皆さんこんにちは。やっと春らしい日が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。新年度が始まるまで、もう一カ月を切りましたね。新年度といえば、新しい習い事を検討されるご家庭も多いのではないでしょうか。きょうだいがいると習い事代は結構な家計負担になってしまうので、なるべく月謝のお安いところに通わせたいと思いますよね〜。わが家もそんな軽い気持ちで、月謝が安いスポーツ少年団(バドミントン)に娘を入団させたのですが……。スポーツ少年団って、実際のところ、どういうものなのか!? 今回はスポーツ少年団に入団している、わが家の経験談と感想を書きたいと思います!!スポーツ少年団は、親の負担が大きいか小さいかでいえば……完全に大きいです!!!それぞれの団体の方針にもよりますが……。スポーツ少年団は一般的に保護者の協力で成り立っている非営利団体のため、「保護者が全く何もやらなくていい」という団体は、正直少ないと思います。わが家のムスメが入団しているバドミントンは「負担大」のチームで、練習には親子で参加するのが基本ルールです。保護者はノックや不要シャトルの仕分けなどのお手伝いをしています。ムスコが入団している野球は「負担並」のチームです。練習には参加できる親が参加することになっています。当番もありますが、そこまで負担ではないですね。野球の場合は、まだムスコが低学年なので負担が少ない可能性もあります。一般的に高学年になればなるほど、負担は増えていきます。野球もバドミントンも、試合では「審判」や「大会運営本部」のお手伝いをすることもあります。そのほかにも、合宿や卒団式などの各種イベントの手配、練習場所確保のための会議参加などなど……やることは結構あります!!!野球だけであれば父だけの参加でもやっていけると思いますが、わが家の場合、負担の大きいバドミントンもとなると……母の私も協力せざるをえないのです!!(泣)最初はすごく悩みました。親としては辞めたいなと(笑)。でも、子供たちは楽しくやっているし、やる気もある……。「子供たちが頑張っているんだから、私も頑張らなきゃ!」という気持ちで、ここまでやってきました。慣れとはすごいもので……今では、そこまで苦ではないんです。子供たちが日々練習を頑張って上達していく姿を間近で見ることができて、幸せだと感じることが多くなりました。スポーツする時間が増えるので、自動的にゲームやテレビを見る時間も減るので、そういう面でもメリットを感じます。スポーツ少年団に今では感謝感謝です。とはいえ、犠牲にするものが大きいのも事実!!家の中はぐちゃぐちゃ! 子供たちの成績にも危機を感じております!(泣)スポーツ少年団、得るものも多いですが犠牲も多い!よーく考えて入団することをおすすめします!!!
2025年03月12日今回は「ホームクッキング教室で不当な謝礼を要求された話」を紹介します。ホームクッキング教室に参加している主人公。ですが、その開催をしているママ友から月謝の値上がりを要求されて…。≪HPはこちら≫出典:Youtube「スカッとドラマ」[nextpage title="}�0M0���0�"]出典:Youtube「スカッとドラマ」[nextpage title="}�0M0���0�"]ついに料理教室をやめると宣言した生徒。これまで悪態をついてきたママ友だったので、あっさりやめさせてくれると思いきや…!?※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(愛カツ編集部)
