。怪人じゃん」とつっこまれていた。ミュージカル『エリザベート』『王家の紋章』で帝国劇場に立っている伊礼が「今まで帝国劇場でも、実働20分までしかいたことないので」と明かすと、共演者陣からも「ええ~!?」と驚きの声が上がる。伊礼は「計ったことあります」と苦笑し、「初めて2時間以上帝国劇場の舞台に立たせていただくということで、意気込んでおります」とやる気をみなぎらせた。また武田が「演劇、ミュージカルを志す者にとって最終目的地と言っていいくらい、聖地と言われるところで、この夏1ヶ月間舞台に立たせていただける喜びと興奮に溢れております」と真摯に語ると、伊礼からは「そのトーン、何!?」と耐えきれずにツッコミ。武田は「これがマジな私なんです」と弁解し、「アメリカの音楽史、世界のポップス史を彩った楽曲とともにこの物語を楽しんでいただけると思います」と力強くアピールした。
2017年07月24日水樹奈々と平原綾香がWキャストで主演するミュージカル『ビューティフル』の公開稽古が7月5日、都内にて行われた。ミュージカル『ビューティフル』チケット情報『ビューティフル』は、「ユーヴ・ガッタ・フレンド」「ナチュラル・ウーマン」などで知られるアメリカのシンガー・ソングライター、キャロル・キングの半生を、キャロルや同時代の作曲家らが生み出した60年代アメリカ音楽のヒットソングで綴るミュージカル。2013年にブロードウェイで初演され、トニー賞をはじめ、グラミー賞、オリヴィエ賞などを受賞した。日本では今回が初演となる。この日の公開稽古には、キャロル役の水樹と平原に加え、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治らが参加。劇中歌5曲を含む5シーンが披露された。水樹は「ワン・ファイン・デイ」を情感豊かに歌うとともに、伊礼彼方扮する夫、ジェリー・ゴフィンとの間に少しずつ亀裂が入っていく様子を繊細に表現。平原は夫と別れたのち、傷心を乗り越え名曲「ナチュラル・ウーマン」を生み出すシーンを力強く歌い上げた。稽古披露後の会見では、水樹は「キャロルは常人には耐えられないひどい環境に置かれることもあるのですが、どんな時でも笑い飛ばして、諦めない心で前に進んでいくエネルギーがある。キャロル・キングのすごさを改めて感じています」と現在の心境を語り、平原は「彼女はどんなに傷つけられても常に愛を配っている。“すべての人に愛を”というのが、私がキャロルを演じる上でのテーマ。彼女の人間的魅力が出るような演技をしたい」と意気込みを語った。キャロルの友人である作曲家、バリー・マンを演じる中川晃教は「昨年自分が主演したミュージカル『ジャージー・ボーイズ』でも“音楽が主役”のミュージカルが熱いと再認識したが、(同じ流れを汲む)『ビューティフル』で、水樹さんと平原さんがキャロルを演じる。多岐に渡って活躍するおふたりがこのミュージカルシーンで花開こうとしているところに自分も携われることに縁を感じる」と熱弁。ジェリー役の伊礼は「ひと言お伝えしたいんですが…浮気はよくないです。浮気をしているのは(役の上であって)けして僕じゃないのですが、水樹さんと平原さんからすごい白い目で見られる」と語り、笑いを誘っていた。公演は7月26日(水)から8月26日(土)まで、東京・帝国劇場にて。チケットは発売中。
2017年07月06日歌手の平原綾香(33)が23日、自身のブログを更新。22日に34歳で死去したフリーアナウンサーの小林麻央さんを追悼した。平原は「小林麻央さん本当に大好きでした」と書き出し、「いろんな思い出があって1つ1つが かけがえのない瞬間だったと今 かみしめています」と悲しみをつづった。そして、「麻央さんと長岡花火の復興祈願花火 フェニックスを取材して一緒に泣いたこと」「麻耶さんと一緒にコンサートに来てくださったこと」「麻央さんのリクエストで結婚披露宴とコンサートを生中継で繋いでJupiter を歌わせていただいたこと」「お着物姿で、事務所までご挨拶に来てくださったこと」と一つ一つ大切に振り返った平原。「思い出のすべてが宝物です」とつづった。そして、「ご家族の方々のお気持ちを思うと何も言えませんけれど 麻央さんはこれからもずっと私たちの中にいます」と記し、「麻央さん本当に 本当にありがとうございましたこれからもずっと大好きです昔 麻央さんからいただいたモコモコのパーカー今でも 大切に着ていますどうか ずっと見守っていてください」と天国の麻央さんへメッセージを送った。
2017年06月23日ミュージカル『ビューティフル』の製作発表記者会見が12日に都内で行われ、水樹奈々、平原綾香、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸が登場した。同作は世界的シンガーソングライターであるキャロル・キングの半生を数々の名曲とともに描いたミュージカル。2013年にブロードウェイで幕を開け、今も世界中で上演されているヒット作で、今回が日本初演となる。声優・歌手・ナレーターとしてマルチに活躍する水樹と、デビュー作「Jupiter」がミリオンヒットとなった平原がWキャストで主演を務める。会見では、水樹と平原による「ビューティフル」、会見に参加した7名による「ユーヴ・ガッタ・フレンド」の歌唱を披露。熱い歌声を会場に響かせた。初ミュージカルに挑戦する水樹は「新人になった気持ちで」と意気込みを語る。ニューヨーク旅行の際に同作の評判を聞いてプレビュー公演を観劇していたと明かし、「胸に刺さったのが、キャロルの生き方だったんです」と印象を語る。自身とは「思い込んだら一直線なところはすごく似てると思います」と説明した。平原は、カンパニーの印象について「みんな学生みたいな感じで。歌うとすごいけど、話し出すとお笑い系で、すごい親近感を覚えて」と笑顔に。「私、このままでいいんだって思えた」と言うと、出演者陣も頷いたり笑ったりと自由に反応を見せる。平原は「そこがすごくうれしかったですね。みんなすごく優しくしてくれて素晴らしい人に出会えた」と感謝の気持ちを表した。キャロル・キングの好きな歌を聞かれた中川が「ナチュラル・ウーマン」歌い出す、伊礼があげた「ロコ・モーション」に全員がハーモニーを聴かせ出す、伊礼が足を組んでいると武田が注意する、などとにかく自由な振る舞いに、最年長の剣は「この子達をどう見守ってったらいいのかな」と不安そうな様子を見せる。ソニンも「こんな私語の多い製作発表は初めてで」と苦笑するなど、笑いの絶えない製作発表となった。水樹は改めて、「来月1泊3日で『ビューティフル』を見るためにニューヨークに行きます。いろいろ聖地巡礼もやってこようと思って」と宣言。すると、平原がその場で「行きたい、行こうよ」と水樹に本気で誘いをかけ、水樹は「後でLINEします!」と答えていた。
