剣劇『三國志演技〜孫呉〜』の公開ゲネプロが5日に東京・明治座で行われ、荒牧慶彦、梅津瑞樹、廣野凌大、早乙女友貴、玉城裕規、松本利夫(EXILE)が取材に応じた。同作は荒牧が企画を務め、三國志の国の一つ“孫呉”を中心にした物語が描く。孫家に仕える武将・周瑜を荒牧、呉の武将・孫策を梅津が演じ、2人がW主演を務めた。おか廣野凌大、富田 翔、高木トモユキ、郷本直也、冨田昌則、早乙女友貴、玉城裕規、松本利夫(EXILE)が集結し、“三國志”の壮大な物語の世界を殺陣とアクションで魅せる。脚本・演出は末原拓馬(おぼ んろ)が務めた。第一部は本編、第二部は特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)が繰り広げられる。○■剣劇『三國志演技〜孫呉〜』公開ゲネプロに荒牧慶彦、梅津瑞樹ら登場企画から携わった荒牧は「小さい時から『三国志』という物語が好きだったので、こうして明治座さんという素晴らしい劇場で上演できること本当に嬉しく思っております」と喜びを表す。なぜ今回呉の物語を描いたかについて聞かれると、荒牧は「僕、『三国志』オタクなのでめちゃくちゃ語っちゃうんですけど、『三国志演義』という物語において、呉というのはあまり描かれてなかったんですよね。描かれてないからこそ、深堀りの余地がめちゃくちゃあるんです」と語る。さらに「三国の中のエピソードってめちゃくちゃ多くて、どこをピックアップするか悩んで。魏や蜀も描きたかったんですが、中途半端なエピソードになると初見の方が入って来づらいんじゃないかなということで、呉の周瑜と孫策の国取りをするところが、感情移入もできやすいんじゃないかということで、呉のエピソードにさせていただきました」と説明した。また殺陣やアクションの多い同作に、W主演の梅津は「生きてここに来れてよかった。それだけですね」としみじみ。見どころを聞かれても「よくこれをやって生きてるなこいつらは(という点)」と回答する。松本も「主演のお二人がずっと動き回ってるので、稽古場から心配だったんですけど、よく今日を迎えられたな」と言いつつ千穐楽までの無事を願うと、荒牧は「まあ、大丈夫です。体は大丈夫です」ときっぱり。「精神的に参ってしまわないように、お互いを鼓舞しながら支え合っていきたいと思います。ね?」と梅津にマイクを向け、梅津も「はい」と応えていた。公演は東京・明治座にて4月5日〜16日。会見写真撮影:小境勝巳 (C)舞台「三国志演技〜孫呉」製作委員会
2024年04月05日俳優の荒牧慶彦が企画し、荒牧と梅津瑞樹がW主演を務める剣劇『三國志演技~孫呉』(16日まで上演)が5日、東京・明治座で開幕した。上演前に行われた報道陣の取材会には、荒牧慶彦(周瑜役)、梅津瑞樹(孫策役)、廣野凌大(孫権役)、早乙女友貴(太史慈役)、玉城裕規(黄祖役)、松本利夫(孫堅役)が参加し、意気込みを語った。劇団・おぼんろの末原拓馬が脚本・演出を手がける本作は、中国の長編小説「三国志演義」に着想を得た、三國志の国の1つである孫呉を舞台としたオリジナルストーリー。舞台は二部構成で、一部の本編では三國志の壮大な物語を殺陣とアクションで見せ、二部では本編で戦わない組み合わせの殺陣による特別御前試合(スペシャル殺陣ショー)を披露する。孫家の長男・孫策を演じる梅津は、開口一番に「生きてここに来られてよかった。もう本当にその一言に尽きます」としみじみ。ゲネプロと初日の本番を目前に控え、「明日、明後日…と無事に上演できるように、まずはこの初日を無事に乗り切る。それを課題として本番に向かいたい」と意気込んだ。見どころを聞かれると、出演者たちは口々に「殺陣の激しさ」を挙げた。梅津もそれに続き、「よくこれをやって生きているな…と思うんじゃないか」とハードなアクションをアピール。松本が「主演の2人がもうずっと動き回っているので、けいこ場からずっと心配だった」と、息子・孫策役の梅津と、その親友・周瑜役の荒牧に対する“親心”を吐露すると、荒牧とともに「体を大事にしながらやるしかない。精神的に参ってしまわないように、互いに鼓舞しながら、支え合っていけたらと思います」と決意を新たにしていた。
