広瀬すず主演『水は海に向かって流れる』から、広瀬さん演じる“いつも不機嫌な榊さん”と曲者揃いのキャラクターたちとの場面写真が一挙解禁。豪快な特盛料理シーンも公開された。今回解禁された場面写真では、広瀬さん演じる26歳のOL・榊さんと、大西利空演じる高校生の直達の姿を中心に、シェアハウスに住む曲者揃いのメンバーの様子を垣間見ることができる。いつも不機嫌そうにしている榊さんだが、はじめてシェアハウスを訪れた直達に“ポトラッチ丼”(ポトラッチ:北米先住民族の言葉で「贈り物」の意)を振る舞うため、上等なお肉を丸ごと鍋に入れ料理する様子や、大量のポテトサラダ、ゆで卵といったボリューム満点な料理を目の前に食べ始める豪快な一面も見せている。さらに、シェアハウスに暮らすマンガ家の叔父・茂道(高良健吾)、女装の占い師・泉谷(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬(生瀬勝久)といった個性豊かな面々。そして拾った猫・ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった泉谷の妹で直達の同級生・楓(當真あみ)の姿も見ることができ、シェアハウスの庭先でBBQをする1枚からは住人たちとの賑やかな共同生活にも期待が膨らむ。また、シェアハウスとは一転、直達と楓の高校での初々しい登校姿、2ショットも到着。解禁された場面写真の中には、普段笑わない榊さんが直達の前で笑みをこぼすようなシーンもあり、榊さんに淡い想いを抱き始める直達のまっすぐな想いは、果たして彼女の止まっていた時間を動かすことができるのか…。広瀬さん自身「ここまでクールで、感情がつかみにくい役も初めて」と語るように、今回の場面写真でもほとんど感情を表に出さず、笑顔を見ることができないが、前田哲監督は広瀬さんのキャスティングについて「榊は、悲しくても悲しいと言わない、辛くても辛いと言わない、感情を封印してしまったようにして淡々と生きている。それが自然に見える人に演じてほしかった」と語る。「広瀬さんは、湿っぽさを感じさせない、潔さ、清々しさ、そういったものを、水がすうーっと染みわたるように伝えてくれると思いました」と、広瀬さんが持ち合わせている晴天のようなカラッとした人間性が、この作品に必要だったと前田監督は言う。TBSドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」や、まもなく公開になる『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』などをはじめとして、これまでの広瀬さんといえば、まっすぐで表情豊かに感情を発露するキャラクターのイメージが強いが、本作ではひと味違う。様々な思いを抱きながらも、感情を封印し淡々と日々をこなす、演技では初めてとなるOL役と自身が持ち合わせている人間性が融合することによって到達した新しいキャラクターは見逃せない。『水は海に向かって流れる』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水は海に向かって流れる 2023年6月9日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
2023年03月28日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の公開直前イベントが27日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。作品にちなみ、異能=得意なことについて聞かれると、大西は「友達同士で、マスクの下の口の形を当てるってゲームをやってるんです。口元を隠して、変顔とかちょっとおかしな口をしてもらって、どんな口をしているかを当てます」と語る。その場で渡邊が口を隠し、大西も渡邊の口元を想像して再現し、「せーの」で見せ合うという展開となったが、結果は外れ。大西は「全然ちゃうやん! しっかり面白い顔をされている」と驚き、「こんな恥ずかしいことあります? 切り捨てたいと思います、この異能は」と苦笑していた。また、「昔遊び三番勝負」では、「けん玉」「輪投げ」「折り鶴」をすべて成功させた大西が2億2ポイントを獲得し、3.17 kgの高級松坂牛のサーロインステーキの目録が渡された。「大西はまさか先輩を差し置いてこれを持てると思ってなかったので、ちょっと嬉しい反面、申し訳ない気持ちもあるんですけど、皆さんと一緒に昔のゲームをできて、ワクワクしました」と喜ぶ。この結果に、今田は「何も言えないです、強すぎて。おめでとうございます」と称えていた。
2023年02月27日2月4日、渋谷ユーロスペースにて映画『君に幸あれよ』が公開初日を迎え、主演の小橋川建、髙橋雄祐、櫻井圭佑監督が登壇し、公開を迎えた思いや撮影エピソードなどを語った。本作は人に興味を持つことを避けてきた裏社会で生きる男が、同じように荒んだ境遇ながら無垢な青年との出会いを通して少しずつ変わっていくバディムービー。俳優・写真家としても活躍する撮影当時25歳の新人監督・櫻井圭佑が、ほぼ20代のキャスト・スタッフと共に一気に作り上げた。小橋川建ほぼ満席の客席を前に、初めての舞台挨拶に登壇した、主演・プロデューサーの小橋川は、「30歳になる歳に俳優をやめようか悩んでいた時に、コロナ禍で仕事が全くなくなって。そんな時に、監督をするから映画を作ろうと言ってくれたのが、ここにいる櫻井と(一緒にプロデューサーと出演を買って出た)高橋だった」と涙で声を詰まらせながら語った。櫻井監督は「長編映画を撮ろうと話が上がった2日後には脚本を上げ、その後瞬く間に人が集まり、 2週間後にはクランクイン」したと作品が作られた経緯を明かし、「『この映画を撮らなければいけない』、一種の強迫観念のようなものすら感じながら仲間と共に走り抜けました」と、撮影時の思い出を明かした。櫻井圭佑監督また、奇跡的な出会いを経て集まったキャスト・スタッフについて「撮影当時僕も25歳、撮影の寺本(慎一朗)など30代以下の素晴らしいスタッフが短期間で揃い、熱い思いを注いでくれた。俳優やスタッフって、番手が高い人が優遇されて、これまでも苦い思いを感じていたので、僕が初監督をやるとなった時には、スタッフ・俳優みんなが作品について意見を言い合えて、立場も関係なく、みんなが作品に責任を持てる、そんな現場がいいなと思っていて。小橋川が筆頭に立ってみんなをまとめてくれたから、僕はそれにのっかって、みんなが熱い思いで作れた。20代だからこその空気感でできた現場でした」と、2年前の熱い現場について話した。髙橋雄祐共同プロデューサーであり、主演の小橋川や監督の櫻井と、この映画を作るキーマンのひとりである髙橋は「脚本を読んだ時に、櫻井監督の温度が伝わってきて。あたたかさというか愛みたいなものが、それがにじみ出たらいいなと思って一生懸命演じました」と、映画の理人さながらの雰囲気で話すと、MCの伊藤さとりからも「まるで映画から抜け出したよう」と、そのキャラクターを絶賛された。最後にサプライズで、髙橋と櫻井監督から花束が小橋川に送られ「彼に幸あれと始まった映画ですが、ひとつの可能性を見せてくれたし、僕らはこの映画があって既に救われていて、ここに立てているってことが、この映画に生かされたと思っていますし、この映画を機にもっともっと精進していきたいと思っています」と締めた。『君に幸あれよ』©️映画「君に幸あれよ」製作委員会『君に幸あれよ』渋谷ユーロスペースほか全国順次公開中
2023年02月06日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の完成披露試写会が1日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)、前田旺志郎、高石あかり(※高ははしごだか)、塚原あゆ子監督が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。撮影中はストイックすぎる目黒が役に入り込んでいたため、今田は「渡邊さんから、目黒くんと前田くんが仲いいから嫉妬する』と相談されて、そんな風に思ってたんだなあと思いました」と明かす。渡邊は「見たことない笑顔でしたもん! 僕は、全然知らなかったです。だからうわあと思ってしょんぼりして。あんなに口から歯が出るんだ! と驚きました」と独特の表現で振り返った。一方で、渡邊は「その一週間後ぐらいに撮影に参加したら、目黒くんの方がトコトコトコと僕の方に来て、K-POPの流行ってた曲を『踊ってください』と。僕の目を見ながら急に言ってきて、すごい怖くなっちゃった」とその後の展開を話す。「事務所の先輩の入れ知恵で間接的にイジられる」という渡邊に、目黒は「そうなんです。(渡邊が)Hey! Say! JUMPの山田(涼介)くんと共演されていて、山田くんが渡邊さんにこう行ったらいいよと教えてくださって、それを言ってみました」と経緯を説明。渡邊は「実は僕と距離を縮めたかったんだと思います。かわいいところがあります」と満足げにしていた。
