青月社はこのほど、大竹敏之著『コンクリート魂 浅野祥雲大全』を発行した。○東海地方の秋のレジャーガイドとしても同書には、現在までに判明しているコンクリート人形師・浅野祥雲氏(1891~1978)の全作品758体がオールカラーで収録されている。浅野氏の作品はサブカル層からカルト的人気を得ており、「"デカい"(2m以上)、"カラフル"(ペンキ彩色)、"たくさん"(スペクタクル・ジオラマ)、"ダイナミック"(表現性・ディテール)なこと」が特徴だという。著者の大竹敏之氏は"日本唯一の浅野祥雲研究家"で、同書は大竹氏の20年以上にわたる研究成果の集大成と言える一冊になっているという。浅野氏の"三大聖地"のガイドや未紹介の作品の紹介、写真家の都築響一氏と大竹氏の対談も収録している。なお、ほぼ全点が屋外にある公開施設のため、東海地方の秋のレジャーガイドとしても活用できるとのこと。価格は2,000円(税別)。
2014年11月14日首藤康之のダンス公演『DEDICATED 2014 OTHERS』が明日、10月24日(金)よりKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕する。2011年にダンサーの首藤がスタートさせたダンスシリーズ『DEDICATED』の第3作。シリーズのテーマは「ダンスを通して自分の思いを捧げること」。今回は、“OTHERS”(他者)と題し、首藤康之ソロ作品『ジキル&ハイド』(構成・演出:小野寺修二)と、首藤康之・中村恩恵のふたりのダンサーに女優のりょうを迎えた『出口なし』(構成・演出:白井晃)の豪華2本立てで上演する。開幕を目前に控えた稽古場を取材した。『DEDICATED 2014 OTHERS』チケット情報『ジキル&ハイド』は、2011年『DEDICATED』立ち上げの公演で、首藤が最も信頼する演出家のひとりである小野寺修二とタッグを組み上演、好評を博した作品。初演時の会場であるKAAT大スタジオから今回はホールに会場を移し、さらにダイナミックかつ緊密な世界を展開する。リハーサルでは、実際の舞台装置になる鏡や小道具を使い、作品の流れの中で動きの動機を探る細かい作業を積み上げ、本番さながらの通し稽古が行われていた。さまざまなイメージを喚起する舞台美術と構成、それらとせめぎ合う首藤康之のダンスに目を奪われる。『出口なし』はサルトルの同名戯曲を題材にして、KAATのアーティスティック・スーパーバイザー白井晃が構成・演出する作品。稽古場の空気は出演者、スタッフ全員が集中し、その密度は高い。ダンス作品演出に初めて挑む白井、ダンサーの首藤と中村、女優のりょうの4名いずれもが「新しい経験」と話すクリエーションは、言葉とダンス、声と身体を交錯させながら、新たなイメージを立ち上げていく。それぞれがこれまでにない挑戦をしながらも、最終的には同じ方向へ向かっていく、そんな不思議な創作のプロセスが垣間見られた。“OTHERS”(他者)と題された今作。他者を通して見えてくるものとは…。自己の中に潜む他者とは…。2作品の連続上演を通し、人間存在について深く考えさせられるような公演になりそうだ。公演は10月24日(金)から26日(日)まで。
2014年10月23日10月3日、ミュージカル『ヴェローナの二紳士』の製作発表が都内で行なわれ、上演台本・演出を務める宮本亜門と、主演の西川貴教、歌手の堂珍嘉邦らが出席した。同作は、今年生誕450周年を迎えたシェイクスピア初期の喜劇を、『HAIR』などで知られるガルト・マグダーモットの音楽でミュージカル化したもの。1972年のトニー賞で作品賞と脚本賞の2冠に輝いている。物語は、ヴェローナからミラノへやってきた西川貴教演じるプロテュース、堂珍嘉邦演じるヴァレンタインの紳士ふたりと、島袋寛子演じるジュリア、霧矢大夢演じるシルヴィア、ふたりの女性をめぐる恋物語。今回が宮本亜門演出作初出演である西川は、作品の印象について「シェイクスピアの作品の中でも異色なこの作品の、その中でも性格、思考ともに破綻した役をやらせていただけて本当に光栄だと思っています(笑)。シェイクスピアというだけで堅苦しく感じる方もいると思いますが、そういうイメージを払拭できるような、僕なりのプロテュースを演じられれば」とコメント。