「朝ドラ後も絶好調です。今クールも『向いのバズる家族』(日テレ系)に出演するなど、今や事務所の看板を背負っている若手女優ですよ」(テレビ局関係者)平均視聴率21.4%を叩き出し、平成最後の朝ドラとして大ヒットした『まんぷく』。安藤サクラ(33)の娘役を演じ、「あの子は誰!?」と注目を集めたのが小川紗良(23)だ。業界関係者の間でも「次世代女優のトップランナー」との呼び声も高い小川。宮崎あおいの移籍問題で揺れた芸能事務所『ヒラタオフィス』の秘蔵っ子だという。「ヒラタオフィスといえば去年に宮崎あおいさん、多部未華子さん、松岡茉優さんらトップクラスの女優が一斉離脱したことでも話題になりました。そうしたなかで“ポスト宮崎あおい”として事務所を支えているのが、22歳の若き小川なのです」(芸能事務所関係者)小川紗良は早稲田大学出身の才女で、映画監督と女優を両輪で目指している“二刀流”の若手実力派。2018年の主演映画『聖なるもの』はプチョン国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞し、国内外からも高い評価を受けている。「小川は早稲田大学時代、教授を務めていた是枝裕和監督のところで監督のイロハを学んでいました。彼女が監督した『最期の星』はぴあフィルムフェスティバルにも入選した評価作で、『インディーズ映画の若き女王』なんて呼ばれているんです。もちろん本人は監督も続けたいようですが、今は女優としていろんな演出家や監督から学んでいくつもりです。その経験を将来的に監督業にも活かすつもりと言ってました。事務所も『ポスト宮崎は小川に!』と期待をかけているそうです」(映画関係者)
2019年07月10日1961年の放送開始から、58年間、女性の生きざまや社会が抱える問題を描いてきた朝ドラ。すべてのドラマに、「あっ!」と驚くようなトリビアが隠されている――。「NHK朝ドラは多くの作品で、“女性の生きざま”を描いてきました。民放のドラマと違うのは、視聴者が主人公と自分を重ねて見るのではなく、“おとなりさん”“ご近所さん”感覚で見守っていることです。お茶の間で見ていても疲れない、ほどよい距離感が、100作も続いてきた要因のひとつでしょう」そう語るのは40年にわたりNHK連続テレビ小説(以下=朝ドラ)を見続けているドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。4月1日スタートの『なつぞら』は通算100作目。58年の歴史で生まれた数々の“特ネタ”を、田幸さんとともに振り返ってみよう。【1】“視聴率王”『おしん』朝ドラ最大のヒットは31作目『おしん』(’83年)。最高視聴率69.2%という驚異的な記録だった。「明るく前向きなこれまでのヒロインの定番とは違っていましたが、豊かになった日本人が忘れていた物の大切さや清貧を描き、作中で食べていた白米に大根をまぜただけの“大根めし”もブームになりました」(田幸さん・以下同)世界60カ国と地域で放送され、なかでもイランでは最高視聴率90%超を記録。当時の最高指導者ホメイニ師を抜いて、“最も尊敬する人”におしんが選ばれた。【2】『ロマンス』で初の主題歌初めてオープニングの主題歌に歌詞がついたのは、32作目『ロマンス』(’84年)から。主役の榎木孝明(63)が歌い上げた。その後、『ひらり』(’92年)にはDREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』、『春よ、来い』(’94年)には松任谷由実(65)の同名の曲が採用されるなど、次第に人気アーティストが主題歌を手掛けることに。【3】吉永小百合の出演は“脇役”新人女優が演じることが多いヒロインは、オーディションで決まることも多い。中越典子(39)は5度目の挑戦で『こころ』(’03年)のヒロインに抜擢され、女優として活躍するきっかけを手に入れた。日本を代表する女優・吉永小百合(74)は、意外にも朝ドラのヒロイン経験はゼロ。出演は『鮎のうた』(’79年)で主人公の母親役を演じたのみ。【4】『ゲゲゲの女房』が変えたヒロイン像2作目の『あしたの風』(’62年)以来、48年ぶりに放送開始時間が変更となった『ゲゲゲの女房』(’10年)。’90年代半ばから『ゲゲゲの女房』以前の朝ドラは、ヒロインの自分探しや内面の葛藤が描かれるばかりで、15分の中であまり物語が動かず、視聴者も離れていったと田幸さんは語る。「さらに、放送時間が朝8時に早まったため、初回視聴率は歴代最低の14.8%を記録……。しかし、松下奈緒(34)が演じたヒロインは、これまでのように自ら道を切り開くヒロインとは違い、天才肌の夫を静かに見守り才能を開花させる“サポーター型”でした。このヒロイン像が共感を呼び、視聴率は右肩上がりに。このヒロイン像は、『マッサン』(’14年)や『まんぷく』にも受け継がれていきます」【5】おかえりヒロイン・宮崎あおい『まんぷく』でヒロイン福子の夫・萬平を救う弁護士を演じた菅田将暉(26)は、『ごちそうさん』(’13年)以来、5年ぶりの出演だった。「最近では、ヒロインの再出演にも注目が集まっています。『純情きらり』(’06年)でヒロインを務めた宮崎あおい(33)が、『あさが来た』(’15年)でヒロインの姉役を好演していましたよね。これをきっかけに『まんぷく』の松下奈緒もそうですが、4月から始まる『なつぞら』には『おしん』の小林綾子(46)、『ひまわり』(’96年)の松嶋菜々子(45)が朝ドラに戻ってくると話題です。マニアにはたまらないこのブームは、まだまだ続くと思いますよ!」100作目の『なつぞら』には、まだまだ驚くようなさまざまな仕掛けが用意されているに違いない。
2019年03月31日1961年の放送開始から、58年間、女性の生きざまや社会が抱える問題を描いてきた朝ドラ。すべてのドラマに、「あっ!」と驚くようなトリビアが隠されている――。「NHK朝ドラは多くの作品で、“女性の生きざま”を描いてきました。民放のドラマと違うのは、視聴者が主人公と自分を重ねて見るのではなく、“おとなりさん”“ご近所さん”感覚で見守っていることです。お茶の間で見ていても疲れない、ほどよい距離感が、100作も続いてきた要因のひとつでしょう」そう語るのは40年にわたりNHK連続テレビ小説(以下=朝ドラ)を見続けているドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。4月1日スタートの『なつぞら』は通算100作目。58年の歴史で生まれた数々の“特ネタ”を、田幸さんとともに振り返ってみよう。【1】なぜ「連続テレビ小説」?1作目『娘と私』(’61年)は、その3年前に放送されたラジオドラマの反響を受け、映像化したものだった。「当時は朝からテレビを見る習慣がありませんでした。そこでNHKは、主婦に朝の番組を見てもらうために、当時ラジオで放送していた『朝の小説』や、新聞の連載小説のような連続したお話をテレビ番組でも展開しようと立案。“連続テレビ小説”といわれるのは、これが理由です」(田幸さん・以下同)第1作は朝8時40分から20分間の放送。8時15分から15分間、月から土曜日にかけての放送が定着したのは、2作目『あしたの風』(’62年)から。【2】大阪NHK制作のきっかけは?現在は、NHKの東京放送局と大阪放送局が、半年ごとに交互に制作している。放送中の『まんぷく』は大阪放送局によるものだ。初めて大阪が手がけたのは『うず潮』(’64年)。東京五輪により、東京放送局がドラマ制作に手が回らなくなったことが理由だった。「俳優陣が長期間、大阪に宿泊するため、チームとして一体感が生まれやすくなるのが大阪制作の特徴。また、『芋たこなんきん』(’06年)で使用された茶だんすが『ちりとてちん』(’07年)や『ごちそうさん』(’13年)にも登場したといわれています。大阪制作の朝ドラはマニアの心をくすぐる“遊び心”も随所にちりばめられているんです」【3】川端康成がエキストラ出演5作目『たまゆら』(’65年)は、のちにノーベル文学賞作家となる川端康成による書下ろし。宮崎県でのロケを勧めるなど、川端は積極的に制作に参加。