現在大ヒット上映中の新海誠最新作『君の名は。』。この度、10月25日(火)まで韓国・プチョン(富川)で開催されていた「第18回プチョン国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門にて、優秀賞(Special Distinction Prize)と観客賞(Audiences Prize)をW受賞したことが分かった。本作は、8月26日(金)に公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心震わせる感動の物語が話題となり、10~20代にとどまらず幅広い世代が劇場に殺到。連日様々なメディアに特集が取り上げられ、ブームを超えたまさに社会現象へ。そして、今月23日(日)までの59日間では、動員数1,260万、興行収入は164億円を突破。週末映画ランキングは驚異のV9を達成している(10月24日時点)。今年で18回目になる「プチョン国際アニメーション映画祭」は、芸術的に優れたアニメを発掘し、その深い魅力を世の中に見せるアジア最高のコンペティションを有するアニメ映画祭。今年は長編作品としてニュージーランド、フランス、韓国、スイス、スペイン、カナダなどの作品がノミネートされており、その中から本作が二冠を達成。同部門で優秀賞と観客賞をダブル受賞するのは初とのことだ。これを受けて新海監督は「2つも賞をいただきありがとうございます。韓国の皆さんの『君の名は。』への熱を改めて感じる機会となりました。この度、このような賞をいただけて大変嬉しく思います」とコメントを寄せている。先日世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」でAnima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞し、すでに世界89の国と地域で海外配給が決定している本作。世界からも注目を集める中、今月21日(金)より海外初の劇場公開となった台湾では、全台湾で46スクリーンで上映(内、台北は18スクリーン)。台北での公開週末3日間の興行収入ランキングでは1位を記録し、好スタートを切っている。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月26日2016年10月22日、23日の全国映画動員ランキングは、公開9週目の『君の名は。』(全国343館)が首位を守った。その他の画像/動員ランキング初登場2位は、シリーズ完結編となる『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(全国185館)。山田孝之演じるウシジマの現在と中学時代を交錯させながら、“ウシジマくん”こと丑嶋馨の過去に迫る本作には、彼の元同級生役で永山絢斗、最大の宿敵・鰐戸一役で安藤政信が出演する。3位は先週2位の『何者』(全国297館)。初登場4位は『スター・トレック BEYOND』(全国276館)、初登場5位には『金メダル男』(全国210館)が入った。次週は『インフェルノ』『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』『コンカッション』『ザ・ギフト』『デスノート Light up the NEW world』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』『湯を沸かすほどの熱い愛』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』3位『何者』4位『スター・トレック BEYOND』5位『金メダル男』6位『ジェイソン・ボーン』7位『HiGH&LOW THE RED RAIN』8位『映画 聲の形』9位『ハドソン川の奇跡』10位『GANTZ:O』
2016年10月24日現在大ヒット公開中の新海誠監督最新作『君の名は。』。この度、10月16日(日)までの公開52日間で、観客動員1,184万人、興行収入154億円を突破したことが分かった。『君の名は。』は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで描き出した作品だ。キャストには、神木隆之介、上白石萌音をはじめ、長澤まさみ、市原悦子、成田凌ら俳優陣を始め、悠木碧、島崎信長、石川界人ら人気声優陣も出演する。8月26日に公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーが話題となり、若い世代にとどまらず幅広い世代が劇場に殺到し、公開3日間で観客動員95万人、興行収入は12億円を記録した『君の名は。』。連日様々なメディアで特集が取り上げられるなど、ブームを超えて社会現象化している。そんな中、さらに“新海ワールド”に魅了され、何度も劇場に詰めかけるリピーターが続出中で、未だその勢いは衰えず、この度公開52日間で動員数が1184万2,864人、興行収入が15,414,488,300円を記録し、週末映画ランキングでは8週連続首位を達成した(10月17日現在※興行通信社調べ)。10月9日には「釜山国際映画祭」ガラ・プレゼンテーション部門に正式出品され、韓国でも大熱狂と拍手喝采に包まれた上映となった本作。また、「第60回BFIロンドン映画祭」では、長編アニメーション映画として国内外問わず史上初、公式コンペ「Official Competition」にノミネート。さらに、10月16日には「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」にて、Anima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞する快挙も達成し、日本だけにとどまらず、海外にもその名を轟かせた。すでに世界89の国と地域での配給が決まっており、今後は台湾の10月21日公開を皮切りに、香港、イギリス、韓国と各国で順次公開。引き続き、海外の人たちの反応も楽しみだ。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月17日2016年10月15日、16日の全国映画動員ランキングは、公開8週目に入った『君の名は。』(全国344館)が首位を守った。10月16日までの公開52日間で累計は、動員1184万2864人、興収は154億1448万8300円を記録している。また本作は世界89の国と地域で配給されることが決定しており、10月21日に台湾で、11月17日に香港で、11月24日にはイギリスで公開になる。その他の画像朝井リョウの同名小説を佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之らの共演で映画化した『何者』(全国296館)は初登場2位。先週2位の『ジェイソン・ボーン』(全国334館)は3位になった。そのほか『GANTZ:O』(全国153館)が初登場6位。『永い言い訳』(全国95館)が初登場10位。『シン・ゴジラ』(全国363館)は公開12週目でベスト10外になった。次週は『奇蹟がくれた数式』『金メダル男』『ジェーン』『スター・トレック BEYOND』『バースデーカード』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『われらが背きし者』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『何者』3位『ジェイソン・ボーン』4位『HiGH&LOW THE RED RAIN』5位『映画 聲の形』6位『GANTZ:O』7位『ハドソン川の奇跡』8位『グッドモーニングショー』9位『SCOOP!』10位『永い言い訳』