2017年04月12日2017年1月24日、上西小百合衆院議員(33)がTwitterを更新し、前大阪市長の橋下徹さんに対し『反知性主義者の橋下徹。本当にクズだな』と批判しました。この発言は、橋下さんがトランプ大統領に対するデモに関して持論を述べたツイートを引用して行われたもので、 その後も、自らの投稿に対するコメントに反論する形で橋下さんや日本維新の会の議員に対する批判を続けました。“浪速のエリカ様”として注目を集めていた上西議員ですが、最近はTwitter上で過激な発言を繰り返し炎上することも少なくありません。今回の発言も不快に感じた人が多いようで、ネット上では上西議員に対するバッシングの声が多数あがっています。●上西議員の過激発言に嫌悪感を持つ人が多数Twitter上で橋下さんを批判した上西議員に対しネット上では、『お前の方が十分クズだけどな』『さっさと議員辞めろよ。いつまでこんなやつを政界に置いとくんだ?』『橋下さんはすでに政治家やめて一般人なんだから、公人のあんたが文句言うのはおかしい』『性格もブスだけど、それが顔にもにじみ出てるよ』『みんなこいつにかまっちゃダメ。無視するのが一番だよ。自分の言葉で語れないから人を批判してるだけ』『人の文句ばっかり言ってないで仕事しろよ!この税金泥棒が!』『この人もう病気としか思えない。治る気配もないけど』『次の選挙では落選確実だろうけど、それを待つのもつらい。一刻も早く消えてほしい』『「みんな私に注目してるでしょ?」っていうタレント気取りなところがムカつく』『目立ちたがりのかまってちゃん。ただただ不快』など、議員としてふさわしくないという批判が多く見られました。橋下さん以外にも、政治家、芸能人などに対し数々の暴言をふりまいてきた上西議員。果たして、上西議員が政治家本来の仕事で結果を出すことはあるのでしょうか。【画像出典元リンク】・上西(うえにし)小百合(@uenishi_sayuri)(Twitter)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年01月25日俳優の中村雅俊、馬場徹、森岡龍、女優の桜井美南が6日、東京・赤坂の赤坂サカスで行われた「ネスカフェ キットカット アイスリンク」オープニングセレモニーに登壇した。赤坂サカスで開催中のスケートリンク「ホワイトサカス2016-17」が、このたび「ネスカフェ キットカット アイスリンク」として装い新たにオープン。ネスカフェドルチェグストのコーヒーやキットカットショコラトリーの販売が行われるほか、貸し靴エリアでは、ネスレとスカイマークのタイアップから生まれたWEBドラマ『踊る大空港、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。』を紹介する。オープニングセレモニーには、同作に出演する中村、馬場、森岡、桜井が登場。3人の上司を演じた中村が「3人は現場で大変な思いをしている」と言うと、馬場は「裸で壁に突っ込むとか、泥に突っ込むとかムチャクチャなことをやらされました」と告白し、森岡も「あんなに全身泥まみれになることはない。最初で最後だといいよね」と本音を漏らした。そして桜井は「初めて茨城弁に挑戦して、東京出身なので苦戦しました」と打ち明けた。中村は、部下役の3人の奮闘ぶりに「やれー!やれー!ばっかりで申し訳ない」と言うも、馬場が「この先もう一度泥に突っ込むことはあるのか?」と口にすると、「あると思います」とおもしろがり、馬場は「あるのであればやりたい。泥俳優として!」と覚悟。また、中村は「監督たちがいかに今までない映像やストーリー、カットを…今までの常識とはずれたものを撮ろうかと真剣に考えてやっているのがおかしかった。どう泥に入ろうか考えている監督を見るのは楽しかった」と振り返った。セレモニーでは、テープカットの後、平松愛理が歌うネスカフェのCMソング「LaLa、smile」に合わせたスケートショーも実施。4人は「おもしろい」「一緒にすべってみたい」「あのスピードを味わいたい」などと見入っていた。なお、「ネスカフェ キットカット アイスリンク」は2月14日まで開催される。撮影:蔦野裕
2017年01月06日女性同士の友情を描いた映画『マイ・ベスト・フレンド』が現在開催中の第29回東京国際映画祭の「特別招待部門」作品として27日(木)に公式上映され、歌手の平原綾香が出席。日本版テーマソング「STAR」を生熱唱し、日本のみならず海外のオーディエンスも魅了した。映画『ロード・オブ・ドッグタウン』『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督が、トニ・コレットとドリュー・バリモア共演で描く友情の物語。愛と感謝をテーマにした楽曲について平原さんは「映画のために書き下ろした曲ではないけれど、映画の内容にピッタリで運命だなと思った」と嬉しい偶然に喜びながら「実は曲が流れるエンドロールの所で“STAR”という文字がピッタリといいタイミングでキラッと光る。もちろん私の曲のためにエンドロールを作り替えたわけではないので、やっぱり運命ってことかな?」と数々の奇遇に驚き顔だった。本編を鑑賞した際には大号泣したというが「もう“うううう”みたいになってしまって…。何の映画を観に行くのか内容も知らずに観たので、終わった後は泣き過ぎてビックリするくらい感動しました」と照れ笑い。この日は小学校時代からの親友が客席におり「友達の大切さは、大人になればなるほど感じる。悩みを話せば慰めるというよりも大爆笑してくれて、笑い飛ばしてくれる。そういった気持ちにさせてくれる親友たちがいつもそばにいてくれる」と友情にシミジミしながら「友人や家族、スタッフのサポートによっていまがある。ダメなときや最悪なときに傍にいてくれるのが本当の親友。自分が悪いときは叱ってくれる、そういう人がいるのはとても大切なこと」と実感を込めていた。『マイ・ベスト・フレンド』は、11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日発達障害の治療、お薬はどんなときに使われる?出典 : 発達障害に対してお薬が使われるとき、それは全て対症療法として投与されます。対症療法とは症状を和らげることが目的の治療で、根治、つまり障害を治すための治療でありません。残念ながら現在の医学の水準では、発達障害を根治する治療はありません。ただ、適切なタイミングと種類、量のお薬を使うことで、その症状を緩和できる場合があります。どんな症状に対してお薬が使われるの?出典 : では主にどんな症状に対して、お薬が使われるのでしょうか。自閉スペクトラム症の場合には最も効果が確かめられているのは、その易刺激性、つまり刺激に対して反応しすぎる状態に対する投薬です。日本でもいくつかの抗精神病薬が、厚生労働省からその適応を正式に承認されています。こうしたお薬は自傷や他害といった攻撃的な行動がある際に用いられますが、その効き目の見極めには大事なポイントがあります。易刺激性に基づく攻撃的な行動、例えば嫌いな音を聞いた後のパニックやイライラする状況から逃れるために人を突き飛ばすなどの行動には、ある程度効果が期待できることがあります。一方で、遊びの目的、つまり「窓ガラスを叩くといい音がして楽しいから」とか、コミュニケーションや交渉の目的で「冷蔵庫を開けさせるために家族を叩く」とかの行動には、お薬の効果は期待しにくいのです。ここを上手く見極めて使わないと、無効なお薬を飲むことになったり、大量にお薬を使って、効果よりむしろ副作用が問題になったりすることが起こってきます。結局はお薬を使う場合にも、その標的となる行動の分析が必ず必要となるのです。著しい反復的な行動に対してもお薬が使われることがありますが、この場合もその背景が重要になります。遊びの性格が強い反復的な行動にはお薬はほとんど効果がありません。もしこれを薬で止めようとすると、大量のお薬を使って、眠くてだるくて遊ぶ元気もないという状態を作ることになってしまいます。