さらに通行人役として出演も果たしている。“意外な有名人の出演”も多い朝ドラ。『ふたりっ子』(’96年)には、当時現役のプロ野球選手だった古田敦也(53)が登場。宇宙飛行士を目指すヒロインを描いた『まんてん』(’02年)では、宇宙飛行士の毛利衛氏(71)が、本人役として出演した。【4】脚本作品が多いのは橋田壽賀子橋田壽賀子(93)は8作目『あしたこそ』(’68年)の脚本を執筆してから『おしん』(’83年)『おんなは度胸』(’92年)、そして『春よ、来い』(’94年)と4作品の脚本を手がけている。ちなみに、46作目『君の名は』(’91年)は、放送開始以来の平均視聴率20%台と、低迷にあえぎ、脚本家が5人も交代することに。【5】聖地巡礼は『おはなはん』から「主婦は家事そっちのけで『おはなはん』(’66年)にくぎ付けになるほど人気で、“放送の時間帯は水の出がよくなる”と言われたほどです。ロケ地として愛媛県大洲市が注目。ヒロインのはながドラマの中で登った木を求めて、観光客が大洲市に殺到。でも、その木は愛媛県ではなく、スタジオにあったものなのですが……。『ゲゲゲの女房』(’10年)の鳥取県境港市、『あまちゃん』(’13年)の岩手県三陸地方など、今ではゆかりの地が観光地化していますが、『おはなはん』が“聖地巡礼”のきっかけを作ったのです」ちなみに、『おはなはん』のヒロインは当初、樫山文枝(77)ではなく森光子さん(享年92)が演じる予定だった。
2019年03月30日福山雅治プロデュースによる日テレの“朝ドラ”として注目を集めている「生田家の朝」の制作発表会見が12月2日(日)に行われ、福山さんをはじめ、脚本のバカリズム、出演者のユースケ・サンタマリア、尾野真千子らが出席した。■福山雅治「何かやりましょう」のひと言から始まったドラマに驚き!朝の情報番組「ZIP!」内で放送される本ドラマ。1話7分、全13話で都内に暮らす生田家の慌ただしい朝ごはんの模様が様々なトラブルと共に描き出される。もともと、日テレ開局65周年を記念して福山さんに「何かやりましょう」と話が持ち込まれ、福山さんが「じゃあ、ドラマですかね」と返したことから始まったというこちらの企画。福山さんは「『何かやりましょう』というのはよくあるんですけど、ここまで大掛かりなプロジェクトになるとは…」と驚いた様子。■尾野真千子、福山雅治による主題歌の題材になり大喜び!福山さんは主題歌の「いってらっしゃい」を書き下ろしているが、こちらもドラマと同時進行で、脚本とリンクさせつつ制作するという、普段とは違うプロセスの中で作られている。歌詞には、慌ただしくも幸せそうな朝の家族の様子が描写されているが、福山さんは「朝ドラと決まって、『朝、何をやりましょうか?』『食べ物を扱ったドラマにしましょうか』という話になりまして。何気ない毎朝を面白く描いていく――これは何なのか?毎日、同じように朝がやってきて、同じことが繰り返されていくって、実はすごく大切で、幸せなことなんだというのが、このドラマの目指すところなのかなと思いました。それを下支えしてるのは誰か?ママじゃないかいうことで、ママ目線の曲になっています」と曲に込めた思いを明かす。これに大喜びしていたのは一家のママ・早苗役の尾野さん。「やりましたね!誰にとっても夢ですよね自分が題材になるなんて」と感嘆!周囲からの「真千子じゃなくて(役の)早苗でしょ!」というツッコミにもめげず「福山さんの中で“早苗=真千子”になってるの!」と言い張り、満足そうな笑みを浮かべていた。■バカリズム脚本に「天才は俺以外にもいるんだな」?そして、会見で不規則発言を連発し誰よりも目立っていたのが一家の“父”を演じるユースケさん。バカリズムさんの脚本について「こういうのを天才って言うんだな」と称賛したかと思えば「俺以外にもいるんだなって思いました」と付け加え、福山さんから「そういうこと言うとウソっぽくなるから(笑)!」とたしなめられる。尾野さんがショートヘアで本作に臨んだことについても「腰まであった髪をバッサリ切りました。切った髪は売ったそうです」と話をおおげさに盛り、尾野さんは「(短くしたのは)このドラマのためではないです(笑)」と否定。さらに、会見で語られたバカリズムさんの実家が弁当屋さんだったというエピソードに対しても「オリジン弁当です!」と勝手に断定し、こちらも本人が「違います(笑)」と即否定。報道陣向けの写真撮影の際にも、架空の番組名を連呼したり「僕が出演している『ボヘミアン・ラプソディ』。歯を抜いて臨みました!」などと妄言を繰り返し、福山さんらを苦笑させていた。「生田家の朝」は12月10日(月)より日本テレビ「ZIP!」内にて7時50分ごろより放送(全13回)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バカリズム THE MOVIE 2012年5月26日よりシネマート六本木にて公開© 2012 バカリズム THE MOVIE製作委員会
2018年12月03日NHKの朝の連続ドラマ小説「半分、青い。」で、ヒロインの祖父・仙吉が焼き上げるおいしそうな五平餅。作品の舞台にもなった、岐阜県・恵那市にある岩村町本通りで食べられることをご存知ですか。地元で人気の五平餅のお店「みはら」は、仙吉を演じる中村雅俊さんが五平餅の焼き方を習った場所。ドラマと同じ、わらじ型のふっくらとおいしい五平餅を味わってみませんか。朝ドラの舞台に佇む五平餅のお店「みはら」岐阜・恵那市にある五平餅が人気の「みはら」。NHKで放送されている朝の連続ドラマ小説「半分、青い。」の舞台のひとつ、ヒロインの故郷・ふくろう商店街のモデルとなった岩村町本通りに佇むお店です。藍染ののれんをくぐると、五平餅の香ばしいおこげの香りと、人懐っこい笑顔のおかみさんが出迎えてくれます。祖父・仙吉が五平餅の焼き方を習ったお店「半分、青い。」は、2018年4月~9月まで放送されているNHKの連続ドラマ小説で、岐阜と東京を舞台にヒロイン・楡野鈴愛の出生から、病気を乗り越え一大発明を成し遂げるまでの物語を描いた作品。鈴愛の生家・つくし食堂は、五平餅を看板メニューとするお店。五平餅づくりの名人である祖父・仙吉を演じる中村雅俊さんに、おいしい五平餅の焼き方をレクチャーしたのが「みはら」なんです。「みはら」の看板メニュー「五平餅」ツヤっとするまで練ったお米を、手作業で一つひとつ型に入れていきます。味の決めてとなるタレは、ごまやピーナッツが入ったお店特製の味噌ダレ。たっぷりつけて、こんがり焼き色がつくまで丁寧に焼き上げます。「みはら」の五平餅は、ドラマで登場するものと同じくふっくらとしたわらじ型。食べごたえもばっちりです。ごまダレとネギ味噌の2種類の味付けがあります。プラス料金で定食にもできる五平餅だけでは物足りないという方は、プラス150円で定食にできますよ。野菜炒めや和えもの、お吸いものなど五平餅との相性抜群のセットで、箸がすすむこと間違いなし。ちょっとしたデザートも付いています。五平餅単品でも、イートインの場合は和えものをおまけしてくれるそう。おかみさんのちょっとした心遣いに、うれしい気持ちになれますね。リーズナブルな価格も魅力!朝ドラの影響で話題沸騰中のお店「みはら」。五平餅1本200円というリーズナブルな価格も魅力的です。 定食にグレードアップしてもワンコイン以下と、とてもお得に絶品五平餅を堪能できます。「みはら」は、明知鉄道「岩村駅」から徒歩で8分ほど。朝ドラ散歩のシメにぜひ立ち寄ってみてはいかがですか。スポット情報スポット名:みはら住所:岐阜県恵那市岩村町799-1電話番号:0573-43-2731