2016年10月17日日本で大ヒット上映中の新海誠監督最新作『君の名は。』が、この度、ファンタジーとホラー、そしてアニメーションに特化した国際映画祭である第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて、Anima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞する快挙を成し遂げたことが分かった。『君の名は。』は、その圧倒的な映像美と心震わせる感動の物語が話題となり、幅広い世代が劇場に殺到。10月14日までの公開50日間で、観客動員数は1,149万人、興行収入は149億円を記録する大ヒットとなっており、ブームを超えたまさに社会現象を巻き起こしている。この勢いは日本だけに留まらず、既に世界89の国と地域での海外配給が決定。台湾の10月21日(現地時間)公開を皮切りに、香港では11月17日公開、イギリスでは11月24日公開、韓国では1月と各国で順次公開が予定されている。また本作は、これまでにも、7月のロスの「ANIME EXPO 2016」で行われたワールドプレミアをはじめ、9月の「第64回サン・セバスティアン国際映画祭」正式出品における特別上映、10月の「第21回釜山国際映画祭」でのガラ・プレゼンテーション部門公式上映が行われ、それぞれ大盛況。さらに、イギリスで行われた由緒ある国際映画祭、「第60回BFIロンドン映画祭」では長編アニメーション映画として国内外問わず史上初、公式コンペ「Official Competition」にノミネートされており、いまや世界中から大きな注目と期待を集めている。そしてこの度、スペインで開催された第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭(以下、シッチェス映画祭)のコンペティション部門に出品された作品を対象にした各賞が発表され、『君の名は。』がAnima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞する快挙を達成!同部門では、過去に細田守監督作の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』や、原恵一監督の『百日紅~Miss HOKUSAI~』が受賞している。シッチェス映画祭は、ポルト国際映画祭(ポルトガル)、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)と並ぶ、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられ、ファンタジーとホラー、そしてアニメーションに特化した国際映画祭。世界的に見ても、規模、知名度ともに最大級。さらには今後の賞レースを占う映画祭と位置付けられており、本作への世界的な評価の高さが伺える結果となった。新海監督は「シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞の受賞、本当に光栄に思います。『君の名は。』は入れ替わりや彗星来訪、東京と地方、土着の伝統や神道など様々な要素から成る物語ですが、その骨子はストレートなボーイミーツガールです。この映画をスペインの方々に楽しんでいただけたことに、私自身とても励まされました。本当にありがとうございました」と、喜びのコメントを寄せた。『君の名は。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日いまや社会現象ともなっている、現在公開中の新海誠監督最新作『君の名は。』。今回の大ヒットを記念して、新海監督をはじめ、キャラクターデザインの田中将賀、美術監督の丹治匠ら本作のスタッフが描き下ろした新ビジュアルが解禁された。本作は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。キャストには、三葉が夢の中で見た男の子・瀧役に神木隆之介、自らの運命に翻弄されていくヒロイン・三葉役を上白石萌音が務めている。8月26日(金)に公開され、その圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーが話題となり、幅広い世代が劇場に殺到。連日様々なメディアで特集が取り上げられ、ブームを超えて社会現象化している本作。また劇場にはリピーターも続出しており、週末映画ランキングでV7を達成(10月11日現在)。さらに公開後、「サンセバスチャン国際映画祭」「釜山国際映画祭」「ロンドン映画祭」に参加。世界89の国と地域での世界配給が決まり、台湾公開を皮切りに、香港、イギリスと、世界に向けて順次公開予定だ。日本だけでなく、海外でも注目を集める本作から、新たにビジュアル到着!今回初披露となるのは、映画終盤、本作の主人公・瀧とヒロイン・三葉が、彗星が地球に最も接近する日の夕方(かたわれ時)に、糸守湖を見渡す山頂で、劇中初めて出会うシーンをイメージしたビジュアル。この度の記録的な大ヒットを受け、新海監督、キャラクターデザインの田中将賀、美術監督の丹治匠ら本作のスタッフが新たに描き下ろしたものとなっている。今回の大ヒットを受けて新海監督は「『君の名は。』がとても多くの観客に届きつつあることを、心より感謝しています」と語り、「想いと願いを他者に届けようともがくこと、それがこの映画のコアです。そういう瞬間を、あらためてこのイラストに描きました」と新ビジュアルについてコメントした。なお今回のビジュアルは、10月14日(金)の朝日新聞(東京)ほかの朝刊にて、「『君の名は。』大ヒット記念広告」として使用されたほか、ポスターとして12月上旬より全国の映画館で順次掲出される予定だ。昼でも夜でもない世界の輪郭がぼやける“かたわれ時”――『君の名は。』のタイトルにも深くつながる2人の出会いを幻想的に描いたこのビジュアルを、ぜひ映画館でチェックしてみて。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月14日興行収入145億円を超えの社会現象となっている『君の名は。』でヒロインの声を演じ、今月5日には歌手デビューも果たした上白石萌音。この度、明日10月14日(金)放送の「ミュージックステーション」にて、上白石さんが初登場を果たすことが分かった。『君の名は。』は、『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など、意欲的な作品を数多く作り出してきた新海誠監督の最新作。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語が描かれる本作は、世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる“距離”のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで映し出している。声優陣には、三葉が夢の中で見た男の子・瀧役に神木隆之介、自らの運命に翻弄されていくヒロイン・三葉役に上白石さんが務めるほか、長澤まさみ、市原悦子などがキャスティングされている。そして今回、上白石さんが「Mステ」で披露するのは、今月5日にリリースされたデビューミニアルバム「chouchou」に収録されている「なんでもないや」。Mステエディションとして、映画の特別映像とともにテレビ初披露される。この特別映像は、上白石さんのパフォーマンスのために新海監督自ら映像編集を手掛けたスペシャル映像。この日に解禁となる新規ビジュアルを含む初公開の特別映像と、新海監督が“歌うべき人”と称し歌手としての才能も高く評価する透明感あふれる上白石さんの歌声とが重なり、スタジオに映画の世界が広がるようだ。さらに今回の出演を受け、新海監督からメッセージが到着!「Mステ用に特別編集した『君の名は。』の映像は、映画を支えてくれた萌音ちゃんへのプレゼントです。君の声が全国に響き渡る瞬間を楽しみにしています。がんばれ!」と応援の言葉が寄せられている。またこの日は、星野源が自身も出演する現在放送中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌となっている「恋」を。「SEKAI NO OWARI」が今月5日にリリースしたばかりの10枚目のシングル「Hey Ho」を披露するほか、岡崎体育が 「Voice Of Heart」、「関ジャニ∞」が「パノラマ」、miwaが「結 -ゆい-」を歌唱する。