2024年04月05日“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)から4年―― 戦いの舞台を「現代」へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が、ついに完成し、3月31日より公開されている。主人公、三日月宗近役に鈴木拡樹。そして山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬らが前作より続投。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規が参戦、さらに髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも顔を揃えた刀剣男士たち。現代での戦いを手助けする“仮の主”役を、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが務め、中山咲月は酒吞童子という難役を見事に演じ切った。そして藤原道長に柄本明、源頼光に津田寛治、安倍晴明に竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派が脇を固める。今回は、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切長義役の梅津瑞樹にインタビュー。公開後だからこそ言える1回目では気づかないような細かい注目ポイントや、今作への思いについても話を聞いた。○■細かい注目ポイント――映画が公開されたということで、すでに観たという方ももう1回観たくなるような、細かい注目ポイントがあれば教えてもらえないでしょうか?鈴木:博物館に行って、現代の三日月宗近(刀)と遭遇するシーンがあるんですよ。 その刀の、完成度がすごい!梅津:今回のために用意されたものなんですか?鈴木:実際に、今作のために作ってくださった刀なんです。梅津:え〜! すごい!鈴木:よく出来すぎていて、鑑定師の方にも「これはすごい」という絶賛の言葉をもらった一振りだそうです。なので、映像でもしっかり見ていただきたいですし、スタッフの強いこだわりを感じるポイントです。梅津:まさか、一から作ると思わなかったです。すごいなあ。鈴木:すごい手間と労力がかかっているのだと思います。妥協しようと思えば妥協できただろうけど、やっぱり愛のあるスタッフさんが揃っているから、刃文にも全部こだわって作ってくださっているそうで、すごいポイントなんじゃないかな。実際に展示していたら、もしかしたら本物と間違われる可能性もあるレベルでの再現なんですよ。梅津:三日月宗近の写しが、また一振り誕生したんですね。すごい! どこかで飾られる可能性もありますか?鈴木:本当に、できることなら実際に見ていただきたいですね。三日月宗近が実際に展示されている時に見に行かれている方も、本当に見間違えると思いますので、機会があったらぜひ。――梅津さんもぜひ”細かすぎる見どころ”を教えてください。梅津:僕は随所でドヤ顔をしているので、そこまで見てほしいです。鈴木:(笑)梅津:今まで舞台の山姥切長義を演じてきて、今回は映画に初登場させてもらっているんですが、メイクや衣裳のディテールも映像用になっています。片腕だけ手甲のような防具を付けているんですけど、そこの可動域がすごい。指を曲げると一つ一つの部品が付いてくるので、僕も見て欲しくて、本編でもわざと手を動かして……。鈴木:見せたくて動かしてるんだ(笑)梅津:「この可動域を見よ」という気持ちです(笑)。ぜひ手のグーパーを見てほしいです。○■前作のヒットを受けて…――改めてになりますが、前作が9.5億円のヒットで続編が公開されることになり、どのような感想でしたか?鈴木:単純にうれしかったのと、発表するまでが待ち遠しかったです。我々は撮る段階もありますから、先に知ることができましたけど、結局1番届けたいのはお客さまなので。前作を撮っている時にも、キャスト、スタッフから「続編ができたらこんな話を描きたい」という話もこぼれていましたので、愛されている作品がちゃんと形になって届けられることになり「待ちに待った」という感覚でした。もちろん多くの人に作品を知ってもらいたいというのが1番のテーマですが、やっぱり数字の世界でもありますから、そうして結果が残ってくれたことに、ほっとした部分もありましたし、すごく大きなステップでもありました。