カネカは10月9日、約5万時間の寿命と色変化の小さい有機EL照明デバイスを開発したと発表した。有機得EL照明デバイスにおいて世界最高水準の寿命になるという。一般的なLED照明の推定寿命は約4万時間とされているのに対し、これまでの同社の有機EL照明デバイスは推定寿命が約1万7000時間で、寿命の短さが課題となっていた。今回、白色を構成する数種類の異なる波長の発光層の劣化挙動に着目し、材料や積層構成などのデバイス構造や厚みなどの製膜条件を最適化することで、寿命の大幅な延長を実現したと共に、色の変化量を抑制することに成功した。同社は今回開発したデバイスを美術館・博物館、レストランなどの商業店舗、ホテルや病室用照明、高級住宅用のデザイン照明など、有機EL照明の特長がいきる国内および欧米の市場へ積極的に販促展開することにより、2020年には売り上げ500億円を目指すという。
2014年10月09日飲食店経営などを行うイマジニアは10月2日、東京都渋谷区に、しゃぶしゃぶ居酒屋「イワカムツカリ」をグランドオープンする。○安全・安心な食材にこだわる同店は、"心から安心できるおいしい料理と酒は色あせない。"をコンセプトとし、"東京で一番安全"を目指すために、有機無農薬や無薬飼育の食材、無添加の調味料などにこだわったしゃぶしゃぶ居酒屋。店名の由来は、「日本料理の祖神」「醸造の神」と言われる「磐鹿六雁命(イワカムツカリノミコト)」だという。豚や鶏は無薬飼育された「群馬江原ハーブ豚」「筑前秋月赤どり古処鶏(こしょけい)」のみを使用。野菜や魚も可能な限り有機無農薬栽培や産直のものを用い、人工添加物不使用の調味料で調理するとのこと。酒は昔ながらの製法にこだわった蔵の和酒を用意し、既存の和食店にない料理との相性を提案していく。看板料理となる「葉衣しゃぶしゃぶ」は、肉を生葉野菜で包み、江戸時代から伝わる調味料の煎り酒を使った特製タレをつけて食べる。〆のおじやに使う無農薬玄米(石川、医王の舞)も、店内で22時間かけ発芽させて使用する。価格は1人前2,400円(税別・2人前より注文可)。店舗は大正時代に建てられた古民家を改装した二階立て一軒家。明治通りの桜並木に面しており、二階の窓からは手の届きそうな所に桜が咲くという。ゆっくりとくつろげるよう、席は両肘掛け付きの椅子を導入する。場所は東京都渋谷区広尾1-4-10。営業時間は17時~23時30分。日曜休。
2014年09月30日京都大学は7月14日、不斉有機分子触媒の新技術として、ラジカル反応を促進・制御する不斉有機硫黄ラジカル触媒を実現したと発表した。同成果は、同大 理学研究科の橋本卓也助教、川又優博士課程学生、丸岡啓二教授らによるもの。詳細は、英国化学誌「Nature Chemistry」に掲載された。農薬や医薬品などに使われる分子は、実際には立体的な構造をしており、その空間的な広がり方が薬としての作用に決定的な役割を果たす。構造が単純で安価な分子から医薬品などに使えるような、複雑で付加価値の高い分子を作るには、そのような空間的配置をコントロールしながら、分子と分子を繋げることのできる不斉触媒を用いることが効果的である。このような触媒としては、金属を活性中心に持つものが多用されているが、資源量・環境毒性などが懸念されている。そこで、持続型・環境調和型の不斉触媒として、炭素・窒素・酸素といった地球上どこにでもある元素を巧みに利用したメタルフリー有機分子触媒が注目され、目覚ましい発展を遂げている。しかし、この十数年、盛んに研究されてきた不斉有機分子触媒は簡単なイオン反応という形式でしか分子を繋ぐことができず、原料に使える分子・作られる分子(成物)ともに金属触媒の汎用性には遠くおよんでいない。今回、研究グループでは、この現状を打開する手段として、従来の不斉有機分子触媒では利用されてこなかった、ラジカルという化学種を使うことに着目した。具体的には、有機分子である有機硫黄ラジカルに、不斉触媒としての機能を持たせラジカル反応をコントロールしながら、分子を繋ぐという技術の開発である。