大御所・志村けんが、「KEN from EVM」として「東京スカパラダイスオーケストラ」に期間限定で加入し、メンバーと一緒に三味線を披露するコラボレーションWebムービーが公開。7月12日(火)よりTVCM「あたらしくいこう 志村けん」篇も放映されることが分かった。「氷結(R)」は、2016年のコミュニケーションコンセプトとして「あたらしくいこう」を掲げてさまざまなプロモーションを実施。本Webムービーは、「GYO」ことさかなクンが、2月に期間限定で「東京スカパラダイスオーケストラ」に加入しSNS上で話題沸騰となった企画の第2弾。今回は、志村さん扮する謎の三味線奏者「KEN from EVM」が出演している。「KEN from EVM」は、ティザーの時点で、EVM(East Village Mountain=東村山市)が出身地に由来していることやスカパラメンバーが第一印象について、口を揃えて「変なおじさん」と答えたことから、「あの大御所志村けんでは?」と話題に。今回のムービーでは、CMの収録スタジオに「バカ殿」がひょっこり現れ、ドラムを手で叩いたり、サックスに手を突っ込んだりと、 慣れない様子でコミカルに楽器を触っていたところ、突如「本番!」の声がかかると場面は一転し、「東京スカパラダイス オーケストラ」と紋付袴姿の“素”の志村さんによる「Paradise Has No Border」の演奏が始まるというもの。「東京スカパラダイスオーケストラ」に期間限定で加入した志村さんは、「ついに、僕の出番が来ましたね。これまで密かな趣味として、腕を磨いてきた大好きな三味線を披露する機会を探していました」と明かす。また、「スカパラさんのナウいバンドと僕の渋い三味線による新しくてかっこよくてアイ~ンなコラボレーションが生まれました。それぞれ音楽のジャンルが違うから、今回のようなコラボレーションはなかなか見れないし、だからこそ絶対面白い」と自信をみせ、「話が来たときはすごく嬉しかったです。ぜひ、お楽しみください。惚れちゃや~よ。だっふんだ」とメッセージを寄せた。バカ殿姿とは異なる志村さんの三味線と、向き合う真剣な眼差しや醸し出すオーラには、これまでのイメージとは違う“大人の渋さ”が漂っているよう。アップテンポな曲調の中に、絶妙に融合した三味線独特のリズムや、三味線特有の掛け声からなる「オーケストラ×和」の“あたらしい”音色をぜひ楽しんでほしい。また、TVCM「あたらしくいこう 志村けん」篇(15秒ver、30秒ver)は7月12日(火)より放映開始。(cinemacafe.net)
2016年07月12日イラストレーター長谷川洋子の個展「金色のノクターン」が、2016年4月15日(金)から27日(水)まで、東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される。雑誌『SPUR』『VOCE』『日経WOMAN』などを手がける長谷川は、コラージュ技法を用いて、たくさんのロマンティックな作品を世に送り出している。素材となるのは、フランスのアンティークレースやスパンコール、大正着物の生地など、多種多様。そこに、アクリルガッシュやマニキュアなどをミックスして、独創的に仕上げていく。作品の題材となるのは、バレリーナや遊園地、星座など、女性なら誰もが憧れる夢物語のワンシーン。それを、個々の素材が持ちうる希少な色と光彩を活かして、リッチで華やかな作品へと昇華させている。約3年ぶりとなる今回の個展は、「幻想的でプライベート感のある世界」をテーマに創作を行った。近年のアーカイブと新作を合わせ、大小約60点の原画を展示・販売する。さらに、ヴィンテージ素材を使ったグラスペイント作品や、トートバッグやマグネットなどのオリジナル雑貨も発売する予定だ。【イベント詳細】長谷川洋子 金色のノクターン開催期間:2016年4月15日(金)~27日(水)開館時間:11:00~19:00 ※最終日のみ18:00まで。休館日:木曜会場:GALLERY SPEAK FOR住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAKFOR2FTEL:03-5459-6385■ギャラリートーク開催日時:2016年4月15日(金) 18:30~19:00作品解説:長谷川洋子、聞き手:加藤千恵