なかなか愛だけでは次につながらないところもありますし、みんなで大きくした作品が愛されて救われて、受け止められたことが幸せです。本当にこれに尽きます。――そこから、今作についての思いも最後に聞かせていただければ。梅津:前作がヒットしたという話を伺って、今回第二弾ということで、やはり上回るヒットになれば嬉しいですし、3作目、4作目とまだまだまだ続いていける作品になればと思います。何回観ても楽しい作品になっていると思うので、ぜひぜひお楽しみください。鈴木:『刀剣乱舞』は今まで様々な媒体で歴史を描いてきました。今回は1番身近である現代を描いていますが、挑戦だとも思いつつ、僕はすごくプラスにとらえて、この作品に参加していました。きっと喜んでいただけると思いますし、出来上がった感触としても、ちょっとお祭り感があるんですよね。楽しんでもらえる、盛り上がってもらえる作品になっていると思うので、8周年を迎えて、まだまだ勢いのある『刀剣乱舞』の素晴らしい世界をいろいろな方に知ってもらいたいと思います。■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16年~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年はミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(21年)、「バクマン。」THE STAGE(21年)、舞台『アルキメデスの大戦』(22年)、『映画刀剣乱舞-継承-』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。現在、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年3月~)に出演中。■梅津瑞樹1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年より劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」の団員として俳優活動を始める。2019年3月に舞台『刀剣乱舞』出演で話題を呼び、近年の主な出演作にミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇(21年)、テレビドラマ&舞台「あいつが上手で下手が僕で」シリーズ(21年~)、東映ムビ×ステ『漆黒天 -始の語り-』(22年)、SOLO Performance ENGEKI『HAPPY WEDDING』(23年)など。舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(2023年4月22日 - 30日)上演を控える。
2023年04月06日“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出し大ヒットを記録した前作『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)から4年――戦いの舞台を「現代」へと変え、スケールアップした『映画刀剣乱舞-黎明-』が、ついに完成し、3月31日に公開される。主人公、三日月宗近役に鈴木拡樹。そして山姥切国広役・荒牧慶彦、へし切長谷部役・和田雅成、骨喰藤四郎役・定本楓馬らが前作より続投。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じている山姥切長義役・梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規が参戦、さらに髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介ら新たなメンバーも顔をそろえた刀剣男士たち。現代での戦いを手助けする“仮の主”役を、秋田汐梨、柳美稀、飛永翼、堀内正美らが務め、中山咲月は酒吞童子という難役を見事に演じ切った。そして藤原道長に柄本明、源頼光に津田寛治、安倍晴明に竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派が脇を固める。