2018年09月27日今年の夏も、各所で活躍を見せる朝ドラヒロインたち。シャーロット・ケイト・フォックス(32)にも、“朝ドラ特需”は続いている。14年下半期の『マッサン』で視聴者にインパクトを残したことで、舞台となった北海道を中心にイベント出演オファーが絶えないという。「先日は北海ソーラン祭りのパレードにゲスト出演し、盛大な歓声を集めていました。エリー役を熱演した彼女の人気は、北海道では絶大。特にお年寄りたちが大喜びするため、イベントのキャスティング会議では頻繁に名前が挙がっています」(地元関係者)朝ドラ後は日本での活動に心配の声も上がっていたが、19年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺』出演も決定しているシャーロット。その好調の陰には、チーム・マッサンの絆があった。「当時のスタッフたちが『こんなオーディションがあるよ』と情報を教えてくれるそうです。彼らは横のつながりも多いため、各方面で彼女を推しているとも聞きました。またシャーロット自身、仕事へのモチベーションは高い。16年に離婚して昨年にはカナダ人ユーチューバーのクリスチャン・モンセン氏(37)と熱愛が報じられましたが、『今は恋より仕事』と意気込んでいます」(別の芸能関係者)仲間たちの協力を胸に、異国の地で活躍を続ける――。
2018年08月13日いよいよ佳境を迎えるNHK朝ドラ「半分、青い。」。永野芽郁(18)の好演もあり、連日20%超えの高視聴率を記録している。その裏側には、ヒロインの涙ぐましい努力があるという。「視聴率が20%取れないと、誰も褒めてくれない」8月3日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)でそう語ったのは夏菜(29)。12年に「純と愛」でヒロインを演じた際、高視聴率で当然というプレッシャーに苦しんでいたというのだ。「夏菜さんだけじゃなく、過去にも多くのヒロインが重圧に苦しんできました。たとえば95年の『春よ、来い』では安田成美さん(51)が突然の降板を発表し、波紋を呼びました。現在、民放ドラマで視聴率20%を取れば大絶賛されます。しかし朝ドラでは、そこが最低合格ラインのようになっている。座長の精神的負担は相当なものでしょう」(テレビ局関係者)だがヒロインに待ち受けるのは、精神的な重圧だけではない。体力的にも、かなりの負担がかかってくるようだ。「朝ドラの撮影は拘束時間が長いことで知られています。撮影期間は半年に及び、台本も長編大作。覚えるのが大変です。リハーサルは1日がかりで行われますし、撮影も朝から晩まであります。15年に『あさが来た』でヒロインを演じた波瑠さん(27)は睡眠時間3時間の生活が続き、体調が悪化。声が出なくなってしまったこともあったそうです」(前出・テレビ局関係者)一筋縄ではいかない、朝ドラの現場。ヒロインたちはその洗礼を乗り越え、お茶の間に感動を届けている――。
2018年08月07日近年、次世代ブレイク俳優の“登竜門”として名高いのが戦隊や仮面ライダーなどの特撮作品、もしくは、朝ドラことNHK連続テレビ小説への出演だ。これらの作品を機に、子どもからお年寄りまで老若男女に愛される人気俳優たちが、現在の日本映画界を牽引しているといっても過言ではない。日経トレンディが選ぶ「2017年のヒット人」の竹内涼真もその1人。「仮面ライダードライブ」で主演を務め、有村架純主演の「ひよっこ」を機にブレイクを果たした。さらに竹内さんとともに受賞した女優の高梨臨も、やはり松坂桃李主演「侍戦隊シンケンジャー」に出演。その松坂さんも「侍戦隊シンケンジャー」から朝ドラ「梅ちゃん先生」に出演して大躍進、現在も「わろてんか」に出演中だ。そして、中条あやみ主演で大きな注目を集める映画『覆面系ノイズ』にも、こうしたブレイク男子たちが続々。志尊淳は「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演を務め磯村勇斗、も「仮面ライダーゴースト」を経て「ひよっこ」で話題を呼んだばかり。一方、本作に出演している小関裕太は、ブレイクの登竜門の“元祖”ともいうべき番組の出身。その番組とは、NHKの「天才てれびくん」シリーズだ。岡田結実や大沢あかねらを輩出したこの番組は、毎回、てれび戦士と呼ばれる子役タレントたちが様々なことにチャレンジしていく内容で1993年から改題しながらも長きにわたって放送されている。そのてれび戦士の1人として活躍したのが小関さん。小関さんの出演時期には、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』や数々のドラマに出演する俳優の前田公輝や、現在はYoutuberとして活動する橋本甜歌も名前を連ね、過去には、『先生!、、、好きになってもいいですか?』が公開中の生田斗真、さらにバラエティ番組にひっぱりだこのウエンツ瑛士、女優・前田亜季なども出演。番組企画内ではバンドを結成し、生田さんがギター、ウエンツさんがベース、前田さんがキーボードという現在では考えられない超豪華な布陣でCDデビューまで遂げている。くしくも本作はバンド活動を通し、言葉では伝えられない気持ちを歌や音楽に乗せて届けようとする、切なくもキュンとする片恋ラブストーリー。個性豊かなキャラクターの中で小関さんはヒロイン・ニノ(中条あやみ)が想いを寄せる幼なじみで初恋の相手・モモをクールに演じている。2018年には、須賀健太、山本涼介とともに、ゆくえ高那原作の実写映画『ちょっとまて野球部!』(1月27日公開)に出演し、福士蒼汰主演『曇天に笑う』(3月18日公開)といった話題作への出演が続いており、今後、本格ブレイクが期待される若手俳優として熱い視線を送られている。『覆面系ノイズ』は11月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月12日日本テレビ系の人気番組が勢揃いし、各番組の出演者たちがNo.1の座を巡って様々なバトルを繰り広げる恒例の「DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦」が、10月1日(日)19時から4時間にわたってオンエアされる。番組は19時台の“「ザ!鉄腕!DASH!!」プレゼンツ「出演者がマジで感動した うまいものNo.1決定戦」”からスタート。「TOKIO」の司会のもと各番組の出演者が感動した“うまいのNo.1”を決定する。また出演者も驚いた「TOKIO」が4か月かけて育てた野菜にも注目だ。20時頃からは“「世界の果てまでイッテQ!」プレゼンツ「QTubeグランプリ」&「番組対抗お祭りバトル」”がオンエア。こちらはMCを内村光良、宮川大輔、「ANZEN漫才」みやぞんが務める。番組の人気企画「Qtube動画選手権」や「お祭りバトル」では吉田沙保里とジャニーズ軍団が対決する。21時頃からは“「行列のできる法律相談所」プレゼンツ「私が謝りたい人グランプリ!」”。東野幸治、宮迫博之、後藤輝基、徳島えりかアナウンサーといった番組おなじみのメンバーがMCを担当。スケボー犬のギネス世界記録挑戦などをお届け。22時頃からの最後のパートは“「しゃべくり007」プレゼンツ「芸能人が芸能人にこの場を借りて言いたい!初めての告白007」”となり「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7名の芸人たちがMCを務めて、「芸能人が芸能人にこの場を借りて言いたい初めての告白007!」や「KAT-TUN」亀梨和也のガチ腕相撲対決など必見企画で番組を盛り上げる。今回は日本テレビ系の秋の新ドラマからも出演者が参戦。毎週月曜日24時59分~放送中の「吾輩の部屋である」からは「Sexy Zone」菊池風磨が参加。10月4日(水)22時~スタートの「奥様は、取り扱い注意」からは綾瀬はるかが参戦する。10月5日(木)23時59分~スタートの「ブラックリベンジ」からは木村多江、佐藤二朗が、10月14日(土)22時~スタートの「先に生まれただけの僕」からは「嵐」櫻井翔、木下ほうか、10月15日(日)22時30分~スタートの「今からあなたを脅迫します」からはディーン・フジオカ、武井咲もそれぞれ出演。そのほか豪華なメンバーが一堂に介して送る「DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦」は10月1日(日)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月01日NHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」は、その名の通り月曜から土曜の朝8時からスタートします。