2016年04月09日京都国立近代美術館で3月21日まで開催中の人間国宝・志村ふくみの回顧展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」。草木染めの名匠であり、紬織では重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された志村ふくみは、91歳の今も昔と変わらぬ技法で作品を織り続けている。志村は、本展覧会に向け昨年より新たに16点もの新作を発表。同展のタイトルでもある「母衣」に込められた思い、そして見どころをお伝えしたい。■「母衣(ぼろ)」に込められた志村の思い貧しくて糸が手に入らない頃、残り糸を紡いで織ることを「屑織(くずおり)」や「ぼろ織」という。その材料となる「裂」の美しさにかねてから魅了された志村。志村の母は老女に頼んで短い糸を紡ぎ合わせて残したその糸玉を、勿体なくて40年間少しずつ大切に使ってきたという彼女。この作品「母衣(ぼろ)」の制作にあたり「この年にして、いつまで織れるだろう」という念が心をよぎったことが契機になったと彼女は記している。その貴重なつなぎ糸を用いて織られた作品が、同展の入り口で一際目を引く「母衣曼荼羅(ぼろまんだら)」である。「ぼろ」の文字を「母」の「衣」と表現し、母の影響で織物を始めた志村の思いや、死者や生き倒れた人々の衣を洗い清められた「ぼろ」が、同作品に込められているのだ。そして「ひとつ織り上げるとこれが最後のような気がしている」と語る志村。その糸玉を全て使用し作品に残すという強い決意が示された同作品は、「ぼろ」に再び命が宿り生き生きとしているように映る。その糸の力強さと精彩を放つ作品に強く感銘を受けた。母衣曼荼羅■まだ見ぬ色「幻の色」を求めて草木や玉葱、梅など自然染料によって染められた糸で織り上げる作品においては、今もなお一筋縄ではいかない「幻の色」を追求し続けている。例えば桜色に染色したい時、誰もが花から染められると考えるが、実は桜の花びらから染めると灰色がかった緑色に染まるという。桜色を染め出すには、桜の小枝を煮出すことで、ほんのりとした桜色が生まれるのだという。そして、桜の枝を切り倒したその先は、色として生き続ける。それを志村は「植物の生命の色」という。その言葉や作品からにじみ出るように、彼女はその命ある植物に常に感謝の念を持ち続け、植物と会話をしている様にも思えた。■90歳を越え、なお新作を生み出してゆく新たに制作された16の作品では、前述の「母衣曼荼羅」の他に、志村が大切にしている色「藍」「白」「黄金色」で織られた三部作と、「志村の色」を表現した目にも美しい、12色の無地着物が展示されている。また、「光の經(みち)」では、織機にピンと張られた經糸を43色の糸で表現したインスタレーションを展示。生命の色がもたらす色糸が美しいグラデーションとなり、色糸による幻想的で力強い經(みち)を作った。光の經(みち)■染織と共に生きた60年におよぶ創作の歩志村誕生の地である、滋賀県琵琶湖をイメージして機織された作品は『月の湖』『水門』『冬の湖』など美しい藍色を用いて表現された。また、源氏物語から着想を得た「源氏物語シリーズ」では、各帖のタイトル『若紫』や、登場人物である『明石の姫』などの作品が展示されている。その他、文学シリーズや、志村の出発点でもある民藝に学んだ作品など、60年に及ぶ創作の歩みを展示している。源氏物語シリーズ今回話を伺った京都国立近代美術館学芸課長の松原龍一さんは、この展覧会を開催するにあたり、志村のアトリエに何度も出向きたくさん話をしたという。「志村さんの作品には嘘がない」と話す松原さんの言葉がとても印象的であった。染色から紬織全ての工程において、60年間納得がいくまで何度も作業を繰り返し、今もなお自分の色を探し続ける。正直な心で物を生み出す志村の姿勢と、全ての物に感謝の念を持ち続け、次の作品に対して常に意欲的に取り組むその姿は、志村が染める糸のようにとても美しいものである。■志村ふくみ1924年に滋賀県に生まれ、母・小野豊の影響で織物を始める。57年第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞を重ねる。そして、90年には紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。2015年文化勲章を受章。同年「VOGUE JAPAN WOMAN OF THE YEAR 2015」受章。参考文献:志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―【イベント情報】文化勲章受章記念「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」会場:京都国立近代美術館 3階企画展示室住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町会期:2月2日~3月21日時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(ただし、3月21日は開館)料金:一般900円、大学生500円、高校生・18歳未満は無料「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」は京都国立近代美術館を皮切りに、沖縄県立博物館・美術館、世田谷美術館で順次開催する。