今回は、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切長義役の梅津瑞樹にインタビュー。意外にも初共演だという2人に対して互いの印象や、作品についての感想、さらには「自分が刀剣男士を現代のどこかに連れて行くなら?」といった質問にも答えてもらった。○■実は…「影を感じていた」――今回初共演というお二人は、意外とレアな組み合わせなのかなと思い、お話を聞いてみたいと思ったのですが、いかがでしょうか?梅津:そうですよ!鈴木:役同士で考えても、かなりレアな方だと思います。梅津:僕は、鈴木拡樹さんの影を随所に感じたりは……。鈴木:影を感じる!?梅津:例えば拡樹さんが以前、別作品でやった役を僕がやるとか。鈴木:なるほど!梅津:そこからお会いできたことがうれしかったです。鈴木:僕としても「ようやく作品で共演か」という気持ちはありました。――改めて共演してみて、お互いの印象はいかがですか?梅津:菩薩のような、仏のような方というお噂はかねがね伺っていて、その印象から大きく逸脱するようなことは全くなかったです。鈴木:みんな、伝達ゲームのように(笑)梅津:その上で、会話に面白をにじみこませる部分がある方だというのが、発見というか。そういうこともされるんだという驚きがありました。面白いことを言おうとしない人って、あんまりにじまないんですよ。鈴木:(笑)梅津:でも、くすっとくるような面白のスパイスが振りかかっている会話をしようとする方だなと思いました。鈴木:普段あまり自分から話さない分、急にしゃべり出したと思ったら、ボケる予兆です。「あ、ここいけるんじゃないか」と思った瞬間に……。梅津:温めているんですね(笑)鈴木:僕は梅ちゃんが最初に出演された時の舞台を観に行っていました。撮影前に挨拶はすんでいましたし、今回の映画を撮った後でも、実はトーク番組でご一緒して、そこで大学で文学を専攻されていたことを知って「だからこんなに美しい言葉が出てくるんだ!」と驚きました。僕は、梅ちゃんから、改めて日本語の美しさを教わりました。梅津:本当ですか!?○■身近なところに刀剣男士が現れる良さ――梅津さんは『刀剣乱舞』のゲームもお好きということで、鈴木さんの演じる三日月宗近についてはどのようなすごさがあると思いますか?鈴木:怖い質問だ(笑)梅津:僕が語るのもおこがましいですが、ゲームの三日月宗近はこの間“極”の姿になっていて、鈴木さんの演じる三日月宗近にも、その強さの片鱗が見えるような気がします。先日は“大侵攻”のイベントがあって、そこでも三日月宗近がキーパーソンだったので、「もしかして何か知ってるの!? 全部話してくれよ!」と言いたくなるような怪しさ、妖艶さみたいなものを、鈴木さんにも感じるんです。鈴木:僕は逆に、梅ちゃんが舞台『刀剣乱舞』で演じている姿を見て山姥切長義というキャラクターを知ったんです。そういう立ち位置でキャラクターと出会うのも、楽しいですよ。そこから改めてゲームでキャラクターをみて、「この部分がそっくりだよね」と見比べてみても楽しいですし。――たしかに、鈴木さんと同じように今回の映画から『刀剣乱舞』の世界に入る方もいるかもしれないですね。今回は舞台が現代というところで、ファンは驚いたと思いますが、お二人はいかがでしたか?鈴木:僕はもともと「現代を描けるチャンスがないかな」と思っていたところだったので、楽しみにしていました。タイミング的にも、いろいろな本丸でいろいろな歴史を見てもらえていたので、いよいよ我々の身近なところに刀剣男士が現れるという良さがある。今だからこそ、なのではないかと思いました。梅津:僕らはとにかく「おもしろそう」だと楽しみでした。見知った渋谷だったり、東京の各所で歩いてる刀剣男士の姿を見ることは今までなかったので、やっぱり新鮮でした。ちゃんと現代を楽しんでいる三日月宗近がいたり。鈴木:また、三日月がマイペースだからこそ、どの時代にいてもブレなくて、そのギャップが面白いですし、その割には対応力がすごくある人物なので、彼なりにちゃんと楽しんでいる。三日月宗近っぽいなあ」と思って、僕にとってはすごくキュンとするポイントでした。梅津:うん、かわいいですよね。「それ、どうしてもなんだ」みたいな(笑)鈴木:想像がつく(笑)――今回は2012年に訪れましたが、もし2023年に刀剣男士が現れて、お二人が仮の主になるとしたらどこに連れて行きますか?