関西ジャニーズJr.西畑大吾が16日、都内の映画館で行われた主演映画『関西ジャニーズJr.の目差せ♪ドリームステージ!』(4月16日公開)初日舞台あいさつに登場した。舞台あいさつには、関西ジャニーズJr.の向井康二、浜中文一、大西流星、赤名竜乃介、室龍太、大橋和也、草間リチャード敬太、友情出演の中山優馬、服部大二監督も出席した。同作は関西の地元アイドル「小姓ズ」(西畑、向井、浜中、大西、赤名)の成長と、それを見守るマネージャー(室)や周囲の大人たちの奮闘を描く。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』『あさが来た』の出演が話題となった西畑は、今作が映画初出演・初主演となり「僕の肩に乗せるには荷が重いなって、不安がいっぱいだった」と、話が来た時の心境を吐露。しかし、監督から「主演はのびのびしてくれたらいい」とアドバイスを受けたことにより、「始まる前に肩書きを受け止めることができて、主演を全うできたんじゃないかなと思います」と達成感を語った。共演の向井がすかさず「まとめると、ごちそうさん、ということですね」と朝ドラに絡めると、西畑も「”びっくりぽん”ですね」と応えた。友情出演の中山は、もともと関西ジャニーズJr.として活躍していたことから「共演も久しぶり」としみじみと語る。中山が「友情出演という形で出させてもらったんですけど、(大西)流星とかかわいくてかわいくて。新中3なんですって! "愛情出演"に変わりました」とまとめた。室は中山について「優馬と久しぶりに会ったら、ボケるボケる!」と文句を言いながらも「関西を忘れてないなと思って」と称賛。中山が浜中に対して「『俺の龍太取られた』みたいになってない?」と気遣うと、浜中が「全然いつでもどうぞ」と答え、室が「”いる”言え!」と怒り出すなど、関西人らしい軽妙なトークが繰り広げられた。
2016年04月16日●等身大の姿、普段見られない姿を映画にこめてジャニーズといえば数多のきらめくグループが存在するが、彼らが若い頃から「ジャニーズJr.」として先輩のバックダンサーを務めながらスキルを磨いているのは、もはや誰もが知っているところ。関西ジャニーズJr.は、その名の通り関西方面を中心にテレビや舞台、コンサートなどで活躍し、「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」といったグループを輩出している。そんな彼らの映画『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』(4月16日公開)は、関西の地元アイドル「小姓ズ」を描いたもので、彼ら自身の姿と重ねてしまう人も多いことだろう。この試みには一体どういう理由が? そして関西のアイドルの良さとは? 松竹プロデューサーの齋藤寛之氏に話を伺った。○観客は等身大の彼らが見たいのではないか――関西のアイドルの方々が、関西のアイドルを演じる映画、というのが面白いと思ったのですが、今回はどのようにしてテーマが決まったのでしょうか。関西ジャニーズJr.の映画シリーズは3作目になるのですが、その都度話を考えています。1作目『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』は立ち上げだったので、京都で撮影するのを前提に、『蒲田行進曲』をやろうと話がまとまりました。監督はいま『超高速! 参勤交代』でヒットしている本木克英さんで、予算がたくさんあるということでもないので、工夫しようと(笑)。2作目『忍ジャニ参上! 未来への戦い』については、1作目の殺陣シーンで彼らの身体能力が高いことがわかり「これだったらアクションをやってもらおう」と、忍者ものになりました。3作目を作る際には、2作目の反応も見て「観客の方々は等身大の彼らが見たいのかもしれない」と考え、歌と踊りでやってみようかと話がまとまったんです。――それで、実際の彼らと少し重なるような作品になったんですね。等身大ということで、作りこまずにナチュラルに、素を見せているような空気感は心がけましたね。また、彼ら自身をかっこ良く見せる場は他にあるので、普段見られない姿を見せたいという思いもありました。服部大二監督も現場で「あえて歌が下手な感じでやってほしい」と言っていましたが、事務所さんもよく許してくださったなと(笑)。映画内でもグループショットを多めにして、監督はいつもの彼らの雰囲気がつくれるような形を意識してくれたなと思いました。また彼らも年齢がばらばらですが、同じグループのなかでそれぞれの役割をつくるのがうまくて、スクリーンにも出ていると思います。○関西の魅力とは?――監督、写真を拝見すると、結構迫力がある方ですね。あの見かけは、乙女チックな根を隠すためのヴェールなんじゃないか思います(笑)。バランスがとれている監督で、関西的なノリもわかるし、今回コメディを誰に頼もうかと思った時に、最初に浮かんだのが服部さんでした。――1作目、2作目にはデビュー前のジャニーズWESTさんも出ていたそうですが、今とてもご活躍されています。関西アイドルの魅力は、どのようなところにあるのでしょうか。関西のDNAなのか、しゃべりのスキルがすごく高いですよね。本当に、面白くもしゃべれるし、普通にもしゃべれる。あとは桐山(照史)くんなんてまさにそうでしたけど、舞台挨拶になるとすごく前に出てくる(笑)。いい意味でガツガツしています。話のリズムをつくるのが上手で、それでいてかっこいいところがね、すごくいい。単なるかっこいい人で終わらないところが彼らの魅力です。――齋藤さんは、東京と関西を行き来されているんですか?京都の撮影所にはよく通っています。撮影所も関西スタッフが多いので、やっぱり東京と違うノリだとは思いますね(笑)。●大吾くんはまぶしい原石、康二くんは甘えん坊? それぞれの印象○康二くんはお兄さんになった――それぞれの方の印象を伺えれば。まずは水上風太役の西畑大吾さん。パッと見のナイーブさと話した時のギャップや、ダンスや歌になったときの変わりようなど振り幅が大きくて、まぶしい原石です。『ごちそうさん』『あさが来た』とNHKの朝ドラに出ていてお芝居ができることはわかっていたし、彼を真ん中においた形でやっていくのが一番いいんじゃないかなと思いました。実は2作目の時にオファーしようと思っていたんですが、『ごちそうさん』が入っていて、出られなかったので、残念だったんです。――小柳翔吉役の向井康二さん。向井くんは3本目で最多出場なんですけど、1作目より2作目、2作目より3作目と、ステップアップしています。今まではジャニーズWESTなどのお兄さんたちがいたので、甘えん坊キャラだったんですよね。みんなで泊まっていた宿舎でも、寝られなくなって桐山くんの部屋にいった、という話もきいていて(笑)。でもそんな康二が今回、初めて来た子たちに「宿の近くにこんなごはんがあるよ」と教えてあげて、お兄さんぽくしていたという話をきいて、成長したんだなと思いました。――エピソードのギャップがすごいですね!僕は完全に「甘えん坊キャラやな」と思っていたので(笑)。本人も「意識が変わってきた」と言っていて、すごくいいなと思いました。○監督が気になった、最後の一人――板野次郎役の浜中文一さん。浜中くんはもう、舞台もかなりやってますし、こちらとしては安心できる。彼はすごく見た目に色っぽさがあり、普段も好青年なんです。子供たちをほったらかしても面倒を見てくれます。大西(流星)くんとか赤名(竜乃介)くんとか、中学生だったので(笑)。子供はテンションでガッといくけど、ペース配分がわからないので、うまくフォローしてくれていたんじゃないかな。みんなのお手本ですからね。――橘亮介役の大西流星さん。大西くんを最初に松竹座で見たときは相当ちっちゃくて、でも踊りがすごく上手でしたね。だんだん大人になっていますが、台本も一生懸命覚えるし、映画のキャラのまま、とてもかわいらしいです。年齢の幅があるので、高校生の役をやってもらったけど、違和感はなかったですよね。やっぱり舞台などの経験があるので、見た目よりしっかりしているのは織り込み済みです。――朝日奈和正役の赤名竜乃介さん。彼らの夏の松竹座の稽古に行って「最後の一人をどうしよう」と見ていた中で、赤名くんが光っていました。オーディションとは言わずにふらっと見に行ったのですが、監督が彼のことを「どういう人なんだろうね」とすごく気にしていたんです。お芝居の経験はほぼないんですけど、ちょっとやってもらおうかと。――それは、見られているとわかったらどきどきしてしまいますね。康二くんなんかは私のこともわかっているので「もしかして……」と思っていたかもしれないですね(笑)。新しいメンバーも入っているので、冷静な目で見に行きます。――マネージャー・橋口武彦役の室龍太さん。室くんはね、同世代で置く方がいいのか、今の形がいいのか、考えましたね。ただ、前回も中間淳太くんを一人だけ忍者たちの敵方においてみたら目線が変わるなと思ったので、今回のような役になりました。やっぱりバランスがとれますし、それぞれの役で思いがあることを、同じジャニーズJr.の中で考えてもらえるのがいいですよね。京都出身ということもあり、撮影所や、事務所の社長とのシーンも多くて良かったと思います。●プロデューサーとして大切にしていること○芸人の仕事がなくなっちゃうんじゃないか――草間リチャード敬太さんもインパクトがありました。リチャードくんは飛び道具的な部分がありますね。1作目のときも役はないけど、エンディングの歌だけ出ていたんです。彼が来ているのはすごく覚えていて、ヅラをつけて十手持ちをやってもらいました(笑)。今回も、監督がぜひやりたいと言っていた渾身のシーンで出てもらいました。セリフはあまりないんですけど、存在感を出してもらいました。――谷澤富雄役の藤原丈一郎さん、渡辺俊役の大橋和也さんは。藤原くんと大橋くんというのは、中山優馬くんのバックで踊っていた、ダンスのうまい子たちです。大橋くんはいい感じに明るくパッと出てくれたんですが、藤原くんは吐くんじゃないかなというくらい緊張していて、顔も真っ青。役名の「谷澤富雄」を1回「とみざわとみお」と間違えたら、ずっとそうなっちゃったらしくて(笑)。でも藤原くんはお笑い方面ですごくて、室くんとリチャードくんと漫才をしているんですよね。角座に見に行きましたが「こんなこともできるんだ」と驚きましたし、芸人さんが食べられなくなっちゃうんじゃないかと、心配になりました(笑)。ジャニーズWESTも舞台でコントをたくさんやっていましたから、脈々と受け継がれていますね。○お客さん目線を大切に――EDもとても豪華で印象的でした。これはお客様に楽しみにしていただいている部分なので、予告や宣伝にも一切映像を出していません。大阪松竹座でも振りつけているチームの方にお願いしているので、ぜひ楽しみにしてほしいです。台本はその前で終わっているので、彼らの未来が見えるようなEDになっています。――ちょっとインド映画みたいな印象もあり、気持ちがあがりました。1作目のときもまさに、本木監督が「インド映画風にやりたい」と言って方向性が固まったんです(笑)。2作目はジャニーズWESTのデビューシングルのカップリング「バンザイ夢マンサイ!」でしたが、こちらの映像も本編からブリッジしてつくってもらいました。うちが撮ったのは忍者たちが見世物小屋の舞台から飛び出していくところまでですが、レコード会社の音楽チームが流れを尊重してつくってくださったんです。すごくご協力いただきましたね。――齋藤さん、ご自身がプロデューサーとして大事にしていることは。やっぱり、お客さん目線です。最初に見る方に楽しんでもらいたいと思っています。関西ジャニーズJr.のシリーズで言えば、2作目のときはアクションをやってみて、こちらがやりたいことに寄ってしまったかなという反省もありました。――リアクションは確認されることもあるのでしょうか。舞台挨拶の内容とか、Twitterでものすごく拡散されますよね(笑)。それを見て、違うことをした方が楽しめるんじゃないかな、とMC担当を毎回変えたこともありました。出ている彼らは大変だとは思うんですけど、絶対いいことですし、今回も考えていますので、ふだんと違う臨場感も楽しんでもらえたらと思います。『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』高校を卒業してから夢もなくバイト生活をしている水上風太(西畑大吾)は、地域活性化の名目で集められた地元アイドルグループ「小姓ズ」(向井康二、大西流星、浜中文一、赤名竜乃介)の新メンバーとなる。しかし人気もやる気もなく、広報課から「1カ月後のライブを満員に出来なければ解散」と告げられてしまう。マネージャー・橋口(室龍太)も見守る中、流行に乗ってミュージカル風のパフォーマンスを始めたが……。
