6月の博多座は、九代目松本幸四郎改め二代目松本白鸚、七代目市川染五郎改め十代目松本幸四郎の親子襲名披露興行。坂田藤十郎、中村梅玉、片岡仁左衛門ら華やかな面々が色を添え、歌舞伎の歴史に残る貴重な名舞台となりそうだ。開幕を前に、松本白鸚、松本幸四郎が公演に対する思いを語った。【チケット情報はこちら】「1月、2月の東京・歌舞伎座で私と息子と孫の三人で襲名をさせて頂きました。37年前に私が松本幸四郎を襲名させて頂いた時も三代襲名でしたが、今回も本当に奇跡のようなこと。歌舞伎を愛してくださる皆様が起こしてくださった“奇跡”。博多座では私と息子の襲名興行となりますが、その思いをしっかり受け止めて伺いたいです」と、笑顔で抱負を語ってくれた松本白鸚。続いて松本幸四郎は「十代目松本幸四郎を襲名させて頂きました。幸四郎という名前を父から譲られ、許されるということは本当に嬉しいこと。父の背中を追い続けるのは変わりませんが『松本幸四郎は僕だ』という思いで、さらに精進したいと思います。母が博多出身なので、博多は私にとって第2の故郷。その場所で襲名興行ができるのは本当に嬉しいです」と挨拶した。親が子に、子が孫に、それぞれ慣れ親しんだ名前を譲る。襲名とはやはり特別なものだ。父・白鸚は「今回の昼の部でも上演する『伊達の十役』の政岡を、染五郎が演じていた時に見事だと感心しました。そして『染五郎』という器から芸があふれ出ているなと。そこで器を『幸四郎』に変えれば、新たな芸を詰め込めるのではないかと思ったんです」、息子・幸四郎は「前回の襲名とは違い、今回は息子が同時に『市川染五郎』を襲名します。昨日まで自分が名乗っていた名前を別の人物が名乗るというのは、私にとって初めての経験で、自分が『幸四郎』になったという事をより強く実感させてもらってます。息子も子役から大人の役への変化の時期ですし、本当に新たなスタートですね」と、それぞれの思いを語ってくれた。昼の部で幸四郎は、2015年二月花形歌舞伎で好評を博した『伊達の十役』を勤める。市川猿翁(三代目猿之助)が復活させた、立ち回りあり、宙乗りありの大スペクタル劇。40回以上の早替りを幸四郎が魅せる十役の演じ分けや、今回は特別に三浦屋女房を三浦屋亭主に変え、白鸚が演じるというのも見どころだ。夜の部では「毎日踊っていたいと思えるぐらい好き」という舞踊の大曲『春興鏡獅子』を踊る。白鸚は夜の部の『魚屋宗五郎』を演じる。「襲名であることも、高麗屋の芸を披露することも大事だけれど、やはり一番はお客様に喜んでいただける演目であること。世話物の(独特の) “間”が非常に難しく、かつ面白い。他の演目ももちろんですが、『魚屋宗五郎』が一番面白かったと思わせますよ(笑)」。6月2日(土)から26日(火)まで福岡・博多座で上演。チケットは発売中。5月30日(水)には恒例の船乗り込みも行なわれる。
2018年05月22日2018年4月28日(土)オープン株式会社丸山珈琲は、長野県松本市に新店舗をオープンします。その場所は、信濃毎日新聞社 松本本社ビル「信毎メディアガーデン」。「松本コーヒースタンド」と「松本店」を、それぞれ1階と2階に構える新しい試みです。1階と2階で異なるスタイル異なる営業スタイルを持つふたつの店舗を同時に開店し、顧客のニーズに応えます。1階はテイクアウト中心で、コーヒーやパンなどを販売。2階では、エスプレッソ、フレンチプレス、サイフォンで淹れた本格的なコーヒーを、ゆったりと味わえます。駅から近くて便利JR松本駅から徒歩7分という便利な場所に、2018年4月28日(土)にオープンします。オリジナルコーヒー「松本アルプスブレンド」や、限定販売のスイーツはいかがでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※丸山珈琲 ホームページ
2018年04月15日今使っているマスカラも悪くはないけれど、理想は「もっともっと、長いまつげ」。そんな“まつエクなみ”の長いまつげをかなえてくれる、おすすめのマスカラをご紹介します。今使っているマスカラ自体、それほど悪いものではないけれども、「もっともっと、長いまつげを叶えてくれるマスカラはないの?」と思っている方もいるはず。メイクをすることが当たり前になって、毎日のようにメイクをしていると、「もっとこうなればいいのに」という欲望は止まらないもの。だからこそまさに、自分の理想を叶えてくれるようなマスカラを使ってメイクを楽しみたいですよね。もちろん、使用するマスカラによって、“まつエク級”になるマスカラもあります。しかしまず新しいマスカラを購入する前に、長いまつげを叶える、マスカラの使い方をおさらいしておきましょう。正しく使えてる?長いまつげを叶えるマスカラの使い方長いまつげが作れない原因がマスカラにある…。と思い込んでいませんか?もちろんマスカラによって、仕上がりが異なるものなので、自分が理想としているまつげを実現するのが難しいこともあるでしょう。まず、長いまつげを叶えるために押さえておきたいポイントをご紹介します。①ビューラーで根元から“3段階”で上げていく「ビューラーを根元から使う」ということは、ほとんどの方が知っているかもしれませんね。しかし根元から“3段階”で上げていくのがポイントです。というのも、根元からそのまま上げてしまうようなビューラーの使い方をすると、横からまつげを見た際に“カクッ”とした、角度のありすぎるまつげになり、不自然なまつげになってしまいます。大事なのは、根元→中間→まつげの先、合計3段階に分けてまつげを上げていくこと。これで横からまつげを見た際にもナチュラルなカーブを完成させることができます。②マスカラ下地を使うマスカラ下地は、ビューラーで上げたまつげを美しい状態でキープさせてくれる大事なアイテム。さらにまつげ自体を優しくコーティングしてくれ、外的刺激からまつげが傷つくのを防ぐ優れもののマスカラ下地まであります。このような点から、マスカラ下地を使うことによって、理想的な長いまつげを叶えてくれると言えるでしょう。③何度もマスカラをまつげに通さない「長いまつげが理想だから」と言って、何度も何度もマスカラをつけていませんか?こうなってしまうと、逆にマスカラ液の重みによって、まつげが下がりやすくなります。いくら長くて美しいまつげが完成したとしても、まつげが下がって見えてしまいますので、その結果、まつげが長く見えないということなのです。基本的には1度で理想的な長さのまつげを決めてから、スッとマスカラを通すのが理想的です。理想的な“長いまつげ”を叶えてくれる!おすすめのマスカラは?長いまつげを叶えてくれるおすすめアイテムを使うことで、理想的な長いまつげを実現させることができるでしょう。早速、ご紹介していきます。①ヒロインメイクロング&カールマスカラ アドバンストフィルム1,200円(税抜き)heroine make/ヒロインメイク(公式)さん(@heroinemake)がシェアした投稿 – 4月 12, 2017 at 8:58午後 PDTフィルムタイプ、ウォータープルーフタイプの良さをこの1本にギュギュッと詰め込んだアイテム。滲みやすさや、ボロボロマスカラ液が落ちていく…。なんていう心配もなく、理想的な長いまつげを叶えてくれます。 美しいまつげを長時間キープしてくれ、まつげに負担が少ないように、さまざまな美容成分も配合されています。クリニーク ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ3,500円(税抜き)クリニークさん(@cliniquejp)がシェアした投稿 – 11月 30, 2017 at 12:34午前 PSTクリニーク独自の処方によって、皮脂、汗、水、涙にも非常に強いマスカラです。さらににじむこともなく、美しいまつげが長時間持続します。長さはもちろん、まつげにも理想的なボリュームを与えてくれますので、まるで“まつエク”と思ってもおかしくないような仕上がりに。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ロングロングロング1,200円(税抜き)マジョリカ マジョルカ MAJOLICA MAJORCAさん(@majolicamajorca.official)がシェアした投稿 – 3月 15, 2018 at 6:05午後 PDT液がするするっと伸びる処方によって、まつげがダマになる心配もなく、伸びやかにまつげに塗布することができますよ。さらにまつげを保護してくれるトリートメント効果も配合していますので、美しくまつげをキープさせたい方にもおすすめ。今使っているマスカラも悪くはないけれども、もっともっと理想的なまつげを叶えてくれるマスカラが欲しい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2018年03月25日17日、都内で行われた映画『マンハント』(公開中)の公開記念舞台挨拶に福山雅治、桜庭ななみ、池内博之が登場。本作のために車の免許を取得したという桜庭が「(運転シーンを)カットされちゃった」と切ない想いを告白し、福山や会場を驚かせた。本作は、西村寿行の小説を高倉健主演で映画化した『君よ憤怒の河を渉れ』を、ジョン・ウー監督が再映画化したサスペンス・アクション。何者かにハメられた弁護士と、彼を追いながらも無実を確信した刑事が事件の真相に迫っていく姿を描く。壮絶なアクションシーンが話題となっており、福山は水上バイクのチェイスシーンのために免許を取得。ガンアクションに向けては「自分でも持ち慣れていない感じがあったので、撮影に入る前から銃を借りて、ずっと持ち歩いていた。家でも触ったりしていた」とクランクイン前から撮影用の銃を携帯して過ごしていたという。福山によるとウー監督の現場は「とにかくスケールが大きい」そうで、監督のひらめきによってシーンやセリフが変化していくことも多いとのこと。福山は「ものづくりの現場として純粋だと思う。僕はそういうのが結構、好きで。いつも新鮮な気持ちで現場にいられる」とコメント。「桜庭さんは2回、クランクアップしていますもんね」と予測不可能な現場について、桜庭に話を振った。桜庭は思い出し笑いをしながら、「大きな花束をいただいて『終わった、ありがとうございました!』と東京に帰ったんです。でも1カ月くらい経ってから『もう一回、岡山に来てください』と言われて。2回もクランクアップしました」と述懐。さらに桜庭は「今回、車の運転をするシーンがあったので、免許を取りに行かなければいけなくて。でもカットされちゃって…」と本作のために免許を取得したにも関わらず、バッサリとカットされてしまったことを激白。福山が「この作品のために!? 車の免許を!?」と驚くと、桜庭は「私、ブレーキを踏むと車が止まると思っていたんです。(撮影のときも)ブレーキだけ踏んで、車から出て行っちゃったんです」と天然な一面を見せて会場の笑いを誘っていた。