2023年02月01日ドラマ『初めて恋をした日に読む話』、NHK『ちむどんどん』などに出演し、写真家としても活動する櫻井圭佑。彼が俳優仲間の小橋川建、髙橋雄祐と共に創り上げた映画『君に幸あれよ』が、2月4日(土) より劇場公開される。債権回収を行う裏稼業の男・真司(小橋川)。弟分を亡くした傷を抱える彼は、理人(髙橋)という青年の面倒をみることになる。理人との日々の中で少しずつ活力を取り戻していく真司だったが、過去と結びつくある事件に巻き込まれてしまい……。コロナ禍に直面し、映画の灯が消えるのではないか?という不安が蔓延したとき、立ち上がった“自主映画”である本作。初めての監督・脚本に取り組む中で、何を得たのか。「奇跡の連続だった」という制作過程を紐解きつつ、櫻井監督に語っていただいた。救われたくて映画を作っていた傷ついているときにまた傷つきたいとは思わない──櫻井さんと小橋川建さん、髙橋雄祐さんが顔を合わせたのは6年前、藤井道人監督のワークショップだったそうですね。櫻井そうですね。小橋川とは前にお世話になっていた事務所の先輩・後輩の間柄で、髙橋は藤井さんのワークショップで出会ったのですがすごく輝いていて、同世代として「こいつは何なんだ!?」と嫉妬してしまいました。そこから3~4年は直接連絡を取ったりご飯に行ったりすることもなかったのですが、「小橋川や髙橋がこういう仕事をするよ」というのは僕も気にしていて、それぞれどこか意識しあっていたところがありました。今回集結したのは偶然でありながら、集まるべくして集まった必然性も感じます。『君に幸あれよ』の主演ふたり。右が小橋川建、左が髙橋雄祐──となると、そのお三方がある種瞬発的に「映画を作ろう」となったのは、コロナ禍に直面した俳優同士の危機感が大きかったのでしょうか。櫻井おっしゃるとおり、俳優業の仕事もなくみんなが悶々としていた時期で、一気に結託したところはあります。元々僕らは月に1個現場があればすごく嬉しいという感じで、ハイエナのようにギラギラしながらもっと仕事が欲しい・ポジションを取りたいという状態だったのにもかかわらず、それすらもなくなってしまった。じゃあどうするかというときに「小橋川が映画を撮りたい」と言い出し、じゃあやろう!という流れでした。ただ、「やる」と言ったはいいものの僕は脚本を書いたこともなければ、監督をしたこともない。3人で話した後にネットカフェに行って朝まで考えたのですが浮かばず、帰りの始発電車の中でプロットのアイデアが降りてきてそれをiPhoneに殴り書きし、そこから2日間で第一稿を上げました。『君に幸あれよ』撮影風景──ある種の逃げ場のない状況で生まれるものは、少なからずその人の個性を反映したものだと思います。本作を拝見した際、ハードな世界観の中に優しさや温かさがこもっているのが印象的でした。櫻井観ていただいた方からも「監督って優しい人なの?」という意見をいただくことが多いですね。とはいえ、まだ1本しか撮っていないしこれが自分の個性や特徴なのかは自分ではまだ分からない部分ではあります。でも、この先撮っていくうえで重要になる部分だよなとは感じています。僕自身、家族にすごく愛を注がれて育ってきたし、優しくされてきた経験があるので、今回「何か過ちを犯したとしても誰ひとり見捨てることができなかった」という物語になったのは、人間性がそのまま出た部分かもしれません。この先何本も書いてやっぱり優しくなってしまう、どうしても傷つけられないとなったらそれが“作家性”と言えるようになるかなと思います。──うがった見方ではありますが、コロナ禍の初期は僕たち自身が否応なく傷ついたと思うんです。となると「物語でも殺伐とさせるのか」という意識が働いたという向きも、ひょっとしたらあったのかもしれませんね。櫻井なるほど。その感覚は、すごく分かります。というのも、僕たちは当初上映を目標にはしていなかったんです。「映画を撮りきる」ということにコミットしていて、それに救われたんですよね。その先に上映がついてきてくれた。つまり、救われたくて映画を作っていたから、そこに怒りやフラストレーションはないし、そういった感情になる作品を自分自身が観たいとも思えなかったんです。ただでさえ傷ついているときにまた傷つきたいとは思わないし、温かくなったり楽になれたらいいな、というのをどこかで求めていたんでしょうね。撮影監督との奇跡的な出会い“良いバランス”が生んだこだわりの映像美──自主映画が陥りやすい側面として、客観性の欠如があるかと思います。でも本作の場合は、ちゃんと見られるものとしての意識があるから観客である僕らも居場所を見つけられる。その部分も伺いたいのですが、まずは制作プロセスについて教えて下さい。“映画を作る”となったとき、目下の問題として資金繰りをどうする?という点が持ち上がりますよね。櫻井主演の小橋川が自己資金+出資を募って300万円を集めてきたんです。当時の自分たちは知識もなかったですし、個人的にはクラウドファンディングも選択肢にありませんでした。“クラウドファンディングをすること”が第一になることを避けるためにも。金銭的なプロデューサーとして小橋川が立ってくれて、櫻井圭佑に関してはスタッフをどう集めていくかという課題がありました。そこについては本当に奇跡的な偶然の連続で、今回キャストにも入ってくれている浦山佳樹とお茶をしたときに、一緒に喫茶店に入ってきたのが撮影監督の寺本慎太朗だったんです。そのときは自己紹介しあうところで終わったのですが、映画を撮るとなったときに思い出して下北沢の居酒屋に呼び出し、口説きました。寺本を獲得できたことで、言葉は悪いですが芋づる式に照明・撮影助手・助監督といったメンバーが集まってくれました。その後じゃあロケーションをどうしようという話になり、元々は小橋川が沖縄出身ということもあり彼の故郷で撮る予定が、緊急事態宣言でダメになってしまった。ただ、ここでもドラマがあって、ロケーションに明るい外部の方とつながることができ、都内での撮影が叶いました。一生懸命やっていて、それでもどうしようもない状況に陥ったときに初めて人は助けてくれるんだなと痛感しましたし、みんなの創作に対する引力を感じる出来事でした。正直、今だったらやれないと思いますし周りからも「よくこの期間(※脚本を脱稿後、2週間後にクランクインした)で撮ったよね」と言われます。『君に幸あれよ』場面写真──ただ、作品を拝見すると煙の“くゆり”についても美しく切り取られていて、映像美でのこだわりを感じます。時間が限られている中で、寺本さんとはどのようにイメージのすり合わせを行ったのでしょう。櫻井寺本も僕も普段からカメラで写真を撮っていたことが大きかったと思います。まず寺本の写真や撮影を担当した映画『JOINT』を見せてもらい、どこを切り取りたいか・どういう色味なのかをインプットしていきました。僕は色盲があるのではっきり色が分からないのですが、「この画を撮ることができる人なら」とバチッときたんです。あとはもう打ち合わせもしつつ、現場で作っていきましたね。今SYOさんが言ってくださった煙に関しても、ライティングとのコンビネーションが素晴らしかったですし、寺本が作り上げた画に関して「これは違うんじゃない」と思うことがほぼなくて、微調整だけでした。ルックに関して寺本が責任を持ってやってくれたことで、演出に注力できて本当に助かりました。『君に幸あれよ』撮影風景──では、事前に絵コンテを描いたりということもなく……。櫻井一切なかったですね。あらためて、本当に奇跡的な出会いでした。やっぱりみんな「俳優でしょ、撮ったこともないんでしょ」と不安はあったと思うんです。じゃあどこで自分が信頼を得られるかと言ったら、演出の部分。そこでちゃんと信頼を得られて、画の部分は寺本がやってくれて、すごく良いバランスでできました。──演出の部分というのは、例えば演技面だったり。櫻井ただ、演技においても今回呼んだ方々が優秀だったこともあってわずかな誤差くらいでした。僕自身、この脚本のセリフについてはそこまで重きを置いていませんし、どちらかといえばセリフを言った後だったり言っていないときの動きを重視していました。カメラに切り取られた時間の中でどう“生きる”かに、こだわりを持っていたと思います。真司にフォーカスがいっているときに理人はどう動くのか?といった部分を細かく演出しました。──“生きる”という観点で考えたときに、カメラはあくまで営みの一部をひとつの視点で切り取ったものでしかないですもんね。櫻井そうなんです。4人家族がいたとして、みんながバラバラなことをやっていても会話は成り立つものですよね。もちろん、ひとつひとつの解像度を上げすぎるとカット割りをどうするかといったような問題が出てくるのですが、全体の意識としてナチュラルさを大切に捉えていくというのは意識していました。そのうえで、この人たちが生息している範囲を広げすぎてしまうと今回の撮影期間や予算も含めてできないことがあると思い、生きている世界をミニマムにしつつ解像度を上げすぎないようには気をつけていました。世の中の変化に敏感な僕たちの世代不安だからこそ、まずは飛び込んでみる──ちなみに、櫻井さんご自身が影響を受けている作り手や作品はあるのでしょうか。櫻井僕自身が「行動こそ素晴らしい」という信条で生きていて、そこまで作品を観られていないというところもあるのですが――繰り返し観ている作品はタナダユキ監督の『百万円と苦虫女』や、山下敦弘監督の作品です。「なんでこの間(ま)がストレスじゃないんだろう?」と思うのですが、そうした観た人が楽になれる映画がすごく好きです。──日常描写へのまなざしにもつながりますね。櫻井さんの場合は俳優だからこそ、より演者に寄り添った演出ができるというのも特長ではないかなと思います。櫻井それで思い出すのは、劇伴についてです。今回、心音のような音楽をゼロから作っているのですが、第一に「無音でも観られる映画にしたい」「最小限の音で作りたい」というのがあって、そのうえで編集段階に俳優に乗りながら音を作れました。「今ここで乗っているな」という俳優の気持ちが分かるから、「音楽を入れるならここじゃないな」といった判断が明確にできる。そこは、芝居をやっていない監督とは明らかに違う作り方かなと思います。芝居に沿わせながら音を入れていく作業は楽しかったですね。『君に幸あれよ』撮影風景──編集作業も初めてですもんね。櫻井撮影が終わってから「あれ、編集って誰がやるの?」くらいの勢いでした(笑)。そこから初めてソフトをインストールして見よう見まねでやっていきましたね。ただ、冒頭のシーンも編集を手伝ってくれたスタッフの提案ですし、寺本も同席してくれたのでインスピレーションだけじゃなくて様々な人の感性がミックスされていると思います。──そうして出来上がった作品が、どのようにして劇場公開に向かっていったのでしょう。櫻井アソシエイトプロデューサーの前信介さんに「よし持ち込もう」と突撃しました。よく面識もない僕らの作品を観て下さったなと思うし、前さん含めた皆さんが「こいつら何者だ」じゃなく作品ファーストで受け入れて下さったのが本当に幸運だったと思います。