公開初日を迎えた映画『泣き虫ピエロの結婚式』の舞台あいさつが24日、東京・新宿のシネマート新宿で行われ、志田未来、竜星涼、新木優子、御法川修監督が出席した。実話を元にした望月美由紀原作の同名小説を、繊細な描写で映画やテレビ業界から注目を集めている御法川修監督が映画化した本作。余命幾ばくもない透析患者の陽介(竜星涼)と結婚した佳奈美(志田未来)の短い結婚生活を感動的に描く。公開初日を迎えたこの日は、夫婦を演じた志田と竜星、そして2人を温かく見守る真紀役の新木優子、そして御法川監督と主題歌「咲かないで~泣き虫ピエロの結婚式Ver.」を歌ったWHITE JAMが登壇。主演の志田は「去年の8月に撮影して、大事に大事に温めてきたものがこうして初日を迎えてすごくうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、「この作品を見終わった後は心が温かくなったので、いま皆さんも同じ気持ちだになったんじゃないかと思うと、作品に込めた思いが届いて良かったという思います」と満足げな表情を見せた。そんな志田と相手役の竜星を温かく見守る真紀を演じた新木は「本当に2人のやり取りにキュンという気持ちで見させてもらい、撮影中もピュアな純愛だと思って心が洗われるような気持ちで楽しませてもらいました」と振り返っていた。本作でのお気に入りを問われた志田は「撮影していた時も完成したものを見た時もキュンとしたのが(竜星と志田の)おんぶのシーンで、気に入っています。竜星くんの肩幅が広いので、お父さんにおんぶされているみたいで安心感がありましたね」と回答。一方の竜星は「僕はやっぱり佳奈美が車にいて、僕が初めて気持ちをぶつけて2人が抱き合うシーン。でもそのシーンで取材の時に『車凹ましたんですか?』とよく聞かれたんですけど、そんなことないんですよ」と否定すると、「凹ませたと思いますよ」(志田)、「結婚な音がしてましたよね(笑)」(新木)と暴露されて観客の笑いを誘っていた。
2016年09月24日実力派若手女優として活躍中の志田未来と、いま最も注目を集める俳優のひとりである竜星涼をW主演に迎え、感動の実話を映画化した『泣き虫ピエロの結婚式』。この度、この2人それぞれに焦点をあてた特別バージョンの予告編が到着した。みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田未来)が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介(竜星涼)。自分の運命を嘆き、人と深く繋がることを避けてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決める。そんな佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。いつしか2人は結婚の約束をする。しかし、式の前日に倒れた陽介。余命わずかな陽介は、愛するがゆえ佳奈美との別れを決意…。再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものとは――。主題歌には、今春、高校生の選ぶ卒業式ソングとして大ブレイクを果たした「WHITE JAM」の「咲かないで」が起用されている本作。すでに公開されている予告編は、切なくも印象的なサビから始まり、実話をもとにした感動的なストーリー展開に、志田さん、竜星さん、新木優子ら出演陣の情感のこもったセリフの数々が続き、YouTubeでは10万回の再生を超えるなど、全国13館スタート予定のミニシアター系映画としては異例の高い反応を受けている。今回、公開を来週に控えた本作から、太陽の様な明るさでみんなを笑顔することを夢見る見習いピエロの佳奈美と、病気で心を閉ざしながらも佳奈美の明るさ触れて恋に落ちる陽介のそれぞれに焦点をあてた特別バージョンの予告が解禁。これまではほんの少ししか描かれなかった2人それぞれの心境が、今回の映像では主題歌「咲かないで」と共に浮かび上がっており、すでに解禁されている予告編と合わせて見ると、両者の想いが伝わり感動も倍増すること間違いなしとなっている。「佳奈美バージョン」では、感情表現の豊かな佳奈美を演じる志田さんの笑ったり、泣いたり…クルクルと変わる表情に、「陽介バージョン」では、難病を抱えながら恋人のことを想う陽介の複雑な心境を演じた竜星さんの繊細な表情にぜひ注目してほしい。■「佳奈美バージョン」■「陽介バージョン」『泣き虫ピエロの結婚式』は9月24日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年09月16日アイドルグループ・欅坂46のなかでも、とくに太ももに定評のある渡邉理佐さん、今泉佑唯さん、志田愛佳さん。アイドルの命ともいうべき、美しい太ももを保つべく、自身でどのようなお手入れをしているのか伺ってみました!まずは渡邉理佐さんです。新曲のフォーメーションでは1列目に昇格。冠番組『欅って、書けない?』でのSキャラも定着し、いま注目度急上昇中の“べりさ”こと、渡邉理佐さん。「ファンの方にもクールだと思われてるんですけど、実際はそうでもないので、なんか申し訳ないなって(笑)。本当の私は、人見知りでも仲がいい人の前でははしゃぐタイプで、変顔もします。だからこれからは、番組でも素の自分を出していくことが目標です!」太もも選抜メンバーの間でも、とくに評価が高い渡邉さんの脚。でも本人はあまり自信がないそう。「ずっとバレーボールをやっていたせいか、太ももの前側に筋肉がつきすぎていて、ハムみたいに硬いのがイヤ。理想は平手(友梨奈)みたいな細い太ももです。結構気にしているので、入浴後に毎日片脚5分ずつ、膝から太ももに向かって引き上げるようにマッサージしたり、着圧ソックスを履いて寝たりしてケアしています」続いては今泉佑唯さん。一体、その小さな体のどこにそんなパワーが秘められているのだろうと思うほど、アイドルらしいハツラツとしたキャラクターで人を惹き付ける今泉佑唯さん。「幼稚園の頃から歌が大好きで、ずっとアイドルになりたいって思ってました。性格的にもあまり悩むことはなくて、寝たらすぐ忘れちゃうタイプ。唯一の悩みは、新曲で1列目に立つメンバーの背が高すぎて、チビな自分が逆に目立ってしまっていることです(笑)」誰もが羨む真っ白な太ももの持ち主でありながら、背が低いことで脚にも自信が持てないそう。「自分の脚、短くて嫌いなんです。モチモチとか、ムチムチって言われる質感も自分的にはあまり好きじゃなくて。本当に柔らかすぎてバナナみたいなんです(笑)。渡邉理佐のような程よく筋肉がついたヘルシーな太ももが羨ましい!もっと引き締めたくて、EMSのマッサージ器を買ったんですけど、まだ全然効果がありません(笑)」そして三人目は、志田愛佳さんです。“趣味はロックを聴くこと”“チャームポイントは割れた腹筋”“好きな映画はスター・ウォーズ”など、そのキュートなルックスとは裏腹に、まるで男のコのような発言が印象的だった志田愛佳さん。「アイドルだからアイドルらしくとか、イヤなんです。自分の信念は絶対に曲げたくない。このお仕事を始めてから、その思いがどんどん強くなってきた気がします」その意志の強さは、普段の徹底した太ももケアにも表れている。「むくみやすいので、入浴後に毎日20分間、脚を壁に上げたまま、オイルをつけてリンパを流しています。あと、朝置きてすぐ、60回ジャンプするのも日課。跳ぶと太ももにきれいな筋肉がついて、脚のラインがきゅっと引き締まるんです。私の太ももは、中は硬いけど表面がぶよぶよなので、例えて言うなら苺大福。理想の太ももはぺーちゃん(渡辺梨加)。日頃から触ってるんですけど、柔らかくて気持ちがいいんです(笑)」◇けやきざか フォーティーシックス乃木坂46に続く“坂道シリーズ第2弾”として今年4月にデビュー。2ndシングル『世界には愛しかない』がリリースされたばかり。初主演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京)が話題。◇わたなべ・りさ1998年7月27日生まれ、茨城県出身。163cm、O型。ロングヘアの髪をばっさり切ってから人気が急加速。人によく褒められるパーツは「鎖骨」。キャミソール¥9,800ブラウス¥9,500(共にレイ ビームス/ビームス ウィメン 渋谷TEL:03・3780・5501)パンツ、ソックス、シューズはスタイリスト私物◇いまいずみ・ゆい1998年9月30日生まれ、神奈川県出身。154cm、O型。愛称は“ずーみん”。メンバーの小林由依と共に“ゆいちゃんず”としても活動。トップス¥26,000(ポール&ジョー シスター/ディプトリクスTEL:03・3409・0089)スニーカー¥9,800※9月発売予定(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)パンツはスタイリスト私物◇しだ・まなか1998年11月23日生まれ、新潟県出身。165cm、A型。新曲のフォーメーションで1列目に大躍進。愛称は“もな”。マル秘美容法は「1日70回の腹筋!」。パンツ¥41,000(アナスイ フォー オープニングセレモニー/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)ブレスレット¥3,000(チープマンデイ/ケイスリーオフィス)ブルゾン、タンクトップ、スニーカーはスタイリスト私物※『anan』2016年8月31日号より。写真・横浪 修スタイリスト・中根美和子ヘア・HIROKI(W)メイク・Nagisa(W)取材、文・菅野綾子撮影協力・AWABEES
2016年08月27日女優の志田未来が、テレビ朝日系ドラマ『はじめまして、愛しています。』(毎週木曜21:00~21:54)に、25日放送の第7話から出演することが21日、明らかになった。引き取り手の分からなかった子どもの実母役を演じる。このドラマは、尾野真千子と江口洋介の演じる梅田美奈・信次夫婦が、実の親に捨てられた素性の分からない男の子(横山歩)を「ハジメ」と名付け、特別養子縁組で親になろうとする姿を通し、"本当の親子とはなにか?"を描いていくもの。その実の母親・黒川泉を演じるのが、志田だ。泉は、ハジメを監禁状態で置き去りにしたまま、アパートから姿を消したこと以外に何もわからないという謎の人物。18日放送の第6話のラストシーンでは、泉の母・月子(富田靖子)が登場したが、7話ではその月子が、泉の名代としてハジメの引き渡しを要求し、そこから「生みの親と育ての親の対立」が描かれていくことになる。志田は、このドラマを手がける遊川和彦氏脚本の『14歳の母』(日本テレビ系)で、妊娠・出産する中学2年生を演じたが、そこから10年の時をへて、再び遊川脚本で、"10代で子どもを出産した母親役"に挑むことになる。「また遊川さんの作品に出させていただけるということで、今までにない緊張感を感じています」と言う志田は、「遊川さんの作品はセリフの一つ一つが本当にすてきなので、そのセリフをまた私が言えることが楽しみです」と期待。今回の作品は、撮影に途中からの参加で、5歳児の母、さらに愛情を持てないというキャラクターであることに「難しい役」ととらえており、「どう母親として居たらいいのだろうといろいろ考えています」と、現場での苦労を語っている。
2016年08月21日女優の志田未来(23)が、7日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、「結婚相手を見極めるためにやっておきたいこと」について語った。志田は、今月7日から31日まで東京・渋谷のパルコ劇場で上演される舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』に出演。前日に行われた公開舞台稽古と囲み取材に、共演の斉藤由貴(49)、鈴木杏(29)、田畑智子(35)と共に出席し、終了後に同番組の取材を受けた。番組で恒例となっている企画「エンタメまるごとクイズッス」に協力した志田は、「将来結婚する前、相手の性格を見極めるために一緒にやっておきたいことがあります」と打ち明け、「さて、それは何でしょう?」と出題した。答えは「富士山に登る」。志田は「相手の性格をしっかり見極めたい」と言い、「富士山に登る時、酸欠になったりとか困難がたくさんあると思うんですけど、その中で相手がどれくらい自分を助けてくれるかというのを、はかりたいです」と真意を語った。すると、鈴木が「富士山クリアしたら、『次はエベレスト』みたいなことはないの?」と冗談交じりに確認。照れくさそうに「富士山でOKです!」と答える志田に、斉藤は「だけど結婚するのかな。結婚しなさそう……」と将来を占うと、志田は「え!?」と驚きながら「今の一番ショックでした!」と笑っていた。