現在は、有村架純さんがヒロインをつとめる『ひよっこ』が放送中です。この時間はママにとってもっとも忙しいタイミングであり、働くママはすでに出勤しているかもしれません。それでも意外とチェックしているママは多く、共通の話題としてたびたび登場することも…。みんなは一体、いつ朝ドラを見ているのでしょうか?■リアルタイムで見ている人、実は少数?20パーセント以上の高視聴率を誇る『ひよっこ』。取材したところ、これを毎朝かかさず見ているママは実は少ないという結果でした。どのようなタイプが、リアルタイムで放送をチェックしているのでしょうか?●「職場が近いので、朝ドラを見てから出勤します。子どもたちを送り出してほっと一息つける瞬間です」(32歳・小学5年生のママ)●「昼からの遅番勤務が多いので、朝ドラの放送は見られます。職場の人も見ているから、見逃すと話題に入れないことも…」(29歳・2歳児のママ)●「通勤中にワンセグでチェック! 『あまちゃん』から朝ドラにハマっています!」(38歳・小学1年生のママ)●「朝は見られないけど、昼の再放送を職場のテレビで見ている。休憩室では12時40分くらいになると誰かしら必ずNHKにチャンネルをかえる習慣になっている」(36歳・小学2年生のママ)通勤に時間がかからなかったり、遅い時間の勤務であれば、ゆっくり視聴できますね。なかには、通勤中にチェックする朝ドラファンもいました。 ■朝・昼がダメなら夜! 忙しい朝ドラファンにはBSが強い味方!実は朝ドラ、朝と昼以外にも放送しているのをご存知ですか? 本放送よりちょっと早い時間帯や、夜の放送など、BSでチェックしているママが多かったです。●「BSで朝7時30分から放送している回を身支度しながら見ている。忙しくて見逃したときには、夜23時30分からの放送をチェック」(42歳・小学5年生のママ)●「BSなら土曜の朝から一週間分をまとめて放送しているので、そこでチェックしています。以前は録画して毎日見ていましたが、まとめ放送は1.5時間でおわるし、一気に見たほうが内容が頭に入りやすくていいです」(32歳・4歳児のママ)夜や週末に放送してくれれば、ゆっくり見られていいですね。また、『ひよっこ』はダイジェスト番組もあり、『ひよっこ一週間』(日曜午前11時~/20分番組)、『5分でひよっこ』(土曜午後14時50分~、日曜朝5時45分~、日曜午後17時55分~/5分番組)が放送されています。これらの放送時間も覚えておくと便利です。■録画するママは、意外に少ない?今回の取材では、「朝ドラを見ている」というママが半数以上。録画してまで見ている人は、熱心な朝ドラの大ファン&出演者にファンがいる少数派でした。●「病院勤務で年配の人と接することが多く、朝ドラは共通の話題になるのでちょうどいい」(28歳・4歳児のママ)●「子どもが幼稚園に通っていたときは、ママ友との当たり障りのない共通の話題として重宝していました」(32歳・小学4年生のママ)●「姑世代の朝ドラ視聴率はハンパない! 帰省したときに話を合わせるためにチェックするようになりましたが、毎回ストーリーがおもしろいし、主題歌もミスチルや宇多田ヒカル、桑田佳祐さんなど豪華アーティストが手掛けていて、毎朝いやされています」(40歳・小学3年生のママ)私の母も朝ドラが好きで、旅先でも必ず見ていました。姑世代と話を合わせるにはぴったりのネタかもしれませんね。 専業主婦が多かった時代は、家事の合間に朝ドラを見て一息ついたことでしょう。しかし、働くママが増えた現代でも、朝ドラ人気は不動です。多くのママが、変わらず朝ドラを見続けているのは、ストーリーにひかれるのはもちろん、世代を問わない「共通の話題」として役立つからかもしれません。姑との会話に悩んでいる人はチェックしてみては? ▼連続テレビ小説『ひよっこ』公式ホームページ
2017年08月10日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』もいよいよ後半戦。有村架純さん演じる谷田部みね子もすっかり東京の暮らしになれたようですね。さまざまな困難にも見舞われつつも、たくさんの出会いによって生き生きと過ごす姿が印象的です。その仲間のなかには、隠れたイケメンたちも多数登場! これも朝のお楽しみのひとつです。■朝ドラにイケメン戦隊ヒーローが集結!今回の朝ドラには、かつて戦隊ヒーローとして活躍していたイケメンたちも多数登場しています。「どこかで見たことがある」と感じたママもいるかもしれませんね。▼磯村勇斗(前田秀俊役)…『仮面ライダーゴースト』みね子が働く「すずふり亭」の見習いコック。帽子をかぶっているのでわかりにくいかもしれませんが、端正な顔立ちできりっとした目つきが印象的なイケメンです。彼はかつて、『仮面ライダーゴースト』のアラン(仮面ライダーネクロム)として活躍していました。やさしそうな前田と対照的な、金メッシュのビジュアルは同一人物とは思えないほど! でも、かっこいいことには変わりありません。▼竹内涼真(島谷純一郎役)…『仮面ライダードライブ』みね子が暮らす「あかね荘」の住人で、製薬会社の御曹司。その役柄通りの好青年ぶりに好感が持てますが、彼も仮面ライダー出身俳優なのです。『仮面ライダードライブ』では、主演の泊進ノ介を務めました。身長が185cmとすらっとした体型で、モデルとしても活躍。メナード「薬用ビューネ」のCMでは、女性を応援する“ビューネくん”として登場しています。▼竜星涼(綿引正義)…『獣雷戦隊キョウリュウジャー』東京編の初期、失踪したみね子の父・実を探す警官役として登場。みね子といい感じの雰囲気になったものの、家庭の事情で茨城へ帰郷。もう見られないかと思われましたが、実の近況を伝えるために再度登場しました。今後もまた登場するかもしれませんね。彼は『獣雷戦隊キョウリュウジャー』の主演、桐生ダイゴ(キョウリュウレッド)を演じていました。■元ジャニーズや二世俳優も登場している!登場回数は少なくても、脇で光るイケメンにもご注目!▼浅香航大(坪内祐二役)…元・ジャニーズ漫画家志望のあかね荘の住人。メガネをかけた知性派イケメンは、じつは元ジャニーズなのです。退所後はドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』や映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの話題作に出演しています。朝ドラファンには、『マッサン』で堤真一さんの息子を演じたといったほうがわかりやすいでしょうか。鴨井英一郎という、父との確執を抱えた役を見事に演じていました。▼古館佑太郎(柏木ヤスハル役)…二世俳優あかね坂商店街の和菓子屋の息子。きりっとしたまなざしが印象的ですが、彼は名字からもわかる通り、古舘伊知郎さんの息子なのです。俳優だけでなく、ミュージシャンとしても活躍中。お父さんとは別の道を歩んでいますが、ドラマでもそんなシーンが登場するのでしょうか?今回は若手俳優を紹介しましたが、ベテラン勢も要チェック! すずふり亭の料理長、牧野省吾役の佐々木蔵之介さん、みね子の父、実役の沢村一樹さんなど、大人の魅力あふれるイケメンも見逃せません。記憶をなくしてしまった父、実はこれからどうなるのでしょう?! ドラマもいよいよ佳境に。たくさんのイケメンが登場する朝ドラから目が離せませんね。
