「LCC」について知りたいことや今話題の「LCC」についての記事をチェック! (1/4)
国内・海外問わず、旅行先までオトクに行けるLCC(格安航空会社)。今や旅行の定番となりつつあるLCCですが、国際線におけるシェア率(※)は、一時期コロナ渦で落ち込んだものの、2023年には32.7%と過去最高を記録したんだそうです。そんな大幅な回復率を見せるLCCの中でも、今特に注目してほしい航空会社が「スクート」。名前を聞いたことがない方も多いと思いますが、実はLCCの概念を超えるポイントが豊富な、魅力たっぷりの航空会社なんです。私もシンガポールに行く際に利用したのですが、旅をオトクに快適に楽しむのにはまさにぴったり……!今回はそんな「スクート」を詳しくご紹介します!(※)国土交通省「我が国のLCC旅客数の推移(2011年~2023年)」■燃油サーチャージはゼロ!日本⇔シンガポールをつなぐ、アジアを代表するLCC「スクート」は、シンガポール航空グループのLCC。日本とシンガポールをつなぎ、シンガポールからはタイやマレーシア、オーストラリアなど各国へ飛ぶことができます。なんと燃油サーチャージはゼロ(!)なので、追加費用を心配する必要がないのがうれしいポイントです。成田空港に到着してまず驚いたのは、「スクート」のチェックインカウンターがターミナル1にあること!ほとんどのLCCはターミナル3に集約している中、「スクート」は大手航空会社と肩を並べる場所にあるため、リーズナブルな航空券で旅をすることを一瞬忘れてしまいそうでした。チェックインカウンターは混み合いやすいので、ウェブでの事前チェックインを済ませておくのがおすすめ。ウェブチェックインは、出発時刻の48時間~1.5時間前まで可能です。■足を伸ばしても十分。スペースが広くて快適すぎる!LCCと聞くと「座席が狭い」というイメージを持っている方も多いかもしれません。でも、「スクート」ならそんな心配はご無用。広々とした座席スペースが確保されており、足を伸ばしても余裕がある快適さが特徴です。隣の人に気を遣うことなく、リラックスして足を組んだり、靴を履き替えたりできるのがうれしいポイント。私も座席に着いたあと、すぐに着圧ソックスに履き替えましたが、スペースが十分あるのでスムーズに行えました。これなら長時間のフライトでも安心して過ごせますね。そして「スクート」で特に注目したいのが、機内持ち込み手荷物の許容量が10kgまで(※)とたっぷりあること。ほかのLCCが一般的に“7kgまで”としている中で、10kgまでOKなのはかなりうれしいポイントですよね。旅行先でのお土産や、ちょっと荷物が増えてしまう女子旅でも安心。軽量化を気にせず、必要なアイテムをしっかり持ち込めるのは「スクート」ならではの魅力です!(※)10kgはエコノミーの場合。「スクートPlus」の場合は15kgまで可能。機内持ち込み手荷物は2個まで[54cm×38cm×23cm(総直線寸法が115cm以下)、身の回り品やバッグは40cm×30cm×10cm以下]。■いよいよ離陸。シート電源で充電しながらネットを楽しもう!これから始まるシンガポールでの旅にワクワクしながら、いよいよ離陸。日本からシンガポールまでは7時間ほどかかるので、その間に下調べをしたり、映画を観たりして過ごす方も多いと思いますが、LCCだと電源がないパターンも少なくないですよね……。でも、「スクート」なら大丈夫。シート電源(※1)が装備されているので、バッテリー容量を気にすることなく、充電しながらネットを楽しめます(※2)。そして気になるWi-Fiサービスは、4つのデータプランから選ぶシステム。固定データプランに合わせて事前に支払うので、データ使用量や使用時間を気にする必要がないのもうれしいポイントです。ちなみに搭乗前の購入で最大50%割引されるので、事前に購入しておくのがおすすめ。もし乗り継ぎをする場合は、Wi-Fiのデータ容量が余っても乗継後のフライト(※3)で使えちゃいます。焦って使い切ろうとしなくても良いので、少し多めに購入しておくのが良さそうです。(※1)ボーイング787型機のみ搭載(※2)有料サービス。詳細は公式サイトをご確認ください(※3)未使用分のデータ量は24時間以内の乗継便へご搭乗の際にも、パナソニック社の設備のある当社のB787ドリームライナーによる運航の場合、引き続きご利用可能■ブラックペッパービーフをチョイス。やみつきになるスパイシーさが!機内での楽しみといえば、機内食ですよね。オンラインでメニューを見ていると、おいしそうな料理がずらり。ラクサやナシレマ、カレーなど、東南アジアらしいグルメが豊富でどれにしようか迷ってしまいました。その中で特に目を引いたのが「Black Pepper Beef with Rice」。香ばしい黒コショウの風味が想像されて、思わず「これだ!」とチョイスしました。オンラインで簡単にオーダーを済ませ、しばらくすると、待ちに待ったホットミールが到着。手に持つと、熱々で湯気がほんのり立ち上るほど。まるでできたてかのような温かさに、テンションが上がりました!ひと口食べた瞬間、ほろほろに柔らかい牛肉が口の中でとろけて、思わず笑顔に。ピリッとスパイシーな味わいがアクセントになっていて、まさに私好みのおいしさでした!食欲を刺激する絶妙なスパイス感に、ご飯がどんどん進んでしまいます。お腹だけでなく心まで癒やされる一皿。機内でこんなにクオリティの高い食事が楽しめるなんて、これからの旅がますます楽しみになりました!■「スクート」で“最高のLCC”を体験してみて!今回は、日本とシンガポールを繋ぐLCC「スクート」をご紹介しました。広々とした座席や電源の装備など、サービスの充実ぶりに「これが本当にLCC!?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか?普段からLCCを利用する私ですが、「スクート」はそのイメージを完全に覆してくれました。機内サービスだけでなく、客室乗務員の方々もとても親切!不安なことや旅のちょっとした疑問も気軽に相談でき、シンガポールについての情報も丁寧に教えてくれるなど、安心感が抜群でした。オトクに快適な旅を楽しみたいなら、「スクート」は間違いなくおすすめ。シンガポールへの次の旅は、ぜひ「スクート」で快適な空の時間を過ごしてみてくださいね!(michika)
2025年01月02日自転車を使った格安宅配便で宅配業界のLCCを目指す株式会社エコ配(本社:東京都港区、代表取締役社長:塚田 俊、以下 当社)は、2021年度における年間CO2排出量を発表するとともに、企業物流における環境負荷を「見える化」することを目的に、『CO2削減証明書<2021年度版>』をエコ配ホームページ上にて2022年9月12日より順次発行いたします。(マイページ上にて閲覧、ダウンロードが可能です)今後も、エコ配は、宅配業界のLCCとして自転車を中心とし、格安でお客様に荷物を届けることはもちろんのこと、環境に配慮した社会貢献活動を引き続き行って参ります。CO2削減証明書<2021年度版>■CO2削減証明書発行の背景当社は、主たる配送手段に自転車を活用し、また配送手段に自動車を持たざるを得ないエリアについては、カーボン・オフセット・クレジットの購入により、温暖化ガスの排出枠を購入し、排出されるCO2の量を事実上ゼロとする、環境にやさしい宅配便サービスを提供しております。当社の付加価値は、企業活動における物流分野でのコスト削減と環境負荷軽減を実現する手段を提供することですが、こうした付加価値は、具体的な成果となり、把握できてこそ、初めて意義のあるものであると受け止めております。そこで、コスト削減効果とともに、環境負荷についても定量的に把握できるようにする「見える化」を推進しております。2010年より実施させていただいております「年間CO2削減証明書」の発行も今回で8回目を迎えますが、企業の社会的責任に対する意識の高い企業を中心にご好評いただいていることから、全顧客を対象に表彰をさせていただくことといたしました。■CO2削減の考え方当社が採用するCO2削減量の考え方は、CO2を排出している他社の宅配便サービスに代えて、自転車配送やカーボン・オフセット・クレジットの購入によりCO2排出量が実質ゼロである当社の宅配便サービスを活用したことによって、本来であれば荷物を1個運ぶたびに、945.7g(業界平均値/当社調べ)のCO2を排出していたであろう環境負荷を、実質的にゼロにできているため、荷物1個あたり945.7gを削減したことと同じ効果があるという考え方です。この計数に各顧客の年間出荷数量を乗じることで、各々が貢献したCO2削減量を定量的に見える化することが可能となります。2021年度9,575トンを記録しました。ご案内■株式会社エコ配 会社概要本社: 東京都港区西新橋2-8-12 第二土井ビル5F代表: 代表取締役社長 塚田 俊設立: 2021年URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月12日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。 前回 に引き続き3人子連れの沖縄旅行記のLCC(※)攻略編の最終話です!※LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社のことです。この記事は2019年にLCCのひとつ「ジェットスター」を利用した際の体験記であり、他のLCCではサービス等が異なる可能性があります。子連れでLCCを利用したのは初めてだった私。座席につくと、客室乗務員さんからあるものを手渡された。子ども用シートベルト飛行機は何度か利用したことはあるが、抱っこする子ども用のシートベルトははじめてだった。使い方は簡単! 大人用のシートベルトに子ども用シートベルトをつなげるだけ。これなら急に機体が揺れた時も安心だ。しかし、そのかわりと言ってはなんだが…抱っこ紐が使えない(※ジェットスターの場合)今回私は抱っこ紐を持っていなかったので問題なかった。しかし、空港にいる間に赤ちゃんを抱っこ紐で寝かせてから機内に乗り込むという人も多いと思う。そうすると身動きがとりにくい機内で抱っこ紐を外す羽目になり、せっかく寝かしたのに起きてしまうなんて可能性もある。なので寝かした後は必ず抱っこ紐を外した状態で機内に乗り込むのがおすすめです。数パートにわたり、LCCについていろいろと書いてきたが結局のところ子連れでLCCはハードル高いの…? なんて思ってしまう人もいるかもしれない。しかし、紹介した注意点さえクリアすれば子連れでもLCCは快適に乗ることが出来る。それに… いいこともいっぱい!今回、初めての飛行機でぐずってしまった三男さぶちゃん。すると客室乗務員の方が何度も気にかけてくれて折り紙やシールをくれたり優しく声をかけてくれたり、それだけで心がとても救われた。LCCだからといって接客が大手航空会社より劣るわけではない。大切な接客には手を抜かず必要最低減のサービスを提供してくれるのがLCCだ。飛行機代が浮いたぶんいつもよりいいホテルに泊まれたり、アクティビティ代にまわせたので、思い出が沢山の楽しい旅行となった。注意点を理解し、事前に準備さえすれば、LCCは子連れでも利用できる。今回、学んだことを次回に生かして、またLCCを利用したいと思った。今回でLCC編は終了です! 次回、やっと沖縄に上陸。3歳でもできる沖縄のアクティビティをご紹介します!