2016年07月07日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、長年のバレエ経験で培った精神力と抜群のスタイルが武器だという、女優デビューを果たしたばかりの和田安佳莉さんです。7月12日(火)夜10時から始まる『せいせいするほど、愛してる』(TBS)で女優デビューを果たす和田さん。「武井咲さんが演じる主人公・栗原未亜の後輩・遠藤多佳子役です。初のドラマで緊張するかと思いきや、撮影が始まったら楽しくて。3歳からバレエをやっているので、人前で演じることに抵抗がないのかも」。性格は、好奇心旺盛な行動派。「私、裸一貫で上京してきたんですよ。今思えば、無謀ですよね(笑)。趣味は一人旅。ドラマの撮影が終わったら、またどこかに出かけたいな」◇わだ・あかり1991年生まれ。モデルとしてショーや広告で活躍し、2015年「ミスアジアファッションモデル」受賞。最新情報は公式ブログにて。◇広島出身なので、やっぱり好物はコレ。広島焼きが大好き!東京にもおいしいお店が多くてよかったです…♪◇バレリーナを目指し留学していたことも。ハンガリーとアメリカに留学していました。今もレッスンを受けています。◇家で愛猫たちとくつろぐのが至福。2匹が仲良しなのが微笑ましいんです。もう一匹飼いたいくらい猫ラブ。※『anan』2016年7月6日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年07月02日実力派若手女優として活躍中の志田未来と、いま最も注目を集める俳優のひとりである竜星涼をW主演に迎え、感動の実話を映画化した『泣き虫ピエロの結婚式』。このほど、本作の主題歌が「WHITE JAM」の「咲かないで」に決定。新たな卒業ソングとして話題の楽曲を本作のために歌詞を書き変えたバージョンに乗せて、切なくもまぶしい予告映像が解禁された。みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田未来)が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介(竜星涼)。 自分の運命を嘆き、心を閉ざしてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決意する。佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。そして、いつしか2人は結婚の約束を交わす仲に。しかし、陽介は皮肉にも式の前日に倒れてしまう。自らの余命がわずかだと知る陽介は、佳奈美を愛しているがゆえ、別れを決意するが…。 再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものとは…?このほど解禁された予告映像は、佳奈美と陽介の出会い、互いに想いをぶつけ合う様、近づく別れのときなど、さまざまなシーンを盛り込んだもの。10代の若者をはじめ圧倒的な人気を集めるアーティスト「WHITE JAM」が歌いあげる主題歌「咲かないで「咲かないで~泣き虫ピエロの結婚式Ver.」が見る者の感情をゆさぶる、感動的な映像となっている。今回主題歌となったこの曲は、2016年2月のリリース以降若い世代を中心に卒業ソングとして熱く支持されてきた「咲かないで」が元になっている。本作の御法川修監督は、書き下ろされたデモを聴いたときに、誰もが経験する“出会いと別れ” “人と人の絆”といった、 映画のテーマと同楽曲が頭の中で描いていた世界観と重なったことで、主題歌としての起用を決定。さらには新たに映画のテーマに沿って歌詞を用意するという、贅沢な企画が実現した。◆「WHITE JAM」コメント試写で観たときに、涙をこらえるのに必死でした。「笑顔でいれば、みんなも笑顔になる」という映画のメッセージが、ステージの上で、みんなに会うことの多い自分たちも共感できましたし、主人公の佳奈美や陽介が自分たちの身近にいるような気がする映画でした。 今回、主題歌になった「咲かないで」は、中学のときに書いた歌詞を元に書き下した曲です。 卒業ソングとかお別れソングのイメージがあったので、映画にあうかエンドロールが流れるまで心配でしたが、 本編を観たらぴったりあっていて安心しました。 とても感じるところの多い映画なので、「WHITE JAM」 のファンにもぜひ観てもらいたいと思います。◆志田未来コメント「WHITE JAM」さんの歌声がとても素敵で映画をより引き立てて下さる曲だと思いました。人と人の絆や誰かのぬくもりを感じるこの曲が、『泣き虫ピエロの結婚式』の世界観にとてもマッチしていて、 佳奈美と陽介、2人の気持ちを代弁してくれている歌詞だと感じました。「また会えるよきっと 約束しておこう 未来の話ばかり」という歌詞があるのですが、未来を信じて今を一生懸命生きている2人の気持ちが表れているのではないかなぁと思います。 この「咲かないで」と『泣き虫ピエロの結婚式』がたくさんの方の心に響き、暖かい気持ちになってもらえたら 嬉しいです。強い絆と愛で結ばれた2人が、互いを想い合う姿がストレートに胸を打つ本作。まずはこちらの予告編から、佳奈美と陽介の切ない純愛に触れてみて。『泣き虫ピエロの結婚式』は9月24日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日志田未来と竜星涼W主演による映画『泣き虫ピエロの結婚式』が、2016年9月24日(土)よりシネマート新宿他全国の劇場で公開される。みんなを笑顔にする道化師に憧れて見習いピエロを続ける佳奈美と、重病から笑顔を忘れてしまった陽介の切ない純愛を描く本作は、望月美由紀による第4回日本感動大賞を受賞した実話の同名書籍をもとに描かれたラブストーリー。主人公・佳奈美役を演じるのは、本格恋愛映画に初挑戦となる志田未来。予告や場面写真に先駆けて公開されたポスタービジュアルでは、純白のウェディングドレス姿を披露している。そして、もう一人の主人公・陽介役には、出演作『orange‐オレンジ-』が大ヒットを記録、5月公開の主演映画『シマウマ』など今年ブレイク必至の竜星涼が抜擢された。また、ヒロインの親友役にnon-noモデルとして10代女子の支持を得ながら女優としても注目を集める新木優子や、実力派俳優・螢 雪次朗の出演も決定している。泣き出したくなる様な現実を前にしながらも、笑顔を忘れずに切ない運命に立ち向かう佳奈美と、その真っすぐな気持ちに触れて次第に心を開いていく陽介のピュアな恋愛物語は、“出会いと別れを知る”全ての人の心に響く作品となりそうだ。【作品情報】映画『泣き虫ピエロの結婚式』公開日:2016年9月24日(土)出演:志田未来、竜星涼、新木優子、螢雪次朗監督:御法川修原作:「泣き虫ピエロの結婚式」望月美由紀(リンダパブリッシャーズ)製作:「泣き虫ピエロの結婚式」製作委員会配給:スールキートス©2016 映画『泣き虫ピエロの結婚式』製作委員会【ストーリー】みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介だった。彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決意した佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。そして、いつしか二人は結婚の約束をする。しかし、式の前日に倒れた陽介に宣告された余命は残りわずかなものだった。愛するがゆえ、佳奈美との別れを決断して再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものは...?
2016年05月09日志田未来と竜星涼がW主演を務める映画『泣き虫ピエロの結婚式』。この度本作のポスタービジュアルが解禁された。みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田未来)が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介(竜星涼)。自分の運命を嘆き、人と深く繋がることを避けてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決める。佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。いつしか2人は結婚の約束を交わす。しかし、式の前日に倒れた陽介。余命わずかな陽介は、愛するがゆえ佳奈美との別れを決意。再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものとは――。2014年、「日本感動大賞」を受賞し、書籍化された望月美由紀による実話の同名小説を原作に、みんなを笑顔にする道化師に憧れて見習いピエロを続ける女の子と、重病から笑顔を忘れてしまった彼の切ない純愛を描く、感涙必至のラブストーリーの本作。泣き出したくなる様な現実を前にしながらも、笑顔を忘れずに切ない運命に立ち向かう彼女と、その真っすぐな気持ちに触れて次第に心を開いていく彼のピュアな恋愛物語は、“出会いと別れを知る”全ての人の心に響く作品となっている。キャストには、どんなに切ない現実を目の前にしても、笑顔を絶やさずに立ち向かう道化師見習いの佳奈美役の志田さんと、死を目の前にして笑顔を忘れた陽介役の竜星さんがW主演を務め、さらに2人を温かく見守る親友・真紀役に、新木優子が出演している。そして今回、「牙狼<GARO>」シリーズなどに出演する螢雪次朗も出演していることが明らかに。また、『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の御法川修がメガホンを取った。このほど到着したポスターでは、ピエロの象徴ともいえる赤鼻をつけた花嫁の志田さんと、彼女を優しく見つめる竜星さんの幸せいっぱいのビジュアルに、「あなたに残された日が少ないことを知っても…」という悲恋を思わせるコピーが重なり、2人の切ない運命を想像させる1枚に仕上がっている。そしてポスター下部には、2人に加え新木さんのフレッシュな笑顔も垣間見えるポスタービジュアルになっている。本作は、全ての人の心に響く感動の物語。2人のピュアな恋愛物語はもちろん、3人の瑞々しい青春群像にも期待していて。『泣き虫ピエロの結婚式』は9月24日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年05月06日映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が、2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。主人公・双葉役は『紙の月』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞ほか、2014年の賞レースを総なめにし、日本を代表する女優・宮沢りえ。彼女は脚本を読み、「心が沸かされた」と出演の経緯を語り、会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”を熱演している。その娘、安澄役には、今もっとも注目の実力派若手女優のひとり・杉咲花が抜擢された。さらに、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李らが脇を固める。監督は、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭で絶賛された映画『チチを撮りに』の中野量太だ。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせるところからストーリーは展開される。余命わずかという宣告を受けた双葉が、その日から実行していく「絶対にやっておくべきこと」。ぶつかり合いながらも、次第により強い絆で結びついていく家族たち。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだす、驚きと感動の詰まった家族の物語。“新しい家族の物語”を彩っていく。『湯を沸かすほどの熱い愛』への出演の決め手を教えてください。宮沢:作品のラストシーンが大好きで。タイトルにも込められていますが、全てのシーンはラストのために重ねられていくと言っても過言ではないと思っているくらいです。