ラジカル反応は、イオン反応と相補性のある反応形式で、アクリル樹脂のような日用品に含まれる高分子を作る際に使われている。また、ラジカルは元来高い反応性を示す化学種であることから、医薬品など複雑な立体を持つ低分子の合成に使う研究はほとんど行われていなかった。中でも、有機硫黄ラジカルは不安定な化学種であり、安定なジスルフィドという分子に光(紫外線)を当てて、硫黄と硫黄の結合を均一開裂させることで発生させる。しかし、光の照射を止めると、ジスルフィドに戻ってしまうため、この有機硫黄ラジカルを触媒として使うには反応を行っている間、光を当て続ける必要がある。通常の実験では光源として水銀ランプを用いているが、環境調和の観点から太陽光を利用することもできるという。将来的には、この研究を拡張していくことで、不斉有機分子触媒がより汎用性の高い有機合成ツールになると期待される。しかし、現状では未熟な技術であるので、触媒の単純化、触媒量の低減、触媒概念の一般化を検討し、さまざまな化合物の効率的供給ができる技術になるよう、研究を推し進める。また、今回の研究で得られた知見を基に、有機分子触媒と太陽光を組み合わせた新しい環境調和型不斉触媒の発展にも努めていきたいとコメントしている。
2014年07月15日東京工業大学(東工大)は6月19日、有機結晶が光で融解するメカニズムを放射光X線による結晶構造観察で突き止めたと発表した。同成果は、同大大学院 理工学研究科の星野学研究員、腰原伸也教授らによるもの。産業技術総合研究所(産総研)の則包恭央主任研究員、阿澄玲子グループ長、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の足立伸一教授と共同で行われた。詳細は、米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」のオンライン版に掲載された。今回、対象とした長鎖アルキル基を有したアゾベンゼン誘導体が、"アゾベンゼンが整列した領域"と"長鎖アルキル基が結晶内で激しく運動している領域"の2領域が共存した特異な結晶構造をしていることを明らかにした。さらに、この結晶に紫外光を照射すると、アゾベンゼンが光異性化反応を起こして整列が壊れ、結晶中にもかかわらず液体のように激しく運動している長鎖アルキル基の領域と均一化されることで、融解が起こることを解明した。この結晶構造観察は、放射光X線を利用した単結晶X線構造解析であり、実験室系では得られないX線回折データを高精度に集めることによって実現したという。通常、結晶を融解させるには室温以上に加熱する必要があるが、光照射という簡便な手段で結晶融解を実現できる技術を利用すれば、有機材料の成形・加工の生産コストを大幅に削減できる。今回の研究は、光照射による融解技術を産業化するための分子材料設計方針を提供するものであると説明している。
2014年06月23日前回 に引き続き、今回もおならの原因となる食材や、おならの臭いをより強くしてしまう食材を紹介していきましょう! ■1.肉類おならが出るのは仕方ないと思われても、臭いのキツイおならをされてしまうと幻滅してしまうケースも少なくありません。おならの音だけでなく、臭いにも気を付けておくことが大切でしょう。おならの臭いが強くなってしまう食材の代表として上げられるのは、肉類です。特に、動物性タンパク質を多く含む食材を食べすぎると、腸内の悪玉菌が増え、食べたものを腐敗させるため、より臭いの強いおならが出てしまうのです。肉だけでなく、野菜や魚など、バランスの良い食事を心掛けることで、くさいおならとはサヨナラすることができるかもしれませんね。■2.にんにく口臭の原因と言われているにんにくですが、実はおならにも関係しているようです。適量のにんにくを食べたくらいなら問題はありませんが、食べ過ぎは禁物です。にんにくが持っている殺菌作用によって、腸内の悪玉菌が食べ物を腐敗させてしまい、臭いの強いガスが生じる原因になります。また、にんにくには硫黄分が強いため、くさい臭いを発生させるというメカニズムとなっているのです。