一方で不安や強迫といった、「やらないと心配」「やらないと落ち着かない」からやむを得ずやっているという、繰り返しの行動には時にはお薬が有効な場合があります。その他、睡眠の障害やカタトニアなどの症状に対して、それぞれの状況にあったお薬が使われることがあります。これらの場合にも有効な場合とそうでない場合の見極めが必要ですので、主治医にご相談いただくとよいでしょう。また注意欠如多動症(ADHD)に対しても、お薬が使われることがあります。実はADHDの治療薬は、あらゆる精神科のお薬の中でも一番効き目が確かなお薬の一つです。投与するとかなり高い割合で効果を発揮します。しかしこれも対症療法に留まり、一方で副作用もしっかりあるので、使いどころを見極める必要があります。どんなときに「薬を使う」という決断をすれば良い?出典 : さてそれでは、どんなときにお薬を使うことを考えればよいのでしょうか。発達障害そのものへの投薬は常に対症療法であるため、発達障害があること、それだけでは投薬の対象にはなりません。必要な対応や環境の調整をして、それでも本人の苦しさが続くとき、またいろいろな対策を講じていてもどんどん環境との不適合が増しているときは、お薬をつかうことを考えても良いでしょう。自分の場合には、「人生の中で嫌いなもの・ことがどんどん増えているとき」というのを一つの基準にしています。またお薬以外の方法をとることがそもそも難しい場合も、投薬を考えることになります。家庭の状況に全く余力がないとき、家族に他の危機が訪れているときなどには、時期を限ってお薬を使うこともあります。もう一つ、これは発達障害に対する投薬ではありませんが、併存する他の精神疾患がある場合には、当然その治療薬を使うことになります。また最も大切で難しいのはお薬のやめどきです。これについては、常に止めることを考えながらお薬を使う、というのがおそらく正解であると思います。減薬や中止のチャンスを常にうかがっていないと漫然とお薬を使うことになってしまいます。・標的となっていた症状が改善してきたとき・環境との不適合が小さくなってきたと感じられるとき・他の支援がうまく回り始めたときなどが、お薬を減らす・止めるチャンスです。ただし急な中止や減量によって逆に有害な症状を来すお薬があるので、減量、中止の際には必ず医師と相談してください。
2016年10月14日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>が10月5日より開幕。初日にレッドカーペットイベントが行われ、先立って上演された日本版に出演した小池徹平、三浦春馬らが登壇した。【チケット情報はこちら】三浦は「本当楽しみにしてました!僕達が先陣を切って楽しみたいと思います!」とコメント。イベントにはふたりのほか、玉置成実をはじめとした日本版キャストや、日本版で演出協力・上演台本を担当した岸谷五朗、訳詞を担当した森雪之丞らが登壇。また、はるな愛、石田ニコル、八木アリサ、立花恵理、新日本プロレスの本間朋晃、道標明(田口隆祐)らも登場し、開幕に華を添えた。『キンキーブーツ』は、2005年に公開された映画をミュージカル化。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーが、ドラァグクイーンのローラと出会い、差別や偏見を捨てて、工場をドラァグクイーン専門のブーツ工場へと再生させていく物語。シンディ・ローパーによる書き下ろし楽曲も大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>は東京・東急シアターオーブにて10月30日(日)まで上演。その後、大阪・オリックス劇場で11月2日(水) から6日(日)まで上演。チケットは発売中。
2016年10月06日俳優の三浦春馬と小池徹平が、ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』来日版の初日レッドカーペットイベントに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリーが、ドラァグクイーン・ローラのアドバイスを受け、工場を立て直していく。三浦と小池は、8月から9月まで行われた日本人キャスト版をW主演で好演。連日当日券に人が並ぶほどの人気を博した。レッドカーペットに登場した2人はボードにサインを書き込み、三浦は「本当に楽しみにしてました! 僕たちが先陣を切って楽しんできたいと思います! 今日はよろしくお願いします」とガッツポーズを見せた。また、三浦&小池の次に現れたはるな愛は「もうキンキーブーツ大好き~! みなさん絶対に見逃せないよね~」と自身の持ちフレーズに合わせてアピール。他、岸谷五朗&森雪之丞、日米子供役チーム、玉置成実ら日本人版キャスト、石田ニコル&八木アリサ&立花恵理、新日本プロレス本間朋晃&道標明(田口隆祐)、新宿二丁目のドラァグクイーンチームが登場した。ブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演は東急シアターオーブで10月5日~30日、大阪公演はオリックス劇場で11月2日~6日。
2016年10月05日トニ・コレットとドリュー・バリモアという実力派女優がW主演を果たした映画『マイ・ベスト・フレンド』から、特報とポスタービジュアルが解禁。日本版テーマソングに平原綾香の楽曲「STAR」が決定した。幼いころからの大親友で、ファーストキスから初体験まで、互いの全てを知っているミリーとジェス。この友情は何も変わることなく、永遠に続いていくと信じていた。ところがあるとき、ミリーに乳がんが見つかり、同じころにジェスの妊娠が発覚。不妊治療を続けてきたジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、ミリーのことを思うと、どうしても打ち明けられなかった。相手を想うがゆえ、言葉にできないことがふえていく、2人の友情のゆくえは――。圧倒的なカリスマ性で周囲を魅了するミリーを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』『イン・ハー・シューズ』などで現代女性を力強く演じてきたトニ・コレット。そんな彼女を大らかな優しさで包むジェスには、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズなど数々の話題作で魅力的な女性を演じ続けているドリュー・バリモア。本作の共演で本当の親友になった2人のリアルな絆を、『トワイライト~初恋~』の女性監督キャサリン・ハードウィックがスクリーンに焼きつけている。そんな本作の日本版テーマソングに、平原綾香の「STAR」が決定。4月27日にリリースされた9枚目のアルバム「LOVE」に収録されている楽曲で、平原さん自身が作詞。友人や家族、普段から支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを込めて作り上げられた、愛を歌った楽曲となっている。今回、歌詞に込められた想いと本作で描かれている“友情”のテーマがぴったり合っているということで提供が実現。平原さんの心に響く歌声と歌詞の内容が、ミリーとジェスの“限りない友情”を温かく包み込み、優しい余韻が残るテーマソングとなった。解禁となった特報映像では、その「STAR」が2人の人生を彩っていく。