主演を務めることについては「先に台本を読ませていただいたのですが、男性とキスをする場面が多くて、どうしたもんかな、と戸惑っています(笑)。でもこうなったらキャスト全員とキスするぐらいのテンションで(笑)、僕以外のキャストが「ここまではっちゃけて良いんだ」と思えるように、主演の僕が引っ張って行きたい」と意気込んだ。こちらも宮本亜門演出作初出演である堂珍は「亜門さんから、シェイクスピアの初期作品を新しいアプローチでやりたいとオファーをいただいて、その考えに共感して出演を決めました」と出演に至る経緯を話した。また、今作は「ラテン音楽」の要素を強め、カーニバルのような明るさが溢れる作品に仕上げている。そのことについて堂珍は「ラテンと僕の雰囲気は対極にあるんじゃないかと思っているのですが、亜門さんの演出によって、自分の中にあるものが膨らんでいけば良いなと思っています」と語った。同作の演出を熱望していたという宮本は「こんなに面白くて良いのかというぐらい変わったシェイクスピア作品です。キャストは個性的で楽しい方が揃っているので、稽古場は動物園みたいになるかも(笑)。年末ですので、この作品で幸せと喜びが溢れるような時間を演出したいと思っています。今憂鬱になっている方、本当の愛を感じたい方、自分を発散したい方、ぜひ足を運んでください」と自信をのぞかせた。ミュージカル『ヴェローナの二紳士』東京公演は12月7日(日)から28日(日)まで、東京・日生劇場にて行なわれ、その後、福岡、愛知、大阪を周る。なお、東京・福岡・愛知公演の一般発売は10月4日(土)午前10時より。
2014年10月03日浅野忠信と二階堂ふみが挑んだ衝撃作『私の男』のモスクワ国際映画祭受賞記念舞台あいさつが15日、東京・新宿ピカデリーで行われ、浅野と二階堂のほか、熊切和嘉監督が登壇した。本作は、第138回直木賞を受賞した桜庭一樹の同名小説の映画化作品。天災で両親を失い、10歳で孤児となった少女(二階堂ふみ)と、彼女を育てていく遠縁の男(浅野忠信)の強い絆と禁断の愛を紡いだ人間ドラマとなっている。メガホンを取ったのは、『夏の終り』(2013年)の熊切和嘉監督で、先日行われた第36回モスクワ国際映画祭のコンペティション部門で最優秀作品賞と最優秀男優賞を獲得したほか、ニューヨーク・アジア映画祭で二階堂ふみがライジング・スター賞を受賞した。主演の浅野は「モスクワから帰って数日経っていますが、未だにお祝いのコメントをメールでいただいたりします。自分の中でも興奮が冷めませんね。これをきっかけにTwitterなどで『見たい』という人が増えてくれることがすごくうれしいです」と笑顔。ベネツィア国際映画祭に出品された園子温監督作『ヒミズ』で新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞に続き、未来の登竜門的なアワードとなるニューヨーク・アジア映画祭のライジング・スター賞を受賞した二階堂は「評価をいただけたのは本当にうれしいですし、今は映画に深く関われていることに幸せを感じています。幸せを感じることだけでなく、それ以上のものをこれからもどんどん作っていきたい気持ちもあります」と更なる活躍に意欲を見せていた。イベント中には観客の質問に3人が回答するコーナーも実施。「二階堂との激しい濡れ場で興奮したか?」という質問に浅野は「友達にもしょちゅう聞かれるんですが、意外と仕事の時は男モードが抑えられるんです。興奮はしたと思いますが、余計な興奮をしないで仕事に集中して向き合うことができました」と告白。さらに近親相姦の被害者という50代女性から「美化されることに危険を感じるが?」と投げかけられた熊切監督は「そこに愛があったこともあり得ると思って描きたかった。美化して描いたつもりはなく、そこにある厳しさを描いたつもりです」と回答。そこで気を利かせたMCが、熊切監督だけのコメントで終わらせようとしたが、浅野が自らすすんで「これまで過激な映画をやってきましたが、見る方によって思い出させたりすることがあるならば、申し訳ないと思っています。僕らも一生懸命やってきましたが、これから考えていきたいと思います」と神妙に答えていた。
