中日ドラゴンズ初のOB戦「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME2024」が7月25日(木)に開催される。チームのOB戦は球団創設88年目にして初めて。当日は小松辰雄、山本昌(昌広)、山﨑武司、谷繁元信、今中慎二、岩瀬仁紀、川上憲伸、福留孝介、荒木雅博らが出場予定。元竜戦士が真夏の祭典に集い、熱い戦いを繰り広げる。中日スポーツ創刊70周年記念DRAGONS CLASSIC LEGEND GAMES2024■チケット情報()7月25日(木) 試合開始18:00バンテリンドーム ナゴヤ【出場選手】小松辰雄山本昌(昌広)山﨑武司谷繁元信今中慎二岩瀬仁紀川上憲伸福留孝介荒木雅博※年齢順/敬称略
2024年05月14日株式会社プロラボホールディングス 代表取締役兼CEO 佐々木広行のインタビュー記事を『人民日報海外版日本月刊』にて公開します。プロラボホールディングス 代表取締役兼CEO 佐々木広行(1)連なる微かな足跡が、遥か千里の道となる。2016年9月、日中発展協会会長の河野太郎氏率いる視察団が北京に入り、5日間にわたる視察を終えて、中国公共外交協会との覚え書きに署名した。その際、李肇星会長は視察団のある理事に激励の声をかけた――健康産業には輝かしい前途が広がっていますよ――。それから8年、その理事は15の国で健康産業を展開し、100億円を超える市場規模を打ち立てた。彼の名は佐々木広行。株式会社プロラボホールディングス代表取締役兼CEOであり、現在は18の企業と2つの海外支社を経営している。田中角栄を尊敬する佐々木広行氏は、李肇星会長と言葉を交わしたときのことを、いまもはっきり覚えているという――自分の使命を忘れず、日中の発展と健康産業のために尽力します――。桜の開花も近づく三月、港区にあるプロラボホールディングス本社を訪れ、佐々木社長の特別インタビューをおこなった。■インナービューティの先駆者―― 周知のごとく、日本は健康大国であり、長寿の国としてグローバル健康産業の最先端を走っています。その市場規模と競争力は推して知るべしです。ですから、まずは御社の創業と成功の鍵はどこにあったのか、率直なところをお聞かせ願えればと思います。佐々木 まだ大学に在籍していたころ、30歳で起業しようと心に決め、そのとおり30歳で実際に起業しました。健康産業に足を踏み入れる前は、フリーペーパーの発行やダイレクトレスポンスの広告制作会社をやっていました。34歳のとき、糖尿病と診断されまして、当時はちょうど仕事が軌道に乗って忙しくなり、しょっちゅう会社で寝泊まりしていたんですね。夜遅くに酒を飲むことが習慣になってしまって、どんどん体重が増えて、一時は100キロを超えたこともあります。まだ34歳で糖尿病と診断されたわけですから、これはかなりショックでした。それがきっかけとなって自分の生活習慣を見直したんです。わたしの場合は食生活から発症したのは明らかでしたから、言うなれば食源病ですね。しかし、仕事に忙殺されながら食生活を厳しくコントロールする、これは本当に大変でした。でも、ここでしっかりとコントロールできなければ、さらなる病を併発する可能性があります。それに、これは決してわたし一人が直面している問題ではなく、現代人にとって共通の悩みでもあると考えたのです。調査と分析、これはわたしがこれまでずっと続けてきた仕事の習慣です。社会のために貢献できるか、それはわたし自身が創業前から自問自答してきた大前提です。糖尿病という診断結果が出たことで、わたしは医療・健康産業に注意を向け始めましたし、医療保険がすでに国の重い負担となっていることにも気づいたのです。予防医療がきちんとできれば、自分自身の健康を守ることができるだけでなく、それは社会の持続可能な発展にも貢献することになるのです。医食同源、これは中国から入ってきた言葉ですが、数千年にわたって数え切れないほどの検証を経てきた智慧でもあるのです。きちんとした食生活は健康維持において最も重要なカギになります。ですから、食生活の改善からはじめて身体を整え、そして社会に貢献する。これこそわたしが広告事業からインナービューティのメーカー業に転換したその出発点と言えるでしょう。みなさんもご承知のように、日本は健康大国で、競争はきわめて激しいものがあります。そのなかで勝ち上がろうと思うと、やはりよそとは違う切り口がないといけません。そうして見つけた独自のアプローチ、それがインナービューティです。化粧やエステを美に対する外側からのアプローチとするなら、インナービューティは腸内環境を改善して新陳代謝を高める内側からのアプローチなんです。そもそも美は、健康でなくては成り立ちません。ですから、わたしは関連する書籍を大量に読み、積極的に専門家の方々の講座にも足を運んで、みずからを実験台にしました。また、予防医学の発展を後押ししたいと考えたので、2014年に内面美容医学財団(IBMF)の前身となる団体を設立しました。数十名に上る専門家や医師、学者の方々に参加いただいており、定期的に講座を開催したり、試験の合格者に資格証明書を発行したり、先進的な予防医学モデルを打ち立てるために尽力しています。■予防医学の観点から出発して業界をリードする―― プロラボによって提唱された「腸活」や体内美容といった健康に対する概念も、御社の知名度と名声が高まるにつれて、ずいぶんと浸透してきました。佐々木 そうですね、当社は酵素ドリンクやサプリメント等のインナービューティ商品をはじめとする健康・美容分野で事業を展開しています。当社の主力製品は、113種もの異なる野菜、果物、きのこ、海藻を使用して、腸内環境に良いとされる有用菌がたっぷり棲みついたヒノキ樽で自然発酵させたハイクラス酵素飲料です。当社は日本全国のクリニックやエステティックサロン、フィットネスジムなどの健康関連施設に商品を提供しており、南は沖縄から北は北海道まで、2万6千を超える店舗で取り扱われています。さらに海外では15か国(地域)にも展開し、シンガポールそしてチェコのアンダーズプラハホテルにも進出を予定しています。予防医学という観点から出発し、まずは食生活を改善することで、身体の内側から美をサポートする、インナービューティのパイオニアと言っていただけている要因はそこにあるのではないでしょうか。当社商品の愛用者からのフィードバックで最も多いのは、体重が減った、アレルギーが軽減した、肌が綺麗になったなどです。わたしのFacebookやInstagramなどには、ファンの方からプロラボで働きたいといった声がよく寄せられます。それは当社の商品を信頼し、愛用してくださっているからだと思っています。また、新卒の採用面接をしたときに、とにかくプロラボに入って働きたいと。というのも、その方のお母さまが当社の商品を愛用されていて、健康状態が大いに改善したらしいんですね。だから恩返しの気持ちで働きたい、それにもっと多くの方にプロラボの商品が行き渡るように努力したいとのことでした。一人の企業家として、これは本当に誇らしい体験でした。■中国訪問を経て、キャリアをさらなる高みへ―― 18の企業と2つの海外支社を有するほかにも、佐々木社長は多くの社会活動をされていて、とくに社会で活躍する女性をサポートするという面で表彰もされています。日中発展協会の理事として、河野太郎会長と一緒に中国を訪問されましたが、中国の印象はどうでしたか。佐々木 父の書斎には田中角栄に関する本がたくさんあったんですね。その影響で、小さい頃に彼の伝記を読みましたし、父は当時から中国語を学んだ方がいいと言っていて、大学の第二外国語は中国語を選択しました。そういった環境で育ったものですから、ずっと日中両国の架け橋になりたいという思いがあったのです。河野太郎さんが会長を務める日中発展協会に入ったのもそれが理由ですね。2016年9月、わたしは河野会長について中国を訪れました。田中角栄も訪れたという迎賓館にも行きましたし、中国公共外交協会と覚え書きを交わしました。そのとき、向こうの会長の李肇星さんが、「健康産業には輝かしい前途が広がっている」とおっしゃって、わたしを激励してくれたんです。それで責任の重さをあらためて痛感しましたし、実はそのとき心の中で誓ったんです。実際に業績を上げて日中両国の健康産業の提携を推し進めよう、そして当社の企業理念である人類の健康寿命を延ばすために尽力しようって。中国を訪ねたあのときの経験は、実に忘れがたいものがあります。中国は日本より活気があるし、若者は進取の気性に富んでいると感じましたね。■中国との協力をより進めるために―― 佐々木社長が中国を訪問された1カ月後、中国は「『健康中国2030』規画綱要」を制定して、健康を国家戦略という俎上に載せました。日本では広く知られているエステプロ・ラボですが、佐々木社長ご自身は中国の人々の健康を促進したいというお気持ちをお持ちなのでしょうか。佐々木 日本人と中国人の体質は近いものがありますし、食生活の傾向も似通っています。それに少子高齢化に向かっているという社会構成も同じですよね。人類の健康寿命を延ばすというのは、わたしがインナービューティのメーカー業に転換したときに立てた初志ですから、予防医学を通じて中国社会に利益をもたらし、中国の人々の健康づくりに役立てることができるなら、それはわたしにとっても無上の喜びです。わたしたちはすでに上海に事務所を持っていますし、今後はより多くの百貨店で当社の製品を取り扱ってもらいたいと考えています。もちろん代理店との取り組みも大歓迎です。実際のところ、当社の売上のうち毎年10億円前後は中国のお客さんによるものなんですね。代理店を通じて購入してくれる人もいれば、上海の伊勢丹にある専門売り場に足を運んで買ってくれる人もいます。そういえば、大相撲の元白鵬関が北京に出している飲食店にも当社の製品が置かれています。元白鵬関やその部屋の力士たちも愛用してくれているんですよ。当社が展開するEsthe Pro Laboブランドを中国で大きく宣伝をしたことはありませんが、日本に住んでいる中国の方々の口コミや、日本の著名なスポーツ選手や芸能人が個人的に勧めてくれたりということもあって、中国でもある程度は知名度がありますし、ファンの方もついてくれているようです。当社は総合ウェルネスカンパニーとして、これからもより多くの分野をカバーできるように努めていくつもりです。わたしたちのグループには、医療法人が二つ銀座にあります。すでに中国の旅行代理店と提携を結んでいまして、中国からの観光客にも当クリニックによく来ていただいています。また、当社の内面美容医学財団(IBMF)に属する専門家で腸内環境の改善を課題に掲げ、多くの優れた研究成果を挙げている者もおりますから、今後は中国の専門家の方たちとも連携して、一緒に研究会を開催したり研究開発を進められるといいですね。■企業の生命力は利他主義にあり―― 佐々木社長の書かれた経営学の著作を読ませていただき、テレビ番組に出演されているお姿も何度も拝見しました。佐々木社長は日本における医療・健康事業をリードする方だとお見受けしていますが、経営者としても優れた手腕を発揮されています。近年、日本での起業を視野に入れている中国人留学生がどんどん増えているのですが、何か提案やアドバイスがあれば教えていただけませんか。佐々木 わたしは船井総合研究所や毎日新聞社、日本薬科大学などで講師を務めているのですが、去年の4月からは母校の早稲田大学の大学院でも「起業特論」という授業の講師を務めています。その授業には上海から来ていた留学生が出ていまして、とても印象に残っています。彼は日本語が非常に堪能で、大学院生のうちに起業しました。わたしの授業に出る前は当社が展開するエステプロ・ラボ商品のことは知らなかったのですが、インナービューティという健康概念について共感を覚えたらしく、気づけば身の回りにも多くの愛用者がいたというんですね。アイデアの豊かな学生でしたから、わたしも彼に仕事を発注したりしました。日本で田中角栄を評するときによく使われるのが、彼は「人心収攬」に長けていたというものです。わたし自身は、それは利他主義の精神に端を発していると思っています。つまり、周りの人に豊かさを感じさせたい、幸福感を持ってもらいたい、そしてそれこそが自分自身の幸福であるという考え方です。これこそまさに企業家が備えるべき精神ではないでしょうか。誰であっても起業しようというときにまず考えなければならないこと、それはその事業が社会に貢献できるものであるかどうか、という点です。そうした創業理念があってこそ、長く続けるためのやる気であったりとか、活力や情熱といったものを事業に注ぎ込むことができるでしょうし、それが企業の将来性につながっていくわけです。ですから、これから起業を考えている人たちには、そうした信念を持ってほしいと思います。■取材後記火の鳥――佐々木社長のことをそう形容するのは誇張が過ぎるだろうか。30歳にして会社を設立し、連戦連敗にも挫けることなく、幅広い分野にわたって事業を展開し、波瀾万丈をくぐり抜けてその創業史を紡いできた。そんな佐々木社長には、あまりにも多くのストーリーがある。われわれは再び佐々木社長の物語を聞く機会が訪れることを切に望んでいる。同時に、中国と日本における健康という分野で、佐々木社長がさらなる輝かしい成果を上げられることを願っている。なぜなら、それはとりもなおさず、われわれ一人ひとりの健康と幸せな未来に直結しているのだから。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月25日バレーボール元日本代表の江畑幸子さん(34)が24日、自身のインスタグラムを更新。入院し、気管切開の手術を受けたことを報告した。江畑さんは「【気管切開の手術を受けました】」と伝え「喉の痛みで病院に行った所、扁桃炎と診断されお薬を飲んでもなかなか症状が改善されず痛みで食事も食べれない、水も飲めない状況になりこのままだと脱水症状で倒れると思い再度病院に行った所扁桃炎の他に『急性喉頭蓋炎』と言う病気が見つかりそのまま即入院をしました!」と説明した。続けて「点滴治療をしていましたが入院した翌日の夜、痛みが悪化し痛み止めも効かず、診察してもらった所腫れが入院時よりも悪化していたため窒息を防ぐ為に手術を行ったという次第です!」といい「手術直後は痛みと違和感がありましたが翌朝から落ち着いてゆっくり休めています」と明かした。昨年8月に第1子女児出産を発表している江畑さん。「ちょうど娘と実家に帰省しているタイミングでした!この病気は放置すると窒息死もあり得るそうでこういう時でないと病院も行けなかっただろうし娘と二人っきりの時に入院と言われても難しいのでタイミング的には不幸中の幸いと言えます」伝えた。しかし「まさか即入院になるとは知らず病院に『行ってくるねー』と急いで出てきたその瞬間から娘に会えていません小学生以下の子供は面会に来れないルールで今は我慢です」とつづり「8ヶ月まで完母できた娘がここへ来て急にミルクを飲まなきゃいけない状況になってますが、頑張ってミルクを飲んでくれてると聞いて本当に安心してると共に、娘にも我慢させて頑張ってくれてるので私も頑張ります」と結んだ。
2024年04月24日俳優の田中道子(34)が22日、自身のインスタグラムを更新。サッカー元日本代表でJ3アスルクラロ沼津のFW川又堅碁選手(34)と結婚したことを発表した。田中は「ニュースでご覧頂いた方もいらっしゃると思いますが、この度川又堅碁さんと入籍いたしました」と伝え「お互いを尊重し支え合って参りたいと思います。仕事は変わらず続けていく予定です。暖かく見守っていただけたら幸いです」とコメント。書面でも「いつもお世話になっている皆様へこの度、川又堅碁と田中道子は、入籍したことをご報告いたします。未熱な二人ではありますが、お互いに支え合い、仲睦まじい家庭を築いていきたいと思います。今後ともご声援のほどよろしくお願い致します」とつづっている。田中は、静岡県出身。2013年、『ミス・ワールド2013』の日本代表に選出され、世界大会(インドネシア)でベスト30に選ばれる。その後はファッションイベントの『GirlsAward』、『TOKYO RUNWAY』、『神戸コレクション』などに出演。2016年、『女優宣言お披露目記者発表会』を開き、俳優へ転身。ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(16年)や、ドラマ『貴族探偵』(17年)、ドラマ『極主夫道』(20年)、映画『極主夫道 ザ・シネマ』(22年)、ドラマ『六本木クラス』(22年)、ドラマ『大奥』(24年)、などに出演している。23年1月、1級建築士試験に一発合格した。
2024年04月22日ターゲットはメダルである。『東京オリンピック2020』『ロンドン五輪2012』の3位決定戦で涙を飲んだ日本代表は、今夏パリで56年ぶりとなるメダル獲得を目指す。U-23日本代表にとって『AFC U23アジアカップ カタール2024』はあくまで通過点だが、同時に最後にして最大の関門でもある。指揮官はそんなことは百も承知である。大岩剛監督は「我々の目標は当然パリに出場して勝ち抜くことにあるが、まずは最終予選にしっかり勝ち抜くことにフォーカスしているので、しっかり足元を見て、最終予選に向かっていきたい」と一戦必勝を誓った。本命に挙げられながら、A代表が準々決勝で敗退を余儀なくされた『AFC アジアカップ カタール 2023』の記憶も新しいことだろう。2か月前の『アジア杯』決勝に勝ち残ったのはカタールとヨルダンだった。日本だけではなく、韓国やイラン、サウジアラビアにオーストラリアも決勝トーナメントで姿を消したのだった。アジアの戦いはより拮抗し、番狂わせも散見している。しかも30℃を優に超えてくる中、グループステージは中2日のハードな日程を強いられる。上位3チームが『パリ五輪』の切符を手にする『U23アジア杯』は何が起きてもおかしくはない。藤田譲瑠チマ(c)スエイシナオヨシ厳しく過酷な戦いがカタールで待っているが、日本はベストメンバーを組めなかった。『U23アジア杯』ではクラブの招集義務が発生しないため、これまで主軸を担ってきたMF鈴木唯人(ブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング/デンマーク)やMF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、MF三戸舜介(スパルタ)、小田裕太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)らを選出できなかった。それでも、大岩監督は「人数制限だったり、悩みだったりはこういう大会でメンバー選考するのに起こり得ること」と意に返さず。4月8日からドーハでトレーニングを積むU-23日本代表はここまで順調な調整を見せている。4月11日、U-23イラク代表とのトレーニングマッチも1-0の勝利。試合は完全非公開のため、大岩監督は多くは語らなかったが、「いい状況が色々出たので、第1戦に向けて順調な調整になった。我々の狙いを出せていた部分と攻守で出せていない部分があった。トランジションの部分はみんな意識していたので、そこは良かったと思う」と手応えを口にした。また日々のトレーニングでも天候が変わり、「いろんな条件で練習できているので、暑い日、雨の日、風の強い日と色んな条件で練習できているので、準備はできている」とシミュレーションはバッチリである。大岩剛U-23日本代表監督日本は韓国、UAE、中国とグループBを戦う。グループ最大のライバルは10大会連続の五輪出場という世界最多記録を狙う韓国だろう。日本のファンにも馴染み深いファン・ソンホン監督率いる韓国は3月にメンバー発表しながら、FWペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド)やMFヤン・ヒョンジュン(セルティック/スコットランド)、DFキム・ジス(ブレントフォードFC/イングランド)の選手派遣を拒否され、結局欧州組はMFキム・ミンウ(デュッセルドルフ/ドイツ)ひとりというドタバタぶりを見せている。選手たちが最も大切なゲームと口を揃えるのが、4月16日(火)・初戦の中国戦である。山田楓喜(東京ヴェルディ)が「初戦の中国戦からフルスロットルで、最初から自分たちの気持ちを出して全力で戦いたい」と言えば、平河悠(FC町田ゼルビア)も「(グループステージ)3試合の中でも一番大事と言ってもいいぐらいの中国戦。内容もそうだが、まずは勝点3を積むことによって次の試合につながる」とキッパリ。4月15日、前日会見の壇上で大岩監督は「非常にいい準備ができている。しっかりと明日の初戦に向けてチーム一丸となっていい準備をしたい。メンタル、個人戦術、チーム戦術、すべてを発揮して第1戦に向かっていきたい」とキックオフを待ちわびた。山田楓喜(c)スエイシナオヨシU-23日本代表のメンバーは次の通り。【GK】1小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)23山田大樹(鹿島アントラーズ)12野澤大志ブランドン(FC東京)【DF】16内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)21大畑歩夢(浦和レッズ)3西尾隆矢(セレッソ大阪)5木村誠二(サガン鳥栖)2半田陸(ガンバ大阪)4関根大輝(柏レイソル)15鈴木海音(ジュビロ磐田)22高井幸大(川崎フロンターレ)【MF】20平河悠(FC町田ゼルビア)11山田楓喜(東京ヴェルディ)10佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)6川﨑颯太(京都サンガF.C.)7山本理仁(シントトロイデンVV/ベルギー)8藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)14田中聡(湘南ベルマーレ)17松木玖生(FC東京)【FW】9藤尾翔太(FC町田ゼルビア)19細谷真大(柏レイソル)13荒木遼太郎(FC東京)18内野航太郎(筑波大)『U23アジア杯』のグループステージ組み合わせは以下の通り。【グループA】カタール、オーストラリア、ヨルダン、インドネシア【グループB】日本、韓国、UAE、中国【グループC】サウジアラビア、イラク、タイ、タジキスタン【グループD】ウズベキスタン、ベトナム、クウェート、マレーシア果たして、日本は『パリ五輪』へ向けて、白星発進できるのか。『U23アジア杯』初戦・中国戦は4月16日(火)・キックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列、DAZNにて生中継。