「ミュージックステーション」は10月14日(金)20時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月13日映画『君の名は。』でヒロイン役を務めた、女優の上白石萌音が、あす14日に放送されるテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00~20:54)に初出演することが13日、明らかになった。上白石は、、興行収入145億を超えた大ヒットアニメ映画『君の名は。』で、ヒロイン・宮水三葉の声を担当。今回は、映画主題歌の「なんでもないや(Mステ・エディション)」を、映画の映像とともに、テレビ初披露する。この映像は、映画の新海誠監督自ら編集を手がけたもの。この日に解禁となる新規ビジュアルを含む初公開の映像となる。新海監督は「Mステ用に特別編集した『君の名は。』の映像は、映画を支えてくれた萌音ちゃんへのプレゼントです。君の声が全国に響き渡る瞬間を楽しみにしています。がんばれ!」とエールを送っている。この日の放送は他にも、岡崎体育、関ジャニ∞、SEKAI NO OWARI、星野源、miwaが出演する。
2016年10月13日2016年10月8日、9日の全国映画動員ランキングは、新作が4本ランクインするも公開7週目の『君の名は。』(全国343館)が首位を守った。その他の画像マット・デイモン主演の人気シリーズ第4弾『ジェイソン・ボーン』(全国333館)は初登場2位。TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工らが出演する劇場版第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』(全国313館)は初登場3位に入った。続いて『映画 聲の形』(全国120館)がワンランクダウンの4位。脚本家の君塚良一が監督を務めた中井貴一主演のコメディ『グッドモーニングショー』(全国279館)は初登場5位に。そのほか公開11週目に入った『シン・ゴジラ』(全国248館)が10位、湊かなえの同名小説を本田翼、山本美月の主演で映画化した『少女』(全国231館)は初登場11位につけている。次週は『GANTZ:O』『永い言い訳』『何者』『彼岸島 デラックス』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ジェイソン・ボーン』3位『HiGH&LOW THE RED RAIN』4位『映画 聲の形』5位『グッドモーニングショー』6位『ハドソン川の奇跡』7位『SCOOP!』8位『怒り』9位『闇金ウシジマくん Part3』10位『シン・ゴジラ』
2016年10月11日俳優・神木隆之介が9日、韓国・釜山で行われる第21回釜山国際映画祭に、女優・上白石萌音、新海誠監督とともに登場した。神木と上白石が声優を担当した映画『君の名は。』は、同映画祭の【ガラ・プレゼンテーション部門】に出品され、同日に公式上映が行われた。同作は、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で知られる新海による最新長編アニメーション映画。上白石が声を担当した田舎の女子高生・三葉と、神木が声を担当した東京の男子高生・瀧が”入れ替わり”を経験し、互いの姿を探すことになる青春物語となっている。新海監督は、東西大学校centum campusコンベンションホールで行われた記者会見で、海外メディアを前に「2011年に日本を襲った地震は、私に大きな影響を与えました。その時に日本人が想った願いや祈りの結晶をこの作品に込めました」と発言。神木は「入れ替わった時に、瀧を可愛いと思ってくれるよう演じました」と演技について語り、上白石は「三葉はとても普通の女の子。親近感を持ち、自分と重ね合わせて声を吹き込みました」と役への思いを表した。その後行われた野外舞台挨拶では、20代の男女を中心に600人以上の観客が集まった。さらに、公式上映が行われたハヌルヨン劇場には、当日券を求めた徹夜組が出るほどとなり、同作は日本だけでなく、海外でも熱い視線を集めていることが示された。神木は「韓国の方は、楽しいと声に出して素直に喜んでくれるのが嬉しいです。思っていることを表現してくれるから、本当に楽しみにしてくれているんだということが分かりました」と満足そうな様子。上白石も「韓国の人は熱い! 日本にはないノリを感じます!」と興奮を見せた。同作の韓国公開は2017年1月を予定しており、300スクリーン以上での公開が決定している。現地配給担当のカン・サンウック プロデューサ・理事は「メガヒットのニュースを聞いた韓国の映画ファンたちの、とても期待しているという書き込みが、ネット上でかなり増えました」と韓国での状況を説明し、「映画館からも公開の問い合わせが殺到している」と期待の高さを語った。
2016年10月10日『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の新海誠監督の最新作『君の名は。』が、韓国の釜山で開催されている第21回釜山国際映画祭「ガラ・プレゼンテーション部門」」に正式出品され、新海監督をはじめ主人公の声を担当した俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音が現地入りし、本日10月9日(現地時間)公式上映が行われた。夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語が描かれる本作。8月に公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーが話題となり、10月8日(土)までの44日間で観客動員は1,061万人、興行収入は138億円を記録する大ヒットとなっている。そしてこの度、本作が、アジア最大の国際映画祭である釜山国際映画祭において、今年話題の新進気鋭監督の新作を上映する「ガラ・プレゼンテーション部門」に正式出品。同部門でアニメーション作品が正式出品されるのは初めてのこと。ちなみに、今年は『君の名は。』のほかに『怒り』『ダゲレオタイプの女』『Bleed for This』(米作品)の4本が同部門作品に出品されている。10月9日の公式上映に合わせて、新海監督、主人公の声を担当した神木さんと上白石さんが現地入り。3人とも釜山国際映画祭へは初の参加だそうで、神木さんは「初めて釜山映画祭に参加して、未知数ですけど嬉しいです!」と喜びを語った。3人は高校生の恋愛ストーリーを描いた本作にちなんで、若者のデートスポットとして人気の冬柏(トンペク)公園展望台を訪れるなど釜山市内を散策。その後の記者会見では、100人を超える海外メディアの質疑応答に答え、新海監督は、「2011年に日本を襲った地震は、私に大きな影響を与えました。そのときに日本人が想った願いや祈りの結晶をこの作品に込めました」と語り、さらに待望の次回作について「いまは白紙だが、多くの人を楽しませるエンターテインメント映画をもう一本つくりたいです。その能力が自分にあるのか、確かめたい」と、心中を明かした。現地でも注目が高まっている『君の名は。』の公式舞台挨拶では、300席の当日券を求めて前日の夜から徹夜組が出るほどの大人気ぶり。当日もわずか4分で全席完売するなど、期待値の高さが伺える。10~20代を中心に幅広い層のファンなど約900人が劇場に詰めかけ、場内満席の大盛況の中、新海監督と神木さん、上白石さんが登壇。神木さんと上白石さんが流暢な韓国語で挨拶をすると、会場のお客さんから一際大きな歓声が上がっていた。上映中は、主人公の瀧と三葉が入れ替わるコミカルな前半のシーンでは何度も笑い声が会場内に響き渡り、美しい色彩と繊細な風景描写のシーンで思わず息をのみ…観客は大いに“新海ワールド”に酔いしれていたようだ。映画祭を終えた神木さんは「韓国の方は、楽しいと声に出して素直に喜んでくれるのが嬉しいです。思っていることを表現してくれるから、本当に楽しみにしてくれているんだということが分かりました」と、反響ぶりを喜び、上白石さんも「韓国の人は熱い!