2016年04月13日WBB vol.10公演「懲悪バスターズ」制作発表会見が4月7日(木)に都内で行われ、主演の佐野瑞樹、共演の佐野大樹、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、鈴木勝吾、土屋佑壱が出席した。ジャニーズ事務所所属の瑞樹さんと演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー・大樹さんによる兄弟演劇ユニットWBBが手がける第10回公演。間もなく真夏を迎える大都会の片隅を舞台に、なんちゃってポルターガイストを巻き起こす悪霊(落ちこぼれ)たちと、悪霊対峙に立ち向かう一人の天才科学者の戦いを描いた、サイエンス・ホラー・アクション活劇。瑞樹さんといえば、42歳になっても公式サイトのJr.枠に名前が記載され、“最年長のジャニーズJr.”として話題を集めた人物。昨年10月にようやく独立したページが設けられてJr.から卒業したと噂されたが、瑞樹さんは「僕も20代後半から役者としてずっとやって来たので、いつの間にかJr.というのはなくなっていたみたい」と釈明。故にこの一件がネットで広まった時には「まだそう(Jr.)なの?」と驚いたそうで、「誤情報を流してしまったみたいですみません」と頭を下げた。そんな瑞城さんは、天才科学者を演じるにあたり、「天才とは何ぞや?」と考えを巡らせた結果、福山雅治演じる天才物理学者・湯川学が主人公のドラマ「ガリレオ」を一話から見直すことに至ったそうで、「それを見ながらパクろうかな?」とニヤリ。土屋から「仕上がりは福山さんに寄って来るんですか?」と尋ねられると、「そうですね、ウリ似の可能性はありますね」とぶっちゃけ。演出を手掛ける大樹さんも「問題ありません!」となぜかきっぱり容認し、笑いをさらった。のっけから爆笑が響く会見に、お笑い畑から参戦する田村さんは少し押され気味。劇中、ダンスを披露することになるが、それについてはオファー時に全く聞かされていなかったようで、嘆きの声をあげる。しかし、「足を引っ張らないように」と気を引き締めると、「落ちこぼれの悪霊役なので役作りせずにイケそう」と自信もチラリ。そして「みんな個性があって面白くなりそうな予感」と初の客演に期待を寄せた。WBB vol.10公演「懲悪バスターズ」は東京芸術劇場プレイハウスで5月19日(木)から22日(日)、新神戸オリエンタル劇場で5月28日(土)から29日(日)まで上演。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日ジャニーズのものまねで知られるお笑いコンビ・ジャガーズと本家ジャニーズとの初コラボレーションが、本日2日放送のTBS系バラエティ番組『ネプ&ローラの爆笑まとめ!2016春』(18:55~21:48)で実現する。同番組は、昨年11月に放送し好評を博した、ネプチューンとローラがMCを務めるネタ番組『ネプ&ローラの爆笑まとめ!』の第2弾。この中で、「Hey!Say!JUMPのコンサートでちょっとしたミスが起きた時に完璧にサポートするジャニーズJr.」など、ジャニーズのマニアックなものまねで人気のジャガーズが、A.B.C-Zのメンバーとコラボレーションする。今回ネタを披露するのは、ベテラン勢から人気の若手まで総勢40組以上。TBSのネタ番組で22年ぶりにコントを披露するホンジャマカ、2016年R-1グランプリチャンピオンのハリウッドザコシショウをはじめ、コロコロチキチキペッパーズ、トレンディエンジェル、とにかく明るい安村、永野、横澤夏子らが出演する。さらに、ローラがおかずクラブとコラボし、コントを初披露するという。(C)TBS
2016年04月02日1953年に製作され、多くの人に愛され続けてきた名作『シェーン』のデジタルリマスター版が9日(土)から公開になる。本作は、大きなスクリーンで観て楽しめる、発見のある作品になっており、これまでも何度もリバイバル上映されている。その他の画像本作の舞台は、南北戦争後のアメリカ西部。悪徳牧場主に苦しめられていた一家のもとに、流れ者のシェーンがやってくる。謎めいたその男は、牧場主が率いる一味を撃退したことで、一家に招きいれられ、開拓民にも受け入れられるが、牧場主がスゴ腕の殺し屋を雇ったために事態は急変。シェーンは銃を手に牧場主の一味に戦いを挑む。本作で最も有名なのは、シェーンが馬に乗って旅立っていく背中に向かって少年が「シェーン!カンバック!」と叫ぶラストシーンだ。この場面はあまりにも有名なため、繰り返し紹介され、語られるだけでなく、“実はあのシーンではシェーンは死んでいたのでは?”という説まで出た。その前のシーンでシェーンは悪党に撃たれて負傷しており、去っていくシェーンの手は下がっている。サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーが競演した『交渉人』では、ふたりが“シェーンの生死”について激論を交わす場面も描かれた。雄大な自然を去っていくシェーンの背中、そびえる山、青い空、少年の姿は大きなスクリーンで観ることで、より深い感動が得られるはずだが、大画面で観ることで、もしかしたら“シェーンの生死”について新たな発見があるかもしれない。『シェーンデジタルリマスター版』4月9日(土) 丸の内TOEI2ほか全国順次ロードショー
2016年04月01日元ジャニーズJr.で俳優の良知真次が、一般女性と結婚したことを31日(木)、ブログで報告した。良知さんは「まだまだ未熟な僕ですが、感謝の気持ちを忘れずに、今までより一層真摯に仕事に向き合い、一生懸命努力を重ねていきたいと思います」と、結婚を機に意気込みを新たにした。ファンや友人、家族らに感謝するとともに、「これからも初心を忘れず、役者、アーティスト、エンターテイナー、そしてひとりの人間として、真摯に物事に向き合い成長できるよう精進して参ります」とつづった。良知さんは15歳からジャニーズJr.として活動開始。現・嵐のメンバーである大野智ら5人で結成されたダンスユニット・Musical Academyのメンバーとしても活動したが、2001年にジャニーズ事務所を退所。その後、劇団四季を経て現在は東宝芸能に所属。舞台を中心に活動している。(花)
2016年03月31日『ヤングエース』にて連載中の『文豪ストレイドッグス』が2016年4月6日よりTVアニメ化されるのを記念して、「Yahoo!検索きせかえテーマ」に登場した。スマートフォン版Yahoo! JAPANで『文豪ストレイドッグス』と検索すると、検索結果画面の背景や検索ボタンなどデザイン一式が『文豪ストレイドッグス』になった画面を表示。「きせかえる」のテキストリンクをタップすると設定された状態となり、常に『文豪ストレイドッグス』デザインのYahoo!検索結果画面を使用できる(無料)。また、きせかえテーマ内のバナーからコミックス『文豪ストレイドッグス』特設サイトに飛ぶと、コミックスのプロモーション動画や最新情報をチェックすることもできる。『文豪ストレイドッグス』(原作:朝霧カフカ、漫画:春河35)は、現代横浜を舞台に、中島敦、太宰治、芥川龍之介といった実在の文豪がモデルのキャラクターたちが異能力を用いて活躍するアクションバトル漫画。コミックスは現在第9巻まで発売中で、TVアニメは2016年4月6日よりTOKYO MXほかにて放送開始となる。
2016年03月31日昨年、M‐1チャンピオンに輝き、自慢(!?)の若ハゲをネタに爆進中のトレンディエンジェル。じつはイケメンなうえに美声で歌うという、ギャップも魅力の斎藤司さんは、なんと将来のビジョンが持てずにいたそう。芸人になろうと決心されるまでの間の苦労話をお聞きしました。***斎藤:もともとベースには、ジャニーズになりたいっていう気持ちがあったんです。昔から人前で面白いことをやるのは好きでしたけれど、目指していたのは、あくまで歌って踊って笑いのとれるアイドル。でも、だんだん年齢的に厳しくなってきて、大学の時に、たまたまエキストラで参加したバラエティ番組で、ああこういう世界もあるんだって知ったことから、芸人が選択肢のひとつになったんです。――でも、そこからNSCに入るまでにも、しばらくありますよね。斎藤:どうしたら芸人になれるかがわからなかったんです。とはいえ、オーディションを受ける行動力もなくて。そんな時に、外回りの営業中に目にした雑誌の広告でNSCの存在を知って、とりあえずここに入れば、道が開けるのかなと。――外回りの営業を?斎藤:求人広告の飛び込み営業をやっていたんです。門前払いされるのが当たり前みたいな日々で、マジで大変でした。その時のストレスが、この頭の原因になっていると思っています。でも、あの時が大変すぎて、簡単には芸人を辞められないなっていう気持ちで続けてこられたっていうのはあります。――では、ネタ作りを始めたのもNSCに入られてからなんですね。斎藤:そうです。求人誌の後、楽天にいたんですが、当時とてもよくしてくださっていた上司に「芸人になるんで辞めます」って言ったら…とても熱い方でしたから、「覚悟を見せるために、芸を見せろ」と言われたんです。とはいえ、当時、やれるのはえなりかずき君のモノマネくらいしかなくて、それを会議室でやるという…。――反応はいかがでした?斎藤:「よし!」とだけ。まあ、その程度のクオリティでした(笑)。――ちなみに、ジャニーズ事務所に履歴書を送ったことは…。斎藤:19歳の頃に送りました。一番モテたい時期ですよね。ちょっと遅いんですが…って、早くてもって感じでしょうけれど(笑)。――でも、昔のお写真を見るとイケメンですし、モテてたのでは?斎藤:女性と話すのが本当に苦手だったんです。当時は髪こそありますけれど…ハリボテでしたから。――ハリボテ、ですか?斎藤:中身が伴っていない状態ですね。自分に自信がないから、それが女性にも伝わっていたんだと思います。確かに、表面だけの僕を見て、「可愛い」って言ってくれる人も何人かはいましたけれど、それは本当にモテたとは言えないんで。◇今年、トレンディエンジェル初となる単独ライブ全国ツアーが開催。「TRENDY ANGELWORLD TOUR“JAPeeeeeN!!”」と銘打たれたツアーは、4/29の福岡を皮切りに、岡山、仙台、名古屋、静岡、札幌、東京、大阪の全国8か所。詳細はブログにて。また不定期に、新宿ルミネ、よしもと幕張イオンモール劇場などのライブにも出演中。◇さいとう・つかさ1979年2月15日生まれ、神奈川県出身。'05年にNSCで同期だったたかしとコンビを結成。ボケ担当。'13年にオンバト+第3代チャンピオン、'14年にTHEMANZAIで準優勝、昨年のM‐1グランプリで優勝。ソロで歌マネ番組などにも多数出演し注目を集める。※『anan』2016年4月6日号より。写真・内田紘倫インタビュー、文・望月リサ