2024年04月16日萩本企画 欽劇事務局主催、「欽ちゃんライブ~日本を代表する俳優出演~」が2024年4月21日 (日)にバティオス(東京都 新宿区 歌舞伎町 2丁目45-4)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 欽ちゃんの笑いへの追及は、止まらない。先月は、カメラマンが、ステージ上にいる欽ちゃん&出演者に"ツッコミ"を入れる、という斬新な試み。会場は、カメラマンの的確なツッコミ(指摘)に大爆笑の渦が生まれた。いつも冷静なカメラマン(ディレクターの指示に従って絵撮りをする役目)が、まさかの発言をして的確なツッコミをするとは。これは、欽ちゃんのアイデア。これが、見事にハマって、今まで見た事の無い笑いが生まれた。さて、今回は?欽ちゃんが、日本を代表する俳優をステージに迎え、前回のカメラマンもスタンバイ。一体、どんな笑いの空間が生まれるのか?それは、当日になってみなければ、わからない。きっと、また新しい笑いが生まれているだろう。公演概要「欽ちゃんライブ~日本を代表する俳優出演~」公演日時:2024年4月21日 (日)14:30開場/15:00開演会場:バティオス(東京都 新宿区 歌舞伎町 2丁目45-4)■出演者萩本欽一他■チケット料金全席自由:3,000円(整理番号付き・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月15日津軽三味線日本一決定戦実行委員会は、数ある津軽三味線の大会の中でも最高峰の大会のひとつ「第18回津軽三味線日本一決定戦」を2024年5月3日(金・祝)~5月4日(土・祝)に青森市のリンクステーションホール青森にて開催します。日本一の部ことしの出場者ことしで18回目を迎える「津軽三味線日本一決定戦」。最大の特徴はソロ演奏にあたる「曲弾き演奏」だけでなく、津軽民謡の歌い手に合わせる「唄づけ伴奏」の両方の合計点で日本一を決定するところです。歴代の日本一奏者は、国内外でトップクラスの演奏家として活躍しています。また大会では、ジュニアからシニア、団体と演奏レベルやスタイルによってさまざまな部門を設けており、ことしは110組以上の挑戦者が出場します。■開催概要日時 : 2024年5月3日(金・祝)~5月4日(土・祝) 午前9:30開場料金 : 無料(※入場整理券なし、直接会場にお越しください)会場 : リンクステーションホール青森(青森市文化会館)主催 : 津軽三味線日本一決定戦実行委員会・特定非営利活動法人 津軽三味線全国協議会・青森市教育委員会大会ホームページURL: ■スケジュール<大会1日目 5月3日(金・祝)>9:30 開場10:00 津軽三味線大合奏・開会式10:20 初級者の部12:20 休憩13:10 中級者の部14:40 シニアの部16:10 上級者女性の部16:55 講評<大会2日目 5月4日(土・祝)>9:30 開場10:00 2日目セレモニー10:10 ジュニアの部11:15 日本一の部[曲弾き演奏]12:25 休憩13:30 団体りんごの部14:15 団体ねぶたの部14:50 日本一の部[唄づけ伴奏]16:35 日本一の余興16:55 閉会の言葉※当日の進行状況により、時間が変更する場合もあります。※各部終了後に表彰式を行います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月15日『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』(4月19日公開)の公開直前イベントが9日に東京・blue-ing! で行われ、声優の浦和希、海渡翼、サッカー元日本代表の佐藤寿人、久保竜彦、本山雅志、日本サッカー協会 宮本恒靖氏が登壇した。同作は、累計発行部数3,000万部を突破したコミック『ブルーロック』(講談社)初の映画化作。劇場版では、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”を描いている。○■サッカー元日本代表 佐藤寿人・久保竜彦・本山雅志、『劇場版 ブルーロック』イベントに登場イベントでは、『劇場版 ブルーロック』の大ヒットを祈願し、「天才 凪よりうまいのは俺だ! ビタ止めトラップチャレンジ」という企画を実施。元日本代表3人と浦・海渡が、飛んできたボールをトラップし、床に置かれた的にぴったり止められるかに挑戦した。フットサルの経験はあるという浦がトップバッターで登場し、4度目の挑戦で見事に成功。続くサッカー経験者の海渡は見事に1発で成功させ、会場を沸かせていた。元日本代表の3人は、ボール1個分の大きさしかない的の中心へのビタ止めに挑戦することに。先陣を切った佐藤は、高く投げ込まれたボールをつま先でコントロールする華麗なトラップを披露。「これで興行収入100億円突破ですね!」と笑顔を見せた。続く本山も、バックスピンを利用した技ありなトラップで見事に成功。これには浦と海渡も「うおぉ~!! すごい!」と目を輝かせていた。そして最後の挑戦者となった久保は、ビーチサンダルで登壇しており、佐藤から「足の裏は(使っちゃ)ダメですよ」と声をかけられるも、フリに応えるようにボールを踏みつけるようなトラップを披露し、笑いを誘った。その後、ボール出しをしていた宮本とパスを続けた後に、しっかりと的の中心にボールをビタ止めし、成功させていた。
2024年04月09日大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、新たに公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が主催するラグビー日本代表戦4試合について、冠スポンサーとして特別協賛することが決定いたしました。既に特別協賛が決定し、発表しておりますイングランド代表戦、ニュージーランド代表・オールブラックス戦と加えて「リポビタンDチャレンジカップ2024」は合計6試合となります。当社は、2001年より「日本代表オフィシャルスポンサー」、2016年より「日本代表オフィシャルパートナー」、2020年からは「日本代表トップパートナー」として、ラグビーの日本代表チームを応援してまいりました。また、2002年から海外の代表チームなどを招いて日本代表が対戦する試合では「リポビタンDチャレンジ」、「リポビタンDチャレンジカップ」として大会冠スポンサーを務めております。当社は、「リポビタンD」を通じてラグビー日本代表を応援し続けて、今年で23年目を迎えます。夢に向かって前向きにがんばる人々を応援し、皆さまの疲労回復・栄養補給をサポートする「リポビタンD」は、本大会開催への特別協賛を通して、引き続き、ラグビー日本代表チームの強化と日本ラグビー界の発展を支援する様々な取り組みを行ってまいります。◆リポビタンDチャレンジカップ2024リポビタンDチャレンジカップ2024試合日程◆ご参考・【リポD】ラグビー応援部Xアカウント: ・リポビタンDブランドサイト: ・リポビタンDラグビー応援部サイト: ・ラグビー日本応援代表サイト: (日本ラグビーフットボール協会ホームページ内にあるラグビー日本応援代表サイト)PR_「リポビタンDチャレンジカップ2024」追加特別協賛決定.pdf : ラグビー応援部サイト : 【JRFU公式】ラグビー日本代表応援サイト - WE ARE BRAVE BLOSSOMS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月29日日本時間2024年2月28日、アメリカのプロ野球チームである『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』が、Instagramを更新。同球団に所属する大谷翔平選手が同日、アメリカのプロ野球チーム『シカゴ・ホワイトソックス』とのオープン戦で、ホームランを放った際の映像を公開しました。大谷翔平が放った豪快な2ランホームランアメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・エンゼルス』から2023年11月に正式にフリーエージェントとなり、同年12月に『ドジャース』との10年契約を結んだばかりの、大谷選手。同年9月に二度目の右ヒジの手術を受けていた大谷選手にとって、今回行われたオープン戦が、復帰後初の実戦となりました。ファンの期待を背負いながら『2番・指名打者』で先発出場すると、3打席目に2ランホームランを放ったのです! この投稿をInstagramで見る Los Angeles Dodgers(@dodgers)がシェアした投稿 動画からは、詰まったかのように見える打球がぐんぐんと伸び、左中間スタンドへ飛び込む様子がうかがえます。『ドジャース』への移籍後初となる実戦でのホームランは、球団のファンおよび日本のファンの記憶に、深く刻まれたことでしょう!動画は、「THE SHO IS HERE.」というコメントとともに投稿され、大谷選手というニューヒーローの誕生を、球団全体でたたえています。また、2021年に日本のプロ野球チーム『埼玉西武ライオンズ』の現役を引退した松坂大輔さんが、自身のX(Twitter)を通じて次のようにコメントしていました。あのコースをあの打球の飛び方でスタンドまで飛んでいくことが恐ろしい…— 松坂 大輔 Daisuke Matsuzaka 18 (@matsu_dice) February 27, 2024 『平成の怪物』と呼ばれた松坂さんからも一目置かれる、大谷選手。その勝負強さは、本物のようです…。実戦復帰後、いきなりホームランを放った大谷選手に、日本からは「もう彼は健在ですね!」「本当に意味が分からないくらいにすごすぎます」「名刺代わりの一発だ」などの声が上がっています。右ヒジの手術を乗り越え、復帰早々に大活躍を見せてくれた、大谷選手。2024年3月20日に、韓国のソウルで開幕するプロ野球リーグ『MLB(メジャーリーグベースボール)』では、一体どんな活躍をしてくれるのでしょうか。今から楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月28日創業159年、スイス政府御用達の高級オルゴールブランド スイスREUGE社の日本総代理店リュージュ販売株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:木村健一)は、日本国内100台のみの限定作品として、坂本龍一作曲“戦場のメリークリスマス”メインテーマ『Merry Christmas Mr. Lawrence』を3月1日(金)より発売します。AXA.72.5334.000【企画・制作の背景】スイスREUGE社ではこれまでも“世界の偉大なる作曲家モデル”と題し、クラシックの名曲の数々をオルゴールで制作し、多くの皆さまにお届けしてまいりました。この“世界の偉大なる作曲家モデル”として次に企画していたのが日本が誇る偉大なる作曲家 坂本龍一氏でした。今から2年程前から企画していたこの作品は、出来ることなら坂本氏がご存命中に発表したいと制作を進めておりましたが、編曲からオルゴール制作の細部に至るまで一切の妥協を許さない職人達のこだわりにより修正を重ね、漸く納得のいく作品に仕上がったのがこのタイミングでした。坂本氏に直接お聴きいただくことは叶いませんが、職人たちの熱い想いが込められたこの作品は、日本が誇る偉大なる作曲家の代表曲を演奏するに相応しい仕上がりになっていると言える自信作です。【作品特徴】“戦場のメリークリスマス”のメインテーマ曲『Merry Christmas Mr. Lawrence』は、1983年に発表され、「英国アカデミー賞」作曲賞を受賞、坂本龍一氏が映画音楽作曲家としての道を歩み始めるきっかけともなった記念すべき作品です。坂本氏の作品には、多くの人々の心に響く素晴らしい作品が多数存在しますが、その中でも皆一度は耳にしたことがあるであろう曲であり、坂本氏が映画音楽への道へと進んだ始まりという大きな意味を持つ曲が『Merry Christmas Mr. Lawrence』です。一方、スイスREUGE社は、1865年創業、 今年2024年には創業159年を迎える老舗のオルゴールメーカーです。「天上の音楽」「天使の歌声」「音の魔術師」と表現され、世界最高峰のオルゴールメーカーと称されるREUGE社はスイスが誇る老舗ブランドとして、スイス政府御用達の一社に選ばれています。この作品のボックスは、REUGEオルゴールの中でも音の良さに定評があり、発売以来長きにわたり人気のオーク材を使用。オーク材は古くからウイスキーやワインの樽に使用され、耐水性・耐久性に優れているのが特徴です。このオーク材を使用して、直線的な木目を活かしシンプルに仕上げられたボックスは、素材の硬さによる蓋の開閉時の独特な感触が精度の高さを表しています。高級感があり、男性にも女性にも好まれるシンプルで飽きのこないオーク材のボックスは、見た目の美しさだけでなく、音の響き、音の伸びがよく、古くからオルゴールに適したボックスとして愛されてきました。シンプルなメロディーラインでありながら、複雑な響きを奏でるこの曲の良さを引き立てるに相応しいボックスです。繊細な音色で奏でられるメロディーラインと、その音色を最大限に引き出すボックス。40年の時を経ても、今なお色褪せないメロディー…芸術性溢れる作品が完成しました。チューンプレート【作品概要】品名 : RAYA(ラヤ)品番 : AXA.72.5334.000機構 : 72弁3パート演奏式ムーブメント筐体 : オーク材サイズ: 200×115×80mm仕様 : 日本国内100台限定曲曲名 : 『Merry Christmas Mr. Lawrence』坂本龍一作曲価格 : 401,500円(税込)(365,000円+税)発売日: 2024年3月1日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月28日津軽三味線日本一決定戦実行委員会では、数ある津軽三味線の大会の中でも最高峰の大会のひとつ「第18回津軽三味線日本一決定戦」を2024年5月3日(金・祝)~5月4日(土・祝)にリンクステーションホール青森にて開催します。日本一の部(唄づけ)ことしで18回目を迎える「津軽三味線日本一決定戦」。最大の特徴は、ソロ演奏にあたる「曲弾き演奏」だけでなく、津軽民謡の歌い手に合わせる「唄づけ伴奏」の両方の合計点で日本一を決定するところです。歴代の日本一奏者は、国内外でトップクラスの演奏家として活躍しています。また大会では、ジュニアからシニア、団体と演奏レベルやスタイルによってさまざまな部門を設けています。ぜひ全国から挑戦者をお待ちしています!■開催概要日時: 2024年5月3日(金・祝)~5月4日(土・祝)会場: リンクステーションホール青森(青森市文化会館)主催: 津軽三味線日本一決定戦実行委員会・特定非営利活動法人 津軽三味線全国協議会青森市教育委員会URL : ■大会スケジュール<5月3日(金・祝)>初級者の部中級者の部シニアの部上級者女性の部上級者男性の部<5月4日(土・祝)>ジュニアの部日本一の部(曲弾き)りんごの部ねぶたの部日本一の部(唄づけ)■出場申し込み締め切り締切は3月15日(金) ※今年から大会ホームページより申し込みも可能。※規定数に達し次第締め切らせていただきますので、お申し込みの前にホームページで確認するか事務局へご確認下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月20日有限会社エルステュディオインターナショナル(代表:さかより のりこ)がメディアプロデュースをする台北楊三郎美術館館長・ノリコマナーズ代表 村越のりこ氏。日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』を2024年4月6日に開催します。楊三郎美術館にてお点前 村越のりこ氏舞台は台湾。台北・楊三郎美術館の館長も務める村越のりこ氏は同館内以外にも、領事館でのイベントや2,000人以上が集まる国際ロータリークラブ総会などで「日本の伝統文化である茶道・礼法」を広めてきた。一か国一度だけではなく、定着するように静かにひたむきに長い時間をかけて伝える和の心の実践。コロナ禍を経て、今春、満を持してハワイへ進出を決める。外国の地で、敢えてその場その場に合った「日本文化」の楽しみ方を模索し、世界に通用する「心意気・マナー」を伝えてきた彼女の次なる目標とは? 情熱の源と縁を尋ねる。〇マナーから「日本」を知る村越のりこ氏が「マナー」と「日本文化」を意識するようになったのは20数年前にハーバード大学との仕事をしていた頃のことだったという。当時、親の仕事の関係もあり、昔から海外に縁の深いのりこ氏は、「株式会社のりこインターナショナル」を設立し、海外での仕事のコーディネートに奔走する日々だった。帰国の際、ラウンジで、使った椅子をきちんと戻す――そんな当たり前の仕草を、「日本人は素晴らしい」と通りすがりの英国紳士に誉められた。自分では当然の行動への感想に驚くと同時に、「海外に居れば、自分は個人としてではなく【日本人】として見られるのだ」という発見を得た。海外で活躍する日本人が多くはなかった時分であるから、余計に「日本人の代表」になりやすい状況だったと言える。「礼儀をしっかりして、日本人の印象をよくしたい。もっと礼儀やマナーを知りたい」帰国後すぐ、礼儀作法の教師をしている友人の母(日本礼儀作法協会所属)から教えを乞うことにした村越のりこ氏。基礎知識を増やしていくうちに、やがて興味は、日本食や歌舞伎など日本文化そのものの継承へも広がっていく。日本文化の鑑賞の仕方、楽しみ方も一つそこに「作法」があると気づいたのだ。一つ一つの作法・文化に「理由」がある。日本ならではの文化・背景(季節)も含めて、考えを深め、交流していけば、「世界中どこでも通用する」と村越のりこ氏は言う。「堅苦しいだけのものではなくて、日本の礼儀作法(マナー)の基本は思いやりであり、おもてなしの心です。例えば、気持ちは思っているだけでは伝わりません。