2002年に刊行された、絵本シリーズ『くまのがっこう』。11匹のお兄ちゃんを持つ、おてんばで泣き虫な、くまの女の子ジャッキーを主人公に、山のてっぺんにある「くまのがっこう」に暮らす、12匹のくまの子たちのあたたかな日常の世界が描かれています。兄弟が助け合い、なにげない日常の中にある幸せを教えてくれるストーリーは、子どもはもちろん、絵本を読むお母さんたちの共感を呼び、累計発行部数220万部を超えるベストセラーになっています。そんな『くまのがっこう』が誕生して、今年で15周年を迎えるのを記念し、松屋銀座で現在開催されている「くまのがっこう」展。展示開催前に取材した模様をリポートします。『くまのがっこう』ができるまで絵本シリーズ『くまのがっこう』は、あいはら ひろゆきさんが文、あだち なみさんが絵を手がけています。このシリーズの原点になった絵本『くまのがっこう』の構想には、4ヶ月かかったのだそう。「あいはらさんと出会って、絵本を作ろうということになったとき、私が好きだったテディベアをヒントに、くまのラフスケッチたくさん描いたんです。そのスケッチを二人で見て、たくさんいるのがいいねということになって。そうしたら学校だねとコンセプトが決まっていきました」とあだちさん。あいはらさんのインスピレーションの元になったのは、当時保育園に通っていた娘さん。「保育園で見た子どもたちがそこにいる」と、ストーリーを考えていったそう。その当時の、貴重なアイデアメモやラフスケッチ約20点は、本展の見どころのひとつ。くまたちのそれぞれの名前や姿、表情などはどのようにして生まれたのかがわかります。原画を通して見る、『くまのがっこう』の世界観次のコーナーでは、各作品の原画やスケッチを紹介。シリーズ全15作品のなかから、選りすぐりの原画、約200点が一挙に展示されています。あだちさんが絵を描くとき、最も気をつけていることは色使いだといいます。「それから、絵本は子どものためのもの、こういうものだと決めつけて考えないようにすることですね。昔はあいはらさんの作ったストーリーに沿って描いていましたが、今はそこに自分の世界観をちゃんと入れて、一枚の絵として仕上がるように描こうと心がけています。2012年に刊行した『ジャッキーのゆめ』あたりからは特に、1ページずつ、自分の部屋に額に入れて飾りたくなるような絵にしようと、意識しているんです」原画は、スケッチから輪郭線をトレースし、水彩絵の具で着彩しているというあだちさん。見ていると、一枚一枚に思いをこめて、丁寧に描かれていることが伝わってきます。また今年発売されたばかりの、最新作『ジャッキーのしあわせ』の原画も。子うしのミルクちゃんという、新しい命の誕生のストーリーは、15周年のメモリアルな1冊のテーマにぴったりです。絵本の作り方について、あだちさんはこう語ります。「ほかの絵本とは違って、あいはらさんのお話が来たら、私がちびラフ(縮小サイズのラフ)をたくさん描きます。それをあいはらさんに見せて、出版社さんに見せる前に二人で何度もやり取りをして、一度固めます。そこから出版社さんに見せて、アドバイスをもらい、さらにアイデアを練る、という進め方をしています。テーマはあいはらさんが決めるので、私はちゃんと「くまのがっこう」の世界を作り上げて、見てほしいなという気持ちでいますね。あいはらさんと私は役割が違うので、そこが上手く重なって、膨らんでいっていると思います。まだたったの15年ですが、確実にこの時間の積み重ねは、ちゃんと私の味方になってくれています。これからも続けていく過程にいますが、物語もきちんとあるキャラクターとして、もしかしたらミッフィーやスヌーピーみたいな存在になる可能性を持っているんじゃないかな、そうなったらいいなと思っていますね」展示の最後にある黒板に、ライブペインティングをしてくださったあだちさん。会期中に絵がどんどん増えていくそうなので、ぜひお楽しみに。400アイテムを越える圧巻のグッズコーナーグッズコーナーに並ぶ、400アイテムを越える、オリジナルグッズやコラボレーショングッズは圧巻。ぬいぐるみやお菓子などのオリジナルグッズのほか、おすすめは、「コズフィッシュ」のデザイナー・祖父江慎さんが手がけたグッズコーナーです。「白と黒をテーマにした、普段は見られない、原画展ならではのジャッキーになっています。私の好きな色を使ったアイテムや、印刷会社さんの技術によって、限りなく原画に近い形で再現したポストカードなど、こだわりのアイテムばかり。印刷好きにはたまらないと思います」とあだちさん。「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展も同時開催会場では同時開催として、「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展も開催しています。絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親である、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさん。グラフィックデザイナーとして、ペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」など、2000冊にも上るペーパーバッグのデザインを手がけました。本展では、そんなデザイナーとしての作品を中心に、絵本の原画約30点、ポスターの複製など、ブルーナさんが約60年の創作活動で作り上げた約500点の作品が紹介されています。ブルーナさんの絵本やデザインに共通する特徴は「シンプル」。デザインするときに心がけていたのは、「短時間で見る人の心をとらえること」だったといい、余分なものをそぎ落としたなかに、ユーモラスな線や効果的な色使い、大胆な省略、リズミカルな反復といった、独自のユーモアが織り込まれています。また今回の見どころのひとつが、初公開となる最新作『クマくんが死んだ』。ブラック・ベアの絵を使い、読書が好きだったくまの死をテーマにしたこの絵本は、2011年に制作されましたが、死後に出版されるのがふさわしいと、出版が見送られたもの。今年2月16日、ブルーナさんが89歳で逝去したのを機に、関係者に向けて刊行されました。残念ながら市販される予定はないそうなので、必見です。ブルーナさんは、1953年に絵本『りんごぼうや』を作って以来、120冊以上の絵本を制作しました。赤、青、緑、黄、グレー、茶の6色しか使わず、感情を限られた色に置き換えて表現。シンプルながら、動き出しそうな絵など、展示を通して改めてデザイン性の高さを感じさせられます。もちろん、こちらもグッズ満載。ポーチやマグカップ、Tシャツなど、会場でしか買えないオリジナルグッズ含む150点以上がそろいます。ゴールデンウィーク、大人も子どもも一緒に楽しめる、二つの展示に出かけてみてはいかがでしょうか?「誕生15周年記念 くまのがっこう展」 入場料:一般 1,000円(700円)、高校生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円 公式サイト 「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」 入場料:一般800円、高校生600円、小中学生400円 公式サイト 会期:2017年4月19日(水)~5月8日(月) ※会期中無休。 会場:松屋銀座8階イベントスクエア 東京都中央区銀座3-6-1 時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場) 【問い合わせ先】松屋銀座 TEL:03-3567-1211(大代表)※今回は、内覧会で特別に撮影許可をいただいております。
2017年04月22日奥山由之による写真展「君の住む街」が2017年4月27日(木)から5月7日(日)まで、表参道ヒルズにて開催される。近年の写真界を牽引する写真家・奥山由之。今回の写真展では彼が小松菜奈、本田翼、有村架純、広瀬すず他人気女優陣を、すべてポラロイドカメラによって撮影した写真、約140点が一挙公開される。これらの女優陣の写真はもともと雑誌『EYESCREAM』にて「君の住む街-tokyo september orange-」というタイトルで連載されていたもの。他にも、表参道を中心とした街並みを中心に奥山が撮り下ろした写真、約25点も展示される。デジタルと違い、やり直しのできない儚さをもつポラロイドカメラ特有の味のある風合いでで撮られた女優達は、観ている者が彼女たちと同じ時を過ごしているかのような近さを感じさせてくれる。写真の展示の他、奥山由之とゲストによるトークイベントや写真集『君の住む街』の先行販売も予定されている。【詳細】奥山由之写真展君の住む街期間:2017年4月27日(木)~5月7日(日)時間:11:00~21:00 ※4月30日(日)~20:00、最終日5月7日(日)~18:00会場:表参道ヒルズ本館B3F スペース オー入場:無料内容:■雑誌『EYESCREAM』での人気連載「君の住む街-tokyo september orange-」より約140点展示◇主な参加著名人:小松菜奈、木村文乃、有村架純、中村ゆりか、門脇麦、忽那汐里、清野菜名、本田翼、森川葵、夏帆、広瀬すず、中条あやみ、二階堂ふみ、飯豊まりえ、早見あかり、新木優子、山本舞香、多部未華子、吉岡里帆、久保田紗友、黒崎レイナ、駒井蓮、岡本夏美、ヤオ・アイニン、小芝風花、田辺桃子、佐久間由衣など※掲載順、敬称略■本展のために撮り下ろした東京風景作品約25点展示■写真集『君の住む街』の先行販売■奥山由之とゲストによるトークイベントを開催予定【問い合わせ先】表参道ヒルズ総合インフォメーションTEL:03-3497-0310
2017年04月17日「クチュールジュエリー展」が、阪急うめだ本店で2017年4月19日(水)から24日(月)まで開催される。「クチュールジュエリー展」は、清水ヨウコ、ウタ・オーノ、加山忠則をはじめとする19名のアクセサリー作家が集い、展示販売やワークショップ、トークショーなどを行う、クチュールアクセサリーにまつわるイベント。数々の技法を駆使したジュエリーは、既製品にはない繊細さや個性をもつ。そして何よりの魅力は、作家の思いが手に取るだけで伝わってくることだろう。また、会期中はコスチュームジュエリーの女王、ミリアム・ハスケルの研究の第一人者である渡辺マリのヴィンテージコレクションを公開。20~60年代にハンドメイド制作されたラグジュアリーなハスカル・ジュエリーは、ニューヨーカーやハリウッド女優らも魅了した作品だ。唯一無二のエレガンスを纏い、国境や時代を超えて今なお、多くの女性に愛され続けるジュエリーの美しさは、ぜひ会場で体感してほしい。【開催概要】「クチュールジュエリー展」開催期間:2017年4月19日(水)~24日(月)※催し最終日午後6時閉場。場所:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー住所:住所:大阪府大阪市北区角田町8-7入場料:無料【ワークショップ】 ※各回定員20名、要予約■4月19日(水)・清水ヨウコ 「エミリアナ」 ブレスレット 14:30~(約2時間)参加費:9,396円■4月20日(木)・ウタ・オーノ「葦の韋」ネックレス 11:00~(約2時間)参加費:8,640円・ケイ・中井「コーラル」ネックレス 14:30~(約2時間)参加費:7,884円■4月21日(金)・堤祥子「春告げ鳥のブレスレット」 11:00~(約2時間)参加費:5,940円・竹村裕美「紫陽花」ビーズフラワー 14:30~(約2時間)参加費:5,400円■4月22日(土)・加山 忠則 「ヴァンス」 ネックレス 11:00~(約2時間)参加費:11,880円・勝亦遼「ツァリーヌ」ペンダントトップ 14:20~(約2時間)参加費:10,800円■4月23日(日)・荒木 孝子 「菊紋様」 ネックレス 11:00~(約2時間)参加費:12,960円・小沼美紀「Lotus」ネックレス 14:30~(約2時間)参加費:8,100円■4月24日(月)・松本 麻紀子「サークルアゲートネックレス」 11:00~(約2時間)参加費:6,480円■4月19日(水)~24日(月)連日開催 初心者も参加できるワークショップ(随時受付)・アヴァンセ 「G clef」 ネックレス参加費:1,620円・X-sence 「ヴェネチアンビーズネックレス」参加費:A5,940円、B4,860円アクセサリー価格例:■ミリアム・ハスケルの世界ロータスのパリュール(ネックレス・ブローチ・イヤリングのセット) 1,598,400円ピンクのラリエッタ 421,200円コーラルのイヤリング 73,440円朱色と鶯色のブローチ 170,640円
