朝井リョウのベストセラーを映画化した『桐島、部活やめるってよ』のメガホンを握った吉田大八監督と主演の神木隆之介がインタビューに応じた。その他の写真バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部を巡り、その親友や恋人から全く関係のないはずの生徒まで、学内の人間関係が少しずつ変化していくさまを描いた本作。原作の持つ瑞々しい感覚を最大限に活かしつつ、映画はより鋭くそして、残酷に学校という世界の一面を切り取る。監督は「僕の方が朝井さんより少し意地悪なのかもしれない」と笑いつつ、「僕が一番に感動したのは、小説の最後に出てくる映画部の前田(神木)と桐島の親友の宏樹(東出昌大)のやりとり。ここにたどり着くために物語を作り上げていった」と語る。「ジっとこちらを見つめる視線に心の奥底までのぞかれてしまうような気がした」とは神木が監督に抱いた第一印象。若いキャスト陣と倍以上も年の離れた監督は、この冷静な眼で彼らを見つめ、映画の肝とも言える人物たちの“距離感”を探っていった。「俳優たちが自分の生理にウソをつかずにセリフを言ったり動いたりできるようにしたくて、撮影前にリハーサルだけでなく、ただ一緒に過ごす時間も取ってもらったんです。それを少し離れたところから見て、どうやって彼らにコミットすればこの微妙な関係性を壊さずにカメラに収められるかという間合いを測りました」と慎重な積み重ねの上に作り上げた空気感について語る。前田は“下”のグループに属する一見サエない学生だが、神木は「何を言われても『これがやりたい』と言える芯の強さに共感した」と明かす。さらに「前田は監督自身なんじゃないかと思うんです」とも。それは吉田監督に演技指導を受けながら抱いた感覚だった。「前田という男の子が監督を通してスッと僕の中に入ってくる不思議な感覚でした。これまでのどの監督の指導とも違って、吉田監督からはそのまま人物を渡されたような感じだったんです」。そんな神木の言葉に吉田監督は「最初は『勘違いだよ』と言ってたんですが、あちこちで神木くんがそう言うのを聞く内に、自分でもそんな気になってきて混乱してます」と苦笑を浮かべるが、称賛を込めて「やはり前田は誰よりも神木くん自身」と言い切る。「日常をやり過ごしながらも大事なものを守る強さを神木くんも持ってると思います。前田はカメラを通じて世界と“対決”するわけだけど、そこに神木くんが自分の中から引き出してきた説得力をしっかりと感じましたね」。『桐島、部活やめるってよ』8月11日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月09日ある日突然、学校のスターである「桐島」というひとりの人物が部活を辞めるといううわさに振り回される周囲の高校生たちの人間模様を瑞々しく描いた、新たなる青春映画『桐島、部活やめるってよ』。主演の神木隆之介や橋本愛、大後寿々花を始め、600人を越えるオーディションを勝ち抜いた若き原石たちの活躍する本作で、映画デビュー作ながら一際存在感を放つ新進俳優、東出昌大の“男泣き”映像をシネマカフェが先行入手!数々の映画賞を受賞した『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』など、群像劇を得意とする吉田大八監督の真骨頂とも言うべき本作。姿を見せない「桐島」という人物を中心に、学校内でのグループの棲み分けや将来への葛藤、違和感、そして淡い恋心など、10代ならではの感情をまるで本物の学校を覗き見しているかのように、リアルかつ重層的に描き出している。監督独自の選択眼によって、600人以上が参加するワークショップ形式のオーディションで選ばれた若きキャストたちは、経歴もキャラクターもバラバラ。高知県で行われた1か月以上に及ぶ合宿生活で臨んだ撮影現場には、映画同様の“ガチ”の青春が渦巻いていたとか。シネマカフェに到着した東出さんのインタビュー映像は、昨年12月、まさにその撮影のオールアップを迎えた後で撮られたもの。吉田監督自らが最も時間と労力をかけて選び抜いた人物とあって、劇中でも一際スター性を感じさせる彼。モデルとしてパリコレクションなど海外でも活躍している、まさに原石であるが、初めての映画、それも倍率の最も高かった役どころということに対してプレッシャーもさぞかし大きかったのだろう。全ての撮影を終えて解放されたのか、堪えていた涙があふれるのも構わず、本作に賭けていた思いを口にする。