鈴木:どこかな? やっぱり似合わないところに連れて行くのがいいですよね。梅津:僕はなんだろう? うーん、キャンプですね。長義はおそらく激務でしょうから、ちょっと落ち着いた時間を2人で過ごそうか、と。鈴木:仮にキャンプに行くとなったら、めちゃめちゃ仕切りそうじゃない? 繊細そうだし。梅津:仕切ってくれるなら、僕としては楽です。指示さえしてくれれば僕も動けますし。セッティングが終わったら、ちょっと火でもつつきながら、「どうなの? 最近」と話したりしたい。僕は1人でキャンプに行くことがあるので「来るなら来れば?」くらいの雰囲気で。鈴木:今までなかった、現代に飛び込む今作だからこそ、こういう新しい展開が考えられていいですね。もしかしたら、このアイディアが元になって、たとえばYouTube配信で10分くらいの短編ができたりするかもしれない。梅津:長義の!?鈴木:あるよ!梅津:シュールすぎませんか?(笑)鈴木:見たいなあ(笑)■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16年~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年はミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(21年)、「バクマン。」THE STAGE(21年)、舞台『アルキメデスの大戦』(22年)、『映画刀剣乱舞-継承-』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。現在、ミュージカル『SPY×FAMILY』(2023年3月~)に出演中。■梅津瑞樹1992年12月8日生まれ、千葉県出身。2015年より劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」の団員として俳優活動を始める。2019年3月に舞台「刀剣乱舞」出演で話題を呼び、近年の主な出演作にミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇(21年)、テレビドラマ&舞台「あいつが上手で下手が僕で」シリーズ(21年〜)、東映ムビ×ステ『漆黒天 -始の語り-』(22年)、SOLO Performance ENGEKI「HAPPY WEDDING」(23年)など。舞台「ちょっと今から仕事やめてくる」(2023年4月22日 - 30日)上演を控える。
2023年03月30日映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、荒木宏文、松田凌、長妻怜央(7ORDER)、梅津瑞樹、小島藤子、松本寛也、小澤雄太、鈴木裕樹、末満健一(脚本)が登場した。同作は記憶をなくした流浪の男の物語を描いたオリジナル作。男が記憶を追い求める中で次々と刺客が襲い掛かり、何故記憶がないのか、何故狙われるのか、謎多き男をめぐるハードなミステリー時代劇となる。現在上映中の映画版の前日譚を8月上演の舞台で描くという企画で、今回登壇したのは映画・舞台に共通して出演するメンバーだという。稽古の様子を聞かれた長妻は「お兄ちゃんの二郎太くんがツボなんですよ」と、兄弟役の松田について触れる。「すごく面白くて、それを楽しみに毎回稽古に入ってます。兄ちゃんの勢いがすごすぎて、圧倒されてます」と、何がツボなのかも説明した。それを受けた松田だが、「皆様ご存知のとおり、三郎太の方が面白いです」と長妻の面白さをアピールし、会場は拍手。さらに「いいエピソードもあるんですけど、舞台の方でアフタートークというものがございまして、舞台後にしかできない話もあると思うので、その時にします。なので、来てください」と舞台の宣伝につなげた。また舞台では梅津のアイディアが取り入れられた場面があるという話から、脚本・演出の末満は「急に奇声を上げるという……」と明かし、梅津は「ほぼバラしちゃってるじゃないですか」と苦笑する。末満は「梅津から聞いたことのない声を聞いたので、ぜひ本編に生かしたいと思いつつ、いったん冷静になって、本当にあれがいるのかどうかはちょっと今後の稽古で相談しながらやっていきたいなと思います」と検討する様子。梅津が「でも、いりますよね?」と尋ねると、客席からは大きな拍手が起こっていた。