2017年04月14日アニメーション監督・新海誠のデビュー15周年を記念して『新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-』を開催する。2017年6月3日(土)から8月27日(日)まで静岡・大岡信ことば館にて開催され、2017年9月に長野・小海町高原美術館、2017年11月に東京・国立新美術館にて開催予定だ。以降全国を巡回する予定である。新海誠は2002年に短編アニメーション『ほしのこえ』でデビューし、2016年に公開し記録的な大ヒットとなった映画『君の名は。』を上映したアニメーション監督。“美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を完成度の高い物語に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに映し出し、世代や国境を超え多くの人々を引きつける作品を描く。本展覧会は新海誠のデビュー15周年を記念し、その軌跡と作品を、貴重な制作資料である絵コンテ、設定、作画、美術、映像をはじめ、世界観を体験できる造形物などの展示を通じて紹介する。デビュー作『ほしのこえ』や代表作となった『君の名は。』はもちろん、過去の作品である『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』も網羅し、新海誠のアニメーション作品の魅力に迫る。【詳細】『新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-』会場:・静岡会場 大岡信ことば館住所:静岡県三島市文教町1-9-11 Z会文教町ビル1・2F会期:2017年6月3日(土)~8月27日(日)・長野会場 小海町高原美術館住所:長野県南佐久郡小海町豊里5918-2会期:2017年9月予定・東京会場 国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:2017年11月予定※以降、全国巡回予定。
2017年03月27日●音楽×映像は幼少時代の原体験から世界中でヒットしている劇場アニメ『君の名は。』をプロデュースした川村元気氏が3月15日、アジア最大級のエンタメコンテンツマーケット「香港フィルマート」に登壇し、川村流ヒットコンテンツの作り方をテーマに語った。8,000人の業界人が参加したマーケットで、日本発作品はどのように注目されたのか――。○今、最も"元気"な男川村氏が登壇したのは、ビクトリア湾に面するランドマーク・香港コンベンション&エキシビションセンターで開催されたアジア最大規模のエンタテイメントコンテンツ国際トレードショー「香港フィルマート」のカンファレンス。司会は、TBSの映像フェスティバル・DigiCon6 ASIA事務局で海外アライアンスを務める結城崇史氏と、同フェスティバルディレクターの山田亜樹氏の2人が務め、「今、最も"元気"な男を連れてきました」と紹介されながら登場した。1979年生まれの川村氏は、2001年に東宝へ入社。2005年に『電車男』を企画・プロデュースして以降、『デトロイト・メタル・シティ』や『宇宙兄弟』『告白』『世界から猫が消えたなら』など、これまで多数の映画をプロデュースしてきた。『君の名は。』のヒットにより、日本だけでなく世界で注目されている人物だ。次々と話題作を投じる川村氏は、作品づくりのアイデアがどのように閃(ひらめ)くのか、まずはそんな疑問が投げかけられた。これに対する回答は、「『君の名は。』はインディペンデンスで活躍していた新海誠監督にメジャーエンタメを作ってもらいたかったというのがきっかけでした。そこに、RADWIMPSの音楽を掛け合わせることによってユニークにみせ、メジャーとしてどう骨太にするのかにこだわりました」という。音楽的な映画であることが"川村流"とも言える。「『告白』はイギリスのロックバンド、レディオヘッドの音楽を劇中に3~4分間ドカンとかけました。脚本作りはまさにミュージックビデオ的な構築です。『君の名は。』は、劇中にRADWIMPSの曲が全部で4曲かかります。これまでの日本のアニメにはなかった手法です」実は、音楽と映像の組み合わせは、川村氏の原体験にあるそうだ。「3歳の時に映画館で『ET』を見ました。映画館が暗くて怖かったという印象がまずあって、それから自転車に乗った主人公・エリオットが空を飛ぶシーンは、3歳ながら、映画ってすごいって思いました。でも、その時はどうして感動したのかが分かりませんでした。東宝に入社してから、映画館で『ET』デジタルリマスターバージョンのプリントテストを見る機会があり、その時、自転車のシーンで号泣してしまったんですよね。プロになっていたので、感動の意味を考えました。物語の中で一番強さのあるシーンで、すばらしい映像とジョン・ウィリアムズ作曲のサウンドトラックがマックスでかかる。つまり、映像とドラマと音楽が最高のかたちで重なりあうと、人の心に深く残すことができると思ったのです。だから、『君の名は。』でも、音楽をどのように重ねることができるのかを考えました。音楽は人を感動させ、時には恐怖のどん底にも持って行かせるのではないでしょうか」○作家業と映像表現のプロデュースを使い分け川村氏のように、実写とアニメを問わずにプロデューサーを務めることは世界でも珍しい事例だが、「自分がやりたいストーリーかどうかが重要。アニメに向いていればアニメ、小説に向いていれば小説を書きます。自分のやりたいことにあわせてアウトプットを変えていきます」という。『世界から猫が消えたなら』で作家デビューも果たしたが、映像表現のプロデュースをどのような感覚で使い分けしているのかという質問には「10本目のプロデュース映画『告白』の時に、映画作りの型ができたと思いました。だからあえて新人に戻れる場所を探し、小説を書くことにしました」と答えた。「映画を作る人間が小説を書く場合、文章のアドバンテージがある世界観を小説にしようと考え、書いたのが『世界から猫が消えたなら』でした。このタイトル自体が映像にできない。映画の人間が、猫が消えた世界を作るとなると途方に暮れるわけです。けれども、日本で映画化され、ハリウッドでも映画化の話が進んでいます。ユニークな世界観は、ある制限のなかから生まれると僕は思っています。あえて映像にできないことを小説にすると、逆にそれを映像にしようとするものです」と語る川村氏。2作目の小説『億男』も「映像に向いていないお金をテーマに選んだ」というが、中国で映画化計画が進んでいる。●『君の名は。』中国の興行収入100億円突破○複雑なレイヤーが重なっていないとヒットしない『君の名は。』は、現在17カ国で上映され、4月からはいよいよアメリカでも公開される。さらに、続々と各国でも公開が決定し、その勢いはとどまるところを知らない。川村氏にとって今、求められるヒットコンテンツの作り方とは何か。「昔はエンタテイメント映画は、一言でコンセプトを言えなくてはいけないと言われていました。今はなるべく複雑なレイヤーが重なっていないと、ヒットしないと思います。例えば、10年前はテレビを見る時はテレビしか見ていませんでした。それが今は、テレビを見ながら、スマホを片手にツイッターやフェイスブックをやる。パソコンの画面は何レイヤーも開いた状態です。人生そのものも複雑なレイヤーに重なり合っています。だから、ワンコンセプトで作ることができるレイヤーなんてもうないんです。だから『君の名は。』もなるべく複雑にしました。ボディスワップものラブストーリー、RADWIMPSのロック、日本の古典の3つがベースになっています。深いレイヤーにいくと、東日本大震災に対するアンサーもあります。多層にわたっています」一方、世界仕様を考えて作られたのかという問いには「全然ないです」と答えた。しかし、それには理由がある。「僕は自分が見たい映画を作っているだけです。自分が見たい映画を東京でみつける感覚で作れば、ユニバーサルになると信じています。昔は日本と海外の価値観に大きな違いがあったかと思いますが、今はスマホがあります。これがユニバーサルになって、映像感覚は世界共通のものとして近づいているのではないでしょうか。こういう場で言うのは憚(はばか)れますが、合作がはじめからベースになっている映画はうまくいかないことが多い。ドメスティックな内容でも誰しもが持っている感覚は共感を呼びます。『君の名は。』でいうと、思春期の時、まだ出会っていない誰かがいるんじゃないかという感覚なんかがコモンセンス(=常識)です。その上で、一緒に他国と作ることもあるだろうし、それぞれの国で作ることもあるでしょう。それが面白いやり方なのではないでしょうか」さらに、アジア市場の変化についても言及した。「中国ビジネスが具体的になってきています。『君の名は。』は中国で興行収入100億円を突破しました。ビジネスとして大きなチャンスになっていると思いますが、いろいろな企画が急激にアジアに流れ込み、悪いものも作られていくでしょう。最終的に生き残るのはグッドストーリーです。いかに良い物語を丁寧な脚本づくりで、斬新な映像と音楽の組み合わせで届けられるかに注力しようと思っています」○河瀬監督、小川プロデューサーも…注目の商談「香港フィルマート」は、エンタテイメントエキスポの一環として開催され、香港国際映画祭(HKIFF)、香港電影金像奨(HKFA)と同時開催されるほか、香港アジア映画投資フォーラム(HAF)や香港アジアポップミュージックフェスティバル(HKAMF)など、7つのコアイベントも併設されている。そのうちのHAFで、日本の作品がフォーカスされる場面もあった。HAFは、アジアの映画製作者が製作資金の調達を目的に、世界各地の金融関係者、投資家、配給会社、販売代理店に対して映画プロジェクトをプレゼンテーションするイベントで、今回、中国の動画配信サービス「愛奇芸」(読み方:アイチーイー/英語表記:iQIYI)がスポンサーを務めていた。会場には、選ばれた24本のプロジェクトごとにテーブルが並べられ、ひっきりなしに商談が行われている様子。24本の内、日本からのプロジェクトは4本で、『ジョゼと虎と魚たち』『ハチミツとクローバー』など、数多くのヒット映画作品を手掛けた小川真司プロデューサーが、新進気鋭の中野量太監督と、SKIPシティDシネマ映画祭所属の長谷川敏行コー・プロデューサーとタッグを組む『浅田家』プロジェクトなどがあった。これは、写真家・浅田政志とユニークな家族写真を通じて、震災をきっかけに家族の絆を考えるという内容で、現段階では紙ベースの企画書にもかかわらず、1日20件近くもの商談が組まれるほど注目されていた。HAFアワードの非香港部門では、河瀬直美監督の『NARAtive Film 2017-2018』プロジェクトが受賞し、賞金15万香港ドル(約200万円)を獲得したほか、アジア・ファンタスティックフィルム・ネットワークアワード賞に、結婚詐欺師の女性の物語を描く、映像作家・三宅響子監督の『ファム・ファタール』が選ばれた。活気あるマーケットで、海外から道を開く日本人のクリエイターの活躍が香港でもみられた。