■3.たまねぎたまねぎもにんにく同様に、硫黄分が多く含まれている食材です。たまねぎやにんにくを食べたときには、腸内環境を良くするために、ヨーグルトなどを食べておくと良いでしょう。腸内の善玉菌を増やしてくれ、胃腸の調子を整えてくれます。体力が落ちているときや、ストレスが溜まっているとき、睡眠不足のときなども、おならがくさくなってしまうと言われているので、体の調子を整えることも忘れないでくださいね! ■4.ベリー系ブルーベリーやブラックベリーなどのベリー系の食材は、抗酸化物質が豊富に含まれています。とくにブラックベリーは消化をするまでに時間がかかるだけでなく、吸収されない物質のためにガスが生じやすくなってしまうようです。デート前の食事に気を付けることで、彼に幻滅されることなく、素敵な時間を過ごせると思います。初めてのデートや、交際したばかりという人は、おならが原因で気まずい雰囲気にならないように気をつけえおきましょう。また、冠婚葬祭などの改まった席などに出席するときなどにも役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね! 参考: おならが出やすい食べ物と日本人とアメリカ人のオナラの違い
2014年06月11日三菱化学は3月24日、大成建設と共同で、有機薄膜太陽電池を用いた発電する建物外壁ユニットを開発し、大成建設が都市型ゼロエネルギービル(Zero Energy Building:ZEB)の実現に向け、建設を進めている建物へ導入し、実証試験を開始すると発表した。近年、建物の省エネや災害時における機能維持に関する要求が高まっており、快適性を損なわずに消費エネルギー量を削減し、その上で必要なエネルギーを再生可能エネルギーなどで賄うことで年間の消費エネルギーを限りなくゼロにするZEBの実現へ向けた取り組みが加速している。太陽光発電は、その要素技術において重要な再生可能エネルギーだが、パネルの設置面積が限られる都市部の建物においては、より多くの発電量を確保するために、屋根や屋上面への設置に加え、壁や窓などの側面を有効活用することが必須となる。しかし、建物の外壁へ設置するためには、サイズや色など建物に求められるデザインに対応できるフレキシブル性や軽量性、また、建物の長寿命化に伴う機器更新の容易さなどが必要となり、本格的な建物の外壁対応型太陽光発電パネルは今まで実用化されていなかった。今回、両社が開発した有機薄膜太陽電池外壁ユニットは、薄くて軽く、色の自由度を持ち合わせ意匠性が高い三菱化学の有機薄膜太陽電池を使用し、建物外装に関する設計・施工において多くの実績とノウハウを有する大成建設の技術を用いることで、クリーンで持続可能なエネルギーを供給しつつ、建物の多様な階高やスパンへの適応、多様な色の選定が可能な意匠性、軽量性、将来の機器更新の容易性などを併せ持つ本格的な発電する外壁ユニットとなっている。今後、大成建設の技術センター(横浜市戸塚区)内に建設中のZEB実証棟へ、同有機薄膜太陽電池外壁ユニットを導入し、実用化に向けた実証を進めていくとしている。
2014年03月25日(画像はサニーヘルス プレスリリースより)世界中で好まれる日本食材今、世界中でブームになっている和食。日本料理にはヘルシーな食材が多く、健康志向の外国人に好まれています。では、数ある日本食材の中で人気の高い食材とは何なのでしょうか。2014年3月20日、サニーヘルスが運営するダイエット情報発信サイト「microdiet.net」(マイクロダイエットネット)は、調査レポート「セレブも一般人もアメリカで人気のヘルシーな日本食材とは?」を公開しました。アメリカに「しらたき」ブーム近年、アメリカでも日本の食材が大人気で、「健康やダイエットに良い食品」としてセレブから一般人までが注目しているそうです。そして、同国で今人気上昇中の日本食材といえば、「しらたき」!「しらたき」は、低カロリーで食物繊維が豊富な上に、グルテンフリーと良いことずくめ。