新海誠監督最新作にして、神木隆之介&上白石萌音ら実力派俳優の声優起用でも話題となった映画『君の名は。』。昨年11月に、映画賞の最高峰であるアカデミー賞の長編アニメ部門の審査対象となったことが明らかになったが、1月24日(日本時間)、第89回米アカデミー賞ノミネートが発表され、残念ながらノミネートを逃したことが分かった。2016年8月に公開され、興行収入は200億円を突破、観客動員数も1,800万人を超える大ヒットを記録した本作。日本だけに留まらずアジア圏でも大ヒットを叩き出し、週末映画ランキングでは日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国の“6冠”を達成。また世界各地の映画祭でも高い評価を受けており、ファンタジーとホラー、そしてアニメーションに特化した国際映画祭である第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭にてAnima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞。さらに、アカデミー賞の前哨戦の1つとされているLA映画批評家協会賞にて「アニメ賞」に輝き、“アニメーション界のアカデミー賞”ともいわれる「第44回アニー賞」では、監督賞とインディペンデント部門作品賞の2部門にノミネートされている。この勢いのまま、第89回米アカデミー賞長編アニメーション部門へのノミネートが期待されていたが、1月24日(日本時間)ノミネート発表にて落選が決定。ノミネートされたのは、スタジオジブリ初の海外共同製作作品である『レッドタートルある島の物語』、人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー作『ズートピア』、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』、『Kubo and the Two Strings』(原題)、『My Life as a Zucchini』(原題)。第89回アカデミー賞授賞式は2月26日(現地時間)となっている。(text:cinemacafe.net)
2017年01月24日3年に1度の世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる、越後妻有地域「大地の芸術祭の里」で、冬のプログラムが開催されます。雪アートや雪花火など、豪雪地・越後妻有ならではのプログラムが目白押し。今回はその一部をご紹介します。世界最大級の国際芸術祭の里で楽しもう!●「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とは「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、日本有数の豪雪地・越後妻有を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたプログラムは、国内外から注目を集めています。●『SNOWART』(スノワート)の世界を堪能越後妻有では、季節毎に2週間ほどの集中期間を設け、各施設での特別企画展やアーティストによるワークショップ、イベント、パフォーマンスなどが連動した大規模なプログラムが実施されています。今回実施されるのは、「冬」シーズンのコンテンツです。世界有数の豪雪地・越後妻有の魅力をアートの力で掘り起こします。スノーリゾートとは一味違う『SNOWART』(スノワート)の世界を堪能しましょう。大注目!2つのコンテンツをご紹介●冬だけのとっておき!「キナーレ」の観て遊べる展覧会越後妻有里山現代美術館「キナーレ」では、冬の企画展が開催されます。雪国の生活の中で多様に活用されてきた雪は、アートの素材としても多くの可能性を秘めています。 今回は4組のアーティストが雪に向き合い、この時期だけのとっておきの空間を演出します。雪景色に色鮮やかなアート、雪上を滑ってあそぶ「雪板」、全長40mのエアドームに、ピンホールカメラ、スケートリンクなど、心も体もポカポカになるアートが盛りだくさん。 冬ならではの幻想的な瞬間を楽しみましょう。【詳細情報】会期:2017年1月14日(土)~3月12日(日)休館日:水曜時間:10:00~17:00(最終入館16:30)※淺田創、磯辺行久、曽谷朝絵、KEEN&KURAKAKE+NUART Sculptureの作品は公開日限定です。詳しくは公式HPを確認してください。料金:一般1,000円、小中学生500円(常設展入館料を含む)※スケート体験は専用貸靴代500円別途必要となります※2017冬共通チケットで何回でも入場可能です(スケート体験除く)※混雑時のスケート体験は1回30分までとなる場合があります※スケート体験される方は帽子・手袋を持参してください●越後妻有の冬を贅沢に楽しむツアーアートが散りばめられたスケートリンクやアートスノートレッキングなど、他のスノーリゾートでは味わえない楽しいプログラムが満載の越後妻有の冬。毎年大好評の「雪見御膳」や雪国体験も、ツアー限定で開催が決定しました。宿は日本三大薬湯の松之山温泉です。越後妻有の冬を贅沢に楽しみましょう。●SNOWARTと越冬のごちそう「雪見御膳」ツアー雪道トレッキングでしか観に行けない豪雪アート体験や滑ってあそべるスケートリンク、さらに大人気のスカイランタン(つなん雪まつり)やスノーキャンドル(雪原カーニバルなかさと)を体験できるスペシャルツアーです。ツアー限定のおもてなし・地域のお母さんたちによる「雪見御膳」と日本酒を堪能しましょう。宿は三大薬湯の松之山温泉。心も体も大満足のツアーです。【詳細情報】SNOWARTと越冬のごちそう「雪見御膳」ツアー開催日:2017年2月25日(土)~26日(日)、2017年3月11日(土)~12日(日)料金:一般 34,000円~、小学生以下 28,000円~定員:各日25名※バス代、1泊2食付宿泊費、雪見御膳(昼)代、冬共通チケット(スケート体験以外全プログラム鑑賞可)、保険代含む※宿、グループ人数により金額が異なります●SNOWART・雪花火と越冬のごちそう「雪見御膳」ツアー日経BPランキングでも4位にランクインした話題の「越後妻有 雪花火」、雪道トレッキングでしか観に行けない豪雪アート体験、そしてツアー限定のおもてなし・地域のお母さんたちによる「雪見御膳」と日本酒を堪能しましょう。宿は日本三大薬湯の1つ松之山温泉、隠れた名湯「美人の湯」として親しまれている越後田中温泉のいずれかを選べます。【詳細情報】開催日:2017年3月4日(金)~5日(土)料金:一般 39,000円~、小学生以下 31,000円~※バス代、1泊2食付宿泊費、雪見御膳(昼)代、冬共通チケット(全プログラム鑑賞可)、保険代含む※宿、グループ人数により金額が異なります交通手段定員:50名他にも気になるコンテンツが目白押し●まつだい「農舞台」冬の企画展「北の地平線」北海道を拠点に活動する国松希根太による展覧会。 北の大地で制作された作品が、雪深い冬の越後妻有にやってきます。開催期間:2017年1月14日(土)~3月12日(日)●あてま高原リゾート・ベルナディオ「越後妻有 雪花火/Gift for Frozen Village 2017」越後妻有の長い冬の終わりを告げる雪花火が、今年も真っ白な雪国の夜空を彩ります。 第4回を迎える今回は、光の花畑の舞台を広大な自然が広がるあてま高原へと移し、3尺玉が雪上に花咲きます。開催日:2017年3月4日(土)●越後妻有の豪雪とアートを体感!「SNOWART TRAIL」大地の芸術祭の魅力は、歩いて巡ってアートを楽しむこと。まつだい「農舞台」では、雪道トレッキングでアートを巡るガイド付きツアーが行われます。雪の中で対面する作品たちは、この冬のために構想された新作ばかり。このトレッキングツアーでしか鑑賞できない作品は必見です。開催期間:2017年2月25日(土)~3月12日(日)●「森の学校」キョロロ企画展「里山のお米展-にぎやかな田んぼのめぐみ-」里山のお米づくりがもたらす多様な環境や生物の多様性、そして恩恵がわかりやすく紹介されます。キノコ探しなどイベントも注目です。開催期間:開催中~2017年6月25日(日)●木造小学校に泊まろう!懐かしい木造校舎が宿泊施設としてリノベーション。地元の食材をつかった手作り献立も味わえる「三省ハウス」にも宿泊が可能です。三省ハウス:さまざまなコンテンツが目白押しで、今冬も目が離せない大地の芸術祭の里・越後妻有。『SNOWART』(スノワート)の世界へ、お出かけしてみてはいかがでしょうか。
2017年01月19日ジミー・キンメルが、アカデミー賞式典の司会として1万5,000ドル(約180万円)のギャラをもらうそうだ。来年2月26日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれるアカデミー賞式典の司会に抜擢されたジミーは、その思いのほか少額のギャラについて「たぶん無償っていうのは法に触れるんだろうね」と冗談を飛ばした。その後ジミーは、ラジオ番組『ケヴィン&ビーン』の出演の場でギャラを暴露してよかったのか焦る様子も見えたものの、「こんなこと明かしていいのか分からないけどね。でもダメとは言われていないから、向こうのせいってことにしよう」と主催者側に責任を押し付けた。そして、自身がホストに選ばれたのは、アカデミー側が希望していたほかの人たちの都合がつかなかったからだとジョーク交じりに話している。「彼らは14人くらいに聞いて、みんな断ったから、僕に回ってきたわけさ。僕はとにかく驚いたね」その大役が発表されてからというもの、ジミーは控えめな姿勢を見せており、自身のトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』でそのニュースを明かした際には、その収録スタジオが式典会場となるドルビー・シアターに近いからだと笑いを誘った。「プロデューサー陣とアカデミーはたくさんの名前が並んだリストに目を通したんだけど、最終的には式典会場のすぐそばにこの番組のためにもう僕はいるっていうことで、僕が司会をするのに一番近い人材だったってわけさ」今年度のアカデミー賞はクリス・ロックが司会を務めており、話題の渦中にあった同式典での多様性の欠如についてオープニングで触れ、ブラック・ライヴス・マターの運動について触れて式典の幕を閉じていた。(C)BANG Media International