2017年03月27日松屋銀座8階イベントスクエアにて、「誕生15周年記念 くまのがっこう展」が開催されます。会期は、2017年4月19日(水)~5月8日(月)まで。今年、誕生15周年を迎えた人気絵本シリーズ「くまのがっこう」の歩みを、貴重な原画やラフスケッチなどで辿ります。初公開の資料や本展のための描き下ろしイラストなども登場予定です。ファンの方は必見ですよ。人気絵本シリーズ「くまのがっこう」とは?「くまのがっこう」は、あいはら ひろゆきさんの文とあだち なみさんの絵によって 2002 年に誕生した絵本シリーズです。テーマは「LIFE~あたりまえの暮らしを楽しむこと」。おてんばで泣き虫なくまの女の子・ジャッキーを中心とした、12ひきのくまのこたちのあたたかな日常の世界は、子どもから大人までの幅広い層に支持されています。なお、現在までの累計発行部数は210万部以上。外国語にも翻訳されており、フランスやルーマニア、台湾などでも出版されています。また、近年では、映画やミュージカル、さらには企業とのコラボレーション、チャリティー活動など、絵本の枠を超えたキャラクターブランドとしても展開されています。展覧会の見どころをご紹介!今年、記念すべき15周年を迎えた、21世紀生まれの絵本「くまのがっこう」シリーズ。本展では、シリーズ誕生前の貴重なラフスケッチや資料が初公開されるほか、最新作『ジャッキーのしあわせ』(2017 年 1月18日発売)を含むシリーズ全15作品から、選りすぐりの絵本原画約200点が展示されます。さらには、この展覧会のために描き下ろした原画や作家2人の絵本創作過程に密着した撮り下ろし映像なども公開。「くまのがっこう」の世界の「原点と“今”」を余すところなく楽しめますよ。お子様とのお出かけにもぴったりですね。また、期間中は、展覧会オリジナルグッズやコラボレーショングッズなど400アイテム以上が販売される予定です。ぜひチェックしてください。イベント詳細名称:誕生15周年記念 くまのがっこう展会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:2017年4月19日(水)~5月8日(月) ※会期中無休開催時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場)入場料:一般 1,000円(700 円)、高校生700 円(500 円)、中学生500 円(400 円)、小学生300円 ※( )内は前売り料金公式サイト:©BANDAI
2017年03月24日多摩美術大学グラフィックデザイン学科4年生7名による卒業制作展「Shining in your eyes 2017」が、3月30日から4月9日まで東京・港区のGallery 916で開催される。同展は写真家である上田義彦のもとで2年にわたり「写真の喜び」について学んだ7名の学生たちが、写真と真摯に向き合い、悩み、そこから導き出された個々の無限の可能性を解き放つ表現としての写真作品の数々が展示される。【イベント情報】「Shining in your eyes 2017」会期:3月30日~4月9日会場:Gallery 916住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6階休廊日:月曜日(祝日は除く)時間:平日は11:00~20:00、土日・祝日は11:00~18:30入場無料
2017年03月19日東日本大震災の発生から7年目に入る3月11日(土)、TBSでは「3・11 7年目の真実」を放送することが決定。社会現象となった大ヒット映画『君の名は。』の新海誠監督が、膳場貴子キャスター思いを語る。東日本大震災が発生した4か月後に、被災地を自分の足で歩き「1枚の絵」を描いている新海監督。番組ではそれから6年が過ぎ、今月初めにもう一度同じ場所を訪ねた新海監督が、「いままではどこにも話せなかったこと」を膳場キャスターに語る。そのほか、東日本大震災から7年目を迎えるいま、被災地の様々な真実を検証。原発事故の影響がいまも続く「福島第一原発沖の海」はどうなっているのかを調査し、津波で児童74人、教職員10人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小学校で教員だった父親を亡くした 大学生や、小学校6年生のときに母親を亡くした少年の現在を追う。さらに、地震が発生した午後2時46分、東京で行われる追悼式、被災地の岩手、宮城、福島から中継で人々の祈る姿を放送。昨年4月に熊本で震度7の直下型地震が起きたのも記憶に新しいが、もし首都直下で地震が起きたら…自分や家族は守れるのか?首都機能は維持できるのか?東日本大震災の教訓は生かされているのか?を総力取材で検証。エンディングでは、東日本大震災を経験した子どもたちは、それをどう乗り越え、どこへ歩み出そうとしているのかといった“子どもたち”に焦点を当てていく。「3・11 7年目の真実」は3月11日(土)14時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月11日「第40回日本アカデミー賞」授賞式が3月3日(金)に開催され、片渕須直監督による『この世界の片隅に』が本命視されていた『君の名は。』を押さえ、最優秀アニメーション作品賞に輝いた。そのほか、『映画「聲の形」』、『ルドルフとイッパイアッテナ』、『ONE PIECE FILM GOLD』と並ぶ中での受賞となった。『この世界の片隅に』は2007~2009年まで、「漫画アクション」に連載された、こうの史代の同名漫画を片渕須直監督がアニメーション映画化。太平洋戦争真っ只中の広島を舞台に、戦時下に生きたひとりの女性・すずの姿と、市井の人々の日常に戦争が及ぼす影を丹念な描写でつづり、観る者の心に深い余韻を残した。クラウドファンディングにより製作資金を調達し、6年の歳月を経て完成。主人公のすずの声を女優のんが務めている。SNSや口コミを中心に評判が広がり、上映館数は当初の63館から300館以上に拡大した。片渕監督らは緊張した面持ちで壇上に上がり、ブロンズを受け取った。スピーチでは、「6年以上かかって作った映画なんですが…諦めなくてよかったです」と片渕監督は、絞り出すように話し出した。「諦めなくて済んだのは、プロデューサーの丸山(正雄)さんが、途中でやめようと思ったとき『もうちょっと続けよう』と6年言い続けてくれたからです。途中でもういっか、と思っていたら、たぶん皆さんの心の中にすずさんという小さなかわいらしい主婦の姿が宿ることもなかったと思います。ここに立てていること自体が、いろいろな人の支えあってのことだと思っています」と、隣に立つ製作陣に心を込めて挨拶をした。主題歌ならびに音楽を担当したコトリンゴも壇上に立った。そして、「監督に6年前に出会って、本当にこんな素晴らしい作品に出会えて。今どんどん世界に小さなすずさんが遠征に行っているので、心から応援したいなと思っております。ありがとうございました」と、まだまだ広がるすずさんの輪にもエールを贈った。(cinamacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2017年03月03日『君の名は。』の新海誠監督の娘で、子役の新津ちせちゃんが3月1日(水)、都内で行われた出演作『3月のライオン』のPRイベントに出席。司会者から新海監督について質問されると、照れたのか「やっぱり聞かれた」とかわいく“抗議”。6歳らしい素顔を見せた。この日、ちせちゃんは“川本家3姉妹”を演じる倉科カナ(長女・あかり役)、清原果耶(次女・ひなた役)とともにイベントに出席し、主演・神木隆之介をイメージしたお内裏様のちらし寿司や、手まり寿司など、ひな祭りにちなんだ料理作りに挑戦。劇中で演じた末っ子・モモ同様、姉2人の手伝いに励み、しっかり者の一面ものぞかせた。司会者から「お父さんの新海誠監督は、映画を見て何って言ってた?」と聞かれると、「やっぱり聞かれた」「聞かないでって言ったのに」「パパになんて言おう…」と困った表情。それでも「(神木さん演じる)零ちゃんがすごかったって。モモちゃん可愛かったって」と新海パパの言葉を明かしていた。ちなみに、ちせちゃんは「ひなあられが大好き」だといい、「買いだめしています。なんでこの時期しか売っていないのかなあ?」と素朴な疑問。先日開催された本作の完成披露試写会では、約4,000人のファンを前に舞台挨拶に立ち「足がブルブル震えていました」とふり返った。原作は第4回マンガ大賞2011をはじめ、数多くの賞に輝く羽海野チカの人気コミック。連載10年の節目に、大友啓史監督のメガホンにより、前後編2部作で実写映画化された。幼い頃に家族を交通事故で失った17歳のプロ棋士・桐山零(神木さん)が、“生きるために”ライバルと切磋琢磨し、人間として成長を遂げる姿を描く。倉科さん、清原さん、ちせちゃんは、主人公が転がり込む川本家の3姉妹を演じている。『3月のライオン』前編は3月18日(土)より、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月01日3月3日に行われる、第40回日本アカデミー賞授賞式。すでに優秀賞は発表されており、授賞式では各賞の最優秀賞が発表される。優秀監督賞には、若手監督、アニメーション監督等様々なジャンルの監督が集まった。映画界に3年以上関わっていることを条件とした日本アカデミー賞協会の投票によって決定する同賞だが、一足先に一般観客の予想を知るべく、マイナビニュース会員1,759名にアンケートをとった。Q.日本アカデミー賞監督賞で最優秀賞をとると思う監督は?1位 新海誠(『君の名は。』) 1,041名2位 庵野秀明/樋口真嗣(『シン・ゴジラ』) 448名3位 李相日(『怒り』) 109名4位 瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編』) 104名5位 中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』) 54名○日本のアニメの技術力を再発見■1位新海誠(『君の名は。』)・「話題になったから。