Peach Aviation(以下、Peach)は2016年1月1日より、就航地で使える各種チケットの機内販売「Peach Tickets」に新しいチケットを追加。通常利用より50円~740円引きになる「京急羽得2枚きっぷ」「天然温泉平和島 Welcomeコース&Flightコース」「KADOKAWA J Walker SIM」「仙台空港-APPIシャトルバス(盛岡駅経由)」「Peachやんばるチケット3」等を販売する。「京急羽得2枚きっぷ」(大人(中学生以上)が620円(通常820円・200円割引))は、割引運賃で羽田空港国際線ターミナル駅から品川・泉岳寺駅をひとりで往復利用、または2人で片道利用できる羽田空港から東京都心へ向かう方にお得な切符となっている。同じく羽田空港発着便を利用者用に、空港そばの天然温泉をお得に利用できる「天然温泉平和島 Welcomeコース&Flightコース」(ひとり2,100円(通常2,200円・100円割引))を用意。24時間営業の天然温泉を割引価格で利用でき、羽田空港=天然温泉平和島間の深夜・早朝無料送迎バスも付いている。また、「KADOKAWA J Walker SIM」(5+1日間用で3,700円(通常3,750円・50円割引))はクーポン付きSIMカードで、SIMは1カ月分の許容データ通信量を使用日数に凝縮するシステムを採用。SIM本体のほか、ショッピングやレストランで使えるクーポン情報誌が付いている。そのほか、仙台空港から乗り換えなしで盛岡駅・安比高原へリクライニングシートで快適に移動できる「仙台空港-APPIシャトルバス(盛岡駅経由)」(仙台空港ー盛岡駅間は大人(中学生以上)3,200円、仙台空港ー安比高原間は大人(中学生以上)4,000円)、すでに2タイプの割引チケットが販売されている「Peach・やんばるチケット」には、「沖縄美ら海水族館」「熱帯ドリームセンター」「おきなわワールド」「大石林山」の4施設を満喫できるお得なチケット「Peachやんばるチケット3」(大人2,500円(通常3,040円・540円割引)から)を追加して販売する。
2015年12月28日ジェットスター・ジャパンは、12月11日の大阪(関西)=台北(桃園)線就航(台北発は12月10日)に引き続き、12月12日より名古屋(中部)=台北(桃園)線の運航を開始する。11月27日に就航した東京(成田)=台北(桃園)線を含め各路線は週3便で運航を開始し、東京および大阪路線は12月23日、名古屋路線は12月24日以降の日本出発便より、毎日運航となる。同社は今回の大阪(関西)=台北(桃園)線を加えると、成田・関空を拠点として国内外13都市(国内11都市、海外2都市)・21路線(国内17路線、国際4路線)で、1日最大100便超を運航している。なお、大阪(関西)=台北(桃園)ではすでに、ジェットスター・アジア航空が2010年7月より運航しているため、グループ全体では1日最大3往復となる。
2015年12月11日天草エアラインは11月17日、日本初導入のATR42-600型機の就航に関して、2016年2月20日を就航予定日として国土交通省に認可申請をした。同機は2016年1月末の就航を目指し、機材受領の遅れがありつつも新機材に対応した生産体制の構築に取り組んできたが、準備に時間を要していることを踏まえて就航までのスケジュールの再検討を行い、2016年2月20日を就航予定日として申請を行った。同社は就航に対し、「就航を心待ちにしてくださる皆さまのため、万全の運航体制を整えて就航できるよう社員一丸となり準備を進めてまいります。皆さまの引き続きのご支援をお願い申し上げます」とコメントしている。就航前には天草空港において一般へのお披露目会を、就航初日には就航する各空港でのセレモニーの開催を予定しており、詳細は決まり次第発表となる。
2015年11月18日©TRIPPING!少し前の情報だが、米航空機・防衛大手ボーイングが2013年に発表した推計によると、中国や東南アジアを中心に旅客需要が急速に拡大し、向こう20年間でアジア・太平洋地域で新たに商用機のパイロット約19万人が必要になるという。このうち、東南アジアではパイロット約4万8000人が新たに必要になる。最大は中国で、パイロット約7万7000人が必要になる。フルサービス航空会社から格安航空会社(LCC)への航空機の払い下げ数増加も、パイロット需要増の要因という。東南アジア旅行という視点で見ると、この数字からLCCの路線が増え、旅行がしやすくなることが予想できる。実際、東南アジアのLCCは去年、今年と顧客獲得のために新規の路線就航を増やしており、東南アジア旅行がこれまでより手軽になってきている。最近の例でいうと、マレーシアのLCCエアアジアの系列会社で長距離国際線を運航するエアアジアXが、クアラルンプールと札幌の新千歳を結ぶ路線の運航を開始したばかりだ。日本での就航先は、東京、大阪に続く3カ所目。さらにシンガポール航空が100%出資するLCC、スクートは今年7月からシンガポール-大阪便を就航した。大阪はユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの観光スポットが多いだけでなく、京都へのアクセスもよいことから注目されていた。©Scoot™ Pte Ltd スクートビザ緩和やプロモーションの影響で、東南アジアにおける日本旅行需要が高まっていることが、東南アジアLCCの日本就航の背景にあると思われる。日本政府観光局が発表した7月の訪日外国人客数(推計値)では、インドネシア、ベトナム、マレーシアなど東南アジア諸国からが前年同月比21~52%増と7月として過去最高を記録するなど、東南アジアからの旅行需要を顕著に反映している。こうした東南アジアLCCの日本への新規就航で、日本から東南アジアへ手軽に旅行する機会も増えてくるだろう。東南アジア域内の路線も拡充され、移動しやすく©TRIPPING! エアアジア東南アジアLCCは域内の路線拡充にも注力しており、今後さらに域内の旅行がしやすくなる見込みだ。エアアジアの直近の新規就航先を見ると、ペナン-ホーチミン路線、クアラルンプール-タイ・ウタパオ路線、ジョホールバル-バンコク路線、クアラルンプール-パタヤ路線など、マレーシアから人気都市への路線を拡充している。