僕は「馬鹿になる」ということを大事にしているのですが、業界のセオリーもルールも知らないからこういうやり方になったけど、映画を撮ること然り、馬鹿になって飛び込んだからここまで来られました。もちろん、努力をして培っていく方法論も大切だし、リスペクトはあります。ただ同時に、やりながら同時に勉強できることだってあるはず。僕たちの世代は、特に世の中の変化に敏感だと思うんです。コロナ禍を含めて傷ついてきた経験も多いし、「明日死ぬかもしれない」「映画がなくなってしまうかもしれない」という不安の中で生きている。だからこそ、まずは馬鹿になって飛び込んでみることが大切だと考えています。「そんなことも分からないのか」と言われることもたくさんありますが、「これってどうなんですか、ダメなんですか」ととりあえず聞いてみることで、道が開ける場合だってありますから。──激変する時代に生きているからこそ、変化を恐れずにチャレンジしてみる。封切後、また新たな視界が開けそうですね。櫻井実は『君に幸あれよ』の後にも短編を撮っているので今後の監督業にもすごく興味はありますし、自意識過剰かもしれませんが1作目を観ていただけたら「次はもっといいものを観たい」と思っていただけるはず。とはいえ僕はまだ監督になった自覚もないですし、俳優や写真家としても「家を出るときにそうなろうと努力していく」、その繰り返しだと思っています。現場に行って初めて俳優になれるけど、それまでは櫻井圭佑というひとりの人間でしかない。だからこそプレッシャーはありますが、何よりすごく楽しかったから今後も映画を撮り続けていきたいです。取材・文:SYO撮影:源賀津己ヘアメイク:Koheyスタイリング:水元章裕衣装協力コート94,600円、ニットベスト37,400円、シャツ52,800円、パンツ49,500円(すべて08サーカス/08ブック 03-5329-0801)、シューズ29,700円(ぺダラ/アシックスジャパンお客様相談室 0120-068-806)、他スタイリスト私物<作品情報>『君に幸あれよ』2月4日(土) ユーロスペースにて公開ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント櫻井圭佑のサイン入りチェキを3名様にプレゼント!※パターンは選べませんのでご了承ください【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年01月31日2023年1月から放送が開始された、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)。俳優の広瀬すずさん、アイドルグループ『King&Prince』の永瀬廉さんが出演している、恋愛物語です。同作品の脚本を手掛けたのは、脚本家の北川悦吏子(きたがわ・えりこ)さん。過去には、『オレンジデイズ』(TBS系)や『半分、青い。』(NHK)といった話題作品を作り出してきました。そんな北川さんについて、ある意見が上がっていたのです。『夕暮れに、手をつなぐ』脚本家が視聴者意見に反応それは、Twitterで投稿されていた、『夕暮れに、手をつなぐ』のタイトルに関する意見。『夕暮れに、手をつなぐ』の中に、句読点の『、』が入っているため、ハッシュタグを使って感想などをTwitterに投稿できないというものでした。検索をしやすくなり、多くの人の目にとまるといったメリットがあるハッシュタグの機能。Twitterでは、ハッシュタグを使う際、スペースや句読点を含めて投稿することができません。各ドラマが放送されている間、作品の正式名称をハッシュタグで入力して、感想などを書き込む人がいます。そのためハッシュタグで入力された投稿が多くあると、ドラマがSNSで話題になることも少なくありません。意見をつづった人は、ハッシュタグに入力できないタイトルを作ったことが「SNSが栄えている時代に合っていない」と考えたのです。この意見を知った北川さんは、「SNSで話題になるためにシナリオを書いているわけではない」とし、次のように反応しました。私は、SNSで話題になるために、シナリオを書いているわけでも、タイトルをつけているわけでもありません。しかし、あなたの言っている事もわかります。こういうことがわかっていて、このタイトルを通してくれた、作品ファーストのTBSとプロデューサーに感謝しています。ドラマのTBSの矜持です。@halu1224ーより引用きっと、句読点が入っているとハッシュタグを使った投稿がしづらくなることは、TBS側も分かっていたはず。それでもTBS側は、北川さんが句読点に込めた想いを、理解していたのでしょう。「TBSの矜持です」と、番組制作側の誇りを感じたと、北川さんはつづっています。北川さんの意見に対し、多くの人が共感の声を寄せました。・SNSでのトレンドに流されることなく、プライドを貫くからこそ、長く愛される作品になるはず。・『半分、青い』も句読点が入っているけど話題になったので、結局は面白さが大切だと思います。・自分はこのタイトルが大好きです!北川さんが手がけてきた作品は、多くが大ヒットしています。SNSでハッシュタグを使った投稿が多かったからではなく、作品が面白いからこそ、世間で話題を呼んだのでしょう。今回の『夕暮れに、手をつなぐ』も含めて、今後の作品が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月26日悲しいことに、著名人に対する誹謗中傷や外見を揶揄(やゆ)する人は少なからずいます。攻撃的なコメントに対し、法的措置を取る著名人も増えてきました。一方、俳優の広瀬アリスさんは、自身がほかの人物やキャラクターに似ているというネット上でのコメントに対し、自虐的に反応することがあります。広瀬アリス、揶揄コメントに返し2023年1月18日に広瀬さんが反応したのは、自身の過去の外見が、映画に登場する丸い体型のキャラクターにそっくりだと揶揄するコメント。広瀬さんは、「そのキャラクターではなく、プロレスラーと呼ばれていた」と自虐を込めて返信しました。体型について揶揄され、不快感を抱く人は少なくないでしょう。多くのファンから、上記のようなコメントに対し「広瀬さんに失礼だ」といった反応が相次ぎました。これに対し、広瀬さんは次のように反応します。そうねぇ私は昔めちゃ太ってたって自覚あるしネタになってるから良いけどそれを他の女性に言ったら確実に嫌われるか距離置かれるからやめた方がいいよねぇ@Alice1211_Mgーより引用誰しも、外見について揶揄されるのは好ましくありません。広瀬さんは、「ほかの人にも同じことをいったら、嫌われるからやめたほうがいいよ」と、揶揄する人を諭したのです。広瀬さんの言葉を、多くのファンが称賛しています。・心の中では怒っているのかもしれないけど、それを表に出さない、大人な対応が素敵です。・普通だったら怒りがわいてくるのに、見習いたいメンタル。・匿名だからいろいろといってくる人もいるかと思いますが、応援しています!もらった言葉をどう受け止めるかは、人それぞれ。相手が誰であれ、傷付けない言葉選びを意識したいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月19日広瀬すず、永瀬廉(King & Prince)が共演する「夕暮れに、手をつなぐ」が1月17日から放送開始。「Life goes on」に合わせ広瀬さんと永瀬さんがダンスするエンディングに「恋ダンス思い出した」「息ぴったり」などの投稿が寄せられている。北川悦吏子が脚本を手がけ、広瀬さんがTBS連ドラ初主演、本格ラブストーリー初挑戦となる本作は、九州の片田舎で育った主人公が幼馴染の婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリーが展開する。九州の片田舎でのびのび育った野生児のような女の子で、アプリ開発で成功した幼馴染みの翔太と結婚するため上京してくる浅葱空豆に広瀬さん。大学卒業後就職せずに音楽の道を選び、レコード会社と契約はしているものの、鳴かず飛ばずでくすぶっている海野音に永瀬さん。空豆の幼馴染みで婚約者で、大学卒業後上京し自ら興した会社の社長を務めている矢野翔太に櫻井海音。音がアルバイトをするカフェで出会う謎の女性・菅野セイラに田辺桃子。老舗蕎麦「大野屋」の看板娘・丹沢千春に伊原六花。音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&Rで通称“イソベマキ”と呼ばれる磯部真紀子に松本若菜。空豆と音が暮らすこととなる下宿先「雪平邸」の主で、夢を追う若者たちを応援する雪平響子に夏木マリといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2022年の春、福岡で空豆と音は出会っていた。その後、宮崎から上京してきた空豆は偶然音と再会。その際空豆は噴水で服を濡らしてしまいスウェットに着替え、婚約者の翔太に会うのだが、そこで婚約を解消したいと告げられる。激しい衝撃を受けた空豆は貯金をおろしてホテルの高級な部屋に泊まり、酒をあおって泥酔。たまたま居合わせた音とまたしても再会する。もう1度翔太と話したい空豆は音を同行させるのだが、翔太の部屋には女性がいた。金を使い果たし宮崎に帰るのも気まずい空豆は、音の家に泊めてくれと頼み込むのだが、音は「帰った方がいい」と宮崎に戻るよう促す。しかし空豆が響子に拾われ、雪平邸に連れてこられる…というのが1話の展開。「もう廉くんもすずちゃんも横顔が可愛すぎる」「メイン二人の顔が綺麗すぎる…。何してても絵になるってすごい」「空豆と音のやり取りいちいち可愛くて毎週楽しみになった」など、広瀬さんと永瀬さんに絶賛の声が続出。またKing & Princeの「Life goes on」に合わせ広瀬さんと永瀬さんがダンスするエンディングにも「エンディング共に最高。空豆と音くんのダンスも息ぴったり」「エンディング恋ダンス思い出した可愛い」「恋ダンスみたいに社会現象にしよ」などの反応多数。