外国でも話題になるのはすごいと思う」(39歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「改めて日本のアニメ技術の高さを感じさせられたから」(38歳男性/人材派遣・人材紹介/事務・企画・経営関連)・「作品賞にノミネートされていないのが不思議なくらい、去年の日本映画でいちばんよい作品」(54歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)・「話題性と観客動員数に加えて、ストーリーの総合演出力があると感じたから」(39歳男性/官公庁/公共サービス関連)・「興行収入がすごかったのと、作品からものすごく色々な主張が込められていて、誰もが認める良い作品だと思うから」(24歳男性/食品/その他・専業主婦等)・「アニメーションの綺麗さ、入れ替わるというあり得ないことがきちんと進みそして涙」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)■2位 庵野秀明/樋口真嗣(『シン・ゴジラ』)・「ただ、とって欲しいと願うだけです」(53歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)・「『ゴジラ』の歴史に対し、位負けすることがない、細部まで手を抜いていない力作」(64歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「怪獣映画にもかかわらず、緻密なリサーチによる演出でリアリティを感じさせることに成功したから」(46歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)・「庵野さん好きだし、これにノッてくれればエヴァもすぐにやってくれるかもしれない」(31歳男性/教育/その他・専業主婦等)・「長く愛されている作品のキャラクターで新しいものを作るというのは相当大変だと思う」(29歳女性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)■3位 李相日(『怒り』)・「俳優の微妙な表情まで、うまくとらえていたから」(33歳女性/食品/事務・企画・経営関連)・「役者の新しい面を引き出していたように感じたから」(37歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)・「客観視して作られる日本に見つめ直せる撮り方だったから」(49歳男性/フードビジネス/事務・企画・経営関連)・「映画としての深みや感動に、監督の決断や取捨選択が大きくかかわっているのではないかと思ったから」(28歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「この原作を映像化するのは無理だと思っていたので」(33歳女性/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)■4位 瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編』)・「警察内部の部分を取り扱っているのと、主役の警察官の気持ちをよく表している様に思う」(69歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「テレビでも放映されていた作品を映画にする苦労があったと思うから」(31歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)・「原作の小説を、よりリアルなものとして映画を完成させていらっしゃると想います」(55歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「作品への想像力がすごいと思うから」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「深層心理に働きかける映像や描写がうまい」(49歳男性/食品/営業関連)■5位 中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』)・「人気原作の映画化が一般的になりつつある中、自ら書き下ろした脚本で監督をやり最高の作品を作った中野量太さんを推したい。伏線を上手く張った内容で且つそれが感動に繋がっていた。最後のアイデアも素晴らしいと思う」(47歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)・「そろそろ賞をとる感じがするから」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「日本代表する若手監督だから」(48歳男性/設計/メカトロ関連技術職)・「家族愛、感情の表現がとても上手な作品だったから」(42歳男性/医療・福祉・介護サービス/営業関連)・「俳優の選出が適任だから」(23歳女性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)○総評予想1位となったのは、大ヒット中のアニメーション映画『君の名は。』の新海誠監督。2016年8月の公開から半年経った今も公開され続けており、現在興行収入は現在244億円を突破した。公開直後から話題となっただけでなく、アジア・北米でも好評なことから「日本の底力」「アニメ表現のすごさを示した」と多くの読者より支持を受けた。2位の庵野秀明&樋口真嗣監督は、『シン・ゴジラ』が大ヒット。ゴジラの恐ろしさだけではなく、ゴジラに立ち向かい尽力する人々を客観的に見せたことで、ありきたりなヒューマン・ストーリーではない映画を作り上げた手腕が大きく評価された。『怒り』の李相日監督は、撮り方や役者への指導も含めて話題となった。『64-ロクヨン-前編』の瀬々敬久監督は、重厚な作品づくりが、『湯を沸かすほどの熱い愛』中野量太監督は若手監督としての期待がそれぞれ支持を得た。話題作に恵まれた2016年の映画界にふさわしく、様々な監督にスポットライトがあたる結果となった。調査時期: 2017年2月13日~2017年2月17日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 1,759名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2017年03月01日しながわ区民公園内にあるしながわ水族館で、生き物の”ゆるい”魅力をテーマとした春の特別展「ゆる展 リターンズ~おほしんたろうとゆるい生き物の脱力祭り~」が2017年3月18日(土)から5月8日(月)まで開催されます。お笑い芸人のおほしんたろう氏の”ゆるい”イラストの数々に癒されてみてはいかが。ファミリーでのお出かけにもぴったりですよ。生き物の”ゆるい”魅力に癒されよう!「ゆる展 」の第2弾が開催昨年春に好評を博した「ゆる展 」の第二弾となる「ゆる展 リターンズ~おほしんたろうとゆるい生き物の脱力祭り~」が今年もしながわ水族館にて開催されます。開催期間は、2017年3月18日(土)から5月8日(月)まで。俳優の田辺誠一氏とコラボレーションして実施された第一弾は、田辺画伯の描き下ろしイラストと飼育スタッフの”ゆるい”解説が大好評となり、連日多くの人が訪れました。第二弾では、新たなイラストレーターとしてお笑い芸人のおほしんたろう氏を起用。おほしんたろう氏のシュールな描きおろしイラストで生き物たちを”ゆるく”紹介します。●お笑い芸人・おほしんたろう氏とはおほしんたろう氏は、佐賀県出身のお笑いピン芸人です。ワタナベエンターテインメント九州事業本部所属し、特技のイラストや大喜利を武器に九州エリアにて主に活動しています。2011年6月に開設したTwitterのアカウントで、じわじわくる大喜利1コママンガやイラストネタを掲載し始めたところ、徐々に人気となり、フォロワー数が増加。現在、Twitterフォロワー数は16万人を超え、書籍「おほまんが」も評判を博しています。期間中は特別メニューも登場!さらに、期間中、水上レストラン「レストラン ドルフィン」では、見た目がエイリアンにそっくりな「エイリアンラーメン」も販売されます。ワラスボの出汁を使用した、特別な色をしたラーメンとなっていますよ。こちらもぜひチェックしてください。イベント詳細名称ゆる展 リターンズ~おほしんたろうとゆるい生き物の脱力祭り~ 会場:しながわ水族館 地下1F 多目的ホール内 住所:東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内 開催期間:2017年3月18日(土)~5月8日(月)開催時間:10:00~17:00 最終入場は16:30 定休日:火曜日※春・夏・冬休み・GW、祝日は営業料金:大人(高校生以上)1350円、こども(小・中学生)600円、幼児(4才以上)300円、 シニア(65才以上)1200円公式サイト:
2017年02月27日日本映画史上歴代2位となる大記録を打ち立てた『君の名は。』。テレビ朝日とAbemaTVでは、本作の大ヒットロングランおよび、世界公開成功を記念して、3月に『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』など新海誠監督の過去作品を一挙放送する。2016年8月26日に劇場公開以来、26週で興行収入243億円を突破(2017年2月20日現在・興行通信社調べ)、全世界でも大ヒット公開中の本作。風景描写の緻密さや美しさ、すれ違う男女の物語を題材に、リアリティのある心情を描写することで定評のある新海監督の、社会現象にまでなった『君の名は。』へと繋がる代表作品を一挙に特集する。第1弾は、前作となる2013年公開『言の葉の庭』。新海監督が原作・脚本・監督を手がけた男子高校生・タカオと年上の女性・ユキノの淡い恋の物語。ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭「長編アニメーション部門グランプリ」を受賞した。靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま、雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。6月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨が明けようとしていた――。続く第2弾は、2007年公開『秒速5センチメートル』。ひとりの少年を軸に、『桜花抄』『コスモナウト』、そして表題作『秒速5センチメートル』の3本の連作アニメーションからなる作品。新海監督の作品の中でも根強いファンの多い人気作であり、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」、イタリアのフューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞するなど、内外でも高い評価を受けた。小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。2人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く。『桜花抄』では貴樹と明里の再会の日を、『コスモナウト』ではその後の貴樹を別の人物の視点から描き、そして彼らの魂の彷徨を切り取った『秒速5センチメートル』へと連なっていく。さらに、無料のインターネットテレビ局「AbemaTV」の「アニメ24チャンネル」では、3月4日(土)に新海監督初の長編作品『雲のむこう、約束の場所』(2004年公開)、『言の葉の庭』、3月18日(土)には『星を追う子ども』(2011年公開)、『秒速5センチメートル』の計4作品を一挙放送。この機会に、“新海ワールド”の神髄を堪能してみては?「新海誠特集」第1弾『言の葉の庭』は3月3日(金)深夜3時25分~、第2弾『秒速5センチメートル』は3月17日(金)深夜3時25分~テレビ朝日にて放送。『雲のむこう、約束の場所』『言の葉の庭』は3月4日(土)14時~/深夜1時~、『星を追う子ども』『秒速5センチメートル』は3月18日(土)14時/深夜1時~AbemaTV「アニメ24チャンネル」にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日昨年夏に公開され、興行収入200億円を突破した大ヒット映画『君の名は。』の世界を余すことなく楽しめる「新海誠監督作品『君の名は。』展」が、3月8日から20日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。“美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を完成度の高い映像に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出した映画『君の名は。』。同展では、アニメーション監督の新海誠によるビデオコンテや企画書、作画監督によるキャラクターの設定表、劇中の場面を再現した風景カットなどをはじめとした約300点の貴重な制作資料を一堂に展示する。さらに、劇中の授業シーンに登場する黒板も再現して初公開。その他、挿入歌を手掛けたRADWIMPSの主題歌を歌詞とともに聴くことができるコーナーも設置されるなど、『君の名は。』の魅力を紐解く展覧会となっている。【展覧会情報】新海誠監督作品「君の名は。」展会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:3月8日~20日時間:10:00~20:00(3月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般700円(500円)、高校生500円(400円)、中学生400円(300円)、小学生300円※()内は前売料金
