俳優の野村周平が17日、都内で行われた映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の公開初日舞台挨拶に、広瀬すず、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。最初の挨拶では、「初めての主演をこれでやらせていただいたので……」とボケをかました野村。賀来が「つっこんだほうがいいかな? ごめんね、ちょっと遅かったね!」と割って入ると、「ちょっと、待ってました。わかってください」と苦笑した。舞台挨拶では、サプライズで監督から出演者陣に卒業証書が手渡されることに。小泉監督は野村と対峙し「今回、あなたとは一番腹を割って話したと思います」と明かした。「撮影前に『君は大して芝居は上手くない』とまで言いました。正直きついことを言ったと思ってる」と心境を表すと、野村は「大丈夫です」と答える。さらに監督が「決勝シーンの撮影前に、滋賀のホテルのスタッフルームで、人払いをして2人で話しました。お互い不満を言い合った」と振り返ると、野村も「『こっちも言いたいことがある』って。そしたらお互い仲良くなった」と笑顔を見せる。小泉監督は「そこからでしか這い上がっていけない人だと見込んで、芝居に対して『上手くない』と言った。でも、『結び』の時の君の芝居は本当に俺の心に響きました」と明かし、「自分の映画で、撮影現場で泣くことになるなんて絶対ありえないと思ってたけど、ちょっとやられたね」と苦笑した。小泉監督が「『芝居は上手くない』と言った後に付け加えた言葉があって、『芝居は上手くないけど、奇跡は持ってる』と言った」と加えると、野村は「もう、あんまり『芝居上手くない』って言わないでください」と少し拗ねた様子に。小泉監督が野村に「この現場では改めて、奇跡を持ってると確信した。これからのあなたは、奇跡を奇跡じゃなくしていくんだと。できれば『結び』の間にそれをやっておきたかったけど、片鱗は見えた気がする」と語りかけ証書を読み上げると、2人は熱いハグを交わし、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年03月17日女優の広瀬すずが17日、都内で行われた主演映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の公開初日舞台挨拶に、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。この日は出演者陣にサプライズで小泉監督から卒業証書が渡されることに。広瀬が「サプライズはないって言ってたよ、今日」とこぼすと、松岡は「あるに決まってるじゃん!」とつっこんだ。一人一人、小泉監督からのスピーチとともに、卒業証書を手渡される。清原、上白石は涙を見せ、監督から「あなたはとても泣き虫ですね」と言われた結城も証書を手渡されながら涙。松岡は「自分が思ってるよりももっとすごい人です。多分、自分のことを過小評価してるんじゃないでしょうか」と指摘され、苦笑した。さらに松岡は『ちはやふる』で初めて賞をもらったことについて「自分よりも嬉しかった」という監督から証書を受け取り、頭を下げた。新田には「あまりにもスペックが高すぎてそこばかりに注目されちゃうけど、あなたの価値はそんなものじゃありません。向上心とストイックさ、覚悟の大きさが本当のあなたの魅力だと思います」というスピーチが贈られた。小泉監督は「名前にまで"新田"をつける狂気。そこも魅力だと思います」と会場を笑わせつつ、新田に「初心の気持ちを忘れずに、謙虚な気持ちでこのまま進んでいってほしいと思います」と語りかけた。小泉監督はさらに「『ちはやふる』とともに成長してきたと言っても過言ではない」という広瀬に、「これからおそらくレジェンド女優となっていくだろう初期のあなたとこのタイミングで出会って、主演を3本取れたことは俺の誇りです。運命だとも思います」と熱弁する。「誰もが驚くようなひっくり返るような才能と直感力を持っていて、それだけでいいところまで突っ走れてしまう」と今後を少し心配しつつ、壁にぶつかった時は「作品を観て欲しい。もしダメだったら、直接俺のところに来てください。その時は必ず力になります」と約束。「これまでもらってばかりだったかもしれないけど、これからはあげる番です。女優人生を邁進してください」とエールを送った。広瀬は「なんとなく始めてたお仕事で、『やりたいこと見つかったかな』と思えた瞬間もこの3年間であった」と振り返る。「役を通り越して、ここにいる皆さんと本当の仲間になれたことが、自分の中でなによりも支えになっています」と真摯に語りつつ、「こんなしんみりしてもやだね、やめよ!」と苦笑。「役を通り越して、ここにいるみんなとは終わらないし、これからがむしろいろいろなことを感じていきたいなという気がして。本当にこの作品が大好きです」と熱い気持ちをぶつけた。フォトセッション時には、客席から賀来に「ケンティ〜!!!」と男性から声がかけられ、新田がしゃがみこんで笑ってしまうなど、涙と笑顔のつまった初日舞台挨拶となった。
2018年03月17日「金曜ロードSHOW!」枠で2週連続で地上波初放送されている『ちはやふる』シリーズだが、3月16日(金)今夜は『ちはやふる‐下の句‐』がオンエア。9日の『上の句』に続き今夜も広瀬すず、野村周平、新田真剣佑らによる副音声で生トーク&生配信が実施。さらにパワーアップしたその内容にも注目だ。末次由紀による同名漫画を原作に、ヒロインの綾瀬千早を広瀬すずが演じ、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、松岡茉優らを迎え“競技かるた=百人一首”にかける高校生たちの青春を描いた本シリーズ。明日17日(土)から最新作『ちはやふる -結び-』が公開されるのを記念して、9日と16日(金)今夜の2週にわたって2016年に公開された2部作を地上波初放送している。前回の放送中には広瀬さん、野村さん、新田さんらによる副音声での生トークを実施し、そのトーク中の映像をTwitterでも生配信。番組終了直後の総視聴者数が51万人を記録、リプレイでの視聴を含めると91万人以上が閲覧。作品関連ツイート数も9日中の段階で242,957件に上るなど、テレビ放送とTwitterを連動させた日本初の試みが大盛況となった。この副音声とTwitter連動企画を今夜の『下の句』の放送ではさらにパワーアップしてお届け。先週から引き続き広瀬さん、野村さん、新田さんが出演するほか最強かるたクイーン・若宮詩暢を演じた松岡さん、そして最新作『結び』に出演した「キャイ~ン」天野ひろゆきも登場。もちろん今回もトークの模様を「金曜ロードSHOW!」公式Twitterアカウントと「ちはやふる」公式Twitterアカウントで生配信する。視聴者もハッシュタグ「#ちはやみる」を付けてツイートすることでこの企画に参加できる。また今回の企画について各キャストからは「生放送ってこと忘れて、力を抜きすぎてました(笑)。お母さんからは『副音声聞いてるとストーリーが入ってこなかったわ!』って言われ、『でもそれくらい楽しさは伝わった』と(笑)。きっと何も変わらず、変えられず、下の句もお届けすると思います。なので…まずは映画をたくさんの人に楽しんでいただきたいです!でも…うん…楽しかった…(笑)」(広瀬さん)「生コメンタリー企画、はじめての経験でしたが懐かしいシーンを見ながら3人で色んな思い出話ができて楽しかったです。下の句も是非副音声を聴きながら観てくださいね!」(野村さん)「みんなで思い出話をしながらテレビで上の句を見るというのは、映画館で見るのとはまた違う楽しみ方ができました。皆様もそれぞれの楽しみ方で下の句も楽しんでください」(新田さん)「生でコメンタリーをするからには、皆さんと一緒に居間で見ているようなわいわい楽しい時間にしたいです。撮影したのはもう3年前…。思い出話もできたらいいですね!」(松岡さん)とそれぞれコメントが寄せられている。金曜ロードSHOW!『ちはやふる‐下の句‐』は3月16日(金)21時~日本テレビ系にて地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開© 2016 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年03月16日女優の松岡茉優が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、嵐の櫻井翔、俳優の西島秀俊、お笑い芸人の渡辺直美と共に出席し、バレンタインのエピソードを語った。この日がホワイトデーということで、司会進行役のフリーアナウンサー・徳光和夫が女性陣にホワイトデーのエピソードを質問。松岡は「ホワイトデーは返ってきてないんですけど」と前置きしてから、「バレンタインデーって恋心ももちろん素敵だなと思うんですけど、日頃伝えられない感謝を伝える日でもあるかなと思っていまして、今年は妹と一緒に父と母に手作りのチョコを焼きました! カップケーキとクッキーを」と家族のほんわかエピソードを披露した。すると徳光が「あっそうなんだ。差し障りのない…」とツッコみ、松岡は「すいません! いま大事な時期で、若手女優なんで!」とすぐに反応。2人のやりとりに笑いが起こった。また、徳光は「お返ししていいのかどうかわからない人からもらったんですけどね。マツコ・デラックスとミッツ・マングローブ」と自身のエピソードも話して笑いを誘った。渡辺は「なんの思い出もないなー。あげるタイプの人間じゃなかったので」と言い、「唯一、小学校のときの思い出で、同級生の男の子にチョコレートをあげて、ホワイトデーにお返しをくれたんです。開けたらふりかけが入っていて、斬新なお返しと思って。ふりかけ食べようかなと思ったら、また男の子がきて『ごめん間違えた』って言ってアメをくれたんです」と唯一のエピソードを明かした。
2018年03月14日アイドルグループ・嵐の櫻井翔(36)が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、俳優の西島秀俊(46)、お笑い芸人の渡辺直美(30)、女優の松岡茉優(23)と共に出席。健康年齢測定で反復横跳びに挑戦し、28歳と診断された。健康運動指導士による解説のもと、チーム赤(櫻井&松岡)VSチーム青(西島&渡辺)に分かれて対決。櫻井と渡辺は反復横跳びで勝負し、20秒間で櫻井は53回、渡辺は45回を記録し、2人とも自身の年齢の平均回数を上回る好成績となった。そして、櫻井も渡辺も健康年齢28歳と診断され大喜び。櫻井は小さなガッツポーズをして「うれしいですね」とにやりと笑い、司会進行役の徳光和夫から「嵐の中で一番できなさそうなのは?」と聞かれると、「本来僕ができない立ち位置なんですけど、目標を超えられたので、全体の底上げになったと思います」とうれしそうに語った。西島と松岡は立位体前屈で勝負し、西島は15cm、松岡は18cmと、こちらも自身の年齢の平均を上回る結果に。健康年齢は西島がまさかの22歳で、渡辺は「すごーい! 激若!」と驚き、本人も「本当ですか?」と信じられない様子だった。松岡は20歳と診断され、「成人に戻ります!」と笑顔を見せた。発表会では「生きるためのがん保険 Days1『100歳まで生きる時代』シリーズ」の新CMとして、「櫻井さん」編、「松岡さん」編、「西島さん・渡辺さん夫婦」編(各15秒)、「100歳までの計画」編(30秒)がお披露目された。