「この曲とダンス流行る気しかしない」といった投稿も寄せられている。【第2話あらすじ】雪平邸で空豆と音の共同生活が始まる。千春から「婚活しよう、婚活」と婚活をすすめられる空豆。「俺も人の心に残る曲が作りたい」と話す音。空豆はおしゃれな服に身を包むように…。「夕暮れに、手をつなぐ」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年01月18日広瀬すずを主演に迎えた北川悦吏子脚本ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の主題歌を、「ヨルシカ」が手掛けることが決定した。本作は、広瀬さん演じる九州の片田舎で育った浅葱空豆が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉/King & Prince)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。「ヨルシカ」は、音と同じ“コンポーザー(パソコンで楽曲を制作する音楽家)”として活動するn-buna[ナブナ]とボーカルのsuis[スイ]による2人組のバンドだ。主題歌は、本作のために書き下ろされた新曲「アルジャーノン」。n-bunaさんは「箱の中に迷路がある。途方もなく複雑に入り組んだ道を貴方は歩いていく。壁の向こう側に何かがあると信じて止まらず、時折道に迷いながらもただ出口へと進み続ける。その姿が僕には少し眩しい。そういう曲です」とドラマの世界観を形にしたとコメントしている。なお音源は、ドラマ第1話で解禁される。広瀬さんは「繊細な声と煌びやかとした世界で、焦らず自分と向き合いながらひとつひとつ受け止めていくような、そんな気持ちになりました。今、この瞬間無くなってほしくない。となんだか締め付けられ、空豆として生きている今とてもぽわぁと枯れてしまいそうな、なんだろうこの気持ち。役とリンクしています。最高に素敵です!!」と楽曲について感想を語っている。さらに主題歌に加え、物語の随所に様々な「ヨルシカ」の楽曲が象徴的に登場。空豆と音の運命的で衝撃的な出会いのシーンでは、「ヨルシカ」の曲がある重要な役割を担う。「夕暮れに、手をつなぐ」は1月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2023年01月13日■前回のあらすじ理沙と話し、「もうセカンドパートナーとは会わない」と決めた圭祐。しかしある日、彼女がいきなり家にやってきて…! 以前会っていた時とは全く違う果穂の様子や「圭祐さんは運命の人」と豪語する行動に引いて「そんなつもりじゃなかった」と困惑する圭祐だったが…。 >>1話目を見る 夫婦の形は人それぞれです。セカンドパートナーという形をお互いが受け入れられるのならば何も問題にはならないと思います。でも、私には受け入れることができなかった。ただそれだけです…。私は簡単には夫を許すことはできません。きっとずっと苦しいし、いつまた同じことが起きるのかと恐怖もあります。それでも、私はこの人と家族になると決めて生きてきました。子どものためにも、家族として話し合い、乗り越えていけば見えるものもあるのだろうと…今はそう思うのです。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2023年01月09日■前回のあらすじ「セカンドパートナーは認められない。もし彼女と続けたいのなら離婚する」セカンドパートナーについてはっきり拒否を示した理沙。圭祐は理沙の意志を尊重し、彼女と別れることに。一件落着したかと思いきや、ある日突然、元セカンドパートナーが家にやってきて…。 >>1話目を見る 夫の元セカンドパートナーである果穂さんは、ずっとうっとりと圭祐のことを見つめていました。「私たちは心で繋がっているの」と言い続ける彼女に、おそらく本当に肉体関係はなかったのだな、と思ったのですが…。「圭祐が私を捨てるはずない」と言い切る彼女に、うっすらと恐怖を覚えました。割り切った最高の関係と言っていたけれど、それがこれなの…?次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2023年01月08日女優の松本穂香と玉城ティナがW主演を務める、映画『恋のいばら』が現在公開されている。城定秀夫監督の最新作である同作は、図書館に勤務する24歳の桃(松本穂香)・ダンサーの莉子(玉城ティナ)・カメラマンの健太朗(渡邊圭祐)の3人のいびつな三角関係を描いた物語。健太朗の元カノである桃は、今カノである莉子に「リベンジポルノって知ってますか?」「健太朗のパソコンに保存されている自分の写真を消して欲しい」という相談を持ちかけ、出会うはずのなかった2人が協力関係となる。今回は、2人の女子が共闘するきっかけとなったカメラマンの健太朗を演じた渡邊圭祐にインタビュー。“クズ男”と言われる役をどう料理したのか、また芝居に向き合った1年の振り返りや、2023年についての抱負についても話を聞いた。○■ただのクズな男で終わるのはもったいない――今回作品の全体的な印象としてはいかがでしょうか?意外とさっぱりした作品になっている、というのが率直な感想です。もっとドロドロした内容なんじゃないかと連想させるようなあらすじだと思うんですが、観終わってみたら、気持ちの良さも感じてもらえるんじゃないかなと思いました。改めて女子の世界ってどうなんだろう? みたいな想像もさせられました。――作中では“クズ男”と言われてしまうような健太朗を演じられましたが、愛嬌や優しさも感じられました。健太朗自身は世間から見たらすごくクズなことをしてるんですけど、祖母を大事にしているような一面もあって、やっぱりおばあちゃんとのシーンに1番彼の本音が出てるんじゃないかと思いました。僕としては、健太朗がただのクズな男で終わるのはもったいないなと思ったんです。実は、すごくピュアなんですよね。だからセリフひとつひとつ裏がないように、相手に投げかけられたらいいなと思っていました。美しいものをただ撮りたいというだけで、彼自身はそれを別に曲がったことだと思ってない人間なんだと解釈して演じていました。――もっとクズな男に振ることもできたかもしれないですけど、そこにはいかなかったっていうことでしょうか?やっぱり、クズなだけだと、面白くないじゃないですか。「彼はなんでクズなんだろう?」「ただクズなわけじゃないのかも」みたいなラインでいた方が、人として面白いのかな? と。最初の衣装合わせの時に城定監督とお会いして、衣装がすごく変わったんです。監督が最初に用意されていた衣装はオラオラ系のイメージだったそうなんですが、僕を見てちょっと爽やかな感じに変えたとおっしゃっていて。僕も最初に台本を読んだ時は、自分からガンガン女の子にちょっかいをかけていく、めちゃくちゃクズな男のイメージだったんです。実際に衣装がかなり変わったことを受けて、監督の狙いとしても、変わったんだなと気づきました。何なら、女子からぐいぐい来られている男性、ぐらいの方が良いのかなと、方向性が変わったのが、1番大きいできごとだったかもしれないです。3人ともにちゃんと物語がなきゃいけないと思いますし、それが健太朗側の物語になりすぎてしまうと、バランスもおかしくなるだろうから、そうならないよう演じていました。――共演した松本さん、玉城さんについての印象はいかがでしたか?お二人ともすごくサバサバしているし、とても接しやすかったです。3人ともふだんの雰囲気の温度が低めなので、キャッキャしてたわけでもないですけど、 松本さんと玉城さんがめちゃくちゃ仲良しになっていたので、僕も会話に混ぜてもらっていました。撮影では、僕自身ベッドシーンが初めてだったのですが、玉城さんが「遠慮しないで来てもらった方がやりやすい」と言ってくれたんです。ああいうシーンって、アクションシーンと一緒で、どこまで踏み込んで良いかは信頼関係によってなせるものなので、それまでの撮影を重ねた上で臨むことができたのもよかったと思いました。○■「まだまだ全然だった」と気づいたできごと――新たな挑戦もあったんですね。ちなみに2022年はどのような年でしたか?楽しめた1年でした。2021年の暮れに舞台『彼女を笑う人がいても』に出演して、演出の栗山民也さんに教わったことをどんどん試すみたいな1年だったかなと思っています。映像作品だと、稽古で1つのページに時間をかけるということもなかなかないですし、言葉の持つ力が軸になっている作品だったので、言葉を吐き出す時のエネルギーを感じることができました。これまでも台本に対して向き合っていたつもりだったけど、「まだまだ全然だった」と気づかせてもらった作品でした。直近だと映画『ブラックナイトパレード』も公開されましたが、同年代と絡める機会がそんなに多くなかったので、刺激になりました。主演の吉沢亮くんは同じ事務所でもあり、同い年で、大河ドラマの主演を経験されていますし、芝居を間近で見られることがすごくうれしかったです。芝居に向き合った1年だったかもしれません。――「2023年はこんな年にしたい」という思いはありますか?変わらず自分が楽しめる年でありたいです。やっぱり自分が楽しくないと、楽しい作品をお届けできないと思うので。みなさんの想像を超えて楽しめるような1年にしたい。僕にとってはどれもが新しいことだし、刺激があり、ちょっとでも笑っていられたら勝ちなんだと常々思っています。俳優という仕事はそういう瞬間が多いので、今回の『恋のいばら』も含めて、毎日刺激をもらっています。■渡邊圭祐1993年11月21日生まれ、宮城県出身。俳優、モデルとして活躍。ドラマ『仮面ライダージオウ』(18~19年)、『推しの王子様』(21年)、『やんごとなき一族』(22年)など、話題作に出演。映画作品では『ブレイブ-群青戦記-』(21年)、映画『鋼の錬金術師』シリーズ、『ブラックナイトパレード』(22年)など。3月17日には出演映画『わたしの幸せな結婚』が公開。