大親友のミリーとジェスにそれぞれ訪れた“乳がん”“妊娠”という大きな出来事と、そんな中でも笑顔でお互いを支え合う揺るぎない絆が感じられる、切なくも心揺さぶる映像だ。また、ポスタービジュアルでは、「あなたがいない明日を、あなたがくれた強さで生きる。」という力強くも切ないキャッチフレーズとともに、ミリーとジェスの明るい笑顔が印象的。2016年秋、命の尊さとつながりに笑顔と涙があふれだす、友情の物語が誕生した。<平原綾香コメント>『マイ・ベスト・フレンド』は30代で観た映画の中で、一番好きな映画になりました。この映画の日本版テーマソングを歌えるということはすごく喜びがありましたし、私が自分で作詞をした想いのこもった曲が選ばれたということもとても嬉しかったです。この映画は、女性同士の深い友情を綴った、そして笑顔と涙であふれてしまう、最高の映画です!最後は涙があふれて思わず声が出てしまうくらい感動しました。ぜひ大切な人と観ていただければと思っています。「STAR」は、いままで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めていますが、まさにミリーとジェスの2人の友情が描かれているようで、この映画にぴったりの曲になったと思います。照れくさくていままで言えなかった分の「ありがとう」を伝えられる曲です。ぜひ自分の人生のテーマソングだと思って聴いていただければ嬉しいです!『マイ・ベスト・フレンド』は11月18日(金)、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日俳優・小池徹平と三浦春馬が21日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の囲み取材に登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。小池は第一声から「春馬の変わりっぷり、驚かれるんじゃないですかね」と三浦の姿を紹介。光を受けて輝く真っ赤なドレスに身を包み、作中で”一番低い”と言われる約12cmのヒールを履いて登場した三浦は「生でこの姿を見ていただきたいです。ぜひ」と自信を見せた。豪奢な衣装について三浦は、「日本中や海外から取り寄せた素材を集めて奮闘してくれました」とスタッフに感謝し、ターンして全体を見せると、取材陣からも「フゥ~」と歓声が上がった。「自分の体型を採寸して、より魅力的に見えるように考え抜いてくださった衣装の数々を、披露できるのが楽しみです」と意気込みを語った。毎日ヒールを履き続けたという三浦は、「ヒールに適した筋肉になりつつあったんじゃないかなと思います」と語り、「専属トレーナーの方に『ヒールを履いてるおしりになってきたね』と言われた」と明かす。小池も「女の人に思えてくるというか、変な錯覚に陥ってくるくらい。管理は相当大変だと思いますね」とうなずいていた。同舞台は8月6日まで東京・新国立劇場、8月13日から22日まで大阪・オリックス劇場で上演され、8月28日から9月4日まで東急シアターオーブでの東京凱旋公演を予定している。
2016年07月21日俳優・小池徹平と三浦春馬が30日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の公開稽古に、共演のソニンとともに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。稽古では「Step One」「Sex Is In The Heel」の2曲を披露。三浦は12cmのヒールを履いて腰をくねらせ、セクシーなポーズも随所に盛り込まれた激しいダンスを見せた。三浦のセクシーな様子について、小池は「かっこいいんですよ、本当に」と称賛。「絡むシーンが多いので、触られると、ハッとはなりますね。ヒールを履くと、これよりさらにでかくなるので、迫力が。圧倒される感じはありますね」と印象について話す。三浦は「歩き方が1番、粗が出るところで、まだまだ課題の一つ」と謙遜しながらも、「女性の仕草を細かく見ています。ヒールを履いているとなおさら。目線が強くなりましたね」と、意識の変化を語った。2人は初共演となるが、小池は「めっちゃ楽しいですね。初めてな感じがしない」と笑顔に。三浦は小池について「実はみんなのことを見てくれている」と感謝。そして「(小池が)『そんなに頑張んなくていいんだよ春馬』と。『お前の役どころは難しいんだから、プライベートでみんなを引っ張ろうという気持ちは嬉しいけど、余計なことを考えないで頑張れ。もっと体の力を抜きなさい』と言ってくれた」と、稽古中のエピソードを明かした。ソニンも「その2人が熱く語ってるのを、遠目でちょっと見ています」と言うと、小池は俯いて照れた様子を見せた。東京公演(新国立劇場)は、7月21日~8月6日、中劇場、大阪公演(オリックス劇場)は8月13日~22日、東京・凱旋公演は8月28日~9月4日を予定。さらに、10月には来日版の公演も予定している。
2016年06月30日俳優の江守徹と「超新星」のユナクが5月13日(金)、都内で行われた映画『マクベス』初日舞台あいさつに出席した。<野心に取り憑かれた男>と<野心を操る女>のリアルな心理描写で、その狂気に満ちた愛情により悲劇を迎える究極の夫婦愛を描いた衝撃作。シェイクスピアの没後400年にあたる今年、マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールの共演で、彼の最高傑作「マクベス」が荘厳なスペクタクルとエモーションをみなぎらせて蘇る。ユナクさんは本作の日本版テーマソング「Eternal Star ~君のために~」を担当することから、緊急来日して登壇。恋愛の素直な気持ちを綴った切ない歌詞と、甘い歌声で歌い上げるバラードが人気とあって今回の抜擢に至ったユナクさんは、「すごく嬉しいし、光栄」と感激しきりで、普通は1回で終わるレコーディングを3回も行ったことを報告。何かが足りないと感じたそうで、「悲しいことを思い出しながらチャレンジしました」と打ち明けると、仕上がりは「満足という単語は使えないけど、いい曲に出来上がったと思います」と自信を見せた。そんなユナクさんは、日本が誇る名優との対面に手汗が出るほど緊張。日本留学で7年間の滞在経験があるユナクは、当然江守のことも知っており、「お会いできて嬉しいし、光栄。初めてあいさつしたときにオーラや存在感があって、いまも緊張している」と照れ笑いを浮かべる。すると江守さんは「実に爽やかで、自分が女性だったらいいなと思っています」と冗談を飛ばし、ユナクの心を解きほぐした。数々のミュージカルやドラマに出演するユナクさんは、シェイクスピア4大悲劇の全てに出演歴がある江守さんからアドバイスをもらう場面も。12月に上演されるミュージカル「プリシア」で初めてドラッグクイーン役を演じるユナクさんに、江守さんは「演技は自分を観客の皆さんにさらけ出すことですから、心を正直に思うがままに演じることが一番大事」と真摯に語りかけ、不安をのぞかせるユナクさんの背中を押した。映画『マクベス』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日東京工業大学は9月4日、半金属であるビスマスを薄膜化すると、その電気的な性質を半導体に変えられることを実証したと発表した。同成果は東京工業大学大学院理工学研究科の平原徹 准教授、東京大学の長谷川修司 教授、自然科学研究機構分子科学研究所の田中清尚 准教授、木村真一准教授(現大阪大学教授)、お茶の水女子大学の小林功佳 教授らの共同研究によるもの。9月3日に米国物理学会誌「Physical Review Letters」で公開された。ビスマスはシリコンなどの半導体中の電子より高速に移動できるディラック電子を有している。1960年代にこのビスマスを薄膜にすることで半導体化できることが理論的に予想されていたが、実験ではこれまで確認されていなかった。今回、同研究グループは分子科学研究所の放射光施設UVSORで、偏光可変の低エネルギー角度分光電子分光装置を用いて、高品質のビスマス薄膜を観測。その結果、ビスマス薄膜が半導体になっていることが確認された。また、理論では予想されていなかった表面や界面の電子でが関係した新しい現象も発見したという。同研究グループは今回の成果について「今後はビスマス内部の高移動度のディラック電子を利用した高速デバイスの開発、さらにビスマスの表面や界面に存在する電子を利用した極薄ナノデバイス開発という応用研究へと進展することが期待できる。」としている。
