メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」で「認知症患者の運転」に関する調査を実施した。調査期間は4月27日~5月3日、2,580件の回答を得た。「認知症患者の運転に対してどのように対応しているか」という質問に対して、39%の医師が「運転を禁止する」と回答。「運転しないよう強く指導する」という意見もあるが、「最終判断は本人、家族に委ねている」というコメントが目立つ。「医師が運転禁止を勧告しても何ら法的に拘束がない」という歯がゆさがあるようだ。「認知症のランクに応じて禁止する」は26%、「説明のみ行う」は16%。過疎地など、車を運転しないと、仕事や日常的な買い物などができないことを問題視する意見も多い。高齢化に伴い、定期的な運転適性検査、代替となる交通手段の整備など、行政の役割が強く求められている。なお、認知症のほかに危険運転につながる症状を起こす病気としては、てんかん、低血糖、統合失調症などが挙げられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日甘さがお砂糖の1.3倍なのにカロリーは約20%オフ!低カロリー、低GI値の100%天然甘味料「有機ブルーアガベシロップ」が登場。クセのないスッキリとした美味しさ、冷たいものにすぐ溶ける使いやすさ、また、低GI値であることから、健康やダイエットが気になる人も安心して使えると、ただいま人気上昇中だ。原材料は「竜舌蘭」と言われる植物で、これはなんと高級テキーラの原材料としても使われているそう。砂糖が384kcal/100gに対し、これは308kcal/100gなので、砂糖より約20%低カロリーとなる。さらに甘さが砂糖の1.3倍と言うことも考慮して上手に使うと、約30%のカロリーオフが可能に。 パンケーキや、デザートはもちろん玉子焼きや、肉じゃがなどの料理にもお砂糖代わりに使えるよ。お問い合わせ: 有機ブルーアガベシロップ公式サイト
2012年06月16日ブライトライト専門店は、認知症の昼夜逆転や、夜間せん妄の改善に効果がある光療法を医療・介護分野へ周知・導入させるため、さまざまな学会や大会で積極的に展示活動を行っている。同社によると、光療法は強い光を照射して昼夜のメリハリをつけ夜に睡眠を集中させることで心身を安定させ、からだ全体の生体リズムを整える自然療法という。認知症そのものを治すことはできなくても、睡眠と覚醒のリズムを正常化することにより、夜間せん妄や異常行動を改善。本人と介護者の心身の負担が大幅に改善されることが報告されているとのこと。しかしこの光療法は、医療・介護の分野では十分に周知されていないという。実際に光療法を取り入れている医療・介護施設は極めて少なく、また、光療法について触れている介護関連の書籍も、ほぼ出版されていない状況とのこと。そこで同社は、認知症に関連する学会や大会で積極的に展示し、周知する努力を行っている。また、介護施設向けに、光療法を導入する指導書を作成。この指導書は同社サイトから誰でもダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日株式会社ディノスは、6月8日にディノスオンラインショップ内に、特集サイト「熱中症予防アイテム大集合」を設置する。省エネに配慮した商品の紹介などを通じ、熱中症予防に取り組む国民運動「熱中症予防声かけプロジェクト」に協力していくという。同社は、5月に環境省等の行政と民間企業が一体となって、熱中症予防に取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」の賛同会員になった。同プロジェクトは「温度に気を配ろう」「飲み物を持ち歩こう」「休息をとろう」「栄養をとろう」「声をかけあおう」の5つの声かけがテーマ。夏の電力供給不足に対し、大規模な「節電生活」が求められる中で、熱中症にかかる人をなくすために「ひと涼み」という日本らしい習慣を世の中に広げていくプロジェクトとなっている。同社では、「熱中症予防声かけプロジェクト」の活動の一環として、ディノスオンラインショップにて特設サイト「熱中症予防アイテム大集合」を設置した(紹介・販売するアイテムは、効果効能を保証するものではない)。主に、ファッション、食品、生活雑貨を中心に約400アイテムを紹介する。特集サイトで紹介・販売するアイテムは「暑さに負けない熱中対策水レモン味1ケース(500ml×24本)」価格3,528円(税込み)、「冷感持続ネッククーラーマジクールフィット同色2本組」価格1,398円(税込み)など。アイテムは今後も追加予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日ミズノは、手の甲(こう)側に通気性を大幅に向上させた新開発の合成皮革を使用し、手のひら側にはフィット感のよい天然皮革を使用した上級者向けゴルフ手袋「ミズノ コンフォートフィット MP(エムピー)」を6月20日から全国のミズノゴルフ品取扱店で発売する。同商品は、手のひら側には天然皮革、手の甲(こう)側には東洋クロス株式会社と共同開発したゴルフ手袋用新合成皮革「GRATUS(グレイタス)」を使用。「GRATUS(グレイタス)」は極細のナイロン糸を編んだ生地に特殊な加工を施したもので、天然皮革のような風合いが特長とのこと。従来の天然皮革と比べ、通気性が約20倍アップしたため(ミズノ調べ)、汗をかきやすい甲(こう)側の、蒸れによる不快感を軽減できる。また、手のひら側には天然皮革を使用。ミズノ独自の生地縫製とカッティング技術である「コンフォートフィット構造」によって、指とグリップの間に縫い目が当たりにくくなり、ごわつき感が軽減した。まるで素手感覚のグリップ感を実現したという。