2016年12月16日映画『ムーンライト』が、当初2017年4月を予定していた公開日を繰り上げ、3月31日(金)よりロードショー。公開規模も予定より大幅に拡大される。なお、本作は第89回アカデミー賞で作品賞を受賞している。ムーンライトのあらすじ・ストーリーブラッド・ピット率いる映画製作会社プランBエンターテインメントが手がけた『ムーンライト』は、マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を、少年期・ティーンエージャー期・大人になるまで、の3つの時代構成で描いたヒューマンドラマ。ドラッグ、いじめ、虐待、父親の不在と、たくさんの傷を負いながらも強く生きる主人公シャロンは、時代に分けてトレバンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバートの3人の俳優が演じている。その他、麻薬常習者の母親を『007』シリーズのナオミ・ハリス、主人公の少年の面倒を見る麻薬ディーラーを人気ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」などに出演するマハーシャラ・アリらが出演。監督・脚本は、『ムーンライト』が長編2作目となる新鋭バリー・ジェンキンス、そしてエグゼクティブプロデューサーをブラッド・ピットが担当している。ムーンライトが賞レースを席巻「第26回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワード」では、作品賞、審査員特別賞、観客賞、脚本賞の最多4部門を受賞。『スポットライト世紀のスクープ』、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『それでも夜は明ける』と、同賞で作品賞を受賞した作品がそのままアカデミー賞作品賞に輝いていたが、第89回アカデミー賞では『ムーンライト』も同様に作品賞を受賞した。アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、助演女優賞(ナオミ・ハリス)、編集賞、撮影賞、作曲賞と8部門でノミネートされ、作品賞、脚色賞、助演男優賞合計3部門を受賞。第74回ゴールデン・グローブ賞授賞式においても、ドラマ部門の作品賞を受賞した。そのほか、各映画祭や映画批評家協会賞など含めると307部門ノミネート、132部門以上の受賞を果たしている。監督のバリー・ジェンキンスは、作品賞を受賞した第89回アカデミー賞授賞式にディオール オム(DIOR HOMME)のタキシードで登場。白いコットンシャツにシルクのボウタイをスタイリングし、フォーマルなルックに仕上げていた。アカデミー賞では、作品賞発表の際、間違ったタイトルが呼ばれてしまうという前代未聞のハプニングで会場は混乱。結果的には簡略化したスピーチをしたジェンキンス監督。彼は、シングルマザーの元育ち、また、そんな母も薬物中毒という貧困家庭で育った。夢なんてかなうはずないと自身を否定し、自分自身にリミットを設けてきたという。そんな彼がアカデミー賞を受賞できたら…と次のようなスピーチを考えていたそうだ。「この映画の元になった戯曲を書いたタレル・アルバン・マクレイニーと僕は“シャロン”です。僕たちはあの少年そのものなんです。『ムーンライト』を観たら、あのような環境で育ってきた少年が、大人になってアカデミー賞に輝く作品を作るとは誰も思わないでしょう。僕も自分についてそう繰り返し思っていました。自らの夢を抑え込んで、否定してきたんです。周りに否定されたわけではなく、自分自身が。だから僕たちに自分を投影している人は、これを機に自分自身を愛して。なぜなら、そうすることによって夢を見るだけでなく、許されないと思っていた夢を実現できるかもしれないからです。」助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリは次のようにコメント。「多くの恩人に巡り合いました。キャスト、スタッフ素晴らしいチームでした。キャスト皆からインスピレーションを受けました。妻に感謝しています。4日間前に娘が生まれたんですが、その間もずっとサポートしてくれていました。ありがとう。」。作品情報映画『ムーンライト』(原題:MOONLIGHT)公開日:2017年3月31日(金)、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー監督・脚本:バリー・ジェンキンスエグゼクティブプロデューサー:ブラッド・ピットキャスト:トレバンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバート、マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、アンドレ・ホーランド【映画紹介】学校では“チビ”というあだ名でいじめられ、麻薬常習者の母親のポーラ(ナオミ・ハリス)からは育児放棄をされているシャロン(アレックス・ヒバート)はマイアミの貧困地域で暮らしている、内気な性格の男の子。生活の中で行き場を失ったシャロンだったが、彼にとっての唯一の救いは、自分の親代わりになってくれる、近所に住む麻薬のディーラーの男・ホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、そしてたった一人の男友達のケビンだった。そんな日々の中、シャロンは、ケビンに惹かれている自分に気づく。しかし、このコミュニティでは、この感情は受け入れてもらえないと、幼いながらも勘づいていたシャロンは、誰にも、もちろんケビンに対してもそのことを伝えられずにいた。そんな時、ある事件が起きて…。
2016年12月10日人気司会者のジミー・キンメルが、2017年アカデミー賞授賞式の司会を務めることになった。ジミーは5日、妻モリー・マクナーニーとの間に第2子が誕生予定であるという2つのニュースを同時に『ジミー・キンメル・ライブ!』の中で発表した。ジミーは番組内で「うちの妻は今体の中に赤ん坊を宿しているんだ」「それにほかにもたくさんエキサイティングなことが起こっているんだよ。僕、おめでとう。僕はアカデミー賞のホストもするんだ」と明かした。9月に開催されたエミー賞でもホストを務めていたジミーだが、来年2月26日に開催されるアカデミー賞の司会を務めるのは今回が初めてとなる。ジミーには、妻モリーとの第1子ジェーンちゃん(2)のほか、初婚相手のジーナとの間にケビンとケイティーという成人した2人の子供がいる。誕生予定の赤ん坊の性別は事前に知るつもりではないそうで、どちらにも使えそうな名前を考えているところだと明かしている。「僕たちはサプライズにしたいんだけど、男の子でも女の子でもいいような名前を考えようとしているところだよ」(C)BANG Media International
2016年12月07日来年2月26日(現地時間)に開催される第89回アカデミー賞授賞式の司会がジミー・キンメルに決定!アカデミー賞を主催する「映画芸術アカデミー」が公式サイトにて発表した。アカデミーの会長・シェリル・ブーン・アイザックは「ジミーは司会者としてのすべてのクオリティを持っています。彼は自分自身のことも、観客のことも理解できる。さまざまなパーツが動いている船のキャプテンのような存在です。彼が司会の仕事を受けてくれることになり、とても楽しみにしています」と喜びを語っている。また、ジミーは「うん、僕がアカデミー賞の司会をすることになった。いたずらではないよ。もしそうだとしたらアカデミー賞には恐ろしい、甘美な仕返しをするよ」と、コメディアンの顔も持つジミーらしいジョークの効いた喜びのツイートをしている。ジミーと言えば、自身の名前を冠したトーク番組「Jimmy Kimmel Live!」の司会者として有名。同番組は、現在シーズン14を放送中の長寿番組で、エミー賞を受賞したことも。ジミーは今年と2012年のエミー賞、2003年~2008年(2005年は除く)のアメリカン・ミュージック・アワードの司会を務め、実績を積んできた。「E!News」によると、エンターテインメント業界で最も重要なアカデミー賞とエミー賞の両方の司会を務めたことがあるのは、エレン・デジェネレスなど9人。ジミーは10人目となるそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年12月06日今年、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会員となった黒沢清監督のもと、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己といった実力派俳優が初共演を果たし、前川知大率いる「劇団イキウメ」の人気舞台「散歩する侵略者」を映画化することが決定した。数日間の行方不明の後、不仲だった夫・加瀬真治(松田龍平)がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。その夫は毎日散歩に出かけて行く。