2019年05月15日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。 前回 に引き続き3人子連れの沖縄旅行記のLCC(※)攻略編です!※LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社のことです。この記事は2019年にLCCのひとつ「ジェットスター」を利用した際の体験記であり、他のLCCではサービス等が異なる可能性があります。LCCでの反省点、赤ちゃん連れ必須アイテムの紹介に次ぎ、今回は「LCCでの座席の選び方」についてお話したいと思います!今回私たちが利用したLCCは、関西空港発、那覇空港着の便で、飛行機のタイプは3列シートを挟んで真ん中に通路がひとつ。私たちは、トイレがすぐ近くの後方の席を選んだ。しかし、目的地に着陸してから考えは一変した。長蛇の列!どこの航空会社でも、ほとんどの場合が前方左側に1カ所しか出入り口がないので多少の行列は仕方がない。しかし、LCCはコストダウンの為に小型機でも座席数を増やしていることも。そのせいか、外へ出るのに時間がかかってしまった。これがもっと前方に座っていたら、もう少し早く外に出られただろう。ぐずっていたので一刻も早く外に出たかったが、せっかく目的地に到着してもなかなか外に出られないのは正直計算外だった。なので、赤ちゃん連れの場合なるべく出口付近の前方の座席がオススメ(航空会社によっては、一部の座席が別途有料にな場合も。詳しくは各航空会社の公式HPでご確認ください)。前方にもトイレはあるし、出入りしやすいことからすぐに座席が埋まってしまうので、早めに予約する必要がある。逆に正解だったのは… 通路側の席外の景色が見えるのでついつい窓際を選びたくなるが、子連れの場合は絶対に通路側がオススメ。LCCの場合、座席の間隔が通常より狭いため、窓際の人がトイレなどで席を立つ際に隣に座る人が一度立ち上がらないと外へ出られない。すると、オムツ替えやぐずった時に身動きがとりにくい窓際は子連れの場合は避けた方がいい。逆に、ぐっすり寝ているのに窓際の人が席を立って立ち上がらないといけない、なんて可能性もあるが私は通路側でよかったと感じた。次回、子連れ必須アイテムがまさかの使用不可!? お楽しみに。
2019年04月29日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。 前回 に引き続き、3人子連れの沖縄旅行記のLCC(※)攻略編です!※LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社のことです。この記事は2019年にLCCのひとつ「ジェットスター」を利用した際の体験記であり、他のLCCではサービス等が異なる可能性があります。関空国際空港~那覇空港間をLCCを利用して行ってきました。初めての飛行機でぐずりはじめる三男のさぶろう。その時脳裏にあることがよぎった。もしかして……気圧で耳がきもちわるいのかも!?高度1万メートルまでものすごいスピードであがっていく飛行機。それによって気圧が急激に変化し耳が痛くなったり違和感を感じたりすることがあります。以前、次男が0歳で飛行機にのったとき、気圧のことをあらかじめ調べていたので離陸時に授乳をして予防しました。しかし、さぶろうはすでに断乳済み。というわけでストロー付き飲み物が必須!実はLCCの多くは機内での飲み物のサービスが有料となります。紙コップ一杯のお茶が地上で購入するペットボトル飲料よりも高いなんてことも…。飲み物を機内持ち込むことはOKなので事前に買っておくことをオススメします(保安検査場にて、持ち込みたい飲み物を提示する必要がある。また、手荷物検査後にある売店で買うことも可能)。ペットボトルにストローつきのふたがつけられるアイテムをあらかじめ用意しておくととても便利でした(100均でも売ってます)。もうひとつ、ふたのついたストロー付き飲み物を持ち込んだ方がいい理由としてポケットがない!座席前方にある、ちょっとしたものを入れておける便利なポケットがありません。テーブルをひらき、その上にコップに入った飲み物を置いておくと子どもが手を伸ばしてこぼれてしまうなんてことが起こりかねません。また、赤ちゃんがテーブルをバンバンと太鼓替わりにすることもあり必要なとき以外はテーブルを閉じておきたい……。なので、どこにでも置けて飲みやすいふた&ストローつきの飲み物があるととても便利でした!次回、LCCをさらに攻略! 座席の選ぶときのポイントをご紹介します!