2017年02月18日第71回毎日映画コンクール表彰式が15日に神奈川県内で行われ、日本映画大賞に輝いた『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、『この世界の片隅に』(日本映画優秀賞)の片渕須直監督、女優ののん、『君の名は。』(アニメーション映画賞)の新海誠監督が出席した。夢の中で入れ替わった男子高生・瀧と女子高生・三葉の恋と奇跡の物語を描いた『君の名は。』の新海監督は、興行収入242億円を超え、世界中で爆発的ヒットを続けていることに、「誰もここまでとは想像していなかった」と驚きつつも、「たまたま多くの人が観たいと思った映画を、たまたま僕たちが出すことができた」と冷静に分析。アニメ制作は1本につき早くても3年はかかるそうで、「いま44歳だから、あと20年として何本作れるんだろうと思うと、次に1,800万人が観てくれるかはわからないけど、1本1本が全力で命がけですね」と語ると、次回作は2019年を目標に構想を練っていることを紹介。また、本作で声優を務めた神木隆之介について、「主役続投はいまのところイメージしていない」と言いながらも、三葉役の上白石萌音、音楽を担当した「RADWIMPS」とも「もう一度お仕事でご一緒したい」と期待を寄せた。クラウドファンディングで制作費3,622万4,000円を集め、第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で日々を大切に生きる女性・すずの暮らしを描いた『この世界の片隅に』は大藤信郎賞、音楽賞も受賞。片渕監督は「この題材から、本来は及びつかない結果」というヒットぶりや、本賞をはじめとした各映画祭での受賞歴に目を丸くし、「ご覧になって認めていただいたことは有り難い」と嬉しさをにじませた。主人公の声を務めたのんは「素晴らしい作品というのは前から確信していた」と胸を張ると、「監督、スタッフ、キャスト、観てくださった方みんなでこの映画を広めて、みんなで賞をいただいたようで、すごく嬉しく興奮しています」と喜び、「人は笑えることがあれば明日が見えるという力強いメッセージに感動しました」と感想も伝えた。フルCGによる特撮ゴジラ映画として庵野秀明が総監督、樋口が監督を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみなど総キャスト329名が出演し、興行収入82億円を突破した『シン・ゴジラ』は、美術賞、女優助演賞(市川実日子)も受賞。樋口監督は、「この重たいトロフィーを持っていると、60年前に我々の先輩がゴジラの映画を作り続けてくれたおかげなんだなと思います。そして、それ受け継いで我々が日本を舞台に本気で作った結果だと思います」と誇りを胸に抱き、「感謝しています」と謝辞を述べた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2017年02月15日「君の名は。」展を松屋銀座にて開催。会期は、2017年3月8日(水)から3月20日(月・祝)まで。社会現象になるほどの大ヒットを記録した映画『君の名は。』。日常的な風景を取り上げながらも、そこに射す光や色彩がきらきらと輝くような、幻想的なまでに美しい映像。そして、その壮大で神秘的な世界観は、子供から大人まで多くの人を魅了した。本展では、企画書や絵コンテ、設定資料などをはじめ約300点の貴重な制作資料を一堂に公開。新海監督によるビデオコンテや作画監督によるキャラクター設定表、さらに、主人公三葉が暮らす町、糸守の風景カットも展示する。細部まで徹底された作品だからこそ、そこに仕掛けられた工夫を一つ一つ紐解いていくことで、より深く楽しむことができるだろう。製作委員会資料の他にも会場では、挿入歌を手掛けたRADWIMPSの主題歌を歌詞とともに聴くことができるコーナーを設置。また、劇中の授業シーンに登場する黒板を再現したものも初公開する。ただ観るだけでなく、実際に作品の世界を体感することができる。【詳細】「君の名は。」展会期:2017年3月8日(水)〜3月20日(月・祝)会場:松屋銀座 8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1開催時間:10:00〜20:00 (最終日は17:00閉場・入場は閉場の30分前まで)入場料:一般 700円、高校生 500円、中学生 400円、小学生 300円 、一般前売券 500円、一般高校生券 400円、一般中学生券 300円(ローソンチケット:Lコード 33957 にて3月7日(火)まで販売)©2016「君の名は。」製作委員会【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211
2017年02月11日大人でも可愛くつけられる!2017年1月23日、株式会社バンダイは自社が展開するショッピングサイト「プレミアムバンダイ」において映画「君の名は。」に登場する「ティアマト彗星」をモチーフにしたピアスとイヤリングの予約受付をスタートした。この商品はジュエリーブランド「THE KISS」との共同企画。ジュエリーブランドが作った商品だけあってアクセサリーとしての完成度が高く、大人の女性がつけても違和感がないところが素晴らしい。「ティアマト彗星」は映画「君の名は。」の象徴的アイコン。この商品は「君の名は。」ファンなら気になる一品だろう。どちらも素敵『「君の名は。」×THE KISS×BANDAI ピアス』は動くたびに耳元で天然石や星がキラキラと揺れるデザイン。左右で色の違うトパーズを使うことによってピンクとブルーに分裂する彗星の破片を表現している。『「君の名は。」×THE KISS×BANDAI イヤリング』にはピンクとブルーのカラーガラスを採用。輝きを表現した形状は映画ポスターなどに使われたメインビジュアルで描かれたキラリとした輝きをイメージしている。つける人の好みに合わせて選べるようシルバーメッキとゴールドメッキがあるところも嬉しい。この映画に感動した人は耳元を「ティアマト彗星」で飾ってみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社バンダイプレスリリース
2017年01月25日新海誠監督最新作にして、神木隆之介&上白石萌音ら実力派俳優の声優起用でも話題となった映画『君の名は。』。昨年11月に、映画賞の最高峰であるアカデミー賞の長編アニメ部門の審査対象となったことが明らかになったが、1月24日(日本時間)、第89回米アカデミー賞ノミネートが発表され、残念ながらノミネートを逃したことが分かった。2016年8月に公開され、興行収入は200億円を突破、観客動員数も1,800万人を超える大ヒットを記録した本作。日本だけに留まらずアジア圏でも大ヒットを叩き出し、週末映画ランキングでは日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国の“6冠”を達成。また世界各地の映画祭でも高い評価を受けており、ファンタジーとホラー、そしてアニメーションに特化した国際映画祭である第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭にてAnima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞。さらに、アカデミー賞の前哨戦の1つとされているLA映画批評家協会賞にて「アニメ賞」に輝き、“アニメーション界のアカデミー賞”ともいわれる「第44回アニー賞」では、監督賞とインディペンデント部門作品賞の2部門にノミネートされている。この勢いのまま、第89回米アカデミー賞長編アニメーション部門へのノミネートが期待されていたが、1月24日(日本時間)ノミネート発表にて落選が決定。ノミネートされたのは、スタジオジブリ初の海外共同製作作品である『レッドタートルある島の物語』、人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー作『ズートピア』、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』、『Kubo and the Two Strings』(原題)、『My Life as a Zucchini』(原題)。第89回アカデミー賞授賞式は2月26日(現地時間)となっている。(text:cinemacafe.net)