いったい何をしているのか…?同じころ、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に1人、ある事実に気づく。やがて、町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へ。「地球を侵略しに来た」――真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変えたとき、彼らが見たものとは?そして、たどり着く結末とは…?NHK大河ドラマ「真田丸」や映画『アイアムアヒーロー』への挑戦、『君の名は。』への声の出演など、幅広い活躍を見せる長澤さんが、脚本を読み、出演を熱望したという本作。演じるのは、突然、別人のようになって帰ってきた夫に「地球を侵略しに来た」と告白され翻弄される主人公・加瀬鳴海。難役でありながら、女性が憧れる強い女性像を体現する。また、長澤さんと初共演にして、初の夫婦役を演じるのは、『モヒカン故郷へ帰る』『ぼくのおじさん』から異色時代劇『殿、利息でござる!』などでも、抜群の存在感と演技力で見せた松田さん。「彼以外には考えられなかった」という黒沢監督や製作陣からの熱烈なオファーに応え、“侵略者に体を乗っ取られた男”という前代未聞の役柄を絶妙なリアリティをもって演じている。そして、町で発生する一家惨殺事件を追ううちに“侵略者”と行動をともにすることになるジャーナリスト・桜井役には、大ヒット作『シン・ゴジラ』での名演も記憶に新しい長谷川博己。正義感あふれる内閣官房副長官から一転、クールさと熱さを併せ持つ人間臭いアウトローなジャーナリストという真逆の役どころで、新たな魅力を見せている。彼ら3人とも、黒沢監督とは念願の初顔合わせ。『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、海外進出作『ダゲレオタイプの女』も注目を集めた黒沢監督が次に選んだのは、神木隆之介×門脇麦で映画化もされた「太陽」など、数多くの人気作品で知られる劇作家・前川知大率いる「劇団イキウメ」の代表作。同舞台は、2005年に初演、2007年、2011年と再演を重ね、初演後には前川氏自身の手により小説化され、雑誌「ダ・ヴィンチ」にて連載、単行本化もされている。この舞台のアイデアに感銘を受けた黒沢監督は、長年の構想期間を経て、サスペンス、アクション、コメディ、そして究極のラブストーリーと、既成のジャンルには収まりきらない、規格外の映画として重奏的に構築。ずっと仕事をしたかった人たちをキャスティングしたという豪華出演陣を迎え、まだ未発表ながら、さらなる主役級の俳優陣が多数出演することになるという。想像を超えた事態に直面し、立ち向かう夫婦の喜怒哀楽を息のあったコンビネーションで見せる長澤さん、松田さん。そして、“侵略者”に絡んでいく長谷川さんが見せる“化学反応”に、いまから期待していて。<以下、コメント>■長澤まさみ出演オファーをいただいたときは、私でいいのかなと思うほど本当に嬉しかったです。普遍的な日常の中で、気づかないうちに静かに何かが動き出している…というような、現実味のあるフィクションが好きなので、脚本はのめり込んで一気に読みました。女性として、鳴海の気持ちに共感しながら、真治のことを家族として大切に思えるようにしようと思って演じました。真治役の松田龍平さんは、そんな思いを常に受け止めてくれて、とても助けられました。黒沢監督は、細かく丁寧にお芝居をつけてくださるのですが、怒ってばかりの役だったので、いい意味で、こんなに大変でつらい現場は久しぶりだなと思いました。毎日ふらふらになりました。作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。■松田龍平脚本を読んだ段階では、「侵略者」に体を乗っ取られた男という真治の設定が想像しきれなくて、逆に何もこだわらずに撮影に臨みました。黒沢清監督と初めてご一緒できることも嬉しかったですが、黒沢監督にヒントをもらいながら、役を埋めていきました。「侵略者」がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力だと思います。鳴海と真治という、壊れかけた夫婦の関係性、真治が鳴海の心を取り戻していく話でもありますし、一方で「侵略」のあり方を描いていく話でもある。自分の身の回りのことに置き換えて観られると思います。笑える要素もあるし、アクション映画か?というような部分もあるし、自分が出演していないところでも楽しみなシーンがたくさんあります。さまざまな面白さのある、幅の広い映画になるのではないかと思います。■長谷川博己黒沢清監督作品に出演できたことをとてもうれしく思います。「侵略者」と行動をともにしていくジャーナリスト桜井役です。黒沢監督の作品は多く拝見していますが、撮影前に「(監督の)いままでの作品のことはすべて忘れてください」と仰っておられました。何か新しいことに挑戦されようとする監督の意思に心躍りました。ラブストーリーでもあれば、男同士の友情を描くノワール映画的な要素もあります。ジャンルを飛び越えた、すごい映画になるんじゃないかと楽しみにしています。■原作:前川知大そもそも自分は黒沢清監督の映画が大好きで、かなりの影響を受けています。その僕が演劇として生み出したこの物語を、映画にするのが黒沢監督というのは僕的に最高の巡り合わせでした。そこに集まった俳優陣も素晴らしく、もう期待しかありません。ある夫婦の話でありながら、世界に対する侵略者の話でもあります。映画ならではのスケール感で描かれることに興奮しています。■監督:黒沢清「イキウメ」の舞台では、決まって世界は二重三重にかさなり合っている。その絶妙な配置をどうやって映画化するか、最初それは至難のワザに思えた。私を含めてスタッフたちはみな試行錯誤しながら、現実世界の中に様々なこちら側とあちら側の境界線を用意した。それが正解なのかどうか、やってみるまで誰にもわからなかった。しかし俳優たちは誰一人ちゅうちょせず、いとも軽々その境界線を越えてくれた。時に笑いを誘いながら。こうして今まで多分誰も見たことのない、まったく新しい娯楽映画ができあがったように思う。『散歩する侵略者』は2017年9月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月06日WOWOWでは、日本時間2017年2月27日(月)に開催される世界最高峰の映画の祭点「第89回アカデミー賞授賞式」を独占生中継。今回もナビゲーターをジョン・カビラと高島彩が務めることになった。昨年のアカデミー賞授賞式は、『レヴェナント:蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオの悲願の主演男優賞受賞や、6部門を制し最多受賞となった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、初ノミネートで初受賞を果たした、ともに20代のブリー・ラーソン(『ルーム』)、アリシア・ヴィキャンデル(『リリーのすべて』)の主演・助演女優賞受賞などが話題を呼び、作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』が獲得した。今回も、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など各賞の発表の瞬間を、生中継であますことなく紹介。また、現地からはWOWOWレッドカーペット・レポーターが、煌びやかなドレスやスーツに身を包んだセレブたちが集う会場の熱気そのままにレポート、その模様を今回は無料放送で楽しむことができる。さらに、前回に引き続き、1月に行われるノミネーション発表の模様も生中継。日本のスタジオでは、カビラさんと高島さんを案内役に迎え、世界が注目する瞬間をナビゲート。意外な番狂わせや予期せぬハプニングが必ずある、ノミネーション発表、授賞式をともにお届けする。<ナビゲーターコメント>■ジョン・カビラ世界が注目する映画界最高峰の舞台、アカデミー賞授賞式。当然、各アワードの行方も気になりますが、そのステージで起こる生の「ドラマ」に期待します。社会派の作品から純粋なエンターテイメントの作品まで、どうアメリカ、そして世界の空気を反映するのか、はたまた、全くその空気をあえて「読まないのか」。どんなメッセージをアメリカ映画界は世界に発信するのか!?米国新大統領が就任して5週後の開催。司会者や各賞のプレゼンターも環境の変化にどう反応するのか、しないのか。とてもワクワクしています。もちろん映像と音楽の競演、ステージの演出にもみなさん同様、熱く期待しています。11回目のオスカーMC、精一杯努めます!■高島彩ドナルド・トランプ大統領誕生直後のアカデミー賞。例年以上に、アメリカのいまを反映する、世界中が注目するアカデミー賞になりそうですね。アカデミーに潜む隠れトランプがどう動くか。注目です。そしてもちろん、素晴らしい俳優陣の競演、華やかなレッドカーペット、心に響く受賞スピーチなど、楽しみがあふれていて、いまから色とりどりの候補作を見るのが楽しみです。昨年は悲願の主演男優賞を受賞したディカプリオの喜びの表情を見ることができて感無量でした。新しい若手のスターの誕生も楽しみですし、今年はどんな感動が待っているのか、一分一秒も目が離せないアカデミー賞になりそうです。生中継!第89回アカデミー賞授賞式は2017年2月27日(月)[二・同時通訳]10時~、[字幕版]21時~WOWOWプライムにて放送。<関連番組>・生中継!第89回アカデミー賞ノミネーション発表は2017年1月24日(火)22時~無料放送。・レッドカーペット生中継!第89回アカデミー賞授賞式は2017年2月27日(月)9時~無料放送。(text:cinemacafe.net)