2019年04月22日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。 前回 に引き続き、3人子連れの沖縄旅行記です。今回沖縄へはLCC(※)を利用していきました。※LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社のことです。この記事は2019年にLCCのひとつ「ジェットスター」を利用した際の体験記であり、他のLCCではサービス等が異なる可能性があります。LCCは安くて魅力的だけど、子連れで利用しても大丈夫だろうか? 不安に思っている方の為に子連れでLCCを利用する際の注意点を解説。また、今回三男のさぶろうが初めての飛行機でぐずってしまったので反省点も合わせてご紹介したいと思います。なんといってもLCCは値段がお手頃。そのかわり、大手航空会社とはサービス内容が異なります。まず1つ目が座席の広さ大手航空会社と比べ、LCCの座席は若干狭くなっています。今回利用したLCCは、165センチの私が深く座った状態で前の座席との間隔がこぶし1個とちょっと。正直広いとはいえませんが、1歳の赤ちゃんを抱っこしていても充分座れました。また、すぐに使いたい荷物は前の座席の下に入れるのですが、今回感じた最大の反省点が……荷物が多すぎて取りにくい!前の席との幅はこぶし1個とちょっと分のみ。念には念をと、たくさんのアイテムを持っていきましたが、必要な物をすぐに取り出すことができず、さぶろうがぐずった時に即対応ができなかったと反省。これはどの航空会社でも言えることですが、LCCで子連れの場合は特に機内持ち込み荷物は最低限の量にすることをお勧めします。次回、子連れLCC攻略法! 必須アイテムをご紹介! お楽しみに。
2019年04月15日バニラエアの直行便で奄美大島へ向かった私たち。しかし、フライトが1時間半近くも遅延してしまうという、まさかのハプニングに旅行初日から遭遇しました。空港に到着できたのは、すでに午後6時前。「何としても暗くなるまでにひと泳ぎしたい!」と、急いでレンタカーの手続きをすませ、ホテルへ直行しました。■奄美の海で息子が変わった! ギリギリセーフで夕焼けのビーチへ10分ほどで今夜の宿泊先 「奄美リゾートばしゃ山村」 に到着。もう空はオレンジ色。早速水着に着替えて、ホテルの目の前のビーチに駆け出しました。実は、この時点で、海に行くことに乗り気ではなかった息子。泳ぐどころか、水に顔もつけられない。海には恐怖心があったようです。でも、砂浜にあるブランコで、突然テンションがアップ! 楽しい気分をキープしたまま、その流れで「先に行くよ!」と言う私の後を追いかけ、すんなりと海に入ることができました。「気持ちいいねー」と言いながら、歩いたり浮かんでみたり。遠浅で波も穏やかなので、慎重な性格の息子の初海水浴にピッタリでした。■潮の干満時間のチェックは必須! いざ、マングローブの森へ翌朝、ホテルをチェックアウトし、旅の目玉の一つであるマングローブの森へ。奄美大島には、西表島に次いで日本で二番目に大きなマングローブの森があり、カヌーで探検が楽しめます。ただし、カヌーでマングローブのトンネルをくぐれるのは、満潮前後の時間帯のみ。干潮時には干潟に上がって生き物を観察する楽しみもあるそうですが、やはりトンネルをくぐりたい! そこであらかじめ、気象庁のホームページで潮の干満時間を確認して予定を入れておきました。私たちが利用したのは 「マングローブ茶屋」 。1艇のカヌーに夫婦2人+息子で乗りこみ、まっすぐ進んでくれないカヌーに四苦八苦しながらも進んでいくと、マングローブのトンネルが見えてきました。ひんやりとした空気が心地よく、爽やかな気分。木の周りには小さなカニがたくさんお散歩しています。最初はカニを数えていた息子も、あまりの多さに諦めモード。ツアー会社によっては、生息している動植物の説明付きガイドツアーをやっているところもあるそうなので、生き物好きのお子さんなら、そちらもおすすめです。運動不足のド素人2人でカヌーをこぐのは正直、かなりハードで、途中から雨が降り出したこともあり、何度も流されて腕がプルプル震えそうなほど疲れ果ててしまいました。元気なのは、「ママ、右に曲がって」「もう少し左だよ」と偉そうに指示を出しながら揺られていた息子だけ。でも、休んでいる暇はありません。次の目的地、奄美大島の南にある離島・加計呂麻島へ向かうため、フェリー乗り場のある古仁屋港へ急ぎます。 ■クロマグロに舌鼓! フェリーで古き良き日本が残る加計呂麻島へ予約しているフェリーの出発まで40分。しかし、私たち夫婦には、その前にどうしても食べておきたいものがありました。それは、名物のクロマグロ!古仁屋港がある瀬戸内町は、クロマグロの養殖日本一。古仁屋港の 「せとうち海の駅」 にあるシーフードレストランに駆け込み、本マグロ丼を急いでいただきました。味噌汁、お新香、茶碗蒸しが付いて1800円といいお値段ですが、脂ののりがちょうどよく、濃厚な味わい。時間がないからと、諦めなくてよかった! そして、フェリーで加計呂麻島へ。「静かだなぁ」。加計呂麻島の第一印象です。お店はほとんど見当たらず、車も人もまばら。山道を進むと、青く澄んだいくつもの入り江が見えてきます。この入り江ごとに、人々が暮らす30もの集落が点在しているのだとか。昔の日本を思わせる、どこか懐かしい風景が広がり、奄美大島よりもさらにゆっくりと時間が流れています。加計呂麻島にはいわゆるホテルがなく、民宿やペンション、貸し別荘のみ。私たちが宿泊した 「加計呂麻の宿ひらら」 も布団のみのシンプルな部屋で、シャワー・トイレも共同でした。「ハブ注意」のポスターに驚いていると、「この辺りでは、ハブは当然いるものだと思ってください」と宿のご主人。部屋の中にも、得体の知れない虫がたくさん入ってきて、虫もヘビも苦手は私はビクビクしっぱなし。息子は、果たしてこの環境に耐えられるのか。そんな私の心配をよそに、布団の上ではしゃぎ、平然と水のシャワーを浴びていた少しワイルドになった息子。部屋の外のトイレだけは一人で行けなかったものの、子どもの順応性の高さに感心させられました。■お店が見つからない! 加計呂麻島で危うく“ランチ難民”に旅3日目は、朝からジリジリと肌が焦げるような快晴。宿の目の前の入り江で、賢い魚たちの食い逃げに負けず、釣りに挑戦した後には、島の見どころを巡るドライブへと出発しました。圧巻の絶景が楽しめる花富(けどみ)峠、伊古茂(いこも)集落の防波堤に立っている通称「伊子茂マモル君」をめぐった後は、於斉(おさい)集落にあるガジュマルへ。妖怪が住むと伝えられる巨木で、映画「男はつらいよ」のロケ地としても知られています。ここで、息子と木登りやターザンロープ遊びを楽しみたかったのですが、「おなかがすいた!」「眠い!」と不機嫌モードに。仕方なくドライブを切り上げるも、どこにもお店が見つからない!加計呂麻島にはレストランやカフェがほぼないに等しく、ペンションや民宿に問い合わせても「ランチはやっていない」というお答えばかり。なんとか港の近くにあるソーキそば屋さんにすべりこみましたが、午後1時の時点で品切れ寸前でした。加計呂麻島ではごはんを食べるお店を探すのは、ひと苦労。日帰りで訪れる場合も、昼食のお店は目星をつけておいた方が良さそうです。 ■南端から北部エリアへ! 奄美大島を縦断ドライブ午後のフェリーで奄美大島に戻った私たち。せっかくだから奄美大島の南部を楽しもうと、「ホノホシ海岸」に立ち寄りました。ここの石は、丸っこくてスベスベしているのが特徴。荒波で洗われるうちに、どんどん角が取れていったそうです。寄せては返す波に合わせてゴロゴロ、ガラガラという心地よい音が響きます。息子は石を積み上げて、“誕生日ケーキ作り”にいそしんでいました。さて、ここからは奄美大島の南端から北部まで、約2時間のロングドライブへ。途中、休憩がてら老舗豆腐店直営の 「島とうふ屋」 に立ち寄り、夕食をとりました。揚げ出し豆腐定食は、このボリュームで1000円。しかも、一品注文すると湯豆腐や豆乳、奄美大島伝統の発酵飲料「ミキ」が無料で食べ放題になるんです。なかでも湯豆腐は大豆の味が濃厚で、つい取り過ぎてしまいそう。ふだんはあまり豆腐を食べない息子も、「このお豆腐はおいしい」と3回もおかわりをしていました。豆腐ハンバーグやコロッケが入ったお子様ランチもあり、子連れに優しいお店でした。今でも、心残りなのが、このお店で試食した豆腐ドーナツを買い損ねたこと。息子の手前、甘いものを買い控えたのですが、今でも忘れられないほどのおいしさで後悔しきりです。■部屋からすぐ海! ビーチアクセス抜群のホテルで海を満喫残り2泊の滞在は、 「ネイティブシー奄美 アダンオンザビーチ」 。客室のテラスから数歩でもう海! という立地と、子どもものびのびと遊べるビーチが決め手でした。せっかくだからとシュノーケリングにも挑戦! 泳げない息子用には、バケツの底が透明になっている「箱メガネ」をレンタルし、手を繋いで海の中へ。少しずつ深いところへ進むと、大きな魚やカラフルな魚がたくさん視界に飛び込んできます。「お魚見えたよ!」「またいたよ! 」「15匹も見えたよ!」と興奮する息子。奄美大島に来るまでは、水に顔をつけることもできなかった息子が、たった数日で海を全身で楽しみ魚とたわむれるまでに。その成長に、「息子が泳げるようになったらボートシュノーケルをして、ウミガメと一緒に泳ぎたい」と夢がふくらみました。 ■「何度でも来たい!」とヘビーリピーターを誓った最終日ついに最終日。最後のイベントは「金作原(きんさくばる)原生林」の散策です。