木下博勝医師とジャガー横田、長男の大維志くん(2006年)何かとお騒がせな、ジャガー横田と木下博勝医師の長男・“JJ”こと大維志くんの発言がまたもやネット上で物議を醸している。6月27日に更新したYouTubeチャンネル『ジャガー横田ファミリーチャンネル』に、父子で出演したインスタライブの模様を投稿。4月からスタートした高校生活を明かす大維志くんに、《寮のご飯で好きなメニューは何ですか?》と視聴者から質問が寄せられたのだが、「おいしいわけじゃないやんか。だから、毎回言ってるけど、どうしてもこれは直らない。寮母の飯がまずい」寮生活での食事に不満をぶちまけたのだ。これに木下医師は「こらこらこら(寮母さんが動画を)見てるかもわからんだろ。あと、出前館取るのやめろ、お前」と、笑いながら息子を注意。大維志くんは、寮でケータリングサービスを注文しているということだろうか。このやりとりが切り取られてネットニュースになると、間も無く炎上ーー。「“作ってくれる人に失礼”“これはダメなヤツ”と大維志くんの発言を批判する声がほとんどで、さらには“親の躾が悪すぎ”“どんな教育してるの”とジャガー家の家庭における教育にも矛先が向いています。木下さんにも“ピントがズレてる”と、まずは寮母さんが作ってくれたご飯に“まずい”と言い放ったことを注意すべき、などといった声も」(スポーツ紙芸能デスク)と、すっかり“ディスられている”父子ではあるが、この「飯がまずい」発言は今に始まったことではない。5月17日に投稿した動画でも叱られたばかりなのだ。“まずい”という言葉を使うのは心ないこの日の配信は親子3人で行われたのだが、話題は「ジャガーは料理が得意ではない」との流れになり、面白おかしく囃し立てる夫に明らかにイライラした様子の母。すると、息子も思わず「おしくない」と本音を投下。「得意じゃないなりに(作ってるのに)“まずい”って言葉を使うのは心ない」当初は怒りを抑えつつも、「おいしくない、まずい」との言葉を並べる2人を諭すような口調だったジャガーだったが、「僕は(ジャガーの料理を)まずいって言ったことはないけどな。なぜなら、自分の母親はもっとまずいから(笑)。本当にね、世界で一番料理が下手なの自分の母親じゃないかと思いますよ」妻へのフォローのつもりだったのか、自分の母親を落として大笑いする木下医師に、「親の心がわからないなって思うよ」と火がついたジャガー。負けじと被せるように反論する夫に、さらにヒートアップする夫婦。そして、炎上も木下医師の計算のうちか「なんかね、あんたみたいなそういう考え方を息子に言ってるから、息子がそういう風になるのが私は本当に嫌だよ。(母親が作るのが当たり前のように言う木下医師に)本当にイラっとくるのは料理を作ったことがない人が、作ってる人の気持ちはわからないってこと」ついにキレるジャガー。同じく反抗的な態度をとる息子とも、親子喧嘩に発展したのだった。「彼らの動画では日常茶飯事」とは、前出の芸能デスク。「彼らの動画自体が、木下さんの計算のもとで成り立っている“プロレス”だと思いますよ。そもそも炎上した動画が【JJが通う偏差値66の高校は一体どこ?ヒント大公開!】と、視聴者を煽るようなタイトルですから(苦笑)。おそらくジャガーさんは彼に乗せられているだけで、彼女だけが“ガチ”で息子の将来を本気で案じて怒り、叱っているのでは? 発言が過激なほど、夫婦喧嘩も激しいほどにニュースになり、動画再生回数も伸びますからね」動画では、夫と息子に呆れ果てて、「ディスった方がいいよ、この2人」と視聴者に訴えたジャガー。親の心子知らず、か。それとも、知らぬは母だけか。
2022年06月29日スポーツ版チームビルディング理論株式会社カンゼンは、スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である福富信也氏が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べるためにまとめあげた『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』を7月5日に発売いたします。『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』書影チームスポーツの指導者必読!本書は、チームスポーツにおいて組織力を強化するための教科書です。スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である著者が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べる1冊になっています。日常に隠れた“成長の種"を見逃さない!一体感は“背後のチーム"が鍵を握っている心の安全を担保し“偽りの平和"から脱却するストーミング(混乱期)はチームの成長痛etc……チームづくりの着眼点を知り状況に応じた解決策を生み出すことができる!スポーツ版チームビルディングの教科書2021年度インターハイ準優勝米子北高校サッカー部での取り組むチームのパフォーマンス曲線ブラインドウォーク初級編目次CONTENTS序章本書における“ チームビルディング" の捉え方“ チーム" の定義“ チームワーク" でシナジーを生み出すチームには“ 役割" が存在する“ いい選手" を構成する要素“ オン"と“ オフ" をつなげて考える活動後の「ふりかえり」“ 気づき" を風化させない習慣化していくためのプロセスふりかえりのポイント第1章 チームのパフォーマンス曲線チームの成長に必要な過程を理解する1. フォーミング2. ストーミング3. ノーミング4. パフォーミング日常に隠れたストーミングを見逃さない第2章 コーチのマインド1チームを統率するうえでペナルティは有効か2怒鳴ることの効果3リーダーとフォロワーの関係性4努力とは5問いかけてやる気を引き出す6言語化の重要性7教育かマネジメントか8扱いづらい選手への教育的な対応第3章 チームづくりのヒント1チームワークにも色々な種類がある2ストーミングを超えた先にあるもの3プレシーズンの落とし穴4 J1に定着した北海道コンサドーレ札幌5スター軍団ヴィッセル神戸でさえ苦戦するワケ6勝負の世界だからこそ知っておきたい“ 負け方" の重要性7勝っているチームこそ要注意8キャプテン適任者がいない9ファシリテーションを使ったハーフタイムミーティング第4章 チームワーク強化メニュー集【動画アリ】メニュー集を見る前に考えてほしいことフープリレーペアウォークブラインドウォーク初級編ブラインドウォーク上級編暗号解読長縄2人同時8の字跳び2人組短縄跳び122人組短縄跳び34じゃんけんゲームボールジャグリング普通の人選手権定番クイズコラム12021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム22021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム32021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組み書誌情報タイトル:スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング著者:福富信也定価:1,650円(本体1,500円+税)判型:A5判総頁数:160PISBNコード:978-4-86255-639-4発売日:2022年7月5日amazon : Rakutenブックス : 商品情報 : プロフィール福富信也(ふくとみ・しんや)1980年3月生まれ。信州大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。横浜F・マリノスコーチを経て、2011年に東京電機大学理工学部に教員として着任(サッカー部監督兼務)。日本サッカー協会公認指導者S 級ライセンスで講師を務め、Jリーグトップチームから年代別日本代表まで幅広い対象への指導を行う。2021年にはラグビートップリーグでも指導。著書に『「個」を生かすチームビルディング』(小社)や『「勝つ」組織 集団スポーツの理論から学ぶビジネスチームビルディング』(小社)、「脱 トップダウン思考 スポーツから読み解くチームワークの本質」( 東京法令出版)がある。その他、テレビ出演、企業研修など多数。Yahoo! ニュースオーサーとしても活動中。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン営業部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日瀬戸大也選手「人生かけてパリ(五輪)まで頑張りたいなと思います」6月22日、競泳の瀬戸大也が『世界水泳』の200m個人メドレーで銅メダルを獲得した。「初日の400m個人メドレーは6位と残念な結果でしたが、接戦の中ようやくメダルに手が届きました。それでも、あくまで瀬戸選手が見据えるのは2024年パリ五輪での金メダルです」(スポーツ紙記者)そのために、3月から練習環境を一新した。「2016年リオ五輪金メダリストの金藤理絵さんを育てた、東海大の加藤健志コーチに師事するようになりました。加藤コーチはとにかく練習が過酷なことでも知られていて、練習は1日10時間に及ぶこともあるそうです。瀬戸選手は2021年の東京五輪でメダルなしというふがいない結果に終わってしまったことで自らの甘さを痛感し、厳しい環境に身を置くことに決めたのです」(同・スポーツ紙記者)現役復帰の妻とは別居生活東海大学の湘南キャンパスがある神奈川県平塚市に家を借り、水泳中心の生活を送る瀬戸。一方で、妻で飛び込み選手の馬淵優佳は昨年12月に競技復帰。練習拠点のある栃木で暮らしている。「2020年に瀬戸選手はCA女性との不倫が報じられましたが、別居しているのは仲が悪いわけではなくお互いの競技のため。馬淵選手は結婚前から瀬戸選手の浮気癖をわかっていて、周囲に愚痴をこぼすこともありましたから、夫婦仲に深刻な影響はなかったんでしょうね。もっとも、今の瀬戸選手には再び不倫なんて到底できないとは思いますよ」(水泳関係者、以下同)2人の子どもたちは主に瀬戸の両親が面倒を見ていることもあり、日常の自由度は高そうだが……。「瀬戸選手が飛び込んだ環境が、図らずも“不倫包囲網”になっていて、身動きがとれない状況なんですよ(苦笑)」いったいどういうことか。「まず、加藤コーチの練習は厳しいですから、体力的にも時間的にも遊ぶ余裕はありません。そして、瀬戸選手のお父さんは東海大のOBなので、その母校に泥を塗るようなことはできません」瀬戸選手が感じる“無言の圧”さらに、最も大きい理由は別にある。「実質的に、馬淵選手のお父さんにも監視されていますからね(笑)。馬淵選手の父・崇英さんは、飛び込みのコーチをしていて、今回の世界水泳にも帯同しています。瀬戸選手が師事する加藤コーチと崇英さんは、互いにコーチ歴が長く、日本代表の指導経験もあり、馬淵さんが生まれる前からの親友。ですから、瀬戸選手は“無言の圧”を感じることもあるでしょう」息が詰まるような日々にも“甘い誘惑”はあるようで。「チーズケーキとコーヒーが、瀬戸選手の唯一の癒しになっています。たまの息抜きとして“おいしい、おいしい”と口にしているそうですよ」(瀬戸の知人)この生活なら、パリ五輪の金メダルにも手が届く!?
2022年06月29日6月19日に行われた『THEMATCH2022』《チケット売り上げ20億、ペイパービュー50万件25億スポンサー5億、計50億。》6月19日に開催された格闘技イベント『THE MATCH 2022』の“成功”を、『K-1』創始者である石井和義氏がイベント終了直後、自身のツイッターで報告。ツイートには『THE MATCH』製作実行委員会の榊原信行氏との“ガッツポーズ”ツーショット写真が添えられていた。《サーバー落ちないabemaが1番凄い》同イベントは、キックボクシングのRISE王者・那須川天心とK―1王者・武尊の“世紀の一戦”が行われるとあって大注目だった。招待席と思われる一帯には、山下智久、西川貴教、ローラ、TAKAHIRO・武井咲夫妻、松田翔太、RADWIMPSの野田洋次郎、三浦翔平ら多くのタレントも集結した。しかし、開催前にはひと悶着が。「今回の『THE MATCH』は、ネットテレビ『ABEMA』にて独占生配信となりましたが、当初はフジテレビによって地上波放送が予定されていました。しかし、大会まで3週間を切った5月31日に同社公式ホームぺージで“主催者側との契約に至らず、フジテレビで放送しないことが決まりました”と発表。具体的な理由は明かされていませんが、『THE MATCH』大会実行委員の榊原氏と反社会勢力との関係が報じられたことが理由ではないかなど、さまざまな憶測を呼びました」(スポーツ紙記者)“トラブル”を経て、放送に至ったのはネットテレビの『ABEMA』(旧称・『AbemaTV』)。フジが自ら逃した“チャンス”は、冒頭のような“巨額”に化けた。天心・武尊の世紀の一戦とともに視聴者から評価を得たのが、放送したABEMAだった。以下はツイッターにあがった声だ。《50万人のPPV生放送でもサーバーが落ちず画質安定して配信し続けたのabemaもすごいな》《こんだけ視聴者いっぱいいんのにサーバー落ちないabemaが1番凄い》《誰も言ってないけど1回も落ちなかった ABEMAの鯖とインフラ班、最強》《今Abemaで昨日の天心-武尊の無料放送やってるんだが、同時接続103万人。Abemaのサーバーすごいな!》《DAZNなんかでやっててみすぐに鯖落ちしてクルクル地獄で観れなかっただろうなそう考えるとAbema神》《Abemaのサーバーがどの選手より一番打たれ強かったかもしれない》「有料のPPVが50万件、翌日の無料放送でも100万人以上の同時接続という状況のなか、サーバーがダウンすることなく配信を終えました。システムが脆弱だった場合、映像が止まったり、サイトにアクセスできなかったりしたでしょう。ネット環境は個々の視聴者で変わるので、画質が落ちたという声も一部で見られましたが、多くの人がストレスなく視聴できたようですね。ABEMAは’17年に『亀田興毅に勝ったら1000万円』という、文字通り元プロボクサーの亀田さんにボクシングで勝てば賞金1000万円を獲得できるという番組を生配信し、大変な注目を集めました。しかし、このときはサーバーが負荷に耐えきれず、試合開始と同時にダウン。配信日夜に特設サイトにて無料放送する事態となりました。その“経験”もあり、今回はかなりシステムを増強して配信に臨んだのではないでしょうか」(ITジャーナリスト)テレビ局がコンテンツを買い負ける時代に天心とともに今大会の“勝者”となったABEMAに、『THE MATCH』の配信にどのように臨んだのか話を聞いた。「この度『THE MATCH 2022』を配信するにあたり、サーバーの増強やネットワーク帯域の確保を事前に行い、『ABEMA PPV ONLINE LIVE』における過去最高の接続数を想定し、券売実績に対して数倍以上のキャパシティを確保したうえで、配信に臨みました。また、当日は、予期せぬトラブルや障害につながるリスクに対して迅速に検知・対応するため、50名以上のエンジニアがリアルタイムでシステム状況のモニタリングを行いました。結果、システム障害が発生することなく、ABEMA PPVの画質についても高い評価をいただき、最高品質の映像を安定してみなさまにお届けできたと感じています」(ABEMA広報担当者)ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏は自身のYou Tubeチャンネルにて『THE MATCH』の配信について触れ、“誰でも見れる” “スポンサー収入だけに頼った”地上波テレビ局のビジネスモデルは「それじゃあ採算乗らない」、「地上波のテレビ局がコンテンツを買い負ける時代になったっていうことが、今回の『THE MATCH』でわかったんじゃないかなと思います」と述べた。今年11月にカタールで開催される世界最大のスポーツイベント『FIFAワールドカップ』もABEMAは全64試合を無料中継する。こちらは地上波放送もあるが、視聴者は“どちら”を選ぶか。武尊に勝利した天心はボクシング転向を発表。彼には未来しかないだろう。フジに勝利したABEMAは長年、設備投資もあり赤字が続いているが、広告事業やゲーム事業は絶好調。秋のワールドカップ配信も『THE MATCH』同様、未来を明るくする一件となるかもしれない。テレビの未来は……。