こちらの映像のほかに、若きキャストたちの素顔や本音を垣間見れるメイキング映像をそのまま映し出した映像や、彼らがキャラクターとしてインタビューに答える“フェイクインタビュー”の映像で構成された5種類のスペシャルテレビスポットが、WOWOWのみで既に先行放送されている。映画『桐島、部活やめるってよ』公式サイトでも公開予定なので、ぜひほかの映像も合わせてチェック!『桐島、部活やめるってよ』は8月11日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年07月31日注目の新鋭作家・朝井リョウのベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』の公開に先立ち、日本映画界初!? となる“太っ腹”な招待企画が決定した。その他の写真本作は学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、校内の微妙な人間関係に変化が生まれていく様を追った青春群像劇。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『パーマネント野ばら』などの吉田大八監督が、本物の学校を覗き見しているようなリアルかつスリリングな演出で、少年少女たちの複雑な心模様を映し出す。神木隆之介、橋本愛らフレッシュな顔が揃ったキャスト陣にも注目の一作だ。今回決定した招待企画は、“全国一団体限定”でメンバー全員分の劇場鑑賞券をプレゼントするというもの。“沢山の人に映画を観て欲しい”という想いに端を発し、吉田大八監督と佐藤貴博プロデューサー発案でチケット代はふたりのポケットマネーから賄われることとなった。劇中にバレー部、映画部、バドミントン部、吹奏楽部といった数多くの部活が登場することにちなんだ企画だが、クラブ活動に限らず、サークル・同好会などによる応募も可能で、学生に限らず一般からの応募も受け付けるという。さらにはクラブの人数も不問。応募方法は団体名・団体が所在する都道府県名・活動内容とPRを記載のうえ、“メンバー全員の集合写真”を提出するだけと、いたって簡単なもの。吉田監督と佐藤プロデューサー自らが選考にあたる。名門高校の野球部ともなると部員が100人を超す場合もあることから、最大でひとり当たり10万円近い負担となる可能性もあり、選考結果にも注目が集まる。また、選ばれた団体の写真と団体プロフィールは公式サイトなどで発表される。応募期間は7月27日(金)から8月8日(水)まで。詳細は公式ホームページに掲載中だ。『桐島、部活やめるってよ』8月11日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー文:渡部あきこ
2012年07月27日『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が、小説すばる新人賞を受賞したベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』の無料試写会が7月3日(火)に早稲田大学で実施されることが決定した。その他の写真『桐島、部活やめるってよ』は、成績優秀で彼女は校内一の人気者というバレー部のキャプテン桐島が、ある日突然、部活を辞めたことで、歪みはじめる人間関係を描いた青春映画。神木隆之介を主演に迎え、橋本愛、大後寿々花らが出演する。今回の試写会は、原作者の朝井リョウ、吉田監督、プロデューサーの枝見洋子氏が早稲田大学出身であることから実現。当日は上映後に、吉田監督と枝見氏、映像作家としても知られる安藤紘平教授が登壇し、Q&Aが行なわれる予定だ。参加希望者は事前受付不要で、当日、直接会場に来場すれば、定員 1100人まで無料で入場できる。学生だけでなく、一般の観客も参加できるため、当日は多くの観客が足を運ぶことが予想される。映画『桐島、部活やめるってよ』公開記念特別試写会&Q&A日時:7月3日(火)16:00開場/17:00開映※上映後Q&Aあり19:00~19:40会場:早稲田大学大隈大講堂(定員1100名)登壇者:吉田大八監督、枝見洋子プロデューサー、安藤紘平教授対象:学生・教職員・一般(事前受付不要/当日直接会場へ)『桐島、部活やめるってよ』8月11日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年06月08日先週、武道館を含む東名阪の単独来日公演を大盛況のうちに終えたばかりのノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズが、今年のフジロック2日目、7月28日(土)のヘッドライナーとして出演決定。