車を走らせて奄美大島の中心地・名瀬まで行き、エコツアーに参加しました。亜熱帯の森には、樹齢100年を超える木々が生い茂り、神秘的な雰囲気。新鮮な空気に癒される森林浴が楽しめます。ガイドさんが大きなクモを見つけてくれたり、めずらしい野鳥やトンボが横切ったりと、発見がいっぱい。約1時間の道のりは平坦で、子どもも無理なく歩くことができました。夜行性の動物を観察するナイトツアーなら、特別天然記念物のアマミノクロウサギに高確率で出会えるそうですよ。奄美大島は温暖な気候で、例年10月いっぱいまでは泳げるのだとか。マングローブのトンネルを抜けるカヌーツアーや、金作原散策などのアクティビティは、季節や天気を問わずに楽しめます。 5日間とたっぷり滞在したはずなのに、「もっといたかった」と感じた奄美大島。また違う季節に、少し成長した息子を連れて訪れてみたいものです。 取材・文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2017年09月27日「奄美、楽しい。帰りたくないよ」。奄美大島で過ごした最後の夜に、息子がつぶやいた言葉です。母親である私も同じ気持ち。透明な海でお魚や貝殻を探したり、マングローブの森で緑にいやさえながらカヌーを漕いだり、何もない離島で星を眺めながら花火を楽しんだり。奄美大島での日々はキラキラと輝いていて、家族にとって大切な思い出となりました。近年、旅好きの間で人気上昇中の奄美大島。なぜ今、奄美大島なのでしょうか?■理由その1 透明な海と日本で2番目に大きいマングローブ原生林がある!子連れで楽しめる国内リゾートといえば、沖縄が有名。私たちも最初は、宮古島や西表島への旅を考えていました。でも、7年前に訪れた奄美大島の美しい海が忘れられず、「息子にも見せてあげたい」という思いが日に日に膨らんできたのです。また、奄美大島のマングローブ原生林は、西表島に次いで日本で2番目の規模。小さな子どもも一緒にカヌーでの探検が楽しめます。ほかにも、亜熱帯の森を散策する「金作原原生林」などがあり、ビーチ以外の楽しみも豊富。沖縄に比べるとまだ観光地化が進んでいないため、のんびりと過ごせそうなことや、ホテル代が手頃なことも決め手となりました。■理由その2 主要都市から直行便があり沖縄より近い!実は、アクセスも良好の奄美大島。東京(成田)と大阪(関空)からはバニラエア、東京(羽田)と大阪(伊丹)・福岡などからはJALの直行便が毎日飛んでいます。さらにうれしいのは、所要時間が短いこと。東京―奄美大島の場合、フライト時間は片道1時間55分〜2時間15分と東京―那覇(片道2時間20分〜3時間前後)より短く、飽きっぽい子どもでも無理なく移動できそう。また、空港から車でわずか10分程度で海辺のリゾートホテルに行けるので、到着・出発日にはゆったりと過ごせるのもポイントでした。 ■理由その3 LCCを利用すれば格安で飛べる!前述したように、東京(成田)と大阪(関空)からはLCCのバニラエアが飛んでいます。運賃は正規料金で片道6380円〜と激安! さらにセールを狙えば、片道2980円程度で奄美大島へ行けるんです。ただし、LCC利用時に注意したいのは、預け荷物や座席指定が有料なこと。荷物の重量・サイズ超過は、多額の追加料金が発生してしまうので、事前にしっかりチェックしておきましょう。家族がバラバラに座るリスクを避けるために、オプションで座席は指定しておくのがおすすめです。また、羽田空港ではなく成田空港の利用となるため、「遠くて不便なのでは」と私たちも心配していました。しかし、それは全くの杞憂に終わりました。東京駅からリムジンバス(THE アクセスまたは東京シャトル)に乗ると、70分前後でスムーズに到着! 料金も片道1000円(東京シャトルの事前予約は900円)と手頃です。LCC専用の第3ターミナルまで直行で運んでくれるのも、リムジンバスならではのメリット。電車の場合は、第1・2ターミナルから20分ほど歩くか、または無料シャトルバスを利用する必要があります。第3ターミナルには、ショッピングモールにあるようなフードコートがあり、『フレッシュネスバーガー』や『長崎ちゃんぽんリンガーハット』など、人気のお店がずらり。わが家は時間がなかったので、ハンバーガーと皿うどんをテイクアウトして搭乗口へ向かいました。そして、いざ奄美大島へ向かうため、バニラエアの機内へ。持ち込んだハンバーガーを食べたりタブレットでアニメを見たりしながら、スムーズに移動しました…と言いたいところですが、実はフライトが1時間半近くも遅延してしまったのです!奄美大島に着いたのは、すでに午後6時前。「何としても暗くなるまでにひと泳ぎしたい!」と気が焦ります。 旅行初日から予想外のハプニングに見舞われた私たち。はたして、私たちは泳ぐことができたのでしょうか? 【5歳息子と「奄美大島4泊5日」家族旅vol.2】へ続きます。取材・文/まちとこ出版社
2017年09月20日旅行の際にお世話になっている人も多い格安航空会社のLCC。LCCの登場で国内・国外旅行が非常に身近な存在となったのは間違いないでしょう。その“安さ”がクローズアップされることの多いLCCですが、 それを実現するためには目をつぶらなければならないデメリット も少なくありません。しっかり確認していないと、思わぬトラブルに見舞われることもあり、せっかくの空の旅が悲しくつらいものになってしまうこともあります。今回は、LCCを利用する際に気をつけたい注意点について紹介します。●(1)サービスの多くが有料徹底したコストカットを実現するために、通常受けられると思っているサービスの多くが有料での提供となっています。機内食はもちろん、お水1杯飲もうと思っても有料 。チェックイン後、搭乗ゲート前でペットボトルなどを購入することはできますが、高めの料金設定となっていることが多いでしょう。この他、座席の指定も有料になっていることが多く、オプションを付けなければ当日自動で割り当てられる座席に座るしかありません。●(2)荷物の制限が厳しい大手航空会社では手荷物を無料で預かってくれることが多いですが、LCCでは有料となっており、事前に申請しておかなければ追加料金を請求されることがあります。予約する際に申請していても料金は必要で、当日、申請していない荷物があったり持ち込みを予定していた荷物が重量制限に引っかかったりすれば、割高な料金が必要 に……。機内持ち込みの制限についても、大手航空会社が10kg程度であるのに対し、LCCでは7kgほどを制限にしていることが多く、いつもと同じ荷物なのに引っかかってしまったということもありえるでしょう。●(3)搭乗口が遠いチェックイン後は、保安検査場に行ったり搭乗口へ行ったりする必要がありますが、LCCではこの配置されている距離が非常に遠いことが多く、時間ギリギリで行動していると遅刻してしまうことも。たとえば成田空港では、電車で第2ターミナルに到着後、LCC専用の第3ターミナルまで15分ほど歩く こともあります。通路の途中にベンチや自動販売機などが置いてある休憩スペースがあるほどです。LCCを使う際には、空港に到着したからと安心せず、搭乗口などをしっかりと確認しておくようにしましょう。----------LCCのデメリットについて紹介しましたが、それを補って余りある“安さ”という魅力があるのは事実です。便利さ・快適さと安さをくらべて、どちらに魅力を感じるかで賢く使い分けるといいのではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年02月23日写真提供:バニラエアANAグループのLCCであるバニラエアは、2016年12月25日(日)より「東京(成田)=セブ線」の定期便運航を開始する。東南アジア2路線目はセブ島ANAホールディングス100%出資のバニラエアは、グループのレジャー・リゾート路線の開拓を担うLCC。そのバニラエアが、2016年12月25日(日)より新たに東京(成田)=セブ線の運航を開始する。1日1往復の定期便で、運賃は片道14,890円~。今回の新規就航で、バニラエアの国際線は7路線目に。2016年の9月に就航を開始したベトナム・ホーチミンに加え東南アジアでは2都市目となり、海外ビーチリゾート路線としては同社初就航となる。運航スケジュールは以下の通り。 東京(成田)=セブJW60313:20発17:35着(2016年12月25日~2017年2月18日)JW69114:45発19:00着(2017年2月19日~2017年3月25日) セブ=東京(成田)JW60210:55発16:25着※2016年12月26日~2017年3月25日 成田から片道約5時間、時差1時間というアクセスの良さが魅力のフィリピン。気温も年間を通して平均26~27℃と過ごしやすく、美しい海に囲まれたセブ州は、ビーチリゾートとしてだけでなく、学生や社会人の語学留学先としても近年注目度を高めている。それらの需要に応える形で実現した今回の新規就航。LCCならではの低価格帯を保持しながらも、ANAグループとしての安全性とハイレベルなホスピタリティを兼ね備え、高度な運航品質を提供していく。バニラエア