日本にはないノリを感じます!海外に来ているということをとても実感できます」と歓喜のコメントを寄せた。新海監督は「韓国では、映画に対する期待がすごく大きいということを実感しました。釜山国際映画祭が映画をとても大事にしていて、さらにそれを強くサポートする場なのだと感じられました。その点、『君の名は。』をとても深く理解してくれているのではないかと思いますが、その反面、それでも文化は違うので、分かってもらえないのではないかという不安もあります。ただ、ヨーロッパやアメリカに比べると、アジアの方が日本と文化面で共有する部分が多いので、大きく受け入れてもらえることを期待しています」と語った。『君の名は。』の韓国公開は、2017年1月、邦画アニメーションの中では最大級の公開規模となる300スクリーン以上で予定。既に89の国と地域での世界配給が決定しており、台湾では10月21日(現地時間)、香港では11月17日(現地時間)、イギリスでは11月24日(現地時間)にそれぞれ公開される。『君の名は。』は現在全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月10日8月26日より公開中の新海誠監督最新作『君の名は。』。この度、10月3日までの公開39日間で、観客動員1,000万人・興行収入130億円を突破したことが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など、意欲的な作品を数多く作り出してきた新海監督の最新作『君の名は。』。声優陣には、神木隆之介や上白石萌音を始め、長澤まさみ、市原悦子らがキャスティング。そして、音楽には熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当しており、公開前より話題となっていた。公開されるやいなや、その圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーがまたさらに話題となり、10~20代の若い世代にとどまらず、幅広い世代が劇場に殺到、全国でチケット完売も相次ぎ、公開3日間では観客動員95万人、興行収入12億円を記録したほど。さらに、“新海ワールド”に魅了された人々が何度も劇場に詰めかけるリピーターが続出しており、ついに公開から39日間で動員数10,025,897人、興行収入は13,020,003,500円を記録。週末映画ランキングでV6を達成する驚異的な大ヒットとなっている。(※10月4日(火)現在 ※興行通信社調べ)なお、この驚異的な大ヒットをうけて、待望の第4弾となる新ビジュアルを使用した記念広告の掲載が決定。朝日新聞を始めとする各社で10月14日(金)の新聞広告朝刊にて掲載されるようだ。“新海ワールド”全開の新ビジュアルに期待だ。『君の名は。』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月04日2016年10月1日、2日の全国映画動員ランキングは、公開6週目の『君の名は。』(全国334館)が首位を守り、2位の『ハドソン川の奇跡』(全国334館)、3位の『映画 聲の形』(全国120館)も変わらず。その他の画像福山雅治が芸能スキャンダルを追うフリーカメラマンに扮する主演作『SCOOP!』(全国248館)は初登場4位に入った。新作では『アングリーバード』(全国298館)が初登場10位につけている。そのほか『シン・ゴジラ』(全国248館)が公開10週目で9位から7位に順位を上げた。次週は『グッドモーニングショー』『少女』『ジェイソン・ボーン』『HiGH&LOW THE RED RAIN』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ハドソン川の奇跡』3位『映画 聲の形』4位『SCOOP!』5位『怒り』6位『闇金ウシジマくん Part3』7位『シン・ゴジラ』8位『四月は君の嘘』9位『真田十勇士』10位『アングリーバード』
2016年10月03日2016年9月24日、25日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国299館)が首位を守った。9月22日(木)までの28日間で、累計は観客動員774万1214人、興行収入100億7899万9000円をあげており、週末にどのくらい記録を伸ばしたのか注目が集まる。その他の画像/動員ランキングクリント・イーストウッド監督が、2009年にマンハッタン上空で起きた航空機事故を題材にした『ハドソン川の奇跡』(全国334館)は初登場2位。3位は『映画 聲の形』(全国120館)になり、新作では『闇金ウシジマくん Part3』(全国184館)が初登場4位。『真田十勇士』(全国321館)が初登場7位につけている。次週は『アングリーバード』『CUTIE HONEY -TEARS-』『高慢と偏見とゾンビ』『SCOOP!』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ハドソン川の奇跡』3位『映画 聲の形』4位『闇金ウシジマくん Part3』5位『怒り』6位『四月は君の嘘』7位『真田十勇士』8位『スーサイド・スクワッド』9位『シン・ゴジラ』10位『超高速!参勤交代 リターンズ』
2016年09月26日新海誠の『君の名は。』が、映画や関連書籍でメガヒットを記録。本屋さんでパネル展や、期間限定カフェも登場!『君の名は。』、映画や関連書籍でメガヒットを記録!映画『君の名は。』が興行収入91億円(※8月26日〜9月19日)を突破した。映画の爆発的ヒットをうけ、新海誠監督みずから手がけた原作『小説 君の名は。』(角川文庫刊)は、映画公開に先駆けて6月18日に発売されると着実に部数を重ね、映画公開前に50万部に達した。8月26日に映画が公開されると爆発的に売り上げが伸び、9月20日現在102.9万部に到達。ついに100万部の大台を突破した。『小説 君の名は。』(角川文庫)だけでなく、サイドストーリーを綴った角川スニーカー文庫『君の名は。 Another Side:Earthbound』や、コミカライズ作品となる『君の名は。(1)』、映画の感動を再び!ストーリー、創作秘話満載の『新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド』『新海誠監督作品君の名は。公式ビジュアルガイド』、過去作品から最新作品を大特集した『新海 誠Walker』、原作小説の児童文庫版である角川つばさ文庫『君の名は。』までがまさに重重重版状態となり、映画公開からわずか3週間で累計187万部を突破した。映画、本から飛び出してイベントも実施中!「君の名は。」パネル展ジュンク堂書店・池袋本店『新海誠展~瀧の夢~』URL三省堂書店池袋本店『新海誠監督作品「君の名は。」公開記念展~三葉の風景~』「新海誠カフェ」URL・君の名は。ラテ三葉ver・君の名は。ラテ瀧ver書誌情報角川文庫刊『小説 君の名は。』作:新海誠定価:本体520円+税角川スニーカー文庫刊『君の名は。 Another Side:Earthbound』作:加納新太カバーイラスト:田中将賀口絵・本文イラスト:朝日川日和定価:本体620円+税角川つばさ文庫刊『君の名は。』作:新海誠挿絵:ちーこ定価:680円+税月刊コミックアライブ好評連載中!書名:『君の名は。(1)』作:琴音らんまる/原作:新海誠定価:550円+税公式ビジュアルガイド『新海誠監督作品君の名は。公式ビジュアルガイド』監督=新海誠監修=東宝、コミックス・ウェーブ・フィルム編集=角川書店定価:1,600円+税『新海 誠Walker』編集=東京ウォーカー編集部定価:2,400円+税