2018年03月14日3月6日(火)今夜オンエアの日本テレビ系「火曜サプライズ」は女優の広瀬すずと俳優の野村周平をゲストに迎え浅草へ“アポなし旅”へ。映画『ちはやふる -結び-』コンビがMCのウエンツ瑛士とともに老舗の名店を巡りながらトークを繰り広げる。昨年は『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『三度目の殺人』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』と3作の映画で主演、ヒロインを務め、先日行なわれた「第41回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞を受賞、19歳にして日本を代表する女優の1人となった広瀬さん。『サクラダリセット』『帝一の國』『22年目の告白―私が殺人犯です―』とこちらも昨年ヒット作、注目作に出演、『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』では桑田佳祐の学生時代を演じたことも話題となった野村さん。超人気俳優の2人が今回向かったのは東京の下町・浅草。120年以上続くという絶品天丼に仲見世で人気の揚げおかきなど浅草のグルメが続々登場。名物の人力車では広瀬さんを巡って野村さんとウエンツさんが大モメ(!?)になる場面も。さらに(秘)あだ名で呼び合うという広瀬さんと野村さんの“親密”ぶりも発覚。話題の暗闇トランポリンで超ハイテンションになる広瀬さんにも注目。また「隠れ家で待つ怪しい女」改め「人気者にも悩みがある!」コーナーにはタレントのMattが登場。「本当は○○をしたい」…Mattさんの“ガチ悩み”に江原啓之はどう答えるのか!?今回のゲスト、広瀬さん、野村さんにとって代表作ともいえる人気シリーズとなった『ちはやふる』だが、2016年に公開された『ちはやふる 上の句/下の句』から2年を経たこの春、再びスクリーンに帰ってくる。今作『ちはやふる -結び-』は“かるた”が繋いだ3人の幼なじみ、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(新田真剣佑)の高校3年の最後を描いていく。上白石萌音、松岡茉優らをはじめ、瑞沢高校競技かるた部の新入部員役で優希美青、佐野勇斗、映画オリジナルキャラクターの伊織役で清原果耶、史上最強の名人・周防役で賀来賢人らも今作から参加となる。『ちはやふる -結び-』は2018年3月17日(土)より全国東宝系にて公開。「火曜サプライズ」は3月6日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年03月06日『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』など洋邦メジャー作品のみならず、特撮からアニメ、エログロ、SFなど、多彩なジャンルの作品が毎年上映され、多くの映画ファンから支持され続けている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、3月15日(木)より開幕する。本映画祭には、国籍・年齢・性別問わず、さまざまな役者が顔を揃えるが、中でも今年は、今後の活動が期待される若手実力派女優たちが集結!“目覚ましい活躍を見せる映画人へ、新しい波を起こしてほしい”という想いを込め称える恒例「ニューウェーブアワード」において、ブレイク前の松岡茉優や杉咲花らにいち早くスポットライトを当ててきた本映画祭。いまや日本映画界には欠かせない存在となった2人に続く、いまから抑えておくべき若手女優に注目した。“蒼井優級”の透明感が魅力!どこか憂いを帯びた存在感/湯川ひな(17)インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『そうして私たちはプールに金魚を、』憂いを帯びた瞳と、17歳とは思えぬクールな雰囲気を漂わせる女優、湯川ひな。「ミサワホーム」のTVCMで初々しい演技を見せデビューすると、彫刻家・内藤礼のアートの本質に迫る『あえかなる部屋』で女優としてスタートを切り、その後もNHK戦後70年ドラマ「一番電車が走った」、橋本愛×宮崎あおい共演の映画『バースデーカード』などにも出演し、役者として着々と実力をつけてきた湯川さん。そんな彼女が主演を務め、第33回サンダンス映画祭短編部門に正式招待され、日本作品で初めてのグランプリを受賞した『そうして私たちはプールに金魚を、』が、今回上映される。本作は、埼玉県狭山市で実際にあった事件を元に映画化。ある中学校のプールで400匹の金魚が発見された。犯人は4人の女子中学生たち。彼女たちはどうしてプールに金魚を放ったのか…?大人びて落ち着いた雰囲気と、まるで蒼井優を彷彿とさせるかのような、繊細さや透明感を兼ね備える湯川さん。観る者を惹きつける彼女の演技に必見だ。すでに映画・舞台で幅広く活躍中!“おのののか似”の癒し系美女/堀春菜(21)ゆうばりチョイス部門(短編)上映作品『過ぎて行け、延滞10代』映画『ガンバレとかうるせぇ』で2014年に映画デビューを果たし、その後もインディーズ映画や舞台などを中心に精力的に活動を続け、摂食障害の女子高生を演じた主演映画『空(カラ)の味』では、第10回田辺・弁慶映画祭で女優賞に輝いた“若きミューズ”堀春奈も、今後の活躍が気になる若手実力派女優の1人。彼女は、2016年の本映画祭でオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した『脱脱脱脱17』の松本花奈監督がメガホンを取る『過ぎて行け、延滞10代』で主演を務める。高校生活最後の年。とある田舎町に住む夏子は毎日、夜こっそりとベッドの中で携帯のボイス録音にその日の出来事や悩み、気になる人のことなどを吹き込む。夢や目標がなく将来に焦りを感じながらも何となく生きていた彼女は夏休み前の試験当日、昼休みに抜け出して、同級生の将也と憧れのバンドの復活ライブを見るために東京へと出ていくが…。ありふれた日常を駆け抜けていく10代たちの姿を、大河ドラマ「おんな城主直虎」の小野万福役を好演し話題を集めた井之脇海との共演で描く。素朴で癒し系なオーラを放つ、彼女の魅力が光る本作にも要注目。朝ドラ「わろてんか」で話題!黒木華に続く“昭和顔女優”の新星/辻凪子(23)オフシアター・コンペティション部門 上映作品『温泉しかばね芸者』インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『ぱん。』そして最後に紹介するのは、NHK連続テレビ小説「わろてんか」で大後寿々花らと“安来節乙女組”のメンバーを演じ、歌やダンスなど芸事には自信はないが、食いしん坊で愛されキャラの小豆沢とわ役を好演した辻凪子。「演技に引き込まれた…!」とSNSでもジワジワと話題を集めている逸材だ。自身のTwitterで「ずっと行きたかった映画祭」と語る本映画祭では、彼女が主演を務める『温泉しかばね芸者』と『ぱん。』の2作が上映される。『温泉しかばね芸者』では、“呪われた芸者伝説”がある村へ行ったことがきっかけでアイディアが浮かび、シナリオを書き上げるが、書いたことが現実に起こっていき、徐々に豹変していく冴えない脚本家を熱演。一方、『ぱん。』では、自身がパン屋をクビになった経験をモチーフにした物語を描き、なんと主演と監督(阪元裕吾との共同監督)を兼任!さらに本映画祭では、そんな彼女が出演する『スロータージャップ』『おとな鉄ドンシャバダバ無法地帯』も上映予定という。“昭和な雰囲気”を漂わせながら圧倒的演技で世界を魅了する黒木華に続く、ほんわかした笑顔を武器に新たな“昭和顔女優”として活躍を見せてくれそうだ。今後、頭角を現しそうな次世代の若手女優たちの姿を、ぜひ一足早く本映画祭でチェックしてみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」は3月15日(木)~19日(月)の5日間開催。(text:cinemacafe.net)
2018年03月04日三谷幸喜氏の新作舞台『江戸は燃えているか』(3月3日~26日)の初日前会見&公開フォトコールが2日、東京・新橋演舞場で行われ、ミュージカルシーンがお披露目された。同作は、三谷幸喜氏が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。会見&フォトコールには、作・演出の三谷氏、勝海舟役の中村獅童、勝の"替え玉"となる庭師・平次役の松岡昌宏、勝の娘・ゆめ役の松岡茉優、さらに、高田聖子、八木亜希子、飯尾和樹、磯山さやか、妃海風、中村蝶紫、吉田ボイス、藤本隆宏、田中圭が参加した。そして、平次(松岡昌宏)が勝のフリをさせられるくだりや、勝の妻・たみ(八木)が勝(中村)に平次と家を出ていくと告げるシーン、平次が勝家の女優・いと(磯山)の唇を奪うシーンなどを公開。また、勝の妹・順(妃海)を中心にキャスト全員で踊るミュージカルシーンもお披露目された。ミュージカルシーンでは、栗コーダーカルテットが手掛けた楽曲に合わせて、キャストが歌とダンスを披露。三谷氏は「最初は歌うつもりじゃなかったんですけど、とてもいい曲がたくさんできてきて、歌える人がいっぱいいるということがわかりまして」と明かし、「メインボーカルは妃海さん。ステージングもお願いしました」と説明した。また、「みんな本気で歌ってるんですけど、若干1名どうしても歌がうまく歌えないということで、1人だけ口パクの人がいます」と告白。すぐに「口パクは飯尾さんです」と暴露し、笑いを誘った。