2016年09月19日サムイ〜バンコクはLCCとフェリーを使えば直行便の半額程度 著者撮影LCCのエア・アジア、ノック・エアー共に、サムイ島からドンサク埠頭までのフェリー、埠頭から空港までの送迎をセットにしたフライトチケットを販売している。各航空会社のWEBで予約、購入可能だ。今回はエア・アジアのフライトを選んだ。予約の時期にもよるがサムイ〜ドンサク埠頭〜ナコンシータマラート空港〜バンコクのフライトは約1,800バーツ、サムイ〜ドンサク埠頭〜スラータニー空港〜バンコクのフライトは約2,200バーツ。どちらもサムイ発朝7時のフェリーだが、乗り継ぎの時間の関係でスラータニー空港経由の方がバンコク着が早かったのでスラータニー空港の便を予約した。ノック・エアーはサムイのナートン埠頭発のフェリーを使うが、エア・アジアは、リパノイ埠頭からのフェリー。調べてみるとリパノイ埠頭へは、乗り合いソンテウは無く、タクシーもしくはソンテウをチャーターするしか交通手段が無いという事が予約してからわかった。朝6時にゲストハウスを出たもののタクシーは見当たらない。ビーチから離れていたバンガローに宿泊していたので、ビーチに近い場所まで歩けばタクシーの1台くらいはあるだろうと軽く考えていた。前日にタクシーの手配をしておくべきだったと後悔。ビーチロードに入る曲がり角で通りすがりのバイクに「TAXI?」と声をかけられた。一度断ったのだが、バイクに乗ったおばちゃんは戻ってきて「どこに行くの?」と聞いてきた。リパノイ埠頭は20km近くあり、バイタクで行くには遠すぎる。それにこのおばちゃんが、正規のバイタクという保証は無い。遠慮がちに「リパノイ埠頭までいくら?」と聞いたら300バーツだという。タクシーの半分の値段だった。この機会を逃すとフェリーの乗り遅れる可能性が高い。迷わずおばちゃんのスクーターの後ろに乗った。その瞬間、空車のタクシーがやってきたが、このおばちゃんに賭けた(笑)二人乗りのスクーターは、125ccとはいえ坂にさしかかるとガタンとスピードが落ちる。「もし、故障したら・・・」という不安が頭に浮かんだ。フェリー埠頭へ向かう途中、おばちゃんはずっと笑顔であれこれと話しかけてきた。フェリーの出港15分前、無事にリパノイ埠頭に到着。おばちゃんにお礼を言って300バーツを渡した。正規のバイタクなのか、白タク営業なのか結局はわからなかったが、おばちゃんのバイクに乗らなければフェリーにも間に合わなかったかも知れない。エア・アジアでバンコクからサムイに向かう場合には、リパノイ埠頭から各ビーチやホテルまでの送迎のミニバン(200バーツ)があるとのこと。サムイからバンコクに戻る場合、早朝出発の場合にはタクシーの手配を前日までにしておくことが必要だ。ノック・エアーを利用の場合は、ナートン埠頭からのフェリーになるので、早朝でなければ、ナートン行きの乗り合いソンテウに乗ればOK。なお、サムイ島のタクシーはメータータクシーだが、基本的に料金は交渉制になっている。サムイ島のの観光スポットのひとつビッグ・ブッダ 著者撮影時間ギリギリでドンサク埠頭行きのフェリーに間に合った 著者撮影リパノイ〜ドンサク間のフェリーは日本の中古船もあった 著者撮影リパノイ埠頭からミニバンでスラータニー空港に向かう 著者撮影 (text & photo : 中島貴義)
2016年08月11日写真提供:バニラエア日本国内ならびに、日本と台湾、香港を結ぶ格安航空会社(LCC)「バニラエア」が、2016年9月14日より東京(成田)発、台北経由のホーチミン路線を新規就航する。 バニラエア発の東南アジア路線に注目バニラエアは現在、成田空港より国際線3路線(台湾、高雄、香港)を運航中。ホーチミンは東南アジアにおける最初の就航地となる。また、成田空港の他に大阪(関西)から台北行きが運航中、さらにホーチミン線と同日に沖縄(那覇)から台北行きが就航するため、今回の新規就航によって日本の3都市から台北乗継ぎでホーチミンを訪れることができるようになる。尚、東京(成田)=ホーチミン線は1日1往復の運航を予定している。東京(成田)=ホーチミン線(台北経由)ならびに、台北=ホーチミン線の航空券の販売は、2016年7月14日からバニラエア公式ウェブサイト、バニラエア予約センター、各種航空券検索サイトにて開始している。料金は、片道10,690円から。また、スケジュールは以下の通り。 成田→ホーチミンJW105 成田発17:40 台北着20:35 /台北発21:50ホーチミン着翌00:30 (水・土 運航)JW105 成田発17:50 台北着20:45 / 台北発21:50 ホーチミン着翌00:30 (月・木・金 運航)JW105 成田発17:55 台北着20:50 /台北発21:50 ホーチミン着翌00:30 (火・日 運航)ホーチミン→成田JW102 ホーチミン発01:35台北着06:10 /台北発07:15成田着11:30 (月・水・土・日 運航)JW102ホーチミン発01:35 台北着06:10 /台北発07:25成田着11:40(木・金 運航)JW102 ホーチミン発01:35台北着06:10 /台北発07:30 成田着11:45(火 運航)※ホーチミン→成田線は、9/15から。※スケジュールは予告なく変更になる可能性があります。 尚、バニラエアは2011年に日本で設立され、現在はANAホールディングスの100%持ち株会社として運営されている。今後も、レジャー・リゾート路線を拡げていく意向のバニラエア。東南アジアへのアクセスがますます便利になっていくことに期待したい。 バニラエア
2016年07月15日LCCのハブ、バンコクドンムアン空港 著者撮影LCCが離発着するドンムアン空港へのアクセスは、タクシーが楽だが、オススメはBTSやMRTとエアポートバスを利用する方法だ。 BTSモーチット、MRTチャトチャック駅からエアポートバスA1がドンムアン空港まで7時〜24時まで運行している。モーチットからドンムアン空港までは道路事情にももよるが約20~30分。モーチット駅からランシット方面行きの市バスに乗り空港ターミナル前で降りる方法もあるが、市バスは高速道路を経由しないので時間が全く読めない。ただ、料金は6.5THBと破格の値段だ。空港にはターミナル1とターミナル2があり、国際線は基本的にターミナル1、国内線はターミナル2になっている。チェックインカウンターは常に混み合っているので、時間にはかなり余裕を持って空港に向かう事をオススメする。最悪飛行機に乗れないという事態にもなりかねない。そして、機内持ち込み手荷物は、各航空会社の規定通りしっかりと厳守することも大切だ。国内線の第2ターミナルはリニューアルされて、レストラン街も充実した。早めにチェックインしても退屈することも無い。出発ロビーフロアーの外、第1と第2ターミナルの間にはセブンイレブンもある。市内の店舗と比べると品揃えは少なめ。お弁当やスナック、ドリンク程度だ。どちらも料金は若干空港料金で高めだ。レストラン街は4F、出発ロビーの上の階となっていて、第1と第2ターミナルは屋内の連絡通路でつながっている。保安検査場を過ぎて搭乗ゲートに向かう途中にもレストランやコーヒーショップ、ファーストフード等はある。第2ターミナルの4Fには、Sleep boxというショートステイ用の客室もある。料金は3時間1000THB~、軽食のクーポン付。3時間以降は1時間につき200THBとなっている。21~翌6時は料金1800THBで2人まで利用可能で、2人利用の場合は追加料金300THB、シャワーの利用は300THBとなっている。料金は安くないが、深夜到着で翌日の早朝乗り継ぎ等の場合には利用価値があるかも知れない。時間と気合いがあるなら路線バスでのアクセスも可能 著者撮影チェックインカウンターは混んでいることが多い 著者撮影リニューアルした第2ターミナル 著者撮影コーヒーショップと仮眠施設 著者撮影 (text & photo : 中島貴義) 熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年06月22日©Charie FURUSHO_Scoot機影シンガポール・チャンギ国際空港を拠点に、世界8か国18都市に就航している長中距離LCC「Scoot(スクート)」が、2016年7月21日より成田発、バンコク(ドンムアン空港)経由のシンガポール路線を新規開設する。 定期便増設でアジアへのアクセスがますます便利に©Scootスクートは現在、成田発、台北(桃園空港)経由のシンガポール路線をデイリーで就航しているため、シンガポールへの定期便は週14便のダブルデイリーになる予定。既存の関西発、台湾(高雄空港)経由ならびにタイ(バンコク)経由のシンガポール線の6便を加えると、週に合計20便就航することになる。10月からは、新千歳発、台北経由のシンガポール線も開設予定。LCCでは世界初となる、ボーイング最新旅客機787を全路線に導入しているスクート。今回の増便で、日本からシンガポールへのアクセスはもちろん、アジアの複数都市を巡る周遊旅行の選択肢も広がる。更に、各国からのインバウンドの運輸増加も期待できそう。 お得な就航記念キャンペーン開催中今回の増便に伴い、スクートではお得な航空券を期間限定販売。夏の旅行を前にぜひチェックしたい! 【就航記念期間限定価格】■成田=バンコク 片道9,600円より(スクートビズ18,600円より)■成田=シンガポール 片道11,500円より(スクートビズ21,500円より)※価格はすべて税込販売期間は、日本時間の2016年5月24日(火)23時59分まで。その他の路線でもお得なキャンペーンを実施中。予約などの詳細はホームページやFacebookをチェックしよう。