空港での件も、結局椅子を片付けることで、来た時どおりに綺麗にして去る――次の人のために『行動』が伴い、真意が伝わることで、相手も幸せな気持ちになります」言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げていくことができる――その信条は、彼女のこれまでの「出逢いと縁」に裏付けられていた。〇二つの出会い ~楊三郎美術館と裏千家茶道~村越のりこ氏にとって、大きな出会いが二つある。一つは台湾・台北の「楊三郎美術館」に関するもの。もう一つは、マナーを学ぶ中で、自然と導かれた「裏千家茶道」との出会いである。楊三郎美術館は、台湾の西洋美術振興や日台美術交流に尽力した台湾人画家・楊三郎氏の美術館である。村越のりこ氏はこの美術館の管理を任された。画家・楊三郎とは、日本統治時代に台北画材店で観た日本人画家・塩月桃甫の作品に感動し、画家を志し、京都へ留学した後デビューした「画壇の麒麟児」だ。その作品は社会情勢や政治の混沌に消えたものもあるが、残りの多くはその美術館に収蔵されている。しかし、台湾で一番大きい個人美術館にも関わらず、身内の他に管理者がおらず、「週に一回ほど」しか開いていない状態だった。「人生は全てが本当に出逢いだ」と語るのりこ氏。美術館を託されたのは、両親が知り合った不動産のディベロッパー、楊三郎氏の長男・楊星朗氏との縁だ。両親がアメリカで物件を探していた関係もあり、家族ぐるみでお付き合いする中で、のりこ氏は御存命だった楊三郎夫人に出会い、意気投合する。百四歳の高齢ながらパワフルで、日本を愛する夫人から、美術館の本格的なお手伝いを依頼されることになる。それが館長業務だ。元々、絵画は台湾を代表する素晴らしい作品で美術館自体の建物や庭も素晴らしく、週に一度しか開けていないのがもったいないと思っていたこともあり、引き受けたのりこ氏。「日本と世界を、文化で繋ぐという心意気は同じ」と考え、夫人・御子息が亡くなった今も志を継いで、作品も含めた場そのものを「文化の交流場」として整えた。現在、休館日は月曜火曜のみ。600坪ある庭ではカフェや松花堂弁当を楽しめるようにした。茶道裏千家のお稽古など「日本の文化や作法などに触れる講座」も開き、一方で、児童の写生大会やコンサートなど、地域の教育にも貢献する。では、茶道との出会いはどうか?一般的に「本格的にお茶の先生」というと幼い頃から親しんできたイメージがあるが、のりこ氏は大人になってから誘われた茶席が最初だという。もちろん興味は元々あったとのことだが、最初についた先生が亡くなり、ブランクが空いていた。再開することを決めたのは台北行きが決まっていた8年前、ご近所の茶道裏千家東京支部近くの茶道具店を散歩ついでに覗いた店で、店主と台湾での茶道の話をしたところ紹介されたのが今の恩師だ。これが第二の出会い。一生懸命学び真摯に茶道と向き合い、茶道裏千家正教授となる。今や自ら教室を開くに至る。どちらも不思議な「縁」で運ばれたものだが、「気づけば自分の使命だと感じるまでになった」とのりこ氏は語る。運ばれた縁を元に、美術館の館長として、2021年には泰明画廊(銀座)で念願の展示会を開催に尽力した。また茶の席も更に広がりを見せ、世界……少なくとも台湾という場所と日本を繋ぐ架け橋になる。どちらも「自分自身の希望」の姿であるのは言うまでもない。〇そしてハワイへ どこでも誰でも通じる日本の文化とマナー天から降ってきたようなタイミングで役割を打診される村越のりこ氏だが、自ら決意を新たに取り組んだ役目もある。2022年ロータリークラブの台湾支部の会長業だ。迷いはあったが「ロータリークラブは世界規模。日本と台湾の架け橋に微力であるが役に立ちたいという思いと少しでも茶道を広げたい」という一心で引き受けた。1年の任期を終えた2023年10月20日、総会がマリオットホテルにて行われ、2,000人が集結。茶道部設立が承認され、日本人4人と台湾人20人のメンバーのお披露目となった。実は京都のロータリークラブの元理事は茶道裏千家の15代家元・大宗匠。そのような経緯もあり台湾支部にも丁寧な手紙が届き、日台交流の場としてますますの盛り上がりを見せる。領事館でもイベントを行い、「台日交流会」の際には領事館広報代表からスピーチも頂き、本格的な「お茶」に触れる機会を作ることが出来た。「台湾には日本文化に興味ある人が多くいたこともあり、茶道とマナーから交流をするお互いにとって有意義な時間が過ごせています。こういうイベントはその場だけになりがちですが、拠点もあるためじっくりとお互いの文化を理解したうえで『マナー=心配り』を知って、それを広げていくことが出来る……よい蓄積が出来ました」お茶の作法は、日本では四季……季節を取り入れることで感性を豊かにすることが重要だ。それはマナーも同じ。台湾でも、土地の風習や季節にあったものを研究し、その上で例えば手紙を書いてみたり、浴衣でのお点前の機会を作ったり……文化・礼法のどちらもが楽しく取り組めるように工夫を凝らして行われている。「マナーは人々の生活を密着しているもの人と人との潤滑油。時間のない現代人こそ、『無理をしないで』学び続けることが大切だと思います。私自身日々勉強……気づくことは無限にあります」ロータリークラブの総会では、初めて中国語のスピーチも披露した村越のりこ氏。「一生懸命な生徒から、逆に自分が教わることが多い」と語る。台北の活動を経て、日本の文化やマナーは世界で通用する実感を得た今、親和性の高い「ある場所」を思い出した。それがハワイだ。「昔から好きで友人も住んでいます。日本文化やマナーへの潜在的なニーズも……。動機がただしければ、良いことで進んでいけば、必ずおもてなし・思いやりの心は広がっていく」ハワイ大学に裏千家が寄贈した茶室がある他、交歓茶会なども盛んなハワイで、世界からも注目される【日本人のマナーの良さ・礼儀作法】を、楽しく、自分が伝えられる限りを伝えていく。のり子氏の次の挑戦が始まる。村越のりこ氏 ホテルニューオータニ庭園にて (C)Benjamin Lee〇日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』日時 : 2024年4月6日 13:00pm~15:00pm会費 : お一人様 $25 抹茶 和菓子付き主催 : Hawaii & Noriko. Inc ノリコマナーズKa-Lai Waikiki Beach 7F ボードルーム223 Saratoga Road Honolulu, HI 96815連絡先: (808)442-2341 現地E-mail: noriko@noriko-international.co.jp 【村越のりこ プロフィール】台北楊三郎美術館 館長株式会社のりこインターナショナル 代表取締役/ノリコマナーズ 代表茶道裏千家 正教授東京四谷生まれ。現在、東京、台北、ハワイ(ワイキキ)の3拠点にて活動中。海外での日本人のマナーの良さに自信と誇りを持ったことをきっかけに、この素晴らしい文化の継承をすべきと決心する。日本の伝統文化である礼法を通じマナーを教示。自信と余裕が持て、言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げる人財の育成に日本のみならず海外でも活動。多くの方々より称賛を得ている。<台北>■財団法人 新北市楊三郎美術基金会 董事長■台北牡丹ロータリークラブ 2022-2023年度 会長・2023年10月20日、同クラブ内に茶道部創設<ハワイ>■ワイキキにオフィス設立■2024年春、「ノリコマナーズ」本格始動。現在準備中【ノリコマナーズ及び楊三郎美術館に関するお問い合わせ先】メール : noriko@noriko-international.co.jp ノリコマナーズHP: 楊三郎美術館HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日日本酒造組合中央会(所在地:東京都港区、会長:大倉 治彦)は、日本の國酒である本格焼酎・泡盛を使った「第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」の決勝戦を、2024年2月12日(月・祝)にホテルメトロポリタンにて開催いたします。過去5回開催された本格焼酎&泡盛カクテルコンペティションによって、日本の國酒である本格焼酎・泡盛ベースのカクテルの認知がホテルバーを中心に日本人だけでなく、訪日外国人にも広がってきています。本コンペティションは、ホテル等のバーテンダーの皆さまに本格焼酎・泡盛ベースのオリジナルカクテルを創作いただき、その味や見た目の美しさ、サービスなどを競います。第6回目の開催となる今回は、日本ホテルバーメンズ協会の全国にある12支部の予選を勝ち抜いた10選手により、決勝戦が繰り広げられます。表彰式&パーティーでは、参加10選手による10種類のオリジナルカクテルに加え、全国から集めた本格焼酎・泡盛を約50種類試飲することができ、カクテルや本格焼酎・泡盛に合うペアリングフードも味わうことができます。また、コンペティション終了後は、本格焼酎カクテルを自宅で挑戦できるミニボトル3本セットをプレゼントいたします。また、コンペティション終了後は、今回出品された本格焼酎&泡盛カクテルは、各選手が所属するホテル等のバーで飲むことができます。「第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」特設HP 過去のカクテルコンペティションの様子-1過去のカクテルコンペティションの様子-2「第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」開催概要■イベント名称 :第6回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション■主催 :日本酒造組合中央会■協力 :一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会(HBA)■後援 :独立行政法人酒類総合研究所■開催日時 :2024年2月12日(月・祝)14:00~18:0014:00~16:15 コンペティション(技術審査)/16:25~18:00 表彰式&パーティー■出場者(*敬称略・順不同):選手名 所属ホテル・店舗名丸山 和輝 オーセントホテル小樽池本 健介 BAR倉吉佐藤 駿 ザ・プリンスパークタワー東京稲田 裕介 Blue Light Bar桝谷 美咲 TONY'S BAR吉澤 翔太 ホテルニューオータニ片山 将志 ニセコ羊蹄の宿 楽水山神 尚佑 帝国ホテル 東京長濱 友太郎 BAR倉吉 (※「濱」は「旧字体の濱」が正式表記)小林 優 東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート■開催会場 :ホテルメトロポリタン(〒171-8505 東京都豊島区西池袋1-6-1)■アクセス :JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩1分(7:00~23:00)池袋駅西口(南)より徒歩3分チケット購入方法(1) チケットぴあ (2) JTBコンビニチケット 商品番号【0263804】で検索(※お近くのセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップで購入可能です。)<一般のお客様からのお問合せ先>大会運営事務局:株式会社 JTB BS事業本部 第二事業部担当 : 山岡・柏瀬・志村TEL : 03-5909-8091(平日10時~17時)E-mail: jss@jtb.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月23日あべのハルカスの展望台「ハルカス300」では2024年2月9日(金)から25日(日)までTVアニメ『呪術廻戦』とのコラボ企画を実施いたします。『呪術廻戦』は芥見下々氏による漫画作品であり、2018年3月より「週刊少年ジャンプ(集英社)」にて連載が開始され、既刊25巻発売時点で累計発行部数9,000万部を突破した人気作品です。2020年10月から2021年3月までアニメ第1期が放送され、同年12月には第1期の前日譚にあたる物語が描かれた『劇場版 呪術廻戦0』が上映されるなど、世界的に反響を呼びました。2023年7月からは待望の第2期が放送されるなど、圧倒的な人気の高さを誇っています。今回、ハルカス300(展望台)では、『呪術廻戦』とのコラボ企画として、キャラクターがデザインされたグッズ付きチケットを販売するほか、60階「天上回廊」では本イベント限定のオリジナル描き下ろしイラストを使用した特別デザインの等身大パネルや『渋谷事変』の場面写装飾等を設置いたします。また、展望台チケットカウンターがある16階フロア(無料エリア)においても装飾を実施いたします。さらに「『呪術廻戦』~全国を廻れ!じゅじゅつ旅~」は全国4都府県の主要都市にて開催されます。大阪ではハルカス300(展望台)とHEP FIVEにて同期間に開催し、2施設の連携企画としてデジタルスタンプラリーも実施いたします。『呪術廻戦』のファンの方に限らず、ご来場いただいた皆さまにお楽しみいただける内容となっております。地上約300mで『呪術廻戦』の世界観を味わえるのはハルカス300(展望台)だけです。この機会に是非ハルカス300(展望台)へお越しください。詳細は、別紙をご覧ください。別紙: 参考: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月19日どのように超速ラグビーを実現するのか? 昨年末の次期日本代表ヘッドコーチ決定記者会見から1か月、エディー・ジョーンズHCによる日本代表強化プランに関するメディアブリーフィングが行われた。再登板となるジョーンズHCはワールドラグビーランキング12位からどういう方法論でランクアップするのか熱弁した。「日本は今ランキング12位。できるだけ遠くへ到達したいと思っている。だが、ギャップがある。過去8年で日本代表はトップ10とのテストマッチでは7%しか勝てていない。トップ8のチームは60%勝っている。トップ4に入るには75%くらい勝率が必要になってくる。まずジェイミー・ジョセフ(HC)、トニー・ブラウン(AC)、長谷川慎さん(AC)が日本代表でやってきたことを、やり続けて強くならないといけない。それを土台として進化させないといけない。また違ったアプローチも図らないといけない。今日は違うアプローチの話、全体像の話をしたいと思っている」リッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)(C)スエイシナオヨシチームコンセプトは超速ラグビーだ。「アプローチは超速ラグビーをコンセプトしていきたい。それが日本ラグビーの核となる、アイデンティティだと思っている。南アフリカは必ずフィジカルな戦いをする。30回キックしてくることもわかっている。ニュージーランドは世界一カウンターが優れたチームだとわかっている。同じように、日本代表と言えば、速くプレーするそれがチームだというようにプレースタイルを変えていきたい。速くするのはプレーだけではなく、考える速度も速くしたい。『リーグワン』でベストな3人の選手はチェスリン・コルビ(東京サンゴリアス)、リッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)、クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ)。彼らは日本人と体格が似ている。でも、強度が高く、スピーディに動くことができる。ほかの誰よりも速く決断している」ジョーンズHCはニュートンの運動三原則を持ち出した。「現在のラグビーはプレー時間が30秒だと、プレーされていない時間は70秒になる。NFLのような試合になっている。小さい切り取ったプレーの後、長い休憩がある。私は30秒の中でスピーディに動いていきたい。ラグビーの試合は勢いが大事。鍵となるのはニュートンの運動三法則の第二法則・勢い=質量×速度。日本代表の身体の大きさをそんなに変えられない。日本人の身体は小さい。体重を1kg・2kgを増やすことか可能だが、変えられるのは速度。世界中の誰よりも速く動くことができると思う。速く動けるようにトレーニングしていき、速度と質量を変えていきたい」指揮官は38歳のファンタジスタを例に挙げて、トレーニングの重要性を説いた。「山田(章仁/九州電力キューデンヴォルテクス)は今38歳。でも彼は今でも速く走れる。速く走るための適したトレーニングをすれば、38歳でも速く走れる。個々のスピードを上げていく。そのためにトレーニングの方法を変えていかないといけない。プレーのスピードを30秒の時間でトレーニングする必要がある。2015年はフィットネスを上げることに一番重点を置いたが、今後はトップスピードで反復できるか。フィジカルだけではなく、身体がどう機能しているのか。それはメンタルの部分がかなり大きいと思う。なぜなら速く走るには痛みが生じる。特にスクラムから速く出て速く走るのは痛みが伴う。この痛みが好きになるように、マインドセットを変える必要がある。そのためには具体的なトレーニングが必要だと思っている」さらに37歳のオールブラックスのレジェンドHOの名を挙げた。「高い姿勢から低い姿勢へ世界一速い動作を行えるチームに変えていかないといけない。例えば体重が重い選手と軽い選手が同じスピードで走ってコンタクトした場合、体重が重い方が勝つが、高い姿勢から低い姿勢へ速い動作をしたら、そのスピードでコンタクトに勝つことができる。ラグビーはコンタクトに勝たないといけない。スピーディにグラウンドを走り回るだけではなく、高い姿勢から低い姿勢になるスピードも必要になってくる。『リーグワン』、大学、高校と日本の試合を観ていると、そこの速さはまだまだない。先週末のゲームを観ても、デイン・コールズ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が一番素晴らしかった。コンタクトの衝突の瞬間に姿勢を戻すスピードが素晴らしかった」ジョーンズHCは考えるスピードにもメスを入れる。「集団、チームとしての決断のスピードをどう向上させるか。そのために戦術を明確にしていく必要がある。試合によって戦術は変わるが、戦術を明確にしておくこと。自分たちが何をすべきか考えなければ考えないほど、決断は速くなる。セレクションは一貫性がないといけない。チームイメトが互いを知ることも必要になってくる。それが私の仕事で一番重要にな要素。前回の『ラグビーワールドカップ(RWC)』で日本は一番平均年齢が高いチームだった。本当にいい若い選手を見つけて、これからも向上できるシニア選手を残して、一貫性を持ったトレーニングをしていかないといけない。シナリオに特化したトレーニングをしていかないといけない」続けて、ゲーム中目を見る必要性に言及した。「世界で一番いい決断している選手というのは、チームメイトの目を見ていい決断を下している。そのスキルを上げていかないといけない。それをするためにどういうトレーニングすればいいか、いくつかアイデアがある。AIを通したトレ―ングが必要かもしれない。それを加速して学んでいかないといけない。現状、ゲーム中に下を見ている選手があまりにも多い。目を見てコミュニケーションできるようにしていかないといけない」ジョーンズHCは他競技の成功例にも興味を示した。「バスケ女子日本代表は世界ランク10位から2位になった。サッカーのスペイン代表もティキ・タカで『ワールドカップ2010』で優勝した。身体が小さいチームだったにもかかわらず、スピードを通して相手を上回ることができると信じ、ティキ・タカのサッカーをやり切った。ゴールデンステート・ウォリアーズもスモールボールで相手よりも速く動いてプレーし、4回NBAで優勝した。日本ラグビーがどこまでいけるか。ラグビーなのでストロングな選手は必要になってくる。強い日本のアイデンティティを持った選手を発掘していく必要がある。速く動けるラグビー、目を見て速く動き、速く走る痛みすら楽しむ選手に変革していく。日本の文化としてハーモニーがある国だと知られている。その古くからの日本の文化も取り入れて、新しいテクノロジー、またはメソッドを取り入れながら、速く考え、速く動くトレーニングをする。そして今まで見たことないほど素晴らしい日本代表のチームを作っていく。