2018年02月17日●『マンハント』大抜てきを経て成長事務所スタッフが「鹿児島に美少女がいる」という噂を聞きつけてスカウトし、2008年にデビューした桜庭ななみ。10年の時を経て25歳になった桜庭は、中学生から大人への外見的な変化だけでなく、女優として大きな転機に差し掛かっているとも言えるだろう。ジョン・ウー監督作の映画『マンハント』に大抜てきされたのだ。高倉健主演でも映画化された西村寿行の小説『君よ憤怒の河を渉れ』を、日本映画ファンのウー監督が再び映画化した本作。何者かにはめられて殺人事件の被疑者となったドゥ・チウ(チャン・ハンユー)と、彼を追いながら無実を確信した大阪府警の刑事・矢村(福山雅治)が、事件の真相に立ち向かっていく様を描く。桜庭は、矢村の部下で新人刑事の里香を演じる。桜庭は2013年に台湾の映画『あの頃、君を追いかけた』を観たことがきっかけで中国語に興味を持ち、2015年に台湾へ短期留学。2016年には台湾ドラマ『戀愛沙塵暴』で全編中国語のセリフに挑み、最近も『マンハント』の海外プレミアで通訳なしの取材に応じるなど、今の魅力は「鹿児島の美少女」には収まらない。取材をしてみると、並々ならぬ強い意志と覚悟がその原動力になっていることが分かる。○ジョン・ウー監督は「夢の夢の夢」――日本で撮ったとは思えないスケールの映画でした。そうですね。日本での撮影でしたが、アジアのいろいろなスタッフの方々が集まって下さっているおかげで、日本だけでは実現できないような迫力やアクションのキレにつながっているんだと思います。――ブログを見てきたんですが、結構前に撮り終わっているんですね。ありがとうございます(笑)。撮影は2年前になります。――ジョン・ウー監督作に出演することについて、「夢の夢の夢」と書いてありました。それほどの感激だったんですね。そうですね。それまでもジョン・ウー監督の作品はたくさん観ていたんですが、男らしい物語が多い中でも、女性が輝いているように見えて。監督が描くその「女性の輝き」がすごく好きで、次第に「いつか参加したい」という気持ちが強くなっていきました。――監督とは撮影後も映画祭などで再会したそうですね。映画祭のほかにも、先日北京でイベントがあって、そこでもお話させていただきました。お会いする前は作品の世界観に引っ張られていた印象だったのですが、現場ではすごく穏やかで優しくて。俳優のお芝居の意見を尊重してくださるようなすごく優しい方です。――実際にそういうシーンがあったんですか?終盤にアクションシーンがあるんですが、福山(雅治)さん演じる矢村さんの単独行動だったので部下である里香がそこにいるのはおかしいという話になって。でも、里香は矢村さんを支えたくて、任務を全うしたいとも思っている。だから、「里香がそこにいないのはちょっとさびしいです」と監督にお話したら、その意見を受け入れてくださいました。現場に入ると他の俳優さんもそうなんですが、監督と話し合う時間が設けられていました。――自分の考えや思いを相手の国の言葉伝えられるメリットは役者としてもありそうですね。監督だけではなくて、中国スタッフの方々とも会話できたのは楽しかったですし、コミュニケーションを取ることができて、現場も明るい雰囲気になったのかなと思います。○「武器」を探しに台湾留学――北京のプレミア試写会出席後、ブログには「景色が違いました」という感想がつづられていました。以前の北京と比べてどのような違いを感じたんですか?6年前、2泊3日の仕事で北京に行く機会がありました。その時は中国のことをあまり知らなかったんですが、それからの6年間で中国のことを勉強したり、文化を学んでから実際に北京に行くと、たくさん発見があってすごくキラキラして見えたんです。本当に「景色」が変わって見えました。――最近は語学力が話題になっています。好きな台湾ドラマがきっかけで留学したそうですね。決断力がすごい。時間を無駄にしないように、「武器になるもの」「自信になるもの」を身に着けたかったんです。そう思うようになったのは、実は最近のことで。この世界に入ったばかりの頃は、台本をもらって楽しくセリフを覚えて現場に行くというような感じだったんですけど、周りの俳優さんを見ているとそれぞれの「武器」に感動することがたくさんあって。私も、ただただセリフを覚えて現場に行くだけじゃなくて、自分の強みを見つけないといけないと感じるようになりました。事務所の方々も応援してくれたので、がんばることができたんだと思います。●『西郷どん』『かぞくいろ』地元への思い――台湾の留学はトータルで約6カ月と聞きました。親日家が多いと聞きますが、肌身で感じた国民性はいかがでしたか?「みんなが家族」のような距離感でした。初対面でもすぐに友達になったり、そういう温かさが台湾にはありました。行ったばかりの頃は中国語も全然できなかったので不安もあったんですが、台湾の方々のそういう「優しさ」に引き込まれて、すごく居心地が良い空間でした。それまでは人見知りで壁を作ってしまうこともあったんですが、台湾ではそういうことが全くなかったので不思議ですね。――日本に戻ってきてもそれは続いたんですか?いろいろな人とコミュニケーションを取ろうという気持ちにはなりました。ご飯を食べに行ったりとか。それまでは家で一人でいることが多かったんですが、今は以前よりは外に出るようになりました(笑)。――「仕事の武器」を作ることが目的だったはずが、内面も磨かれていたと。そうなっていればいいです(笑)。○中国語・韓国語の習得法――映画では「友情」も大きなテーマでした。留学中でそんなことを感じる人物はいましたか?ホームステイ先の方とは、台湾に留学して初めてお会いしました。親戚でもなければもともと知り合いでもない関係性だったわけですが、1つ1つすごく丁寧に説明してくださったり、言葉が分からない映画を観ている時でも分かりやすく教えてくださったり、そういうところからも優しさを感じました。「人情」というんですかね? 「心の底から優しい」というのは、こういう人のことを指すんだと実感しました。――事前の勉強や現地での交流で覚えたんですか?ホームステイ先や友達になった方とお話しながら、覚えていきました。まだまだ知らない単語もありますので、これからも勉強していきたいです。――今後も語学力を磨くとして、それを踏まえてどのような将来像を思い浮かべていらっしゃるんですか?海外作品に出演できるように引き続き学んでいきたいです。それから、日本の作品も大好きなんです。小さい時から日本のドラマや映画を見て育ちました。日本の作品にもさくたん出演できるように頑張ります。――出身地である鹿児島を舞台にした大河ドラマ『西郷どん』にも出演中ですね。はい。今は鹿児島が舞台の映画『かぞくいろ』の撮影もしています。――今年は鹿児島と縁がある一年ですね。地元のスターじゃないですか!いえいえ! そう言ってもらえるように頑張ります。■プロフィール桜庭ななみ1992年10月17日生まれ。鹿児島県出身。身長162.5センチ。O型。特技は中国語と韓国語。2008年に映画『天国のバス』でデビュー。2009年にはNHKドラマ『ふたつのスピカ』で主演を務め、劇場アニメ『サマーウォーズ』では初めて声優に挑戦した。その後、2010年の『最後の忠臣蔵』で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、映画新人賞を総なめ。現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』に出演中。鄭義信監督の映画『焼肉ドラゴン』(18年初夏公開)、「RAILWAYS」シリーズ最新作で鹿児島を舞台にした『かぞくいろ』(18年公開予定)に出演。
2018年02月17日ジョン・ウー監督の映画『マンハント』(2月9日公開)に出演する女優・桜庭ななみの新たな場面写真が10日、公開された。『マンハント』に出演する桜庭ななみ高倉健主演の『君よ憤怒の河を渉れ』(1976年)を、日本映画ファンのウー監督が再び映画化。何者かにはめられて殺人事件の被疑者となったドゥ・チウ(チャン・ハンユー)と、彼を追いながら無実を確信した大阪府警の刑事・矢村(福山雅治)が、事件の真相に立ち向かっていく様を描く。。桜庭が演じるのは、矢村の部下・百田里香。今回公開された場面写真は、助手として捜査のアシスタントを務める重要なシーンを捉えたもので、キリリとした表情からも新人刑事として悪戦苦闘しながら徐々に矢村の信頼を得ていく姿が浮かび上がる。「ジョン・ウー監督とご一緒することは一生の宝になると思う。本当に幸せな時間だった」と語る桜庭。中国語と韓国語を得意とし、日本とアジアの100人以上の映画プロデューサーが制定する「APNアワード2016」を受賞するなど、海外に向けても活躍の場を広げている。(C)2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.