ジェットスターは、ベトナム国内でハノイ-ダラット路線、ハノイ-フーコック路線、またホーチミン-バンコク路線などを就航している。©Jetstar ジェットスター筆者の住むシンガポールでも、ちょっとした連休にタイやベトナムに出かけるひとは多い。特に人気なのは、タイのサムイ島やクラビなどビーチリゾートへの旅行だ。シンガポールからだと、LCCを使えば1万~2万円の範囲で移動できるのがうれしい。©Tourism Authority of Thailand クラビ(タイ)東南アジアではASEANオープンスカイという航空市場自由化が実施される予定だ。課題が多いとされる取り組みだが、市場競争を促す政策であることには間違いなく、今後LCCの新規参入、新規路線就航、増便など、サービスの向上と低価格化が見込める。そうなると、少し前までは日本から東南アジアに旅行するには、フルサービス・フライトを利用するしかなかったが、今後は日本と東南アジア間のLCC路線が増える可能性があり、より手軽に東南アジア旅行を楽しめるようになる。また、東南アジア域内のLCC路線が増えており、域内1カ国だけではなく、2カ国以上への旅行がより一層手軽になるだろう。活発な動きを見せる東南アジア域内の航空市場、特にLCCの動きに引き続き注目していきたい。(text : 細谷 元)ビジネスコラム「アジBiz ~1分で読める東南アジアのビジネス情報」>その他の記事はこちら
2015年11月17日低コスト航空会社(LCC)の春秋航空日本(Spring Japan)は11月4日、国土交通省航空局に対し、成田=重慶/武漢線の就航に関する事業計画変更認可を申請した。同路線は2016年2月13,14日の就航を予定している。同社は2014年8月に運航を開始し、成田起点として現在、茨城/高松/広島/佐賀に路線を展開している。今回の国際線就航は同社初であり、2月14日に就航予定の成田=重慶線は週4便(火・木・金・日曜日)、2月13日に就航予定の成田=武漢線は週3便(月・水・土曜日)を予定している。使用する機材はボーイング737-800で、座席はシングルクラスの189席となる。
2015年11月05日ジェットスターグループは11月27日より順次就航を予定している台北=成田/関西/中部線の新規開設を記念して、10月28日より台北線に加えジェットスターの他国内・国際線の特別セールを片道990円から展開する。台北線は香港に続く、ジェットスター・ジャパンの海外就航地2都市目となる。今回のセールでは、台北3路線片道900円(300~400席限定)と、台北全3路線片道2,990円(1,600~3,000席限定)を展開する。販売期間は10月28日10時~11月2日10時で、完売次第終了する(場合によっては延長もある)。搭乗期間は11月27日~2016年7月14日(12月26日~2016年1月4日、1月29日~2月15日、3月18日~4月12日、4月29日~5月10日は除く。路線・フライトによってセール有無は異なる)。なお、東京=台北線は片道6,250円~(11月27日~2016年3月26日)、大阪=台北線は片道4,600円~(12月11日~2016年3月26日)、名古屋=台北線は片道6,250円~(12月12日~2016年3月26日)となる。なお、台北路線就航の新CMでは、2014年に引き続きジェットスターのブランドアンバサダーを務める女優・桐谷美玲さんを起用。桐谷さんに加え"マメ谷"役として子役モデル・篠川桃音さんも出演し、桐谷さん演じる"キリ谷"と "マメ谷"が表現する。新CMは11月2日より、関東・関西・中部地域にて順次放送開始する。
2015年10月27日JALグル―プは11月16日に名古屋(中部)=沖縄(那覇)線が就航25周年を迎えるにあたり、10月23日より名古屋=那覇線25周年記念事業を実施する。第1弾として10月23日~12月15日には「名古屋=那覇線就航25周年記念 地域発おすすめ情報GOGO キャンペーン」を実施。キャンペーンサイトよりアンケートに回答した上で応募すると、抽選でジンベエジェットビニールプレーンなど現在運航している日本トランスオーシャン航空(以下、JTA)にちなんだ賞品をプレゼントする。なお、12月中旬には第2弾のキャンペーンも予定している。また、就航25周年の日となる11月16日には、セントレアの名古屋=那覇線出発ゲートにて、ミス沖縄スカイブルー/町田彩美さんおよび同社スタッフによるお見送りサービスとして、対象便の乗客にJTAグッズなどの進呈を行う。対象便は名古屋発沖縄行きのJTA047便(14時40分発予定)/JTA049便(18時55分発予定)で、ミス沖縄の参加はJTA047便のみとなる。なお、悪天候などの理由により対象便が遅延・欠航などした場合は、中止になる場合もある。
2015年10月26日フィンエアーは10月23日、2016年5月からの福岡=ヘルシンキ路線就航について福岡市内で記者発表会を実施し、就航の概要や今後のマーケット戦略等について発表した。発表会には小川洋福岡県知事も出席し、「今回の福岡=ヘルシンキ路線を通じ、福岡・九州とヨーロッパとの間で双方向の往来が盛んになり、つながりが深まっていくことを心からお祈り申し上げます」とコメントした。今回の福岡路線は同社初となる九州への定期路線で、今回の新規就航によって日本の4都市に就航するヨーロッパで唯一の航空会社となる。福岡=ヘルシンキ路線は2016年5月より週3往復(福岡発: 水・金・日曜日、ヘルシンキ発: 火・木・土曜日)、福岡9時30分発→ヘルシンキ13時55分着とヘルシンキ16時30分発→福岡8時着を予定している。使用する機材はエアバスA330となる。
2015年10月24日ANAは10月25日より、日本のエアラインとして初めてベルギーのブリュッセル空港に就航する。この就航と同時に、同空港をハブとするブリュッセル航空とのコードシェアを開始する。この提携により、ブリュッセル航空のフライトをANA便名で利用することが可能となる。なおブリュッセル航空は2009年より、ANAと同じスターアライアンスに加盟している。さらに年内には、デュッセルドルフをハブ空港のひとつとしている、ジャーマンウィングスとユーロウィングスの欧州路線のフライトにおいても、コードシェアを開始する。従来のフランクフルトおよびミュンヘン経由でのネットワークに加え、欧州路線における共同事業(JV)のパートナーであるルフトハンザグループの傘下3社と新規にコードシェアを行うことにより、ANAは乗客により多くの選択肢を提供し、利便性を向上することができるという。※政府認可申請中
