歌手の西浦秀樹(34)が29日、自身のブログを更新し、オープニングアクトを務めた「札幌コレクション2017」(北海道・北海きたえーる)について報告。同イベントでKAT-TUN脱退後初ライブを披露した歌手の田口淳之介との2ショットも公開し、反響を呼んでいる。西浦は「初めての北海道そしてファッションショーという事もあり 自分にとっては難しいステージかな?と思っていましたが。。札幌の皆さんはとても暖かく迎えてくれました。『ヒデキー!』って声が聞こえてきた時は素直に嬉しかったー 笑」とつづり、「そして自分の一番の推し曲『背中』はMCから歌までしっかり届けられたと思います」と手ごたえ。「stage終わりにブースで自ら宣伝チラシを配っていましたが反響が良くて本当にビックリ!!」と反響に驚きを示した。そして、「15分あっという間やったけど、一秒一秒無駄にする事のないようマネージャーと打ち合わせを重ねてきたから、今日の達成感は何とも言えません。思い出すたびに感情が込み上げてくるし、何より本当に楽しかった」と振り返り、「楽しませてくれたのは暖かく迎えてくれた皆さんのお陰です。本当にありがとう!」と感謝。「また札幌で歌える日を楽しみにしてます!」と記した。また、イベントに出演した同じ事務所に所属しているモデルの舞川あいく、トラウデン直美や、モデルでタレントのダレノガレ明美、男性8人組グループ・SOLIDEMOとの写真を掲載。さらに、KAT-TUN脱退後初ライブとなった田口淳之介とのツーショットを公開した。ファンからは「とても感動しました」「背中聴いてたら涙が…」「サイコーです」「とっても素敵な歌声」「素敵な曲で、声がめっちゃ好きです!!」「いい声!」と絶賛の声が続々。また、「田口くんが普通にアメブロに出てきたので驚きましたww」「田口くんとの写真もすごい」「田口くんスキー!西浦さんもスキになりました!www」「田口くんとの写真うらやましい!」と、田口との2ショットに驚きや喜びの声が寄せられている。
2017年05月01日「まだ詳細は決まっていませんが、あややが今年か来年に歌手復帰するんです。夫の橘慶太さんも、その“復帰プロジェクト”には関わります。夫婦で別々の事務所に所属していますが、レコード会社は同じポニーキャニオンなので協力しやすい関係なんですよ」(レコード会社関係者) 松浦亜弥(30)の“復帰プロジェクト”が水面下で始動したという極秘情報をキャッチ!あややは、13年8月にw‐inds.の橘慶太(31)と12年越しの交際を実らせて結婚。翌14年12月に女児を出産して以来、育休に入っている。本誌の取材では、あややの“復帰曲”は、橘が作曲するとの話も――。2月下旬、娘とともに車で自宅を出たあややを直撃した。 ――女性自身です。歌手復帰されると聞きました。 「えっ、いえ……すいません、事務所に聞いていただければ」 ――ご主人が楽曲提供されるそうですね。 「……すごいですね。情報が早いですね(苦笑)」 びっくりした顔で答えてくれたあやや。すると車の中から「ママ、ママ」とかわいらしい声が聞こえた。あややは車から女の子を降ろすと、抱っこしながら話を続けてくれた。子育てを聞くと「私はすごくエンジョイしているほうだと思います」とニッコリ。 「楽しくて、楽しくて。夫や私の両親が協力してくれて、辛いことがいっさいないんです。私が子供と離れるのが寂しいので、保育園にも行かせていません。この歳の子って成長が早いので、1日、2日で子供がやれることが変わるんです。その瞬間が見たくて、保育園に預けられないんですよ(笑)」 すっかりママの顔のあやや。でも、育休もすでに2年。そろそろ仕事が恋しくなった? 「今までは夫と子育てを優先してきたので、歌いたい気持ちが全然なかったんです。でも家で夫の仕事を手伝っているうちに、私も歌いたいなって。ゆっくり考えて行きますよ!」 双方の両親の協力で子育て順調ななか、家の外に目が向き始めたのだろう。所属事務所に確認すると、「復帰は何も決まっていません」と否定した。でも、あややの気持ちはノリノリ。復帰が今から待ちきれない!
2017年03月03日野田秀樹が故・十八代目中村勘三郎へのオマージュの意を込めて書いたNODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』が開幕。公演に先立って、17日に公開舞台稽古が行われた。NODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』チケット情報物語の時代は江戸。幕府から御法度とされている女カブキが、河原で上演されている。三、四代目出雲阿国座の看板踊り子、三、四代目出雲阿国(宮沢りえ)と、踊り子ヤワハダ(鈴木杏)が妖艶な踊りを見せるこの女カブキを、歌舞伎の『伊達の十役』ならぬ、“伊達の十役人”(中村扇雀)は様々に役を変えながら取り締まろうとする。阿国の弟、淋しがり屋サルワカ(妻夫木聡)ら男たちが踊り子達にすり替わり難を逃れるが、サルワカは一座の座長、万歳三唱太夫(池谷のぶえ)の逆鱗にふれ、一座に紛れ込んだ、腑分けもの(野田秀樹)、戯けもの(佐藤隆太)ら、さらには阿国までが、一座を追い出されそうになってしまう。そこで弟の窮地を救い、一座に残るべく、阿国は座長に嘆願し、出雲阿国座の再興の夢を託して、サルワカに女カブキの「筋」となる台本を書かせる。しかし、大衆をあっと言わせる「筋」など書くことができないサルワカの前に、売れない幽霊小説家(古田新太)が現れ、サルワカの台本に手を加え、その「筋」が、座長に気に入られて、新作「足跡姫」が上演されることに……。舞台には、花道やスッポン、下座音楽や大向こうなど、歌舞伎の趣向がたっぷり。その中に野田流のテンポの良い言葉遊びが混じり、さらに、幕府への謀反を企てた由井正雪、歌舞伎の創始者である出雲の阿国ら、実在の人物の名が虚構と溶け合って、重層的な世界を作っていく。そこには、芸術への情熱や、冒険心、反骨精神などが溢れている。これらは全て、十八代目勘三郎が目指したもの、あるいは、勘三郎という存在に人々が求め託したものだ。つまり、彼は直接的には登場しないが、舞台のそこここにその面影が、足跡がある。観客は、ひたむきな阿国を鮮やかに演じる宮沢、無邪気なサルワカを瑞々しく演じる妻夫木、コミカルな演技と共に能風の所作や殺陣でも魅せる古田、出演者中唯一の歌舞伎俳優である扇雀ら俳優達の生き生きとした演技に引き込まれ、やがて、野田の舞台芸術への強い想いを目の当たりにするだろう。人は皆、辛い現実を前にした時、これは虚構であってほしいと願う。一方で舞台人は常に、虚構を現実であるかのように演じたいと願う。野田は戦友の死を通して、今回の『足跡姫』に、先人の肉体が滅びても残った者が連綿と継いでいく芸能や精神と、一回毎に終わってはまた始まる舞台そのものを重ねた。野田が舞台を通して描く、死と再生という無限の物語は、観た後も私達の胸にどこまでも響き続ける。まるで足跡のように。取材・文:高橋彩子
2017年01月24日12月2〜6日は、第六十候「橘花始めて黄ばむ(たちばなはじめてきばむ)」。橘の実も黄色く色づく時季となりました。橘は、日本に古くからあるミカン科の常緑樹で、不老不死の理想郷から持ち帰ってきた植物、永遠の生命のシンボルなどとも呼ばれてきました。そんなミステリアスな別名の由来とともに、橘にまつわる恋の歌をご紹介。知ればきっと、橘の小さな実が持つ不思議な力に驚くことでしょう。七十二候とは?時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか?流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。橘は日本古来の縁起物橘は「やまとたちばな」ともいわれ、日本に古くから自生してきた唯一の柑橘類。四国、九州、沖縄など、日本の南部に自生するといわれています。別名は「常世草(とこよぐさ)」。日本神話によると橘は、常世(不老不死の理想郷)から、お菓子の神様として祀られる田道間守(たじまもり)が持ち帰ったとされているのだとか。菓子の起源は果物の橘ともいわれているんですよ。また、常緑であるため、「永遠」のシンボルともされています。そんな縁起のいい逸話があることから、橘の実はお正月の鏡餅に、橘の花は女の子の無病息災を願うひな祭りで飾られるようになったそうです。ちなみに、「文化勲章」のデザインにも、永劫悠久の意味がある橘の花と、その上に、橘の葉と実があしらわれています。 昔の恋人を思い出させる橘の香り橘が登場する和歌をご紹介します。「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」(古今和歌集)「五月を待って咲いた美しい橘の花の香りをかいだ瞬間、昔愛した人の袖の香りがした」という内容。平安時代は、香を袖にたきしめていたそうです。この読み人知らずの歌が平安時代、大人気となり、橘といえば昔の恋人への心情と重ねて詠むものとされるようになったとか。現在でも、橘の花や実をイメージしたお香や香水などがあります。私は、伊勢神宮のおかげ横丁にあるお香やさん「くつろぎや」の「やまとたちばな」のお香を愛用。日本茶の香りをベースに柑橘の花のオイルがブレンドされた香りは、心をやさしく包んでくれます。永遠の緑をたたえる橘の香りは、恋が終わりを告げても、けっして色あせることのない幸せな思い出を運んでくれる魔法の香り。たまには、橘の香を焚いて、昔の恋を思い出す夜があってもいいですね。いかがでしたか?日本に古くから自生してきた唯一の柑橘類とされる橘は、日本人にとって、この世のものではない理想郷の不思議な力を秘めた縁起物だったのですね。橘の実が黄色く色づくこの時季。自然とつながりましょう。大いなる橘の力を授けていただけるかもしれません。【参考】『くらしを楽しむ七十二候』広田千悦子/泰文堂