2016年03月09日NHK発のコント番組「となりのシムラ」で、中村蒼がコント界の人間国宝と称される志村けんと初共演を果たし、番組内でコントに挑戦することが明らかとなった。「志村けんが、ちょっとずれた普通の人を演じる」擬似ドキュメントコメディとして、どこにでもいそうな“普通”のおじさんを志村けんが演じ、ちょっとした日常の勘違いを描く本番組。いまそこにある日常の空間を“笑い”に変えた、ドキュメントドラマのようなコント番組だ。中村さんは、「かぶき者 慶次」「洞窟おじさん」「本棚食堂」など、昨年はNHK5作品に出演し、「無痛~診える眼~」(フジテレビ)では、“先天性無痛症”と“無毛症”を患う青年という難しい役どころを演じるなど、今後の活躍が期待される若手演技派俳優。今回は、麻生祐未や貫地谷しほりと共に、「家出」というコントに出演し、“売れない役者の彼氏”を演じるという。収録を終えた中村さんは、「今回初めて『となりのシムラ』に参加でき光栄です」と喜びを語り、「一言にコント番組と言ってはいけないような作品で、現場ではなんとも言えない緊張感の中お芝居をやらさせてもらいました。座長の志村さんは本番で一気に爆発する感じでその熱量に自然と引っ張られました。ただカットがかかると穏やかな志村さんでもっともっと色んな表情を持ってらっしゃるんだろうなと思い、またご一緒出来れば良いなと思いました。とにかく僕も完成した作品を観るのが今から楽しみです!」と志村さんとの初共演を振り返っている。近年確実に活躍の幅を広げていく中村さん。今回のコントでも新たな彼の一面を覗くことができそうだ。「となりのシムラ」は3月26日(土)22時~NHKにて放送。(cinemacafe.net)
2016年02月12日人間国宝である染織作家・志村ふくみの大規模な回顧展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」が2月2日より、京都国立近代美術館で開催される。志村の作品は草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられており、国際的な評価も高い。2014年には「民衆の知恵の結晶である紬の創作を通して、自然との共生という人間にとって根源的な価値観を思索し続ける芸術家」として第30回京都賞(思想・芸術部門)を受賞し、15年には文化勲章を受章した。文化勲章受章記念として開催される同展では、代表作を中心に、初期の作品から最新作までを一堂に展示。60年におよぶ創作の歩みを紹介するとともに、志村の魅力と芸術の核心に迫るものとなっている。会期中の2月13日には志村と熊倉功夫(静岡文化芸術大学学長)との対談「紬の着物を着て茶室に入ること」、3月6日には志村による講演会「母衣(ぼろ)への回帰」、2月20日と3月12日にはキッズプログラム鑑賞ツアー「これはどんな色?」が開催される。【イベント情報】文化勲章受章記念「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」会場:京都国立近代美術館 3階企画展示室住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町会期:2月2日~3月21日時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(ただし、3月21日は開館)料金:一般900円、大学生500円、高校生・18歳未満は無料
2016年01月07日ミナ ペルホネン(mina perhonen)とアトリエシムラの着物のコラボレーションによる展示会「シムラの着物ミナの帯」が、11月20日から23日まで東京・南青山のTOBICHIにて開催される。同展では、人間国宝である染織家の志村ふくみと、その長女である志村洋子の監修による6点の着物を出展。今回の着物は、工房で染められた糸で織られたものとなっている。合わせて、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川 明が用意した多数のテキスタイルデザインの中からアトリエシムラが厳選した5点のテキスタイルで仕立てた帯も展示販売される。なお、価格は、着物が45万円から、帯が10万円から。その他、メイン会場の3軒隣にあるTOBICHIの常設ショップ内では11月20日の15時から17時、及び11月21日から23日の11時から12時、16時から17時まで、アトリエシムラによる「仮仕立てライブ」を開催。糸が染められ裂(きれ)になり、着物のかたちになっていく様をじっくりと観覧することが出来る。また、アトリエシムラのコーナーも設けられ、手織りストールや小裂(こぎれ)の額装、書籍、ポストカードなどが販売される。なお、11月20日の12時から13時、21日の10時から11時、18時から19時、22日の10時から11時、18時から19時に実施されるアトリエのスタッフによる着物の見立てサービスと、20日18時の、志村ふくみ、志村洋子、糸井重里によるトークショー、23日19時の糸井重里と皆川明によるトークショーは満員につき申込受付は終了している。【イベント情報】「シムラの着物ミナの帯」会場:TOBICHI 2住所:東京都港区南青山4-28-26会期:11月20日~23日時間:11:00~18:00(20日は13:00~17:00)