2018年03月02日TOKIOの松岡昌宏、歌舞伎俳優の中村獅童、女優の松岡茉優らが2日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『江戸は燃えているか』(3月3日開幕)の初日前会見に出席。松岡(昌)が松岡(茉)をいじり、笑いが起こる場面があった。同作は、三谷幸喜が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。松岡(昌)は「いろんなジャンルの方がいらっしゃるので、存在感、セリフの言い方、笑いの間、みんな違う。それが一緒になるからこそおもしろい」と見どころを語り、「うちの姫、松岡茉優が天真爛漫。その良さがゆめという役に出ていると思う」とアピール。松岡(茉)が「大変恐縮ではございますが…」と言うと、松岡(昌)は「うそつけ!」とツッコみ、会場から笑いが起こった。また、松岡(茉)が「三谷さんに言いたいことが一つあったんです! ここ初舞台立たせていただくことになったので、花道を歩きたかったです」と花道を歩く場面がないことを残念がると、三谷氏と松岡(昌)が「今、じゃあ」「ムービーの人たちが待ってるんじゃない!?」と歩かせようとし、松岡(茉)は「今は歩かないです!」と拒否。再び会場から笑いが起こった。さらに、中村と松岡(昌)の共通点の話題になった場面でも、松岡(昌)のいじりが炸裂。勝の妹の夫・村上俊五郎役の田中圭が「机がきれい」と明かすと、松岡(昌)は「俺がきれいなんじゃなくて松岡茉優が汚い」と暴露し、松岡(茉)は「違う!」と反論した上で、「お二人とも声をかけてくれる。舞台をたくさん知ってらっしゃるから気にかけてくれる。優しい兄貴が2人いる感じ」と2人に感謝した。勝海舟役の中村は「見どころは全部。笑っていただきたい。セットが本物かって思うくらいリアルで、見る場所によって見え方が違うと思うので、一度とは言わず、二度、三度見ていただきたい」とアピール。また、「稽古中に我が家で鍋をさせてもらって、そこでみなさん仲良くなって」と自宅で共演者と鍋パーティーを行ったことを明かし、「初日始まってから松岡さんのおうちで鍋をやるのでそれが楽しみ」と、松岡(昌)の家でもやる計画があると話した。会見には、松岡(昌)、中村、松岡(茉)、田中、三谷氏のほか、八木亜希子、高田聖子、藤本隆宏、中村蝶紫、磯山さやか、飯尾和樹、妃海風、吉田ボイスが出席した。
2018年03月02日TOKIOの松岡昌宏、歌舞伎俳優の中村獅童、女優の松岡茉優らが2日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『江戸は燃えているか』(3月3日開幕)の初日前会見に出席した。同作は、三谷幸喜氏が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。会見では、勝海舟役の中村と、勝の"替え玉"となる庭師・平次役の松岡(昌)の共通点の話になり、勝の妻・たみ役の八木亜希子は「獅童さんと松岡さんが似ている。お二人とも脚がきれい。そこも見られると思います」と2人の美脚を見どころとして紹介。勝家の女中頭・かね役の高田聖子は「肌がきれい」と話した。勝の妹の夫・村上俊五郎役の田中圭が「机がきれい」と明かすと、松岡(昌)は「俺がきれいなんじゃなくて松岡茉優が汚い」と松岡(茉)をいじり、会場から笑いが。松岡(茉)は「違う!」と反論した上で、「お二人とも声をかけてくれる。舞台をたくさん知ってらっしゃるから気にかけてくれる。優しい兄貴が2人いる感じ」と明かした。また、三谷氏は「僕から演出の注文をしても絶対にできないって言わないし、瞬時に考えて論理的にやってくれる。本当にやりやすい」と演出家の目線で2人の共通点を語った。会見には、松岡(昌)、中村、松岡(茉)、八木、高田、田中、三谷氏のほか、藤本隆宏、中村蝶紫、磯山さやか、飯尾和樹、妃海風、吉田ボイスが出席した。
2018年03月02日「嵐」が旬なゲストたちを迎え、スタジオ内に設置されたアトラクションゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。3月1日(木)今夜は舞台「江戸は燃えているか」から中村獅童、松岡昌宏、松岡茉優、飯尾和樹、磯山さやか、田中圭らキャスト陣が参戦する。今回「嵐」が対戦するのは「トットてれび」では昭和を代表する名優・渥美清を演じ、来年度の大河「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演も決まっている中村さんをはじめ、「家政夫のミタゾノ」シリーズや「名奉行!遠山の金四郎」などの松岡さん、『ちはやふる』シリーズや『勝手にふるえてろ』などで注目される松岡さん、お笑い芸人としてだけでなく俳優として『本能寺ホテル』や「アンナチュラル」などにも出演している飯尾さん、グラビアアイドルから女優としても活動している磯山さん、「東京タラレバ娘」や月9「民衆の敵」などの田中さん。対する「嵐」チームのプラスワンゲストには「スピードワゴン」の2人が登場する。今回、番組初登場となる松岡さんは「元気に頑張りたいと思います」と意気込み充分。その発言通りの大活躍ぶりに注目だ。「江戸は燃えているか」チームにちなみ今回は特別企画として江戸風「リアル間違い探し」も実施されるという。実際に出演者が間違い探しを演じるのだが、松岡さんが考えた間違い探しに嵐メンバーも大苦戦。そのほか番組人気アトラクションも大熱戦となった本放送をお楽しみに。この度ゲストで登場した中村さん、松岡さん、松岡さん、飯尾さん、磯山さん、田中さんらが出演する舞台「江戸は燃えているか」は、三谷幸喜が作・演出を手がけた江戸無血開城をめぐる群像喜劇。慶応四年、あらたな時代の幕開けがやってきそうな日本。しかし、あいかわらず戦火はどこかで燃えている…。もう戦さは勘弁してくれ!江戸を戦火から守るんだ!ただひたすらに、みんなの、わたしの幸せを願って、一世一代の大芝居が始まろうとしている。もう止まらない、大芝居の幕は開いた!今回ゲストチームとして出演したキャストのほか、藤本隆宏、八木亜希子、高田聖子、妃海風らバラエティに富んだ俳優陣が、歴史をつくった偉い人たちと歴史に名を残さなかった庶民たちの物語を描き出す。舞台「江戸は燃えているか」は3月3日(土)から新橋演舞場で上演。「VS嵐」は3月1日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年03月01日平昌五輪の日本代表選手団 帰国報告会が27日、東京・六本木で行われ、元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造がインタビュアーを担当。選手の本音や名言、そしてたくさんの笑顔を引き出したトークに、絶賛の声が続出した。イベント開始前から松岡は熱かった。駆けつけた観客を巻き込んで「僕らはチームニッポン!」と声を張って盛り上げ、「この中で平昌五輪行ってた人?」「小平さんの500m見たの!? おめでとう!」「カーリング、何か聞きたいことある? "そだねー"って聞く?もぐもぐタイム聞く?」などとコミュニケーションをとって、会場を一つにまとめた。また、「みなさん盛り上げ大事。選手がお話している時にうなずいてあげると話しやすい」と選手への配慮も呼びかけた。イベントがスタートすると、インタビュアーとして選手の思いを引き出し、また、国民の思いを代表するように選手たちに祝福や感謝の気持ちを伝えていった松岡。日本代表選手団の主将を務め、金と銀1個ずつメダルを獲得したスピードスケート女子の小平奈緒に対しては「小平さんの言葉は世界中に伝わっていきました」と言葉からも多くの感動をもたらしたことを伝え、金メダルを2個獲得した高木菜那に対しては「一番今回びっくりした」と本音トークでぶつかった。スキー・ジャンプ女子ノーマルヒル個人で銅メダルを獲得した高梨沙羅が「日本チームの活躍に感動をもらったので、そういう選手に自分もなれるように頑張りたい」と語れば、「なったでしょ!」と声をかけ、ソチ五輪のリベンジを果たした戦いぶりを称賛。スノーボード男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得した平野歩夢からは「夢をみんなそれぞれに持ってほしい」という熱い言葉を引き出した。銅メダルを獲得したカーリング女子の5人に対しては、「一人ずつ『そだねー』って言ってもらっていいですか!?」とお願い。5人の「そだねー」生披露に、会場は大いに盛り上がった。注目された女子だけでなく、男子の代表メンバーにもしっかりインタビュー。テニス界で女子ばかりが注目された時期があったという自身の経験を打ち明けて「気持ちがわかるの!」と寄り添い、本音に迫った。フィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦には、ケガを抱えながらも強行出場した五輪の舞台について「人生そのもの」という言葉を引き出し、銀メダルの宇野昌磨が実感がないと言うと、「実感してもらいましょう!」と言って、観客とともに「おめでとう!」と祝福。自己ベストを更新するもメダルにあと一歩届かなかったフィギュアスケート女子の宮原知子からは、自分を信じてさらに上を目指す決意を聞き出し、「僕も知子さん信じてる! おめでとう!」と力強いエールも送った。松岡の進行で笑顔と感動あふれる報告会になり、SNS上では「松岡修造すごいー。平野君も思わず笑顔で良いこと言っちゃうね、こりゃ」「やっぱり松岡修造は最高だった。ありがとう、修造さん」「松岡修造さんの司会っぷりがすごいと思った。選手との話も楽しめたしスッと引くのもうまいと思った!」「いちいち言葉に力があって片時も目を離せなかった」「松岡修造さんの熱さで沢山の選手の笑顔が見れました」「どの相手にもリスペクトを持ってるのがよく分かる。愛がある」「選手いじりだけでなく、前説も上手い修造」「ポジティブな答えを引き出せる訊き方はほんと素敵だし最高だし司会してくれてめちゃめちゃありがとうございますという気持ち」などと絶賛と感謝の声が上がった。
2018年02月28日モデルの瑛茉ジャスミンがDJデビューし、DJ/プロデューサー・MATZと共にCDをリリースすることがこのほど、明らかになった。3月31日に横浜アリーナで開催される日本最大級のファッションイベント「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER」(TGC)の公式のコンピレーション・アルバムの発売が決定した。過去には、2週連続でiTunes総合チャート1位を獲得している大ヒットシリーズの新作は、世界最高峰のEDMフェスに10代で出演し、勢いのある20歳のDJ/プロデューサー・MATZ(マッツ)と、ファッショニスタに支持を得る『ViVi』専属モデルの瑛茉ジャスミンによるDJ MIX。大ヒット曲と定番ヒット曲を集めた内容になっている。MATZ vs Emma Jasmineによる『This Is IT Supported by TGC』は、3月28日にCD・デジタル同時発売。
