建築家・永山祐子の展覧会「建築から始まる未来-豊島×横尾忠則、宇和島×束芋×ほしよりこ-」が、東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催されている。11月24日まで。入場無料。本展では、今夏永山が手掛けた瀬戸内海周辺での二つのアートプロジェクトを、映像や写真、建築模型を用いて紹介。建築やアートのエネルギーによる地域再生を目指し、新たなコミュニティーを創造する取り組みとして話題となったプロジェクトのビジョンを提示する。一つ目の「豊島横尾館」は、現代美術家の横尾忠則の絵画作品「原始宇宙」の平面作品11点と、円塔の中や庭園でのインスタレーション作品、建築と一体となった美術館。もう一つの「AT ART UWAJIMA 2013」からは、作家の司馬遼太郎らが滞在したことでも知られる1911年創業の宇和島の老舗の「木屋旅館」をリノベーションするというアートプロジェクトを紹介。畳の一部をアクリル板にし、欄間(らんま)や壁、天井などに漫画家・ほしよりこが書く小説に基づき現代美術家の束芋が制作した映像が映し出された。他にも、宇和島のアーケードにある文具店をリノベーションしたプロジェクトや、 理想の街をつくる観客参加型の展示も登場する。会期中の11月17日には、永山と束芋によるトークショー「建築×アートの可能性」も開催。司会は、アートダイナミクスの生駒芳子が担当する。また関連商品の販売も実施。「AT ART UWAJIMA 2013」のために書かれた、ほしよりこの小説「そういう事がずっと続く」(700円)、束芋デザインの「宇和島Tシャツ」(2,500円)、宝飾品にならない真珠を蘇らせた「リパール」で作った、ほしよりこ、束芋、永山祐子監修のオリジナル限定商品などがそろう。
2013年11月08日ドイツのジュエリーブランド「ニーシング(NIESSING)」と建築家・中山英之がコラボレーションした企画展「“Graffiti” Rings by Hideyuki Nakayama」がニーシング東京(東京都港区南青山5-9-10サンク青山1階)にて11月10日まで開催されている。今企画において中山は、絵や文字をリングの表面に施すことのできるニーシングのジュエリー「グラフィティ(Graffiti)」のために、「メタルの木」と「リングのリング」の2種類を描き下ろした。また会場では、中山がコンペの際に実際に製作した建築模型「小さすぎるビル」「草原の大きな扉」「K湖のN荘」の3点と共にニーシングのジュエリーを展示するインスタレーションを設置。ディレクションを岡田栄造(S&O DESIGN)が手掛けている。今回、初めてジュエリーをデザインした中山氏は「設計する際、まずニ次元でスケッチを描いてから立体化していく。ジュエリーをデザインする時も同じ。ニーシングのジュエリーは構造力学的に無駄のないデザインが中心なので、円と線のみを使用しシンプルに世界観を表現した。リングを指の上で回すと、線と円の密度が変化して違った表情を見せるので、そこを楽しんでほしい」と話す。ニーシングは、1873年ドイツで創業。ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドからスチールや高品質なシンセティック素材を用いたジュエリーを発表。素材そのものの美しさを引き出したデザインが特徴で、バウハウス(Bauhaus)の理念を体現したジュエリーとも評されている。過去、レッドドット・デザインアワードやiFデザイン賞を受賞した。1979年、ウォルター・ウィテックによる「ザ・ニーシングリング」を発表。宝石を留める爪がなく、まるでダイヤモンドが浮遊しているかのようなデザインは特許を取得。国立工芸美術館(ノルウェー・オスロ)や美術工芸博物館(ハンブルグ)にコレクション展示されている。
2013年11月05日女優の米倉涼子が、故ダイアナ元英国皇太子妃を描く映画『ダイアナ』の日本語吹替え版でダイアナ役を務めることになり23日に都内のスタジオでアフレコ収録を公開した。洋画の吹替えは『アベンジャーズ』に続き2度目となり、「ダイアナさんは強く主張される女性なので、その気持ちがしっかりと伝えられれば。でも難しいですね。七転八倒しています(笑)」と感想を話した。その他の写真本作は、アカデミー賞主演女優賞に2度ノミネートされている実力派女優のナオミ・ワッツを主演に、36歳で交通事故死した元英国皇太子妃ダイアナが、全世界から注目と歓声を集めるもやがて離婚し、自らの人生を歩みだす姿を、数々の秘話を交えて描く。米倉は「ダイアナさんみたいに高貴な人間ではないが、一緒に映画を見た関係者は『人として似てますね』って…。何をしでかすかわからない部分なんでしょうか。迷惑をかけてごめんなさい」。