2016年3月30日 20:00
トレエン斎藤司「ジャニーズになりたかった」芸人までの激動の人生
昨年、M‐1チャンピオンに輝き、自慢(!?)の若ハゲをネタに爆進中のトレンディエンジェル。
じつはイケメンなうえに美声で歌うという、ギャップも魅力の斎藤司さんは、なんと将来のビジョンが持てずにいたそう。芸人になろうと決心されるまでの間の苦労話をお聞きしました。
***
斎藤:もともとベースには、ジャニーズになりたいっていう気持ちがあったんです。昔から人前で面白いことをやるのは好きでしたけれど、目指していたのは、あくまで歌って踊って笑いのとれるアイドル。
でも、だんだん年齢的に厳しくなってきて、大学の時に、たまたまエキストラで参加したバラエティ番組で、ああこういう世界もあるんだって知ったことから、芸人が選択肢のひとつになったんです。
――でも、そこからNSCに入るまでにも、しばらくありますよね。
斎藤:どうしたら芸人になれるかがわからなかったんです。とはいえ、オーディションを受ける行動力もなくて。そんな時に、外回りの営業中に目にした雑誌の広告でNSCの存在を知って、とりあえずここに入れば、道が開けるのかなと。
――外回りの営業を?
斎藤:求人広告の飛び込み営業をやっていたんです。