くらし情報『ロダンが衝撃を受けた名作も! 20世紀彫刻のパイオニア・ブランクーシの創作活動を一望する展覧会』

2024年4月16日 21:00

ロダンが衝撃を受けた名作も! 20世紀彫刻のパイオニア・ブランクーシの創作活動を一望する展覧会

20世紀彫刻のパイオニアと称された彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ。彼の作品は対象の本質を捉えつつ、それを極限まで単純な形で表しているのが特徴。その独創的な作品は、後の現代彫刻や絵画、デザインなどにミニマル・アートという思想を打ち立て、その後の世代のアーティストにも多大な影響を及ぼしたことでも知られている。

彫刻界の新時代を切り開いた芸術家の全容に迫る。
そんなブランクーシの創作活動を一望する展覧会が始まった。会場には、初期から後期まで約20点の彫刻作品をメインに、フレスコ画やテンペラ画などの絵画作品やドローイング、写真作品など約90点が集合。日本の美術館初となる充実の展示規模だ。彼の創作を包括的に紹介し、その歩みを辿る趣向となっている。


1876年、ルーマニアに生まれた彼は、ブカレスト国立美術学校で学んだ後、1904年にパリに出てロダンのアトリエにて助手として修業するも、そこを2か月で離れ、独自に創作をスタート。当時発見されたアフリカ彫刻などのプリミティブな造形に注目する感性と、まるで職人のような素材への鋭い観察眼で、独特の作品を追求していった。

ブランクーシは朴訥な人柄で、様々なアーティストたちと親交が深く互いに影響を与えあい、支えあった。

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