2024年07月31日株式会社GABA(ガバ)(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:隈井 恭子)は、2022年10月1日(土)より受講者向けに月謝コースの提供を開始いたしました。これまでGabaやGaba kidsは、一括(教育クレジットを含む)の料金プランにてサービスを提供しておりましたが、気軽に英語学習をスタートしたいという受講生の方からのご要望を受け、小学生から大人までの全ての受講生の方が月謝払いで利用できるコースの提供を開始いたしました。月謝コース登場レッスンの内容やカスタマイズ、予約方法や講師の選択などは、これまでのプランと同様のため、お客様のライフスタイルやご予算にあわせてお好きな支払方法を選択いただくことが可能です。月謝コースは、初期費用を抑えて英語学習を始めたい方や、一定のペースで学習を継続したいという方におすすめです。【Gabaマンツーマン英会話 月謝コース概要】開始日 :2022年10月1日(土)レッスンスタイル:マンツーマンレッスン(対面・オンライン)レッスン料金 :4回/3ヵ月 32,000円(税込 35,200円)8回/3ヵ月 60,000円(税込 66,000円)12回/3ヵ月 84,000円(税込 92,400円)※レッスン料金以外に、入会金とカリキュラム代を申し受けます本月謝コース誕生を記念して、初回は4回20,000円(22,000円税込)でレッスン受講ができる「おためしGaba」を10月31日まで販売いたします。ぜひ、この機会に質の高いマンツーマンレッスンをご受講ください。Gabaは、これからも受講者の皆さまがレッスン受講をしやすいシステムやサービスを提供してまいります。【会社概要】社名 :株式会社GABA事業名 :Gabaマンツーマン英会話、Gabaこどもマンツーマン英会話本社所在地:〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー23階代表者名 :隈井 恭子設立年 :1995年事業内容 :首都圏を中心に28の英会話教室を運営。マンツーマンに特化しシニアや成人、中高生を対象とした「Gabaマンツーマン英会話」、小学生を対象とした「Gabaこどもマンツーマン英会話」にて英会話レッスンを提供。また多くの企業様の社員研修としてもレッスンを提供。これまでに3,000社以上の企業様との実績があります。オリジナル教材の開発も行っています。2020年8月からはオンラインでのレッスンも提供開始。2021年9月からはオンラインレッスンをモバイルアプリから受講できる「Gaba Online for Mobile」もリリース。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月03日「月謝を払っているんだから、ちゃんと上手くしてほしい」という保護者への対応、どうしたらいい?とのご相談。すぐ習得できる子もいれば、時間がかかる子もいて、一概にこれを教えればいつまでに上手くなるというものでもないのに、かけているお金と成果(上達)が比例しないといって、すぐに上達することを求めてくる保護者達。じつは、指導者の悩みの中でも多く聞かれる内容です。みなさんならどうしますか?今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<「またあの練習?」サッカーには欠かせない反復練習に飽き飽きの子どもたちを楽しませる練習メニューを教えて<お父さんコーチからのご質問>サッカースクールコーチです。はじめまして。私が指導しているのは、チームを持たず試合などは行わないサッカースクールです。当然レベルもバラバラで、「運動体験をさせたくて」と親が連れてきた子や、近隣のチームに所属しつつサッカーの技術を高めたい子、チーム練習がない日の放課後を過ごす場所として通っている子もいます。教えているU-10年代(小3)は全員で12名です。悩みは保護者からの要求です。「月謝を払っているんだから、ちゃんと上手くしてほしい」という声を度々いただくのですが、親御さんの気持ちも分かりますが、子どもによっては練習メニューをすぐ習得できる子もいれば、時間がかかる子もいて、一概にこれを教えればいつまでに上手くなるというものでもないですよね。本人のやる気が大事なので見守ってほしいと思うのですが、かけているお金と成果(上達)をコストパフォーマンスのように捉えている方も少なくありません。池上さんならどのように保護者に理解してもらいま<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。親御さんから「もっと上手くしてほしい」と言われる。