2018年02月24日女優の広瀬すずが20日、都内で行われた主演映画『ちはやふる-結び-』(3月17日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野優斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督とともに登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気漫画『ちはやふる』を実写映画化。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』の続編となる。キャスト陣は全員袴姿で登場。桜吹雪の中、10倍という高倍率の中当選したファンたちに熱狂的に迎え入れられた。出演者陣が撮影中のエピソードなど披露する中、野村と新田には「千早のように何かに一途に夢中になっている女の子を振り向かせるためにどんな行動をとりますか?」という恋愛系の質問が。松岡が「何か角度違いませんか!?」とつっこむ中、野村は「いいよ、いいよ! 教えてあげるよ」と気さくな様子を見せる。しかし野村は「マッケン行ったれ!」と新田に振り、新田は「何かに向かって頑張ってるなら、応援してあげたいし、集中できないと思うので、それが終わるまで、待つよ」と優しく言葉をかけ、会場からは悲鳴があがった。一方、野村が「一生懸命になってるんですよね……え〜と、やっぱり俺は……」と考えていると、その間、広瀬が新田と話していたために、野村は広瀬を「おいちょっと何やってるんだよ」と振り向かせ、こちらも会場から悲鳴が。「他の男と喋ってんじゃねえよ!」と"俺様系"で攻めた野村だが、広瀬から「『やってやったぜ』みたいな顔してもらうのやめてもらっていいですか」と笑われていた。最終的に、野村は「一緒に頑張る」と結論。広瀬は「待ってほしいです」と新田の言葉を勝者に選んだ。また、他の女性陣にも聞いたところ、上白石&清原は新田、松岡&優希は野村に票を入れた。「ありがとう茉優ちゃん」と喜ぶ野村に、松岡が「野村さんがいいということじゃないですよ」と釘をさすと、野村は「わかるよ、強引なマッケンがいいんだよね」と拗ねる。その言葉で新田が"強引なマッケン"を実践することとなり、広瀬が野村と話している小芝居に「千早! 千早は僕が守る!」と割って入った。「なんで俺が悪者みたいになってるの!?」と納得がいっていない様子の野村に、新田は「役が混ざっちゃった」と弁解していた。
2018年02月20日映画『ちはやふる -結び-』の完成披露試写会が2月20日(火)に開催され、主演の広瀬すずに、野村周平、新田真剣佑ら主要キャスト11名と小泉徳宏監督が着物姿で舞台挨拶に登壇! 壇上では映画さながら、野村さんと新田さんの間で広瀬さんを巡る争いが勃発…?■観客の撮影OK! 着物姿での豪華キャスト登壇に大興奮!末次由紀の人気漫画を原作に、競技かるたに青春、人生を懸ける若者たちの姿を瑞々しく描き出す人気シリーズの完結編。舞台挨拶には広瀬さん、野村さん、新田さんに加えて、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人も登壇したが、着物姿のキャスト陣が会場後方の扉から登場するたびに、会場は熱烈な歓声と拍手に包まれた。前作『ちはやふる -下の句-』の公開初日の舞台挨拶で、キャスト陣には完全サプライズで続編にして完結編となる本作の制作が発表され、広瀬さんはそのとき、壇上で泣き崩れたが、それから約2年を経て、こうしてお披露目のときを迎えて「幸せです」と満面の笑み。新田さんも「僕にとっては、スタートラインとなった『ちはやふる』」と本シリーズへの思い入れの強さを口にしていた。■野村周平VS新田真剣佑! 何かに一途な女の子を振り向かせるには…?ちはやを巡る、野村さん演じる太一、新田さん演じる新の幼なじみ3人の恋模様も見どころだが、ちはやのような一途に何かに打ち込む女の子を振り向かせるにはどうしたらいいのか?そんなお題が野村さんと新田さんに出されて、2人ともどうしたものかと困惑気味…?野村さんは「いいよ、教えてあげるよ」と自信満々に受け止めたかと思いきや「マッケン、言ったれ!」と新田さんに丸投げし、新田さんも「ここは先輩に…」と互いに譲り合う。■いますぐ攻める? それとも待つ? 女性陣の支持は…覚悟を決めた(?)新田さんは「僕は、何かに向かって頑張ってるなら、達成するまで応援してあげたいし、終わるまで待つよ」と語り、この優しい姿勢に客席からは悲鳴のような歓声が!一方の野村さんは「俺はいますぐにでも振り向いてほしいから…」といますぐアクションの行動派!壇上で何やら新田さんと小声で話をしている広瀬さんに向かって「おい!ちょっと何やってるんだよ、お前!ほかの男としゃべってんじゃねーよ!」と強引な言葉でアプローチ。対照的な態度の2人だが、広瀬さんに聞いてみると「待ってほしいです」と新田さんのスタイルを支持し、これに野村さんは「なんだよ!イケメン好きかよっ」と怒り心頭の様子。さらに、ほかの女性陣にも意見を求めると、上白石さん、清原さんは新田さんのような「待ってほしい」派で、優希さん、松岡さんは「いますぐアクション」派と回答。最後に、新田さんが、リクエストに応えて「ちはや、ちはやは僕が守る!」と愛の告白の寸劇を披露し、会場は再び悲鳴のような歓声に包まれた。この撮影現場そのままのようなワチャワチャとした舞台挨拶に、広瀬さんは「こんな感じで大丈夫でしょうか…(苦笑)?」とやや心配そう。それでも「こんな感じですけど、私たちでしか生まれなかったものが絶対にあると思ってて、それを一番大切に、3年間の全部を懸けて、この『ちはやふる』ができたと思います。自信をもってお届けできる映画になったと思います」と力強く語り、会場からは大きな拍手がわき起こっていた。『ちはやふる -結び-』は3月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月20日2月15日(木)今夜放送の日本テレビ系情報バラエティー「あのニュースで得する人損する人」に俳優の高橋一生と斎藤工がゲスト出演。映画『blank13』を共に作り上げた2人が公開クッキング企画に挑戦。スタジオ大絶賛の料理の腕前に注目。「フットボールアワー」の後藤輝基と羽鳥慎一がMCを務め、日々飛び込んでくる“旬なニュース”を「得か損か」というシンプルな視点、そして適度なアカデミックさで楽しく学んでいく本番組。今回高橋さんと斎藤さんは初のスタジオ公開30分クッキング企画「ウル得マンは一体何品の白菜料理を作れるのか?」にウル得マンのお手伝いとして参加。テーマとなる食材は高橋さんと斎藤さんのリクエストで「白菜」が選ばれ、野菜が高騰しているいま、白菜一玉を無駄なく使い切るレシピが続々登場する今回の企画にスタジオでは驚きの声が上がる。高橋さんは週2~3回は自炊するそうで「作り慣れているので、作っているときは無心になれる」とその料理の腕前を披露。斎藤さんも「頼んだオニオングラタンスープがあまりに美味しくて、どうやって味を再現するか…」と料理に対してもストイックに取り組む姿を見せると、その“イケメンすぎる”料理の腕前にスタジオも大絶賛。また今夜は、プライベートでも斎藤さんと仲良しだという「トレンディエンジェル」斎藤が、家庭でできるアイロンがけの技を紹介するほか、スマホのパノラマ機能を使って簡単に撮れる“心霊写真”を実践する。高橋さんと斎藤さんが共演している映画『blank13』はシネマート新宿にて公開中、2月24日(土)より全国にて順次公開する。斎藤さんにとって出演作というだけでなく長編初監督作ともなる同作。主演に高橋さんを迎え、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗ら個性派キャストが集結している。「あのニュースで得する人損する人」は2月15日(木)19:00~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月15日リリー・フランキー、安藤サクラらを迎えた是枝裕和監督の長編14作目となる最新作のタイトルが、このほど『万引き家族』に決定。新たに池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴ら実力派俳優が出演していることが明らかになった。本作は先月、12月にクランクインし撮影中ということが明らかにされ、タイトル未定の中、リリーさんをはじめ、安藤さん、松岡茉優、樹木希林、オーディションで抜擢された城桧吏と佐々木みゆの2人の子役の出演が発表されていた。これまで様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る渾身の新作だ。■是枝監督、タイトルに込めた思いとは?今回タイトルが決定し、是枝監督は「この映画の企画がスタートした1年前から、僕の中でいろんなタイトルが浮かんでは消え、結局最初に付けたタイトルに戻りました。実は、万引きする人たちのお話であると同時に、万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルなのですが、そこは出来上がった映画を観て頂くとご理解頂けるのではないか、と思っています」とタイトルについてコメントを寄せている。■第2弾キャスト発表!そして今回新たに出演が明らかになったのは、松岡茉優演じる亜紀が働くJK見学店の常連客「4番さん」役に、『海よりもまだ深く』に続き是枝組2度目となる池松壮亮。主人公一家の「仕事」を捜査する刑事、前園巧と宮部希衣役に、『悼む人』、連続テレビ小説「べっぴんさん」高良健吾と、『そこのみにて光輝く』『怒り』の池脇千鶴、是枝組初参加の2人が決定。また、一家の子どもたちを見守る駄菓子屋の店主に柄本明が扮するほか、緒形直人、森口瑤子らベテラン俳優陣、山田裕貴、片山萌美ら若手俳優の参戦も決定した。■監督&キャストからコメント到着今回の出演オファーに「とても嬉しく思いました」と語った池松さんは、「非常に短い時間で名前もない言葉も発しないという役でしたが、いつまでもこのままいれたらと思ってしまうような豊かな時間をいただきました。是枝組はいつでも高尚な映画作りをされていて、とても安心します」と撮影をふり返る。池松さんについて是枝監督は、「色気があるんですよね。佇まいに。声がまた魅力的で」と話すも、“今回は極端に台詞の少ない役”と池松さんの演じる役柄について明かし、「それでもやはり、存在感は抜群でした」と絶賛している。また是枝監督について「この仕事を始めた頃から憧れてきた監督」と語ったのは高良さん。「いつかご一緒したいと思い俳優を続けてきたので、目標が叶い嬉しかったです」と喜び、「これが是枝組かという演出を経験でき、興奮しました」コメント。そんな高良さんについて是枝監督は、「デビュー直後くらいに一度お会いしていて、真っ直ぐな瞳が印象的だったんですが、澄んだ瞳は健在でした」と印象を述べた。是枝監督が「笑顔の本当に素敵な女優さん」と以前から注目していたという池脇さん。彼女は「監督は、現場で台詞を追加して、その台詞をほかの俳優さんがアドリブで答えるという生の反応を欲しがる方なんだなと思いました。そしてそれをとても楽しんでやられていて、どう転んでも正解ということも分かった上で、すごく絶妙な質問を書かれたり、生きたお芝居を、各々が持っている感性を引き出されるのかなと思いました。現場の雰囲気は、監督が穏やかな方だから、空気としては穏やかな空気でした」と是枝組に初参戦した感想を語った。『万引き家族』は6月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月14日公開中の映画『blank13』で主演を務める高橋一生と、今回監督として同作を演出した齋藤工、そして同作の音楽を手がけた金子ノブアキ。1つの作品をともに作り上げた同世代の人気俳優3人が2月4日(日)放送の「ボクらの時代」に出演する。本番組は俳優、ミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー。小野政次を演じた昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、その最期に多くの視聴者が涙。放送中の朝ドラ「わろてんか」の伊能栞役も好評で『blank13』では主演を務める高橋さん。