2022年06月23日朝倉未来と小倉ゆうか(左は朝倉のインスタより)2022年6月19日に東京ドームで格闘技イベント『THE MATCH 2022』が行われた。キックボクシングの那須川天心がK-1王者の武尊を下した“世紀の一戦”のリングサイドで解説員として観戦していた格闘家・朝倉未来(29)は21日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ふたりのマッチを「日本の格闘技の集大成だと思う」と称賛してみせた。朝倉も今年の9月にボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとの対戦が決定し、今世間は大きな盛り上がりをみせている。お相手は2018年の大みそかに那須川天心を1ラウンドTKO(ボクシングルール)で倒すなど引退後も圧倒的な強さを誇っているが、朝倉は先の動画でこのように語っている。「(メイウェザーを)倒しちゃうんじゃないかなと思っているんですよね、俺。自分が何かやっちゃうんじゃないかなって思って。それを期待してもらいたい、楽しみにしていて」交際相手・小倉ゆうか「アンチは小バエ程度」格闘技ファンのみならず、彼のYouTubeを視聴しているフォロワーたちも湧かせていた。YouTubeの登録者数は200万人以上、年収10億円超えを公言する格闘技界のスーパースターとして脚光を浴びる朝倉といえば、2020年に写真週刊誌『FLASH』にグラビアアイドル小倉ゆうか(23)との熱愛を撮られている。つかず離れずの距離を取りながら、横断歩道は別々にわたるなど厳戒態勢のデート模様だった。「“リアル峰不二子”としてグラビア界の逸材といわれていた彼女ですが、熱愛を撮られた約半年後に小倉さんは当時レギュラーを務めていた『アッパレやってまーす!水曜日』(MBSラジオ)の生放送中に番組降板を直訴、その理由については、『朝早く起きて早く寝る生活をしていて辛くなった』としています。朝倉さんの生活リズムに合わていることを暗に示唆していましたね。この一件で、“仕事をなめるな”といった批判にさらされてしまいました。その後、所属していた事務所とは契約解除、のちにラジオでの一件について謝罪し芸名を小倉優香から小倉ゆうかに変更しました」(スポーツ紙記者)2021年3月にはスポーツ紙によって、破局報道が出ていたが、その後も小倉はインスタライブで視聴者から寄せられた「SNSで交際を匂わせる投稿が多い」との指摘に噛みついた。朝倉の地元の海に行った写真をインスタグラムにアップしたり(現在は削除)、といった行いはあったのだが……。「お互い認めてるのに『匂わせ、匂わせ』って言ってくる変な人いるから、その人達に言いたいのは『知ってるでしょ?』って」とコメント。その後も、アンチについてどう思っているかについて問われると、「どうも思わないんだけど、インスタのコメントとか、ファンの方からコメントがきているところに入り込んでくると、邪魔って思う。小バエ程度」と言ってのけた。「気が強い一面がしばしば見受けられる小倉さんですが、朝倉さんもそういった性格もかっています。スタイルを維持しようとストイックに身体を動かしたりと、生活面でもふたりはマッチしているようです。同棲中の部屋にあるジム施設で一緒にトレーニング器具で鍛えていますよ。小倉さんは中国での芸能活動も目指し語学のスクールに通っているとも。しかし、現状は芸能の仕事を活発に行っているとは言い難く、朝倉さんのサポートに回っているといった印象です」(芸能プロ関係者)インスタライブで「住人が帰ってきちゃいました〜」朝倉との親密な交際が継続するなか、いまだに小倉を監視するアンチがネットには多いという。今年に入ってからも、また火種が投下されていて──。「今年の3月17日に小倉さんがインスタライブしていたときにちょうど、朝倉さんが帰宅して配信とバッティングしてしまったことがあったんです。帰宅した朝倉さんが“どうしたの?”と聞くと、彼女は“ライブ中”と言い、と大笑い。朝倉さんが“は?なんの?”と困惑するなか、“住人が帰ってきちゃいました〜”と満面の笑みでおどけてみせたのです。未来ファンのなかには“絶対に帰ってくるタイミングに合わせてライブしたよね”“そこまで付き合っているアピールをしなくてもいいのに”との声が寄せられていました」(ウェブメディア編集者)朝倉がメイウェザーと対戦することが発表される直前の6月5日にも、小倉はインスタに《たくさんの事があった約一ヶ月だったよこれから数ヶ月も色々起こる予定(中略)不安だし疲れるけど結局私は刺激の中でしか生きられないと実感したな》と意味深な投稿をしている。「朝倉さんは小倉さんが“交際を示唆する”ような発言などを繰り返していることについても何も気に留めていません。なので、“アンチは小バエ程度”というのには同意見でしょう。小倉さんは友人と“女子会”になった際、未来さんとの将来について話すことがあるそうです。ただ、逆に朝倉さんは小倉さんとの結婚などについて周囲と喋ることはあまりないとか。以前は“30歳引退”宣言をしており、ほかのビジネスも成功させている彼ですが、やはり格闘技が生きがいのようで、まだまだ辞める気配がない。もしふたりがゴールインするとしても、引退したあとではないでしょうか。とにかく今はメイウェザーとの対戦に全集中していますね」(朝倉の知人)刺激のなかでしか生きられないふたりは9月の激戦をどう乗り越えてゆくか──。
2022年06月22日大谷翔平と鍵山優真《初観戦楽しかった》北京五輪フィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した鍵山優真が自身のTwitterに投稿した。6月上旬からアメリカで合宿を行っていたが、日本時間12日に練習の合間を縫ってメジャーリーグ大谷翔平の試合を生観戦。実は対面の話もあったこの計画は“極秘”で進められていた。野球とフィギュアの共通点「両者のケガなど、不測の事態も考慮し、近い関係者だけで話を進めていたそうです。メジャー担当の記者も鍵山選手が球場に来るまで知りませんでした。鍵山側からの希望で5分ほど対面できるように調整もしていたそうですが、タイミングが合わなかったため実現はせず。大谷選手は試合後に鍵山の来場を知ったようです。それでも、鍵山選手は試合観戦後に“刺激をもらえたらと思っていたけど、想像以上でした”と喜んでいました」(スポーツ紙記者)野球とフィギュアスケート。全く違うスポーツのようにも思えるが、スポーツライターの梅田香子さんはこう話す。「野球の試合時間は長いけど、バッターで立つのは数分間。そういう点では、同じく数分の演技で勝負が決まるフィギュアスケートと似ていると思います。だから、刺激を受ける部分もあったんでしょうね」ほかにも共通点はある。「スケーティングの技術や技と技のつなぎの部分、プログラムの構成、曲の解釈、観客やジャッジへのアピール、この5点すべてそろった選手をオールラウンダーと呼びます。宇野昌磨選手や羽生結弦選手などがそうで、鍵山選手もそこを目指しています。競技は違っても、投打で活躍する大谷選手から学べることも多いでしょう」(梅田さん)次のWBCに大谷が出場する可能性実際に鍵山も大谷について「僕も自分のスポーツの中ではオールラウンダーを目指している。違うスポーツではあるんですけど、すごく尊敬しています」と話している。世界を舞台に活躍する2人。くしくも来年3月に、野球では国別の世界一を決めるWBC、フィギュアスケートでは世界選手権が待っている。「日本ハムに所属していたときの監督である栗山英樹さんが日本代表の監督を務めていることもあり、大谷選手のWBC出場に期待する声は高まっています。栗山監督も“ピッチャーの翔平とバッターの翔平の両方に声をかけます”と二刀流での起用に意欲的です」(前出・スポーツ紙記者)’17年の前回大会はケガで辞退したため、大谷はまだWBCに未出場。日の丸を背負って活躍する姿を見たいが、過去にはダルビッシュ有などメジャーリーガーが出場を辞退したケースもある。大谷が出場する可能性は─「エンゼルスは大谷選手の意向を尊重すると言っています。大谷選手も、前回出られなかった悔しさも、日本代表として勝ちたいという思いもある。ケガなどがなければ出ると思います」(梅田さん、以下同)鍵山も2年連続で2位となっている世界選手権制覇に意欲を見せているよう。「オールラウンダーを目指して、毎年毎年が勝負。1位になりたいという思いはすごく強い選手なので、世界選手権は一番の目標だと思います」大谷は日本時間17日の試合で今季5勝目を挙げ、鍵山も米国で新プログラムを練習して帰国。この2人なら“W世界一”も夢物語ではない。梅田香子’86年、『勝利投手』で第23回文藝賞佳作を受賞。その後はスポーツライターとして、MLB、NBA、フィギュアスケートなど幅広く取材活動を行っている。’09年から在米
2022年06月22日羽生結弦(JMPA代表撮影)羽生結弦が出演するアイスショー『Fantasy on Ice』が、後半戦に突入した。「6月17~19日まで神戸公演が行われました。前半戦から出演者が変更になり、新妻聖子さんやバイオリニストのNAOTOさん、SNSの動画投稿をきっかけに若者から絶大な支持を集めるシンガー・ソングライターの宮川大聖さんなどが出演。会場での観覧のほか、国内の映画館と台湾の映画館でもライブビューイングが行われる盛り上がりとなりました」(スポーツ紙記者)前半では、スガシカオとのコラボレーションで『Real Face』を披露した羽生。今回も意外な曲での演技を見せてくれた。「羽生選手は宮川さんと『レゾン』という楽曲でコラボレーションしました。ファンの間では事前にSNSで、どのアーティストと何の曲をやるか、予想合戦が繰り広げられていましたが、この曲を挙げていた人はほとんどいませんでしたね」(同・スポーツ紙記者)国際スケート連盟が新ルールを可決この選曲によって、同世代コラボが実現。「タイトルの『レゾン』はフランス語で“理性”や“理由”“分別、判断力”といった意味を持ちます。今年4月に発売された宮川さんの最新アルバム『ファンタジア』に収録されていて、“何度も聴きたくなる”と人気の楽曲です。宮川さんは25歳、羽生選手は27歳と年齢が近いので、彼ら自身も楽しめる時間だったのではないでしょうか」(音楽ライター)多くのファンが、羽生の迫真の演技に魅了された。しかし、その直前にはある出来事に不満の声が上がっていて……。「6月6~10日にタイのプーケットで、国際スケート連盟の総会が行われたんです。連盟役員の選挙や、来季以降のルールなどについて話し合われましたが、ルール変更の内容には、賛否両論があるようです」(前出・スポーツ紙記者)複数のルール変更が可決されたが、特に物議を醸しているのは以下だ。「フィギュアスケートの得点はジャンプやステップなどの技を評価する“技術点”と、表現力を評価する“演技構成点”の合計で決まります。この“演技構成点”に含まれる項目を5つから3つに減らすことが決定しました」(スポーツライター)「これで最高点なの?」という場面もどのように変わるのか。「以前まで評価されていたのは“スケーティング技術”“技と技のつなぎ”“曲の解釈”“構成”“演技力”の5項目でした。ここから、“技と技のつなぎ”“曲の解釈”の2つがなくなります。新たな評価項目は“スケーティング技術”“構成”“プレゼンテーション”の3つとなります」(同・スポーツライター)この変更が、羽生を“狙い撃ち”していると言われている。「ゆづくんは、昨年末の全日本選手権のショートプログラム『序奏とロンド・カプリチオーソ』の“曲の解釈”で満点の評価を得ています。それに、“技と技のつなぎ”となるステップやターンも難易度の高いものを美しくできるのは彼くらい。なので、今回の変更は完全に“ゆづ潰し”にしか思えなくて……」(羽生ファンの女性)はたして、ルール変更の目的は何なのか。スポーツジャーナリストの折山淑美さんに聞いた。「演技構成点は、どの選手も全体的に点数が上がっている傾向にありました。例えば、2006年トリノ五輪の荒川静香さんのころなどは10点満点中9点が出ることはほとんどありませんでしたが、近年では“これで高得点なの?”という場面もありました。このように、審判の採点そのものがやや形骸化してしまっている傾向を改める意味もあるでしょう」採点方法の変更で手探りに選手たちは、この変更を受けて、戦術を立て直す必要に迫られる。「それも結局は、どうなるか……。採点の方法が変わると、審判もはじめは手探りですから。なので、選手たちは実際の試合でどういう点が出るかを確認しないといけません。そのため、シーズン前は試合を想定して練習しつつも、10月下旬から始まるグランプリシリーズなどで国際試合での審判の実際の採点を経験しながら、プログラムに修正を加えていくことになります」(折山さん)来季以降の出場について羽生はまだ明らかにしていないが、戦いながら“ゆづ潰し”に立ち向かっていくことになる。「羽生選手はもうベテランですし、十分に対応できると思います。コロナ禍以降、多くの試合を1人で戦ってきて、北京五輪もコーチなしで乗り越えたことで、揺るぎない“レゾン”を手に入れたことでしょう」(前出・スポーツライター)折山淑美’90年代初頭からフィギュアスケートを取材し、’10年代からは羽生結弦を丹念に追っている。’21年には羽生との共著『羽生結弦 未来をつくる』(集英社)を刊行
2022年06月21日那須川天心「やったぞーー!オレ、勝ったんだよ!」6月19日に開催された格闘技イベント『THE MATCH 2022』にて、『K-1』スーパーフェザー級王者・武尊を判定で下した、キックボクシング『RISE』フェザー級王者・那須川天心。試合後のリング上で涙ながらに感情を爆発させると、その姿にもらい泣きするラウンドガールを映し出した感動シーンが配信された。元はフジテレビ系列でも放送予定だった同大会、そして“世紀の一戦”だったが、同局は土壇場で中継見送りを発表。すると天心は自身のツイッターを更新して、《お金の為じゃねえんだよ 未来の為にやってんだよ 子供達はどうすんだよ》と怒りと悔しさを滲ませ、同じくインスタグラムでも、《目先のお金なんてちっぽけだし 俺はお金の力には負けたく無いこの試合は沢山の子供達、未来のある人達、より多くの人に観てもらいたいそれには地上波しか方法は無い》あらためて武尊との試合を“子どもたちのため”として正当性を主張。結局は地上波放送は叶わず、ネットテレビ『ABEMATV』の“ペイパービュー”方式の配信によって生中継されたのだった。格闘技ファンに汚された“聖地”ところが、その中継に決して映ることがなかったのが、熱戦が繰り広げられた東京ドームの余韻と感動をぶち壊すような光景ーー。《素晴らしい試合ばかりだったけど こういうゴミを見ると最後に嫌な気分になりますね》《これが昨日の試合後のドーム内 ゴミの片付けもできない奴が 会場で試合みる資格なんてねーんだよ》おそらくは現地で観戦したユーザーなのだろう。呆れと憤りのコメントと共にSNSに投稿されたのは、試合後の会場内を撮ったと思われる画像や動画だった。各座席のドリンクホルダーに放置されたペットボトルやカップはまだいい方で、床下には弁当や菓子類の空き箱や空き袋、それらの食べ残し、コンビニのビニール袋、大会パンフレットなどが散乱。お世辞にもマナーが良いとは言えない状況だ。「これらの画像がネット上で拡散されると、“2度と格闘技でドーム使うな”“胸糞悪い”などとマナー違反を批判する声が広がったのです。野球ファンと見られるユーザーも多そうでしたね。ドームの外にもゴミやタバコの吸い殻が多く落ちていたようで、また会場内ではマスクを外して大声を張り上げる観客もいたみたいですね」(ウェブニュース・ライター)スポーツ観戦に慣れていない客層中には、実際に会場で観戦した“同胞”の格闘技ファンからも、《ほんとに素晴らしい試合の連続だったけど客席のゴミの量に本当にびっくりした。色んなアーティスト、スポーツの会場に行ったことあるけど今までで比較にならないぐらい酷かった。ファンが格闘技の評判下げてどうする…。》と、他のスポーツ会場では見かけない蛮行に嘆く声も。「確かに格闘技大会は、主観ですが多い印象ではあります」とはスポーツ紙野球担当記者。「巨人戦後の東京ドームでゴミが散乱している、なんて光景はほぼ見たことがありませんし、サッカーではゴミ拾いを習慣とするサポーターもいます。同じ格闘技でいえば、プロレスやボクシングのお客さんもマナーは良いんですよ。今回、ドーム内には十分な数のゴミ箱を設置していたと聞きます。それでも汚れてしまったのは、おそらくはスポーツ観戦に慣れていない、マナーを知らない客層が多かったのかなと。もしも天心選手が、試合後のリング上から注意喚起してくれたら、さらに格闘技の地位は向上。テレビ局からも引っ張りだこになるのかも」子どものため、よりも先に子どものお手本になるように、か。