指導者の間でよく聞かれる話です。サカイクの読者の皆さんはもうご存知かと思いますが、少し以前からサッカーコーチの皆さんは子どもの自主性、主体性を伸ばす指導を目指しています。■親世代が受けた指導と180度違うので「教えてくれない」と解釈してしまうところが、親御さん世代が受けた教育やスポーツ指導とは180度違う性質のものなので、彼らからすると、「コーチは子どもに何も言ってくれない」「ほったらかしで教えてくれない」と解釈してしまうようです。ここは、指導者自らが親御さんたちに向けて「こんな理由で、こんな方針をたて、このような指導をしている」ときちんと説明しましょう。■トレーニングがアジャストしていない可能性ももうひとつのチェック項目は、トレーニングの質です。トレーニングそのものがアジャストしていなくて子どもたちが上達しない、という側面があることも忘れてはいけません。コーチとして、自らの指導を省みることはなかなか難しいことですが、サッカー経験のない親たちが「上手くなっていない」と言うのであれば、余程のことかもしれません。例えば、私のトレーニングは毎回メニューが変わります。そのうえ、同じメニューを長々とやりません。これができたから次に移る、という考え方ではないのです。同じことを長くやってしまうと、子どもは飽きます。短い時間で目先を変えてどんどんやるほうが、子どもたちは楽しくやれます。■ミニゲームでは練習のテーマを思い出させる声掛けをご存知のように、練習は「マッチ‐トレーニング‐マッチ(М・T・М)」といって、最初にミニゲームをして、そこで足らないものを練習し、最後にまたミニゲームをしてその日練習したことにトライしてもらいます。ミニゲームの質が、最初と最後で変わっていることが目に見えてわかる。それが理想です。例えば、最初のゲームでワンツーをもっと使おうという目標を定めます。それに付随した練習を行った後、最後にミニゲームでワンツーをどんどんやってもらいます。そうすると、ミニゲームでの勝敗などに懸命になってしまい、どんなテーマでその日練習したのかを子どもたちは忘れがちです。そういうときこそコーチの出番です。「今日は何を練習したかな?」「今のところ、サイドでワンツーができたよね」そんなふうに声掛けをします。できているチームや選手をほめたり、できないときに「どうしたらできるかな?」と尋ね、自分で考えてもらいます。このあたりは決して親受けを狙うわけではありません。必要な指導を、必要な場面で行う。これが重要です。このようにいつも質問を投げかけながらトレーニングをする方法は、フィードバックと言われています。この手法は今世界で注目されています。その時その時の状況を認知させることで、自己解決策を見つけさせていく方法です。そういったことがスムーズに行えるようにするには、まずは自分の指導に問題ないのかを考えてみることが肝要です。■能力や動機付けがバラバラの子が一緒にやる重要性を保護者に説明しよう「運動体験をさせたくて」と親が連れてきた子。近隣のチームに所属しつつサッカーの技術を高めたい子。チーム練習がない日の放課後を過ごす場所にしている子。サッカースクールなので、いろいろなレベルがあるのは当然のことです。書いていらっしゃる通りです。だからこそ、練習も当然いろんなことをやらなくてはいけません。そのことを理解したうえで、以下の三つのことに目を向けてみましょう。ひとつめ。能力や動機付けがバラバラの子が一緒にやる重要性を、親御さんたちに説明しましょう。能力がバラバラだけど仕方なく一緒にやってます、という感覚ではなく、バラバラのほうが子どもたちはひとり一人が上手になるということをまずは相談者自身が理解してください。そのうえで、そのことを保護者に伝えます。その際はきちんと理論武装し、どうすれば保護者を納得させられるかをよく考えて臨みましょう。それでも親たちが「お金を払ってるんだからもっと上手くして」と言ってくるのであれば、子どもたちをレベル分けして練習させるのか、もう一度練習の方針を説明するのか考えてみましょう。池上正さんの指導を動画で見る>>■いつも全体で動かす必要はない。