「昼顔」や『高台家の人々』などで幅広く活躍。俳優としてだけでなく監督としてもメガホンを取り、『blank13』では長編映画初監督を務めた齋藤さん。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」や「セシルのもくろみ」などでの俳優としての顔と、ロックバンド「RIZE」のドラマーとしての顔を持ち、『blank13』ではミュージシャンとして同作の劇中音楽を担当した金子さん。今回は映画『blank13』をともに作り上げた同姓代の人気俳優3人が、理想の家庭像から忙しい日々を送りながらの休日の過ごし方まで、ここでしか繰り広げられないプライベートトークを展開する。いま最も注目される才能が手を取り合った『blank13』は、高橋さんのほか、斎藤さん、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗ら豪華かつ個性的なキャストが集結。13年前に突然失踪し余命3か月で見つかった父と、その父と再会するも13年間の溝を埋められないまま父を亡くした息子を軸に、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実、もう取り戻せない思っていた13年間の空白が埋まっていく…という物語が展開する。『blank13』は2月3日(土)よりシネマート新宿にて公開、2月24日(土)より全国にて順次公開。「ボクらの時代」は2月4日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月03日KADOKAWAは3月2日、松岡修造さんのDVD付きエクササイズ本『修造テニササイズ with! 君ならできる! Let’sエクササイズ(DVD付き)』(1,500円・税別)を刊行する。同書は、エクササイズの動きを取り入れた「テニササイズ」を松岡修造さんの映像とともに取り組める書籍。付録DVDには、約90分にも及ぶエクササイズ動画が収録されている。本誌に掲載している各エクササイズを松岡さんが実践しながら、分かりやすく解説している。基本編は、しなやかに動ける「美体幹」をつくるテニササイズ。ひきしめ効果やテニスの上達も見込めるエクササイズを「フットワーク編」「ストローク編」「最強の体幹編」の3本柱でレクチャーしている。ハード編では「強く衰えない、美しい体を手に入れる!! 」ことを目標とし、基本編より動きがハードなテニササイズを掲載。「錦織圭編」「フェデラー編」「ナダル編」の3つのテニササイズを紹介している。運動の途中、くじけそうになったときのための応援メッセージ「修造のおまもり やる気UPワード」も収録した。また、松岡さん自らが歌うオリジナルの「テニササイズソング」「テニササイズラップ」と合わせて一緒に踊れる「テニササイズダンス」も入っている。3月17日には東京都内にて、松岡修造さんも登場する同書の発売記念イベントを開催する。Amazon、カドカワストアで販売する<イベントご招待券付き限定版>に、イベントの詳細を明記した招待状が同梱されているとのこと。
2018年01月26日1月22日、首都圏を中心に大雪となり元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)が、Yahoo!検索ランキングにランクインされ話題となっている。 松岡は、数年前より「海外に出ると日本の気温が下がり、帰国すると気温が上がる」という噂がネットで広がっており、「太陽神」とも呼ばれている。 大雪となった昨日、ネットでは「松岡修造はどこ?」「調べたら日本にいないらしい!」などSNSを上で拡散。さらに、「松岡修造が全豪オープンの取材でオーストラリア行ってるから日本は大雪。そしてシドニーは80年ぶりの猛暑らしい」などの情報も上がっていた。 しかし、22日のテレビ朝日系報道番組『報道ステーション』の生放送に登場。松岡は日本にいることが発覚した。 これに対しネットでは「さっき報道ステーションに松岡修造出ててやっぱり天候と松岡修造さんの相関関係は無いんだなって思いました」「オーストラリアにいると噂があった松岡修造だが、報道ステーションに出演している。さすがにこの大雪には勝てなかったか…」など驚きつつも噂の真相を受け止めていた。 しかし、「松岡修造報道ステーションに出始めたら雪やんだ」などのツイートも見られ、太陽神説が完全にやぶられた訳ではなさそうだ。
2018年01月23日朝ドラ「わろてんか」では、王子様のような柔和な笑顔や度量の大きさ、意外な腕っぷしの強さが話題を呼び、身を引いて主人公・てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)を見守り続ける伊能栞こと「栞さま」を好演中の高橋一生。2017年ひっぱりだこだった高橋さんの快進撃は、2018年も留まることを知らない。■映画『嘘を愛する女』長澤まさみと共演!1月20日(土)より公開くも膜下出血で倒れて寝たきりになってしまった恋人の名前や職業全てが嘘だったと知った女性・川原由加利が、彼・小出桔平の正体を探ろうとするラブサスペンス。騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して私立探偵・海原匠と助手のキムを頼ることに。やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。そこには誰かの故郷を思わせるいくつかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれ…。ゆるふわパーマの丸メガネ男子となった高橋さんは、この正体不明のミステリアスな男を演じ、観る者を混沌とした感情へ誘っている。■映画『blank13』齊藤工監督の長編デビュー作2月3日(土)よりシネマート新宿にて公開、2月24日(土)より順次公開俳優の斎藤工が「齊藤工」名義で長編映画を初監督。放送作家・はしもとこうじの実話を基にした本作は、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まる、ある家族の物語。主人公・松田コウジ役を高橋さんが演じ、彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が務め、斎藤さん自身も主人公の兄役で出演する。また、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影は世界的フォトグラファー、レスリー・キーが務め、製作には福山雅治も名を連ねている。高橋さんは、溝を埋めれないままにこの世を去った父の葬儀で、少しずつ見えてくる“空白の13年間”の実像に、驚き、戸惑いながらも“何か”を掴み始める繊細な役どころを演じる。決してセリフは多くないが、わずかな表情の変化で感情のひだを見事に表現しており、改めて“俳優・高橋一生”の演技の幅を感じさせる1作となっている。■海外ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」大人気ドラマで吹替初挑戦!2月21日(水)よりリリース本作は、誕生日が同じ36歳の男女たちが人生の壁を乗り越えようとする中で、大切なものを失い、そして見つけ、運命の糸が次第にたぐり寄せられていく様を描くヒューマンドラマ。エミー賞2部門に輝き、先日のゴールデン・グローブ賞ではテレビの部・ドラマ部門主演男優賞(スターリング・K・ブラウン)を獲得。高橋さんは、自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優ケヴィン(ジャスティン・ハートリー)の声を務め、人生の岐路で迷いながらも未来へ前進していく姿を、等身大の演技で見せている。一定の役柄のイメージにとらわれず、様々な顔を見せてくれる高橋さん。今年の活躍も目が離せない!(text:cinemacafe.net)
2018年01月21日「特優賃」(とくゆうちん)という賃貸物件を知っていますか?この記事では、特定優良賃貸住宅(以下、特優賃)について、その概要やメリット・デメリット、そもそも誰でも入居できる住宅なのかなどについて解説していきます。「特優賃」ってどんな住宅?特優賃とは、国や県、市などの補助を用いて建設したファミリー層向けの賃貸住宅のことです。一般的な通常の賃貸住宅であれば、家主(オーナー)が自分自身の資金を使って住宅を建設して、入居者に貸し出しますので、申し込みに当たって条件などはなく、家主(オーナー)の入居審査があるだけになっています。一方で、特優賃の場合には土地の所有者(オーナー)が国や県または市から補助を得ており、ある意味で公的な側面もありますので、入居する世帯の収入や入居条件などが予め決められている点が最大のポイントとなっています。また、特優賃の場合、国や県、市からの家賃補助がありますので、一般の賃貸住宅と比べると同じような条件であれば、賃料が比較的安く借りることができるメリットがあります。どのくらい安くなるのかは、入居する人の年収などによっても賃料が変わってしまうので、一概には言えませんが、目安としては一般的な賃貸住宅の賃料が10万円程度の賃貸住宅であれば、特優賃の場合は6万円〜8万円程度となり、とてもお得に入居することができます。ただし、この目安は、各自治体によって収入基準や入居条件等が異なっていますので、ご自身のお住まいの各自治体の特優賃制度をチェックしてみましょう。「特優賃」の家賃補助以外のメリットとは?メリット1:礼金・仲介手数料が不要特優賃のメリットは一般の賃貸住宅よりも賃料が少ないだけではありません。それに加えて、礼金・仲介手数料も不要となっているのです。元々、この特優賃の制度は「借りる際の負担を軽くする」という趣旨から作られた制度ですので、礼金や仲介手数料の負担がないのです。ただし、「敷金」については特優賃の場合、必要になっていますので注意しましょう。メリット2:更新料も不要一般的な賃貸住宅の場合には2年に1度の更新料が必要なケースが一般的です。しかもこの更新料は、家賃の1ヶ月分となっているケースが多いため、とても大きな負担となってしまっています。しかし、特優賃の場合にはこの更新料も不要となっていますので、費用的に非常にメリットが大きいと言えます。メリット3:管理も安心また、特優賃のマンションの場合には、マンションそのものに国や県、市などの補助が入っているため、マンションそのものの管理も厳格に基準が定められています。そのため、しっかりとした会社が建物メンテナンスや管理を行っていますので、安定して住むことができます。一方で一般の賃貸住宅の場合には、管理がしっかりとしているマンションもありますが、管理会社が入っておらずオーナーが管理しているような物件もあります。そのような物件の場合には、あまりしっかりと管理されていないケースもありますので、特優賃のマンションは安心・快適に住むことができます。メリット4:住宅の質が高い「優良」と名前に付いているように、法律で定められた基準を満たす質の高い住宅が該当します。自治体によって基準は異なりますが、「専有面積50〜125平方メートル」「バリアフリー・オートロック」「収納スペースの面積が専有面積の9%以上」「耐火、または準耐火構造」など、機能面も優れた住みやすい住宅が多いといえます。「特優賃」のデメリットとは?デメリット1:物件数が少ない特優賃の物件の場合、一般の賃貸住宅と比べて非常に数が少ない事が最大のデメリットとなります。探すエリアによっても異なりますが、自分の探したいエリアで特優賃の物件を探すと数件程度しか候補が無いこともあります。また、空きが少ない事もありますので、完全に自分の希望に合致した物件を探すことは難しくなってしまいます。どうしても、譲れない物件の条件があるのであれば、一般の賃貸住宅で探した方が効率的に探せるでしょう。ただ、コスト的なメリットを重視して、特優賃の物件を探すのであれば物件の間取りやエリアなど条件はあまりこだわらないようにしましょう。デメリット2:駅前などの賃貸物件を紹介してくれる店舗では扱いが少ないまた、駅前などにある賃貸物件を紹介してくれる店舗では、特優賃の物件を扱っていないケースもありますので、注意が必要です。特優賃の物件を探す際には、各自治体にある「住宅供給公社」のサイトなどを調べて探すようにしましょう。「特優賃」の物件は誰でも住めるのか?特優賃の物件は誰でも住めるものではなく、入居するためには所得の条件があります。具体的な金額については、各自治体によって異なりますが、所得が高すぎる場合には、特優賃の物件に入居することができません。また、所得が規定の基準に合致していたとしても、特優賃の物件の入居には審査がありますので、その審査に通過する必要があります。