2016年09月23日神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみら豪華キャストを声優に迎え、大ヒット上映中の新海誠監督作品『君の名は。』。8月26日より全国301スクリーンで封切られた本作が、公開から28日間で観客動員770万人・興行収入100億円を突破したことが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(上白石萌音)は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(神木隆之介)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』などで知られる新海監督の最新作として、公開前から大きな話題を集めた本作。キャスト陣には、神木さん、上白石さん、長澤さんをはじめ、市原悦子、島崎信長、石川界人、悠木碧と、豪華な俳優&声優たちが集結。さらに、主題歌を含めた劇中音楽を、唯一無二の世界観と旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド「RADWIMPS」が担当。圧倒的な映像美と心を震わす感動のストーリーが、性別・年齢を問わず人気を博し『君の名は。』旋風を巻き起こしている。全国301スクリーンで公開されるやいなや、10~20代にとどまらず幅広い世代が劇場に殺到。全国でチケット完売が相次ぎ、公開3日間で観客動員95万人、興行収入12億円を記録。中には、2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出し、公開から4週経ったいまでもその勢いは衰えず、週末映画ランキングでV4を達成。そして、公開から28日間経った9月22日、ついに観客動員7,741,214人、興行収入10,078,999,000円の大記録を樹立。2016年公開の邦洋映画NO.1に輝いた(2016年1月1日以降公開作品※興行通信社調べ)。まさしく日本映画を代表する作品となった本作は、合計89の国と地域での配給が決定。そのほか、第64回サン・セバスチャン国際映画祭や第21回釜山国際映画祭「ガラ・プレゼンテーション部門」にて公式上映される。『君の名は。』は、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月23日2016年9月17日、18日の全国映画動員ランキングは、TOP3に新作2本がランクインするも、公開4週目の『君の名は。』(全国298館)が首位を守った。その他の画像初登場2位は、大今良時の人気コミックを京都アニメーションが映画化した『映画 聲の形』(全国120館)。初登場3位には、吉田修一の同名小説を李相日監督が、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛らの競演で映画化した『怒り』(全国324館)が入った。そのほか、スティーヴン・スピルバーグ監督の新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(全国348館)が初登場8位にランクインしている。次週は『真田十勇士』『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』『ハドソン川の奇跡』『メカニック:ワールドミッション』『闇金ウシジマくん Part3』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『映画 聲の形』3位『怒り』4位『スーサイド・スクワッド』5位『四月は君の嘘』6位『シン・ゴジラ』7位『超高速!参勤交代 リターンズ』8位『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9位『ペット』10位『キング・オブ・エジプト』
2016年09月20日オンライン書店のフロットサムブックス(flotsam books)のポップアップショップと10名の作家によるグループ展が、東京・世田谷のクワイエット ノイズ アーツ アンド ブレイク(QUIET NOISE arts and break)にて9月19日まで開催されている。ポップアップショップとグループ展は、クワイエットノイズギャラリー(Quiet Noise Gallery)のディレクターである井上竜介と、フロットサムブックスの店主である小林孝行によるコラボレーション企画の一環として開催されるもの。同企画は今後不定期に開催を予定しており、第1弾となる今回の「dix vol.01」のグループ展では、10名の作家による“無題”をテーマにした渾身の写真作品が展示される。参加作家は安野谷昌穂、長田果純、菅野恒平、草野庸子、河野幸人、高木直之、高木博史、田中大輔、鳥居洋介、山谷佑介の10名。また、フライヤーのデザインは、タブロイド写真集『新宿百景』のアートディレクションやデザインの他、雑誌『スタジオボイス』のディレクターなどを務めているディレクターのSが行う。【イベント情報】「dix vol.01」会場:クワイエット ノイズ アーツ アンド ブレイク住所:東京都世田谷区代沢2-45-2 1階会期:9月7日~19日時間:11:00~20:00定休日:火曜日入場無料
2016年09月17日この夏の映画業界は興行成績の面ではもちろん、話題性においても『シン・ゴジラ』と『君の名は。』が圧倒的な強さを見せた。当初は『ファインディング・ドリー』と『ONE PIECE FILM GOLD』の金メダル争いを予想していたが、いまとなってはまったくの的外れだった。予想は的外れに終わったが、東宝が優れた企画力と宣伝力を発揮し、この夏巻き起こした2大旋風は、続編ものに頼りがちだった映画業界にゴジラ級、そして1000年ぶりの彗星並みの強烈なインパクトを残した。もちろん『シン・ゴジラ』は「ゴジラ」シリーズの最新作ではあるが、作品の成り立ちが非常に個性的であり、「ゴジラを見たことない」ファン層の取り込みに成功した点で、オリジナル性の勝利。『君の名は。』旋風は、もはや説明不要だ。SNSを通じた口コミも、大ヒットの要因になっており、今年で言えば『ズートピア』にも同じ現象が起こった。もちろん、映画業界もその重要性は承知しており、プロモーションの段階で「SNS発信力の強い10代~20代前半の女性にアピールすべし」と各社が躍起になっている。合言葉は「とにかく、バズりたい!」。確かに公開前は、仕掛けが功を奏し“バズる”こともあるが、いざ駄作だとわかれば、その反動たるや恐ろしいものがある。そして、こじつけだとしても『ズートピア』『シン・ゴジラ』『君の名は。』には、「音読するとタイトルが5文字」という共通点があり、人から人に伝わる文字通りの“口コミ”を検証する上で、見逃せない。職場や学校、電車のなかや街中で…。5文字のタイトルは、現代人の耳にスーッと入る語感の良さがあるのだろうか?同時にネットニュースの見出しの文字数を考えると、「最大でも題名は5文字」という意識が働きつつあるかもしれない。今後公開される映画のなかでは、『デスノート』(正式タイトル『デスノート Light up the NEW world』)、『ローグ・ワン』(正式タイトル『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)に注目。もしどちらも大ヒットを記録すれば、「タイトル5文字=ヒットする」説が認めてもらえるかも?『ファンタビ』(正式『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)も文字数をカウントすると5文字なので、こちらのヒットにも期待したい!(text:Ryo Uchida)