また、双葉の持つ中々ないエネルギーや愛にすごく惹かれたというところでしょうか。杉咲:作品に「優しさ」が溢れている点に魅力を感じました。物語の中で、キーとなるシーン以外でも「優しさ」がとっても詰まっていて。例えば、安澄が絵の具を同級生にたくさんつけられてしまい、お母ちゃんが学校に来るシーンがあるんですが、そこで、そのことに関してお母ちゃんは何も触れず、ただ「何色が好き?」って聞くんです。その言葉のいらない、包んでくれるような「優しさ」のあるシーンがすごく好き。親子役を演じてみてお互い、いかがでしたか。宮沢:正直彼女が演じているところをたくさん見てきたわけじゃなかったので、その分余計な先入観もなく。逆に花はすごく緊張したと思いますが、彼女に会ったときに、嘘のない人=小手先で芝居をする人ではないな...と思ったんです。自分の心の奥底のものも一緒に放出しないと、太刀打ち出来ないぞと。こういう役をやるときに、遠慮ほど邪魔なものはないんですよね。それをなくしてもらいたかったので、作品に入る前にお互い連絡を取り、作品とは関係のない会話を重ねていって、遠慮をなくした上で撮影に入りました。スタートが高いところから入っていけたのが、映像に溢れているなと思います。杉咲:宮沢さんとご一緒させて頂けることを光栄だななと思いながらも、緊張感がありました。でも、それに負けちゃだめだなと、自分と戦わないとって思っていました。 撮影する前に、宮沢さんがどれだけ現場で時間かかっても、何も気にしなくていいよと声をかけてくださって。その言葉を頂いて、私が持っていた必要以上の緊張感が排除されて、すごくありがたかったです。それぞれの役を演じる上で一番大変だったことは何でしょうか。宮沢:余命というものを受けた人の気持ちをリアルに想像する日々は、やはりすごく精神的な強さが必要でしたね。また、そのテンションや集中力を保ち続けるということが大変でした。杉咲:役を掴めるまでの期間がとても難しかったです。私の演じる安澄はすごく弱い子なんですが、私自身がそのまま演じようとすると、もう少し強い人になってしまうので。”もっと弱い人だよ”と監督に教えてもらいながら進めたのですが、その過程は悩みました。でも、そこでやっと安澄が分かってきて、撮影する前に家族のような関係性を宮沢さんや蒼ちゃん(鮎子役)と作れていけた時に、改めてお母ちゃんの病気を受け止めるというのも苦しかったですね。お二人にとって、ずばり「家族」とは。宮沢:「損得なく愛し合える関係」でしょうか、家族って愛し合うことが当たり前ですよね。でもこの作品に関わって、本当の親子だけが家族じゃないなと感じました。血の繋がりだけが家族ではなく、そう想える人は家族なんだなって。私はこの作品を通して、花という家族ができたなと思います。杉咲:「何があってもその人のために、何でもできる」そんな関係性。わざわざ愛しているとか確かめ合わなくても、分かっているんですよね。だから、その人のために何かしたくなる。考える前に、体が動いてしまう、そんな関係だと思います。好きなブランドは何ですか。また本日のファッションチェックをさせてください。宮沢:ヴァレンティノ(VALENTINO)は、自分の体のラインと服のパターンがとても合うので、好きですね。着心地の良さが一番なので、そういう意味でもお気に入りです。 あとはアーツ&サイエンス(ARTS&SCIENCE)やマイラン(MYLAN)など、素材が良く、流行りに乗りすぎていない服が好きです。今日はヴァレンティノのベルベットワンピースを着ています。杉咲: 私はコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が好きで、いつも見に行って試着しています。今日はトップスが20,000,000 fragments(20,000,000 フラグメンツ)、スカートがミントデザインズ(mintdesigns)です。最後に、映画を見た人々に何を持ち帰ってほしいですか。宮沢:余命を宣告された双葉という人が、残りの命をどう生きるかということを通して、みなさんの日常の景色が、いつもよりも明るく美しく見えたらいいなと思います。そして、そんな事を感じさせてくれる映画になったと思うので、好きな人と、また1人でも劇場に来て頂けたらと思います。杉咲: 私は試写を見たときに、自分の大事な家族や友達に必ず見てもらいたいと思いました。見てくれた人にとっての大事な人を、もっと愛せるきっかけになるような映画になっていると思います。【作品情報】映画『湯を沸かすほどの熱い愛』公開日:2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼脚本・監督:中野量太製作:「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会(クロックワークス、テレビ東京、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、パイプライン、NTTぷらら)2016年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会【ストーリー】私には、死ぬまでにするべきことがある。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意する。
2016年05月05日「第4回感動大賞」を受賞した実話をもとに綴った書籍をベースに描く映画『泣き虫ピエロの結婚式』。この度、本格恋愛映画初挑戦となる志田未来と、若手注目株・竜星涼がW主演を務めることが分かった。みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田未来)が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介(竜星涼)。自分の運命を嘆き、人と深く繋がることを避けてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決める。佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。いつしか2人は結婚の約束を交わす。しかし、式の前日に倒れた陽介。余命わずかな陽介は、愛するがゆえ佳奈美との別れを決意。再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものとは――。2014年、「日本感動大賞」大賞を受賞し、書籍化となった望月美由紀の同名小説が原作。道化師の見習いをしていた原作者の望月氏は、夫となる男性と出会い、恋をして、幸せな結婚からわずか50日という短い時間で死という別れを経験。その悲しい経験の中で、笑顔の力や意味に気づき「それは道化師として欠かせないだけでなく、誰にとっても大事なもの」という思いで書き上げた一冊の本を、今回実写映画化する。キャストには、どんなに切ない現実を目の前にしても、笑顔を絶やさずに立ち向かう道化師見習いの佳奈美役に、本格恋愛映画に初挑戦、そして劇中ではウエディングドレス姿も披露する志田さん。そして、死を目の前にして笑顔を忘れた陽介役を、大ヒット映画『orenge-オレンジ‐』や、主演作となる『シマウマ』の公開が控えるなど、数多くの出演作が予定されている今年最注目の若手俳優、竜星さんが担当する。かねてより高い評価を受ける圧倒的な演技力を発揮し、泣き出してしまいたい心を抑えながら、笑顔で恋に突き進む女性という新たな一面に挑んだ志田さんは、今回演じる佳奈美について「まさに太陽のような人」と語り、「陽介を想う熱い気持ちに、とても感動し涙してしまいました。この作品を観て下さる方々に、佳奈美の一生懸命さや、こんなにも真っ直ぐな愛があるということが届くように撮影をしていました」と撮影を振り返った。一方、佳奈美との出会いで次第に変わってゆく複雑な心情を熱演した竜星さんは「この映画で人を愛するということの儚さと切なさそして喜びや勇気。沢山の感情をこの作品から学ばさせて頂きました」と話し、「病気と闘いつづけた夫とそれを支えた妻の愛を誠心誠意を込めて、志田未来さんと一緒に繊細に作り上げました。沢山の方にこの2人の愛の形を見て頂けたらと思います」とコメントした。さらに、2人を温かく見守る親友・真紀役には、「non-no」モデルや「ゼクシィ」のCMで人気を博し、女優としての活躍が期待される新木優子が共演。そして監督を務めた『すーちゃんまいちゃんさわ子さん』の御法川修は、今回のキャスト3人が同い年だということに触れ、「次代を担うことを約束された3人の、いまこのときにしか写し撮ることのできない姿を映画の歴史に刻みたい」という想いで作り上げたと明かす。また「いま恋の只中にいる人はもちろん、新たな恋の予感に心を揺らしている人たちも、『こんな風に人を愛してみたい』と胸を熱くする映画に仕上がっているはず」と自信を覗かせた。とびきりの幸せと、切ない現実を目の前にして様々な表情を見せる難役に挑んだ志田さんと竜星さん。2人のピュアな恋愛物語に、この秋、日本中が涙することだろう。『泣き虫ピエロの結婚式』は9月24日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年04月26日女優・志田未来(22)が、映画『青空エール』(8月20日公開)で主演の土屋太鳳と初共演することが22日、発表された。原作は、『高校デビュー』シリーズ(03年~/集英社)の作者や『俺物語!!』(12年~/集英社)の原作者として知られる漫画家・河原和音氏による同名コミック。『アオハライド』(14年)などを手がけてきた三木孝浩監督がメガホンを取り、土屋のほか、竹内涼真、葉山奨之、平祐奈、山田裕貴らも出演する。初心者ながらも吹奏楽部に入部してトランペットを始める高校1年生・小野つばさ(土屋)と、つばさと互いに惹かれ合って、応援し合いながら甲子園の夢に突き進む野球部員・山田大介(竹内)らの青春の恋模様を描く。志田が演じるのは、厳しくも優しくつばさを指導し、大きな影響を与える吹奏楽部の先輩・森優花。つばさと森のシーンは原作でも名場面とされている。志田が高校生の役を務めるのは、2012年の日本テレビ系ドラマ『ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~』以来3年半ぶりとなる。それについて、「自分でも制服姿がすごく似合っているなって思います」と笑みを浮かべながら自信を見せる。「まだまだ着られるとは思います」とも話すが、「年相応の役を演じていきたいし、新しい役にもどんどん挑戦していきたいので、制服を着るのはこれが最後かも」と本作で"着納め"になることも示唆している。台本を読んでの感想を「『こんな青春をおくれたらよかったな』とうらやましく思いましたし、感動しました」と伝えるが、これまでに楽器はリコーダー以外、未経験。そのため、「2月から始まったトランペットの練習も最初は苦戦しました」と語るも、自宅で自主練を重ねたそうで、「今では『音楽って楽しい!』って思うようになりました」とうれしそうに報告する。初共演の土屋については、「すごくまっすぐで、キラキラしていらっしゃる方」と称賛。それに負けないよう「先輩役として、引っ張っていけるように必死で頑張りたい」と話し、「高校生ならではの一生懸命さは自分も経験してきたので、楽しみながら"森優花"を演じていきたい」と意気込んでいる。担当プロデューサーは、志田の起用理由を開口一番「圧倒的な存在感と威厳」と断言。「単なる先輩とは違い、部活の先輩はそんな特別な存在だった」との思いから、「それが本物に見えるのは志田さんしかいない」と考えたという。また、「演技力はもちろんのこと、志田さんにはこれまでのキャリアが語る"先輩感"があります」とも話し、「同世代の若手キャストのなかでも引っ張っていく存在になってくれる」と期待を寄せた。(C)2016 映画「青空エール」製作委員会 (C)河原和音/集英社