ゴルフ手袋「ミズノ コンフォートフィット MP」は6月20日発売。カラーはホワイト。サイズは21~26cm。価格はオープン。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日マイナビは7日、日本気象協会が監修するムック「携帯型熱中指標計『見守りっち』付き熱中症対策ガイド」を発売した。価格は2,090円。「携帯型熱中指標計『見守りっち』付き熱中症対策ガイド」は、近年大きな被害を出している熱中症の予防方法、重症度別の症状、年代別のケア、応急処置など熱中症対策に必要な知識を一冊にまとめたガイドブック。誌面では、熱中症予防の指標として最近用いられている「暑さ指数(WBGT)」の考え方、医者が教える扇風機とエアコンの正しい使い方、熱中対策グッズなども紹介している。また、気温と湿度から、独自の計算手法により熱中指標値(WBGT近似値)を算出し、危険性を5段階のLEDライトと高齢者にも聞き取りやすい1kHzのブザーで知らせる日本気象協会監修の携帯型熱中指標計「見守りっち」を付属。熱中症が起こりやすい環境を知る目安として活用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日出店マーケティングを主業務とするワンズは5日、首都圏における1日の平均乗降者数上位200駅中、飲食店店舗数の成長性が高い駅商圏ランキング・トップ5を発表した。競合店が多くても、成長している商圏に出店することが成功の可能性を高めると考える同社は、飲食店舗数の増減数データに着目し、駅商圏の成長性を分析。ランキングは、最新調査年度と前回調査年度の500mメッシュデータから集計している。その結果、成長性が高い駅商圏(首都圏の1日平均乗降者数上位200駅を中心とした半径1kmの範囲)の1位は六本木、2位は神谷町、3位は大門、4位は浜松町、そして5位は恵比寿だった。また、六本木、神谷町、恵比寿は遊興型飲食店の成長が一般飲食店より多くなっており、大門、浜松町は一般飲食店が多くなっていることがわかった。同社では、六本木から浜松町は、東西一直線上に並ぶラインにあり、成長の黄金ラインともいえるのではないかと分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日損害保険ジャパンは4日、自治体が実施する放射性物質除染作業に関する賠償事故に対応した専用商品「除染賠償責任保険」を開発し、5月から販売を開始したと発表した。2011年3月11日に発生した東日本大震災で原子力発電所が被害を受けたことにより、現在も多くの地域に放射能汚染の影響が残っている。この対策として、本年度から各自治体による放射性物質の除染作業が本格的に実施される。除染作業の実施にあたっては、作業中の「第三者への賠償事故」「除染作業対象物の損壊事故」などの発生が考えられるといい、2012年4月1日に施行された「放射線量低減対策特別緊急事業費補助金交付要綱(環境省所管)」では、自治体が行う除染事業への国からの補助金交付にあたり、「請負業者賠償責任保険」など除染作業中の賠償事故に対応する保険への加入が義務づけられた。損害保険ジャパンは、こうしたニーズに応え、除染作業が円滑に進められるよう、本除染作業に特化した専用保険商品を開発したという。補償内容請負業務中の第三者賠償リスクを補償する一般的な請負業者賠償責任保険の補償内容に加えて、一般的な保険では補償されない「除染作業の対象物の損壊」も補償保険料除染作業のみが補償対象なので加入しやすい保険料水準となる「除染賠償責任保険」の販売対象自治体(県、市町村)除染作業の発注者である自治体が契約者となる場合、自治体が保険期間中(1年間)に発注する除染作業すべてを一括で保険対象とする「発注者包括契約方式」で加入できる除染作業を行う事業者【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日大日本印刷は7月、小型で耐環境性に優れ、逆光映像でも見やすく補正するコントラスト補正機能付きの記録媒体に、SDメモリーカードを採用した防犯カメラ用レコーダー「小型SDカードビデオレコーダー(型番:DREC-401S)」を発売する。同社では記録媒体にSDメモリーカードを採用することで、防犯カメラ用レコーダーにみられる振動に弱い、騒音が発生するなどの問題点をクリア。耐環境性に優れたビデオレコーダーの開発に結びつけたという。また、英国アピカル・リミテッド社の画像補正アルゴリズムを搭載したコントラスト補正ICを搭載。建物の出入り口や屋外などの逆光環境や、夜間や暗い場所で撮影された防犯カメラの映像でも見やすく補正して記録することを可能にしている。幅100mm、奥行き130mm、高さ40mm、重量約400gと、小型で軽量のため、設置場所のバリエーションが広く、ゲート装置など、ハードディスクタイプでは支障のある振動の多い機器への取りつけも可能だ。さらに、使用温度範囲が0~60℃と広いため、高温になる場所での使用にも対応。最大消費電力は3Wで、ハードディスクタイプの約3分の1と低消費電力となっている。同製品は、4台までのカメラ接続が可能。なお、サンプル価格は10万円程度を予定しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日体のだるさが取れない、太りやすい、風邪をひきやすい……。そんなとき、「低体温症では?」という言葉をよく耳にします。内科医で大阪府内科医会副会長・泉岡医院院長の泉岡利於(いずおか・としお)先生に、その真相と要因や改善法について伺いました。■筋肉がついてなくて、ぽっこりお腹体型は要注意――低体温症の定義はあるのでしょうか。泉岡先生○○℃以下は低体温だという明確な定義はありません。20~30代の成人男女の正常な体温の目安は、36℃前後です。