2016年03月30日8歳の少年が交通事故で死んだ。事故加害者の夫と不倫中の派遣社員・千恵子、パン工場で働きながら少年を育てていたシングルマザーの吉乃、加害者の夫で編集者の健二、加害者で人気スタイリストの美里。事故によって、それぞれが抱えることになった喪失とかすかな光を描いた連作短編集『一瞬の雲の切れ間に』。ドキュメンタリー映画の俊英、砂田麻美さんが初めて挑戦した完全なるフィクションだ。「最初に決めたのはタイトルでした。たまたま仕事で長崎の原爆資料館に行ったとき、原爆投下の状況を説明した文章の中に<一瞬の雲の切れ間に>という言葉があって、それがすごく印象に残ったんです。ほんの一瞬の出来事で、一生背負わなければいけない罪を犯してしまったり、運命がまるきり変わってしまうような事柄に遭遇したりするんだ、と。それを軸に据えたら、語り手としてどんな人を据えたらいいのかのイメージが一気に湧いてきました」事故から数えて2年ほどの年月。その間に起きたことや、それ以前の過去を、語り手それぞれが回想する形で物語が進む。そのときに浮かび上がるのは、人間というものの善悪入り交じる複雑な多面性だ。「映像は人物に確たるキャラクターを持たせないと伝わりにくいので、多くを語らせずに観客にゆだねる表現をします。だからよけいに、“書く”ことでしかできない表現を意識しました。できるだけ裏の裏までえぐって、その人のいいところも悪いところも余すところなく書こうと」執筆は主にスタバで。1日10枚とノルマを決めてコツコツ書いた。「5枚しか書けなかったら、翌日巻き返して15枚書く。スイッチが入れば周りが見えないほど集中できる方なので、そこまでいくと、脳裏に浮かんでいるイメージを文章に変換させることができるのですが」ちなみに本作には、5人の語り手がいるのだが、そのラストに登場するのは、意外な人物だ。「事件をめぐる人間関係の枠から、少し距離がある人物を1人出そうというのは最初に決めていて、その人物が、この物語を束ねる存在になるだろうという予感はありました」サスペンスフルに展開するエンディングと、その先に見える一条の光。その完成度を、ぜひご覧あれ。◇少年の死亡事故に直接的、間接的に関わった人々の胸の内が語られる連作短編形式。後悔、懺悔、赦し、希望など千々に心乱れる人々を描く。ポプラ社1400円◇すなだ・まみ映画監督。1978年生まれ。是枝裕和監督らの監督助手を務め、初監督作品『エンディングノート』で日本映画監督協会新人賞等を受賞。それをもとに小説『音のない花火』を発表。※『anan』2016年3月23日号より。写真・岡本あゆみ(砂田さん)森山祐子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2016年03月22日恐竜アーロと少年スポットの友情を描いたディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』(全国公開中)の感動のストーリーはどのように生まれたのか。アメリカ・サンフランシスコのピクサー・アニメーション・スタジオを訪れ、ストーリー制作のために実際に使用していたストーリー・ルームで、ストーリー・スーパーバイザーのケルシー・マンに話を聞いた。ケルシーはまず、「(脚本の)メグ・ラフォーヴがシーンを書き、僕らがそれをイラストに描き起こしてストーリーボードを作るんだ。『このシーンはすばらしい。これで作ろう!』となったら、次にアニメーションに進み、それから照明へと進んでいく」とストーリー担当の役割を説明。"ブルペン"と呼んでいるというストーリー・ルームについて、「ここは特別な場所。この部屋にみんなが集まって数年間作業していたんだ」と話した。そして、「何が素晴らしいかというと、みんなが一緒の部屋にいて、映画を作っていることなんだ」と同じ空間で意見を出し合いながら作り上げていくすばらしさを熱弁し、常に情報交換ができていたことで時間短縮にもなったと告白。ピーター・ソーン監督もいつも「壁を壊そう! ここでマジックが起きるんだ。僕らが一緒に仕事をしている時に」と話していたという。また、ストーリー・アーティストたちが使用している、デジタルのボードに絵を描くことができる"シンティーク"というツールを見せ、簡単に描いたり消したり、拡大やコピーもできることを実演してくれた。そのシンティークを使って、アーロとスポットが"クリッター"と呼ばれる小動物とやりとりするシーンのストーリーを説明した時の様子も再現。キューキューと鳴るおもちゃの音をクリッターの声に見立てて、楽しくユーモアたっぷりに披露してくれた。ストーリーは何度も書き換えながら決まっていくそうで、苦労したシーンを聞くと「空飛ぶ恐竜テロダクティルスのシーン」と返答。「彼らは一体何者なのかを考えないといけなかった。僕らはさまざまなバージョンを試したんだ」と明かした。逆に、エンディングは初期にできていて、ほとんど書き直しはなかったそうだ。さらに、「せっかくストーリー・ルームにいるのだから、絵を描いてもらおう。アーロをどうやって描くか教えてあげるよ!」と言って、アーロの描き方を解説。「まずは丸を2つ」「まっすぐ線を引く」「眉毛を目の上に」「輪郭の曲線を」「最後に鼻」と丁寧に教えてくれた。(C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年03月17日ジャニーズのアイドルグループ「NEWS」の小山慶一郎と加藤シゲアキという、ジャニーズきってのインテリと称される2人をMCに迎え、現代ニッポンに怒りを抱えている若者たちと熱く向き合うテレビ史上初の“デモ・バラエティ”番組「NEWSな2人」がTBSにて4月からレギュラー放送されることが分かった。「NEWSな2人」は、昨年7月から3回に渡り深夜枠で特番として放送され、回を重ねるごとに右肩上がりの視聴率を記録。この度、4月からレギュラー化されることとなり、引き続き番組MCを、報道番組のキャスターとしても活躍中の小山さんと、ジャニーズ初の小説家としてヒット作を連発し『ピンクとグレー』が映画化された加藤さんが務める。新番組では、若者たちが現代社会に対して抱く不満や怒りに関してデモを行い、問題を解決するため、熱く、真剣に、それでいてポップに議論を展開し、最終的には解決策を見出し実践していく。デモの解決策を提案するメンバーには、前回参加した“若きクリエイター”たちをはじめ、激しい人生経験を重ねてきた幅広い年齢・職業のスペシャリストたちも参戦。若者の怒りや不安を解決していくことで、“平成維新”さながら、新たな日本の未来創生を目指す内容となるようだ。本番組では、MC陣が“新しい一面”を見せるのもひとつの見どころ。加藤さんは、本音で毒を吐く加藤シゲアキ・“ドウシゲ”という一面を見せる。「ピンクとグレー」執筆中には仕事が月に4日しかなかった…など決して楽ではないアイドル人生を送った彼が、小説家としてさらに磨かれていった斜に構えたような感性を、“毒”という形で爆発させる。ファンがショックを受けるかもしれないほどの毒を吐き、それでいてとても魅力的なドクシゲは必見だ。一方、“メディスン小山”とは、そんなドクシゲの毒を中和する「特効薬の小山慶一郎」のこと。「NEWS」のリーダーとして、持ち前の社交性を活かし様々な困難を乗り越え、ここまでグループを引っ張ってきた小山さん。そんな小山さんを、加藤さんは「社交性のオバケ」と呼ぶそう。私生活でも加藤さんから絶対的な信頼を得ている小山さんが、“メディスン小山”として“ドクシゲ”の隣りにいることで、双方の持ち味が発揮される。■小山慶一郎これだけは伝えたいんだという若者のデモを、しっかりと受け止めて解決に導きたいと思います。加藤とは、事務所に入ってから15年間2人でコンビでやってきました。この関係性も番組に反映出来たらと思います。■加藤シゲアキキャスターをしている小山と、小説を書いてきた僕だからこそできる、そんな番組作りを目指したいと思います。若者と向き合い、ときには笑え、ときには社会問題に切り込む、そんなNEWSな2人、楽しみにしていてほしいです。「NEWSな2人」は4月22日(金)24時50分よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、よしひろさんが「家族のありがたさ」を思い出し泣きしてしまったというピクサー映画『アーロと少年』です。***さすがピクサー!としかいいようのない新たな傑作の誕生よ~。ピクサーの作品って、どいつもこいつも子供向けと見せかけてオトナが大泣きする仕掛けじゃない?今回の新作『アーロと少年』もそうなの。でも、じつは冒頭10分くらいは不安でいっぱい。だって、「え?実写の合成じゃん」って思うほど超リアルな大自然の映像(もちろんこれもCG)の直後、登場するのは子どもっぽいキャラ……。うう……マジでこれ、初の駄作じゃね?って思ったほど。だけどね!10分も過ぎるとあっという間に物語に没入しちゃうの。その仕掛け、ピクサーに潜入してわかったから教えるわ!パパとママ、それに2匹のきょうだいと暮らす恐竜アーロは、家族の中で一番弱くて小さい存在。体格・パワーともに兄、姉との差が大きく、それを気にしているものの、臆病が災い。そんなアーロを見て、パパは根性試しに連れ出す。ところが、その際に、パパは水難事故に。アーロも川の激流に流され、見知らぬ土地にボッチ。そんなときに、アーロはやはりボッチの人間の少年と出会うのだけど……。このお話、じつは頓挫しかけた映画なの。クオリティ重視のピクサーだけに、ツメが甘かった初期段階にNGが出て、そこから何人も監督交代劇が。こんな難産企画、ピクサー史上初レベル。それでもこの作品が傑作に仕上がった秘訣は、なんといっても監督のおかげ。監督もアーロと同じく「みんなとは違う」という疎外感を味わってきたから、感情移入度がハンパないの!彼は韓国からアメリカに移民した両親のもとに生まれて、親が英語ネイティブじゃないことや肌の色での偏見を体感した人。でも「クリエイションの現場では自分らしくもの作りできる!」と、ピクサーでキャリアを積んできたの。その話聞いてたら、もう涙ホロホロだったわい!物語には、監督をはじめ、がんばるマイノリティから世界のボッチへのメッセージが確実に詰まっているわ。しかも、テーマは“家族という最小単位サークルの愛おしさ”を再確認するってこと。これで泣かずにどうしますか!んもー、知らなかったとはいえ、作品冒頭に不安を覚えちゃって申し訳ないっす!だから、映像美、家族の愛おしさ、けなげなアーロと少年をオトナが見ると、確実に3回はお涙おかわりする仕掛けってわけよ~。タオル持参で劇場へ!◇恐竜が生態系のトップとして進化した世界を舞台に、弱虫恐竜アーロと人間の少年との心温かな交流を描く感動物語。監督/ピーター・ソーン配給/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン3月12日より全国ロードショー。(C)2016 DISNEY/PIXAR.◇ピーター・ソーン監督1977年生まれ。ピクサー全作品の監修を担当。『カールじいさんの空飛ぶ家』(’09)などの主要おデブキャラのモデルでもある。本作で長編初監督デビュー。※『anan』2016年3月16日号より。取材、文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年03月11日『トイ・ストーリー』のウッディとバズから始まった友情の物語を受け継ぐ、ディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』。このほど、映画本編では明かされない、少年スポットの秘められた過去を描いたピクサー公認 「アーロと少年“エピソード0”」が日本のためにだけに初公開。