2016年09月17日神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみら豪華俳優陣を迎えた最新作『君の名は。』が大ヒット公開中の映画監督・新海誠による名作『秒速5センチメートル』が、この度、東京国立博物館にて野外上映されることが決定した。小学生のタカキとアカリは、特別な想いを抱きあう仲だったが、アカリの引越しにより離れ離れに。中学生になり文通を重ねるが、遠くに引っ越すことになったタカキは、その前にアカリに会おうと、大雪の中、電車を乗り継いで向かうが…。やがて東京で社会人になったタカキは、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる。どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか――。山崎まさよしによる主題歌を背景に、切ない男女の恋愛模様を描いた連作のラブストーリー『秒速5センチメートル』。監督・脚本・絵コンテを新海監督が務め、海外の映画賞を受賞するなど、新海作品に共通の映像美を含め、国内外で高い評価を獲得。新海監督の代表作のひとつとして根強いファンを持つ。そんな本作が、夏に開催された「時をかける少女10th Anniversary 『博物館で野外シネマ』」の興奮さめやらぬ間に、秋の「野外シネマ」で上映されることが決定。東京国立博物館(上野公園内)本館前に巨大スクリーンを設置し、1,000席程度のイスを用意して上映。事前の申込は不要で、当日は屋台も多数出店予定。秋の夜空の下、切ないラブストーリーと博物館を堪能できそうだ。さらに本上映会当日には、特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」(別途料金が必要)を含め、22時までの特別夜間開館を実施。映画鑑賞後にも展示室を観ることができるそう。「博物館で野外シネマ」『秒速5センチメートル』は、10月14日(金)と15日(土)、19時より上映(無料※ただし当日の入館料が必要)。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日2016年9月10日、11日の全国映画動員ランキングは、新作4本がランクインするも、首位は先週に引き続き『君の名は。』(全国298館)になった。その他の画像/動員ランキング2位は『スーサイド・スクワッド』(全国337館)。3位は『四月は君の嘘』(全国394館)。4位は『超高速!参勤交代 リターンズ』(全国282館)と初登場作品が続き、『シン・ゴジラ』(全国352館)は公開7週目にして始めてトップ3から下がり5位になった。そのほか、7位に初登場『キング・オブ・エジプト』(全国316館)が入っている。次週は『怒り』『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』『レッドタートルある島の物語』などが封切られるため、ランキングがどのように変動するのか注目が集まる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『スーサイド・スクワッド』3位『四月は君の嘘』4位『超高速!参勤交代 リターンズ』5位『シン・ゴジラ』6位『ペット』7位『キング・オブ・エジプト』8位『後妻業の女』9位『青空エール』10位『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』
2016年09月12日異なる分野で活躍する“達人”たちが対談、お互いの仕事の“極意”に迫る「SWITCHインタビュー達人達(たち)」の9月10日(土)放送回に、最新作『君の名は。』が現在公開中のアニメーション監督の新海誠と小説家・詩人の川上未映子が出演する。作画から監督までほぼ全てを自身が手がけた『ほしのこえ』で当時のアニメシーンに大きな衝撃を与え、続いて発表した『雲のむこう、約束の場所』が毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞。2007年公開の『秒速5センチメートル』が世界的に高い評価を獲得すると、その後ファンタジーテイストの『星を追う子ども』、Twitterを中心に話題となった『言の葉の庭』がヒットした新海さん。“新海ワールド”と呼ばれる独特の鮮やかな風景描写は多くの人を魅了、最新作の『君の名は。』も公開8日間で興収27億円を突破、大ヒットを記録している。そんな新海さんが今回「会いたい」と指名したのは、高校卒業後バンド活動を経て2002年にCDデビュー。その後2007年「わたくし率 イン 歯ー、または世界」を発表、第137回芥川賞候補作となると翌年「乳と卵」で同賞受賞。その後は小説だけでなく詩集の発表や2010年には映画『パンドラの匣』でキネマ旬報新人女優賞を受賞するなど多方面で活躍する川上さん。新海さんは自身の作品と同様に少年少女の心理に深く入り込んだ「ヘヴン」や「あこがれ」などの作品世界に強く魅せられたそうで、幼少時代「いつか人はみんな死ぬ」といった“死”の観念に強くとらわれていたという川上さんに作家としてのルーツについて質問していく。そして川上さんも新海さんのアニメ制作の現場を訪問、新海ワールドの特徴ともいえる“光の表現”をはじめとした独特の描写が生まれる様を目の当たりにしながら、勤務先のゲーム会社を辞めて背水の陣で臨んだデビュー当時のことなど新海さんの内に秘められた情熱に迫っていく。“子ども時代のイノセンス”を持ち続ける両者が熱く語る1時間は必見。『君の名は。』は、山深い田舎町に暮らす女子高校生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧が、夢の中で“入れ替わり”互いが生きる世界を通して、次第に惹かれあう。遠く離れた2人が夢の中で出会う意味とは?時空を超えた少年少女の冒険が始まる…という物語。キャストは神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子ら。主題歌を「RADWIMPS」が手掛けている。現在、公開中。「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は9月10日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2016年09月10日現在公開中の映画『君の名は。』の大ヒットを記念して、ライブ配信サービス「LINE LIVE」では、9月10日(土)に特別番組を配信することが決定した。映画『君の名は。』は、『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など意欲的な作品を数多く作り出してきた気鋭のアニメーション映画監督・新海誠が原作・脚本・監督を務めた最新作。本作で描かれるのは、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで描き出している。8月26日(金)より公開された本作は、公開後10日で累計興行収入が38億円を突破し、小説、サウンドトラックなど関連商品も人気を博している。そんな大ヒットを記念して、今回特別番組の放送が決定!配信では、新海監督自身も生出演。そして、番組冒頭の特別映像では本作で主人公・瀧の声を担当している神木隆之介をナビゲーターに、「新海誠監督アニメ3つの魅力:神木POINT」や、新海監督作品の「聖地巡礼ロケ」、念願のカフェ企画をお届け。さらに番組の最後には、2007年劇場公開作品、「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」といったひとりの少年を軸にして描かれる、独立した3本の作品からなる連作短編アニメーション、『秒速5センチメートル』本編も配信される。内容盛りだくさんの本配信を最後までお楽しみに!「緊急決定!『君の名は。』特番+『秒速5センチメートル』本編」は9月10日(土)20時~LINELIVEにて配信。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開