2017年01月24日日本国内のみならず世界で注目を集め大ヒットとなっている、新海誠監督最新作『君の名は。』。この度、本作が韓国での日本映画歴代観客動員第1位となったことが明らかになった。社会現象にもなっている日本国内では、昨年の公開から150日間で観客動員1,815万人、興行収入235億円(1月22日現在)を突破。アジア圏では週末映画ランキングで6冠(日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国)を達成し、中国・タイ・台湾では現地で公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立した。そして、1月4日より公開を迎えた韓国でも、今回日本映画歴代観客動員の新記録を樹立!これまでの記録だった『ハウルの動く城』の動員301万人(興収約14億円)を抜き、22日までの公開19日間で動員3,052,179人(興収約23.9億円)を超え新記録。すでに『ハウルの動く城』以降、韓国で公開された日本映画として13年ぶりの初登場第1位作品となっていた本作だが、今回観客総動員でも新たな記録樹立となった。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月23日「誕生15周年記念 くまのがっこう展」が東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開催される。会期は2017年4月19日(水)から5月8日(月)まで。「誕生15周年記念 くまのがっこう展」ではシリーズ誕生前の貴重なアイデアメモやスケッチをはじめ、2017年1月に刊行の最新作『ジャッキーのしあわせ』を含むシリーズ全15作品から、選りすぐりの絵本原画約200点が展示される。「くまのがっこう」の世界の原点と現在を紹介する展覧会だ。会場では第1作から第14作までの名場面の原画やスケッチ、本展のための描き下ろしイラストなどが展示され、ファンには嬉しい内容が盛りだくさん。展覧会オリジナルグッズやコラボレーショングッズも販売される予定なので、是非足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】誕生15周年記念 くまのがっこう展会期:2017年4月19日(水)〜5月8日(月) ※会期中無休。会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1時間:10:00〜20:00 ※入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場。入場料:一般 1,000円(700円)、高校生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円※()内は前売り料金。前売り:2月中旬から4月18日(火)までチケットぴあ、ヤフーパスマーケット他で販売予定。【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2017年01月21日日本のみならず、世界中で旋風を巻き起こしている新海誠監督作品『君の名は。』。次々と海外での公開が始まる中、この度現地時間4月7日(金)より、全米、カナダの劇場にて公開されることが決定。さらに、一部劇場では「RADWIMPS」より新たに生み落とされた英語歌唱の主題歌入り本編で上映することも明らかになった。社会現象にもなっている映画『君の名は。』は、現在国内の興行成績は昨年の公開から144日間で観客動員1,793万人、興行収入232億円を突破。アジア圏では週末映画ランキングで6冠(日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国)を達成し、中国・タイ・台湾では公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立。すでに世界125の国と地域で海外配給が決定しており、世界中で話題となっている。そしてついに、本作が4月より北米上陸。公開規模は200スクリーン以上となっており、現地配給の担当者も「『君の名は。』という作品に携わることができて大変嬉しく思っています。この作品はすべての人の期待の上を行き、観客と批評家両方の心を即座に掴んでいます。ジャンルにかかわらず美しく感動的なストーリーは大衆を魅了すると信じ続けていますが、『君の名は。』はまさにそのような映画」と絶賛し、「これから将来にわたり長く語り継がれる作品となるでしょう」と意気込みのコメントを寄せている。さらに今回、英語歌唱の主題歌入り上映も決定。英語主題歌は「Zenzenzense(English ver.)」含む全4曲。本作は主人公・瀧とヒロイン・三葉の恋の物語と「RADWIMPS」が奏でる主題歌が濃密にリンクする作品につき、英語圏で本編を鑑賞する人へも映画と音楽が深く絡み合う『君の名は。』の世界を最大限に楽しんでもらいたいという想いから、ボーカル・野田洋次郎が原曲のメロディに合わせて日本語詞を元に新たに英語詞を書き下ろし。この4曲は、1月27日(金)より主要配信サイトでのデジタル配信、2月22日(水)にはCDのリリースも決定している。今回の決定を受け新海監督は、「RADWIMPSにとって、メロディと歌詞は切り離せないもののはずです。にもかかわらず、英語圏の観客のために素晴らしい英語歌詞を作ってくれたRADWIMPSに、心より敬意と感謝を申し上げます」と述べ、「『君の名は。』では歌と台詞と物語は渾然一体であり、主題歌の歌詞は主人公たちの叫びでもあります。今回の英語主題歌版で、北米の観客に『君の名は。』の世界をより深く楽しんでいただけることを願っています」と思いを語った。今回の北米公開決定を記念し、日本国内でも英語主題歌4曲を使用した英語主題歌版本編(※台詞は英語字幕付き)を、今月28日(土)から2週間限定で特別上映することも決定している。RADWIMPS「君の名は。English edition」は1月27日(金)より先行配信開始、2月22日(水)よりCDリリース。※日本国内のみで配信・発売『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月18日中川大志、飯豊まりえという今旬のキャストで贈る“キュン泣きラブストーリー”『きょうのキラ君』。このほど、本作の名シーンとして人気の「カーテンの刑」の胸キュンレクチャー動画が解禁!なんと中川さん・飯豊さん本人が登場していることが明らかになった。誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”(中川大志)に恋をした“ニノ”(飯豊まりえ)。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!自らの抱える気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの初めての恋。同級生の矢部(葉山奨之)、キラの幼馴染の澪(平祐奈)も加わって、かけがえのない“365日”がはじまった。ニノとキラ、ふたりのピュアな恋の行方は…!?雑誌「ViVi」の読者投票では「国宝級イケメン」で1位を獲得し、「重版出来!」「真田丸」『四月は君の嘘』など数々の作品に出演する中川さんと、『MARS~ただ、君を愛してる~』、月9ドラマ「好きな人がいること」などで注目を集める飯豊さんの共演ということで、原作ファンをはじめ、若者を中心に熱い注目を集める本作。このたび解禁された動画は、そんな本作に登場する「カーテンの刑」の“正しいやり方”に焦点をあてたもの。ヒロイン・ニノが憧れのクラスメイト・キラに突然カーテンの中に引きこまれてキスされるという、見逃すことのできない胸キュンシーンである「カーテンの刑」。このシーンが流れる予告編が解禁となった途端、たちまち話題となり、雑誌「popteen」でも取りあげられるほど。「日本中にもっと『カーテンの刑』で“胸キュン”を届けたい!」という熱い想いと共に、まさかの中川さんと飯豊さん本人たちが登場し、どうすればカッコよく「カーテンの刑」ができるのかを伝授してくれるこの動画。照れながらも仲良く“講座”を進めていく2人の姿を見れば、思わず微笑んでしまうことは間違いなし!「相手の手首をギュッと掴んで強引に、男らしく腕を引っ張りながら、カーテンの中に導くこと…」とレクチャーしながら、実際に飯豊さんとカーテンの中に消えていく中川さんは、果たして華麗に成功させることができるのか?微笑ましい“正しい「カーテンの刑」”をこちらの動画でチェックしてみて。『きょうのキラ君』は2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月10日日本のみならず、海外でも大ヒットを記録している新海誠監督作品『君の名は。』。この度、1月4日より公開を迎えた韓国でも、イ・ビョンホン主演の韓国映画『Master』を2位に抑え、初日の興行収入&動員数で第1位になったことが分かった。公開初日興収は1億突破、動員13万人越えの快挙を達成した。まだ日本でも公開中の本作は、すでにアジア圏で5冠(映画ランキング1位、日本、台湾、香港、タイ、中国)を達成し、中国・タイでは公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立。韓国では98年に日本映画が解禁され、一時期日本映画ブームも起きたものの、2004年の『ハウルの動く城』以降、目立ったヒットは大幅に減少。そんな中、本作は555スクリーンという、同国での日本映画の公開規模としては新記録となるスクリーン数で公開。日本映画が韓国の映画ランキングで第1位となるのは、2004年の『ハウルの動く城』以来13年ぶりになり、これで、日本、台湾、タイ、香港、中国に続きアジアで6冠を果たしたこととなった。また、正月興行を迎えた国内の最新成績は1,735万人、224億円を記録。1月13日(金)からは、全国の一部劇場にてIMAX上映が2週間限定でスタートし、大迫力かつ高品質の映像と音響で本編をさらに楽しむことが出来るようだ。すでに世界125の国と地域で海外配給が決定している本作。『君の名は。』旋風はまだまだ続きそうだ。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月06日この夏、新海誠監督最新作『君の名は。』が世界中で大ヒット!そのほかディズニー映画『ズートピア』や『ペット』、邦画に目を向ければ『聲の形』『この世界の片隅に』など様々なアニメーション映画が興行収入ランキングを大いに賑わせた2016年。多彩な作品をより魅力的にしたのは、名演技を披露した役者たちだろう。テレビアニメに映画はもちろん、舞台、ナレーション、モデル、アーティスト、実写ドラマ&映画出演と…ますます活躍の幅を広げ、知名度と人気度を上げている声のプロ・声優――。彼らの2016年の活動をふり返りながら、“声良し!顔良し!演技良し!”と三拍子そろったイケメン声優たちをご紹介する、年末企画第3弾!■実力派声優の名演が光る!声優人気が映画選びのポイントにも?これまでは洋画大作の吹き替えには俳優・女優が“声優”として出演することがしばしばだったが、近年では“声優”を本業とした面々が名を連ね、圧巻の演技を披露。また、彼らのキャスティングが集客の一因となることも。声優人気を牽引し続ける宮野真守は、今年もエンターテインメント業界で大活躍!「亜人」「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズなどTVアニメ出演はもちろん、アーティストとして2枚同時シングルリリースやツアーを敢行。映画業界では何と言っても、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を手掛け大ヒット公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、主演のエディ・レッドメインの吹き替えを担当したことが大きなニュースだろう。全5部作の大作となる予定なので、今後の宮野さん熱演をぜひ劇場音響で堪能して。また本作には、大人イケメン・津田健次郎が、成熟した男性の色気たっぷりにコリン・ファレルの声を吹き替えていることも注目だ。また宮野さんは、映画『ミニオンズ』のスタッフが贈る夏の大ヒット作『ペット』にも出演。本作では「進撃の巨人」エレン役などで知られる梶裕貴が、モルモットのノーマン役で出演。可愛らしい小動物を見事に表現している…かと思えば、LGBT解放運動のきっかけとなった“反乱”を描く『ストーンウォール』では、ゲイであることから故郷を追われ、世間からも警察からも虐げられる主人公を見事に演じきった。意外にも実写の劇場映画で吹き替え主演を務めるは、本作が初めてだ。主役声優が大きく取り上げられると共に、今年は、人気声優たちの“豪華ラインナップ”が話題になったことが特徴だったのでは?グリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加えて大ヒットしたアクション・アドベンチャー大作の続編『スノーホワイト/氷の王国』では、水樹奈々、朴ロ美、田中敦子ら女性陣に加え、クリス・ヘムズワース役を杉田智和が男気たっぷりに演じ、浪川大輔や大塚明夫も共演。