2022年06月21日阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)コロナ禍で問われる観戦マナー《こういう人のせいで野球ファン全体が変な目で見られるんだよ》SNS上で厳しい意見が出たのは、6月5日に起こった事件に対してだ。「甲子園球場で行われた阪神タイガース対日本ハムファイターズの試合を観戦していた男性が、警備員に暴行を加えた疑いで現行犯逮捕されました。阪神ファンが陣取る一塁側で観戦していたことから、SNSでは《また阪神ファンか》というような声もありました」(スポーツ紙記者)味方も敵も、両方いい気はしない熱狂的として知られる阪神ファン。数々の“逸話”が野球関係者の間では有名だ。「相手投手が打ち込まれて降板するとき、応援団が太鼓やトランペットで『蛍の光』を演奏していました。以前は、ライバルである巨人のマスコット・ジャビットのぬいぐるみを鎖でつなぎ、球場内を引きずって歩くファンも。ほかにも下品なヤジや、相手チームの応援歌を過激な言葉を使った替え歌にして歌うこともあります」(同・スポーツ紙記者)だが、ファン全員がこの状況を容認しているわけではない。都内にある阪神ファンが集う居酒屋に通う男性は「良くも悪くも阪神ファンは熱い人が多い。でも、問題を起こす人と一緒にはしてほしくない」と“身内”からも待ったの声。さらに、選手からもこんな意見が……。「阪神に所属していた能見篤史投手は別のチームへの移籍が決まった後、出演した関西ローカルのテレビ番組で“(マナーの悪い観客は)何回も見たことがある。『蛍の光』とか改善してほしい。味方も敵も、両方いい気はしない”と苦言を呈して、物議を醸しました。また、同じく阪神の藤浪晋太郎投手はテレビで、本拠地の甲子園で聞こえる、ののしるようなヤジに“ホームのようでアウェーのような(感じ)”と過去に明かしていました」(前出・スポーツ紙記者)あの王貞治さんも人種差別を野球だけではない。サッカー・Jリーグの横浜FCは5月3日に、禁止行為であるスタジアムでの大声やヤジ、選手への侮辱的な発言、行為があるとして、公式サイトで注意喚起。ガンバ大阪では5月21日に行われた試合で威嚇行為や侮辱的行為、試合運営妨害があったグループのメンバー全員を無期限入場禁止とした。一方、海外でも許しがたいシーンが。「日本時間3月13日に行われた、テニスのBNPパリバ・オープンの女子シングルス2回戦で大坂なおみ選手が敗退。その試合中、観客席から“ナオミ、最低”というヤジが飛びました。これに大坂選手は動揺。主審に“試合を止めて、観客を外へ出して”と訴えましたが、試合は続行され、ベンチで涙を拭う場面も」(同・スポーツ紙記者)度を越したファンのマナー問題に、スポーツライターの梅田香子さんはこう話す。「あの王貞治さんも人種差別を含んだヤジに対して怒ったことがありましたが、差別的なものは、絶対にやめるべきです。プロ野球では、誹謗中傷をなくそうという時代の流れと、女性客を取り込もうという球団の戦略もあり、下品なヤジや行為をなくして、球場の雰囲気を良くしようと努力していると思います」かつて「ヤジはプロ野球の華」という言葉もあったが、誰もが安心して観戦できるように、“やらかし”は退場してほしい。梅田香子’86年、『勝利投手』で第23回文藝賞佳作を受賞。その後はスポーツライターとして、MLB、NBA、フィギュアスケートなど幅広く取材活動を行っている。’09年から在米
2022年06月17日宇野昌磨、本田真凛3月にフィギュアスケートの世界選手権で初の王者となった宇野昌磨。オフシーズンも精力的に活動中だ。「アイスショーに出演しながら、来シーズンの新プログラムを仕上げています。宇野選手は、4月29日から行われた『プリンスアイスワールド』(以下、『PIW』)で新しいショートプログラムの『Gravity』を披露しました」(スポーツ紙記者)また、その演技以外にも注目が集まっていて……。「元日に真剣交際が報じられた本田真凜選手も、『PIW』に出演していたんです。氷上で隣に並ぶ場面もあり、なんだかドキドキさせられました」(同・スポーツ紙記者)交際期間は、約3年半にも及ぶという。「真凜選手の兄で元フィギュアスケート選手の太一さんを介して出会ったふたり。2014年に行われたアイスショーの打ち上げで、真凜選手が“彼氏とか欲しいな~”と発言した際に、宇野選手が自分を指さして“立候補”したことで距離が縮まっていきました」(スケート連盟関係者)報道後も、ふたりのアツアツな関係は続いている様子。「『PIW』の直前、宇野選手と真凜選手は、山隈太一朗選手らとスイスで合宿に参加していました。共に練習していたウクライナの女子選手が、気になる写真をSNSに投稿していたんです」(宇野のファン、以下同)いったいどういうことか。「宇野選手のコーチをしているステファン・ランビエール氏らとの写真が投稿された中に、その女子選手と真凜選手とのツーショットもあって……。真凜選手が着ていたのが、宇野選手の服だったんです。これってやっぱり“匂わせ”ですよね」真凜は周囲に「彼氏の宇野です」後日、有料音声配信サービス内で、宇野本人の口からこの匂わせ写真の真相が語られた。「写真を投稿した女子選手が真凜選手になついていたので、カメラマンとして写真を撮ってあげたそうです。つまり、宇野選手の服を着ているのは本人公認ということ。気心の知れた仲間との海外合宿ですから、浮かれていたんでしょうね。配信された音声では交際について触れてはいないものの、何度も“真凜”と呼び捨てにしていて、その関係性が伝わってきました」合宿後も、ふたりの“浮かれモード”は止まらない。「『PIW』で、真凜選手は宇野選手を“彼氏の宇野です”とうれしそうに関係者に紹介していたんです。宇野選手への愛があふれ出ていましたよ」(アイスショー関係者)国内外で人気の選手同士のカップルが、こんなに堂々と恋愛していて大丈夫!?「あまりに異性関係が派手だとスタッフに怒られることもありますが、2人は一途なタイプですから心配ありません。また、新しい採点基準で高得点につながるかは別として、恋愛がうまくいっていると表現力の向上につながると思います」(スポーツライターの梅田香子さん)来季に向けて、演技も愛も成長しそう!梅田香子’09年から在米。著作に今川知子との共著『フィギュアスケートの魔力』(文春新書)など多数。長女は米国認定フィギュアスケート・インストラクターとして活動中
2022年06月16日21年ぶりの日本対ブラジル「発売日当日から販売サイトにアクセスしましたが一向につながらず、“混み合っています”という表示ばかりでした。数分で発売日の販売分が完売となり、その後何度か再販がなされましたが、基本的に同じ状況でした。つながったとしても購入ページまでいけなかったり。結果的にチケット売買サイトで買いました。購入価格は7万円……。私が買ったのはいちばん安い“カテゴリー4”で定価は3200円だったので、約22倍でしょうか……」21年ぶりの対戦でチケットが高騰そう話すのは、6月6日に開催された『キリンチャレンジカップ』サッカー日本代表の対ブラジル代表戦を観戦した男性。日本対ブラジルは、対戦自体が’17年11月以来で4年半ぶり。日本国内での対戦となると’01年6月以来と、実に21年ぶりだった。「久々の国内対戦ということ、またエースのネイマールを筆頭に“世界トップレベル”のメンバーが来日ということで非常に人気が集まりましたね。チケットは、5月7日にファミリーマートで先行販売がスタート。開始10分少々で全席種が完売となりました。一般販売は5月14日でしたが、こちらも即予定枚数が終了。すぐにチケット売買サイトでの高額転売が相次ぎました。当初は定価の2倍や3倍といった程度でしたが、開催が近づくごとにさらに高騰。このような注目の対戦でも、たいていは諦める人が増え、当日まで売れ残ったチケットは値崩れを起こしますが、今回はキックオフ直前まで超高額で売買されていましたね」(スポーツ紙記者)前出の観戦した男性は某チケット売買サイトで購入した。そこではいわゆる“転売ヤー”との攻防が……。「そのサイトは “オークション形式”ではなく、出品者が値段を決め、その値段に納得した人が購入を申し込む形です。購入を申請して、出品者が申請を許可すると売買成立になります。当初は3万円くらいを予算に考えていましたが、そんな値段で買える出品はほぼなかった。低額で出品されても、“秒”で無くなる状況でした。そこで5万円で出品されているのを見つけて購入申請をしました。すると申請が却下され……。そのころは四六時中サイトに張り付いていたのですが、同じ出品者が1万円上乗せして再度出品していました。おそらく“もっと高く転売できる”、“もっと高額で買ってくれる人をSNS等の別口で見つけた”という状況だったのだと思います。“市場原理”といえばそれまでかもしれませんが、金額を決めて出品し、それの購入を申し込んでいるのに却下されるシステムはどうなのか……。オークション形式なら理解できますが」(前出・観戦した男性)チケット売買サイトを見ると、なんと数千円台のチケット1枚が10万円を超える値付けがなされ、そしてそれが実際に売れていた。このようなチケットの“転売”に違法性はないのか。時折アイドルのライブチケットの転売での逮捕は報じられているが……。「『特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律』、一般に“チケット不正転売禁止法”と呼ばれる法律があります。チケットの適切な流通のために,’18年12月に制定されたものです。それ以前はネットなどでの高額転売は禁止されていませんでした」そう話すのは杉並総合法律事務所の三浦佑哉弁護士。同法において“転売が禁止されるチケット”は限定されており、以下の要件を満たすものとなる。(1)販売に際し、興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨を明示し、その旨が券面(電子チケットは映像面)に記載されていること。(2)興行の日時・場所、座席(又は入場資格者)が指定されたものであること。(3)例えば、座席が指定されている場合、購入者の氏名と連絡先(電話番号やメールアドレス等)を確認する措置が講じられており、その旨が券面に記載されていること。実際にブラジル戦のチケットを見てみよう。(1)についてはチケット裏面に小さな文字で《営利を目的としてチケットの転売は、いかなる場合にも固くお断りします》という記載があった。また、ブラジル戦は“全席指定”でしたので、(2)も満たす。また(3)については、今回のチケットは日本サッカー協会の販売サイト『チケットJFA』及び『チケットぴあ』の販売であり、購入には個人情報の登録が必要となっている。チケット転売の違法性「禁止されているのは、このようなチケットを“購入価格より高額”に、そして“業として”売ることになります。急用でイベントに行けなくなり、友人などに定価より安く売ったり、あげたりした場合はこの罪には問われません。”業として“=“くり返し売る意思で”転売を行っているかどうかは警察側にもわかりづらいので、1度だけの転売を確認して立件することは実際には難しい。大量に転売しようとしている、もしくは転売しているのを確認してからの立件となるでしょう」(三浦弁護士、以下同)このようなチケット売買サイトは、高額転売に加担しているとも言えるが違法とならないのか。「結論として、違法とは言えないでしょう。チケット不正転売禁止法において、直接このようなプラットフォーマーを対象に取り締まる規定はありません。ただ、この法律で禁止されている不正売買は刑事罰もある違法行為なので、違法な出品だとわかっていても放置している、違法な出品を促しているなどの事情があれば、共同正犯や幇助犯(ほうじょはん)になる可能性はあります」かつて株式会社ミクシィの子会社の運営で『チケットキャンプ』というサイトがあったが、複数の転売業者に対し、売買成立時の取引手数料を減免していたことが判明。運営会社に家宅捜索がなされている(翌年、サービス停止)。「ただ、今回のブラジル代表戦で転売に使われた売買サービスは、サイトを見ると、“転売目的で購入されたチケットの掲載は固くお断りさせて頂きます。”や。“弊社では商品の掲載時、全ての出品者様に掲載物が不正転売にあたるものではないことをご確認いただいております。”などの記載がありました。もし、たまに不正転売する人がこのサイトを利用して売却したりすることがあっても、“犯罪者に協力した”として、共同正犯や幇助に問われることはまずないでしょう」日本サッカー協会からの回答は日本サッカー協会に今回のチケット販売や高額転売について話を聞いた。――今回のブラジル戦、『チケットJFA』はアクセス過多により、多くの人がアクセスすら出来なかった。サーバーの増強など、今後対策を取る予定はあるのか。「アクセスがしづらかったことは事実ですが、ブラジル戦の一般販売前に増強はしていました」(日本サッカー協会広報、以下同)――今回のチケットの販売は、「先着制」だった。「抽選制」にした場合、アクセス過多や転売目的の購入がある程度防げる可能性があるが、抽選制の導入の予定はあるのか。「1月、3月に行った最終予選では抽選制を導入しており、本試合においても抽選制を予定していました。しかしながら、まん延防止措置の解除など、スタジアムにおける入場可能者数の決定が、抽選制を実施するために必要な準備期間の締切を過ぎてしまったため、先着制にせざるを得ませんでした」――今回のブラジル戦のチケットの裏面には、《営利を目的としてチケットの転売は、いかなる場合にも固くお断りします》と記載されている。これは「日本サッカー協会として、転売は禁止している」という解釈で間違いないか。「転売は認めておりません」――今回のブラジル戦は、最安値である「カテゴリー4」のチケットすら数万円という高額で取り引きされるなど、高額転売が目立った。日本サッカー協会として、今後転売対策をどのように考えているか。「これまでも抽選販売を行ったり、またオークション等の会社に対し取り下げを依頼する、警察と情報を共有する、などの対策は行ってきました。今後も新たな対策の導入を検討していきたいですが、主催者側だけで対応するには限界があるので、多くの方々の協力を得て、これからも取り組んでいきたいと考えています」試合を見たいと願う人が正規に購入できるように、また席数以上に購入希望者がいたとしても健全な販売方法となるように……。試合前からファンたちに高額が必要となる争奪戦という“絶対に負けられない戦い”を強いるのは今すぐ是正すべきだろう。
2022年06月14日大谷翔平(本人インスタグラムより)「すべてが監督のせいというわけではないし、むしろ自分自身も調子が上がらない、申し訳なさというのはもちろんある。お世話になりましたし、本当に感謝しています」日本時間6月8日、エンゼルスのジョー・マドン監督が突如としてチームを離れることになった。チームが球団ワーストの12連敗と苦しむ中での解任劇。発表後にメディアの取材に応じた大谷翔平は“恩師”への素直な思いを語ったのだった。「ショック療法とも言える大きな改革に踏み切ったものの連敗は止まらず、暗く長いトンネルからようやく抜け出すことができたのは6月10日のこと。先発登板した大谷選手が自らの本塁打などで得点し、レッドソックス戦に勝利。連敗は14で止まりました」(スポーツ紙記者)マドン監督といえば、大谷の二刀流をサポートしてきた“最大の理解者”。カブスを率いていた2016年にチームをワールドチャンピオンに導き、最優秀監督賞も3回受賞している名将で知られる。「投手として登板した試合で指名打者(DH)を解除して投打同時出場をかなえ、登板前後の休養日を撤廃。マドン監督なしでは、大谷選手の今の活躍はなかったといってもいいでしょう。常識にとらわれない采配は大谷選手だけにとどまらず、ビハインドで満塁という大ピンチの場面で敬遠をしたり、外野手の4人シフトを敷いたり……。数々の奇策で野球ファンを沸かせてきました」(同・スポーツ紙記者)マドン監督の退任後は、3塁コーチを務めていたフィル・ネビン氏が監督代行となって指揮を執っているが、大谷の起用法に影響は出るのだろうか。二刀流の継続は約束されたが…「ペリー・ミナシアンGMは“翔平の起用法に変わりはない。ほかの選手にはできないことをやっているから”と二刀流の継続を約束。ネビン氏も“今までと同じだ。変わらないよ”と明言したので、すぐに封印ということはないでしょう。ただ、少し気になるのがマドン監督が発していた言葉です」(現地のスポーツライター)解任が告げられた日、マドン監督は複数の米メディアにこう漏らしたという。「最近は現場がフロントに支配されすぎている」この発言は、メジャーリーグでは主流になっている“データ野球”のことを指しているようだ。ここ数年、AIなどの発達によりデータ解析が進化し、情報量が急増。選手は自分の長所や弱点などを丸裸にされるようになった。試合中、ベンチでタブレット型端末を使って対戦相手のデータや自分のフォームを見直すのは選手のルーティンになっている。「データによる分析は、今やメジャーリーグの基本中の基本。もちろんマドン監督はその流れには対応してきました。そのうえで、長年培ってきた自身の観察眼や直感も大事にしたかった。解任直後も米国メディアに“私はアナリティクスが大好きだ。だが、無理強いされるのはごめんだ”とこぼしていましたからね。選手との対話を大事にしてきたベテラン監督だけに、数字ばかりにとらわれ、現場の空気感や感覚がわからないフロント上層部が頭ごなしに指示してくることにウンザリしていたようです」(前出・現地のスポーツライター)“マドンイズム”は継承されるのかファンたちの知らないところで、修復できないほどの亀裂が入っていたようだ。マドン監督は解任時の会見で「ただ球場に来て、野球を楽しむことができなくなった」とも嘆いていた。「いくら“マドンイズム”を継承するとはいっても、フロント主導の試合運びとなれば、大谷選手の起用法に暗雲が立ち込める可能性もあると思います。今はネビン氏が監督を代行していますが、次に就任する監督によって大谷選手の今後は大きく変わってくるでしょう。昨年に比べると結果こそ出ていませんが、彼の実力的にはまだまだメジャーで二刀流を続けられると思うので、その思いを汲み取ってくれる監督に来てほしいですね」(前出・スポーツ紙記者)「彼のことが大好き」と、シンプルな言葉で大谷との信頼関係を築いてきた名将はもういないけれど、これからも二刀流を楽しませてほしい!