体温は、生まれたばかりの赤ちゃんは37℃程度あり、年齢とともに下がります。ですから、例えば35℃台なら低体温だとは、一概には言えません。ただし、若い世代を中心に、低体温による弊害が叫ばれているという事実はあります。また、家庭用の体温計は汗や室温の影響で低く表示されやすいので、気になったときは環境を整えてもう一度計り直しましょう。このとき、高く表示された方がより実際の体温に近いと考えてください。――どうして低体温になるのでしょうか。泉岡先生原因には運動不足、食事のバランスが悪い、無理なダイエットなどが挙げられます。低体温の場合、正常な体質の人より基礎代謝が低い傾向にあります。基礎代謝とは、人が動かずにじっとしていても、呼吸や内臓の動き、体温を保つことなどに消費するエネルギーのことです。エネルギーの大部分は、筋肉によって消費されます。そのため、同じ体重でも脂肪が少なく、筋肉量が多い人の方が基礎代謝は高くなり、消費するエネルギー量も多くなります。ですので、運動不足による筋肉量の低下、偏食やダイエットで筋肉のもととなるタンパク質の摂取不足の場合、基礎代謝が低下し、低体温となりやすいでしょう。特に、筋肉の中で大きな割合を占める、太ももの前と後ろの両側、胸、背中の4カ所の筋肉があまりついていない、でもお腹はぽっこりという方は、基礎代謝の低下が考えられます。■体がだるい、しんどい、風邪をひきやすい――低体温が原因で起こりうる症状について教えてください。泉岡先生基礎代謝の低下は、自己免疫機能の低下や循環の悪化につながります。ですので、体がだるい、しんどい、寒い、風邪をひきやすい、太りやすくやせにくいなど、さまざまな症状につながります。――低体温かもしれないと思ったときは、どのようにすればいいですか。泉岡先生基礎代謝を高めると、体温も上がりやすくなります。まずは、筋肉量を増やすことを考えてください。適度な運動をする、筋肉のもととなる肉や魚介類、卵、大豆製品、乳製品などのタンパク質をバランスよく摂取しましょう。また、基礎代謝が高くなると消費するエネルギー量が増え、脂肪の燃焼につながります。健康的なダイエットとなるでしょう。「低体温かも」と思い当たるようであれば、まずは生活の状況を見直してください。運動不足、朝食抜き、スナック菓子ばかり食べる偏った食生活、極端なダイエットなど、不規則な習慣に心当たりはありませんか。低体温は乱れた生活習慣が引き起こします。低体温に気付いたら、それは生活を見直すよいきっかけだととらえて、改善しましょう。――ありがとうございました。低体温の原因は、自らの日常生活にあることが分かりました。低体温だけではなく、鏡で自分の姿を見て、「基礎代謝の低下!?」と不安がよぎったときは、日々の習慣を見つめ、改めたいものです。監修:泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。泉岡医院大阪市都島区東野田町5-5-8JR/京阪電鉄京橋駅中央出口から徒歩7分 TEL:06-6922-0890岩田なつき/ユンブル)
2012年06月03日メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイトMedPeerにて、「医学部における栄養学講義の必要性」について調査を実施した。調査の結果、7割以上の医師が栄養学の重要性を感じていることがわかった。調査は、MedPeer会員医師を対象に4月4日から10日まで、「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のアンケートをインターネットで実施。2,643件の有効回答が得られた。調査によると、医学部における栄養学講義について、「必要だと思う」という回答が76%。その理由として、「生活習慣病の増加に伴い、必要性が高まっている」「食事療法を指導する上では必須」「患者さんから食事関係の質問が多い」というものがあった。一方、「必要ない」は9%、「どちらとも言えない」は14%だった。その理由は「講義のコマ数や、他の講義との優先順位を考えると難しい」「必要な状況は科によって違う」などが目立った。また、医者になってからのほうが栄養学の必要性を実感するようで、「実地で学ぶほうがよい」というコメントも多くみられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日欧州、アジア、アフリカが交差する場所に位置し、重要な輸出拠点として外国企業の進出が相次いできたトルコでは、勤勉な国民性などもあいまって、製造業が発展し、輸出の9割超が工業製品となっています。過去約10年間で、輸出総額はおよそ4倍に増加し、地域別では、特に欧州向けの輸出が経済成長に大きく寄与してきました。また、地の利を活かし中東、アフリカ、アジアとの貿易量が大幅に拡大しています。トルコ政府は、産業基盤の強化をめざし、付加価値の高い産業の育成や誘致に力を注いでおり、税優遇などを通じて内外からの投資促進を図っています。こうした政策の背景には、同国が、製造拠点としての役割を高める一方、部品など中間財の輸入依存度が高く、生産量が増えると同様に輸入が増え、輸出が伸びても経常収支の改善につながりにくいといった産業構造上の問題を抱えていることなどがあります。しかしながら、今後、こうした投資促進策などによって、中間財の生産に関わる投資が増加するようであれば、景気拡大時に経常赤字が膨らみやすい経済構造の転換につながっていくと見込まれる上、経済活動をさらに活性化させると考えられます。足元で、欧州景気が減速感を示すなか、トルコ経済への影響は少なからず想定されるものの、輸出先の多様化などを背景に、生産活動や輸出は引き続き、拡大傾向を維持するとみられます。