2017年08月01日「NHK『朝ドラ』で、お笑い芸人がキャラクターの強さを発揮したのは、『澪つくし』の明石家さんまさんが初めて。これは、朝ドラの歴史のターニングポイントになりました」 こう語るのは、『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』(太田出版)の著者で、ドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。バラエティ番組やドラマ、情報番組のコメンテーターまで、いまテレビで見ない日はないほど出ずっぱりのお笑い芸人たち。その出演の幅は朝ドラまでに広がっている。 「さんまさん出演以前にも、コメディアンや喜劇俳優は昔から出ていました。『てんぷくトリオ』の伊東四朗さんは、三波伸介さんが亡くなった翌’83年『おしん』の父親役に抜擢され一躍人気を博しました」(田幸さん・以下同) そして’85年、『オレたちひょうきん族』で一世を風靡していた明石家さんまが、『澪つくし』に初登場し話題に。 「脚本家のジェームス三木さんがキャラクターを生かしあて書きをした、関西出身のお調子者・ラッパの弥太郎役で登場し、大人気になります。でも実はメインの物語には絡んでいません。1人、笑いのパートを担い、ドラマのなかの『息の抜きどころ』になっていました。ただ彼が、NHKの拘束時間の長さから『早く殺してくれ』と訴えて、後半は出番が減ったんです」 そして、片岡鶴太郎、山田邦子といった人気芸人たちが続けざまに朝ドラに登場し、いくつかの「定番キャラ」を作り上げていった。田幸さんが、芸人俳優の主な“役割”のタイプを解説。 【1】ヒロインを見守り続ける“サポーター”役 「『チョッちゃん』(’87年)の片岡鶴太郎さんや、『純ちゃんの応援歌』(’88年)に出た笑福亭鶴瓶さんは恋の相手にはならないキャラに加えておどけた役を担い、この作品で全国区の人気になりました。この流れは、『カーネーション』(’11年)で、尾野真千子と丁々発止でやりあったほっしゃん。(現・星田英利)へ、さらには『あさが来た』(’15年)の、友近さんへ引き継がれていきます」 【2】ヒロインに厳しい“よき理解者”役 「口うるさく、型破りなヒロインをすぐに怒る厳しい女性を演じたのは、『あぐり』(’97年)での山田邦子さん。その後、温かな理解者へ変わります。彼女は『ノンちゃんの夢』(’88年)にも出演していましたが、『あぐり』でのキャラクターは革新的。これは、『花子とアン』(’14年)の先輩役の近藤春菜さんが受け継いでいます」 【3】大阪・沖縄……舞台の「象徴」役 「大阪が舞台となっている作品は、ヒロインはじめ大阪弁に苦労する人も多いですが、関西の芸人にとっては、言葉の壁がありません。『ふたりっ子』(’96年)の宮川大助・花子、さらには沖縄が舞台の『ちゅらさん』(’01年)のガレッジセールなど、出ているだけで、瞬間的にその土地の空気感を表現してくれるんです」 【4】芸人キャラのまま!“ピンポイント”出演 「『つばさ』(’09年)の麒麟の川島さんが声を生かしDJに。ますだおかだの増田英彦さんは、『だんだん』(’08年)に本人役で司会者として登場。千原せいじさんは、『おひさま』(’11年)で“キモキャラ”の男性役と、芸人のキャラありき!特に多くの芸人が出演した『あまちゃん』(’13年)と『まれ』(’15年)は、ピンポイントでの出演が多かった」 【5】役者顔負けの“演技派” 「片岡鶴太郎さん、原田泰造さんは、役者としてすでに力のある人。意外だったのは、いかりや長介さん。大河『独眼竜政宗』(’87年)、朝ドラ『おんなは度胸』(’92年)から、どんどん演技派俳優になっていきました」 近年は、原点のさんまのように、芸人のキャラを生かしての、あて書きに近いキャラが増えていると田幸さん。 「『まれ』では、その個性そのままの頼りない先輩パティシエ役にドランクドラゴンの鈴木拓さんと、キャラとのギャップを生かし真面目な公務員を演じた板尾創路さんの両極のあて書きを楽しめました」 いよいよ4月3日から放送開始の『ひよっこ』には、メインキャストとしてエレキコミックのやついいちろうが出演。芸人俳優にも注目だ。
2017年04月01日「僕はコントや舞台を長年やってきましたが、ドラマの経験はほぼないので、まさか、自分が朝ドラに出られるとは思っていませんでした。本当に出演が決まったのかという疑いも深くて、衣装合わせをするまでは人に言うまいと親にも言いませんでした(笑)」 そう話すのは、4月3日にスタートするNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に、コックの井川元治役で朝ドラに初出演する、やついいちろうさん(42)。’97年にお笑いコンビ「エレキコミック」を結成。強烈なキャラクターでボケまくるコントが特徴だ。今回彼が演じる元治は“サボり癖”のあるコック。出演のきっかけは、本作のドラマスタッフが、やついさんの舞台を見に行ったことだ。 「僕がやっていたものを見て、朝ドラに呼んでいただいたんです。現場に入ってからは一つ一つ学んでいる感じです。いちばん緊張したのは、衣装合わせのとき。ぽつんと1人でいる僕が、監督やスタッフさん20〜30人に囲まれて、品定めされている感じがして怖かった(笑)」 やついさんが主に出演するシーンは、有村架純が演じる谷田部みね子が通う、赤坂「すずふり亭」という洋食店のシーン。唯一の不安は、ふだんぜんぜんすることのない「料理」の場面だと苦笑い。 「演技は、間を外さず言えばなんとか進みますが、料理はごまかしききませんからね。なんとか撮影方法でフォローできないか考えてもらっています」 元治は、後輩コックの秀俊にやたら厳しく、仕込みなど面倒なことをすぐに押しつけようとする。元治について、やついさんはこう語る。 「元治は自分に甘く、実力とのズレもお構いなく、自分を過大評価する。努力したくないけど尊敬されたいと、悪い意味でもいちばん人間くさいんです。見ていて『あいつ嫌だ』と思うかもしれませんが、『元治みたいなやついるよな〜』という面白さを出せればと思います」 主演の有村とは、舞台裏でこんなやりとりが−−。 「有村さん、かわいいですね。茨城弁も完璧なんです。撮影が始まったばかりで話す機会も少ないですが、『おすしが好き』だとおっしゃっていたので、休憩中はおすしの“ネタ”をふっています(笑)」 現場には、洋食店店主を演じる宮本信子、その息子で料理長役を務める佐々木蔵之介と、ベテラン実力派が顔を並べている。 「それでも萎縮することなく、リハーサルでも『これはこう思うんです』と、言いやすい空気感があり、僕の意見もちゃんと聞いてもらえて、『じゃあそれでいってみようか』とノってもらえる。撮影では台本を超えて、みんなアドリブで演技しあったりしています。宮本さんも、蔵之介も、みんなが、作品をよくしようという気持ちが自然に出ているんです」
2017年04月01日NHK連続テレビ小説、通称"朝ドラ"。1961年に放送を開始してから、現在放映中の『べっぴんさん』で95作目となる。月曜から土曜まで15分間の放送を毎朝チェックする"朝ドラファン"は多く、高い視聴率を記録するだけでなく、出演するヒロインや相手役がドラマ終了後に大きく羽ばたいていくことでも話題だ。今回は、近年の朝ドラの中でも放送時間が8時~8時15分に変更となった、2010年度前期『ゲゲゲの女房』以降の作品を対象に、マイナビニュース会員2,037名に好きな作品を聞いた。Q.2010年以降のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で、好きな作品を教えてください1位 あまちゃん 557名2位 ゲゲゲの女房 343名3位 あさが来た 226名4位 マッサン 219名5位 とと姉ちゃん 159名○脚本とヒロインのハーモニーが話題の『あまちゃん』■あまちゃん(2013年度上半期)・「クドカン(宮藤官九郎)の脚本で毎日明るく、楽しく過ごすことができたから」(49歳女性/教育/専門サービス関連)・「主演の、のんちゃんが光る」(35歳男性/設計/メカトロ関連技術職)・「東北を元気にしてくれたドラマだったから!」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「今までにないスタイルのストーリーで面白かった」(35歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「朝ドラにはまったきっかけになりました。続きが楽しみで早起きして見たのは、『あまちゃん』だけですね」(40歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「登場人物がかわいく、かっこよかったし、クドカンの脚本も良かった。