2023年01月08日■前回のあらすじ男友達と話したことで、自分の気持ちをはっきり知った理沙。セカンドパートナーという存在が、自分には耐えられないと確信する。そして圭祐がそんな自分をわかってくれていなかったことを悲しく思うのだった。 >>1話目を見る 果穂という存在がいるおかげで、家庭も仕事も順調にいっていました。その恩恵もあるのになぜセカンドパートナーを受け入れてくれないのか、俺にはわかりませんでした…。浮気しているわけじゃないのに…。しばらく冷戦状態だったけれど、ついに理沙が話し合いたいと言ってきて…俺はやっとこの状態が終わる、と安堵していました。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2023年01月06日■前回のあらすじ友人にセカンドパートナーがいることを聞き、驚く理沙。友人夫婦は話し合ってセカンドパートナーを持つことを決めたそうで、その存在がお互い刺激にもなり、関係が前よりうまくいっているそう。家族にとっていいのは…?と理沙はさらに悩んでしまう。 >>1話目を見る 裕也のこの行動は私にとっては強い刺激となりました。おそらく言葉で説明されても、「でも…」と私は悶々としてしまっていたと思います。裕也はそんな私の性格をわかったうえで、直接的な行動をとってくれたのでしょう。手を握られた瞬間ぞわっと悪寒が走り、私は好きな人ひとりとしかそういう感情は持てない人間だと気付いたのです。そして、夫の「複数の人に恋愛感情を持てる」という価値観を、受け入れられないとわかったのです。同時に、私の価値観を夫はわかってくれていないのだなとも…。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2023年01月05日■前回のあらすじ街で女性と手を繋いで歩く夫の姿を見てしまった理沙。家に帰ってきた夫を問い詰めると、何度も会っていることを認めた。「浮気じしてるんでしょう?」と詰め寄る理沙に、夫は「浮気じゃない。彼女はセカンドパートナーなんだ…」と言い張って…。 >>1話目を見る 夫が浮気をしている…そう思って指摘したら、夫から出てきたのはまさかの発言でした。『2番目だから』『身体の関係はないから』で許していいの?もうわかりません…。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2023年01月02日■前回のあらすじ理沙と圭祐はお互いの仕事やプライベートも尊重し、思い合える理想の関係性だった。娘の祐美もそんな両親の元ですくすく元気に育っており、家族のかたちに心から満足していた理沙だったが、ある日夫が見知らぬ女性と手を繋いでいるのを見てしまって…。 >>1話目を見る 夫から出てきた「セカンドパートナー」という聞き慣れない言葉…。私が1番でその人は2番目? 夫が何を言っているのか、私にはわかりませんでした…。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2023年01月01日圭祐は仕事でも結果を出しつつ、家事育児も率先して分担してくれていて、いつも本当に感謝していました。家族の時間も自分の時間も大切にできている私たちは、とてもうまくいっている、そう思っていたのに…。次回に続く(全10話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2022年12月31日2022年12月31日、俳優の平岡祐太さんが自身のInstagramに直筆のメッセージを投稿し、結婚したことを発表しました。私事で恐縮ではございますがこの度かねてよりお付き合いをさせて頂いている方と結婚致しましたことをご報告させて頂きますまだまだ未熟ではありますがこれからの人生力を合わせ支え合いながら共に歩んで行けたらと思います。新たな経験とともに俳優としてより一層成長出来る様にこれからも精進して参ります。なお、お相手の方は一般の方ですので温かく見守って頂ければ幸いです。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い致します。yuta_hiraoka_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 平岡祐太〜Yuta Hiraoka〜(@yuta_hiraoka_official)がシェアした投稿 2002年に、若手俳優の登竜門としても知られる『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞した平岡さんは、翌2003年にはドラマで俳優デビュー。以降、映画『スウィングガールズ』をはじめ、さまざまな作品で活躍しています。1年の終わりに届いたおめでたいニュースに、ファンからは「おめでとうございます」「こちらまで嬉しい」と祝福の声も。また、直筆のメッセージに「真面目そうな人柄が伝わる」といったコメントも寄せられています。平岡さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年12月31日2022年12月27日、俳優の広瀬アリスさんがTwitterを更新。同じく俳優で妹の広瀬すずさんと、ラーメンを食べに行ったエピソードを明かしました。広瀬アリス「2022年。締まりました」同日、すずさんから「ラーメンを食べに行こう」と誘われたという、アリスさん。姉妹で仲よく食事を済ませた後、すずさんからこういわれたそうです。「あ、お金細かいの、ないや。お姉ちゃん貸して」アリスさんはすずさんのお願いを聞き入れ、食事代を支払ったのでしょう。「2022年。締まりました」と、妹のすずさんと食事に行けたことを喜んでいるようでした。ラーメン店で撮影されたと思われる、仲むつまじい姉妹のツーショットがこちら。すずに誘われてラーメン行ってきました。「あ、お金細かいの、ないや。お姉ちゃん貸して(奢って)。」2022年。締まりました。 pic.twitter.com/2cYAIkysBR — 広瀬アリス (@Alice1211_Mg) December 27, 2022 カメラから目線を外し、真顔のアリスさん。対する、すずさんは、少しおどけた表情です。2人の仲のよさが伝わってくる写真に、ファンからは喜びの声が上がりました。・どっちも美人!年末に広瀬姉妹が見られるなんて、幸せです!・かわいすぎる~!確かに、こんなに頼もしいお姉ちゃんがいたら甘えたくなるだろうな。・なんて最高なツーショット。見ているだけで癒されます。ドラマや映画など、幅広いジャンルで活躍する、アリスさんとすずさん。2023年の2人の活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2022年12月29日映画『ブラックナイトパレード』でブラックサンタを演じた吉沢亮と渡邊圭祐が、日本で一番北極に近い(!?)北海道の稚内の劇場T・ジョイ稚内にサプライズで訪問、舞台挨拶を行った。公開直後から「ずっと笑いをこらえてた」「子どもと一緒に楽しめた」「クリスマスにピッタリ」と“クリスマスコメディ”へのコメントとともに、「爆笑と感動」「めっちゃ笑って、めっちゃ泣けた」「まさか泣かされるとは…」と、まさかの“泣けた”という声が続出、冬にピッタリの心温まるストーリーだと盛り上がりを見せている。今回は北極のサンタクロースハウスを舞台にした本作にちなみ、特別上映会には何も知らされずに地元の観客約70名が訪れていた。本編が上映されると劇場は笑い声に包まれ、後半には涙する人の姿も。本編上映終了後、ほっこりとした雰囲気で余韻に包まれている中、先程スクリーンから聞こえてきていた声で劇場アナウンスが流れ、「まさか!本人?」とざわつく会場にMCの呼び込みで、吉沢さんと渡邊さんがサプライズ登場すると劇場のお客さんたちは驚きを隠せず大興奮!登壇した吉沢さんは「皆さん映画は楽しんで頂けましたか? 今日は最後まで楽しんで頂けたら嬉しいです」、渡邊さんは「今日のイベントの事は、言うな言うなと念押しをされて、今回サプライズで来させて頂きました!こんなにお客さんの表情が見えるものかと…今日はこの距離で、少しの間ですが楽しんで行ってください」と挨拶。本来、T・ジョイ稚内での本作の上映は予定されていなかったところ、吉沢さんと渡邊さんが来場するということで急きょ12月30日(金)より上映が決定。ひと足早く、この特別上映会が開催された。まさにサンタさながら、本作を届けることになった2人は、「無事に映画を届けることが出来ました!」と吉沢さんが語り、「サンタさんのオフシーズンと言うべきクリスマスを過ぎた今日ではありますが、またサンタさんのお仕事をさせて頂くというのは、とても嬉しいです」と渡邊さんが続けた。本作公開後、2人のもとにも感想が届いているという話になると「“純粋に笑った”と言われることが多いですね」と吉沢さん。「意外だったのが、皆さんコメディだと思って観ていたのに、“まさか泣かされるとは思わなかった”という感想が多くて…“カイザーで泣くと思わなかった”という感想も届きました」と渡邊さんも笑顔。さらに、久しぶりに地方での舞台挨拶となった吉沢さんは「皆さん、凄い見えてますよ(笑)最近は都内での舞台挨拶のみで終わってしまう事も多いので、久々にこうやって皆さんの顔が見える劇場で舞台挨拶ができて…若干照れています。ちょっと恥ずかしいですね」と嬉しそうに心境を語った。その後、2人がどんなクリスマスを迎えたかという話になると、「我々は二人で楽しい夜を過ごしましたよ」と吉沢さん。本作で共演した橋本環奈も途中参加し、仲の良さを見せたインスタライブの模様を語るひと幕も。「クリスマスプレゼントとして何か貰った物や欲しいものはありますか?」という質問には、「実はマネージャーさんからお揃いの黒いパンツと黒い靴下を貰いました」と渡邊さんが答えると、「いただきましたね。もしかしたら今、お揃いを履いてるかもしれないです(笑)」と吉沢さん。「でもやっぱり、こうやって皆さんが劇場に足を運んで頂いて、直接皆さんの笑顔が見れて、それが一番のクリスマスプレゼントですメリークリスマス!(会場拍手)」と観客に呼びかけ、会場は大盛り上がりとなっていた。『ブラックナイトパレード』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックナイトパレード 2022年12月23日より全国東宝系にて公開©︎2022「ブラックナイトパレード」製作委員会©︎中村光/集英社