1月、5月に続き、今年3度目の来日が実現する。FUJI ROCK FESTIVAL’12 開催情報ノエル・ギャラガーは、オアシス時代に2001年、2009年で2度フジロックのヘッドライナーを務めたことがあり、今回で3度目のヘッドライナーを果たす。また、実弟である元オアシスのリアム・ギャラガー率いるビーディ・アイも、今年フジロックに出演することが決定しておりますが、今年両者が同じロック・フェスに出演するのは、このフジロックだけということで、大きな話題を呼びそうだ。去年10月に、オアシス解散後初となるソロ・アルバム『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』をリリースし、世界中で大成功を収めているノエル・ギャラガー。アルバム・リリース直後からスタートさせた大規模ワールド・ツアーは、先週の日本ツアーのあともまだまだ続き、現在は一大ヨーロッパ・ツアーを敢行中。夏にはフジロックを始め世界各国のフェスにも出演。秋には本国イギリスの大舞台ウェンブリー・アリーナでのライヴも控えており、驚異的なほど精力的なスケジュールで世界中をツアー中だ。1月の初来日公演からわずか4か月後に行われた2度目の来日公演は、セットリストの大幅な変更こそなかったものの、バンドとしての一体感は1月とはまた違った格別なものになっており、会場全体に再び大きな感動をまき起こしたノエル。これまでも伝説のフジロック・ライヴを残してきた彼だけに、今年のフジロックでの夜空の大合唱ライヴもまた、新たな伝説残してくれるかもしれない。「FUJI ROCK FESTIVAL’12」は、7月27日(金)・28日(土)・29日(日)に新潟県 湯沢町 苗場スキー場にて開催。チケット発売中。
2012年06月01日元オアシスのノエル・ギャラガーによる初ソロ・プロジェクト“ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ”。 去年10月に発売されたセルフ・タイトルのデビュー・アルバムは、当然の如くUK1位、日本でも1位を獲得し、全世界で大ヒットを記録している。そんな中、今年の1月に初来日公演が行われ、東京2 daysのチケットは即完。チケットはプレミアム化し大きな話題になったばかりだが、早くも5月には東京・大阪・名古屋をまわるジャパン・ツアーのため、今年2度目の来日を果たす。この5月のツアーは、1998年にオアシスで初めて武道館のステージに立って以来、14年ぶりの武道館公演も含まれており、ノエル自身にとってもファンにとっても、メモリアルでスペシャルなツアーとなる。ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズツアー情報そんな特別な5月来日公演を記念して、日本武道館公演の当日、5月23日(水)にノエル・ギャラガー本人に直接質問ができるというスペシャル企画「Q&Aセッションat武道館」を開催することが決定した。あのノエル兄貴に自分の質問を直接ぶつけられる一生に一度のチャンス。こちらの応募キャンペーンは、ノエル・ギャラガー公式サイトで4月18日(水)よりスタートする。さらに、今回の来日公演を記念し、「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」完全生産限定来日記念盤CD+DVDも、5月16日(水)に急遽発売が決定。DVDには、2012年2月29日ロンドンで行われたNME AWARDSからのライヴ・パフォーマンス映像6曲を収録。ノエルはこの授賞式で、「神がかった天才- Godlike Genius」賞を受賞したが、そのトロフィーを手に、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのヒット曲ばかりでなく、オアシスの代表曲 「ドント・ルック・バック・イン・アンガ―」「ハーフ・ザ・ワールド・アウェイ」も熱唱。まるで戦友のように肩を組みあい一体となって大合唱する会場での、貫録さえ感じさせるノエルの最高のライヴ・パフォーマンスを堪能できる。また、アルバムからのシングル「イフ・アイ・ハッド・ア・ガン」「ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー」「AKA…ホワット・ア・ライフ!」