いい話なだけでなくおもしろかった」(25歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「クドカンワールド全開で、朝から楽しくて泣けて毎日楽しみだったから」(21歳女性/その他/その他・専業主婦等)■ゲゲゲの女房(2010年度上半期)・「有名な漫画家を支える奥様の様子が良かったから」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「これで朝ドラにハマり、その後のシリーズも録画してまで見るようになったので。松下奈緒が控えめで芯の強い女性を好演! 朝ドラらしいヒロイン像もよかった」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)・「生活ドラマと幻想的な空想のシーンがよく合わさっている」(21歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「地元の調布が舞台であったため、親近感が湧いた。人間味があったし、幼い頃から見ていたゲゲゲの鬼太郎の誕生の過程を知れて、とてもワクワクした」(20歳女性/その他/その他・専業主婦等)■あさが来た(2015年度下半期)・「キャスト陣のメンツが好きだったから」(23歳女性/広告・出版・印刷/営業関連)・「あの時代に実在した女性の先駆者の生き方に感動したので」(42歳男性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)・「同時の状況からすると中々女性が社会に出て仕事することが周知されてない中、あさの性格・才覚が見事発揮されていく様子に感動です」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「江戸末期からドラマが始まる朝ドラは珍しかった。主人公とその姉、それぞれ対称的な女性の生き方が丁寧に描かれていて面白かった」(55歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)■マッサン(2014年度下半期)・「ウイスキーへのマッサンの情熱に共感できる。胸が熱くなる」(43歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「日常モノや歴史的人物では無く、実業界の人間をメインに置いていた点」(23歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「エリー役の外国人女優の演技がうまかったから。」(27歳男性/農林・水産/その他技術職)■とと姉ちゃん(2016年度上半期)・「昭和の戦前戦後の時代背景が良く分かる楽しい作品だったから」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)・「ヒロインの演技がうまかった」(40歳男性/サービス/営業関連)・「新しいことにチャレンジする姉妹の生き方が好き」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)■その他・カーネーション「作品全体としてのクオリティも良かったし、話がすごく楽しめたから」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)・カーネーション「キャラクターがみんな元気で、テンポのいい関西弁の掛け合いが見ていて気持ち良い」(35歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)・ごちそうさん「食べ物の描写、ヒーローとヒロインの関係性が好きだから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・ごちそうさん「妊娠中毎朝見てました。見逃すと昼の再放送が待ち遠しくて。懐かしい」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)・純と愛「風間くんの演技が良かった。夏菜さんも良かった」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)・花子とアン「時代がわりと好きなあたりの時代で、キャストも好きな人たちだったから」(30歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)■総評アンケート参加者の4分の1から票を集め、1位になったのは2013年度上半期のあまちゃん。宮城と東京を舞台に、ヒロイン・アキ(のん)が海女を目指しながらアイドルとなる展開に視聴者が夢中となり、最高視聴率は27%を記録。アキの口グセ「じぇじぇじぇ」も流行するなど、国民的人気となった。記憶が新しいためか、最近の作品の方が票を集めるなか、2位となったのが2010年度上半期の『ゲゲゲの女房』だ。漫画家・水木しげるの妻を演じた松下奈緒がヒロインとなり、水木役の向井理とともにブレイクを果たした。初回視聴率は過去最低ながら徐々に上昇、最終回で番組最高視聴率を記録するなど、作品内容が評価されていただけに、マイナビニュース読者の記憶にも残っていたようだ。その後に続く『あさが来た』『マッサン』『とと姉ちゃん』の3作は、どれも会社経営者を題材にした作品。特に男性からの支持が厚く、特に『あさが来た』では、ヒロインのあさ(波瑠)を通して「女性の働き方」について考えを巡らせた男性が多かったようだ。多くの傑作を生み出す朝ドラ。放送中の『べっぴんさん』も登場人物の心の動きをていねいな演出で描き、反響を呼んでいる。今後も様々な内容で視聴者の朝を彩ってくれることだろう。調査時期: 2016年10月6日~2016年10月11日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 2,037名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年11月17日女優の真野恵里菜が27日、自身のブログを更新し、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(毎週月~土曜8:00~8:15)で念願の朝ドラ出演が叶った喜びをつづった。真野が演じるのは、主人公・小橋常子(高畑充希)がタイピストとして初めて就職した商社の先輩・早乙女朱美。この日放送された47話から登場し、初出勤した常子との初対面シーンが描かれた。真野は「本日から連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演しております」と報告。演じる早乙女朱美について「彼女に出会えて私は強くなれた気がします。あの時代だからこそのあの生き方なのかもしれないけれど働く女性は凛としていてかっこいい」と記した。そして、「明日から早乙女さんの様々な顔が見れると思います」と伝え、「念願だった朝ドラ出演。夢がまたひとつ叶いました。どうか見てください」と呼びかけた。また、昨日からインスタグラムを始めたことも発表し、「きまぐれに自分のやりたいペースで更新していきます」と宣言した。