2022年12月28日広瀬すず&櫻井翔W主演『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』の公開に先駆けて、1月1日(日)~3日(火)に日本テレビ系にて【広瀬すず&櫻井翔とほっこり過ごすお正月SP -3夜連続『ネメシス』上映会-】を放送することが決定した。2021年4月期に日本テレビ系列にて放送された連続ドラマ「ネメシス」が来春、個性的なあのメンバー続投で映画化。最終回から2年後、探偵事務所「ネメシス」が決して解いてはならない禁断の謎に直面する様子を描く。今回放送が決定した特別番組では、元旦から3夜に分けて、探偵助手・アンナ役の広瀬さんと、ポンコツな自称天才探偵・風真役の櫻井さんが、「ネメシス」の魅力を撮影時の裏エピソードも交えながらふり返る。また最終日には、映画の最新情報も発表になるようだ。収録を終え、広瀬さんは久しぶりの櫻井さんとの対面に「色々と思い出してきて、さらに映画が楽しみになりました。他の作品でもここまで共演者の方と振り返って話すことがないので新鮮でした」と話すと、櫻井さんも「お互いに新しい発見があって楽しかったですね。『あんなこと言って大丈夫だったかな?』とか、『これ言い過ぎたかな?』とか、『どこまで放送で使われているかな?』って心配になるくらい(笑)」と存分に語り尽くしたようだ。『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』は2023年3月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 ネメシス 黄金螺旋の謎 2023年3月31日より全国にて公開©2023映画「ネメシス」製作委員会
2022年12月10日1月スタートの広瀬すず主演TBS新火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」に出演する新たなキャストが発表された。本作は、九州の片田舎で育った広瀬さん演じる浅葱空豆が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる、北川悦吏子完全オリジナル脚本で描く青春ラブストーリー。今回新たに発表されたのは、空豆と音の夢と恋愛の物語を取り巻く人物たち。「君の花になる」に出演中の夏木マリが、空豆と音が暮らすこととなる下宿先「雪平邸」の主・雪平響子。「やんごとなき一族」の松本若菜が、音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&R(※アーティストの発掘から育成、戦略を担う)・磯部真紀子。「来世ではちゃんとします」の内田理央が、「ズビダバ」というユニットでヒット曲を連発するセクシー路線のボーカリスト、「ユニバースレコード」の所属アーティスト・アリエル。「ゆるキャン△」の田辺桃子が、音と空豆に影響を与える物語のキーパーソン、音がアルバイトをするカフェで出会う謎めいた女性・菅野セイラを演じる。ほかにも、伊原六花が空豆が上京して初めてアルバイトをする蕎麦店「大野屋」の店員・丹沢千春、櫻井海音が空豆の婚約者・矢野翔太、茅島成美が空豆の祖母・浅葱たまえ、酒向芳が「大野屋」の店主であり、千春の父・丹沢博として登場する。「夕暮れに、手をつなぐ」は2023年1月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月07日女優の広瀬すずと俳優の横浜流星が出演する、富士フイルム・INSTAXチェキの新CM「ワクワククリスマス」編が、3日より放送される。新CMでは、クリスマスならではの華やかな衣装を身にまとった広瀬と横浜が登場。輝くクリスマスツリーを前に、同商品で自撮りをしながら、大切な人と過ごす人々の一場面を撮影する。また、CM楽曲には4人組バンド・緑黄色社会の「Don!!」クリスマスバージョンが採用されている。■広瀬すず&横浜流星インタビュー――撮影の感想と印象的なシーンをお聞かせください。広瀬:今までのクリスマスCMでは、自分がサンタになって「メリークリスマス!」って言う側だったのが、今回はサンタさんがいたので、いつもと違う気分で撮影できたのがすごく印象的でした。前回流星君と第1弾をやらせてもらった時から変わらず楽しく自由にできました。また、長回しをしながらの撮影が多かったのですが、色々な瞬間が切り取られて30秒のCMに収まっていくので、完成がどのようなものになるのか楽しみです。横浜:楽しかったです。付け髭をしたりしていち早くクリスマス気分を味わえたので、今年はもうクリスマスはいいです(笑)! サンタさんもエネルギッシュで非常に助けられたのが印象に残っています。アドリブのシーンも本当に自由にやらせてもらえて楽しかったです。――もし今年のクリスマスを1日自由に過ごせるとしたら、何をしたいですか?広瀬:チキンなどクリスマスならではのものをたらふく食べたいです。「ザ・クリスマス」としてイメージしているものがなかなか実現できないことが多くて。特に大きいツリーがある場所で過ごすのは子どものとき以来ないので、子どものときに過ごしたようなクリスマスを大人になっても味わいたいなと思います。横浜:今日の撮影でクリスマスを味わうことができたのでいいかなという気持ちですけど、いつもいる仲間たちとクリスマスならではの食べ物を頼んで、飲んで語り合って、というのはいいなと思います。やっぱりチキンじゃないですかね。野郎でかぶりつきたいです!――今年のクリスマスにチェキで撮りたいものは何ですか?広瀬:飼ってる猫にクリスマスコスプレをさせて撮りたいのですが、絶対着てくれなくて。なので今年こそは! っていう感じです。コスプレで立っているように見える着ぐるみなどがあって、それを着させたいのですが、もう諦めに入りつつあります(笑)。でも見たいという気持ちは変わらずあります。横浜:仲間で集まったらその時の1枚を収めたいです。街もクリスマス一色になりますし、イルミネーションをバックにチェキで撮ったら、エフェクトもたくさんあるのでより輝く1枚になるんじゃないかなと思うので。
2022年12月02日目黒蓮(Snow Man)と今田美桜が共演する、大正ロマンを思わせる時代を背景に描かれるラブストーリー映画『わたしの幸せな結婚』。この度新たに、渡邊圭祐、津田健次郎、火野正平の出演が明らかになり、場面写真と映像も公開された。目黒さん扮する清霞たちが暮らす帝都では、謎の襲撃事件が相次いで発生。陸軍の特殊部隊が主導して、解決に臨んでいく。そこで、貿易業を営み、街の情報に精通する協力者として、「鶴木貿易」社長・鶴木新を「恋はつづくよどこまでも」「推しの王子様」の渡邊圭祐。新の祖父であり、謎に包まれた存在・義浪を、近年では、『罪の声』への出演が注目を集めた火野正平さん。宮内庁長官として街の平和維持に努め、新を清霞に紹介する賀茂村紀夫を、声優として多くのキャラクターに命を吹き込み、「最愛」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」など俳優としても活躍する津田健次郎が演じる。公開された場面写真では、協力者となった清霞と新が手を取りつつも、お互い敵意を示すかのような厳しい表情で向かい合う様子が。実は、2人は協力者でありながら、美世(今田さん)を奪い合う恋敵。どこか居心地の悪そうな美世に対して、手を添え優しく語りかけるような新の姿もあり、この三角関係にも注目の様子。一方、謎の襲撃事件のカギを握るあるモノを手に取り確認する賀茂村の姿も。その険しい表情は、事態が深刻であることを感じさせる。『わたしの幸せな結婚』は2023年3月17日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:わたしの幸せな結婚 2023年3月17日より全国にて公開ⓒ2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
2022年11月25日瀬戸利樹と中田圭祐がW主演、「ポルノグラファー」シリーズなどが話題を呼んだ稀代のストーリーテラー・丸木戸マキによる人気コミック「僕らのミクロな終末」を実写化。2023年1月より放送される。ある日突然、「巨大隕石落下により、あと10日で地球が滅亡する」という衝撃的なニュースがテレビから流れてくる。サラリーマンとして生きがいのない日々を送っていた主人公・仁科真澄は、残された時間を静かに過ごそうと母校の大学図書館を訪れる。そこで偶然再会した男・日下部律。大学時代に彼に裏切られひどく傷つけられた真澄にとって二度と会いたくなかった存在だったが、彼は真澄を地球滅亡までの最後の時間をともに過ごそうと誘ってくる。当然、真澄は拒絶。ところが、隕石による無残な最期に恐怖する真澄の心を見透かしたように、律はある条件とともに「楽に死ねる薬を渡す」と話す。ある条件とは、死体の処理を手伝って欲しいということだった…。やがて2人はとある目的のため静岡県・浜松に向かいながら、互いの負った痛みや傷に向き合うことで、心と身体の距離を再び縮めていく――。誰もが一度は空想する「もしも地球が滅びるとしたら」。そして誰もが一度は経験する、心に刻まれた恋の痛み。真澄と律が過ごす地球滅亡までの10日間は、ラブあり、人間ドラマあり、ロードムービー要素ありと、盛りだくさんに展開していく。主人公・仁科真澄役は瀬戸利樹、真澄の「昔の男」・日下部律役は中田圭祐のW主演現在「私たち結婚しました 4」に出演中の瀬戸利樹は、2016年に若手俳優の登竜門と呼ばれる特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズに出演し、この夏にはテレビ朝日「六本木クラス」にも出演。