それでも「もしダイアナさんの立場だったら、私でも苦しいなと思うはず。常に見張られている環境は、かなりのストレスだったと思う」と共感もしていた。また、「理想の王子様?今はいないですね。38歳にもなると、理想が多くなり過ぎて、逆にどなたでもいいです。お相手の収入とか顔とか特に…」と語る一方で、映画の中でダイアナが思いを寄せる医者については「タイプではないです」とバッサリ。ダイアナの生き様に「良かれと思ったことが裏目に出ることもあったと思うが、彼女が成し遂げたことは素敵なこと。私も今やれることをやっていきたい」と強い憧れも示していた。『ダイアナ』10月18日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国ロードショー
2013年08月23日4月1日に創刊された雑誌「DRESS」は、シングル・アラフォーをターゲットにした女性誌。「LOVE40 30代までは練習です。40歳からが女の本番」というコンセプトのもと「ストーリィ」「美ST」の元編集長・山本由樹氏が仕掛けた新たなプロジェクトだ。3月31日には、表紙モデルを務める女優の米倉涼子を招いた創刊記念発表会が行われた。胸元を強調したショッキングピンクのワンピースと、1億円超えのきらびやかなジュエリーを身にまとった米倉は「雑誌を読んでくれる方が、『美って大切』と思ってくれたり、『エネルギッシュにやりたい、幸せにやっていきたい』と思ってもらえれば大成功ですね」と表紙モデルとしての意気込みを語る。「表紙コンセプトは、素顔のマリリン・モンロー」と明かす山本編集長は「セックスシンボルのモンローではなく、恋や仕事、人生に悩む素顔のモンローになってほしいとお願いしました。周囲からのイメージと自分自身のギャップに苦しみながらも、モンローはそれを乗り越えようとして頑張っていた人。素顔はとても人間的であり、そんな姿に読者も共感してくれるはず」とそのイメージを説明。米倉については「可愛いし、品があるし、チャーミング。ひとつひとつの表情からドラマを感じる。米倉さんが撮影に入り込む瞬間があって、その時にはモデルや女優を超えた表情がバンバン出てくる。色々な表紙が作れる」とその豹変ぶりに期待していた。雑誌不況と言われる昨今だが「魅力的なものを作れば、読者はついてくるし、雑誌を中心にしたメディア展開やサービスの提供も考えています。webサイトも立ち上げ、雑誌とは別の次元でユーザーが幸せになってくれるようなサイトを目指したい」とweb展開も同時進行中。「DRESS」創刊については「日本の女性の3人に1人が30代後半で結婚していないにもかかわらず、ほとんどの女性誌は結婚という幸せの物語の延長線上にある。結婚という道を歩まなかった人に対するメディアが、これまでにまったくなかったから」とその狙いを明かす。「DRESS」という雑誌名は「デニムをドレスのように着こなし、ドレスをデニムのように着こなす」というスタイルの提案からきたもの。山本編集長は「女性に生まれたからには、女性にしかできないファッションもあるし、女らしさをきちんと捉えるのも必要。女を生きよう、というメッセージがあります」とタイトルに込めた思いを明かしていた。現在37歳の米倉は「目上の方々は皆声を揃えて、40代はメチャクチャ楽しいとおっしゃる。仕事をしていても、40代になると集大成のようなものを感じるのかも。私自身も楽しみです」と3年後の姿を前向きに想像。40代になったら「社交ダンスを踊れるようになりたい」そうで「ウィーンに行ったときに社交ダンスを踊ることになったけれど、自分はワルツさえもできず、教えてもらっても難しかった。恋だけではなく、色々な出会いがあるだろうし、色々な世界に飛び立てるきっかけが生まれそう」と新たなチャレンジに意欲を見せいていた。
2013年04月03日ミュージカル「シカゴ」などで芸能大賞受賞元ファッションモデルで、現在女優として幅広く活躍する米倉涼子。ドラマはもちろん、近年では舞台での活躍も光っている。そんな彼女が16日、東京・浅草公会堂で行われた「第29回浅草芸能大賞」の奨励賞に選ばれ、授賞式に出席した。この賞は、大衆芸能の分野で、めざましい活躍をみせた人物に贈られるもので、今年の受賞は、大賞が高橋英樹、奨励賞が米倉涼子となった。今後のミュージカル活動にも大いに意欲米倉といえば、昨年ミュージカル「シカゴ」に、本場の米ブロードウェイで出演し、その演技力・存在感を認められ、日本でも話題となった。今回の受賞は、そうした海外活動を高く評価されたことによるものという。この日は、アルマーニのジャケットに大胆な短め丈のショートパンツというスタイルで登壇。すらりと長く伸びた美脚を惜しげもなく生披露し、その変わらぬ美しさには、会場からもどよめきが起こった。米倉は、歴史ある浅草の地で名誉ある賞を受け、非常に驚いているとしながらも、今後「シカゴ」だけでなく、他のミュージカル作品にも積極的にチャレンジしていきたいと、さらなる意欲をみせた。37歳という年齢ながらも、さすがの美しいプロポーションに凛としたたたずまい。これからも彼女の活躍から目が離せなくなりそうだ。元の記事を読む