2015年11月18日『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の公開アフレコが12月2日に都内のスタジオで行われ、ゲスト声優を務める志村けんと島崎遥香(AKB48)が出席。人気キャラクターの“ジバニャン”は「とっても上手で、良かったニャン! こんなにたくさんの人の前では、おれっちなら緊張してできないニャン」とふたりの声優ぶりを絶賛していた。その他の写真主人公のケイタが、仲間の妖怪ウィスパーやジバニャン、新たに出会ったフユニャンとともに60年前の世界にタイムスリップし、突然消えてしまった妖怪ウォッチの行方を追う。数々のヒット作で知られるレベルファイブが昨年に発表したゲームを原作に、コミックやアニメも含めたクロスメディア展開で、社会現象を巻き起こしている『妖怪ウォッチ』の劇場版アニメだ。志村が演じるのは、神秘のエネルギー“ホース”を使いこなす伝説の猫老師で最強とうたわれる妖怪マスターニャーダ。いざ、マイクに向かうと「老眼だから、メガネがあると台本が見えないし、でもメガネをかけないと画面が見えない!」と悪戦苦闘していたが、一発OKが出ると「うまい」と自画自賛。「妖怪が人気者になるなんて、最近のことだよね」と世の『妖怪ウォッチ』人気に驚きの様子だった。一方、主人公ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿ユキッペを演じた島崎は、「緊張しました」と初めての声優挑戦を終えて、安どの表情。ジバニャンが「おれっちのこと、好き?」とすり寄ると、「あ~、ちょっと。うちの弟は『妖怪ウォッチ』大好きです」と塩対応だった。7月19日から全国の劇場で発売されている前売り鑑賞券は、84万枚を突破し(11月23日現在)、東宝映画史上最高記録を更新中。現在も週間約3万枚を売り上げ、どこまで記録を伸ばすか注目が集まっている。また、早くも劇場版第2弾が2015年冬に公開されることが決定している。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』12月20日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年12月02日タレントの志村けん、歌舞伎俳優の片岡愛之助、人気アイドルグループ・AKB48の島崎遥香の3人が、12月20日に公開されるアニメーション映画『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』のゲスト声優に起用されることが8日、明らかになった。本作は、現在、小学生を中心にゲーム、アニメ、玩具とクロスメディアで展開され、爆発的な人気を誇っている『妖怪ウォッチ』初のアニメーション映画。劇場前売券販売枚数はすでに66万枚を突破しており、これまで展開されたコンテンツ同様に期待の高さがうかがえる。映画では、突然消えてしまった「妖怪ウォッチ」を求めて、ケータとウィスパー、ジバニャンとフユニャンがタイムスリップ。60年前の過去で「妖怪ウォッチ」誕生の物語がはじめて明かされることになる。志村けんが演じるマスターニャーダは物語の鍵を握る妖怪で、神秘のエネルギー「ホース」を使いこなす伝説の猫老師。どんな声で演じればいいのかわからなかったという志村は「私がコントでやる"おじいちゃん"、"おばあちゃん"のような声でいいとのことだったので助かりました」と安堵しつつも、"バカ殿様"も"変なおじさん"も妖怪みたいなものですけどね。とても面白い映画になりそうです!」と期待を寄せている。子供向け作品としては、今年7月に公開された特撮映画『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯(カップ)!』への出演も記憶に新しい愛之助は、ケータたちの前に立ちはだかる怪魔たちを束ねるモトジメ様・ウバウネ役を担当。アニメ声優初挑戦について「個性的なキャラクターでぜひ出演させていただきたいと思いました。初めての経験でしたので難しかったです。でもだんだん楽しくなって、自然に『ウバウネ』になっていきましたね」と振り返り、「妖怪ウォッチ」が消えてしまった原因である、悪の親玉を難なく演じることができたという。そして、ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿であるユキッペを演じる島崎は、愛之助と同じくアニメ声優初挑戦。自身の弟が『妖怪ウォッチ』を大好きなこともあり、「このお仕事のことを聞いたときはすごくうれしかったです」と喜びをあらわに。方言で話すユキッペに難しさを感じつつも「とても楽しかったです。今度は妖怪の役でも出てみたいですね。ジバニャンより人気がでちゃいそうな」と意欲を見せていた。なお本作のエンディングでは、TVアニメでも大人気の楽曲にあわせて、観客も一緒に歌って踊れる企画も決定。12月公開へ向けて10月より振り付け動画をネット配信していくという。(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2014
