俳優の東出昌大(28)らが29日、東京・新宿ピカデリーで映画『デスノート Light up the NEW world』の初日舞台あいさつを行った。上映後に登壇した東出は、「面白かったですか?」と問いかけ、劇場内に響きわたる拍手に満足げ。前夜に日本テレビ系で放送された特別編「逆襲の天才」を自宅で観たことを報告し、「プレッシャーはあったんだと家で痛感しました」と告白。「みなさんが喜んでくださって笑顔でこっちを向いてくださって、本当にやっと肩の荷が下りた気がします」と安堵の表情を見せた。この日は、東出のほか、池松壮亮(26)、菅田将暉(23)、本作でメガホンをとった佐藤信介監督(46)が出席。トークセッション後にマイクを託された東出は、「前作を超えるのは難しいというか」と切り出し、「ただ、あの偉大な先輩方、偉大な金子(修介)監督の誇りや覚悟を僕らは受け継いで」と前作のキャスト、監督に敬意を表した。続けて、「さらに力を増してスクリーンの中に存在しないとと思ってみんな頑張って撮りました」と過去の実績がプレッシャーと共に励みになったとも。「『やるしかない』という中で闘った」とクランクイン前の心境を明かし、満員の客席を見つめながら「本当にこれだけのお客さまが来てくださってうれしく思います」と感謝の思いを伝えた。これまで『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)の3作が制作された『デスノート』実写映画シリーズ。最新作にして最後の舞台となるのは、夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)の3人がメインキャラクターとして登場、三つどもえの頭脳戦を繰り広げる。
2016年10月29日●観客の喜びが佐藤プロデューサーへの恩返し藤原竜也のキラ・夜神月、そして松山ケンイチのL。名前を書いた人間を殺すことができるという死神のノート"デスノート"を巡って2人は頭脳戦を繰り広げ、命と引き換えに互いの正義を守り抜いた。今でこそ当たり前となっている2部作連続公開の先駆けともいえる実写映画。『デスノート』(06年6月)は28.5億円、『デスノート the Last name』(06年11月)は52億円の興行収入を記録し、漫画原作映画の成功例としてもその後の邦画界に影響を与えたと言われている。それから10年後、「新世界の神」は息を吹き返す。続編となる『デスノート Light up the NEW world』が公開されると発表されたのは、昨年9月のこと(当時の仮題は『デスノート2016』)。ドラマ版の最終回終了後に告知され、わが耳を疑った。舞台は月とLの死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、3人の天才が三つ巴の戦いを繰り広げる。その中心に立つのが、デスノート対策本部捜査官・三島創を演じる東出昌大(28)だ。Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)。 役者としても手強い2人を脇に従え、"デスノートオタク"は人気シリーズを背負うプレッシャーを吹き飛ばすように熱のこもった演技を披露する。演じるのは天才。しかし、彼は自身を「凡才」と言い切る。俳優デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(12年 以下『桐島』)で学んだ「逃げない心」が、インタビューの言葉からも伝わってくる。――映画化されると聞いて、本当に驚きました。同じです(笑)。えっ? 何やるの!? と。僕も多くの方と同じように前作のファン。そして、リアルタイムで観ていた世代。まさか、Lと月のどちらかをやるなんてないよな……。ファンの方が「え? マジで?」の後と同じようなことを、僕も考えました。その後、大場つぐみさんがアイディアを考えてくださって新しいストーリーになっているというのを聞いて、それならぜひと。台本が楽しみになりました。ただ、前作までがかなりの完成度で、マンガも完結している上に支持している方も多い。10年後……まさかニア、メロの10年後ではないよな……。そんなことも頭をよぎりました(笑)。――実際に上がってきた脚本を読んで、その心配の種は無くなりましたか(笑)?台本をいただてからは楽しみでしょうがなかったです。何よりもうれしかったのは、『桐島、部活やめるってよ』(12年)でもお世話になった佐藤貴博プロデューサーが10年前から手がけているシリーズに加わらせていただけること。外さないものは作らない方だとわかっているので、その指揮の下でやれる喜びもありました。佐藤プロデューサーは、ものすごい熱い方なんです。『デスノート』に対しての思いが、人一倍強く、生粋の『デスノート』ファンでもある。ファン10人分ぐらいの熱量でやっている方なので、大船に乗ったような気持ちというと失礼かもしれませんが、一緒に情熱を注ぎたいと思いました。僕が出させていただいた舞台『夜想曲集』で、終演後に楽屋あいさつに来てくださって。「よかったよ」と褒めていただいた後に、「ちょっとデカイ作品がある。お前でいくから」と言われたんです。その時は何のことか分からなかったんですが、それが去年の夏前ごろ。秋口にお話をいただいて、その時の言葉がピンと来ました。楽屋に来てくださったときの目つきが本当に真剣な目つきで、大きな期待と同時に、「覚悟しろよ」と言われている気がしました。『デスノート』は、佐藤さんにとっての宝。真正面から向き合わなきゃいけないと思いました。――東出さん、池松壮亮さん、菅田将暉さんの共通点が、日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したこと。東出さんは壇上のスピーチで、「『桐島』のスタッフと俳優として再会したい」とおっしゃっていました。こうしてご一緒できるのはもちろんうれしいことですが、出演が決まったときは、プレッシャーとも違って……もっともっと考えないといけないことが先々に山積みになっています。映画が完成して、たくさんの方に観ていただいて「よかったよ」と言われた時に、ようやく"恩返し"になるのかなと思います。出演が決まった段階では、まだ恩返しではない。400メートル走であれば、「再会」はほんの2~3メートル程度と思っています。●「夜神総一郎に引き抜かれた」を捨てない――公開間近の今、400メートル走も佳境だと思います。現時点ではどのような思いですか。そうですね……。あっ! 映画、いかがでしたか?――10年後の続編と聞いて勝手に心配していたのですが(笑)、デスノートをうまく活用した物語に仕上がっていると感じました。良い意味で裏切られてしまった。あとは東出さんの演技が凄まじかった(笑)。ありがとうございます。今おっしゃったことをそのままを記事にしていただけると、最大のウリ文句になると思います(笑)。――でも、ネタばれになるから多くを語れないんですよね。そうなんですよ。僕らは劇場さえ来てくださったら、逆転に次ぐ逆転を楽しんでいただける絶対的な自信を持っているんです。ただ、いかんせんネタバレが多い(笑)。もし、一緒にご覧になっている方がいたら、答え合わせを絶対にするじゃないですか? これは『デスノート』シリーズが受け継いでいる魅力そのもの。そのポイントは外していません。――終わって、誰かと一旦整理してみたくなるあの感じですね。そういえば、東出さんが演じた三島。彼の正義感の背景などは、描かれていませんでしたね。準備稿の段階ではありました。「上司を殴って窓際部署の対策本部に配属された」という設定でしたが、「実は夜神総一郎に引き抜かれた」という裏の設定も。夜神総一郎はいずれまたデスノートを巡る事件が起こると予感していて、有能な三島を引き入れたんです。これらは台本から削られましたが、僕にとっては捨ててはいけないこと。佐藤(信介)監督からも、「頭のなかに残しといて」と言われていました。――佐藤プロデューサーは、「内面を表現してもらうように、試行錯誤してもらった」と。具体的にどのような試行錯誤だったのですか。デスノートには、単純に人を殺せるということだけではなくて、独特の魔力があります。あの世界に身を投じて、デスノートの怖さをさらに知っていくことが大切でした。手に入れると人格が変わってしまう。それが『デスノート』。三島、竜崎、紫苑はそれぞれの正義感があったはずなのに、その正義感が歪んでしまう。月だってあんなに爽やかな青年だったのに、一歩道を踏み外すとそれがどんどん加速していく。そういう心情を、台本を読み込みながらどんどん掘り下げて、感情を追うだけではなくて、そこにはデスノートの何が作用したのかも考えるようにしました。――デスノートのルールはとても複雑です。三島の部屋に積まれたノートには実際にそれらが書き込まれているそうですね。細かいルールも頭に入れていたんですか?僕も原作ファンなので、原作ファンの裏切られたくない気持ちがすごく分かります。だから、仮に「ルールを無視」と言われたら、「それはファンとしてできません」と断っていたと思います。そういう共通認識をこの作品に関わる人はみんな持っていて。台本が改訂していく中でも、どのルールが作用しているのか、確認し合いながら進めました。――デスノート対策チームの現場では、撮影後に酒盛りが行われていたそうですね。どなたのアイデア?たぶん、池松くんだったと思います。毎晩(笑)。ロケ地の神戸に入って、監督、プロデューサーさん、美術部さん、俳優部で焼肉食べに行った後は、連日デスノート対策チームで酒盛りです(笑)。深夜2~3時までかかることのほうが少なくて、22時ぐらいには終わって。家族と談笑するように、自然とみんな部屋に集まって語り合い、そうやって役の皮を一旦剥がして寝ていました。――その目的は? 相手を知るため?それもありましたね。子どもの会話みたいなんですが、「デスノートを手に入れたらどうする?」とか。ある時に、「電車の中で嘔吐した人がいたら?」という話になって。そこはそれぞれの人間性が出るというか、みんなディベートのように自分の考えを真剣に話していました。翌日、池松くんが「昨日のように、人の核となるような話をしたかった。お互い話せないこともなくなるから」と言っていたのが印象的で。確かにそうだなと。それからは、お互い遠慮することもなく、思っていることを確認し合えました。