2013年03月18日水戸芸術館は3月2日~5月12日、個展「坂 茂建築の考え方と作り方」を開催する。同展は、建築家・坂茂(ばん・しげる)の創作と活動を包括的に紹介する日本で初めての大規模個展。紙管をはじめとするさまざまな材料や構法を用いることで、住宅から公共施設、そして災害支援に至るまで、多くのプロジェクトを世界各地で進行させる建築家・坂茂の活動の全貌を紹介する。同氏の作品の特徴は、私たちが普段、気にもかけずに見過ごしがちなものの中に建築の材料として特性を見いだし、それを建築作品として実用化するところにあるとされる。氏はそのキャリアの早い段階から、これらの材料を用いつつ優れたデザインで解決する建築家として、独自の建築手法を展開してきた。同展では、初期作品から代表作「ポンピドゥーセンター・メス」、および進行中のプロジェクトに至るまで、氏の仕事を写真、映像、模型、立体展示でたどる。日本初の試みとなった3階建てのコンテナ仮設住宅の実物大モックアップ(一世帯)を屋外に展示し、活動の全貌を俯瞰できる構成を予定しているという。今回、作品の一部が、会期途中の3月10日から1週間程度、地元の学生たちの手によって設営、展示される予定となっており、設営期間に来場すれば設営風景を観覧できる。希望者は設営にも参加可能となっている。また同展に限り、展示作品を写真撮影でき、撮影された写真はSNS上でシェアすることが可能という。会期は、3月2日~5月12日。開館時間は、9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)。会場は、水戸芸術館現代美術ギャラリー+水戸芸術館敷地内(茨城県水戸市五軒町1-6-8)。休館日は月曜日。ただし4月29日、5月6日は開館、翌4月30日、5月7日は休館。入場料は一般800円。中学生以下、65歳以上、障害者手帳所持者と付き添い1名は無料。その他、詳細は同館Webページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月15日こんにちは。旅好きライターの赤木真弓です。先日、3度目のスウェーデン滞在をした私が、北欧・スウェーデンの女子旅をご案内! 前回はショッピング編をご紹介しましたが、今回はストックホルムの美術館やすてきな建築をご紹介します。■スウェーデン女子旅 ~美術館、建築編今回はストックホルム郊外へ。地下鉄Slussen(スルッセン)のバスターミナルから市バスに乗り、約30分。陶磁器の街として知られるグスタフスベリへちょっぴり足を延ばしてみましょうここには、街の名前と同じ陶器メーカー「グスタフスベリ」の工房やミュージアム、直売所、アウトレットショップ、カフェなどがあります。まず訪れたのは、「PORSLINSMUSEUM(グスタフスベリ陶器美術館)」。グスタフスベリ社の旧工場跡に作られ、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンをはじめとする歴代デザイナーの作品を一挙に見ることができ、その歴史を知ることができます。それから、イッタラ・アウトレットの裏手にある、リンドベリによる陶板もお見逃しなく!工房の直売所では、グスタフスベリの陶器や関連商品(キッチングッズ、書籍など)を販売。B級品は30〜50%で揃うなど、まさに宝の山! 敷地内の奥にある、イッタラやロールストランド、アラビアなどがお得な、イッタラ・アウトレットとともに、ショッピングを堪能できます。またミュージアムの隣には、 リサ・ラーソン のプロダクトを製作し続ける工房「ケラミーク ストゥディオン」があります。どのように絵付けされているか見られる貴重な場所なので、静かに見学しましょう。ここでもリサのプロダクトを購入できますが、クレジットカードが使えないので要注意。この工房の入り口には、アンティークショップ「Antikhuset I Gustavsberg(アンティークヒューセット・イ・グスタフスベリ)」も。訪れたときには残念ながらお休みでしたが、品揃えの良さには定評があります。ぜひ営業日に合わせて訪れてみて。 またバスに乗ってスルッセンまで戻り、駅前広場にある人気屋台で腹ごしらえを。「NYSTEKT STROMMING」は、地元で人気のにしんサンドで有名です。にしんのフライとたっぷりの野菜、ソースをパンに挟んだものでひとつ45sek。真冬でも行列ができるほどのおいしさです。