吹き替え版予告編がテレビCMで放映されるなど、吹き替え版にも大きな関心が寄せられた。また台湾映画『私の少女時代-OUR TIMES-』では、杉田さんが校内一のワルを、浪川さんが憧れの王子様という、乙女がトキメク二大キャラクターをそれぞれ担当。また浪川さんは、大ヒットシリーズの最終章『バイオハザード:ザ・ファイナル』にも初登場のキャラクラーで出演。本作には立木文彦、石田彰らも名を連ねる。同様に話題になったのが、「Kis-My-Ft2」玉森裕太が主人公の声を担当した冒険スペクタクル『キング・オブ・エジプト』。本作の神々役には中村悠一、小山力也、沢城みゆき、中井和哉、菅生隆之らまさに神メンバーがズラリ。中でも中村さんは、男らしいドS発言から甘い言葉まで、その魅力的なボイスで見事なツンデレっぷりを演じた。映画に限らず、動画配信サービスなどで見られる海外ドラマでの活躍も見逃せない。大人気ドラマ「フルハウス」のその後を描いた「フラーハウス」では、堀内賢雄、大塚芳忠、山寺宏一らお馴染みの声優陣が全て続投!ファンにはたまらない布陣が実現した。ディズニー映画『ズートピア』でキツネの詐欺師・ニックを演じた森川智之は、大人気シリーズ「NCIS: LA ~極秘潜入捜査班~」に出演。こちらも人気シリーズの犯罪捜査サスペンス「クリミナル・マインド」で人気者Dr.スペンサー・リード役を演じる森久保祥太郎は、同役を演じるマシュー・グレイ・ギュブラーが来日した際に対面を果たし話題を呼んだ。■テレビドラマに美術館まで…活躍のフィールドは無限大!今年は例年にも増して、様々なフィールドで活躍する声優たちを追いかけたように感じる。これまでも声の仕事だけではなく、“役者”として表舞台で活躍する声優はいたが、今年は地上波テレビに多数出演。社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「おそ松さん」松野トド松役をはじめ、夏の大ヒット作『聲の形』出演の入野自由は、ヒロイン・桐谷美玲、山崎賢人、三浦翔平、野村周平ら共演の夏月9ドラマ「好きな人がいること」に登場。1シーンのみの登場ではあったが、ネット上は大歓喜の声が上がった。来年からは海外留学を予定しており、さらにパワーアップした入野さんに早く会いたいものだ。また朝ドラ「とと姉ちゃん」には、「ONE PIECE」サンジ役で知られる声優・平田広明と「名探偵コナン」阿笠博士役の緒方賢一が出演。さらに「名探偵コナン」の小嶋元太&高木刑事役ほかで人気の高木渉は、NHK大河ドラマ「真田丸」に武将・小山田茂誠役として出演した。“ベストカラアゲニスト”という異色の肩書きを持つ下野紘は、ネット配信&DVDのみながらもドラマ「プロデューサーK」にて初俳優に挑戦。さらに下野さんは、声優デビュー15周年を記念にアーティスト活動を始動。既にシングル2枚をリリースしており、プロモーションの一貫で様々なラジオや雑誌、テレビ番組に出演した。アーティスト活動ジャンルでは、劇場版『暗殺教室 365日の時間』殺せんせー役で知られる福山潤が、来年1stシングル「KEEP GOING ON!」のリリースを発表。今後の更なる活躍に大きな期待が寄せられる。舞台は変わり、“芸術”の世界へ。世界的な画家フィンセント・ファン・ゴッホとポール・ゴーギャンに焦点を当てた日本初となる展覧会「ゴッホとゴーギャン展」では、『GANTZ:O』加藤勝役などで活躍したイケメン声優筆頭・小野大輔と、杉田さんが音声ガイドナレーターを担当。ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の音声ガイドには、「斉木楠雄のΨ難」「舟を編む」「夏目友人帳 伍」…と出演作目白押しだった神谷浩史が起用され、本プロモーションで、モデルで女優の菜々緒とともに朝の情報番組「めざましテレビ」にも出演した。また神谷さんは、今年「クレヨンしんちゃん」ぶりぶりざえもんの2代目を襲名したことも記憶に新しいトピックスだ。■作品とともに大きく飛躍!追いつき追い越せの若手声優たちベテラン・中堅が盤石の人気を誇る男性声優界。だか昨今は、頼もしいイケメン若手声優の活躍が目に眩しい!今年の…いや、今後の日本映画界に燦然たる記録を刻んだ新海誠監督最新作『君の名は。』。神木隆之介と上白石萌音ら俳優陣に加え、アニメ作品で活躍する若手筆頭・島崎信長と石川界人もキャスティング。普段、テレビアニメを見ない層や声優に注目したことがない人たちの多くが、本作を通じて彼らの名前を知ったことだろう。神木さんと上白石さんの名演がリアリティ溢れる作風にマッチしていたことは言うまでもないが、本作にちょうどいい加減で“アニメらしい表現”を与えつつも、ナチュラルな演技で見せた2人の未来に、期待せずにはいられない。一部のファンからは小池徹平にも似ていると言われているほどの甘いマスクの島崎さんと、精悍な雰囲気を讃えた石川さんのビジュアル面も要チェックだ。ちなみに石川さんは今年、「双星の陰陽師」「僕のヒーローアカデミア」「初恋モンスター」などなど、若手の中でもより多くの出演本数。同じく松岡禎丞も「DAYS」「モブサイコ100」「食戟のソーマ」と大活躍だ。トレードマークのメガネの奥に光る優しい瞳と笑顔が人気の花江夏樹も、多数の作品でメインキャスト務め上げ、4月からは小野友樹と共に「おはスタ」MCに就任。昨年から着実に人気・実力を上げているようだ。そのほか20代若手たちが、アニメで主演を務める姿が目立った。「ReLIFE」主演の小野賢章は、俳優として舞台でも活躍。来年には出世作「黒子のバスケ」完全新作劇場版公開が控えている。まだ10代とは思えない、大人びた表情とオーラを放つ武内駿輔も、ぜひ押さえておきたい。「アイドルマスター シンデレラガールズ」プロデューサー役で一躍注目を浴びた彼は、映画館の新たな可能性を広げた“応援上映”の火付け役『KING OF PRISM by PrettyRhythm』に大和アレクサンダー役で出演した。また、今年のテレビアニメでは、男子がたくさん登場する作品が多かったが、中でも7月クールの「ツキウタ。 THE ANIMATION」「B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~」「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」の3作品に同タイミングで出演したのが、増田俊樹。大勢のキャラクターの中でも埋もれない独特の個性と感性が、来年も光ることだろう。そして、実力派声優がしのぎを削り、ここから売れていく声優も数多くいるガンダムシリーズ「機動戦士ガンダムUC RE:0096」で主演を務め、乙女の心を狂喜乱舞させた「ユーリ!!! on ICE」でも好演を見せた内山昂輝。一見物静かな彼からほとばしる熱い演技で、2017年は秋に実写化も決定している「覆面系ノイズ」のテレビアニメ版へ出演する。2017年以降の活躍が期待されるネクストブレイク声優にも触れておきたい。「チア男子!!」「刀剣乱舞-花丸-」に出演した山谷祥生。2013年にデビューし、2014年に「一週間フレンズ。」の長谷祐樹役で初主役。本作で共演した雨宮天とともに、来年2月に公開される川口春奈と山崎賢人のW主演で実写化される映画『一週間フレンズ。』に“声”での出演が決定。これをきっかけに、様々な場所で彼の活躍を拝める日を楽しみに待ちたい。2017年のエンターテインメントに胸ときめかせながら、イケメン声優たちの声、演技、そして新たな表現のカタチを心待ちにしよう。(text:cinemacafe.net)
2016年12月31日邦画歴代2位の興行記録を更新した大ヒットアニメ映画『君の名は。』の“大合唱上映会”が12月23日(金・祝)、東京・新宿バルト9で行われ、新海誠監督、神木隆之介(立花瀧役)、上白石萌音(宮水三葉役)が駆けつけた。配給の東宝によると、22日時点で興収210億円、動員1,620人を突破している本作。この日は大ヒットに感謝し、「RADWIMPS」が手がけた劇中楽曲4曲の字幕がついた本編の特別版が上映され、上映中の応援、発声、歌唱が可能となり、新海監督、神木さん、上白石さんはファン350人と一緒に映画を鑑賞した。上映後、ステージに立った神木さんは開口一番「楽しいっすねえ~」と満面の笑み。「僕自身、1人で何回も映画館に見に来ていますが、心の中で叫びたい気持ちやセリフを、今日は皆さんが叫んでくれて、うれしかったです。それに一緒に歌っていました」と普段とは一味違う上映を満喫していた。上白石さんも「サイリウムに手拍子もすごくて、まるでライブ会場みたい」と興奮しきり。「皆さん、セリフが全部(頭に)入っているんですね。ほぼ同時だったり、たまにフライングでセリフを叫んでいらっしゃって、本当にすごいなと思いますし、そんな作品に関われて幸せです」としみじみ語っていた。また、新海監督は口噛み酒のシーンで、客席から「一気コール」が起こったことに、驚きの表情。「皆さん、訓練されていますね。結構、疲れましたが(笑)、楽しい思いをさせていただきました」と目を細めた。今年を代表する社会現象に留まらず、日本映画史に“その名”を刻むことになった『君の名は。』の大成功について、「公開前は一切想像していなかったですし、100億円を超えたり、1,000万人を超える作品は別世界のことだと思っていたので、僕らにも作れるんだと大きな自信をもらいました」と改めて、感謝の意を表していた。山深い田舎町に暮らす女子高校生の三葉と、東京で暮らす男子高校生の瀧が、夢の中で“入れ替わり”互いが生きる世界を通して、次第に惹かれあう。遠く離れた2人が夢の中で出会う意味とは?時空を超えた少年少女の冒険が始まる。『君の名は。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日12月2日より中国にて公開された『君の名は。』が、この度興行収入5.34億元(約90億円)を記録し、同国で公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立したことが分かった。この結果は、『STAND BY MEドラえもん』の持っていた5.3億元を上回る記録となった。スペインで行われた「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」では、Anima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞、韓国の「第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門での優秀賞と観客賞をW受賞する快挙に続き、アニメのアカデミー賞と言われている「アニー賞」や、世界各国のプレスが選ぶ映画賞の「サテライト賞」でも各賞にノミネート。さらに、「第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞」にて、アニメ映画賞(BEST ANIMATION)を受賞するなど、世界中で広がり続けている本作。また中国だけでなく、11月10日より公開されているタイでも4412.2万バーツ(約1.4億円)を記録し、同じく『STAND BY MEドラえもん』(39,560,890バーツ=約1.3億円)を抑えトップとなった。なお本作は、すでに世界92の国と地域で海外配給が決定しており、今後も12月28日のフランス、そして来年1月4日の韓国と各国で順次公開予定。日本では12月18日(日)までの115日間の興行成績は、動員16,079,937人、興収20,897,904,500円となっており、まだまだ世界中で『君の名は。』