ヘルシーで太らない食材として多くのアメリカ人から支持されています。麺のような形状から「しらたきヌードル」、超低カロリーゆえに「ミラクルヌードル」など、「しらたき」を使った商品も数多く発売されているということです。パスタの代用品として日本では、「しらたき」といえばおでんの具やすき焼き、肉じゃがに使われるのが一般的で、意外と調理方法が少ないのが現状です。アメリカでは、麺やパスタの代用品として利用されることもしばしばで様々にアレンジされており、「寿司」や「お弁当」と同様、日本を離れて独自の進化を遂げているようです。アメリカに認められた「しらたき」。あなたも自由な発想で新しい「しらたき」料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼microdiet.net(マイクロダイエットネット)HP▼サニーヘルス プレスリリース
2014年03月21日前回 に引き続き、今回もアンチエイジング効果のある食材を紹介していきます。あまり知られていない食材もあるので、ぜひチェックしてみてください。■コンビニでも手に入るナッツ類ナッツ類には抗酸化物質がたくさん含まれています。シミやしわ、がん、生活習慣病は酸化が原因となって生じると言われていますが、ナッツ類は酸化を防ぎ、老化の原因を解消させる効果に期待できるのです。また、ピーナッツやアーモンドにはビタミンEの含有量が多く、ビタミンB、ミネラルなども沢山含まれているので、肌荒れを改善する美容効果もあります。■美味しくてレシピのバリエーション豊富なサーモン「スーパーアンチエイジングフード」といっても過言ではないサーモンは、美容にうってつけの食材です。抗酸化作用があり、シミやしわ、たるみ予防、肥満解消作用、肌の引き締め効果でほうれい線対策ができたりと、様々なアンチエイジング効果があります。シンプルに塩焼きも良いですが、ホイル焼きやムニエル、パスタや雑炊など、様々なレシピから選べられるのも魅力だと思います。■皮まで栄養素がたっぷりな洋ナシ洋ナシもこれまで紹介した食材同様に、抗酸化物質が含まれています。洋ナシの皮にクロロゲン酸やクェルセチンという成分が含まれているので、皮ごと食べると良いでしょう。そのまま食べても良いですし、ドライフルーツやジャムにしても美味しいですよ。料理が得意な人は洋ナシのタルトなどを作ってみてはいかがでしょうか?■白キクラゲって知っていますか? キクラゲのような触感で、色は半透明の白キクラゲをご存知でしょうか? キノコの1種なのですが、デザートなどで使用されることが多く、不老長寿の薬と言われることもあります。この白キクラゲは、世界3大美女の1人である楊貴妃が好んで食していたと言われている食材です。白キクラゲのみに含まれている「白キクラゲ多糖体」はヒアルロン酸以上の保湿力があると言われています。化粧品にも使用されるほどの食材なので、その効果は大いに期待できるでしょう。ミネラルや食物繊維が多く、抗酸化作用もあるという「食べる美容液」と言っても過言ではない食材です。味にクセがないので、好き嫌いのある人もきっと手軽に取り入れられると思います。デザートだけでなく、サラダやスープなどとの相性も良いので、試してみてくださいね。いかがでしたか? 毎日のお肌のお手入れに加えて、食生活に気を付けることで、アンチエイジング効果を発揮しやすくなるはずです。アンチエイジングに効果的な食材はたくさんあるので、毎日の献立を決めるのも楽しくなると思いますよ。