2016年05月21日中部国際空港は3月31日、LCC(低コスト航空会社)向けの新ターミナルビルを2019年度上期までの供用を目指して整備することを発表。また、2015年6月に寄贈されたボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の屋内展示を核とした、飲食・物販店等を展開する複合商業施設を2017年度下期を目標に供給する。新ターミナルビルは近年のLCCを始めとした新規就航・増便を受けたもので、現在の空港島南側の臨時駐車場エリアに建設する。同空港は2020年3月期の年間旅客数目標を2015年3月期比1.5倍に当たる1,500万人と定めている。現在、着工時期や建設費、施設規模などは定まっていないが、2016年度は新ターミナルビルの整備規模、平面計画等の施設検討に着手する。同空港には現在、国内LCCはジェットスター・ジャパンが運航しており、国内線は札幌/福岡/鹿児島/那覇の4路線、国際線は台北とマニラの2路線を展開。2016年夏には同空港を拠点にして、エアアジア・ジャパンが国内線の札幌/仙台と国際線の台北就航を目指している。また海外LCCでは、春秋航空やセブパシフィック航空、チェジュ航空、タイガーエア台湾、Vエア、香港エクスプレスなどが運航している。さらに、2017年度下期に供給開始を目指し、2015年6月に"里帰り"を果たしたボーイング787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)の屋内展示を核とした、新たな複合商業施設を整備する。展示エリアでは歴史的価値のある同機体を屋内展示するとともに、教育的コンテンツも併設する。若年層の航空への興味を喚起し、次世代を担う人材育成に資する等、地域への貢献の役割も担うという。商業エリアでは、シアトルを中心としたアメリカの雰囲気を演出するとともに魅力的な飲食・物販店舗の展開を検討。建設は中部国際空港が主体となり、同空港の南側立体駐車場近接地に建設する。
2016年04月04日バンコクのLCCターミナルといえばドンムアン空港バンコク・ドンムアン空港は、LCCと国内線のハブとして機能している。エア・アジア、ノック・エアー、ライオン、タイ・スマイルと多くのLCCと国内線が離発着している。日本人の場合、LCCの利用は個人旅行者が多いと思うが、タイではツアー客の利用も多い。早朝の出発のラッシュ時には、チェックインカウンターは長蛇の列、多くの乗客でごった返している。最近ブームの日本行きのツアーの人気は高い。しかし、料金的な問題もあり、お手ごろ感のある近隣のミャンマー、カンボジア(アンコールワット)等も人気だ。LCCといえば、エア・アジアだが、タイ国内線の場合、ノック・エアーも忘れてはならない。機内持ち込みは7kgまでとエア・アジアと同様だが、チェックイン手荷物が15kgまで無料、Nok Fan Club(入会無料)に登録すると20kgまで無料で預けられる(Promotion、Nok Ecoの料金の場合)。フライト中、機内では無料Wi-Fiのサービスもある。ほぼ、タイの主要都市に就航しているので、料金やフライトスケジュールも考慮して選んでみるのもいいだろう。LCCを利用する際の注意点として第一に上げられるのが、乗り継ぎの場合、スケジュールに余裕を持つこと。LCCの場合、機材の運用の関係上、遅延が発生する確率が通常の航空会社より高い。また、搭乗率の関係か当日になってフライトキャンセルの場合もある。特に、複数便就航している路線の場合、その確率が高いようだ。以前、タイの東北部ウドンタニーからバンコクへ戻る際、バンコク行きのフライトは3便あったが、第2便が航空会社の都合でキャンセルになった事があった。その日は朝の第1便を予約していたので、問題なくバンコクに戻ることが出来た。余裕をもったスケジュールでLCCの旅を楽しもう。関空~バンコク~シンガポールと飛ぶノック・スクートバンコクからノック・スクートでシンガポールへノック・エアのタイ国内線ではWiFiの無料サービスがあるタイ・エアアジアXは東京への直行便を飛ばしている(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年01月28日ジェットスター・ジャパンは1月19日、国内LCCとして初めて成田・関西・中部=マニラ線を3月15日より順次開設することを発表。19日13時より各マニラ線の航空券を販売開始し、マニラ線の開設を記念して特別シートセールを同日16時より実施する。今回就航するマニラは、同社の国際線就航先として香港と台北に続く3都市目で、成田・関西を発着する国際線では3路線目、中部を発着する国際路線では2路線目となる。3月15日から成田=マニラ線を、4月1日からは中部=マニラ線をそれぞれ週最大7便で運航、4月7日からは関西=マニラ線を週最大4便で運航する。同社の運航便も含めれば、ジェットスターグループとして週最大7便の運航となる。19日16時から実施するセールは成田/関空/中部=マニラ線が片道990円で、各路線2,000席限定で販売する。なお、通常のエコノミークラス運賃は、成田=マニラ線が9,000円~、関西=マニラ線が8,500円~、中部=マニラ線が9,000円~となる。運賃のほかひとりあたり650円の支払手数料や空港使用料、諸税、受託手荷物料金が別途必要で、燃油特別付加運賃は不要となる。
2016年01月19日ジェットスター・ジャパンは1月6日より、就航地全11カ所の空港で国内線のモバイル搭乗券の運用を開始した。国内LCC(低コスト航空会社)としては初のサービスとなる。このサービスにより従来のウェブ搭乗券の印刷が不要となり、受託手荷物がなければ保安検査場を通過して搭乗ゲートに直行することができるため、搭乗手続きにかかる時間を短縮することができる。モバイル搭乗券を利用するためにはまず、航空券を購入後に出発48時間前~1時間前までにウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインが必要になる。ウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインの際に「スマホにモバイル搭乗券を送る」を選んで、スマートフォンで利用可能な送り先のメールアドレスを指定する。指定したスマートフォンのメールアドレスに届いた「チェックイン完了」の本文中ある「モバイル搭乗券を保存」のボタンをタップし、表示されたQRコード付のモバイル搭乗券の画面右上にある「追加」をタップすると、スマートフォンに内蔵されているiOSの Passbook/WalletまたはGoogle AndroidのWalletに保存される。受託手荷物がなければ保安検査場へ直行し、スマートフォンに保存されたモバイル搭乗券を係員に提示して通過する。搭乗口で地上職員にモバイル券のQRコードを提示してスキャンもらい、最後に機内への搭乗の際に客室乗務員に再度、モバイル券を提示して搭乗となる。6日からのモバイル搭乗券運用は予約人数がひとりの場合のみとなっており、ひとつの予約番号で搭乗者数が複数となる場合は1月中旬より対応を予定している。
2016年01月06日ANAが加盟しているスターアライアンスはこのほど、LCC(低コストエアライン)およびハイブリッドエアラインとネットワークを展開する「コネクティング・パートナー・モデル」を導入することを発表。その第一モデルとして、南アフリカのLCCであるマンゴー航空と提携した。○加盟航空会社と同水準の運航基準を設定「コネクティング・パートナー・モデル」とは、LCCおよびハイブリッドエアラインの運航便を利用した際でもスターアライアンスのネットワークに乗り継ぎが可能となるシステムで、就航地やフライトの選択肢の拡大を目指している。コネクティング・パートナーに対しては、既存のスターアライアンスのネットワークへの適合性を慎重に評価する。選定された航空会社はスターアライアンスに加盟はしないものの、スターアライアンスが求める高度な運航基準に従って運航していくこととなる。スターアライアンス加盟航空会社コネクティング・パートナーとの乗り継ぎ利用者は、スルーチェックインやスルーバゲージなどのスターアライアンスの特典を受けられる。また、コネクティング・パートナーはスターアライアンス加盟航空会社と2社間で契約を通じて、マイレージプログラムをベースにした特典を追加することが可能になる。さらにスターアライアンス・ゴールドメンバーは、個別のコネクティング・パートナーの多様な特典サービスも利用可能となる。スターアライアンスのマーク・シュワブCEOは、「この革新的なコンセプトによって新モデルを切り開きます。航空業界では『従来型のフルサービス』と『低コスト』のビジネスモデルが収束していくという、確かな傾向が見て取れます」とコメントしている。今後はコネクティング・パートナーと協力することによって、まだ就航できていない市場へのアクセスも含め、より幅広いネットワークを狙う。○南アフリカ最大のLCCと提携同プロジェクト初となる契約は、南アフリカのLCCであるマンゴー航空。マンゴー航空は2006年11月15日に初フライトを就航し2016年には10周年を迎える。保有するボーイング737-800型機を4機から10機へと増やし、南アフリカ国内の主要都市に加えてヨハネスブルグとザンジバル間も運航。このほど、旅客輸送量で南アフリカ最大のLCCになった。マンゴー航空は、機内でWi-Fiサービスを提供するアフリカ唯一の航空会社であり、ワールドトラベル・アワードやスカイトラックスを含むさまざまな賞を受けている。マンゴー航空のニコ・ベザイデンホウトCEOは今回の提携にあたり、「スターアライアンスのコネクティング・パートナーに参画し、その最初の航空会社になることは、当社の中長期ビジネス目標にしっかりと組み込まれています。革新とエクセレンスの絶え間ない追及はマンゴー航空の基盤であり、わが社の企業文化の基礎を成すものです」と述べている。また、コネクティング・パートナーになることに対しても、「あらゆるLCCもしくはハイブリッドエアラインとの競争に優位性をもたらす」と考察している。マンゴー航空との提携に関してシュワブ氏は、「コネクティング・パートナーという新コンセプトを導入するにあたり、マンゴー航空の革新的で斬新なスタイルが決め手になりました。2016年第3四半期には、新しいかたちでサービスをご利用いただく最初のお客さまをお迎えできることを目指しています」とコメントしている。
