20世紀彫刻のパイオニアと称された彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ。彼の作品は対象の本質を捉えつつ、それを極限まで単純な形で表しているのが特徴。その独創的な作品は、後の現代彫刻や絵画、デザインなどにミニマル・アートという思想を打ち立て、その後の世代のアーティストにも多大な影響を及ぼしたことでも知られている。彫刻界の新時代を切り開いた芸術家の全容に迫る。そんなブランクーシの創作活動を一望する展覧会が始まった。会場には、初期から後期まで約20点の彫刻作品をメインに、フレスコ画やテンペラ画などの絵画作品やドローイング、写真作品など約90点が集合。日本の美術館初となる充実の展示規模だ。彼の創作を包括的に紹介し、その歩みを辿る趣向となっている。1876年、ルーマニアに生まれた彼は、ブカレスト国立美術学校で学んだ後、1904年にパリに出てロダンのアトリエにて助手として修業するも、そこを2か月で離れ、独自に創作をスタート。当時発見されたアフリカ彫刻などのプリミティブな造形に注目する感性と、まるで職人のような素材への鋭い観察眼で、独特の作品を追求していった。ブランクーシは朴訥な人柄で、様々なアーティストたちと親交が深く互いに影響を与えあい、支えあった。例えば、画家で彫刻家のマルセル・デュシャンがお金のなかった時代には、自分の作品をデュシャンに渡し、それを売ってお金にすることをよしとした。写真家のマン・レイからは写真を教わり、自分のアトリエ内に暗室を作り、自らの作品をカメラにおさめて記録した。また、イサム・ノグチはパリでブランクーシの助手となり、それが抽象彫刻家としてのキャリアに舵を切るきっかけになったともいわれている。そうした数々の知人たちとの交流も糧に、彫刻家にもかかわらず、絵画や写真も手掛け、横断的に作品にアプローチする彼は、当時の芸術家としては驚くほど進歩的な人物だったと称賛する専門家も多い。自身の作品を「抽象ではなく本質を表現した具象だ」と語った彼は、どうやってその境地に至ったのだろうか。本展を見れば、彼の頭の中を知ることができるかもしれない。男女の抱擁を直方体で表現した、ロダンも衝撃を受けた名作。コンスタンティン・ブランクーシ《接吻》1907‐10年、石膏、石橋財団アーティゾン美術館テンペラ画で表現された青年の力強い立ち姿。コンスタンティン・ブランクーシ《スタンディング・ボーイ》1913年頃、テンペラ・紙、メナード美術館抽象的なフォルムで鳥が飛ぶという本質を表現したフレスコ画。コンスタンティン・ブランクーシ《鳥》1930年、フレスコ、ブランクーシ・エステートブランクーシを有名にした代表作「鳥」シリーズのひとつ。コンスタンティン・ブランクーシ《雄鶏》1924年(1972年鋳造)、ブロンズ、豊田市美術館ブランクーシの哲学を形にしたと伝わるブロンズの初期作品。コンスタンティン・ブランクーシ《苦しみ》1907年、ブロンズ、アート・インスティテュート・オブ・シカゴPhoto image:Art Resource, NYブランクーシ 本質を象るアーティゾン美術館 6階展示室東京都中央区京橋1‐7‐2開催中~7月7日(日)10時~18時(5/3を除く金曜~20時、入館は閉館の30分前まで)月曜(4/29、5/6は開館)、4/30、5/7休ウェブ予約チケット1800円ほか日時指定予約制TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2024年4月17日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2024年04月16日英一郎製磁の代表・福重英一郎は彫刻家であり、陶磁器家という2つの技術を合わせた独特の作品作りが特徴です。その2つの技術を用い、桜の葉脈、花びらの一筋一筋までを繊細に写し取った「桜アロマストーン」を、2024年5月27日(月)に新発売いたします。また、150セット限定で「母の日ギフト」として、2024年4月26日(金)まで通販サイト「よかもん市場」にて先行予約販売を受け付けております。先行予約販売URL: さくらのアロマストーンイメージ画像◆花びらや葉の一筋一筋まで再現日本の象徴的な花であり、とても愛されている“桜”。花びらや葉の一筋一筋まで作家の手作業で再現した、大変繊細で美しい作品です。台座がナナメにカットされているのもポイントのひとつ。遠くからでも桜の繊細で可憐な姿を眺めることが出来ます。ぜひご自宅で、可憐な一輪を咲かせてください。正面・横・後ろ・アップ◆実用性・使用方法素焼きの磁器(焼き物)で作られているため、アロマオイルが本体に染み込み、揮発することで周囲に香ります。お好みのエッセンシャルオイルを2~3滴、さくらのアロマストーンに垂らしてお楽しみください。香りが薄くなりましたら、再度オイルを垂らしてご使用ください。※エッセンシャルオイル(精油100%)のご使用をおすすめいたします。※垂らしたオイルが机に染み込むのが心配な方は、作品の下にお皿などを敷いてご使用ください。※本商品にアロマオイルはついておりません。アロマを垂らしている様子◆インテリア・場所を問わず使用可能素焼きだからこそ出る柔らかなピンク色が優しく、和室でも洋室でもインテリアにマッチ。使用場所は、ベッドサイド、脱衣所、お手洗い、玄関など。モーター音などもせず、睡眠時に使用しても快適です。和テイストに洋テイストに◆ギフトにおすすめ日本の象徴的な花であり、大好きなさくらの花言葉は「精神の美」「優雅な女性」など。火や電気を使わないため、安心して手軽にアロマの香りをお楽しみいただけます。贈り物にピッタリの「桜アロマストーン」です。ギフトボックスにお入れして発送いたします。◆作品仕様・詳細・販売等商品名 : 桜アロマストーン価格 : 3,300円(税込)色 : 薄ピンク(素焼きの陶器の自然な色味)サイズ : 約幅5.2×奥行6.5×高さ4.5cm重さ : 約50g※仕上げに手作業を行うため、仕上がりに多少の個体差があります。先行販売: 2024年4月26日(金)まで「母の日ギフト」として先行予約販売を実施※150セット限定となっております。 ◆英一郎製磁 代表・福重英一郎武蔵野美術大学彫刻科専攻ルーツは10代にわたり江戸時代より波佐見焼を生産してきた窯元「福幸製陶所(幸山陶苑)」。母は陶芸家・福重美和。彫刻的繊細な要素を無彩の白磁に施す作陶は英一郎独自の世界観がある。従来の焼き物のイメージにとらわれない作風を確立。【代表作品】□世界的ピアニスト 故園田高弘氏を顕彰する白磁製メモリアルレリーフ像を制作□日本音楽教育の先駆者 故園田清秀氏のブロンズレリーフ像を制作□脚本家 故市川森一氏 白磁彫刻骨壺制作□市川森一 脚本賞 トロフィー制作【英一郎製磁公式ホームページ】 制作風景(葉のギザギザを手作業で彫る)作家・福重英一郎(制作中) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月10日シンプルに研ぎ澄まされた美しいフォルムの彫刻で知られるコンスタンティン・ブランクーシ。20世紀彫刻の先駆者として高く評価される巨匠の創作の全貌を紹介する、日本の美術館では初となる展覧会が、東京・京橋のアーティゾン美術館で、 3月30日(土)から7月7日(日)まで開催される。ルーマニアに生まれ、ブカレスト国立美術学校に学んだブランクーシ(1876-1957)がパリに転居したのは、1904年のこと。近代彫刻の巨匠ロダンのアトリエに助手として招き入れられ、自身も具象的な人物像を制作していたものの、短期間でアトリエを離れたブランクーシは独自の創作に取り組み始める。同時期にパリで注目を浴びたアフリカ彫刻などにも通じた、単純化された野性的な造形。様々な石や木、金属などの素材に対する鋭い感性に裏打ちされた洗練されたフォルム。ブランクーシの果敢な探究は、同時代の、さらに後続世代の芸術家に多大な影響を及ぼすことになる。《コンスタンティン・ブランクーシ》1924年(撮影:キャサリン・ドライヤー)、石橋財団アーティゾン美術館今回の展覧会は、ブランクーシの遺産を管理するパリの「ブランクーシ・エステート」と国内外の美術館等から出品される彫刻作品約20点を中核とし、フレスコやテンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品を加えた約90点で、そのブランクーシの足跡の全貌をたどるものだ。彫刻作品では、アカデミックな写実性やロダンの影響をとどめた初期作から、対象のフォルムをその本質へと還元させていく1910年代、そして「鳥」をテーマとした作品に代表される主題の抽象化が進められた1920年代以降まで、その変遷を目の当たりにできる充実した展観が実現する。もうひとつ注目したいのは、彫刻以外の作品にも目配りがされていること。ブランクーシは絵画も描き、また自身の作品やアトリエの情景をとらえた写真作品も残した。絵画や写真など異なる手法を用いて自らの彫刻作品を相対化していったその横断的なアプローチは、近代の芸術家ならではのものだそうだ。様々なジャンルの作品が並ぶ同展は、そうした創作者としての多面性にも光をあてる興味深い展観となる。コンスタンティン・ブランクーシ《雄鶏》1924年(1972年鋳造)、豊田市美術館日本の美術館ではこれまで開催されてこなかった巨匠の大規模個展。対象の本質をとらえるその唯一無二の創作の全容を目撃しに、ぜひ会場に足を運びたい。<開催概要>『ブランクーシ本質を象る』会期:2024年3月30日(土)〜7月7日(日)会場:アーティゾン美術館時間:10:00~18:00、金曜(5月3日を除く)は20:00まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:ウェブ予約チケット1,800円/窓口販売チケット2,000円(同時開催展も観覧可)※学生無料(高校生以上要ウェブ予約)※予約枠に空きがある場合、窓口販売あり同時開催:石橋財団コレクション選特集コーナー展示清水多嘉示展覧会詳細ページ