トルコは、通貨危機に見舞われた2000年代初頭以降、民主化の推進や財政再建など着実な構造改革を背景に、高成長を続けてきました。同国がこれまで、様々な抜本的改革を通じて経済基盤の安定化を進めてきたことなどを踏まえると、トルコ経済は今後も、積極的な政策対応によって持続的な成長を実現していくと見込まれ、国際社会における存在感をますます高めていくものと期待されます。(※グラフ・データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年5月21日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日スイスのノバルティスファーマは、米食品医薬品局(FDA)が、結節性硬化症(TSC)に伴う腎血管筋脂肪腫のうち、直ちに外科手術を必要としない成人患者に対する治療薬として「アフィニトールR」を承認したことを発表した。結節性硬化症とは、重要な臓器に良性腫瘍を引き起こす可能性のある遺伝性の疾患。世界で約100万人から200万人の患者がいると推定されている。腎血管筋脂肪腫は結節性硬化症患者の最大80%で発生する症状で、腫瘍は時間の経過とともに大きく増殖。重度の内出血を引き起こす、塞栓(そくせん)術や腎摘出といった緊急の外科手術が必要になるなどのほか、腎不全を引き起こす可能性もある。「アフィニトールR」は、こうした患者の治療に対して初めて承認された薬剤となる。日本では根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対する治療薬として2010年4月より販売されており、2011年12月に膵神経内分泌腫瘍の治療薬として承認されている。結節性硬化症に対しては現在申請中となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日トヨタ自動車は10日、低燃費・低価格を追求したという新型軽乗用車「ピクシス エポック」を発売した。価格は79万5,000円から122万円。同車は、ダイハツ工業からのOEM供給による新型軽乗用車。日常の足という軽自動車の原点に帰り、軽本来の魅力である低燃費・低価格を追求したという。JC08モード走行燃費は2WD車が30.0km/L、4WD車は27.0km/Lを達成し、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止めるアイドリングストップシステム「eco IDLE」(エコアイドル)も全車に設定しながら、エントリー価格79万5,000円を実現している。また、シンプルなスタイルと全8色のカラーバリエーションを組み合わせ、幅広いユーザーにアピールするデザインを採用。全高を立体駐車場に入庫可能な1,500mmに抑えながら、大人4人が余裕をもって乗車できるという室内長1,920mm・室内幅1,350mmの室内空間を確保。取り回しの良い4.4mの最小回転半径も兼ね備えている。エンジンは660ccの「KF」(水冷直列3気筒12バルブDOHC横置)、トランスミッションはCVTを搭載し、駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日4月25日、都内にて、ヤンセンファーマ株式会社によるメディアセミナーが開催された。セミナーテーマは、「AD/HD(注意欠陥/多動性障害)とResilience(レジリエンス)」である。AD/HDとは、日常生活に支障をきたす原因となる認知機能障害、また、そうした認知機能障害と関連する不注意・多動性・衝動性といった中核症状を特徴とする生物心理社会的疾患のことだ。昨今、日本でもAD/HDに対する理解が進んでいるものの、いまだ適切な治療をうけることができていない人が多数いるといわれている。同セミナーは、さらに多くの人にこの病気についての正しい理解を得てもらうことで、そうした状況を改善することを目的として開催されている。また、Resilience(レジリエンス)とは、「強いストレスからしなやかに回復する力」という意味だ。これは、トラウマなどのPTSD(心的外傷後ストレス障害)を乗り越えた人々の行動特性から導き出された概念で、昨今、心理学会や小児学会からも注目を集めている。今回のセミナー講師は、ジョージメイソン大学心理学客員教授、ユタ大学医学部臨床学准教授を務めるサム・ゴールドスタイン博士。AD/HDの世界的権威である心理学者である。博士は、どうすればResilienceを高めることができるのかという疑問について、解説にあたった。Resilienceを高めるためにはまず、親や教師が、AD/HDを持つ子どもへの理解を深めることが不可欠だという。AD/HDの子どもが、ほかの子どもと比べて長時間落ち着いてひとつのことをやり遂げることが困難であることを十分に理解した上で、「その子が興味をもてる話題を選び、会話に飽きさせない」などの工夫をしながら、子どもと上手に向き合っていくことが必要だと説明した。とはいえ、Resilienceを数週間~数か月で身につけることは難しい。そのため、患者本人よりも、それを身につけるための手助けをする立場にある親や教師のほうが、忍耐力を強いられることが多いそうだ。このストレスを克服するためには、「患者と接するにあたって、水泳学習のマインドセットを応用することが有効」と解説した。例えば、“ 同世代の子どもが瞬時に習得することなのに、なぜ同じことができないのか?”と考えてしまうと、子どもに対していら立ちを覚えやすい。しかし、人によって習得スピードにばらつきがある水泳学習のようなものだととらえれば、習得に時間がかかることにストレスを感じづらくなるという。さらに博士は、AD/HDの改善には、薬物療法が大変有効であると説明。その立証ともなる実験結果について話した。