2016年12月03日映画製作に関わる人間にとって、アカデミー賞を受賞するのはこの上ない名誉なこと。200本以上の映画に出演してきたジャッキー・チェンは、いつも父親に「どうしてアカデミー賞を獲ることができないの?」と尋ねられ、「ははは…」と笑い、「お父さん、僕はアクション・コメディ映画しか作っていないからさ」と答えるしかなかったそうだ。そんなジャッキーに、あのトロフィーを手にするときがやってきた。12日(現地時間)、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、ジャッキーを含む4名に名誉賞を授与する授賞式を開いた。映画界における多大な貢献や成功を収めてきた人に与えられるこの賞は、まさにジャッキーにぴったり。「E!News」によると、トロフィーをジャッキーに渡したのは『ラッシュアワー』で共演したクリス・タッカー。トロフィーを受け取ったジャッキーは彼ならではのこんなスピーチを披露。なんでも、23年前にシルベスター・スタローンの家を訪れた際、飾ってあったオスカー像を見たジャッキーは、「触って、キスして、臭いを嗅いだんだ…。いまだに僕の指紋が付いていると思うよ!」とジョーク交じりに語った。また、ファンへの感謝も忘れず、「僕が窓から飛び降りたり、キックしてパンチして、骨折しながら映画を作り続けているのはすべて世界のファンのためだよ。ありがとう!」と述べ、会場でスタンディングオベーションが起きた。(Hiromi Kaku)
2016年11月14日ウェス・アンダーソン監督の映画『グランド・ブダペスト・ホテル』のメイキング・ブックが、2016年12月23日(金)に発売予定だ。第87回アカデミー賞において衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞を受賞し、そして絵本のような美しい世界観や、有名ブランドとの協力による衣装などが高く評価された映画『グランド・ブダペスト・ホテル』。ブックでは、監督であるウェス・アンダーソン本人が作品づくりについて詳細に語り、影響を受けた映像作品や、インスピレーション源であるオーストリアの作家ツヴァイクの作品などを紹介する。また、音楽や衣装の分野でアカデミー賞受賞へと導いた、豪華スタッフ陣への取材も見どころだ。ウェス・アンダーソンの、スタイリッシュでキュートな世界を詰め込んだブックは、限定3,000部、クリスマスに合わせて発売される予定だ。【詳細】『ウェス・アンダーソンの世界 グランド・ブダペスト・ホテル』著:マット・ゾラー・サイツ、訳:篠儀直子発売日:2016年12月23日(金) ※予定価格:4,800円+税 ※予定
2016年11月11日今夏公開されるやいなや、大ヒットを記録したアニメ映画『君の名は。』が、アカデミー賞長編アニメ部門の審査対象になったことが明らかになった。今後審査を経て、まずはノミネート作品の5つに選ばれるかどうかに期待がかかる。北米での『君の名は。』(英題:「Your Name」)の配給権を持ち、アニメ制作や配信を行っている「ファニメーション」のCEO・ゲン・フクナガ氏が同社公式サイトで喜びを語っている。「『Your Name』がアカデミー賞長編アニメ部門のノミネート候補に入り、興奮しています。この映画は新海誠監督の最高傑作であり、オスカーの選考を受けるにふさわしい作品です。2017年に北米で公開するのを楽しみにしています」。北米での公開は2017年はじめに決定しているが、ノミネート及び受賞作品としての資格を満たすためには、前年までにロサンゼルスで最低7日間の劇場公開が必要なため、12月2日から8日まで「レムリ・ミュージック・ホール」で限定公開するという。日本で2016年ナンバーワンの動員数と興収を記録している『君の名は。』は現在も全国で上映中。映画の公式サイトによれば、12月初旬には劇場パンフレット第2弾も発売されるとのことで、アカデミー賞授賞式に向けてますますの盛り上がりを見せそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年11月08日~科学の進歩と問われる個人の人格、人間力〜 ネガティブ思考の方がいて、いつもマイナスオーラを放っている方は、次のような努力をしてみては・・・。人生は念じ続けるエネルギーの強さで動き出すものとても大切なことは自分の人生を素晴らしいものにするかどうかはほんのちょっとしたプラス思考のイマジネーションだということ。自分は不運不幸だと常に取り越し苦労のネガティブ思考の人は、自分が醸し出すその暗い雰囲気とオーラに包まれ負を引き込んでしまう。無意識に悲観的な予想のような選択を選び悲観的な結末の方向に流れていく傾向があります。逆に無理やりでも自分にプラスの自己暗示をかけて前向きの素晴らしいイマジネーションを描き念じ続ければ、やがて毎日を明るく楽しく前向きに生きる努力が習慣になりやがて自然とハッピーになっていくのです。人生とは良くも悪くも自分の想念次第で地獄極楽が決まるのです。不思議ですね。
2016年11月07日地域の科学館、行ったことありますか?子どもから大人まで、誰もが産業や科学を身近に感じ、体験しながら学ぶことができる知育スポットは、どの地域にもひとつはあるのではないでしょうか。私が住む地域には私自身も小学生の頃から行っていた「 千葉県立現代産業科学館」があります。このような知育スポット、小中学生向きの施設だと思われがちですが、実はキッズも楽しい催しがたくさん!2歳と0歳の我が子たちも大好きです。小さなうちから、産業・科学の世界に触れさせよう!創造の広場は、小さな子供にも身近な科学現象の不思議や面白さを体験できる広場。我が家のお兄ちゃんも2歳でデビューしました。小さいうちから、自然や科学に触れることで感動したり、驚いたりしながら、いろんな考えを深められます。本来の自然の姿や様々な体験を遊びながら、産業や科学の不思議を学べる科学館はとてもオススメです!キッズ向け!オススメの科学体験我が子が楽しく遊んでいたのは、こんなもの↓・バブルラビンス小さな子供たちにも大人気のシャボン玉!大きなシャボン玉に興奮!・テクノボックスくるくる回してみて♪・ウォーターロケット水の力で、勢いよく発車されるロケットは大人もびっくりしますよ。・風に揺れるボール意外と難しい!風を上手く操れるかな?こんな展示もあります↓科学館最大の魅力は、新素材を使った科学実験大人も目からウロコの科学実験は、魅力的なイベント!実験シアターでは、−196°Cの液体窒を使った冷凍実験や超電導の実験をみることができます。実験カウンターでは形状記憶合金の実験など、約20種類の実験を交代で行っています。他にも、放電実験や人形劇などを使ったサイエンスステージなどの実験も。また、10月14日からは特別展で、「出発進行〜もっと・ずっと・ちばの鉄道〜」が開始。電車のおもちゃで遊べたり、駅員さんのお仕事を聞いたり・体験したりできる催しなのだとか!小さなキッズたちもたっぷり楽しめる、千葉県立現代産業科学館、穴場のスポットです!10月14日(金)〜12月4日(日)※10月14日は鉄道の日特別展「出発進行〜もっと・ずっと・ちばの鉄道〜」※特別展開催期間の入場料:一般800円高・大学生400円中学生以下と65歳以上はの方は無料
2016年10月03日世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる新潟県十日町市・津南町「大地の芸術祭の里」で、2016年10月22日(土)、アウトドア・フットウェア・ブランドのKEENとタッグを組んだウォーキング企画「KEENと歩くマタギの里・秋山郷」が開催されます。秋山郷の紅葉に囲まれて、秋の味覚をビュッフェランチで堪能。アウトドア初心者にもぴったりの五感で楽しめるツアーです。自然とアートに触れられる「大地の芸術祭の里」過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有を舞台に、2000年にスタートし、3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。この舞台となる地域一帯は、「大地の芸術祭の里」と呼ばれています。「人間は自然に内包される」をテーマに、1年を通して、豊かな自然の中でアートと触れ合える様々なイベントやプロジェクトを開催しています。この過疎地となった地域に再び活気を取り戻そうとする試みは、「妻有方式」として海外メディアでも多数紹介され、国内でも全国の様々な地域づくりに影響を与えるなど、美術の枠を越えた評価を得ています。アウトドア初心者も楽しめる「KEEN」とのコラボイベント「KEENと歩くマタギの里・秋山郷」は、アウトドア・フットウェア・ブランドのKEENと「大地の芸術祭の里」がコラボレーションして開催されるイベント。KEENのトレッキングシューズを履いて、マタギの里・秋山郷自然を歩く日帰りウォーキングツアーです。紅葉で彩られた秋山郷ウォーキングや、Bubb & GravityfreeとKEENが共に手掛けた、空家をリメイクしたアート作品「出逢いDEAI」の鑑賞、紅葉を眺めながら秋の味覚をビュッフェランチで楽しめたりと、本格的なトレッキング経験がない方でも気軽に参加できるプログラムです。都会の慌ただしい日常をしばしの間忘れて、秋山郷の圧倒的な自然に癒されてみてはいかがでしょうか。ツアーのポイントをご紹介!●KEENのシューズを無料レンタルアウトドア・フットウェア・ブランドKEENの機能性とデザイン性を兼ね備えたトレッキングシューズが無料でレンタル可能です。また、ウォ―キングの後は、気に入った商品を購入できます。●KEENとはKEENは、2003年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれたフアウトドア・フットウェア・ブランド。