2024年03月21日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)と現代アーティスト・村上隆のコラボレーションによる巨大彫刻作品《お花の親子》が、京都市京セラ美術館に登場。京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」展の会期にあわせ、2024年9月1日(日)まで展示される。高さ約13mの巨大彫刻《お花の親子》2020年から2021年にかけて六本木ヒルズに登場し話題を呼んだ、金色に輝く巨大な彫刻作品《お花の親子》。村上が提唱する、伝統的な日本美術とアニメ・マンガの平面性を接続し、日本社会に対する批評性を織り込んだ概念である「スーパーフラット」の彫刻作品だ。そんな《お花の親子》が、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)とのコラボレーションにより、メゾンを象徴するトランクと共に京都市京セラ美術館に登場。日本庭園の池に浮かぶように設置された、高さ約13mを超える巨大彫刻作品となっている。前後、側面と角度によって異なる表情を見せてくれるほか、湖面に反射する様子を楽しむことができる。トランクは、両者のコラボレーションにより2003年に発表されたモノグラム・マルチカラーのトランクが着想源。キャンバスやメタルパーツ、木材といったディテールまで細かに表現されている。【詳細】《お花の親子》とルイ・ヴィトンのトランクのインスタレーション期間:~2024年9月1日(日)まで公開場所:京都市京セラ美術館 日本庭園住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124※入場無料エリア【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120‐00-1854
2024年03月11日千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館では、2024年3月9日(土)より、『カール・アンドレ彫刻と詩、その間』が開催される。今年1月24日、88歳で亡くなったカール・アンドレ(1935-2024)の、日本の美術館として初めて行われる個展である。カール・アンドレは、1960年代後半、アメリカを中心に起った「ミニマル・アート」の代表的な彫刻家。マサチューセッツ州の工業都市、クインシーに生まれ、アンドーバーの名門フィリップス・アカデミーで学んだ彼は、1957年、ニューヨークに居を移し、翌年よりフランク・ステラとスタジオを共有して、コンスタンティン・ブランクーシに影響を受けた彫刻を作成し始めた。1966年に137個のレンガを直列に並べた《レヴァー》を発表して以降は、木材、金属、石などの素材を工業製品のような同一規格に加工し、床置きするスタイルを確立。そこに置かれることで周りの空間に作用するそれらの作品を、作家自身「場としての彫刻」と表現した。カール・アンドレ夫妻と所属ギャラリーの全面的な協力を得て実現する同展では、日本では紹介されることが稀な「小さな彫刻」8点とともに、代表的な床置きの大型彫刻13点を紹介。なかでも人の背丈を超えるL字の金属板が並び、壁との間にできた空間を人が通ることのできる横幅約15mの巨大な作品《上昇》は注目だ。さらに知る人ぞ知るカール・アンドレの詩の仕事も紹介する。詩を共通の趣味とする両親のもとに育った彼は、キャリアの初期から詩を制作していた。タイプライターで断片的な単語を打ち込んで構成されるカール・アンドレの詩は、読んでも眺めても楽しめる。会期中は、若き日にカール・アンドレがスタジオを共有したフランク・ステラのコレクション展示他、ギャラリートークやパフォーマンス、ワークショップなど、イベントも多数。詳細や申し込み方法は、美術館ホームページで確認を。<開催概要>『カール・アンドレ 彫刻と詩、その間』会期:2024年3月9日(土)~6月30日(日)会場:DIC川村記念美術館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:一般1,800円。65歳以上・大学1600円公式サイト:
2024年02月27日東京造形大学に通う、@I_LOVE_Clownさんは、等身大の人間の形をした彫刻を制作していました。しかし、完成まであと少しのところで、ある違和感に気付いたといいます。自身の手では加えていないものが、作品に付いていたそうです…!一体、どういうことなのでしょうか。X(Twitter)に投稿された、こちらの動画をご覧ください!ちょっと待ってwwww制作中の彫刻にキノコ生えてきたんだけどwwwwwwww pic.twitter.com/7J8cYEsdds — ピエロ大好き人間︎︎︎︎ (@I_LOVE_Clown) October 4, 2023 なんと、制作中の彫刻にキノコが生えていたのです!これに気付いた投稿者さんは、笑いが止まらなかった様子。確かに、自分の作品から突然「ニョキ」っとキノコが生えてきたら、珍しくて笑ってしまいますよね。投稿者さんの動画は拡散され、13万件以上の『いいね』が寄せられました。【ネットの声】・面白すぎる。奇跡のアートですね。・生えた場所が喉仏っていうのが、またいい。・これはこれで『芸術』かもしれない。このまま育ててみてほしい。・落ち込んでいたけれど、これを見て元気が出た!ちなみに、この動画が撮影されたのは10月。『芸術の秋』にピッタリといえる珍事件に、投稿者さんを含め、多くの人が笑顔になりました![文・構成/grape編集部]
2023年10月05日ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)の2024年春夏コレクションが2023年9月30日(土)にフランス・パリで発表された。彫刻的なフォルムを探求硬くハードな印象の彫刻的なドレスから幕を開けた今シーズンのジュンヤ ワタナベ。素材や色味を変えながら、ダイナミックで構築的なコレクションを展開していく。ショー序盤で提案されたのは、オールブラックのルック。三角錐や筒状のフォルムなど、布地で構成されているとは思えないほど鋭利なラインを描くドレスは、そのダークな色味と相まって、よりエッジィな佇まいに仕上げている。レザーもまた今季らしい構築的なシルエットで登場。ライダースジャケットはショルダーラインを強調してみたり、斬新なカッティングを施してみたり、ベルトのようなディテールを随所に施して動きを出してみたりと、まさにレザーの可能性を探求するようなピースが次々と展開された。柔らかいデニムも立体的に仕上げるのが今季のジュンヤ ワタナベ流。ダブルステッチを縦に、横に、そして斜めに走らせることでよりアクティブな印象に仕上げている。端正に並べられたシルバーのボタンは、そのユニークなシルエットを際立たせているようにも思われる。ラストは、ワイドパンツに個性豊かなツイードジャケットを合わせたルックがランウェイを席巻。ツイードジャケットは、本来クラシカルな印象を与えるアイテムだが、独創的なシルエットを描くことによってパンキッシュな1着へと昇華させた。
2023年10月03日プラン シー(PLAN C)から、彫刻フィギュアや、彫刻をモチーフにしたウェア、バッグが登場。限定カプセルコレクション「リトラッティ」が、伊勢丹新宿店にて2023年9月6日(水)から12日(火)まで開催される、期間限定イベントにて販売される。“彫刻フィギュア”を展開する限定カプセルコレクション「リトラッティ」「リトラッティ」は、プラン シーのクリエイティブディレクター、カロリーナ・カスティリオーニが、自身のクリエイティビティを新たなスタイルで表現したカプセルコレクション。プラン シーの4つのプリントを用いた彫刻フィギュアを軸に、アイテムを展開する。「リトラッティ」のテーマは“肖像画”。主人公にカロリーナ自身を据え、カロリーナの子供であるマルゲリータとフィリッポ、友人の1人をモチーフに彫刻フィギュアを制作した。ミラノの熟練した職人が手作りで生み出す樹脂製の彫刻フィギュアは、鮮やかでアイキャッチな仕上がりが魅力。カプセルコレクションでは、フィギュアのミニチュアを販売する。ウェアやバッグにも彫刻のエッセンスをまた、カロリーナによる彫刻のエッセンスを配したウェアやバッグも用意。インターシャでモチーフを表現したモヘアセーターや、スパンコールの装飾を全面に施したペンシルスカート、一部にモチーフを配したシャツ、巾着のように開き口を絞って使えるバッグなどが揃う。いずれも、彫刻と連動した、スタイリッシュな配色が魅力だ。加えて、フランスのインテリアブランド・トラメ パリ(TRAME Paris)とタッグを組んだ、オーダーメイドのウールカーペットも販売する。伊勢丹新宿店で期間限定イベント、1日限りのオリジナルTシャツ制作もイタリア・ミラノを出発点に、ニューヨーク、ベルリンと世界を巡回してきた「リトラッティ」が東京・伊勢丹新宿店に期間限定で上陸。店頭では、限定アイテムの販売に加えて、1日限りのTシャツ制作イベントも9月9日(土)に実施する。「リトラッティ」のグラフィックから好みのデザイン画を選び、配色やステッカーのアレンジを加えて自分だけのオリジナルTシャツを作ることが可能だ。当日は、デザイナーのカロリーナ・カスティリオーニも来店し、オリジナルデザインにエッセンスをプラスしてくれる。【詳細】「リトラッティ」カプセルコレクション販売期間:2023年9月6日(水)~12日(火)会場:伊勢丹新宿店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3 「リトラッティ by カロリーナ・カスティリオーニ xプラン シー」住所:東京都新宿区新宿3-14-1営業時間:10:00~20:00アイテム:・ミニチュアフィギュア 27,500円・トートバッグ 31,900円・シャツ 107,800円・ニット 192,500円・スカート 385,000円~■オリジナルTシャツ制作イベント日時:2023年9月9日(土)12:00~18:00※カロリーナ・カスティリオーニの来店時間は14:00~15:00 / 17:00~18:00会場:伊勢丹新宿店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3 「リトラッティ by カロリーナ・カスティリオーニ xプラン シー」Tシャツ価格:31,900円※価格はオリジナルTシャツ制作費およびPili&Biancaステッカーを含む。※イベントの内容は、都合により変更または中止になる場合あり。※一部商品は数量限定。