映画通としても知られるお笑い芸人「スピードワゴン」の小沢一敬が、“エピソード0”を朗読する特別映像が解禁となった。本作は、臆病で怖がりのひとりぼっちの恐竜アーロと、怖いもの知らずの少年スポットの友情と絆を描いた冒険ストーリー。劇中では、恐竜アーロとは対照的に、小さいけれど勇敢で、過酷な大自然の中で1人逞しく生き抜いてきた少年スポットの姿が描かれている。種族も大きさも違い、性格も正反対の2人の唯一の共通点は“ひとりぼっち”。しかし、冒険の中でアーロを守ろうと強くふるまうスポットにも、本当は知られざる過去があった――。今回解禁された“エピソード0”では、スポットはなぜひとりぼっちになったのか、そして、アートと出会うまで過酷な大自然の中でいかに生きて抜いてきたのか、その理由が明かされている。本編以前のスポットの過去を描いたストーリーの制作理由について、本作の監督ピーター・ソーンは「私は日本の大ファンなので、実際、日本文化からの刺激を受けなかったら映画の製作に携わっていなかったと思います。だから『アーロと少年』の日本公開にあたり、何か特別なことをしたい、日本の観客の皆さんに、何か新しいものをお届けしたいと思い、本編では明かされていない、少年スポットの生い立ちを“エピソード0”としてお届けすることにしました」とコメント、日本のファンのために、サプライズをしたかったことを明かした。さらにその物語については、「映画本編では明かされていない物語で、とても感動的で心を動かされるものになっています。スポットは僕たちのお気に入りのキャラクターです。彼を心から愛しているから、大好きな日本の皆さんに彼のことについてもっと知ってほしいと思ったのです」と、その思いを語っている。そんな“エピソード0”の特別なストーリー開発に関わったのが、本編のストーリー・スーパーバイザ―を務めたケルシー・マン。この物語を知れば、本編でアーロとスポットという“ひとりぼっち”同士の2人が共鳴していく姿に、より深く感動できるはずだ。また今回、小沢さんは、ディズニー/ピクサーが贈るオリジナル・ストーリーの読み手として大抜擢。感動屋で独特な感性を持っている小沢さんは、まさに少年スポットの“ひとりぼっち”の寂しさに共感し「何度も読んでいるうちに泣きそうになりました。声の仕事を避けてきたボクだけど、スポットのように洞窟から出て成長しなければいけないと思った」と明かし、自身もこの朗読の体験を経て苦手だったことを乗り越え、スポットのように成長できたと告白。1人でも多くの人に聞いてほしいと意気込みを寄せている。『アーロと少年』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日隕石が地球をスルーして、恐竜たちが絶滅の逃れた世界を舞台に、臆病な恐竜と怖いもの知らずの人間の少年が大冒険を繰り広げるディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』で、長編監督デビューを飾ったピーター・ソーン監督が来日し、インタビューに応じた。体は大きいのに、臆病で甘えん坊な草食恐竜のアーロと、小さな体に勇敢さを宿し、大自然を生き抜く人間の少年スポット。何もかも正反対な二人が助け合いながら、次々と襲いかかるピンチを乗り越え、友情を育んでいく。そんな本作には2つの大きな見どころがある。実写のようなリアルさを追求し、大自然の美しさと厳しさを描く映像。そして、恐竜と人間が言葉の壁を超えて、真の“バディ”として心を通わせていく感動のストーリーだ。「アーロとスポットにとって、大自然は常に死と隣り合わせの危険な世界。だからこそ、彼らのサバイバルに真実味を持たせるために、リアリティには徹底的にこだわったよ。アメリカ北西部を中心に、リサーチにも行った。美しい景色を楽しんだのは、最初だけ。途中で足を痛めたり、川に落ちたスタッフもいたよ(笑)。冒険を通して主人公が成長する映画では、必ず“ラスボス”が登場するけど、この作品の場合、それは母なる自然なんだ」。恐竜たちが独自の進化を遂げて、言語や文明を手にした一方、進化の途中にいる人類はまだ言葉を話せない。つまり、アーロとスポットは直接言葉を交わすことができないのだ。「僕はニューヨーク育ちだけど、両親は韓国人。母は英語が堪能ではなかったけど、映画館でディズニーの『ダンボ』を見て、周りのお客さんと一緒に感動の涙を流していた。言葉を超えて、人を感動させることができるんだと知った経験が、この映画に生きているんだ」。2000年、ピクサー・アニメーション・スタジオに入社したソーン監督は、『Mr.インクレディブル』でアート、ストーリー、アニメーションの各部門を担当し、『ウォーリー』ではストーリー・アーティストを担当。『カールじいさんの空飛ぶ家』と同時上映された短編映画『晴れ ときどき くもり』で初めて監督を任され、本作で長編アニメーション監督デビュー。『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場する少年ラッセルのモデルとしても知られる。インタビューに同席した本作のプロデューサー、デニス・リームが「とても感情豊かで、優しいハートの持ち主。常に冒険心を忘れない姿勢は、ジョン・ラセターにも通じるわ。何より、スタッフに対して感謝を忘れず、愛情深い敬意を抱いている。さまざまな分野を経験し、監督になった経歴もピクサーの中では珍しい」とソーン監督をたたえると、本人は「僕が秀でているのは、スタジオで一番太っている監督ってことかな」と思わず照れ笑い。今年でピクサー・アニメーション・スタジオ創設30周年。日本では本作に加えて、人気作の続編『ファインディング・ドリー』も公開される、まさにピクサー・イヤーだ。「初めて製作に関わった作品が『ファインディング・ニモ』だから、新作はとっても楽しみ。それに、いまもスタジオでは新たな物語とキャラクターに命が吹き込まれようとしている。ピクサーならではのブレない姿勢が、素晴らしい作品を生み出し続けるはずだよ」(ソーン監督)。一方、リーム氏は「大切なのは、ピーターのような次世代の才能を育てて、仲間として支えること」とプロデューサーの視点で、スタジオの未来に期待を寄せた。草食恐竜たちが言葉を話し、畑を耕すというユニークな“進化”を遂げている設定も見どころの『アーロと少年』は、次世代監督の活躍を予感させるとともに“次の30年”に向けたピクサー・アニメーション・スタジオの進化を示す作品。アーロの足あと同様、大きな一歩なのだ。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年03月10日ディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』が今週末から公開になる前に、本作の本編映像の一部が公開になった。弱虫の恐竜アーロと、ひとりぼっちの少年スポットが心を通わせる感動的なシーンだ。その他の画像/感動の本編映像本作は巨大な隕石が地球に衝突することなく、恐竜と人間が共存している世界が舞台で、主人公の恐竜アーロは大好きな父親と優しい母親、兄弟たちと暮らしていたが、不慮の事故で父を失い、さらには激しい川に流されて自分も迷子になってしまう。自分の家に帰る方法もわからずに途方に暮れていたアーロが出会うのが、言葉が通じない人間の少年スポットだ。このほど公開になったのは、そんなふたりが夜に川べりで“家族”について語り合うシーン。ふたりは言葉が通じないが、アーロとスポットは木の枝を使って相手に自分の家族について伝え、さらにそれぞれが心に深い悲しみを抱えていることがわかる。ピクサーは単に美しいCGをつくるだけでなく、キャラクターの表情、演技、カメラ位置を考え抜くことで知られているが、このほど公開された映像は、種族も、大きさも違うアーロとスポットが心の距離を縮め、絆が深めていく過程が“言葉”を使わずに見事に表現されている。本作は大昔の地球を舞台にした大冒険も描かれているが、アーロとスポットの友情、そしてふたりが成長を遂げるために下す“決断”が映画の中心に据えられており、大人の観客の心に響く内容になっている。『アーロと少年』3月12日(土)全国ロードショー
2016年03月09日「アニメーションというのは、人生を理解し、そこから何かを学ぶことに尽きる」。ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』(3月12日公開)のピーター・ソーン監督は言い切る。また、ピクサーの監督たちはいつも「自分の人生から引き出すんだ」と話しているという。だからこそ、ピクサー映画はどれも根底に人生にとって大切なメッセージがあり、心に響くのだろう。ソーン監督に映画の道に進んだきっかけや本作の制作秘話を聞く中で、そう感じた。ニューヨークに移民した韓国人の両親のもとに生まれたソーン監督は、子供の頃に映画好きの母親に連れられよく映画館に。母親は英語がよく理解できなかったため、ソーン監督が通訳してあげていたが、中には通訳する必要のない映画があった。それが「ディズニー映画」だったという。「『ダンボ』の中に、『私の赤ちゃん、泣かないで』と歌うシーンがあるんだ。そのシーンで母は感動していたんだ。彼女は何が起きているか、すべて理解できた。ビジュアルのおかげでね」。この出来事によって言葉がなくても人を感動させられるアニメーションの素晴らしさを知り、ソーン監督がアニメーションの道に進むきっかけになった。2000年にピクサーに入社してからは、『ファインディング・ニモ』や『Mr.インクレディブル』などに関わり、『アーロと少年』で長編アニメーション監督デビュー。本作では、弱虫な恐竜アーロと勇敢な少年スポットの友情と冒険が描かれているが、監督にとっても初の長編監督は大きな冒険だったという。「最初はとても怖くて自信がほとんどなかった。でも、この映画をやることで出会った(プロデューサーの)デニス・リームや多くの人々のおかげで、この映画を通して強く成長した。それを誇りに思っている」と語る。また、本作で描かれている"さまざまな困難を乗り越え成長する"というテーマについても、監督自身の経験が生きているそうだ。「アーティストとして、両親として、息子として、僕の人生にはたくさんの恐れがあり、僕を押しとどめてきた。例えば、僕が何かの絵を描いて、だれかが『見せて』と言ってきたとすると、僕は『見せたくない。怖いから』と。また、妻が子供を産むこともとても怖かった。でも、妻や産まれてくる子供のことを愛しているから、その恐怖を乗り越えることができた。そういうことが、この映画のテーマの一つになっている。アーロはいろんなことが怖くて仕方がないけど、スポットや家族に対する愛が、恐怖を乗り越えさせてくれるんだ」と明かした。映画作りにおいても困難はつきもの。本作でもさまざまな失敗があり、それを一つ一つ乗り越えていったという。「最初、アーロはもっと年上の25歳くらいの男の子の設定だった。僕らはそのキャラクターを共感できるものにしようと努力したけど、そうしようとすればするほどストーリーがうまくいかなくなり、結局、設定を変更することになった。うまくいっていないキャラクターに固執し続けていたことが、最初の頃の大きな失敗だった。そこから、アーロが"大人になっていく物語"に変えたんです。Tレックスたちの設定も最初は一家じゃなくただの陳腐なカウボーイだったが、うまくいかなかった。そういうことはたくさんありました」と、紆余曲折を経てよりよいストーリーに仕上げていった。実際にやってみて、うまくいくものもあれば、うまくいかないものもある。だからこそ、そういうことをできるだけ早く経験することが大切なのだという。こうして初の長編映画監督という大きな仕事を終えた今、ソーン監督が次に挑戦してみたいことも聞いた。「この映画を作るのに5年以上かかった。