2015年10月17日堀高明代表取締役社長とともにスターフライヤーを立ち上げたひとりとして、スターフライヤー創業の歴史をここに記していこうと思う。前回、就航当日(2006年3月)の様子とともに、深夜便の低迷などの苦難に触れた。20億の赤字となった就航初年度、社内外の方々と様々な物議を交わしてきた中で特に記憶に残っているのが、今回お話しする内容である。○「九州エアライン」の提案2006年秋、スターフライヤーが利用率低迷との格闘を続けている時に、九州でもうひとつの動きがあった。2004年から産業再生機構の支援を受けていた宮崎県の地域航空会社、スカイネットアジア航空(SNA)の再建に一定のめどが立ったとして、再生機構が保有する40%強の株式を売却し、エグジットすることになったのだ。再生機構のSNA支援においてはANAが運航支援を行っており、予約システムもANAの「able」に切り替えていたことから、機構エグジット後もANAグループでの運営が行われるとの見方が圧倒的であった。その後の減資、政投銀による資本注入などの経営改善策が示されてはいたがSNAの経営は赤字が続いており、ANA以外が手を挙げることを業界では予測する者はほとんどいなかった。そんな中で我々に日本を代表する大企業からひとつの打診があった。「九州を地盤とする航空会社が2社あり、両方ともまだまだ成功に至っていない。今後両社が別々に経営を続けるよりも、将来を見据えて経営統合を目指すべきではないか」。当面の資金については準備できるとのことで、後は2社がどのように事業調和を図り、どのように経営効率化やサービス・ネットワークの拡充を図るかなど、今後のビジョンが描けるかによるという提案だった。これを受けて堀社長と何度も議論を重ねた結果、「両社が将来的に一体として経営する方が、九州にとっても日本の航空業界・利用者にとってもいいのではないか」との結論に至り、スポンサー企業ともども再生機構に出向き、デューディリジェンス資料の分析をしながら、独立系地域航空会社「九州エアライン」結成へのシナリオを書き始めたのだ。○「人のことを気にしている場合なのか」幻に終わった計画の詳細は省くが、機材統合を進めながら日本各都市と九州、九州域内、そして九州とアジアを結ぶ地域エアラインを目指し、スポンサーとともに日本に新たな航空業界地図を創っていこうという図案はでき上がった。なのだが、やはりこれはすんなりとは進まなかった。ことがことだけに社内で議論を広げる段階ではなかったが、主要株主にはある程度の了解をいただかないと、後で破談になっては相手に失礼である。だが、地元大株主は概して否定的だった。「まだ自身が自立できていない時に、人のことを気にしている場合なのか」と。しかし、九州全体の活性化という意味での地域貢献度は大きく、各自治体を巻き込んで航空事業を発展させるというシナリオは、粘り強く話していけば理解を得られるはずだと堀社長との意思統一はできていた。最後に「NO」を提示したのが、筆頭株主の米国機関投資家DCMと、次年度の資金確保に向けて出資交渉中だった国内機関投資家だ。機関投資家としては早期エグジットが必要だから、10年後に向けた九州活性化の長期戦略というものに価値を見いだしていなかった。「これに手を出せば、ANAと本格的に対立することになる。コードシェアもできなくなって、スターフライヤーは持つのか」という議論も出た。我々としては少しでも目先の収益改善が見えていれば、「資金をつなぎさえすれば将来の発展の絵柄は十二分に実現可能なもの。また、ANAとの協業可能性をつぶすものでもない」と両機関投資家を説得することもできたのだが、結局この時点での筆頭株主の強硬な反対を覆すことはできず、呼びかけてくださった企業に謝りに行かざるを得なかった。断腸の思い、というのを実感した。今、スカイマークの再建をめぐり「第三極」論が多く話題にのぼる。最近、堀氏とも本掲載の事実確認などで連絡を取る機会があるのだが、「このSNA案件だけは返す返すも残念だった。ひょっとしたら今の業界の絵柄を変えていたかもしれなかったのに」と語り合った。○4号機到着、資金繰りの苦労再びさて、2007年2月には羽田の次の増枠を見越してリースで調達した4号機が到着となる。この時点で増枠の根拠となる空港運用方式の改善は依然協議中で、実施のめどは立っていなかった。すぐに新基地を展開する体力はないので、しばらくの間は整備、訓練に投入しながら多客時の臨時便として使うしかない。4号機分のパイロットも確保できていたのでこの時期の地上待機は大変に痛く、キャッシュアウトに追い打ちをかけた。2006年後半から資金調達を再開し、2006年度後半に当面の経営リスクを踏まえてまた次年度以降の不測の事態に備えようと取り組んだ。その結果、大口機関投資家SBIはじめ、2007年2月末に14億円、3月末には地元からのさらなる増資と福岡県からの事業支援補助金10億円をいただくことができ、なんとか少しは落ち着いた気持ちで新年度に向かうこととなった。ANAとの共同運航もようやく合意に至り、2007年6月1日から開始した。顧客層は地元中心のスターフライヤーと首都圏に強いANAのすみ分けができていたので、当方の旅客数が減ることはなく、自社便の利用率は10ポイント以上好転した。しかし、このまま4機目の飛行機を寝かせ続けるわけにはいかない。新たに加入した企画担当役員もまじえて激論を交わした結果、国交省が設定した「関空特別枠」に挑戦することとなった。東京からの関空経由の国際線乗り継ぎ需要を増幅させたい行政の思惑に乗ったものだ。これで羽田=関空間を4往復でき、機材効率も稼げる。○吉本芸人との音楽コラボも関西~東京の需要はビジネスが中心であり、大手2社は伊丹に集約する方向は変わらなかった。そのため当局との話はすんなり進むのだが、問題はマーケット=収益性である。福岡しか地盤がなく、首都圏でもこれだけ知名度の低さに苦労しているのに、関西でやっていけるのか、皆が不安な中での決定だった。9月中旬から運航すべく準備を進めたのだが、ある意味全てにおいて時間も余裕もなく"付け焼き刃"だった。