2016年04月23日ピエール・ラコット版『ラ・シルフィード』の上演を控えた東京バレエ団が公開リハーサルを開催、続いて行われた記者懇親会で、斎藤友佳理芸術監と主演ダンサーたちが舞台への意欲を語った。【チケット情報はこちら】懇親会冒頭、「すべてこの作品からスタートした、私の原点ともいえる作品。踊り込んできたことでわかったことがたくさんあります。ラコットさん、(ギレーヌ・)テスマーさん(同作品の初演ダンサーで、指導者として活躍)から教えていただいたことを、すべて伝えたい」と、指導への並々ならぬ熱意を明かす斎藤。東京バレエ団のプリマとしてこの作品にたびたび主演、海外公演でも絶賛されたが、近年は、ラコットの信頼を得てモスクワ音楽劇場で振付指導アシスタントを務め、2013年の東京バレエ団での上演では振付指導を手がけている。愛着のある作品だけに、その指導ぶりは熱く、厳しくもなる。「ラコットさんから教えられたことを大切にし、ロマンティック・バレエの薫りを伝えたい」(斎藤)。『ラ・シルフィード』は19世紀前半のロマンティック・バレエの傑作だが、1972年にラコットが復元上演して人気を得た作品だ。スコットランドの農村を舞台に、結婚式を控えた青年ジェイムズと、彼の前に突然現れた空気の精シルフィードとの悲恋を描く。初日に主役を踊るのは、この4月にプリンシパルに昇進したばかりの渡辺理恵と、昨年8月に入団した宮川新大のペア。「2度目のシルフィード役。ジェイムズへの思いを軸に、柔軟に創っていきたい」(渡辺)、「毎日が勉強!物語の中での表現を、つきつめたい」(宮川)。また、2日目に主演する沖香菜子と松野乃知は2013年の上演でもペアを組んだが、「いろんな作品に触れ、成長できたのではないかと思う。私なりのシルフィードを出していきたい」(沖)、「この3年で感じ方は変わってきた。今の僕ができるジェイムズとして、舞台を生きたい」(松野)と抱負を語る。彼らの言葉に目を細める斎藤。「指導で同じことを要求しても、人によって受け取り方は違うもの。このふたりの妖精も、全く違う。それはとても素晴らしいこと」と、彼らの個性に期待を寄せる。「皆、舞台に命をかけているなと思うけれど、命はかけ過ぎず(笑)、楽しんでもらいたい。そうなったとき、それぞれの良さがでる。成功を見守っていただきたいと思っています」と、ダンサーたちを激励した。公演は4月29日(金・祝)、30日(土)、東京・東京文化会館にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年04月22日“なりたい顔No.1”と称される人気モデル・森絵梨佳が映画初主演を果たす『僕のサボテン』の公開が決定。W主演として、『orange-オレンジ-』の桜田通と共演することが明らかとなった。冴えない新人の木下透(桜田さん)は、今日もキツイ上司の今井咲(森さん)に叱られていた。透の理想の女性像とは真逆のキツイ性格の咲が、透は苦手だった。しかし、咲の女性らしい一面に気付き、だんだんと惹かれていく――。2008年に出演した「ゼクシィ」のCMでその美貌が一躍話題となり、「美的」「VoCE」などの美容雑誌をはじめ各女性誌の表紙を飾り、「仮面ライダー響鬼」など女優としても活動の幅を広げる森さんが、年上のキャリアウーマン・咲役で初の映画主演を果たす本作。もう一人の主演キャストには、大ヒットした『orange-オレンジ-』をはじめとする青春映画に出演し、舞台・CMなど活動の幅を広げ注目を集める桜田さんが、キツイ上司・咲に振り回される新入社員・透役として配役され、共演に、「HERO」などで独特の魅力を醸し出す田中要次の出演が決定している。森さんは今回の決定について「自分では恋しているのか、よく分からないあの揺らいでる瞬間って貴重な時間だと思います。そんな瞬間を『僕のサボテン』は切なく、優しく描いています」とテーマである“片想い”について語り、また「最後のシーンではサボテンが重要な役割をしていて、さらに透が愛おしくなりました」と振り返った。そして桜田さんも「短い時間の中に、恋する男の子の大切な想いを込めた物語になりました。ちょっぴり切ないけど、『僕のサボテン』の世界に寄り添って観て下さったら嬉しいです」と話し、「物語ラストの解釈は観た方にお任せします!僕としては想いはありますが…この部分は現場で監督の永田琴さんやスタッフさんともこだわりながら撮影しました。ラストもどうぞお楽しみに」とメッセージを寄せた。また、監督および脚本を「イタズラな Kiss ~ Love in TOKYO」や『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』などの映画やドラマを手掛けている永田琴が担当。「Netflix」にて現在放送中のドラマ「グッドモーニング・コール」への出演で、さらなる人気を集めている森さんと桜田さんの二人が、どんな“片想い”ストーリーを繰り広げるのか、公開を楽しみにしていて。『僕のサボテン』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月08日台湾の人気俳優、胡宇威(ジョージ・フー)さんが主演ドラマ「Love Cheque~恋の小切手~」のDVD-BOX発売にあわせて来日した。インタビューに応じてくれたのは、ファンとバレンタインイベントを過ごした翌日。「皆さんとても温かい。初めて来日した時に比べて、段々とファンの方が増えてきていることも嬉しいよ」と笑顔を見せる。日本のファンの印象は「恥ずかしがり屋」だそう。「たぶん生で僕を見たのが初めてだからだと思うんだけど(笑)、握手する時の手が震えてるんだ。礼儀正しくて、頭をぶつけてしまうほどお辞儀しちゃうところなんかも可愛い」。朝一番のインタビューにも朗らかな笑顔で現れたジョージさん。「Love Cheque」では何でも3分で解決しようとする効率重視のクールなエリート・何不凡(ホー・ブーファン)を演じているが、本人とのギャップが大きい。「僕も効率よく行動するほうだけど、3分は早すぎるよね(笑)。普通の人間はついて行けなくて離れていってしまう。でも、彼の人に対して閉じた部分は理解できるんだ。僕にも自分の気持ちがうまく処理できなくて、閉じこもってしまうことが過去にあったから。ブーファンのクールな部分は、そんな自分の経験を投影して演じたよ。むしろ難しかったのは、彼が変わっていってからの芝居を、今まで演じてきた役と同じにならないようにすること。さもないと視聴者に飽きられてしまうから」。クールなブーファンを変えていくのは、ヒロイン・曼曼(マンマン)の存在。ピュアで優しい女性だが、かなりのおっちょこちょいだ。ジョージさん自身、マンマンのような女性をどう思うか聞いてみると、「あそこまでルーズだとちょっとついていけない」と笑う。「後先考えずに突っ走ってしまうところがキビシイかな。僕はまずちゃんと考えてから行動する方だから。もちろん、場合によっては臨機応変に対応するけどね」。ドラマでは、マンマンの元恋人が守護天使として登場したり、運命の赤い糸が重要な役割を果たす。私生活で摩訶不思議な体験をしたことはないか尋ねると、「浴室で髪を乾かしていたら、何かに指でお尻を撫でられた」とビックリ体験を語ってくれた。「スーッと触れられた感覚があって、あれ?ちょっと変だぞ…って。お尻の筋肉がつった場合、あんな感触はしないから(笑)。何でもないと自分に言い聞かせて髪を乾かし続けたけど、その晩に浴室のガラスが割れたんだ。証拠写真も撮ってあるよ」。霊的な存在は信じても、「運命の赤い糸はあり得ない」ときっぱり。「運命は自分で決めるものだからね。愛は自分で探すもの。見つからないなら、それは自分の問題だよ。仕事だって同じことで、自分で探して、道を敷く。不平不満を口にしたって、それを選んだのは自分なんだから」。生まれ育った米国から台湾に移り、キャリアをスタートさせてから約10年。着実に活躍の場を広げている。昨年の東京国際映画祭に出品された台湾映画界の巨匠・王童(ワン・トン)監督の新作『風の中の家族』で映画初出演も果たした。「監督は先生のような存在で、今までと違う演技の方法を学べたことは大きかった」と振り返るジョージさん。憔悴した表情に無精ひげ姿で、大陸から逃れて台湾に移住した国民党兵士を熱演。王子様的な役柄が多かったこれまでとは違う、粗野な一面を見せた。「最初は監督からもキレイなだけのアイドルだと思われて、『ちょっと違う』と言われてたんだけど、チャンスをもらうことができた。いざ撮影が始まると、『…うん』(と、うなずく監督のマネをしてみせるジョージさん)とだけ言って僕の芝居を認めてくれたんだ。すごく努力した。いつまでもアイドルだと見なされていたくないし、もっと色んな表現をしていきたいと思ってるからね」。昨年秋、撮影のためのバイクの練習中に転倒し、助骨4本を折る重傷を負った。「もう9割治った」そうで、3月からはテレビドラマの撮影で本格的に仕事復帰する。バイクはもうこりごりかと思いきや、「ますます乗りたくなったよ!」と即答。甘いマスクとは裏腹に、なかなか度胸の据わった人だ。(text:Rie Nitta/photo:Nahoko Suzuki)
2016年02月24日デコラガールの“ニューイメージモデル”として登場する「清水沙也佳」さんクレアモード株式会社は、人気のある「清水沙也佳」(しみずさやか)さんを同社運営の化粧品ブランド“デコラガール”のニューイメージモデルに起用する。デコラガールはクーピー化粧品で話題を集めており、同ブランドのコンセプトは“カラーマイライフ”で、【マニッシュ】【ロック】【スゥイート】など全4タイプの鮮やかなカラーメイクを提供する。新イメージモデル起用の背景デコラガールは2015年春に始動したブランドで、クーピー化粧品が人気を集めると同時に、ブランド名が“ゴテゴテ風に飾られたスタイル”の代名詞として認識されるのを防ぐ為に、ブランドメッセージおよびイメージモデル起用を確立した。おしゃれコスプレなどの趣味を持つ個性的な「清水沙也佳」さんを新イメージモデルに起用したことで、同ブランドの魅力が今まで以上に引きだされたという。清水沙也佳さんについて1991年生まれで京都在住。趣味はおしゃれコスプレやスキューバダイビングなどだ。現在BLENDAやSWEETなどの人気雑誌出演や、東京ランウェイおよび神戸コレクションなど、数多くのファッションショーでも活躍している。また才能を生かしてDJやアーティストなど幅広い分野での活動もおこなう。(画像はクレアモード株式会社 ニュースより)【参考】クレアモード株式会社 ニュース清水沙也佳さん (twitter)
2016年02月05日映画『キングスマン』のブルーレイ&DVDが23日(水)にリリースされるのを記念して、コリン・ファースのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作の原作は『キック・アス』『ウォンテッド』などを手がけてきたマーク・ミラーのコミックス。高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の下で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウト。エグジーは街のチンピラから“真の紳士”へと成長し、世界に危機に立ち向かう。ファースが本作で演じるのは、紳士的に振る舞い、いつも冷静だが内に情熱を秘めた男ハリー。精悍なルックスと確かな演技力でファンの信頼を集める一方で、コメディなど幅広いジャンルで活躍するファースは、本作で、本格的なアクション・格闘シーンを見事に演じた。このほど公開になったインタビューは、劇中に登場する教会での格闘シーンについて語ったもので、制作過程や注意点など、意外なポイントが本人の口から語られる。また、映画の中に登場する暴力について真摯に考え続けてきたファースは、昨今の映画やドラマの暴力描写について分析し、本作を手がけたマシュー・ヴォーン監督の暴力シーンに対する考えや、自身の考えを語る。インタビューは、作品のテーマ、アクションなどに丁寧に向き合い、考え、準備してきたファースの誠実さが伝わってくるもので、“マナーが人をつくる”と改めて思わせてくれるファン必見の映像になっている。『キングスマン』12月23日(水) ブルーレイ&DVD リリース※デジタル配信中
2015年12月21日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日演劇界の“問題作”と言われるデビッド・マメットの戯曲を田中哲司と志田未来が演じる「オレアナ」の開幕を前に11月5日(木)、ゲネプロの模様が報道陣に公開された。1992年に初演されるや大いに話題を呼んだ2人芝居を栗山民也の演出で上演する。昇進を控え、安定した晩年の設計で頭がいっぱいの大学教師のジョンの研究室に女学生のキャロルが訪れ、授業に付いていけないが何とか単位がほしいと涙を浮かべる。紳士的な態度で応じたはずのジョンだったが、後日、彼女から訴えられることになり…。開幕を前に田中さんは「もう完璧に近いです」と自信をのぞかせる。田中さんの言葉に背中を押され、志田さんも「(完璧に)近いです」とニッコリ。だが、志田さんにとっては本作が初舞台。今回の舞台挑戦について「自分はずっと安全な場所にいたので、新しいことに挑戦したかった。難しいですが日々、勉強です」と語る。田中さんは、初舞台が2人芝居という点に触れ「相当なハードル」とその難しさについて語り「栗山さんの演出をクリアするというのも相当なこと。それを完璧にやっていて心強いです」と志田さんを称える。わずかな齟齬、ディスコミュニケーションが導く結果について描いた本作だが、見る人によって感想や印象が大きく異なるよう。田中さんは「男女、年代によって考え方が違うと思いますし、みなさんの意見を聞きたいです」と語る。自身の役柄についても田中さんが「(ジョンは)普通の人であり、僕は被害者だと思ってる。キャロルはヒドイなと思ってます」と言えば、志田さんも負けじと(?)「私自身もキャロルが被害者だと思ってます」と応戦!一体、どんな結末が導き出されるのか楽しみなところだ。自身のディスコミュニケーションの経験や考えを問われると、志田さんが「SNSやメールではなく、直接会って、目を見て話すのが大事」と語るが、田中さんは「結構軽く、ショートメールやLINEで済ませちゃうので、そういうのがいけないんですね…」と苦笑を浮かべていた。「オレアナ」は11月6日(金)よりパルコ劇場にて開幕。豊橋、北九州、広島、大阪でも上演予定。(text:cinemacafe.net)