このスルッセン駅周辺は、セーデルマルムという若者に人気のショッピングエリア。日本でも人気の「10-gruppen(ティオ・グルッペン)」など、北欧らしいデザインやインテリアショップ、カフェなどが並び、歩いているだけでも楽しいエリアです。そこからひと駅のMedborgerplatsen(メッドポリアルプラッツェン)駅からすぐの場所には、100年近い歴史を持つ大衆的なレストラン「Kvarnen(クヴァルネン)」もあります。ニシンの酢漬けやミートボールなど、スウェーデンの伝統料理を食べるのにおすすめです。最後に、スウェーデンを代表する建築家、グンナール・アスプルンドによる有名な建築を2つご紹介。「Stadsbiblioteket(ストックホルム市立図書館)」は、1928年に建てられた円形の図書館で、中に入ると巨大な書棚にぐるりと囲まれ、圧巻です。もうひとつはアスプルンドによる最後の作品で、自身も眠る共同墓地「Skogskytkogarden(森の火葬場)」。世界遺産にも指定され、広大な敷地に建つ大きな十字架のモニュメントは、一見の価値があります。以上駆け足でご紹介したストックホルム。このほかにも北欧の伝統文化を知ることができる「Nordiska Museet(北方民族博物館)」や現代アートを堪能できる「Moderna Museet(近代美術館)」などのミュージアムも。スーパー「Hemkop(ヘムショップ)」や「ICA(イーカ)」でのショッピングなど、まだまだ見所が盛りだくさん!スーパーで売っているスウェーデンの平たいパンは、日本では食べられない味。パッケージもかわいいので、お土産にも。スウェーデンを旅する際、ぜひ参考にしてみてくださいね。取材/赤木真弓ウーマンエキサイト編集部からスウェーデンお土産をプレゼント! グスタフスベリのアウトレットショップで購入したかわいいお皿2枚を1名さまにプレゼント! Twitterでつぶやくと当選率アップ! 応募はこちらから≫
2012年11月02日8月30日から赤坂ACTシアターでブロードウェイミュージカル『シカゴ』が上演中だ。主役のロキシーを演じる米倉涼子は7月に米・ブロードウェイデビューを果たしたばかり。その米倉に公演への思いを訊いた。ミュージカル『シカゴ』といえば、1996年に開幕以来16年もの間ロングランを続け、アメリカのミュージカル作品として歴代1位のロングラン記録を築いている人気作。2008年にこの日本版に初主演した米倉は、2010年の再演を経て、今年7月とうとう本場ニューヨークの舞台に立った。そして今回、本場のキャストと共に日本での凱旋公演が行われる。実に54年振りという日本人女優のブロードウェイ主演。その貴重な経験をくぐりぬけた米倉に感想を聞くと、「『日本人として54年振り』というフレーズは強いかもしれませんが、だからすごいでしょ、なんて気持ちは少しもありません。ただ、日本人でもロキシーという名のついたネイティブという存在であり得るように演じたいという思いです」と淡々と語る。ニューヨークのプロデューサーとの演技や歌、ダンスを収録したビデオのやり取りは1年前から始まり、英語の訓練なども過酷を極めたという。「最初の頃はひどいビデオを送ってたものだな、と今では思います。英語の発音も一語一語直されましたし、歌もダンスもまた一からやりました。終わりはないんだなと改めて思いました」。ただ、ブロードウェイ公演を経てロキシーを演じることが楽になったのだという。「『ロキシーはこうあるべき』という頑なな気持ちがなくなって、すごく素直に演じられるようになりました」。6日間の公演は連日溢れんばかりの満員。「すごくうれしかったけれど、何も覚えていないほど緊張したりする自分は本当にまだまだだなと思いました。達成感よりも、またブロードウェイに行きたいという思いのほうが強い。プロデューサーにも頼んで帰ってきました」と笑う。日本の凱旋公演については「とにかく必死にやるから見守ってほしい」と話す。「通常の来日公演は外国人ばかりで親近感はあまりないかもしれないけれど、そこに日本人である私がひとり入っているだけで、観てくださる方も安心感とともに『大丈夫なのかしら?』ってお母さんみたいな気持ちも持ってくださると思うんです。だから今回は、ふつうの来日公演とも日本版公演とも違う。私自身も同じロキシーだけど、日本公演よりもうちょっと『ワイルドだぜぇ』みたいな(笑)」。今までとは違う、新たなロキシー像が観られそうだ。公演は9月16日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2012年09月03日10月新ドラマでアダルトな魅力女優として多彩に活躍する米倉涼子が、テレビ朝日系で10月にスタートする「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜・21:00~)に主演し、医師役に初挑戦することが分かった。