2018年02月10日《台所のスポンジは大便なみに汚い――》。そんな衝撃的な研究結果がイギリスの科学誌『Scientific Reports』(電子版)に掲載された。 台所用のスポンジは毎回、洗剤をつけて洗うため、除菌されているイメージがある。きちょうめんな人は、熱湯につけたり、電子レンジで加熱したりして除菌しているが、あまり効果は期待できないというのだ。 ドイツ・フルトヴァンゲン大学の微生物学者らは、家庭から集めたスポンジ14個を用意し、スポンジ内を検証した。その結果、362種類の細菌を発見。髄膜炎や肺炎、敗血症を引き起こす病原菌も見つかったという。 なかには、1インチ(2.54センチ)に820億個もの細菌が存在するスポンジもあったため、「人間の大便の密度に匹敵します。毎週交換してください」と、警鐘を鳴らしているのだ。 衝撃の汚染度について、東京医科大学の中村明子兼任教授(微生物学)に解説してもらった。 「台所用スポンジは食器やフライパン、鍋など、1個でいろいろなものを洗います。また、スポンジ内は温かく湿った状態で、食べカスが残っているため、菌が育つのには最適な環境です」(中村教授・以下同) たとえ熱湯や電子レンジで加熱して消毒しても、生き残る菌がいて、それがスポンジ内ですぐに繁殖するという。さらに、洗剤で消毒しても死滅しない菌もいる。抵抗力の弱いお年寄りや子どもがいる家庭は、注意が必要だ。 そこで、中村教授がおすすめする「スポンジのお手入れ」の仕方を紹介したい。 【1】スポンジを内部まで乾燥させる 「洗剤とスポンジを同じラックに入れている方も多いと思いますが、湿った状態で置いておくと菌が繁殖しやすいです。スポンジの内部まで乾燥させるように洗濯バサミでつるして、乾いたものを使うようにしましょう」 電子レンジでの加熱や熱湯消毒は、劣化を招くのでやめたほうがよいのだとか。 【2】スポンジを“用途別”に複数用意する 1個のスポンジで全てを洗おうとせず、食器用、鍋・フライパン用などと、用途別に分けて使うのも手だ。この際、よく使う食器用のスポンジなどは、2個用意して交互に使うとよいという。 また、中村教授が文部科学省監修「調理場における洗浄・消毒マニュアル」作成するため「スポンジ除菌試験」を行ったところ、塩素系漂白剤を組み合わせた使い方で、菌は死滅したという。 試験では、菌で汚染させたスポンジを、中性洗剤を400倍に薄めた液でもみ洗いした後、(A)水ですすぐだけ、(B)台所用の塩素系漂白剤のもとになる「次亜塩素酸ナトリウム」を250倍に希釈した液に15分間つけてから、十分洗い流す――の2通りの除菌を行った。 この2つを比較した結果、(B)の方法で微生物(菌)は検出されなかったという。 「ドイツの大学の研究では、1週間に1度、スポンジを交換するよう呼びかけています。乾いたスポンジを交互に使用するなら、1カ月に1度でもよいと思います」 スポンジが変色したり、よれたりして、ボロボロになるまで交換しない、という人は気をつけよう。「もったいないから、最後まで使いきりたい」という人は、台所用のスポンジを浴室や洗面所の掃除に使い回す方法もある。 しぶとい細菌から家庭を守るためには、さまざまな工夫が必要なのだ。
2017年11月01日トレーニングとは心身を整えること。明日からのきれいと健康を作ること。しなやかに生きる美しい人に、「きれいと健康のためにしているトレーニング」を聞きました。■毎晩5分ずつ。ストレッチとヨガで体を調整3年くらい前からヨガが習慣になりました。4年前、香港に駐在していたときに、毎日ヨガをしていたルームメイトから影響を受けたんです。今は、ヨガインストラクターkiela_beautyさんがインスタグラムで紹介している「#寝る前にできる3分ヨガ」を見て、毎晩2〜3ポーズとっています。必ずすると決めているポーズはダウンドッグ、プランクなど。毎日会社で8〜10時間デスクワークすることもあって、夜はふくらはぎを中心に、下半身全体がむくんでいます。それを解消してから眠りにつきたくて。ヨガがルーティンになってから、自分の体の変化に対し、敏感になったと感じています。例えば、「今日はけっこうむくんでるな」とか「ちょっとお肉がついてきた?」とか、気づきやすくなりました。早めに察知すると、すぐに何らかの対処ができます。ストレッチも毎晩5分ほどしています。後でお話しするマラソンで使うおしりの裏の筋肉や筋を中心にしっかり伸ばします。中高大の間ミュージカルをしていたので、当時の基礎運動の中から今の自分に必要なものを取り入れることも。「今日は面倒だな」と感じたら、ヨガもストレッチもをせずに寝る日もあります。例えば、若干酔っ払って帰宅して、もう動きたくない……なんてとき(笑)。やる気がないときにポーズをとっても、体に効いていないと思うので、そういうときはスキップしてもいい。習慣として長く続けるコツは「サステナブル(持続可能)であること」だと思うんです。無理をしすぎて、途中で嫌になってやめてしまうともったいない。自分の心に素直に従うのが一番です。■週2回の筋トレで、マラソンのために下半身を鍛える会社の隣のビルにトレーニングジムが入っています。昼休みに30分だけ抜けて、パワープレートを使ってプランクしたり、ボスボール(バランスボールを半分に切ったような形状のもの)の上でスクワットをしたり、ゴムバンドでおしり周りの筋トレをしたり……と、走るのに必要な下半身を中心にトレーニングしています。昨年、パーソナルトレーナーをつけていたときに、作ってもらったメニューを実践しています。筋トレで言えば、友人で以前「きれいな人のトレーニング #1」に登場していた井戸本結実さんが、インスタグラムで紹介している動作を真似することもありますね。筋トレは仕事でストレスが溜まったときなど、良い気分転換になります。最初は「あの資料まとめなきゃ」「あのメールまだ返してない」など、仕事絡みの雑念が次々と浮かんできますが(笑)、いつの間にか頭の中が空っぽになり、筋トレが終わったときは、心身がすっきり。筋肉とメンタルは似ています。使わないと弱くなって、使うと強くなるんです。筋肉は変化がわかりやすいですよ。仕事で忙しいときは予定通り通えない週もありますが、月曜日に1回、週半ばに1回行くことに決めています。■土日どちらかに5キロ走るランニングを始めたのは約4年前です。夫と付き合い始めたのをきっかけに走り始めました。昔は「運動なんてできればしたくない」と考えるタイプだったので、彼と出会っていなければ、ランニングはしていなかったでしょうし、食べることは好きなので、今頃すごく太っていたと思います(笑)。当時は運動不足だったこともあって、1キロすら走り切れませんでした。750メートルくらいでダウンして、「先は長いぞ……」と感じた記憶が残っています(笑)。その後、ランニングが習慣化したのは、今から2年前、2015年頃です。当時は週3回、4キロずつくらい走っていましたが、今はそこまでハードには走っていません。「土日のどちらかに5キロ走ろう」と、ゆるやかな決まりごとを設けています。無理はしすぎず、天候を見て走る日を決めていますね。日中の日差しが強いなかで屋外を走るときは、日焼け止めを塗るなど、準備が少し面倒……。そんなときは、マンション内に併設されたジムのランニングマシンで走ったり、日が落ちた夕方〜夜間に走ったりします。■月1回、会社から走って帰宅会社から自宅までの約6.5キロの区間をランニングしながら帰る日もあります。今は月1回くらいの頻度ですが、以前はそれにハマって週1回くらい実践することもありました。勤め先が外資系企業なので、夜7時をすぎるとランウェアに着替えて、走って帰る人もけっこう見かけます。私も彼らと同じようにランウェアに着替えて、Suicaとお金だけポケットに入れた身軽な格好で会社のゲートを出て、そのまま自宅まで走り続けます。他の荷物は同じ会社に勤めている夫に「持って帰って」とお願い(笑)。20分以上走ると、幸せのホルモンとされる「エンドルフィン」が分泌され、うつ状態などが解消されると言われます。私のペースでは20分=約3キロで、それくらい走っていると「嫌だな」と気分が落ちていても、「なんとかなるかも!」とポジティブな気持ちになります。4年前の私のように、運動とは縁のない生活を送っているけれど、ランニングを始めたい方がいらっしゃったら、まずは2キロ、3キロ……と少しずつ距離を上げていって、走り切ったら「あの洋服を買いに行く」とか「あの店のケーキを食べる」など、気分が上がる目標を掲げてみるのをおすすめします。だんだん走れるようになったら、マラソンの予定を入れてみてください。本番の日程が決まったら逆算して、「1週間前には10キロ走らないと」など、自分で調整できるようになるはずです。ときには自分を追い込んで備えることも大事です。■まとめ約2年前からランニングが日々の習慣となり、2015年にはフルマラソンを初完走した松本さん。翌年2016年には5回のフルマラソンに出場、今年も2月に東京マラソンを走り切りました。フルマラソンへ備えるため、ハーフマラソンの予定も定期的に入れています。走ることが「日常」になって、嬉しい変化がたくさんあった、と話す姿が印象的でした。例えば、体が丈夫になって、風邪をほとんど引かなくなったこと。「美味しいものを食べたら運動する」と決めているから、食でストレスがたまらなくなったこと。「旅行がてらマラソンに出ることも多く、夫と一緒にご当時グルメを楽しんだり、美味しいレストランを予約したり、マラソンの前後に食べたいものを思いっきり食べられるのは幸せ」。そんな言葉も飛び出しました。「美味しいものを食べたら走る」「美味しいものを食べたらトレーニングする」――そういった習慣ができていれば、食べることに罪悪感も持たずに済み、かつ走ったりトレーニングしたりするときのことを考えて、食べすぎることもなくなりそうです。結果的に、好循環が生まれるのではないでしょうか。松本恵子さんプロフィール2015年の香港マラソンをきっかけにランニングが生活の一部に。旅行ラン、美味しいものを食べること、無理をしないトレーニングを続けて、physically & mentallyが健康でいることを心がけている。Instagram(ID: hapyton)Text/池田園子