2015年11月05日現在兵役中のキム・ジェジュン(JYJ)の入隊前最後の主演ドラマ「スパイ~愛を守るもの~」。このほど、ジェジュンが流ちょうな日本語で話す、撮り下ろしインタビュー映像の一部が先行公開。日本のファンに向け、ユーモアたっぷりに本作について語ってくれた。平凡な公務員のソヌ(キム・ジェジュン)は、両親の愛情に包まれて暮らす心優しい息子。だが一方で、彼は家族にも内緒の国家情報院のエリート諜報員という顔を持っていた。ある日、中国での作戦を失敗したソヌは、対北朝鮮分析チームに異動となる。そんな中、ソヌは恋人のユンジン(コ・ソンヒ)を家に招くが、母のへリム(ペ・ジョンオク)は彼女に何か引っかかるものを感じて落ち着かない。さらに、ヘリムの前に、死んだと思っていたかつての上官ギチョル(ユ・オソン)が突然現れる。実は、ヘリムは元・北朝鮮工作員。息子を差し出せというギチョルの要求に動揺するヘリム。そうとも知らず、北朝鮮工作組織の不穏な動きに巻き込まれていくソヌ。そして、ユンジンは危険な仕事に関わるソヌの身を案じながらも、決して彼には言えないある秘密を抱えていた…。本作で、家族をこよなく愛する優しい息子と、国家情報院の冷静沈着なキレ者という二つの顔をもつ天才分析官ソヌを演じたキム・ジェジュン。「Dr.JIN」「トライアングル」など話題作に出演し、着実に役者の幅を広げた彼が入隊直前に選んだ本作は、スリルと退屈さを与えないスピード感を合わせ持つ完成度の高いストーリー展開と、切ない愛を描く胸しめつけられる究極のラブストーリーが楽しめる。今回、先行公開となったインタビュー映像は、ジェジュンの入隊直前に撮られた超貴重映像。日本ファンに向けたメッセージでは、流ちょうな日本語でジェジュンらしいユーモアも加えながら、「新しいジェジュンの姿を楽しんでください。がんばりました!」と語っている。なお、日本オリジナルインタビュー映像全編は、9月16日(水) よりシネマートショッピングにて先行発売の初回限定プレミアム版BOX2の特典映像として収録される。「スパイ~愛を守るもの~」は8月19日(水)よりシネマートショッピング先行発売&レンタルスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日佐藤浩市と樋口可南子演じる熟年夫婦の愛ときずなを描いた感動作『愛を積むひと』(朝原雄三監督)で、若手実力派の筆頭である野村周平と杉咲花が恋人役に挑んだ。日本を代表する先輩俳優と共演し、その“背中”を見つめた二人が受け取ったものとは?「長年、俳優として現場に立ち続けている浩市さんの“現場での居方”や、周囲への気の配り方はとても勉強になりました。若い頃の思い出話や、『それに比べて、いまはやりづらい世の中になった』なんてことも話してくださった。何より『お前ももっと自由になればいい』という言葉をいただき、胸に残っていますね」(野村さん)「樋口さんはすごく明るい方で、現場では常に笑い声が聞こえていました。周りを気づかい、現場をいい雰囲気にしてくださる姿に、すごいなと圧倒されました。私にも気さくに声をかけてくださり、難しい役柄に悩む私の緊張を解してくれました」(杉咲さん)映画の主人公は有意義な老後を求めて、北海道に移住した熟年夫婦の篤史(佐藤さん)と良子(樋口さん)。いざ新天地での生活が始まると、仕事人間だった篤史は時間を持て余すばかり。そんな夫を見かねて、良子は家の周りの石塀づくりを頼むが、ほどなくして心臓病が悪化し、帰らぬ人となってしまう…。野村さんと杉咲さんは、地元・北海道で生まれ育った中学時代の同級生で、恋人同士の徹と紗英を演じている。一見、若く初々しいカップルだが、胸の内に悩みや葛藤を抱えており、ふたりの存在は少なからず、夫婦の行く末に影響を与えることになる。杉咲さんは「正直、男女の距離感…みたいなものが分からなくて」と恋人役に戸惑いがあったのだとか。そんな杉咲さんに助け舟を出したのが、誰あろう野村さん!「私自身、人見知りで『どうしよう』と思っていたら、野村くんが話しかけてくれて嬉しかったですね。実は野村くんも、あまり自分から話しかけるタイプじゃないそうなので、気を使わせてしまったのかなって。あのときは、ありがとうございました!」(杉咲さん)一方、野村さんは「いやあ、そんな…」と思わず照れ笑い。「やっぱり、お互いに仲が良くないと、抱きしめたり、抱きしめられたりといったシーンは難しいし、ケンカだってやりづらい。まずは自分の“ありったけ”を見せて、自然に会話や食事をしようと。準備や打ち合わせという言葉はイヤですし、普通に接することを心がけていました」(野村さん)。徹と紗英の“恋の躍動”が、主人公の熟年夫婦との絶妙なコントラストを織りなす。物語の舞台となるのは、「日本で最も美しい村」連合第1号に認定された北海道美瑛町。雄大で色鮮やかな情景は、人々のドラマを映し出すキャンバスとなった。四季の移ろいに佇む姿を捉えるため、二人は定期的に現地に足を運び、撮影に臨んだ。出演作が途切れない売れっ子だけに、東京に戻れば、別の作品の撮影が控えているという状況だった。「僕はこの映画と並行して、『若者たち2014』というドラマに出演していました。こちらは毎日電車で通って、スタジオに閉じこもり、家に帰るともう深夜…そんな毎日でした。映画とドラマではペースも違うので、正直疲労はたまります。そんなとき、北海道に“戻る”と癒されましたね。オープンセットの解放感はもちろん、余計な情報も入ってこないし、陽が落ちれば撮影はおしまい。とても贅沢な思いをさせてもらいました」(野村さん)同時期に『トイレのピエタ』(松永大司監督)の撮影に臨んでいた杉咲さん。「撮影が終わっても、(同作で演じた)真衣という女の子を1か月くらい引きずっていて、どう自分を取り戻したらいいのかわからなくなっていたんです。でも、北海道に“戻る”と『あっ、私は大丈夫だ』って自然と思える自分がいて…」。無意識に“戻る”という言葉を選ぶ二人にとって、いかに北海道の大地が癒しになっていたか想像に難くない。そんな二人の目に、主人公である篤史と良子という夫婦像がどのように映っているのだろうか?「台本を読んだときから、とても愛があふれた物語だと思いました。うまく言葉にできませんが、あの夫婦の姿はとってもいいなって感じるんです。人はいろんな出会いを通して、変わっていく。でも、変わらない思いがある…。それは映画を通して、僕ら世代が受け継がなければいけない。ぜひ若い人にも見てもらって、夫婦愛はもちろん、恋愛や友情も含めて大切なものを考えてもらえれば嬉しいです」(野村さん)「オーディションの段階で台本を読み、『絶対に出演したい』と思った作品です。それはきっと、お互いを信じ合える夫婦像に、すごく惹かれたからなんです。良子さんは自分の死期が近いのに、それを篤史さんには伝えないですよね。『私がいなくても大丈夫』と信じなければ、絶対できないですよね。年齢的に夫婦の信頼関係は、想像できないことも多いですが、信じ切れる相手に出会える素晴らしさを感じます」(杉咲さん)。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月18日「未来さんがジャパンプレミアで履いていたピンクの靴、とても素敵だったわ。今日のイヤーアクセサリーも素敵ね!」「ありがとう!ブリットさんのショッキングピンクのワンショルダードレスもとても似合っていました!」「ありがとう!」女優ブリット・ロバートソンさんと志田未来さん。20代の女子が2人揃えば流行りのファッションの話で盛り上がる…かと思えば「日本語の吹き替えにはどのくらい時間をかけたの?」「あのシーンは一体どうやって撮影したの?」と、ファッション以上に興味津々なのは演技について。さすが、どちらも芸歴の長い演技派女優たち。映画『トゥモローランド』でジョージ・クルーニーの演じる主人公フランクとともに“すべてが可能になる”理想の世界の謎を追うケイシーを演じるブリットさん、彼女の吹き替えを担当する志田さん、女性同士でトゥモローランドの魅力を語る。ケイシーは幼い頃から宇宙旅行を夢見てきた17歳の女子高生。ある日、見なれないピンバッチを手にしたことでトゥモローランドの存在を知り、大冒険に身を投じていく。ブリットさんも志田さんも「ケイシーはとても強い女性」だと説明する。「この役のオファーがきたときは本当に嬉しくて、ブラッド・バード監督から電話をもらったときは今までにないくらい胸がいっぱいになったのを覚えているわ。一生忘れられない経験をさせてもらった。脚本を読んだときに感じたのはケイシーがファイターだということね。彼女は自分の信じているもののために闘うんだけれど、同時にドリーマーでもあるの。そして聡明。みんなよりもちょっぴり先を歩いている女の子であることを意識して演じていたわ」。ケイシーというキャラクターに4日間かけて日本語の命を吹き込んだ志田さんは「ブリットさんが演じているからこそケイシーはあれだけ真っ直ぐで、強くて、好奇心旺盛で、魅力的な女性になったと思うんです。彼女とはロサンゼルスのワールドプレミアでも会っているのでこれが2度目なんですけど、とにかく気さくで優しいんです」。2人はすでにいろいろと語り合い、ブリットさんは志田さんから「サイコー!」という日本語を、志田さんはブリットさんから「AWESOME!(サイコーに似たニュアンスの会話表現)」という英語を教えてもらったのだと嬉しそうに話す。もちろん『トゥモローランド』も間違いなく最高の映画。1964年のニューヨーク万国博覧会の会場も、現代の景色も、理想の世界トゥモローランドもすべてに目を奪われる。なかでも志田さんが「ほんとにあの風景を作ったんですか!? CGだと思った…」と驚きを隠せなかったのは、冒頭で登場する麦畑のシーン。現代はCGで描けない世界はないほどテクノロジーが進化しているが、バーチャルよりも物理的なロケーションを好むブラッド・バード監督はいくつもの巨大なセットを作って撮影した。「あの麦畑は本物よ(笑)。クランクインして最初に撮ったこともあってとても想い出深いシーンなんだけど、最初にあの景色を目にしたとき、私も驚いたわ。映画のためにあの土地を所有する農家に小麦を育ててもらったなんてすごいわよね。映画に映し出されているのと同じで、どこまでも続く本当に美しい麦畑だったし、本物であるからこそ演じやすかった。『麦畑を作ろう!』って言ってくれた監督に感謝しなくちゃ」。ブリットさんの記憶に深く刻まれたのはセットの凄さにだけじゃない。「とにかく楽しかった!」と笑顔で語るのは大スター、ジョージ・クルーニーとの共演。役者としての素晴らしさに感動したことはもちろん「人柄も素晴らしいの!」と、志田さんにとあるエピソードを明かす。「ジョージは本当にジョークやいたずらが大好きで、真剣なのかふざけているのか分からないの(笑)。撮影って待ち時間が長いじゃない?彼は待ち時間が退屈になってくると何か面白いことをしたくなるのね。たとえば、スマホのアプリでおならの音が入っているアプリがあるんだけれど、それを使ってところ構わずおならを連発していたのよ(笑)」。そんなジョージ・クルーニーの愛嬌と優しさは志田さんも2つのプレミアに参加して感じていた。「とっても気さくで、素敵な方でした。実は私、ジャパンプレミアの時とても緊張していて…。それを察してくれたジョージ・クルーニーさんが、緊張しているの?って声をかけてくれたんです。『大丈夫、大丈夫だよ』って言いながら手を握ってくれました」と語る表情はもちろん笑顔だ。そして、笑顔の素敵なこの2人の女優がケイシーから受け取ったメッセージは“諦めないこと、信じること、行動すること”。ブリットさんは言う。