2016年12月01日歌手の西城秀樹が、フジテレビ系大型音楽特番『2016FNS歌謡祭 第1夜』(12月7日19:00~23:18)に出演することが30日、明らかになった。西城が同特番に出演するのは、26年ぶりとなる。西城は、同特番の賞レース時代に「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」で1979年にグランプリに輝くなど、数々の賞を獲得。今回は、歴代グランプリがそろった1990年に同曲で登場して以来の出演となる。この間、2度の脳梗塞を発症した西城は、長いリハビリ生活をへて、現在は年平均55以上のステージに出演。久々のテレビ音楽番組となる今回は、「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を披露する。西城は「45周年を迎えた今年、再び『YOUNG MAN((Y.M.C.A.)』で出演できることも、とてもうれしく思います。その間、時を見失うような出来事もありましたが、応援してくださる皆さまのおかげでここまでやってくることができました。これからもずっと歌い続けていけるように頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。今年の『FNS歌謡祭は』、12月7日は東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天」から『第1夜』、翌週14日(19:00~23:18)は東京・台場のフジテレビから『第2夜』を生放送。合計で8時間半超の放送となる。
2016年11月30日グラビアアイドルの橘花(たちばな)凛が15日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『助けて、ダーリン』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。グラビアデビュー作となった2014年発表のDVD『勇気凛凛』以降、92cmのHカップバストにクビレたウエストラインという抜群のプロポーションで人気を集めている橘花凛。デビュー2年目の昨年にはグラドルの登竜門的ミスコン「日テレジェニック2015」でグランプリを獲得した。通算8枚目となる同DVDは、今年7月にタイのブーケットで撮影。海外の旅行先で出会った男性と恋をするというドラマ仕立てで、ボディーを披露している。所属事務所の先輩、戸田れいから借りたという水着を着用して報道陣の取材に応じた橘花は「海外旅行に1人で行った女の子がホテルのカードキーを失くして、現地で会った日本人男性に助けてもらって恋に落ちるというストーリーとなっています。具体的には表紙に載っている赤いビキニやホテルの中をタオル1枚で走り回っているシーンがあります。タオル1枚でホテルを走り回るシーンは見どころですね」と最新作を紹介。セクシーなシーンを「ワインレッドの水着を着たシーンは、ちょっとお酒を飲んで酔っ払って甘い感じとなっています。ファンの方には気に入っていただけると思います」とアピールしていた。DVDのタイトルにかけて「未来のダーリンは?」という質問に「全然いないんですよ。最近お母さんが心配していて、『大丈夫?』ってよく言われるんです。30歳ぐらいまでにできればと思っていますけど、どうなることやら(笑)」と苦笑い。恋愛ができない理由として「最近は舞台などでバタバタしていますから」という橘花は、11月23~27日に東京・新宿村Liveで公演される舞台『初等教育ロイヤル』で初のヒロインとして出演することが決定。「人数も多い舞台で緊張しますが、自分のやれることを精一杯やって頑張りたいと思います」とやる気を見せていた。橘花 凛(たちばな りん)1990年8月9日生まれ。新潟県出身。A型。身長160㎝。スリーサイズはB92・H58・H90。2014年にグラビアアイドルとしてデビュー。1stDVD『勇気凛凛』ではこぼれそうなHカップバストにクビレたウエストラインを披露して一躍人気を集めた。2015年にはグラドルの登竜門的ミスコン「日テレジェニック2015」に輝く。今年はグラビアはもちろん、舞台などでも大活躍で、11月23~27日に東京・新宿村Liveで公演される舞台『初等教育ロイヤル』で初ヒロインを務める。特技はテニス、バスケットボール、絵を描くこと。趣味は買い物、お菓子作り。
2016年10月15日蜷川幸雄さんや野田秀樹さんからその才能を高く評価され、“演劇”の枠を超えた人気を獲得しているマームとジプシー。いま最もホットな劇団が、新たに誕生するホール「LUMINE 0」のオープニングを飾る。主宰であり作・演出の藤田貴大さんが上演作に選んだのは、「海外に持っていくことを念頭に」作った『てんとてん…』と『カタチノチガウ』、そして「思い入れがある」という『あっこのはなし』の3作。「演劇って、どこか高尚で敷居が高いイメージがありますよね。それをもっとカジュアルにできないかというのが今回のテーマなんです。セレクトショップみたいに、服や化粧品を買ったり、CDを選ぶのと同じ線上に演劇を並べることができないかと思うんです。そういう軽やかさが新しい時代に行く演劇なのかなと」(藤田さん・以下同)近年、東京芸術劇場や彩の国さいたま芸術劇場と組んだ作品づくりなどもおこなっている藤田さん。しかしその一方で、「小さな空間で、かぶりつきで観る演劇ならではの質感とか尊さも大切にしたい」と話す。「正直、3作品を同時に稽古しているわけで、それはすごく大変なことではあるけれど、それと同時に面白さもあるんですよね。ツアー公演の時に、僕らが持っていくのって、せいぜいスーツケースひとつぶん。役者さんが床に線を引いて荷物を広げたら、すぐに芝居が始められるんですよ。今回も、同じ舞台に物が少し置かれただけで作品が変わるわけです。展示替えのように、3日おきに新作が入荷しました、みたいに見えたらいいですよね」◇4月28日(木)~5月8日(日)ルミネ ゼロ4月にオープンしたJR新宿駅直結の複合施設、NEWoMan内。東京都渋谷区千駄ヶ谷5‐24‐551作品4000円マームとジプシーTEL:070・5454・7311mum_gypsy@yahoo.co.jp◇ふじた・たかひろ1985年、北海道生まれ。'07年にマームとジプシーを立ち上げ、全作の作・演出を担当。'11年に岸田戯曲賞受賞。'14 年に野田秀樹作『小指の思い出』を上演し話題に。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。写真・小笠原真紀インタビュー・文・望月リサ
2016年05月02日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』。今回は、本日よりTOKYO MXを皮切りに放送される第22話「名誉に値段はつけられないビクトリア島緊急追撃戦 III」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』第22話のあらすじと場面カット■#22「名誉に値段はつけられないビクトリア島緊急追撃戦 III」ヴィクトリア島移民居住都市への無差別攻撃という、第24機動整備大隊の暴挙を止めるべく、行動を開始するクウェンサーたち。雇い入れた『資本企業』のPMC『戦場お掃除サービス』と共に、『インディゴ・プラズマ』と6機のオブジェクトの進軍を止め、注意をそらす作戦を決行する。ベイビーマグナムの修理時間を稼ぎ、お姫様の救援を待つ彼らに、容赦なく浴びせられる激しい砲火。そんな中、ダミーオブジェクトの装甲板を手に入れ、その不自然な軽さに違和感を覚えたクウェンサーは、攻略の突破口を見つけるべく、最も頼りになる『専門家』に協力を仰ぐ――。(脚本:高山カツヒコ、絵コンテ:橘秀樹、演出:鈴木洋平/鈴木健太郎、作画監督:浅川翔/矢向宏志/木本茂樹/前田ゆり子/森七奈)TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』は、TOKYO MXほかにて放送中。(C) 2015 鎌池和馬/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO
2016年03月11日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』。今回は、本日よりTOKYO MXを皮切りに放送される第19話「札束の散らばる炭鉱カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦 III」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』第19話のあらすじと場面カット■#19「札束の散らばる炭鉱カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦 III」雪上での戦いを有利に進めるウイングバランサーに、徐々に追い込まれていくベイビーマグナム。海上で囮として待機しているはずの第24機動整備大隊との連絡はつかず、インディゴプラズマの救援は望めないまま、戦局は厳しさを増していく。一方、炭鉱内のクウェンサーたちは、今回の作戦の裏側にある目論見に気付き、行動を開始しようとする。そこに襲い掛かったのは、スパイとしてもぐりこんでいたナッツレイのパワードスーツ。逃げながら反撃のすきをうかがっていたクウェンサーは、ついに炭鉱の奥に目的のものを探し当て、鋼の巨人に立ち向かう――!(脚本:大河内一楼、絵コンテ:櫻井親良/橘秀樹、演出:高島大輔/則座誠、作画監督:徳田賢朗/林あすか/山口杏奈/芝田千紗/浅川翔/木本茂樹)TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』は、TOKYO MXほかにて放送中。(C) 2015 鎌池和馬/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO
2016年02月19日野田秀樹作・演出のNODA・MAP第20回公演 『逆鱗』が1月29日、東京芸術劇場で開幕。公演に先立ち、28日にゲネプロが行われた。NODA・MAP第20回公演『逆鱗』チケット情報物語の主な舞台は、とある水族館と、深い海の底。水族館では、館長の鵜飼綱元(池田成志)、館員のイルカ・モノノウ(満島真之介)、警備員のサキモリ・オモウ(阿部サダヲ)らがせわしなく働いている。そこに現れたのが、電報配達人のモガリ・サマヨウ(瑛太)。電報を届けようとするモガリを、館長の娘で人魚学の若き研究者である鵜飼ザコ(井上真央)が留め置く。ザコはある企みを胸に秘め、人魚学教授の柿本魚麻呂(野田秀樹)と共に水族館で“人魚ショウ”を開こうとしていた。一方、海の底では、NINGYO(松たか子)をはじめとする人魚らと、彼女達の母である逆八百比丘尼(銀粉蝶)が、神秘的な雰囲気で佇んでいる。表層的にコミカルに物事が動く水族館と、時の流れが止まったかのような海の底。舞台では、対照的なふたつの世界が、入れ替わり立ち替わり現れる。ほとんど何もない白い美術の中、舞台上を横切るアンサンブルキャストや数枚の透明パネルだけで、場所や時代が瞬時に移るさまはマジカルだ。このふたつの世界は奇妙に繋がっている。逆八百比丘尼は水族館では鰯ババアとしてお馴染みの存在だし、モガリやサキモリは夢か現かわからぬまま海中を彷徨って人魚達に出会う。そうかと思えば、人魚ショウの出演者オーディションに、本物の人魚であるはずのNINGYOが応募する場面も。時に登場人物自身も混乱しながら、水族館と海底とを往還する。やがて、重要な任務を負う“潜水鵜”として海に潜るサキモリ、モガリ、イルカらと共に、劇は怒涛の展開へ。果たして、人魚の正体とは、届けるはずの電報とは、逆さについた鱗=逆鱗とは……?無数のピースが合わさって迎えるクライマックスには息を飲む。劇中、モガリが“誰もいない海”を見ることができる人はいないと指摘する台詞があるが、そうしたものを観客が目撃し得る演劇の特性、そして観客としての責務にも、思いを巡らさずにはいられない。現実と非現実を行き交いつつ、圧倒的な真実を浮かび上がらせる、野田秀樹流ファンタジー。主要俳優陣の生き生きとした確かな演技と、アンサンブルキャスト達による息の合った動きが、独特の世界に命を吹き込んでいた。公演は2016年1月29日(金)から3月13日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、3月18日(金)から3月27日(日)まで大阪・シアターBRAVA!、3月31日(木)から4月3日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールでも上演。取材・文:高橋彩子
2016年02月05日かけはし芸術文化振興財団は、YMOをはじめ多くの作品などにシンセサイザープログラマーとして参加した松武秀樹氏によるトークセミナー「松武秀樹とシンセサイザー」を開催する。日程は2月20日と3月26日の2回(ともに18:30~20:00)。会場は東京都・渋谷のトート音楽院渋谷 セシャトホール。受講料は各2,000円(定員40名、事前申し込み制)。同セミナーは、松武秀樹氏が自身の音楽人生をつづった著書「松武秀樹とシンセサイザー」の出版を機に開催されるもの。1回目(2月20日)は「松武秀樹の音楽人生」と題し、本の内容を題材にさらに深く掘り下げ、シンセサイザープログラマーとしての職業観や多くのシンセサイザーとのかかわり方、ライブの裏話などを中心とした講義になるという。また、2回目(3月26日)は「松武秀樹が語る~シンセサイザープログラマー昨日・今日・明日」をテーマとした内容とのことだ。セミナー参加希望者は、かけはし芸術文化振興財団のWebページより申し込む。定員は40名(定員になり次第、締め切り)。なお、松武秀樹氏は1951年、神奈川県生まれ。20歳から冨田勲氏のアシスタントとして、当時日本に数台しかなかった"モーグ・シンセサイザー"による音楽スタッフを経験。独立後の1978年、矢野顕子のアルバム「ト・キ・メ・キ」のニューヨーク・レコーディングにおいてデジタル・シーケンサーを使用。坂本龍一のソロ第1作「千のナイフ」への参加をきっかけに、1978年~1982年にかけてシンセサイザープログラマーとしてYMO作品に参加。1981年には自身のユニット「LOGIC SYSTEM」を結成し、現在までに15枚のアルバムを発表。2011年より「RMXLOGIX(with special tracks)のリリースに合わせて、エレクトロニック・ミュージックにフォーカスを当てた新レーベル<MOTION±(モーション・プラス/マイナス)>を始動。2012年5月には第2弾「RMXROGIX Vol.2(with SPECIAL TRACKS)」をリリース。2015年に自らのヒストリー「松武秀樹とシンセサイザー」を出版。
2016年02月05日松たか子さんに瑛太さん、井上真央さん、阿部サダヲさんという豪華キャストが揃うNODA・MAPの新作舞台『逆鱗』。野田秀樹さんの舞台といえば、“キル→着る→KILL(殺す)→生きる”だったり、“オイル→老いる”など、単なるダジャレかと思いきや、そこから思いもよらない壮大な世界を見せてくれる。今回は、水族館に現れた人魚の物語ということだけれど…一体どんな舞台に?そして12年ぶりに野田作品に出演する阿部さんの心境は?***野田:前回、出てもらった『透明人間の蒸気(ゆげ)』から12年も経ってるんだね。まあこの間にも、何回か声は掛けていたんだけれど、台本が気に入らなかったみたいで…(笑)。阿部:いや…単にタイミングが合わなかっただけです。この12年の間にNODA・MAPの舞台も観に行ってますし!野田:そうそう『THE BEE』の時、長野まで観に来てくれたんだった。いつか俺の役をサダヲにやってほしいって言ったんだよね。阿部:(恐縮して)…ああ、はい。野田:僕が阿部さんを初めて認識したのは20年くらい前なんだけれど、その時、こういうすごい人が出てきたんだなって、とても印象に残ったんだ。それで『透明人間~』に出てもらったら、やっぱりすごく上手くて、また絶対にお願いしたいと思っていました。今回久しぶりだったけど、全然落ちぶれてなくて安心した。阿部:よかったです。野田:まあそれは冗談として、今回、阿部さんが出てくれることになって、どんなセリフを書いても、噛み砕いてもっと面白くしてくれるから大丈夫っていう安心感があったのよ。もし他の人だったら、こんなに長々書かないよなっていう昭和ギャグを連発したり…ほんとすみません(笑)。阿部:最初、半分だけいただいた台本では、ガチャガチャしたシーンばっかりで、ここからもっとふざけていくのかと思っていたんですよ。メンバー的にふざける人が多いですし。野田:確かにそうだね(笑)。阿部:でも、後半の台本を読んだらどんどん思いもよらない展開になっていって、読み終わったときには言葉が出なかったです。野田:うん。この作品に限らずだけど、ガチャガチャした芝居だと思って観ていると、いつの間にか引き返せないところにいるというか。知らず知らずのうちに作品の中に引きずり込みたいとは、いつも思ってる。阿部:ただ、台本のト書きに、でっかい水槽が運ばれてくるって書いてあるから期待してたんですけど…。野田:スタッフからも「水を使うんですか?」って聞かれたりしたからね(笑)。ただ、舞台に本物の水槽や水を出すよりも、僕は演劇のアナログ感でできることってあると思ってるからさ。演劇って言ったもん勝ちで、ここは海の底だって言ったら海の底になる。そういうリアリティって演劇ならではで、演劇をやってる身としては、やっぱり演劇でしかできない世界を作りたいし、劇場に来た人にしか感じられない衝撃を見せたいというのはあるかな。阿部:それにしても、文字を使った言葉遊びが出てきますけれど、あんなにたくさん考えるんですね。あまりの数に、じつは野田さん、暇なのかなって(笑)。野田暇なんでしょうね(笑)。◇右/のだ・ひでき劇団「夢の遊眠社」を解散後、‘93年にNODA・MAP設立。『THE BEE』『エッグ』など、国内のみならず海外でも作品を上演し、高い評価を得ている。左/あべ・さだを’92年より大人計画に参加。舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。バンド“グループ魂”では、ボーカルを務める。映画『殿、利息でござる!』が5/14公開予定。◇1月29日(金)~3月13日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作・演出・出演/野田秀樹出演/松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ、池田成志、満島真之介、銀粉蝶S席9800円A席7800円サイドシート5500円当日券あり。NODA・MAPTEL:03・6802・6681www.nodamap.com大阪、北九州公演あり※『anan』2016年2月3日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年01月27日●結婚に踏ん切りがつかないのは、たいてい男の方EXILEの橘ケンチが主演を務めるBSスカパー!