2017年08月30日2015年に改称して今年3年目を迎える「セイジ・オザワ松本フェスティバル」(総監督=小澤征爾)が、8月13日(日)から9月10日(日)まで長野県松本市で開催される。セイジ・オザワ松本フェスティバル チケット情報注目が集まるのはA、B、Cの3プログラムが用意されたオーケストラ・コンサート。Aプロ(8月18日(金)・20日(日))は4年連続出演のファビオ・ルイージ指揮のマーラー:交響曲第9番。そして小澤征爾が指揮台に立つのがBプロ(8月25日(金)・27日(日))のベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番と、同音楽祭への11年ぶりの登場となる内田光子を独奏者に迎えるCプロ(9月8日(金)・10日(日))のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番だ。Bプロはナタリー・シュトゥッツマンが指揮するマーラー:少年の魔法の角笛とドヴォルザーク:交響曲第7番との組み合わせ。近年は指揮者としての活動も活発になっているシュトゥッツマンの棒はもはや歌手の余技のレベルではないが、一方で、彼女にとって歌うことと指揮をすることは同じ営みなのだろうなと感じさせる自然な息づかいは歌手ならではでもあり、音楽に圧倒的な説得力を与えている。いまぜひ聴きたい指揮者のひとり。オーケストラはもちろんサイトウ・キネン・オーケストラ。9月3日(日)には小澤征爾音楽塾オーケストラによるオペラ「子どもと魔法」も上演される(デリック・イノウエ指揮)。そして、小澤ファンには格別にうれしい映像リリースの情報が飛び込んできた。DVDとBlu-rayで発売されるのは、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」2015年のベートーヴェン:交響曲第2番と2016年のベートーヴェン:交響曲第7番、そして2016年の期間中に行なわれた「マエストロ・オザワ80歳バースデー・コンサート」で指揮したベートーヴェン:合唱幻想曲のライヴ映像。つまり、この2年間に小澤が松本で指揮したすべての記録であると同時に、オール・ベートーヴェン・プログラムとなり、今年指揮する2曲とあわせて、円熟の小澤のベートーヴェンをさらにたっぷり楽しめるというわけだ。合唱幻想曲の独奏者はマルタ・アルゲリッチ。彼女にとっては新たなレパートリーで、これが同曲を弾いた唯一の映像なのでとても貴重。出演者全員の「ハッピー・バースデー」の合唱や、ひいきのボストン・レッドソックスのスタジアム・ジャンパーを羽織った小澤がバースデー・ケーキのキャンドルを吹き消すなごやかな一幕も。9月15日(金)の世界発売に先立ち、日本では小澤征爾82歳の誕生日9月1日(金)に先行発売。さらに、オーケストラコンサートが始まる8月18日(金)から会場で特別先行発売されるから、松本に出かける楽しみがひとつ増える。前身の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」から数えると、この地に根をおろしてすでに26年。四半世紀を超えてこの音楽祭を応援し続ける、街をあげての親密な歓迎ムードに浸れるのもこの音楽祭の心地よい魅力だ。今年も、もうすぐそれが味わえる。取材・文:宮本明
2017年07月26日シンガーソングライターのななみが、ボーカリスト名義の“naNami”としてリリースしたカバーアルバム『この歌がいつか誰かの決心になりますように』のレコ発ライブを、6月18日、東京・二子玉川KIWAで開催。単なるレコ発ではない趣向を凝らした内容で、ファンを驚かせた。【チケット情報はこちら】アルバム『この歌がいつか誰かの決心になりますように』は、『炎のたからもの(『ルパン三世 カリオストロの城』主題歌)』や『ロマンティックあげるよ(『ドラゴンボール』EDテーマ)』、『想い出がいっぱい(『みゆき』EDテーマ)』など、全10曲のアニメソングのカバーを収録した作品。昼と夜の2ステージに収録曲を振り分けると思いきや、フタを開ければ未発表の新曲が盛りだくさんの展開が待っていた。夜のライブは、『はじめてのチュウ(『キテレツ大百科』EDテーマ)』でスタート。ピアニストのにしのえみを迎えた2人編成により、心に染み込むようなウィスパーボイスでしっとりと聴かせた。続いて演奏したのは、打って変わってアップテンポの耳馴染みのない新曲。会場は一気に盛り上がった。「『はじめてのチュウ』にちなんで、キスをテーマにした『いけない口づけ』という新曲です。今日のライブは、ボーカリストとシンガーソングライターのななみを楽しんでください」と挨拶。その後も、『世界が終るまでは…(『SLAM DUNK』EDテーマ)』のあとには“世界の終わり”をテーマにしたバラード曲、『secret base ~君がくれたもの~(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』EDテーマ)』を披露。さらにそのあとには『secret base ~君がくれたもの~』の歌詞“最高の思い出を”にちなみ、自身を救ってくれた“音楽”について歌った楽曲を披露した。「自分が作った曲じゃない曲を歌うことで、より自分の曲を心地よく感じるようになりました。だから、みんなにも聴いてもらいたいと思って、今日は新曲をたくさん持ってきました」と改めて説明したななみ。本編最後は、そのきっかけにもなった『Next 2 U(『機動戦士ガンダムUC RE:0096』EDテーマ)』を披露した。今後ななみは、弾き語りライブ「ギターなんて大嫌い~vol.3」(1st Stage“笑顔のrequiem”と2nd Stage“涙のrequiem”の2公演ずつ)を、8月26日(土)東京・二子玉川KIWA、27日(日)大阪・南堀江knaveにておこなう。こちらは、シンガーソングライターとしてのステージで楽しませてくれそうだ。チケット発売中。取材・文:門 宏
2017年06月27日松本人志が仕掛けるバラエティシリーズAmazon オリジナル「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン 2」の取材に、松本さんが応じた。本番組に松本さん自身が出演しないのかという質問に、松本さんは、「出たら、僕だけ急に芸歴が上がってしまうので、1回シニア会があればぜひやってみたいです、もっと賞金金額を上げてね」と、意欲を露わにしていた。「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」は、個性豊かな10人の芸人たちが互いに笑わせ合い、笑ってしまった者が負けという、密室笑わせ合いサバイバル。各々が参加費100万円を持ちより、最後まで残った勝者が賞金1,000万円を手にすることができるルールだ。シーズン1で、残り3名の時点で膠着状態になり優勝者が出なかったため、シーズン2では初の優勝者が誕生することにも期待がかかっている。シーズン1を受けての視聴者の好意的な反応や感想は、松本さんの耳にも届いているそうで、「わりと評判はいいとは聞いていましたけど、ルール改正は必要かなと思って。自分から何も仕掛けない、笑うことも笑わすこともしない人が優勝だと、ちょっとあれなので」と、尻上がりに盛り上がるように、1回笑わせるごとに1ポイントがつくポイント制を導入したと説明した。おかげで、「最後あたりが、一番のピークにうまくもってこられた」と、ニヤリと満足気な表情を浮かべる。シーズン2の注目の参加者は、シーズン1に続いて参加となったジミー大西に加え、宮川大輔、藤本敏史(FUJIWARA)、このたび初参戦となる日村勇紀(バナナマン)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、小峠英二(バイきんぐ)、大島美幸(森三中)、津田篤宏(ダイアン)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、斉藤慎二(ジャングルポケット)の計10名がそろった。精鋭の10名について「ディフェンスよりもオフェンス」と表現した松本さんは、「吉本にあまり捉われないのも、これからどんどん間口を広げていけるかなと思って」と、他事務所の芸人参戦についても見解を示した。2シーズン続けての登場となったジミーさんについては、「ジミーはあってないようなもんですから、ギュッとしたら(芸歴)2か月くらいなんで(笑)」と毒づき、さらに児嶋さんに関しても、「僕はどっちでもよかったんですけどね。本人がやりたいと言ったので、泣く泣く受けたんですよ(笑)」と、冗談とも本気ともつかない口調で記者陣を笑わせていた。Amazon オリジナル「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン 2は4月26日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信スタート。全5話、毎週水曜日に1話更新。(cinamacafe.net)