「自分の人生は誰のものでもない、だから自分が望む人生を生きるべきだと思っているの。抱いている夢を叶えたいのならそれを形にするために行動に移さなくちゃ、ケイシーのようにね。彼女から行動することの大切さを教えてもらったわ」。(text:Rie Shintani/photo:Yuko Kosugi)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月11日ドラマや映画で活躍する演技派女優・志田未来が、アメリカ演劇界の鬼才、デビッド・マメットの問題作「オレアナ」で初舞台を踏むことが明らかになった。昇進を目前に控え新居の購入も決まり、前途洋々、順風満帆の若き大学教授・ジョン。彼の研究室を一人の女子学生・キャロルが訪れる。教授の授業についていけない彼女は、パニックに陥り、どうか単位を取らせて欲しい、と涙を浮かべて懇願する。教授は、彼女の肩を抱いて慰め、紳士的な態度で相談に応じた。しかし後日、彼女が教授を“セクシャルハラスメント”を理由に大学当局に訴えたことにより、2人の立場は全く逆転する…。1992年に発表した本作は、クライマックス・シーンで思わず「ブラボー」と拍手する者、ブーイングして席を立つ者など観客を騒然とさせてきた。新聞の社会面を始め、マスコミがこぞって取り上げる程の話題となり、その年、海を越えて飛び火し、世界中で上演。ロンドンではマメットの朋友ハロルド・ピンターが演出、パリではキャロル役をフランスを代表する女優シャルロット・ゲ―ンズブールが演ずるなど、世界中で注目のキャスト&スタッフにより、現在も上演され続けている。日本ではパルコ劇場にて、1994年酒井洋子訳、西川信廣演出、長塚京三×若村真由美の出演で上演し、その年の「読売演劇大賞・優秀作品賞」を受賞、1999年には、長塚京三×永作博美の出演で再演されている。今回は、演出に栗山民也を迎え、小田島恒志の新翻訳で装いも新たに16年ぶりに上演。大学教授役には、『ビリギャル』や「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(TBS)で存在感を発揮する田中哲司。そして女子大生役に、ジョージ・クルーニー主演のディズニー映画『トゥモローランド』で吹き替えを担当するなど、活躍の場を広げ続ける志田未来が本作で初舞台に挑戦する。田中さんは、「『オレアナ』の上演にあたっては、楽しみな気持ちと不安が入り混じった複雑な心境です。11月はまだ先のようで、実は時間がないですから。志田未来ちゃんとは映像で何度か一緒に仕事をしていて、とても信頼を寄せています。稽古場でも舞台上でも助けてくれそうです(笑)」とコメントを寄せた。志田さんは「舞台は、いつかやりたい、やらなくてはと思っていました。このお話を頂いたいまが“その時”なんだと思います。舞台のことは、正直、何も分かりませんが、楽しみたい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。田中さんとの共演についても「ドラマでご一緒させていただきましたが、不思議なオーラのある方だと思います。そんな素晴らしい大先輩から一緒にいいものを創ろうと言っていただいたので、一生懸命頑張ります」と意気込みを語った。舞台「オレアナ」は11月6日(金)よりPARCO劇場ほか全国にて順次上演。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日ディズニー映画『トゥモローランド』(6月6日公開)で吹き替え声優を務める女優の志田未来が16日、千葉県浦安市の東京ディズニーランドで行われたディズニー・ファン・パーティーに出演し、ミッキーと共演を果たした。本作は、ウォルト・ディズニーが遺した最大のプロジェクトと言われる、すべてが可能になる理想の世界"トゥモローランド"をめぐる物語。未来を諦めない少女・ケイシーの吹き替えを務める志田は、アメリカ・ロサンゼルス郊外アナハイムのディズニーランドにて、現地時間5月9日に実施された本作のワールド・プレミアにも出席し、主演のジョージ・クルーニーに着物姿を絶賛された。そして本日、今度は東京ディズニーランドの"トゥモローランド"エリアに位置する"ショーベース"で開催されたディズニーJCBカード会員向けイベント「ディズニー・カードクラブ・ファンパーティー2015」に出演。キャラクターたちのショーの合間に、ミッキーに手を引かれてスペシャルゲストとして登場すると、会場から歓声が上がった。一番好きなキャラクターというミッキーとの共演について志田は「ディズニーランドが大好きで、今日はミッキーとも共演できて感激です!」と大喜び。「ロサンゼルスのディズニーランドに続いて、東京ディズニーランドにも越させていただいて、本当にうれしいです」と語った。また、本作について「ウォルト・ディズニーさんの夢見た未来が詰まっている映画です」と紹介。「明るい未来を諦めないこと、諦めずに行動することなど、いろいろとすてきなメッセージが込められていますし、東京ディズニーランドが大好きな皆さんならきっとさらに楽しめる仕掛けもたくさんありますので、ぜひ劇場でご覧ください」と呼びかけた。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年05月16日ディズニー映画『トゥモローランド』の日本語吹替え版の声優を務める志田未来が4月22日(水)、アフレコ収録の模様を報道陣に公開。さらに、LAで開催されるワールドプレミアへの出席を控え、LiLiCoからレッドカーペットを楽しむコツを伝授された。東京ディズニーランドにもあるテーマエリアのひとつで、未来への扉として人々を魅了する“トゥモローランド”に隠された秘密を描くミステリーアクション。ジョージ・クルーニーがディズニー映画に初めて出演していることでも話題を呼んでいるが、志田さんは、ジョージ演じるフランク、謎の少女・アテナと共に、トゥモローランドを冒険し、その謎を解き明かしていくケイシーの日本語吹替えを担当した。志田さんは「元々、ディズニーランドが大好き!よく行きます。(ディズニーランドに)入って、トゥモローランドの方から回ると決めている」とのこと。“未来”という名前も含め、まさに本作にピッタリのキャスティングが実現したと言える。この日のアフレコでは、フランクと初めて会うシーンの収録が公開されたが、報道陣の前での収録に、始まる前は「お腹が痛くなったし、手も冷たくなった」と明かすほど緊張していたが、いざアフレコが始まるや役に入り込んで一変し、白熱の演技を見せた。志田さんは5月9日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスのディズニーランド内で行われる、本作のワールドプレミアに日本を代表して出席することが決まっているが、初の海外レッドカーペットを前に緊張気味…?そこで、取材者として海外スターにインタビューなどを行ない、レッドカーペットを幾度となく歩いた経験を持つLiLiCoさんが、志田さんにレッドカーペットを楽しむための秘策を伝授した。「レッドカーペットの魔女としてお祓いに来ました(笑)」と、この日もハイテンションで登場したLiLiCoさんはまず「ジョージをゲット!」をミッションに掲げ、スターを惹きつける極意として「一番大事なことは目立つこと」と強調。そのために、日本ならではの着物での出席を志田さんに提案する。「きっとジョージも『ワオッ!』って言ってくれる。オーラを出して!」とアドバイスする。志田さんは「オーラを出すのが一番苦手…」と苦笑するが、LiLiCoさんは「英語とかはもう気にしないで!『ジャパニーズ・ケイシー!』って言えば、抱きしめてくれるから」と断言し、その場をレッドカーペットに見立てて、ジョージとの対面のシミュレーションまで行い、笑いを誘った。さらに「自分もスターになりきる」「とにかく自分が楽しむ!」など、様々なコツを志田さんに授けた。志田さんは「勉強になります。堂々と、落ち着いて、楽しみたいと思います」と意気込み。LiLiCoさんは志田さんに自分のオーラを分け与えるため(?)「私と一緒に暮らしてみる?」と語るも、志田さんは「とりあえず、大丈夫です」とあっさりとNO!さらにLiLiCoさんの「私も一緒に行こうか?」という申し出に「そうしてもらえたら心強いですが…今回はひとりで行ってきます!」とこちらもさりげなくLiLiCoさんを拒絶し、会場は笑いに包まれていた。『トゥモローランド』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月22日ディズニー・アニメーションが日本への敬意と愛を込めて描いた、最新作『ベイマックス』。そんな本作で、『アナと雪の女王』を始め、近年のディズニー作品で注目されている日本語版声優を務めたのが、菅野美穂と小泉孝太郎だ。公開を前に、本作の魅力や演じた役柄に共感したことをたっぷりと2人に語ってもらった。本作は、早くに両親を亡くし、最愛の兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまった、ひとりぼっちの天才少年・ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボット“ベイマックス”の交流と冒険を描いた物語だ。ーーディズニー・アニメーションの声優は今回が初めてとなる2人。今年の東京国際映画祭ではディズニー・アニメーションのクリエイティブのトップであり、『トイ・ストーリー』を始めとするディズニーの名作を生み出し続ける名クリエイターのジョン・ラセター氏と共にレッドカーペットを歩いた。創始者ウォルト・ディズニーの魂を受け継ぐラセター氏とどんな時間を過ごしたのだろうか?菅野:「すっごい可愛らしい方でした!あの日、初めてお会いしたんですけど、最初から『ハロ~』って陽気な雰囲気で」。小泉:「ジョン・ラセターさんのお人柄ですよね。ディズニーのキャラクターのような方でしたもんね」。菅野:「そうなの!ディズニーのキャラだったよね。とにかく存在感が凄かったです。ディズニーのキャラクターのアロハシャツをお召しになっているんですけど、あの日は『ベイマックス』の柄で、さすが早いなって思いました(笑)。あの日はベイマックスも会場に来てたんですが、ベイマックスの感触とか想像以上にベイマックスで(笑)、プニプニしてて想像してたのと同じだったんですけど、ラセターさんや監督たちも『ベイマックスかわいいー』ってみなさん仰ってて、素敵だなって思いました。自分たちのキャラクターを本当に心から愛してらっしゃるんだなっていうのがすごく微笑ましかったです」。ーーキャラクターへの愛こそがディズニー作品の真髄だが、話を聞いているだけで、まさに大成功と言いえる菅野さんと小泉さんのキャスティング。本作で、菅野さんはヒロとタダシの母親的な存在となる叔母・キャスを、小泉さんはヒロの憧れの兄・タダシを演じたが、それぞれのキャラクターで共感できたところはどんな部分だったのだろうか?菅野:「キャスほど頻繁には会えないんですが、実際に私にも甥っ子がいる年齢なので、今回のキャスティングは『そうか~』って思いましたし、キャラクターの性格だけ見ても、私が役をいただけたのはすごく『なるほど!』と思いました。すごく元気な性格なんかは、(オファーをもらった時に)膝を打つ感じでした(笑)。多感な時期の少年(ヒロ)と、22、23歳の男の子(タダシ)の2人って、もし自分がキャスだったらどうしようって思うけど、でもキャスはその辺りも変に構えずに自分は自分でマイペースなんです。ヒロにもタダシにも、やりたことを好きにやらせてあげれているっていうのは、やっぱりすごいパワフルな女性なんだと思います。でも、たまにどこか抜けてるところもあったりして、すごく絶妙なキャラクターだなって思いました。たぶんキャス自身は、結婚もしてないし、私自身の幸せはどうなるのかな…って不安も年齢的にあるでしょうけど、そういう部分をヒロとタダシには見せてない感じは、やっぱりパワフルだし凛々しいなって。あんなおばさんだったら、きっと楽しいだろうなって思いますよね」。小泉:「僕の方も実生活に弟がいるので、タダシとヒロの関係性というのはよく分かるし、兄が弟を思う気持ち、弟が兄を思う気持ち、それぞれに『ああ、こういう感覚あったよな』って。青春時代だと、対抗心が芽生えたりだとか、その辺りの男同士の感覚っていうのがすごく分かりました。映画の中でも、タダシがヒロを自分の友達に紹介するシーンがありますけど、ああいうシーンは『あぁ、実際あったな~』って思い出したりしてました。今回始めての声優でしたけど、私生活で経験したものがすごく役立ちました。ヒロとタダシはロボット工学を専門に勉強していて、お互いライバル心もあると思うんですよね。