あの時間があるのとないのでは、演じる上でも大きく違っていたと思います。●『桐島』ラストの葛藤「泣けるのか?」「泣けない!」――以前からお酒がお好きとおっしゃっていましたね。東出さんにとって「お酒」はどのような役割がありますか。緊張感がある中で、副交感神経を和らげる効果があります(笑)。リラックスできるので、人と話す時は本当に便利ですね。お酒を理由に暴れたりするのはちょっと違うと思うんですけど、「お酒を飲んでるから何でも話していいよね?」みたいな方向に持って行けるのがありがたい(笑)。そういう力を借りて、みんな腹割って話すのが好きですね。――だいたい共演される方と飲みに行かれるんですか?作品によって異なります。今回は「デスノートを敵」として集まった対策本部の面々だったので。でも、役者でもいろいろなタイプがあると思いますが、仮に思いっきり敵対して憎しみ合う役だったら、一緒に飲みたいとは思わない。そういう気持ちで、現場で顔を合わせないようにすることもあります。――俳優デビューとなった『桐島』の時と比較して、現場の人や作品との向き合い方は変わりましたか?ちょっとずつ、逃げなくなってきたのかなと思います。ちょっとずつですが。まだ、自分は弱くて、もっともっと深く突き詰めなければいけない。言い訳せず肩の力を抜いて楽になれば、より良くできるのかなと思う時もあるんですが。いかんせん、それに気づかなかったり、挑戦する勇気が出なかったり……その時は、意外と精一杯だったり。終わってみて、もっとこうすればよかったと思うことばかりです。――数年前を振り返ると、自分は逃げていたと。それは思います。『桐島』のとき、ラストで泣きの芝居があったんですが、あの時、余計なことばかり考えていて。「泣けるのか?」「泣けない!」とか。役の感情になればいいんだからと言われても、「そんなこと言われても!」と受け入れられなかった(笑)。でも、そこで逃げないで向き合っていれば、もっと素直に演じられたはず……。役者として駆け出しだったのもありますが、ほかの役者さんだったら僕よりも間違いなくうまくやっていた。今振り返ってみても、本当にご迷惑をかけたなと思います。――逃げない心。鍛えるにはやはり場数ですか?そうですね。天才と言われる人たちは、そこに「素直さ」があるんだと思います。お芝居というものを瞬間的に信じる力が強かったり。僕は凡才だし、不器用だし、ガチガチに理詰めで考えたりするので、もっと素直になりたいなと思うこともあります。でも、恐怖もあったりして……。――最近では『聖の青春』(11月19日公開)で演じた、羽生善治さんが話題になっています。「役者・東出昌大」としての周囲の目が最近変わりつつあるような気がするのですが、ご自身としては?うーん……変化はあるのかもしれません。ただ、人は頑張っている姿を見たいのではなくて、良いものを見たい。だから、僕は一生懸命頑張っていても、「頑張っているつもり」になったら絶対にダメなんです。だから、もっと楽にやってみよう。そう思ったのが半年ほど前のこと。でもそれはもともとあった感情でした。『桐島』のころにはあった感情だったのに、いつの間にか損なわれていた。今、『桐島』を観ると、「これはできないかも」と思ったりして。ただ、「楽にやる」というのが間違った方向に行き過ぎると、「お前、楽するなよ」という"小さな東出"が騒ぎ出す。周囲の方からも、そう思われているかもしれない。でも、ちょっとずつ、ちょっとずつ。成長しているとは絶対に思う。思わないとやっていけないんです(笑)。役者として、これからもまだまだ考えることが山積みです。■プロフィール東出昌大1988年2月1日生まれ。埼玉県出身。身長189センチ。A型。高校時代にメンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、モデルとしてパリコレのステージも経験。2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビューを果たし、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』『ごちそうさん』で多くの人に知られる存在となり、『クローズ EXPLODE』(14年)、『寄生獣』(14年・15年)、『アオハライド』(14年)、『GONINサーガ』(15年)、『ヒーローマニア』(16年)『クリーピー偽りの隣人』など映画に多数出演。現在の公開待機作は、本作のほか『聖の青春』(16年11月19日公開)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16年12月17日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年10月28日大ヒット映画の正統派続編として10年ぶりに蘇った『DEATH NOTE Light up the NEW world』のジャパンプレミアが10月20日(木)に開催。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督が舞台挨拶に登壇した。名前を書かれると死んでしまう死神の“デスノート”の原作漫画における6冊ルール(=人間の世界に同時に存在出来るデスノートは6冊まで)を軸に、デスノートを使って世界を粛正しようとする者、それを阻止しようとする者たちの攻防が描かれる。会場に入る際、入口で観客はノートの切れ端に触れてから入場するようにと促されていたが、劇中にある「ノートに触った者は、死神が見える」という設定に沿って、イベント開始早々、会場には死神のリュークが登場し、会場をわかせる。さらに、客席通路を通って東出さん、池松さん、菅田さんが登場すると、会場の興奮はMAXに!黄色い声援と拍手が会場に響きわたる。劇中、3人は捜査官、Lの遺伝子を継ぐ探偵、キラの遺志を受け継いだテロリストとして緊張感あふれる戦いを繰り広げるが、壇上トークでは和気あいあい&グダグダ…? 東出さんは、キャンペーンで全国を回る中で、菅田さんが発症し、池松さんへと伝染した「ウイルスをもらった」と苦しそうに語るが、菅田さんいわく「ただの風邪の話です(笑)」とのこと。3人それぞれ、自身の役柄の魅力について聞かれるも、東出さんと池松さんは、ほぼ役柄の設定について語るのみで、戸田さんから「説明じゃん、それ」とツッコミが飛ぶ。菅田さんは「前の2人がふがいないので!」と意気込んで話し始めるも、役ではなく作品についてのトークになってしまい、池松さんは「全然、質問に答えてないし…。誰ひとり!」と自嘲気味に語り「入場からやり直そうか…」と苦笑していた。戸田さんは、10年前の2部作が映画初出演作であり、今回再び、人気キャラのミサミサこと、弥海砂を演じているが「当時はデビューして1年も経ってないど素人で、いっぱいいっぱいでした」と述懐。この『DEATH NOTE』シリーズは「大きな存在。かけがえのない作品で、改めて同じ役を演じることにプレッシャーもあった」と明かした。一方、10年前は11歳の小学生だったという川栄さんは当時「もしかして家のノートでもいけるんじゃないかと、文房具屋で黒めのノートを買いました」と明かし、菅田さんから「誰かを殺そうとしてたってこと!?」と突っ込まれていたが、10年前の願いがかなう形で、今回、ノートで大量殺戮を行なう少女を演じており「デスノートに名前が書けて嬉しかったし、興奮しました!」と満面の笑みを浮かべていた。東出さん、池松さん、菅田さんには「3人の中で実際にデスノートを使いそうなのは誰か?」という問いが投げかけられたが、本人を含む全会一致で答えは東出さん!菅田さんは「基本、(東出さんは)常軌を逸している」と語り、池松さんも「菅田くんは、こんな感じですが中身はまっとう。僕もそう。でも東出さんは正義感が強いので、そういう人ほどデスノートを持つと狂う」と評し、この指摘に東出さんも「その通りだと思います…。池松くん、いいこと言った!」と苦笑交じりに自覚症状を告白し、笑いを誘っていた。東出さんは、最後に脈絡のないグダグダトークを謝罪しつつ、完成した映画については「衝撃作になっているという自信を持ってます!」と力強く語り、会場は大きな拍手に包まれた。『DEATH NOTE Light up the NEW world』は10月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月20日映画『デスノート Light up the NEW world』のジャパンプレミアが10月20日(木)に開催され、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈、船越英一郎、佐藤信介監督が上映前の舞台あいさつに登壇した。『デスノート』ジャパンプレミアその他の写真大人気漫画を原作に、名前を書かれた者は死ぬという“デスノート”を巡る戦いを描き、大ヒットを記録した10年前の映画の正統派続編。キラの遺志を継ぎ、ノートを使って大殺戮を起こす者、Lの遺伝子を継いで、それを阻止しようとする者たちの戦いを描き出す。ノートに触れた者は、死神を見ることができるという設定に沿って、この日の観客は、入り口でノートの切れ端に触れて会場へ入場。すると、巨大な死神のリュークがクレーンで登場するというど派手な演出でイベントはスタートした。東出はデスノートを知り尽くした捜査官・三島、池松はLのDNAを継ぐ探偵・竜崎、そして菅田はキラの信奉者でテロリストの紫苑を演じており、スクリーンの中では緊張感あふれる戦いを繰り広げるが、舞台あいさつはグダグダ!?それぞれの役柄の魅力を聞かれても、東出も池松もほとんど、役の設定の紹介をする程度で、戸田から「説明じゃん」とツッコミが飛ぶ。トリを務めた菅田は「前のふたりがふがいないので!」と意気込んで話し始めるも、自身の役とは関係ない作品に関する思いを延々と述べるだけで、池松は苦笑を浮かべ「誰ひとり、質問に答えてない…。入場からもう1回、やり直していいですか」と申し訳なさそう。映画の中で、菅田はサイバーテロリストを演じているが、東出は菅田が原因で「ウイルスをもらっていま、ここに立ってます」と大観衆を前に不穏な発言!?菅田いわく「ただの風邪の話(笑)」とのことで、要は3人で全国をプロモーションで巡る中で、風邪をうつし合ってしまったらしい…。東出は「ダブルミーニングになってて、おれ、いまウマいこと言った(笑)?」とご満悦だった。10年前の映画公開時、11歳の小学生だったという川栄は「もしかしたら家のノートでもイケるんじゃないかと…文房具屋で黒めのノートを買った」と告白し、菅田から「誰かを殺そうとしたってこと!?」と驚愕されていた。今回、念願かなって(?)ノートを使って大量殺戮を行なう少女を演じ「興奮しました」と満面の笑み。前シリーズで映画初出演を果たした戸田は、久々に人気キャラのミサミサを演じたが、本シリーズを「かけがえのない大きな存在で改めて、同じ役を演じるプレッシャーも大きかった」と振り返った。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー
2016年10月20日累計700万部のベストセラーコミックを映画化した『彼岸島 デラックス』の完成披露上映会が10月4日(火)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する白石隼也、鈴木亮平をはじめ総勢10名が人間チームと吸血鬼チームに分かれ、にぎやかに登壇した。鈴木さんは、監督も言っていたと前置きした上で、「お金をかけたB級映画に仕上がっています!」と、独特の表現で完成作に胸を張った。『彼岸島 デラックス』は、松本光司氏が手掛けた原作「彼岸島」シリーズをもとに、2013年にMBS・TBS系列で連続TVドラマ化され、好評を受けて映画化となった。生きて還ってきた者は誰一人いない、吸血鬼伝説が残る彼岸島を舞台に、2年前に島へ行ったまま姿を消した兄の篤(鈴木さん)を探すため上陸した弟の明(白石さん)と、その仲間たちの想像を絶する恐怖の戦いを描く。『彼岸島』シリーズといえば、登場人物の息づかいを表現した、原作に1万回以上登場するという擬音「ハァハァ」がお馴染み。上映会では、キャストを人間チームと吸血鬼チームにわけ、『彼岸島』にまつわる質問にどちらの回答が、より観客を「ハァハァ」させたかで、勝者を決める催しが行われた。キャスト陣がお手本の「ハァハァ」を見せることになり、優しい、強め、息あらめ、言いやすい…など、白石さんや鈴木さんが様々な「ハァハァ」を繰り広げると、はじめ恥ずかしがっていた観客もノリノリに。いざ質問が始まり、「彼岸島にひとつだけ持っていけるとしたら何を持って行く?」という問いには、白石さんが「メガネです。僕は非常に目が悪いんです。島に行くときに目が悪いと戦えないですから。視力をよくして、ハァハァ…」と、茶目っ気たっぷりに答えた。一方、鈴木さんは、「本当に悩みに悩んで実用的に、え~、軍用ヘリ!」と帰る気満々の回答。観客の「ハァハァ」を集計することになり、白石さん側が少ないと分かると、白石さんが急きょ脱ぎだすハプニングが起こった。「ハァハァが、キャーに変わった」と栗原類が目を丸くすると、鈴木さんも触発されて結果的にジャケットを脱ぐことに。すると、さらに「キャー、格好いい!」という女性客からの「ハァハァ」を超えたリアクションを受け、にんまりした鈴木さんだった。そのほか、上映会には桜井美南、遠藤雄弥、阿部翔平、佐藤めぐみ、水崎綾女、高野人母美、柳ゆり菜が出席した。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:彼岸島デラックス 2016年10月15日より全国にて公開(C) 2016「彼岸島」製作委員会
2016年10月04日日本テレビとWOWOW、Huluが、大型ドラマプロジェクト「銭形警部」の共同制作を決定。主演には鈴木亮平を迎え、前田敦子、三浦貴大共演で来年放送&配信されることが分かった。モンキー・パンチ原作の名作「ルパン三世」に登場する、誰もが知るキャラクター・銭形警部。神出鬼没の大泥棒・ルパン三世逮捕に執念を燃やすその姿は、老若男女に幅広く知られ、まさに国民的人気キャラクターとなっている。だが、彼の真の姿を知る者は数少ない。「いつもルパンに逃げられているドジな刑事」そういう印象を持っている人が多いはず。しかし、それは事実ではない。頑固一徹で、正義感が強く、悪を決して許さない。そして、誰よりも人情味にあふれる優秀な刑事なのだ。本ドラマは、そんな銭形にスポットライトを当て、様々な難事件を解決していく様を描くオリジナルストーリーとなっている。本プロジェクトは、日本テレビで基軸となるストーリーを放送した後、WOWOW、Huluでそれぞれ独自のストーリーを描いていくもので、局の垣根を越え地上波、衛星、配信という異なるデバイスでひとつの作品を展開していくドラマプロジェクトは日本初の試みだ。今回の主人公の銭形警部を演じるのは、『俺物語!!』では巨漢高校生、舞台「ライ王のテラス」では王様、ドラマ「お迎えデス。」ではうさぎの着ぐるみを着た死神、そのほか執事役や変態仮面役など、どんな役にも七変化する実力派俳優・鈴木さん。「銭形警部と言えば、声優さんが演じている声のイメージがある」と鈴木さんが語るように、アニメーションではこれまで初代の納谷悟朗や2代目・山寺宏一らが演じてきた声が印象深い人も多いはず。鈴木さんは「その部分も引き継ぎながら、そこに自分の声をプラスして新しい銭形警部像にしていきたいです。これだけ有名なキャラクターなので、正直プレッシャーもありますが、毎回、監督に『これで大丈夫ですか?』と確認しながら魂を込めて役作りをしています」と話し、「『実際に銭形警部がいたらこんな人なんじゃないかな』と思っていただけるように、銭形が持つダンディズムと可愛いらしさを表現しながら、スケールの大きい刑事ドラマを作り上げたい」と意気込んだ。また、警視庁捜査一課の若き女性刑事・桜庭夏希役には前田さん。同じく捜査一課の刑事・国木田晋太郎役に三浦さんがキャスティング。前田さんは「あの銭形警部を鈴木さんが演じると聞いて、真っ先に『面白い!』と思いました。すごく勢いがあり、楽しいドラマになると思います」と期待を語り、「毎回わくわくしてもらえると思いますし、カッコイイ新しい銭形警部を楽しみにしていただきたい」とコメント。三浦さんは自身の役どころを「少しドジな部分もありますが、仕事には人一倍情熱を持った刑事」と語り、「ルパン三世」シリーズが大好きだという三浦さんは「銭形警部を鈴木さんが演じるとお聞きして『これはキタな!』と思いました。漫画・アニメのファンのみならず、この実写版を見て新たにファンになり、楽しんでいただくこともできます。ぜひ、ご覧になっていただければと思います」とメッセージを寄せた。様々な役柄を演じ分け、役によっては肉体改造で極端な体重の増減もし、そのストイックな役作りには度々話題を集める鈴木さん。加えて高い演技力にも定評がある鈴木さんが、今度はあの有名すぎる銭形警部をどう演じるのか。また、共演の2人とはどんな絡みが見られるのか。引き続き続報に期待したい。日テレ×WOWOW×Hulu 共同製作ドラマ「銭形警部」は2017年、日本テレビ、WOWOW、Huluにて放送&配信予定。(cinemacafe.net)
2016年09月30日あの壮絶な死闘から10年を経て、再び繰り広げられる新たな戦いを描く『デスノート Light up the NEW world』において、メインキャストを務める東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人が劇中でほぼ唯一、顔を揃える極めて重要な“激突”のシーンの撮影の様子が到着した。正当な続編として製作された本作は原作にもある“6冊ルール”――地上に存在することができるデスノートは最大6冊――を適用。ノートをめぐり、“デスノートオタク”の捜査官・三島創(東出昌大)が率いる対策本部、そこに加わったLのDNAを継ぐ後継者・竜崎(池松壮亮)、キラを信奉するテロリストの紫苑(菅田将暉)の頭脳戦が展開する。劇中、協力関係にある三島と竜崎はもちろん、三島と紫苑、竜崎と紫苑がそれぞれ顔を合わせるシーンはあるが、この三人が揃う“三すくみ”の状態は稀有。この日は、東京・日活調布撮影所に設置された巨大セットで撮影が行われた。ちなみにこのセットだが、外観として神戸の廃墟として知られる摩耶観光ホテルを使用している。大きな窓からは光が差し込んでおりダークな美しさが漂うシーンに仕上がっている。このシーンは、本作においても「最重要シーンの一つ」とのことだが、どういった状況で何が行われているのか?詳細に関してはいまだ明かされてはいない。ただ、頭脳戦を中心にした本作においては稀な銃撃戦を含んだシーンとなっており、解禁となった写真でも竜崎は銃を手にしており、三島、紫苑も銃撃から身をひそめるような様子がうかがえる。こちらのシーンには死神リュークとSAT(特殊急襲部隊)も参加しており、薄暗く、緊迫した空気の中、爆音を響かせて撮影が進められていった。東出さんは、前作からの対決の構図である“天才対天才”の戦いに触れつつ「僕ら3人の人間関係が複雑に絡み合った天才同士の三つ巴の戦いになっています。池松くん、菅田くんと共演できたからこそ救われたこともあるし、物語に厚みが出ていると思います」と三つ巴ならではの面白さへの自信を口にする。Lの後継者として竜崎の容貌からパーソナリティまで個性的なキャラクターを確立した池松さんも「三島が東出さんじゃなかったら、こうなっていなかったかもしれない」と“パートナー”への信頼を口にする。3人の中で、最もキャラクターや行動が読めない存在ともいえる紫苑を演じている菅田さんは「紫苑はキラを崇拝しているサイバーテロリストという入口から入りまして、個人的には原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出したところがあります。原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きで、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感をちょっと足したイメージです」と説明。この三つ巴が向かう先は?生き残るのは誰なのか?ノートはどのように使われ、最後はどこにたどり着くのか――?いまをときめく3人の若手俳優が織りなす美しくも壮絶な戦いに注目だ。