2022年06月11日井上尚弥「通過点にしかすぎない一戦だと思う」再び迫ったビッグマッチを前にしても、“最強王者”の言葉は揺るがない。「ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥選手が、6月7日にさいたまスーパーアリーナでWBC同級王者のノニト・ドネア選手と3団体王座統一戦を行います。6日には神奈川県横浜市内のホテルで前日計量が実施され、両者ともにクリア。戦いの条件は整いました」(スポーツ紙記者)期待がかかる“PFP”とは?6月3日に行われた会見では、冒頭のように堂々たる自信をのぞかせた尚弥。対ドネア戦は今回で2回目だが、2人の試合には世界中から注目が集まっている。「ドネア選手との直接対決は、’19年11月7日に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の決勝以来のこと。当時は尚弥選手が判定勝ちを収め見事、大会優勝に輝きましたが、ハイレベルな激闘を繰り広げた2人の試合は、多くの海外メディアから“年間最高試合”に選ばれるなど話題を席巻。今回の再戦にも、かなり熱い視線が注がれてますね」(同・スポーツ紙記者)対戦相手のドネアも「私のキャリア最大の一戦になる」とリマッチに闘志を燃やしているが、今回の試合について、一部のボクシングファンからは尚弥に対してある“期待”が寄せられているという。「尚弥選手が勝てば、“PFP”、つまり“パウンド・フォー・パウンド”の1位に君臨するかもしれないんですよ!」(格闘技ライター)格闘技ライターも熱く語るほどの“PFP”とはいったい何か。「格闘技において、“全階級を通して体重差のハンデがない場合に、誰が最強か”を指す称号です。通常、格闘技は体重別に階級が分かれていて、自分の体重と近い対戦相手と試合をします。特にボクシングは全17階級と細かな体重設定がされていますが、“技量が同程度であれば、体重が重い方が勝つ可能性が高い”というのが通説。そうすると、最重量級にあたるヘビー級のチャンピオンが最強ということになってしまいますが、もしその体重差がないとしたら、全階級の選手で誰が一番強いのか?それを示す指標がパウンド・フォー・パウンドなんです」(同・格闘技ライター)現在は多くのメディアが独自のランキングを発表しているが、尚弥はもっとも格式と権威があると言われるふたつのメディアでも上位に位置している。「そもそもPFPというのは、1922年に創刊されたアメリカのボクシング誌『ザ・リング』の初代編集長ナット・フライシャーによって、1950年代初期に造られた用語。尚弥選手は’20年10月に同誌のランキングで2位に選出され、’22年6月現在も3位に位置しています。また、米スポーツ専門局『ESPN』のPFPは記者による投票制で透明性があるものとしても知られていますが、こちらでも2位に座しており、今回の試合内容次第では1位に選ばれ、文字通り“世界最強”のチャンピオンとなる可能性も十分にあります」(同・格闘技ライター)1位選出となれば、日本人初の快挙。偉業達成を目前にファンの期待は自ずと高まるが、本人は至って冷静なようで……。「1つの指標として意識はしているかもしれませんが、尚弥くんの陣営が昔から目標に掲げてきたのは“4団体統一”。PFPは、あくまで結果としてついてくるものという認識でしょう」(尚弥の知人、以下同)「いつかは具志堅さんの記録を抜く」存在にドネアを破れば、見事3団体統一。夢に向けて大きな一歩を進めることとなるが、尚弥の陣営にはもう1つ野望があるという。「所属ジムの大橋秀行会長はプロデビュー前から尚弥くんを特別視していて、“いつか具志堅さんの記録を抜く”と、元世界チャンピオンの具志堅用高さんが持つ世界王座13連続防衛を超えるような存在になることを掲げていました」尚弥の強さを持ってすれば、レジェンドの偉大な記録を更新するのも夢物語ではないだろう。そんな彼のそばには、大橋会長も信頼を寄せる心強い味方が。「トレーナーを務める父・真吾さんを含め、井上家は家族で1つのチーム。真吾さんは若いころヤンチャだったのがなんとなくわかるような、気さくで明るい人ですよ(笑)。普段は冗談も言うお茶目な方ですが、ボクシングのこととなると目の色が変わる。尚弥くん自身も今は奥さんと3人の子どもを持つ父になって、パワーアップしている。彼の強さを語る上で、“家族”の存在は欠かせないと思います」一家の支えのもと、リング上では無類の強さを誇る尚弥。では、リングの外での人間性はというと……。「爽やかな好青年といった感じで、10代のころから受け答えや礼儀、振る舞いが完成されていました。ご両親の教育の賜物だと思いますね。威圧的な言動は一切ないのに、関係者も緊張してしまうようなオーラというか、風格があるんですよ。これは、彼がチャンピオンになる前からです。大橋会長を含め、周りの人間はみんな“これが世界王者になる男だ”と確信していました」チャンピオンの名に恥じない振る舞いを見せているようだが、実はそんな尚弥にも“ウィークポイント”があって……。「ボクシングにおいては人間離れした強さですが、テレビのバラエティ番組や雑誌の撮影など、自分の専門外の現場となると彼でも緊張するようです。以前、番組出演のためテレビ局に行った際、“楽屋挨拶とかテレビ業界の勝手がわからなくて、困惑した”なんて話も聞きましたよ(笑)」さらに、あの女性タレントにまつわるこんなエピソードも。「’13年4月10日、プロ3戦目を控えた尚弥くんがジムで公開練習と会見を行なった日のこと。会見にモデルの菜々緒さんがサプライズゲストで登場し、この日が20歳の誕生日だった尚弥くんにネクタイをプレゼントしたんです。すると、いつもポーカーフェイスな彼も珍しく照れた様子で緊張してしまったそう。話を聞いて、尚弥くんも人間なんだなと、ある意味安心しました(笑)」意外な弱点を見せていた尚弥だが、ひとたびゴングが鳴れば向かうところ敵なし。6月7日は、ボクシング界の“怪物”の勇姿を見逃せない!
2022年06月07日羽生結弦「ファンタジー頑張りまーす!イェーイ!」羽生結弦が、リラックスした様子で織田信成のYouTubeチャンネルに登場した。「6月3日から5日まで名古屋で行われたアイスショー『Fantasy on Ice』(以下、『FaOI』)の裏側を公開したものです。冗談を言ってふざけ合う姿から、仲のよさが伝わってきます」(スポーツ紙記者、以下同)『FaOI』は、5月末に幕張でスタートし、名古屋は2か所目。羽生や織田のほか、競技を引退したばかりの田中刑事や、羽生と同郷の荒川静香らも出演し、スケーターとコラボレーションするアーティストには、スガシカオや広瀬香美が名を連ねる。「羽生選手は、地元・仙台の銘菓『萩の月』を差し入れするなど、選手やアーティストたちを盛り立てています。それぞれのパフォーマンスにさらに磨きがかかり、会場に駆けつけた観客を魅了しました」羽生は、スガとともに『Real Face』を披露。「KAT-TUNのデビューシングルとして、スガさんが作詞を手がけたものです。サビの“リアルを手に入れるんだ”という歌詞に、“4回転半を実現させるんだ”という思いを重ねているそうです」さらに、羽生らしいストーリー性を感じる仕掛けも。「2019年に行われた前回の『FaOI』では、ToshIさんとのコラボで『マスカレイド』という曲を披露。演技の最後に仮面を投げ捨てるしぐさをしていました。仮面を投げ捨てたことで“Real Face”が現れたのかな、と……」(羽生のファン)羽生の“本当のスケーティング”ワイルドな曲を、キレのある演技で滑り切った。「“ドロップキック”という歌詞で高さのある鮮やかなキックを、“雨上がり濡れた堤防で”という歌詞では紙コップの水を頭から浴びていました。歌詞や楽曲を理解して、その世界観を表現する気迫が感じられましたね」(前出・スポーツ紙記者)元フィギュアスケート選手の渡部絵美さんは、テレビ中継で羽生の演技を見たという。「羽生選手の表現を、のびやかに観客に伝える素晴らしい演技でした。衣装のフードを使った演出もありましたが、ジャンプやステップなどの技で採点される試合でそれを行うのは難しいので、アイスショーならでは。そういった演出も含めて、どんなことでファンが喜んでくれるかを彼自身がきちんと理解して、それに応えていたように感じます」プレッシャーからも解放され……。「試合とは違って背負うものもなく、のびのびとスケートを楽しんでいる雰囲気がありました。まさに羽生選手自身の“本当の”フィギュアスケーティングを見せてくれましたね」(渡部さん)北京五輪での“ナミダ”も“ナゲキ”も“未来へのステップ”にして、4回転半に挑んでほしい!
2022年06月07日野球というスポーツを通じて子どもたちの健やかな成長を応援し、将来へ寄り添い、また復興支援も同時にサポートする「AIG」×「MLB CUP 2022」活動プラン発表会が行われました。「AIG」×「MLB CUP 2022」活動プラン発表会発表会は、まずAIG ジャパン・ホールディングス株式会社/AIG損害保険株式会社代表取締役社長兼CEO ジェームスナッシュ氏より、リトルリーグの全国大会「MLB CUP」をはじめとしたAIGのプロジェクトについての概要が説明されました。「MLB CUP 2022」は小学4〜5年生を対象に、次世代を担う全国の野球キッズに夢を与え、野球人口拡大に繋がる普及プログラムを創ることを目標とする新しい形の野球大会・トーナメント。2016年より東日本大震災の復興をサポートする目的で毎年開催されています。残念ながら、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年は中止、2021年は予選大会のみの実施、という状況でした。しかし今年は、既に5月より予選大会が開催中。7月29日~31日に、宮城県石巻市で執り行われる全国決勝大会へ向け、全国の約1900名もの野球少年たちが日々、熱戦を繰り広げています。メジャーリーグベースボールジャパン代表の川上紗実氏も来賓として登壇し、開催へ向けた喜びをナッシュ氏と分かち合っていました。また、その後に行われたトークセッションでは、元メジャーリーガーの松坂大輔さんと岩隈久志さん、野球人の東尾修さんを父に持つプロゴルファーの東尾理子さんも登壇。3人とも、子どもが少年野球を行っているパパ&ママだそうで、「野球に取り組む子どもを応援する親」としての視点でも大いに盛り上がりました。親になり、子どもの野球をサポートして思うこと「自分が野球をしていた頃は、純粋に楽しくやらせてもらっていたのですが…いざ親になると練習場への送迎など、意外と大変ですよね。いま思うと、自分が子どもの頃は相当両親に負担をかけていたと思います。でも、気持ちよく野球をやらせてもらえていたのでありがたいです」(松坂さん)「昔といまでは野球のできる環境など少し違いますが、子どもを見ていて競技に取り組む楽しみという本質は同じかなと感じます」(岩隈さん)「野球は団体スポーツなので、ルールや約束を守ったりすることも子どもにとって学べる大切なことだと思います。チームメイトと切磋琢磨して皆で努力していく姿、いいですよね。野球には技術だけでなく、人間が成長するうえで学べることがたくさんあると感じました」(東尾さん)応援する側になり親に感謝を感じた松坂さんに対し、岩隈さんは野球の楽しさの普遍性、東尾さんは礼儀や協調性を学ぶ機会にもなっている、と感じているそう。野球を通して培えるもの全員が、野球を通して「より強い人との絆」ができた、と感じているそうです。もともと人見知りの松坂さんは、野球を通じてより深い友人ができたとのこと。岩隈さんも小中高からの野球仲間とは未だに付き合いがあるそう。また、東尾さんは子ども同士だけでなく親同士でも絆ができたとのことでした。またAIGナッシュ社長も野球を親しむ一人。「私も小さい頃の野球仲間とは未だに友だちです。彼らと集まるときは、かつて応援してくれた祖父、親同士でも集まるので3世代、いまでは私の子も含めた4世代の集いになります。この絆は生涯続くものだと実感しています」と、スポーツがもたらす世代を超える絆の素晴らしさについて熱く語っていました。確かに、野球はいくつになっても観ることもプレイすることもでき、前の世代から次の世代へ繋がることができる非常に身近なスポーツ。今回の「MLB CUP2022」でも、きっとたくさんの夢、絆、ドラマが生まれることでしょう。
2022年06月06日新庄剛志監督6月3日発売の『FRIDAY』が“ビッグボス”こと日本ハムファイターズ新庄剛志監督の熱愛スクープを報じている。《熱愛スクープ!“ビッグボス”新庄剛志「金髪美女」とのラブラブツーショット写真》そう題された記事には、5月下旬に羽田空港で黒いハットを目深にかぶった彼とハーフの美女が連れ立って歩いている姿が激写されている。お相手は30代前半の元ダンサー志望の女性で新庄が監督になる前から都内のマンションで同棲していたという。日ハム監督就任に合わせて一緒に札幌に引っ越したのだそうだ。この記事が出る数日前、新庄は自身のインスタグラムを更新。記者に直撃取材を受けたことをフォロワーに報告している。新庄の意外な“マスコミ晒し”《先程、羽田空港でFRIDAYさんから直撃取材をされました内容は以前FLASHさんにも温泉で撮られた、今も仲良くさせてもらってる女性の件でした近日中に出ると思うのでもし暇を持て余してる方は読んであげてください》文言とともに投稿されたのは、フライデーの記者2名とカメラマンをスマホで接写した“逆取材”の様子や彼らの名刺の写真。文の最後は《朝早くから取材していただくのは有難いですが、可愛い選手達にコロナ等の感染症をうつしたくないので今後取材をされる際はソーシャルディスタンスでお願いします》で締めくくられている。記者の顔には目線、名刺にもぼかしが入れられていたが……。これに驚きを隠せないというのがプロ野球界を取材してきたベテランスポーツ紙記者。「新庄さんがアップした写真はSNSなどで大いに話題になっています。投稿された当初はなんと、顔と名刺がそのまま掲載されていましたよ。のちに修正されましたが、“マスコミ晒し”をする一面は意外でしたね。現役時代からそうでしたが、今年の監督就任後のキャンプ取材でも取材陣に昼食を振る舞うなど常にサービス精神旺盛で、マスコミをうまく味方につけるタイプでしたから。そんな彼が突撃取材に対し、今回のような行動に出たのには驚きました」新庄がインスタグラムに《以前FLASHさんにも温泉で撮られた、今も仲良くさせてもらってる女性の件》と記しているとおり、2021年に『FLASH』は伊豆の高級温泉宿に宿泊するデート現場を撮影している。しかし、同誌とは今も関係性が良好のようで、「2021年12月、12球団合同のトライアウトの取材にきていた『FLASH』記者がたまたま、次期監督として参加していた新庄さんと喫煙所で遭遇したといいます。その半年前にスクープを撮っていただけに、気まずい思いをしたそうですが、新庄さんには『温泉、撮ってたよね。でももう行かないよ(笑)春のキャンプにもおいでよ』と笑顔で話してもらったそうです。そのことは記事にもなっていますが、度量の大きい新庄さんだからこそ、『FRIDAY』に対して何か思うところでもあるのかな、と勘繰ってしまいます」(同・スポーツ紙記者)張り込んでいた記者の車を叩いて……’90年代前半から元妻・大河内志保との熱愛が報じられたり、長年球界のプレイボーイぶりを伝えられてきた新庄。これまで週刊誌の取材に対しても寛容な態度をとってきたが……。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は今回の新庄の姿勢についてこのように話す。「スマホがないガラケーの時代から、芸能人が“牽制”というかたちで携帯の写メール機能を使い記者を撮ることはよくあったことです。スマホの時代になってからも、市川海老蔵さんが取材に対し、逆に動画を回して牽制するというケースもありました。今はSNSで簡単にフォロワーに発信することができる時代。特に今回の新庄さんは使い方が上手く、報じられる前に、『暇を持て余している方は読んであげてください』と、“記事が出たところでノーダメージ”だとインスタでアピールをした。よく考えられたイメージ戦略だと思います」今回、『FRIDAY』が女性との付き合いについて話が聞きたいと問いかけても、脇目もふらずに無言を貫いたのだという。なぜだろうか。「週刊誌の直撃は“考える間もなく本音を聞き出す”ための王道の取材方法ではあります。取材する側としては所属事務所を通してでのコメントではなく、本人の生の声を聞きたい。ですが、新庄さんからすれば万が一にでもコロナに感染して試合を欠場することを避けたかったのでは。また、球団の監督になってからは“プライベートでも選手に示しがつくように”とあまり私生活のことを多くを語らないようにしている印象です。これまでは恋愛も含めた私生活もオープンな彼でしたが、今は立場上難しいのでしょう」(佐々木氏)チームを変える監督になるために、まずは自分から変えてゆく?