2016年09月09日2016年9月3日、4日の全国映画動員ランキングは、『君の名は。』(全国297館)が公開2週目も首位を守った。2位の『シン・ゴジラ』(全国350館)は公開6週目で順位を上げており、3位の『ペット』(全国351館)も好調を維持している。その他の画像4位の『後妻業の女』(全国318館)、5位の『青空エール』(全国281館)は先週と変わらず。6位に初登場で『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(全国264館)が入っている。『…見破られたトリック』は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』での好演も光ったジェシー・アイゼンバーグが主演を務めるアクション大作。華麗なトリックで世の不正を正すイリュージョン集団の宿敵として『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが出演するほか、モーガン・フリーマン、ジェイ・チョウら豪華スターが競演している。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『シン・ゴジラ』3位『ペット』4位『後妻業の女』5位『青空エール』6位『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』7位『ジャングル・ブック』8位『ONE PIECE FILM GOLD』9位『ゴーストバスターズ』10位『ファインディング・ドリー』
2016年09月05日10月1日(土)~12月14日(水)の期間中、横浜美術館で企画展『BODY/PLAY/POLITICS』が開催されます。国内外の現代美術作家6名によるグループ展示で、「身体が生み出すさまざまなイメージ」をモチーフにした作品が登場予定です。出展するアーティストと作品概要参加アーティストは6名。「人間の身体、集団としての行動、歴史の中でつくりあげられた身体のイメージ」をモチーフにした作品は、詩的であったり、ユーモラスであったり。6名それぞれの視点で「身体」について考えられる展示です。アーティストと作品概要をまとめました。インカ・ショニバレMBE1962年イギリス生まれ。ナイジェリアで育ち、現在はロンドン在住。アフリカ現代美術を代表する作家として知られています。作品は大航海時代から現代にいたる、アフリカとヨーロッパの関係を表現。アフリカ風のろうけつ染めによる生地を素材に用います。イー・イラン1971年マレーシア生まれ。写真による作品が多く、綿密な歴史的・社会的検証に定評あり。今回の企画展には、映像インスタレーションを出品。「ポンティアナック」と呼ばれる、東南アジアの民間伝承に出てくる女性の幽霊がモチーフです。アピチャッポン・ウィーラセタクン1970年タイ生まれ。映画監督、脚本家として日本でも注目を集めています。日本初公開のビデオ・インスタレーションを披露する予定です。ウダム・チャン・グエン1971年ベトナム生まれ。彫刻、映像、ダンスパフォーマンスなど表現方法は多岐にわたります。今回出品するのは映像インスタレーション。オートバイを使い、身体をイメージした映像を作り上げています。石川竜一1984年沖縄生まれ。第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した、いま注目の写真家。沖縄や県外各地で撮影されたポートレートや風景の新シリーズを発表します。田村友一郎1977年富山生まれ。写真、映画、インスタレーション、パフォーマンスと縦横無尽に活躍する現代美術家。近代ボディビルディングの歴史を下敷きに、新作の映像インスタレーションを制作、発表します。●パートナープロジェクト「横浜ダンスコレクション2017」にも注目同じく『BODY/PLAY/POLITICS』をテーマに開催されるパートナープロジェクト、「横浜ダンスコレクション2017」も要チェックです。日本初演、アイサ・ホクソンの「HOST-fantasy and reality」は社会の主流とは違う環境にある身体がテーマ。演出家の多田淳之介は『BODY/PLAY/POLITICS』のテーマに沿った、新作ダンスを世界初披露します。ダンサーが肉体で表現する『BODY/PLAY/POLITICS』を鑑賞しましょう。企画展とあわせて鑑賞すれば、より深く味わえますよ。会期中はライブ・パフォーマンスや、ダンスのワークショップも開催予定。『BODY/PLAY/POLITICS』で芸術の秋を満喫しませんか?■イベント概要名称:『BODY/PLAY/POLITICS』会期:2016年10月1日(土)~12月14日(水)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※10月28日(金)は20:30分まで(入館は20:00まで)会場:横浜美術館所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号休館日:毎週木曜日、11月4日(金)※11月3日(木)は無料開館公式サイト:<横浜ダンスコレクション2017 『BODY/PLAY/POLITICS』>会期:2017年1月26日(木)~2月19日(日)会場:横浜赤レンガ倉庫1号館および屋外広場、横浜にぎわい座のげシャーレ、急な坂スタジオなど問合せ:横浜赤レンガ倉庫1号館電話番号:045-211-1515公式サイト:
2016年09月05日長編アニメ『君の名は。』のヒット御礼舞台挨拶が9月3日(土)、都内で行われ、新海誠監督、神木隆之介、上白石萌音、サプライズゲストとして主題歌と劇中の音楽を手がけた人気ロックバンド「RADWIMPS」(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が登壇した。8月26日に全国301スクリーンで封切られ、公開8日間で動員212万7,800人、興収27億1,200万円の“特大ヒット”を記録中。神木さんは「本当に幸せなこと。感無量です」と満面の笑みを浮かべ、上白石さんも「幸せに満たされている」と夢見心地。ヒットを示す数字を耳にした新海監督は、「本当ですか?ピンとこないし、実感はゼロ」と恐縮しつつ、「ひたすらありがたい」と感謝を伝えた。音楽に話題が及ぶと「出来あがった映像に音楽をつけてもらったのではなく、一緒に作っていた感覚。音楽によって映像が変わったシーンもあるし、作品の背骨を作ってもらった気がする」と新海監督。そこに観客はもちろん、登壇者にもシークレットだった「RADWIMPS」が登場すると、会場は大歓声に包まれ「マジっすかあ!」(神木さん)、「本当に本物ですか?」(上白石さん)と大喜びだった。さらに野田さんがアコースティックギター1本で主題歌「前前前世」、上白石さんと一緒に劇中歌「なんでもないや」を生披露。その様子を客席で見守った神木さんは「今後見られないものを見てしまった」と感激し、ステージを終えた上白石さんは「18年生きてきて、一番の幸せ。一生の宝物です」と瞳をうるませた。また、新海監督も「完成までの2年間のごほうびを、皆さんと共有できて幸せです」と喜びを噛みしめていた。山深い田舎町に暮らす女子高校生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧が、夢の中で“入れ替わり”互いが生きる世界を通して、次第に惹かれあう。遠く離れた2人が夢の中で出会う意味とは?時空を超えた少年少女の冒険が始まる。『君の名は。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日長編アニメ『君の名は。』のヒット御礼舞台あいさつが9月3日、都内で行われ、新海誠監督、神木隆之介、上白石萌音が登壇。サプライズゲストとして主題歌と劇中の音楽を手がけた人気ロックバンドRADWIMPS(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が駆けつけた。『君の名は。』ヒット御礼舞台あいさつ その他の写真『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で高い評価を集めてきた新海監督の待望の長編作。東京で暮らす高校生・瀧と、田舎暮らしの高校生・三葉が夢の中で入れ替わりながら、次第に心を通わせていくが、物語は思いも寄らぬ方向に転がり出す。8月26日(金)に全国301スクリーンで封切られ、公開8日間で動員212万7800人、興収27億1200万円を記録。夏アニメの新定番として、旋風を巻き起こしており「本当に幸せなこと。感無量です」(神木)、「幸せに満たされています」(上白石)。新海監督は「数字を聞いてもピンとこないし、実感ゼロですが、ひたすらありがたいです」とファンに感謝を伝えた。