マーケティングにかけられる予算も乏しい中、"テレビ局幹部の学生時代の同級生に頼み、吉本興業の副社長にお会いしてコラボを提案させていただくことにした。吉本興業やよしもとクリエイティブ・エージェンシーの方々は珍しさもあってか、とても好意的に対応してくださった。その中では、ロンブー田村淳さんのビジュアルバンド「jealkb(ジュアルケービー)」との音楽コラボもあった。それでも関空路線を収益化するには何もかもが足りなかったが、これ以外にも関空や大阪府の方々とあれこれ悩み、知恵を絞り、支援を得る機会を持てたことは貴重な経験であり、思い出でもある。他方、この路線を自力でやっていくことがいかに難しいかを思い知らされることとなった。※本文に登場する人物の立場・肩書等は全て当時のもの○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。
2015年10月15日フィンエアーグループは10月8日、2016年春からの運航スケジュールにて福岡=ヘルシンキ間の新規路線を就航することを発表した。福岡路線は同社初となる九州への定期路線として、2016年春より週3便の運航を予定している。同社では現在、東京(成田)、名古屋、大阪へデイリー就航しており、今回の新規就航によって、日本国内4大都市に就航する欧州系航空会社となる。同社では2020年までにアジア路線を2010年の倍に拡大する計画を進めており、今回の新規路線の就航は目標達成に向けた重要なステップとなる。日本支社営業総支配人の永原範昭氏は、日本と欧州を最短最速で結ぶ航空会社で九州・中国地方からの欧州線利用の利便線が向上するほか、「温暖な気候や豊かな歴史、建築、芸術、ショッピング、グルメなど多彩な魅力のある福岡はヨーロッパ各地でも注目を集めており、インバウンドの需要も期待できます」とコメントしている。福岡路線はエアバスA330で運航される予定で、水・木・日曜日はAY076(福岡9:30発・ヘルシンキ13:55着)、火・木・土曜日はAY075(ヘルシンキ発16:30・福岡着翌8:00となる(政府認可申請中)。なお、同路線はフィンエアー、JAL、ブリティッシュ・エアウェイズの共同事業の一環として運航される。
2015年10月08日エアアジアグループ傘下で中長距離路線を担うLCC・エアアジアX(本社:マレーシア)は10月2日より、新千歳=クアラルンプール線を就航した。この就航を記念して10月18日まで、新千歳=クアラルンプール線を片道9,900円~になるキャンペーンを実施している。新千歳=クアラルンプール線は週2便を予定しており、今回の就航によりエアアジアXの日本=マレーシア直行便は、3都市(羽田、関空、新千歳)・週4便の運航となる。片道9,900円~になるキャンペンセールは、予約期間は10月18日までで、対象搭乗期間は10月1日~2016年1月3日までとなっている。なお、キャンペーン料金は燃油税込み片道料金で、空港税および空港施設使用料は別途必要となる。また、キャンペーン料金は限定的な提供となっており、全てのフライト/日程で利用できるものではない。エアアジアXへの搭乗者数は、これまで日本=マレーシア路線間の搭乗者数は150万人を突破しており、今回の新路線開設でさらに日本からマレーシアおよび東南アジア・以遠への接続が向上する。また、エアアジアXの「Fly Thru(フライスルー=乗継便)」サービスを利用すれば、エアアジア・グループの22カ国・100カ所・200路線を上回る就航地にスムーズに乗継ぎができる。
2015年10月06日LCCのPeach Aviationは9月4日、那覇空港発着の路線を拡大し、新たに沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線に就航するとともに、沖縄(那覇)=福岡線を増便した。沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線は週7便(1日1往復)、沖縄(那覇)=福岡線は1往復増便し、1日2往復で運航する。今回の路線開設および増便にあたり、Peach代表取締役CEOの井上慎一氏は、「ソウル線の就航で那覇空港を発着する国際線は3路線目となります。この就航により旺盛な訪日需要を取り込み、沖縄への来訪者がさらに増加すると確信しています」。とコメントしている。また、沖縄(那覇)=福岡線の増便に対しては、「那覇空港からの路線ネットワークを拡大させるとともに夜間駐機も2機に増やし、Peachとして那覇空港の拠点機能を充実させました。今後も那覇空港からアジア各国へ路線を拡大させ、沖縄県が掲げる2021年度までに入域観光客数1,000万人に少しでも貢献できればと考えています」と話している。9月4日~10月24日における沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線の運航スケジュールは、沖縄(那覇)13:05発・ソウル(仁川)15:15着、ソウル(仁川)15:55発・沖縄(那覇)18:05着。運賃は片道5,980円~2万6,880円(ハッピーピーチ)となる。また、9月4日~10月24日における沖縄(那覇)=福岡線は、沖縄(那覇)8:15発・福岡9:55着と福岡10:25発・沖縄(那覇)12:05着が増便となる。なお従来便は、沖縄(那覇)17:50発・福岡19:30着と福岡20:15発・沖縄(那覇)21:55着となっている。運賃は片道4,290円~2万1,990円(ハッピーピーチ)となる。上記運賃は1席あたりの片道運賃で、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は不要だが、支払手数料と空港使用料等は、また、手荷物の預けや座席指定には別途料金が発生する。そのほか、コンタクトセンターや空港カウンターにて購入した場合、別途予約手数料が必要となる。運賃額は空席状況によって変動し、購入時点で有効な金額が適用される。加えて、運賃額・利用条件は予告なく変更および追加設定する場合がある。