2022年06月03日那須川天心6月19日、キックボクシング『RISE』フェザー級王者・那須川天心と、『K-1』スーパーフェザー級王者・武尊の対戦が実現する。これまで所属団体が異なる、また双方のルールが異なることなどからマッチメイクされなかった両王者による、格闘技ファンが待ち望んだ“世紀の一戦”なのだがーー。試合会場の東京ドームに設置される、リングに最も近いSRS席が10万円のプレミア価格が物語るように、テレビ放送でも高視聴率が期待された『THE MATCH 2022』。ところが、放送権を獲得していたフジテレビが5月31日、土壇場で中継の見送りを発表したのだった。すると即座に自身のツイッターに《お金の為じゃねえんだよ 未来の為にやってんだよ 子供達はどうすんだよ》と、怒りと悔しさをぶちまけた天心。続けてインスタグラムで、自身も“格闘技のテレビ放送を見て人生が変わった”などと力説しては、《目先のお金なんてちっぽけだし 俺はお金の力には負けたく無いこの試合は沢山の子供達、未来のある人達、より多くの人に観てもらいたいそれには地上波しか方法は無い》あらためてお金のためではなく、子どもたちに観てほしい、そして格闘技に興味を持ってほしいという未来につなぐための試合であると強調してみせた。「たとえ地上波放送がなくとも2人の試合を観たい、また全ての試合を観たい格闘技ファンは、もとより“ペイパービュー”方式で完全生中継されるネットテレビ『ABEMA』を視聴するでしょう。ただ、天心選手が言うように、地上波で“無料”放送することで新規視聴者層の開拓や、それこそ子どもに興味を持たせる狙いがあるのでしょう。とはいえ、“お金の力には負けたく無い”などと、まるでフジテレビさんが放映料をケチって撤退したような言われ方ですが、それこそお金だけの問題ではなく、主催側に抱いている不信感も一因だと思います」(広告代理店営業スタッフ、以下同)フジが放映権を放したのは2度目『週刊ポスト』5月20日号が報じた【天心vs武尊の仕掛け人RIZIN代表・榊原信行氏「反社交際音声」流出トラブル】なる記事。『THE MATCH 2022』実行委員で、格闘技団体『RIZIN』の代表を務める榊原信行氏と、反社会的勢力とのつながりを疑惑として指摘したものだ。当の榊原氏は疑惑を払拭すべく、同誌のインタビューに応じて記事に反論するも、フジにとって納得のいく答えとは見なされなかったのかもしれない。「かつてフジは“ドル箱”とされた、同じく榊原氏が主宰を務めていた人気格闘技大会『PRIDE』の放映権を手放したことがありました。その時も同様に関係者の“黒い疑惑”を報じられてのことで、今回のことで2回目なのです。『THE MATCH 2022』放送後に新たな疑惑が浮上しないとも限りませんし、テレビ局のコンプライアンス違反の取り締まりが強化さている現状では、たとえ疑惑でも蔑ろにはできないということ」もちろん、日頃から真面目にトレーニングを積み重ね、真摯に試合に臨もうとしている選手に罪はなく、それは天心と武尊とて同じ。ところが、「“子どものため”とは嘘偽りない本心なのでしょうが、必ずしも額面通りに受け止められていないのも現実」。というのも、彼の発言が大きな反響を呼び、SNSをはじめとしたネット上で多くの賞賛の声が上がる一方で、《できれば格闘技は子供達には見せたくないけど、、、って思うおじさんは、もう古いのかな?》《たぶん真剣に発言してるのだと思うけど、大半の親は子供に殴り合いを見せたくないと考えていると思うんだけど》《子供の未来って言うが、 子供の未来の為に、「暴力を見せたくない」って親が沢山いるのが世の中》その子どもたちに格闘技を「見せたくない」とする、親世代と思われるユーザーも。ルールありきのスポーツであることは間違いないが、興味がない、共感を持てない視聴者にとって格闘技は時に「殴り合い」「暴力」に映り、テレビで子どもに見せるのは悪影響につながると捉えているようだ。試合を見て「え、喧嘩じゃん」実際に、テレビで子どもと一緒に格闘技を視聴したら、「見たくない」と拒否反応を示されたケースも。小学校に通う男児の父親である40代男性は、テレビ放送されていれば観戦するというライトユーザー。「きっかけは天心選手です。息子は『逃走中』(フジテレビ系)が大好きで、出演していた天心選手のアクロバティックな身のこなしや素早さに“かっこいい!”とすっかりファンになり、他の番組で見かけた際も“天心出てる!”とヒーローに映ったのだと思います。後で空手教室に通う友達から格闘家であることを教わったみたいで」そんな折に、テレビで見ていた大晦日の『RIZN』に天心が登場し、そこで初めて子どもと観戦することに。リング登場時こそ「天心、かっこいい!」と楽しげだったというが、次第に表情が変わり……。「いざ、試合が始まると“え、喧嘩じゃん”と(苦笑)。普段、“友達と喧嘩してはダメ”と口すっぱく教えているだけに、“喧嘩じゃなくてスポーツ”と説明しても納得してもらえませんでした。他の試合のハイライトシーンが流れた時も、身体にタトゥーが入った選手を見て“この人、怖い人?”、KOシーンには“うわっ、痛そ〜”“死んじゃった?”と。さすがに格闘技は早かったのか、“もう、見ない”とショックを受けたようで。妻にも“なんで、そんなの見せるの!?”と怒られました(苦笑)」(同・40代男性)それ以来、すっかり天心から心が離れてしまったのか、元旦放送の『逃走中』で逃走成功したユーチューバー・ヒカキンが男児のヒーローになったようだ。「子ども」を大義名分にした?時に血が舞う激しい打撃戦に加えて締め技で失神する場合もあったりと、選手にとって命懸けの試合がファンの心を掴む格闘技。さらに外国人選手や、一部の日本人選手でも身体中にタトゥーが入っている選手もいることで、いくら天心が華麗なテクニックを駆使したスマートな試合運びをしても、子どもにしてみれば“怖い”イメージばかりが残るのも無理はないということか。「言葉足らずな表現が反感を買ったとも考えられます」と、天心に批判の声が向けられた背景を慮る。「インスタグラムに綴った文面も全て読めば、天心選手の真意もわかります。ですが、ネットニュースで《子供達はどうすんだよ》というツイート部分だけを見てしまうと、“すべての子どもが試合を待ち望んでいるんだ”と、まるで“子どもを大義名分”にして反論しているような印象を持たれかねません。彼自身、格闘技界の未来を真剣に考えていて、それこそ子ども向けのテレビ番組に出演するのも“格闘技に興味を持ってほしいから”でしょう。ならば、それ以前に榊原さんも含めて一体となって疑惑が浮上するような体質を正す。そして、子どもにテレビ観戦を勧めるのならば、選手もタトゥーを含めて健全な環境を整えていく必要が……」格闘技にもコンプライアンスが求められそうな時代。この“無理難題”に天心はどう応えるか。
2022年06月02日大谷翔平(エンゼルスのインスタグラムより)「素直に、抑えられてうれしいです」5月21日、マツダスタジアムで行われた広島カープ戦。中日ドラゴンズの根尾昂(22)が、1-10と大きくリードされた8回、外野手登録ながら投手として登板した。「1回を1安打無失点、ストレートの最速は150キロを計測。大阪桐蔭高校時代は2年春と3年春に甲子園で優勝投手となり、当時から“二刀流”で注目されていたので、今回の登板は大きな話題となっています」(スポーツ紙記者)プロでは野手に専念してきたが、SNSでは《『4番ピッチャー根尾』のコールがカッコ良すぎる》という声も。実はこのところ、アメリカで活躍する大谷翔平に続かんとばかりに、“二刀流”デビューする選手が相次いでいる。エンゼルスのマイケル・ロレンゼンも“2刀流”に「大谷選手の古巣・日本ハムに所属する1学年上の先輩、上原健太投手(28)は、150キロを超えるストレートに加えて、打者顔負けの打撃センスと50メートル5秒台の俊足が買われ’21年11月に二刀流挑戦を表明。翌12月には“(練習の仕方が)全くわからない。そういう感じでアイツ(大谷)と接していなかったので”と悩みを明かしましたが、5月25日のヤクルト戦に“8番・投手”で初めて二刀流で出場。投げては4回1/3を無失点、打っては第2打席で左中間へ二塁打を放つなど、投打で活躍を見せました」(同・スポーツ紙記者)メジャーでも同様の流れがあるようだ。スポーツライターの梅田香子さんは、「現在は大谷選手と同じエンゼルスに所属しているマイケル・ロレンゼン選手(30)は、前チームのシンシナティ・レッズでのデビュー当時から“両方やらせてほしい”と希望を出していたんですが“疲労がたまってケガにつながる”と認められませんでした。ところが、’18年に大谷選手が活躍したことで風向きが変わり、同年の8月に二刀流で出場しました。“大谷がいなければ、レッズは僕に二刀流のチャンスを永久に与えなかっただろう”と感謝を語っていますよ」二刀流を認める動きを活発にした大谷の活躍。とはいえ、彼は特別な存在のようで、「大谷選手クラスが続々と出てくるかというと、また違う問題。彼のように両方で一流になるのは困難だと考えられています。前田健太投手はメジャーでもホームランを打ってますが、“二刀流を目指していたら、日本でも2軍で終わっていたと思う”と話していました」(梅田さん、以下同)このところは、大谷のすごさが再認識されているという。「ベーブ・ルースの時代と比べて、全体的に野球のレベルが上がっている現代に実戦でやることは難しい。エンゼルスのチームメートは伝説の生き物に重ねて“ユニコーンだ”と言っていますよ(笑)」負担が大きい二刀流は、疲労とケガとの戦いになる。「大谷選手はストレッチを絶えずやっています。日本のプロ野球のほうが試合数も少なく移動距離も短いので、根尾選手の挑戦は面白いと思います。日本の選手はすごく練習している印象ですし、可能性は感じますね」’21年11月の会見では「そういう(二刀流に挑戦する)人の可能性を見てみたい」とコメントしていた大谷。大きな背中を追って、次のスターが誕生する日が待ち遠しい。◎梅田香子’86年、『勝利投手』で第23回文藝賞佳作を受賞。その後はスポーツライターとして、MLB、NBA、フィギュアスケートなど幅広く取材活動を行っている。’09年から在米
2022年06月01日織田信成(写真左)と羽生結弦。リハーサル写真の投稿にはIOC公式も反応(織田のTwitterより)「5月27日、羽生結弦選手をはじめ、世界で活躍するフィギュアスケーターと、広瀬香美さんやスガシカオさんら、有名アーティストとのコラボレーションが行われるアイスショー『Fantasy on Ice2022』(以下『FaOI』)が幕を開けました。3年ぶりの開催となる今回は、幕張、名古屋、神戸、静岡の4か所で公演が行われます。羽生選手の北京五輪以来初めての演技は、スガシカオさんの『午後のパレード』生演奏に乗せたキレキレのダンス。歌詞を口ずさむ場面もありました」(スポーツ紙記者)羽生自身がアイスショーの中でも“特別な存在”と語る『FaOI』だが、スポーツジャーナリストの折山淑美さんは彼が出演を決めた理由をこう推察する。「“おもしろいから”だと思います。これまでにやったことのない曲でアーティストとのコラボレーションという新しい経験ができることに、魅力を感じているのでしょう」3か月前の北京五輪での熱戦とは違った雰囲気を味わっていることだろう。一方、リンク外では攻防が繰り広げられていて……。「羽生選手への囲み取材を巡って、主催側と記者クラブのスケート分科会の間でせめぎ合いがあったんですよ」こう明かすのは、とあるテレビ局関係者だ。「5月中旬に届いた取材要綱には“本公演におきましては、出場選手のインタビューは予定しておりません。予めご了承ください”と明記されていました。しかし、われわれやスポーツ紙にとっては、やはり注目度の高い羽生選手の言葉が欲しい。そこで、どうにか羽生選手だけでも囲み取材の場を設けてもらえないか交渉を重ねていたのです」(同・テレビ局関係者)進退について聞かれたくないしかし、それが認められることはなく……。「“コロナ対策”を理由に、取材の機会を得ることはできませんでした。オンライン取材なども提案したのですが……。先日、ネイサン・チェン選手が来季の欠場を発表したこともあり、“進退について聞かれたくないのでは”と専らの噂です」(同・テレビ局関係者)では、羽生が進退を発表しないのはなぜか。「まだじっくり考えているからでしょうね。それに“スケート連盟などを通じて公式に発表したい”という思いもあるでしょうから。SNSなどを通じて自分で発信することが一般的になった世の中ですが、スポンサーや自らの立場を考えるとなかなかそうもいかないですしね」(折山さん)さらに、“ゆづ美学”もあるようで。「北京五輪を終えて“ファンのみなさんからの声をいただいて演技が届いたんだと思えた”とも明かしていましたが、羽生選手はとにかく“スケートを見てほしい”“言葉よりも演技で伝えたい”という思いが強いんです。彼は、それができるほどの表現力を持ち合わせている選手ですから」(スケート連盟関係者)この先、どんな演技で何を伝えてくれるのか─。
2022年05月31日佐々木朗希(本人のインスタグラムより)「別に話すことはないです。一切コメントしないです」4月24日、プロ野球のオリックス対ロッテ戦後、球審を務めた白井一行審判員は厳しい口調で言い放った。この試合は、思わぬ形で注目を浴びることとなる─。「ロッテの先発投手は、4月10日、プロ野球史上16人目となる完全試合を達成、5月20日の登板で無傷の5連勝を飾った佐々木朗希選手。しかし、この日は白井審判員から受けた“ボール”の判定に不服そうな態度をとってしまい、警告を受けました。ただ、このシーンでの白井審判員が高圧的に見えたことで、各方面で物議を醸す事態に……」(スポーツ紙記者)白井審判員は「ルールを守っていた」一件を受け、日本野球機構は「注意の仕方に別の方法があった」と発表したが、著名人たちも私見を述べた。「タレントのマツコ・デラックスさんはテレビで“(白井審判員が)マウント取りにいったんでしょう”と辛辣なコメント。一方、メジャーで活躍するダルビッシュ有選手はツイッターで《審判にも態度出させてあげてください》と擁護する姿勢を見せました」(同・スポーツ紙記者)5月15日には、同じくロッテのレアード選手に退場宣告をした白井審判員。賛否両論が飛び交っているが、専門家の目にはどう映ったのか。審判員として29年間で1軍公式戦1451試合に出場し、その後、審判技術指導員を8年間務めた山崎夏生さん(66)に話を聞いた。「佐々木選手はそれまで再三にわたって、不満げな態度を見せていました。ルールブックには“不満の意を表してマウンドを降りたら警告を発せられる”とあるので、逆に警告を発しなければ、審判のルール違反になる。白井審判員は、ルールを守って注意したわけです」白井審判員の人柄とはあくまでルールに則った対応だというが、その姿勢には問題もあったようで……。「白井審判員自身も、映像を見て“自分はこんな感じだったんだ”と反省しているかも。もうひとつ反省すべきは、取材に対し“話すことはない”という対応をしてしまったこと。“ルールに則った行動です”と説明すれば、大きな問題にはならなかったんじゃないかな」(山崎さん)そんな白井審判員は、野球ファンの間では有名な存在。「甲高く大きい声でのストライクコールが彼の代名詞。そのとき、手をK(三振の意味)の形にするのですが、AKB48のダンスを参考にしたそうです。過去10年間で7度の退場を宣告していて、これは最多記録なんです」(前出・スポーツ紙記者)「退場宣告が多い審判」となるとトラブルメーカーのように思えてしまうが、前出の山崎さんはこう語る。「ネットでは叩かれてますけど、26年で1500試合以上、日本シリーズにも4回出場している。『審判員奨励賞』を2回もらっていて、むしろトップクラスの審判員です。毅然とした顔つきで怒っているように見えるかもしれないけど、試合中だから当然です。退場宣告が多いのも、彼がきちんとルールを守る証拠。然るべきときに退場させないのは、審判としてルール違反ですから。酒も飲まず、まじめでいいやつ。気さくで、若手からの人望もある人なんです」意図せぬ形で話題を呼んだ、プロ野球に欠かせぬ“裏方”。決してブレない判断があるからこそ、選手たちは安心してプレーできる。山崎夏生元NPB審判員。29年間で1軍公式戦1451試合に出場。現在は「審判応援団長」の肩書で講演や執筆を行っている。著書に『プロ野球審判ジャッジの舞台裏』などがある
2022年05月27日坂本勇人(優勝パレードより)「巨人軍のアノ選手は飲み方が汚くって……なんて話は、よく聞きますよ」東京・銀座に店を構える飲食店の店主が、そう話す人物がいる。読売ジャイアンツのキャプテン・坂本勇人だ。5月17日、『文春オンライン』で白昼堂々“彼シャツコーデ”の女性とお散歩デート姿が報じられたばかり。球界屈指のスター選手「まぁ、坂本選手らしいですね(笑)。独身ですし、別に悪いことをしているわけではないのですが、もう少し人目を気にしても……とは思いますけど」(スポーツ紙記者)坂本がデートを楽しんだとするのは4月下旬。この数日後には『右膝内側側副じん帯損傷』で、出場選手登録を抹消され、戦線を離脱した。「打撃もさることながら、華麗な守備を見せる球界屈指の遊撃手である坂本選手も33歳。今年の開幕戦は『左内腹斜筋筋損傷』で欠場していますし、身体的にも負担の大きい2遊間を続けていくのはそろそろ限界なのかも。坂本選手の“後継”も育ってきていますし、彼自身が今後どうするのか、判断に注目が集まっています」(同・スポーツ紙記者)これまで坂本の歩みは、ただならぬものだった。「ドラフトで巨人から1位指名を受け、高校卒業後の2007年にプロ入り。入団2年目には、10代でスタメンに大抜擢されました。2012年は最多安打を記録し、2016年にセ・リーグの遊撃手として初となる首位打者に。2019年には自己キャリア最多となる40本の本塁打を打ったことも。2020年には31歳10か月の若さで通算2000本安打に到達と、球界史に残る実績を打ち立てた選手です」(同・スポーツ紙記者)ひと晩で何本ものシャンパンを一方、“夜のグラウンド”でも、こんな話が。冒頭の店主が明かす。「球界ではスーパースターの坂本さんですが、ホステスの子がグチってましたよ。女の子に向かって“ブス”なんて暴言を吐くのは当たり前。“俺はジャイアンツの坂本だぞ”と自分から名乗って、気に入った子をすぐお持ち帰りしようとするとか。札幌の“ススキノ”で、野球をまったく知らない女の子も坂本さんだけは知っているって、ウチに来るお客さんも話していました。でも、それは彼の飲み方が本当に汚いからで……」2015年には宮崎県でのキャンプ中、宿舎に女性を連れ込んだが、雑に扱ったことから恨みを買い“ベッド写真”が流出したことも。とはいえ“夜の打席”で暴れまくる坂本の恩恵を受けている人もいる。宮崎県でホステスをする女性が話す。「シーズンオフのキャンプ時期に、宮崎に坂本さんが来ると夜な夜な豪遊するんです。キャバクラでは坂本さんの周りに女の子が5~6人ついて、ひと晩でシャンパンを何本も明ける。それを毎晩のように繰り返すから、市内の酒屋さんはその時期だけめちゃくちゃシャンパンを仕入れるんですよ(笑)。酒屋さんは、その時期に年間売上の大部分を得ているんじゃないかっていうぐらい」風が吹けば桶屋が儲かる――ではなく、坂本が来ると酒屋が儲かる、というのだ。ただ、最近は少し事情が違うようで。「コロナ禍で遊び歩くのも難しい時期ということもあるのでしょうが、坂本選手も最近は“夜遊び”を控えているようですよ」(前出・スポーツ紙記者)坂本も今年12月で34歳。そろそろ落ち着いて所帯を持つことも考えられる。坂本の姿が“夜の球場”から消えたとき、宮崎の酒店からタメ息が漏れ聞こえそう……。
2022年05月27日MVPを獲得した大谷翔平「大きい数字だと思うので、励みにしたいなと思ってます」日本時間の5月15日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が、メジャー通算100号目のメモリアルアーチを放った。「メジャーでの100号ホームランは、日本人選手では松井秀喜さん、イチローさんに続く3人目。459試合での到達は日本人最速の記録で、100本塁打&250奪三振という“二刀流”の記録はベーブ・ルース以来の快挙です」(スポーツ紙記者)試合後の会見では冒頭のように喜びを語った大谷。プレッシャーについて問われ、「なかったです」「特にその100がどう、いつ打ちたいなっていうのはなかったかと思います」といつもどおり記録にこだわらない“らしさ”を見せた。たとえ本人が気にしていなくても、ファンにとってはまたしても打ち立てられた偉大な記録の1つ。気になるメモリアルボールの行方は……。「会見では“ケースに入れてもらったので、どこに行くかわからないですけど、なくさないようにしたいと思います”と“大谷節”全開で答えてましたが(笑)、試合直後は球団が記念写真撮影のためにメディアに公開していました。撮影隊が行列をなす、異様な光景でしたよ」(同・スポーツ紙記者)ホームランボールは数千万円にその後、ケースに入れた状態で大谷の手に渡ったのだろうが、本人も「どこに行くかわからない」と口にするということは、ほかの個人や団体のもとに渡る可能性もあるのかもしれない。もしそうなれば、かなりの値がつきそうだが……。メジャーでの記念ボール事情について、スポーツライターの梅田香子さんに話を聞いた。「アメリカの球場は日本に比べてネットで覆われた部分が少なく、観客席とグラウンドが近いのでよくボールが飛んできます。メジャーは観客も一緒にプレーしているという考え方なので、グローブを持ってくる人も多い。“記念のホームランだからボールが欲しい”という選手がいるときは、取った観客にお願いして自分のサイン入りグッズと交換してもらうことが多いです」かくいう大谷も、2018年にメジャー第1号を放った際はキャッチした観客にサイン入りのバットやボールを渡して記念ボールを手にしている。「オークション専門家の話だと、大谷選手の1号ボールは当時で1万〜2万5000ドルの価格が予想されています。MVP受賞などを経た今は、価値が上がっているでしょう」(梅田さん、以下同)価値の上昇を加味せずとも、日本円で最高320万円にも上る。では、今回の100号ボールはどうなのか。「1号と同じで1つだけの記念品ですから、同程度の価値があると推定します。メジャーの記念球の中には、数千万円の値がついているものもいくつかあります。活躍次第では、彼の1号ボールや100号ボールもその値段に届く可能性は十分にあると思います」22日には日米通算150号のホームランを放ち、止まることのない勢いで活躍を続ける大谷。豪快なスイングから放たれるボールに、破格の値段がつく日も近い!?