の単発ドラマ「俺たちがプロポーズ出来ないのには、3つの理由しかなくてだな」が、2015年9月20日19時より放映される。本作は、女性チャンネルLaLa TVで放送された「わたプロ」こと「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」の逆バージョンとなるドラマだ。「わたプロ」は、女性の結婚観を赤裸々に描いたジェーン・スー原作の“逆”結婚指南書「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」のドラマ化作品。それを、男性目線に切り替えた「おれプロ」で橘は、結婚に踏み出せない優柔不断男役を好演した。彼が演じるのは、つき合っている彼女はいるけど、何かと理由を付けてプロポーズができない、またはしない30代半ばの・星野俊介役。橘ケンチにインタビューし、本作の撮影秘話や結婚観、パフォーマーや俳優としての今について話を聞いた。――まずは、脚本を読んだ感想から聞かせてください。男性のへなちょこさが面白かったです。日常に潜んでいる当たり前のことをピックアップした、ありそうでなかったドラマで、男としては共感する部分も多かったけど、きっと女性には理解されないんだろうなとも、思ったりしました(苦笑)。演じた俊介は年齢設定も近かったし、共感できるポイントを探しながら、楽しくやらせていただきましたね。川村(泰祐)監督からはその都度、アドバイスをいただき様々な事を教わりました。――女性版である「わたプロ」も観られたそうですが、いかがでしたか?ああ、いるいる、こんな人と思いながら、客観的に観て笑えたのですが、僕は女性ではないので、共感できるという感じではなかったです。今回の男性版は、3話目がいちばん共感できるポイントが多かったですね。――エピソード3「なんか今じゃない。」のどういう点に共感しましたか?俊介が男同士で集まって、「結婚するのは、今じゃないよね」と、ぐだぐだと何かしら言い訳をつけて自分たちを正当化し、男たちだけで解決したふうになる。でも、女性目線で見れば、それって実は全然解決してない! ということなんです。やっぱり、男は高校生くらいから進化してないのかなという感じがします。僕ももちろんそうですが、男同士の感覚でいくと、社会に出ていろんな仕事をして、成長はしていっても、根底の部分はずっとどこかしら子どもだと思うので。結婚に踏ん切りがつかないのは、たいてい男の方で、女性は肝がすわっていて強いなと思うことがよくあります。――演じられた星野俊介と橘さんは全く違うという印象を受けますが、共通点などはありましたか?俊介という人間は、高校生や二十歳前後の頃の自分に感覚が近い気がしました。僕も若い時に「自分は絶対大丈夫」とか「絶対どこかで成功する」という変に根拠のない自信がありましたから。そこまでの道筋は何も見えてないけど、すごく先のゴールだけが見えている感じがね。ところが社会に出た時、ぜんぜんそこへ向かえないことにショックを受け、挫折を味わうことになるんです。そこがなんだかわかるなあと。僕も、若い時の座右の銘は「なんとかなる」でしたから。――そこから考え方をどう変えていったのですか?時が経つに連れ、いろんなことを経験させてもらい、「なんとかなる」じゃダメなんだなと気づいていくんです。実はいろんな人が関わって、なんとかしてくれているんだなというのがわかってきた気がします。だったら「自分がなんとかしなきゃいけない」と、イメージを切り替えていくんです。いまは、自分が率先していろいろとやって、自分の道を開こうとはしていますが、根底には若い時の自分がいる。今回、台本を読んだ時、そこを刺激された感じがしました。――考え方を替える分岐点は、いつだったのでしょうか?いや、徐々に変わっていきました。切り替わった波は、小さいも大きいも含めて今まで何百回、何千回とあったんじゃないかと。白がパッと黒になったということではなく、山あり谷ありで、黒が少しずつ白になっていったんだと、今振り返って思います。昔、悩んでいたことなどは、本当に小さかった。そこはいい意味で、自分のなかでそう思い込んでいるのかもしれないけど。――切り替えという意味では、EXILEのパフォーマーとしている時と、俳優として演技をしている時と、どう切り替えているのですか?昔は「今はEXILE」「今は役者」と、切り替えスイッチを無理やり作ろうとしていました。でも、最近はそうではなく、より自然体でいるのが心地良いです。頭の中で決め切ってしまうと、それだけになっちゃうので、常に自然体でいられるようにすると、もっといろんなことができるという道が見えてくる気がするし、日々発見があるんです。●「バカだな、男って」と思って笑ってほしい――EXILEのパフォーマーとして、今のスタンスを聞かせてください。EXILEでいる時は自然体なんですが、やっぱりグループのなかにいるから、EXILEを守ろうとします。EXILEは打ち出したいテーマ性がしっかりあるので、自分の中にそのことを備えるというか、EXILEという鎧を着て立っている気がします。強いものが一直線にズドーンとある感じですね。――役者の場合は、どういうスタンスでいるのですか?役者は、もっと本質的にむき出しにならなきゃいけないし、なおかつ他の人の服を着なければいけない。EXILEの場合、お笑いなどはやらないけど、芝居になったらそんなことは関係なくて、もっと幅が広がります。コメディはもちろん、真面目な役も悲しい役もやるし、表現という意味では、芝居の方がいろんな振り幅があり、いろんな方向へ向かえるのかもしれないです。――パフォーマーと役者の両方をされていることでのメリットはありますか?もちろんありますし、実際、僕はすごく得をしていると思います。よく共演者の方から「東京ドームでライブをやれるなんてすごいね」と言ってもらえるのですが、EXILEとしてはそれが真骨頂で、それをやるために頑張っています。それは畑が違う役者さんならではの感覚で、僕からしたら、映画の主演を張れる役者の方はすごいと思いますし、まあ、ないものねだりですよね。それぞれの世界で本気でやると、何か見えてくるものがある気がします。EXILEと役者という、ただ単に2つのことをやっているわけじゃなくて、それが何乗にも掛け合わさって、自分にとっては得になっているのだと思います。――英語や中国語も話される橘さんは、将来的に海外での活動も見すえていると思いますが、その目標についても聞かせてください。昔から海外には興味があって、若い頃は自分でよく海外へ遊びに行ったりもしていました。日本だけじゃなく、世界のいろんな国でいろんな人とコミュニケーションをとることですごく学ぶことが多かったので。後に、今のような仕事をすることになるんですが、EXILEや役者としての活動をさせていただく中で、エンタテインメントで世界に挑戦したいという思いが強くなりました。東日本大震災の後、EXILEが「日本を元気に」というテーマを掲げ、日本中の人々にEXILEのエンタテインメントで少しでも元気になってもらおうと活動してきましたが、その時にもそういうことを思ったりしました。また、僕は昔から、世界で活躍するアスリートの方々を尊敬の目で見ていて、刺激をもらっていました。サッカー選手にしろ、オリンピック選手にしろ、世界で戦うことはすごいことだし、その景色を自分の目でいつか見てみたいです。――橘さんご自身も、アスリートと共通する部分があるような気がします。メンタル的には、アスリートっぽいところがあるかもしれない。EXILEでもトレーニングをすごくやりますし、ライブをやるのでいつも肉体的にタフじゃないといけないから。トレーニング面でも、ダンサーからだけではなく、アスリートの方から教わることもすごく多いです。やっぱり自分の体を知っている人は頭が良いと思いますし、自分を知ることが、目標に近づくための最大の一歩なのかなとも思っています。――自分を知ることって難しそうですが。そうですね。まだまだ気づけていないところがたくさんあると思いますし、もしかしたら一生気づきながらやり続けていくのかなとも思っています。自分はこれからも変わっていくでしょうし。将来的な長いミッションで、人生をかけて挑戦することに、意味があると思っています。いずれは世界へ出て、何かエンタテインメントに携わる仕事をして、そのことで、日本に対して何か持ち帰れたらいいなあと。いずれそうなりたいとは思っています。――最後に、「おれプロ」をこれから観る方にメッセージをお願いします。「わたプロ」は女性シリーズでしたが、「おれプロ」は、男性目線のドラマとなります。男性の方はきっと共感してもらえると思いますし、女性の方は「バカだな、男って」と思って笑って観てほしい。そして、観た後は、ちょっと男性に対して優しい気持ちをもってくれたりして、男性と女性の距離感が縮まるきっかけにしてもらえればうれしいです。