先月には、米ニューヨークの本場ブロードウェイでミュージカル「シカゴ」に挑戦。見事に演じ切った彼女が、さらなる新しい境地、挑戦をみせてくれるドラマとなりそうだ。破天荒かつ美しすぎるセクシー天才外科医米倉演じる大門未知子は、天才的な勘と腕で難しいオペを次々に成功させてゆく、フリーランスの女外科医。スーパードクターとして、ドクターXの異名をもち、さまざまな病院を渡り歩く。医療、医局、金銭、人脈といった、古いつながりが切り離せない大病院の実態を背景に、彼女が敢然と立ち向かう医療ドラマとなっている。技術もすごいが、ルックスもすごいのがこの女外科医だ。短パン&生脚美脚に白衣を颯爽とまとうのが定番スタイル。派手で大胆すぎるファッションで、初勤務する病院では“誰かの愛人”かと間違われるほどの強烈なキャラクターとなっている。セクシーでアダルトに演じてみたいと米倉も意気込みはばっちり。医療界におけるストーリーもさることながら、大胆なファッションと彼女ならではの美しいスタイル、そして美しいメスさばきなどもみどころとなりそうだ。元の記事を読む
2012年08月22日ワコールの子会社、ウンナナクールは、前衛芸術家・草間彌生(くさまやよい)氏デザインのブラジャーの新作を8月4日から発売する。草間氏がデザインする「FUN FUN WEEK(ファン ファン ウィーク)」は、楽なのに造形性のあるノンワイヤブラジャー。同シリーズでは、2011年春夏シーズンより、カップをキャンバスととらえ、アーティストが自由な発想でデザインを施すコラボレーション商品を発売している。プロデュースは、最先端の国内外のアーティストとのネットワークを持つ「スパイラル」が担当。2011年春のアーティストシリーズ第1弾では、コンテンポラリーアート作家に、秋の第2弾では絵本作家にデザインを依頼した。2012年春の第3弾で、草間氏デザインの商品、「ちょうの乱舞の中に消滅するあなた」、「カボチャ、カボチャ、カボチャ」、「ボディー・フェスティバル」、「ラブ・フォーエバー」を発売し、好評だったという。今回発売する商品は、「果てしない人間の一生(写真右上段)」、「太陽のキノコ(写真右下段)」、「真夜中に咲く花(写真左中段)」。値段はそれぞれ4,830円 / 4,515円 / 4,515円となっている。全国のウンナナクール41店舗、および、ZOZOTOWN、ワコールウェブストアで販売される。なお、「フラワー・オブセッション」のみ11月下旬発売予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日ショービジネスの聖地ニューヨーク・ブロードウェイで、女優・米倉涼子が現地時間の7月10日(日本時間の翌11日)、ミュージカル『シカゴ』の主役ロキシー・ハート役で主演デビューを飾った。日本人女優のブロードウェイ主演は、『フラワー・ドラム・ソング』のナンシー梅木以来54年ぶりの歴史的快挙。終演後、米倉と、共演のアムラ=フェイ・ライト、トニー・ヤズベックが囲み取材に応じた。ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」チケット情報ミュージカル『シカゴ』は、ブロードウェイの鬼才ボブ・フォッシーによる演出・振付で1975年に初演、1996年に開幕した再演版は現在ロングラン16年目に突入した大ヒット作。禁酒法時代のシカゴを舞台に、愛人や夫を殺害した罪で起訴されたふたりの悪女、ロキシー(米倉)とヴェルマ(ライト)が、敏腕弁護士ビリー(ヤズベック)の手を借りて一躍マスコミの寵児となっていくさまをシニカルかつユーモラスに描く。日本版『シカゴ』(2008年、2010年)でも同役で主演を務めた米倉は、今回のブロードウェイデビューに当たって英語を猛特訓。演出家が彼女仕様に特別にチョイスした短い日本語のせりふ1~2つを除き、すべて英語のせりふと歌でパフォーマンスを完遂した。マスコミや世間を手玉に取り、夢に見るスターの座を手に入れようとするロキシーに扮する米倉は、コケティッシュな愛らしさと転んでもただでは起きない不屈の精神で周囲を虜にしていくキャラクターそのもの。くるくると豊かに変化する表情や、大舞台での計り知れない緊張感さえもエネルギーに代える圧巻の舞台度胸で観客を魅了した。日本で経験済みの役柄とあって、水を得た魚のように楽しんで演技していたのも印象的だ。気になる英語だが、日本人訛りは当然残りつつ、若干聞き取りにくい箇所もあったとはいえ、英語での演技が初挑戦とは思えないほど、見事なせりふ回しとこなれた発音を披露。ほんの一瞬言い回しに詰まった以外は、2時間半の舞台全編で流れるようなパフォーマンスを見せた。