2015年09月06日Peach Aviation(以下、Peach)は8月28日、九州への新路線として大阪(関西)~宮崎線を就航した。初便は関空発着便の混雑により約20分遅れとなったが、関空発・宮崎発ともにほぼ満席で出発した。初便の28日には、関西空港第2ターミナルにて就航記念セレモニーが行われた。会場には井上慎一CEOや客室乗務員(以下、CA)のほか、宮崎県シンボルキャラクター「みやざき犬」の"むぅちゃん"や関空の地元・泉佐野市のイメージキャラクター「イヌナキン」が登場。初便の乗客をハイタッチでお出迎えし、CAとキャラクターたちはダンスを披露した。10月24日までの運航スケジュールは、関空18:25発・宮崎19:30着、宮崎20:00発・関空21:05着の1日1往復で、A320-200型機(定員 180人)を使用する。運賃は片道4,590円~2万990円(ハッピープライス価格)。
2015年08月31日Peach Aviation(以下、Peach)は8月28日、九州への新路線として大阪(関西)~宮崎線を就航した。この就航を記念して8月28日00:00より、国内線全13路線を対象に片道1,990円からのセールを実施している。販売期間は8月30日13:59までで、搭乗期間は9月8日~2016年2月29日(路線によって搭乗期間と適用除外日は異なる)。詳細はホームページを参照。宮崎線就航記念セール大阪(関西)~新千歳線:3,490円~4,490円大阪(関西)~仙台線:2,790円~3,990円大阪(関西)~成田線:2,790円~3,290円大阪(関西)~松山線:1,990円~2,390円大阪(関西)~福岡線:2,490円~2,990円大阪(関西)~長崎線:2,490円~2,990円大阪(関西)~宮崎線:2,290円~3,490円大阪(関西)~鹿児島線:2,290円~3,490円大阪(関西)~那覇線:2,990円~3,990円大阪(関西)~石垣線:2,990円~4,990円沖縄(那覇)~福岡線:3,490円~3,990円東京(成田)~新千歳線:3,280円~4,090円東京(成田)~福岡線:3,290円~4,390円利用条件・上記運賃は、1席あたりのハッピーピーチプロモ片道運賃・燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は発生しない・支払手数料、空港使用料等が別途必要となる・手荷物預けや座席指定は別途料金が必要となる・コンタクトセンター、空港カウンターにて購入の場合、別途予約手数料が必要なる・販売座席数には限りがあり、売り切れ次第終了となる・便によっては設定がない場合もある・運賃額・ご利用条件は予告なく変更および追加設定する場合がある・運航計画は関係当局への申請、認可を前提としている
2015年08月28日LCC(低コスト航空会社)の春秋航空日本は8月24日17:00から8月31日12:00まで、就航1周年記念セールを実施している。対象路線は成田~高松/佐賀/広島線で、片道1,000円から提供する。搭乗期間は9月1日~2016年1月31日だが、10月25日からは成田~高松線は運休となるなど路線によって異なる。予約は同社のキャンペーン専用サイトのみで、販売状況次第によって追加または終了する。対象は同社の公式サイト会員で、運送開始時点で2歳以下の子どもはキャンペーン対象外(幼児普通運賃1,500円)となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年08月25日アサヒグループホールディングスとCrewwは8月21日、スタートアップコミュニティ「creww」のサイトにて共同で、スタートアップの新規事業創出の取り組みとなる「crewwコラボ」を、2015年8月24日より開始することを発表した。同取り組みは、大企業がスタートアップに対し、提供可能なリソースをWebサイト上に公開し、それらを利用したいスタートアップは、両社にとって新しい価値創造・事業創出のアイデアをcrewwの専用ページからエントリーするというもの。「年間10億回の乾杯! その瞬間をわかちあう」をテーマに行われ、エントリー期間は2015年9月14日~9月25日、提供可能なリソースは、アサヒグループの顧客基盤とブランド力や各関連事業会社とのリレーション、26万店超の飲食店とのネットワークと来店者、全国28万台の自動販売機網、資金となる。アサヒグループは、今回の取り組みを新たなビジネスの開拓における施策展開の一環とし、スタートアップが持つアイデアやサービスを自社のリソースと組み合わせることにより、斬新で価値のあるアイデアを多数集めたい考えだ。
2015年08月24日スターフライヤーは2006年3月16日に北九州~羽田線の運航を開始して以来、2016年3月16日をもって就航10周年を迎える。感謝の意を表すため、「就航10周年シンボルマーク」および「就航10周年キャッチコピー」を掲げ、2016年3月16日の就航10周年記念日を軸として様々な企画を実施していく。就航10周年シンボルマークの象徴的な十字形は、就航から10年という「十」、地域と共にとの意味を込めた「+(プラス)」、スターフライヤーのブランドコンセプトである"Mother Comet(彗星のように、輝きを生み出し世界を駆け巡る航空会社、STARFLYER。)"の「輝き」を表現している。また、就航10周年キャッチコピーとして「これからの10年も、あなたの『物語』のそばに。」を設定している。今回は企画第一弾として、全路線・全便で就航10周年記念価格を設定する。価格は、羽田~北九州・福岡線が9,000円、羽田~山口宇部線が7,000円、羽田~関西線と名古屋~福岡線が5,000円となる。なお、羽田空港、名古屋(中部)空港、北九州空港発着便を利用の場合、旅客施設使用料が加算される。対象搭乗日は12月16日、2016年1月16日、2月16日、3月16日の4日で、8月25日13:00より席数限定で販売する。なお、今後の就航10周年企画の展開については詳細が決まり次第、随時発表していくという。
2015年08月20日バニラエアは8月19日、累計搭乗者数が200万人に達したことを発表した。同社は2013年12月20日に就航しており、1年8カ月で200万人を達成した。同社は成田国際空港を拠点とし、2013年12月20日に東京(成田)=沖縄(那覇)線、東京(成田)=台北(桃園)線に就航した。現在は国内線3路線(成田=札幌、沖縄、奄美大島)、国際線3路線(成田=台北、香港、高雄)の計6路線に就航している。100万人は就航から約1年後の2014年12月27日に達成した。