現在は、アメリカ・オレゴン州、ポートランドに本拠を置いており、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品の数々は、全世界で注目を集めています。「大地の芸術祭」には、2012年から参加。KEENアンバサダーであるBubb、Gravityfreeと共に空家をリメイクした「出逢い DEAI」を展開しています。●秋山郷の自然を体感マタギの里・秘境秋山郷の圧倒的な自然をほこる苗場山麓ジオパークや秋山郷周辺を地元ガイドさんが丁寧に案内します。●普段は宿泊しないと食べられない!「かたくりの宿」特製ビュッフェを堪能昼食は秋の恵みがつまった「かたくりの宿」特製のビュッフェです。かたくりの宿は、越後妻有の秘境・秋山郷で地元の子どもを見守り続けた、かつての小学校を改築した宿泊施設です。地元の食材を使った料理は非常に評判が高く人気ですが、普段は宿泊しないと食べることができません。このイベントに参加すれば、気軽にかたくりの宿の味を堪能できます。イベント詳細名称:KEENと歩くマタギの里・秋山郷開催日:2016年10月22日(土)集合場所:見玉不動尊前駐車場受付時間:10:15~10:50住所:新潟県中魚沼郡津南町秋成9687行程:11:00開会式→11:15午前の部→12:30ランチ→13:30午後の部→15:00閉会式→15:15解散参加費用:大人2,500円、小中学生以下1,500円(お昼ご飯・ガイド料・DEAI鑑賞券付き・保険料)※当日、現金にて支払い送迎車申し込みの方:9:45に十日町駅西口集合(9:50出発)※料金2,000円(往復)※雨天決行※天候などの状況等により行程変更等がある場合あります。※台風などの理由でやむをえず中止をしなければならない場合は当日6:30に決定し、電話にて連絡します。持ち物:ウォーキングに適した服装、帽子、レインウェア、折りたたみ傘、飲料水、保険証問い合わせ先:025-761-7767(「大地の芸術祭の里」総合案内所)※水曜以外9:00~18:00申し込み方法:公式サイト(から申し込み。締め切り:10月12日(水)※靴のレンタルを希望しない場合は10月19日(水)まで申込可能イベント詳細URL:
2016年09月22日来年2月26日(現地時間)に開催される第89回アカデミー賞に向けて、外国語映画賞部門の日本代表に『母と暮せば』が決定、出品されることになった。日本映画製作者連盟が6日に発表した。『母と暮せば』は終戦から3年後の長崎を舞台とした、山田洋次監督初のファンタジー映画。吉永さゆり演じる助産師の伸子の前に、二宮和也演じる原爆で亡くなった息子・浩二が、ひょっこり現れる…というストーリーで、日本では昨年12月に公開。多くの人の涙を誘った。日本の作品がアカデミー賞の外国語映画賞を受賞したのは2009年、滝田洋二郎監督の『おくりびと』が初めて。その後、2011年に中島哲也監督の『告白』がショートリスト入りしたものの、ノミネート及び受賞は逃している。各国が外国語映画賞への出品準備に取り組む中、スペインからは巨匠ペドロ・アルモドバル監督の『ジュリエッタ』が選ばれた。「The Hollywood Reporter」によれば、スペインからこの部門にアルモドバル監督作品が出品されるのは、これが6回目。そのうち1989年に『神経衰弱ぎりぎりの女たち』がノミネート、2000年に『オール・アバウト・マイ・マザー』が見事受賞、2007年に『ボルベール<帰郷>』がショートリスト入りを果たしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年09月08日第40回モントリオール映画祭のワールド・コンペティション部門に出品されていた映画『たたら侍』が、現地時間5日に行われた受賞式で、最優秀芸術賞を受賞し、主演の青柳翔、AKIRA、小林直己、エグゼクティヴ・プロデューサーを務めるHIRO、錦織良成監督がコメントを寄せた。その他の画像『たたら侍』は、戦国時代の島根・奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた主人公が、葛藤や挫折を通して真の“武士”へと成長していく姿を描いた本格時代劇映画。映画祭審査員長のピエール・アンリ・ドロー氏は、「『たたら侍』の中で興味深いのは、欧米人が知らない侍に対する新しいビジョンだということだ。古典的な黒澤の『七人の侍』や『乱』のような戦いのプロフェッショナルの侍を描いている訳ではなく、裏にある真実を追求するかのようなアプローチである。この映画のアプローチは素晴らしい」と話し、映画祭創設者でプレジデントのセルジュ・ロジーク氏は「今年のコンペは非常にレベルが高かった。(『たたら侍』は)世界に通用する作品なので、オスカーに出すべきだ」と称賛した。青柳は「この作品はたくさんの方にご協力頂き、日本の文化や伝統を世界の方々にも知って頂きたいという思いから作られました。日頃悲しい出来事やニュースが続く中『憎しみからは何も生まれない。憎しみの連鎖を断ち切る』という、簡単な事ではないけれど、それでも諦めるよりよい未来であればと言うメッセージも詰まっている作品だと思うので日本だけではなく、たくさんの人に観て頂きたいと思っております」と語り、AKIRAは「自分たち自身もジャパンプライドという精神を持って、新たなLove,Dream,Happinessの形とメッセージを映画を通してお届けしたいと思っていましたので、この評価をすごく嬉しく思っていると同時に誇りを持って、さらなる活動に活かしていきたいと思っております」とコメント。小林は「『たたら侍』は、日本の伝統技術とともに、美しい日本の風景や自然の持つ強さ、そこから生まれた日本の精神を題材として取り扱っています。先日、モントリオールに訪れた際も、そのあたりが現地の皆さんの興味を集めていたことを肌で感じました。そんな作品が、最優秀芸術賞を頂けたということで、改めて日本を誇りに思います」といい、HIROは「監督はじめスタッフの皆様に色々勉強させていただき、このような映画に携われたことを幸せに思います。映画『たたら侍』を世界中の方にご覧いただけるよう、これを機に、さらに飛躍できるよう頑張っていきたいと思います」と喜びを語った。錦織監督は「HIROさんと一緒に企画を立ち上げてから約3年。1年がかりで撮影し、完成した映画『たたら侍』にとって今回の受賞は、何よりのご褒美です。こんなに嬉しいことはありません。この受賞を機に、真の侍の心、日本の心を描いたこの映画がひとりでも多くの人々に観ていただけたらと思います。みんなで1カット1カット紡いだ拘りの作品を宜しくお願い致します」と思いを述べた。『たたら侍』 2017年初夏公開
2016年09月07日俳優のジャッキー・チェンが、アカデミー賞特別名誉賞を受賞することになった。『ラッシュアワー』などでおなじみのジャッキーと、映画編集者のアン・V・コーツ、キャスティングディレクターのリン・スタルマスター、ドキュメンタリー映画監督のフレデリック・ワイズマンが、11月に行われるガバナーズ・アワードでこの特別賞を受け取ることになると映画芸術科学アカデミーが1日に発表した。同団体のシェリル・ブーン・アイザックス会長は、声明文の中で「アカデミー賞特別名誉賞はジャッキー・チェン、アン・V・コーツ、リン・スタルマスター、フレデリック・ワイズマンのような、その分野における真の先駆者であり、伝説的な存在である人物のために作られた賞です」「彼らの素晴らしい功績を称えられることを誇りに思います」とコメントしている。ジャッキーは自国香港の映画作品への出演、脚本、監督、プロデュースだけでなく、世界中においても興行成績の成功をおさめた「他に類を見ない国際的なキャリア」を称えられ、今回の受賞に至った。一方、1962年作『アラビアのロレンス』で知られるアンは、『エレファント・マン』『アウト・オブ・サイト』『オリエント急行殺人事件』『エリン・ブロコビッチ』など、60年間にわたるキャリアの中で多くの有名作品を手掛けてきた。『卒業』『屋根の上のバイオリン弾き』『トッツィー』を含む200作品以上の映画に携わってきたリンは、ジョン・トラボルタやジョン・ヴォイト、故クリストファー・リーヴらをはじめとする俳優の才能の発掘してきた人物だ。フレデリックは、自身にとって初のドキュメンタリー作品である精神異常を抱える犯罪者たちを収容した病院の舞台裏に迫った1967年作『チチカット・フォーリーズ』をリリース後、ほぼ毎年ドキュメンタリー作品を世に送り出してきた。この4人は、11月12日にハリウッド&ハイランドセンターのレイ・ドルビー・ボールルームで開催される第8回ガバナーズ・アワードでアカデミー賞特別名誉賞を受賞する。2015年度には、デビー・レイノルズ、スパイク・リー、ジーナ・ローランズらが同賞を受賞していた。(C)BANG Media International
2016年09月05日~“悟る”とはどのようなことを言うのか〜 「○○を悟った」「悟りの境地」といった具合に、この世の物事の全てを理解知りつくした状態を表現する言葉として“悟り(さとり)”を認識していませんか?“悟り”とは単に全てを知り尽くした状態のことを言うのではありません。人間社会の喜怒哀楽愛憎怨良悪による出来事や社会現象や自然現象の源因となっている大元の理由を全て解ってしまった末の不動の心で、一切を冷静な目で見ることが出来る、いつも心が平穏な状態でいられることを“さとり”と言います。“さとりの境地”に至るには、天文学的数字の多くの人生経験と苦行を乗り越えてなければなれませんし、その苦行も生やさしいものではありません。“さとる”程の境地に達するだけの困難や苦行は、何度も生まれ変わった人生修行の最上級生にしか与えられないので、一般の人間はそう簡単には悟りの境地に至ることはできません。でも遠いとおい未来には人は皆その悟りを得ることが約束されているのです。頑張りましょうね。