2022年07月09日【ムビ×ステ】映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)の完成披露舞台挨拶が31日に都内で行われ、荒木宏文、小宮有紗、松本寛也、梅津瑞樹、小澤雄太、鈴木裕樹、坂本浩一監督が登場した。同作は記憶をなくした流浪の男の物語を描いたオリジナル作。次々と刺客が襲い掛かり、謎多き男をめぐるハードなミステリー時代劇で、映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)、舞台『漆黒天 -始の語り-』(8月・9月上演)と、映画と舞台が連動された作品となっている。主演の荒木について、小澤は「"荒木さんの兄さん"と呼んでるんですけど、10年前くらいに僕らがまだ20代の時に共演させてもらって、その時は二刀流で。10年ぶりの再会と言ってもいいくらいで、久々に会ってもいけるかなと思ったんですけど、やっぱり最初は緊張しましたね」と振り返る。しかし「1回交わってたのもあって、荒木さんとは最初からやりやすくて、撮影がびっくりするくらいスムーズだった」と明かした。鈴木も荒木とは『獣拳戦隊ゲキレンジャー』以来の映像共演だったということで、「『嬉しかった』が1番ですかね。気合いも入ったし、すっごい肩の力が入ってると思います、俺」と笑顔に。「荒木ともそうですけど、プロデューサーの皆さん、ゲキレンジャーのころからお世話になてる皆さんとまた一緒にもの作りできたのは本当に幸せなことだと思います」としみじみ。荒木は「再会できるって、続けてないとできないから。続けてる状態でまた一緒に仕事できたのは嬉しかったね」と同意する。鈴木が「がっつりとお芝居することもできましたし、アクションもすごいので、彼、本当にボロボロでやってましたから。99%くらい荒木の映画」と称賛すると、荒木は「全然、余裕でやってました」と照れ隠し。鈴木は「『湿布貼れ』とか言っても貼らないんですよ。僕は普通に腰が痛くて常備してたんですけど『お前ボロボロだから湿布貼れ』と言っても、『大丈夫だ』みたいな感じ」と暴露し、荒木は「だって、あの時代に湿布ないんだもん」と理由を語る。さらにMCが「ゴーバスコンビも」と『特命戦隊ゴーバスターズ』に出演していた小宮と松本に話を振るも、小宮は「すみません、ちょっとぼうっとしてた」と話を聞いておらず、会場の笑いを誘っていた。また梅津は映画について「冒頭、太秦に越してきた百姓が米を巡り合って無手で殴り合うアクションがすごかった。そこのアクションがつらかったですね。日差しも強かったし」と嘘の展開で共演者たちを撃沈させる。舞台についても「映画終盤の方で、投獄された荒木さんを僕らが打ちこわしをしながら、助けに行くって話になると思うんですけれど……」と全くない展開をすらすらと話し、「すごいなあの子は」と感心される事態に。「アクションも盛りだくさんになると思うので、楽しみにしていただきたい」と締めつつ、「適当に言ってますよ、ずっと」と苦笑していた。
2022年05月31日2020年10月13日、俳優の森川正太さんが亡くなったことが分かりました。67歳でした。サンケイスポーツによると、同月12日の午前6時頃、胃がんのため東京都内で亡くなったとのことです。森川さんは1971年に放送されたテレビドラマ『おれは男だ!』(日本テレビ系)や、1972年のテレビドラマ『飛び出せ!青春』(日本テレビ系)など、多くのテレビドラマに出演。中でも、1975年にはテレビドラマ『俺たちの旅』(日本テレビ系)で演じた浜田大造(通称:ワカメ)は人気を博しました。訃報に対し、ネットからは「ワカメ…ショックです」「熱血青春ドラマに欠かせない脇役でした」といった悲しむ声が上がっています。森川さんは今後も数多くの作品で生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年10月13日俳優・梅津瑞樹の1st写真集『その丸木舟の行く先』(主婦と生活社 3,300円)が、23日の発売を前に重版が決定し、新たな写真集収録カットが公開された。