2015年08月19日Peach Aviation(以下、Peach)は8月8日に羽田空港へ就航した。東京(羽田)=台北(桃園)のMM1029便は通常、羽田05:55発・台北08:30着だが、8日は台風13号の影響により初便の出発が大幅に遅れ、夕方出発となった。Peachは今回の羽田=台北以降も大阪(関西)=宮崎線を8月28日、沖縄(那覇)=ソウル(仁川)線を9月4日に就航するなど、国内線13路線・国際線9路線にネットワ―クを拡大する。○羽田=台北線開設の4つの狙い羽田=台北線の開設は、都心の潜在顧客層への働きかけによる航空需要の拡大、旺盛なインバウンド需要のさらなる取り組み、深夜早朝枠を利用した夜間の航空機の有効活用、そして、羽田と成田の首都圏の両輪として活用することを狙っている。羽田=台北線は週6便で運航し、片道運賃は7,680円~で燃油サーチャージはかからない。フライトは、羽田05:55発・台北08:30着、台北00:30発・羽田04:45着という早朝・深夜便となる。うまく活用すれば、宿泊なしの弾丸旅行も可能だ。現在、同社はすでに東京(成田)=関空/新千歳/福岡線を運航しており、「昼間便は成田を、深夜便は羽田を活用し、首都圏の需要に応えていく」と代表取締役CEOの井上慎一氏は語る。なお、2016年3月31日までの試験運行で、東京駅や渋谷、新宿、横浜など主要地域から羽田までの深夜早朝バスが各ルート1日1往復で運行されている。羽田発は25時台、羽田着は4時台(一部3時台)のため、この夜行バスを活用すればPeachの早朝・羽田便にも間に合う。○国内・国際ともに4時間以内の路線をPeachの今後について井上氏は、「欧米ではLCCは3~4割のシェアですが、日本ではまだ8%程度です。私たちは他社との差別化として、『運航品質』『効率化』『ブランディング』『イノベーション』を掲げています。そしてPeachはもともと、国内・国際の区別を持っておらず、片道4時間以内で行ける地域に積極的に展開しています。拠点化というよりまずは路線を増やす、プロダクトアウトではなくマーケットインを採用していきます」とコメントしている。Peachの現状を見てみると、この8月6日には就航3年5カ月で累計搭乗者数1,000万人を達成している。同社の平均搭乗率(2014年度)は85.9%と高く、特に同社のみが就航している関空=仙台線は日本で最も搭乗率が高い路線になっている。また、関空=仙台線は2011年度に比べて2014年度で56.4%増、同様に同社のみが就航している関空=松山線は同比で37.9%増、関空=長崎線は同比で49.5%増を記録している。これについて井上氏は、「LCCは既存の路線を奪うのではという声もありますが、実際、同じ大阪の伊丹=仙台/松山/長崎線の搭乗者数も増えています。つまり、Peachは航空需要の相乗効果をもたらしていると考えられます」とコメントしている。Peachの搭乗者は国内・国際ともに20~30代の女性がメインであり、特に国際線においては訪日外国人の割合が60%超まで増加しているという。「例えば、美容院に行くために台湾から沖縄へ行く人や、お気に入りのアーティストの全国ツアーを制覇する人など、飛行機による旅を日常に取り入れることによって生まれた『新たなライフスタイルの創出』がPeachの搭乗者に起きています。そんな、人生を面白くする旅をしていただきたい」と井上氏が語るように、ライフスタイルにも変化をもたらしてくれるPeachの路線展開に、今後も期待がかかる。
2015年08月08日Peachは8月8日に羽田空港へ就航し、東京(羽田)=台北(桃園)線を開設する。その前日には羽田就航を記念して、都内で就航記念イベント実施。会場には、両親が台湾人のモデル・舞川あいくさんと2015 ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさんが、「Peach トリッパー」として登場した。東京(羽田)=台北(桃園)線は週6便で運航し、片道運賃は7,680円~で燃油サーチャージはかからない。フライトは、羽田05:55発・台北08:30着、台北00:30発・羽田04:45着という早朝・深夜便となる。うまく活用すれば、ホテル宿泊なしの週末弾丸旅行も可能だ。また現在、2016年3月31日までの試験運行で、東京駅や渋谷、新宿、横浜など主要地域から羽田までの深夜早朝バスが各ルート1日1往復運行されている。羽田発は25時台、羽田着は4時台(1部3時台)のため、この夜行バスを活用すれば早朝の羽田線にも間に合う。そんな羽田=台北線の就航へ、舞川さんも期待するひとりという。舞川さんの祖父母が台湾に住んでいることもあり、「おじいちゃんとおばあちゃんにもっと気軽に会いに行ける。私にとって台湾は特別な場所」と語った。舞川さんは特に夏の台湾がオススメと言い、「マンゴーかき氷がおいしいですし、熱い中、小籠包を汗をかきながらふーふーして食べるのもいい」と提案した。そんな愛する台湾ではあるものの、舞川さん今まで、旅費がかさむことがネックで日帰り台湾旅行を考えたことがないという。しかし今回、片道7,680円~で日帰りもできるフライトに対し、「ビジネスマンにも優しい」とPeachの羽田=台湾線の就航を歓迎した。一方、宮本さんはまだ台湾を訪れたことがないようだが、今回の価格設定に「新幹線よりも安い! 」と、早速台湾旅行に興味を示していた。