2016年09月05日アカデミー賞受賞女優であるブリー・ラーソンが長編映画監督デビューを果たすことになった。インディペンデント映画『ユニコーン・ストア』でメガホンをとる。サマンサ・マッキンタイアが脚本を担当した同作品は、実家へ戻らざるを得なくなった1人の女性のもとにある店への不思議な招待状が届き、成長する本当の意味を問われるこの女性の姿を描くストーリー。ブリーは同作品に出演するほか、デヴィッド・バーナ、ルーベン・フライシャー、パリス・カシドコスタス=ラティス、テリー・ドゥーガスらと共にプロデュースも務める。ハリウッド・レポーターによると、カシドコスタス=ラティスとドゥーガスのリア・フィルムズとヘラクレス・フィルム・ファンドが資金面を援助することになるという。同作品は当初、レベル・ウィルソン主役、ミゲル・アルテタが監督を務める予定だったが、スケジュールの関係で降板せざるを得なくなったようだ。ブリーは以前、短編映画『ウェイティング』『ジ・アーム』の監督を務めたことがあり、『ジ・アーム』は2012年度サンダンス映画祭で審査員賞を受賞している。そんな中ブリーは、マーベルが贈るキャロル・ダンバース、またの名をキャプテン・マーベルを主役とした映画作品の主役候補に選ばれているほか、2017年3月公開予定の『コング:スカル・アイランド』、現在公開日未定の『ザ・グラス・キャッスル』に登場する。(C)BANG Media International
2016年08月11日サングラスをかけている人を見たとき「爽やか」とか「かっこいい」と思った経験はありませんか?実は科学的な根拠があったのです。これを知ると、今年の夏は、サングラスで魅力的な女性になれるかも知れません。1.視覚から受ける美的感覚1つ目の根拠は、サングラスをかけた時に「顔が対称に見え、バランスが良く」見えるからです。私たちの脳は、左右対称なものを美しいと捉えることが多く、左右対称が強調されたサングラスのある顔見ると「きれい」「かっこいい」と感じます。このようなメガネのように、何かを囲み強調させるものは、人に印象づける効果があるのです。2.ミステリアスなオーラ2つ目は、目元をサングラスで隠すことで「ミステリアスなオーラ」が出ることです。通常、相手を分かろうとするときは相手の目を見ますよね。目を見ると相手の賢さ、真剣さ、情熱などを感じ取ることができます。濃い色のレンズは目の周りをカモフラージュするので、相手が目から読みとろうとする行為を阻止し、本能で普段感じとっている瞳からの情報を遮断します。このミステリアスなオーラが、相手の心の中に謎めきを与えます。それが性的な魅力と変わるのです。人間学的には、心残りですっきりとしない不可解な想いがこのような感情へと変わると言われています。3.オシャレに見える3つ目は、「オシャレに見える」ことです。今っぽいアクセサリーをつけているような感覚です。人それぞれの個性に合ったものを選ぶと、顔映りも良くなりますよね。また、サングラスをかける多くの場面は海やスキーの時など爽やかなシーンなので、サングラスをした人を見ることが、脳裏に焼きついているこの風景を連想させ、リフレッシュや爽やかさを感じることも関係しています。日光から瞳を守るだけではなく魅力的に見せてくれるアイテム。しっかりとした根拠もあるので、この効果を有効に使って人生を楽しみましょう!
2016年08月10日ジョン・ファヴロー監督がメガホンを取るディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の映像スタッフにアカデミー賞の常連たちが集められていたことが、このほど明らかになった。本作は、ジャングルの動物に育てられた少年モーグリ(ニール・セディ)と、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描く物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。本作の製作を「アニメーション、モーション・キャプチャー、そして実写制作の最高の部分を取り込む絶好の機会でした」と語るジョン監督は、『アバター』(09)、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)、『ゼロ・グラビティ』(13)を手がけてきたスタッフらを集めた。この3作は、いずれもアカデミー賞撮影賞と視覚効果賞を受賞。これに貢献してきたスタッフたちは、本作でもその手腕を振るっている。そんなエキスパートたちを統率しているのが、『アバター』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したアンドリュー・R・ジョーンズ、『タイタニック』(98)と『ヒューゴの不思議な発明』(11)で同賞を受賞した視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガート、『猿の惑星:創世記』(11)と『猿の惑星:新世紀』(14)で同賞にノミネートされたVFXスーパーバイザーのダン・レモンの3名。本作の映像美の裏側には、ジョン監督の指揮の下に集まった彼らの存在がある。ジョン監督たちと共に来日したプロデューサーのブリガム・テイラーは、「本物のカメラ撮影による要素とデジタル要素がどこで融合されているか探ろうと楽しむ観客もいるかもしれません」と前置きしつつ、「遅かれ早かれ、誰もがそんなことすっかり忘れてしまうでしょう」とアピール。「この映画の感情面の内容が本当に人を引き付けるものだから」と自信を見せる。CGは、観客を物語に没入させるための舞台装置。しかし、だからこそ違和感を抱かせないレベルを目指す必要があった。そのために、洗練されたスタッフたちが集められたのだという。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年08月07日2年連続で俳優部門に白人しかノミネートされなかったことが大きな問題となったアカデミー賞。主催している映画芸術科学アカデミーが、89年に及ぶ歴史の中で最も人数が多く、多様な683名の新会員候補を招待したと発表した。昨年招待されたのは322名なのでその数2倍以上。エマ・ワトソン、イドリス・エルバ、ウォシャウスキー姉妹、エヴァ・メンデス、ジョン・ボイエガ、トム・ヒドルストンなどの新会員候補683名のうち、46%は女性、41%が有色人種で283名は59か国からの外国人、年齢幅は24歳から91歳、と同アカデミーは会員候補の“多様性”を強調している。とは言え、招待された人全員が会員になったと仮定すれば、約7,000名の会員数の中、女性は27%(昨年は25%)で有色人種は11%(昨年は8%)になる。日本からは北野武、河瀬直美、仲代達矢、是枝裕和ら総勢13名の名前が挙がっており、招待を受け入れればアカデミー賞を選ぶ投票権が得られる。会員にも“監督”、“脚本家”、“俳優”などの部門が設けられており、北野さんは“脚本家”部門、河瀬さんは“監督”と“脚本家”の2部門で招待されており、会員になる際に自分でどちらかを選ぶ必要がある。(Hiromi Kaku)
2016年06月30日1959年に公開され、アカデミー賞で最多受賞記録を持つ映画『ベン・ハー』が、最新技術によるリメイクで現代に復活。2017年に全国の劇場で公開される。古代ローマ帝国の圧政とキリストの死を背景に、ユダヤ豪族の息子であるベン・ハーの数奇な運命を描いた一大歴史スペクタクル映画『ベン・ハー』。公開当時、アカデミー賞で作品賞、監督賞をはじめとする11冠を達成した不朽の名作だ。その記録は、後に『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』に並ばれるも、破られていない。そんな『ベン・ハー』を、最新技術でリメイクした本作。映画『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフが監督を務め、主演には、『アメリカン・ハッスル』出演のジャック・ヒューストンが抜擢された。また、宿敵のメッサラ役をトビー・ケベルが演じるほか、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロなどが共演。脚本は、アカデミー賞脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーと、キース・クラークが担当する。【作品情報】『ベン・ハー』公開時期:2017年監督:ティムール・ベクマンベトフ『ウォンテッド』原案:ルー・ウォーレス「ベンハー」出演:ジャック・ヒューストン、トビー・ケベル、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロほか(C) 2016 Paramount Pictures and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2016年05月23日第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の大人気コミックを映画化、昨年公開され大ヒットした映画『海街diary』が21日(土)放送の土曜プレミアムでテレビ放送される。物語の中心となる“四姉妹”を綾瀬はるか(長女)、長澤まさみ(次女)、夏帆(三女)、広瀬すず(四女/異母妹)が演じるという豪華な配役にも話題が集まった。鎌倉で暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届いた。長い間疎遠になっていた父の葬儀のため、山形に向かった3人はそこで異母妹・すずと初めて会う。