サプライズで登壇し、大歓声を浴びた野田は「映画をご覧になった皆さんの顔を観るのは初めて。本当にこの映画に関わることができて良かった。幸せです」。新海監督も「1年半の間、一緒に映画を作ってきた。音楽によって、映像が変わったこともあった」と改めて濃密なコラボに、手応えを示していた。また、野田がアコースティックギター1本で主題歌『前前前世』、上白石をステージに招いての劇中歌『なんでもないや』を生披露。ステージを見守った神木は「今後見られないものを見てしまった」と貴重なライブに身震いし、野田との即興コラボが実現した上白石は「18年生きてきて、一番の幸せ。一生の宝物です」と感動を抑えきれない様子だった。『君の名は。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年09月03日新海誠監督の新作『君の名は。』が8月26日(金)に封切られ、週末2日間で動員68万8,000人、興収9億3,000万円を記録。配給の東宝によると興収60億円を見込める出足だといい、もしこの数字を達成すれば、昨年公開の『バケモノの子』(細田守監督)を上回ることになる。この夏、『シン・ゴジラ』に続く社会現象を巻き起こした『君の名は。』に、なぜ私たちは熱狂するのか?もちろん、日本アニメ界の次代を担う存在として、国内外で熱い視線を浴びる新海監督の新作であるという注目度がある。『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』と、作品を重ねるごとにクオリティとスケール感を更新し続ける“新海ワールド”の最新型は、アニメファンならば見逃すわけにはいかない。それでも年に数回、映画館に足を運ぶようなライトな観客層にとって、新海誠というクリエーターは“知る人ぞ知る”存在でもある。しかも、本作は新海監督にとって、過去最大規模となる300超スクリーンでの封切り。宣伝やタイアップの大量投下が効果を発揮したのは間違いないが、それ以上に、『君の名は。』という作品そのものに、観終わった後「誰かと話したい」「誰かに伝えたい」と胸を熱くさせる“何か”があることは確かだ。その“何か”とは、物語の意外性、作品の時代性、テーマの普遍性である。夢の中で入れ替わった少年少女の恋模様と冒険…のはずが、物語は予想もつかない方向に展開し、観客をクギづけにする。マスコミ向けの試写で1回、そして封切り後に新宿バルト9でもう1回鑑賞したが、やはり映画が“あの瞬間”を迎えると、客席は水を打ったように静まり返った。そこから始まるハリウッド映画顔負けのスペクタクルは圧巻の一言!そして、男女の入れ替わりという設定ながら、古めかしいジェンダーの問題から解き放たれた風通しの良さ、度重なる自然災害と対峙する日本人の心象風景(この点も『シン・ゴジラ』との共通点を見出せる)といった2016年だからこそ成立する時代性が、作品に説得力を与えている。何より友情、恋、青春、冒険、成長といった夏休み映画の必須事項を決して手放さない普遍性が、あらゆる世代の心に響いているのではないか。(text:Ryo Uchida)
2016年09月03日東京都文京区の東京ドームシティ内にある宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で、2周年特別企画展として映画「君の名は。」×TeNQ 『新海誠が描く宙(ソラ)展』が開催されています。期間は11月6日(日)まで。絵コンテやキャラクターなどの設定資料集が特別公開されます。映画ファンや新海誠監督ファンは必見です。宇宙ミュージアムTeNQ2周年記念。映画「君の名は。」とコラボレーション宇宙ミュージアムTeNQは2014年に開業し、2周年を迎えました。見どころは直径11mの穴が開いた大型の円形高解像度シアター「シアター宙(ソラ)」や、人々が宇宙へ想いを馳せてきた古代から現代までの記憶と記録を最新のプロジェクションマッピング技術でたどる「はじまりの部屋」など、いろいろな視点で宇宙についての好奇心を刺激するミュージアムとして大人気のスポットです。2周年特別企画展として開催中の『新海誠が描く宙(ソラ)展』は、国内外から注目を集めるアニメーション監督・新海誠氏とのコラボレーションイベントです。会場には8月26日(金)より公開される最新作「君の名は。」の絵コンテや設定資料が展示され、新海監督自らが宇宙への思いを語るオリジナルインタビュー映像も公開されます。●映画に登場する美しい風景、その製作過程を紹介今回の展示では「君の名は。」の設定資料や作画資料のほか、新海監督の作品に登場する繊細で美しい宇宙や空の風景描写が完成するまでの製作過程も紹介されています。アニメに登場するシーンのロケーション写真や監督のイメージボードが、実際に美しい映像へと仕上がるまでの過程を紹介する展示は必見です。●「彗星」の謎と魅力に迫る。会場では映画「君の名は。」に登場する「彗星」をテーマに、実際の彗星の謎と魅力に迫ります。解説は国立天文台副台長・渡部潤一氏と東京大学准教授・宮本英昭氏です。そのほかにも、新海監督のこれまでの作品「ほしのこえ」や「秒速5センチメートル」に登場する宇宙に関わるトピックスを、宇宙ミュージアムTeNQならではの視点でさまざまに解説してくれます。イベント情報名称:TeNQ2周年特別企画展 映画「君の名は。」×TeNQ 『新海誠が描く宙(ソラ)展』期間:2016年7月1日(金)~11月6日(日)会場:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内黄色いビル6F 宇宙ミュージアムTeNQアクセス:水道橋駅から徒歩約9分営業時間:平日11:00~21:00(最終入館 20:00)土日祝・特定日10:00~21:00(最終入館 20:00)料金:一般1,800円、大学生・高校生・専門学校生1,500円、中学生・小学生・未就学児(4歳以上)・シニア(65歳以上)1,200円※4歳未満入館不可公式ページ:
2016年08月31日「ぴあ」調査による2016年8月26日、27日のぴあ映画初日満足度ランキングは、新海誠監督の最新作『君の名は。』が10代の観客から圧倒的な支持を集めてトップに輝いた。その他の画像本作は、東京で暮らす高校生・瀧と、田舎で暮らす高校生・三葉が夢の中で入れ替わってしまうことから始まるドラマ。夢の中で入れ替わったふたりは、やがて心を通わせていくが、物語は予想外の展開を見せる。『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で高い評価を集めてきた新海監督の待望の長編作で、公開前から大きな注目を集めていた。上映劇場には、小学生から年配まで幅広い観客がつめかけているが、10代のグループや、友人連れ、カップルで来場している観客が多いのが特徴。10代の観客からは「時空がかけ離れたふたりのやりとりが面白い。ビジュアルが細部までこだわっていると感じた」「映像とRADWIMPSの音楽がマッチしている」など好評。新海作品を追い続けている20代の観客からは「これまでの新海作品よりも恋愛の要素が強くなっている。ラストシーンは鳥肌がたつほど感動!」の声があがった。これまで、新海作品は美しい背景美術や、音楽とモノローグの調和が大きな魅力と紹介されることが多かったが、出口調査で観客が最も評価したのは“脚本”のようで「細かな伏線があり、途中に驚きがあり、最後にきれいに終わる展開でシナリオが良かった」「最初は“よくある物語かな”と思っていたけど、予想外の展開が続いてどんどん引き込まれた」「感動するし、ときめきもするけど、その中に切なさもあって、脚本がよく出来ているという印象」など感想が集まった。なお、満足度ランキングは、平均年齢83歳のダンスグループを追ったドキュメンタリー『はじまりはヒップホップ』が2位に、戦争にいってしまった父を取り戻そうと8歳の少年が奔走する姿を描いた感動作『リトル・ボーイ小さなボクと戦争』が3位に入っている。(本ランキングは、8/26(金)、27(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『君の名は。』公開中
2016年08月29日