ドラマ、映画、舞台、MVなど、様々なメディアで活躍を続けている。本作で演じるのは、貧乏くじばかりを引いてきた負け組サラリーマン・真澄。大学生時代に味わった失恋にひどく傷つけられ、以来何をしていても楽しくない、生きがいを感じられない日々を送る真澄が、その原因となった男・律と再会して翻弄されていく様子を演じる。恋の痛みが伝わるリアルな表情は必見といえそうだ。瀬戸さんは、「『地球滅亡』でまず、興味をすごくそそられ一番会いたくなかった人と再会をしてしまうという誰もが好きな展開から話が始まるんですが、最高な恋愛ものでした」とコメント。真澄役は「喜怒哀楽が結構あるので表情は特に意識して演じさせて頂きました」と語った。また、律役を演じるのは「MEN’S NON-NO」専属モデルで、「私たち結婚しました」前シーズンに出演していた中田圭祐。2014年「第29回メンズノンノモデルオーディション」でグランプリを受賞。2016年に俳優デビューし、ドラマ・映画と活躍の場を広げている。本作では、天賦の才で昔から人を惹きつける魅力があり、現在はイケメンIT社長としてメディアに引っ張りだこな・日下部律を演じる。その奔放さで多くの人を傷つけてきた律。しかし、真澄だけには特別な想いがあったようで…?瀬戸さんとの共演は数年ぶりで、「がっつり一緒にやるのは今回が初めてで、本読みの時はドキドキしました」と中田さん。「律がめっちゃくちゃカッコイイので自分で大丈夫かなと本音のところは思っていましたね(笑)」と言いながらも、「いわゆる“口説く”行為など、セクシーさって言うんですかね?そういった律の色気を魅せるのが演じる上で難しかったところでもあり、意識した部分でもあります」と語っている。地球滅亡寸前というSFなシチュエーションでありながら、描かれるのはラブストーリー。傷を抱えた不器用な2人の心情が交差する、胸がぎゅっと痛くて愛おしい恋愛模様、絶望の中で奇跡を信じたくなるストーリー展開が待ち受ける。原作:丸木戸マキ×監督・脚本:三木康一郎、二度目のタッグ丸木戸マキ原作の「ポルノグラファー」は、著者の初コミックスにして第8回BLアワード 2017「次に来るBL作品ランキング」2位に選ばれた作品。2018年にボーイズラブ漫画として初の実写連続ドラマ化。FODのオリジナルドラマとして、“史上最速”で視聴数100万回を突破。SNS上での視聴者の反響が大きく、2019年に続編であり前日譚となる「ポルノグラファー~インディゴの気分~」の実写化、さらに2021年には「續・ポルノグラファープレイバック」も映画化され、支持を集めた。この「ポルノグラファー」制作スタッフの手により、今回の実写・連続ドラマ化が再び決定。映画『トリハダ』シリーズや『弱虫ペダル』の監督を務めた三木康一郎がメガホンをとった。丸木戸さんは、「お話を頂いたときは『本気??』と心から思いました」と明かし、「ちょっと変わったテイストの物語ではありますが、三木監督をはじめキャストやスタッフの皆さんにどう表現していただいているのか、今からとても楽しみにしております!」と期待を寄せている。「僕らのミクロな終末」は2023年1月、ABCテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2022年11月22日「LUPIN ZERO」のメインキャストが発表。ルパン役を畠中祐、次元役を武内駿輔が務める。本作は、ルパン三世の少年時代を描いた新作アニメーション。漫画「ルパン三世」連載当初と同じ昭和30年代を舞台に、まだ何者でもないルパンが、高度経済成長期の日本を駆け巡る、懐かしくも新しいオリジナルストーリーだ。祖父から盗術を仕込まれながらも、将来カタギになるか泥棒になるか決められずにいた中学生のルパンは、傭兵の父について各地をまわっている、不良相手に銃を抜く同級生・次元と出会う。2人は、ひょんなことからある女性を巡るトラブルに遭遇し、行動を共にすることに。そんな本作で13歳のルパンを演じる畠中さんは、『ナルニア国物語』の一般公募オーデイションに合格し声優デビュー後、「甲鉄城のカバネリ」、「僕のヒーローアカデミア」「東京リベンジャーズ」など人気作品に出演。そして、後にルパンの相棒となる少年・次元を演じるのは、で「アイドルマスター シンデレラガールズ」「ダイヤのA」、『アナと雪の女王』ではオラフの吹き替えを担当している武内さん。ルパン役に決定し、「ルパン三世」TVシリーズを改めて観直したという畠中さんは、「PART5の23話は特にお気に入りです!ルパン三世のセリフは、もうたまらなかったですね。泣けるんです。『LUPIN ZERO』はルパン三世になるまでの物語なので、まだ少年で思春期のルパンだから、すごく悩むし普通に照れちゃったりする。自分自身の道を探している途中で、そういうところはやっぱり大人になったルパンとは全然違うところがありました」とコメント。オーディションは水面下で動いていたと話す武内さんは、「少年ルパン役を誰が受けているのか全然わからなくて。個人的に絶対畠中くんが合うなと思ってたら、まさかで驚きました(笑)」と言い、「オープニングからエンディングまで全てが見どころですが、もう本当に毎話、毎話、違うパターンで話が展開していきます。最終回の一番最後のシーンがお気に入りなので、ぜひ最後まで観てください!」とアピールしている。「LUPIN ZERO」は12月16日(金)、12月に新しくローンチされる動画配信サービスにて配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2022年11月19日女優の黒島結菜、俳優の柄本時生、渡邊圭祐が出演する、サントリー・ビアボールの新CM「ビアボールってなに?」編、「ビアボールつくってみる?」編が、12日より放送される。新CMは、黒島、柄本、渡邊の3人が、若者に人気のネオ居酒屋に集合。同商品を一足先に体験したことがある黒島が得意げな表情で注文し、初体験の2人は飲んだ瞬間に「うまっ」と声を上げてしまう。撮影では、監督から瓶の持ち方への細かな指示にも瞬時に対応した黒島。一方で、氷をグラスに入れるシーンでは「氷をぎっしり」というセリフを言いながらも、氷があまり入っていなかったためにはにかんでしまい、現場を和ませた。また、柄本もスタッフが笑ってしまうほどの俊敏な眉の動きを披露。しかし、自身は無意識だったといい、モニターを確認し、「ほんとだ! めっちゃ動いている!」と驚きの表情をみせた。■黒島結菜、柄本時生、渡邊圭祐インタビュー――CMでは、基本の「1:3」の飲み方でみなさん飲まれていましたが、「ビアボール」は、「軽め」「濃いめ」「ロック」など“自分好みにつくれる”ことが特長です。さて、サントリーがおすすめしている4つの飲み方のうち、“黒島さんが好きそうな飲み方”はどれでしょう?柄本:一番濃い飲み方、「ロック」。初めて共演した19歳に比べると、今日ずっと現場で見ていて「どっしり」具合が「ロック」を飲んでそうと思って(笑)。渡邊:「1:1」の割り方、2番目に濃く飲めるやつかなと。僕は「ロック」まではちょっと私……と一歩引くおしとやかさがあるのかなと思った。黒島:正解は……「ロック」! 「1:1」と「ロック」ですごく迷って。でもチャレンジって意味で「ロック」。普段から濃いめのお酒が好きなんですけど、これをロックで飲んだら、また面白いんじゃないかって。みなさんは?柄本:「1:7」がいい。「軽め」だな、僕は。渡邊:「1:1」ですね。最後だけ「ロック」という飲み方にしようかな? と。(ビアボールは)それができるんです。1本をみんなで楽しめるって最高ですよね。――CM撮影の感想を教えてください。黒島:ずっと楽しい撮影でした。現場の雰囲気が賑やかで居酒屋の雰囲気を味わえてよかったです。柄本:楽しかったです! 結菜ちゃんが今までで一番楽しかったって言っていて、嬉しかったです!渡邊:僕も同じく、すごく楽しかったです。新鮮な撮影だったな、居酒屋気分を味わえて楽しいですね。――黒島さんは柄本さん・渡邊さんとそれぞれドラマ・映画で共演経験があり、柄本さんと渡邊さんは今回が初共演となりましたが、CM撮影で共演された印象はいかがでしたか?柄本:まず驚いたのは、圭祐くんが(11月21日で)29歳なんですよ! 22歳くらいだと思って話してたので驚いて! 急に僕の中で親近感が湧きました。圭祐くんって呼んでるんですけど、心の中では「圭祐ちゃん」です。渡邊:柄本さんは、すごく壁のない方なのでガンガンいけちゃうんです。普段(初対面の方には)苗字呼びからスタートして、慣れてきたら皆さんが呼んでいる名前に移行していくんですが、一発目から「時生さん」と呼んでます。大好きです!黒島:ふたりとも初対面とは思えないですね(笑)。――「ビアボール」は炭酸水でつくる自由なビールという“新しい”商品ですが、今回のCM撮影を通して、みなさんお互いに「新しく発見した一面」はありますか?黒島:部活の話で意外だったのが、柄本さんが野球部で、渡邊くんがバスケットボール部だったこと。柄本:結菜ちゃんがバドミントン部だったことに一番驚いたよ! しかも結構強豪だった。圭祐くんの驚いた一面として、「ビアボール?」のセリフで、こんなに高い声を出してくれるんだって、すごく嬉しかった(笑)。照れてあんまりやってくれないのかなってイメージがあったから。渡邊:逆に言うと、時生さんはイメージ通りで新しい一面はありません(笑)。黒島さんは前回共演させていただいた時にすごく静かなイメージがあったんですけど、今日すっごく楽しそうにしていたから、こんなに明るい方だったんだ! と新しい発見です。――CMでは3人で楽しそうにビアボールを飲む姿が印象的でしたが、「ビアボールをおうちで飲むなら」誰と、どんなシーンで飲んでみたいですか?黒島:今日の撮影が本当に楽しかったので、こういう雰囲気でお友達といろいろな飲み方を試しながら飲めたら、楽しいかなと思いました!