2023年09月03日英一郎製磁の代表 福重英一郎は彫刻家であり、陶磁器家という二つの技術を合わせた独特の作品作りが特徴です。作家がつくるお手元供養分骨のミニお骨壷「さくら」「はなみずき」「わすれなぐさ」の3種が、ボディをより完璧な球体に近い形へ造形美を増して、2023年8月25日(金)にリニューアル販売いたします。お手元供養分骨のミニお骨壷 3種類◆洗練された容器部・ボディへ英一郎のお骨壷は基本的に半球状の蓋の部分に花の彫刻を施し、容器部(身、受け)を含めた全体的な形状は球形となっております。今回のリニューアルではボディを、磁器作品では再現が難しいとされる完璧な球体に近い形へ作り変え、作家が生み出す作品としての造形美を増しています。◆「さくら」「はなみずき」「わすれなぐさ」3種類の花はそれぞれ、花びらや葉、めしべのひとつひとつに至るまで、作家の手で手作りされています。英一郎のお骨壷にしかない繊細な美しさと、各花言葉に故人を想う気持ちを込め、作品を飾るようにお手元に置かれている方が多くいらっしゃいます。【さくら】日本人の象徴的な花でもある桜。花言葉は「精神の美」「優雅な女性」など。花弁の薄く軽やかなイメージを再現し、おしべめしべは一本一本丁寧に手作りをしております。さくら お手元供養分骨のミニお骨壷【はなみずき】歌でも知られる人気の樹木花です。花言葉は「永続性」「返礼」「私の想いを受けてください」など。軽やかな花弁の表情を再現し、おしべめしべは一本一本手作りをしております。はなみずき お手元供養分骨のミニお骨壷【わすれなぐさ】小さく可愛らしい花が群生します。花言葉は「私を忘れないで」。たくさんの花や葉はそれぞれ一つ一つのパーツでレイアウトされております。わすれなぐさ お手元供養分骨のミニお骨壷◆お骨壷づくりへの使命英一郎製磁が「お骨壷」を作り始めたのは9年前ほど。それは知人からの依頼で、若くして亡くなった親族のための「お骨壷」作陶です。「人が最後に入る“終のすみか”であり、残された家族の“想い”が入るのがお骨壷」というのが英一郎のお骨壷づくりへの想いであり、作家である自身に託された使命であると捉えています。◆作品仕様・詳細・販売等※作家の手作り品のため、サイズ・重さには多少の誤差の可能性あり【さくら】価格 :55,000円(税込)色 :ピンクサイズ:幅7×奥行8×高さ9.5cm重さ :145g【はなみずき】価格 :55,000円(税込)色 :白サイズ:幅6.5×奥行7×高さ8cm重さ :130g【わすれなぐさ】価格 :55,000円(税込)色 :青白磁サイズ:幅6×奥行6.5×高さ8cm重さ :130g【作品詳細紹介サイト】 さくら作陶風景◆英一郎製磁 代表・福重英一郎武蔵野美術大学彫刻科専攻ルーツは10代にわたり江戸時代より波佐見焼を生産してきた窯元「福幸製陶所(幸山陶苑)」。母は陶芸家・福重美和。彫刻的繊細な要素を無彩の白磁に施す作陶は英一郎独自の世界観がある。従来の焼き物のイメージにとらわれない作風を確立。【代表作品】□世界的ピアニスト 故園田高弘氏を顕彰する白磁製メモリアルレリーフ像を制作□日本音楽教育の先駆者 故園田清秀氏のブロンズレリーフ像を制作□脚本家 故市川森一氏 白磁彫刻骨壺制作□市川森一 脚本賞 トロフィー制作【英一郎製磁公式ホームページ】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月21日エスロー(ESLOW)の2023年秋冬コレクションが発表された。彫刻家バーバラ・ヘップワースに着想今季のエスローの着想源となったのが、20世紀イギリスの彫刻家バーバラ・ヘップワース(Barbara Hepworth)だ。穴のあいた、有機的な造形の彫刻作品などを手がけるヘップワースは、彫刻を通して「人と人の優しい関係、また風景(自然)と人の精神的な関係」を表したのだという。抽象的なフォルムで仕上げられたその作品は、だから、ある種の優しさを湛えている。ヘップワース作品に誘われて、エスローがそのコレクションで表現するのは、優しくも洗練された佇まいだ。たとえばロングコートは、柔らかなウール素材を用いつつ、すっと縦に落ちるシルエットに。フロントには、ラペルの下にパネルをあしらうことで、防寒性を高めることも、折り返してドレープ感を出して着用することもできる。衣服と人との優しい関係性と言ったとき、そこに挙げられるべきは、温かみのあるニットだろう。コットンニットのプルオーバーやカーディガンは、毛足の長いシャギー素材で、ふんわりとした質感に。また、アルパカを用いたニットは、ふんわりとボリュームのある糸を用い、通常はポロシャツなどに用いられる鹿子編みで大きく編み上げ、柔らかく、凹凸に富んだ表情に仕上げている。ヘップワースが自然と人の関係について言及したように、今季のエスローは自然を彷彿とさせるモチーフを随所に用いている。ニットやパンツにのせた、氷と大地を彷彿とさせるグラデーションは、その一例だ。また、ワンピースなどには手染めを施し、ネイビーやブラウンを基調にムラのある風合いを表現した。今季は、これまでも手がけてきたメンズアイテムを、いっそう充実して展開。たとえばMA-1ジャケットは、ショート丈とボリュームのあるスリーブで丸みを帯びたシルエットに。中綿は中空のため、軽快ではあるものの保温性の高いものとなっている。また、テーラードジャケットにはベンツを深く設け、シャツはオーバーサイズに、フロントとバックで丈に差をつけるなど、上品でありながらも抜け感のある雰囲気を漂わせた。
2023年08月20日東京国立近代美術館で、「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開かれています。本展では、スペインの建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)が建設に携わったサグラダ・ファミリア聖堂にフォーカス。日本人が愛するガウディ建築の魅力に迫る展覧会です。日本人彫刻家も活躍!サグラダ・ファミリア聖堂外尾悦郎さん【女子的アートナビ】vol. 307「ガウディとサグラダ・ファミリア展」では、完成の時期が視野におさまってきたスペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリア聖堂に焦点をあて、建築家ガウディの創造の源泉や、進行中の建設プロジェクトについても紹介。図面や模型、彫刻、写真など多彩な作品や資料に加え、最新映像も見ながら、サグラダ・ファミリア聖堂の魅力にたっぷりと触れられる展覧会です。本展の開幕前日に開かれたプレス内覧会では、彫刻家の外尾悦郎さんが登壇。外尾さんは、サグラダ・ファミリア聖堂の彫刻家として現地で長年活躍され、ミケランジェロ賞や文化庁長官表彰など国内外で多くの賞を受賞されている方です。外尾さんは、次のようにコメントされました。外尾さん私は1978年にヨーロッパに渡り、3か月で日本に帰る予定でしたが、サグラダ・ファミリアに出合い、45年、仕事をさせていただくことになりました。なぜ、45年間もいたのか。サグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ作品に魅力があるからです。魅力どころではない、いま我々人類が必要としている大切なヒントが、ガウディにはありました。それが私を惹きつけているのです。その一端を、今回の展覧会で見ていただければ、明るいヒントが見つかるのではないかと期待しています。サグラダ・ファミリア聖堂とは?「ガウディとサグラダ・ファミリア展」展示風景まず、本展の主役であるサグラダ・ファミリア聖堂について、ざっくりとご紹介。サグラダ・ファミリア聖堂は、1882年に起工式が開かれ、ガウディは1883年に二代目の建築家として就任。聖堂は献金で建設資金を得ていたため、彼は設計や建設に携わるだけでなく、資金集めなどにも奔走しました。聖堂は未完のまま、ガウディは73歳のとき路面電車にはねられて亡くなってしまいます。その後、スペイン内戦時にはガウディの模型などが破壊され、またフランコ独裁政権時代には建設資金も集まらず、聖堂は何度も建設中止の危機に陥ります。スペイン王政復古後には経済も上向き、2005年には聖堂が世界遺産に登録されて観光客も増加。その入場料などで資金も増えて工事が進み、コロナ禍で中断しながらも少しずつ完成に近づいています。サグラダ・ファミリアは総合芸術!「ガウディとサグラダ・ファミリア展」展示風景では、展覧会の見どころについて、ピックアップしてご紹介していきます。1章「ガウディとその時代」では、図版やガウディの愛読書などを展示。学生時代のガウディがどのようにして建築家になっていったのか、その形跡をたどれるようになっています。東京国立近代美術館 企画課長の鈴木勝雄さんは、ガウディについて次のように教えてくれました。鈴木さんいかに天才ガウディといえども、彼独自の世界を築くにあたり、古今東西さまざまな建築やイメージソースを吸収し、そこから理論や造形をつくりだしていきました。前半の章では、ガウディの頭の中をのぞくことができます。そこで見えてきたガウディの独創性が、サグラダ・ファミリアへとつながります。ガウディが生きた時代は万国博覧会の時代で、世界各地の文化や技術、さまざまな様式の建築が見られました。そこから異文化を吸収しつつ、彼は自分の世界をつくっていきました。サグラダ・ファミリアは、まさに総合芸術なのです。自然や植物も好きだった「ガウディとサグラダ・ファミリア展」展示風景2章「ガウディの創造の源泉」では、歴史・自然・幾何学に注目。ガウディのスケッチや模型、彼がデザインした椅子などが展示されています。ガウディは、スペインのイスラム建築の歴史に関心もち、くだいたタイルで建物を彩る多彩色建築に取り組み、独自のスタイルを生み出しました。鈴木さんガウディは、自然や植物を丁寧に研究し、自分の装飾パターンに入れていきました。また、当時は洞窟や浸食された大地の奇妙な形に人々が関心を持ちロマンを抱く時代で、ガウディも洞窟にロマンを感じていました。洞窟を思わせるものが、彼の建築の随所に出てきます。さらに、彼は造形を自由に展開するだけでなく、幾何学にも長けており、建築構造に深い知識を持っていました。放物線の形をした超高層ビルの模型もつくり、その形が後のサグラダ・ファミリアの構造にもつながっていきます。聖堂を飾っていた石膏が登場!外尾悦郎《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面に1990-2000年に設置作家蔵3章「サグラダ・ファミリアの軌跡」では、ガウディ独自の制作方法などを紹介。彼は、図面だけでなく多くの模型をつくって自分の構想を練り上げていきました。会場では、大小さまざまな模型や、聖堂を飾った彫刻も展示されています。鈴木さんガウディは、彫刻をつくる際、実際のモデルから型を取っていました。モデルは、バルセロナの市民たちでした。彼が亡くなったあとは後世の人たちに受け継がれていき、外尾悦郎さんは聖堂の「降誕の正面」に設置されている「歌う天使たち」の石膏像をつくられました。会場にある作品は、10年間、聖堂に設置されていたものです。ぜひ、天使の表情や所作などをじっくりご覧ください。4K画像で空中散歩も!《サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型》2001-02年制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室西武文理大学3章の最後では、NHKが最新技術を使って撮影したサグラダ・ファミリア聖堂の美しい映像を楽しむことができます。また、4章「ガウディの遺伝子」では、ガウディ建築が現代に与えている影響や意義を探り、インタビュー映像なども紹介。最後は、ガウディの言葉が映像で映し出されて展示が終わります。なお、この展覧会は連日大盛況で、会場内は混雑しています。公式サイトに混雑状況も載っていますので、チェックしてからお出かけください。Information会期:~9月10日(日)休館日:月曜日(8月28日、9月4日は開館)会場:東京国立近代美術館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)※入館は閉館の30分前まで観覧料:一般¥2,200大学生¥1,200高校生¥700中学生以下無料※熱中症対策及び混雑緩和のため8月3日以降は日時予約推奨(8月25日以降は休まず夜間開館を実施)。詳細は展覧会公式サイトへ。巡回情報:滋賀会場:2023年9月30日(土)~12月3日(日)佐川美術館愛知会場:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)名古屋市美術館