習熟度に合わせた練習もできる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)ふたつめ。ご相談者様が受け持っている12名という人数は、とてもいい規模感です。全体で練習を動かしながらも、子どもたちの「個別性」を追求できる人数と言えます。例えば、みんなでキック練習をしていれば、うまく蹴られない子には手厚く指導してあげられます。12名のなかには必ずできている子、もしくは早くマスターしてしまう子がいますから、その子のプレーを可視化し真似することでほかの子も上達します。メニューによっては「君はこういうことやってみよう」「君たちはあっちでこれをやってみよう」と習熟度別にやることもできます。ひとりのコーチでも、12名全員に声をかけることができます。いつも全体で動かす必要はありません。そんな練習のやり方もあるのです。■ただ漠然と練習しているわけではないことを説明しようみっつめ。練習後の話をぜひ親御さんにも聞いてもらいましょう。どんなテーマでどう取り組んでいたのか。ただ漫然と練習をしているわけでないことを理解してもらいましょう。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年03月25日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。子どもの習い事は、初期費用と月謝、必要な道具類だけで済むと思っている方が多いのではないでしょうか。今回は、予定外費用に驚いたママの話と、費用の一例、さらにはチラシには書かれていない費用の聞き方を書いていきます。予定外費用に驚いたママの体験談今回は、娘(小4)にジャズダンスを習わせているママと、息子(中2)水泳を習わせている著者の話をします。【習い事:ジャズダンス】娘がジャズダンスを習い始めたのは、小3の秋からでした。スポーツクラブの中でジャズダンスのキッズクラスがあると知り、説明を聞きに行きました。練習は週1回、入会金3000円で月謝7000円、年会費3000円がかかると言われました。道具も動ける服装で、靴も内履きで良いとのことでしたので、揃える物はほとんどない状態 で始められました。しかし、数ヶ月後に発表会があるとのことで、衣装や打ち合わせ練習時のおやつ、当日のお弁当、ダンス用のシューズなど費用がかかり、大きな負担でした。しかもダンサー(娘)にお花などのプレゼントを当日すると知らなかったので慌てて用意することに。こんなにかかるものなのかと主人とびっくりしました 。【習い事:スイミング】息子が「スイミングをやりたい」と言いだしたのは小2の春です。隣町にあるスイミングクラブに入会しました。そのときは入会金免除キャンペーンをしていたので、月謝8000円(週2回練習)とバス利用料が月1000円、水着などの指定用品が総額6000円で始めることができました。ここまでは、月謝とバス利用料だけでやってこられました。3年後、5年生になった息子は、四泳法をマスターしたときに、選手クラスのコーチから選手クラスに入らないかと誘われ、小5の冬から選手クラスに移動。そこからさまざまな費用がかかるようになりました。大会用の水着や練習用の道具、指定のジャージや大会費、合宿費、遠征費、毎日の送り迎えなど、かなりの費用がかかるようになりました。発表会や大会などにかかる費用の一例習い事をする前は、月謝と練習時の飲料代などといった小さい費用がかかるだけと思いがち。しかし、発表会やコンテスト、大会など、多くの習い事には出なければいけないことがあります。ここで、前出の方達の予定外費用を見てみましょう。【ジャズダンスの場合:1回の発表会でかかる費用】・合同練習時のおやつや飲料(3回分):5000円(みんなで分けられる用の物)・衣装代(2曲分なので2着+チームTシャツ1枚):8900円・ジャズダンス用のシューズ:8000円・発表会当日のお弁当と飲み物(子どもの分・2食分):1500円・ヘア用品(セットは自前):1500円・最後に渡す娘へのお花代:3500円・DVD代:3500円合計で31900円です。(1回の発表会)その他、交通費や付添いの食事代、飲料代など細かいものを入れたら4万円は超えると聞きました。