2014年10月08日志村けんといしのようこが5月30日、「志村けん一座第8回公演 志村魂 -「先づ健康」再び!-」の記者会見を行った。志村魂は2006年よりスタートした、志村が主演する舞台。毎回公演は1部と2部で分かれており、1部はバカ殿やテレビで人気のキャラクターも登場するコント、二部は志村による津軽三味線の生演奏と、一座による松竹新喜劇の芝居という構成。出演者はダチョウ倶楽部、磯山さやか、桑野信義といったお馴染みのメンバーが志村の脇を固めるのに加え、昨年より「志村けんのだいじょうぶだぁ」などで志村と息の合った掛け合いを見せていた、いしのようこが引き続き出演。志村といしのはこの舞台が20年ぶりの共演とあって、話題を呼んだ。会見では昨年の共演について志村が「20年ぶりという感じはしなかった。相変わらず怖かった」と言うと、負けじといしのも「やる前はどうかなっていう気持ちがあったけど、合わせてみたら何も変わってなかった」と話し、志村に「進歩がねえみたいじゃねえか」と掛け合いを見せ、会見場は笑いに包まれた。志村魂では2部の松竹新喜劇は2年連続で同じ演目を行うのが通例となっており、「先づ健康」は今年が2年目。志村は「毎回、自分の中で芝居は1年じゃ完成しないものなんですが、今回の「先づ健康」は去年の終わり頃、福岡あたりで完成形に近づいたかなって思いがあります。なので、昨年、東京の最初の方で見ていただいた方には、今年見ると良い変化に気づいてもらえるんじゃないかと思います」と今年の仕上がりに自信をのぞかせた。また、志村が毎回披露している津軽三味線についても「見ている皆さんには気づかないレベルで変えている所があるんですが、そこが一番難しい」と演奏の難しさを語った。また、タイトルの「先づ健康」にかけて、志村自身の健康について報道陣から質問が飛ぶと「大丈夫ですよ。あれは俺がブログに書いたからいけないんだ、酔っ払っていてね。分かっているんだけど、ちょっと人恋しくて」と志村。ただ医者の「休肝日を作れ」という指示には「1日5杯までにしてます」と志村流の認識で通しているようで、これにはいしのも「この前私が見たときは5杯以上飲んでたよね?本当に人の話聞かないんだから」と突っ込み、このやりとりも会場を沸かせていた。志村魂は6月27日(木)東京・天王洲銀河劇場よりスタートし、その後神戸・名古屋・金沢・福岡にて行われる。チケットは発売中。
2013年06月03日日本語吹き替え版の完成報告会が3日、都内で行なわれ、“ロラックスおじさん”の声を務めた志村けんをはじめ、トータス松本、宮野真守、山寺宏一、京田尚子、LiLiCo、しずくちゃんが出席した。その他の写真本作は、環境が破壊され自然がなくなってしまった人工の街に住む少年テッドが、好きな女の子の「本物の木を見たい」という願いを叶えるために、街を飛び出し運命に立ち向かっていく姿を描いた作品。志村が演じたのは、物語の鍵を握る不思議な森の住人“ロラックスおじさん”だ。志村は「どうも私がロラックスおじさんです」とあいさつしつつ、「このおじさんは、哀愁があって、心が広く、凄く良いおじさんで、下ネタ関係がなかったのでそのへんがさびしかった。どんな評価が出るのか楽しみです」と話し、笑いを誘った。洋画吹き替え初挑戦にして、アドリブもこなしたという志村に対して、宮野、山寺、京田の共演者たちは「ご一緒することができて嬉しい。“志村節”で数秒間もたせるその表現は凄い」(宮野)、「“笑いの神様”ですからね。(ロラックスおじさんは)志村さんのために作られたキャラですよね? 計算じゃなく、キャラが活き活きとしていてもう凄かった。勉強になりました」(山寺)、「(ロラックスおじさんは)キレイで透き通った邪気のない目をしていて、志村さんにピッタリ」(京田)と絶賛した。志村との共演シーンが多かったというトータスも「何回も持っていかれそうになった。ロラックスおじさんと志村さんが一体化していて、笑いを堪えるのが大変だった」と振り返った。この日は、キャスト全員に、しずくちゃんが種を植えた鉢植えをプレゼントするひと幕もあり、しずくちゃんは「ロラックスおじさん、みてね!」とPR。そんなしずくちゃんの姿に志村やキャストは終始、笑顔だった。