2015年08月28日ダンス&ボーカルグループ・EXILEの橘ケンチが主演を務める単発ドラマ『俺たちがプロポーズ出来ないのには、3つの理由しかなくてだな』が、BSスカパー!で9月に放送される。同作は「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送された、結婚できない女性が知らず知らずにやってしまっているエピソードが描かれるオムニバスドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』から誕生した、BSスカパー!のオリジナルドラマ。今作は逆に、男性目線から描き、男性の結婚できない・しないあるあるを、3つのエピソードで構成する。橘演じる主人公の星野俊介は、30半ばで独身。毎回、何かと理由をつけてはプロポーズができない・しないという優柔不断な男だ。3つの各エピソードでは、佐藤瑠生亮演じる少年時代の俊介が現れ、大人の俊介に直球ストレートの意見をぶつけて困らせる。橘は、台本を読んで「男って本当に身勝手だなと思うんですけど、それを理解できてしまう自分がいたり…男って残念な生き物ですね」と、共感できてしまった自身に苦笑い。男性がなかなかプロポーズできない理由を「男って常に男らしくありたいと思ってるけど、実は結構乙女チックだったりする部分もあると思うので、いざ結婚となると、踏ん切りがつかなかったりするところもあるんですかね」と分析している。そして、男性視聴者には「共感していただけるポイントがきっとたくさんあると思います」、女性視聴者には「男ってこんな生き物なんだなぁバカだなぁ、と感じていただいて、男性に対してちょっとでも優しい気持ちを持っていただけたらうれしいなと思います」とメッセージを寄せた。この他の出演は、木南晴夏、荒木宏文、佐津川愛美、川畑要(CHEMISTRY)、上野なつひ。脚本をふじきみつ彦、監督を川村泰祐が担当している。なお、「女性チャンネル♪LaLa TV」では、9月2日から『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』のシーズン2(毎週水曜23:00~ほか)がスタート。貫地谷しほり、夏菜、小池栄子、酒井若菜、釈由美子、菜々緒といった女優陣の主演バージョンに加え、城田優、中村倫也が主人公を演じる男性目線バージョンも放送される。
2015年07月14日PFUのイメージビジネスグループ 統括部長の松本秀樹氏と、プロトラブズ合同会社社長兼米Proto Labs, Inc.役員のトーマス・パン氏による対談。後編となる今回は、世界最軽量・最小※のモバイルスキャナ「ScanSnap iX100」のソフト面での活用法や、PFUのコミュニケーション戦略についてお届けする。※ バッテリー・Wi-Fi搭載A4シートフィードスキャナにおいて、PFU調べ(2014年4月1日現在)○スキャナの"生態系"をつくる松本秀樹氏(以下松本氏):PCで使う場合、iX100でスキャンした後にクイックメニューが開くのですが、ここからMicrosoft OfficeやEvernote、Dropboxといったアプリケーションやサービスと簡単に連携することができます。また、名刺管理ソフトも同梱されていますので、名刺に書かれている名前や役職といった情報をテキスト化して整理することもできます。トーマス・パン氏(以下パン氏):自動化によって、ビジネスシーンではもちろん、そうでないユーザーにも使いやすくなっていると思います。スキャナ単体ではなく、どんなアプリケーションとつなげるかで、便利さがまったく変わりますね。松本氏:はい。ですから、スマートデバイスのアプリケーションベンダーさんには、カメラ機能と同じように連携してもらうことに注力してもらっています。さまざまなパートナーシップを組んでいくことで、ScanSnapを取り巻く「エコシステム(生態系)」を形にすることが狙いです。パン氏:そういった戦略は以前からおありだったのでしょうか?松本氏:一つ前のモデルからありましたが、iX100からスマートフォンやタブレットのアプリを意識するようになりました。パン氏:しかし、アプリと連携と言っても、スマホの使い方そのものがめまぐるしく変化している昨今です。例えば、開発期間のうちにポピュラーなアプリの使い方が変わっていることもあると思うのですが、どうされているのでしょうか?松本氏:われわれは独自規格のインターフェースを使っていますので、開発の段階から、アプリケーションベンダーさんに、SDK(ソフトウェア開発キット)を提供しております。開発キットを設計思想に含みつつ、サードパーティに働きかけをしているというわけです。○時間を縮めるスキャナパン氏:iX100の機能についてご説明いただきましたが、仕事で頻繁にスキャンの必要があり、かつ移動が多いようなビジネスユースを想定されているのでしょうか。松本氏:フリーランスや個人事業主の方に、積極的に導入していただいていますね。赤入れをしてすぐにデータを送って確認を取るといったことが容易にできますから。昔はFAXを使っていたと思いますが、より鮮明に、瞬時にデータをやり取りすることができるので、非常に重宝がられています。パン氏:そう考えると、このスキャナは「時間を売っている」とも言えますよね。自分の時間の節約と考えると、その対価は十分に感じるのでしょう。松本氏:マスコミの記者さんやヘビーブロガーといった、自分のワークスタイルを進化させるという考えをお持ちの方に利用していただき、その方々に口コミで広げていただいています。パン氏:事前にユーザーさんのブログなどを拝見したのですが、コメントが非常にポジティブなんですよね。プロダクトの力とそういったプロモーション戦略が合わさって、追随を許さないマーケットを構築されたのだと思いました。松本氏:平成27年度の税制改正大綱により、3万円以上の領収書でもデジタル化できるなど国税関係書類のスキャナ保存制度が規制緩和される見通しとなっています。今後は、会計ベンダーさんとともにスキャナを使った業務効率化を提案していこうと動いております。パン氏:ぜひ次回の確定申告で使わせていただきたいと思っています(笑)○アナログとデジタルのコミュニティパン氏:これだけ長くデジタル化が続いた世の中でも、紙が減るどころか増え続けている状況です。セキュリティを考えると紙の方が流出しにくいとも言われていますし、まだまだ紙が消えることはないのでしょう。松本氏:学校でも生徒は学習の基礎として、まず手書きから教わりますよね。アナログな紙とペンはまだまだ残る。だからこそ、それをどこかでデジタルと融合させることが求められると思っています。パン氏:そうすると、スキャナの活用はまだまだ増えていくということでしょうか。松本氏:例えば、シニアの方が自分の思い出の写真をデジタル化して自分史を作ったり、自治体が昔の紙データをデジタル化して機関誌を発行するなど、さまざまな場面で活用されています。われわれとしては、単に装置を提供して終わるのではなく、ユーザーがどんな使い方をしているのかを意識して、ScanSnapを使ったパソコン教室を開催したり、子どもが描いた絵をスキャンして遊べるイベントを行ったりしています。パン氏:まさに「スキャナを取り巻くコミュニティ作り」ですね。聞いていて感動を覚える戦略です。優れた製品を提供し、その製品を巡る環境から次々と新たなビジネスを生んでいく。非常に素晴らしいビジネスモデルだと感じました。
2015年04月30日野田秀樹作・演出作品『エッグ』パリ公演(国立シャイヨー劇場にて)が3月8日、大盛況のうちに閉幕。いよいよ3月26日(木)より大阪・シアターBRAVA!で凱旋公演が行われる。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらの豪華キャスト陣、椎名林檎による心にささる音楽、スピーディーに変化する舞台装置、そして予測不可能な結末……。2012年の初演時、そして今年2月の東京公演で観客に大絶賛を浴びた作品が初演時と同じ主要キャストで挑んだパリ公演。セリフは日本語、フランス語字幕をつけ、また映像場面にはフランス人俳優によるフランス語ナレーションを流すなどの工夫も。キャストの3人が「笑い声や反応から、パリの観客との距離感がすごく近く感じられたことが感動的でした」(妻夫木)、「お客様の反応が変化していく感じが日本と同じだったことに驚いたのと同時に、とても嬉しかったです」(深津)、「言葉で話してもわからないことでも、芝居を見せることで相互理解ができる、共通言語のようなものになりえることを感じています」(仲村)とその手応えを口にするほど、終演後も熱気は続き、大きな拍手に包まれた。作・演出の野田も「パリの反応はとても良かったと思います。パリ公演が始まる前は不安で、題材の難解さが伝わるのかなど、お芝居が終わってもまだまだ不安でいっぱいでした。シャイヨ―劇場の芸術監督ディディエ・デシャン氏が、2度あることは3度あるということわざを用い、エッグに続き、パリでの3度目となる公演のチャンスを楽しみにしています。と言ってくれたので、その言葉にとても救われました」と語るほど現地での好評を肌に感じた本作品が戻ってくる。凱旋公演は3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場大ホールで行われる。チケットは両公演ともに完売していたが、このほど大阪公演で追加販売が決定。チケットは3月15日(日)午前10時より発売。