2016年05月27日元日テレアナウンサーでタレントの上田まりえが29日、BSスカパー!で放送されるドラマ『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン 第1話「素晴らしい新世界」上田まりえ特別吹替版』(4月16日 9:30~)のアフレコ収録に臨んだ。日本でも熱狂的なファンを生み出した世界的メガヒットドラマ『HEROES/ヒーローズ』の5年後を描いた最新シリーズが、4月25日よりスーパー!ドラマTVで放送。元日本テレビ・アナウンサーの上田まりえが、同ドラマの特別版吹替版に登場する眼科受付女性・ダリア役の声を担当する。上田は「マネージャーからお話を聞いて本当にビックリしました。日本テレビを退社して2カ月になりますが、いつかやってみたいと思った声優のお仕事をこんなに早く叶えさせていただいて本当にうれしいです」と満面の笑み。アフレコ収録について「ナレーションの仕事は日本テレビ時代でもやっていましたが、作品となると全く違います。役者さんの演技を前にして自分の声を入れるのはちょっと怖いというか、身の引き締まる経験でした」と振り返り、「まだまだ修行が必要だと思いました。アナウンサーのころから声のお仕事を大事にやってきて、唯一自分の声が好きだと言えるので、もっとしっかり声を磨いて声のお仕事をいただけるように頑張りたいと思います」と意欲を見せた。今年1月に日本テレビを退社し、タレントとしての活動をスタートさせた上田。「今までにない形で仕事をしていきたいと思っています。もちろんアナウンサーの先輩や芸能界の先輩方を尊敬していますが、あえて自分らしくやっていきたいという思いがあるので、どれだけ新しいことを楽しんでやれるかが勝負だと思っています」と目を輝かせるも「何度か日本テレビに行きましたが、日本テレビに自分の楽屋があったことに驚きました(笑)。『上田まりえ様』という張り紙が落ち着かなかったですよ。日本テレビの楽屋はある意味、居心地が悪いですね(笑)」と苦笑いを浮かべていた
2016年03月29日4月12日にスタートするNHKの生音楽番組『うたコン』(毎週火曜19:30~20:15)では、初回の放送(19:30~20:43の拡大版)で「朝ドラ」特集を展開する。同番組は、谷原章介と橋本奈穂子アナウンサーの司会で、毎回、東京・渋谷のNHKホールから生放送。この日の放送では、AKB48が、現在放送中の『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」を歌うほか、いきものがかりが「ありがとう」(『ゲゲゲの女房』)、平原綾香が「おひさま~大切なあなたへ」(『おひさま』)を披露。さらに、4月4日にスタートする『とと姉ちゃん』の撮影スタジオと中継を結び、ヒロインの高畑充希ら主要キャストが、撮影秘話を語る。このほかにも、石井竜也、石川さゆり、市川由紀乃、丘みどり、北島三郎、クリス・ハート、坂本冬美、布施明、山内惠介が出演。中継では、イル・ディーヴォと、すみれも登場する。今後のラインナップは、4月19日が、工藤静香、純名里沙、スキマスイッチ、天童よしみ、PUFFY、氷川きよし、古内東子、水森かおり、三山ひろしほか。同26日が、五木ひろし、華原朋美、サラ・オレイン、田川寿美、中村美律子、夏川りみ、平原綾香、三浦文彰、May J.、八代亜紀ほかが出演する。なお、同番組は、原則として月1回目の放送が、20時43分までの拡大版となる。
2016年03月29日朝ドラ「あさが来た」のヒロイン・波瑠がクランクアップ後初のバラエティー番組となる「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」に、人気子役の寺田心らと参戦。「とんねるず」が一般人の夢をかなえるために突然訪問する企画「とんねるずは突然に」コーナーにスタジオから出演する。1988年の番組スタート以来、高い人気を博している「とんねるずのみなさんのおかげでした」の2016年最初のスペシャルは、「とんねるずは突然に」&「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の超豪華2本立て。昨年のクリスマスイブSPの放送で、「とんねるず」の石橋貴明と木梨憲武が一般人の夢をかなえるために突然訪問を行った「とんねるずサンタは突然に」が大好評だったため、今回のスペシャルでも「とんねるずは突然に…日本縦断スペシャル」として全国各地の一般家庭を突然訪問する。今回は全国から5万通以上の応募が殺到し、その中から選ばれたのは5軒に突撃。もちろん事前連絡などはなし、訪れるのは木曜日か金曜日という情報しかないため、2人の突然の訪問には予想外のハプニングが続出!それでも、選ばれた5軒では「とんねるず」と至福の時を過ごし夢を叶えていた。そのスタジオに、朝ドラ「あさが来た」で日本初の女子大学設立者である明治の実業家・広岡浅子を好演した波瑠さんが登場。“五代さま”ことディーン・フジオカというブレイク男子を生み、“姉”・宮崎あおいや“夫”・玉木宏、“娘”・小芝風花ら、ヒロイン・あさを見守る家族や社員たちの魅力も相まって、24週連続の視聴率20%越えと好評を博している。「とんねるず」に突然訪問された家族たちのVTRを見た波瑠さんは、「親子、家族の絆が見られて楽しかったです!」と感想を述べ、もし自宅に突然「とんねるず」がやって来たら、「力仕事を手伝ってほしい」と、超多忙な日々を終えたプライベートがしのばれる“夢”を語っていたという。さらに、もう1本は今回で22回目を迎える名物コーナー「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。全国予選を勝ち上がってきたツワモノたちが、ほかでは見ることができない渾身のモノマネを披露する。審査員はおなじみ石橋さん、木梨さんに関根勤、「バナナマン」の2人。今回は、3月いっぱいで解散するコーナー常連組だった「弾丸ジャッキー」のラストステージや、史上最多のオーディションから厳選された新人勢が大活躍、シリーズ最高の大激戦となっている。「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」は3月24日(木)19時57分~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日2016年3月26日・27日に行われる「Anime Japan2016」にて、日テレブース初めての試みとなるステージイベント「日テレアニメ 春のぶっ通し祭!~ステージ増し増しニコ生放送中~」の開催が決まった。開催場所は東京ビックサイト 東展示場 東6ホール J-62。本ステージイベントには、2016年4月から日本テレビで放送が始まるアニメ『エンドライド』と『ふらいんぐうぃっち』や、現在放送中のアニメ『ナースウィッチ小麦ちゃんR』に加え 、『てさぐれ!部活もの』シリーズ、『ルパン三世』、『ちはやふる』といった話題作のキャストが出演する。イベントのタイトル通りに、ニコ生の配信も行われ、26日のブースはそれぞれ別番組として、27日のブースはひとつの番組を通しで放送される。イベントへ参加するには整理券が必要で、両日ともに9:30より各ステージの券が配布される(なくなり次第終了、1人1枚まで)。なお、「Anime Japan2016」ではほかにもさまざまなアニメ関連のステージイベントを実施。本イベントにも参加する『エンドライド』は26日、「日本テレビ 4月期新アニメ『エンドライド』放送直前!スペシャルステージ」と題した新作発表・トークイベントを行う(ステージ観覧抽選応募権付きの事前販売入場券は販売終了)。
2016年03月04日ヤフーは7月1日、子会社GyaOと運営する無料映像配信サービス「GyaO!」で、「日テレいつでもどこでもキャンペーン」におけるビデオ広告「見逃し配信・インストリームビデオ広告」の提供を開始した。「見逃し配信・インストリームビデオ広告」は日本テレビの運営するキャンペーンサイトでも提供される。GyaO!では2014年1月から日本テレビが実施する「日テレいつでもどこでもキャンペーン」を提供しており、そのキャンペーンサイトで、一部のバラエティ番組と連続ドラマをテレビ放送終了直後から配信する無料の“見逃し配信”を行っている。このほど、日本テレビとGyaO!それぞれが運営するキャンペーンサイトで7~8月に見逃し配信される番組において、ビデオ広告の提供が開始された。この取り組みでは、日本テレビがビデオ広告枠の一括販売を行い、GyaO!は広告在庫の補強・増強を行うという。おもな対象番組は、「しゃべくり007」「笑神様は突然に…」「有吉反省会」「MOCO’Sキッチン」などで、ビデオ広告の配信期間は8月31日までの予定となっている。