柄本:仲間と飲むのが楽しそうですよね。渡邊:家で友達とワイワイしながら、濃さを変えながら楽しみたいですね。――「ビアボール」は日本初の炭酸水でつくる自由なビールですが、最近「自分史上初!」として挑戦したことはありますか?柄本:友達4人組で劇団を作ってYouTubeで流したっていうのが史上初で楽しかったですね。渡邊:これまでの人生の中で、自分で目薬をさせたことがなかったんです。苦手だったのですが、撮影現場で使っていて、させるかも!? と思って、自分史上初、目薬を買いました。黒島:すごいな~みんな。これから挑戦してみたいことは、山の上でごはんを作ってみたい。いかに少ない道具でおいしいごはんを食べられるか挑戦してみたいです!――「ビアボール」を初めて飲んだ感想はいかがでしたか?黒島:すごくさっぱりしていて飲みやすかった。人によって好きなように飲めるからすごくいいなと思いました。柄本:僕はあんまりお酒が強くないので、濃さとか量を決めて飲めるのは助かりますね。自分の許容量で飲める感じが嬉しいですね。渡邊:スッキリさっぱりと飲めるなと思ったので、苦手な方でも調整して飲んでいただけるというのが「ビアボール」の良さかなと。もうちょっと刺激が欲しい方には、濃くつくって飲んでいただければかなりの満足感が味わえるので、素敵な飲み物だと思いました。――CMがOAされる11月は、渡邊さんが29歳のお誕生日を迎えます。渡邊さんは、20代のうちにやりたいことはありますか? 柄本さんから、30代の先輩として20代のうちに経験したほうがいいアドバイスはありますか?渡邊:親孝行らしい親孝行ができていないので、旅行をプレゼントしたりしたいです。感謝を伝えるためにやりたい。柄本:それじゃない(笑)? ……30代からのアドバイスか、20代どんだけ忙しくても一生働くくらいの気持ちで働く! とか。30代からはちょっと楽する方がいいかなと思うので、あと1年頑張って!――黒島さんは先輩方とも接する中で、どんな30代に憧れますか?黒島:20代で頑張って仕事をして、30代ではちゃんと自分の時間の余裕もあったり、ちゃんと自分のことを好きになれる時間があって、仕事も両立させている 30 代の方にはすごく憧れます。
2022年11月10日田中圭が主演を務める舞台『夏の砂の上』のトレーラー映像が公開された。1998年に初演された『夏の砂の上』は、劇作家・演出家の松田正隆が生まれ育った長崎を舞台に描いた作品で、1999年に読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した彼の代表作のひとつ。職をなくし妻に家出された主人公と彼を取り巻く人物たちの間で交わされる会話から、一見淡々とした日々に漂う、抗いようのない悲哀や心の乾きが滲みだす名作だ。今回演出を手がけるのは栗山民也で、松田とは2003年に新国立劇場で上演された『涙の谷、銀河の丘』以来のタッグとなる。出演者は主人公・小浦治役の田中圭、夫を捨て家を出ていく妻・小浦恵子役の西田尚美、川上優子役の山田杏奈に加え、尾上寛之、松岡依都美、粕谷吉洋、深谷美歩、三村和敬が名を連ねている。『夏の砂の上』は11月20日まで東京・世田谷パブリックシアターで上演後、11月26日・27日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、12月3日・4日に宮崎・メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)演劇ホール、12月10日・11日に愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、12月16日・17日に長野・まつもと市民芸術館 主ホールで上演される。舞台『夏の砂の上』トレーラー映像<公演情報>『夏の砂の上』11月3日(木・祝) ~11月20日(日) 東京・世田谷パブリックシアター作:松田正隆演出:栗山民也【出演】田中圭 / 西田尚美 / 山田杏奈 / 尾上寛之 / 松岡依都美 / 粕谷吉洋 / 深谷美歩 / 三村和敬※11月11日(金) は終演後に松田正隆、白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)によるポストトークあり。【チケット料金】S席(1・2階席):8,500円(全席指定・税込)A席(3階席):6,500円(全席指定・税込)※1申込につき1公演1席種4枚まで※ほか高校生以下、U24など各種割引あり※託児サービスあり※車椅子スペース取り扱いありチケット購入リンク:【お問い合わせ】世田谷パブリックシアターチケットセンターTEL:03-5432-1515(10:00~19:00)【ツアー情報】■兵庫公演11月26日(土) ・27日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール■宮崎公演12月3日(土) ・4日(日) メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)演劇ホール■愛知公演12月10日(土) ・11日(日) 刈谷市総合文化センター 大ホール■長野公演12月16日(金) ・17日(土) まつもと市民芸術館 主ホール公式サイト:
2022年11月09日女優の広瀬アリスが出演する、コカ・コーラシステム「ジョージア ZERO」の新CM「ランウェイ」編が、10日から放送開始となった。会社員役の広瀬がモデルウォークを披露する新CM。地下鉄のホームで同商品を飲んでいる広瀬に、後輩が「あれ、糖分気にしてませんでしたっけ?」と疑問を投げかける。広瀬が「このジョージアはね……」と語り始めると地下鉄がファッションショーのランウェイに変わり、着ていたトレンチコートを肩にかけながら、かっこよくポーズを決める。青のドレスにトレンチコートを羽織ったスタイルで現場入りした広瀬。撮影がスタートし、後輩役のキャストがセリフ回しに苦戦していると、「全然大丈夫ですよ、何回でも」と笑顔で励ます姿も見られた。また、7cm以上のヒールを履きながら見事なウォーキングを披露した広瀬だったが、最後のターンでは「ダメだ、バランスが取れない……」と吐露。しかし、練習を重ねて、本番ではしっかりとターンを決めていた。■広瀬アリスインタビュー――CM撮影の感想を教えてください。セットの電車やホームの作りこまれた世界観での撮影が新鮮で楽しかったです。クルっと回って「ゼロなのよー!」と叫ぶカットは、ちょっと恥ずかしかったです。重心がなかなかうまく安定しなくて、結構練習しちゃいました。――「ジョージア ジャパン クラフトマン ゼロ」を飲んでみた感想を教えてください。本当に美味しくてびっくりしました。ゼロって聞くと甘さが足りないというイメージがあるのですが、全然そんなことないです。ラテ感もしっかりしてますし、甘さもちゃんとあるのに、糖類や砂糖がゼロなのは、安心できます。(私は)愛犬のお散歩で外に出ることが多いので、ほっとしたいときに外でゆったりと飲みたいですね。――今回の新しい「ジョージア ZERO」シリーズは糖類・砂糖ゼロが特徴ですが、「ZERO」にどんなイメージをお持ちですか?「スタートライン」とか「はじまり」とか、「今後」「これから」というイメージが強いので、気が引き締まります。――「ZERO」になるためにしていることを教えてください。寝る前に必ずZEROにする、ネガティブな感情を捨てるように、全部リセットするということを心掛けています。呼吸を大事にしながらヨガやストレッチをする時間を最近長めに作ると、すごくリセットされて、ZEROになって、ふわっと眠れるので睡眠の質も上がりました。――「〇〇の秋」を教えてください。私、秋が大好きなんです、1年の中でいちばん。気温的にも、空気の感じ、匂いとかも大好きです。お散歩もいつもより長めに行ったりとか。いやでも、結局、食べ歩きとか行っちゃいますね。秋なのでインドアを卒業してアウトドアの趣味を見つけたいなと思ってかれこれ7年くらい経ちますけど、(今年こそは)外に出たいです。インドアの趣味は、もっぱらマンガです。昨日も夜20巻くらい読みました、読める時は一気に。最長20時間読み続けて、気付いたら朝方になってました。――アウトドアで挑戦してみたいことは何ですか?キャンプとかいいなと思いますね。キャンプ好きな方が周りに多いような気がして、今年も共演した方でキャンプ率が高かったです。なので行ってみたいなと思います。美味しい料理とか、料理とか料理とか料理とか……結局、食欲の秋になりそうですね(笑)。
2022年10月11日広瀬すずと横浜流星が共演したTVCMが、明日10月8日(土)より全国にて放映がスタートする。新CMでは、広瀬さんと横浜さんが、空間に絵や文字を描いたり、横浜さんが描いた「VS」マークを合図にカンフー対決が始まったり、ノリノリで踊ったりと楽しそう。CMソングには「緑黄色社会」の新曲「Don!!」が起用され、明るくポップなCMに仕上がっている。併せてメイキングムービーも公開。横浜さんが好きなカンフーのポーズを広瀬さんに伝授し、笑い合う様子や、撮影後に広瀬さんが横浜さんの誕生日をサプライズケーキでお祝いする様子も映し出されている。さらにインタビューでは、「ダンスはアドリブでやりました。二人のダンスの息が合っているようで合っていない感じが、さすが私たちだなと思いました(笑)」(広瀬さん)、「自分の中での山場が二人で踊り合うシーンだったので、そこはちょっと苦戦していたんですけど…すずちゃんのお陰でなんとか楽しくこの山を乗り越えることができました」(横浜さん)と印象的なシーンについてコメント。また「『こんな一面もあるんだ!』っていう新しい姿が見られて嬉しかったです」(広瀬さん)、「等身大の姿というか、明るくて沢山笑顔が見られたのですごく楽しかったです」(横浜さん)と、CM初共演の感想も語っている。CM「ワクワクがリンクする。」INSTAX mini Link2篇は10月8日(土)全国にて放映開始。(cinemacafe.net)
2022年10月07日