『舞台「刀剣乱舞」慈伝 日日の葉よ散るらむ』や『サンリオ男子』に出演するなど、活躍の幅を広げる梅津。写真集発売記念イベントも発表後即完売し、急遽日程が追加された。重版の決定を受け、「おかげさまで僕のファースト写真集『その丸木舟の行く先』の重版のお知らせをいただきました。ありがとうございます」と感謝し、「こうして、僕という存在の情報がまるで胞子のように拡散していくことを思うと、エイリアンの様な自分を想像してちょっと面白いなと思うのと同時に、どれだけ情報がペーストになろうと、薄れることのない密度のある個として生きねばばらないと強く思いました。屋久島への僕達なりのアプローチ。お楽しみ頂ければ幸いです」と写真集に込めた思いを伝えた。1st写真集となる本作は、オール屋久島ロケで撮影し、ロングインタビューも実施。さらに本人執筆の私小説を収録している。梅津は、一緒に写真を撮れないかなと近づいたボス猿に歯をむき出しにして威嚇されたことが印象的だった様子。「生の感情をぶつけられることは滅多にないので、なんだか楽しかったです。この感情の渦こそがエモだなって」と撮影の思い出を振り返る。さらに撮影中はスタッフに気をつけてと声をかけられていたにも関わらず、苔に滑って川に落ちたことも明かし、「この年で川に落っこちるなんてそうそうないですよね。人生で最後の経験かと思うと、印象深い」と語った。
2020年10月09日豪華なデザイナー陣が集結!作品創りを披露する5名の人気デザイナーはこちら◉Designer<a href="藤巻 巡日人</a>(MINX 原宿店)高橋 正樹(ELENA hair)小松 将也(M.SLASH)黒須 光雄(utuwa)寺岡 幸絋(GINZA PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX)◉Photographer梅津正太主催者:MINX 原宿店代表 藤巻巡日人さんプロフィール2006年MINX入社。サロンワークをベースに、業界内外に向けた活動も行う。セミナー活動では、カット理論やカラーリングなどの講師として、日本各地を始めアジアを中心に海外へも足を運んでいる。また、専門学校などの講師も担当し美容師育成にも力を注ぐ。一般女性誌の他、美容業界誌・全国紙の新聞・テレビ・ラジオなど活動の幅を広げるとともに、コンテストにも参加し様々な受賞歴を誇る。大注目のイベントにBeauty navi編集部が潜入!常にヘアスタイル画像にもこだわりを見せるトップサロン『MINX』。多くの女性から「かわいい!」と高い支持を集めるヘアスタイルを作るMINXですが、今回のイベントは美容業界向けのクリエイティブデザインを得意とするサロン・デザイナーが集まり、普段のサロンワークとは一味違ったデザインを共有しあう場となりました。当日はBeauty navi編集部も現地取材を実施!少しですがイベントの様子をお届けします。さらに、店舗の休日を利用してデザインの追及そしてトップサロン同士のコラボを実現させた藤巻さんをインタビューさせていただきました。Q1:『HAIR JAM1』を開催することになったきっかけは?日頃からデザインが気になっていた美容師さん達と「一緒に撮影をしよう!」と意気投合し、開催が決定した形です。そして、せっかくこれだけのデザイナーが集まるなら公開イベントにして、普段撮影を経験できない学生の皆さんやデザインに興味があるみんなで勉強しようとなりました。また、タイトルの『JAM』には混ぜ合わせるといった意味もあり、ヘアデザインを通じて世代やエリア・サロンの垣根を越えた空間を創ろうというコンセプトを表しました。Q2:当日はどのような方が来場されていましたか?今回は見学者を100名限定としており、募集は各出演デザイナーの個人SNSのみでしたが、当日は北海道をはじめ全国各地の美容師さんにお越しいただきました!クリエイティブに興味のある若い美容師さんはもちろん、すでに活躍されている方も多数いらっしゃり、非常にクリエイティブな空間となりました。当日は全員の挨拶でスタート仕込み〜フォトシューティングの様子仕込み中もセット面の周りでハサミさばきやメイクを至近距離で見学できるスタイル。途中、作業をしながら今回の作品のコンセプト説明や質疑応答を行うなど、とってもラフな雰囲気でイベントは進みます。