2014年03月01日有機や特別栽培の農産物などの食品宅配をインターネットで提供する「Oisix」を運営するオイシックスはこのほど、コネクシオおよび凸版印刷との協業のもと、法人企業向けに旬の野菜セットなどのさまざまなセットから自由に商品を選べる「Oisixギフトカード」の販売を開始した。今回発行するOisixギフトカードは、法人企業向けのノベルティとして販売され、3800円のエクセレントと5500円のプレミアムの2種類がある(いずれも非課税) 。これまでも「Oisix」の商品を法人企業がノベルティとして活用するケースがあったが、届け日の確認や、不在・転居に対する対応など、企業に煩雑な手間が発生していたという。Oisixギフトカードは、「Oisix」のWebサイト上で好きなセットと届け日を選択することができ、従来の手間が省ける。同サービスにおいて、コネクシオはカード発行者となり、カード発送業務、販売促進業務などを担当する。また、コネクシオは凸版印刷が富士通エフ・アイ・ピーと提供する「ギフトカード ASP サービス」を利用するとともに、凸版印刷との協業により、ギフトカード発行拡大施策などの提案も行うという。
2014年02月28日同成果は、山形大 有機エレクトロニクス研究センターの時任卓越研究教授、宇部興産 有機機能材料研究所のグループによるもの。詳細は、3月14日に山形県米沢市で開催される「高分子学会 有機エレクトロニクス研究会 第3回異業種交流会」、および3月17日~20日に青山学院大学 相模原キャンパスで開催される「第61回応用物理学会春季学術講演会」にて発表される。プラスチックフィルム上に回路を印刷して電子デバイスを作製するプリンテッドエレクトロニクス技術は、タッチパネルの配線などで実用化が始まりつつある。今後は、より複雑な電子デバイスである半導体集積回路に同技術を応用することが期待されており、高性能な導電インク、絶縁樹脂、半導体インクなどの材料開発が活発に行われている。半導体は、p型半導体とn型半導体を組み合わせることで電気の流れをコントロールすることができ、集積回路にはこれら2種類の半導体が使われている。これまで、有機溶媒に溶かすことができ、印刷法に適用可能な、移動度が高いp型有機半導体は数多く報告されてきたが、n型有機半導体はほとんど報告がなかった。これは、n型有機半導体が、大気中の水や酸素に対して化学的に弱いことが原因で、電子デバイスに用いても高い電気特性を維持することが難しかったためである。今回、課題となっていたn型有機半導体の安定性を大幅に改善し、有機溶媒に溶けやすい性質と、高い電気特性を両立することに成功した。同材料を用いることでp型、n型両方の半導体が揃い、低価格で低消費電力な有機集積回路の実現が可能となり、ウェアラブル、モバイル、フレキシブルといった用途に使われる新しい電子デバイスの開発への寄与が期待できるとしている。具体的には、山形大学の高性能半導体に関する材料設計の知見、および印刷法による電子デバイス作製・評価技術と、宇部興産の有機合成に関する知見と技術を活かし、共同で大気中での安定性と溶解性、高い電気特性を兼ね備える有機半導体の分子設計の検討を進め、材料合成、高純度化、トランジスタ素子作製、素子性能評価およびトランジスタ素子構造の最適化を行った。これにより、3cm2/Vs以上の高い電子移動度が得られた。さらに、従来のn型有機半導体では、大気中の水、酸素によって有機半導体層の中での電子移動が妨げられやすいことが問題となっていたが、水、酸素による電子伝導への影響を大きく低減することを目的に、分子全体に強い電子受容性(電子の受け取り易さ)を付与することで、従来のn型有機半導体では実現が困難だった高い安定性を実現している。現在、同材料を有機集積回路に応用するためのトランジスタ素子の構造の最適化と、CMOS回路などの試作の検討と並行して、さらに移動度と溶解性を改善するなど、より使いやすい有機半導体とする目的で分子構造の改良を進めている。加えて、この有機半導体を用いたインクジェット印刷などによる印刷集積回路の試作に取り組み、同技術を応用して、有機トランジスタを用いたRFIDタグ、フレキシブル生体センサやフレキシブルディスプレイなどの開発を進めていくとしている。なお、宇部興産は、同n型有機半導体材料のサンプル提供を開始する。