2023年08月06日東京・砧公園にある世田谷美術館では、館の収蔵品を中心に、彫刻家・土方久功(ひじかた・ひさかつ/1900-1977)と染色家・柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう/1922-)の多彩な作品を紹介する二人展を、9月9日(土)から11月5日(日)まで開催する。考古学や民族学への関心も背景として、1929年から10年以上にわたって南洋のパラオやサタワル島で暮らした土方は、現地の人々や風景を主題とした彫刻や絵画を制作すると同時に、周辺の島々の生活様式や儀礼、神話などの調査も行った。帰国後は世田谷区の自宅で制作を続け、木彫レリーフやブロンズ彫刻、水彩画を数多く残したほか、民族誌学的調査の成果をまとめた著書や詩集、絵本も出版した。一方、「民藝」の思想と芹沢銈介に影響を受けて染色の道を志した柚木は、身近な日常にある面白いものや楽しいことをアイデアの源として、大胆で力強い造形を行う作家だ。海外でメキシコの玩具などを目にした経験が、より自由な表現へと向かう契機となったという。型染による染色作品のほか、ガラス絵や版画、立体作品、絵本などにも取り組み、100歳を迎えた今も精力的な活動を続けている。直接の接点はないというふたりの芸術家だが、両者ともに多彩な表現の広がりを見せ、立体や平面、絵本まで幅広く創作を展開している芸術家であることから、今回の二人展となった。世田谷美術館の収蔵品に加え、ご遺族や作家自身の所蔵する作品と資料を加えて、ふたりの創造の世界を紹介する試みとなる。同展の見どころのひとつは、雑誌『母の友』(福音館書店)に寄せた土方の挿絵原画が初公開されること。また、南洋の島での体験について、土方自身が記した言葉が作品とともに紹介されるのも興味深いところだ。一方、柚木を紹介する章では、体感型の展示も目を引く。柚木が絵本の登場人物をもとにつくった表情豊かな指人形作品《町の人々》の展示が絵本の世界を体感させてくれる一方、旅先で集めた民芸品などを並べた空間は、柚木のアトリエを垣間見させてくれることだろう。多彩な展観を通して、ふたりの芸術家の創造の世界に親しみたい。<開催情報>『土方久功と柚木沙弥郎――熱き体験と創作の愉しみ』会期:2023年9月9日(土)~11月5日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般500円、65歳以上400円、大高400円、中小300円公式サイト:
2023年08月02日2002年、ルイ・ヴィトンはウォッチ「タンブール」を発表。一目でそれと分かるドラム(太鼓)型のケースには、大胆かつ目を引く時刻表現のビジョンが込められました。それから21年の時を経て、「タンブール」は成熟を遂げ新たに、よりスリムなフォルムを纏い、比類のない仕上げ、さりげないエレガンス、彫刻的かつ流れるようなラインを特徴として登場します。©LOUIS VUITTONウォッチ部門のディレクター ジャン・アルノーは次のように述べています。「象徴的な『タンブール』のシェイプをベースにした大胆なウォッチメイキングデザインが登場してから20年。160年以上にわたってメゾンの礎となってきたモダニティ、エレガンス、そして機能性の追求はそのままに、ルイ・ヴィトンは、この新たなウォッチのあらゆる要素において、前例のないレベルの洗練性をもって、ウォッチ コレクションのラインナップをさらに充実させます」。新作「タンブール」を特徴付ける2つのスティールバージョンは、日常使いに相応しいコレクションであることを強調しています。メゾンを象徴する新生コレクションとして登場するのは、シルバーグレーのダイアルを装備したトーン・オン・トーンと、対照的なディープブルーのダイアルを装備した2モデル。一段と充実した「タンブール」はさらにルイ・ヴィトン初となる2つの要素を搭載──ケースと一体型のブレスレット、そして、自社のウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が設計し、美しく仕上げられた新たなオリジナルの自動巻きムーブメントです。ウォッチ部門のディレクター ジャン・アルノーは次のように述べています。「今回の発売にあたり、一目でルイ・ヴィトンと分かるスタイルを備えつつ、確かな時計製造技術に裏打ちされたウォッチを作ることでメゾンのウォッチメイキングの歴史に新たな一章を開くことを目指しています」。©LOUIS VUITTONフォルムと機能ウォッチ「タンブール」の特徴とは?それは、「LOUIS VUITTON」の12文字が刻まれたカーブを描いた丸みを帯びたケース、建築的とも言えるアプロ―チでサイズやプロポーションにこだわった確かなボリューム感でしょう。新たに生まれ変わった「タンブール」では、これらをはじめとする特徴のすべてが保たれ洗練された細部の仕上げを通じてさらに強調されています。新たな「タンブール」ではあらゆる側面においてデザインを追求。これは本来の意味でのデザインであり、美的側面のみに留まらず、目的や意図にも関係しています。まず、現代の形態学に基づいた、あらゆる着用者の腕のラインにフィットする、完全にユニセックスな直径40 mm、厚さ8.3 mmのケースを装備したモダンなフォルム。ルイ・ヴィトン初となる、新生「タンブール」の一体型ブレスレットは、堅牢さと流麗さを融合させたものであり、カーブを描くスリムなコマは、手首にぴったりと快適にフィットし、この上なくソフトなレザーストラップにも引けを取りません。新たな「タンブール」に纏わるすべては、そのデザインに集約されています。それは、すべてに意味と理由があるということ──ウォッチの外側の肌に触れるあらゆる表面は、体に馴染むようデザインされています。ケースバックは平らではなくケースの中央に向かって弧を描いて盛り上がり、手首に近づくにつれ、前腕の自然なカーブにフィットします。人間の腕の形状に沿うことで、タンブールは、厚さ8.3 mmよりさらにスリムに見えます。表裏が凸形となっているブレスレットのコマは、手首全体との連続した接触ラインを保つ丸みを形成します。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONブレスレットはケースにシームレスに調和します。ラグのない構造のため、新たな「タンブール」は一体型ブレスレットを装備した唯一の真円形ウォッチとなっています。そしてブレスレットのエレガントな美しさを仕上げるのは見えない留め具。これを実現する3枚ブレードの折り畳み式バックルは、「LOUIS VUITTON」の文字が刻まれたコマと、各コマを隔てるポリッシュ仕上げのパーツがない部分を目印とした、微かな手掛かりを通してのみ位置をご確認いただけます。クラフツマンシップは一目瞭然かもしれませんが、触れた瞬間にその真価が明かされます。この原則に、新生「タンブール」の手触りは由来しています。艶消し仕上げが主体ですが、一部例外も──例えばポリッシュ仕上げのブレスレット面取り加工面と中央のコマ、あるいはポリッシュ仕上げのリューズです。リューズはケース同様、ドラム(太鼓)型をしていますが、ウォッチの巻き上げや設定を感覚的に心地良いものにする、ソフトな手触りの縦溝が刻まれています。ポリッシュ仕上げで縁取られたサンドブラスト仕上げのベゼルには、「タンブール」の特徴である「LOUIS VUITTON」の12文字が入っています。但し、今回は文字のみが浮き上がりポリッシュ仕上げを施しています。各文字は、アワーマーカー同様、細密に彫刻されています。新たな「タンブール」は、手首には、バランスと一体感を。そして目には、明瞭さと正確さを実現しています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON光と軽やかさケースとブレスレットの張りのある曲線や、新生「タンブール」のなめらかな手触り感のデザインとは対照的に、ダイアル部分は鮮明かつシャープな輪郭を備えており、光によって「タンブール」の表示面のテクスチャーの細部まで見ることができます。新たな「タンブール」のダイアルは、厚さがほんの1 mm強であるにも関わらず、驚くほどの奥行きと立体感を醸し出します。ポリッシュ仕上げで区切られた段差のあるチャプターリングは、ミニッツ用の外側リングとアワー用の内側リングで構成され、いずれも主表面はマイクロサンドブラスト仕上げになっています。ダイアルの各マーカーは、空間的バランスを考えて互いに補完し合うようデザインされており、5分マーカーは奥まっている一方、アワーは、はめ込まれています。マーカーのこうした高さの違いにより、光の当たり方がマーカー間で異なったものとなり、あえて注意を払わなくても目が無意識のうちに違いを感知し、素早く読み取ることが可能です。インデックスはゴールド製で、光との相互作用を高めるダイヤモンドポリッシュ仕上げが施されていますが、スーパールミノバ(R)加工の数字と針にすることで、新たな「タンブール」は薄暗い条件下でも充分な視認性を保ちます。「タンブール」のゴールドの針は、幅広のバトン針から、先細りの切子面のある、オープンワークを施した針へと進化して表示面にさらなるゆとりをもたらしています。よりスリムな針のおかげで、いつでもよりダイアルが広く見えるようになりその結果、視覚的、コンセプト的にもウォッチ全体の軽やかさに繋がっています。軽やかさは、ウォッチ自体のトーンにも引き継がれています。新たな「タンブール」は、中央の艶消し仕上げのダイアルセクションで新たなアイデンティティを表しています。それは1854年にパリで創業したメゾンの原点を謳う「LOUIS VUITTON PARIS」の刻印。同心円模様に入ったスモールセコンドカウンターの下に配されているのは、これまでの「SWISS MADE」という品質保証に代わる、「FAB. EN SUISSE」という表記。この小さな変更は、1950年代や1960年代の歴史的な高級時計のダイアルを想わせます。この表記は省略せずに書くと「Fabriqué en Suisse(スイス製)」となりますが、これは、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」と、このタイムピースに込められた最高水準のクラフツマンシップを暗示するものです。パリ風のセンスとスイスの専門技術が1つのクリエーションの中で融合しています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONムーブメントと動作新生「タンブール」は、ジュネーヴに構えるメゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」によって具現化されるルイ・ヴィトンの先進的な時計製造の専門技術があってこそ実現可能となりました。