ジェイミー、トニー、慎さんが作ってくれたチームを引き継ぎ、進化させていきたい。とても大きなプロジェクト。これを本当に100%集中してやっていけば、世界一速いラグビーをするチームに焦点を当ててやれば、世界一になれないことはないと思っている」日本代表の強化の全体像を語ったジョーンズHCは記者からの質問に答えた。日本人選手と外国人選手の割合を問われると。「いい質問だ。2015年を振り返ると、パワーを提供してくれる外国人が必要だったと思うが、今何人必要か提示しないが、チーム全体のスピードを考えると、日本人選手がメインでないといけないと思っている。パワーを提供してくれる外国人選手と日本人のバランスを考えてやっていきたい」どういう選手を求めるのかというと質問には。「いい質問だ。高校や大学、『リーグワン』の試合を観ているが、コーチングできないことをできている選手は誰とかという観点で観ている。コーチングできないセンスを持っている選手、もっとうまくなりたいと考えている選手を私は探している。椅子の前に座り、前のめりになって、いつでも準備ができている、次は何をやるのか訴えかけてくる選手を見つけていきたい。背もたれに座っている選手は我々のチームには必要ない」藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)スエイシナオヨシ超速ラグビーとキッキングゲームの両立の難しさを指摘されると。「本当にいいポイントを言ってもらった。ラグビーはいつまでも変わらない。前へ進んでボールを保持したい。前に行けなくなったらどういう方法で前へ行けるか考えないといけない。先週のクボタ×(コベルコ)神戸(スティーラーズ)にいいシーンがあった。(S東京ベイのSH)藤原(忍)がグラバーキックからボールを取ってトライを奪った。あのようなキックができるように強化していきたい。ボールを取り戻すキックをしていきたい。それをできるようにしたいし、それはとても難しいことも理解している」超速ラグビーにおけるセットプレーの役割を聞かれると。「今日一番の質問だ。ラグビーではセットピースは非常に重要。速いラグビーをすればするほど、セットピースはものすごく重要になってくる。日本は世界一スクラムから速くボールが出せるチームにならないといけない。また3人ラインアウトや4人ラインアウトが世界一得意なチームにならないといけない。慎さんがスクラムに於いて、いい仕事をしてくれた。彼がやってくれたことを土台にもっと強化していかないといけない」ジョーンズHCは超速ラグビーを担う若い才能はいるとキッパリ。「何人かいる。先週、高校日本代表の高橋智也監督、U-20日本代表の大久保直弥HCと一緒にどういう若い選手がいるか見た。リストアップして誰に投資するかという話をした。高校、U-20と一丸となって超速ラグビーを実現できるようにやっていきたい。ただそのリストをみなさんに提供することはまだできない。今後U20の合宿にも高校代表の合宿にも参加するつもり。できるだけ明確な哲学、プレーに対する概念を統一させたいと思っている」エディー・ジョーンズ日本代表HC日本代表では近々トレーニングスコッドを集めたミニキャンプの実施を調整中とのこと。本格稼働は6月初旬を予定している。そして第2次エディージャパンは6月22日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2024』イングランド代表戦にて初陣を飾る。その後、JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)として6月29日(土)・会場未定、7月6日(土)・豊田スタジアムにてマオリ・オールブラックス戦と連戦。再び日本代表として、7月13日(土)・ユアテックスタジアム仙台にてジョージア代表、7月21日(日)・札幌ドームにてイタリア代表と激突する。10月26日(土)には日産スタジアムで『リポビタンDチャレンジカップ2024』日本代表×オールブラックスもラインナップされている。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24のチケット情報
2024年01月16日世界を驚かせた2023年から、アジア最強を証明する’24年へ。サッカー日本代表が新たな旅に出る。森保ジャパン、アジア最強を証明する戦いへ。森保ジャパンの進化が止まらない。昨年はカタールW杯に続いて強豪ドイツに勝利。しかも大量4ゴールを奪って攻守に圧倒したことで、日本代表の世界的評価は完全に変わった。チーム力は海外組の増加と選手のレベルアップで充実の一途をたどり、コンディションや戦術に応じて選手を使い分け。パリ五輪世代メンバーにもフル代表経験を積ませるなど、未来を見据えた強化も進める。森保一監督も「誰を起用しても(実力が)変わらない戦いを目指してきた。選手層は確実に厚くなっている」と手応えを感じている。’23年の戦いを通じて日本代表がアジアで頭一つ抜けた存在になったのは間違いない。’24年、森保ジャパンはアジアの公式戦にシフトする。まずはアジア最強を決めるAFCアジアカップが開幕。’26年の北中米W杯に向けたアジア予選も本格化していく。新年のビッグトーナメントとなるアジアカップ。’19年の前回大会は決勝でカタールに内容でも圧倒されて1‐3で完敗。今大会は前回のリベンジを果たすためにも、内容の伴った勝利で“アジア最強”を証明すべき大会となる。代表チーム強化の観点からすれば、しばらく世界の列強国と対戦できない点は痛い。だが、アジア相手にどれだけチーム力を高めながら結果を出せるかが、森保ジャパンの未来を左右するともいえる。かつては対アジア、対世界とフェーズを分けて強化した時期もあったが、森保監督はそこをシームレスに考え、臨機応変に戦う力を求めることで、一貫したチームづくりとレベルアップを図ってきた。アジア各国は日本代表に対して守りを固めてくるケースが多いが、カタールW杯のコスタリカ戦のように本大会でも同様の展開は起こりうる。昨年のドイツ戦で見せたような、攻守に主導権を握って相手の自由を奪うスタイルをアジアの舞台でも発揮できるのか。誰を起用し、どんな内容で勝ち進むのかに注目だ。今年はフル代表以外のカテゴリーでもアジアから世界を目指す戦いが続く。2月になでしこジャパン、4月にはU‐23日本代表が、7月開幕のパリ五輪出場権を懸けたアジア最終予選に臨む。アジアにおいてワンランク上のステージに到達しつつある日本サッカー。世界の大舞台で結果を出すために、アジア最強を証明する一年がスタートする。鈴木彩艶(すずき・ざいおん)選手(シント=トロイデンVV)圧倒的なパワーと高さを兼備したパリ五輪世代の若き守護神。昨年11月には21歳92日でシリア戦に出場し、日本代表GK史上最年少でW杯予選デビュー。飛び級でA代表のレギュラー奪取を狙う彼の進化に注目だ。細谷真大(ほそや・まお)選手(柏レイソル)重戦車のような力強い突破で相手ゴールに襲いかかるU‐23世代のストライカー。昨年11月にはW杯アジア2次予選で代表初ゴールをマーク。今年はパリ五輪を目指しながら、A代表のエースに名乗りを上げる一年となるか。久保建英(くぼ・たけふさ)選手(レアル・ソシエダ)スペインで輝きを放ち続けるアタッカー。日本代表では右サイドとトップ下を主戦場に、攻撃面で“違い”を生み出し続けている。昨年9月には世界的名手が居並ぶスペインのラ・リーガで月間MVPを受賞した。三笘 薫(みとま・かおる)選手(ブライトン&ホーヴ・アルビオンFC)日本代表が誇る左サイドの翼。分かっていても止められないドリブルは、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグでも抜群の存在感を見せている。ワールドクラスの選手へ成長を続ける彼の活躍は絶対に見逃せない。2024年スケジュールSAMURAI BLUE(日本代表)AFC アジアカップ カタール20231/14(日)vs ベトナム1/19(金)vs イラク1/24(水)vs インドネシアFIFAワールドカップ26アジア2次予選3/21(木)vs 北朝鮮3/26(火)vs 北朝鮮6/6(木)vs ミャンマー6/11(火)vs シリアU‐23日本代表3/22(金)、3/25(月)国際親善試合AFC U23アジアカップ カタール20244/16(火)vs 中国4/20(土)vs アラブ首長国連邦4/22(月)vs 韓国AFC アジアカップはDAZNで全試合ライブ配信、テレビ朝日が一部放送。AFC U23アジアカップはDAZNのみ。※『anan』2024年1月17日号より。写真・森田直樹/アフロスポーツなかしまだいすけ/アフロ文・青山知雄(by anan編集部)
2024年01月12日狙うは優勝だ。史上最強の呼び声高いSAMURAI BLUEが3大会ぶり5度目のアジア制覇を目指す。日本代表は1月14日(日)に『AFC アジアカップ カタール 2023』初陣を迎える。1月1日・国立競技場での『TOYO TIRES CUP 2024』タイ代表戦で5-0の完勝後、メンバーを発表した山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)と森保一監督はターゲットは「優勝」だとキッパリ。山本NTD「5回目のチャンピオンを目指す挑戦になる。アジアをしっかり突き抜けていく上で大事な大会になると考えている。チームをサポートするのが私の仕事なので、カタールで7試合きっちり戦えるようにしっかり準備を進めたい」森保監督「『アジアカップ』優勝を目指して今大会に臨む。多くのサポーターのみなさん、テレビやメディアを通して応援してくださる全国の方々と、日本人の誇りと喜びを分かち合いながら、一戦一戦戦って優勝のタイトルを勝ち取れればと思う」三笘薫(C)スエイシナオヨシSAMURAI BLUEメンバー26名は以下の通り。【GK】1前川黛也(ヴィッセル神戸)1試合0失点23鈴木彩艶(シントトロイデンVV/ベルギー)4試合0失点12野澤大志ブランドン(FC東京)0試合0失点【DF】3谷口彰悟(アルラヤンSC/カタール)24試合1得点4板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)22試合0得点24渡辺剛(KAAヘント/ベルギー)2試合0得点19中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)20試合0得点15町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)6試合0得点16毎熊晟矢(セレッソ大阪)4試合0得点22冨安健洋(アーセナル/イングランド)37試合1得点21伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)13試合1得点2菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)9試合1得点【MF/FW】6遠藤航(リバプールFC/イングランド)55試合2得点14伊東純也(スタッド・ランス/フランス)51試合13得点18浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)48試合9得点8南野拓実(ASモナコ/フランス)52試合18得点5守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)28試合2得点7三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)18試合7得点25前田大然(セルティック/スコットランド)13試合3得点17旗手怜央(セルティック/スコットランド)5試合0得点10堂安律(SCフライブルク/ドイツ)42試合9得点9上田綺世(フェイエノールト/オランダ)19試合7得点13中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)5試合5得点26佐野海舟(鹿島アントラーズ)2試合0得点20久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)29試合3得点11細谷真大(柏レイソル)4試合1得点※各選手の試合数・得点数(失点数)は国際Aマッチでの数字。タイ戦で後半のゴールラッシュの口火となる先制点をマークしたMF田中碧をはじめ、MF鎌田大地やFW古橋亨梧など主力と目されたメンバーが招集外となった理由を問われと、森保監督はこのように返答した。森保「招集できる条件の中でベストということで、このグループを作らせていただいた。詳しくは話せないが、いろいろな状況がある。チーム編成するにあたって、いろいろな条件の中で選んだとご理解していただければと思う。いろいろな条件の中で招集できなかった点もある」『FIFAワールドカップ カタール2022』メンバーは14名にとどまった点を質問されると。「今指摘されるまで、『カタールW杯』からそれだけ多くの選手が入れ替わっていることはまったく気付いていなかった。まず日本のサッカーの全体的なレベルで言うと、より多くの選手が高いレベルでプレーし、し烈な競争の中で非常に高いレベルの選手選考ができているということが言えるかなと思う。たくさんの日本人選手が世界で戦えるだけの力をつけてきていることが、入れ替わりの人数に表れている。これだけのいい選手がさらに出てきていると言えると思う。『アジア杯』が1月から2月10日(土)まで行われるが、これがもし3月に大会がある、それ以降に大会がある場合は『W杯』メンバーが戻ってくるかもしれないし、新たなメンバーが入ってくるかもしれない。固定したメンバーではなくて、より高いレベルのメンバー選考になっている」『W杯』も経験した上での2度目の『アジア杯』となる森保監督にとって、大会へのアプローチ方法は5年前と変わるのか聞かれると、こう答えた。「前回の『アジア杯』、『カタールW杯』での経験が生かせるところもあると思うし、私自身根幹は変わっていないが、チームマネジメントの部分では変わっているところがあると思う。選手に対しての一試合一試合のアプローチ、まずは我々のコンセプトをより発揮できるようにする落とし込みと、対戦相手の傾向と対策の部分、選手へのアプローチは私だけではなくてコーチングスタッフ含めて全体がクオリティは上がっていると思う。ただし簡単に勝てる相手ではないと思うし、簡単に勝てる大会ではないと思うので、前回も今回も変わらず、これまで通り一戦一戦最善の準備をして、我々の持っているものをぶつけるということは変わらずやっていかないといけないと思っている。変わっていかないといけないところは、前回優勝できなかった悔しさが残っている。と同時に悔しさだけではなくて我々が高い目標を掲げている中、世界で勝つために、アジアでは確実に勝っていかないといけない」『W杯』と同様にターンオーバー制で臨むのかという問いには?「ターンオーバーのプランを持って大会に臨みながらも、その都度その都度チーム状況や選手のコンディション等々を判断して決めていきたい。『カタールW杯』の時もプランを持っていたが、事前に用意したプランを状況も考えずに実行したわけではなく、最大11人変えながら戦うというターンオーバーも考えながら人数を絞っていったというところがある。今回もコンディション等々を見ながら決めていきたい」堂安律(C)スエイシナオヨシタイ戦で後半投入されるとすぐさまゴールへの流れを呼び込んだ堂安の評価を求められると。「堂安に関しては自分の良さを出すという部分と、チームのために献身的に戦うという部分を合わせ持っていいプレーをしてくれた。堂安はチームではサイドのポジションでプレーすることが多いが、トップ下に入った。ゴールに向かうプレーと起点になるプレーを前半の流れからいい形で受け取って、自分の良さを出しながら相手に圧力をかけ、チームで連携連動して流れを掴み取れるプレーをしてくれた」指揮官が久保に求めるのはチームを勝たせる役割だ。「ひと言で言えば、チームを勝たせられる存在感を放ってほしいな、結果を出してほしいなと思っている。今彼はレアル・ソシエダで『UEFAチャンピオンズリーグ』の舞台でもプレーしているし、国内のスペインリーグでも攻撃の核としてチームをけん引している存在。普段やっていることを代表チームのために発揮してほしい。思い切ってプレーしてほしいと思う」森保監督は三笘のコンディションについても明かした。「大会の初戦で起用できるかというところはまだわからないが、ケガの回復は順調にきている。大会期間中の早い段階で起用できるということで、代表メディカルがクラブメディカルと連絡を取り、招集させてもらった」初戦はフィリップ・トルシエ監督率いるベトナムである。「トルシエ監督は日本サッカーも熟知しているし、チーム作りを見ていてもこれまでのベトナム代表のコアな選手と若い選手を融合させて非常に強いチームを作っていると思う。日本代表で監督をやられた時とは違った戦術にもトライしていて非常に手強い相手だと思うし、非常に難しい戦いになると思っている。ただ、すべての戦いが難しいものだと思うし、相手の対策を乗り越えて、我々が勝利を収められるようにしっかり準備していきたいと思っている。日本代表監督としては先輩なのでリスペクトもあるし、対戦することを楽しみにしたい」森保一監督(C)スエイシナオヨシ1月9日・カタールでのヨルダンとの非公開の練習試合でも前半と後半選手を総入れ替えをしながら、6-1の大勝を収めるなど好調を維持する日本代表。果たして、日本がアジアの頂点に立つのか。それとも、ホスト国として連覇を目指すカタールや64年ぶりの優勝へ最強メンバーを揃える韓国、4度目の優勝を射程圏内にとらえるサウジアラビアとイラン、2大会ぶりタイトル奪還を狙うオーストラリアなど、ライバルが阻止するのか。日本は『AFC アジアカップ カタール 2023』グループDで1月14日(日)にベトナム、19日(金)にイラク、24日(水)にインドネシアと対戦。3試合ともDAZN、イラク戦のみテレビ朝日系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年01月12日株式会社SCRAP(本社:東京都渋谷区、代表:加藤隆生)は、大人気TVアニメ「呪術廻戦」とコラボした、自宅で遊べるリアル脱出ゲーム『呪霊棲まう廃校からの脱出』を2023年12月28日(木)から再販することを発表いたします。★イベント特設サイト: TVアニメ「呪術廻戦」とコラボしたリアル脱出ゲームの最新作『呪霊に支配された廃村からの脱出』がいよいよ本日より公演スタート! それを記念して、「呪術廻戦」とのコラボ第1弾となる『呪霊棲まう廃校からの脱出』の再販が決定いたしました。本作は、いつでも好きな時に自宅で遊べるオンラインリアル脱出ゲームの大人気作で、販売を開始した2021年には3万人もの方々に体験いただき、多くの好評の声をいただきました。そんな『呪霊棲まう廃校からの脱出』は、プレイヤーが東京都立呪術専門高等学校の生徒として、虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇らと協力して、最強の呪術師五条悟から依頼された「とある廃校で起きている不可解な事件」に立ち向かうというストーリー。プレイヤーは、自宅から遠隔で発動することができる術式を持ち、実際にスマートフォンやパソコンを通じて登場キャラクター達とコミュニケーションを取り廃校に隠れている呪霊を探したり、手元の謎解きキットを切り折りして自身の術式を発動し、虎杖たちを助けたりしながら事件の真相を暴くなど、TVアニメ「呪術廻戦」の世界を自宅にいながら楽しむことができるゲームです。また、コラボ最新作のスタートと今回の再販を記念して「#呪術脱出 同時開催Wキャンペーン!」の実施も決定! リアル会場でのイベント『呪霊に支配された廃村からの脱出』とオンラインで遊べる『呪霊棲まう廃校からの脱出』、両方の「呪術脱出」を遊ぶと、オリジナルスマホ壁紙を手に入れることができます。描き下ろしビジュアルがデザインされたここでしか手に入らないスマホ壁紙は「呪術廻戦」ファン必見。ぜひ2つの「呪術脱出」を体験して手に入れてください!本日スタートとなる『呪霊に支配された廃村からの脱出』は、東京公演だけでなく来年2月から開催する大阪や岡山公演に至るまで、チケットが完売する公演が続出するなど、大好評販売中! リアル脱出ゲームとのコラボレーションだからこそ体験できる、TVアニメ「呪術廻戦」の世界をぜひ会場でお楽しみください。