2017年04月25日俳優・鈴木亮平が主人公・西郷隆盛を演じる、2018年放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」。この度、本作の出演者会見が行われ、瑛太、黒木華、桜庭ななみ、松坂慶子ら豪華キャストが発表された。西郷吉之助(隆盛)は、薩摩(鹿児島)の貧しい下級武士の家に育った。家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を見ると放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。西郷家はますます貧乏になり、家族はあきれかえるが、西郷は空腹を笑い飛ばす。盟友・大久保一蔵(利通)との深い友情や反目、生涯の師・島津斉彬との出会い、篤姫との淡い恋、3度の結婚、2度の島流し…波乱の生涯の中で、唯一無二の揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく――。「不機嫌な果実」「anego」など様々な著書が映像化される林真理子の「西郷どん!」を原作に、「ハケンの品格」や「花子とアン」の中園ミホが脚本を担当する本作。有名な上野の銅像や、世間がイメージする太った無口な男ではなく、エネルギーみなぎる全く新しい“西郷どん”を描く。今回発表されたのは、西郷家ゆかりの人々。西郷の生涯の盟友でありライバルの大久保利通役に瑛太さん。西郷と同じ城下に住む武家の娘で、幼い頃から西郷どんにひそかに思いを寄せ、一度は心ならずも他家へ嫁ぐが、紆余曲折の末西郷3人目の妻となる運命の女性・岩山糸役に黒木さん。西郷家の長女で吉之助の妹・琴役を、大河ドラマ初出演となる桜庭さん。貧乏に追い込まれる西郷家を、兄に成り代わり一家の大黒柱として支える西郷家の次男・西郷吉二郎役に渡部豪太が扮する。さらに、西郷の父・吉兵衛役を風間杜夫、母・満佐子役を松坂さん、大久保の父・次右衛門役に平田満、西郷家に親子代々で仕え、生涯西郷に尽くす熊吉役を塚地武雅が演じる。大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月よりNHKにて放送予定(全50回)。(cinemacafe.net)
2017年03月27日国宝「松本城」5重6階の堂々たる姿を見せる国宝5城のひとつ松本城。天主が築造されてから明治維新までの治世約270年間を支えた美しい城は、今も松本の象徴です。蔵のある街「中町通り」今も白と黒のなまこ土蔵が立ち並ぶレトロな中町通りには、民芸やクラフトのお店や飲食店などのお店で賑わい、古きよき松本の散策が楽しめます。信州上田「真田の郷」長野県上田市の真田氏発祥の地へ。真田氏本城跡で、記憶に新しいNHK大河ドラマ『真田丸』の撮影地へ。第3話で、長澤まさみさん演じる「きり」が、腰をかけていた樺の丸太に座って真田の郷を見渡せば、戦国時代へタイムスリップしたかのよう。ゆきむら夢工房では、ツルツルもちもちの腰のあるそば打ち体験も。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月20日伝統の漆器がモダンで素敵な器に伝統の木曽漆工を今に引き継ぐ丸嘉小坂(まるよしこさか)漆器店のボウル。底は透明なガラスで、色眼鏡と呼ばれた万華鏡を思わせる個性的なデザイン。クリスタルボウルS 6,900円。古代藍が美しい藍染グッズ美しい古代藍の色合いが魅力。明治44年から松本で3代続く浜染工房の銘品です。柄の型を取るところから工程はすべて手作業の型染め作品。藍染めコースター 760円、藍染めブックカバー 1,500円。湯上りに飲みたい! かりんエキス花梨(かりん)は、長野県が日本一の生産量を誇ります。昔からのどや身体にやさしい果実として信州ではおなじみ。ソーダーやお湯で割ったり、ヨーグルトにかけたりといろいろに使えます。1,500円。スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月19日1日1室限定のお部屋は音楽と工芸がテーマ民芸家具の歴史を持ち、今やクラフトフェアでも有名な松本は工芸の街として知られています。また、ヴァイオリン教育のスズキメソッド発祥の地であり、小澤征爾が創立した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」開催の地でもあることから、音楽の街“楽都”とも呼ばれます。1日1室限定の“ご当地部屋”はそんな松本らしく、楽器を作る木材を使ったスピーカーや、実際に吹いて楽しめるフルートを組み込んだオブジェなどが置かれ、松本らしさを体感できます。多彩に楽しめる工夫いっぱいの大浴場「星野リゾート 界 松本」のある浅間温泉は、アルカリ性単純泉のやわらかなお湯。江戸時代には、初代松本城藩主である石川数正によって「御殿場」が置かれ、松本城主のお殿様が通うようになったそう。陰陽イオンを含むので、代謝が促進され、湯冷めもしにくいお湯は、いつまででも浸かっていたいような心地よさです。全26室中15室は、客室に専用露天風呂があってプライベートにお湯を楽しむもよし。男女入れ替え制の大浴場「貴天」と「祥雲」では、内風呂と露天風呂、乾湿両方のサウナ、寝湯や立ったまま入れる湯船など、なんと八種十三通りもの楽しみ方ができます。スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月15日伝統工芸がモダンに生かされた建築美が随所に北アルプスを望む美しく落ち着いた街・松本。その街中に佇む、和モダンな外観がちょっとミュージアムのような「星野リゾート 界 松本」。石畳とガラスの庇のコントラストが美しいアプローチを抜けると、白檀の香る玄関があり、その向こうはドームのような吹き抜けの高い丸天井を持つ開放的なロビーになっています。この美しい空間や意匠は、和モダンを追求する建築家・羽深隆雄氏が手がけたもの。美しい建築作品の中に泊まるような特別感が味わえます。自然素材をベースに、アーティスティックな非日常空間ロビーの天井は、和紙に貝殻をつぶした顔料を使ってクシ引きで塗った雲母刷り、廊下の壁はスサ入り天然土壁が文様を描いています。自然素材を使うことで落ち着いた和の雰囲気を持ちながら、工夫を凝らした意匠がアートのようにも感じられます。仕切りや入り口に使われている組子障子は、木製建具の中では最高の技術が必要とされています。細い檜を何千本と組み合わせて作られた細工に目を奪われてしまいそう。美意識に貫かれた美しきアートな宿には、伝統の技が生きています。スポット情報スポット名:星野リゾート 界 松本住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1電話番号:0570-073-011
2017年03月14日シンガーソングライターのななみが、弾き語りLIVE“ギターなんて大嫌い”の第2弾を南青山MANDARAで開催。今回は、ななみの曲の中でも温かい曲を集めた“愛歌”と、哀しい愛を歌った曲を集めた“哀歌”をテーマに、2ステージおこなった。【チケット情報はこちら】ピアノとアコースティックギターというシンプルなセットながら、聴きごたえは十分。ささやくように歌うななみのウィスパーボイスがすっと心に染み込んでいくと、またたくまに観客は引き込まれていった。1stステージの“愛歌”では、最新アルバム『Light in the Darkness』に収録の『これを愛として』や、ファンのリクエストナンバー1になった『僕らの糸』、ライブには欠かせない人気のナンバー『I live for love』などを熱唱。また、小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』などカバー曲も歌い上げた。昨年、naNami名義で『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のエンディングテーマ『Next 2 U』を担当したななみは、「この曲のおかげで“新しい自分”を見つけることができた」とMCで振り返った。それは、ヴォーカリストとして“声”を求められることが多くなってきたということ。今年1月に上演された人気ライトノベルの舞台『デルフィニア戦記』では、イメージソングも担当している。デビューから曲の色に合わせて歌い方を変化させてきた彼女。いろんな歌声を披露することで、その卓越した歌声がみごと花開いたのである。この日のライブでも、美しく透き通った歌声や、どこまでも深く響く歌声、ドキリとするような力強い歌声など、実にさまざまな声で観客を楽しませた。そんな彼女が本領を発揮するように、4月26日には初のカバーアルバム『この歌がいつか誰かの決心になりますように』をリリースすることを発表した。『はじめてのチュウ』『ロマンティックあげるよ』『secret base~君がくれたもの~』など、アニメソングばかりが収録される。誰もが知っている名曲を、どんなカラフルな歌声で聴かせてくれるのか、今から楽しみだ。取材・文:門 宏