実験は、AD/HDを持つひとりの子どもとほかの子どもたちを一緒に教室で授業を受けさせ、同世代の子どもにどの子がAD/HDかを当ててもらい、さらにその後、AD/HDを持つ子どもに薬を投与し、回答者を入れ替えた上で、同様にどの子がAD/HDかを見極めさせるというもの。結果は、薬を投与する前後で、正答率が100%から30%に減退した。今回のセミナーのために初めて来日したという博士は、AD/HDのさらなる支援実現のために、日本にも正しい知識を広めたいとの考えだ。質疑応答の時間になると、「AD/HDを持つ子どもは、同じような症状を持つ子どもたちが通う学校に通わせたほうがいいのか?」という質問が挙がった。それに対して博士は、「そうした学校に通わせることが間違っているとはいわないが、子どもにとっては、大人に成長する前に実生活での生活を学ぶ機会を失うことにもなる」と指摘する。親が「かかわる人を限定しなければならない」という意識を持たないためにも、AD/HDを早期に発見して、正しい医師の診断を受けながら、長期的視野で子どもとかかわっていくことの大切さを訴えた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月03日コナカはクールビズ用シリーズとして、9種類の機能性シャツを新発売する。長袖 / 半袖ボタンダウンの「MOVE AIR(ムーブエアー)シャツ」は、通気コントロール素材により、圧倒的な通気性を発揮する。半袖ボタンダウン、デュエボットーニの「夏織シャツ」は、抜群の通気性でありながら、生地の透け感が気にならないよう配慮された。「ニットワイシャツ」は、半袖ボタンダウン / ホリゾンタル / クレリックなどバリエーションが豊富にそろう。それぞれ吸水速乾性・防シワ性・体のリラックスをサポートする機能などが特徴となっている。半袖ボタンダウンでフルオープンタイプの「ICE MOVE POLO(アイスムーブポロ)」は、特殊涼感加工を施し、優れた吸汗性でドライな着心地を実現した。その他、ワンピースカラーがポイントの半袖ボタンダウン「ワンピースシャツ」、人気のホリゾンタルカラーの「七分袖シャツ」、発汗時に熱を吸い取る”吸熱”がポイントの半袖ボタンダウン「ICE MINTシャツ」、ナノレベルの銀粒子を繊維表面に加工しにおいを強力に防ぐ半袖ボタンダウン「Agフレッシュシャツ」、隠しスナップボタンを装着しノーネクタイでも下着が見えない「BIZスナップシャツ」を発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月01日アールテック・ウエノは、睫毛貧毛症治療薬として同社が開発中の新規化合物「RK-023」の第1相臨床試験を完了したことを発表した。睫毛貧毛症とは、睫毛(まつげ)が、貧弱で短い、まばら、色が薄いなどの原因で、睫毛本来の機能が十分に発揮できない疾患のこと。同社は、新規生理活性脂肪酸誘導体である新規化合物(RK-023)を、皮膚疾患領域の治療薬として開発し、睫毛貧毛症治療薬開発の一環として第1相臨床試験を完了した。RK-023の安全性・忍容性及び薬物動態を検討することを目的とし、RK-023が含まれていない製剤と、含まれた製剤の2種類を使った二重盲検試験(※)を、健康な成人男女それぞれ8名を対象として、睫毛生え際への5日間連用塗布を行った。また、眼に対する安全性を確認するために、健康成人男性3名にRK-023を単回点眼した場合の安全性および薬物動態の検討を目的とした第1相臨床試験も併せて実施した。いずれの試験においてもRK-023に副作用は認められず、眼圧下降や充血などの眼科的所見も認められなかった。また、薬物動態の結果からもRK-023の安全性問題は少ないという結果になった。今後は、眼局所の刺激症状がないRK-023の世界規模での臨床試験を進め、早期に承認取得することを目指していくという。※臨床試験を客観的に実施するため、被験者も、試験を行う医師も、有効成分が入った治験薬と入っていない薬のどちらを使用しているかわからずに試験を行う方法。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月26日東武鉄道は20日、とうきょうスカイツリー駅にてリニューアルオープン式典を行った。東京スカイツリータウンの玄関駅として、先進性と下町の伝統を生かしたデザインの駅に生まれ変わった。今回のリニューアルで改札口が増設され、浅草駅寄りの正面改札はこの日から供用開始。コンコースには、澄川喜一氏のデザインによる駅パブリックアート「TO THE SKY」が設置されている。ホームの膜屋根は、1897年カーネギー社製のレールなど、改修前のホーム屋根の骨組を生かしたデザインで、自然光を取り入れた明るい空間に。東京スカイツリータウンにも導入される地域冷暖房システムを駅コンコースの空調に活用するなど、快適に利用できる駅となった。鉄道利用や東京スカイツリータウン観光の案内を担う「ステーションコンシェルジュ」も配置されるという。リニューアルオープン式典には、東武鉄道代表取締役社長の根津嘉澄氏、東京タワースカイツリー取締役社長の鈴木道明氏、駅パブリックアート「TO THE SKY」をデザインした澄川喜一氏らが出席。東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」や押上・業平橋地区活性化協議会キャラクター「おしなりくん」も駆けつけ、とうきょうスカイツリー駅のリニューアルを祝った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日千葉銀行は12日、多様化する顧客の幅広いニーズに対応するため、教育ローン、マイカーローン、リフォームローン、無担保住宅ローンについて、商品性改定を実施すると発表した。