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日ロングセラー児童文学を3DCGでアニメーション映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』が8月6日(土)に公開を迎え、声優を務めた井上真央、鈴木亮平、湯山邦彦監督、榊原幹典監督がそろって舞台挨拶に登壇した。1987年の初版刊行以来、29年でシリーズ累計発行部数100万部を超えるロングセラーの児童文学を最新のCGアニメーション技術で映画化。ひょんなことから飼い主とはぐれて、東京にやってきた黒猫のルドルフが野良猫のボス・イッパイアッテナらとの出会いを経て成長していくさまを描く。この日は、ルドルフとイッパイアッテナの着ぐるみも揃って登場し、井上さんはルドルフと手をつないで入場!しかも井上さんは「この日を心待ちにしていたので気合いを入れて」ネコ柄のワンピースを着ており、思いの強さがうかがえる。が…!この服について鈴木さんは全く気付かなかったそうで「我慢できずに自分から言いました」とおかんむり。鈴木さんは「言われてみれば…」と苦笑し「僕も若干、ストライプです。トラ柄ですよ!」と自身のスーツをアピール。井上さんから「脱いだらすごいんですよね」とムチャ振りされると「そ、そうですね(苦笑)。脱いだら、猫!猫!ですよ(笑)」と何とか合わせて会場は笑いに包まれる。鈴木さんは観客の年齢層が気になるようで「10代の人?20代の人?」とその場で呼びかけて確認するが、子どもから大人までバランスよく幅広い層が来場しており、これには井上さんも鈴木さんも満足そう。鈴木さんは「この作品は、年齢によって感想が全然違ってくると思います。ちびっ子たちには5年したらまた見てほしいし、20代になって見たらまた違うと思います。長く見てもらえるポテンシャルを持った作品だと思うので、今日がその始まりの日になれば」と語った。映画でルドルフが迷子になってしまうことにちなんで、2人に迷子経験を訪ねると、井上さんは「しょっちゅうでした(笑)」と語り「小さいころによくあったのは、お母さんと手をつないで歩いてて、気づいたら全然違うおじさんだったこと(笑)」と明かす。大人になっても「方向音痴なのに、ルドルフのように冒険心があって、道がわからないのに犬の散歩をしながら違う道を行きたくなって、迷子になっておまわりさんに道を聞いたことがあります(苦笑)」と失敗談を告白。鈴木さんは「子どものころ、プールで1日に2回迷子になり、うちの母親は2回も呼び出されました…(笑)」と懐かしそうに明かしてくれた。最後に鈴木さんは、ここ数年の猫ブームに言及しつつ「さっきもリオオリンピックの開会式を見てたら、カンボジアの入場行進で猫ひろしさんがいました(笑)」と猫つながりをアピール!井上さんも「キテますね(笑)」とうなずきつつ「ニャン回でも見にきて!」と笑顔で呼びかけていた。『ルドルフとイッパイアッテナ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月06日七月隆文の人気小説を福士蒼汰と小松菜奈の共演で実写映画化する『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に東出昌大が出演することが発表になった。福士演じる主人公と同じ大学に通う親友の上山正一役を演じる東出は「上山はなかなか演じたことのないおちゃらけた役だったので自分自身も新鮮でした」とコメントを寄せた。その他の写真本作は、2014年8月に文庫書き下ろしで刊行されて以来、WEBサイト“読書メーター”の恋愛小説のおすすめランキングで、1位(8月4日付け)に輝いている100万部突破の人気小説が原作。『僕等がいた前後篇』『ホットロード』『アオハライド』の三木孝浩監督と脚本の吉田智子がタッグを組み、切ない運命を背負った20歳のカップルのかけがえのない一瞬一瞬をみずみずしく描き出す。『アオハライド』に出演した東出は、「三木監督はもちろん、プロデューサーやスタッフの皆さんとまた一緒に仕事が出来ることが本当に嬉しかったです」といい、「福士くんとは親友の役なので、撮影初日からタメ口で話そうと決めたり、ご飯に行ったり、撮影現場も和気あいあいとした雰囲気でとても楽しく撮影できました」と明かした。物語は、美大生の南山高寿(福士蒼汰)が、電車の中で福寿愛美(小松菜奈)に一目惚れするところからはじまる。ふたりは意気投合し付き合いだすが、高寿はある日、愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる。正一(東出)は高寿にアドバイスをし、恋に臆病な彼の背中を押す親友として登場する。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』12月全国東宝系にて公開
2016年08月04日福士蒼汰と小松菜奈が初共演を果たす映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に、東出昌大が出演していることが分かった。また、併せて東出さんも登場する本作の劇中カットが到着した。京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松菜奈)に一目見た瞬間、恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう。彼女のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だったが、2人は意気投合し、その後すぐに交際をスタート。高寿と愛美の関係は誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた。しかし、高寿はある日、愛美から彼女の想像もできなかった大きな秘密を明かされる…。原作は七月隆文の同名小説。2014年8月に文庫書き下ろしで刊行されて以来、ウェブサイト「読書メーター」の「恋愛小説のおすすめランキング」で1位をキープし続けていることが話題になり、100万部を突破。現在もさらに売り上げを伸ばしている人気作だ。監督・脚本は、『僕等がいた 前篇/後編』『ホットロード』『アオハライド』など、多くの恋愛青春映画をヒットに導いた三木孝浩監督×吉田智子のコンビが再びタッグを組み、物語の舞台である京都の風光明媚な景色の中で、20歳のかけがえのない一瞬一瞬をみずみずしく映し出す。すでに、福士さんと小松さんが切ない運命を背負うカップルを好演することが発表されているが、今回新たに福士さん演じる高寿と同じ美術大学に通う親友・上山正一役に東出さんが出演していることが判明。『デスノート Light up the NEW world』や『聖の青春』と話題作への出演が続く東出さん。今回東出さんは、恋に臆病な高寿に“恋のアドバイス”をして背中を押す親友役を熱演。すでに『アオハライド』で三木組を経験した東出さん。再び三木組に参加ということで、「三木監督はもちろん、プロデューサーやスタッフの皆さんとまた一緒に仕事が出来ることが本当に嬉しかったです」と出演を喜び、「上山はなかなか演じたことのないおちゃらけた役だったので自分自身も新鮮でした」と語った。また福士さんについては、「親友の役なので、撮影初日からタメ口で話そうと決めたり、ご飯に行ったり、撮影現場も和気あいあいとした雰囲気でとても楽しく撮影できました」とふり返っていた。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は12月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月04日ノラ猫たちの成長する姿を描いた友情と冒険の物語『ルドルフとイッパイアッテナ』。今週の公開に先駆け、声を担当した井上真央と鈴木亮平が、市谷亀岡八幡宮にて大ヒット祈願を行った。1987年に初刊が発行されて以来、29年のロングセラーを誇りシリーズ累計発行部数100万部を超える児童文学の不朽の同名作を映像化する本作。ひょんなことから飼い主のもとを離れおもいがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫としてともに生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語が、フル3DCGアニメーション作品となって登場する。先日、映画の公開に先駆け行われたヒット祈願には、ルドルフ役の井上さんとイッパイアッテナ役の鈴木さんの2名がスタッフ・キャストを代表して、市ヶ谷にある市谷亀岡八幡宮にて大ヒット祈願と特製招き猫の奉納を行った。市谷亀岡八幡宮は、江戸城を築城したことでも有名な室町時代の武将・太田道灌が鎌倉にある鶴岡八幡宮の分霊を祀るために建立された神社。昔、太田道灌が戦に敗れ逃げ落ちた際、道に迷ってしまい絶体絶命の危機を迎えたときに、突如現れた1匹の黒猫に導かれ、九死に一生を得たという逸話からペット祈願の名所としても名が知られている。そんな黒猫に縁の深い神社であることから、今回の大ヒット祈願の場所に選ばれたのだ。爽やかな青空に恵まれたこの日、井上さんと鈴木さんは神主によるお祓いを受け、映画の大ヒットを祈念した特製ルドルフ招き猫とイッパイアッテナ招き猫の2体を神社に奉納していた。これまで、大ヒット祈願のようなイベントをした経験がなかったという井上さんは、「今日はとても新鮮な気持ちで臨めました。今回はスタッフ・キャストがこの映画にかける熱い想いを代表して、しっかりとお祈りさせていただきました。多くの人に映画を観ていただけると嬉しいです」とメッセージを寄せ、また鈴木さんも「今日奉納した招き猫が、この映画を観た人にたくさんの幸せと感動を招いてくれたらいいなと思います」とコメントした。『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日(土)より全国3D/2D同時公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月02日猫たちを主人公にしたベストセラー児童文学をアニメーション映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』で声優を務めた井上真央と鈴木亮平が8月1日(月)今夜放送の「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」にゲスト出演する。