2018年01月18日是枝裕和監督の映画『万引き家族』 が、2018年6月8日(金)に全国で公開される。描くのは東京の下町に暮らす、平凡で貧しい家族。一見どこにでもいそうな彼らは、「犯罪」で生計をたてひっそりと暮らしている。「犯罪」でしかつながれなかった彼らの、不完全だけれど愛すべき「家族のかたち」と、心揺さぶる衝撃のストーリーが映し出される。是枝監督が描く「家族のかたち」是枝監督の代表作と言えば、柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した『誰も知らない』。子供を置き去りにした母の代わりに、過酷な状況下で弟妹の世話をする長男の姿をリアルに描いた。その後も、取り違えられた子供をめぐり究極の選択を迫られる2つの家族を映した『そして父になる』や、海の見える街に暮らす姉妹たちの織り成す家族の絆を描いた『海街diary』など、さまざまな「家族のかたち」を追い続けてきた是枝監督。『万引き家族』には「血のつながりについて、社会について、正しさについて、10年間考え続けてきたこと」の全てを込めたと語っている。是枝監督インタビューはこちら>>キャストリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優が家族に日雇い仕事の父・治役にはリリーフランキー。是枝監督作品には『そして父になる』で庶民的な父親を好演して以降、『海街diary』、『海よりもまだ深く』と出演が続いている。4回目の参加にあたり「独特の穏やかで澄んだ空気感の中、本作は社会や人にとって、とても重大なのに、ほんの1日で黙殺されてしまうような出来事にフォーカスを当てていく。是枝監督らしい、いい作品になると感じています」と意気込みを語っている。祖母・初枝役には、こちらも是枝作品の「家族」には欠かせない存在である樹木希林をキャスティング。また共に是枝監督作品には初参加となる安藤サクラが妻・信代役を、松岡茉優がその妹・亜紀役を演じる。実力派のキャストが揃う中、オーディションで選出された子役2人にも注目が集まる。息子・祥太役に城桧吏、一家が面倒を見ることになる少女・じゅり役には佐々木みゆが抜擢。みずみずしい表情や仕草を引き出すため、子役には台本が渡されていない。監督に「オーディションで出会ったふたりの子どもたちが本当に素晴らしく、毎日ワクワクしながら撮影に臨んでいる」と言わしめる演技には期待が高まる。池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴ら豪華キャスト松岡茉優演じる亜紀が働くJK見学店の常連客「4番さん」役は、池松壮亮が務める。主人公一家の「仕事」を捜査する刑事役に、高良健吾と、池脇千鶴。そして、一家の子供たちを見守る駄菓子屋の店主役に、柄本明。その他、緒形直人、森口瑤子らベテラン俳優陣や、若手実力派俳優の山田裕貴、片山萌美など、豪華キャストが集結する。また、監督の是枝と初めてタッグを組む細野晴臣が劇中の音楽を手がける。映画『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品することが決定。是枝監督はコンペティション部門では『海街diary』から3年ぶり、5回目の出品となる。また、2004年『誰も知らない』で主演を務めた柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞、2013年『そして父になる』で審査員賞を受賞をしているだけあり、賞の行方にも注目が集まっていきそうだ。ストーリー高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。【概要】映画『万引き家族』公開日:2018年6月8日(金)全国ロードショー監督・脚本・編集:是枝裕和音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)出演:リリー・フランキー安藤サクラ/松岡茉優池松壮亮城桧吏佐々木みゆ緒形直人森口瑤子山田裕貴片山萌美 ・ 柄本明/高良健吾池脇千鶴 ・ 樹木希林配給:ギャガ
2018年01月08日『誰も知らない』『そして父になる』『三度目の殺人』の是枝裕和監督の最新作が、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林ら豪華キャストを迎え、6月に公開されることが決定。すでに昨年12月よりクランクインしている本作は、今月1月いっぱいで撮影を終える予定だという。なお、タイトルは未定。あらすじ再開発が進むなか、ポツンと残された古い住宅街。日雇い仕事の父・治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は“親子”ならではの連携プレーで万引きに精を出している。その帰り道、団地の廊下で凍えている幼い女の子を目にした治は思わず家に連れて帰ってしまう。突然、子どもを連れてきた夫に腹をたてる信代(安藤サクラ)だったが、体じゅう傷だらけのじゅり(佐々木みゆ)の境遇を察し、面倒をみることにした。祖母・初枝(樹木希林)の年金を頼りに暮らすその一家は、風俗のバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡茉優)、そして新しい家族のじゅりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていた。しかし、ある事件をきっかけに家族の隠された秘密が明らかになっていく――。是枝監督が手掛け、柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞したセンセーショナルな問題作『誰も知らない』(2004)は、実際の子ども置き去り事件を元に、過酷な状況下で生きる子どもの姿をリアルに描いた。あれから13年、様々な“家族のかたち”を描き続けてきた監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る、渾身の最新作が始動!是枝組に安藤サクラ&松岡茉優が初参加最新作は、東京の下町に暮らす一見どこにでもいそうな、平凡で貧しい家族だが、実は「犯罪」で生計をたて、ひっそりと暮らしている家族を描く物語。「犯罪」でしかつながれなかった家族たち。不完全だが、愛すべき“家族”の心揺さぶる衝撃のストーリーが紡がれる。本作に出演するのは、『そして父になる』で庶民的な父親を好演したリリーさんが柴田治役。その妻・信代役と妻の妹・亜紀役に、是枝組初参加となる安藤さんと松岡さん。祖母・初枝役には、是枝作品の「家族」に欠かせぬ存在である樹木さん。さらに、オーディションで選ばれた子役2人、城桧吏と映画初出演となる佐々木みゆが、息子・祥太と新しい家族のじゅりを演じる。樹木希林、是枝監督作はこれで最後?「是枝作品の中に居るのはこれでおしまい」今作で監督のほかにも脚本や編集も担当する是枝監督は、本作製作のきっかけについて、「死亡通知を出さずに親の年金を不正に貰い続けていた家族が逮捕された事件に触れたこと」と明かす。是枝監督とはもう4回目だと言うリリーさんは、「純粋に嬉しいです。是枝組独特の穏やかで澄んだ空気感の中、本作は社会や人にとって、とても重大なのに、ほんの1日で黙殺されてしまうような出来事にフォーカスを当てていく。是枝監督らしい、いい作品になると感じています」とコメント。安藤さんは、「いまこのタイミングでこの作品に出演できることをとても嬉しく思っています」と言い、「どんなことになることやら、なかなか想像ができません。とにかく、やってみます!」と意気込みを語っている。また松岡さんは、「あの本を読んだ、あの映画を見た。産まれて、育ててもらって、生きてきたすべてのことが正しかったんだと肯定されたような気持ちでした。夢のような顔合わせは現実には思えなかったです」とオファー時の心境を明かし、樹木さんも「是枝作品の中に居るのは これで おしまいちょいと ブラブラしすぎる台本は読みちがえるわ 口は出すわ悪口は言うわ 都合悪けりゃボケたふりするわ困ったもんだ」と出演について独特なコメントを寄せている。是枝裕和監督最新作は2018年6月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。※タイトルは未定(cinemacafe.net)