2015年09月07日黒木瞳主演のWOWOWオリジナル連続ドラマ『スケープゴート』(4月12日スタート、毎週日曜 22時~)の主題歌に、平原綾香の「Prayer」が決定した。作家・幸田真音原作の社会派政界ドラマである同作は、権力と嫉妬が渦巻く永田町で女性政治家が総理大臣のポストに向けて突き進むサクセスストーリー。「Prayer」は、仕事と家庭の両立といった苦労に追われながら一生懸命働いている“羽ばたく”女性たちへのエールソングとなる。主演の黒木は「『スケープゴート』は、可能性を試し、大空に羽ばたこうとする女性の物語でもあります。主題歌『Prayer』から、何色にも染まれる勇気と、今を生きようとする強さを感じました」と、楽曲からのパワーを受けた実感をコメント。主題歌を歌う平原は「『飛べるはずがない』…そうやって心に鍵をかけているのは、運命でも、誰かのせいでもなく、自分自身かもしれません。ドラマを見て励まされるように、主題歌『Prayer』も、これから飛び立とうとしている人へのエールになればうれしいです」と語っている。出演はほかに佐々木希、山口紗弥加、小市慢太郎、相島一之、光石研、神保悟志、小林隆、西岡德馬。連続ドラマ『スケープゴート』はWOWOWプライムで4月12日(22:00~ 全4話)スタート。第1話は無料放送。
2015年03月11日クリエイティブディレクター、ニゴー(NIGO(R))と「ダブルタップス(WTAPS)」のディレクター、西山徹が手がける新アパレルブランド「ダウトフル アズ ダブル(DOUBTFUL AS DOUBLE(R)」が、東京・表参道にあるファッション複合ビル・ジャイル(GYRE)のギャラリースペース・アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)にて展覧会を開催中。期間は12月13日から2015年2月15日まで。15SSコレクションをシーズン0として2015年3月よりスタートする「ダウトフル アズ ダブル」。同展覧会では、その先駆けとして、ものづくりの本来の形を表現したというコレクションやアートワーク、展覧会の舞台裏や80年代サブカル談義を収録したビデオプログラムなどを公開。更に、同展覧会限定で、15SSコレクションでリリースする5種類のグラフィックTシャツも先行発売する。【イベント情報】NIGO(R) & TETSU NISHIYAMA DOUBTFUL AS DOUBLE(R)展 ~2ドル札のように疑わしい~会場:アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル(GYRE)3階会期:12月13日から2015年2月15日時間:11:00から20:00(12月31日は18:00まで)休館日:1月1日
2014年12月14日12月6日から全国公開されるアニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のエンディングテーマを、シンガーソングライターの平原綾香が担当することが明らかになった。平原が歌う「Great Harmony ~for yamato2199」は、『宇宙戦艦ヤマト2199』シリーズの音楽を担当し、旧作の音楽を担当していた故・宮川泰氏の息子である宮川彬良氏が手がけた楽曲。平原が起用された経緯には、彼女の父親でサックス奏者の平原まこと氏が、宮川泰氏の率いる名匠宮川組のコアメンバーであり、"世代交代"という作品内容にも共通する事柄から、シリーズ企画プロデューサー・西﨑彰司氏と音楽スタッフの意向で、今回新作エンディングテーマへの参加が決定したという。楽曲タイトルについて、作詞を手がけた吉元由美氏は「日本古代の"やまと"と呼ばれていた頃の、みんなと調和して分け合いながら生きて来た精神性がこの時代に大事なんじゃないかと思い"大和"と書いて偉"大"な調"和"=Great Harmony に決め、この大きな調和で繋がっていくことが私たちにとって大事だという思いを込めた」と語っている。父親を通じて、幼少の頃から宮川泰氏や宮川彬良氏を知っていたという平原は、スタッフから今回の話を聞いた時に「時間がないから無理かもしれない」と言われたという。しかし、平原はこれも"縁"と感じており「『時間なくても歌うから!』と懸命にお願いしました(笑)」とオファー時を振り返っている。また平原は、歌詞を初めて見た時に震災のことを頭に浮かべ「傷ついても失ってもその悲しみを抱えながらももう一度故郷に帰りたいと思う人たちがいっぱいいて、そういう人たちに歌いたい」と楽曲に込めた想いを吐露。「悩んだり苦しんでいる人たちにも聴いていただきたいですし、子供たちにもこの歌を伝えてもらえるように、私も命がけで歌っていきたい」と明かしている。「平原綾香が歌うことを念頭においた曲」という宮川氏は、「僕は収録の時に自分の曲で涙がでたのは初めて」と語る。作詞を手がけた吉元氏とは、何度も何度も詞の内容でキャッチボールを繰り返し、「そうやっていじくると大体の場合ロクな曲にならないのですが、この歌にはもっと何かあるように感じた」と語っている。「それで最後に歌手というブロックがピタッとハマって、感動してしまったんです」と完成を喜び、「多分この歌の向こう側にあるところまで辿り着いたからだと思っています」と自信をのぞかせた。本楽曲は、「iTunes Store」「レコチョク」「mora」「e-onkyo music」などの音楽配信サイトにて12月3日より配信がスタートする。『宇宙戦艦ヤマト2199』は、1974年に放送された『宇宙戦艦ヤマト』(読売テレビ・日本テレビ系)第1作をベースに、出渕裕総監督ら新たなスタッフで制作された完全新作アニメーション。2012年より全七章にわたるイベント上映と劇場限定版Blu-rayの同時発売、さらにVODと、これまでのアニメーションシリーズとは異なる展開を行い、開始1年半で経済圏100億円を突破した。また、2013年4月~9月に放送されていたTVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話の特別総集編で、シリーズ初の5.1ch化、さらに追加カットや新たな視点で再構成された『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』が、全国で順次上映中。完全新作劇場版となる『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が、12月6日より全国公開される。(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