2022年05月23日浅田舞・真央姉妹5月20日発売の『女性セブン』が、【「密着姉舞とギャンブル」姉妹の袋小路】との見出しで元フィギュアスケート選手・浅田真央の近況を報じている。なんでも最近になって、真央が住んでいた1LDKの単身者用マンションに姉の舞が移り住み、姉妹は“同居状態”にあるのだという。自身もフィギュアスケート選手だった舞は引退後に解説者・スポーツキャスターへ転身、また国民的スターである妹の素顔を明かすサービストークも重宝されて、タレントとしてバラエティー番組でも引っ張りだこに。その奔放な性格からか、熱愛をスクープされることも多かった。「中でも結婚目前と言われた相手が『ONE OK LOCK』のTAKA。2018年に交際が明らかになると、翌年のワンオクの北米ツアーにも同行したりとすっかり世話女房の様相。ところが、彼は遊び足りなかったのか、互いの結婚への意識にズレが生じて2019年の夏頃には破局に至ったのです」(スポーツ紙芸能デスク)TAKAとの別れが精神面に、仕事面に影響を及ぼしたのか、翌2020年に15年間所属した大手マネジメント事務所との契約を終了。個人事務所に移籍した舞だったが、以後はコロナ禍もあってか、目に見えて減っていったメディア露出。そんな折に、冒頭の女性セブンが捉えた舞の姿というのがーー。「周囲にバレたくなかったのか、キャップにメガネで素顔を隠し、そして黒いマスク姿の彼女がGWにひとりで訪れたのがパチンコ店。当たりやすいとされる5月5日の“ゾロ目”を狙ったのか、朝にフードデリバリーサービスを受け取ると、そのまま6時間ほどスロットとパチンコを“ハシゴ”して打った、とあります。たまの息抜きというよりは、かなり手慣れた“打ち筋”から察して結構な頻度で通っているのかなと。舞さんのイメージからは想像できない意外な一面ですね」(同・芸能デスク)北京五輪に姿がなかった真央現状の仕事ぶりを公式HPで確認すると、テレビ出演を果たしたのは昨年11月が最後で、2022年2月の北京五輪でもスポーツキャスターとしての姿はなかった。インスタグラムは更新しているようで、4月に社交ダンス大会に出場したことを報告している。YouTubeチャンネルも昨年9月に開設しているのだが、チャレンジ企画を中心とした動画を5本投稿して以降は、これも11月を最後にパッタリとストップ。チャンネル登録者数は1万人台と順調とは言い難そう。そんな舞と同様に、“稼ぎどき”の北京五輪に登場することはなかった妹の真央。自身のインスタグラムを更新し、《坂本花織選手、銅メダル!おめでとうございます!》と祝福のコメントを送るだけにとどめた。2010年のバンクーバー五輪銀メダリストで、フィギュアスケート人気を支えてきた彼女が五輪にいないのは、いささか不自然に思えたが……。五輪開幕のおよそ1年前の2021年4月、2018年からスタートしたアイスショー『浅田真央サンクスツアー』を完走した真央。すると翌5月に、姉を追うように同じ大手マネジメント事務所を離れているのだが、この浅田姉妹の選択に広告代理店営業担当は首をかしげる。「現在は揃って別のマネジメント会社と契約を結んでいる姉妹。前事務所は坂本花織選手をはじめ、現役のトップスケーターや有名アスリートらが所属していて日本スケート連盟と、そして各テレビ局やナショナルクライアントとも関わりが深い。移籍で揉めたとは聞きませんが、匡子さん(舞と真央の母、2011年に他界)が亡くなって以降、“母親代わり”として公私に真央ちゃんをサポートしてきた女性マネージャーと袂を分けるほどですから、もしかすると何か大きな決断をさせる出来事、トラブルがあったのかも」北京五輪に参加しなかった理由を、2月に『週刊女性』が確認したところ、《北京五輪に関するメディアの出演依頼はありましたが、浅田がプロデュースする新たなアイスショーの全国開催に向けた準備を、今は最優先で行っているところです。》あくまで真央自身のスケジュールの都合からオファーを断ったとして、前事務所とのトラブルについては明確に否定していた新マネジメント会社。「真央は寂しい思いをしています」13歳で世界ジュニア選手権を制して“天才少女”として名前が伝わると、その天真爛漫な笑顔で世間を魅了して一躍、国民的スターになった真央。「国内外を含めたフィギュアスケート大会は、俄然注目を集めてテレビ放送権は高騰、多くのスポンサーが出資を希望する“ドル箱”に。それに伴って、ジャンプ成功で溢れるほどの笑顔を見せていた少女を取り巻く環境も大きく変化したのです。それこそ別世界の華やかな舞台も経験し、一方でお金に執着する大人たちも目に映っていたかもしれない。もはや自分だけのスケートではない、常に結果が求められるプレッシャーからか、リンク上で見せる笑顔が少なくなっていったように見えましたね」(前出・広告代理店営業担当)そして2017年4月、「悔いはない」と引退を決意した真央はスッキリとした笑顔とともに、どこかホッとしたような表情も見せていた。「フィギュアから離れたら、普通の女の子なんですよ」とは、フィギュアスケートを取材するスポーツライター。「国民的スターの“しがらみ”から解放された今、真央ちゃんが損得なく頼れる、甘えられるのが姉の舞ちゃんだけなんでしょう。まだ子どもっぽいところもありますし、舞ちゃんがお母さん代わりとして近くで妹をサポートしているのでは? なんというか、互いに支え合って、依存しあう関係なのかも。結構、寂しがりですしね(笑)」2020年5月放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に舞が出演した際に、真央からの本音アンケートが紹介される場面があった。【恋人がいる舞さんと、お一人様になった舞さん、どちらが好きですか】という質問に、《1人の舞の方が好き。恋愛している舞は全て相手に合わせて自分を失ってしまい、家族のことも忘れてしまうので真央は寂しい思いをしています》と回答していた真央。姉は現在“お一人様”なのか、同居生活を望んだのは妹の方なのかもしれない。
2022年05月20日巨人・坂本勇人選手5月17日、『文春オンライン』が読売ジャイアンツ・坂本勇人選手のデートをキャッチ。【白シャツ美女とサングラスノーマスク姿で白昼手つなぎ散歩】とのタイトルで詳細を報じた。GW前の4月下旬、黒いTシャツと短パンに身を包んだ坂本が、20代と思しき女性と時に手を絡めながら散歩デートを楽しんでいたという。文春に撮られた坂本は、見出しにあるような“ノーマスク”時間も多かったそう。「そこは咎められる部分ではありません」とはスポーツ紙の野球担当記者。「当日は夏日ともありますから、熱中症のリスクを考慮して屋外でマスクを外すことには何ら違和感はありません。それよりも、5日後の試合で守備中に右膝を負傷したことの方が問題。キャプテンが抜けたGWは1勝8敗とさんざんたる成績で、4月半ばから守ってきた首位の座を明け渡した。そもそも開幕前にも故障したこともあって、長年にわたる疲労蓄積、また年齢による衰えを指摘する声もあります」巨人の、いや“球界の貴公子”も今年で34歳を迎えるベテランだ。そう、比較的結婚が早いとされるプロ野球選手において、坂本はいまだ独身なのである。それだけに恋愛はまだまだ現役ということか、美女とのデートも頷けるがーー。攻めた“彼シャツ”ファッション「記事でも“理想の女性像が厳しすぎる”とありましたが、結婚する気配は全くなかった。唯一、ゴール間近と言われたのが元新体操選手の田中理恵ですが、現役引退後も仕事を続けたかった彼女とは価値観にズレが生じたとか。元々、20代の頃は六本木界隈に繰り出していましたし、合コン参加の順番待ちをする彼目当ての女性が大勢いたという逸話も(笑)。そんな引く手あまたの坂本とデートする仲とは、“お眼鏡”にかかった特別な女性なのでしょう」と、写真誌カメラマンが話すように、確かに顔が隠された写真から伝わってくる、坂本に遜色ないオーラを放つ“白シャツ美女”のモテ女ぶり。お尻まですっぽりと隠れるオーバーサイズの襟付きシャツから、スラリと伸びた色白の生足が印象的だ。まるで彼氏の家にお泊まりに来た彼女が、部屋着代わりにと彼の大きめのワイシャツを借りたような、世の男性の理想と妄想から生まれた偶像のスタイル。いわゆる“彼シャツ”を意識したような攻めファッションだ。まさか、本当に坂本のシャツを借りて出てきちゃった、わけではなかろうが……。自身もモデルとして活躍するファッションコーディネーター・中村康介さんによると、この“彼シャツ”は「最近、また若い女性の間で流行っています」とのこと。何でも、1992年にリリースした平松愛理の『部屋とYシャツと私』がヒットした際にも流行したコーディネートで、それがリバイバルしているのだとか。「おそらく下はデニムのショートパンツ、またはホットパンツを合わせているのでしょうが、一見すると男性はドキッとさせられるコーデですね。ただ、袖口がフワッとした女性らしいデザインになっているように、当然ながら男性用ワイシャツを着ているわけではありません(笑)。ワンピースと部屋着の間のような堅すぎない感覚で、ちょっとそこまで外出する際に、ちょうど春から夏にかけて活躍するアイテムだと思います。いかにも男性ウケを意識したようなスタイルに見えますが、純粋にファッションとして楽しむ女性が多いですよ」なるほど、部屋着のようなラフスタイルの坂本とともに、手ぶらなところから察するとちょっと買い物か、近くのカフェにでも出ようとしていたシーンにも思える。2人が交際しているのかは定かではないが、親密な関係なのは確かだろう。「狙ってやっている計算女」実は、この“彼シャツ”について、2人のデートが報じられる前にも議論が起きていた。やはり流行ファッションなのだろう。4月11日に女性総合サイト『マイナビウーマン』が、【彼シャツは男受け抜群?彼シャツ姿に対する男性の本音とは】なる特集を組んでいたのだった。「彼シャツ」スタイルの女性に対する男性側の意見をアンケート調査したもので、その中で【Q.女子の彼シャツスタイルは好きですか?】とド直球な本音を聞いたところ、「好き」は約半数を占める49.5%に。その理由として、《かわいく見えるし、女性としての魅力が増すと思う》《ダボッとした感じがかわいいから》今も昔も男性は、女性の「かわいい」が強調される“彼シャツ”好きが多いのがわかる。片や、全体としては少数ながらも12.2%が「嫌い」と答えているのだが、《狙ってやっている人も計算女だと思っている》《だらしない印象を受けるから》わざわざ大きめサイズのシャツを選んで着ることに、“あざとい”“だらしない”と嫌悪感を抱く男性もいる模様。そして残りの38.3%は「どちらでもない」と好きでも嫌いでもなく、特に興味を示さない男性も多いという結果だった。タイプは「清潔感があって控えめ」果たして坂本は前者か後者か、おせっかいながら前出の野球担当記者に聞いてみると、「いや、坂本選手が“彼シャツ”好きか嫌いかはわかりませんが(苦笑)、以前に話していた好きなタイプは“清潔感があって控えめで、いつも自分を支えてくれる人”。それに本人もオシャレ好きだから、それなりに身なりに気を使う女性を好むと思いますよ。ただ、現役生活もそろそろ先が見えてきた時期に交際しているのなら、彼なりに真剣に考えている相手なのでは?」ちょうど10年前の2012年、『JUNON』5月号のインタビューに登場した坂本。当時の同僚・澤村拓一投手(現ボストン・レッドソックス)や、東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手ら同年代の結婚について問われると、《ねぇー(笑)。僕も、子供に自分のプレーしてるとこを見せたいなとはメチャメチャ思うんで。早く結婚して子供が欲しいっていうのはあります》現役でのプレーを見せるためにも、“彼シャツ”美女との今後に期待したい!