日本テレビ系で毎週月曜夜に放送されている人気バラエティ「しゃべくり007」と「人生が変わる1分間の深イイ話」が合体。2時間にわたるスペシャル版になった「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話話題の人気者合体SP」。井上さんと鈴木さんは「しゃべくり007」パートにゲストとして出演する。「しゃべくり007」では「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げるのだが、今回2人を招いてのトークでは井上さんが「声が通るため、お店で気づかれやすい」というエピソードを紹介。実際どの程度声が通るのか試すことに。またバナナが大好物という鈴木さんだが食べ方にこだわりがあるそうで、しゃべくりメンバーも一緒に食べてみるが…一体どんな食べ方なのか?それは放送を見てのお楽しみに。さらに、鈴木さんが“キュンキュン”“ムカムカ”するタイプの女性をそれぞれ紹介する企画「鈴木亮平の気になる女007」や、パクチーが好きだという井上さんに、パクチーの量別に3段階に分けてパクチー料理を紹介する「真夏のパクパクパクチー007」も。パクチー嫌いが多いしゃべくりメンバーは果たして食べることができるのか?今回ゲスト出演した井上さんと鈴木さんが声優を担当、“猫”を熱演する『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日(土)から全国で3D/2D同時公開。1987年の初版刊行以来ロングセラーとしてシリーズ累計100万部を超える名作を最新CG技術で映画化。ひょんなことから飼い主とはぐれ、東京にやってきた黒猫のルドルフがノラ猫のイッパイアッテナらと出会い、たくましく生きていくさまを描く。『劇場版ポケットモンスター』シリーズの湯山邦彦がメガホンを取り、全米で人気の3DCGアニメ「パックワールド」の榊原幹典監督ら日本屈指のクリエイターが集結して今回映像化。井上さんと鈴木さんの他、八嶋智人、古田新太らも声優を務めるなどキャストも豪華だ。大好きな飼い主と突然離れ離れになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは町で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナとともにノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらないヒミツがあったのだ――。『オオカミ少女と黒王子』でも主題歌を手がけたバンド「back number」が新曲「黒い猫の歌」を主題歌として書き下ろしたことも話題になった。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」は8月1日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月01日公開初日を迎えた映画『クリーピー 偽りの隣人』の初日舞台あいさつが18日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、西島秀俊、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭でで大きな反響を呼んだ。西島は「今年の1月に完成した作品を見て、1日でも早く公開が始まって皆さんに見ていただきたいと思っていました。ご覧になったら分かっていただけたと思いますが、香川さんをはじめ、ここに登壇している共演者の皆さんが怪演しています。キャストやスタッフも緻密な作業をしていると思いますので、また劇場で堪能していただければと思います」と作品の出来に自信を見せた。メガフォンを執った黒沢監督は「『クリーピー』とは"気味が悪い"という意味ですが、それを十分堪能していただけたと思います。今日は天気が良いので、一端映画の雰囲気を忘れて気持ちのいい1日を送って欲しいですが、寝る時に香川さんが立っていると思うので、ご注意下さい」と話して会場の笑いを誘った。他人に成り代わることが本作のキーワード。これにちなみ「自分以外で成り代わりたい人は?」という質問に、竹内は「藤野涼子ちゃんや川口春奈ちゃんにもなりたいんですけど、東出さんになりたいですね。スラっとしたビジュアルから想像もつきませんが、折り紙をするんです。すごく可愛らしい性格だな~と思ったし、その世界からモノを見てみたいですね」と回答して、香川や藤野も竹内と同意見。また、川口は「大好きな香川照之さんです。香川さんになってみて、色んな角度からモノを見てみたいし、(劇中での)サイコパスなお芝居をしてみたいです」と謎めいた隣人を怪演した香川に影響を受けた様子だった。
2016年06月19日映画『クリーピー 偽りの隣人』が6月18日(土)に公開を迎え、主演の西島秀俊をはじめ、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が舞台挨拶に登壇した。“クリーピー”とは「奇妙な、気味が悪い」を意味する言葉で、前川裕の小説を原作に、犯罪心理学者の高倉が、6年前の一家失踪事件の謎を追う中で、奇妙な事件に妻とともに巻き込まれていく様を描く。西島さんらは、映画を観終えたばかりの観客が座る客席の通路を通って壇上へ。映画の独特の内容もあって、会場は“クリーピーな”静けさがあり、西島さんらもドキドキ…?西島さんは「サスペンスということで、宣伝してても言えないことが多かったので、こうしてみなさんと(中身を)共有できて嬉しいです。堪能していただけたのを、雰囲気から感じています」と嬉しそうな笑顔を見せた。映画の中で、タイトルの通り、隣人が他人になり代わっているさまが描かれるが、これにちなんでもしも、登壇陣の誰かになり代わるなら?という質問には、怪演を見せている香川さんと、身長の高い東出さんの目線で世界を見てみたい!と2人に人気が集中!本作の役柄そのまま「変なおじさん」を自任する香川さんも東出さんになり代わることを希望!「(頭の上に手を掲げ)ここに目線があるんでしょ?どんな世界が見えるのか…手を伸ばせば太陽も届くでしょ?お子さんも生まれて、抱っこしただけで俺を超えてますからね。なんなら、俺を含めて3つ子で抱っこしてほしい!」と東出さんと妻の杏さんの間に双子の赤ちゃんが誕生したことをネタにしつつ、熱く語り、会場は笑いに包まれた。この初日の翌日の19日は「父の日」だが、東出さんに加え、西島さんもお子さんが生まれたばかりとあって、会場からは祝福の拍手が。本作の宣伝コピーで、「あの人、お父さんじゃありません」という言葉がたびたび使用されたが、藤野さんは「父の日」を前にコメントを求められ、香川さんの方を向き「あの人、お父さんじゃありません!」と壇上で語り、再び会場は笑いに包まれていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日公開後、SNSでは賞賛の声が並び、「ぴあ」満足度ランキングで1位を獲得するなど注目を集める鈴木亮平主演『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』。このほど、やけにクールなアニメーション映像を含む、初公開シーン満載の本作のエンディング映像が、公式YouTubeにて解禁となった。12館スタートの小規模公開の映画ながら動員数13万人、興行収入2億円のスマッシュヒットを記録した前作から約3年。すっかり売れっ子俳優となった鈴木さんほか、清水富美加、ムロツヨシら前作からのキャストに、柳楽優弥もまさかの参戦を果たした本作。パンティを被った興奮の力で悪を倒すヒーロー“変態仮面”を再び演じた鈴木さんは、世界標準のボディを目指し、前作よりもひと回り大きく体をつくり、福田雄一監督からのリクエストで社交ダンスに通うなど、今までにないアクションを実現。初日舞台挨拶では鈴木さんが「本物のヒーローを観たいなら、これを見ろ!」と宣言した通り、数々の海外のヒーローものを凌駕するほど(?)スケールアップした続編は、すでに4か国の映画祭に参加が決定、欧米も含め20か国以上から公開オファーが届くなど、海外からも熱い視線を送られている。そんな中、本作の禁断のエンディング映像(クレジットなし)が公開に。LED覆面ユニット「CTS」と南波志帆による主題歌「WAVINESS feat.南波志帆」をバックに、鈴木さん、清水さん、柳楽さん、ムロさん、さらに片瀬那奈、池田成志、安田顕らをシンボリックなシルエットで紹介。変態仮面のフライングアクションと怪物・ダイナソンのシルエット映像も展開されていく。もちろん、本編の見どころも凝縮。清水さん演じる愛子ちゃんがパンティを脱ぐシーンや、ダイナソン役の柳楽さんが「しっかり味わいました」と語った変態仮面の“おいなりさん”を食らうシーン、大金玉男の新しい体ができ上がる前の姿、そしてブラシャーを被った変態仙人が初公開!また、後半には、初のカラーアニメーションで変態仮面が登場。パンティが舞う中、華麗なアクションでダイナソンとの戦いが繰り広げられている。その姿はまるで、海外のあのヒーローも真っ青になるほど、やけにクール!?変態仮面愛とリスペクトを感じずにはいられない映像となっている。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日俳優・鈴木亮平が、主演映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(公開中)のキャンペーンで、27日から29日(現地時間)にかけて台湾を訪れ、舞台あいさつなどを行った。鈴木の訪台は、現地からの熱烈なオファーを受けて実現。 前作『HK/変態仮面』(13年)は台湾の映画祭で上映されチケットもすぐに売り切れるなど、原作も含め現地で高い人気を誇っており、本作の公開規模も、52館と2016年に台湾で公開された日本映画としては最大となっていた。27日、台北市内から遠い桃園空港に22時頃の到着にもかかわらず、待ち受けた50人ほどのファンから一斉に歓声が上がった。サインや握手に応じる鈴木。「日本のHERO、変態仮面を台湾に広げるためにがんばります!」と意気込みを見せた。