イラストレーターの黒田潔による個展「Rain」が、1月16日から31日まで代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリーにて開催される。黒田潔は東京都出身のイラストレーター。アートディレクターとして広告や雑誌のアートワークなども手掛けている。15年7月には東京・恵比寿のPOSTで展覧会「Water」を開催。グラスに注がれた水、水をかけられたポット、水面から顔を出す北極グマなど、“水”にまつわる数々の作品を発表した。今回開催される展覧会では、人物や髪、印刷物などといった、これまであまり描いてこなかったモチーフを採用した新作を披露。湿気や湿度といった目に見えないものや、それぞれのモチーフが持っている空気感や感情から連想する“水っぽさ”や“水分”が線画で表現されている。黒田は個展開催に際し、「今回の展覧会では、水分が人の感情や心理状態にも与えるイメージを、線画という手法で描きました。雨の日に、部屋の中で雨音を聞きながら本を読んでいると、いつもより作品の世界に深く入り込んだり、遠い昔の記憶や匂いを思い出してハッとする経験が良くあります、本の世界と現実の世界が、混ざるような感覚をイメージしながら、作品を制作しました」とコメントしている。【イベント情報】「Rain」会場:代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリー住所:東京都渋谷区 猿楽町17-5会期:1月16日~31日時間:7:00~翌2:00
2016年01月12日今年3月、主人公の探偵・御手洗潔役に玉木宏を迎えドラマ化され話題となった、島田荘司原作の御手洗シリーズ最新作が、『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』として映画化が決定。このほど5月8日(金)に撮影ロケ地となる広島にて現場会見が行われ、キャスト陣からコメントが到着した。今回、映画化される最新作「星籠の海」は、原作者の島田氏が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言したシリーズ集大成とも呼べる一作。彼の故郷である広島県・福山市を舞台に、日本で唯一太古の昔から変わることなく6時間ごとに機械のように満ち引きが繰り返される“時計仕掛けの海=瀬戸内海”が、天才探偵・御手洗潔を難解な事件へと巻き込む本格ミステリーとなっている。本作製作の発端は、福山市長と島田氏が「(福山市制100周年という節目に)そんな福山を舞台にした御手洗潔の映画を作りましょうよ」と話したことだったそうで、市制施行100周年となる記念事業として福山市では、福山観光コンベンション協会、福山商工会議所ほか「星籠の海」製作支援委員会を立ち上げるなど、本作を全面的にバックアップ。撮影も順調のようで、主演の玉木さんは「撮影が始まって2週間くらいたちますが、原作『星籠の海』で描かれている福山の魅力を身に染みて感じながら、日々撮影をさせていただいています」とコメント。さらに「御手洗潔という、自分とは本当にかけ離れた人物を演じることの難しさを痛感していますが、彼がいいのは、本当に迷いがないという人物なので、セリフをしっかり頭にいれて演じているところです」と役作りにおいても好調な様子。小川みゆき役を演じるのは、「黒の女教師」「35歳の高校生」で知られる広瀬アリス。「まだまだ未熟者の自分が、こんな素敵な作品に参加させて頂くということがとても大きなことで日々緊張しながら毎日撮影しています」と謙虚な姿勢をみせた。滝沢加奈子役を務める石田ひかりは、「久々に脳に汗をかく本当に難しいセリフと格闘しています」と奮闘ぶりを明かし、小坂井准一役の要潤は「鞆の浦の海のエネルギーをうけながら福山で生まれ、福山で育った人間を演じていきたいと思っています」と意気込みを述べた。また、本作で主演の玉木さんとは共演3作目となる槙田邦彦役の吉田栄作は、過去2作品が力を合わせて日本を守る、というシチュエーションだったことに触れ「きっと今回もそうなんじゃないかと…ぼく個人的には祈っています」と想いを語った。脚本作りにも携わった島田氏は「ようやくここまで来たという思いです」と喜ぶと共に、「御手洗を演じていただく主演の玉木宏さん、広瀬アリスさん、石田ひかりさん、要潤さん、吉田栄作さんにここ福山に来ていただき、和泉聖治監督の手腕によるこの作品に、大きく期待しています」とコメントを寄せた。