2014年07月16日伊東美咲、ZARAコーデしとやかで可憐なイメージで好印象の伊東美咲さん。タレントとして、また一児の母として活躍中の彼女ですが、その私服が彼女のオフィシャルブログで大公開されています。マネージャーさんによってアップされた同ブログ6月29日付け記事に見ると、伊東さんの涼しげな私服が!トレンドのボタニカル柄のトップスに、夏らしい白のパンツは清々しい中にも凜とした美しさがあり、彼女にピッタリのコーディネイトです。上下ともにファッションブランド・ZARAの商品だということで、マネージャーさんは「ZARAは、いち早く流行を取り入れつつも、お買得!!」と絶賛しています。爽やかな品の良さを大切にまた、同ブログの6月26日付けの記事では、伊東美咲さん自身によるブログの書き込みがあり、日々のファッションでは、「爽やかに品の良さを大切にしたい」とのことで、アクセサリーはパールを選ぶことが多いとコメントしています。同記事では、ヘアメイクさんとのやりとりも書かれていて、髪のサイドを編み込みしてもらっている写真が公開されています。カラーやパーマもいいですが、こうして髪を編むスタイルは優雅でワンランク上のオシャレが楽しめそうです。日本人らしいエレガントスタイルを目指すなら、伊東美咲さんのブログをチェックしてみてはいかがでしょうか。【参考】・伊東美咲オフィシャルブログ
2014年07月01日浅野忠信と二階堂ふみが共演したセンセーショナルな衝撃作『私の男』のプレミア試写会が、6月2日に新宿ピカデリーで開催。浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、藤竜也、熊切和嘉監督、舞台となった紋別のゆるキャラで観光大使の紋太くんが、舞台あいさつに登壇した。『私の男』は、第138回直木賞を受賞した桜庭一樹の同名小説を映画化した禁断の愛の物語。大震災の津波で両親を失い、10歳で孤児となった少女(二階堂ふみ)と、彼女を引き取り、育てていく遠縁の男(浅野忠信)。孤独だった2人が、時を重ねていくうちに、強い愛と絆で結ばれていく。メガホンを取ったのは、『夏の終り』(2013年)の熊切和嘉監督。浅野は、「40歳になり、今の自分にしか演じられない役をいただきました。感謝しています」と、充実感あふれる表情で語ると、二階堂も「私にとって運命的な作品になりました」と力強くアピール。浅野は30代について「役者として、どうやって苦手なものを克服するか、得意なものをどう伸ばすかが大変でした」と振り返った後、今回の役柄について「40代でやりたいとイメージしていたような役。どうやってかみ砕いて、自分のものにしていくかを考えるのが楽しかったです」と笑顔を見せた。極寒の流氷に入るシーンがあった二階堂は「撮影は全編通して寒かったです。でも、本物だからこそ出せる臨場感や空気感があったので、良いシーンに仕上がったと思います」と手応えを口にした。流氷のシーンを二階堂と演じた藤は「危険でした。じじいがじじいを演じると、ぎくしゃくしちゃう。二階堂さんがすごく心配してくれました」と苦笑い。さらに「新しい才能の現場であると、うれしい。勉強ばかりしてた。僕、まだ伸びますから」とおちゃめに語り、会場を和ませた。熊切監督は、俳優陣について「すごく波動の来る方とやれました。撮っていて、ワクワクしました」と満足気にコメント。最後に、紋別のゆるキャラで観光大使の紋太くんが、本物の流氷を持って駆けつけ、笑顔で写真撮影を行った。『私の男』は6月14日(土)より全国公開。
2014年06月04日2008年直木賞受賞の桜庭一樹によるベストセラー小説を、俳優活動25周年を迎えた浅野忠信とヴェネチア国際映画祭「マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)」を受賞した二階堂ふみを主演に迎えて映画化した『私の男』。オホーツク海の果てなく閉ざされた流氷が象徴するような、“育ててくれた父”と“引き取られた娘”との禁断の愛がテーマの本作のみならず、いま、“タブー愛”のあり方に迫った作品が続々と公開されている。ふり返れば、平凡な主婦と中年カメラマンの4日間だけの濃密な愛を描いた『マディソン郡の橋』(’95/クリント・イーストウッド監督)や、戦争で傷を負った男と人妻との愛を描いた『イングリッシュ・ペイシェント』(’96/アンソニー・ミンゲラ監督)など不倫愛を始めとする“タブー愛”をテーマにした作品は、そのセンセーショナルな内容にも関わらず、鮮烈な印象を与える傑作が数多く存在する。