2日目となった28日の移動中は、前回は実施していなかった"アドトラック"を台北の原宿と言われる西門町で偶然、発見。自ら走って停めてもらい、その前で変態仮面のポーズをきめて撮影会を行う一幕もあった。その後は、ホテルで記者会見を実施。メディア20社が駆けつけ、台湾の印象を聞かれると、鈴木は「人が温かい、そして文化に寛容な国」とコメント。理由は、「先ほど見たアドトラックが、おしり丸出しのビジュアルで、これを街中で走らせる。日本でもそこまではさすがにできなかった」と話し記者たちの笑いを誘った。最後に、「台湾は来るたびに優しく迎えてくれるし、応援してくれるので、またぜひ戻ってきたい」とアピール。「できれば『変態仮面3』で」と期待を寄せ、シリーズは「ただ笑うだけではなくかっこいい。変態だけどかっこいいので、皆さんぜひ見に来てもらって、『変態仮面』がアジアを代表するHEROになっていければ」と現地の応援に感謝しながらさらなる発展を呼びかけた。続けて、舞台あいさつのため、新光影城SKCINEMAに向かうも、待ち受けていたのは360人ほどのファンたちの長蛇の列。これに鈴木は、「国も言葉も超えてこの変態HEROを愛していただいて本当にうれしい」と歓喜し、多くのファンと交流を楽しんだ。最終日もSHOWTIME CINEMAで、2度目の舞台あいさつを実施。自己紹介と作品名を現地語で披露すると観客から歓声を受けた。質疑応答で「次の作品が引退前の最後の作品になるとしたらどんな役がよいですか?」という質問に、「『変態仮面3』です!」と力強く答えると、声援はさらに大きくなった。劇中では、共演の柳楽優弥に"おいなりさん"を押し付けるシーンが多いが、当該場面の撮影になると、柳楽に「今日は"おいなりさん"をくっつけるけどごめんね……」とあらかじめ詫びを入れていたという。それを踏まえ、「柳楽くんは(日本で)主演男優賞を獲った俳優なんですが、そんな俳優に押し付けるなんてうれしかった」と告白。会場を笑いの渦に包んだ。移動中、シンボルタワーの"台北101"近辺で、またもアドトラックを再発見。タワーをバックに変態仮面をさらにアピールした後、帰りの松山空港では、100人ほどのファンが待機した"花道"を通って帰国の途についた。(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会
2016年05月30日『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』で主演を務める鈴木亮平が、5月27日(金)からの台湾公開に併せ、現地からの熱烈オファーを受けてキャンペーンを実施。台湾で空港や街頭、舞台挨拶に登場し熱い歓迎を受けた。パンティを被った興奮の力で悪を倒すヒーローを、鈴木さんが驚異の肉体美と身体能力で演じ切って大ヒット、そのまさかの続編に清水富美加、柳楽優弥、ムロツヨシを迎えて実現した本作。欧米含め世界20か国以上から上映オファーが続々届いているという中、台湾での公開に合わせて“降臨”した鈴木さん。台湾では、前作『HK/変態仮面』が映画祭で上映された際、チケットは即売に。原作「究極!!変態仮面」が現地で大人気だったこともあり、映画も高い注目を集め、当時も鈴木さんが現地で舞台挨拶を行い、大歓迎を受けた。今回の続編の公開規模は、今年台湾で公開された日本映画でも最大の52館。満を持しての台湾公開となり、台北市内から遠い桃園空港に22時ごろの到着にもかかわらず、待ち望んでいたファンからは歓声が上がり、鈴木さんも快くサインや握手に応じていた。翌5月28日(土)は、現地メディアの取材からスタート。開始前に「前作は台湾で大ヒットしましたが、今作品もそれ以上に向けて自身のキャンペーンにかかってるので、がんばります」とコメントをしていた鈴木さん。50万部発行の現地日刊紙「Apple Dairy」や、朝ドラ「花子とアン」も放送したケーブル局「ビデオランド」などの取材を受けた。その後はランチの予定だったが、移動中に街頭ビジョン(台北市内10か所、台湾全土で32か所)を発見。また、前回は実施していなかったアドトラックを“台北の原宿”といわれる西門町で、偶然見つけた鈴木さんは、体感温度40度を超える猛暑にも関わらず、自ら走ってアドトラックを停めてもらい、その前で変態仮面さながらのポーズで緊急撮影会を行った。その後、Regent Hotelで行われた記者会見には、テレビ8社、WEB5社、新聞4社(※台湾の新聞全紙)、雑誌3社の計20社が参加。台湾の印象を聞かれ、鈴木さんは「人が温かい、そして文化に寛容な国だなと感じています」とコメント。その理由を尋ねられると、「先ほど見たアドトラックが、おしり丸出しのビジュアルで、これを街中で走らせる。日本でもそこまではさすがにできなかった」と応じ、集まった記者たちからも笑いが起きた。そのアドトラックは、前回を超える115台が台湾全土で走行しているというのだから尚驚きだ。最後に、「台湾は来るたびに優しく迎えてくれるし、応援してくれるので、またぜひ戻ってきたいと思います。できれば『変態仮面3』で。今作品はパワーアップしているし、ただ笑うだけではなくかっこいい。変態だけどかっこいいので、皆さんぜひ見に来てもらって、“変態仮面“がアジアを代表するHEROになっていければと思っています。ありがとうございました」と挨拶して会見を締めくくった。5月29日(日)のキャンペーン最終日も、朝から現地雑誌メディアの取材からスタート。その後、SHOWTIME CINEMAに移動し、2度目の舞台挨拶を実施。自己紹介と作品名を現地語で披露すると観客から歓声が上がった。その後のQ&Aでは、「次の作品が引退前の最後の作品になるとしたらどんな役が良いですか?」という質問に対し、「『変態仮面3』です!」との堂々発言にも歓声が巻き起こった。また、共演の柳楽さんに“おいなりさん”を押しつけるシーンが多かった本作。撮影でそのシーンがあると、まずは柳楽さんに「今日は“おいなりさん”をくっつけるけどごめんね…」と謝っていたが、実は「柳楽くんは(カンヌで)主演男優賞を獲った俳優なんですが、そんな俳優に押しつけるなんて嬉しかったです」と告白、会場は爆笑に包まれた。上映後、ドラマをずっと観ていたという20代の女性ファンは「映画を見て、すごく面白かったです。こんな変態なヒーローを演じられるのは鈴木亮平さんだけだと思います」とコメント。また10代の男性は、「皆にオススメしたい映画です。鈴木亮平さんは前作からすごく良かったです。ほかの正統派ヒーローとは全然違っていて面白いです」と感想を語ってくれた。その後、鈴木さんは、台北のシンボルタワーでもある「台北101」近辺でもアドトラックを見つけ、101タワーをバックに変態仮面をさらにアピール。帰りの松山空港でも、100人ほどのファンがすでに“花道“を作って待機しており、その花道を通って、鈴木さんは熱烈歓迎の台湾を後にした。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日現在公開中の『ヒーローマニア-生活-』ではヘタレなフリーターを演じている東出昌大が、初めての刑事役に挑戦する6月18日(土)公開の『クリーピー 偽りの隣人』。先日、双子のパパになったことでも話題を呼んだ、東出さんのイケメンで頼もしい刑事姿の場面写真が到着した。第66回ベルリン国際映画祭に正式出品され、第40回香港国際映画祭では日本映画初となるクロージング上映が実現し、早くも世界から注目を集めている本作。描かれるのは、6年前に起きた未解決の一家失踪事件の分析をする犯罪心理学者・高倉(西島秀俊)と、その奇妙な隣人・西野(香川照之)一家との不可解な関係。一見、何の関わりもない2つの繋がりに高倉が気付いたとき、妻・康子(竹内結子)の身に“深い闇”が迫っていく…。本作では、西島秀俊演じる主人公・高倉の元同僚刑事・野上を熱演する東出さん。先日も女優で妻の杏との間に、双子の女児が誕生したことが話題になったばかり。主演作『ヒーローマニア-生活-』や『デスノート Light up the NEW world』など、話題作への出演も絶えず、俳優としても、1人の男性としても、ますます注目を浴びる存在となっている。今回到着した場面写真では、未解決の一家失踪事件を解決するため、高倉と共に奮闘する正義感あふれる刑事姿を披露!剣道3段の腕前で硬派なイメージがあるものの、意外にも今回が初めての刑事役。高倉と事件の真相を探るため調査に出る場面、拳銃を握りしめ睨みをきかせる場面と、どちらも凛々しく、カッコイイ東出さんの姿に、「こんなイケメン刑事に守られたい!」女子が続出しそうだ。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』のヒットを記念し5月25日(水)、“アブノーマル・ナイト”と銘打って、主演の鈴木亮平、ヒロインを演じた清水富美加、原作者のあんど慶周が舞台挨拶に登壇した。あんどさんの伝説の人気漫画「究極!!変態仮面」の実写映画第2弾として公開され、公開後の満足度ランキングで1位を記録し、海外からも公開オファーが届くなどジワジワと人気の広がりを見せている。この日も平日の遅めの時間の上映にもかかわらず多くの観客が劇場に。鈴木さんは「アブノーマル・ナイト…変態の夜(笑)?よくこんなイベントに来てくださいました。しかも、ほとんど女性じゃないですか!みなさん、ナイス変態!」と満面の笑み。客席に6歳と9歳の女の子もおり「面白かった」という感想に鈴木さんは嬉しそうにほおを緩めていた。原作者のあんど先生は、そもそも変態仮面がどのように生み出されたのかを問われ「小学生のころ、兄とお風呂に入るとき、パンツを引っ張り合ってた」というエピソードを明かし「漫画家になろうと思ったとき、これを漫画にしたらみんな、絶対に笑うだろうと思った」と説明。変態仮面と言えば、主人公の狂介が女性のパンティを被って“変身”するヒーローと認識されているが、鈴木さんはこの誕生秘話に「パンツ被るんじゃなくて、お稲荷さん先行!?」と驚愕していた。また、変態仮面の動きに関してあんど先生は、腰をグッと入れることの重要性を強調するが、実際に変態仮面を演じた鈴木さんはこれを身をもって体感しているようで、次々と壇上でポーズを披露!