『星籠(せいろ)の海 探偵ミタライの事件簿』は2016年全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月11日俳優の玉木宏が主演する映画『星籠の海探偵ミタライの事件簿』(2016年公開)の会見が8日、撮影が行われている広島県福山市で行われ、玉木らメインキャストが参加した。映画の原作は、福山市出身のミステリー作家・島田荘司氏による「天才探偵・御手洗潔」シリーズ。和製シャーロック・ホームズとも称される御手洗が登場する小説は、中短編合わせて49もの作品があり、これまで34年もの間ファンに愛され続けている。今回映画化される『星籠の海』は、島田氏が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言するなど、シリーズの集大成とされている。主演の玉木は、「撮影が始まって2週間くらいたちますが、原作『星籠の海』で描かれている福山の魅力を身に染みて感じながら、日々撮影をさせていただいています」とあいさつ。「御手洗潔という、自分とは本当にかけ離れた人物を演じることの難しさを痛感しています」と苦闘ぶりを語った。ヒロインの小川みゆきを演じた広瀬アリスは、「この作品は福山市のみなさんに支えてもらわないと撮影できなかった」と感謝の気持ちを述べた。滝沢加奈子役の石田ひかりが「湖のような本当にきれいな瀬戸内海を眺めながら、この数日間過ごせたことがとてもいい思い出です」とコメント。小坂井准一を演じる要潤も、「鞆の浦の海のエネルギーをうけながら福山で生まれ、福山で育った人間を演じていきたい」と作品への意気込みを見せた。本作は、福山市が市制100周年記念事業として、全面的にバックアップ。福山観光コンベンション協会、福山商工会議所などが「星籠の海」製作支援委員会を立ち上げた。瀬戸内海が劇中の謎解きの重要な鍵になるなど、福山市の街の自然と風土が生かされた映画になっているという。
2015年05月11日シリーズ累計330万部を記録する島田荘司の「天才探偵・御手洗潔シリーズ」。今年3月の玉木宏主演でのドラマ化が記憶に新しいが、このほど最新作「星籠(せいろ)の海」の映画化が決定。同じく玉木さんの主演で「相棒」シリーズの和泉聖治が監督を務めることが明らかになった。「御手洗潔シリーズ」は、1981年「占星術殺人事件」からはじまり、総部数330万部を更新し続けているミステリー作家・島田荘司が生み出した大人気作。“和製シャーロック・ホームズ”とも称される天才探偵・御手洗潔が登場するシリーズは、中短編あわせて49もの作品があり、34年もの長い間ファンに愛され続けている。そんな大人気シリーズは、「御手洗のレベルを越えた天才ぶりを演じることのできる俳優など存在しない」との理由から、原作者・島田氏自身が映像化を拒み続けてきたが、ただ1人「彼であれば…」と、その出演を熱望したというのが玉木さん。今年3月にフジテレビ系列にて放映された「天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~」は、「のだめカンタービレ」『真夏のオリオン』『幕末高校生』『神様はバリにいる』など、幅広いジャンルの作品で活躍する玉木さんが主人公の天才探偵・御手洗潔を演じきったことで話題となった。このほど明らかになった映画化の企画は、なんといまから5年前、ドラマ化の2年前に立ち上がったもの。島田氏が和泉監督と手を組み、主人公・御手洗の魅力を余すところなく伝えるべく、新たな構成を考案。御手洗役には、ドラマを見た後の島田氏も「期待以上の御手洗」と大満足だった玉木さんが続投する。玉木さんは「難しいのは、膨大なセリフと戦わなくてはいけないことです。でも、登場 人物の中でたった一人、事件を解決していくキャラクターなので、すごく心地良いです。楽しみながら演じています」と語る。さらに、映画オリジナルの女性キャラクターも登場し、玉木さん演じる御手洗とともにシリーズ最大の難事件に挑んでいく。脇を固めるのは、石田ひかり、小倉久寛、要潤、谷村美月、吉田栄作ら実力派の豪華俳優陣。原作ファンはもちろん、はじめて御手洗潔に触れる観客たちにも、その圧倒的な存在感を感じさせる物語に仕上がっているという。また、本作で舞台となるのは広島県・福山市で、謎解きの鍵となるのは瀬戸内海。劇中では、日本で唯一、太古の昔から変わることなく、6時間ごとに潮の満ち引きが繰り返される“時計仕掛けの海”が、天才探偵を難解な事件へと巻き込んでいく。現在すでに撮影に入り、10月には完成予定という本作。天才探偵・御手洗潔の姿をスクリーンで見られるのを楽しみにしていて。『星籠(せいろ)の海 探偵ミタライの事件簿』は2016年全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月02日