【再販】リアル脱出ゲーム×呪術廻戦『呪霊棲まう廃校からの脱出』概要■特設サイト ■ストーリー東京都立呪術高等専門学校の生徒であるあなた。あなたは遠隔で発動することができる術式を持つ呪術師だ。しかし、その能力の代償として家から出ることができないため、「高専」では名前だけの在籍となっている。ある日、とある廃校で一般人が相次いで失踪する事件が発生しているという情報が高専に入った。調査の結果、この事件は呪霊によるものだと判明する。そこで高専の教師であり、最強の呪術師である五条悟から、こんな手紙が届く。「今回の廃校失踪事件の解決を、高専の一年生で行うことになった。この事件には君の助けがどうしても必要だ。よろしくたのんだよ!」あなたは五条から教えられた連絡先から、現場にいる一年生の3人にコンタクトをとる。仲間たちと協力して、この事件の真相を暴き、廃校に棲まう呪霊を祓え。■プレイ形式・オンライン・所要時間:約120分・プレイ人数:制限なし■販売日程2023年12月28日(木)〜2024年6月16日(日)■プレイ可能期間2023年12月28日(木)〜2024年9月1日(日)■販売場所全国のリアル脱出ゲーム店舗および東京ミステリーサーカス『呪霊に支配された廃村からの脱出』開催会場SCRAP GOODS SHOP(通販)※年末年始休業を挟むため、2023年12月28日(木)~2024年1月8日(月)にご注文の商品は9日(火)から順次発送いたします。あらかじめご了承ください。■金額ゲームキット価格:3,300円(税込/送料別)特典付きゲームキット価格:5,600円(税込/送料別)「#呪術脱出 同時開催Wキャンペーン」概要■概要:「呪術脱出」最新作『呪霊に支配された廃村からの脱出』への参加と第1弾『呪霊棲まう廃校からの脱出』の両方を遊んだ方全員に「オリジナルスマホ壁紙」をプレゼント! それぞれの公演終了後に手に入る「パスワード」をキャンペーンページで入力すると、「オリジナルスマホ壁紙」をダウンロードすることができます。■期間:2023年12月28日(木)〜2024年9月1日(日)■対象公演:<リアル>『呪霊に支配された廃村からの脱出』<オンライン>『呪霊棲まう廃校からの脱出』■キャンペーン詳細: リアル脱出ゲーム×呪術廻戦『呪霊に支配された廃村からの脱出』概要■イベント特設サイト ■ストーリーあなたはとある呪術師。ある日、呪術高専の教師である夜蛾に呼び出される。「6日前、とある廃村に立ち寄った術師1名が行方不明となった。それを受け、昨日調査に向かった1年生2人もまた音信不通となってしまい、五条、夏油、家入を派遣することにした。十分に戦力としては足りていると思っているが、少々嫌な予感がする。そこで索敵能力に特化した君に同行してもらいたい」3人と共に廃村に向かったあなたは、そこで数々の奇妙な現象を目の当たりにする。いたるところに貼られたお札、地面に沈む自販機、異常な数の刃物が刺さった倉庫。そして、村のどこからか声が聞こえてくる。「貴様ラニ……死ノ印ヲ刻ンダ……60分後……コノ印ヲ解除デキナケレバ…オ前ラハ……命ヲ落トス……」死の印が発動するまで60分。それまでに廃村の謎を解き、呪霊を祓え!■プレイ形式・屋内イベント・所要時間:約120分前後・プレイ人数:1チーム最大6人■開催会場、日程【東京】東京ミステリーサーカス:2023年12月14日(木)~2024年3月31日(日)【愛知】リアル脱出ゲーム名古屋店:2023年12月21日(木)~2024年2月25日(日)【岡山】オルガホール:2024年2月23日(金)〜2024年2月25日(日)【大阪】リアル脱出ゲーム大阪南堀江店:2024年2月29日(木)~2024年4月21日(日)※その他の地域でも開催予定! 詳細は後日発表いたします。■チケット料金<前売>・平日一般 3,500円グループチケット(1人~6人) 1人あたり3,200円(合計:19,200円)・土日祝&ハイシーズン一般 3,800円グループチケット(1人~6人) 1人あたり3,500円(合計:21,000円)<当日>・平日一般 3,800円グループチケット(1人~6人)1人あたり3,500円(合計:21,000円)・土日祝&ハイシーズン一般 4,100円グループチケット(1人~6人)1人あたり3,800円(合計:22,800円)※料金は税込です。※グループチケットは1人〜6人のお好きな人数のお連れ様のみのチームでテーブルを貸し切ってイベントに参加できるチケットです。お連れ様のみのチームで参加したい方はグループチケットをご購入ください。※「1人あたり」に記載されている料金は6人で参加した場合の1人あたりの料金です。※グループチケット以外のチケットをご購入の場合、お連れ様と別れてご案内する可能性がございます。※複数回本公演に参加したい方向けに<リピートチケット>もご用意しております。すでに本公演にご参加した方がもう一度参加したい場合は<リピートチケット>をご購入ください。詳細は下記よりご確認ください。 ■特典付きチケット「呪術高専スクールバッグセット」「呪術高専スクールバッグセット」は、特典付きチケットに付属する限定グッズです。すべての前売りチケットに、+3,500円で特典付きチケット単品(五条悟/夏油傑)に、+7,000円で2種セットに変更可能です。※価格はすべて税込です。※当日券での販売はございません。※当日会場で追加のご希望を承ることは出来かねます。※「呪術高専スクールバッグセット」(五条悟/夏油傑)は、キャラクターごとに付属するグッズ内容は同一ですが、「スクールバッグポーチ」以外のグッズのデザインがそれぞれ異なります。※特典のみでの販売はいたしません。※特典はイベント参加当日、会場受付にてお渡しいたします。※イベント会場の在庫状況によっては後日発送になる場合がございます。※スクラップチケット(スクチケ)及び東京ミステリーサーカスチケット(TMCチケット)で特典付きグループチケットをご購入の場合、ご参加人数を上限に特典の種類と数をお選びいただけます。スクチケ及びTMCチケット以外のプレイガイドでご購入の場合、付属する特典の数は選べません。必ず6個付属いたします。※特典付きチケットや特典の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。■主催/企画制作:SCRAP©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会©SCRAP補足情報■リアル脱出ゲームとは?2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されている。07年に初開催して以降、現在までで1090万人以上を動員している。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントである。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。☆オフィシャルサイト→ ☆公式X(旧Twitter)アカウント→@realdgame■『呪術廻戦』とは?集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中の、芥見下々による漫画作品『呪術廻戦』。2018年3月から連載が開始され、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、既刊24巻にしてシリーズ累計発行部数は驚異の8,000万部を突破。2020年10月から2021年3月までは毎日放送・TBS系列にてTVアニメ第1期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。さらに、同年12月24日、第1期の前日譚にあたる物語が描かれる『劇場版 呪術廻戦 0』を上映し、全世界で一大ムーブメントを巻き起こした。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月14日2024年戦い初めに挑むメンバーが決まった。12月7日、『TOYO TIRES CUP 2024』タイ代表戦に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバーが発表されたのだ。メンバー発表記者会見に登壇した山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)と森保一監督は次のように抱負を語った。山本NTD「今回、元日にタイ代表と強化試合できること、『アジアカップ』、『ワールドカップ』アジア2次予選と常に強化をしていかないといけない状況で、元日に多くの人に代表の試合を観てもらう機会をいただき、ありがたく思う。元日の国立はサッカー関係者、国民に根付いている。お正月なのでライト層に楽しんでもらい、『アジアカップ』のいい準備につながればと思っている」森保「今回の『TOYO TIRES CUP 2024』でも勝利を目指しつつ、チームの戦術、個の経験値を上げるチャレンジをしたいと思う。勝って、選手たちのがんばりを見てもらい、一年のいいスタートになったと思ってもらえるような試合をできればと思っている。この元日の試合が『アジアカップ』、『W杯』2次予選、そして本大会につながる貴重な試合だと思うので、大事に戦いたい」伊東純也 (C)スエイシナオヨシSAMURAI BLUE(日本代表)メンバー23名は以下の通り。【GK】前川黛也(ヴィッセル神戸)1試合0失点鈴木彩艶(シントトロイデン/ベルギー)3試合0失点野澤大志ブランドン(FC東京)1試合0失点【DF】谷口彰悟(アルラヤンSC/カタール)24試合1得点板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)21試合1得点森下龍矢(名古屋グランパス)3試合0得点町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー) 5試合0得点毎熊晟矢(セレッソ大阪)3試合0得点伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)13試合1得点菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)8試合1得点藤井陽也(名古屋グランパス)0試合0得点【MF/FW】伊東純也(スタッド・ランス/フランス)50試合13得点浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)48試合9得点南野拓実(ASモナコ/フランス)51試合17得点伊藤涼太郎(シント・トロイデン/ベルギー)0試合0得点堂安律(SCフライブルク/ドイツ)41試合7得点上田綺世(フェイエノールト/オランダ)19試合7得点田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)24試合6得点奥抜侃志(1.FCニュルンベルク/ドイツ)0試合0得点川村拓夢(サンフレッチェ広島)0試合0得点中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)4試合4得点佐野海舟(鹿島アントラーズ)1試合0得点細谷真大(柏レイソル)2試合1得点※各選手の試合数・得点数(失点数)は国際Aマッチでの数字。今回のメンバーは年末年始にリーグ戦が組まれていないドイツやフランス、オランダ、ベルギー勢からの選出となり、イングランド、スペイン、イタリア、ポルトガル、スコットランドでプレーする選手は選ばれていない。メンバー構成で苦慮した点を問われると、森保監督はこのように返答した。「まずはこの試合で勝って喜んでいただけるようベストメンバーで戦うという我々が試合するにあたって考えられるベストメンバーでチームを編成した。まずは『アジアカップ』に向けていい準備をしないといけないと考えているが、日程上招集できない選手もいる。招集できる選手を招集し、ケガや体調不良など、何が起こるかわからないので、未定に向けてチームを底上げするためにこれまで招集できなかった選手を招集し、チームの戦略として使えるように今回の元日のゲームを使っていきたい」佐野海舟 (C)スエイシナオヨシ一方、シーズンオフの国内組は難しい調整が強いられるが、森保監督はタフさを求めた。「難しい調整になると思う。長く激しいシーズンを終えて、休んでほしい気持ちは持っている。そういう意味ではルールとして2週間は休んでもらいながら、12月28日(金)から練習があるので、元日の試合に向けてコンディションを上げてほしい。プロ選手である以上、決められたターゲットにコンディションを上げていくのはできることだと思うので、個々の調整能力を信頼して、集合日を迎えられればと思う。個人でコンディションを上げていくのは世界的な流れ、プロフェッショナルとして姿勢を見せてもらいたい。自分のペースでコンディションを上げていくというのを今後新たな流れになっていくと思うので、トライしてもらいたい。当然ケガをしてほしくないが、代表選手はほかの選手が休んでいる時にタフに戦う、国に背負って戦う。代表活動を誇りに思って戦ってもらいたい」GKで大迫敬介が選出外となり、野澤を初招集した理由を聞かれると。「ケガで今回のオフに治療、回復するということで今回招集しなかった。彼(野澤)は(FC)東京でも試合に出ているし、五輪年代で大岩(剛)監督のもと力を付けている。J1の舞台での経験と、これからの伸び代を期待して今回招集している。経験値は浅いが、自分が試合にでるというギラギラしたものを練習から見せてもらえればと思う」もうひとりの初招集・伊藤遼太郎の評価は?「いいプレーをしているからというのが理由。これまで招集していない選手も広範囲で発見・発掘をして見ている。(アルビレックス)新潟、シントトロイデンで戦っている中、日本代表で戦える戦力だと思い、招集している。彼の良さは攻撃。得点に絡む、得点を取れるところ。チームで10番や8番のポジションで非常に存在感のあるプレーをしているということで今回招集させてもらっている」森保一監督決勝でカタールに1-3で屈して準優勝に終わった『AFC アジアカップ UAE 2019』を踏まえて準備することを訊ねられると。「前回の『アジアカップ』と今回、状況は違うところはあるので、変化に対応しないといけないが、初戦から勝利を積み上げていけるよう個々のコンディションを上げる、チームのコンディションを上げる、戦術理解度を上げることはやっていきたい。『アジアカップ』での試合を最初からパーフェクトに戦えるよう準備をするが、一戦一戦成長しながら勝っていく、戦術の幅やアクシデントも起こると思うが、アクシデントを乗り越える対応力を付けていきたい。フィジカル的、戦術的な準備も必要だが、タフに戦う、どんなことも乗り越えるメンテリティを確認して大会に入っていきたい」今回のメンバーから『アジアカップ』へどれぐらいの選手が生き残るのかという質問を受けた森保監督はこう答えた。「どれぐらいということはお話でできないが、この元日の試合『TOYO TIRES CUP』のパフォーマンスを見て、最終的に『アジアカップ』のメンバーを決めるというのはおっしゃる通り」山本昌邦ナショナルチームダイレクター『アジアカップ』のメンバー発表のタイミングはいつかという問いには山本NTDが答えた。「23名のメンバー発表は元日の試合が終了した後に速やかに会見を実施する予定」森保監督は石井忠監督が就任したタイ代表を警戒した。「石井監督とこの代表戦をやることは難しい戦いになると思っている。我々のことを知っているし、すごく対策を練って試合に臨んでくることはと想定できる。石井監督は非常に賢くクレバーな対策を練る、我々のやりたいことを消してくると思う。鹿島(アントラーズ)時代も個々の良さを発揮させながら、チームとして組織的に戦えるいいチーム作りをしていいたので、難しい対戦になると思っている」果たして、史上最強の呼び声高い日本代表は新年を快勝で祝い、『アジアカップ』へ勢いを付けることができるのか。『TOYO TIRES CUP 2024』日本代表×タイ代表は2024年1月1日(月・祝)・国立競技場にてキックオフ。その後『AFC アジアカップ カタール 2023』に参戦。1月14日(日)・ベトナム、19日(金)・イラク、24日(水)・インドネシアと対戦する。タイ戦のチケットはチケットJFAにて発売中。試合の模様はNHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩
2023年12月08日アニメのコラボイベントなどを手がける株式会社エテルノレシ(所在地:千葉県野田市、代表取締役:伊藤 学)は、TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」の本格シルバーアクセサリーシリーズの発売を決定いたしました。イヤーカフでは虎杖悠仁、伏黒 恵、釘崎野薔薇、禪院真希、狗巻 棘、パンダ、与幸吉(ミニメカ丸)、七海建人、五条 悟の総勢9名のキャラクターをラインナップ。リングでは七海建人、真人、脹相の総勢3名のキャラクターをラインナップ。ペンダントでは獄門疆が登場。それぞれのキャラクターの呪術や呪具がイメージされたデザインとなっており、イメージカラーのストーンが煌めくイヤーカフやリングの他、獄門疆を忠実に再現したペンダントといったアクセサリーが登場。販売はエテルノレシ公式WEBショップ( )にて。※すべての商品は受注生産でのご予約販売となります。期間内にご予約いただいた方分のみの生産となりますのでご了承下さい。▼TVアニメ『呪術廻戦』アイテム販売ページ(エテルノレシ公式WEBショップサイト内) ※URLは公式通販サイト内TVアニメ『呪術廻戦』商品カテゴリへのリンクとなります。TVアニメ『呪術廻戦』アクセサリーシリーズ新作■商品概要※全ての内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。販売開始:2023年12月1日(金)~販売場所:エテルノレシ公式WEBショップ( )商品名 :キャラクターモチーフイヤーカフ 全9種(※片耳分での販売となります。)商品価格:7,700円(税込)商品概要:素材虎杖悠仁 :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニア伏黒 恵 :シルバー925(燻加工)/ガラスエメラルド釘崎野薔薇:シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニア禪院真希 :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニア狗巻 棘 :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニアパンダ :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニア与幸吉(ミニメカ丸):シルバー925(金古美加工)七海建人 :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニア五条 悟 :シルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア商品名 :キャラクターモチーフリング 全3種商品価格:13,200円(税込)商品概要:素材七海建人 :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニア真人 :シルバー925(燻加工)/シンセティックアクアマリン脹相 :シルバー925(燻加工)/キュービックジルコニアサイズ :5号~21号(規定奇数号)商品名 :キャラクターモチーフペンダント 全1種商品価格:13,200円(税込)商品概要:素材獄門疆:シルバー925(燻加工)/エポキシ樹脂サイズ :40cm/45cm/50cm(c) 芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会【商品に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社エテルノレシ カスタマーセンターTel : 04-7197-7582E-Mail: customer@eternorecit.