2015年12月15日LCC(低コスト航空会社)のPeach Aviationは2016年2月20日より、週3便で那覇=成田線を就航する。また、2月19日からは那覇=台北(桃園)線を週10便に増便する。那覇=成田線は月・木・土曜日の週3日(1日1便)を運行。那覇=台北線は現在の週7便(1日1往復)から水・金・日曜日を1日2往復に増便した週10便での運行となる。なおサマーダイヤ期間から、那覇=成田線は週7便(1日1往復)、那覇=台北線は週14便(1日2往復)になる予定。成田線の就航で那覇空港を発着する路線は、国内線が成田線を含めて3路線、国際線は9月に就航した那覇=ソウル(仁川)線を含めて3路線の計6路線となる。今回の開設・増便に対して同社の井上慎一CEOは、「沖縄の活性化に取り組むとともに、沖縄県が掲げる2021年度までに入域観光者数1,000万人の目標に向かって取り組んで参りたいと思います」とコメントしている。那覇=成田線は那覇16:00発/成田18:25着、成田19:00発/那覇22:15着で、ハッピーピーチでの片道運賃は5,890円~3万4,690円となる。また、増便となる那覇=台北線は那覇16:40発/台北17:15着、台北17:50発/那覇20:20着で、ハッピーピーチでの片道運賃は4,780円~2万1,580円となる。
2015年12月08日LCC(低コスト航空会社)のPeach Aviationは11月24日、航空業界の独立系シンクタンクCAPA Centre for Aviation(CAPA)から「2015年アジア太平洋地域 LCCオブ・ザ・イヤー(2015 Asia Pacific Low Cost Airline of the Year)」を受賞したことを発表した。CAPAからこの賞を受けるのは、日本を含む北東アジアのLCCでは初めてとなる。CAPAは毎年、成果だけではなく変わりゆく環境の中でリーダーシップを発揮し、業界をけん引している航空会社を表彰しており、その中でも今回はアジア・太平洋地域において特にすぐれた実績を残したLCCとして、Peachに同賞を授与した。選定理由としては、日本の新興LCC市場において速やかに優位性を確立したことや、2年連続で黒字を達成することでLCCモデルが日本市場においても成功できることを証明したこと、さらに、ANAから独立しつつコスト削減を追求し、日本にとって新しいタイプの航空会社を育てることができたことなどが挙げられている。同社の井上慎一CEOは「Peachは2012年3月の就航から2年1カ月での単年度黒字を実現し、誰もが否定的であった日本におけるLCCビジネスモデルが、条件さえ整えば成立することを実証しました。現在では国際線9路線、国内線13路線を運航し、日本のお客さまだけではなく、韓国、香港、台湾を含むアジアのお客さまにもご利用いただており、日本におけるインバウド旅客の獲得に貢献しております。 Peachのビジョンである『日本とアジアのかけ橋となる』ことの実現に向けて、大きな一歩となった感慨深いものがあります」とコメントしている。同賞の過去の受賞エアラインは、2003年と2004年にエアアジア(マレーシア)、2005年にジェットスター(豪州・メルボルン)、2006年にタイガーエア(シンガポール)、2007年と2008年にジェットスター、2009年にエアアラビア(アラブ首長国連邦・シャールジャ)、2010年にタイガーエア、2011年にインディゴ(インド・グルガーオン)、2012年にアズール・ブラジル航空(ブラジル・バルエリ)、2013年にジェットブルー(米国・ニューヨーク)、2014年にフライドバイ(アラブ首長国連邦・ドバイ)とセブパシフィック航空(フィリピン・マニラ)となっている(一部、エアラインオブザイヤー等を含む)。
2015年11月25日LCC(低コスト航空会社)のジェットスターグループは11月17日より、大阪・心斎橋近郊の人気カフェ4店舗とコラボレーションしたジェットスターカフェをオープンする。現在ジェットスターは、グループ全体で国内線5路線、国際線4路線を大阪(関西)発着にて運航している。今回の企画は関西における利用者の拡大を目的に、大阪中心部の若年層をターゲットとした心斎橋の4つのカフェで展開する。12月2日までの期間限定で展開するコラボカフェは、ジェットスターのブランドカラーであるオレンジを基調とした明るいデザインになっており、メニューとして"LCCパフェ"を同時発売する。さらに、ブランドカラーのオレンジ、またはジェットスターのロゴで使われている星の付いた衣服、アクセサリー、小物等のアイテムを持参・着用して来店すると、オレンジシャーベットをプレゼントする。LCCパフェの他にも、各店舗ではオレンジをテーマにしたオリジナルメニューを販売する。コラボカフェの各メニューは、「W Cafe」にて「LCCパフェ」(900円)と「オレンジとグレープフルーツのタルト」(600円)、「TABLES」にて「LCCパフェ」(980円)と「オリジナルオレンジモヒート」(アルコール: 900円、ノンアルコール: 800円)、「Fun Space Cafe」にて「LCCパフェ」(950円)と「マーマレードスフレプレート」(ドリンク付き、1,480円)、そして、「Brush」にて「LCCパフェ」(850円)と「ジェットスターサングリア」(650円)がそろう。
2015年11月17日LCC(低コスト航空会社)のPeach Aviationは11月16日より、ジェーシービーや三井住友カードと提携し、Peachの旅をもっとお得に楽しめるクレジットカード「Peach Card」を発行している。カード券種は、年会費無料の「ベーシック」と特典が充実した年会費有料の「プレミアム」の2種類あり、カードのデザインはPeachの客室乗務員をモチーフにしたトリックアートになっている。入会特典として航空券の購入等に使用できるピーチポイントをプレゼントするほか、賞品が当たる大抽選会やカード裏面のQRコードからアクセスするPeach Card特設サイトにおいてもスペシャルなプレゼント企画を実施する。さらに、カード会員だけがお得な運賃で航空券が購入できる限定セールを実施。また、機内販売・空港店舗の割引や就航地域での買い物がお得になるほか、カード決済で貯まるポイント(JCBカードは「Oki Dokiポイント」、VISAカードは「ワールドプレゼントポイント」)をピーチポイントに交換できるなど、Peach利用者にとって魅力的な特典がついている。年会費無料の「ベーシック」は、特典として入会時に1,000円分のピーチポイントをプレゼントするほか、カード利用で貯まったポイントはピーチポイントに交換可能、会員限定の航空券セール(年2回)、機内販売割引、就航地店舗割引、スペシャルプレゼント企画、大抽選会(年1回)を用意。一方の「プレミアム」は年会費5,000円(税別、本会員)で、特典として入会時に2,000円分のピーチポイントをプレゼント、カード利用で貯まったポイントはピーチポイントに交換可能、会員限定の航空券セール(年4回)、機内販売割引、就航地店舗割引、スペシャルプレゼント企画、大抽選会(年2回)、オリジナル限定グッズをプレゼント(条件あり)を用意している。
2015年11月16日国土交通省は11月12日、台湾・台湾桃園国際空港(台北)を拠点とするLCC(ローコスト航空会社)のVエアに対し、外国人国際航空運送事業の経営許可申請を認可したことを発表した。Vエアは台北=中部(セントレア)、福岡、関西線の3路線を開設。12月15日からは中部線を週4便(月・火・金・土曜日)、2016年1月8日からは台北=福岡線を1日1本、2016年1月15日からは台北=関西線を1日1本運行することを予定している。使用機材はA321-200で、現在2機を保有しているが、2016年1月初旬までに4機展開を計画している。
2015年11月13日低コスト航空会社(LCC)のバニラエアは11月10日19時~11月13日23時59分限定で、成田=台北線が片道3,980円~になるタイムセールを実施する。搭乗期間は2015年12月14日~2016年3月26日で(一部設定のない日・便あり)、12月~2016年1月は片道5,980円~、2月~3月は片道3,980円~となる。わくわくバニラ運賃は販売座席数が限られており、予約時に旅客施設使用料や支払手数料が別途必要となる。