身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿を見て、長女・幸は別れ際に「すずちゃん…鎌倉にこない?いっしょに暮らさない?4人で」と提案するのだが――。綾瀬さん、長澤さん、夏帆さんの三姉妹と離れて暮らす実母・都役に大竹しのぶ。長女・幸と妻がいながらも心を寄せ合う椎名和也役に堤真一。次女・佳乃が働く信用金庫の上司・坂下美海役に加瀬亮。さらに「まえだまえだ」の弟・前田旺志郎、鈴木亮平、池田貴史、坂口健太郎など若手俳優が集結。そして4姉妹が住む鎌倉にある飲食店「海猫食堂」の店主・二ノ宮さち子役に風吹ジュン。山猫亭の店主・福田仙一役にはリリー・フランキーと脇を固めるキャストも豪華。監督は『ワンダフルライフ』『そして父になる』などで知られ、最新作『海よりもまだ深く』が21日(土)から公開された是枝裕和がメガホンを取った。今年70回目を迎えた「毎日映画コンクール」では綾瀬さんと長澤さんが女優主演賞&助演賞をW受賞したほか、今年3月の第39回日本アカデミー賞では最多12部門で優秀賞を受賞、最優秀作品賞、監督賞のほか撮影、照明でも最優秀賞を獲得、4冠を達成している。また、第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でも公式上映され、海外でも高い評価を得た作品である。土曜プレミアム・映画『海街diary』は21日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2016年05月21日家族との次のお出かけは「いつもとちょっと違う体験を」と考えている人におすすめしたいのが「科学館」です。普段は身近に感じることのない科学の力を体験しながら学び、遊びながら実感できるのがJR川崎駅にある東芝未来科学館。ここでは実験やショーだけでなく、映像体験型ゲームで全身を動かしながら、科学とふれあうことができます。何度もリピーターとなっているわが家、その体験をもとに科学館の魅力をご紹介しましょう。■東芝未来科学館ってどんなとこ?東芝未来科学館は「人と科学のふれあい」をテーマにした科学館です。科学の魅力を実験や実演を通じて体験できる『体験して学べるサイエンスゾーン』、東芝創業者の生涯ドラマや東芝が日本初・世界初として開発した製品展示が楽しめる『子どもから大人まで楽しめるヒストリーゾーン』などのエリアにわけられており、科学と自然にふれあえるコーナーが充実しています。目で見て、さわって、動かすなど、多くの動作をするなかで子どもの好奇心は満たされていきます。子どもが少し成長してからまた訪れれば「これわかる!」など理解できることが増えているなど、何度訪れても違う発見があっておもしろいですよ。■子どもが楽しめるスポットは?・全身運動できる映像体験型ミニゲーム入り口を入ってすぐにところにある ウェルカムゾーン では、全身を動かして操作する映像体験型のミニゲームを楽しむことができます。ゲーム好きな子どもなら一目散にかけていくこちらのコーナーは6歳の息子も大好き! 初めてのときは悪戦苦闘していましたが、2回目以降はゲームのコツをつかみ、最後に発表される点数のランキング結果に目を輝かせていました。子どもの心はここでがっちりつかまれてしまうようですね(笑)。ほかにも体を使ってできるミニゲームがたくさんあるので、ゲームがある程度1人でできる年齢のお子さんには、たまらないかもしれません。・50万ボルトの電気体験「静電気発生装置」東芝未来科学館では「静電気発生装置にふれる」という貴重な体験ができます。50万ボルトの静電気を人に帯電させると、体験者の髪の毛はじわじわと逆立ち状態に! 絶好のシャッターチャンスなので、子どもに体験させている間にブースの外から記念写真を撮りましょう。髪の毛が逆立った様子を後から写真で確認する、楽しそうな子どもの表情を見ることができますよ。・「不思議で、面白くて、ためになる」サイエンスステージ1日3~4回行われているサイエンスショーでは「見えない空気のすごい力 ひんやり! 冷たい!」「超低温のサイエンスショー」「静電気 見て・さわって・体験ショー!」などのプログラムが設けられ、普段は目にすることのない科学の不思議を体感させてくれます。知っているようで実は知らなかった科学の力を目の当たりにし、大人にとっても思い出に残るショーとなっています。 ■駅直結! 雨の日も移動が楽ちんJR川崎駅から徒歩1分の場所にある東芝未来科学館は、駅から続く通路に屋根があるため、雨の日でも濡れずに来館することができます。最先端の科学技術から、昔懐かしい家電の展示まで遊びながら学べる施設ですが、このボリュームで入場無料なのはうれしい! 小さいお子さんでもボタンを押すと音が出たり、色が変わったりする展示物を楽しんだり、サイエンスショーを見たりと、いろんな刺激を受けることができます。年齢の離れた兄弟姉妹がいるご家庭でも十分に楽しめるはずです。土日・平日どちらにいっても見どころ満載の科学館。次の家族のお出かけに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 東芝未来科学館 〒212-8585 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)2F開館時間:火~金 10:00~17:30/土・日・祝 10:00~18:00入館料:無料 tel.044-549-2200
2016年05月21日アカデミー賞を狙えるとの声もある映画『Dunkirk』を撮影中のハリー・スタイルズ。俳優として初出演の記念すべき作品であることから、この映画に掛ける意気込みは相当なもの。自慢のロングヘアをばっさり切って真摯に取り組むハリーに、ある俳優から心強いヘルプの手が差し伸べられたようだと「The Sun」紙が伝えている。それは今年、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞を受賞した共演者のマーク・ライランス。「マークはこの作品がハリーにとって初めての演技の場になることを知り、『教えてあげられることがあれば喜んで手伝う』と言ってます」と関係者は語る。つい先日にはイギリスの優れたテレビ番組を表彰する「BAFTAテレビ・アワード」で主演男優賞に輝き、今年は活躍ぶりが際立っているマークがハリーに求める見返りとは…。「ハリーと共演することになったら突然11歳の姪が私の仕事に興味を示して…」とハリーの大ファンである姪に会って欲しいと冗談ぽく匂わせた。日曜夜に映画のタイトルにもなっているフランスの「ダンケルク」に到着したハリー。短髪のハリーを一目見ようと押し寄せるファンを撮影現場から遠ざけるため、警備がハリーに扮してファンをまいたという報道もある。マークの演技指導を受けるハリーがスクリーンでどんな演技を見せるか待ち遠しい。(Hiromi Kaku)
2016年05月18日映画『エクス・マキナ』が2016年6月11日(土)に公開される。主演は『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。また、本作もアカデミー賞視覚効果賞を受賞している。アリシア・ヴィキャンデルが扮するのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”。本作では、プログラマーとして働くケイレブが、社長所有の別荘で1週間滞在するチャンスを得るが、そこで女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するというストーリーとなる。本作のキャスティングにあたって、監督のアレックス・ガーランドは、エヴァに必要な側面がすべてアリシア・ヴィキャンデルに宿っていたと言う。彼女は、人工的な雰囲気を出すため顔に白いメーキャップを施して撮影したオーディションビデオを送ったというのだから驚きだ。また、実在しないエヴァを作り出す役作りにも徹底し、CGIの壁を突破して感情を伝えるというところにも重きを置いているのがポイントだ。■ストーリー検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった…。【作品情報】『エクス・マキナ』公開日:2016年6月11日(土)監督・脚本:アレックス・ガーランド 『28日後...』『わたしを離さないで』出演:ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル、オスカー・アイザック(C)Universal Pictures