2022年05月18日大坂環(たまき)さん「当時の私たちには、本当に何もなかった。光が見えないトンネルの中にいるような感覚で、手探りで前に進もうにも、壁にはトゲトゲがあって触れると痛みを感じる。でも、とにかく前に進むしかなかったんですよね」大坂なおみの母が明かした過去トンネルの中にいた──。そう自らの過去を微笑しながら振り返るのは、大坂環(たまき)さん。テニスの4大大会(グランドスラム)のうち、全米オープン、全豪オープンを制したプロテニスプレーヤー・大坂なおみ選手(24)の母親だ。今ではトッププレーヤーとして知られる大坂なおみ選手だが、成功までは紆余曲折の連続だった。その日々を、最も近くで見つめてきた環さん。冒頭の言葉にあるように、順風満帆とは程遠かったという4人家族で歩き始めた時代。夫であるマックス(本名レオナルド・フランソワ)さんと暮らすフロリダの自宅から、家族との向き合い方、そして“光”の見つけ方を語ってくれた。「人生って本当にどうなるかわからない。もし、グランドスタッフとして空港で働いていたら、違う人と結婚して、違う人生を歩んでいたんだろうなって」優しく微笑みながら、空港内で働く地上職のスタッフ(グランドスタッフ)になりたかったと、環さんは打ち明ける。環さんの生まれは、北海道根室市。日本の本土最東端である納沙布岬を有する、北海道の東の果て。「とても保守的な土地で、父は自分の考えのとおりに家族を動かさないと気が済まないタイプ」と話すように、厳格な父親の存在が環さんの人生に大きな影響を与えることになる。「高校は英語科、短大時代もずっと英語を勉強していて、航空業界で働くことを夢見ていました。しかし、父は“CAは乗客に何をされるかわからないから危険だ。グランドスタッフのほうがいい”と決めつけました。従わないと、あからさまに不機嫌になるんです(苦笑)」卒業旅行で行くはずだったハワイ旅行も、「女性だけでハワイに行くのは危ない」という鶴ならぬ、父のひと声で強制キャンセルに。代替案として後日、家族でポルトガル・スペイン旅行に行くものの、旅先でグランドスタッフの試験日が前倒しになる一報が入り、夢は頓挫した。「普通に卒業旅行に行かせてくれていたら間に合った。あらゆることを勝手に決めてしまう父に対して、“なんで?”“どうして?”……その連続でした。父の束縛から逃れて自由になりたかったんですよね」夢破れた後、環さんは札幌の銀行に勤める。仕事後に出かけたお店で、後に夫となるマックスさんと出会うと、英語が堪能だったこともあり意気投合。その後、交際がスタートする─が、父親は認めなかった。そして、マックスさんが大阪へ引っ越すと、環さんは自由を求め、家出同然で彼の後を追うことに。「父に反発したからこそ、夫と出会い、2人の子どもに恵まれ、夢をつかむことができた……あのころは若かったから、父の行為を愛情と受け取ることはできなかったけど、父のおかげで今の私があるのだと、今はわかります。人生って、どこかで辻褄が合うんでしょうね」娘をテニス選手に! 向かった“新天地”姉・まり、妹・なおみ。2人の子宝に恵まれ、幸せと自由を手にした環さんだったが、その暮らしは爪に火をともすものだった。ひと間しかないアパートの一室で、肩を寄せ合う4人暮らし。「自由には、自分たちの生活を守る責任が付きまといますよね。その責任がないと、生活を台無しにしてしまう可能性がある」台無しにしないためにはどうしたらいいか。あるとき、17歳11か月という若さで全米オープンを制したセリーナと姉・ビーナスというウィリアムズ姉妹の活躍を目にする。「これだ!」。マックスさんは、娘をプロのテニスプレーヤーに育てることを決意する。しかし、日本は一流のテニス選手に育てるための環境が乏しい。すると、彼は自身の家族がいるニューヨークへの移住を提案。悩んでいた環さんだったが、マックスさんの強行突破で渡米することになる。まりさんは間もなく5歳、なおみさんは3歳と5か月の春だった。「人生という名の列車の同じ車両に乗り込んだひとつの共同体(ワンユニット)となって、目的地に向かって走り始めた感じです。でも、このときはその先に光が見えるのか、わからなかったですよね」ニューヨークの生活は、「睡眠時間は3時間くらいだった」と述懐するように、環さんが昼夜問わず働くことで支えた。マックスさんは、ニューヨークの公園で、独学ながら姉妹にテニスを教える。生計は環さん、指導はマックスさん、完全分業制だった。「イベントに出かけたり、映画館へ行ったり……。本当はそうしたかったけど、時間もお金も余裕がなくて。リラックスできたのは、子どもたちと一緒にいるときや、家族の料理を作っている瞬間。テニスプレーヤーに育てるというモチベーションがあったから、その中から楽しみを見いだすことができたんだと思う」そのときを楽しむしかない。そう言って環さんは笑う。ニューヨークは、公園のテニスコートを無料で借りられるなど、テニスに打ち込むための環境が、日本とは比べものにならないほど整備されていた。しかし、冬場になると屋外での練習は厳しく、高額な室内コートを借りなければならない。出費がかさみ、家計を圧迫する。マックスさんと環さんは、温暖な「フロリダに住むべきじゃないか」と考え始めた。「子どものための選択をするということが、そのまま家族のためになる……。すべてがワンユニットだった。テニス選手として独り立ちできるようなベストの選択をしようって」といっても、物事には順序がある。ニューヨークにある商事会社で働いていた環さんも、仕事の引き継ぎなどをしなければいけないため、そう考えていた。だが、“善は急げ”のマックスさんは、突然、フロリダ移住を決行。子どもだけを連れて、フロリダに車を飛ばしてしまった。夫の情熱に振り回される──。「数年に1回発生するストームやトルネードに巻き込まれる気持ちですよ」と呆れる環さんに、その対処法を聞くと、「いろいろなものをひっかきまわして、どっかに行ってしまう。残ったものからすると、“なんで?どうして?”って思うんだけど、そればかり考えていても仕方がない。散らかったものを1つずつ片づけるじゃないけど、今できることをやるしかないんです。また嵐がくるかもしれないと思うとやってられないけど(笑)。今を生きるのに一生懸命になると、余裕を感じる暇がなくなるけど、不満を感じる暇も一緒になくなるんです」環さんと話していると、古きよき“肝っ玉母さん”という言葉を思い出す。「野垂れ死にせえ」父親からの言葉に……テニスは、コストがかかるスポーツとしても知られる。仕事を捨てフロリダに移住したことで、生活はさらに苦しくなった。著書『トンネルの向こうへ』の中では、いまだに“白人のスポーツ”と見られているテニスを、アジア人が熱心に練習していることに対して人種差別的な言動を向けられたことも綴られている。心が折れそうになったことはなかったのか?「“おまえなんて、アメリカでホームレスになって道端で野垂れ死にせえ”。電話を切るとき、必ず父から言われた言葉でした。孫であるまりやなおみと話すときは、優しいおじいちゃんなのに、私にかわるといつも厳しい言葉を投げつけ、そのたびに私は泣いていました」身勝手な人生を歩む娘を、父親は許してはいなかった。「当時は極貧で、本当に家がなくなるかもしれない状況。父の言葉は、刺青のように深く私の頭に刻まれたんです。絶対に見返してやる。父への反骨心が、私を支えていました」メラメラと闘争心を燃やす環さんは、姉妹がマックスさんと遠征に行くときも、1人働き続けた。プロテニスプレーヤーにすべく、身を粉にして、そのすべてを捧げた。ときにマックスさんは熱が入るあまり、姉妹に対して厳しい指導を行うこともあったという。そんなとき、母親として娘たちとの距離の取り方はどうしていたのか?の問いに、「距離なんてない」とあっけらかんと環さんは話す。「お互い何でも言い合う関係性でした。私も疲れていたり、つらいことをしゃべったりする姿を、娘たちに見せていた。でも、2人には少し見せすぎてしまったかなって反省しています(苦笑)。子どもたちは、私の心の拠り所だったから、距離感なんてなかったんです」昨年、なおみさんのドキュメンタリー番組が、ネットフリックスで制作された。その中で、なおみさんは努力を続けられた理由を、「お母さんを楽にさせたかったから」と答えている。子どもたちにとっても、環さんが心の拠り所だったことは、想像に難くない。トンネルの中で立ち止まらずに、愚直に進み続けた結果、まりさん、なおみさんは、念願だったプロテニスプレーヤーとなる。2014年7月には、なおみさんが全米オープン女王のサマンサ・ストーサーから大金星を挙げ、光が差し込む。反面、まりさんは伸び悩んだ。子どもたちに才能の差が生まれたとき、親はどう接するべきか?「とても難しい問題」と、一拍置いて話を続ける。「考え方が父親と母親は違うと思うんです。父親は、秀でているほうにより力を注ごうとする。でも、母親としては、なかなか上がれない子どもにパワーを使いたいと考える。夫からは、そのパワーをなおみに注いだほうがいいと言われたけど、私にはできなかった」マックスさんは、なおみさんとツアーの行動を共にする機会が増えたことで、まりさんは1人でツアーに出向くようになる。身を案じた環さんは、別途、コーチを雇い、まりさんを支えた。「伸び悩んでいる子に寄り添うことはとても大切なこと。まりは優しすぎるところがあるんです。でも、なおみは私に似て、“負けたくない”という闘争心が強かった」その言葉どおり、なおみさんは勝負の世界で結果を出し続ける。そして、2018年、憧れだったセリーナ・ウィリアムズを下し、20歳でグランドスラム初優勝を果たした。それを機に環さんは確執のあった父親とも雪解けした。その後の活躍は、周知の事実だろう。「“大坂環”として活動していきたい」グランドスラム初制覇を、「何年かに1度起こるストームが、また発生した感じ」と笑うが、成功を手にしたことで、家族の生活は一変。「心にぽっかり穴があいてしまった」と、環さんは披瀝する。「私たちはずっと一緒にいたから、段階的な子離れというものがなかった。なおみがロサンゼルス近郊に家を買ってうちを出ました。その2年後にはまりもうちから離れ、娘2人が家族と離れて暮らすようになったとき、“娘は誰かにだまされているんじゃないか?”とか“私に愛想を尽かしたんじゃないか?”とか、とても不安な気持ちになって、毎日泣いてばかりいました。今思い返しても、泣いてしまう」そう言って涙をぬぐう環さんの姿から子どもへの愛情が伝わってくる。大坂家の成功は、“子どもファースト”の深い愛情があったからにほかならない。「でも、私も同じなんですよね。札幌から飛び出して大阪に行って、自分の好きなように人生を歩んできた。そう考えたとき、娘たちも自分なりに答えを出した結果なんだろうなって。かつての父の言動も、理解できるようになった。トンネルを抜けて、あのとき見えなかったものが見えてきた感じですよね」昨年6月、なおみさんが全仏オープンを棄権し、うつに悩まされてきたと告白した際、世間は大きなリアクションを示した。環さんは、なおみさんにあえて何も言わなかったという。自分からは口を出さない。子どもが何を考えているか──。「口を開けるよりも耳を開くことが大事」、環さんが心がけていることだという。なおみさんは、5月下旬から開催される全仏オープンに向け、トレーニングの最中。まりさんは、一線を退きデザイナーとして第2の人生を進む。トンネルを抜けた先には、新たな景色が広がった。環さんは今、何を見るのか?「“なおちゃんのママ”“大坂なおみの母”としてではなく、“大坂環”としていろいろな活動をしていきたい。私たちはワンユニットであり続けるけど、私も私の人生をもっと豊かにしていきたい」そう言って、にこっと笑う環さんのキャラクターは、これからは家族だけではなく、きっと多くの人に勇気を与える存在になるに違いない。(取材・文/我妻アヅ子)
2022年05月15日令和4年大相撲5月場所、2日目は間垣親方(元・横綱白鵬)のトークイベントが行われた(筆者提供)大相撲5月場所が東京・両国の国技館で絶賛開催中だ。日本相撲協会は今場所から収容人数の上限を1日あたり9265人と、通常の87%にまで増やし、さぞや大にぎわい……が期待されたものの、ふたを開けてみたら平日の2階席は見事なほどにガラガラ、1階のマス席も空席が目立ち、まだまだ以前のような満員御礼続きには至っていない。この2年間で人気力士がゴッソリ引退しかし、コロナ禍に突入した直後の2020年3月、ほかのプロスポーツ(屋内)競技に先駆けて「無観客興行」を開催。無事に15日間を走り抜け、次の5月場所こそ中止に至ったが、その後ずっと厳しい感染対策を敷いて開催を貫いてるだけあり、「コロナ時代の大相撲」の姿を少しずつだが築いてきている。コロナ時代の大相撲は、ちょうど世代交代の時期と重なった。この2年間で引退したのは2人の横綱、白鵬と鶴竜にとどまらず、大関だった豪栄道、琴奨菊、それに栃煌山、勢、臥牙丸、豊ノ島、蒼国来、荒鷲などなど。その前の嘉風、安美錦、稀勢の里らもあわせると、2014年ころから始まった大相撲ブームを大いに支えた人気力士がゴッソリ引退したことになる。それに代わるように照ノ富士が大けがと病気から奇跡の復活を果たして横綱昇進を果たしたものの、足に爆弾を抱えた横綱には「1日でも長く」と、ファンは祈るような気持ちで見つめている。新たに大関となった正代や御嶽海らには猛スピードで昇進していく様子は見えないし、一時テレビのバラエティーをにぎわせた炎鵬は十両に苦戦している。絶対的に強い人がいない。今はそんな大相撲だ。そこに歯がゆさを感じる相撲ファンもいるようだが、果たして過重な期待はコロナ時代にふさわしいのだろうか?と感じる。プロスポーツなのだから勝って当然。相撲を取る当人も、結果が全てと考えるだろう。しかし今はまだコロナ禍なのだ。私たちはマスクをし、手に消毒液を吹きかけ、検温をし、密になりすぎるのを避け、換気に気を付けて暮らす。不自由な暮らしを続ける中で、猛烈に全力を出し切ることは一瞬は可能でも、大相撲のような15日間も続く興行にはなかなか難しいように思う私は甘いだろうか。日本相撲協会は力士たちに厳しい隔離生活を今も課している。出稽古(ほかの部屋に行っての稽古)は禁止で、場所前にはほとんど自由な外出もままならない。新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反したとして、大関だった朝乃山は6場所(1年間)の出場停止処分の憂き目に遭い、今場所は西幕下42枚目まで番付を下げて来場所(名古屋)でやっと復帰だ。いろいろなことが異常事態のままで、普通ではない。そもそも、コロナ禍で共同生活を送る相撲部屋の日々のストレスは幾ばくのものだろうか。そうした中、江戸時代から続いてきた大相撲という興行は危機には危機なりの対応をする。コロナ禍3年目となる今年は、世代交代を生かす新たな大相撲観戦をスタイリングしている。たとえば初場所から始まった、人気親方たちによるトークイベント。平日の午前中、事前に応募した中から30人程度が抽選で参加できる(入場料は別途1000円)。今場所は初日から毎日、元・琴奨菊、白鵬、鶴竜、安美錦、豊ノ島ら、現役を引退した人気の親方たちが45分~1時間程度のトークを行う。白鵬が語る、自身の優勝回数45回を超える力士筆者はラッキーにも2日目の間垣親方(元・横綱白鵬)の日に参加することができたが、国技館内に併設された相撲博物館内に椅子を並べ、目前に親方が!いちばん前の列の席が当たった人たちは女性も男性も「どうしよう?どうしよう?」と胸に手を当てて大騒ぎ。土俵を見つめるのと同じ、もしやそれ以上の大興奮だ。この日の司会は、コロナ禍でやはり人気が上がった親方たちのYouTubeチャンネル『親方ちゃんねる(親ちゃん)』を仕切るひとりである、音羽山親方(元・天鎧鵬)。「マスコミが今日は12社も来ています。カメラの前で話すのは苦手なので緊張します」と音羽山親方が言えば、間垣親方が「マスコミ、1回(外に)出そうか?」などと笑って言って観客もドッと笑ってスタート。音羽山親方が「引退してから健康管理とかどうしていますか?」と尋ねると、「ダメですねぇ。食事とお酒がおいしくてね、今は。ただ、引退してからはよく眠れています」と笑顔で答える。そうか、横綱として過ごした14年間、白鵬はよく眠ることが難しく、心からお酒や食事を楽しむにも努力を要する日々を過ごしていたんだなぁと、その過酷な横綱という地位を思った。今は時間があるときは「家のソファに座ってネットフリックス見るのが楽しみ」なんて言っていたが、一体何を見ているのだろうか。そして「これから先に(白鵬の優勝記録である)45回、優勝する人は出てくると思いますか?」と聞かれ、「出てきますよ。大鵬さんに生前、『記録は破られるためにあるんだよ』と言われました。きっとそういう(45回の優勝記録を抜く)男が何年か後に現れます。私はその男と酒を酌み交わしたい」と言った。45回優勝。1年6場所ぜんぶ優勝しても7年以上かかる。果たしてそんな力士が出てくるのであろうか?とてつもない記録すぎて、白鵬がいかにとてつもない力士だったかを改めて思う。なのに現役中に受けた多大な誹謗中傷、それとは逆に引退してからテレビ中継の解説席に座る白鵬(間垣親方)の的を得た相撲愛にあふれた解説に、「白鵬すごい」の賞賛の声があがるのだから、大衆の心とはなんと身勝手だろうか。しかし、この力士の癖はこうで、ここが強いところで、ここが弱点でと、今まで誰も指摘できなかった「なるほど」と頷かされる丁寧な解説に、この人が強かったのは当然だと今になって誰もが思わずにおられないでいる。強い人には強い人の理由がちゃんとある。対戦相手をここまで分析できる目、改めて驚嘆して、その偉大さを思い知るのだ。さて。その間垣親方は「間垣親方と撮影できるマス席」に座る観客との撮影会にも連日臨む。こちらも私、席を買うことが出来て、うれしくも撮影に参加できた(注・推し活に励んだわけです)。2人マス席(1人8000円)で、親方と撮影ができる!自分のスマホを渡して、相撲協会の担当の方がパシャリと撮ってくれるのだからうれしい。ちなみに白鵬だけでなく、「鶴竜親方からバラの花を手渡してもらって撮影会」なる、ファンなら倒れてしまいそうな企画も行われている。