2018年01月05日放送作家・はしもとこうじの実話を基に、高橋一生、松岡茉優、リリー・フランキーらを迎え家族の物語を描く、齊藤工監督作『blank13』。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭「ゆうばりファンタランド大賞」受賞を皮切りに、世界中の映画祭を席巻中と話題の本作から、新たな予告映像が公開された。到着した映像では、幼少期のコウジが麻雀をしている父(リリー・フランキー)に、作文で賞を獲ったことを嬉しそうに話すシーンからスタート。父親の失踪により日常の生活に不満を持ちながら成長していく家族の姿が映し出されるほか、その後の父親の葬儀では、生前親交のあった知人たちが思い出をふり返り、父親の意外な一面を知ることに。「父のことは大嫌いです。でも…」葬儀を通して父親の知られざる真実を知ったコウジは、最後に何を伝えようとしたのか――?映像には、コウジ役の高橋さんのほか、彼女役の松岡茉優、兄役の斎藤工、佐藤二朗や伊藤沙莉などの姿も確認することができる。『blank13』は2018年2月3日(土)よりシネマート新宿にて、24日(土)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年12月27日女優・松岡茉優(22)の初主演映画『勝手にふるえてろ』が23日に公開され、映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)の初日満足度ランキングで1位になった。女優の松岡茉優同サービス内のデータに基づいた「2017年12月第4週上映スタート映画の初日満足度ランキング」は、12月第4週に上映が開始された映画を対象に、25日時点で平均★スコア(満点5.0)とレビュー数(Mark!数)を集計。★スコアが高い作品から順に、「Filmarks映画初日満足度ランキング」として算出した。Yahoo!映画で3.82点、映画.comで4.1点と、その他のレビューサービスでも高い数値を記録している(いずれも満点5.0点)。レビュー数234で★スコア4.07を獲得した『勝手にふるえてろ』は、松岡にとっての初主演映画。芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を原作とし、24歳のOL・ヨシカ(松岡)が、"脳内片思い"と"リアル恋愛"の2つの恋に揺れ暴走する。ヨシカが10年間片思いしている中学の同級生"イチ"を北村匠海、会社の同期でヨシカのことを熱烈に愛する"ニ"を渡辺大知がそれぞれ演じている。(C)2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会同作の公式ツイッターは初日を迎えたことを報告しながら、「本当に心の底から、早く観ていただきたい。そう思える映画はなかなかないのです。宣伝スタッフが言うと嘘くさいかもですが、本気の本心です」とアピール。鑑賞した人々からも、称賛の声が多数上がっている。第30回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した同作。松岡は、10月30日の舞台あいさつで、「演じているときも、たくさんの女の子に届いてほしいという気持ちより、報われてほしい人がたくさんいるなと思っていた」と明かし、「映画を見て下さった関係者から『笑った』『おもしろかった』と言っていただいた。ポスターにも"ラブコメ"と書いてあるけど、ラブコメだと思って撮ってない」と同作について語っていた。■Filmarks映画初日満足度ランキング(12月第4週)1位『勝手にふるえてろ』スコア:★4.07 レビュー数:2342位『未成年だけどコドモじゃない』スコア:★3.65レビュー数:563位『カンフー・ヨガ』スコア:★3.45レビュー数:1414位『フラットライナーズ』スコア:★3.07レビュー数:127※対象は、公開日から12月25日までの★スコアが3.0以上の作品、公開日から12月25日までのレビュー数(Mark!数)が30件以上の作品。★スコアは、映画鑑賞後に各ユーザーが★の数で評価をしたもので、レビュー投稿(Mark!)は1作品につき1人1件まで。
2017年12月25日2017年の顔といえば、星野源(36)だろう。 12月22日に最終回を迎えた「コウノドリ」(TBS系)にも出演し、話題を呼んできた。 第5話では星野が下屋加江役の松岡茉優(22)を励ますため『プリン食べるか?』と伝えるシーンがあった。実はこのプリン、ロケ地となった横浜市の『ルプレ・オ・ヴェールYAMAMURO』で『YAMAMUROプリン』として実際に販売されているもの。そのことを店の知人がSNS上で明かしたところ、星野源のファンが殺到したのだ。 オーナーシェフの山室典政氏は「経験したことのない売れ方。放送から(販売数は)1,000個以上になりますかね。『ドラマ見ました』というお客さまばかりです」と語っているという。 またCM出演に起用された「どん兵衛」の2017年度の売り上げが過去最高の売り上げを記録しており、星野の生み出す経済効果は絶大なものとなっている。 星野といえば昨年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で大ブレイクを果たしたが、自身の歌う主題歌「恋」も「Billboard JAPAN Hot 100」の2017年における年間チャートで見事1位に輝いている。 同チャートはCD売上のほか、ダウンロード数やYouTubeでの再生回数、SNSでの言及数などを加味した総合的なランキング。昨年の楽曲である「恋」が選ばれるのも、星野の影響力があればこそだろう。 「逃げ恥」は年末年始にかけて再放送されることも決定している。役者にミュージシャンにと、今年も大活躍を果たした星野。“大スター”の快進撃はとどまるところを知らないようだ。
2017年12月23日先週放送された第10話のテーマは「出生前診断命についてのすべてのこと」。これまでのエピソードの中でも、とりわけ重いテーマだ。■軽い気持ちで出生前診断を受けないでNIPT(新型出生前診断)を受け、21トリソミー陽性と診断が下った妊婦の高山透子(初音映莉子)と夫・光弘(石田卓也)がサクラ(綾野剛)のもとを訪れる。この診断は、お腹の赤ちゃんが高い確率でダウン症候群であることを示していた。さらに確度の高い羊水検査の受診を希望する光弘だが、透子は無言のままだ。しかし、高山夫妻は、結果をどう受け止め、現実的に対処するかを考えなければいけない。「僕たちはどんな結論になっても、高山さんの結論を支えていきます。これからのこと、一緒に考えていきましょう」サクラの言葉が本当に優しい。寄り添うってこういうことだ。なお、ドラマ内で四宮(星野源)が指摘しているが、検査だけを行って患者を放り投げてしまう出生前診断には注意が必要だ。日本産婦人科学会の「出生前に行われる遺伝学的検査および診断に関する見解」には、「検査前によく説明し適切な遺伝カウンセリングを行った上で、インフォームドコンセントを得て実施する」と明記されている。遺伝カウンセリングでは、検査前に適切な情報提供を行うとともに、出生後の医療、ケアに関して説明しなければいけない。受ける側も、受けさせる側も、ネットで流行している性格診断のような気軽な気分で出生前診断を行ってはいけないのだ。■出生前診断、もう一組の夫婦の事情もう一組の夫婦、明代(りょう)と夫・信英(近藤公園)が行った出生前診断にも、21トリソミー陽性の診断が下っていた。明代は出生前診断を受ける前から、子どもに障害があるなら中絶すると決めていた。サクラと今橋(大森南朋)に、明代は「私たちには育てられないと思います」と話す。明代たちは小さな弁当屋を営んでおり、障害のある子を育てる余裕がないというのだ。また、上に長女がいるとも話す明代。だから赤ちゃんには執着しないということだろう。ふたりの年齢が高齢だということも関係ある(演じているりょうは44歳)。彼らはダウン症のわが子を長く面倒見ることができない。その後、保育園に長女を迎えに行って笑顔を見せる明代たち。このシーンでなんだか無性に悲しくなるのは、子どもって可愛いなぁ、素晴らしいなぁ、とあらためて思い知るからだろう。お腹の赤ちゃんとだって、こういう時間が過ごせるはずなのに、と。■ダウン症の子を持つ母・奥山佳恵が考える理想ここでダウン症の子・壮真の母親・弓枝役として奥山佳恵が登場する。すでに多くの人が知っているように、奥山は実生活でダウン症の子を育てている(ドラマの中の設定と同じく次男)。多くの人に協力してもらいながら職場に復帰した弓枝の表情は明るい。「いろんな人にお世話になって、どうなんだって思うけど。それこそ、壮真にもね」ダウン症の息子を世話するばかりではなく、逆に息子に世話になっていると話す弓枝。ダウン症の子を育てることで、彼女自身得るものがあったのだろう。奥山が理想として考えているのは、ダウン症の子と障害のない子が一緒に育ち、笑い合えるような社会だ。「みんな得意、不得意があって凸凹なのが社会でしょう。じっとしていられない子、勉強ができる子、いろいろいて、支援が必要な子の数だけ先生が増える。子どもも、それぞれが自分にできることを考え、フォローするところはフォローしてクラスができあがっていく。それが私の理想です」(朝日新聞デジタル2017年4月29日)なお、撮影に関するエピソードを知るために奥山のブログを読んでみたら、綾野剛に演技を褒められてひたすら大喜びしていた。明るさって生きるための武器だね。■「それぞれの事情の上に命は生まれてくる」このエピソードには、もうひとりの妊婦が登場する。小松と同期の助産師・京子(須藤理彩)だ。45歳での高齢出産を控えていた彼女は出生前診断を受けないと決めていた。「どんな子どもでも受け入れる!自分の子どもなんだから。口で言うのは簡単なんだけどね」余談だが、筆者も妻が40歳で長女を妊娠したとき、出生前診断についてよく話し合った経験がある。結論として、出生前診断は受けなかった。考え方としては京子と非常に近い。明代は中絶を選び、透子は迷いに迷った末に産むことを決意する。しかし、誰かを賛辞し、誰かを非難するようなことはない。出生前診断を「命の選別」として否定的な見解があることも取り上げている。ただ、それも考え方のひとつに過ぎない。このドラマのスタンスは、次のサクラの言葉に集約される。「それぞれの事情の上に命は生まれてくる。育てていくのは家族なんだ」ここでも『コウノドリ』全体のテーマである「生まれること、そして生きること」が貫かれている。出産は奇跡だ。だが、その後には長くてシビアな現実が待ち構えている。子どもを育てるのは家族だ。産科や新生児科の医師たちの務めは、家族に寄り添い、彼らの事情を理解し、正しい知識を与え、支えていくことだ。なお、ドラマの公式サイトから「NIPTコンソーシアム」のリンクが目立つところに貼られている。出生前診断を受けようか受けまいか悩んでいる人はご一読を。