その間に2人の子供が生まれ、娘は5歳、息子は3歳になったが、この3年間は子供と一緒にいる時間がほとんどなく、成長を見逃した感じがしているんだ。だから今は、子供たちの面倒を見てくれていた僕の妻に寄り添い、僕の人生を歩まないといけない。人生は僕にいつも教えてくれる。僕にとってアニメーションというのは、人生を理解し、そこから何かを学ぶことに尽きる。ここの監督たちはいつも『ほかの映画やアニメーションをコピーするな。自分の人生からできるだけ引き出すんだ』と言ってるんだ。だからこれから数カ月は、そういうこと(家族や人生)に集中して、それからほかのプロジェクトに手を付け始めようと思っているよ」ソーン監督が、妻や子供たちと向き合って過ごしていく中で、どんなインスピレーションが生まれるのか。次の作品も楽しみだが、まずは『アーロと少年』に込めた思いを劇場で感じ取ってほしい。■プロフィールピーター・ソーンアメリカ・ニューヨーク出身。カルアーツ(カリフォルニア芸術大学)でキャラクター・アニメーションを学び、在学中に『アイアン・ジャイアント』(99)の製作に携わる。2000年、ピクサー・アニメーション・スタジオに入社。『ファインディング・ニモ』(03)や『Mr.インクレディブル』(04)などでアートやストーリーを担当し、短編『晴れ ときどき くもり』(09)で監督デビュー。本作『アーロと少年』で初の長編映画の監督に抜てきされた。(C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年03月09日弱虫の恐竜アーロと怖いもの知らずの少年スポットの友情と冒険を描いたディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』(3月12日公開)には、『スター・ウォーズ』をはじめとする実写大作の技術が生かされているという。今作のプロデューサーであるデニス・リームは、『ハリー・ポッターと賢者の石』や『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』など、多くの実写大作を手掛けてきた人物。アメリカ・サンフランシスコのピクサー・アニメーション・スタジオを訪れ、話を聞いたところ、今回の作品において「実写映画で培った技術的経験はとても役立った」と語ってくれた。――まずはじめに、今作におけるプロデューサーとしての仕事を教えてください。基本的に、ピート(ピーター・ソーン監督)と私はパートナーなの。私は、予算やスケジュール、スタッフ、キャスティング、作曲家、全体の財政的なスケジュールや、映画の資金の部分を担当していますが、自分の仕事を特定のものとして見てはいません。私の仕事は、みんなができるだけ最高の映画を作れるように、彼らが必要とするものを入手する助けをすることだと思っています。――これまで『ハリー・ポッターと賢者の石』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』、『ミッション:インポッシブル3』など、実写の大作をたくさん手掛けられていますが、アニメーション映画にその経験に生かされていますか?『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では、役者以外のすべてのものをクリエイトしました。(監督の)ジョージ・ルーカスのアプローチは、すべてをコンピュータで作るということ。私の実写映画の経験は、エフェクトの仕事の技術面に関わることが多かったかったわ。そして、それらの経験は、アニメーションにも生かされています。――今回の『アーロと少年』においても生かされましたか?この作品は映像の美しさが重要な映画だったから、私の経験は役立ちました。ピクサーの標準以上に多くのビジュアル・エフェクトがあったんです。たくさんの複雑な水のショットがあり、容積のある雲もあった。だから、実写映画で培った技術的経験はとても役立ちました。また、ピートがストーリー作りをしている時に、彼をリアルな世界に連れ出したのは、価値あることだったわ。彼は、ワイオミング州に行って、自然の中にいるのがどういうことか、感覚的な経験を持つことができました。私たちは最終的にそういうものを作らないといけなかったんです。おそらく、私がよく撮影現場にいた経験が助けになったと思います。特にカナダの荒野でね。――今作は、言葉を持つ恐竜と、言葉を持たない少年という、とてもユニークな映画で、会話もとても少なく珍しい作品だと思います。そこに込めたメッセージを教えてください。ピートと私にとって、映画が感情的に本物だと感じられるようにすることはとても重要でした。親を失うことや恐れといったシリアスなトピックを扱っているので、真実だと感じられないといけなかったんです。人は、何かを見ている時、それが信じられるものかどうかわかるものよ。観客には、本物らしさを感じてほしかったんです。また、ピートはいつも、キャラクターが成長することを信じてほしいと考えていて、今作では、アーロが成長することを信じられるように一生懸命努力したと思います。この映画に関わっているほとんどの人にとっても、セリフが少ない映画をやっているということはとても刺激的でした。なぜなら、最近私たちが見るアニメーションは、あまりに多くのセリフがあるから。私たちにはそれは時にはノイズのように感じるんです。だから、静かで、自然を聞くような作品を作れるのはうれしいことだったんです。アメリカにはそういう映画はないんです。――日本の男の子も恐竜は大好きですが、もしかしたら女の子は好きじゃないという人もいるかもしれません。そういう子には、どのようにこの映画を薦めますか?私が一番好きなキャラクターの一つは、Tレックス家族のおてんばな姉・ラムジーなの。見た目は怖いけど同情心のある、すばらしいキャラクターです。それに、みんながスポット(少年)に恋をしてしまうと思うわ。彼は、この映画の中で、ある意味、人気をさらったと思います。きっとだれもがスポットを大好きになると思うわ。あの演技はすばらしいし、彼はとても魅力的。だから、日本の女の子たちに、スポットを好きになってほしいです。■プロフィールデニス・リームアメリカ・カリフォルニア州出身。ILM(インダストリアル・ライト&マジック)に13年間在籍し、『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)や『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)、『ミッション:インポッシブル3』(06)など多くのヒット作にたずさわる。06年、『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)のアソシエイト・プロデューサーとしてピクサー・アニメーション・スタジオに入社。『カーズ2』(11)で製作を担当し、『アーロと少年』がピクサーで2作目のプロデュース作品となる。(C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年03月07日巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作『山猫』の4Kバージョンと、『ルートヴィヒ』のデジタル修復版を上映する特集“ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~”の予告編映像が公開になった。痛んでいたフィルムを丁寧に修復/復元した映像で、息をのむような色彩、デティールで名作を楽しむことができそうだ。その他の画像/復元された映像が公開『山猫』は、シチリアの名門貴族の栄華と終焉を圧倒的なスケールで描いた作品で、2010年には、マーティン・スコセッシが設立したザ・フィルム・ファンデーションが1万2千時間をかけて褪色したフィルムを復元。今回は初の4K素材での上映になる。本作は、フェデリコ・フェリーニと繰り返しタッグを組み、『ひまわり』や『オール・ザット・ジャズ』も手がけたジュゼッペ・ロトゥンノが撮影を担当したが、このほど公開になった予告編でまず驚かされるのが、鮮やかな色彩だ。時間のかかる復元作業を経た映像は息をのむほどの美しさで、特に“赤”の表現に注目だ。さらに舞踏会のシーンの装飾やドレスなどの細部もボヤけたり、つぶれたりすることなくハッキリと描かれており、この素材がスクリーンに映し出される日を待ちわびるファンは多いのではないだろうか。18歳で即位した美しくも孤独な王ルートヴィヒII世の狂気を描いた『ルートヴィヒ』は、デジタル修復版での上映で、フィルムならではの質感を残しつつ、キズやゴミ、変色のない映像。陰影にとんだカットも美しく復元されており、重厚な映像美をじっくりと堪能できる。ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~『山猫』(1963年/イタリア=フランス)『ルートヴィヒ 完全復元版』(1973年/イタリア=フランス=西ドイツ)5月14日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年03月02日ディズニー/ピクサーがスタジオ設立30周年の記念すべき年に放つ、恐竜と少年の冒険と友情を描く最新作『アーロと少年』。このほど、3月12日(土)の公開を前に、主人公の恐竜アーロの生まれたての愛らしい姿を映し出した、思わず“守ってあげたくなる”本編映像が解禁となった。“もしも隕石が地球に衝突せず、恐竜が絶滅していなかったら?”という世界観で描かれる本作の主人公は、3姉弟の末っ子で、父親がいないと何もできない弱虫で甘えん坊の恐竜・アーロ。家族と離ればなれになってしまい、見知らぬ土地でひとりぼっちになってしまった彼を助けてくれたのは、体は小さいのに勇敢な人間の少年スポットだった。言葉も通じず、何もかも正反対な2人の共通点は、どちらも“ひとりぼっち”。いつまでも一緒にいられると思った2人だったが、運命は彼らを引き裂こうとしていた…。今回解禁された映像は、アーロがたまごから生まれる瞬間をとらえた、可愛すぎる誕生シーン。最後に1つ残ったたまごはとても大きく、パパは「きっと大きな子だぞ」と期待を寄せる。しかし中にいたのは、とても小さな赤ちゃん恐竜。何かに怯えるように震えるその子に、パパは「はじめましてアーロ。出ておいで」と優しく声をかける。愛情たっぷりの両親と、元気な姉弟のもとに迎えられた“ベビー・アーロ”のけなげで愛らしい様子は、誰しも守ってあげたくなってしまうはず。これまでもピクサー作品といえば、『モンスターズ・ユニバーシティ』のブカブカの帽子を被った“ベビー・マイク”、『Mr.インクレディブル』に登場するスーパーパワーを持つ末っ子“ジャック・ジャック”など、かわいい“ベビー・キャラクター”たちの登場が話題を集めてきたが、本作の“ベビー・アーロ”のキュートさはそれらを上回る愛らしさ!よちよち歩きで転んでしまう姿は胸キュンもので母性本能をくすぐられ、思わず応援してしまうのと同時に、これからアーロの前に立ちはだかる、自然の脅威や冒険を予感させてもいる。本作のピーター・ソーン監督は、アーロの怖がりな性格について「僕は子どものころからいつも何かを恐れていた。子どものころ、友達に絵を見せることすら怖かったし、大人になっても人生のいろんな局面で、怖さゆえに躊躇することばかりだったんだ」と、自らの実体験が元になっていることを明かす。しかし、本作の製作途中で2人の子どもの父となり、親として子どもへの“愛”を知り、怖くても愛があれば乗り越えられることを実感したという。そんな自らの経験を重ね「アーロも様々な不安や恐怖と直面するけれど、スポットからの愛や、家族への愛があるから、それに立ち向かえるんだ」と監督は語っている。