2015年03月13日2013年5月27日に急逝した吉村秀樹率いるロックバンド「bloodthirsty butchers」とのコラボレーションに端を発した企画を、『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』を手がける奇才・石井岳龍監督が映画化した『ソレダケ/that’s it』が、吉村さんの命日となる5月27日(水)に公開することが決定。この度、石井監督とは3度目のタッグになる染谷将太が主演を務め、敵役にドラマや映画に引っ張りだこの綾野剛が演じることが明らかになった。戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている大黒砂真(染谷将太)。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿大吉のコインロッカーを破壊し金の入った財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。その中には家出人、ホームレス、破産者、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用個人情報がぎっしり詰まっていた。大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥が拘束され横たわっていた。大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボスによる拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる。もがき苦しんでも決して抜け出すことができなかった負のループが導いた先で、大黒は、彼を束縛する宿命との対決を決意する…。吉村亡き後監督が仕上げた作品で、その後、吉村さんの存在と「bloodthirsty butchers」(以下、ブッチャーズ)の音楽から着想を得た石井監督は、その遺志を受け継ぎ、まったく新たな物語に取り組んだ本作。「ブッチャーズ」の持つ激しさ=他者を攻撃するような表層的な激しさとは異なる「攻撃的な諦念/無常」から導き出される、人間の意地が爆発する「底辺の叛逆」の物語だ。主演に若き日本映画界の扇動者・染谷さん、『シャニダールの花』以来2度目の石井組となる綾野さんを始め、本格女優としての確実な一歩を踏み出した元「E-girls」の水野絵梨奈、映画とロックのアウトサイダー渋川清彦、インディペンデント映画の番人・村上淳ら個性派俳優陣が集結。濃くて、危なくて、激しい、情熱とアクションが交差する青春ドラマに仕上がった。以下、キャスト&スタッフのコメント●染谷将太ひたすら叫び、嘆き、走り、殴られ、撃ち合い、血塗れになり、また走りました。俺の知ってる石井さん、そして俺の知らない石井さんの現場を体感、体現してきました。様々な想いを含み、この映画の中にそれは確かに鼓動を打っています。この映画でロックして、久々に爆裂してください。●水野絵梨奈それぞれがそれぞれのやり方で生きているその生き様を見て頂けると嬉しいです。とても切なく苦しい中で、強さがとても悲しいほど美しく見えてくると思います。染谷さん演じる大黒の心の叫びが痛いほど突き刺さってきます。石井監督の世界感そして思いの詰まった音楽とともに楽しんでいただけたら嬉しいです。●渋川清彦炎天下、全力疾走、長台詞。なかなかハードでしたが、これぞ石井監督の世界と思い、自分を預けワクワクドキドキしてました。この作品に参加出来て幸せです。石井岳龍全開をくらえ!!●村上淳映画を問い続ける、監督。それは真摯に。PUNKS NOT DEAD。カタチを変え不死鳥のごとく。石井監督の作品に関われることは、最高に光栄です。●綾野剛石井岳龍監督にしか表現できないファンタジックかつエキセントリックな世界へようこそ。さあ、皆様、どうぞ遠慮なく狂い咲いてください。●石井岳龍監督吉村秀樹と素晴らし過ぎる俳優たちの熱さが、くすぶり続けていたアッシのロック魂に火をつけた。映画館にふさわしく、ノスタルジーではない「今、この瞬間」のロック映画を創りたかった。負け犬が反撃し、愛は暴走する。まだ何も終わってはいないし、何も始まっていない。死ぬにはまだ早い、勝手にしやがれ!!『ソレダケ/that’s it』は5月27日(水)よりシネマート新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月05日野田秀樹作・演出による、NODA・MAP第19回公演『エッグ』が公演中だ。本作は、好評を博した2012年初演作の再演。公演初日前の2月2日、ゲネプロが行われた。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報野田作品らしく、時空間がマジカルに錯綜する本作。ドラマの発端は、改修工事中の劇場で、劇場案内係(野田秀樹)がみつけた、歌人で作家の寺山修司の未発表戯曲だ。これを、案内係と愛人関係にあるという劇場の芸術監督(野田の2役)が手に入れたことから、舞台上で、戯曲に綴られていた世界が展開する。それは、天才アスリート・安倍比羅夫(妻夫木聡)やベテランアスリート・粒来幸吉(仲村トオル)や平川(大倉孝二)ら、卵を用いた架空のスポーツ “エッグ”に情熱を傾ける男達と、彼らのチームのオーナー(秋山菜津子)、消田監督(橋爪功)、人気シンガーソングライター・苺イチエ(深津絵里)、苺の振付師・お床山(藤井隆)らの物語だ。軽妙でエッジの利いた野田の台詞、どこか切ない椎名林檎の音楽、カーテンやロッカーを効果的に用いた堀尾幸男の美術、洗練されたひびのこづえの衣裳、そして、初演以来変わらない個性豊かな豪華俳優陣の熱演によって、舞台はカラフルに躍動。彼らを通して、20世紀の大衆を熱狂させた“音楽”と“スポーツ”が、美しく輝かしい人生の応援歌であると同時に、洗脳や根性論やナショナリズムと隣り合わせであるという事実も、あぶり出される。物語はそれだけでは終わらない。芸術監督が「読み違えていた」と言い出すことから、ドラマの途中で何度も新たな情報が加わり、変更が施される。それは、人間の先入観への皮肉であり、また、改ざんが行われ続ける歴史への痛烈な眼差しでもある。真実が時に恣意的に歪められ、あるいは忘れられ、新たな神話が形成されていく中、人類は同じ過ちを、そうと気づかずに犯してきた。だが、忘れてはならないこともある、という作者の声が聞こえてくるようだ。「いつもデジャブ~」と歌う苺の声も意味深に響く。そうこうするうち、時代は、(本作初演ではまだ決定していなかった)2020年の東京五輪を見据えた現代、1965年の東京五輪、そして1940年の幻の東京五輪と遡りながら、ある葬り去られた過去へと到達するのだった……。粒来幸吉=円谷幸吉、安倍比羅夫=「裸足のアベベ」ことアベベ・ビキラなど、実在する人物を想わせる名を散りばめながら、野田は近代史の闇に迫る。その近代は、世界の知と富と権力が一部の人間に集中し、不都合な真実には蓋をして進み続けようとする現代と地続きだ。寺山の未発表戯曲の存在を含め、この劇はフィクションだが、だからこそ、そこには幾多の真実が煌めいている。本作は東京公演後の3月、パリ国立シャイヨー劇場で日本の劇団として33年ぶりに公演を行う。33年前に上演された作品は奇しくも寺山修司の『奴婢訓』だという。フランス公演後は3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールでも上演。取材・文:高橋彩子
2015年02月09日古味直志氏による漫画で、2014年1月~5月に放送されたTVアニメ『ニセコイ』に登場するヒロインのひとり「橘万里花」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年5月発売で、価格は3,889円(税別)。橘万里花は、『ニセコイ』に登場するメインヒロインの4人目で警視総監の娘。普段は「~ですわ」というお嬢様風の口調だが、感情が高ぶった時などは九州弁に変化し、主人公の一条楽に好意を寄せている。『ニセコイ』のねんどろいどシリーズとしては、すでに『桐崎千棘』『小野寺小咲』『鶫誠士郎』がラインナップされており、これでメインヒロイン4人が出揃ったことになる。原型制作は七兵衛が担当。『ねんどろいど 橘万里花』では、表情パーツにはイメージの異なる2種類の「笑顔」のほか、女の子らしい「恥ずかし顔」に「ウインク顔」を用意。束になった髪の毛パーツは軟質素材が採用され、左右に首をふったポージングでも干渉しにくい構造に。そして、物語の鍵となる「約束の鍵」も付属し、挑発的なシーンや主人公の優しい言葉に照れるシーンなど、劇中のさまざまなシーンを再現できる。商品価格は3,889円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、2015年1月14日21:00。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)古味直志/集英社・アニプレックス・シャフト・MBS
2014年12月19日「和田秀樹こころと体のクリニック」(東京都文京区)はこのほど、坑加齢医学・予防医学の世界的権威であるクロード・ショーシャ博士と提携し、日本初の育毛プログラム「トータル・ヘア・マネジメント」の提供を開始した。男性ホルモンの中の「DHT」という物質が、抜け毛や前立腺肥大の原因であることが解明され、それをブロックする薬が開発されてきた。しかし、DHTには活力や性欲をつかさどる作用があることもわかり、それを抑えすぎると、性欲低下、活力低下、ED(勃起障害)などの副作用が生じることがあるという。実際に、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、副作用がある薬品としてリストアップするように勧告している。ショーシャ博士は、この副作用を、ホルモン状態のチェックと「テストステロン」投与で解決できることを発見し、ヘアマネジメントプログラムを開発した。現在、博士の母国であるフランスはもちろん、アメリカ、イタリア、中国、香港、台湾など世界17カ国で提供されており、王族・貴族、セレブ、スポーツ選手などから高い支持を受けているという。同プログラムは、ホルモン状態や前立腺の状態、脂質状態、全血検査などを通じて患者の体質を科学的に解析。DHTを抑えすぎずに男性機能をあげるとされるテストステロンを投与し、さらに栄養学的・皮膚科学的アプローチで発毛環境を整えていくという。結果として育毛だけではなく、若返りや男性機能のアップをも実現してくれるとのこと。また、薄毛の原因の90%は男性ホルモンが原因とされるが、残りの10%の多くはストレスなどの心因とされている。来院した患者には最初にカウンセリングを行い、どちらが原因なのかを判断するという。