2017年12月22日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』。現在放送中の第2シーズンは、「生まれること、そして生きること」をテーマに据えてきた。出産は奇跡だ。しかし、その後には現実が続く。生まれたばかりの赤ちゃんを抱えた妻は、夫はどう生きていくのか?そして産科医たちはどうフォローしていくのか?そのことについて、若き産科医たちの試練や岐路を交えつつ、優しく愚直に描き続けてきた。先週放送された第9話のテーマは「不育症世界一の味方は誰?」。最終回直前にして、これまで描いてきたテーマの解答を示すようなエピソードだった。■3回目の流産……自責の念に苦しむ妻妊婦の篠原沙月(野波麻帆)が夫の修一(高橋光臣)を伴って、サクラ(綾野剛)のもとを訪れる。過去2回にわたって流産している沙月は不安の色が隠せない。そして結果は……3回目の流産。「3回も流産するなんて……やっぱり私のせいですか?」「それは違います。初期の流産は、ほとんどの場合、お母さんが原因ではありません。偶然が重なって起きたんだと思います」自分を責める沙月に、サクラが優しく説明する。助産師の小松(吉田羊)も付け加える。「篠原さん、流産してしまった人の中には、働いていたからとか、重いものを持ち上げたからとか、自分のせいにするお母さんが多いんだけど、そうじゃないんだよ」沙月は不育症だった。不育症とは、妊娠はするけれど、流産、死産や新生児死亡などを繰り返し、結果的に子どもを持てない場合のことを指す。ただし、あくまでも結果から導き出される結論であり、何回流産を繰り返すと不育症と定義されるかは学会でも決まっていない。また、原因がわからない場合も少なくない。妊娠したと喜んだのに、一転して深い悲しみに突き落とされる。しかも、何度も。妊娠を夫に報告したときの沙月の部屋はピンク色の柔らかな光に包まれていたが、3回も流産を繰り返した後の彼女の部屋からは色が失われている。これは彼女の心象風景でもある。不育症は子どもを持ちたいと願っている女性にとって、ものすごく辛い。周囲の幸せそうな子連れの母親や妊婦を見るだけで、深く落ち込んでしまう。病院によっては、不育症の患者を診察する日は、それ以外の妊婦の診察を行わない婦人科もあるほどだ。沙月のように自責の念にとらわれてしまうことも少なくない。サクラと小松は、沙月に正確な知識を優しく伝えている。それはドラマから視聴者へのメッセージでもある。もし、あなたが流産で自分を責めて苦しんでいるのだとしたら、そうではないんですよ、あなたの責任ではないんですよ、と。第5話で死産を経験した瑞希(篠原ゆき子)にも、サクラはそう語りかけている。しかし、彼らの言葉が、苦しみの渦中にある女性たちの心にどれだけ届いているかはわからない。■妻の世界一の味方は……やっぱり夫ドラマの焦点は、沙月の夫、修一に移る。修一はとても優しい男だ。出しっぱなしになっていた沙月の母子手帳を見つけて、彼女が落ち込んでいることを一瞬で察することができる細やかな心も持っている。落ち込んでいる沙月に、子どもがいない夫婦という選択肢もあると語りかける修一。とても優しい言葉だと思う。だが、沙月の心は晴れない。沙月は修一が子ども好きで、心から子どもを欲しがっていたことを知っていた。修一はサクラのもとを訪れる。「どうすれば、妻を笑顔にできますか?」と悩みを打ち明ける修一に、サクラはこのように答える。「修一さんが、奥さんに寄り添って、笑顔にしてあげたい、近くでなんとかしてあげたいって、必死に頑張っている姿は、奥さんにとって、一番の治療になるんだと思います。その想いはきっと、明日につながります」修一は弾いたことのないピアノを買い込み、沙月が愛聴していたBABYの曲を練習しはじめた。その姿を見て、沙月の表情にほんの少し笑顔が戻る。そして、拙いピアノの音色を聞いて涙を流す。修一が自分のことを強く想ってくれていたことを感じて、安心したからだ。第1話と第3話に登場した、一見普通なのだが、実は妻を追い詰めているダメ夫の康孝(ナオト・インティライミ)のインパクトは大きく、ツイッターにはハッシュタグ「#うちのインティライミ」まで登場した。ただ、これもドラマ側に世の夫たちを懲らしめてやろうという意図があったわけではない。妻が赤ちゃんを産むときは産科医たちが必死でケアをするから、その前後は夫がちゃんとケアをしなければいけないんだよ、というドラマ側からのメッセージである。どんなに優秀でも、産科医は万能ではない。特に心の問題にまでは手が届かないことが多い。そんなときこそ、夫の出番だ。ついに沙月は、4度目の妊娠で赤ちゃんの心拍を確認することができた。不育症は乗り越えられない不治の病ではない。だが、ここから先が大変だ。妊娠の継続のためには、夫の役割もとても重要になる。修一ならその心配はないだろうけど、世の夫たちはどうだろう?■「今ある道を進むことで、光が見える」最初のほうにも書いたが、不育症はとても辛い。だが、『コウノドリ』はその辛さをことさらに強調しすぎることはない。倉崎(松本若菜)が若いころ、ヘビメタ女だったというギャグシーンまで挿入されていた(若い頃の綾野剛と星野源の可愛らしさにも注目)。それがこのドラマの優しさでもある。第9話では、ペルソナ総合医療センターの人々の岐路も描かれた。下屋(松岡茉優)は救命医として懸命に食らいつき、厳格だった部長の仙道(古舘寛治)に(少しだけだけど)認められるようになった。白川(坂口健太郎)は小児循環器科のある病院への転院を決意している。今橋(大森南朋)は体力的な限界を感じは始めていた。そして、四宮は地方の病院で産科を守り抜いてきた父親(塩見三省)のプライドに触れて心が揺らいでいた。「生きている限り、明日はやってくる。悲しみが繰り返されてしまうときがある。悔しさが繰り返されてしまうときもある。それでも気づいてほしい。今ある道を進むことで、光が見える」サクラのモノローグは、不育症や妊娠について悩む人々へのメッセージであるのと同時に、壁にぶつかってもがき苦しんでいる人や懸命に食らいついている人たちに対する人たちへのメッセージでもある。なお、ドラマ『コウノドリ』の公式サイトでは、サクラのモデルになった、りんくう総合医療センターの荻田和秀先生によるお悩み相談「ペルソナ総合医療センター産科外来」が行われている。荻田先生が妊娠・出産に関するさまざまな相談に回答しているので、興味のある方、悩みのある方はぜひご一読を。
2017年12月19日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シーズン。先週放送された第8話のテーマは「医師の決意選ぶべき道」。小児科医の白川(坂口健太郎)が直面する試練と、サクラ(綾野剛)の同僚の産科医・四宮(星野源)と父の物語が描かれた。■自信過剰だった坂口健太郎、彼の最大のミスとは?「俺はもっと最先端の医療に携わりたいし、技術だってもっと身につけたいわけ。じゃないとワンランク上の新生児科医になれないからさ」「私は患者さんが助かればそれで十分だよ」「医者ならもっと上を見ろ、上を」白川と救命科に移った下屋(松岡茉優)の会話だ。いつもは軽口を叩き合う仲だが、白川は本気だ。学会にも参加し、成長著しい白川は、助産師長の小松(吉田羊)にも「頼りになる」と言われるようになる。白川は難産だった赤ちゃんを新生児遷延性肺高血圧症だと診断する。赤ちゃんの肺に血液が流れづらい状態が続き、血液中の酸素が足りなくなる症状だ。一酸化窒素吸入療法を選択した白川は、「この治療に関して言えば、僕はこの病院で一番経験もあります」と自信満々に告げる。しかし、その自信があだとなる。3日間続けた一酸化窒素による治療は功を奏さず、赤ちゃんの症状は良くならなかった。それもそのはず、原因は肺ではなく、重症の先天性心疾患だった。白川は自分の小さなプライドを守るため、先輩の今橋(大森南朋)にも相談していなかった。今橋に相談しなかったのが白川の最大のミスだ。■「自分の過ちから逃げるんじゃない」「それって、医療ミスですよね!」と激昂する父親(高橋努)。白川は立ちすくむだけで、まったくリカバーにも動けない。大学病院に搬送するとき、思わず同僚に頼もうとする白川を今橋は見逃さなかった。「風間さんの担当医は誰だ?」「自分です」「だったら、最後まで責任をとって見届けなさい!」「自分の過ちから逃げるんじゃない」と今橋に諭される白川。白川は夫婦と一緒に大学病院に向かう。赤ちゃんの手術は成功したが、白川の心は休まらない。白川の気持ちを優しく受け止めるのは、過去に早産だった赤ちゃんを助けることができず、バーンアウトしてしまった経験を持つ新井(山口紗弥加)であり、新井を差し向けたサクラであり、悔し涙を流す白川に優しく声をかける今橋であり、いつものように軽口を叩き合う下屋だった。うらやましくなるぐらいのチーム感だ。以前も書いたが、普通のサラリーマンもののドラマや学園ドラマなら失敗を糧にして成長する登場人物を描くことはできるが、産科医や小児科医に失敗は許されない。赤ちゃんの命は何ものにも代えがたい尊いものだ。だから、このチーム感は失敗が許されない現場だからこそ醸成されたものだと言うこともできる。やみくもに厳しく失敗を責めるのではなく、許し、人の成長を促す。すべての現場がそうではないと思うし、そんなに甘いものではないという人もいるだろう。でも、そうやって赤ちゃんの命を守るチームを作っていく。それがサクラたちペルソナのやり方ということだろう。■星野源が考えたセリフ「だったら、生きろよ!」四宮の父(塩見三省)が倒れたという知らせが入った。父は街で唯一の産科医だった。故郷に帰ってみると、父は診察を続けていたが、実はステージ4の肺がんに蝕まれていた。地域のために産科医を続けると主張する父に、四宮は「地域医療には限界がある」と説く。人口が減っている地方で病院が減るのは仕方のないことであり、集約化することでハイリスクな妊婦に対応できる高度な医療も可能になると語る四宮。だが、父はこう言う。「だったら、リスクの低い妊婦はどうなる?」。人口減による病院の減少や集約化による高度な医療の実現は、あくまで医者側の論理だ。四宮の父は、人々の暮らしに寄り添おうとしている。その姿勢は『コウノドリ』がサクラたちの行動を通して、一貫して主張してきたことだ。「俺は、この街を、子どもの産めない街にはさせない」「……だったら、生きろよ!」このやりとりが大変熱い。実は台本では「治療してくれよ」というセリフだったが、現場で四宮役の星野源が土井裕泰監督と話し合って、「だったら、生きろよ!」に変更したのだという。四宮は「町の妊婦たちを守る」という父の考えを理解しながら、同時に息子として「死なないでくれよ父さん」という気持ちも強かった。その両方が重なり、このセリフになったのだという(オフィシャルサイト星野源インタビューより)。星野源の父親役の塩見三省は4年前に脳出血で倒れ、昨年仕事に復帰したばかり。病を押して産科医の仕事を全うする父親役にリアリティを与えていた。ふたりの顔立ちもどことなく似ている。四宮の父のエピソードは、白川のエピソードと関連している。高度な医療を追い求めるばかりでは、大切なものを見落とすことがあるということだ。四宮の父は、最期のときまで力を振り絞って妊婦たちに寄り添うことを選んだ。「父さん、この街のお産を守ることが使命だと思っている。だから最後までやらせてくれ」という彼の言葉のとおりだ。父が四宮に送ってきたカードには「一日一生」と書かれていた。■母親に寄り添うことを忘れない『コウノドリ』“医師の成長物語”だけに終わらないのが『コウノドリ』である。子どもを産んだ母親に寄り添うことを忘れない。健康な赤ちゃんを産めなかったのは自分のせいだと自責の念にさいなまれる母親(芦名星)は、NICUで管につながれている我が子を直視することができていなかった。「私、赤ちゃんを見たとき、胸がキューッってなって。心の中で何度も謝ってるんです。ごめんね、ごめんね、って」涙をはらはらと流す彼女に寄り添うサクラは優しい。というか、いつも優しい。「じゃ、今度赤ちゃんに会うときは、こう声をかけてあげてください。“すごいね、頑張ってるね”って。赤ちゃんにつながれているたくさんの管は、赤ちゃんが今、一生懸命頑張っている証です。お母さんが引け目に思うことは何ひとつないし、むしろ、頑張り屋さんの赤ちゃんを誇りに思ってください」産科医にこう言われて、安心しない母親はいないんじゃないだろうか。お母さんは頑張った。赤ちゃんも頑張っている。お父さんも頑張ろう。
2017年12月08日