恐竜と人間という種族の壁を乗り越え、冒険の中で固い絆で結ばれるアーロとスポット。ありえないコンビの2人は、果たしてずっと一緒にいられるのか?新しい世界に一歩踏み出そうとするすべての人に、勇気とエールを贈る本作の魅力が詰まった、たまらなくキュートな“ベビー・アーロ”の誕生を、まずはこちらの映像からご覧あれ。『アーロと少年』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日1989年に公開され、ロングランヒットを記録した名作『バベットの晩餐会』のデジタル・リマスター版が4月9日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開されることが決定した。その他の写真本作は19世紀後半のデンマークを舞台に、慎ましく生きる老姉妹に仕えているフランス人女性バベットが偶然に買った宝くじで大金を手に入れたことから、賞金を使って豪華なディナーをふるまう姿を描いた人間ドラマ。穏やかに過ぎていく時間、圧倒的な映像美、それぞれに過去を背負ったキャラクターたち、そして観客をクギづけにした鮮やかな調理シーン、テーブルに並ぶ料理の豪華さと美しさ……初公開時には多くの観客を魅了し、口コミで動員を拡大。リピーターも多く見られた傑作だ。世界的にも評価の高い作品で、1987年の米アカデミー賞では外国語映画賞を受賞している。今回の上映はデジタル・リマスター素材を使って行われるもので、あの美しい映像、深い人間ドラマ、魅力的な料理がズラリと並ぶ晩餐会を、再びスクリーンで堪能できる。『バベットの晩餐会 デジタル・リマスター版』4月9日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年02月15日怖がりで弱虫な恐竜アーロと、小さいけれど勇敢な少年スポット。言葉が通じない2人が出会い、ともに冒険を繰り広げるディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』から、その日本版エンドソングに決定した「Kiroro」の「Best Friend ~Mother Earth Version~」に彩られたミュージック予告が解禁となった。本作の舞台は、“もしも、隕石が地球にぶつからず、絶滅をまぬがれた恐竜たちが文明と言葉を持つようになったとしたら…?”という世界。主人公の恐竜アーロは家族と離れ離れになってしまい、ひとりぼっち。そんなときに出会ったのが、“まだ言葉を持たない”人間の少年スポットで、アーロはスポットとともにさまざま困難を乗り越えていく。今回解禁となったミュージック予告では、名曲「Best Friend」に乗せて、恐竜アーロと人間の少年スポット、2人の友情の軌跡が描かれている。ある日、アーロは最愛のお父さんを失い、さらに川に流され家族と離れ離れに。そんなアーロを助けてくれたのが、スポットだった。当初は言葉が通じず、なかなか互いのことが理解できない2人だったが、家族の元へ帰る冒険の中で一緒に多くの困難を乗り越えていくうち、互いにとって初めてのかけがえのない友だちになっていることに気づく。その2人の関係性は、「あなたの笑顔に何度助けられただろう。ありがとう。ありがとう。Best Friend」という曲の歌詞にも凝縮されている。この「Kiroro」が歌う新録音の「Best Friend~Mother Earth Version~」は、本作で描かれる雄大な自然風景と感動的なストーリーによりマッチするよう、ピクサー監修の下、オリジナル曲に壮大なオーケストラの演奏でアレンジを加えて完成した。ピーター・ソーン監督も、「この曲は、本作の感動的なテーマである“真の友情を見つけ出し、大切に育むこと”に完璧にマッチしているばかりか、主人公アーロと少年スポットの関係を思い起こさせてくれます」と手放しで絶賛を贈るほど。また、本ミュージック予告には台詞が一切出てこないが、大切な友情について歌い上げる「Best Friend」と本編映像が合わさることで、言葉がなくても2人が次第に友情を育んでいく様子が伝わってくる。これは本作において、「言葉の壁を超えて感動を生み出すアニメーション」を志したソーン監督の思いとも通じている。実は、本作で初めて長編アニメーション作品の監督を務める彼が、アニメーションの世界に飛び込んだきっかけは、母親との大切な思い出だったという。彼の両親は韓国人で、よく母親と一緒に映画を観に行っていたが、彼女は英語が堪能ではないため映画のあまり内容を理解できず、監督は母親と笑いや感動を共有できなかった。だが、ある日『ダンボ』を観に行くと、ダンボが檻に入れられた母に会いに来たシーンで、台詞が一切ない中、「私の赤ちゃん」という曲が流れたとき、監督の母親も周りの人と感動を共有して涙を流していたというのだ。そんな姿を見て、言葉が分からなくても、映像や音楽で心を動かすアニメーションの素晴らしさに気づいたというソーン監督。本作でも、“言葉を超えた感動”を描くべく、シンプルなストーリーと圧倒的な映像美、そしてエモーショナルで印象的な音楽にこだわりを見せている。『アーロと少年』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日JR東京駅では1月12日~2月26日、JR東日本主催の「JR東日本 帰って来たぞ! 我らのウルトラマンスタンプラリー」を開催する。それと連動し、駅構内のレストランゾーン「グランルーフ」「グランルーフフロント」(東京都千代田区)には、巨大・激辛といった並外れたグルメが集結した「ウルトラメニュー大集合」が行われる。このほど行われた試食会で、メニューの一部を試食してきた。○全高40cm、重さ500gの巨大ハンバーガー!「HAMBURG WORKS」には、全高40cm重さ500gの「ウルトラタワーバーガー」(税込4,600円)が登場。同店自慢の「ワークスバーガー」が3重になり、全トッピングとベーコンが挟まっている。中心に芯棒がささっているので、そこから少しずつ引き抜いて食べる。A4、A5ランクの黒毛和牛のみを使用した手ごねハンバーグは、肉汁があふれでるジューシーな味わい。3~4人でシェアするとちょうどよいそうだ。提供時間は、15時以降。○いくらがこぼれ落ちる海鮮太巻き「築地 寿司清」には、「ウルトラ太巻き」(税込3,240円)が登場する。ごはんには魚卵が混ぜ込まれており、中心には卵焼きが巻かれている。さらにこぼれ落ちるほどいくらが乗せられていて、ぜいたくな一品だ。○全長20cmの鶏天がそびえ立つ天丼巨大な鶏天3本を使用したのは、「鳥元」の「ウルトラ鶏天丼」(税込1,000円)。栄養価の高い鶏胸肉を使用し、キャベツと一緒に盛り付けてある。提供時間は10時~16時。○丸々揚げられた約30cmの大穴子天ぷら「天ぷら 天喜代」では、全長約30cmの「ウルトラ大穴子天ぷら(一本揚げ)」(税込1,300円)を販売。大穴子を豪快に天ぷらにし、表面に黒こしょうをまぶしている。○1.5人前のボリューム! 極厚に切られた芯たん定食皿にどっさりと牛たんが乗った「ウルトラ極厚芯たん定食(1.5人前)」(税込2,730円)は、「伊達の牛たん本舗」で提供されている。牛たんの中でも柔らかい「芯たん」を通常より3切れ多く用意。麦ご飯のお代わりが自由なのもうれしい点だ。○老舗の割り下で味付けられた黒毛和牛の牛丼「浅草今半」の「ウルトラ百年牛丼」(税込2,700円)は、うまさとボリュームを兼ねそなえたハイブリッドな牛丼。特製の割り下で味付けした大判の黒毛和牛をたっぷりと味わえる。提供時間は、10時~17時。○丼をチャーシューが埋め尽くす3人前のラーメン「神座飲茶樓」に登場するのは、白菜がどっさりと乗った「ウルトララーメン」(税込1,580円)。通常の3倍の大きさなので、丼の迫力は満点だ。またこの店では、下の具材が見えないくらいチャーシューを敷き詰めた「ウルトラチャーシューメン」(税込1,580円)も提供。量は普段の「チャーシューメン」の2倍で、モモ肉とバラ肉の2種類をたっぷりと味わえる。○山形県産のそば粉を使用した香り豊かなそば「YAMAGATAYA DINING 山形酒菜一」では、「ウルトラ盛りそば」(税込1,200円)を用意。山形県産のそば粉「出羽かおり」を使用したそばは、通常の2倍の量になっている。○海の幸と山の幸が入った具沢山パエリア「VOLPUTAS OLIVEOIL DINING TOKYO」の「ウルトラ MIX パエリア(ジャンバラヤ風)」(税込2,380円)は、赤エビやチキン、チョリソーなどバラエティー豊かな具だくさんパエリアに仕上げられている。提供時間は、月~金17時以降、土日祝11時以降。○おにぎらずも唐揚げもウルトラな量に!「東京 米 BARU 竹若」の「ウルトラバクダンおにぎらず」(税込520円)は、通常130gの米を400gに増やしている。さけやいくら、めんたいこなどの魚介類をぎっしりと挟んだ。また、同店の唐揚げもウルトラなボリュームに。「ウルトラメガ盛り唐揚げ」(税込885円)は、通常の3倍である約450gに増量された。どちらも提供時間は、16時~22時。○北海道産山わさびをおろした丼「北海道バル海」で提供するのは、北海道産山わさびが主役の「ウルトラ山わさび丼」(税別750円)。ご飯の上に浅漬けを盛り、その上におろしたての山ワサビをたっぷりと乗せている。ツンとした辛味の後に感じる、爽やかなわさびの香りがクセになりそうだ。また同店では、香ばしく焼かれた豚肉が丼からはみ出している「ウルトラ豚丼」(税別1,100円)も販売する。○ギョーザを6つ包んだ巨大カルツォーネワインバー「ACORN(エイコーン)」は、皿の半分を埋める巨大な「ウルトラギョーザのカルツォーネ」(税込1,200円)を用意した。カルツォーネの中には、6つのギョーザがチーズ、チリソースと一緒に包まれている。サルサソースをかけてピリッとさせると、いいワインのつまみになりそうだ。提供時間は、15時以降。○ドリンクもウルトラビッグなサイズに!「ワイン食堂 旅する子ブタ」(税込780円)には、2.5倍の大きさの「ウルトラ メガ ドリンク」(税込780円)が登場。ドリンクは「オレンジ」「グレープフルーツ」「ジンジャーエール」「コーラ」「ウーロン茶」から選ぶことができる。○激辛「カエンペッパー」を使ったアラビアータ「MAISON DE LOBROS BUFFET & DESSERT」では、「ウルトラ辛い」メニュー「冬熱くなれ! ウルトラ辛い十勝ハーブ牛入りアラビアータソースの手打ちパスタ」(税込1,706円)を提供。ソースに「カエンペッパー」という乾燥唐辛子の実を使用し、インパクトのあるうま味を生み出したという。一口食べると、10秒程度で汗が吹き出てくる辛さだ。提供時間は、17時~22時。○カキのうまみが唐辛子とマッチしたアヒージョ地中海をイメージしたシーフードバル「Gigas Seafood Bar」では、「カキのウルトラホットアヒージョ」(税別980円)を販売。通常よりも唐辛子の量を増やし、じわじわと辛さがくるアヒージョに仕立てた。提供時間は17時以降。○"ウルトラヘルシー"なうなぎ御膳一風変わったメニューを提供するのは、「築地 味の浜藤 醍醐味」。「ウルトラまごはやさしい御膳(うなぎ蒲焼御膳)」(税込3,220円)は、同イベント唯一の「ウルトラヘルシー」メニューで、脂がたっぷりとのったうなぎを食べられる。「豆類」「胡麻」「わかめなどの海藻類」「野菜類」「キノコ類」をバランスよく摂取できる定食に仕上げたとのこと。各店でウルトラメニューを購入すると、「ウルトラ6兄弟オリジナルめんこ(全3種類)」がもらえる。普段あまり見ないグルメが数多く登場する、ウルトラメニュー大集合。あなたはどの"ウルトラ"に挑戦する?