兄弟がいるからこそ切磋琢磨して成長できる部分、『お前も頑張るから、オレも頑張る』っていう感覚。そういったヒロとタダシの関係性は、僕はすごく共感したところです。私生活でそんなシーンは決して多いわけではないですけど、弟が頑張ってる姿を見ていると、僕も奮い立つ。弟も僕の仕事を見て、頑張らなきゃって。お互い仕事は違えど表舞台に立つ仕事を選んだので、兄を見て、弟を見て、お互いに『自分も頑張らなきゃな!』っていうところはすごく共感できました」。ーー本作で描かれるのは、大きくまとめると“ヒロの心のケア”だ。彼の周りにはベイマックスがいて、戦友となる大学の仲間たちがいて、そして菅野さんと小泉さんが演じた家族がいる。2人が家族の絆を感じる瞬間は?菅野:「ウチの母が、りんごを持ってくるときですね(笑)。『おじちゃんからりんご送られて来たから、あんたこれ食べなさい』って。『東京でも買えるよ(笑)!』って思ったりもするんですが、そういうときに『あぁ、これが親の愛だな』って。あとは、忙しいときに話してる時間がないからメールの方が良いっていうのが何回かあって、それからメールをたくさん送ってくれます。『いま電話でも大丈夫だよ』ってときでもメールなんです。でも、『今日はありがとう。』みないな文章でも、何故か最後の句読点『。』が『ぱぴぷぺぽ』みたいに上の方に付いてる。どうやって打ったらそうなるの!?って(笑)。でも、めげずにメールを送ってきてくれると、ありがたいなって思います。今朝もメール来ましたよ、『選挙いつ行く?』って(笑)」。小泉:「きっと親って普段、言いたいことがいっぱいあるんでしょうね。きっと親心っていうのは親にならなきゃ分からないと思うんです。きっといまも言いたいことがあると思う。そこを言わずに尊重してくれるーー『思うように生きなさい』と。そこが親の愛を感じます。すべて思ってることを言うことが絆ではないんだなっていうのは、特に父親だと男同士ってそういうものかもしれないですね。要所要所でね、会ったときにビシっと言われます、一年に数回(笑)。そこで父親と息子、親と子、っていうのを歳とともに感じるようになりました。見てくれているっていうことなんでしょうね。父は『ベイマックスも観るよ』って言ってくれてますし。そういうことで絆って感じるものなんだと。でも、皆さん想像つかないですよね(笑)?あの人が映画館行って『ベイマックス』を観てるところ(笑)。『試写会だと目立つから行かないけど。公開したら行くよ』って。さすがに僕も試写会は勘弁して欲しいなって。でも、それもやっぱり絆なんでしょうね(笑)」。ーー『ベイマックス』では兄を謎めいた事故で失ったヒロは、その謎を解き明かすため黒幕に迫っていく。その苦難の道を、ヒロは仲間や家族の愛が詰まった言葉に支えられながら前進していく。最後に、もう少しだけ聞いてみよう。2人が家族からもらったいまでも大切にしてる言葉は?菅野:「私は、母が祖母から言われたという『健康と貯金と仕事はなくなってからじゃないと本当のありがたみは分からない』という言葉ですね(笑)。その教えを守って、今日までやってきました」。小泉:「僕は仕事を始めた頃、この世界に入って2、3年の時に父から言われた言葉が一番残ってますねーー『たとえ5年、10年仕事がなくても、役者を、一生の仕事にしようと思いなさい』って。芝居とか演技っていうものが分からなくて、自分はこの世界で通用しないんじゃないかって悩んでた時、たぶん僕のそういう不安な気持ちを感じ取ってくれたんでしょうね。『5年、10年仕事がないとしても一生懸命やっていれば、人は見ていてくれるから。1年、2年仕事がなくても一喜一憂するんじゃない』って言ってくれました。すごく楽になりましたね。すごく救われたし、自分の中で『こういう風に生きていこう!』って改めて決意させてくれた言葉です」。心配して、励まして、応援して、2人が感じる愛の形は違えど、どちらも温かい思いやりを感じるエピソード。そんな2人の愛された記憶と想いも、しっかりと映画の中にも声を通して宿っているはずだ。(Photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月22日小さな町で起こる“奇跡の瞬間”と愛に満ちあふれた感動の物語『トワイライト ささらさや』。主演の大泉洋さんのインタビューをお届します。──鑑賞直後にインタビューということで、号泣されていたらどうしようかと思っていたんですが……。大泉:ご多分に漏れず、泣いてしまいました。深川さんの映画はだいたい泣いちゃうんですよ。監督が泣きなさいと言っているところで全部泣いてしまいましたよ(笑)。ダイヤくんの本当の気持ちをエリカさんが知るところ、ユウタロウとサヤの今生の別れ、それと最後の回想シーンですよね。回想シーンの10分ぐらいずっと泣いてしまいました。──回想シーンはセリフがありませんが、脚本はどういうふうに書かれていたんですか? 大泉:要するにト書きだけですね。こういうことがあって、という。台本をいろいろ直す段階から私は読ませていただいていて。父親の描き方が難しくて、私もいろいろ意見を出させてもらって、そこがどんどん厚くなっていったんですね。撮影に入ってからも父親のパートは厚くなっていったんじゃないですかね。石橋(凌)さんは大変だったと思います。石橋さんが監督に“今日の降水確率は何%ぐらいですか?”とよく聞いてらっしゃって。つまり、どれぐらい泣かないといけないのかということです(笑)。“70%ぐらいでしょうか”と監督が答えて。石橋さんは現場に来るたびに泣かなくちゃいけないっておっしゃられていてました。でも、やっぱりその父親のパートはこっちも泣けるんですよねぇ。──最初から落語家の設定だったのでしょうか? 大泉:そうです。私がいろんな人に乗り移っていくという話において、大変よくできたからくりだなと思いました。私がその声を演じるならわかりやすいですけど、私が乗り移ったという設定で小松(政夫)さんや富司(純子)さんが演じられるというのは、難しいですよね。そこをわかりやすくするために、落語家の口調にするというのは、よくできたアイディアだなと思いました。乗り移ったことを表現するのに最適な設定だなと。高座の時だけでなく、ふだんもわりと落語家の口調にするということでうまくいったと思います。──乗り移ったシーンの出来上がりはいかがでしたか? 大泉:いやー、素晴らしかったですね。どうしても僕のセリフは早いですからね。落語家さんは立て板に水みたいなイメージもありますし。私はペラペラとしゃべるもんですから、それを小松さんや富司さんのようなお年の方があのセリフ回しをするのは大変だったろうなって思いました。ダイヤくんにいたっては、アッパレの一言ですね。また天才子役が生まれちゃったなと思いました。蒼くんは表情まで似てましたもんね。撮影の時に言われたんですけど、“今、日本で一番大泉さんを見てます”って。毎日毎日僕が演じたDVDを観ていたそうです。イケメンなのによくあんなおもしろい表情ができるなって思いました。驚いた時の表情とか、よく私の特徴を捉えているなと感心してしまいました。──お気に入りのシーンはどこでしょうか? 大泉:新垣(結衣)さん演じるサヤが連れ去られた子供を取り返して、“私はこの子の母親です”とユウタロウの父親に啖呵を切るシーンはグッときましたね。──新垣さんの印象は? 大泉:ものすごく落ち着いた方なんですよね。冷静に役をしっかりと考えて演じられていると思いましたね。赤ちゃん役の子との相性の問題もあるじゃないですか。相手は本当に何ケ月かの赤ちゃんですから。私は撮影の最初と最後に参加して、真ん中がっつりと空いていたんですね。後半参加した時、赤ちゃんの扱いがすごく上手になられているのを見て、撮影が大変だったんだろうな、本当にお母さんのように扱えるようになったんだなと、すごく印象に残りましたね。──すんなり夫婦役になりきることはできましたか? 大泉:そうですね。年はけっこう離れているんですけど、そんなに違和感はなかったですね。何度も言いますけど、すごく落ち着いた方でしたからね。CMなんかで踊っている、常に元気なイメージを持っていたんですけど、初めてお会いした時にすごく落ち着いた大人の女性だなと思ったんですよね。くだらない話をいっぱいしていたんですけど、くだらなすぎて覚えてないんですよね。最後の別れのシーンはまるまる一日かけて撮ったんですけど、新垣さんの素直な涙に助けられました。こんな奥さんと子供を残して死んじゃいかんなと。私にも奥さんと3歳の娘がいますんで、素直に涙が出ましたね。──この作品の良さをアピールするとしたら? 大泉:誰にでも安心して観てもらえる作品かなと思います。日本中の人が好きな物語がそこにあるって感じですよね。鉄板じゃないですか。娯楽として必要なものが全部ある。幽霊ものとくくると怒られるかもしれませんけど、亡くなった人が成仏できずに近くにいるという話は絶対泣けますからね。私もすごくやられてしまいました。コメディとしてもすごく質がいいと思います。──ちなみに、亡くなっている人の役は初めてですか? 大泉:そうですねぇ、初めてですね。死んじゃってるのに出てるというのは(笑)。今後もなるべく亡くなっている人の役をやっていきたいということはないですけど(笑)。昔、ねずみ男という妖怪の役はやったことがあるんですけど、あれがお化けなのかどうか、私にはわかんないです(笑)。幽霊は成仏という結末があるものですからね、泣けますよね。演じていてその切なさを感じていたので、そういうのはクセになるところがあるかもしれないですね。映画『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より公開 公式サイト
2014年11月04日幅広い活躍を見せる若村麻由美と元宝塚トップスターの久世星佳によるふたり芝居で、ロンドンで人気を呼んだデイヴィッド・ヘアの話題作の日本初上演となる「ブレス・オブ・ライフ ~女の肖像~」。初日を直前に控えた10月初旬、稽古場に足を運んだ。新国立劇場演劇『ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~』チケット情報新国立劇場が贈る気鋭の演出家による「二人芝居 -対話する力-」シリーズの第1弾で、劇団「モダンスイマーズ」の作・演出の蓬莱竜太が演出を担当。人気女流作家のフランシス(久世)は英国のワイト島に暮らす、夫の長年の不倫相手だったマデリン(若村)の元を訪れる。ふたりは時に反発し、共感を覚えながら、夜を徹して愛したひとりの男との時間を語り合うが…。ロンドン上演ではマデリンをマギー・スミス、フランシスをジュディ・デンチという名女優が演じた。フランシスがマデリンの家に足を踏み入れてから翌日、出ていくまでを描き、全てはマデリン宅のリビングのワンシチュエーションで展開。昼、夜、深夜、そして翌日の朝と時間の変化が微妙な照明で表現される。時折、波音と海鳥の鳴く声が響くほかはBGMもなく、ただ女たちの会話によってドラマが紡がれていく。妻と愛人。立場も人生観も全く異なるふたりだが、ひとつハッキリしているのは、ふたりが愛した男は、もう彼女たちの元には戻ってこないということ。マーティンという名の彼は既に若い女が出来て、シアトルへと去っており、ここで何を話そうとどうしようもない。虚しさと諦観を漂わせながらも静かに、しかし不思議な“熱”を帯びつつ女たちの会話は弾む。見どころはこの会話と共に変化していくふたりの距離感。最初はコートを脱ぎもせずに、立ったままのフランシスと彼女への敵意を隠さないマデリンだが、少しずつ話をするうちに茶を飲み、ビールを飲み、食事を摂り、タバコを吸い、パジャマを借りてソファに足を投げ出すようになる。だが確実に距離を縮め、互いを以前よりも理解し、冗談まで言うものの、ふたりはベタベタと馴れ合うこともない。通し稽古を見て、ふたりがごく近い距離で肩を並べて話したり、並んで腰掛けるシーンが決して多くないことに気付かされる。互いを理解しつつも保たれる微妙な距離と緊張――やはり、ふたりは戦っているのだ。どこに行き着くこともないはずの女の戦いは最後に何をもたらすのか?いまを生きる日本の女性に響く作品になりそうだ。新国立劇場小劇場にて10月8日(水)より上演。取材・文:黒豆直樹