2014年07月02日番組開始から10週連続21%越えの高視聴率をキープしている、NHKの朝ドラ「花子とアン」。16日(月)より、ヒロイン・はなの後の夫となる村岡英治役で、本作にいよいよ本格的に参戦するのが、いま、注目を集めている俳優・鈴木亮平だ。この夏には、園子温監督『TOKYO TRIBE』に主演、そして能年玲奈主演の『ホットロード』にも出演するなど、いま、幅広い作品に引っ張りだこの鈴木さんの魅力に迫った。「花子とアン」で鈴木さんが演じるのは、吉高由里子演じる“はな”のために高い所にある英英辞典をスッと取ってやり、まさかの「ナマケモノに似ている」発言(褒め言葉)で何とも運命的な出会いを果たした、“村岡印刷さん”こと村岡英治役。実は鈴木さんは、東京外国語大卒、英検1級、留学経験あり、高校時代にはドイツ語スピーチコンテストで優勝経験あり…と、超がつくほどのインテリ。初登場の第6週では、村岡英治が「ハリセンボン」の近藤春菜演じる女学校の白鳥に誤解され、締め上げられるという窮地を、はなの英語力が救うというシーンがあったが、実は鈴木さんこそ英語がペラペラ。物腰が柔らかで知的、はながどれほどナマケモノに似ているかを力説する、ちょっぴりKYな印刷会社の御曹司という役柄は、意外にも(?)ハマリ役だったわけだ。デビューは2006年、東レとデサントが共同開発した水着のモデルを務めた、初の“水着キャンペーン・ボーイ”である鈴木さん。その後、「花ざかりのきみたちへ~イケメン・パラダイス~」「メイちゃんの執事」などに出演。俳優で映画監督の塩屋俊が監督・プロデュースを務めた『ふたたび Swing me Again』が映画初主演作となる。そして2013年、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽ら共演の『ガッチャマン』、さらに福田雄一監督『HK/変態仮面』への主演抜擢で大きな注目を集めた。『HK/変態仮面』では、友人である小栗旬が「彼以外には考えられない」と鈴木さんを指名し、脚本協力でも参加したほど。そのムキムキの筋肉男子ぶりと主人公の生真面目さがピタリとハマり、映画自体もヒットとなった。「花子とアン」第12週では、いよいよ自分の夢のため、再び東京に上京してきたはなと再会を果たすも、既に既婚者である英治。これから、高梨臨が演じる醍醐亜矢子との三角関係も勃発するといわれており、はなと英治の間にはますます波乱万丈の展開が待ち構えている。かと思えば、鍛え上げられた肉体を再び披露しているのが、園監督の『TOKYO TRIBE』。しかし、ひと目では鈴木さんと気づかないほど、迫力たっぷりの金髪姿で、別人のような変わり様を見せている。鈴木さんが演じるのは近未来のトーキョーに君臨するトライブ(族)のひとつ、「ブクロWU-RONZ」のボス・メラというキャラクター。もうひとりの主人公・海(YOUNG DAIS)を敵視し、彼が所属する「ムサシノSARU」と対立するという役どころだ。YOUNG DAISさんは一般オーディションから抜擢された、帰国子女のHIPHOP界の雄。どこか同じにおいも感じさせる2人の激突が、いまからも楽しみだ。さらに、紡木たく原作のベストセラー少女コミックの映画化『ホットロード』では、能年さんと「3代目J Soul Brothers」登坂広臣が演じる、和希&春山の先輩役に。原作の名シーンの数々が“伝説的”名セリフとともに登場する本作では、彼女役の太田莉菜と印象的なシーンを見せており、本格ラブストーリーも十分いけそうな雰囲気たっぷり。昨年、急逝した塩屋さんが主宰していた「アクターズクリニック」の出身で、演技をみっちりたたき込まれたという鈴木さん。先日、塩屋さんの1周忌を迎えた際には、自身のブログに「僕らが頑張ることで塩屋さんの夢が叶っていくのだと考えれば、彼がこの世界にいない悲しみにも立ち向かえる気がしています」と綴り、師匠が照らしてくれた俳優という道への邁進を改めて誓っていた。知的で、演技力も抜群、しかも脱いだらすごい肉体派。もしかしたら、そんな彼が、日本を代表する“カメレオン俳優”といわれる日も近いかもしれない。「花子とアン」はNHK総合(月)~(土)午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再)ほか放送中。『TOKYO TRIBE』は8月30日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。『ホットロード』は8月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月16日9月15日(土)に迫ったなでしこリーグの再開を前に、なでしこリーグカップ決勝のキックオフを迎える。9月9日(日)・NACK5スタジアム大宮でINAC神戸と日テレ・ベレーザが雌雄を決するのだ。プレナスなでしこリーグカップ2012 決勝/なでしこリーグオールスター2012 開催情報昨年のリーグ戦王者・I神戸と大会3連覇を狙う日テレの決勝は、順当な結果と言える。両チームともグループリーグを4戦全勝で勝ち上がって来た。準決勝でも、I神戸は伊賀FCを5-1で下し、日テレは新潟Lを3-0で退けた。ちなみにリーグ戦でもI神戸が勝ち点25で首位を走り、勝ち点5差で2位・日テレが追う展開である。下馬評ではリーグ戦で1-0と直接対決を制し、公式戦43試合無敗を誇るI神戸が有利。日テレとしては、岩清水梓を中心にした堅守で、澤穂希、大野忍、川澄奈穂美らI神戸攻撃陣を封じ、ロースコアゲームに持ち込み、永里亜紗乃の決定力にかけたいところ。また、決勝の前にはオールスターゲームも同日開催される。決勝に残れなかった8チームがアテネ、ミネルバに分かれて激突する。メンバーには、なでしこジャパンの主将・宮間あや(湯郷ベル)をはじめ、丸山桂里奈(大阪高槻)、矢野喬子(浦和)などが名を連ねる。ヒリヒリした緊張感が張り詰める決勝と、華やかな雰囲気に包まれるオールスターゲーム。なでしこジャパンのメンバーがズラリと集結する贅沢な180分間を堪能してみては。
2012年09月07日モーターマガジン社が運営する「モーターマガジンWebショップ」はこのほど、BS日テレで放映中のカートークバラエティ番組「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」と「ネグローニ」のコラボレーションによるドライビングシューズ&パンプスの販売を開始した。ラインアップは、メンズドライビングシューズの「おぎモデル」「やはぎモデル」「スピンオフモデル」、レディースは共演者である自動車評論家、竹岡圭さんがカスタムした「ドライビングシューズ」と「パンプス」。計5モデル展開となる。「おぎモデル」は、シルバーのエナメルにオフ白のスエードと色数を抑えてまとめたので、どんな服にも似合うシックな仕上がり。「やはぎモデル」は、茶色のスエードに水色のさし色がワンポイントで、デニムに合うモデル。「スピンオフモデル」は、おぎやはぎのマネージャー、根本氏が「愛車遍歴」モデルのプロトタイプとして考案したもの。これら3モデルの価格は2万4,150円。「竹岡圭モデル」は、珍しいエナメルのドライビングシューズで価格は2万3,100円、「パンプス 竹岡圭モデル」はトリコロールカラーを採用し、価格は2万2,050円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日日テレ・ベレーザが6月10日(日)に国立競技場で行われる対INAC神戸レオネッサとの首位決戦を前に、6月5日会見を行った。会見には、日本女子代表(なでしこジャパン)メンバーに選出された岩清水梓、阪口夢穂、有吉佐織、練習生として代表チームの国内合宿に参加する永里亜紗乃、木龍七瀬が出席、口々に首位決戦に向けて意気込みを語った。日テレは現在、首位のI神戸に勝ち点2ポイント差に迫るリーグ2位。リーグ戦中盤を迎えての大一番、国立競技場という大舞台で勝利して、後半戦へと弾みをつけたいところ。キャプテンの岩清水梓は「(I神戸には)先シーズン勝っていない。無失点を目指して、最後は笑顔で終わりたい」と勝利宣言、さらに「多くのお客さんを前にゲームができるのは女子サッカーにとっても大きなチャンス。いい試合をしたい」と力強くアピールした。日テレ・ベレーザ対INAC神戸レオネッサは、東京・国立競技場で6月10日(日)12:30キックオフ。現在チケット発売中。
2012年06月06日