2014年12月03日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日俳優で演出家の江守徹が、ローランド・エメリッヒ監督の最新作『もうひとりのシェイクスピア』を「これはもうひとつのシェイクスピア劇だ」と絶賛している。イギリスを代表する劇作家シェイクスピアによる名作の数々は、実際には別人が書いていた…。そんな大胆な仮説に切りこむ歴史ミステリー。江守は俳優として、舞台『オセロ』『マクベス』『リチャード三世』といったシェイクスピア作品に出演。また、初の演出作品に『ハムレット』を選ぶなどシェイクスピアに造詣が深い。その他の画像映画は現時点でシェイクスピアの名作を代筆した“最有力候補”と目される貴族作家・オックスフォード伯が自身の名誉を封印した物語を、エリザベス一世との愛憎、宮廷を舞台にした政治謀略の渦などを交え重厚に描く。江守は「エリザベス女王役のヴァネッサ・レッドグレイヴに先ずはびっくり」と現在75歳のベテラン女優にも賞賛の声を寄せる。江守をはじめ、各界の著名人も本作を絶賛しており、シェイクスピアの4大悲劇として知られる作品『リア王』『ハムレット』『オセロ』『マクベス』を全て演じた歌舞伎俳優の松本幸四郎は「“もうひとり”の存在によって、シェイクスピア作品はより魅力的に甦る。歴史、恋、政争…すべてにリアリティがもたらされた」と賛辞を送る。また、宝塚歌劇団出身の麻実れいは、「魅力的な歴史ミステリー。美しく華やかで面白く、この映画そのものがシェイクスピアでした!」とこちらも手放しの高評価。さらに、彩の国シェイクスピア・シリーズの企画委員長である河合祥一郎氏は、著書『謎ときシェイクスピア』(新潮社刊)で“別人説”を否定こそしているが、「シェイクスピア通をうならせる仕上がり。史実の奇想天外な解釈に仰天しつつ楽しみました」と映画そのものの完成度に舌を巻いている。『もうひとりのシェイクスピア』12月22日(土)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー文:内田 涼
2012年12月17日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日ヴァイオリニストの高嶋ちさ子とフジテレビアナウンサー軽部真一がプロデュースするコンサート「めざましクラシックス 15周年~サマースペシャル~」に、平原綾香と郷ひろみのゲスト出演が決定した。「めざましクラシックス 15周年~サマースペシャル~」の公演情報“クラシックをもっと身近に!”をコンセプトに、1997年にスタートしたコンサート「めざましクラシックス」(通称めざクラ)。クラシック初心者でも親しみやすい趣向、本格派の演奏、高嶋と軽部が繰り広げる絶妙の掛け合いで人気を博し、これまでに全国各地で200回以上の公演を開催してきた。今回、15周年記念へのゲスト出演が決定したのは、ニューアルバム『ドキッ!』を引っ提げて全国ツアー中の平原綾香と、芸能生活40年を経てますます精力的に活動する郷ひろみ。特に“めざクラ”初登場となる郷ひろみは、これがクラシックの演奏家とは初めての共演。高嶋ちさ子率いるアンサンブルをバックに、クラシックの殿堂サントリーホールで唄うという、贅沢なコラボレーションとなる。“郷ひろみ×クラシック”がどんな化学反応を起こすのか、注目したい。その他、すでにスペシャルゲストとして発表されている押尾コータロー(ギター)、東儀秀樹(雅楽)の両器楽奏者、そして高嶋ちさ子の妹分にあたる12人のヴァイオリニストが出演。“めざクラ”15周年記念を華やかに彩る。「めざましクラシックス 15周年~サマースペシャル~」は、7月24日(火)・25日(水)にサントリーホール 大ホールで開催。チケットは発売中。■めざましクラシックス 15周年~サマースペシャル~【日程】7月24日(火)・25日(水) 各19:00開演【会場】サントリーホール大ホール (東京都)【スペシャルゲスト】7月24日(火) 平原綾香、押尾コータロー7月25日(水) 郷ひろみ、東儀秀樹【ゲストアーティスト(両日)】12人のヴァイオリニスト
2012年06月13日倉木麻衣、平原綾香、aminが出演するライブイベント「Global Peace with Music 2012 Earth Day Special ~for Wangari Muta Maathai~」が4月22日(日)、東京国際フォーラム ホールAで開催される。「Global Peace with Music 2012 Earth Day Special」開催情報これは、TOKYO FM主催によるイベントで、「国連の友Asia-Pacific」とともに、TOKYO FMのステーション・メッセージ「アースコンシャス~地球を愛し、感じる心」「ヒューマンコンシャス~生命を愛し、つながる心」の理念とエンターテイメントを通じ、人々の「心の絆を結ぶイベント」として開催するもの。日中国交正常化40周年、及び中日国民交流年にあたる2012年、世界アースデーの4月22日に催し、日本、中国の実力派アーティストによる音楽を通じて人々の心を「絆」で結び、日本国内のみならず、アジアに向けて相互協力のメッセージを発信する。また、タイトルにある“for Wangari Muta Maathai”は、環境を守る言葉「MOTTAINAI」を国際語にまで広め、残念ながら昨年9月に故人となったノーベル平和賞受賞者、ワンガリ・マータイ氏へ追悼の意を込めてつけられたものだという。チケットの一般発売は4月7日(土)10:00より。なお、チケットぴあではインターネット先行抽選を実施中。4月4日(水)11:00まで受付。■Global Peace with Music 2012 Earth Day Special ~for Wangari Muta Maathai~4月22日(日)16時開場/17時開演会場:東京国際フォーラム ホールA出演:倉木麻衣、平原綾香、amin