英語の歌も素晴らしい表現力で、デビュー公演としては100点満点と言えるのではないか。囲み取材での米倉は、「今でも手の震えが止まらないほど緊張しましたが、同時にすっごく楽しかった。稽古は苦労の連続でしたが、これぞ生きている証だと思えた。(共演の)アムラがいなかったら、この舞台をやり遂げる勇気も、ここまで来ようと思うチャレンジ精神も持てなかったはず。キャスト・スタッフ全員が本当に温かく迎えてくれて最高に幸せです」と、時折涙で声をつまらせながら、笑顔で初日の感動を打ち明けた。ニューヨークのアンバサダー劇場での主演は7月15日(日)まで。その後、8月30日(木)から9月16日(日)まで日本凱旋公演として、米倉、ライト、ヤズベックの主演3人とアメリカ版ツアーカンパニーが東京・赤坂ACTシアターで来日公演を行う。チケットは発売中。取材・文:武次光世(Gene & Fred)
2012年07月13日レッドフォックスは一級建築士学科試験が7月22日に実施されるのを受け、暗記学習のためのスマホアプリ「i暗記」と「建築士試験対策カードデッキ(単語帳)」をリリースしている。「i暗記(アイアンキ)」は手軽で効率のいい暗記学習のための、iPhone・Android対応スマートフォンアプリ。東京大学准教授 池谷裕二氏の監修のもと、脳科学に基づいた記憶のアルゴリズムに沿って設計されているため、使用者は「覚えよう」と意識することなく暗記することができるという。操作は指一本で暗記カードを「覚えた」「覚えていない」に仕分けするだけと簡単。暗記カードはアプリとパソコン双方から簡単に作成できるほか、i暗記マーケットに公開されている3,000種類近いカードデッキの中から必要なものを購入することが可能(アプリは有料版・無料版両方あり)。i暗記マーケットには、来る7月22日に実施される一級建築士試験に向けたカードデッキも公開されている。建築史や法規、人名・建築名など、科目ごとのカードデッキもそろっており、覚えたいカードの枚数や内容などに応じてダウンロードすれば、通勤、昼休みのスキマ時間を有効に使って、苦手分野をカバーすることができる。そのほか、i暗記マーケットでは、公務員試験、日商簿記、司法試験など、各種ビジネス試験のカードデッキを多数公開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日パナソニックエコソリューションズ社は19日、建築化照明器具「Smart Archi(スマートアーキ)シリーズ」の品ぞろえを強化し、「建築に自由を与える。」を新コンセプトとして、2012年度上期中に、22アイテム252品番を順次発売すると発表した。新製品の光源はすべてLED。希望小売価格は2万6,250円~57万2,250円。同シリーズは、「光」「デザイン」「素材・品質」「空間」にこだわった製品(ハード)と、同社ならではの光の指標(ソフト)を組み合わせた「輝度で考える照明設計」によって、より正確で質の高い照明設計を実現した。屋内用は、人が感じる明るさ感指標の「Feu(フー)」をアップすることで設置台数を減らし、省エネが可能となったベースライトを追加。屋外用では、さまざまな空間と調和するシンプルなデザインのスポットライトなどが追加された。屋内のような明るい空間では、「lx(ルクス)」とFeuを組み合わせることで、省エネと快適な光環境を両立した照明設計が可能とのこと。しかし一方で、屋外のような暗い空間では、明るさ感が同じでも、光のメリハリによって人が感じる空間の印象は大きく異なるという。そこで同社は、Feuに加え、「光のメリハリ度」を数値化した「V(ヴィー)」を開発。これらを組み合わせることで、「落ち着きのある空間」と「にぎわいのある空間」といった、2つの雰囲気の定量化を可能にした。同じFeu値でも、メリハリ度が弱い(V値が低い)と落ち着き感のある空間に、メリハリ度が強い(V値が高い)とにぎわいのある空間になるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日TOTOは、同社のTOTO歴史資料館が所蔵する衛生設備器具の一部が、社団法人 建築設備技術者協会による「平成24年度 建築設備技術遺産」に認定されたことを発表。5月31日に明治記念館で、認定書が授与された。TOTO歴史資料館は2007年3月に開館。大正から昭和初期の衛生陶器や食器、初代ウォシュレット、旧総理大臣官邸といった著名建築物で実際に使用された器具など、約90年にわたる『TOTOのものづくりの歴史』を展示・紹介している。今回の「建築設備技術遺産」認定は、衛生器具の変遷を物語るTOTO歴史資料館所蔵品の価値が認められたことによるもの。