教育ローンは、医学部進学時などの資金ニーズに対応できるよう融資金額の上限を最大500万円から最大3,000万円に引上げた(ただし、当座貸越方式については上限最大1,000万円)ほか、一般入試に比べ早期に実施されるAO入試や医学部の在学期間を踏まえて、融資期間と据置期間も14年から16年6カ月(融資期間の内、据置期間が4年以内から6年6カ月)に延長した。また、資金使途では保育園に係る資金や自己啓発資金を対象に追加するなどの改定を行った。リフォームローンは、近年リフォーム工事と同時に太陽光発電設備や耐震補強を行うケースが増えていることに対応して融資金額の上限を最大500万円から最大1,500万円を引上げるとともに、顧客の月々の返済負担を軽減できるよう融資期間を10年から20年(ただし、固定金利は10年以内)に延長した。無担保住宅ローンについても、融資金額および融資期間を同じく拡大。マイカーローンも、融資金額の上限を最大300万円から最大1,000万円を引上げるとともに、融資期間を7年から10年に延長し、より顧客のニーズに応えられるよう商品性の改定を実施した。改定日は4月2日受付分より。同行は、「顧客第一主義を徹底し、創造力に溢れたリテールトップバンクを目指していく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日低浸透圧設計「ハイポトニックウォーターバランスアクア」ポーラは、からだの水分とうるおいを補給する低浸透圧設計の美容系機能性飲料「ハイポトニックウォーターバランスアクア」(500mLペットボトル・24本入り6,300円)を、5月2日に発売する。*画像はニュースリリースよりからだの内側からうるおす高純度ヒアルロン酸を配合「ハイポトニックウォーターバランスアクア」は、体液より少し低い浸透圧の「ハイポトニック設計」で、水分をすばやく吸収し、長くとどまらせ、発汗で失われがちな4種のミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム)をバランスよく配合、汗をかく季節やスポーツ時、熱中症対策の水分補給にもおすすの機能性飲料。「美容飲料に引けをとらない」120mgもの高純度ヒアルロン酸を配合、からだの内側からうるおいを補給。後味は、すっきりさわやかなグレープフルーツ風味で、カロリーを気にする女性にもうれしい「カロリーオフ」設計としている。元の記事を読む
2012年04月12日東京駅の「丸の内駅舎復原工事」が10月に完成し、日本の表玄関にふさわしい、歴史と先進性が融合した駅に生まれ変わる。5月8日より東京ステーションホテルの宿泊予約を開始するほか、6月より駅施設が順次本格稼動していくとのこと。赤レンガの駅舎として知られる東京駅丸の内駅舎は、2007年より復原工事を着工。駅舎の外壁などの主要部分は保存・活用しつつ、戦災で消失した屋根や駅舎3階の外壁が創建当時の姿に復原される。工事は今年10月に完成予定で、駅施設のほかに東京ステーションホテルや東京ステーションギャラリーが入る。東京ステーションホテルでは、丸の内駅舎の2階から4階に「クラシック」「パレスサイド」「ドームサイド」「メゾネット」「スイート」「ロイヤルスイート」の6種類の客室と、宿泊者のみ利用可能なラウンジ「アトリウム」(駅舎中央最上部)などを用意。上質で洗練された内装に加え、高い天井や縦長窓による開放的な空間になるという。10月3日の開業を前に、5月8日10時より宿泊予約を開始する。また、海外からの利用者向けに、「JR EAST Travel Service Center」も丸の内駅舎に開設。改札内1階中央通路も、10月の同駅舎グランドオープンに合わせ、明るく開放感のあるデザインを採用した「CentralStreet(セントラルストリート)」に生まれ変わる予定だ。雑貨、弁当、スイーツ、おみやげ、贈答品とバラエティ豊かな店舗をそろえ、全国の有名駅弁やできたての温かい駅弁を提供する駅弁専門店もオープンするという。なお、東京駅改札内北通路についても、生まれ変わった駅舎にふさわしい空間に改良すべく、2016年度中の使用開始をめざして工事に着手するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日肌に負担のないSPF50+の日やけ止めベースクリームアクセーヌは、肌に負担のない「SPF50+」の日やけ止めベースクリーム「アクセーヌ スーパーサンシールド EX」(22g4,200円)を、4月27日より発売する。陽射しを強力ブロック&肌負担を軽減する技術を追求「アクセーヌ スーパーサンシールド EX」は、「SPF50」で日やけ防止したいが、肌への負担が心配で使用をためらったり中止したりする人が多いことから、アクセーヌが研究を重ね開発した「ハイブリットUVシールド」配合のUVベース。紫外線吸収剤を含まないノンケミカル処方で、アクセーヌ史上最高の「SPF50+」「PA+++」で強い陽射しも強力ブロックする一方、肌への負担を軽減する保護膜技術を追求し、乾燥&皮脂による負担対策にもこだわり快適な使い心地を実現したという。また、エモリエント×モイストの2層のヴェール構造により、ファンデーションの“つき”・“もち”をアップ、2つのパウダーが凹凸を目立たせず、くすみのない美しい肌色を演出するとしている。元の記事を読む