2012年03月30日2年連続で国際エミー賞にノミネートされるなど、人気だけでなく高評価も得ているNHKのコント番組が、ついに映画化!こちらを記念して、新キャスト・小池徹平のインタビューをお届け!●放送開始から足掛け8年目になる「サラリーマンNEO」ですが、小池さんはこの劇場版で初参戦ですね。オファーをいただいた時点で番組に関する知識がゼロに近い状態だったので、“コント番組の映画化って、どういうことだろう?”と困惑しました。しかもキャストが実力派の俳優さんばかりと聞いて、さらに混乱して…。最初に台本を読んだときの感想は“理解できない”でした(笑)。●ワケのわからないキャラが突然、出てきたりしますからね。だから、まずは勉強しないといけないな、と。シーズン5までのDVD-BOXを2週間くらいかけてイッキに観ました。●関西人の小池さんにとって、ほぼ標準語で芸人を起用しないコントは、いかがでした?もともと、こういったサラリーマン系のコントが大好きなんですよ。だから、DVDを最後まで見終えたときにはすっかりファンになってしまいました。そこで改めて台本を読み返してみたら、今度は“なんて面白い作品に、巡りあえたんだ!”という感動が(笑)。●新城はNEOのことを知らない観客にとっての、先導役のような役目も担っていますね。ドラマとコントを繋ぐための重要なポジションですね。だから僕は個性派たちの中にあって、あえて普通に徹することで観客と作品のパイプ役になることを意識しました。●普通でいることの難しさもあったのでは?川上くん(沢村一樹)のような面白キャラが横にいると、引っ張られそうになっちゃいますからね。そこは前に出たい気持ちをぐっと抑えて。本当はツッコミたいんですよ。ボケをほっておけないタイプなので(笑)。●新城単体のギャグでは、太鼓の達人を叩くシーンが印象的です。あれ、めちゃくちゃ練習したんです。手の皮がむけるくらい何時間も何時間も。最終的には音楽を聴きながらエアーで叩けるレベルまでいきました(笑)。●不本意ながらNEOビールに入ったことでアンニュイな表情だった新城が、働くことの楽しさに目覚めていくという点が、ストーリーのキモになっていますね。そのためにも前半でキャラを立たせておくことを意識しました。最初はどこか同僚や先輩を見下す感じで、中盤からは皆と歯車が合ってきて、終盤の居酒屋のシーンにつながっていく。僕、あの居酒屋のシーンが大好きなんです。自分のやっている何気ない仕事がサラリーマンたちに元気を与えているんだと実感する…。人間臭くて、とてもいいんですよね。●完成した映画を観て、イチNEOファンとしての感想は?ちゃんと1つの話になっていてよかった(笑)。ドラマとコントが上手く混ざり合っていて、最後は元気をもらえる作品になっていたし、オチもNEOらしくて、よかったと思います。●続編もぜひ観てみたい!いいですね! 今度は全然ジャンルの違う会社を舞台にして、まったく違う役をやってみたい。NEOの世界観なら、なんでもアリですから。作品情報『 サラリーマンNEO 劇場版(笑) 』監督:吉田照幸出演:小池徹平、生瀬勝久、伊東四朗、大杉漣、篠田麻里子、郷ひろみ、麻生祐未、宮崎美子、平泉成、沢村一樹、田口浩正、中越典子、入江雅人、堀内敬子、マギー、山西惇、田中要次、八十田勇一、池田鉄洋、中山祐一朗、中村靖日、野間口徹、深水元基、原史奈、奥田恵梨華、金子さやか、中田有紀、コンドルズ、瀬戸カトリーヌ、冨士眞奈美配給:ショウゲート11月3日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年10月31日NHKの中で異彩を放つ人気コント番組「サラリーマンNEO」が『劇場版サラリーマンNEO』として映画化されることが決定!さらに、小池徹平がこの劇場版に“新入社員”として参戦することも明らかになった。2004年に単発の実験的番組として開始された「サラリーマンNEO」だが、NHKらしからぬコント中心のコメディ番組として瞬く間に人気を呼び、2006年からレギュラー化。沢村一樹が当たり役の“色香恋次郎”として男の色気で次々と女性を魅了し、問題を解決していく“セクスィー部長”をはじめ、シュールなコントが絶大な支持を集め、2007年・2008年と2年連続で国際エミー賞にノミネートされる快挙も成し遂げた。もはやサラリーマンの定番ともなった、この異色のコント番組がついに映画化!かつての植木等主演の『無責任』シリーズや、西田敏行の代表作『釣りバカ日誌』シリーズのように、日本のサラリーマンに笑いと活力を授けるべくスクリーンに進出することに。オリジナル番組の世界観そのままに、ドラマ的ストーリーを加えてスケールアップした劇場版では、新入社員である小池さんとクセのある課長・生瀬勝久が、どうにも噛み合わない上司と部下のやり取りを展開。業界5位のビール会社NEOビールに入社した新入社員が、老け顔の同期・早川と共に理不尽な課長、5年も契約が取れない営業の川上らが揃う営業一課に配属されるのだが…。もちろん、沢村さんらオリジナルのメンバーも出演。個性的なキャラクターたちがスクリーンを所狭しと駆け回る。小池さんは「この作品で、みなさんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう、全力で取り組みたいと思っています。この気持ちが伝わる素敵な映画だと思うので、ひとつひとつ、一日一日を頑張ります」と熱い意気込みを語る。また、本作のプロデューサーからは、「日本の元気はサラリーマン・OLの元気から始まる。不景気や就職氷河期など我々が働く環境は決して楽とは言えません。そんな全ての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版サラリーマンNEO』を企画し準備を進めてきました。その最中に今回の大災害が発生しました。日本が置かれた状況はより厳しくなり、大きな悲しみを抱えることになりました。ただ、我々はいつまでも立ち止まっている訳にはいきません。『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております。多くの方にせめてこの映画を観ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになって頂けたら幸甚です」と本作に懸ける思いを明かしてくれた。小池さんと言えば、ブラック会社(問題企業)に入社し、追いつめられつつも成長していく主人公のサラリーマンを演じた『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』で、スクリーンで強烈な印象を残したが、本作ではどんなサラリーマン姿を見せてくれるのか?生瀬さんとの強烈であろう掛け合いにも注目!『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年04月13日その端正かつフレッシュな笑顔と人懐っこいキャラクターで、幅広い世代から高い支持を集める小池徹平。昨年公開された『ホームレス中学生』など、実年齢よりも若くて愛らしい役を演じることの多かった彼が、サラリーマンに変身!新境地となる主人公・マ男を演じた、“お仕事” エンターテイメント『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を通して垣間見える、彼の“仕事愛”とは――。第一印象は「タイトル長い!」何を置いてもタイトルのインパクトが先にくる本作だが、台本を受け取ったときの小池さんの感想も「まず、非常にタイトルが長いなと(笑)」とのこと。「“ブラック会社”だから、重い映画なんちゃうかな?と思いながら読んだのですが、実際はタイトルとは全然違う中身で。マ男という青年は良くない環境の中で耐えて頑張っていくという役で、いじめられたりもするけど、それが変に重たくもなく、間にCGや完全に笑いのシーンが入ってたので、いい意味で軽く観られる映画になるかなと思いました」。ニート歴8年、引きこもりという一人の世界から、会社という集団社会へと飛び出すマ男。急激な環境の変化に立ち向かうマ男という役に、小池さんはどうアプローチしたのだろう?「“ニート”の捉え方は人によって違うと思うんですけど、今回は分かりやすい表現にした方が、マ男が徐々に成長していったときとの差がつけやすいと思って、髪もボサボサでだらしない、ただ資格を取ったことがすごいというような、小さな世界で満足しているような男を演じようと思ったんです。