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月07日「2024ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が28日、都内で行われ、熊本県出身で家庭科教員、モデルの植田明依さん(25歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並び、世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に米国での誕生から今年で61回を迎える「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント(以下、ミス・インターナショナル) 」。来年開催される「第62回ミス・インターナショナル世界大会2024」の出場権をめぐり、16都道府県出身32人のファイナリストが集い、一次審査(着物)、二次審査(ドレス)を行ってファイナル7人を選出。最終審査として7人のファイナリストがスピーチ審査に臨み、熊本県出身で家庭科教員、モデルの植田明依さんが日本代表の座を射止めた。名前を呼ばれて驚きの表情を見せた植田さんは「本日はこのような素敵なステージを用意していただき、誠にありがうございました。まだ何を言おうか言葉がまとまってないんですけど…」と放心状態だったが、「今回の大会を通して私が得た1番の財産は、後ろにいる仲間たちです。この32人で支え合って切磋琢磨して成長した時間は何物にも代え難い時間になりました。全員で協力しあってより良い社会を作るために精一杯前に進んで行きたいと思います」と社会活動に意欲を見せた。植田さんは熊本の私立高校で家庭科の教員をしながらモデルとしても活動している二刀流。「現在も教員とこちらの大会、そしてモデルを両立させていただいています。学校の協力あってこそなので、今後もその形で教育に携わっていきたいと思います」と今後も教員は続けていくという。また、植田さんの兄は日本代表経験がある鹿島アントラーズ所属のサッカー選手・植田直通。「兄は世界の舞台で戦えるようなサッカー選手なので、私もいつか追いついて世界と戦えるような人になりたいと思っています。日本代表になれたのは誇りに思いますし幸せだと思います」と笑顔を見せて、「多分ライブ配信で知っていると思うので、応援有難うって伝えたいと思います」と兄との再会を心待ちにしているようだった。なお、2024準ミス・インターナショナル日本代表には、第2位に千葉県出身で会社員、フリーランスモデルの内田江里子さん(24歳)、第3位に千葉県出身で大学生の齋藤えまさん(19歳)、第4位に東京都出身で大学生、モデルの河手マナミさん(19歳)、第5位に富山県出身で管理栄養士の高木咲依さん(26歳)、特別賞のパーフェクトボディ賞に静岡県出身でダンスボーカルユニット、インフルエンサーの梶麻里子さん(27歳)、ビューティースキン賞に山梨県出身で大学生の能﨑愛さん(21歳)、ハッピースマイル賞に愛知県出身で司会業、キャリアカウンセラーの竹下梨帆さん(27歳)、ミス・WEBジェニック賞に埼玉県出身でモデルの大谷美絵さん(24歳)がそれぞれ選出された。
2023年11月29日株式会社BrickWall(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:河東誠)は、一般社団法人日本アックススローイング協会(本社:東京都新宿区、代表理事:河東誠)が主催する、「斧投げ日本一決定戦。"Japan Axe Throwing Hatchet Championship 2024 @TOKYO"」を、THE AXE THROWING BAR®︎浅草店にて、2024年12月8日(日)に開催することをお知らせします。(公式サイト: )■ 大会概要斧投げ日本一決定戦。「Japan Axe Throwing Hatchet Championship 2024 @TOKYO」とは、2024年度のA.LEAGUE(*1)のHatchet部門における斧投げ日本一を決定するスポーツ大会(以下、「当大会」)のことです。当大会では、2024年1月1日から11月10日の予選期間で、12月8日に東京で開催する最終大会(本戦)に出場する15名を選出します。選出方法は、まず、1月1日から10月20日の期間での累積サーキットポイント(*2)上位12名を選出します。(*3)それに加えて、11月10日に東京、愛知、大阪で開催するの各開催地上位1名の合計3名を選出し、最終大会(本戦)出場者15名を決定します。予選期間に選出した15名に前年度大会の優勝者1名を加えた合計16名により最終大会(本戦)を12月8日にTHE AXE THROWING BAR®︎ 浅草店にて開催します。さらに、賞金総額 80万円で、優勝者 50万円、準優勝者 17万円、3位入賞者 10万円、4位入賞者 2万円、5位入賞者 1万円 が現金にて授与します。(*4)A.LEAGUEのロゴ(*1)A.LEAGUEとは、世界のAXE THROWING®︎の競技者及び愛好家の規模の最大化を目的に、AXE THROWING®︎の大会を主軸に様々なコンテンツを展開、提供することを目指したリーグのこと。(*2)サーキットポイントとは、最終大会(本戦)に出場する12名を決定するために用いる指標のことで、出場者はJAAT主催の予選大会等で貯めることが可能となります。(*3)JATLの最終大会(本選)特別出場枠の該当人数(最大5名)に応じて、選出する人数が変動します。(*4)大会終了後に銀行振込にて賞金をお支払いします。詳細はこちらから公式サイト: ■ 開催スケジュール■ 予選大会の概要2024年1月1日〜11月10日の予選大会の期間には、以下の4つの予選大会を日本国内のJAAT加盟店で開催します。予選大会①Japan Axe Throwing Rookies Cupエントリーフォーム 予選大会②Japan Axe Throwing Middle Leagueエントリーフォーム 予選大会③Japan Axe Throwing Leagueエントリーフォーム 予選大会④Japan Axe Throwing Dark Horse Title Gameエントリーフォーム (9/1から) ■ 開催場所2023年度の大会では、開催場所を東京都、愛知県、大阪府に1店舗ずつ設けます。【店舗名】THE AXE THROWING BAR®︎ 浅草店【住所】東京都台東区駒形1-2-13那須駒形ビル B1/1F【アクセス】都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩2分、浅草駅から徒歩8分程度【公式サイト】 【店舗名】THE AXE THROWING BAR®︎ 名古屋 錦店【住所】愛知県名古屋市中区錦二丁目12-8 御幸本町ビルB1【アクセス】各線「栄駅」「伏見駅」から徒歩7分程度【公式サイト】 【店舗名】THE AXE THROWING BAR®︎ 大阪心斎橋店【住所】大阪府大阪市中央区西心斎橋2-4-7 新福二ビルB1【アクセス】各線「なんば駅」から徒歩5分【公式サイト】 ■ 大会主催者の紹介一般社団法人日本アックススローイング協会は、「AXE THROWING®︎ というスポーツを通じて、人と人とのコミュニケーションを創出・活発化させ、世界中の人たちのLifestyleをハッピーにしていくこと。」をMISSIONに掲げ、「AXE THROWING®︎ をオリンピック競技にすること。」を目指しています。【会社名】一般社団法人日本アックススローイング協会®︎Japan Association of Axe Throwing (略称:JAAT)【設立】2021年1月25日【代表理事】河東 誠【公式サイト】 JAAT(Japan Association of Axe Throwing)|一般社団法人日本アックススローイング協会 : ■ 斧投げ"AXE THROWING®︎"とは? AXE THROWING®︎(斧投げ)とは、ダーツ感覚で、斧を木の的に投げて得点を競い合う新種のエンタメスポーツとなります。ルールは、シングルマッチ形式で対戦し、1人10回投げて得点が高い方が勝利となります。アメリカを中心に流行しているAXE THROWING®︎ は、誰でも気軽に楽しめることから、ダーツバーのようにBARに併設されるスタイルで流行しており、北米には約1000店舗のAXE THROWING®︎ の施設が存在しています。さらに、2018年よりアメリカのAXE THROWING協会主催の斧投げ世界選手権を、スポーツ専門チャンネルESPNで放送されているなど、新進気鋭のスポーツとして流行、普及しています。■ 会社概要株式会社BrickWallは「ワクワクで、人類をつなぐ。」をMISSIONに掲げたスタートアップ企業です。会社名:株式会社BrickWall設立:2019年1月25日代表取締役CEO: 河東 誠所在地:東京都新宿区新宿7-26-7 ビクセル新宿1F事業内容:アミューズメント事業、飲食事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月01日サンライズパブリッシング株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:高野 陽一、以下サンライズパブリッシング)は、一般社団法人 日本スーパーカー協会 須山 泰宏代表理事による著書『SUPER GARAGE』を2023年10月28日に発売いたします。『SUPER GARAGE』表紙▼珠玉のスーパーガレージを紹介子どものころに憧れて、「自分もいつかは乗ってみせる」と強く誓ったスポーツカーやスーパーカー。努力のすえに功成り名を挙げて、購入できるだけの余裕が生まれた方は多い。複数台を手に入れた方もいる。ただ、そのクルマたちを置く立派なガレージまで用意できた人は少ないのではないか。本書は“スーパーガレージ”を全国からピックアップ、現地取材してまとめた。70年代後半のスーパーカー・ブームを経験あるいは見聞し、スーパーカーの魅力に囚われたまま大人になった8名の『スーパーガレージ』を紹介する。(本文より)▼公式YouTubeチャンネルで動画を公開本書の発売にあわせて、サンライズパブリッシング公式YouTubeチャンネル「高橋真以のビジネス本要約ch」にて、スーパーガレージ潜入動画を公開します。100%DIYの高級ガレージ、総額数億円のスーパーカーを所有する医師のガレージ、人気YouTuberのサーカスのようなガレージなど、スーパーカーファンのみならず、上質な暮らしを楽しみたい大人必見の動画をお楽しみいただけます。●高橋真以のビジネス本要約チャンネル ▼「SUPER GARAGE」目次須山 泰宏さん……暖かい色と雰囲気にこだわった「DIYガレージ」小松 芳史さん……世界で認められたデザイン「秘密基地ガレージ」遠畑 雅さん………渋滞知らずで仲間と集う「箱根賃貸ガレージ」安藤 正実さん……父と家族の想いが詰った「近代美術館ガレージ」福田 良方さん……家族である愛車と共に「リゾート別荘ガレージ」佐藤 優さん………超車コレクション&レース「究極の男の城ガレージ」重永 応樹さん……故郷で今後の人生を「スローカーライフガレージ」ミスターXさん……愛車を芸術品に昇華させる「光のアートガレージ」『SUPER GARAGE』目次『SUPER GARAGE』本文1『SUPER GARAGE』本文2▼著者プロフィール一般社団法人 日本スーパーカー協会 代表理事 須山 泰宏日本スーパーカー協会(JSA)、およびSuperCar Club Japan(SCJ)を運営。子供達にスーパーカーを通してクルマの魅力を伝えるイベント「TOKYO SUPERCAR DAY」を主催。またスーパーカーオーナーズクラブ・SCJでは、スーパーカーを通した親睦や情報交換の場を設け積極的に活動している。もちろんスーパーカーは大好きで、30年以上所有している。1973年式 Ferrari DINO246GTのエンジンは自分でオーバーホールした。●一般社団法人 日本スーパーカー協会 日本のスーパーカー文化の発展と、社会的スーパーカー活動の推進を目的とした協会。スーパーカーを通じて、賑わい創出・地域振興、そして子供たちが楽しめるイベントを開催し、自動車文化の発展と自動車産業の一助のため活動している。▼書籍概要発行・発売 : サンライズパブリッシング著者 : 須山 泰宏(著)、一般社団法人 日本スーパーカー協会(監修)発売日 : 2023年10月28日頁数 : 176ページ A5版ISBN : 978-4752290179価格 : 本体2,530円(税込)Amazon : 楽天ブックス: ▼サンライズパブリッシング株式会社2005年創業。ビジネス、実用書を中心に取り扱う出版社。出版事業の他、文化人プロデュースやWEBサイト運営なども行う。代表者 : 代表取締役 高野 陽一所在地 : 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階URL : 事業内容: 出版事業、文化人タレントプロデュース、富裕層向けコンサルティング、WEBサイト運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月27日ラグビー日本代表が帰って来た。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プール戦敗退に終わり志半ばでフランスを去った日本代表は悔しさをにじませながらも胸を張っていた。10月11日の帰国記者会見ではチームを代表して、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)土田雅人会長、日本代表藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(NTD)、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)、姫野和樹キャプテン、流大バイスキャプテンが登壇。会長とHCがあいさつした。土田会長「まず最初にラグビー日本代表を応援いただいたすべてのみなさんに御礼申し上げます。大会の結果はご存じの通り、日本代表はすべての試合に全身全霊で臨んだが、決勝トーナメントに進めなかった。プール戦2勝2敗という結果は悔しいものであり、日本代表の現在地として真摯に受け止めたい。本大会の総合的なレビューはこれから行うが、世界のラグビーで変化を感じる大会でもあった。日本ラグビー界が一体となってゴールを共有し、現在の課題に戦略的に臨むことで日本ラグビーの成長を加速させていきたい。本大会で見せた選手のハードワークに裏付けされた日本ラグビーの成長は誇り。選手たちを称えたい。姫野主将、流副将は本当に素晴らしい2019年からさらに成長した“OUR TEAM”を作ってくれた。ここまで日本を率いてくれたジェイミー・ジョセフHCには最大限の敬意を表したい。世界の頂点に立つことは夢ではなく目標であるとチームに見せ、エベレストの頂点に立つことへ導いてくれた。7年間本当にありがとうございます。私どもJRFUは再び『RWC』を日本に誘致し、ジョセフHC、選手が言っていた優勝することを目指して強化していく。日本はそれができると確信した大会でもある。ジョセフHCが7年間かけて築いてくれた礎をもとに日本ラグビーはさらに飛躍していきたい」ジョセフHC「たくさんのサポートをしてくれたみなさんにチームとして感謝している。選手はたくさんの犠牲を払ってやってくれた。選手たちを誇りに思う。最終的な結果は残念だが、アルゼンチン戦はタフな試合で選手たちがすべてを出し切ってくれたことを本当に誇りに思う。私は日本でたくさんのことを学んだ。コーチとして、選手として日本代表で戦ったが、ラグビーは日々変化するもの。そこで選手は日本代表で戦うことに尊重し、100%すべてを出して貢献してくれた。本当に頭の下がる思い。このリーダーたちとコーチとして関われたことをうれしく思う。また日本に戻ってきたら日本ラグビーに関わっていきたいし、日本を第2の故郷だと思っている」主将と副将はこのように総括した。姫野「リーチ(マイケル)さん、堀江(翔太)さん、田中フミ(史朗)さんから昔は『RWC』から帰って来ても誰もいなかったという話をたくさん聞いていた。空港にたくさんのファン、メディアがいたひとをうれしく思うし、自分たちの努力が着実に実を結んでいると思った。今回結果を残せず悔しく思う。主将として懸命にチームを導いたが、ベスト8に導けず力不足を感じる大会だった。ジョセフHCとの7年間は僕にとって貴重な時間、日本ラグビーとしても貴重な時間だった。ここまで引き上げてくれたジェイミーに感謝しているし、背中を押してくれたファンにも感謝している」流「僕自身2度目の『RWC』、今回バイスキャプテンとして臨み、結果的に2勝2敗。自分自身ケガをしたので悔いの残る大会になったけど、チームのことは誇りに思う。少しずつ日本ラグビーが強くなってこの2大会で6勝3敗。この勝率を少しずつ上げるために何が必要か日本ラグビー全体で考えていかないといけない。ジェイミーが7年間作り上げたこのチームを本当に誇りに思う。僕自身代表を引退する気持ちに変わりはない。これまで覚悟を決めて36試合に出場し、幼い頃から努力しここまでくることができた。日本代表がどれだけつらい場所で勝った時にどれほどうれしい場所か、選手やスタッフがどれだけつらいことをしているか誰よりも理解しているので、今後は日本代表のファンとしてサポートしていきたい」ラグビーワールドカップ2023フランス大会 日本代表帰国記者会見の出席者一同(「JAPAN RUGBY TV」より)会長に退任するHC、主将と代表を退く副将、それぞれの立場から今後の課題を語った。土田会長「(前任のエディー・)ジョーンズ、ジョセフのもと着実にチームは成長している。今回『RWC』を見て本当に変化している。ポルトガルも国を挙げて強化し始めた。世界中でどんどんレベルが上がっている中、日本のコーチ陣、スタッフ、主将、選手は世界レベルにあると思う。今回あと一歩及ばなかったが、ある意味トップ4に入る力はあるとワールドラグビーも見ている。(2019年大会後)欧州はテストマッチを進める中、南半球、とくに日本は(新型コロナウイルスによる)パンデミックの影響でテストマッチがストップしていた。岩渕(健輔)専務理事の尽力もあり、今年ハイパフォーマンスユニオンに入ることができた。来年もイングランド、オールブラックスと対戦する。ハイパフォーマンスユニオンに入ることによって、毎年レベルの高いテストマッチを組めると思っている」ジョセフHC「今の日本のラグビーは大学のシステム、企業スポーツのシステムがある。その中で4年間かけて代表チームを作っていかないといけない。トップ8、トップ4にいくためにはしっかり準備をしていかないといけない。それは今できていないと思うし、その答えを私は持ち合わせていない。姫野が(『スーパーラグビー』の)ハイランダーズ、松島(幸太朗)が(フランス『トップ14』のAMS・)クレルモンへ行ったように海外のクラブに行くということは素晴らしいことだが、それが答えではないと思っている。彼らのようなワールドクラスのたくさん作っていくことが必要だと思うし、彼らのような人材がコーチングスタッフに入ることも必要だと思っている」姫野「もっともっと強くなりたいという気持ちが強い。もっともっと日本代表を強くしたいという思いが強い。すごいポテンシャルがあるチームだと思う。ベスト4、優勝を目標に掲げられるチームだと思う。ベスト8を叶えられなかったが、もっともっと強くなると確信している。もっともっと強くなる環境を整えるなど、課題はたくさんがあるが、協会、ファン、選手が“ONE TEAM”になって、進めていきたい」流「選手のがんばり、現場のがんばりはこれ以上ないほどだと思っている。テストマッチの数や日本代表が強度の高い試合を増やすシステムを作っていく中で若い選手が成長できると思う。合宿ではこれ以上できないほど選手やスタッフはがんばっているので、仕組みを変えていくところは変えないといけない。直人や(李)承信、ワーナー(・ディアンズ)のように若い選手が海外のタフな環境に身を置くというのもひとつ。若い選手は高い志を持っているので、自分の気持ちに遠慮せずにどんどん挑戦していってほしい」ジェイミー・ジョセフHC (C)JRFUジョセフHCは7年間をこう振り返った。