2014年12月12日野田秀樹がオール韓国人キャストとともに上演する舞台『半神』が韓国・ソウルの明洞芸術劇場で公演中だ。出演者急病のため予定されていた初日は延期となったが、9月20日に無事開幕。10月5日(日)まで全16公演を行う。舞台『半神』チケット情報シャム双生児の姉妹をめぐる物語。野田が漫画家・萩尾望都と共作し1986年に初演、野田が主宰した劇団夢の遊眠社の代表作のひとつとして知られている作品だ。野田が韓国人俳優とともに舞台に取り組むのは、2005年の『赤鬼』韓国バージョン以来となる。初日公演を終えた野田は以下のコメント寄せている。主演女優の盲腸炎のために、初日が8日延びました。久しぶりに“生みの苦しみ”を味わうこととなり、同時に、初日がこんなにも待ち遠しいことも珍しかったです。芝居をする人間にとって、「初日」がないということは、「無」に等しい。「その一日」がないだけで、それまでやってきたことが、何でもなかった事になってしまう。その虚ろな八日間を経ての初日でした。この「虚ろさ」は経験したものにしかわからないだろうなと思います。そして迎えたソウルの初日の観客席には、若いお客さんも目立ち、初めてお客さんが沸いた瞬間は、誰よりもほっとしている「私」がおりました。こうして、30年前の作品が、時を越え「海峡」を越えて上演できることが、いかに幸せなことか、「初日」が遠かっただけに余計感じさせてもらいました。韓国の俳優の身体性の高さもあって、とてもいい芝居になった感触です。時も場所も違うのですが、1999年に初めて、タイの役者さんたちと『赤鬼』を作り上げた時に近い感じがしています。物を作ることは、やっぱり、ただ技術だけの問題ではない。創造への“情熱”が昇華した時に、人の心を動かすことがある。そんな芝居になっていると思いました。もちろん、まだ初日が開いたばかりなので、これから、どう成長していく芝居なのか、不透明ではありますが、「いい芝居」であることを確信することになった初日です。野田秀樹同舞台は韓国公演に続いて東京でも上演。10月24日(金)から31日(金)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケット発売中。
2014年09月30日野田秀樹の舞台『半神』が15年ぶりに復活する。東京芸術劇場と韓国の明洞芸術劇場の共同制作によるもので、野田の演出、韓国人俳優のオールキャストで9月にソウル、10月に東京での上演が予定されている。野田と漫画家・萩尾望都が共同で戯曲化し、1986年に初演された『半神』は劇団夢の遊眠社の代表作のひとつとして知られる人気の舞台。シャム双生児の姉妹を軸にさまざまな世界が交錯していくストーリーだ。今回、ソウルで行われたオーディションには400人を越す応募が集まったという。最終的に選定された12人の出演陣のうち、双子の姉・シュラ役を演じるのは日韓合作舞台『焼肉ドラゴン』で三女役を演じた実力派舞台女優チュ・イニョン。片や、妹・マリア役に抜擢されたのは韓国ミュージカル界の新鋭チョン・ソンミン。タイプの異なる魅力を持つふたりに、日韓共同制作となる本作への思いを聞いた。『半神』 チケット情報2005年にソウルで野田が演出、出演した『赤鬼』韓国バージョンを、当時学生として観たというイニョンと、今回のオーディションで野田秀樹の名を初めて知ったというソンミン。ふたりが口を揃えてまず語ったのは、今回のオーディションの特異性だった。そもそも韓国ではストレートプレイのオーディションは珍しく、とくに主役級のキャスティングはほぼ演出家からの指名で決まる。ところが……。「私が“死ぬまでに一度でも共演できたら幸せ”と思っていた大先輩たちが来ているんですよ!普通オーディションではセリフを読んだりするんですが、野田さんは“波”や“強風”といったテーマでパフォーマンスを要求されて。それを大先輩たちが身体を投げ打って一生懸命やっていらっしゃる。先輩方があまりに上手なので、もう私はダメだわ…と思いました(笑)」(イニョン)「私はミュージカルをやってきたので、オーディションでは知り合いが誰もいなくてひとりぼっち。開き直って思いっきりやろう!と自分を奮い立たせました(笑)。イニョンさんのお話のように、大ベテランの方々が私のような人間と同じ状況で懸命に演じてらっしゃるのを見て、オーディションの現場だけでも多くのことを学びましたね」(ソンミン)結果、「早く出演者の皆に会いたい。舞台上でどう息を合わせていくのか気になります」とふたりが待ちわびるほどの、韓国演劇界の人気者が集結。出自もキャリアも異なる個性派の面々が、同じスタートラインに立って野田ワールドに飛び込む。双子役を演じる、選ばれし女優ふたりの挑戦を見届けたい。「重い主題がとても軽やかに書かれている作品。冗談のように、お遊びのように、深い話をポンッと投げ入れる面白さに惹かれますね。私も観客の皆さんも、想像もできない体験をすると思います」(イニョン)。「生について、存在についての負い目といったものが語られているので、私も最初は深刻な物語だと思っていました。でも始まりからとても愉快!好奇心を持ってご覧いただきたいですね」(ソンミン)10月24日(金)から東京芸術劇場 プレイハウスにて。一般発売直前先行は8月1日(金)午後6時より受付。文:上野紀子
2014年08月01日最新作であるNODA・MAP第18回公演『MIWA』に続き、今度は、野田秀樹の初期作品が上演されることになった。これは、野田が芸術監督を務める東京芸術劇場の企画で、野田の優れた旧作を気鋭の演出家に託すシリーズの第2弾にあたる。松尾スズキが演出した『農業少女』以来4年ぶりとなる今回は、演目にひとり芝居『障子の国のティンカーベル』が選ばれた。演出は野田と親交の深いイタリア出身のマルチェロ・マーニが手がけ、毬谷友子と奥村佳恵の出演によりダブルキャストで上演する。演出家とキャストに話を訊いた。『障子の国~』は、1984年に刊行された野田の書籍に収められながらも、作者本人の演出では一度も上演されていない。数ある野田作品の中でも珍しい戯曲だ。描かれるのは、『ピーターパン』に登場する妖精ティンカーベルのその後の物語。日本へと旅してきた彼女の口から、ピーターに対する想いが語られていく。「以前から演じたいと思っていた戯曲でした」と毬谷は言う。「最後のページに“一九八一年正月の三日間を返上し、殴り書く”と記されていますが、そうとは思えないほど深い奥行きがあるし、一方で言葉遊びや、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさに満ちている。“天才・野田秀樹”が現実にとらわれず、まさにピーターパンのようにピュアな心で書きたいものを書いた、そんな印象です」。野田から「彼ならアイデアも豊富だし、演出家として適任」という信頼を得て登板することになったマーニは言う。「力強く、複雑で、感動的。戯曲を読んだときは、若い頃の気持ちを思い出して、泣いてしまったほど。人形を使う場面もあるし、歌もふんだんに盛り込まれている。私はフィジカル・シアター(=身体性を活かした演劇表現)出身なので、様々なムーヴメントを取り入れたいと思います」。奥村は、昨年開催されたマーニのワークショップで才能と個性が認められ、今回の出演につながった。「ワークショップでは毎日、うちひしがれては気をとり直しての繰り返しでした。たとえ複雑な作品であっても、演じる側は、ちゃんと分かった上で舞台に立たなければいけないと思うんです。半端じゃない気迫で臨むつもりです」と熱い意気込みを語る。「歌とダンスの素養がある友子と、活き活きとボーイッシュな佳恵。それぞれの持ち味を活かした2バージョンになると思う」とマーニは言う。想像力に富む戯曲が複眼的なアプローチでどう色づくのか、見比べる楽しみを味わいたい。2月13日(木)から東京芸術劇場 シアターイーストにて上演。11月16日(土)の一般発売に先がけ、チケットぴあではインターネット先行抽選「いち早プレリザーブ」を10月26日(土)午前11時より受付スタート。
2013年10月25日日本の演劇界を牽引するふたり、野田秀樹と三谷幸喜が初タッグを組んだ舞台『おのれナポレオン』が4月9日(火)、東京芸術劇場で初日の幕を開ける。三谷が劇作と演出を手掛け、野田は自身が書いた作品以外ではほぼ初めて俳優として出演する話題作。さらに共演者の顔ぶれも豪華だ。天海祐希、山本耕史、内野聖陽ら主役級の俳優が集結。開幕に先立ち、6日と7日にプレビュー公演が行われた。「おのれナポレオン」チケット情報病死か毒殺か?英雄ナポレオンの死の謎を、三谷が独自の解釈を加えた歴史ミステリーとして描いている。絶海の孤島セントヘレナ島に幽閉され、退屈で窮屈な毎日を送るナポレオン(野田)。彼は愛人・アルヴィーヌ(天海)とその夫で副官のシャルル・モントロン(山本)らと一緒に、読書やピアノ、お芝居ごっこをして有り余る時間を浪費して過ごしている。身の回りの世話は従僕マルシャン(浅利陽介)の仕事だ。主治医のアントンマルキ(今井朋彦)は、監視役の島の総督ハドソン・ロウ(内野)に、ナポレオンを“皇帝”として扱ってほしいと頼むが、ロウは“捕虜”だといって取り合わない。そんな中、ある事件をキッカケに何者かによるナポレオン殺害の企みが発覚し……。物語はナポレオンの死後、20年近い歳月を経たパリで、その死に疑問をもったセントヘレナ出身の医学生が関係者をひとりずつ訪問する形で始まる。彼らがナポレオンとの思い出話を語りだすと、いつしか当時の姿に変わり、一瞬のうちにパリから島へと時空を超える。ワンシチュエーションものが得意な三谷には珍しく、時間と空間が大きく広がりをもった設定になっている。また、通常とは異なるステージの形状にも注目したい。客席が舞台の左右にも設けられ、四角いステージを三方から取り囲む形になっている。そのためセットはごくシンプルに、椅子とベッド、それにナポレオンが好きだったというチェスなど、最低限の装置だけ。その分俳優の芝居に委ねられるところは大きいが、そこは演技巧者の面々だけに、三谷の期待に充分応えていたと言えよう。野田は子どものような無邪気さで舞台を走り回っていたかと思えば、天海とのラブシーンでは男の一面を見せたりと、振り幅の広さを存分に発揮。天才と言われた一方、エキセントリックな性格のナポレオンを体現していた。愛人役の天海は野田との息もぴったりで、コミカルな演技で笑いを誘いながらも愛情と打算に揺れる女心を好演。内野は野田ナポレオンを虐待する役だが、単純に憎んでいるだけではない複雑な心情をみせていた。緻密に描かれた人間関係とエピソードの数々は、やがて明らかになるナポレオンの一世一代の企みへと繋がっていく。それは、三谷が物語の中に仕込んだ壮大な仕掛けにほかならない。公演は5月12日(日)まで。なお、5月9日(木)19:00の公演の模様を全国の公共劇場および映画館にて生中継配信する。