2015年08月07日写真提供:ANAANAが2015年9月1日から「成田—クアラルンプール線」を新規就航させる。機材はボーイング787-8を使用し、ビジネスクラス、エコノミークラスともに薄型タッチパネル式液晶モニターを装備。片道約7時間の快適な空の旅を提供する。毎週7往復運航でマレーシアがもっと身近に!写真提供:マレーシア政府観光局「成田—クアラルンプール線」は2015年9月1日より毎日運航予定。スケジュールは以下の通り。(クアラルンプール発の便は2015年9月2日から。)NH815 成田発:17:20ークアラルンプール着:23:35NH816 クアラルンプール発:07:00ー成田着:15:00詳細はこちら>※スケジュールは予告なく変更になる可能性があります。※機材は予告なく変更になる可能性があります。クアラルンプール発成田行き朝食メニューに「ハラール機内食」を提供主に海外の乗客よりハラール認証の機内食オーダーが増加している傾向※を受け、ハラール認証を受けた機内食メニューを2015年7月より充実させているANAでは、イスラム教徒の人口が全体の6割と言われるマレーシアからの乗客を想定し、クアラルンプール発成田行きの朝食メニューは、マレーシアのハラール機内食世界最大手「ブラヒム」によるハラール認証メニューを特別機内食ではなく、通常メニューとして提供する。写真提供:マレーシア政府観光局 左:ビジネスクラス和食(イメージ) 右:エコノミークラス洋食(イメージ)※ハラール機内食オーダー数 : 2015 年度は 2011 年度比較で約 2 倍(他社受託分含む)新規就航を記念したツアー(航空券+宿泊)も発売中なので是非チェックしてみて。詳細はこちら>
2015年08月07日NTT東日本、およびNTT西日本は7月31日、ブロードバンドサービス「フレッツ・ADSL」の新規申込受付を2016年6月30日で終了すると発表した。なお、現在利用中、および2016年12月31日までに開通したユーザーはそのままサービスを利用できるほか、「フレッツ 光ネクスト」を利用できない地域については、「フレッツ・ADSL」の新規申込受付を継続するとしている。2016年6月30日で新規受付を終了するサービスは、NTT東日本がモアⅢ、モアⅢ ビジネスタイプ、モアⅢ アドバンスドサポート、モアⅡ、モアⅡ ビジネスタイプ、モアⅡ アドバンスドサポート、モア 、モア アドバンスドサポート、8Mタイプ、8Mタイプ アドバンスドサポート、1.5Mタイプ、1.5Mタイプ アドバンスドサポート、エントリー。NTT西日本がモアスペシャル、モア40、モア24、モア、8Mプラン、1.5Mプラン。
2015年08月01日ソフトバンクは一部料金プランの新規申込受付を11月3日をもって終了する。対象となる料金プランの利用者は、新規申込の受付終了後も継続して利用できる。新規受付が終了するプランは以下のとおり。・データ定額ボーナスパック・データ定額プラン・データ従量プラン・データし放題・データフラットプラン・データフラットプランS・データし放題 for ULTRA SPEED・データし放題フラット for ULTRA SPEED・データフラットプラン for ULTRA SPEED・4Gデータし放題フラット
2015年07月30日ダイニチ工業は7月29日、電気ファンヒーター市場に新規参入すると発表した。自社ブランドでは12年ぶりの新規事業となる。初年度の販売目標金額は7億円の予定だ。ダイニチ工業は、新潟県西蒲区の中之口工場にて、2015年6月から加湿器の生産を開始した。その生産ラインを流用し、8月からは電気ファンヒーターを生産。電気ファンヒーターは今秋から販売する。ダイニチ工業が新規事業を開始するのは12年ぶり。すでに発売している石油ファンヒーターや加湿器の販路を電気ファンヒーターに活用できるほか、電気ファンヒーターを国内生産しているメーカーが少ないため、差別化を図れるとしている。
2015年07月30日NTTデータは、一般企業向けにベンチャー企業との新規ビジネス創発の取り組みを支援するサービス、「Digital Corporate Accelerate Program」(DCAP)を7月24日より提供開始した。DCAPは、(1)顧客企業のニーズに合致するベンチャー企業の探索、(2)探索したベンチャー企業の技術アセスメント・適性アセスメント、(3)顧客企業に対する探索したベンチャー企業と連携した新規ビジネスモデル提案の3つからなる。ベンチャー企業の探索では、顧客企業がどのようなビジョンやサービスを掲げ、そのためにどのような技術・ビジネスモデルを必要としているのかについてヒアリングを行い、ベンチャー企業探索のキーワードを設定。その後、ベンチャー企業クローリングツール「everisDigital(エヴェリス デジタル)」を活用し、顧客企業のニーズに合致する世界中のベンチャー企業の検索を行う。ベンチャー企業の技術アセスメント・適性アセスメントでは、キーワードに合致した複数のベンチャー企業に対して、TTデータの専門家による技術的な観点と、当該ビジネス領域におけるビジネスノウハウを有する専門家による顧客企業の特性に合ったビジネス化の観点でアセスメントを実施。アセスメントを実施した結果、顧客企業に適していると思われるベンチャー企業を選定し、ベンチャー企業の情報とともに顧客企業へ情報提供する。ベンチャー企業と連携した新規ビジネスモデル提案では、アセスメントを通過したベンチャー企業について、NTTデータが顧客企業のニーズにマッチしたビジネスモデルとアクションプランを提供する。NTTデータでは、では、本サービスを利用することで、自社のビジネス戦略を進めていく上で、世界中の最先端のベンチャー企業と連携し、自社だけの発想ではできない新たなビジネスの創発と、自社技術開発のみに頼らないよりスピーディーなビジネス化が可能となるとしている。まず、ファーストユーザーとして、Fintech活用による新たなビジネス創出を目指すみずほ銀行の採用が決定。NTTデータでは今後、DCAPを、昨今のFintechのニーズの高まりに合わせて、まずは金融機関向けに提供・展開し、将来的には幅広い業種・業界の企業へのオープンイノベーション支援の展開を目指していくという。