発表会は、年に2回あるというので、月謝以外に年間8万円を準備しておかなくてはならないということになります。【スイミング・選手クラスの場合:年間】・遠征費:約3万円×7回(お弁当など込み)・地方大会:約2000円×2回(大会費のみ)・大会時の飲料やゼリーなど持たせる物:約2000円×9回・チーム水着:約1万円・選手登録料:1500円(年間)・練習用道具(ゴーグル・パドルなど):約1万円・練習用水着:約5000円×3回合計で、26万8500円がかかっています。遠征の度に応援に行く場合は、家族の宿泊費や交通費などがかかってくるため、見えない費用がもっとかかっていることは確かです。月に換算すると、月謝以外に22375円かかる計算になります。思っていた以上に予定外費用は多いものです。では、習う前にチラシには載っていない情報を聞き出すためにはどうしたらよいかという部分をみていきましょう。始める前の質問の投げかけ方前出のママは、「ダンスの経験がなかったので、月謝しかかからないと思っていた」と話していました。チラシにはない予定外費用の情報は、始める前に聞き出すことができます 。最初に、「閉じた質問」と呼ばれる、ハイかイイエで答えられる質問をします。ここで、予定外費用がかかりそうかどうかを判断することができます。例:「練習のした成果を発表する機会はありますか?」「大会などはありますか?」次に知りたいのは、大まかな数字ですよね。その場合は、「開いた質問」と呼ばれるハイかイイエで答えられない質問をしましょう。例:「1回の出場でどのくらいかかりますか?」このあたりを質問すると、おおよその目安が出てきます。その分をどのようにして工面するかを家族で話し合うことができるはずです。関連記事:親子で楽しめるスポーツ3選! そのうちの一つはなんと○○○だった!まとめ子どもに習い事をさせたいというママ達はたくさんいます。どのような教室に通わせるかの判断基準の1つとして、予定外費用は大きく関わってきますね。すべての習い事に予定外費用がかかるわけではありませんが、入会前にしっかりと聞いておくと、安心して習わせることができるのではないでしょうか。【参考書籍】面白いほどよくわかる!心理学の本著:渋谷昌三●ライター/桜井涼
2018年09月19日日本に古くからある計算方法、そろばん。ご自身が「小学生時代に習っていた」というママも少なくないのでは? 今でも、小学3年生と4年生の算数ではそろばんを使った学習が必修です。そして、幼児~小学生の習い事としても最近ふたたび注目が高まっているとか。今回はそんなそろばんについて、効果や教室の選び方、気になる月謝や検定の種類などを幅広くご紹介します。そろばんは何歳から習えばいいの? お子さまをそろばん教室に通わせるのは、何歳からがいいのでしょうか? 一般的には幼稚園から小学校低学年くらいの間に始める子供達が多く、教室に通っているお子さまの平均年齢は「9歳くらい」出典: 日本珠算連盟 小学校の算数の授業でそろばんを使うのは3年生と4年生であることを考えても、それより少し前に身に着けさせておきたいと考える保護者の方が多いのかもしれません。「小学校入学前から通わせたいけれど、ついていけるかしら?」と心配なときは、お近くの教室の特徴や雰囲気を確認してみてください。幼児クラスと小学生以上のクラスに分かれている教室もありますし、いろいろな年齢のお子さまが一緒に学習するスタイルの教室では、先輩が面倒を見てくれる仕組みのところもあるようです。お子さまの性格や個性に合いそうな教室を選ぶといいでしょう。そろばんを習うと、どんな効果がある? そろばんを習っているお子さまは「計算が早い」といったイメージがありますが、実は他にもさまざまな効果があるといわれています。代表的な4つをご紹介しましょう。発想力アップそろばんは指先を細かく使うことから、脳を刺激し活性化するといわれています。また、通常の計算では論理や分析をつかさどる左脳を使いますが、そろばんの暗算では、想像力や発想力をつかさどる右脳を使っているという研究結果もあります。このように、そろばんを使った学習は脳の発想力アップにつながるとされています。