仕込みが完了後、すぐにセット面のすぐ横に設置されたスペースにて撮影を進めていきます。撮影されたデータは瞬時にモニターに映し出され、藤巻さんも常にチェックを行いながらメイクやヘアスタイル・衣装の調整、撮影角度の指示出しが行われていました。撮影データが表示されるモニターがこちら。画面はバックのスクリーンにも映し出され見学者の全員が見れるような工夫も。完成した藤巻さんの作品はこちらQ3:当日の作品に対するこだわりやポイントは?《1スタイル目》海外のデザイナーが作りそうな、モード色が強めの雰囲気を意識した作品です。ヘアスタイルもダウンシェイプで仕上げ、動かすというよりはカットのカタチをそのまま見せています。《2スタイル目》1スタイル目のモードにカジュアル要素をプラスしたテイストの作品です。写真的にも動きのあるポージングと雰囲気にし、ヘアスタイルもカットを活かしながら最大限に動かしています。本番ではこちらの2スタイル目をセレクトしました。両スタイル共通のテーマとしては、本来モデルさんは可愛らしいお顔立ち・雰囲気なのですが、あえて反対のクール系のテイストにすることで新たな魅力を引き出すことにチャレンジしています。Q4:第一回を終えた感想はいかがですか?ルーツが異なるデザイナーそれぞれの強みとなる技術・デザインをライブで見ることができ、まさにタイトル通り“ヘアジャム”な空間となりました!サロンのエリアはそれぞれバラバラですが、美容やデザインにかける想いは共通しており、今後もこういった活動を通してお互い刺激しあえる関係でいられるといいなと思います。Q5:第二回の開催予定やインフォメーションなどあればどうぞ!実は、2020年2月25日(火)に『HAIR JAM2』の開催が既に決定しております。場所や出演デザイナーはまだ未定ですが、決定次第私のInstagramアカウント <a href=" にてお伝えいたしますので楽しみにしていてください!取材へのご協力ありがとうございました!<a href="藤巻 巡日人さん</a>/モデルのNoelさん/メイクを担当した<a href=" 原宿店・佐々木 千紘さん</a>
2019年12月06日梅津泰臣による日本発の伝説的カルトアニメーション「A KITE」(98)、独創的なアクションをスタイリッシュな映像美で実写化した『カイト/KITE』が、2015年9月16日(水)にBD&DVDリリースが決定!このほど原作者・梅津による最新コメントも同時解禁になった。金融危機で崩壊した近未来。そこでは少女たちが人身売買組織に性の奴隷として売りさばかれ、幼くして組織に両親を殺されたサワもその中のひとりだった。サワは父の親友で相棒だった刑事アカイに暗殺者として育てられ、両親の仇である組織への復讐を目的に生きていた。娼婦になりすましたサワは、次々と男たちを暗殺するが――というストーリー。完成作品を観た梅津氏は、「原作への強いリスペクトを感じました。特に今回の実写版では、タイトルの由来についての説明があります。原作ではタイトルの作品のテーマとの関係性について描いていないですが、この映画では改めて解釈して提示しています。人間関係の危うい感じを映像で表現している点がよかったと思います。サワ役のインディア・アイズリーも魅力的で、アクションもスリリングです」とコメント。リメイク版を応援する。特典として、原作者・梅津監督のインタビューやメイキング映像など、原作ファンも必見の特典映像を収録するほか、初回限定版は梅津監督描き下ろしデザインのスリーブケースも付く予定。タランティーノやロブ・コーエン監督も映画化を熱望した同作に注目して。<『カイト/KITE』リリース情報>発売日:9月16日(水)【セル】ブルーレイ】 ¥4,700(本体)+税【セル】DVD ¥3,800(本体)+税発売元:カルチュア・エンタテインメント販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:カイト/KITE 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2013 Videovision Entertainment, Ltd., Distant Horizon, Ltd. & Detalle Films All rights reserved
2015年06月21日