認定品は、帝国議会議事堂などに設置された、国産初の高級腰掛け便器「サイホンゼット便器」、第一生命ビルに設置された大形小便器「ストール小便器」、日本独自のスタイルとして定着した手洗い付ロータンク「手洗い付ロータンク」、初代「ウォシュレット」、「そで付洗面器」の5種類。いずれも、福岡県北九州市にあるTOTO歴史資料館に展示。同歴史資料館の入館は無料。時間は9時~17時。休館日は土・日曜日、休日、祝日、年末年始、夏季休暇。TOTO歴史資料館のホームページでも詳しく紹介している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日米倉涼子、スカヨハ直伝の吹き替えの秘策はウィスキーとタバコ?全世界興行収入10億ドルを史上最速で突破し、現時点で世界歴代興行収入4位の記録的ヒットとなっている『アベンジャーズ』。本作の日本語吹替え版に声優として参加している竹中直人と米倉涼子が5月24日(木)、東京・港区の増上寺で本作の日本でのヒットを祈願した。アイアンマンにハルクなどアメコミの老舗出版社「マーベル・コミック」のヒーローたちが一堂に会し、世界の危機に立ち向かう姿を描いた本作で、竹中さんはヒーローたちのまとめ役のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)、米倉さんは元女スパイのブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の声をそれぞれ演じている。米倉さんが白のスーツでクールに決めたのに対し、竹中さんは「米倉さんと一緒なのでテンションを上げていかないと」と意気込んで緑とピンクの組み合わせのド派手なスーツで登場。だが、祈願が行われる安国殿に入ると真剣な面持ちで真剣に祈りを捧げていた。終了後に報道陣の取材に応じた竹中さんは「心が洗われました」と晴れ晴れ。米倉さんも「鳥肌が立ちました」と感動を語った。米倉さんは本作で吹き替え版の声優を初めて務めたが、「緊張しました。恥ずかしくてカーテンを閉めてもらった」という。だが先月、本作のワールドプレミアに出席しスカーレットと対面したとき、「『ジャックダニエルをいっぱい飲んで、タバコをいっぱい吸ってガラガラ声でよろしく』と言われた」と秘策を授けられたことを明かした。本作に登場するヒーローたちの中で好みのタイプを尋ねられると、「ソー(クリス・ヘムズワース)がカッコよかった。ホークアイ(ジェレミー・レナー)もよかったです」と米倉さん。ロスではジェレミーとクリスにも対面したそうだが「超かっこよかったです!」と興奮気味に語り、「筋肉系が好き?」との質問には「もちろん」とニッコリ。「二の腕もいいですね」とウットリと語っていた。竹中さんはこの日がアフレコの最終日となったが「やっているうちにサミュエル・L・ジャクソンの顔が自分の顔に見えてきた」とおどけ、笑いを誘った。今後、日本での興行収入次第で歴代興行収入の更なる上位進出にも期待がかかるが、竹中さんは「世界1位になるでしょう!」と太鼓判を押した。『アベンジャーズ』は8月17日(金)より全国にて公開。■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月17日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.■関連記事:女児誕生のクリス・へムズワース、父になった喜びを語る『アベンジャーズ』のマーク・ラファロ、Twitterアカウントを何者かに乗っ取られる『アベンジャーズ』、全米公開で『ハリポタ』を抜くオープニング興収を樹立!サッカーヨーロッパ組、ドイツの劇場貸しきりで『アベンジャーズ』に大興奮!スカーレット・ヨハンソン、携帯カメラで断りもなく撮影するファンに苦言
2012年05月24日女優の米倉涼子が10月3日(月)、都内で行われたフジテレビ系ドラマ「HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜」(火曜22:00〜)の製作発表会見に共演者の谷原章介、桐谷美玲、小泉孝太郎らと出席。賞金稼ぎという設定にちなんで欲しい物は?と聞かれた米倉は「枕!」と即答するが、谷原の「視聴率ですね。20パーセントくらいいけば」とドラマ思いの返答を聞くと「あー、それだ!欲しい!欲しい!」と自らの主演女優ならざる答えに顔を赤らめていた。同作は、2007年4月から警察庁が導入した捜査特別報奨金制度をテーマに、後輩にそそのかされてバウンティハンター(賞金稼ぎ)になった元CAの黎(米倉さん)が訳ありの女たちとチームを組んで、懸賞金付き凶悪犯人を追い詰めていくさまを描く。これまで男性陣に囲まれる男勝りなヒロインという役柄のイメージが強かった米倉だが、「女性に囲まれるストーリーが新鮮で刺激的。