集中力アップそろばん教室や検定試験では、既定の時間内にたくさんの問題を解きます。たとえば日商(日本商工会議所)主催の公式資格である珠算能力検定試験で一番やさしい6級でも、30分以内に合計50題に解答する必要があります。特に、小学校低学年くらいまでのお子さまが日常ここまで集中する機会は多くないでしょうから、集中力を高めるチャンスといえます。注意力アップそろばん学習では、ミスをしないよう注意深く数字を読みとる、聴きとるトレーニングを繰り返します。トレーニングを続けることで、とくに数字に関してはそろばん以外の場面でも「うっかり」や「見落とし」をしにくくなる傾向があるようです。情報処理能力アップそろばんの暗算では、右脳を使って素早く数字を処理し、左脳で正確な数字の情報に変換しているそうです。また、「読上算」という方法では先生が読み上げる数字を正確に聴き取って処理します。指先の動きに加えてこうして多方面から瞬時に情報を処理するトレーニングをするため、素早く正確に情報処理をする能力アップが期待できます。そろばん教室について月謝はどのくらい? そろばん教室の月謝は地域や教室によってさまざまですが、一般的には5000円~1万円程度が相場のようです。東京都内の平均的な月謝は6000円(週3回・1回あたり1時間)出典: 日本珠算連盟 月謝とは別に入会金や設備費(寒冷地での暖房費など)、教材費などが別途必要なこともあるので、事前に問い合わせて調べておくといいでしょう。週に何回くらい通えばいいの? 通う頻度はご家庭や教室の方針によりますが、ある程度しっかり技能を定着させたい、検定試験に合格したいという場合は小学生で週3回程度通うのが平均的なようです。教室に通わずにそろばんを習得はできる? そろばんを習わせたいけれど近くに教室がない、月謝がちょっと……という場合はどうしたらいいのでしょうか? ご家庭でお子さまに教える場合、テキスト選びと教える頻度がポイントです。お子さま向けのそろばんテキストはいろいろ種類があります。お子さまの年齢や教える側の習熟度などに合うものを選びましょう。自宅での教え方たとえば幼児のお子さまに教えたいなら、イラストが多かったりカラフルだったりして楽しい雰囲気のテキストがいいでしょう。教える側がそろばん初心者の場合は、大人も一緒に勉強するつもりでわかりやすい内容のテキストを選びましょう。教える頻度も大切です。そろばんのトレーニングは「繰り返し」「長く」続けることに意味があるので、週に1回1時間みっちり教えるより、2日に1回15分~20分など短時間を繰り返すほうが効果的のようです。ただし、将来的にそろばん教室に通わせたいと考えているなら、独学でスタートすることはおすすすめしないという意見もあります。というのも、そろばん教室や先生によって指遣いや順番などが微妙に違うことが多いため、最初にクセがついていると結局はじめからやり直すことになるケースもあるからです。そろばん検定の種類や違いは? そろばん検定は、実施団体によって大きく2種類に分かれます。2つの団体とは、日本珠算連盟(以下、日珠連)と全国珠算教育連盟(以下、全珠連)です。簡単にいえば、日珠連は経済団体の日商(日本商工会議所)と関係があり、日商主催の公的資格である「珠算能力検定」の1級~6級検定を実施している団体です。段位認定、7級以下の検定、暗算検定については日珠連が独自におこなっている試験です。一方、全珠連は独自の検定試験をおこなっており、試験種目が多いことが特徴です。レベルとしては、日珠連実施の日商検定のほうが難易度は高いです。一般に、全珠連の2段が日珠連の1級に相当するとされています。日商検定は難しいものの、「日商簿記」などと同じ公的資格なので、将来の履歴書などにも書ける社会的評価の高い資格です。日本のそろばん教室のほとんどは、日珠連か全珠連のどちらかに属しています。そろばん教室を選ぶさいには、そこで受けられる検定試験はどちらなのか(両方受けられる教室もあります)チェックしておくといいでしょう。そろばんは意外とリーズナブル。メリットも大きい今回は習い事のそろばんについて、効果や費用、検定の種類などをご紹介しました。週に3回で月謝が6000円程度というのは、習い事全体の相場からするとリーズナブルなほうですよね。さまざまな効果も期待できるそろばん。お子さまの習い事の選択肢の1つとして、検討してみては?<主要参照URL> 日本珠算連盟HP 珠算検定試験|公益社団法人全国珠算教育連盟HP 小学校学習指導要領解説算数編(前半)|文部科学省 そろばんで計算|そろばん普及委員会