鶴竜にはバラが似合う。ちなみにこの撮影会付きの席はどちらも秒殺。一瞬で売り切れたそうだ。食パン、お守り、マカロンを売る国技館はまるで夏フェスなるほど、「コロナ時代の大相撲」では、現役を引退した親方たちも現役力士と同じぐらいに大活躍する。世代交代して人気力士が大挙して引退したのなら、それを放っておく手はないだろう。親方たちが順番にレジに着いて接客対応してくれる、公式売店も大人気。公式グッズが飛ぶように売れていく。私も行く度に、なんやかやとついつい買ってしまい、「栃煌山から手渡された!」とか、いちいち興奮して大騒ぎしてしまうから、すっかり協会の思うつぼだ。またスイーツ親方(芝田山親方/元・大乃国)を中心に、春日山親方(元・勢)らがカラフルなエプロンをしてパンを売るエリアもある。パンですよ、パン。国技館がパン屋になってるんですよ!さらには相撲博物館では5月場所中は『白鵬展』が行われて、土俵下で実際に白鵬が座っていた座布団に誰もが自由に座れて、これまた自分のスマホを渡すと係の人が撮影をしてくれる。2階に行けば『親方ちゃんねる』のオリジナルグッズが入つたガチャポンがあったり、そうそう、親方系ではないが、2階のフォトスポットでは、幕内土俵入りの一員の絵に入り込んで撮影ができたり、誰もが参加できて商品が当たるガラポン抽選会があったりで、のんびり席に座って相撲を見てる間もないほど大忙し。なんだかもう、こうなると大相撲はフェスみたいだ。夏フェス。朝8時台から夕方6時までたっぷり楽しめる大相撲鑑賞はフェスみたいだと前々から思ってはいたものの、今や完璧にフェス状態だ。メインのステージがあり、その裏でトーク・イベントや撮影タイムが行われ、さまざまなお楽しみやお買い物が楽しめる。間垣親方(白鵬)は親方業を始めたことで「大相撲はいろいろなものがあって成り立ってることがよくわかりました」と言っていた。ただ相撲を見るだけではないいろいろな要素があるからこそ、大相撲は江戸時代から興行として続いている。その形も戦前、戦中、戦後、平成と、少しずつ形を変えてきた。スター力士がいたり、圧倒的に強い人がいたり。もし、そういう存在がいないとしても、序ノ口から幕内まで1日約170番もの相撲が取られる。興奮させてくれる取り組みは、毎日いくつもある。たとえ推し力士がいなくても、それはそれで十分に楽しい。リアルで見る相撲、ド迫力の勝負が数秒でつく。まさに「映画も倍速、早送りで見る」世代にだってぴったりじゃないのか?ちなみに、《こんな物まで売るのか?ベスト3》は、「食パン」「お守り(相撲の神さまを祀った神社のもの)」「マカロン」だろうか。力士の顔を入れたスプーンセットっていう昭和なグッズにもバカうけし、何でもありの節操のなさに大相撲という興行のしぶとさを見る思いがしている。最後に、ぜひこれも書いておきたい。驚嘆すべくは、横綱白鵬を筆頭に、レジを打ったり、トークに出たり、これまでの本業であった相撲を取る以外のことも、各親方たちが嬉々として、実に楽し気にやっているのがすごい。ああ、大相撲って興行なんだなぁとしみじみ思う。そういう場にほとんど出てこない元力士(親方)もいるが、まぁ、それもそれ。それぞれの役割分担や、やりたくないならやらないでなんとかなっちゃうところも、なんというか、逆に大相撲の多様性とか寛容さと捉えたい。なお、大相撲5月場所は22日まで東京・両国の国技館で開催中。チケットは日本相撲協会のホームページ、入場券情報から買える。和田靜香(わだ・しずか)◎音楽/スー女コラムニスト。作詞家の湯川れい子のアシスタントを経てフリーの音楽ライターに。趣味の大相撲観戦やアルバイト迷走人生、政治など書くテーマは多岐に渡る。主な著書に『スー女のみかた』(シンコーミュージック・エンタテインメント)、『世界のおすもうさん』(岩波書店)、『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』(左右社)がある。ちなみに四股名は「和田翔龍(わだしょうりゅう)」。尊敬する“相撲の親方”である、元関脇・若翔洋さんから一文字もらった。
2022年05月14日最近の福原愛(4月18日の本人の『Weibo』より)《今日は母の日全てのお母さん、おめでとうございます》2022年5月8日、母の日に中国版ツイッター『Weibo(微博・ウェイボー)』に記事を投稿をした“愛ちゃん”こと福原愛。2016年に台湾の卓球選手・江宏傑(ジャン・ホンジェ)と国際結婚。2017年に長女が、2019年に長男が誕生していたが、2021年7月に離婚。子どもたち2人は“共同親権”と発表されたが、実際は台湾で江と暮らしており、“共同”とは言い難い状況だ。現在彼女は日本で生活しているという。前述の中国語で綴られた彼女のポストは、子どもを身籠もっていたころの回想からはじまる長文だった。福原愛にとって“母親”とは《妊娠中の10か月間大好きなネイルも髪を染めるのもやめなくてはいけなかった辛い物にも塩っぱい物にも甘い物にも気をつけなくてはいけなかったつわりが酷くてどこへ行くにもビニール袋を持って行かなくてはならなかった。(中略)持参するのを忘れて空港で全身に吐いてしまったこともあった》出産後も苦労が絶えなかったとも。さらに我が子への溢れんばかりの愛情表現は続く。《子供が病気になったら本当に変わってあげたい美味しい物は持っていって食べさせたくてたまらない綺麗な風景はハサミで切り取って見せてあげたい多くのことを学ばせて体験させてあげたい私の良い経験の全てを彼らに与えてあげたいこれが母親なのです》現在は約2000キロも離れて暮らしている母子。このような想いも吐露していた。《今は感染拡大の影響で、多くの家族が一緒にいられない状況にあります早くコロナが過ぎ去ることを祈ります。夢の中で会うのではなく、実際に会って抱きしめたい》『Weibo』でのこの投稿は、複数のウェブメディアでも伝えられ、日本のネット掲示板でも話題に。好意的に受け取るネットユーザーもいるなか、「現実で抱きしめられない状況にしたのは自分」といった辛辣な意見も続出した。「子どもを抱きしめたい」投稿に現地の反応は福原といえば、2021年に2月に『女性セブン』に報じられた福原と大手商社に勤める既婚者男性・A氏との不倫疑惑が記憶に新しい。同年7月に離婚したことからも、この一件が家族が離れて暮らすことになった原因と言われている。また、今年の3月には、この不倫疑惑が原因でA氏と離婚した元妻が『週刊文春』誌上で、現在も続くふたりの“甘い関係性”を告発するなど、今も福原にとって向かい風の状況は続いている。「“子どもを抱きしめたい”との投稿がなされた直後から、一部ウェブメディアが辛辣なネットユーザーの反応を紹介したり、『Smart FLASH』が最近の彼女と会った知人の“『この人と結婚する』とのろけるばかりで2人の子どもの話は出てこなかった”との証言を再掲載しました。やはり日本国内では福原さんが家族を置いてほかの男性に走った、というイメージはなかなか拭えないものがありますね。コロナ禍とはいえ、本当に家族に会いたければ隔離を受けてでも現地に行けばいいわけですから」(スポーツ雑誌編集者)日本で叩かれる一方で、現地ではこの投稿はどのように捉えられているのだろうか。“母の日”の投稿に寄せられたユーザーのコメントについて、現地のライターがこう解説する。「日本と比べると肯定的なコメントが多かったですね。『いいお母さんだ!』『心を込めて書いた文章』『他人が何と言っても、あなたのことをいいお母さんだと思っています』といったコメントが見受けられます。ただ、一部では不倫疑惑の相手について、当時のデート現場だった場所とかけて“横浜男”と呼び、関係性を非難する声もありました」加えてコメント欄では、ユーザー同士による論争も起こっているようだ。その一部を抜粋すると、《愛ちゃんはもう一年も台湾に帰ってこないで2人の子どもと会っていない。子どもは江宏傑の実家で暮らしていて、台湾の報道では彼がいい父親のイメージを獲得している》これに対し、《その男性に価値はないでしょう。愛ちゃんは運が悪い。人生の一番いい時期にあのような男性と結婚したのだから》するとさらに《だからって子どもを放って愛人になるの?どんな理屈?》《だから他人の家庭を壊して人の夫を奪ってもいいの?》といった返信が飛び交った。バッシングしているのは台湾ユーザーが多い?「コメント欄のユーザー属性をみると、福原さんをバッシングしているなかには台湾ユーザーのものが多い。江さんの地元が台湾なので、夫サイドが擁護されがちな部分もあるのかもしれません」ちょうど5月に入って、台湾メディアが一斉に「福原愛が江と暮らしていた超高級マンションを売却した」と報道した。記事には昨年10月に売却していたとあり、購入額が3900万台湾ドル(約1億7160万円)だったのに対し、売却時には3000万円以上の赤字だったことも記されている。そういった事実が表沙汰になることも、福原がバッシングを受けやすくなる理由のひとつなのかもしれない。しかし、そんななかにあって福原は『Weibo』を日々更新したり、『TikTok』の中国版である『抖音(ドウイン)』に動画を投稿するなどして、精力的に日本での仕事ぶりやプライベートなどを中国にむけて発信している。それはなぜか。「中国本土で福原さんは今でも“東北弁(現地の方言)が上手に喋れる親中派の卓球選手”といった印象が強いです。台湾では江さんとのラブラブ生活ぶりがテレビで放送されていましたが、本土ではあまりタレント的な露出をしてこなかった。“母の日投稿”にあった好意的なコメントのなかには、一連の“不倫疑惑を知らない層”も多分に含まれているのだと思います。福原さんが日本人向けに運用していたツイッターやインスタグラムなどのSNSは不倫疑惑以降、更新がストップしています。もはや日本で表向きに活動することは諦めて、中国のファンに向けて情報を発信することにシフトしたのかもしれませんね。今年の2月、中国春節(旧正月)に放送された特番でカウントダウン生中継に日本からリモート出演もしていました」(同・現地のライター)世界は広い。彼女が見据える先は──。
2022年05月12日大谷翔平(本人インスタグラムより)「あんまり大きいケガにつながらないように、まずは気をつけたいなと思っています」日本時間の5月6日、敵地ボストンで行われたレッドソックス戦に“二刀流”で出場し、試合後の取材で展望を語ったロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。「“ショウタイム”の旋風を巻き起こした昨季に続き、今季も活躍に大きな期待を寄せられていますが、5月2日の試合で右股関節の張りを訴え途中交代。以降は様子を見つつプレーしていましたが、6日の試合では完全復活を見せつけました」(スポーツ紙記者)投げては7回11奪三振で3勝目を挙げ、打っては2安打1打点の大暴れ。くしくも、試合会場は1919年にベーブ・ルースが名を馳せたフェンウェイ・スタジアム。“二刀流”としては実に103年ぶりの歴史的な登板だった。“野球の神様”を思い起こさせるような活躍ぶりだが、今季は彼の“同級生”も目覚ましい働きを見せている。大リーグでは数人しか投げることのできない“スウィーパー”を「シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手です。日本プロ野球では、広島東洋カープでベストナインや2度の首位打者にも輝いた鈴木選手ですが、今シーズンからメジャーに挑戦。開幕直後に9試合連続安打を記録するなど力を発揮し、4月には日本人として’18年の大谷選手以来となる月間最優秀新人にも選出されました。このところは失速が懸念されていますが、リーグ公式サイトでは《新人王どころかMVPを狙える》と評されています」(同・スポーツ紙記者)大谷はア・リーグ、鈴木はナ・リーグの所属。2人そろってMVPに選出されれば、昨季の大谷の受賞に続き歴史的な偉業。夢のような話だが、現地での具体的な評価はどうなのか。スポーツライターの梅田香子さんに話を聞いた。「2人は同い年ということで、アメリカのコアな野球ファンが盛り上がっています。一部では“左足がすり足ぎみなのが似ている”と両者の打撃フォームを比較する声も」(梅田さん、以下同)鈴木は高校生時代、大谷と同様に投手としても活躍。海の向こうでも、イメージが重なるようで……。「素晴らしい肩を持っているので“ピッチャーもできるはず”なんて声も。ボールを投げた際には、チームメートから“ピッチャーもやれ”と、からかわれていました(笑)」大谷は負傷の影響、鈴木は成績の低迷など懸念はあるが、梅田さんは2人の活躍に太鼓判を押す。「大谷選手の負傷は大きなものではなく、今年は投手としての活躍が期待できますよ。“スウィーパー”と呼ばれる、大きく横に変化するスライダーはすごい。大リーグではまだ数人しか投げていない新しい球種ですが、いつの間にか習得していました。鈴木選手の失速も、他球団が対策を練っている証拠ですから、ルーキーの彼はここからが勝負でしょう。守れて走れるというのは強みですし、選球眼もいいから極端な打撃の低迷はなさそうです」“新兵器”を手に入れた大谷と、新人ながら快進撃を見せてきた鈴木。2人がそろって栄冠を手にする日も近い!?
2022年05月12日4月7日(日本時間8日)、メジャーリーグベースボール(MLB)が開幕した。注目はやはり、昨季満票でア・リーグMVPを受賞したエンゼルスの大谷翔平選手。メジャー5年目で自身初の開幕投手を務め、1番・投手で出場。開幕投手で1番を打った選手はメジャー史上初だ。2年連続MVPへ!ショータイム開幕。昨季地区優勝の強豪・アストロズ相手に4回3分の2を投げ、9奪三振。1失点で降板した。打者としては開幕7試合でまだ本塁打ゼロだが、打撃に関しては昨季以上の成績が期待されている。昨季終盤は四球攻めにあったが、昨季ケガで途中離脱した強打者のトラウトとレンドンが復帰、2番・3番に控える。この2人が後にいることで簡単に歩かされることも減るはず。また、今季から設けられた“大谷ルール”で、投手降板後も指名打者として打席に立てることになり、打席数増も見込めるのだ。もう一人活躍が楽しみなのが、広島からカブスへ移籍した鈴木誠也選手。開幕6試合で早くも3本塁打、10打点の大活躍。パドレスのダルビッシュ有選手も2年連続3回目の開幕投手を務め好投。先発2戦目は打ち込まれたが、今後に期待したい。開幕前に「去年と同じようにやろうとしたら難しい。もっともっと上を目指してやろうと思う」と取材に答えていた大谷選手。シーズン通して“リアル二刀流”でプレーできれば2年連続MVPも夢ではない。大谷選手はじめ、今年も日本人選手の活躍に注目だ!大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)昨季は、登板23試合でチーム最多の9勝。打者としては46本塁打で100打点をマーク。ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)今季メジャーに挑んでいる日本人選手10人の中で、最も長い10シーズン目を迎えた。鈴木誠也(シカゴ・カブス)広島時代は、打率3割、本塁打25本以上を昨季まで6年連続で記録。早くも新人王の期待高まる活躍!※『anan』2022年5月4‐11日合併号より。写真・Getty Images(by anan編集部)
2022年05月01日福原愛「福原愛さんの元夫・江宏傑さんが、かねて構想していたという卓球場を台湾でオープンさせました。4月13日には記者会見が行われ、そこでは福原さんに関する質問も投げかけられていました」(スポーツ紙記者、以下同)江は余裕の様子で……。「福原さんの新たな恋について、“ニュースを見て、すぐに祝福した”と話していました。それだけゆったり構えていられるのは、今の生活が幸せにあふれているからでしょう」現在、江のインスタグラムでは子どもたちと遊んだり、誕生日を祝ったりする様子など、“家族”での幸せショットが連発されている。「福原さんと江さんは、2016年に結婚。その後、2017年に長女が、2019年に長男が誕生しています。しかし、昨年3月に福原さんが、男性Aさんと不倫していることが発覚。7月8日に離婚を発表しました。子どもたち2人は“共同親権”となりましたが、台湾で江さんと暮らしており、“共同”とは言い難い状況です」一方の福原は、穏やかではない様子だ。「『週刊文春』2022年3月24日号で、Aさんの前妻が、福原さんとAさんの関係や警察沙汰にまで発展したエピソードを暴露したんです。その翌週号でも、さらなるトラブルが報じられ、泥沼化の一途をたどっています」(芸能レポーター、以下同)一体どういうことか。「初めに報じられたのは、“Aさんと前妻の離婚後に関係がはじまった”とする昨年12月の『NEWSポストセブン』の記事が、間違っているから訂正したいと、Aさんの前妻が福原さんに直談判したことです。福原さんはそれを拒否し、迷惑料を払うことで解決を図ろうとしたと……。さらに“お金を強請られている”として、警察にも相談していたそうです」恐喝被害を警察に訴えた福原福原はさらなる嘘を重ねていて……。「福原さんは、『週刊文春』からの質問に嘘の回答をしていたことも発覚。恐喝被害を警察に相談したことで、Aさんの前妻が厳重注意を受けていたというものです。そういった事実はなく、Aさんの前妻の代理人は、法的手続きをとることも示唆しています」元夫婦で、明暗がハッキリ分かれている様子だが……。「もともと、卓球場をオープンさせるのは、江さんと福原さんの“ふたりの夢”でした。2020年に、福原さんの“卓球場を開きたい”という思いを江さんが知り、台湾の人々に卓球を楽しんでもらうべく計画していました」(スポーツジャーナリスト、以下同)“ふたりの夢”を元夫が叶えた姿に、何を思うのか。「気にも留めていないと思いますよ(苦笑)。もともと、福原さんはかなりの恋愛体質で、“目の前の彼しか見えない”というタイプ。今はAさんとの生活に夢中になっているのではないでしょうか」せめて、子どもたちのことは思っていてほしい。
2022年04月27日