ブームは続きそうだ。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年12月19日映画『君の名は。』のコラボレーションカフェ「君の名は。カフェ」が、心斎橋161、福岡パルコ、池袋パルコにて期間限定でオープン。池袋パルコは再オープンとなる。期間はそれぞれ、2017年3月29日(水)から5月24日(水)まで、4月4日(火)から5月21日(日)まで、2017年4月26日(水)から5月24日(水)まで。「君の名は。カフェ」は、2017年2月7日(火)まで池袋パルコにて初開催され、最大11時間待ちを記録するほどの好評を呼んだ。店内では、「司と高木からもらったタマゴサンドとコロッケで作るコロッケパン」「2人が見たあの日の彗星プレート」「瀧と入れ替わった三葉も思わず写真を撮りたくなったパンケーキ」など、作中の1シーンをモチーフにしたオリジナルメニューの数々を提供する。池袋パルコでの再オープンにあわせて、4月26日(水)より新メニュー「瀧と三葉のメッセージICEラテ」が登場。“カワタレ時”の雲をイメージした綿菓子にミルクをかけるとアイスラテが完成し、溶けた雲からは瀧と三葉からのメッセージが出てくるという。さらに、カフェ利用でプレゼントされるオリジナルランチョンマットが新デザインに変更。また、これまで通りドリンクを注文するとオリジナルコースターがプレゼントされる。ほかにも、「君の名は。カフェ」でしか手に入らない限定グッズ約120商品の販売、物語の鍵を握る”あの階段”を再現したフォトスポットの設置(池袋パルコ限定)など、ファンにはたまらない企画の数々が用意されている。【概要】「君の名は。カフェ」■心斎橋161期間:2017年3月29日(水)~5月24日(水)会場:心斎橋161 2F THE GUEST cafe&diner営業時間:10:00~21:00(フードL.O. 20:00 ドリンクL.O. 20:30)※最終日のみ18:00閉店 (フードL.O. 17:00 ドリンクL.O 17:30)■福岡パルコ期間:4月4日(火)~5月21日(日)会場:福岡パルコ 本館5F THE GUEST cafe&diner営業時間:10:00~20:30(L.O. 20:00)※最終日のみ18:00閉店 (L.O 17:30)■池袋パルコ期間:4月26日(水)~5月24日(水)会場:池袋パルコ 本館7F THE GUEST cafe&diner営業時間:10:00~22:00(フードL.O.21:00 ドリンクL.O. 21:30)※最終日のみ19:00閉店(フードL.O.18:00 ドリンクL.O. 18:30)
2016年12月17日39回にわたって紅白歌合戦に出演し、もはや“紅白の顔”となっていた和田アキ子さんが落選し、映画『君の名は。』の主題歌を担当して話題となったRADWIMPSが初出場するなど、波乱の人選となった2016年の紅白歌合戦。あなたの見たい歌手はちゃんと選抜されていましたか?中には「なんであの人が入ってないの?」と今年の出演メンバーに不満を抱いている人もいるでしょう。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『第67回紅白歌合戦に出てほしかったアーティスト』について聞いてみました!●第67回紅白歌合戦(2016)に出てほしかったアーティストは誰ですか?・1位:SMAP……31%(53人)・2位:安室奈美恵……12%(21人)・3位:back number……10%(18人)・4位:きゃりーぱみゅぱみゅ……8%(13人)・5位:ゴールデンボンバー……7%(12人)・同率6位:桑田佳祐……4%(7人)・同率6位:Kis-My-Ft2……4%(7人)・同率6位:aiko……4%(7人)・同率9位:BUMP OF CHICKEN……3%(6人)・同率9位:小林幸子……3%(6人)※10位以下は省略※有効回答者数:172人/集計期間:2016年12月14日〜2016年12月15日(パピマミ調べ)●1位:SMAP『こんなこと言ったらファンに怒られそうだけど、SMAPはケジメとして最後に紅白に出るべきだったと思う』(34歳男性/広告)『やっぱりなんだかんだSMAPが一番見たかった。というか、正直まだサプライズで出るんじゃないか とドキドキしてます笑』(32歳女性/販売)ダントツの1位に輝いたのは『SMAP』で31%(53人)という結果になりました。2016年はSMAPのみならず、我々国民にとってもかなり大きな意味を持つ年でしたね。なぜなら、8月14日にSMAPの解散が正式に発表されたからです。日本を代表するアイドルグループが解散するというニュースは日本中をかけめぐり、多くの人に衝撃を与えましたね。ファンの中にはいまだに解散を中止してほしいという人も多くいるようです。NHKもギリギリまでSMAPに紅白への出演オファーを出していましたが、残念ながら発表された出場歌手の中にSMAPの名はありませんでした。一部ではまだサプライズで出る可能性があると噂されているSMAP。2016年の終わりに奇跡を起こしてくれることはあるのでしょうか。●2位:安室奈美恵『安室奈美恵!今年はリオ五輪のテーマ曲を担当してたから絶対出ると思った のに!』(30歳女性/飲食)『安室奈美恵の生歌はライブ以外ではあまり聞けないから期待してた』(37歳女性/主婦)第2位は『安室奈美恵』さんで12%(21人)という結果に。今年の紅白に安室さんが出演しないのは意外でしたね。リオオリンピックのテーマソングである『Hero』を歌ったことから、出演の可能性が濃厚と言われていましたが、結局出演は辞退したようです。安室さんは過去に9年連続で紅白に出演するなど、常連のアーティストでしたが、2004年からは出演を辞退し続けてきました。もし今年出演したら13年ぶりということになりますから、世間からの期待も大きかっただけに残念ですね。来年の紅白で見られることを期待しましょう。●3位:back number『back numberはもう紅白出られるレベル でしょ!なんで出さないのNHK!』(26歳女性/販売)『同じ若手でもゲス乙女が出られてback numberが出られない不思議……』(31歳女性/主婦)第3位は若い世代に大人気のバンド『back number』で10%(18人)となりました。2011年にメジャーデビューし、その2年後には武道館でワンマンライブを行うなど、破竹の勢いで人気を増しているバンドですね。最近は個性的なバンドが多い中で、珍しく“王道系”の音楽をやっているのが特徴的です。今年紅白で見られないのは残念ですが、このままの勢いだと来年、再来年あたりには出演しそうですね。----------いかがでしたか?1位はやはりSMAPという結果になりましたね。他にも自分の好きなアーティストが落選してガッカリした人も少なくないと思います。しかし、紅白には他にも素晴らしいアーティストがたくさん出ますから、今年の大晦日も紅白を楽しみながら過ごしたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜16位)】第67回紅白歌合戦(2016)に出てほしかったアーティストは誰ですか?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年12月16日東京シティビュー内スカイギャラリー3では、星空をテーマにしたフォトジェニックな看板メニューがずらり! 宇宙をイメージした見た目も華やかな星空スイーツやカクテル、パイ生地で夜空を表現したクリームシチューなど、見た目もかわいいメニューばかり。さらに、『君の名は。』とコラボレーションしたスペシャルメニューも!『君の名は。』の「ティアマト彗星」をイメージ! 期間限定メニューシュガーデコレーションのプレートが美しい空色の「彗星パフェ」(1,480円)。甘酸っぱいジュレと生クリーム、ボリューミーなスポンジケーキの相性がバツグン! これだけでおなかいっぱいになりそう♡フォトジェニックな星空シチュー♡1日20食限定! 大きなドーム型のパイが乗せられた「チキンクリームのスタードームシチュー」(1,280円)。その大きさは圧巻で、写真を撮らずにいられません。星や月の形のパイや金箔をあしらい、夜空の輝きを表現しました。温かいクリームシチューの中には星形のパプリカも♡キラキラと輝く夜空をイメージしたケーキプレート「イルミネーションアソート」(1,100円)は、洋梨タルトとスフレチーズケーキに、柚子ソルベとバニラアイスが添えられた一品。星のチョコレートやメレンゲなど、星空をイメージしたプレートはもはや芸術! シェアできるのもうれしい♡取材・文/萩原かおり店舗情報店名:HUAWEI presents 星空のイルミネーションTEL・予約:03-3475-2121住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 東京シティビューアクセス:都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅営業時間:【52F屋内展望フロア】10:00~23:00(最終入館22:30) 金・土・休前日は25:00(最終入館24:00) 【屋上スカイデッキ 】11:00~21:00(最終入場20:30) ※プラネタリウムエリアは、一部22:00(最終入場21:30)まで
2016年12月13日『君の名は。』の名シーンを夜空のスクリーンで観賞六本木の夜空が映画のスクリーンに! 『君の名は。』とコラボしたプロジェクションマッピングは、大迫力のビックサイズです。地名に応じたさまざまな名シーンが用意されていて、自分のスマートフォンから好きなシーンを選んで上映できるという驚きの最新システム!六本木ヒルズ展望台東京シティビューにて開催中です。(期間:2016年11月22日(火)~ 2017年1月29日(日))好きな言葉を流れ星にして、ふたりだけの思い出を作ろうそのほかにも星や夜空にちなんだ名曲のスクリーン上映や、自分の描いた星座や好きな言葉を流れ星にしてスクリーンに映し出すことができます。大切な人といっしょに行って、こっそりメッセージを伝えたらふたりの仲が深まること間違いなし♡ 大切な思い出として写真におさめれば、ずっとロマンチックな気持ちにひたれそう!360度満天の星に囲まれる、幻想的な宇宙体験さらに、幻想的な宇宙空間を全身体験できるプラネタリウムツアーも楽めます。満天の星が輝く全方位型「宇宙プラネタリウム by MEGASTER」は、星が部屋中をゆっくりと照らしながら移動する鏡の空間。鏡の上をぺたぺた歩くのが楽しい!そして、数えきれないほどの星が空間に浮かび上がるウォークスルー型「3D SKY WALK」は、星の光や配置を忠実に再現。まるで宇宙を歩いて散歩しているかのよう!取材・文/萩原かおり店舗情報店名:HUAWEI presents 星空のイルミネーションTEL・予約:03-3475-2121住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 東京シティビューアクセス:都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅営業時間:【52F屋内展望フロア】10:00~23:00(最終入館22:30) 金・土・休前日は25:00(最終入館24:00) 【屋上スカイデッキ 】11:00~21:00(最終入場20:30) ※プラネタリウムエリアは、一部22:00(最終入場21:30)まで
2016年12月09日