2017年01月15日最近では、小学校就学前から何かしらの習いごとをしている子どもが多いそうです。私の周りでも、ハワイアンリトミックや体操、水泳、幼児教室、英会話など、さまざまな習いごとの話を聞きます。中には0歳から通っている赤ちゃんも。習いごとをさせているママに聞いたメリットと、実際にスクールでどんなことをするのか、また人気の習いごとの月謝相場などをご紹介します。■習いごとは何歳から?習いごとを始める年齢はさまざまですが、特に多いのが3・4歳で、幼稚園入園時期に始めることが多いそう。子どもが友達の影響を受け、いろいろなことに興味を抱く時期なのかもしれません。0歳~2歳までに習いごとを始める子どもの場合は、親が興味のあることや体力作り系の習いごとが多い印象。例えば、音楽好きなママはリトミックを習わせたり、体力をつけさせるために水泳を習わせているママが多いようです。友人の中には、0歳からハワイアンリトミックに通わせているハワイ好きのママもいます。その子の場合は、上の子も一緒に通っているのですが、0歳のときは音楽に合わせてマラカスをシャカシャカ鳴らしたり、ママと一緒にふれあう遊びが中心。大きくなるにつれてダンスをしたり、ハワイアン雑貨を作ったり、さまざまな体験をしていくようです。また、5歳以上で始める習いごとは勉強系が多く、小学校への入学準備のために、習字や塾などに通い始める子どもが多くなります。 ■人気の習いごとの月謝相場は?0歳~5歳の未就学児が始める人気の習いごと5つは、「リトミック」「体操」「幼児教室」「水泳」「英語」です。それぞれの月謝相場を調べました。●リトミック月謝5,000円~7,500円。低年齢の子どもを安く設定している教室が多いです。また、0歳児クラスは、月謝制ではなく、1回3,500円など1回ごとの価格設定になっている教室もあります。●体操月謝4,500円~6,000円。3歳くらいから受け入れている教室がありました。教室にもよると思いますが、小さいうちはマットの上など足場の悪い場所を歩くなど、バランス感覚を養う運動が多いそう。●幼児教室月謝5,000円~20,000円。幼稚園入園前の準備のために通う子どもが多いです。0歳から3歳までのスクールが主で、子育て相談にものってくれるため、育児に不安を抱くママに人気があります。●水泳月謝3,000円~20,000円。体力づくりのために通う子どもが多いようです。生後6カ月からのベビースイミングも人気。喘息など呼吸器に不安のある子どもに通わせるママが多い印象です。●英語月謝9,000円~15,000円。年齢や教室によって月謝や内容に大きく違いがあると感じました。ネイティブ講師の英語教室の場合は、ほかと比べて価格が高く設定されています。小学校で英語が必修科目になったことから通う子どもが増え、低年齢から通う子どもも多いです。■専業ママとワーママの習いごと選び調べてみたところ、低年齢で習いごとをさせているママは専業主婦が多い様子。ママ友づくりや、子どもの社交性を育てるなど、習いごとの内容以外にもさまざまなメリットを感じているようです。また、働いているママは、子どもからの要望で習いごとを始めさせている人がほとんどでした。そのため、4歳以上で習いごとを始めている人が多かったです。4歳ごろになると、仲の良い友達と一緒に習いごとに通っている子どもが多く、ママたちは当番制で送り迎えをするなど、時間のやりくりを工夫していました。習いごとを始める理由はそれぞれですが、共通しているのは「子どもの可能性を伸ばしたい」という親の思い。最近は、習字や日本舞踊を教えてくれる幼稚園や保育園も増えています。子どもの性格や、園での様子から、子どもに合った習いごとを見つけられるといいですね。
2016年07月31日