2017年03月09日漫画界の巨匠・松本零士の世界を浮世絵で表現する「松本零士 浮世絵コレクション」企画の第一弾、全6タイトルを紹介する。2017年3月より、全6タイトル、各1,000枚限定で発売されている「松本零士 浮世絵コレクション」。同コレクションでは、松本零士の完全監修のもと『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』、『宇宙海賊キャプテンハーロック』などの作品が、「松本零士 浮世絵コレクション」では浮世絵木版画として和のテイストで生まれ変わる。木版画を手掛けるのは、日本最高峰の手摺木版技術を誇る「竹笹堂」と、ベテランクリエーターを擁する「ひろた組」。さらに、人間国宝「九代目・岩野市兵衛」手漉き越前和紙や、美しすぎる書道家「涼風花」の題字によってその世界はさらに“伝統”の領域へと昇華される。和のテイストが効いた第1弾作品の数々全新作オリジナル6タイトルの中から、本記事では3タイトルを紹介。和テイストで蘇る作品は、画面から飛び出してきそうなほどの躍動感だ。「銀河鉄道テイクオフ」銀河鉄道999の、999をモチーフとした「銀河鉄道テイクオフ」は、今まさに宇宙へ飛び出す瞬間をとらえている。煙突の煙は舞う花びらとなり、希望の象徴として描かれた。敢えて人物を添えず、重量感たっぷりの1枚だ。「波上のアルカディア」「波上のアルカディア」は『宇宙海賊キャプテンハーロック』をモチーフとした葛飾北斎のオマージュ。アルカディア号はマッコウクジラ型ではなく、プレイコミックに連載された当時のオリジナル版を使用している。波の向こうに宇宙を描くことで新しい世界を開いた作品だ。「ヤマト幕末へ」通常、部署によってカラーリングされているヤマトの乗組員の制服を、新選組の時代へとタイムスリップさせた「ヤマト幕末へ」。さらに背景には花火を咲かせることで、さらに華やかな1枚へ。松本ならではの遊び心は、遠くに浮かぶ宇宙戦艦ヤマトに秘められている。期間限定エキシビジョン開催これら作品を展示する「松本零士 浮世絵コレクション エキシビジョン」が、日本橋三越にて2017年7月19日(水)から25日(火)まで開催される。販売は行われないが、各タイトルとも1,000枚限定という作品を目にすることが出来る貴重な機会となるだろう。【詳細】松本零士 浮世絵コレクション公式オンラインショップ:※光の加減により、商品の色合いが掲載画像と実際の商品と異なる場合あり。※100枚に1枚、松本零士直筆サイン入り。※全作シリアルナンバー入り(ナンバー指定不可)※この商品は予約商品。予約受付後約3カ月の発送猶予要。【限定エキシビジョン詳細】「松本零士 浮世絵コレクション エキシビジョン」会期:2017年7月19日(水)~25日(火)時間:10:30~19:30場所:日本橋三越本館3階 ライトウェル特設会場住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1© 松本零士 © BROAD EXPERT/2017
2017年02月27日現在放送中のTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の原作者で漫画家の海野つなみが19日、NHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金 8:15~)に"顔出しNG"で出演した。この日は、年末SP「オンナ×働く」モヤモヤ大特集として「女性活躍」「輝く女性」と叫ばれる中、女性が仕事を続ける上で現れる様々な壁について闊達な議論を展開。コメンテーターとしてほかに、女優・長野里美、作家・本谷有希子、『日経DUAL』編集長・羽生祥子が出演した。近所に漫画家だと明かしていないという海野は、擦りガラスを前に立てつつも、自由に議論に参加した。職場での独身女性と子育て中女性の助け合いに話が及ぶと、同局 有働由美子アナウンサーが独身女性の立場として「時間あるし、都合つくんだからやったらいいと思うんですけど、結局女同士の中で解決させようとする」と経営側の努力不足を語った。有働アナが「あんまり女が文句を言って『やっぱり男を雇うか』とならないように、女性みんなで頑張ろうぜみたいな」と全体の雰囲気を語ると、その場にいた女性たちも一斉に同意。有働アナは「本当に男女50%50%で雇ってみてほしい」と提案した。海野は「こんなことを言いたくないけど、都合よく使われてしまう人って皆都合よく使われてしまう。だって便利だから」と問題点を指摘。海野は、自分のアシスタントが「スキルがあるので、時給は高いです」と言っていることから「『私はこの安い給料では働きません』言えるのが、搾取されないためには、大事なのかな」と、"使われる側"から抜け出すスキルを磨く必要を説いた。これに対して、Twitterでは「海野さん、本質をついた」「激アツな叫び」「胸が痛い」と様々な反応が。スタジオは同意しつつも、有働アナは「そこにいけるまでね」、井ノ原快彦は「『とりあえず明日を迎えなきゃ』という人には、『何でもやります』ということもあるでしょうね」と構造的な問題に対して理解を示した。
2016年12月19日繊維産業が盛んであり、世界的な有名ブランドに生地を供給することでも知られる広島県・備後地方の尾道市で、“デニム”をドレスコードに自転車で「瀬戸内しまなみ街道」を駆けるイベント「DENIM RUN Onomichi」が11月23日に開催される。「DENIM RUN Onomichi」は、ツイードを着こなし、街を自転車で楽しく走るイベント「TWEED RUN TOKYO」と連携したイベント。ロンドンで始まったツイードランは世界各地に広まり、現在日本では「TWEED RUN TOKYO」が開催されている。尾道のデニムランでは、ドレスコードをツイードではなくデニムに設定。ジャケットやパンツ・小物にデニム素材を使ったファッションを身にまとい、サイクリングを楽しむイベントとなっている。「DENIM RUN Onomichi」の舞台は、サイクリストの聖地として知られ国内外から多くのサイクリストが集まる、広島県尾道市を通る「瀬戸内しまなみ街道」。ONOMICHI U2をスタート・ゴールに、デニムを身にまとい、デニムの名産地である尾道でのグループライドを楽しめる。また、イベント後にはONOMICHI U2のThe RESTAURANTでティーパーティー等も開催される。参加資格は18歳以上で日常的に自転車に乗っている人。参加費は無料だが自転車保険(保険料1,000円)への加入が必要。エントリーに関する詳細は「DENIM RUN Onomichi」公式HP()にて。※荒天時はライド中止、別の企画が実施される。
2016年10月31日「デニムラン尾道 2016」が広島県尾道市のしまなみ海道で2016年11月23日(水・祝)に開催。ファッションプレスでは、画像ギャラリーで開催模様を公開中。英国で始まった、ツイードを着こなし、街を自転車で楽しく走ることを目的とした「ツイードラン」。今回、ドレスコードを“デニム”として初開催される「デニムラン」は、ジャケットやパンツ・小物など、デニム素材を使ったファッションを楽しみながら、ONOMICHI U2をスタート・ゴールにグループライドを楽しむイベントだ。会場の瀬戸内しまなみ海道は、国内外から多くのサイクリストが訪れるスポット。また、尾道市が位置する広島県・備後地方は繊維産業が盛んで、世界的な有名ブランドに生地を供給するなど、品質の高いデニムの産地としても知られている。ライド後は、ONOMICHI U2のレストランにおいて、ティーパーティーなども開催予定だそう。瀬戸内の景色と味覚を本イベントで楽しんでみてはいかがだろう。※イベントは2016年11月26日に終了。【詳細】<終了>デニムラン尾道 2016開催日程:2016年11月23日(水・祝)※荒天時はライド中止。別の企画を準備する。開催場所:広島県尾道市・しまなみ海道スタート・ゴール:ONOMICHI U2※ショートコースとロングコースあり。※コース詳細は参加者にのみに通知。ドレスコード:ジャケット・パンツ・ベストなど、デニム素材のアイテム着用参加資格:18歳以上(エントリー時に、身分証明書を提出)日常的に自転車に乗っていること(街乗りに慣れているレベル) 自転車を違法改造していないこと料金:無料。但し、自転車保険(保険料 1,000円)に加入。
2016年10月30日シンガーソングライターのななみが、全国ツアー“ななみ 2016 tour「白と黒の世界」”を開催中。9月17日には、東京で初ワンマンを行った原宿アストロホールに約2年ぶりに登場し、シンガーソングライターとして成長した姿を見せ付けた。【チケット情報はこちら】本ツアーは、黒(陰)と白(陽)をコンセプトにした2ndフルアルバム『Light in the Darkness』を引っさげた、バンドセットによるワンマンライブツアー。赤いライトに警告音が鳴り響く中、“黒いななみ”による“黒の世界”のステージからスタートした。挑発するように、セクシーな黒のドレスを着たななみが、『サイレン』や『通りゃんせ』などを、荒々しく披露。狂気を帯びた目、切なく哀しげな表情で歌い、観客を圧倒した。中盤からは、天使のような純白のドレスを身にまとった“白いななみ”による“白の世界”に。『only lonely』など、優しく柔らかな表情で歌い上げ、浄化されていくようなステージを展開。さらに、「夢が叶った希望の曲」と語る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のエンディングテーマ『Next 2 U 』(自らのアルバムでカバーしたVer)を笑顔で熱唱し、会場を盛り上げた。「このステージで初めて東京でワンマンライブをやったときは、楽しい音楽ができてなかったと思います。楽屋に戻ってから、“これでいいのかな?”と考えたり。今日は、ちゃんと楽しいライブができてます」と語ったななみ。当時の自分に向かって歌うように、『今日も大丈夫。』を歌い上げた。このライブでいろんな異なる彼女を演じてきたななみ。最後は、「最近の私は、私が私でいられることを、心がけています」と、引きこもっていた10代の頃を歌った自己紹介の曲を披露し、本当の自分をあらためて表現した。感謝を込めておじぎする彼女に、観客の拍手は鳴り止まなかった。全国ツアーは残すところ、10月1日(土)大分・BRICK BLOCKでの凱旋ライブのみ。チケット発売中。また、12月1日(木)・2日(金)には東京・下北沢440で弾き語りライブを開催することを発表した。取材・文:門 宏