2014年02月19日■ご当地食材をアピールして豪華賞品を当てよう!三菱電機株式会社は、三菱IHクッキングヒーターの誕生から15周年を記念して、「日本全国ご当地食材大募集!」キャンペーンを開始した。キャンペーンでは、「どんな食材でも三菱IHで美味しく調理する」というコンセプトのもとに、全国からさまざまな珍しいご当地食材を募集している。全国を7エリアに分け、各エリアの代表食材に選ばれた7名様には、IH対応の豪華鍋セットや卓上タイプのIH調理器が当たる。また、応募者の中から100名様に、オリジナルのQUOカード1,000円分がプレゼントされる。「日本全国ご当地食材大募集!」キャンペーン◆応募期間2013年8月26日(月)~9月19日(木)24:00◆賞品内容グランプリ: 三菱UFJニコスギフトカード10万円分 & IH対応!豪華鍋セット(ティファール インジニオ・ネオ IHステンレスEX セット10)(1名様 )エリア賞:三菱卓上タイプIH調理器(CS-A11C)(6名様)優秀賞:オリジナルQUOカード1,000円分(100名様)◆応募方法キャンペーンサイト内にて応募。※応募フォームから「ご当地食材名」「産地名」「アピールコメント」を入力することで応募可能。おひとり様、何度でも応募可能です。⇒三菱電機スペシャルサイト(プレスリリースより)■三菱IHクッキングヒーターのことがなんでもわかるスペシャルサイトスペシャルサイトでは、全国7エリアの代表食材を使って、三菱IHクッキングヒーターの調理機能でできる料理研究家オリジナルレシピ7通りが順次公開される予定。また、誕生から15周年を迎えた三菱IHクッキングヒーターの歩みや製品の技術、調理機能へのこだわりなども公開。まさに三菱IHクッキングヒーターのことならなんでもわかる特設サイトとなっている。⇒三菱電機スペシャルサイト(画像はプレスリリースより引用)■おいしさびっくリング!IHクッキングヒーターの魅力とは?誕生から15周年を迎えた三菱IHクッキングヒーター(商品名:CS-PT31HNWSR)は、どんな食材でも美味しく調理できる「調理性能の高さ」が魅力。5つのコイルの加熱部位を順に切り替える「対流煮込み加熱<プラス>」機能により、うまみを具材にしみ込ませて、煮込み料理が上手に仕上がる。また、「鍋肌加熱」機能では、業界最大※のコイル径26cmの外コイルの火力を強くして、鍋やフライパンの縁部分もしっかり加熱する。これにより炒めものもおいしく調理できる。さらに、鍋のサイズに合わせて加熱部位を判別することも可能。小鍋や玉子焼き器はムダなく加熱して節電効果が期待できる一方、大鍋やフライパンで、餃子などをまとめてたくさん調理することもできる。(※:2011年8月22日現在 家庭用ビルトイン型IHクッキングヒーターにおいて)【参考】▼三菱電機『日本全国ご当地食材大募集!』キャンペーンスペシャルサイト(画像はプレスリリースより引用)元の記事を読む
2013年08月26日便利なウェブストアを利用して時間を有効的に使おう!仕事や家事育児に忙しい現代の女性にとっては、買い物の手間と時間も大きな負担になります。近所のスーパーで手に入る農産物の品質にいつも満足できるとは限りません。欲しいときにいつでも買えて、好きな時間に受け取れる、安心な食材宅配のシステムがあればいいのに、と思う人には、全国で利用できるおすすめのウェブストアがあります。お弁当女子にうれしい安全な冷凍食品も!自然パワーの化粧品も!おすすめのウェブストアとは、有機野菜宅配の「大地を守る会」です。老舗なので、耳にしたことがある人もきっと多いですね。野菜と米だけでなく、魚、肉、加工品も取り扱っています。自然パワーを生かした化粧品の取り扱いもありますよ。取扱品目は3500品目にもなるとか。お弁当女子にうれしい、安全な冷凍食品が充実しているのもうれしいですね。ネットで注文して最短翌々日に指定時間に受け取ることが出来ます。有機野菜、農薬不使用の野菜が取り扱い野菜の75%をしめ、化学調味料、食品添加物を原則使用しない、放射能測定も業界トップクラスで、安心です。同会は、1975年設立で有機野菜野菜宅配のパイオニア的存在です。利用者数は約15万1,000人、生産者会員は全国に2,500人(2012年3月末現在)います。全国で利用できる便利なウェブストアのほか、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一部を除く地域では、さらにお得に利用できる会員制宅配のコースを選ぶことが出来ます。2月28日(木)まで、全国送料無料で、980円のお試しセットを購入できます。2000円相当の食材が届くので、とてもお得でおすすめです。季節の野菜6品目と豚肉が980円。農薬に頼らず、100%国産の野菜で、味が濃く、おいしいと評判です。野菜宅配のお試しセットの中では一番安い価格で提供されているのもポイントです。元の記事を読む