『ロラックスおじさんの秘密の種』10月6日(土)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年09月03日“変なおじさん”こと志村けんが不思議な森のおじさん、ロラックスおじさん役でハリウッド映画の声優に初挑戦する3Dアニメーション『ロラックスおじさんの秘密の種』。この絶妙なキャスティングで話題の本作で、志村さんに続き歌手のトータス松本ら新しい面々がゲスト声優を務めることがこのほど発表された。全米では『マダガスカル3』、『メリダとおそろしの森』を抑えて大ヒットを記録している本作。環境が変化し、すべてが人工のプラスチックと偽物で造られた街を舞台に、本物の木を求める少年・テッドが森の番人であるロラックスおじさんに導かれながら奮闘する姿が描かれる。今回、新たな声優として発表されたのは役者としても活躍するミュージシャン、トータス松本さん、『カラスの親指』の公開を控える若手注目株・能年玲奈、子役のしずくちゃんの3人。本作で3人共に声優デビューを果たす。トータスさんはギター片手にその歌声で物語を導くワンスラーというキーマンを演じるが、劇中は5曲も演技をつけて歌わなければならない難役とあって不安もさぞかし大きかったはず。だが、初の声優挑戦を決めた理由を聞くと、「決めたのにはいくつかの理由があります。まず、ワンスラーというキャラクターは“歌うたい”じゃないとできないということ。ギターも弾くし、これはもう僕にぴったりだと思いました。そして、志村さん!なんせドリフ世代ですから(笑)」と本人は本作に強い運命を感じた様子。能年さんが演じるヒロイン・オードリーには、オリジナル版では歌姫テイラー・スウィフトが初声優を務めたことでも話題となったキーキャラクターだが、「以前から声だけのお芝居というものにも凄く魅力を感じていました。パワフルで楽しい、こんなに素敵な作品に出させていただけるなんて、興奮で心臓が止まりそうです!」と緊張どころか、この大抜擢に大喜び。さらに人工の街に住む少女・マリーを演じるのは、現在4歳にして錚々たるメンツと共演を果たしてきた注目子役、しずくちゃん。「グリーンダカラ」のTVCMに出演し、“かわいすぎる”笑顔で話題沸騰中の天然美少女である。「ロラックスおじさんと早く会っていっぱい遊びたい!」と何とも可愛らしいコメントを寄せている。映画の公開は10月とまだ少し先。この個性あふれる3人が、本作でどんな活躍を見せてくれるのか、期待して待ちたい。『ロラックスおじさんの秘密の種』は、10月6日(土)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:ロラックスおじさんの秘密の種 2012年10月6日よりTOHO シネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年07月10日お笑いタレントの志村けんが、アメリカで大ヒットを記録しているアニメーション映画『ロラックスおじさんの秘密の種』でアニメの声優に初挑戦。6月12日(火)にアフレコ収録の模様を報道陣に公開した。アメリカで2週連続No.1を獲得し、すでに興行収入2億ドルを超える大ヒットとなっている本作。プラスチックと偽物で造られた街で、本物の木を求める少年・テッドの奮闘を描く。志村さんが演じるのは、森の守護者で木々の代弁者である毛むくじゃらのロラックスおじさん。“日本のおじさん”として志村さんに白羽の矢が立てられたが「僕の場合、“変なおじさん”ですからね(笑)」ととぼけた口調で笑いを誘う。62歳での声優初挑戦について「やったことないので『どうなるかな?できるのかな?』と思った」と正直な心情を明かし、「近眼と老眼なので台本の字も画面も見れなくて困りました」と苦笑を浮かべていた。ロラックスおじさんについて「優しくてちょっとおっちょこちょいなところがある。でも、やらしいところがないのはおれと全然違うね(笑)。アニメでも絡みがあればと思ったけど全然ない」と還暦を超えてもまだまだお盛んな様子で、スタジオは笑いに包まれた。劇中で主人公の少年・テッドは、憧れの女の子のために本物の木を手に入れるべく奮闘するが、志村さんが大切な人のために頑張った経験は?と尋ねられると「いろんな品物をあげたけど、結果は出なかった」と苦笑いを浮かべた。ちなみに最も高価なプレゼントは「車ですかね」と驚きの告白。しかも車種は「ベンツ」!報道陣からの「誰に?」という問いかけを「それは言えないでしょ!ずいぶん昔ですよ」と笑って煙に巻き、さすがの大物ぶりを見せつけた。『ロラックスおじさんの秘密の種』は10月6日(土)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:ロラックスおじさんの秘密の種 2012年10月6日よりTOHO シネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年06月12日