2016年01月09日こんにちは。ライターの和です。今回は16歳高校生の方からの質問に答えさせていただきます。「私は今、ある相手に片思いをしています。その相手がジャニーズJr.の1人なんです。自分では少しでも多くコンサートに行ったり、おしゃれやメイクしたり下手だけど自分なりに頑張ったりしています。でも、やっぱり難しいですか?こんなにも好きで好きでたまらない恋をしたのははじめてなんです。絶対に諦めたくありません。何度も現実的な恋をした方がいいのか考えました。でも考えれば考えるほど胸が締め付けられて彼がいい。彼しか好きになれないって思ってしまいます。どうしたらいいでしょうか?やっぱり叶いませんか?毎日辛いです。回答お待ちしています。」アイドルって歌は上手だし、ダンスも踊れるし、何よりカッコいいですよね。『世界中の男性の中でアイドルが一番好き!』という人は案外多いのではないでしょうか?相談者様のお悩みについて、一緒に考えてみましょう!■アイドルとの恋は難しいまず単刀直入に言ってしまいますが、アイドルへの恋は叶わないと思っていた方が良いでしょう。アイドルは夢を売る仕事であって、現実世界とは異なるものがあります。あくまでファンにとっては現実逃避の世界なんです。そこに本気の愛を持って行ってしまうと、どんどんのめり込んでいって取り返しのつかないことになってしまいます。きちんと自分の中で一線を引くようにしましょう。■現実に問題になっていることはたくさんある今のようにコンサートへ行って彼を応援することは、すごく素敵なことです。しかし現実にアイドルとプライベートでも交流を持とうとし、問題になっていることも多々あります。ジャニーズではそういう人たちを『ヤラカシ』と呼んでいたりしますよね。彼を好きだと思うあまり、彼に迷惑をかけてしまうのであればそれは本当のファンとは言えません。相談者様も叶わない恋だと分かっているからこそ、『毎日辛い』と感じるのでしょう。彼の活躍を見守ることも、一つの愛の形といえるのではないでしょうか。■同年代の男子とも積極的に交流をアイドルと比べると周りの男子は『なんか子どもっぽいな・・・』と感じることもあるかもしれません。ですが実際にアイドルがどのような性格なのかは分かりませんよね。彼のことが好きなのは、あくまでテレビやコンサート越しにいる『アイドルの顔をした』彼なのです。それに現実的な恋だからこそ、幸せなことだってたくさんあるはず。アイドルは別で応援し、同年代の男子とも積極的に交流をはかるようにしていきましょう。■おわりにもちろんアイドルを応援することは良いことです。ただし行き過ぎた行動はNG。コンサートに行ったり、ファンレターを書いたりするなどの節度のあるファンを目指しましょう。きっと彼らは『いつまでもファンでいてくれること』が何よりも嬉しいはず。アイドル一色の生活になるのではなく、自分の趣味としてファンを続けて行けるようにしましょう。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月31日「関ジャニ∞」、「ジャニーズWEST」に続く関西発のネクストジェネレーションとして熱い注目を集めている「関西ジャニーズJr.」と、松竹とのコラボ企画第3弾映画『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』の公開が決定!12月24日のクリスマスイブに大阪松竹座にて発表記者会見が行われ、西畑大吾、向井康二、大西流星、赤名竜乃介、浜中文一、室龍太がそれぞれに本作への思いを明かした。チーム結成5年目を迎えながら、いまひとつ人気の出ない地元アイドルグループ「小姓ズ」。ある日、市の広報課から、1か月後の5周年記念ライブを満員にできなければ解散、と言い渡される。慌てた彼らは、いま流行っているものに乗っかろうと、訳も分からずミュージカルに挑むことに!どんな状況であれ歌って踊ればとりあえずミュージカルになるってことなんやない?と「とりあえずなミュージカル」を始めた彼らだったが、話題になったのも最初だけ。技術が伴わない彼らのパフォーマンスは次第に飽きられていく。遂にはメンバーも仲たがいし始めて…。果たして彼らはライブを満員にすることは出来るのか?今回、『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』、『忍ジャニ参上!未来への戦い』に次ぐ松竹とのコラボ映画企画の第3弾が決定した「関西ジャニーズJr.」。本作には、映画初主演の西畑大吾をはじめ、映画初出演の赤名竜乃介、『忍ジャニ参上!』に続く出演となる向井康二、大西流星、『京都太秦行進曲!』以来の出演となる浜中文一や室龍太、藤原丈一郎、大橋和也、草間リチャード敬太ら関西ジャニーズJr.の人気メンバーが集結。さらに、「人志松本のすべらない話」でも人気の芸人・兵動大樹や、NHK連続テレビ小説「あさが来た」にも出演中の新星・野々すみ花、シリアスな役からコミカルな役まで幅広い演技を見せる本田博太郎らが脇を固め、同じジャニーズ事務所から中山優馬が友情出演することでも大きな話題となっている。取材会では、みな一様に緊張した面持ちで登壇。西畑さんは「皆さまクリスマスイブだというのに本日はお集まりいただきありがとうございます!いち早くここで発表できることを大変うれしく思います。安心して言えてよかったです…。すみません!緊張してます!(笑)」、向井さんも「撮っているときからずっと言いたくて仕方なかったので、こうして言えて本当に心の底から安心しています。僕も緊張しています(笑)」と明かし、浜中さんが「全員緊張してるやん!」とツッコミを入れ、会場から爆笑をとっていた。本作について聞かれると、大西さんは「今回出させていただいて、撮影スパンは短かったですが、とても有意義でした。みなさんとお話したり、アドバイスをいただいたりと本当に勉強になりました。8月には『少年たち』という舞台に出させていただいたので、そこで得た演技の経験も含め、いろいろ僕の中のものを発揮できたな、と思っています。公開が待ち遠しいです」と自身の成長に自信を覗かせた。映画初出演となる赤名さんは「期待もありましたが、同時に緊張や不安も大きかったです。そんなとき先輩方が優しく話しかけて柔らかい空気を作ってくださり、楽しく撮影を終えられました。こうして皆さんに発表できるいまの気持ちを一言にすると『ときめいています』。ありがとうございます」と胸の内をコメント。西畑さんは「一番うれしかったのはいまの関西ジャニーズJr.で一つの作品が作れたということです。そして、スタッフさんをはじめいろんな人に出会うことができた、このことは僕にとっての宝です。そして個人的なことを申し上げますと、茶髪にできたということが嬉しかったです!」と喜びを表現。シリーズ3作目の出演となる向井さんは「もう一度出られる、という喜びがおおきかったですね。とあるスタッフさんからは『またお前出るのかよ!』とツッコミを入れられるんですが(笑)。でも俺はしつこく勝手に出ますよ!4作目が出来る場合でも俺はいますよ!何と言われようと(笑)!」と次回作への意欲も語った。また本作の主題歌には、「関西ジャニーズJr.」の新曲「Dream Catcher」が起用されていることについて、向井さんは「関西ジャニーズJr.として新曲をもらったのが初めてで、とにかくうれしかったですが、もっと曲を増やしていきたいと思いましたね。これは映画の曲ということで、映画のストーリーによく合った歌詞なのですが、違うところであっても多くの人に響く歌詞だと思うので、いずれ『ミュージックステーション』で歌いたいですね」とアピールした。最後に、「映画好きの人たちに観ていただいて、感想をいただきたいですね!」(浜中さん)、「僕たちのことを知らない人たちにも是非、観ていただきたい」(向井さん)、「老若男女問わず観ていただきたい」(室さん)、「憧れの先輩である嵐さんと共演したい」(西畑さん)などそれぞれに本作への思いを語った。『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』は2016年4月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日ジャニーズWESTの重岡大毅が、俳優・阿部サダヲが主演を務める江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年5月14日公開)に出演することが24日、発表された。重岡が時代劇映画に出演するのは、3度目となる。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。メガホンを取るのは、『白ゆき姫殺人事件』(14年)、『予告犯』(15年)などで知られる中村義洋監督。阿部や町で1番のキレ者・菅原屋篤平治役の瑛太、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木聡らも出演する。重岡が務めるのは、十三郎の息子・音右衛門役。幼い頃に母を亡くし、父と妹の3人暮らしの中、家業の造り酒屋を支えてきたしっかり者で、家のことよりも宿場町を救いたいと私財を投げ打つ父に激しく反発する子を演じる。重岡はこれまで、『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』(13年)、『忍ジャニ参上!未来への戦い』(14年)と2作の時代劇映画に出演してきた。「豪華俳優陣、スタッフ、そして中村監督と共に、この作品に携われた事をうれしく思います」と歓喜する重岡は、同作を「現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、すてきな作品」と表現。「精いっぱい、たくさんの人に支えられながら演じました」と報告し、「ぜひ劇場でご覧になって、たくさん笑って、そのぬくもりを肌で感じてください!」と呼びかけた。一方の中村監督は、そんな重岡演じる音右衛門を「重岡くんが演じたのは、嫌~なヤツ」とした上で、「でも重岡くん本人はいじられ上手の、本当にいいヤツで、こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりました」と告白。しかし、それも杞憂(きゆう)だったようで、「カメラが回ると、実に、ものすご~く、嫌なヤツになるんです」と演技力を認める。さらに、「重岡くんファンも重岡くんを嫌いになるに違いないな、と思いました」と感じつつも、「そんな嫌なヤツも変わるわけで…そこに一縷(いちる)の望みをかけて、『嫌なヤツ・重岡くん』を見てもらえればうれしいな」とアピールしている。