2012年04月07日三陽商会は紳士服ブランド「アレグリ」「イルファーロ」から、クールビズ対応の手洗いできる機能性ジャケットを発売する。昨年夏の「スーパークールビズ」により、ビジネススタイルのカジュアル化が一段と進んだことに対応し、夏のビジネスシーンを快適に過ごすことをコンセプトに開発されたもの。「アレグリ」全4アイテム、「イルファーロ」全5アイテムを全国の百貨店にて順次発売する。「アレグリ」の代表的なアイテムは、テーラードタイプのカジュアルジャケット「ウォッシャブル ライトウェイトジャケット」(4万8,300円)。麻40%使用で見た目に清涼感があり、軽量感と通気性、さらに接触冷感の機能を持つ縦編みのジャージー素材を採用している。また、仕様や副資材などの見直しにより同ブランドの同等のジャケットに比べて約40%の軽量化を実現したという。一方「イルファーロ」は、綿とポリエステルのジャージー素材のジャケット「カーディガン ジャケット」(2万9,400円)が代表的なアイテム。ジャージー素材特有のストレッチ性とフィット感、通気性に加え、吸水速乾性とUVカット機能を備えている。軽く羽織るカーディガンタイプだが、クールビズとしてはイタリアンカラーのシャツやカットソー素材のシャツなどとのコーディネートがお勧めとのこと。両ブランドではこれらのジャケットを軸に、吸水速乾などの機能を持つシャツ、カットソーやパンツなどをコーディネートしてトータルで提案していきたいとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日化粧のOEMメーカーの株式会社シーエスラボは3月上旬、保湿性と浸透性を備えた新しいテクスチャーのクリーミィローションの開発を発表したが、企業からの個別のニーズにも柔軟に対応することができるとして、3日改めて製品の発表を行った。同製品は、油分を高濃度で配合した化粧水でありながら、化粧水と思えない高保湿力と浸透力を有するという。水と油の境界線を乳化させる「D相乳化技術」の応用により、油分30%高配合という浸透性の高いエマルションの開発に成功した。単に化粧水に油分を同割合で配合した場合と比較して、粒径は10分の1と小さく、保湿力と浸透力に優れたテクスチャーの実現に成功している。しかし製品の発表以来、油分の割合を10%まで減らした処方やエタノールフリーでの処方、防腐剤・石油系活性剤フリーを実現してほしい、エタノールフリーを実現してほしいなど、企業から多くの要望が寄せられたという。同社はこれら全ての条件を網羅した処方をすでに実現済みであり、今後想定されるあらゆるニーズに対応できるよう、体勢を整えていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日文具メーカーのエトランジェ ディ コスタリカは2日、ドイツの筆記具ブランド「STABILO」より、高いデザイン性と実用的な機能とをあわせ持つ筆記具を春の新商品として順次発売すると発表した。「STABILO」は1865年に鉛筆メーカーとして創業して以来、高品質でユニークな商品を世に送り出してきたステーショナリー業界のリーダー的存在。1971年に同社が発売した世界初の蛍光ペン「BOSS」は、現在でも世界一のシェアを誇るという。そんな「STABILO」がこの春に送り出すのは、ポップな絵柄の蛍光ペン「ボスミニゴースト」や、人間工学に基づいたボールペンに液晶タッチ機能を搭載した「スマートボール」、チューブ型のデザインで転がらずに持ちやすい「ファイバーチップペン」など10アイテム。価格は300~2,400円。エトランジェ ディ コスタリカ直営店にて取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日ユニクロはこのほど、春夏機能性インナー「サラファイン」「シルキードライ」のTV-CMに、第40回ローザンヌ国際バレエコンクールで1位に輝き、いま最も注目されているバレエダンサー、菅井円加さんと、話題のテレビドラマに出演し人気を集める若手俳優、綾野剛さんを起用したと発表した。「サラファイン」「シルキードライ」は2007年に発売して以来、年々進化を重ね、今年の春夏も機能性、ラインアップをさらに充実させて登場する。今年のコンセプトは、「空気のような心地よさ」。まるで空気のように、着ていることを忘れてしまうような肌触り、涼しさ、速乾性を実現した。この機能により、気温や湿度の上昇にともなう汗のべたつきや、衣服内のムレといった不快感を低減し、春夏を快適に過ごせるよう導く。ナチュラルでシンプルな世界観を表現した同商品のCMは、「サラファイン」の「菅井円加」篇、「シルキードライ」の「綾野剛」篇(各15秒)とも4月2日よりオンエア。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日伊藤園の中央研究所はこのほど、乳酸菌の1種「Enterococcus faecalis(エンテロコッカス フェカリス:以下、フェカリス菌)」を含んだ乳性飲料に、スギ花粉に対する症状緩和効果があることを確認したと発表した。詳細は、月刊誌「薬理と治療(JPT)Vol.40 no.2 2012」(ライフサイエンス出版発刊)に掲載された。同研究所は、2011年10月~12月の期間に、NPO日本健康増進支援機構の花粉曝露試験施設(和歌山・有田川町)にて試験を実施。スギ花粉症患者20名に、フェカリス菌が入った乳性飲料(1本200mlあたりフェカリス菌1,000億個含有)を、毎日1本、2カ月間飲用してもらい、飲用前・飲用後の曝露室内でのスギ花粉に対する自覚症状、および曝露試験後5日間の自覚症状について、「鼻かみ回数」「眼のかゆみ」などの項目で評価した。その結果、曝露室内で3時間経過した時点における「鼻かみ回数」の平均値は、飲用前が2.7回だったのに対し、飲用後は1.8回に減少。「眼のかゆみ」は飲用後に0.66ポイント、「鼻づまり」は飲用後に1.15ポイント低下した。さらに「流涙」についても改善する傾向が認められた。曝露試験後5日間の症状では、「日常生活の支障度」「眼のかゆみ」「流涙」「眠気」について有意な差が確認されたほか、「くしゃみ回数」「鼻づまり」の症状が改善する傾向が認められたという。