「2015年南アフリカに勝ち、そこから自分たちが自国開催の『RWC』に向けてチームを成長させて結果を出すことはできたと思うので、コーチングスタッフを称えたい。今回はコロナのパンデミックによって2019年にできた勢いが消え、コーチングスタッフも日本に来られず、来日しても数週間の隔離があった。本当に選手たちは大変だったと思う。選手もコロナにかかり、難しさがあった。今年の準備はよかった。自分たちのキャパシティを増やすことができた。ナントに来てから選手を見て、本当に素晴らしい準備をできたと思った。今はフランスから帰って来て本当に悔しい。ただ私はスポーツにはおとぎ話のようなハッピーエンドはないと思っている」7年間の一番思い出に指揮官は『RWC2019』でベスト8進出を決めたスコットランド戦を挙げた。「自分としての一番の思い出は2019年のスコットランド戦で勝利して準々決勝に進んだこと。たくさん思い出があり、ひとつを選ぶのが難しいが、あの時台風があり試合ができるかわからない中、選手たちは被害に遭われた方々にリスペクトを持って試合に向かったことを覚えている」今大会一番印象に残っているシーンを問われた姫野と流は?姫野「これというのは思い浮かばないが、『RWC』は特別な舞台。一つひとつのプレーを全力で戦ったので、これというのを決めるのは難しい。選手としてプレッシャーの中でプレーしたが、今思えば楽しかった」流「僕もプレーをひとつ選ぶのは難しい。アマト(・ファカタヴァ)のアルゼンチン戦のトライもすごすぎて言葉ができないほど素晴らしかったし、ジャック(・コーネルセン)がなかなか日の当たりないようなハードワークしてくれるからこそ日本代表のラグビーは回っていた。試合に出る出ないに関係なく、33人全員が役割を果たしたからここまで来られたと思う」アマト・ファカタヴァ(C)JRFU姫野は主将の重圧について明かした。「すごく自分にとっていい経験になったというのが感想。『RWC』は本当にプレッシャーがかかる。プレッシャーに負けそうになることもあったが、僕にはジェイミー、流、仲間がたくさんいる。主将として自分が愛する桜のエンブレムを引っ張れたことは最高に栄誉なことであり光栄なこと」さらに帝京大のふたつ上の先輩の代表引退を惜しんだ。「めちゃくちゃ寂しい。やっぱり大学から一緒にやってきて、流大のすごいところを知っているし、悪いところを知っているし、プライベートも知っているし、全部知っている。彼がいたからがんばれた部分もある。怒られることも多かったし、気を病んでいる時は背中叩いて前へ向かせてくれた。いつも先輩後輩というより友達みたいな関係だが、一番尊敬する先輩」流はふたつ下の主将の頼もしさを口にした。「姫野が主将として『RWC』を引っ張ったことを誇らしいし、立派な主将だと思う」また、流は自身のケガで急遽先発に回ったSH齋藤のパフォーマンスに太鼓判を押した。「本当に素晴らしいプレーをしてくれたと思う。僕がケガをしたのは関係なく、彼が日本の9番としてサモア戦、アルゼンチン戦をリードしてくれた。今年のオールブラックス15とのゲームでは彼の良さである思い切りの良さが出ていないように僕は感じたので、会話を重ねてあまり考え過ぎないようにすることが大事だと話した。サモア戦は直人がこれ以上ないプレーをしてチームを勝たせてくれたのは、昔の僕ならどこかで悔しい気持ちもあったと思うが、心の底からうれしいと思ったので、心置きなく引退できる。これから本当の意味で日本を引っ張っていかないといけない。福田健太という若いSHを含めて3人で引っ張ってきたが、次の大会はふたりが引っ張ってくれることを願っている」齋藤直人(C)JRFU藤井NTDには後任人事について、質問が飛んだ。「ほかの国のコーチのことをとやかく言うつもりない。次になった人がベストを尽くしてくれればと思う。いろんな報道があり、どこまで本当がわからないが、ただルールの中で気持ちよくHCができる人、選手もその人に付いていかないといけない。人物やふるまい、コーチひとりだけではなく、スタッフを含めてみんなで成長できる人をコンサルの方でしっかり選んでもらえると思う」『RWC2023』はここから決勝トーナメントに突入する。10月14日(土)にプールC1位・ウエールズ×プールD2位・アルゼンチン、プールA2位・ニュージーランド×プールB1位・アイルランド、15日(日)にプールD1位・イングランド×プールC2位・フィジー、プールB2位・南アフリカ×プールA1位・フランスが激突。14日(土)の2試合は日本テレビ系、15日(日)の2試合はNHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩
2023年10月12日8月~9月に行われたバスケットボールワールドカップで3勝を飾り、見事パリ・オリンピックへの出場権を得た男子日本代表。チームを率いるトム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)は、論理的でありながら熱く魂のこもった言葉でチームをまとめあげた。これまでの発言を振り返り、ホーバスHCの言葉の力を解き明かす。ホーバスHCの考え方がわかる7つのキーワード。信じています選手の可能性を誰よりも信じているのがホーバスHC。男子の前に率いた女子日本代表選手たちは「トムさんは選手本人よりも選手の可能性を信じている」と言っていたほど。指揮官と選手が信頼関係を築くことで、自信を持てなかった選手たちが前向きに挑戦するようになり、上達していった。スーパースターはいないけどスーパーチーム女子日本代表が大躍進をして東京オリンピックで銀メダルを獲得した直後の会見で、報道陣に「五輪での日本はどんなチームでしたか?」と聞かれ、ホーバスHCが表現した名言。ホーバスHCは特別なエースは作らず「全員がファーストオプション」という考えでチーム作りをする。この目標にコミットしますか?男子はW杯で「アジア1位になってオリンピック出場」を目指し、女子は東京五輪で「金メダル」の目標を掲げて強化合宿をスタート。ホーバスHCは集合した初日に選手全員と目標を共有し、一人一人に「この目標にコミットしますか?」と確認する儀式を行う。練習で甘いところが出た場合、「あなたは目標にコミットすると言ったのに、なぜそれをしないのですか」と、原点を思い出させ、奮い立たせている。目標達成のためには「毎日ステップアップすることが大切」とホーバスHC。気持ちで絶対に負けたらダメサイズの小さい日本が気持ちで負けたらそこで試合が終わってしまう。サイズやフィジカルのハンデがあろうとも、戦う気持ちだけは負けてはならないと選手を奮い立たせ、原点を思い出させる言葉。「気持ちで負けない」を象徴する日本のプレーは、常に足を動かし続けること。ヘッドダウンしないで試合中、劣勢で弱気になっているとき、または、試合中でなくても立ち向かう気力がないときに「あきらめるな(頭を下げないで)」と選手を叱咤激励するときの言葉。小さいからできないは好きじゃないバスケットボールは身長の高い選手が有利なスポーツ。日本は男子も女子も世界の中では平均身長が低いが、それでも勝つ方法はあるはずだと、小さい日本人選手に合った戦術を考え、勝つためのマインドセットを作ってチャレンジするのが闘将トム・ホーバス。もっと熱く女子日本代表が「チームで一番熱いのはトムさん」と語るほど熱血漢なホーバスHC。試合ではハングリーに熱い気持ちを出して戦ってほしいと願うホーバスHCが、選手に要求するときにかける言葉。W杯で大逆転勝利を収めたベネズエラ戦、4Qにチーム最年長の比江島慎が大爆発したときは「マコが熱くなってくれた」と表現。「もっとできる、もっと熱く」と発言することも多い。「信じている」と伝えることが、成長への一歩になる。この夏、沖縄で開催されたワールドカップにてアジア内1位の成績を収め、パリ・オリンピックの切符を獲得したバスケットボール男子日本代表。48年ぶりとなる自力出場をつかんだ背景には、アメリカ人指揮官の卓越したリーダーシップがあった。その名はトム・ホーバス。一昨年の東京オリンピックで女子日本代表を銀メダルに導いたことでも知られる闘将だ。現役時代は日本をはじめ10数年にわたって選手として活動し、その当時に日本人女性と結婚したことから、日本語が堪能。Wリーグの強豪JXサンフラワーズ(現ENEOSサンフラワーズ)のHCや女子代表のAC(アシスタントコーチ)を経て、’17年から女子代表のHCとして采配をふるってきた。もともと、世界大会では存在感を示していた女子バスケだが、最後は欧米諸国の高さの前に敗れてきた歴史がある。その壁を一気に破って銀メダルに到達したのは、3ポイントシュートと機動力という、日本人特有の良さを前面に押し出す戦略を徹底したからだった。女子バスケで結果を残した後は、手腕を見込まれて男子代表のHCに就任。ホーバスHCは男子にも3ポイントシュートとスピーディさを生かした走るバスケを導入。ただ、男子は女子以上に世界とフィジカルの差があるため、今までよりも攻撃回数を増やし、ディフェンスをアグレッシブにすることを徹底させた。その結果、男子代表も先日のワールドカップで史上初となる3勝をもぎ取り、アジア1位の座へと躍進したのだ。男子でも、女子でも結果を残すホーバスHCが、日本のバスケを指導するうえで何より変えたかったのが「自信のなさ」。日本人選手の場合はどうしても体格差で尻込みしてしまう傾向があったからだ。そこで着手した改革が目標を共有すること。女子でいえば「五輪で金メダル」であり、男子では「アジアで1位になること」である。練習中に選手が弱気な姿勢を見せれば「あなたはこの目標にコミットしたのに、なぜ向上心を持ってやらないのですか?」と問いかけて原点を見つめさせた。この場合のコミットとは「責任を持って約束する」を意味する。目標達成のために突き進む組織には、一人一人の責任と役割があるもので、ホーバスHCはその意識を植えつけたのである。それでも、世界の強敵に立ち向かうには、時には弱気になることだってある。そんなとき、選手を奮い立たせる言葉となったのが「信じています」というフレーズだ。ホーバスHCは「信じる」の神髄をこのように語る。「『信じている』という言葉はとても深いです。チームを成長させられない場合はコーチにも問題があります。『信頼関係が大事』と口だけで言っても選手はついてきません。僕の仕事は、選手一人一人の良さを引き出してステップアップさせること。そうすることで選手は僕を信じてくれて、自分の可能性を信じることができ、自信がついていくことで強くなるのです。でも、自分の可能性を信じていなければ何も始まりません。だから簡単な言葉だけど、とても深いです」指揮官の言葉を一番近くで聞き、その思いを選手にストレートに伝えているのが、男子代表の通訳を兼任する勝久ジェフリーAC。彼もまた、ホーバスHCが持つ言葉の力に魅了され、チームの成長を支えてきた一人だ。「トムさんは選手にとって必要なことをストレートに指摘します。選手たちができると信じているからこそ厳しく目標を追求するのです。日本にはスーパースターはいないので、トムさんは全員を平等に競争させて成長させます。そこに一切のブレがないので選手は信頼するのでしょう。厳しく追求したその先に待っていた、目標にたどりついたときの選手たちのうれしそうな表情を僕は忘れません」ホーバスHCの言葉に宿る力の源は、選手一人一人の可能性を信じる愛からきているのだ。小永吉陽子スポーツライター。『月刊バスケットボール』『HOOP』編集部を経て、2002年よりフリーランス。日本代表、Bリーグ、Wリーグ、学生バスケなど幅広く原稿を執筆。『anan』2023年10月11日号より。写真・©JBA文・小永吉陽子(by anan編集部)
2023年10月07日ベスト8進出か、プール戦敗退か。勝つか、負けるかですべてが決まる。トライ数もボーナスポイントも他会場の結果も関係ない。日本代表か、アルゼンチン代表か。10月8日(日)・ナントで1点でも多くスコアしたチームが『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プールDを突破するのだ。ともにここまで2勝1敗である。日本は12-34、アルゼンチンは10-27でイングランドには敗れたが、チリ戦は日本が42-12、アルゼンチンが59-5でボーナスポイントを得て完勝した。サモアには日本は28-22、アルゼンチンは19-10とヒヤリとさせられながらも白星を獲得した。勝点は同じ9。日本が82得点68失点9トライ、アルゼンチンは88得点42失点10トライ。ほぼ同じような数字が並ぶが、ディフェンスの堅さでアルゼンチンが上回る。アルゼンチンはブレイクダウンの出足が鋭い。ゴール前に迫れば、FWがフィジカルを生かして近場を攻め込んでいく。相手が近場を固めれば、WTBエミリアノ・ボフェリ&マテオ・カレーラス、FBフアンクルス・マリアらトライゲッターへ展開する。相手ボールであってもサポートが少しでも遅れれば、ボールを確保。ターンオーバーからのカウンターを狙ったり、PGで3点を加点する。セットピースも強い。ラインアウトからドライビングモールをぐいぐい押し込んでいく。スクラムでペナルティを奪えば、距離が長かろうが、迷わずショットを選択。WTBエミリアノ・ボフェリやSOニコラス・サンチェスというキックの名手たちはハーフウェイライン手前からも果敢にPGを狙ってくる。実績も十分だ。前回大会で初めてベスト8入りした日本に対して、アルゼンチンは8強2回、4強2回、最高位は3位である。2020年『ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)』でニュージーランド代表から25-15と歴史的初勝利を成し遂げた。その後オールブラックスに3連敗を喫したが、昨夏の『TRC』では25-18で2勝目をマークした。姫野和樹(右から2人目)(C)JRFU日本代表も昨秋国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2022』でNZに肉薄した。前半から3トライを畳み掛けられるも、37分SO山沢拓也のドリブルトライで反撃開始。前半の内にもう1本返すと、56分にはLOワーナー・ディアンズがキックチャージから独走トライ。66分にLOプロディー・レタリックが退場となり、79分にFL姫野和樹がねじ込んだ。しかし、NZが最後PGを決めて31-38。大逆転劇に向けて、チャンスは広がったが、大金星は指の間からするりとこぼれ落ちた。アルゼンチンはオールブラックスに勝利したことがあり、日本は惜敗どまりだった。しかも、アルゼンチンは2勝。この差はとてつもなく大きい。ここまでアルゼンチンの強さばかり並べてきたが、付け入る隙がないわけではない。アルゼンチンはもともとペナルティが多く、ハイタックルへの厳罰化でカードを受ける危険性をはらんでいる。そして何より、日本代表がベストゲームを展開すれば、決して勝てない相手ではない。ご存じ通り『RWC2015』で日本は南アフリカ相手に34-32でブライトンの奇跡をやってのけ、『RWC2019』でもアイルランドを向こうに回し18-12の静岡ショックを演じた。南アもアイルランドもV候補だが、アルゼンチンは第2グループである。世界ランキングを見ても、アルゼンチンは9位、日本は12位だ。日本にとってアルゼンチンは格上だが、手の届かない相手ではいない。レメキ ロマノ ラヴァ(C)JRFU問題は日本がベストゲームから遠ざかっている点にある。9月9日の初戦・チリ戦では後半にいいパフォーマンスを披露したが、相手は初出場の国。LOアマト・ファカタヴァが2トライ、SO松田力也が6本中6本のコンバージョンキックを決める活躍を見せたが、内容的には及第点といったところか。続く9月17日・イングランド戦は善戦したのは後半15分まで。開始早々WTBセミシ・マシレワの負傷交代もFBレメキ ロマノ ラヴァが好フォロー。54分松田のPGで12-13に迫るも、2分後の自陣深くでの相手のアタックでパスが頭に当たり、ノッコンかとセルフジャッジで一瞬足が止まったアンラッキーなトライから突き離されて、結局12-34に終わった。9月28日・サモア戦も後半20分からの勝負の時間帯で雲行きが怪しくなった。先発予定だった流大が急遽メンバーから外れたが、SH齋藤直人が見事なゲームコントロール。攻めてはFLリーチマイケル&ピーター・ラブスカフニ、NO8姫野和樹のバックローが揃い踏となるトライを決めれば、松田のショットはこの日も好調。守ってはフィジカルを前面に押し出すサモアのアタックを最後まで規律を保って防いでいた。47分相手がレッドカードを受け、数的有利の中56分松田がとどめのPGを決めて25-8。勝負ありと思われたが、ラスト20分にサモアの猛攻にさらされた。モールで前へ前へ押され、ラックから素早い連続攻撃を徹底されると徐々に後手に回り2トライを献上。それでも最後は28-22でゲームを切ったのだった。会心のゲームがなくても『RWC』で2勝1敗の結果を残すことができるのは、日本に地力が付いてきたことにほかならない。だが次戦の相手・アルゼンチンは持っているものをすべて出さないと勝てない相手である。FWは攻守に奮闘しているが、後半勝負どころでのディフェンスのほころびが気になる。サモア戦を分析したアルゼンチンはモールやラック周りから勝機を見出してくるだろう。また日本が苦手とするキックチェイスはアルゼンチンが得意するところだ。そうした不安視する声を、ディフェス担当のジョアン・ミッチェルACは「(サモア戦の)終盤でラック周辺で攻撃を仕掛けてきて、サモアが勢いを付けた。ひとり目のディフェンスのタックルに修正が必要だが、それは簡単なこと。試合の大半を私たちが支配していた」と一蹴する。課題はディフェスだけではない。何より待たれるのがスピーディにパスを展開するジャパンラグビーの実現である。WTB松島幸太朗もFBレメキもゲインメーターを稼いでいるが、バックスリーのトライはチリ戦でのWTBジョネ・ナイカブラの1本にとどまる。アルゼンチン戦に向けて、松島は「チームが勝てればそれでいい」としながらも、「トライはひとつくらいとりたいかな」と本音を覗かせた。待望されるのは、バックスリーのトライラッシュだ。ジャック・コーネルセン(C)JRFU天国と地獄、明暗が分かれるアルゼンチン戦を前に選手たちはこのように意気込みを語った。姫野主将「サモアのフィジカルに後半やられてしまった部分もあるので、次のアルゼンチン戦ではそのムラをなくしていきたい。大一番になると思うので、いつも通り自分たちのやることにフォーカスして準備したい」LO/FLジャック・コーネルセン「セットプレーがかなり重要になる。相手の強みはセットプレーを起点としたものなので、そこで相手に圧をかけ、勢いを与えないこと。相手がやりたようなゲームを展開させないことが大事。アタックのチャンスが訪れた時は、自由にプレーしてジャパンラグビーを展開し、相手を退かせたい」ディアンズ「すごいパッションのある、フィジカルなチームなのでタフな試合になると思う。ディフェンスして、ターンオーバーをさせ、日本のラグビーをすれば大丈夫だと思う。LOとしてスクラムの仕事はいっぱいあるが、この『RWC』で集中しているのは、タイトファイブだけではなく、FLも入れてフロントローの姿勢をキープすること。プレッシャーをかけられる時に、重心を下げないことで自分たちのいいタイミングでヒットができると思う」松田「いつも通り自分たちがやってきたことを出すだけだと思っている。それをやるために冷静に、まずは楽しむということを第一に考えてやりたい。チームが勝つことを一番に考えているので絶対勝ち、ベスト8に行くこと。この舞台で10番として試合に出て、チームに貢献するということを2019年が終わった後から強く思ってやってきた。それがいい形で今、セットアップできていると感じている。3試合終わって全勝したわけではないし、サモア戦も苦しい展開になったが、しっかり勝ち切ることができたというのは自分自身も、チームにもいい自信になって次のアルゼンチン戦に臨めると思う。自分たちがやってきたことをしっかり出せれば、どこの国にも負けない。自分たちの準備に対する姿勢であったり、ラグビーに対する理解度は世界でもいいものを持っていると思うので、それを結果で証明したいと思う」松島「アルゼンチンもかなりプレッシャーをかけてくると思うので、そこを受けずに自分たちからプレッシャーをかけていきたいと思うし、ベスト8というよりもまずは目の前のアルゼンチン戦へ向けて、もっと精度を高くしてやっていきたい」松田力也(C)JRFU日本×アルゼンチンの通算対戦成績はアルゼンチンが5勝1敗と大きく勝ち越している。