いままではぶつかっていくばかりだったけれど、芝居を求められている気がして毎日感慨深く、緊張感がある」と新たな一面開拓に手ごたえ十分。撮影が深夜に及んだとしても「女性メンバーが集まるシーンではセリフが多いので、ひたすら練習していますね」と目を輝かせた。一方、バウンティハンターになった黎たちから刺激を受ける刑事・権藤役の谷原は「女性に囲まれた、楽しい現場になりそうというのが第一だった」と出演に喜色満面。撮影の空き時間は共演の女性陣を対象に妄想に浸っているそうで、「米倉さんはサバけた感じだけれど、家ではフリフリのエプロンを着てお味噌汁を作っているんじゃないか?」と明かし、桐谷さんについては「キャッツ・アイの衣裳を着たらどうなるんだろう?」と妄想を炸裂させていた。部下役の小泉さんも「気持ちは分かる」と同調していたが、女性陣はドン引き。対象にされた米倉は「気持ち悪いですね〜」と谷原の妄想をバッサリと断ち切っていた。「HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜」は10月11日(火)22:00よりフジテレビ系にて放送開始。「HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ〜」番組公式サイト
2011年10月03日女優の米倉涼子、俳優の筧利夫、陣内孝則、反町隆史らが2月11日(木)、東京・丸の内TOEI1で映画『交渉人 THE MOVIE』の初日舞台挨拶を行い、製作費100万円の飛行機型チョコを振る舞い、「(観客動員)300万人突破記念でお会いしましょう!」と大ヒットを予告した。警視庁捜査一課特殊犯罪捜査班に所属する女性交渉人・宇佐木玲子(米倉さん)の活躍を描く人気テレビドラマシリーズの劇場版。鑑賞後の観客の大歓声に迎えられ、「初日ってこういうことなんですね。思いが詰まり過ぎて混乱しています。今日この場所、ここに立てて本当に幸せ。大きな声を出していないと泣いてしまいそうで…とても嬉しいです!」と歓喜の涙をこらえる素振りを見せつつ満開の笑顔を保った。共演の筧利夫は、「これだけ屈強な男たちに囲まれても周りを弾き飛ばすパワーと何者でも引き受ける母性を兼ね備えた世界で唯一の女優です」と米倉さんを称賛してリラックスさせ、会場の笑いを誘った。一方、バレンタインデーが近いとあって米倉さんが発注したという、劇中で展開するハイジャック事件にひっかけた製作費100万円、制作期間1か月、全長125センチの飛行機型チョコレートが登場。一部を米倉さんの手から口に運ばれて食べるラッキーな役回りに指名された陣内孝則は、「米倉さんに食べさせてもらえるなんて、糖尿病になっても悔いはありません」と叫び、アーンと口を開けて同チョコのかけらをパクッ。続けて指名された映画版ゲストの反町隆史も嬉しそうにパクリ。陣内さんは「僕も反町くんもいつでもタイガー・ウッズになる自信があります」と喜びの声を上げた。途中、いつもよりおとなしいと司会者から指摘された陣内さんは「最近テレビに出ている米倉さんが好きなタイプの男性を『話をよく聞いてくれる人、周りにオレオレな自分のことばかり話す人が多いから』と言っているのを見て、ズキっときた。それから夜、足がつるようになりました」と切ないエピソード(?)を披露。観客を爆笑させた。この日は、総勢11人が顔を揃えた。反町さんは「TVシリーズをずっと見てまして映画に参加できて幸せでした」。同じ映画版ゲストの林遣都も「映画の撮影が終わり、(その後に撮影され、放映された)TVシリーズ(第2シーズン)を家で寂しく見ていました。それくらい大好きなシリーズです」と同シリーズへの思いを吐露。レギュラー陣の城田優は「個人的に普段、邦画はあまり観ないで洋画ばかり観ていますが、これはメチャメチャ面白い」と絶賛。締めで米倉さんが「300万人突破記念でお会いしましょう!」とヒット予告を繰り出し、この日一番の拍手を浴びていた。映画『交渉人 THE MOVIE』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:交渉人 THE MOVIE 2010年2月11日より全国にて公開© 2010「交渉人 THE MOVIE」製作委員会■関連記事:真犯人を捜せ!『交渉人 THE MOVIE』マスコミ用パンフレットを10名様プレゼント陣内孝則、エロネタ&ブラックジョーク連発!林遣都は米倉涼子にメロメロ?キャスト舞台挨拶付き『交渉人』試写会に25組50名様をご招待米倉、筧&陣内のやんちゃコンビに大困惑映画版『交渉人』完成披露試写会極限状態での頭脳戦『交渉人 THE MOVIE』30代、40代限定試写会に25組50名様をご招待
2010年02月11日