同社は今回の試験結果より、フェカリス菌含有乳性飲料を継続して飲用することで、スギ花粉症の症状緩和が期待できるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日植物性乳酸菌であるラブレ菌が、更年期症状に及ぼす影響について研究を進めているカゴメ株式会社と医療法人石塚産婦人科だが、このほど便秘を含む更年期症状を自覚する45~55歳の女性13名を対象にした摂取試験で、便通の改善とともに冷えや肩こり、腰痛などの更年期症状も改善されることが明らかとなった。女性は更年期(50歳前後)を迎えるころに、エストロゲンの分泌衰退などが原因となり、便秘や冷え、肩こり、腰痛、顔のほてりなどの更年期症状を訴える人が多くなると言われている。カゴメ株式会社と医療法人石塚産婦人科は、植物性乳酸菌であるLactobacillus brevis KB290(以下、ラブレ菌)の更年期症状に及ぼす影響について共同で研究。便秘を含む更年期症状を自覚する45~55歳の女性13名を被験者としてラブレ菌の摂取試験を実施したところ、便通が改善されることに加え、冷えや肩こり、腰痛などの更年期症状も改善されることがわかった。実験は、試験食品として生きたラブレ菌を製造時に100億個以上含むカプセルを使用。更年期症状を自覚する45~55歳の女性13名に、1日1カプセル(朝・昼・晩いずれかの食後)4週間にわたって摂取させた。その結果、便通の改善がみられたほか、「腰や手足が冷える」ならびに「肩こり、腰痛、手足の節々の痛みがある」という症状が改善。共同研究者の医療法人石塚産婦人科郡山純子副院長は、「ラブレ菌は更年期症状の治療の一助になることが期待されると考えている」とコメントしている。今後、さらに詳細にラブレ菌の更年期症状への有効性を検証し、そのメカニズムを明らかにするための試験を計画していくという。なお、同研究内容は3rd TNO Beneficial Microbes Conference(第3回有用微生物学会2012年3月26日~28日、ノールトウェッカーアウト[オランダ])で発表されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日ウェザーニューズは21日、「第一回花粉症調査」の結果を発表した。同調査は、3月8日~13日の期間に、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」および携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象に行われ、計3万708人(男性37%、女性63%)から有効回答を得た。花粉症の症状は昨シーズンと比べてどうかと聞いたところ、「症状は重い」の12.7%、「同じくらいの症状」の39.6%を合わせると52.3%となり、花粉飛散量は昨シーズンの3割程度といわれているにもかかわらず、昨シーズンと同程度以上の症状を感じている人が半数以上いることが判明した。一方、「症状は軽い」は47.7%だった。「症状は重い」と「同じくらいの症状」の合計の割合を都道府県別にみてみると、最も多かったのは宮崎県で78.8%。以下、2位が長崎県で76.9%、3位が鹿児島県と高知県で76.6%、5位が熊本県で67.9%と続き、10位以内はすべて西日本エリアとなった。花粉症対策をいつ頃からしているかとの質問に対しては、40.8%が「対策をしていない」と回答。続いて、「3月上旬から」が17.8%、「2月下旬から」が11.1%となり、飛散が始まった時期から対策をとり始めた人が多いことが分かった。また、「対策をしていない」の結果を男女別でみると、女性の38.5%に対して男性が44.6%と、男性の半数近くが対策をしていないことが明らかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日インターネット調査のメディアインタラクティブは、3月6日~7日の2日間に、花粉症の人300人および花粉症ではない人300人の計600人を対象に「花粉症に関する実態調査」を実施した。花粉症の症状が出る時期で、最も多かったのは「4月」(38.7%)。続いて「3月」(37.2%)、「5月」(26.0%)となった。花粉症の対策を始めるのは、「症状が出てから」が49.3%と約半数を占めている。「症状が出る1~2週間前から対策する」が21.3%、「数日前から対策する」が11.7%で、計33.0%は症状が出る前から対策をしているという結果となった。花粉症の人が一番つらいと思っていることは「鼻水・鼻づまり」(86.0%)、2番目が「目のかゆみ・涙・目やに」(83.7%)、3番目が「くしゃみ」(68.7%)という結果に。花粉症の対策で一番多かったのは「点眼薬・飲み薬・点鼻薬などの薬品を使用する」(81.1%)で、次に「マスクを着用する」(75.8%)が続く。「花粉症の症状を緩和させる注射」も3.8%が実践している。花粉症ではない人に対して、花粉症にならないためにどんな対策をしているかを尋ねたところ、大半は「対策は特にしてない」という結果に(78.7%)。「マスクを着用する」も14.3%と低く、いつ花粉症にかかるかわらないから不安とは思いつつ、花粉症にならないための対策は特にはしていない実態が明らかになった。花粉症のグッズで試したことがあるのは「花粉ブロックマスク」が41.7%で最も多いが、「ヨーグルト」が40.3%でほぼ同じポイントだった。ヨーグルトが花粉症対策に良いという情報が認知されてから、多くの人が実践しているようだ。試したグッズ別でみると、効果を感じたものは「花粉ブロックマスク」86.4%がトップに。ヨーグルトは43.0%、薬は50.6%となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日