直近のゲームは2016年11月・秩父宮ラグビー場での『リポビタンDチャレンジカップ』。ジョセフHCの初陣となったゲームである。今大会もアルゼンチンのメンバーに入っているSOサンチェスが2トライ5ゴール3ペナルティゴールで29点叩き出し、WTBマティアス・モロニも2トライをマークするなど54-20の完敗を喫したのだった。果たして、日本が2大会連続ベスト8を決めるのか、アルゼンチンが2大会ぶり5度目となる決勝トーナメント進出を遂げるのか。『RWC2023』フランス大会・日本代表×アルゼンチン代表は10月8日(日)・ナントにてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年10月06日ワールドカップバレー男子大会が開幕!男子日本代表(龍神NIPPON)で注目のエースとして活躍する髙橋藍選手に行った2022年のインタビューをまとめました。「緊張しい」が、世界の舞台へ。初めて日本代表に選ばれたのは’20年。昨年、1年遅れで開催された東京五輪に、バレーボール男子日本代表史上最年少の19歳で選出され、全試合に先発出場する。安定感抜群のサーブレシーブ、スピードあふれるバックアタックなど持ち味を存分に発揮し、日本の29年ぶりのベスト8進出に貢献した。大舞台で楽しそうに躍動する新星は多くの人を魅了し、日常は一変する。籍を置く日本体育大学のキャンパスに行くと、彼目当てに学生が多数集まってしまうため、授業はオンラインで受講。取材依頼が殺到し、SNSのフォロワーは激増。海外からも注目され、今やインスタグラムのフォロワー数は110万を上回る。この1~2年での変化は「想像をはるかに超えています」と苦笑するが、それを楽しんでいる様子だ。「世界で応援してくれる方々が増えていくのは、すごくやりがいを感じます。もっと自分の成長を見てほしいと思うし、影響力も持っているということなので、プレーを磨くのはもちろん、発信にも力を入れていきたい。多くの人に期待される分、強くならなきゃいけないというプレッシャーもありますが、頑張るモチベーションになります。いいプレッシャーは、自分がレベルアップするために必要な要素だと捉えています」言葉の一つ一つにポジティブでまっすぐな人柄がにじむ。そう伝えると、「ポジティブでないと、やっていけないですから(笑)」と返ってきた。でも、実は高校2年生の頃まではネガティブ思考だったのだとか。「自分に自信がなくて、めちゃめちゃ緊張しいで、試合前にオエッとなるほどでした。2年でエースになり、チームを引っ張る立場になったときに、自分が得点を決められなくて、壁に当たって、悩んで…。でも悩んだ末に、『世界の中で考えたら、俺のこんな緊張なんかちっぽけやな』と思ったんです。そうしたらスッとラクになった。それから何でもポジティブに考えるようになりました」ジャケット¥61,600シャツ¥30,800パンツ¥35,200(以上ウェルダーinfo@wellder.jp)靴はスタイリスト私物※ 『anan』2022年11月2日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・村田真弓取材、文・米虫紀子(by anan編集部)※ 2022年10月30日配信目標は明確。五輪の金メダル。「昨年は、代表チームでは周りに引っ張ってもらっているという意識が強くて、(得点源の)石川(祐希)選手や西田(有志)選手が攻撃に集中しやすいように、僕はスパイクよりまず守備で縁の下から支えようと考えていました。でも今年から自分に求めているのは、チームのもう一つの軸になること。頼れる場所が増えるほどチームは強くなっていくので、ここぞという場面でトスを託してもらえる選手になっていかないと。世界選手権ではその一歩を踏み出せたんじゃないかなと思っています。試合の中で修正して、ギアをもう一段上げる力がついてきたとも感じています。5セット目にセッターの関田(誠大)選手がトスを持ってきてくれたのも、『こいつなら試合中にパフォーマンスを上げて、最後やってくれる』と信じてくれたからだと思うんです。昨年はすぐに代えられていた場面でも、今年は代えられなかった。立て直せる選手だと、フィリップ・ブラン監督含めチーム全体が感じてくれたのかなと。だから最後までコートに立たせてもらえた。昨年はなかったその信頼を今回築けたことは、本当にプラスでした」攻撃面で成長し、強みであるサーブレシーブは相変わらずチームを支えている。日本は6~7月のネーションズリーグで過去最高の5位となり、世界ランキングも11位から7位に上昇した。目指すものは明確だ。「目標は’24年のパリ五輪でメダルを獲ること。あと2年で手が届くところまで来ていると感じています。そして、一人の選手として名を残せる、世界中に見てもらえる選手になることですね。僕は今までにいなかったような選手になりたいんです。レシーブができて、スパイクが打てて、オールラウンダーとして高いレベルですべてこなせた上で、バレー以外の面でもSNSやメディアを通して、ファンの方々や子供たちへの発信にも力を入れる。子どもたちが僕をきっかけにバレーを始めてくれたり、自分のようなプレーヤーを目指してくれたら嬉しい。誰もができることではないと思っているので」21歳でそんなことまで…。視野の広さと意志の強さに驚かされる。ジャケット¥61,600シャツ¥30,800パンツ¥35,200(以上ウェルダーinfo@wellder.jp)靴はスタイリスト私物たかはし・らん2001年9月2日、京都府生まれ。ポジションはアウトサイドヒッター。小学2年生のときに兄・塁の影響でバレーを始める。イタリアでの楽しみはカルボナーラと観光。※ 『anan』2022年11月2日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・村田真弓取材、文・米虫紀子(by anan編集部)※ 2022年10月30日配信パリへの道を掴め!ワールドカップバレー2023に出場する全8か国中、上位2位以内がパリへの切符を獲得します。もし届かない場合でもチャンスはあり、2024年6月時点の世界ランキングによって出場国が決まります。龍神NIPPON、火の鳥NIPPON(バレーボール女子日本代表の愛称)を応援しましょう!まとめ構成・小田原みみ
2023年09月30日今年6~7月に開催されたバレーボールの国際大会・ネーションズリーグで、男子日本代表は3位となり、主要な世界大会では実に46年ぶりとなるメダルを獲得した。東京五輪で29年ぶりの準々決勝進出、昨年のネーションズリーグで5位と、着実に世界のトップに近づいていたが、今年ついにメダルに手が届いた。それでも大会後、石川祐希主将は「ネーションズリーグが今季の僕たちの一番の目標ではない。まだ先がある」と気を引き締めた。今年最大のミッションは、五輪予選でパリ五輪の切符を獲得することだから。五輪予選は世界3か所で行われ、日本ラウンドには世界ランキング2位のアメリカや欧州の強豪スロベニア、セルビアなど8か国が集まり、出場権を与えられるのは上位2か国のみ。ランキング5位の日本といえど厳しい戦いになる。今回出場権を得られなかった場合も来年6月の世界ランキングにより出場できる可能性はあるが、パリでのメダル獲得を狙う日本は、今年出場権を獲得し、万全の準備を整え五輪に臨みたい。今の日本代表はタレント揃いで史上最強の呼び声も高い。中心は主将でエースの石川。ネーションズリーグでは全選手中トップの275得点を挙げ、特にファイナルラウンドでの勝負強さとキャプテンシーが光った。その対角に入る22歳、髙橋藍も成長著しい。得意の守備に加え、攻撃力も向上し、ネーションズリーグでは石川に次ぐ得点源に。オポジットの西田有志は不調に苦しんだが、8月のアジア選手権で復活。五輪予選では本来の爆発力を発揮してくれるはず。もう一人のオポジット・宮浦健人も海外リーグを経験してスケールアップし、頼れる存在になった。かつてない高さを備えるミドルブロッカー陣の得点力も年々アップ。その攻撃陣を操るセッターの関田誠大や、守備の要・山本智大は世界トップレベルの実力者だ。結果を求められる五輪予選だが、「日本のバレーはすごくディフェンスが良くて、ボールがつながるというところが魅力だと思いますし、攻守どちらも精度が高く、迫力あるスパイクも打てる。見てもらう方々にすごく楽しんでもらえると思います」と髙橋は言う。強く、面白いバレーで、五輪切符を獲りにいく。日本を世界レベルに引き上げた絶対的エース&イタリア経験を糧に急成長。日本に欠かせない22歳写真左・石川祐希選手(パワーバレー・ミラノ)大学在学中から世界最高峰のイタリア・セリエAでキャリアを重ね、世界トップレベルのアウトサイドヒッターに成長。抜群のキャプテンシーで日本を牽引する主将。写真右・髙橋 藍選手(日本体育大学)持ち前の守備力を武器に19歳で東京五輪に出場。その後イタリア・セリエAでプレーし攻撃力、経験値を磨き存在感を増した、成長著しい若きエース。多彩な攻撃陣の力を最大限に引き出す絶対的司令塔関田誠大選手(ジェイテクトSTINGS)相手を鋭く観察しながらクイックを大胆に使う巧みなトスワークは秀逸。正確なトスでスパイカーを生かし、勝利に導く司令塔。鉄壁の守備で支える日本の守護神山本智大選手(パナソニックパンサーズ)海外勢の強烈なスパイクもことごとく拾い、ネーションズリーグではベストディガーに輝いたリベロ。愛嬌あふれる表情にも注目。FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー 2023 男子大会日程:9月30日(土)~10月8日(日)会場:国立代々木競技場 第一体育館参加チーム:日本、アメリカ、スロベニア、セルビア、トルコ、チュニジア、エジプト、フィンランドフジテレビで日本戦全7試合を地上波独占生中継※『anan』2023年10月4日号より。写真・Getty Images取材、文・米虫紀子(by anan編集部)
2023年09月28日ここからは負けたら終わりのサバイバルマッチである。プール戦であって、KO方式のトーナメントの様相を呈している。残り2試合、日本代表は『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』ベスト8入りへ勝ち続けるのみだ。プールDはイングランド代表が3戦3勝で決勝トーナメント進出をほぼ手中に収め、実質残りはひと枠。日本代表、サモア代表、アルゼンチン代表が1勝1敗で三つ巴の戦いを繰り広げている。机上の空論では日本が次戦・サモアにもし負けたとしても、最終戦でアルゼンチンに勝てば2大会連続ベスト8の可能性を残す。しかし、2勝2敗での勝ち抜けはボーナスポイントや他チームのスコアも絡んでくる。結局は捕らぬ狸の皮算用でしかない。サクラのジャージーをまとう面々は2連勝での1次リーグ突破しか見ていないことだろう。9月26日、試合登録メンバー発表記者会見の席で、No8姫野和樹主将は次のようにキッパリ。「この試合がデスゾーンとなるのはわかっていた。厳しい戦いになるが、準備をしてきたので自信はある。リフレッシュする時間もあったので、うまくいっている。サモアのレベルは上がってきている。経験と当たり負けしない強さがあり、ゲームコントロールもうまい。しかし、我々にはこの試合に勝つゲームプランがあるので、それを信じて100%で遂行する自信がある。集中して、苦しい時にコミュニケーションを取り、ぶつかり合いで勝つためにダブルタックルをしなくてはいけない」レメキ ロマノ ラヴァ(C)JRFUイングランド戦で開始早々WTBセミシ・マシレワの負傷退場によって急遽出番が回ってきたにもかかわらず、出色のパフォーマンスを見せたレメキ ロマノ ラヴァは今回スタメンに名を連ねた。FBとして最後尾から戦況を睨むレメキはサモアをこう分析した。「前の試合(アルゼンチン19-10サモア)を見ていて、キックが良ければサモアは勝てたと思う。FWを使い過ぎていた。我々はFWのエネルギーをセーブしたいので、相手の22mエリアに入る時以外は同じことをしたくない。自分の最大の役割は、冷静さを持つこと。私はただ攻撃するタイプではないので、我慢強さを出してキックを使ってテリトリーを狙っていきたい」ジェイミー・ジョセフHCはレメキへの信頼を口にした。「レメキは長い間あのレベルでプレーしていなくて難しい試合だったにもかかわらず、いいプレーをしてくれた。次の試合でも彼はまた同じようなプレーができると確信している」また指揮官は今回リザーブにSO李承信を並べた意図を説明した。「さまざまな理由からベンチに10番のスペシャリストを置かないことにしている。しかし、この試合は承信のためのテストマッチだと考えている。彼はこれまでチームのためにとてもいいプレーをしてきたし、まだ若い。ほかの若い選手たちがそうであるように一度悪いパフォーマンスをしたからといって悪い選手というわけではない。彼には立て直す機会を得る必要がある。承信はここ数週間、試合の準備において多くの成長を示した。接戦になると思うので、結果を出すには23人全員の力が必要」李承信(C)JRFU9月17日、日本の第2戦・イングランド戦は善戦と見ることもできるし、完敗ととらえることもできる。後半15分までSO松田力也が4本のPGを成功させて12-13と1点差に食らい付いたが、自陣深くのディフェンスで相手のパスが頭に当たり、日本代表の選手たちがノックオンとセルフジャッジし一瞬足が止まった。このわずかな隙にそのままトライを奪われる不運が勝負の分かれ目となり、さらに後半勝負の終盤にイングランドに2本のトライをまとめられて12-34。昨秋コテンパンにやられたスクラムではほぼ互角に組んだものの、警戒していたハイパントから連続攻撃を許し、マイボールラインアウトをミスしてトライにつなげられるなど、イングランドのプレッシャーにさらされた。次のサモア戦でもセットピースが鍵となるだろう。フィジカルで勝るサモアはラインアウトからのモールやスクラムなど、FWがフィジカルでぐいぐい押してくる。しかもフィジカル一辺倒ではない。『RWC2019』ではオーストラリア代表として出場したSOクリスチャン・リアリーファノがゲームをコントロールする。36歳となったばかりの熟練の司令塔に、セイララ・マプスアHCも「クリスチャンはワールドクラスのプレーヤーであり、チームにとって非常に貴重な選手。私たちはクリスチャンが何をできるかをよく知っている。成果が出せない時間もあるかもしれないが、彼を支えるためにほかの14人の選手がフィールドにいるので問題はない。私はクリスチャンをあらゆる点で信頼しているし、チーム全体が彼を100%信頼している。クリスチャン自身もまたフィールドに戻り、力強いパフォーマンスを見せることを待ち望んでいると思う」と全幅の信頼を寄せる。さらにマプスアHCは2か月前のゲームとは全く別の戦いになると語った。「日本も私たちのチームも改善した。7月に対戦した時から両チームともレベルアップしているので、あの時の試合内容や結果はあまり参考にならない。全く違う試合になると思うし、両チームともかなり強くなっていると思う。私たちは日本の強みであるスピードと決して諦めない姿勢を警戒している。彼らのプレーは技術的な精度が高い。それらの強みに対抗して、私たちは基本に忠実でフィジカルを生かしたプレーを実現することを目指している。日本がかけてくるプレッシャーを確実に吸収できるようにしたい。逆に私たちが日本に同じくプレッシャーをかけるつもりだ」クリスチャン・リアリーファノ(C)WORLD RUGBY/Getty Images両チームの試合登録メンバーは以下の通り。【日本代表】1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)512堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)743具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)274ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)185アマト・ファカタヴァ(リコーブラックラムズ東京)56リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)827ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)178姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)309流大(東京サントリーサンゴリアス)3610松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3511ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)612中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3713ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1614松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)5315レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)1816坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3917クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1518ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)2819ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)920下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)421齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)1722李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)1023長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6※所属チームの後の数字は代表キャップ数。【サモア代表】1ジェームズ・レイ2セイララ・ラム3ポール・アロエミレ4クリス・ブイ5セオドア・マクファーランド6タレニ・セウ7フリッツ・リー8サージョーダン・タウファ9ジョナサン・タウマテイネ10クリスチャン・リアリーファノ11ベン・ラム12アライディアンジェロ・レウイラ13トゥムア・マヌ14エド・フィドウ15ダンカン・パイアアウア16サマ・マロロ17ジョーダン・レイ18マイケル・アラアラトア19スティーブン・ルアトゥア20アラマンダ・モトゥンガ21メラニ・マタバオ22ネリア・フォマイ23ダニー・トアラジェイミー・ジョセフHC(C)JRFU日本×サモアの通算対戦成績はサモアの12勝5敗。『RWC』では3大会連続で対戦することになる。『RWC2015』は26-5、『RWC2019』では38-19といずれも日本が勝利。前回の日本大会ではボーナスポイントも獲得した。本大会直前の札幌ドームでの強化試合では30分リーチの一発退場が響き、サモアが24-22の逆転勝利をマークしたのだった。果たして、勝ってプールD最終戦につなげるのは中10日というアドバンテージがある日本代表か、中5日のショートウィークを強いられるサモア代表か。『RWC2023』フランス大会・日本代表×サモア代表は9月28日(木)・トゥールーズにてキックオフ。日本はプールD第5戦・10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン、サモアは7日(土)・リールにてイングランドと対峙。日本×サモアの模様は日本テレビ系、NHK BS1/BS 4Kにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年09月28日