2015年11月10日LCCのSpring Japan(春秋航空日本、本社:千葉県成田市)は11月7日12時より、成田=広島/佐賀便が片道737円~になる「737キャンペーン」を実施する。同キャンペーンは毎月7日に実施しているもので、今回は11月7日12時~11月13日12時限定で実施する。搭乗期間は11月16日~2016年1月31日となっている(路線によって異なる)。対象者は同社の公式サイト会員で、販売状況により追加または終了となる場合がある。なお、運送開始時点で2歳未満の乗客は同キャンペーンの対象となり、幼児普通運賃1,500円となる。予約後の変更・取り消し(払い戻し)はできず、運賃のほか国内線旅客サービス施設使用料が別途必要となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年11月07日低コスト航空会社(LCC)の春秋航空日本(Spring Japan)は11月4日、国土交通省航空局に対し、成田=重慶/武漢線の就航に関する事業計画変更認可を申請した。同路線は2016年2月13,14日の就航を予定している。同社は2014年8月に運航を開始し、成田起点として現在、茨城/高松/広島/佐賀に路線を展開している。今回の国際線就航は同社初であり、2月14日に就航予定の成田=重慶線は週4便(火・木・金・日曜日)、2月13日に就航予定の成田=武漢線は週3便(月・水・土曜日)を予定している。使用する機材はボーイング737-800で、座席はシングルクラスの189席となる。
2015年11月05日ローコストキャリア(LCC)のPeach Aviationは10月23日、新しい自動チェックイン機の試験導入を関空から始めた。LCCの命題でもあるコストマネジメント、そして、"イノベーション"の体現を目指すPeachが開発した機械は、なんと段ボールでできている。また、この機械で導入された技術に関しては、IT系でPeach初となる特許を出願しているという。開発の経緯をイノベーション統括部の前野純氏にうかがった。○変化は「段ボール製」だけじゃない従来機と今回の新機の主な違いとしてまず、表示画面が15インチから32インチとなることで表示できる情報が約2倍となった。この2倍になった画面を用いて、現在特許を出願中のトータルエクスペリエンスの改善が行われている。また、従来機では木だった素材を段ボールとスポンジにすることで、素材にかかるコストダウンを図った。「本当はスポンジだけでできた自動チェックイン機を作りたかったんですが、それに足るスポンジとなるとコストが高くなってしまうため、段ボールを併用した現在のスタイルになりました」と前野氏は話す。それらの開発は、従来機に引き続き新機も自社開発で対応した。同様のものを外注すると億単位の費用がかかる中、Peachはその数百分の1程度の費用で製作している。画面が大きくなったことでコストはアップしているが、その分、素材を段ボールとスポンジにすることでトータルのコストは変わらず、結果、同じコストで利便性を追求することができたという。現在、関空では自動チェックイン機を15機設置しており、10月23日より国際線チェックイン前に新機5機を導入する。年内には関空内の全機を新機に入れ替え、その状況を見ながら今後、全国の空港に展開を広げていくという。○収益を生み出す機械に段ボールを用いるメリットはコストダウンだけではない。Peachは現在、搭乗券に広告を表示しているが、今後は自動チェックイン機そのものへの広告掲載も検討しており、実際にそうした要望の声も企業などからあるという。その際に便利なのが段ボールの壁面だ。4側面で1枚になった段ボールは交換も簡単で、素材が紙であるためデザインも容易。1機単独での広告のほか、例えば5機でひとつのデザインになるような広告展開も可能となる。なお、段ボールの中でも強度のある素材を使用することで機械全体の強度にも配慮している。前野氏は、従来機でも搭乗券の広告収入によって開発費がまかなえていると話すが、通常、投資でしかない設備である自動チェックイン機が、今後はお金を生み出す可能性を秘めることになる。○トータルで"世界最短チェックイン"を狙うまた、今回の開発で新しくなった機能として、言語選択のオートメーション化がある。Peachでは現在、5言語(日本語、英語、中国語繁体字・簡体字、韓国語)に対応し、自動チェックイン機で言語選択の作業をはさんでいたが、新機では予約コードを読み込むとインターネット予約時の言語がそのまま自動チェックイン機でも表示されるようになる。この機能を活用した新しいサービスとして、乗客の属性に合わせた広告展開も検討しているという。さらに、新機は190cmと高さを持たせているのにも理由がある。Peachは従来機の自動チェックイン機で、5秒で作業が完了できる"世界最短チェックイン"をうたっている。新機ではチェックイン処理中の時間をさらに短くすること以外にも、空港に入ってからチェックインを完了するまでの全工程でも、"最短"を実現するための工夫を考えた。それが、遠くからでも一目でも機械の位置が分かる視認性の向上、そして、大きくとられた画面による操作画面と補助画面の使い分けである。画面では作業中の人への案内のほか、後列の人に「チェックイン受付中」「お並びの方は旅程表とパスポートをご用意ください」などの情報を提示することで、チェックインを待っている間に準備を促す役割も果たすという。こうしたソフト面の技術をトータルして、現在特許を出願している。○デザインや素材は地元・関西からただし、従来の自動チェックイン機でも特に不具合があったわけではない。「従来機でも他にはないものを作ろうという想いがあり、その結果、木を用いた機械を作りました。ただ、当時はなんとか就航に間に合わせなければいけなかったため、悪く言えば"ありあわせ"という部分もあったかもしれません。そのため、これまでの3年間のノウハウを結集し新しいことにチャレンジしようということで、約1年かけて開発しました」と前野氏は言う。ちなみに、段ボールやスポンジなどの素材、また、デザイン案もPeachの地元・関西の企業に発注している。素材に段ボールとスポンジを用いた理由は単純に素材のコストダウンのほか、梱包に使われる素材をそのまま使用することで、自動チェックイン機の運搬コストの低減も狙っているという。加えて、段ボールとスポンジということで機械の軽量化も図られている。これは業者ではなく自社スタッフでも運送できる重さにすることで、設置作業にかかるコストの削減も視野に入れたデザインとなっている。「段ボールで機械を作るって『ふざけている』って思うでしょ? 初めて井上慎一CEOに話した時も『またバカなことを考えているな』というような反応でしたが、まずやってみることが大事だと思うんです。例えば、いままで機内食でたこ焼きはにおいがあるためNGと言われていましたが、実際に導入してみたら人気商品となりました。においがある分、周りの人も『食べてみたい』と自然に想起させられるようです。もちろん今回の新開発は、ただ奇抜さを求めるのではなく利便性も追求しています。特許を出願することでPeachの競争力も上がるでしょう」(前野氏)。ちなみに、新機に取って代わった従来機はそのまま処分するわけではない。Peachは自動チェックイン機のラックはボーディング時に使用しているラックと同じタイプのものなので、新規路線を就航した際に新しい空港でボーディングのデスクに使用するほか、個人ブース用として社内に設置するのもいいのではという案もあるという。Peachでは現在、乗客の約9割がカウンターではなく自動チェックイン機を使用しているという。関空以外での新機導入は未定だが、Peachのノウハウと"遊び心"が詰まった新自動チェックイン機の使い心地をぜひ体感していただきたい。
2015年10月23日ローコストキャリア(以下、LCC)のPeach Aviation(以下、ピーチ)は10月8日午前1:30~5:30まで、同社のウェブサイトにおいてシステムに不具合が生じ、航空券の予約が正常に完了しない事象が発生したことを発表した。同社によると、8日9時すぎに同社コンタクトセンターへの連絡で事象を把握し、約900人(日本287人、台湾304人、香港242人、韓国41人)の利用者の予約内容が、システム不具合により正しく記録されないようになっていることを確認したという。現在では不具合は解消されているが、8日午前1:30~5:30内に同社ウェブサイトで航空券を予約し、クレジットカードまたはピーチポイントで決算した人には、お詫びとともに支払額と同額をクレジットカードに返金することで対応している。手続きに対する問い合わせは同社コンタクトセンターで受け付けている。
2015年10月08日エアアジアグループ傘下で中長距離路線を担うLCC・エアアジアX(本社:マレーシア)は10月2日より、新千歳=クアラルンプール線を就航した。この就航を記念して10月18日まで、新千歳=クアラルンプール線を片道9,900円~になるキャンペーンを実施している。新千歳=クアラルンプール線は週2便を予定しており、今回の就航によりエアアジアXの日本=マレーシア直行便は、3都市(羽田、関空、新千歳)・週4便の運航となる。片道9,900円~になるキャンペンセールは、予約期間は10月18日までで、対象搭乗期間は10月1日~2016年1月3日までとなっている。なお、キャンペーン料金は燃油税込み片道料金で、空港税および空港施設使用料は別途必要となる。また、キャンペーン料金は限定的な提供となっており、全てのフライト/日程で利用できるものではない。エアアジアXへの搭乗者数は、これまで日本=マレーシア路線間の搭乗者数は150万人を突破しており、今回の新路線開設でさらに日本からマレーシアおよび東南アジア・以遠への接続が向上する。また、エアアジアXの「Fly Thru(フライスルー=乗継便)」サービスを利用すれば、エアアジア・グループの22カ国・100カ所・200路線を上回る就航地にスムーズに乗継ぎができる。
2015年10月06日