2013年02月19日阪神電気鉄道は16日、はちみつの生産と商品化を手がける「阪神電車みつばちプロジェクト」の商品化第二弾として、有機野菜宅配を手がける大阪愛農食品センターと共同開発した有機JAS認定のドレッシング「六甲山アカシアはちみつと有機野菜の魔法のドレッシング 颪(おろし)」を阪神梅田本店及び「颪」特設webサイトで発売を開始した。この「颪」ドレッシングは、「お客さまの食卓に魔法を」をコンセプトに、「美味しく」「安心に」「楽しく」の三つのキーワードで開発したドレッシングで、天然はちみつの甘さと有機野菜が持つ力強い味を絶妙なバランスで引き出しているという。使用しているはちみつ、農産物等は天然由来の素材のみを使用し、添加物や保存料は一切使用していない。農林水産省の有機JAS認証において「有機加工食品」の認証を受けており、安心して食べられるほか、サラダはもちろん、肉料理、魚料理及びパスタのソースとしても使えるなど使い勝手が良く、「第二の塩麹」とも言える一品とのこと。同プロジェクトで商品化した製品は、昨年10月6日に六甲山上で発売を開始した「六甲山ミツバチ やまみつ」瓶詰め商品が発売後約1か月で完売するなど、高い人気を集めているという。同社では、今後も遊休地を活用したはちみつの生産を行い、採取したはちみつを使った新しい商品を考案・販売していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月18日千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所は、20~59歳の全国の「日頃から食材を購入し、料理をしている」女性を対象に、普段の食材についてのアンケートを実施した。調査は11月5日~8日にかけて行い、有効回答数は2,271件だった。最初に、普段食べる食材の安全性について聞いたところ、「非常に気にしている」人が14.9%、「割とと気にしている」人が61.9%。8割近くの人が、食材の安全性について気にしていることが明らかとなった。そのうち1年前と比べ気にするようになった人は46.3%で、若い年代の方が気にするようになった割合が高い傾向となった。次に「有機農法で栽培された野菜や果物を購入していますか?」と尋ねたところ、全体の90.1%が購入経験があると回答した。そのうち「普段購入」「ときどき購入」をあわせると、46.8%が定期的に購入していることが分かった。購入経験では高い年代の割合が高いが、興味を持っている割合や購入頻度の増加をみると、若い年代の方が高いようだ。有機野菜を普段購入する人に購入先について聞くと、食材宅配という声が多く寄せられた。食材宅配の利用者にその利用理由を尋ねると、「生産地が明確」「無添加食材や有機野菜が手に入ること」などが理由に挙げられている。また、仕事を持つ主婦の利用理由は、買い物時間を節約できることにメリットを感じている割合が、専業主婦よりも多いことが明らかとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「鉄火丼」を含めた全4品。 モロヘイヤとオクラ等ねばねば食材は胃腸の弱い人にオススメの食材。ゴーヤチャンプルーはベーコンで旨味をUP。 鉄火丼 酢飯の上にオクラと合わせたモロヘイヤ、マグロをのせて。卵黄をからめながら召し上がれ! ゴーヤチャンプルー ベーコンで旨味をプラスした沖縄の炒め物。しっかり味でご飯にも良く合う! たたきキュウリのピリ辛漬け すりこ木でたたいたキュウリを豆板醤入りのタレに漬けて。翌日でもおいしい! ワカメのみそ汁 ワカメと油揚げの定番のみそ汁はホッとする味。 ⇒今週の献立一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ
