くらし情報『20世紀彫刻の先駆者ブランクーシの国内美術館初の大規模個展『ブランクーシ 本質を象る』アーティゾン美術館で』

2024年3月21日 11:30

20世紀彫刻の先駆者ブランクーシの国内美術館初の大規模個展『ブランクーシ 本質を象る』アーティゾン美術館で

コンスタンティン・ブランクーシ 《接吻》 1907-10年、石橋財団アーティゾン美術館


シンプルに研ぎ澄まされた美しいフォルムの彫刻で知られるコンスタンティン・ブランクーシ。20世紀彫刻の先駆者として高く評価される巨匠の創作の全貌を紹介する、日本の美術館では初となる展覧会が、東京・京橋のアーティゾン美術館で、 3月30日(土)から7月7日(日)まで開催される。
ルーマニアに生まれ、ブカレスト国立美術学校に学んだブランクーシ(1876-1957)がパリに転居したのは、1904年のこと。近代彫刻の巨匠ロダンのアトリエに助手として招き入れられ、自身も具象的な人物像を制作していたものの、短期間でアトリエを離れたブランクーシは独自の創作に取り組み始める。同時期にパリで注目を浴びたアフリカ彫刻などにも通じた、単純化された野性的な造形。様々な石や木、金属などの素材に対する鋭い感性に裏打ちされた洗練されたフォルム。ブランクーシの果敢な探究は、同時代の、さらに後続世代の芸術家に多大な影響を及ぼすことになる。
20世紀彫刻の先駆者ブランクーシの国内美術館初の大規模個展『ブランクーシ 本質を象る』アーティゾン美術館で

《コンスタンティン・ブランクーシ》1924年(撮影:キャサリン・ドライヤー)、石橋財団アーティゾン美術館
今回の展覧会は、ブランクーシの遺産を管理するパリの「ブランクーシ・エステート」

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