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年12月24日2016年4月より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、梶井基次郎(cv. 羽多野渉)、樋口一葉(cv. 瀬戸麻沙美)、泉鏡花(cv. 諸星すみれ)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■梶井基次郎 (cv. 羽多野渉) 能力名:檸檬爆弾(レモネード)ポート・マフィアの構成員。丸善ビル爆破事件で指名手配されている爆弾魔。「死」を「究極の科学」と豪語する狂科学者である。■樋口一葉 (cv. 瀬戸麻沙美)利発で、パンツスタイルの美しい女性。ポート・マフィアの首領直轄の遊撃隊に属し、武闘組織「黒蜥蜴」を動かす権限を持つ。上司である芥川を「先輩」と呼び、慕っている。■泉鏡花 (cv. 諸星すみれ) 能力名:夜叉白雪おとなしい和装の少女。だが、その正体はポート・マフィアの構成員。殺戮の異能を持ち、組織に拾われて暗殺者として育てられた。なお、12月25日には中原中也のビジュアルが公開予定となっている。○「Anime Japan 2016」内にて『文豪ストレイドッグス』のスペシャルステージが決定2016年3月26日(土)、27日(日)に東京ビッグサイトにて開催される「Anime Japan 2016」のイベント会場内にて、『文豪ストレイドッグス』のステージイベントが決定。開催日は27日(日)で、中島敦役の上村祐翔や太宰治役の宮野真守らが出演予定となっている。ステージ観覧などの詳細は、「AnimeJapan2016」公式サイトをチェックしてほしい。○『文豪ストレイドッグス』×「FITS」のコラボフレグランスが12月22日より世界最速先行受注開始『文豪ストレイドッグス』×「FITS」の完全限定生産コラボフレグランスが12月22日(火)よりAmazonにて世界最速受注を開始しているので、こちらも注目しておきたい。■コラボフレグランス第1弾「中島敦」フレッシュなグリーンアップルとペア、キウイがみずみずしく、ミドルの花々が広がる華やかで柔らかいフルーティー調の香り。それと同時に中島敦のようなしっかりとした骨格も併せ持ち、お人好しで優しくも、意志を感じる一面を表現した香り。■コラボフレグランス第1弾「太宰治」アップルやレモンがはじけ、トップノートからは明るい印象を受けるが、次第に落ち着きある甘さが広がり、ラストの印象を残したままいつの間にか消えている。太宰治のようなつかみどころのないミステリアスな一面を表現した香り。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月22日2016年放送予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』だが、その放送開始が2016年4月に決定! さらに与謝野晶子(cv. 嶋村侑)、谷崎ナオミ(cv. 小見川千明)、福沢諭吉(cv. 小山力也)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■与謝野晶子 (cv. 嶋村侑) 能力名:君死給勿異能力集団「武装探偵社」の一員でボブヘアーがモダンな女傑。荒事ばかりの探偵社に無くてはならない優秀な専属医だが、社員は皆、その手に掛かることを恐れている。彼女の前で女性を軽んじた前時代的な発言をすることはお勧めしない。■谷崎ナオミ (cv. 小見川千明)長い黒髪をたなびかせた、セーラー服の美しい少女。■福沢諭吉 (cv. 小山力也) 能力名:人上人不造ならず者どもを束ねる、「武装探偵社」の社長。なかなか表に出てくることはないが、ここぞというときには昂然と指揮をとる。威厳ある人格者で、不真面目な乱歩も諭吉の命令とあれば腰を上げるようだ。なお、今後12月22日に梶井基次郎、樋口一葉、泉鏡花、12月25日に中原中也のビジュアルなどが公開される予定となっている。また、『文豪ストレイドッグス』と「FITS」のフレグランスコラボレーション企画も進行中となっているので、あわせてチェックしておきたい。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月17日毎年大晦日に行われるジャニーズ事務所のアーティストによる年越しライブイベントを、フジテレビにて独占生中継する「ジャニーズカウントダウン2015-2016」。2009年以来に「嵐」が出演し司会を務めることで話題を呼ぶ本公演の出場者が発表!近藤真彦をはじめ大先輩から「ジャニーズWEST」ら若手までジャニーズファミリーが勢ぞろいすることが分かった。1998年に中継がスタートした「ジャニーズカウントダウン」は今回の放送で17回目を迎える。目玉企画として、来年デビュー20年目に突入する「KinKi Kids」の“スペシャルメドレー”企画や、番組史上初めて視聴者リクエスト企画を実施。こちらは、視聴者から「あなたの聴きたい曲」そして「見てみたい2ショット」のリクエストを募集し、その結果を番組内で発表するという、まさに視聴者の夢が叶うスペシャルな企画だ。この度発表された出場アーティストは、近藤真彦、東山紀之、「TOKIO」、「KinKi Kids」、「タッキー&翼」、「NEWS」、「関ジャニ∞」、「KAT-TUN」、「Kis-My-Ft2」、「Sexy Zone」、「A.B.C-Z」、中山優馬、「ジャニーズWEST」。加えて「Hey! Say! JUMP」が、同日、京セラドームにて開催する単独カウントダウンライブから中継で参加するという。先日、「KAT-TUN」の田口淳之介が同グループから2016年春に脱退し、ジャニーズ事務所を退所することを発表しており、今回が最後の「ジャニーズカウントダウン」になるのだろうかと、ファンの間では大きな注目を集めている本公演の生中継。年越しならではのスペシャルな企画を楽しつつ、ジャニーズファミリーとの華やかな大晦日を過ごしてみてはいかが?「ジャニーズカウントダウン2015-2016」は12月31日(木)23時45分から24時45分まで放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月03日2016年より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、国木田独歩(cv. 細谷佳正)、江戸川乱歩(cv. 神谷浩史)、谷崎潤一郎(cv. 豊永利行)、宮沢賢治(cv. 花倉洸幸)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■国木田独歩 (cv. 細谷佳正) 能力名:独歩吟客異能力集団「武装探偵社」の一員。表紙に「理想」としたためた手帳を携行し、そこに記した内容を人生の道標としている。四角四面な堅物でスケジュールが狂うことを何よりも厭うが、自由人の太宰を相棒とするため苦労が絶えない。■江戸川乱歩 (cv. 神谷浩史) 能力名:超推理異能力集団「武装探偵社」の一員で名探偵。同僚たちからも一目置かれる鋭い観察眼を持ち、警察から依頼された難事件を解決に導いている名探偵。自信家で、ふてぶてしく子供っぽい言動が目立つ。座右の銘は「僕がよければすべてよし」。■谷崎潤一郎 (cv. 豊永利行)前髪をピンで留め、ダボダボのシャツを着た軟派そうな青年。■宮沢賢治 (cv. 花倉洸幸) 能力名:雨ニモマケズ異能力集団「武装探偵社」の一員。社長のスカウトを受けるまで、電気も通っていない田舎で暮らしていた。疑うことを知らず、どんな相手とも話せば分かり合えると考えている。街の"さまざまな人"から「賢ちゃん」と呼ばれ交友が広い。TVアニメ『文豪ストレイドッグス』は2016年放送予定。そのほか詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年11月30日月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」でイケメンなお坊さんを熱演中の山下智久と、ジャニーズJr.の長妻怜央が、「痛快TVスカッとジャパン」の「神対応スカッと」のコーナーに出演し、神対応をみせるイケメンを演じることが分かった。山下さんが同番組のショートドラマに出演するのは初めてのことだという。「痛快TVスカッとジャパン」は、豪華なゲストがショートドラマに登場し、悪役や正義のヒーロー(ヒロイン)を演じることで話題のバラエティ番組。放送開始以来視聴率は右肩上がりで、10月の放送では13.8%を獲得!さらに、番組から生まれたキャラクターも人気を博しており、中でも、ドラマ「昼顔」で吉瀬美智子の嫌な夫役で強烈な印象を残した俳優・木下ほうかが演じる「イヤミ課長」は、決めゼリフ「はい、論破」が2015年の流行語大賞にノミネートされるという偉業を成し遂げた。同番組にはこれまで、「Kis-My-Ft2」の北山宏光や玉森裕太、「Sexy Zone」中島健人、「Hey! Say! Jump!」中島裕翔などジャニーズ事務所からもメンバーが多数出演。山下さんも以前スタジオゲストとして出演し、長妻さんは、「胸キュンスカッと」のコーナーに登場し大反響を得た。今回、山下さんと長妻さんが登場する「神対応スカッと」コーナーは、身の回りの「ムカッと」する人たちを、イケメンがイケメンにしかできない対応で「スカッと」させるところが、女性陣を中心に大人気のコーナー。過去には、福士蒼汰や大東駿介、風間トオルなどイケメン俳優たちが登場し、神対応をするイケメンを演じてきた。山下さんは「神対応スカッと・ドッグラン編」に登場。ドッグランでの「ムカッと」する出来事を、世の中の女性を「クラッと」させてしまうような対応で解決するという。長妻さんは、レストランの店員に扮し、迷惑なお客さんを撃退する「神対応スカッと・レストラン編」に登場する。2人が登場する同番組放送日には、月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」がいよいよ最終回を迎える。山下さん演じる。星川高嶺の恋の行方はどうなるのか…!?合わせて楽しみに待ちたい。山下さん&長妻さんが登場する「痛快TVスカッとジャパン」は12月14日(月)19時57分より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日