2016年09月21日公開初日を迎えた映画『絶壁の上のトランペット』の舞台あいさつが17日、東京・新宿 シネマート新宿で行われ、桜庭ななみ、L.Joe(TEENTOP)、辰巳琢郎、久保田悠来、ハン・サンヒ監督が出席した。沖縄の石垣島を舞台に、女子大生のアオイ(桜庭ななみ)とトランペットを奏でる神秘的な青年ジオ(L.Joe)が織りなす感動のラブストーリーを、日韓合作に意欲的な韓国のハン・サンヒ監督が繊細なタッチで描いた本作。公開初日となったこの日は、主演の桜庭ななみをはじめとするキャスト陣とハン・サンヒ監督が登壇して舞台あいさつを行った。繊細な女の子・アオイを演じた桜庭は「何か1つ欠けているというか、寂しいものがある女の子だったので、演じることは難しかったですが、魅力的な女の子を演じられて嬉しかったです。本当に繊細な性格だったので、微妙な感じを監督と相談しながら演じました」とコメント。台本を読んだ時の印象を「なかなか人に思いを伝えられないところは似ているかなと思いました」と自身との共通点を挙げていた。桜庭の相手役を務めたL.Joeは、本作で日本語の演技に挑戦。冒頭のあいさつでは「公開を迎えてワクワクしています。今日来てくれてありがとうございます」と流暢な日本語であいさつすると、熱い韓流ファンから黄色い声援が飛んで照れ笑いを浮かべるも「当然のことながら日本語での演技は難しかったです。何が何でも日本語をしっかりと覚えて撮影に臨もうと思いました。辛うじて無事撮影を終えることができました」と安堵の表情。これに桜庭は「L.Joeさんが一生懸命演じて下さって素敵な演技で助けていただきました」と感謝しながら、L.Joeがお気に入りだという2人で自転車に乗ったシーンについて「本当に景色もキレイで空気も美味しく、運転も上手だったので乗り心地がよかったです」と好印象の様子。最後には「短い撮影期間でしたが、温かい作品を作って下さった監督にも感謝しています。たくさんの方に届くといいなと思います」とアピールしていた。
2016年09月18日9月17日公開の映画『絶壁の上のトランペット』の完成披露上映会舞台あいさつが17日、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、桜庭ななみ、L.Joe(TEENTOP)、辰巳琢郎、ハン・サンヒ監督が出席した。沖縄の石垣島を舞台に、女子大生のアオイ(桜庭ななみ)とトランペットを奏でる神秘的な青年ジオ(L.Joe)が織りなす感動のラブストーリーを、日韓合作に意欲的な韓国のハン・サンヒ監督が繊細なタッチで描いた本作。そんな本作の舞台あいさつに、主演の桜庭ななみをはじめ、桜庭の相手役を務めたL.Joe、アオイの叔父を演じた辰巳琢郎、そしてハン・サンヒ監督が登壇した。主演の桜庭は「この日を迎えることができて本当にうれしいです。1年前に撮影したんですが、ようやく皆さんの目に留まることになると思うと胸がいっぱいです」と感慨深げで、「この映画は大切な人との時間を大切にしようと考えられる映画です。皆さんも今日見終わったら、大切な人と大切な時間をお過ごしください」とアピール。演じたアオイというキャラクターについて「台本を読んだ時は明るくて元気なイメージでしたが、監督から温かくて優しい女の子を演じて欲しいと言われたので、その点を考えながら一つの切なさを持って演じました」と明かした。そんな桜庭をハン・サンヒ監督は「桜庭さんは考えていたよりも考え方とかが深い女優さん。現場ではどこから元気が出るのかと思うくらいいつも元気で、芝居も完璧でしたね」と褒めていた。また、相手役のL.Joeについて桜庭は「一緒に写真を撮ったことがあったんですが、L.Joeさんが私の顔を見て『クレヨンしんちゃんのしんちゃんに似ている』と言ったんです。初めてしんちゃん似と言われ、それは喜んでいいのかと(笑)。だからこの場をお借りしてお聞きしたいんです」と迫ると、L.Joeは戦々恐々としながらも「僕はしんちゃんが大好き。しんちゃんに似ていたのですごく嬉しかったんですよ」と説明していた。映画『絶壁の上のトランペット』は、9月17日より順次全国公開。
2016年08月18日『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のエンディングテーマ『Next 2 U -eUC-』を歌うななみが、2ndフルアルバム『Light in the Darkness』を引っさげ、8月26日(金)大阪より全国ツアー“ななみ 2016 tour「白と黒の世界」”をスタートする。ライブは文字通り“白”と“黒”のななみが観られるステージになりそうだ。【チケット情報はこちら】本作でななみは、陰と陽、ネガティブとポジティブなどを黒と白の曲で表現。前半6曲が黒で、後半6曲が白に分かれている。ななみは、「いろんな歌い方をするのが好きなので、どの曲もかぶらないように歌っています。黒い曲で一番好きなのは6曲目の『SaRieL』、白は7曲目の『only lonely』。黒からだんだん白に浄化されていくようなイメージのアルバムです」と紹介した。アルバムの8曲目には、『機動戦士ガンダムUC』1stエンディングテーマの別バージョン『Next 2 U』を収録。8月13日(土)、14日(日)には『機動戦士ガンダムUC』スペシャルライブイベント「RE:UnChild」、11月3日(木)には「澤野弘之 LIVE [nZk]004」に出演し、「澤野さんのライブのステージに立ちたい」という夢も叶える。全国ツアーのステージでは、「ライブも白と黒に分けようと思ってます」というななみ。「キャラが違い過ぎるって言われても、そこは世界が違いますので、白と黒の自分を演じ分けようと。私の中にいる10代の頃の自分を引きずり出してやりたいなと思います」と意気込み十分。さらに、4月から6月にかけて行った“生きる”をテーマにした自主企画ライブ「ALIVE」でいろんな空気を感じ取ったようで、「ライブを観てくれている人は笑顔でいるより、涙を流しているほうが嬉しい。作り笑顔はできるけど、泣くのは難しいと思うんです」とななみ。「イベントで私が登場するのはいつも最後。他の方が作った空気感にあわせたライブをいつも考えていました。だからツアーも会場によって、自分の空気を作り出していこうと思います」と意気込みを語った。全国ツアーは、8月26日(金)大阪・umeda AKASO、9月11日(日)福岡・Gate’s7、9月17日(土)東京・原宿アストロホールは一般発売中。10月1日(土)大分・BRICK BLOCKの一般発売は8月13日(土)。取材・文:門 宏
2016年08月12日お笑い芸人のケンドーコバヤシが4日、東京・台場のフジテレビで取材に応じ、同局系バラエティ特番『人志松本のすべらない話』での主宰者・松本人志について、すべらない話が尽きたという空気を「感じたことがない」と語った。同番組では、先月の放送で30回目を迎えたことを記念して、松本、千原ジュニア、宮川大輔、星田英利、河本準一、ケンドーコバヤシ、兵動大樹、小籔千豊、木村祐一の9人が選んだ、40のエピソードを収録したDVDを、7月27日に発売。コバヤシはその中でも、木村が披露した"大山のぶ代がペペロンチーノをオーダーした話"を「すごい好きですね」とイチ押しに挙げた。初期の頃から出演しているコバヤシだが、すべらない話のネタ探しのために、タクシー移動を電車に変えてみたり、馴染みの店をやめて新たな店に飛び込んでみたりしたそうだが、「意外と世の中、何も起こらへんことを実感しました」と苦労を語る。ネタ探しがエスカレートし、「一時、歌舞伎町に行ってヤバそうな人の後ろをついて行ったりもしました。逆に向こうが気味悪がって距離とられましたけど(笑)」ということもあったそうだ。だが、本番中で「次サイコロ回ってきたらもう(話が)無いみたいな空気を、僕、松本さんからは感じたことないんです」といい、「すごい人やなぁと思いますね」とあらためて尊敬。また、新たに参戦してきてドキドキした人を聞かれると、「やっぱり古舘(伊知郎)さんでしたね」と即答した。この番組に出演し始めてから、地方営業に行った際、そこでのイベントの司会者に「最後に1つすべらない話をお願いします」と振られることが何度かあったそうで、「なかなかしゃべりにくいなということがあるので、全国の地方のMCの方、ぜひ注意してください」と注文。同番組12年の歴史の中で、著名人がパーティー形式で観戦するというスタイルで行われた時期もあったが、「僕の個人的な思いなんですけど、金持ちに奴隷の決闘を見せているような感じがあって、すごく寂しかったんです…」と振り返り、報道陣を笑わせた。