2016年04月26日主演のブリー・ラーソンが本年度のアカデミー主演女優賞に輝いた映画『ルーム』が今週末から公開になる。小さな部屋に閉じ込められていた母子が脱出し、世界に触れ、新たな一歩を踏み出す過程を描いた作品だが、監督を務めたレニー・アブラハムソンは、部屋の“中”の物語と“外”の物語のバランスをとることに最も力を注いだと語る。その他の画像本作は、小さな部屋に閉じ込められた状態で暮らす母と、部屋しか知らない息子が脱出をはかり、部屋の外の世界に踏み出していく物語。エマ・ドナヒューの小説が原作で、日本では“インサイド”と“アウトサイド”の上下巻で刊行されている(講談社文庫・刊)。アブラハムソン監督は「通常ならばパートナーや子どもの友達といった周りの人間や、学校などの機関があって子育てをするのですが、この極端な物語の中では、母親がその負荷を全部担っている」という。「教育だったりメンタル面だったり、子どもの世界のすべてを母親ひとりが提供しなければいけない、一緒に作っていかなければいけない状況に置かれているわけです。こういった極端な設定によって、子育ての大変な部分と素晴らしい部分のすべてを掘り下げて模索するドラマを描こうとしました」このような設定の物語であれば、部屋からの“脱出”が物語のクライマックスになると想像する人もいるかもしれない。しかし、本作では、部屋が世界のすべてだった前半と、現実の世界に触れる後半が同じウェイトで描かれる。「この映画を作る上で最大の挑戦は、部屋の内と外とのバランスをとることでした。部屋から逃げられたことで観客の興味が失われてしまったら、後半はおまけみたいなものになってしまいます。観客に後半にもついてきてもらうために必要なものを考えたとき、それはやはり前半部分で、いかに観客がこの親子とつながりを持てるかということでした」母と子が部屋を出ても、物語は続く。それどころか、部屋を出た後の方が、“部屋”の存在感は大きくなり、観客は母子から目が離せなくなるだろう。「そのため前半から後半へと移る際には、作曲家、編集と僕で独特なテンションを作りあげなければいけませんでした。それは(脱出を果たした)ふたりの再会の後からすでに、少しだけ感じられるようになっています。この部分は編集で一番時間をかけたかもしれません。特に後半に入ってからの最初のフェーズは、前半で作り上げたストーリーの要素を、改めて積み立てなおしてから後半へとつなげていくようにしました」小さな部屋に監禁された母子が暮らしている場面から始まるこの物語は、観客の予想外の方向へと展開するが、アブラハムソン監督は「普段目にはしないような極端な状況ではあるものの、普遍的な話でもあります。本作は、実は子育てという子どもと親の絆が掘り下げられている物語なのです」と語っている。『ルーム』4月8日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
2016年04月05日この1週間、国内の映画業界はちょっとしたお祭り騒ぎであった。第88回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ、主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが同時期に来日し、連日記者会見を実施。さらにディズニー作品の来日PRも重なった。衝撃の感動作『ルーム』を引っさげ、初来日を果たしたラーソンは3月21日(月・祝)のジャパンプレミア、翌22日(火)の来日記者会見に登場し、「授賞式で自分の名前が呼ばれた瞬間から、ステージに上がるまでの出来事は覚えていない」と緊張と興奮のオスカー初受賞をふり返った。共演した天才子役ジェイコブ・トレンブレイも同席し、愛くるしい魅力を発揮。会見では利発さを発揮するジェイコブ君の手持ちマイクを、隣のブリーがそっと支える場面もあり、劇中さながらの“親子”ぶりを披露していた。そして3月23日(水)には、悲願のオスカー初受賞を果たしたディカプリオが都内で会見。関係者によると、総勢500人の報道陣が駆けつけたといい、確かに現場を見渡すと近年例を見ない人口密度で驚かされた。会場の熱気とは裏腹に、開始予定の20分遅れで姿を見せたディカプリオは貫録たっぷり。いまだ日本のマスコミは“レオ様”扱いする傾向が強く、某局アナからは「サバイバルするなら、何を持っていく?」なんて質問もあったが、当の本人は軽妙にあしらい、主演作『レヴェナント:蘇えりし者』への思いと、自身が熱心に取り組む環境保護活動の重要性を熱弁。このあたりのギャップも印象的だった。そもそも、その年のアカデミー賞主演男優賞、主演女優賞に輝いたハリウッドスターが2日連続で来日会見を行うのだから、日本もまだまだ捨てたもんじゃない。加えて、マーベルヒーローが大集合する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、世界中で一大旋風を巻き起こしている長編アニメーション『ズートピア』とディズニーが放つ新作2本のプロモーションも同じ週に行われる来日ラッシュ!イベントを取りまとめる配給会社、宣伝会社、それを取材するメディア側も大忙しの1週間だった。『ルーム』は4月8日(金)より公開。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて2D/3D公開。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)
2016年03月26日ananで活躍中の映画評論ユニット「お杉とB子」が、「勝手にアカデミー」と題して2016年のおススメ映画を紹介。その名も「2016年おすB大賞」、発表します!***お杉:今年も開催、勝手におすB大賞。発表します!最優秀作品賞は…驚くなかれ、『悪党に粛清を』!B子:じゃあ、最優秀主演男優賞はマッツ・ミケルセン?ノンノン、それは早合点。オスカーレースも賑わせた『トランボハリウッドに最も嫌われた男』のブライアン・クランストン様よ。お杉:面白かったよね。赤狩り時代のハリウッドで逆風に負けずに傑作を書き続けた脚本家トランボの実話。『ローマの休日』も書きました♪B子:信念を貫いた闘いと家族愛のコンビネーション、最高!お杉:夫婦愛では『リリーのすべて』も負けてないわ。女性として生きたいと願う夫を支え続けた妻ゲルダの愛に泣けちゃうの。B子:主役のエディ・レッドメインはもちろん、ゲルダ役のアリシア・ヴィキャンデルがいい!お杉:『コードネームU.N.C.L.E.』に抜擢されていたのも納得の名演。B子:今年の賞レースを席捲したのは『レヴェナント 蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオだけど、この映画の見どころはほかにある!お杉:グリズリーでしょ!レオが襲われるシーンがリアルすぎる。CGも使ってるけど、アカデミー賞も動物部門を新設すればいいのに。B子:それ、ハンドラーの励みになるわ。アジアのはしから提言します。お杉:グリズリーが最恐なら、最強にかわいかったのが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のBB-8。B子:ボストンから世界に衝撃の事実を発信した人たちも素敵よ。お杉:『スポットライト 世紀のスクープ』はカトリック教会の暗部をスクープしたボストン・グローブ紙の取材チームの実話。とにかく、リーヴ・シュレイバーが演じる編集局長が素敵。理想の上司賞贈呈よ。B子:私もこんな上司の下で働きたかった。大局を見てるし、常に穏やか。ピンチのときもこの人なら絶対に大丈夫という安心感がある。お杉:独身っていうのも魅力よね。B子:それ、チームの活躍と全然関係ないけど…。◇おすぎとびーこ『バットマンvsスーパーマンジャスティスの誕生』(3月25日公開)で、久々にベン・アフレックにときめく予定。(お杉)復活中のキアヌ・リーヴスが『砂上の法廷』で辣腕弁護士を熱演。でも真のびっくりはレニー・ゼルウィガーの変貌ね。(B子)◇『悪党に粛清を』7年ぶりに再会した妻子を殺害された男の復讐劇!4月29日DVD発売。発売:クロックワークス/東北新社 Presented byスターチャンネル販売:TCエンタテインメント¥3,800(C)2014 Zentropa Entertainments33 ApS,Denmark, Black Creek Films Limited,United Kingdom & Spier Productions (PTY),Limited, South Africa◇『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』赤狩りでハリウッドを追われた脚本家トランボの名誉復活までを描く実話。クランストンの熱演とヘレン・ミレンが演じたバリバリのタカ派ゴシップ記者にも注目。今夏、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。Photo:Hilary Bronwyn Gayle◇『リリーのすべて』性別違和の概念すらなかった80年前、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家と、戸惑いながらもリリーとして生きる道を選んだ夫を支える妻の夫婦愛の物語。3月18日、TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開。(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.◇『レヴェナント 蘇えりし者』開拓時代のアメリカで、死の淵から蘇り、息子の命を奪った男を追い詰めた伝説の男グラスのサバイバル物語。グラスに瀕死の重傷を与えたグリズリーに最恐クマ賞を贈呈。4月22日、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開。(C)2016 Twentieth Century Fox◇『スポットライト 世紀のスクープ』第88回アカデミー賞作品賞を見事受賞!カトリック教会が隠蔽してきた聖職者による児童への性的虐待をスクープした新聞記者チームの活躍を描く衝撃の実話。4月15日、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開。Photo by Kerry Hayes(C)2015 SPOTLIGHT FILM, LLC◇『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』人気SFシリーズ第7弾。新キャラのなかでもかわいらしさでヒロインを上回ったドロイドにファンの目は釘付け。監督JJ・エイブラムスのスケッチから生まれた憎い奴だ!TOHOシネマズ日劇ほかで公開中。(C)2015 Lucasfilm Ltd.& TM. All Rights Reserved.※『anan』2016年3月23日号より。
2016年03月19日