マスターウォッチメーカーのエンリコ・バルバシーニとミシェル・ナバスが設立・指揮する 「ラ・ファブリク・デュ・タン」は、受賞の栄誉に輝く時計複雑機構をルイ・ヴィトンにもたらしてきました。新たなキャリバーLFT023は、進化したタンブールを駆動するムーブメントであるだけでなく、モノグラム・フラワーを想わせるオープンワークの施された香箱カバーから、様式化された「LV」のモチーフを繰り返しあしらったマイクロローターまでメゾンのデザインコードをすべて体現するためにムーブメント専門メーカーのル・セルクル・デ・オルロジェ社と協力してルイ・ヴィトンが設計した、初の自社製自動巻き3針ムーブメントです。紛れもなく現代的なムーブメントであり、マイクロサンドブラスト仕上げのブリッジ、ポリッシュ仕上げのエッジ、ウォッチの他の部分の仕上げを踏襲した面取り加工を採用しています。サーキュラーグレインが施された地板は、伝統的なムーブメント装飾を踏まえていますが、従来のマゼンタ色のムーブメント用ルビーに代わる無色透明のサファイアは、キャリバーLFT023の前衛的なビジュアルアプローチを主張しています。マイクロローターは、高慣性の22Kゴールド製で、4HZ(28,000振動 / 時)の脱進機を搭載し、50時間のパワーリザーブを備えた香箱に並外れて効率的な巻き上げを提供するペリフェラルギアと組み合わされています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON業界有数のウォッチメーカー各社で適用されているものと同じ性能基準に沿って認定されたクロノメーターであるキャリバーLFT023は、1日あたり-4秒から+6秒の計時精度を備えています。 この認定は、TIMELAB財団後援の下、ジュネーヴにあるクロノメーター検定機関から与えられるもので、キャリバーLFT023がISO 3159の厳密な規格と計時精度の厳しい基準に適合していることを保証します。ルイ・ヴィトンは、クロノメーター検定協会を通じて自社のウォッチの認定を受ける初めてのウォッチメイキング企業であり、これは、現代の時計製造における卓越性と品質に対するメゾンの継続的なコミットメントを実証するものです。モダンでエレガント、かつ丹念に仕上げられたキャリバーLFT023は、最新の「タンブール」のコードを担う最初のモデルに搭載されています。スティール製のこれら2つに、さらに3つのモデルが加わり、タンブールの新時代の幕開けを飾るステップが完了します。©LOUIS VUITTON「タンブール」261万8,000円(税込)ステンレススティール製のケース、直径40 mm、厚さ8.3 mm。グレーカラーのダイアル。6時の位置にスモールセコンドカウンター。ホワイトゴールド製の針、数字、インデックス。針と数字にはスーパールミノバ(R)加工。反射防止加工サファイアクリスタル。自動巻き機械式ムーブメント、キャリバーLFT023、直径30.6 mm、厚さ4.2 mm。サファイアクリスタルケースバック越しに見ることが可能。時、分、スモールセコンド表示機能。22Kローズゴールド製のマイクロローター。パワーリザーブ50時間。石数31。振動数28,800回 / 時、4Hz。ジュネーヴのクロノメーター検定協会によるクロノメーター認定。3枚のインビジブル・ブレードによるフォールディングバックルを装備したステンレススティール製のブレスレット。防水:50 m©LOUIS VUITTON「タンブール」261万8,000円(税込)ステンレススティール製のケース、直径40 mm、厚さ8.3 mm。ブルーカラーのダイアル。6時の位置にスモールセコンドカウンター。ホワイトゴールド製の針、数字、インデックス。針と数字にはスーパールミノバ(R)加工。反射防止加工サファイアクリスタル。自動巻き機械式ムーブメント、キャリバーLFT023、直径30.6 mm、厚さ4.2 mm。サファイアクリスタルケースバック越しに見ることが可能。時、分、スモールセコンド表示機能。22Kローズゴールド製のマイクロローター。パワーリザーブ50時間。石数31。振動数28,800回 / 時、4Hz。ジュネーヴのクロノメーター検定協会によるクロノメーター認定。3枚のインビジブル・ブレードによるフォールディングバックルを装備したステンレススティール製のブレスレット。防水:50 mお問い合わせ:ルイ·ヴィトン クライアントサービスT 0120 00 1854
2023年07月09日動物をモチーフとした彫刻で知られる現代彫刻家、三沢厚彦の個展『三沢厚彦ANIMALS/Multi-dimensions(アニマルズ/マルチ・ディメンションズ)』が、6月10日(土)〜9月10日(日)、千葉市美術館で開催される。1961年京都生まれの三沢は、自然の中で遊び、仏像や寺社に親しむ幼少期を過ごすうちに彫刻家を志すようになる。東京藝術大学及び同大学院で彫刻を学び、1990年代には流木などを寄せ集めて作品を制作。2000年代から、動物を樟(くすのき)で彫り、油絵具で着彩する「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズを手がけ、評価を得ている。身近な犬や猫から、トラ、クマ、ライオンなどを経て、近年では空想上の生き物である麒麟やキメラといった複数の動物を組み合わせる表現にも発展。動物の等身大あるいは少し大きなサイズで作られており、静かな表情でありながらも、どことなく愛らしさやユーモアも感じさせる。また、彫刻だけでなく絵画も手がけている。2007年から各地の美術館で発表が続いているが、美術館のみならず、林の中、街の中など置かれる場所によっても表情が違って見えるのも「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズの興味深いところだ。そこには、作品と空間の関係に対する作家独自の感覚が発揮されている。今回の展覧会では、「多次元」をテーマに、大谷幸夫設計による千葉市美術館全体を会場として、90年代の初期未発表作から最新作まで200点を超える絵画と彫刻作品を展示するほか、会場で作家が新作を制作するというから楽しみだ。美術館全体を巡りながら、様々な場所で動物たちと遭遇することになる。会期中には作家自身によるギャラリートークやワークショップのほか、ミュージシャンで画家でもある山本精一のライブもあるのでイベントもチェックしてから出かけよう。<開催情報>『三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions』会期:2023年6月10日(土)~9月10日(日)会場:千葉市美術館時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)休室日:6月12日(月)、19日(月)、26日(月)、7月3日(月)、10日(月)、18日(火)、8月7日(月)、21日(月)、9月4日(月) ※7月3日(月)、8月7日(月)、9月4日(月)は全館休館料金:一般1,200円、大学生700円公式サイト:
2023年06月05日ドクターマーチン(Dr. Martens)と彫刻師、キング・ナードのコラボレーションアイテムが登場。2023年6月1日(木)より、ドクターマーチン各店などで発売される。桜&トラ柄のメタルプレート付きブーツ&バックパック“伝説の彫刻師”として呼ばれるキング・ナードは、アーティスト、デザイナーとしても活躍する人物。これまでにも、世界の名だたる企業や高級ブランドとのコラボレーションを実施してきた。ドクターマーチンとは2回目となるコラボレーションでは、キング・ナードのモチーフとパターンを、ドクターマーチンのアイコニックなアイテムにのせた、全3型を展開する。ラインナップは、「1460 8ホールブーツ」「1461 3ホールシューズ」と、バックパック。それぞれ、ボディにはピュアブラックのサイクロンナイロンとクラシックなスムースレザーを組み合わせている。また、各アイテムには、キング・ナードのカスタムデザインである虎と桜のデザインを配したアルミニウムプレートを採用。レザーにデボス加工で施したバロック調の模様もあしらい、キング・ナードの世界観を表現した。【詳細】ドクターマーチン×キング・ナード発売日:2023年6月1日(木)販売店舗:ドクターマーチン(青山、原宿、マルイアネックス、西宮ガーデンズ、キャナルシティ、WITH HARAJUKU、渋谷、池袋、心斎橋ヨーロッパ通り、あべのHoop、渋谷PARCO、有楽町マルイ、池袋PARCO、名古屋PARCO、MARK IS みなとみらい、二子玉川ライズ、銀座、梅田、神戸元町、京都、熊本、広島、名古屋、名古屋栄、静岡パルコ、札幌、仙台、福岡天神、金沢、沖縄ライカム)、公式オンラインショップ(8:00~)価格:・8ホールブーツ 31,900円 UK3~UK11(約22cm~30cm)・3ホールシューズ 26,400円 UK3~UK11(約22cm~30cm)・バックパック 36,300円【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:0120-66-1460
2023年06月01日主に木と金属を素材とし、実在するものから架空のものまで命あるものをテーマに、神秘的かつリアルな作品を制作する彫刻家・大森暁生(おおもりあきお/1971年〜)。関東の美術館では初となる大規模個展が、横浜のそごう美術館で、6月3日(土)から7月9日(日)まで開催される。1996年に愛知県立芸術大学を卒業後、籔内佐斗司(やぶうちさとし)工房で修業を積んだ大森は、独立後は国内外のギャラリー、百貨店、アートフェア、美術館などで作品を発表すると同時に、ファッションやテレビなど異分野とのコラボレーションにも積極的に取り組んできた。同展は、初期作から最新作まで約100点の作品で、多彩な活動を展開する大森の創造の軌跡を紹介するものだ。大学の卒業制作《カラスの舟は昇華する》といった初期作や、《ぬけない棘のエレファント》といった代表作に加え、ファッションブランドとのコラボレーション作品が並ぶのも興味深い。また、ドラマや映画への作品提供も多い大森は、今年の1月クールの日曜劇場「Get Ready!」(TBS)に代表作《死に生ける獣―Babirusa―》を提供したことでも話題を呼んだ。同展では、そのほか、「ルパンの娘」(ドラマ版・フジテレビ/劇場版・東映)への提供作も見ることができる。大きな見どころのひとつは、大森が10年をかけて取り組んだ「完全版大日如来坐像制作プロジェクト」の成果が公開されること。この大日如来坐像は、約1200年前に空海が東寺のために造像し、15世紀に焼失したもの。空海の定義をもとに自身の解釈を加えた大森は、10年をかけて、その幻の大日如来坐像を完全な姿で蘇らせ、この10月に香川県の讃岐國分寺に奉納を予定している。今回は、奉納前の大日如来坐像の本尊仏頭とともに、本尊を支える8体の獅子像のうちの4体が特別に公開される貴重な機会となる。また同展では、作品や彫刻家という仕事に対する大森の思いが、言葉として作品とともに紹介されるという。今にも動き出しそうなリアルな生き物たちが、神秘的な霊気を帯びて感じられるのが大森の作品の魅力のひとつだ。その作品の数々を間近で見ながら、作家の言葉にも耳を傾けたい。<開催情報>『霊気を彫り出す彫刻家大森暁生展』会期:2023年6月3日(土)〜7月9日(日) ※会期中無休会場:そごう美術館時間:10:00~20:00(入館19:30まで)料金:一般1,000円、大高800円公式サイト:
2023年05月25日日本を代表する彫刻家・舟越保武の長女に生まれ、数々の美しい絵本を生み出してきた編集者の末盛千枝子(1941-)。その波乱に満ちた人生と仕事を総覧すると同時に、彼女を育んだ芸術家一家の作品を一堂に展観する展覧会が、4月15日(土)から6月25日(日)まで、千葉県の市原湖畔美術館で開催される。編集者として最初に手がけた絵本『あさ One morning』がボローニャ国際児童図書展でグランプリを受賞したのを皮切りに、話題作を世に出し続けた末盛だが、その一方で人生は悲しみと困難の連続だったという。NHKの名ディレクターだった夫・末盛憲彦の突然死、長男の難病、立ち上げた出版社「すえもりブックス」の閉鎖、移住した岩手での震災など。だが、運命から逃げることなく歩みを続ける末盛の強くしなやかな生き方は、多くの人々に希望と勇気を与えてきた。同展は、末盛の次男でクリエイティヴ・ディレクターの末盛春彦がゲスト・キュレーターを務め、そんな末盛の波乱の人生と仕事を様々な角度から紹介していく。見どころはたくさんあるが、特に注目されるのは、30 年以上にわたって上皇后陛下美智子さまを支えてきた末盛の仕事が詳しく紹介されること。同展では、美智子さまのご講演の貴重映像の上映や、講演録『橋をかける』の誕生秘話の紹介、安野光雅の原画の展示もある。また、近年ますます人気が高まる絵本作家ゴフスタインの『ピアノ調律師』などの原画がニューヨーク公共図書館から初来日するのも話題となろう。2011年の被災後、被災地の子どもたちに絵本を届けるために立ち上げた「3.11 絵本プロジェクトいわて」の10年に及ぶ活動の紹介も心を打つ。同展のもうひとつの見どころは、彫刻家の父・保武、詩歌人だった母・道子、彫刻家の弟・桂と直木、妹・苗子と茉莉、末盛の絵本の絵を手がけた末妹・カンナという、舟越家の人々の多彩な作品が一堂に並ぶことだ。「絵本は子どもだけのものではない」との思いのもと、人生の悲しみや希望、美しさを伝える 多くの絵本を世に送り出してきた末盛千枝子の人生と仕事の全容を、絵本の原画や、絵本と書籍、貴重な資料、そして家族の作品群で重層的にたどる見応え満載の展覧会だ。<開催情報>『末盛千枝子と舟越家の人々 —絵本が生まれるとき—』会期:2023年4月15日(土)~6月25日(日)会場:市原湖畔美術館時間:10:00~17:00、土曜・祝前日は9:30~19:00、日祝は9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合翌平日休)料金:一般1,000円、大高・65歳以上800円公式サイト:
2023年04月11日英一郎製磁の代表 福重英一郎は彫刻家であり、陶磁器家という二つの技術を合わせた独特の作品作りが特徴です。作家がつくるペットお骨壷「ZUTTO」シリーズに、磁器彫刻作家として約3年の歳月をかけて誕生させた、チワワ・トイプードルを造形した骨壷が登場し、2023年1月より販売しています。また、2023年5月頃より、ミニチュアダックスの販売も予定しております。ペットお骨壷「ZUTTO」シリーズ◆家族を亡くした心に寄り添う、他にはないペットお骨壺家族として過ごしたペット、亡くした飼い主の「寂しさ」や「喪失感」。彫刻家として飼い主の為に造形し、焼き物として具現化した作品は心に寄り添えるように、チワワ、トイプードルの可愛らしさを骨壷とは思えないインテリア性で表現しています。◆求められる骨壷にインテリア性を兼ね備える分骨して手元に置いておきたい方などからは「骨壷に見えない骨壷」を探されている方がおられます。英一郎の作品は、骨壷でありながらインテリア性を兼ね備えることで手元(部屋)に置いておきたい飼い主の心に寄り添います。◆飼育数No.1とNo.2はトイプードル、チワワ2008年から飼育数No.1のトイプードルと人気のチワワは多くのご家庭で家族の一員として過ごしています。現在ではペット葬を行う方も増えると共に骨壷を必要とする方も増え、一般的な骨壷とは違う骨壷を探されている方も増えてきています。そんな飼い主様に、今までになかった小型犬用ペットお骨壺として多くの方にお応えできる作品となっています。◆作品仕様・詳細・販売等【チワワ】価格 :33,000円(税込)発売 :2023年1月サイズ:幅約105mm×奥行約140mm×高さ約230mm【トイプードル】価格 :33,000円(税込)発売 :2023年1月サイズ:幅約105mm×奥行約150mm×高さ約240mmチワワ全身02トイプードル全身02【ミニチュアダックス(2023年5月発売予定)】価格 :37,400円(税込)発売予定:2023年5月(予約販売中)サイズ :幅約110mm×奥行約230mm×高さ約195mm【作品詳細紹介サイト】 ◆会社概要商号 :英一郎製磁代表 :福重英一郎担当 :室井友希(むろいゆき)所在地:〒810-0011福岡県福岡市中央区高砂1-20-18-5F(英一郎製磁福岡オフィス)TEL :092-524-8584◆英一郎製磁 代表・福重英一郎武蔵野美術大学彫刻科専攻ルーツは10代にわたり江戸時代より波佐見焼を生産してきた窯元「福幸製陶所(幸山陶苑)」。母は陶芸家・福重美和。彫刻的繊細な要素を無彩の白磁に施す作陶は英一郎独自の世界観がある。従来の焼き物のイメージにとらわれない作風を確立。【代表作品】□世界的ピアニスト 故園田高弘氏を顕彰する白磁製メモリアルレリーフ像を制作□日本音楽教育の先駆者 故園田清秀氏のブロンズレリーフ像を制作□脚本家 故市川森一氏 白磁彫刻骨壺制作□市川森一 脚本賞 トロフィー制作【英一郎製磁公式ホームページ】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月21日埼玉県立近代美術館では、2023年2月25日(土)より、『戸谷成雄 彫刻』を開催する。日本の現代美術を代表する彫刻家・戸谷成雄(とや しげお/1947-)の半世紀にわたる活動を振り返り、その創作の原点を検証する展覧会だ。長野県に生まれ、1998年より埼玉県秩父郡のアトリエを拠点に制作している戸谷成雄は、1975年に愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻を修了。1984年より制作をはじめた「森」シリーズで高い評価を得た。国内での展覧会はもちろん、ヴェネチア・ビエンナーレ(1988年)や光州ビエンナーレ(2000年)など多くの国際展で活躍し、2009年には紫綬褒章も受章した。同展では、初期作品から近年の最新シリーズまで約40点を展示。「森」「ミニマルバロック」「視線体」などの代表的なシリーズを網羅する。なかでも、初公開となる2点の人体彫刻《男Ⅰ斜面の男》と《器Ⅲ》といった学生時代の作品をまとめて見ることができるのは、同展のみの特典だ。さらに、西暦79年、ベスビオ火山の噴火により壊滅した古代ローマの都市・ポンペイに着想を得、初の個展に出品した《POMPEII・・79》の再制作など、その後の戸谷の制作を方向づけた貴重な初期作品も公開される。また彼の大きな転換点となった、海岸沿いで過去作品の一部を燃やした1983年のパフォーマンスの映像記録や、そこから派生して生まれた彫刻のシリーズ「地下の部屋」も紹介。これらは彼の代表的な「森」シリーズに至る模索期の作品としても重要だ。会期中は、同館館長で美術評論家の建畠晢との対談や、学芸員の作品解説などの関連イベントも。詳細は同館ホームページで確認を。<開催情報>『戸谷成雄 彫刻』会期:2023年2月25日(土)〜5月14日(日)会場:埼玉県立近代美術館休館日:月曜日(5月1日は開館)開館時間:10:00〜17:30 (入室は17:00まで)料金:一般1,200円、大高960円公式サイト:
2023年02月14日国立大学としては、国内で唯一の総合芸術大学である、東京藝術大学。学生の類まれな芸術センスは、さまざまな分野で注目を集めています。東京藝術大学院の卒業生である、みよしん(@GOEGOE05)さんは、仁王像を造りました。仁王像といえば、厳かな表情と身体をひねるなどのポーズで立っているでしょう。しかし、みよしんさんが造った像は独特な姿をしていました。ドーナツ持ってる仁王像を造りました粘土での造形が終わって乾燥中です〜乾燥後、窯で焼いて着彩する予定です!!高さ×幅×奥行きH45×W36×D40㎝ pic.twitter.com/c2sllMuFIw — みよしん (@GOEGOE05) February 4, 2023 仁王像は、ドーナツを手にしていたのです!ドーナツを手に、険しい表情をしているのがどこかシュールで、クスッとしますね。写真の段階では、粘土での造形が終わって乾燥中とのこと。乾燥が終われば、焼いて着彩する予定だということから、色がついたらより本格的な姿になりそうです!ネットでは、「人間臭さがたまらん!」「仕上がりが楽しみだなぁ」といった反響が上がりました。きっと完成した暁には、より多くの人を魅了する仁王像になっているのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年02月05日妻夫木聡主演「Get Ready!」第4話が1月29日放送。今回の患者となる脳腫瘍の彫刻家・洋子、その“選択”に、ネット上では「深い回だった」「彼女なりの生き様」「洋子さんにとっては、それが幸せ」などの反応が送られている。超人的なオペ技術と法外な治療費で、どんな手術も請け負う正体不明の闇医者チームがいた。チームを率いる孤高の天才執刀医=通称“エース”は「お前に生き延びる価値はあるのか?」という基準のみで患者を選ぶ…。本作は“生きる意味を問う”異色ダーク医療エンタテインメントとなる。昼間はパティシエとして手術同様、器用さと大胆なアイデアで繊細なケーキを作り販売し、裏では法外な報酬と引き換えに超人的な技術で、どんな手術も請け負う波佐間永介=エースに妻夫木さん。患者との交渉を担当する下山田譲=ジョーカーに藤原竜也。過去が謎に包まれている凄腕オペナースの依田沙姫=クイーンに松下奈緒。若き万能ハッカーの白瀬剛人=スペードに日向亘。波佐間のケーキが大好きな高校生・嶋崎水面に當真あみ。ジョーカーの未来を占い高額をふっかけてくるPOCに三石琴乃。