今回の最新作にあたっては「データをスマホに全部入れて、その上で先生が(原作に)描いてないけど、変態仮面ならこうするという新たなポーズも入れました」と誇らしげに明かし、本作、そして変態仮面への強い思いを見せつけた。既に本作は20か国以上から公開のオファーが届いているが、あんど先生はこの状況に「鈴木亮平の世界進出は時間の問題」と太鼓判。以前から、本シリーズの海外展開を念頭に置いていたという鈴木さんは、アメコミヒーローを参考にしつつ、日本的な進化を遂げた変態仮面について「自動車やラーメンと同じで、ゼロから作るのではなく、元々あるもののクオリティを高め、日本の感性や美意識を注ぎ込む、日本の良さが詰まってます。これぞ日本のモノづくりの神髄!」と力強くアピール。清水さんは世界からのオファーに「世界中に変態がいる証明。人類イコール変態ということ」と嬉しそうに語り、海外進出を果たしたあかつきには、鈴木さんに変態仮面の衣裳でレッドカーペットを歩くことを提案!鈴木さんもノリノリで「アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたら、変態仮面でレッドカーペットを歩きます」と約束し、喝采を浴びていた。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日女優の杏(30)が、俳優の東出昌大(28)との間に第1、2子となる双子の女児を出産したことが16日、わかった。東出の所属事務所を通じて発表した。2人は連名でコメントを発表。「先日、無事に双子の女児が誕生いたしました」と報告し、「予定より少し早い出産でしたが、今は母子共に健康です」と伝えた。そして、「今後は親として恥ずかしい行いをせずに、立派な子に育て上げたいと考えておりますが、気づかぬ点や至らぬ点も多くあると思います」とし、「今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とつづった。杏と東出は、2013年9月から2014年3月にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で夫婦役を演じ、交際に発展。2015年1月1日に結婚した。
2016年05月16日明石家さんまと強烈キャラの評論家たちによるトークバラエティ「ホンマでっか!?TV」が11日(水)今夜放送され、俳優の鈴木亮平がゲスト出演する。今週の放送は“ホンマでっか!?人生相談”と“レギュラートーク「名前で人生は変わるのか!?」”の2本立てとなり、鈴木さんは“ホンマでっか!?人生相談”に登場。今回鈴木さんが相談するのは「集中するといつも失敗してしまう性格を直したい!」という悩みを明かす。鈴木さんといえば13年公開の映画『HK/変態仮面』では体重を一度15kg増量してから脂肪をそぎ落とすという方法で、彫刻のような美しいボディを仕上げたほか、ドラマ「天皇の料理番」では病死する主人公の兄を演じるために20キロ減量。その後の主演映画『俺物語!!』では40日間で30kg増量するなど、役作りのために過酷な肉体改造をいとわないことから“和製クリスチャン・ベール”とも呼ばれるほど。そんな鈴木さんだけに並外れた集中力を持っていると思われるが、果たしてどんな失敗をしてしまうのだろうか!?そして評論家軍団は鈴木さんにどんなアドバイスを送るのだろうか。見逃せない放送になりそうだ。またレギュラートークコーナーの「名前で人生は変わるのか!?」には麻木久仁子、吉澤ひとみがゲストとして登場。名前が及ぼす影響を科学的に分析するという。今回ゲスト出演する鈴木さんは主演映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が5月14日(土)から新宿バルト9ほか全国にて公開される。シリーズ2作目となる今回も、前作同様鍛え抜かれた驚異の肉体をフル活用し、パンティを被って戦う変態ヒーローを熱演している。「ホンマでっか!?TV」は11日(水)21時25分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月11日俳優の佐藤健と鈴木亮平が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席し、受賞の喜びを語った。2人は、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』での演技を認められ、橋田賞を受賞。ドラマ自体も、「夢を掴み取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と評価され、同賞を受賞した。主人公・秋山篤蔵を演じた佐藤は「このような素敵な賞をいただいて大変光栄です」と感激。「『天皇の料理番』という作品に出演できたことを大変うれしく思います。と共に、今後も見てくださる方々の心に深く残り続ける作品作りを目指して、精進していきたいと思っています」と語った。篤蔵の兄を演じた鈴木も「主役を演じた佐藤健と一緒にこのような賞をいただけてうれしい限り」と喜びを表現。「僕の役は自分の夢をあきらめて弟に夢を託すという役で、弟に対して手紙を書くシーンが多かったのですが、手紙の中での『夢に向かって努力して苦しめることは幸せなことなのだ』というセリフが今でも忘れられない。苦しいことがあるたびにそのセリフを思い出します」と言い、「自分の中でとても大切な作品になっています」と感慨深げに話した。「『天皇の料理番』だけは見ていた」という脚本家・橋田壽賀子氏は、佐藤に対し、「若い時から年寄りまで一生懸命なさっていたのがすごい好感が持てて、ファンになりました」と告白。鈴木に対しても、「役のためにお痩せになったんですって? そんなこと私できない。なんて真面目な人が世の中にいるんだろうと感動した」と同ドラマのために20キロ減量した役者魂をたたえた。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。今回、橋田賞は、『天皇の料理番』、佐藤、鈴木のほか、『あさが来た』(NHK)、脚本家の大森美香氏、古沢良太氏、女優の岸本加世子、新人賞は女優の吉田羊、特別賞は女優の三田佳子が受賞し、大賞は該当者なしだった。
2016年05月10日公開中の映画『ヒーローマニア‐生活‐』の公開記念イベントが10日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の東出昌大をはじめ、片岡鶴太郎、豊島圭介監督、スペシャルゲストのダチョウ倶楽部が出席した。本作は人気漫画家・福満しげゆきの代表作『生活【完全版】』を、『ソフトボーイ』、『森山中教習所』といった独特の世界観を構築し幅広いファンを獲得している豊島圭介監督が実写映画化。その公開記念イベントにだめだめなフリーター役で初めてのコメディに挑戦した東出昌大、"若者殴り魔"の異名を持つサラリーマン役の片岡鶴太郎、そして豊島監督が登壇した。主演の東出は「先日生放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に出させてもらった時に、香取慎吾さんが『こんなにお馬鹿な映画は久しぶりに見たよ』とおっしゃってくださいました。こんなにお馬鹿でヘタレたちが出てくる映画は近年になかなかないと思うので、何も考えずにボーッと見ていただいて、見終わった後に明るい気持ちになっていただけると思います」とアピール。片岡は「還暦を迎えてアクションをやるとは思いませんでした。また新たな道を拓かせてもらいましたね」と満足げだった。イベント後半にはスペシャルゲストとしてダチョウ倶楽部が登場。誰もが知る伝統のネタ"熱々おでん"を披露し、その元祖とも言える片岡もやる羽目に。最初は「今NHKの朝ドラ(『とと姉ちゃん』)に出ているんですよ! 断らせて下さい!」と拒否反応を示すも、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)以来、実に約四半世紀ぶりに披露した。また、その流れで東出も標的とされ、初めての"熱々おでん芸"にチャレンジ。ダチョウ倶楽部や片岡以上のリアクションで会場を湧かせ、「こんな舞台あいさつになるとは思わなかったです(笑)」と満更でもない様子だった。
2016年05月10日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の公開記念イベントが5月10日に、東京・新宿バルト9で行われ、主演の東出昌大、共演する片岡鶴太郎と豊島圭介監督、スペシャルゲストのダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)が出席した。『ヒーローマニア-生活-』/公開記念イベント東出演じるうだつの上がらないフリーターが、個性豊かな仲間と出会い、街にはびこる小さな悪を成敗する自警団のリーダーとして活躍する本作。ダチョウ倶楽部の“リーダー”である肥後が、「やっぱり、ダメリーダーが一番いいですよ。きっと(東出は)僕を意識して演技しているはず」と太鼓判を押すと、当の東出は「役作りの参考にさせていただきました」とリップサービスで盛り上げた。一方、鶴太郎は金づちを操る自警団のメンバーを演じ、「まさか還暦でアクションですからね。新たな道を作っていただいた」と手応え十分。ダチョウ倶楽部の“肉体派”寺門は「鶴さんは以前からボクシングをやっていらっしゃるから、体のキレが違う!」と年齢を感じさせない動きを絶賛した。異色アクション映画にちなみ、イベントではダチョウ倶楽部の3人がお家芸である“熱々おでん”を実演し、東出らにリアクション芸を伝授。鶴太郎が“元祖”として、30数年ぶりに熱々おでんに挑んだほか、東出も熱々おでんのえじきとなり、「こんな笑った舞台あいさつは初めて」とご満悦だった。『ヒーローマニア-生活-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月10日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』。主演の東出昌大をはじめ、窪田正孝、小松菜奈という勢いに乗る若手俳優が顔を揃え、これまでのイメージを覆す役柄と演技に挑んだ。日本版『キック・アス』ともいうべき異色アクション映画で3人が手にした“意外性”とは?