ちょうどこの撮影の前に、(佐藤祐市)監督とは別の作品で仕事していたので、いい意味でフランクな状態で撮影に入れました。何でも悩みをぶつけられたので、衣裳合わせの段階で話し合いをして、自分の中で役を固めることができましたね」。佐藤監督(『キサラギ』)の得意分野であるシチュエーション・コメディ方式で、“会社”という狭いシチュエーションの中で物語は進行する。いわば擬似“会社”体験を通して、小池さんが感じたことは?「勤める場所によって、こんなにも自分のやりたいこともできない人がいたり、こんなにつらいことってあるんだなって思いました。役者の仕事をしていると、いろんな人に会う機会があるけど、会社勤めのサラリーマンの方は何年もずっと同じ場所で同じ人たちと一緒に仕事をするという環境で大変だなと。僕は耐えられないなと思ったし、あらためて俳優の仕事をやってて良かったなと感じましたね」。とは言え、俳優という仕事でも当然のことながら、上下関係、人間関係での苦労もなきにしもあらず。もし、悪態をつくだけのリーダー(品川祐)や出世欲の塊・木村(田中圭)のような同僚がいたら…?「あんなのがいたら嫌ですよね(笑)。リーダーとかずっと『バカバカ』言ってるし、木村くんも嫌らしい奴じゃないですか?絶対イヤですね。はっきり『お前嫌い!』とか言いそうで、耐えられないですね。でもそれが本当に自分がやりたい仕事だったら我慢できるけど…、あの環境はひどいですよ。僕はマ男より意志が弱いかもしれないですね。マ男はすごいと思いますよ、ほんまに強いですよね!」。意外にも(?)感情を素直に出してしまう様子の小池さんだが、そういう“人間関係”で言うと、今回の撮影現場はいっさい気を遣うことはなかったとのこと。「本当にみなさん自由な方で、B型の集まりみたいな(笑)。話をしている途中でも漫画を読みたくなって、急にスタジオの中に入っていって読みに行ったりする人がいたり。まとめ役は監督しかいないですよね」。「働くことが好き!」その原動力は支えてくれるファンの存在そもそも、何のために働くのか?人間関係、やりがい…そんな根本的な質問が自らに返ってくる本作。「働くことが好き」と迷わず語る小池さんだが、その原動力はどこから来ているのだろうか?「やっぱりファンの人たちに支えられているのが大きいです。僕も何かを与えたいと思いますし、みなさんがそれに対して応えてくれてるのですごくいい関係だと思うんです。支えられて頑張れるというのは、本当にあると思います。それを踏まえた上で言えば、身近にいるマネージャーの存在は大きい。家族や友達に言えないことを言えますし、仕事の悩みとか、現場での自分を一番見ているので、どういうふうに持っていこうという目標がちゃんと見えてる仕事のパートナーです。体調面からメンタルの面も支えてくれる存在ですし、多々助けられてます」。この映画が観る者を前向きにさせてくれるのは、何よりもそんな小池さんのストレートなエネルギー。それでは、小池さんがこれから目指す“仕事”は?「これって限定すると、それしか出来ないような役者になるのはすごく嫌で。去年『ホームレス中学生』で13歳の役をやったときに、実年齢よりも10歳下の年齢ということで大丈夫かなと思ったんですけど、実際に撮影して完成したときに、すごくいい作品になったので、はなから『無理』って思うのは良くないなとそのときに思ったんです。そう言った時点で可能性を狭めるような気がするので、いただける役はどんどんやりたいし、経験した上で自信を持てたら、自分のやりたい役が見えてくるのかなと思います。『限界』って言ってしまったら限界ですからね」。■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:会社員のホンネをチェック!『ブラック会社』レビュー・コンクール大賞決定小池徹平&マイコ、田辺誠一らが語る、“限界”&“仕事”とは?撮影現場映像が到着映画の伏線も見え隠れ『ブラック会社に…』スピンオフドラマで基礎知識をおさらい小池徹平&マイコ、お仕事楽しくやるコツは「オフで完全にダラけること」?秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント
2009年11月19日いよいよ開幕する第22回東京国際映画祭のオープニングを飾る海洋ドキュメンタリー『オーシャンズ』のテーマソングを平原綾香と藤澤ノリマサが担当することが決定。10月15日(木)、ベートーヴェンの「悲愴」をモチーフにしたこのテーマソングの公開レコーディングが行われた。デビュー曲の「Jupiter」に、自身が出演したドラマに使用された「ノクターン」など、クラシックのカバーの第一人者として高い評価を受ける平原さんと、ポップスとオペラを融合させた“ポップ・オペラ”という独自のスタイルで人気急上昇中の藤澤さん。共にデュエットは初挑戦となるが、この日のレコーディングでは息の合った様子で力強くテーマソングを歌い上げた。ちなみに、こちらの楽曲のタイトルはいまだ正式に決定していないが、2人によると「sailing my life」が有力とのこと。レコーディングを終えて、平原さんと藤澤さんは「気持ちよかったです」と共に笑顔を浮かべた。作詞は2人で行ったと言うが、その方法がなんとも独特。平原さんによると「交換日記のように(笑)、まず私が1行目を書いてメールで送って、というふうなやり取りの中で生まれました」とのこと。初挑戦となったデュエットについても平原さんは「1+1が無限の可能性を秘めている」、藤澤さんは「互いの声を聞きながら歌うのが醍醐味。結構自分は“Going my way”な性格なので(笑)、人の声を聞くという勉強になりました」と語るように大きな収穫となったようだ。映画に話が及ぶと俄然、興奮した様子で平原さんは「タコがすごいんです!ヒラヒラしてて」と熱弁。藤澤さんも「サメがでかい!」と子供のような表情でその魅力を語ってくれた。「レコーディング中に互いを熱い視線で見つめあいながら歌っていたが…」という報道陣の言葉に平原さんは笑顔…であっさりとマスコミが期待するような関係性を否定。「私の方が年下なんですが、ノリマサくんの方が年下のような気持ちになるんですよ、かわいらしいので」と満面の笑顔で語ると、藤澤さんは「ムカつきますねー。よろしく頼みますよ、“先輩”!」と返した。17日(土)に開幕する東京国際映画祭では、平原さんはジャック・ぺラン監督やナレーションを務める宮沢りえと共に、オープニングのグリーンカーペットを歩く予定。『オーシャンズ』の劇場公開は2010年1月22日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催オーシャンズ 2010年1月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Galatee Films - Pathe - France 2 Cinema - France 3 Cinema - Notro Films - JMH-TSR■関連記事:矢沢永吉が東京国際映画祭で舞台挨拶に登壇!世界のYAZAWA何語る?開催までカウントダウン!東京国際映画祭オリジナル「マイ箸」5名様にプレゼント東京国際映画祭、今年の見どころは?コンペ出品作15本を選んだ男に直撃インタビュー宮沢りえ、出産後初の本格映画復帰『オーシャンズ』のナビゲーターに大抜擢!是枝監督、真田広之登壇東京国際映画祭「映画人の視点」招待券を10組20名様にプレゼント
2009年10月16日