2016年08月05日3か月連続で開催しているシンガーソングライターななみの主催イベント“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」”が、6月23日(木)に最終回を迎える。本公演に出演するななみ、金木和也、NIKIIE、小林未郁が都内某所に集まり、イベントに向けて語り合った。【チケット情報はこちら】“生きる”をテーマにシンガーソングライターたちが命がけのライブを届ける本イベント。その世界観を支持するファンが回を追うごとに増え、盛り上がりを見せている。ななみは、「過去2回、出演者全員が精神的な部分に訴えかけるステージでした。今回のみなさんも音楽とともに生きている方たちですので、ありのままにやっていただきたいです」とリクエストを伝えた。それを受けて、金木は、「曲を書くときもそうなんですけど、リアルをテーマにしていて。だからライブもそのままリアルでやろうと思います。見ている方には、感じたいように感じてもらえたら」と意気込みを語った。NIKIIEは、「自分を表現するすべが音楽で、ライブでは自分も生きる活力をもらっています。リアルタイムで感じている“生きること”をしっかりと表現して、楽しんでやりたいです」と意欲を見せた。小林は、「私の曲は、死を感じることによって、より生きることを求めていくような歌。みなさんの音楽も受けて、いつも通りどこまでも落ちていく感じで、ヒリヒリした部分を担当できたら」と抱負を語った。イベントの最後には出演者全員による恒例のセッションを予定している。「曲はまだ決まってないんですが、誰もが知っているような洋楽の曲がいいかなと思っています。小林さんには木魚で参加してほしいです(笑)」とななみが言うと、「鳥の形をした木魚を持っているんです。見た目もかわいいですよ」と小林。「ななみちゃんは声が低いのでブラックっぽい曲もいいかもと思ったんですけど……、木魚も聴きたい(笑)」(NIKIIE)との意見も。イベントのラストを飾る楽曲にも期待してほしい。最後にななみは、「歌っているこっちよりもお客さんがライブしてるんじゃないか、というくらいにお客さんの表情がいつも生き生きとしていて、すごく生きてるっていうことが伝わってきます。これが最終回なので、私自身も生きていてよかったと思えるライブにしたいです」と締めくくった。本公演は6月23日(木)に東京b・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年06月16日シンガーソングライターのななみが、5月12日に対バン形式の主催ライブ“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」”の第2回を東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。“シンガーソングライターの命がけのライブを届ける”をテーマにした本イベント。この日は出演者すべてが女性となり、華やかさも加わったステージとなった。トップを飾ったのは、音楽レーベル“unBORDE”からデビューが決まった、あいみょん。ドキリとするような刺激的、かつユーモアを含んだ歌詞が魅力的で、想いを吐き出すように歌う姿が観客を釘付けにした。2番手はカヨコが登場し、1曲目からアコースティックギターを力強くかき鳴らしながら熱唱。カヨコの今の決意を綴った新曲『夢を見ろ』などパワフルなステージで魅了した。続いて登場したいであやかは、会場の熱気を優しく冷ましていくように、鍵盤の弾き語りでしっとりと歌い上げていった。母親のことを歌ったバラード『ひだり手』などを歌い上げ、会場を感動に包み込んだ。そして、イベントのトリに、ななみが登場。今年3月にリリースしたミニアルバム『桜』に収録された『勝利』からスタート。自身に歌詞を染みこませるように目を閉じたまま歌い上げ、穏やかな空気感の中にありながら、情熱的な歌を響かせた。そして、「報告がある」と切り出したななみは、2ndフルアルバム『Light in the Darkness』を7月6日(水)にリリースすることを発表。アルバムの新曲『only lonely』を披露し、「なんだかすごく幸せです。音楽が私の価値を高めてくれています」と、ステージで歌うことへの喜びをコメント。最後はイベントのタイトル曲『ALIVE』で締めくくった。アンコールには、「一緒に歌いたい方に出演してもらっているので、今回も一緒にやりたいと思います」とななみが3人をステージへ呼び込み、「勇気をもらっている曲」というケルティック・ウーマンの『ユー・レイズ・ミー・アップ』をセッション。4人の美しい歌声とハーモニーで観客を感動させた。3か月連続で行ってきた同イベントの最終回は、NIKIIE、小林未郁、金木和也を迎え、6月23日(木)に東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。チケット発売中。また、東京、大阪、福岡で開催する全国ツアー“ななみ 2016 tour「白と黒の世界」”の先行を実施中。受付は5月26日(木)23:59まで。取材・文:門 宏
2016年05月25日シンガーソングライターのななみが、主催イベント「ALIVE 2016」の第2回を5月12日(木)に東京・duo MUSIC EXCHANGEにて開催。このイベントに出演が決まった、いであやか、あいみょん、カヨコとともにイベントに向けて初めての座談会を行った。【チケット情報はこちら】本イベントは、“シンガーソングライターたちの命がけのライブを届けたい”と考えたななみが「ALIVE」と銘打って企画した3か月連続の対バンライブ。4月1日に同会場で開催した第1回では、「ライブの定番の流れをとっぱらって、“音楽があるから生きてるのか、生きてるから音楽をしてるのか”、それをステージで表したい。盛り上げようとしなくていいから。魂のままがいい」と出演者とテーマを共有して行われた。第2回目は、ななみが“好きだから”という理由で選んだ、「ALIVE」唯一の女性だけの日。「私の中では一番熱い日です。でも、たぶん中身は男っぽい方ばかり(笑)」というななみに、3人も笑顔で同意した。イベントのテーマを聞いたカヨコは、「年々“人生”について歌う歌が増えているので、“生きる”というしっかりとした軸があるこのイベントでは、テーマに沿いながら自分らしく歌えそう」とアーティストの意志が感じられるイベントへの出演に賛同。いでは、「自分の曲の中にある“生きる”っていうテーマの曲を見つめ直せるし、そのテーマの中で自分がライブをするといままで見つけられなかった自分に出会えるかなっていう楽しみがある」と新しいことへの挑戦に喜びを表した。あいみょんは、「私の歌は“死ぬこと”と“生きること”っていうテーマが強いので、自由にやらせてもらえそう。女性のシンガーソングライターさんと一緒にやるのも久しぶりですので、楽しみ」と抱負を語った。第1回同様に、今回もイベントの最後に出演者によるセッションを行う。「3人からセッションしたい曲のリクエストをいただいたので、何を演奏するかちょっと考え中です。今回も洋楽にしようと思っていて、女性らしい、しなやかな曲を演奏できたら」と明かしたななみ。今後は4人でスタジオに入り、しっかり詰めていくとのこと。セッション曲はイベント当日までのお楽しみ。“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」vol.2”は5月12日(木)東京・duo MUSIC EXCHANGEで開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年04月27日シンガーソングライターのななみが、対バン形式の主催イベント“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」”を3か月連続で開催。4月1日(金)に開催される第1回に出演が決まった戸渡陽太を迎え、イベントの打ち合わせを兼ねて対談を行った。【チケット情報はこちら】“人生について魂を込めて歌う方とご一緒できたらと”というななみの思いから、“生と唄”をコンセプトに対バンイベントを企画。“好きなアーティストと対バンする”こともテーマのひとつで、男性アーティストで一番最初に挙がったのが戸渡だった。大分県出身のななみは2014年10月に『愛が叫んでる』でデビュー。戸渡は福岡県出身で同年11月に『プリズムの起点』をリリースした。出身地、デビューも近い同世代のふたりは、3年前に大分で開かれたイベントで初対面。その後、各地のイベント会場ですれ違うことはあっても、面と向かって話をするのはこれが初めてだという。「すごくいい声だなと。歌もうまいし、いろんな声を使われている」という戸渡に、ななみも「アルバム2枚とも聴いています。声がステキです」と、お互いの魅力的な歌声を認め合っていた。対バン形式のイベントには、思い入れがあるふたり。たったひとりで全国各地を回る“武者修行ライブ”を行ったななみは、「イベントの色や他の出演者に捉われることも多かったけど、精神的にもアーティスト的にも鍛えられた」という。自身も対バンイベント“10番勝負”を開催している戸渡は、「知り合いが主催するイベントは一緒に作り上げていく過程がいいところで、知らないアーティストばかりのイベントは新たな発見や出会いがある。そんな中での自分との闘いもおもしろいし、対バンは好きですね」と語った。第1回は、大分県出身で福岡を中心に活動していた古澤剛の出演も決定。「“大分の音楽の兄”と呼んでいる人で、すごく好きな方」というななみに、戸渡も昨年11月のイベントで対バンし、共通の知り合いもたくさんいるという気心の知れた間柄。「セッションするなら、洋楽がいいですね。お客さんがぽかんとするようなコアなジャンルもいいし、コーダライン(アイルランドのロックバンド)もいいなぁ」というななみに、戸渡は「全くジャンルの違うワールドミュージックとか。インドネシアの4行詩で韻を踏んでつくる“パントン”という詩があるんですけど、交互に書きあって曲をつくるのもおもしろいですね」とアイデアはとまらない。どんな化学反応が巻き起こるか当日のお楽しみ。第1回は4月1日(金)に東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年02月24日