2015年07月25日ジェットスター・ジャパンは7月3日で就航3周年を迎えた。これを記念して、7月3日16時より国内線片道1,990円~/国際線片道4,000円(燃料サーチャージ別)となるタイムセールを実施する。同社は就航当初、3機のエアバスA320型機で国内3都市・2路線(1日6便)を運航していたが、現在では20機のエアバスA320型機で国内線・国際線合わせて21路線(1日最大100便以上)にまで拡大した。同社の片岡優代表取締役会長は、「気軽に利用できる交通手段として受け入れられて、累積で900万人以上のお客さまにご利用いただき、 1000万人も目前に迫るまでになりました。今後も安全運航を最優先として路線網の拡充およびサービス実を図り、皆さまに愛されるLCCを目指してまいります」とコメントしている。この3周年を記念して7月3日16時~7月6日10時まで、国内線片道1,990円~/国際線片道4,000円(燃料サーチャージ別)となるタイムセールを実施する。搭乗期間は路線ごとに異なり、国内線は8月25日~10月24日(9月18日~23日、10月9日~12日を除く)、国際線は7月20日~2016年4月27日(12月26日~2016年1月4日、2016年3月15日~2016年4月4日を除く)。なお、対象期間内でも路線によってセール対象外の便もある。対象運賃はエコノミークラス「Starter」片道運賃で、支払手数料や取扱手数料が別途必要となる。また、国内線利用の場合は名古屋(中部)線に旅客施設使用料が東京(成田)線には旅客サービス施設使用料が別途必要になり、国際線には燃料サーチャージ(7月現在: 1,200~1万円)や諸税が別途必要となる。なお、受託手荷物料金は含まれていない。
2015年07月03日ソニーは7月1日、新規事業創出プログラムの新たな施策として、クラウドファンディングとEコマースのサービスを兼ね備えたサイト、「First Flight」(ファースト・フライト)をオープンした。同サイトでは、企画段階から、ティザーサイトなどでビジネス案を紹介。ティザー、クラウドファンディング、Eコマースのフェーズをシームレスにつなぐことで、顧客との継続的なコミュニケーションを実現する。同社は「First Flight」を通じて、事業化の初期段階にあるプロジェクトに対し、「リアルな市場ニーズの検証」「お客様とのダイレクトな対話を通じた共創型の開発・商品改善」「タイムリーかつ規模に対して最適化された販売」といった機会を提供し、新たな事業の立ち上げと成長を後押しする。「First Flight」では同日より、社内育成された新規事業プロジェクトから"誰でも発明家になれる"スマートDIYキット「MESH」の最初のラインアップの販売、ファッションとテクノロジーを融合するFashion Entertainmentsの第1号商品となる「FES Watch」の予約販売を国内向けに開始する。あわせて、新規事業創出プログラムの第1回オーディションを通過し、現在事業化準備中のプロジェクト"あなたになじむリモコン"「HUIS REMOTE CONTROLLER」のクラウドファンディングも同日から1カ月半程度の期間限定で実施する。
2015年07月01日JALは6月27日、嵐の大野智氏がデザインした特別塗装機「JAL FLY to 2020 特別塗装機」を就航した。同機は「東京2020オフィシャルパートナー」として2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大に向けた応援の第1弾で、主に東京(羽田)・大阪(伊丹)と沖縄(那覇)を結ぶ路線にて2016年3月まで運航を予定している。ボーイング777-300型機(機体番号:JA751J)に描かれた「JAL FLY to 2020 特別塗装機」の初便は東京(羽田)8:25発の沖縄(那覇便)で、その後、沖縄(那覇)から大阪(伊丹)間で運航される。就航日の運航スケジュールは、羽田(08:25)→那覇(11:00)、那覇(12:05)→伊丹(13:55)、伊丹(14:55)→那覇(17:00)、那覇(18:10)→伊丹(20:05)となっている。今回の特別塗装機には、「FLY to 2020」というメッセージをもとに嵐の大野氏がデザインした"未来への希望"として、希望、羽ばたき、開花、生命などの言葉からイメージしたデザイン、また、日本の四季や富士山などが描かれ、嵐のメンバーの顔写真が添えられている。
2015年06月27日LOTポーランド航空(以下、LOT)は2016年1月14日より、成田~ワルシャワ線に新規就航することを発表した。LOTは中央・東ヨーロッパ地域を代表する航空会社として、ポーランドと日本を結ぶ初めての定期直行便を就航することとなる。LOTは、1929年に運航を開始した86年の歴史を有するポーランドのナショナル・フラッグ・キャリア。LOTの成田~ワルシャワ線は、これまで成田空港からのネットワークが少なかった中央・東ヨーロッパ地域と日本を結ぶ路線であることに加え、LOTのベースであるワルシャワ空港でのスムーズな乗り継ぎにより、ポーランド国内はもとよりチェコやハンガリーといった中央・東ヨーロッパ地域への利便性が一層高まることが期待される。また、成田空港としては、LOTの就航は2008年以来約8年ぶりにヨーロッパ(極東ロシア除く)からの新規乗り入れ航空会社となる。運航は2016年1月14日より、週3便を予定している。成田発は月・木・土曜日(LO080: NRT 11:05発/WAW14:40着)、ワルシャワ発は日・水・金曜日(LO079: WAW15:00発/NRT09:20+1 着)。時間はいずれも現地時間となっている。また、今回のスケジュールは、西行/東行双方の利用客にロンドン/リガ/プラハ/ブダペスト/ジュネーブ/コペンハーゲン/フランクフルト/パリ等を含むヨーロッパ圏内の他都市と短時間での接続を可能としている。機材はボーイング787-8を使用し、座席数は252席(ビジネスクラス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス213席)を設定する。機内サービスは、食事に和食を提供するほか日本語対応のIFE(機内エンターティメントシステム)でも日本からの乗客も楽しめる映画等を搭載するなど、特にアジア圏からの利用客へのおもてなしを主眼に置いたサービスを提供する。今回の路線就航に際し、LOTのセバスティアン・ミコスCEOは、「東京はアジア地域における最も重要なビジネス拠点のひとつであり、同時に最も魅力的な観光拠点のひとつでもあります。両国間の交流は年々高まっており、今回ワルシャワ~東京間の直行便を開設する必然性は弊社が実施した市場調査等の結果からも明白でした」とコメントしている。LOTの調査によると、2013年にポーランドから日本を訪れた旅行者の数はおよそ1万5,000人で、これは2012年の実績に対して45%ほどの伸びを示しているという。また、中央ヨーロッパならびに東ヨーロッパ地域全体から日本を訪れる旅行者の総数はおよそ13万6,000人に上るという。
2015年06月19日