2014年10月06日「携帯のアプリを見れば、その人のことが分かる」なんて言われるくらい、携帯の中身は持ち主のひととなりを表現するもの。 今回はシンガーソングライターでありながらも、イラストレーションや絵本まで幅広く手掛ける大塚 愛さんにスマートフォンアプリをキーワードに曲づくりやプライベートについてお話を伺いました! ―――大塚さんは普段、どんなアプリを利用されてますか? 大塚 愛:ニュースの有料アプリは使ってますね。トップ画面に一覧が出て、気になるのをチェックしようとすると、無料だと先が読めなかったりしますよね(苦笑)。やっぱり、世間でどんなことが起こってるかは気になりますから。国際的なものから、国内のもの、エンタメも一通り見て、「何これ?」と気になった記事を読んでいます。 ―――テレビよりもアプリでチェックすることが多いのですか? 大塚 愛:そうですね。今、テレビを子どもに占領されていまして(笑)。なので、自分の自由にチャンネルを変えられないのでアプリでチェックします。 ―――今回、大塚さんにご紹介する ドコモの「スゴ得」 というサービスだと、有料のニュースが何件も登録されているのに、月額380円(税別)で見れるんですよ。それに、他にもいろんなサービスがあって。ちなみに、大塚さんは占いとかは気にしますか? 大塚 愛:私、去年まで大殺界だったんですよ。 ―――大殺界とは、六星占術ですね。「スゴ得」にも細木先生のアプリ「細木数子六星占術」が入ってますよ。自分の情報を登録しておくと、日別・月別・年別で運勢がわかります。 大塚 愛:(実際にご自身の名前を入れてみて)今年は大殺界を抜けてスタートだって書いてありました。種を蒔いて、数年かかって芽が出るみたいなので、今からが大事な時期かもしれないですね。 ―――今年から全国ツアーもあってアーティスト活動も本格始動なので、そういう意味でもスタートなんですかね。 大塚 愛:良い意味で、今までがんじがらめになってた考えから開き直ることができたので、楽しく音楽をやる感じにはなっていますね。 ―――今アプリで調べてみたんですけど、4月の運は「停止」という結果が出ていますね。 大塚 愛:ほんとに、3、4、5月は月殺界で、いつも占い通りダメなんですよ。小さい頃から体調を崩すことが多くて、なんでか3月に今さらな感じでインフルエンザになることもあるし。あと、花粉症で鼻声になってレコーディングが出来なくなったり。それなのに4月のリリースが多くて。ダメだって言ってるのに(笑)。 ―――あと、天王星人+の方は、物事を人情や感情で判断して交友関係が広く多くの人に囲まれているとイキイキできます。落ち込む事があってもそれを引きずらない楽天家でロマンチストです、と書いてありますよ。 大塚 愛:引きずらなくはないですね。意外と根に持つタイプです(笑)ただ、ずっと考えてることに飽きちゃうことはありますかね。交友関係は自分では広くはなくて、深く狭くかなぁって思いますけど。あんまり人がいると疲れちゃう。 ―――でも、今のお仕事だと普通にしていても交友関係というか、接する人の数は多いですよね。 大塚 愛:確かにそれはありますね。でも、すごく人見知りが激しくて、この歳になってようやく落ち着いてきましたけど、昔は初めましてのスタッフに敵意を丸出しにしてたこともあって、とても面倒くさかったと思います(苦笑)。最近は、大人になったんですかね、そんなことをする必要もないんじゃないかと気付いて無くなりましたけど(笑)。 ―――なるほど(笑)。そういえば、大塚さんはラーメンお好きでしたよね? 大塚 愛:はい。結構ラーメンにはうるさくて、自分の中でのランキングもあります。 ―――どんなラーメンがお好きなんですか? 大塚 愛:ちぢれ麺が大好きです! 麺が美味しいというのは第一条件ですね。そこに絡んでくるスープが二番目かな。麺が美味しくないと最後まで食べられないので、気づくと「もう食べ終わっちゃった!」って思わせてくれるラーメンが好きです。 ―――『超らーめんナビ』というアプリを使うと、麺の種類までは難しいのですが、麺の太さやスープで検索出来たりもするんですよ。 大塚 愛:これはイイかも。まだまだ食べてないラーメンがあるのでそういうのを知りたいですね。 ―――今の大塚さんの一番のお気に入りのラーメンを教えてもらえますか? 大塚 愛:板橋にある某お店です。味は魚介の出汁でとにかくあっさりしてるのに、食べ終わってちょうど帰り道ぐらいに遅れて「もう一回おいでよ」って後味がやってきて手招きをしてくるんです(笑)。だから、「しまった、もう一杯いけたかな?」って思いながら帰るんです。あとを引くラーメンですね。 白髪ネギのトッピングも美味しいし、半熟卵も絶品です。いつも行列ができてます。しかも、ちゃんとご挨拶をする前に、いつの間にかお店に私のポスターが飾られてて(笑)。 どこかで、私がそこのお店のラーメンを好きだって言ってるの知ってくれたみたいなんです。だけど、それ以降もちゃんとご挨拶できていないんですよね。お店の方も気を遣って下さってるし、私も大塚 愛オーラを消してるので(笑)。 ―――美味しいものを食べるのも良いですが、美味しいものを作るほうはどうですか? お料理はするほうですか? 大塚 愛:やっぱり子どももいるので、作らない日はないですね。 ―――もともとされる方でしたか? 大塚 愛:実家を出るまでは一切やったことが無かったんですけど、一人暮らしを始めてから、好きな男性を胃袋で掴もうと思って料理教室に通ったりもしました。やっぱりご飯で捕まえるしかないと思って(笑)。今は、食べたことのある味をなんとなく自分で分解して「これとこれが入ってるのかな?」って味を見ながら調節して作ってますね。 ―――そうするとレパートリーがどんどん増えそうですね。 大塚 愛:でも、つい作り慣れたものを作ろうとしちゃうし、忙しくて時間をかけたお料理もなかなか作れなくて。そんなときにアプリでさらっとプロ級の味を簡単に作れるよっていうのがあると便利ですよね。 ―――実はエキサイトで展開している『E・レシピ』というアプリでは素材で検索してレシピが出てくるので良いですよ。一般の方の投稿ではなく、全てプロのレシピなのでクオリティがとても高いです。ちょうど今は「子供に食べさせたいお子様ランチ特集」がやってますね。 大塚 愛:こういうの助かりますね。今度、使ってみます! ―――得意料理はなんですか? 大塚 愛:なんとなく全部、なんとなく食べれます(笑)。家庭料理のレベルですけど、どんなジャンルでもだいたい作れますね。最近は、子供が野菜を食べなくなってきたので、気付かずに食べられるものを作ったりしてます。中に仕込むってやつですね。ハンバーグや餃子とかに、野菜を入れて多様化させてます。 ―――では、今後、何か使ってみたいアプリとかってありますか? 大塚 愛:翻訳アプリは気になりますね。英語を歌のタイトルや歌詞に使いたいときとかに使えたらいいなって。私、歌詞が出て来るときって、音と一緒に自然と出てくることが多くて、ときどき「なんとなく英語が出て来たけど、この英語の意味なんだろう?」なんてこともあるんです。今は、ネイティブで話せる人に聞いたりしてるんですけど、それが自分で調べられたら良いなと。 ―――意味は別として、響きで歌詞が浮かんでくるんですか? 大塚 愛:そうなんですよね。だから、英語だったり日本語だったりその都度あるんです。それで意味がなんとなく前後と合ってると「天才!ありがとう!」って思うし(笑)、意味が合ってないと、なんとかして違う言葉に入れ替えられないかなって思うんですけど、そういうときにアプリで調べられたら良いですよね。 ―――音楽活動に子育てもあって、とてもお忙しいと思いますが、今はどんなペースで曲作りをされているんでしょうか? 大塚 愛:今はちょうどプロモーション時期だからお仕事が目まぐるしいんですけど、曲作りは忙しくても暇でも関係なくやりますね。 ―――新曲「モアモア」も発売になりますが、これはどんなときに生まれた曲ですか? 大塚 愛:この曲は浮かんだときの記憶がホント思い出せないんですけど、パッと思いついてパッと書いたんだと思います。とはいえ、最近は、子供が寝てから自分が寝るまでのわずかの無音の時間で、曲を創ることが多くなってますね。無音じゃないと他の音がバッティングしちゃって、そっちが気になっちゃうから出来ないんですよ。そういう意味で、ベッドの中だと頭の中だけで色々と遊べる時間ができて、そこでふと思いついたらやる、って感じですね。 裏表がなく、ストレートに気持ちが伝わるインタビューでした。共感が持てる歌詞の秘密が隠されているかもしれませんね。大塚さん、ありがとうございました! 「スゴ得コンテンツ」 は、ドコモスマートフォンで毎月380円(税抜)を支払うと、ニュースも、乗換も、レシピも、約120種類という豊富なコンテンツが好きなだけ利用できるサービスです。更に初回お申し込みから月額使用料が31日間無料! 今回、ご紹介したコンテンツも、すべて利用できちゃいます! 是非チェックしてみてくださいね。ウーマンエキサイトでは「著名人にインタビューしました」というお題で特別シリーズを展開しています。他にも話題の著名人のとっておき情報を公開中! 特集「あの著名人はどんなアプリを使ってるの?」(スマホ用サイト) ■大塚愛プロフィール1982年9月9日、大阪府生まれ。シンガー・ソングライター。4歳のころからピアノを始め、15歳で作詞作曲を行なうようになる。デビューまでに50曲以上を書き溜め、2003年9月にシングル「桃ノ花ビラ」でCDデビュー。かわいらしいルックスとキュートなヴォーカル、そして同世代の共感を呼ぶ等身大の歌詞が魅力。大塚 愛10th Anniversary第2弾シングル『モアモア』が発売中! オフィシャルサイト
2014年05月28日アシックスはこのほど、「シーズンコンセプト発表会」をアクトスクエア(東京都渋谷区)にて開催した。同発表会には、卓球の石川佳純選手やハンドボールの宮崎大輔選手のほか、タレント・平井理央さんらが登場。特設ランウェイを歩き、コンセプトにそった商品をアピールした。同社は、走る目的やシーンに応じて、ランニング関連商品のコーディネートのコンセプトなどをトータルで提案する「RUN you ready? 」を、5月下旬より展開する。シドニー五輪の女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さんがアパレルやシューズの選び方を監修するとともに、練習方法や心構えなども伝えていくという。この日は、高橋さん自らプレゼンターを務めた。○吸汗・速乾機能付きウエアが適する「朝ラン」個々のライフスタイルに合わせてウエアやシューズ使用してもらえるよう、同社が提案するのが「朝ラン」「街ラン」「山ラン」「夜ラン」という4テーマだ。各シーンのお薦めウエアの特徴を紹介していく。「朝ラン」……汗を効果的にすばやく処理できる吸汗・速乾機能を持ったウエアや、体温上昇を緩和する赤外線・紫外線カット機能を持ったウエアがお薦めだという。「朝ラン」スタイルで登場したのは、バレーボール日本代表としてロンドン五輪で銅メダルを獲得した竹下佳江さん。「水色という色は朝にぴったりな色だなと思います。今日を機に、走りこみたいなと思います」と話した。○鮮やかな色のウエアがお薦めの「街ラン」「街ラン」……女性は「かわいく美しく」、男性は「かっこよく」なれるよう、ビビッドカラーのウエアがお薦めだという。UVケア機能も備え、女性にも配慮している。「街ラン」スタイルで登場したのは、日本女子卓球界を引っ張る石川佳純選手。「すごくおしゃれでかわいいなと思います。こういうかわいいユニフォームで(卓球の)試合をしてみたいです」と、かわいらしいウエアにぞっこんの様子だった。また、タレント代表として平井理央さんも「街ランスタイル」で登場。今年11月に開催予定のニューヨークシティマラソンに参加するそうで、「完走を目指して、ニューヨークの街を楽しめるようにしたいです。最後まで走りきりたい」と抱負を語った。○安定性のあるシューズで臨む「山ラン」「山ラン」……山で冷え込んだときに羽織ることができる上着が入るバックパックと、でこぼこした山道対策用に安定性の優れたシューズを用意して走るのが適しているという。「山ラン」スタイルで登場したのは、ラグビー日本代表の福岡堅樹選手。「シューズもとても安定感がありますし、ウエアもオレンジ(色)で緑の山にすごく映(は)えるなと思います」と感想を語った。○リフレクター付き装備がお薦めの「夜ラン」「夜ラン」……夜間での視認性を高めるリフレクターが随所に採用されたシューズとウエアが、お薦めコーディネートとのこと。ハンドボール日本代表の宮崎大輔選手は、「夜ラン」スタイルで登場。「夜は暗くて危ないというイメージがあるんですけれど、安心して走れる。軽いし着心地がいいし、スッと(走りに)出て行ける」。高橋さんは「止まってもいいです。歩いてもいいです。『してもいい』という気持ちで(ランニングを)始めることで、より長続きすると思います」と、ランニングをする上での心構えを話してくれた。春の穏やかな陽気が続くこの時期、新たにランニングをスタートしてみてはいかがだろうか。
2014年04月24日