2012年08月26日エコソリューションズは、有機EL照明デバイス(パネル・モジュール)において、従来の電球色(3,000K)に加え、昼白色(5,000K)と白色(4,000K)を追加発売する。厚さ約2mmの薄型「有機EL照明パネル」は、出光興産との合弁会社であるパナソニック出光OLED照明社が、7月20日より発売。パネルに制御回路を内蔵した使いやすい「有機EL照明モジュール」は、エコソリューションズが8月中旬より発売する。寿命は1万時間(光束維持率70%)。パネルは厚さ約2mm、モジュールは厚さ約9mm、最大枠幅約11mm機器に組みやすい薄型・狭枠設計であるほか、「スライドイン」構造により、パネル交換が容易となっている。効率は、白熱電球を超えるパネル単体で26~30lm/W、モジュールで17lm/W。日本市場でニーズの高い昼白色を含む3色(昼白色、白色、電球色)での展開により、用途に応じた選択が可能になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日震災後、揺らぎつつある“食”に対する思い。福島はじめ、東北地方の生産者を応援したい気持ちはあるけれど、放射能汚染を見逃す訳にはいかず、複雑な気持ちでいる方も多いのでは? これまでの食料自給率低下や遺伝子組み換え作物の問題に加え、今、新たな局面を迎えた日本の食。「改めて私たち自身でちゃんと考えてみよう」そんな思いから始まったのが、『ちゃんと、たべもの、プロジェクト(略称:TTP)』だ。このプロジェクトを主催するのは、有機食材宅配のパイオニア的存在の「大地を守る会」。大地を守る会では、震災後、契約農家の放射能検査を自主的に行い、その結果を公表すると共に、ウェブストアで『福島と北関東の農家がんばろうセット』や『子どもたちへの安心野菜セット』を販売するなど、消費者と生産農家のための様々な施策を行ってきた。『ちゃんと、たべもの、プロジェクト』では、それらの経験も踏まえながら、ホームページを中心に「ちゃんと、たべもの」をテーマにした情報発信を行うと共に、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを活用して、消費者と相互コミュニケーションを図っていくという。ホームページでは、「Imagine(イメージする)」「Think(みんなで考える)」「Know(知る)」「Share(つぶやく)」の4つのステップでコンテンツを提供。台所や畑など食を生み出す現場からの生中継や、「たべものとエネルギー」をテーマにした対談のUstream中継、フードジャーナリストによるコラムなどにより、様々な視点から身近な食を見つめ直すことができる他、生産者の方々の声を共有したり、自分の考えを書き込んだりする発信のためのツールも用意されている。デザインもとてもかわいらしく、あたたかい雰囲気のサイトなので、難しいことは考えず、まずは一度覗いて見ることをオススメしたい。9月12日(月)には、第一回目のUstream対談として、大地を守る会代表の藤田和芳氏と、震災以前からエネルギーシフトを提案し続けてきた活動家・田中優氏の対談が予定されている。この機会に、別々に考えがちな“食”と“エネルギー”について、その深い関係性を知り、自分自身で考えてみよう。そして、思ったこと、気付いたことはTwitterやFacebookで多くの人と共有することにもチャレンジしてはいかが?食べることは生きること。飛び交う情報に右往左往してしまうのは止めて、自分自身で“ちゃんと”考えたいですよね。まずはこのサイトでイメージしてみることから、始めてみませんか?取材/池田美砂子
2011年09月12日