の3つのミュージック・ビデオを、オープニングとエンドクレジットを挿入した形で一篇のショート・フィルムに編集した作品「ライド・ザ・タイガー」と、最新ビデオ「ドリーム・オン」をDVDに収録。さらにCDには今回の来日記念盤ボーナストラック2曲を追加収録した、超豪華な来日記念盤となっている。■ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズJapan Tour 2012東京 5/23(水) 日本武道館名古屋5/24(木) 愛知県芸術劇場大ホール大阪 5/26(土) 大阪市中央体育館
2012年04月18日リンツのクリスマスのスペシャルメニューは、カカオの香り豊かなダークチョコレートクリームのセンターを、ふんわり軽い口どけのミルクチョコレートのムースが包みこみこんだ、「ミニ・ビュッシュ・ド・ノエル」。リンツ ショコラ カフェ 銀座店・表参道店で、12月1日より25日までの期間限定で販売する。チョコレートと相性の良いヘーゼルナッツのカリカリとした食感、しっとりとしたチョコレートのビスキュイ生地、そして土台にはサクサクのサブレブルトンを使用され、様々な食感が楽しめる。デコレーションにはチョコレートのマカロンをトップにあしらい、両サイドにはツリーをかたどったリンツのチョコレートプレートが。テイクアウトのほか、リンツ ショコラ カフェにて期間中は飲み物と一緒にいただくこともできる。クリスマスの雰囲気に包まれた店内で、お買物がてらほっと一息いかが?リンツ ミニ・ビュッシュ・ド・ノエル期間:2011年12月1日~12月25日価格:ケーキセット銀座店¥1,600/表参道店¥1,250テイクアウト銀座店、表参道店とも¥850 公式サイト
2011年12月01日美容液「ジェニフィック」「ヴィジョネア」などのキット4種ランコムは、ノエル(クリスマス)だけの、<HAPPY HOLIDAYS>美容液限定キットを、WEB先行、個数限定で、10月14日発売した。日本女性を虜にし、かつてないリピート率を誇る、ランコムNo.1エイジングケア美容液「ジェニフィック」のキット「ジェニフィック キット」(14,175円)をはじめ、「ヴィジョネア キット」(15,225円)、「レネルジー キット」(18,375円)、「メラノ-ライザー キット」(11,025円)の4種。全てのキットで「ジェニフィック」が試せる「ジェニフィック キット」は「ジェニフィック(美容液)」(50mL 現品) にトライアルサイズの「ジェニフィック」(7mL)、「ジェニフィック アイセラム(目元用美容液)」(4g)、「ジェニフィック マスク(シート状マスク)」(16mL×1枚)をセット。「ジェニフィック」は、日本女性のためだけに、日本独自のフォーミュラで開発された、肌の真髄から、生まれたての質感へ導く美容液。洗練された、キメ細やかで輝く若々しさにみちた肌をもたらすという。美容液限定キット全4種には、全てトライアルサイズの「ジェニフィック」(7mL)がセットされており、その効果を試すことができる。各キットの詳細は「ノエルだけの美容液限定キット」ページ参照のこと。元の記事を読む
2011年10月15日一台でさまざまなタイトニング治療が可能美容整形・ノエル銀座クリニック(東京都中央区銀座)は、6月よりスペインで開発された5種類のハンドピースを持つアンチエイジング機「ウルティマ(Ultima)」を導入した。「ウルティマ」は、モノポーラ・バイポーラ・マルチポーラと、3種類のRF(Radio Frequency:高周波)ハンドピースと、IPL(Intense Pulsed Light:インテンスパルスライト)+RFハンドピース、キャビテーションハンドピース(2種類)により、1台でさまざまな治療が行える複合機。痛みを軽減し幅広いアンチエイジングに効果「ウルティマ」の「トリプルRFシステム」では、到達深度が異なる3種類のハンドピースの組み合わせで顔のたるみや小じわの改善といった、タイニングが可能で、独自の冷却システムにより施術時の痛みを軽減されるという。また、IPL+RFは、10種類のフィルターで波長を調整、シミ、くすみ、など多岐にわたる治療効果が得られるという。ノエル銀座クリニックの、同機による施術メニューは、フェイスは「タイトニング」と「美肌」、ハンドは「美肌」がある。元の記事を読む
2011年07月02日