仮面ドクターズを追う警視庁特務捜査課課長の佐倉亮一に矢島健一。その部下の刑事・菊川忍に片山友希。剣持の娘と婚約している外科医の染谷慈恩に一ノ瀬颯。染谷の婚約者・剣持玲於奈に結城モエ。千代田医科大学附属病院の院長兼理事長で仮面ドクターズを敵視する剣持理三に鹿賀丈史といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。天才彫刻家の洋子(美村里江)は、脳腫瘍の摘出手術が不可能であると医師から宣告され、残された時間で最期の最高傑作を作ろうと決意する。そんな洋子にジョーカーは6億円で腫瘍の摘出手術をしてもらう契約を結ぶ。しかし洋子のMRI画像を確認したエースは、彼女が腫瘍が原因で発症した後天性サヴァン症候群であることを見抜き、洋子に腫瘍を取り除けば命は助かるが、彫刻家の才能は失われることを伝え、「命か才能かあんたが生きる価値を選んでくれ」と告げる…というのが今回の物語。エースは洋子を執刀するが、実際には腫瘍の一部だけを取り除く手術を行う。それは洋子が最期の作品を完成させるためのもので、作品を完成させた後、洋子は逝く…。「そういう選択をしたか。深い回だった」「最後辛すぎて泣いてる 彼女なりの生き様を感じれた..!」「悲しかったけど、洋子さんにとっては、それが幸せだったんだよね」と洋子の選択に多くの反応が寄せられるとともに、「凄い。美村里江さんやっぱり好き」「美村里江いいな。何演らせても上手い」など、美村さんの演技にも高い評価が送られている。【第5話あらすじ】闇医者チームの特殊機械担当、通称クローバー(小林勝也)に仮面のメンテナンスを頼みに行ったスペード(日向亘)は、クローバーからエースとの出会いや、エースとジョーカー(藤原竜也)の関係を聞く。そんな折、若年性アルツハイマーを患う渚(小島藤子)とその夫・健二(高橋光臣)と出会ったエースは、手術の交渉をジョーカーに依頼する…。「Get Ready!」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年01月30日インペリアル・エンタープライズ株式会社(代表取締役社長:原 良郎、所在地:東京都荒川区)は、小さくてかわいいリトルミイの、黄金のミニチュア彫刻さながらの特別なジュエリー<リトルミイ スマイル>純金ペンダントをI・E・I オリジナルショップにて販売いたします。コミックの物語そのままに、ミムラねえさんたちを背に「フフッ」と笑うかわいい姿…。動き出しそうな存在感たっぷりに、精緻な細工と立体感でどんな角度からも美しいペンダント<リトルミイ スマイル>です。ダイヤモンドがきらめく花を手に、ちょこんと座るかわいいリトルミイ。その姿全部が最高品位.999の純金で、華やかな輝きを湛えながらも、柔らかで優しい印象が漂うマット仕上げもポイント。さらに花や背中のボタン、瞳に鏡面仕上げを施した巧みな細工が純金ならではの眩い光彩を際立たせます。<リトルミイ スマイル>純金ペンダントは、I・E・I オリジナルショップにて販売いたします。商品特設ページ: ■最高品位.999の純金に煌めくダイヤモンド■洋服のボタンや揺れる裾のシルエットまで細やかに表現された、360度立体のお洒落なデザイン。胸もとのお花にはダイヤモンドがきらめいて。■スペシャルBOXに収めてお届け(c)Moomin Characters TM■商品概要商品名:<リトルミイ スマイル>純金ペンダント価格:139,800円(税込153,780円)商品特設ページ: <商品仕様>●材質:ペンダントトップ=24金(中空)、ダイヤモンド1石(約0.01ct)チェーン=18金 ジュエリーBOX=紙、ウレタン、ポリエステル等●サイズ(約):ペンダントトップ=縦15×横10×厚さ10mm チェーン=最長45cm(フリーアジャスター) ジュエリーBOX=直径7.8×高さ4.4cm●重さ(約):ペンダントトップ=1.6g●日本製■会社概要発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合もございますので、予めご了承ください。※製品の仕様は、改良のため一部予告なく変更される場合がございます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月05日国内最大規模の彫刻の公募団体である公益社団法人 日本彫刻会(所在地:東京都新宿区、理事長:山田 朝彦)は、視覚に障害のある子どもたちの作品を美術館へ展示する取り組みへの支援募集を、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて11月15日(火)より開始。2023年2月2日(木)まで実施しております。鑑賞教室の様子(1)■クラウドファンディング概要プロジェクト名: 触れるアートで未来をひらく!視覚に障害のある子どもたちの作品を美術館へ期間 : 2022年11月15日(火)~2023年2月2日(木)URL : ■企画背景*長年にわたる鑑賞支援への思い日本彫刻会では、社団法人化前の1967年から視覚障害の方の彫刻鑑賞支援を継続して行ってきました。これは国際的にみても萌芽期における触れる鑑賞の大きな支援活動で、日本において最も実践を蓄積してきた美術団体とも言えます。中でも、盲学校の生徒たちが参加する「鑑賞教室」は、毎年「日本彫刻会展覧会(日彫展)」(※)期間中に、学校単位で作品に触れて鑑賞を楽しんでいただいており(過去56回の開催実績あり)、子どもたちからは、「とても楽しい時間を過ごせた」、「初めて芸術を肌で感じられた」、等の感想をいただいています。*十分な予算が当てられない現状これまでの活動は全て所属会員・会友(約250名)からの年会費をもって行われていますが、会員数は減少傾向にあり、十分な予算が充てられないのが現状です。実際、ここ数年は、交通費も辞退する会員の自発的協力によって支えられてきました。このような現状を踏まえ、この度クラウドファンディングという形で支援募集を開始いたしました。■企画内容「触れるアート」の可能性を広げるべく、「鑑賞教室」に加えて、2023年からは「盲学校・視覚特別支援学校の子どもたちの展示ブース」をつくり、作品を展示したいと考えています。作品の展示会場は、日本彫刻会が2023年4月19日より開催する「第52回 日本彫刻会展覧会」(会場:東京都美術館)を予定しています。■今後に向けて将来的には、全国の盲学校・視覚特別支援学校の子どもたちが挑戦できるような彫刻展の開催を目指したいと考えています。その第一歩として、視覚に障害のある子どもたちと共に作品づくりを楽しむワークショップにも取り組み始めています。※「日彫展」について日本彫刻会展覧会(日彫展)は、彫刻作家たちが自ら企画し、作品を並べて会場をつくり、運営している展覧会です。鑑賞プログラムも独自のものです。毎年4月に、上野の東京都美術館で日本彫刻会展覧会(略称:日彫展)を開催し、2023年で52回目を迎えます(※社団法人化後)。彫刻に特化した全国規模の公募展として毎年全国各地より会員、一般含め約250点の展示があり、会場は彫刻家の研鑽の場となっています。展覧会名:第52回 日本彫刻会展覧会(日彫展)後援 :文化庁、東京都会場 :東京都美術館ギャラリーA・B・C (台東区上野公園8-36)会期 :2023年4月19日(水)~5月2日(火)開場時間:9:30~17:30 *初日12時から、最終日は15時まで■クラウドファンディング リターンについて下記の設定をさせていただいております。【3,000円/5,000円/10,000円/30,000円/50,000円/100,000円】本プロジェクトは寄付型となり、所得控除に活用できる領収証を2023年12月にお送りいたします。また、ご希望の方は本会webページや展覧会図録にお名前を掲載させていただきます。■法人概要公益社団法人 日本彫刻会は昭和22年「日本彫刻家連盟」として朝倉 文夫・北村 西望らを中心として発足した彫刻団体であり、彫刻芸術の一層の発展向上を目指し活発な研究、創作活動を長年にわたり展開しています。商号 : 公益社団法人 日本彫刻会代表者 : 理事長 山田 朝彦所在地 : 〒169-0075東京都新宿区高田馬場1丁目29-18 レジョン・ド・諏訪202設立 : 1970年5月事業内容: 彫刻芸術の研究及び創作活動に関する事業(展覧会開催、研究誌発行)資本金 : 500万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月07日東京藝術大学に通う、土井源(@doi_gen)さんが制作したものに、感嘆の声が寄せられています。土井さんが授業で、大理石を素材に作ったものをご覧ください。大学の授業で大理石削ってオウムガイ作りました。 pic.twitter.com/1VopJe240v — 土井 源 (@doi_gen) December 1, 2022 土井さんが、大理石で作ったのはオウムガイをモチーフにした彫刻品!全体の形だけでなく、一本一本の触手まで、忠実に再現されています。ノミなどの工具や機械で削ったり掘ったりしながら、土井さんは制作していったそうです。土井さんがTwitterに作品を投稿すると、数多くの『いいね』やコメントが寄せられるなど、大きな反響を呼んでいます。・博物館に飾られているものかと思ったら、作品なの!?すごすぎる。・今にも動き出しそうなほどリアルですね。・化石かと見間違えるレベル…!高い芸術センスを持つ学生が集まるとされる、東京藝術大学。同大学に在籍する土井さんの作品は、人々の心に刺さったのでした![文・構成/grape編集部]