2013年04月09日三谷幸喜作・演出、野田秀樹主演。日本の演劇界をリードする2大ビッグネームが、来年4月、ひとつの舞台で力を合わせることになった。1955年生まれの野田は、1976年に劇団夢の遊眠社を旗揚げ。以降、NODA・MAPを主宰する現在まで、考える面白さに満ちた演劇ならではの表現を追求し、国内のみならず海外でも多くの成果を残している。一方、1961年生まれの三谷は、1983年に結成した東京サンシャインボーイズの主宰者として、笑いにこだわった舞台で人気を博す。シチュエーション・コメディという欧米ではポピュラーだったジャンルを日本に定着させた功績は大きい。ふたりが同じ作品に関わったのは、三谷脚本によるNHK大河ドラマ『新選組!』に野田が勝海舟役で出演した2004年の一度だけで、両者のホームグラウンドともいうべき舞台でのコラボレーションは、今回が初めて。そもそも野田が自作以外の舞台に本格的に出演すること自体、異例のケースだ。三谷が書き下ろす作品のタイトルは、『おのれナポレオン』。近年、ゴッホ、石川啄木、夏目漱石など実在した人物の知られざる一面を描くことの多い作者が、今回は、ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)を題材に選んだ。フランス革命の精神を継承して出世した身ながら、皇帝として強大な権力をふるって反発を買い、最後には追放され、51歳でこの世を去った“英雄”ナポレオン。まさに乱高下したといっていいその人生は、「私の辞書に不可能という言葉はない」との発言や、1日3時間しか睡眠しなかったという伝説など、エピソードにあふれている。果たして、三谷の筆は、硬軟自在に変貌する知性的な演技と高い身体性を併せ持つ野田を擁して、どこに向かうのか、興味は尽きない。ほかに、天海祐希、山本耕史、浅利陽介、今井朋彦、内野聖陽をキャストに迎え、2013年4・5月、野田が芸術監督を務める東京芸術劇場のプレイハウスにて上演。チケットは1月26日(土)一般発売開始予定。
2012年11月03日本年1月5日より、NY、ロンドン、香港を巡る『THE BEE』ワールドツアーを行ってきた野田秀樹がついに帰国。2月24日(金)から東京・水天宮ピットにて行われる〈English Version〉〈Japanese Version〉の連続上演を前に、2月22日、都内にて両バージョンのキャスト6名と共に記者発表会を開いた。『THE BEE』公演情報『THE BEE』とは、同時多発テロに衝撃を受けた野田が、筒井康隆の短編小説『毟(むし)りあい』を題材に創作した舞台(共同脚本:コリン・ティーバン)。妻子を誘拐されたサラリーマンが、自らも犯人の妻子を人質にとり、犯人との心理戦を繰り広げるという衝撃作だ。2006年にロンドンで初演され、翌年にはロンドンバージョンと日本バージョンを東京で上演。“報復の連鎖”という本作のテーマと、現実の世界情勢とがリンクし、大きなセンセーションを巻き起こした。この度のワールドツアーを実現させたのは、「9.11事件から10年後のニューヨークで『THE BEE』を上演したい」という野田の強い思い。現地では高い評価を受け、野田は「この芝居が持っている、世界共通で抱えている問題に対し、興味を持ってもらえたことは大きな手ごたえ」とワールドツアーを振り返った。そして凱旋公演となる〈English~〉でサラリーマン・井戸役を演じるのは、英国の実力派女優キャサリン・ハンター。すでに野田作品には欠かせない存在であり、野田との舞台づくりを「私のキャリアにおけるハイライト」とまで言い切る。そして〈Japanese~〉で井戸に監禁される犯人の妻役を演じるのは、宮沢りえ。「野田さんを信じているので、何も不安はありません。この作品から自分の想像を超えるような自分に出会いたい」と、本作にかける熱い思いを語った。ほかに〈English~〉にはグリン・プリチャードとマルチェロ・マーニが、〈Japanese~〉には池田成志とコンドルズの近藤良平が参加。野田は、両バージョンに異なる役柄で出演する。また〈Japanese~〉はNODA・MAP番外公演として、国内ツアーも実施。東京のあと、大阪、北九州、松本、静岡の計5か所を巡る。NODA・MAPとしては初の試みであり、「自分が見失っていることというのは、必ず(地方など)そういったところで発見できるもの。だから今回のような企画をやれることは非常に幸せ」と、野田自身20年ぶりとなるツアーに大きな期待を寄せていた。取材・野上瑠美子ジャパンツアーのチケットは2月25日(土)10:00より一般発売する。なお、チケットぴあでは東京公演と大阪公演の先行抽選の申し込みを2月23日(木)11:00まで受付。
2012年02月22日劇作家で俳優の野田秀樹が、脚本と演出を手がけた舞台『THE BEE』で自身初のワールドツアーを敢行。現地時間の1月5日、ツアー初日となる米・ニューヨーク公演が開幕した。『THE BEE』チケット情報『THE BEE』は筒井康隆の短編小説『毟りあい』を題材とした、際限のない復讐劇を描いたもの。9.11から続く“報復の連鎖”を目の当たりにした野田が、世界に通じるテーマだと確信し舞台化。2006年に英・ロンドンで初演後、翌年には日本でも上演され数々の演劇賞を総なめし話題となった。今回のワールドツアーは、9.11から10年を経たニューヨークで上演したいという野田の希望で実現。野田も出演した初日の舞台は満員御礼となり、カーテンコールでは観客の温かい拍手に包まれた。終演後、野田は「前日のドレスリハーサル(通し稽古)が、思っていたような出来にはならなかったので、突然、自信を無くしてしまったんだよね。それで、昨日の夜は眠れませんでした。初日の芝居は非常に良い出来だったので、いままでやってきたことが間違いなかったと確信できました。あとは、ニューヨークのお客さんが今日の観客たちの評判を聞き、この作品を観にきて、どんな反応をしてくれるのかが楽しみですね」と語った。ニューヨーク公演は1月15日(日)まで。その後、ロンドン、香港と回り、東京・水天宮ピット大スタジオにて2月24日(金)から3月11日(日)まで上演。なお、東京公演のチケットは1月14日(土)より発売。チケットぴあでは1月13日(金)まで先行販売中。また、宮沢りえら日本人キャストによる“ジャパンツアー”も4月から6月にかけて東京、大阪、北九州、松本、静岡で上演する。
2012年01月10日歌手の西城秀樹が9月22日(水)、東京・港区のシネマート六本木で行われた映画『メッセージそして、愛が残る』(ジル・ブルドス監督)のトークショー付き試写会に出席した。自分の死期を悟った主人公の男が、残された時間を大切に生きようとして疎遠だった家族との絆を取り戻していく姿を描く物語。2003年6月に脳梗塞を発症し乗り越えた経験を持つ西城さんが、愛することや生きることの大切さを伝える本作に共鳴し、来場したもので「この映画、本当に深いです。2回観まして1回目はショックを受けて落ち込んだ。でも2回目には、基本は生きている間をどう生きるかを描いた温かい映画だと思った」としみじみ。もし主人公のように死期が分かったら?との質問には「怖いから嫌だけど、分かったら腹をキメて人生にどう素晴らしいものを残せるか考えます」。自身が大病を経験して変化したことについては、「家族への愛情をもっと出していこう、思い出を作ろうと思うようになった。家族が先で、仕事がある。いまは家族と過ごしている時間がこの上なく楽しい。それがあるから仕事ができる。そう気付いたときから女房には頭が上がりませんね」。取材陣から家族には感激ですか?と突っ込まれると、「秀樹カンゲキ、って言わせたいんでしょうが」と苦笑いしつつ「カンゲキというよりありがとう、です。例えば食事を作ってくれるのも、当たり前とは思わない。他人と暮らしているわけですから」と語った。『メッセージそして、愛が残る』は9月25日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:メッセージそして、愛が残る 2010年9月25日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 FIDELITE FILMS - AFTERWARDS PRODUCTION INC - AKKORD FILM PRODUKTION - WILD BUNCH - M6 FILMS■関連記事:香山リカが夫婦愛講座永く愛されるコツは「求め過ぎない」香山リカトークショー付き『メッセージ』カップル限定試写会に15組30名様ご招待ロマン・デュリスが大人の苦悩を演じ上げる!『メッセージ』予告編を独占先行配信
2010年09月22日