その他の写真東出演じるうだつの上がらないフリーターが、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(演じるのは片岡鶴太郎)という個性豊かな面々と意気投合し、自警団を結成。街にあふれる小さな悪を成敗し、街の“ヒーロー”になるが…。豊島圭介監督がメガホンをとり、「正義とは?」「ヒーローのあるべき姿は?」を問いかける。「僕が演じた中津という男は、一言で表せばヘタレですね。こういう役柄に挑戦できる喜びを感じると同時に、初のコメディ演技で『こうすれば、面白く見える』という方程式がわからなくて…」と振り返る東出。「結局は普段通り、今回なら、ヘタレが精一杯生きる姿を演じきれば、笑ってもらえるかなと思った」と新境地に手応えを示す。窪田が演じるニートの土志田は、格闘マニアで下着泥棒という、これまた意外な役どころで「コミュニケーションは苦手だけど、武術に関しては努力家でストイック。そのギャップを表現するのは、役者としてとても面白い経験でした」。小松はキワドイ台詞にも果敢に挑み、「予告編を見た友だちが、ものすごく驚いてくれました。現場では皆さんをどう笑わせるかばかり考える日々。楽しくやりがいがあった」。東出同様、イメージを覆す演技を通して、新たな魅力を開花させている。日本映画界を担う次世代スター3人に、現場で得る喜びを問うと「新たな出会い」と口を揃える。「素敵な人たちと出会えるのが、俳優の一番の魅力」(東出)、「再会も含めた出会いは、俳優として、人間として大きな財産です」(窪田)、「先輩の方々のお話を、身近で聞くだけで刺激を受ける」(小松)。そんな彼らにとって、臆することなく意外性を追求した『ヒーローマニア-生活-』は転機であり、次なるステップへの通過点といえる作品だ。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2016年05月10日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の初日舞台あいさつが5月7日に、都内で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督、山崎静代(南海キャンディーズ)が登壇した。初日舞台あいさつ/その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが事態は思わぬ方向に…。本作でコメディ演技に初挑戦した東出は、「現場は和気あいあいとした雰囲気。ずっと楽しかったので、振り切る演技ができた」と手応えたっぷり。豊島監督とは2度目のタッグで「僕らは監督が大好きなので、モニター越しにニヤニヤした表情を見ると、喜んでもらえたと思えて、こっちまでうれしくなる」と強い信頼感を示した。同じく従来のイメージを役柄に取り組んだ小松は「皆さんマイペース。自由な雰囲気で、変に緊張せず伸び伸びできた」と満足げ。「笑えて泣けて、スカッとするエンターテインメント作品になった」とアピールした。また、窪田はベテラン俳優の船越から「ゴキブリを見て逃げ出した」と暴露され、当時の恐怖を思い出したのか、「皆さんは普通に弁当を食べていて・・・。黒い何かがゴソゴソしているのに、よく食べれるなあと・・・」と苦笑いをしていた。『ヒーローマニア-生活-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月07日爽やかな好青年のイメージを持つ東出昌大が、ヘタレで情けないフリーターを熱演するほか、小松菜奈、窪田正孝、そして片岡鶴太郎や船越英一郎までがこれまでにない役柄に挑む『ヒーローマニア-生活-』。このほど、主演の東出さんと本作のメガホンをとった豊島圭介監督の本音と暴露(?)が満載な、対談映像がシネマカフェに到着した。福満しげゆきの代表作を実写映画化した本作。東出さんがヘタレヒーローたちのリーダーとなるサエないフリーター・中津を演じて、驚きの新しい一面を披露。かと思えば、中津と偶然出会い、相棒として共に戦うことになる、ちょっと怪しいニートの土志田役を窪田正孝が抜群の身体能力でコミカルに演じ、さらに2人の仲間になる情報収集能力に長けた女子高生・カオリを小松さん、チーム最年長にして“若者殴り魔”の異名を持つ日下を、朝ドラ「とと姉ちゃん」にも出演中の片岡さんが演じて、絶妙な関係性を映し出している。今回公開された映像でも、東出さんと豊島監督が撮影時の様子や各キャストが演じた役柄について、実にリラックスした様子で語り合っている。長身の東出さんが頭をバンバンぶつける映画を撮りたいと、かねてから考えていたという監督。「東出くんのあんな表情がたくさん撮れて本当に僕は幸せでした」と、三枚目の主人公を演じて新境地を開花させた彼を称賛。ヘタレ役を演じて楽しかったと返す東出さんは、「本当に和気あいあいと撮っていたのが画にも出ている。みんな良きひと夏の思い出になっていると思います(笑)」と撮影をふり返り、笑いが絶えない2人のやりとりからも、明るい撮影現場の様子がうかがえる。また、中津の相棒・土志田を演じた窪田さんについて、「アクションがもう絶品です!それでまた土志田のド変態さが可愛いですよね」と東出さんがコメント。すると、「パンツに関する土志田の芝居は全部窪田くんのアドリブです。パンツをあんな丁寧に扱うと思わなくて僕もビックリしました(笑)」と、監督から意外な事実も告げられた。さらに、初のホームレス役に挑んだ船越さんの話題になり、撮影中も全ての要求に応えてくれたことを監督が明かすと、「あんな船越さん見たことなかったです。見ているこっちが、監督、そんなこと頼んでいいのかなと思うくらい。本当にすごかったな」と、東出さんもその役者魂に改めて感嘆。だが、ノリすぎて、ネタバレのピー音が入るひと幕もあった。「お客さんが知らない、キャストたちの表情を撮ることが狙いだった」と語る監督の言葉どおり、まさに各キャストの振り切った超個性的キャラ演技は、必見となりそうだ。『ヒーローマニア-生活-』は5月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月24日福満しげゆきの人気マンガを、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎らで実写映画化する『ヒーローマニア-生活-』の特別映像が公開になった。ヘタレな主人公・中津に焦点を当てた内容で、オファーを受けた東出は撮影前に、ヘタレに見えるように走り方などを研究したという。『ヒーローマニア』/特別映像映画は、うだつの上がらない中津が、謎の身体能力を誇る土志田(窪田)、情報収集力が抜群の高校生カオリ(小松)、昼はサラリーマンで、夜は“若者殴り魔”として活動している日下(片岡)に出会い、町を守る自警団を結成する。街にはびこる小さな悪を見つけ、懲らしめていく彼らの活動はやがて実を結び、自警団は、警備サービス会社“ともしび総合警備保障”という大きな組織になるが、新しいメンバーの中に、その力を私欲の為に使う者が現れ、秩序は徐々に崩れていく。特別映像は、会社をリストラされコンビニでバイトをはじめた中津が、バットを振りかざして悪を退治する姿や、自警団として土志田、カオリ、日下と悪に立ち向かうシーンが登場する。他の3人と違って、目立った能力のないチームリーダーの中津役について東出は、「こういう役に挑戦できるんだって思えて純粋にうれしかった」とコメントをしており、メガホンを執った豊島圭介監督は「誰も知らない東出くんのキャラをどうしても撮りたかった」とこだわりを明かしている。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー
2016年04月22日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の完成ヒーロー(披露)上映会が4月20日に、東京・新宿バルト9で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督が登壇。配給を手がける東映の“ヒーロー”である仮面ライダーのサプライズ登場もあり、東出は「スゴっ!」と興奮しきりだった。完成ヒーロー上映会その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが…。本作で初のコメディ演技に挑んだ東出は、「緊張感はありつつ、誰一人怒ったり、怒鳴ったりしていない現場。楽しい雰囲気が、作品にも出ていると思う」と振り返り、「窪田くんはアイスの差し入れに『ウェ~イ』と喜んでいたし、菜奈ちゃんはダジャレを言わせたら天才的」と共演者の意外な素顔を披露。窪田は「登場人物はみんなマニアックで変態ですが(笑)、遊び心もありエンターテインメントがたっぷりな作品」と見どころをアピールした。原作との出会いから約5年の構想期間を経て、映画化にこじつけた豊島監督は、「当初はこんな素晴らしいキャストで映画化できるなんて思ってもいなかった。あえてバランスは考えず、好きなものを詰め込んだ作品なので、いろんな角度で楽しんでもらえれば。キャストの皆さんのイメージとは違う面を描くことを念頭に置いた」と話した。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月20日俳優の鈴木亮平が世界を冒険する紀行ドキュメンタリーの第2弾「鈴木亮平“世界ミステリー遺産”に挑む!~カリブ海縦断4800km!7日間の大冒険~」が2日(土)今夜放送となる。鈴木さんといえば「世界遺産検定1級」を持つことでも知られる“遺跡マニア”。そんな鈴木さんが7日間にわたる冒険に出発する。今回の舞台は中南米・カリブ海の国々。コロンビアの平地に突如現れる聖なる巨岩やマヤ文明最後の都市と言われるベリーズの巨大神殿をはじめ、メキシコの湖に浮かぶ謎の水上都市などロマンあふれる風景や神秘の世界を鈴木さんが探訪する。昨年7月の第1弾ではアドリア海沿岸を旅した鈴木さん。世界遺産が本当に好きな鈴木さんだからこそ醸し出せる本気の感動や興奮が視聴者からも好評を得て、第2弾が待望されていた。出演は鈴木さんのほか、ナレーションを本上まなみが担当する。「鈴木亮平“世界ミステリー遺産”に挑む!~カリブ海縦断~」はNHKBSプレミアムで2日(土)21時~23時の放送。(笠緒)
2016年04月02日