2022年12月03日株式会社ユーエスケイ企画は、鹿児島大学教育学部教授であり彫刻家の池川 直(すなお)氏をお迎えして、無料のZoomウェビナー講演会「彫刻家 池川 直の彫刻の話」を2022年9月30日に開催いたします。イベントバナー池川 直 氏は筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了後、数々の賞を受賞され、作品集も出版されています。鹿児島大学教育学部では○人体をモチーフにした表現とその表現のための各種素材とその技法に関する研究○心象表現の表出と実在化○環境や建物空間における彫刻表現のあり方に関する研究をされており、鹿児島県内、県外の様々な施設に作品が収蔵されています。そんな池川氏の作品に対する想いとは?これからの芸術の未来や希望とは?作品から感じる池川氏の芸術への想いを聴いて感じてみませんか?■講演会 詳細講演者 :池川 直 氏(鹿児島大学教育学部 教授)日時 :2022年9月30日(金)19:30~21:00開催方法:Zoomウェビナー参加費 :無料参加のお申込みはこちらから↓ ※リンク先にて「氏名」「メールアドレス」を入力するだけです。Zoomから参加用のメールが届きますので、イベント当日はメールに記載されているURLをクリックしてご参加ください。池川 直 氏■池川 直 氏プロフィール鹿児島市芸術文化協会会長/鹿児島県美術協会会員/公益社団法人日展監事/公益社団法人日本彫刻会理事/白日会常任委員/鹿児島大学教育学部教授1958年 香川県高松市 生まれ1983年 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了同年 第15回日展入選2003年 鹿児島大学教育学部教授に就任2022年 鹿児島市芸術文化協会会長に就任<近年の受賞・活動歴>2018年 ・第58回四国新聞社文化賞・第69回南日本文化賞2019年 ・平成30年度 第75回日本芸術院賞・日本彫刻会選抜展(日本橋三越)・池川敏幸、池川直彫刻2人展(11/4~9、東京銀座 ぎゃらりいサムホール)・峯田義郎、池川直、田原迫華彫刻三人展(12/6~18、東京銀座 永井画廊)・第44回白日会会員選抜展(12/18~23、日本橋三越美術特選画廊)2020年 ・第75回南日本美術展審査員【「時の旅人」改組新第5回日展 第75回日本芸術院賞】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月22日セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)から2022年秋冬の新作シューズ「エスアール ハリマ」が、セルジオ ロッシ直営店などで販売。彫刻ヒールの新作シューズ「エスアール ハリマ」「エスアール ハリマ」は、フランス語で“コンマ”を意味する「ヴィルギュルヒール」を備えたシューズ。まるで彫刻のような美しいヒールデザインが特徴だ。7.5cmヒールのパンプス7.5cmのヒールを備えたパンプスは、アーモンドシェイプのカッティングを施した、ミニマルなアッパーがポイント。つま先にかけて細くなっていく美しいフォルムと、繊細なヒールの組み合わせは、女性の足元をエレガントに演出してくれる。カラーは、スウェード素材のブラックと、マットなホワイトの2色展開となる。サイハイ&ショートブーツもまた、光沢のあるラテックス素材を使用したオールブラックのブーツも用意。ラテックスはストレッチ効果があり、肌のように優れたフィット感を実現する。ラインナップは、4.5cmヒールは膝上のサイハイ、7.5cmヒールはショートタイプの2タイプとなる。【詳細】セルジオ ロッシ「エスアール ハリマ」販売店舗:セルジオ ロッシ直営店、公式オンラインストア価格:・ヒール7.5cm(パンプス)111,100円、(ブーツ)148,500円・ヒール4.5cm(ブーツ)203,500円【問い合わせ先】セルジオ ロッシ カスタマーサービスTEL:0570-016-600
2022年08月15日セルジオ ロッシは、真の女性らしさを表現した、彫刻的なヒールが特徴の新作「srHALIMA(エスアール ハリマ)」を発売します。フランス語で“コンマ(,)”を意味する“ヴィルギュルヒール”は今までにない斬新なデザインでありながら、美しい横顔を演出してくれます。アッパー部分にアーモンドシェイプのカッティングが施されたパンプスは、つま先まで長く美しく見せ、エレガントな仕上がりで職人技が光るシルエットが存在感を放ちます。タイムレスなブラックとホワイトの2カラー展開は、ミニマルながらスタイリングを華やかにする現代の女性のための1足です。ラテックス素材を使用したスタイリッシュなオールブラックのブーツは、ショートとサイハイの2モデルで展開。脚のシェイプをシャープに見せるストレッチ効果のある素材と、第2の肌のような優れたフィット感による動きやすさが特徴です。サイハイブーツはミニ丈のボトムスにはもちろん、ロング丈に合わせて素材感で遊ぶこともでき、プレーンなスタイリングにもひねりを効かせる今シーズンの注目アイテムです。「srHALIMA」は、遊び心のあるセンシュアルで完璧な靴を求める女性のための、ワードローブに相応しいコレクションです。エレガントからモードまで、様々なスタイリングに合わせてお楽しみいただけます。srHALIMA ヒール7.5cm14万8,500円(税込)カラー展開:ブラックsrHALIMA ヒール7.5cm11万1,100円(税込)カラー展開:ブラック(スエード素材)srHALIMA ヒール7.5cm11万1,100円(税込)カラー展開:ホワイトsrHALIMA ヒール4.5cm20万3,500円(税込)カラー展開:ブラック新作の「srHALIMA」シリーズは、セルジオ ロッシ直営店と公式オンラインストアで発売中です。価格は変更される場合があります。www.sergiorossi.comInstagram/Facebook/Twitter @sergiorossi
2022年08月13日リーボック(Reebok)の新作ユニセックススニーカー「リーボック カンヒョク プレミア ロード モダン ミッド」が、GR8ほかで発売される。“まるで彫刻”リーボックの新ハイカットスニーカーリーボックの新作シューズは、アッパーからソール、シュータン、シューレースまで同色で揃えたモダンな仕上がり。“大胆な彫刻のような”デザインの「プレミア ロード モダンカー パート」をベースに、韓国のファッションブランド・カンヒョクとタッグを組み、アップデートした。リーボックのシグネチャーある「ベクター(Vector) ロゴ」は、さまざまな素材をミックスして抽象的に表現。ヒール箇所には、コラボレーションの証として、カンヒョクのロゴをあしらっている。また、デザイン性が高いだけでなく、機能性も十分。ロゴの下にはラバーコーティングされたバンパーを、ミッドソールにはレッドフォームを配置し、ソフトなEVA構造で快適な履き心地を叶えている。カラーは、ブラック、ブルーの2色を用意。いずれもユニセックス仕様なので、男女ペアで楽しむのもおすすめだ。【詳細】「リーボック カンヒョク プレミア ロード モダン ミッド」■ブラック 28,000円発売日:2022年6月25日(土)取り扱い店舗:リーボック オンラインショップ、一部のパートナー先サイズ:23.0~30.0cm ※1.0cm 刻み■ブルー 28,000円発売日:7月1日(金)取り扱い店舗:GR8※リーボックオンラインショップ、リーボックストアおよびリーボッククラシックストアでの販売予定なし。サイズ:23.0~30.0cm ※1.0cm 刻み【問い合わせ先】リーボック アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(電話受付 平日 9:30~18:00)
2022年06月30日明治大学の生涯学習機関「明治大学リバティアカデミー」は、7月23日(土)に、2022年度春期公開講座「身近にある彫刻たち~東京近郊の彫刻をめぐってみよう~」をオンラインで開催いたします。事前予約制で、参加費は無料です。「美術」「芸術」と聞くと少し身構えてしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、街の中にはたくさんの美術品、芸術品が存在し、皆さんも目にしているはずです。そのような美術品の中から、今回は「彫刻」にスポットを当て、身近な彫刻鑑賞が楽しくなるようなポイントを解説します。講師には、2021年に明治大学特別功労賞を受賞した本学卒業生で、現在は日本彫刻会理事長・日展理事を務める彫刻家の山田朝彦氏を迎えます。講座は、同じく本学の卒業生で、フリーアナウンサーとして活躍する竹山マユミ氏によるインタビュー形式で進行します。明治大学リバティアカデミー特別企画【明治大学連合駿台会 寄付講座】「身近にある彫刻たち~東京近郊の彫刻をめぐってみよう~」表1: 明治大学リバティアカデミーとは明治大学は地域社会に開かれた大学を目指し、本講座のような「社会への知の還元」を目的とした社会連携にも力を入れています。明治大学リバティアカデミーは、生涯学習の拠点として明治大学が整備・運営しているもので、本学教員や外部からお招きした講師による講座を広く一般に公開しています。(詳細:明治大学リバティアカデミーHP ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月27日ヴァンジ彫刻庭園美術館(所在地:静岡県駿東郡長泉町)は、この度新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけての、来館者減少による入館料収入の大幅減という背景をうけ、現状では費用捻出の難しい常設コレクションと建物や設備の修復費、庭園の維持費の一部を募るクラウドファンディングのプロジェクトを計画し、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じ、資金調達をおこないます。2022年4月21日より開始したクラウドファンディングですが、25日に第一目標である400万円を達成しました。現在は次の目標に向け、引き続き5月31日(火)まで支援を募ります。期日までに集まった支援総額に応じ、支援金は、彫刻作品の洗浄・メンテナンス、施設や庭園の修繕、環境維持のために、大切に使わせていただきます。READYFOR トップ画面【ヴァンジ彫刻庭園美術館とは】ヴァンジ彫刻庭園美術館(所在地:静岡県駿東郡長泉町)は、イタリアの現代具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの世界で唯一の個人美術館です。2022年4月28日に、開館20周年を迎えます。富士山の南に広がる愛鷹山麓の中腹に位置する当館は、250種以上のクレマチスや花が四季折々に咲く庭園を併設しています。当館はこれまで、現代社会を生きる人間の複雑な内面を表現したジュリアーノ・ヴァンジの作品を中心に、同時代を生きる作家の作品を収集・展示してきました。当館の空間と作家との丁寧な対話によって、この場所でしか実現できない展示を実施しています。ヴァンジ彫刻庭園美術館 庭園ヴァンジ彫刻庭園美術館 館内【クラウドファンディングプロジェクト概要】プロジェクトタイトル: 開館20周年、クレマチスの丘のヴァンジ彫刻庭園美術館を次世代へ募集期間 : 2022年4月21日(木)11:00~5月31日(火)23:00 40日間目標金額 : 400万円プロジェクト形式 : All or Nothing・購入型URL : 資金使途 : ジュリアーノ・ヴァンジ彫刻作品の洗浄・メンテナンス費、庭園美術館展示棟の修繕費、庭園の環境維持のための作業費、手数料、その他諸経費リターン例(一部) : 招待券、6ヶ月フリーパス、オリジナルグッズ、オリジナル書籍、開館時間前特別入館、個別ガイド、鋳造メダル、ジュリアーノ・ヴァンジのリトグラフほか【クラウドファンディングとは】インターネット上で支援金を募る仕組み。All or Nothingというルールで、目標金額に達成しなければ集まった支援金は全て返金になる。支援者は支援額に応じたリターンを受け取ることができる。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月02日