現在公開中の『とらわれて夏』では、シングルマザーに扮したケイト・ウィンスレットが逃亡犯(ジョシュ・ブローリン)と出会い、許されないとは知りながらも愛を取り戻していく様を描き、ケイトは2014年ゴールデン・グローブ賞「主演女優賞」にノミネートされた。また、アカデミー賞脚本家のクリストファー・ハンプトンがノーベル文学賞作家ドリス・レッシングの小説「グランド・マザーズ」を脚色した『美しい絵の崩壊』(5月31日公開)では、人生の円熟期に突入した親友同士の女性(ナオミ・ワッツ&ロビン・ライト)が、互いに相手の10代の息子と一線を越えてしまうという衝撃の“タブー愛”を描き出している。そして『私の男』では、遠縁の親戚の男・腐野淳悟と、震災孤児となり男に引取られた娘・花という設定に、浅野さんと二階堂さんが文字どおり身も心もさらけ出す迫真の演技で挑み、男女における最大の“タブー愛”を真正面から問いかけてくる。2人が放つ濃密な空気と官能美を映し出すのは、『海炭市叙景』『夏の終り』など国内外で高く評価される、北海道出身の熊切和嘉監督。本作では、花の幼少時代を16mmフィルム、流氷が着岸した町での日々を35mmフィルム、花が成人する東京での日々をデジタルと、撮影機材を使い分けており、極限的な映像美で観る者を魅了する。さらに、大島渚監督の『愛のコリーダ』(’76)で世界を挑発した藤竜也が2人のキーパーソンとして出演しており、モラルの象徴として登場することも興味深い。そんな新旧・最高のキャストが贈る本作は、先日、第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決まったばかり。本作が描く最大の “タブー愛”は、世界を挑発する1本となるのだろうか、注目だ。『私の男』は6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『とらわれて夏』は全国にて公開中。『美しい絵の崩壊』は5月31日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、横浜ブルク13 ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とらわれて夏 2014年5月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.美しい絵の崩壊 2014年5月31日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 HOPSCOTCH FEATURES PTY LTD, THE GRANDMOTHERS PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SCREEN NSW, CINE-@, MON VOISIN PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 2 CINEMA.
2014年05月23日桜庭一樹の直木賞受賞作を原作に、浅野忠信と二階堂ふみのW主演で贈る、熊切和嘉監督の最新作『私の男』。主役の浅野さんは昨年、俳優生活25周年を迎えており、現在出演中の名作ハードボイルド小説のドラマ化「ロング・グッドバイ」でも、渋カッコイイ!と多くの人を魅了している。そんな浅野さんの魅力に迫った。NHK「ロング・グッドバイ」の孤高の探偵役が、意外にも連続ドラマ初主演となった浅野さん。先月ドラマがスタートすると、ネット上では「存在感がすげえwww」「無言の演技が凄い」「表情だけで魅せる。ほれぼれするほどのいい男っぷり」と、絶賛の声が多数上がった。また、演技力の評価に加え「スーツの着こなしもすごくいい」「浅野忠信のスーツ姿みるだけでも価値ある。コート着てるとなおかっこいい」と、50年代ファッションの着こなしも注目の的になっている。一方、『私の男』では、10歳で震災孤児となった花(二階堂ふみ)と、若くして花の養父となる遠縁の腐野淳悟(浅野忠信)、寄り添うようにして生きてきた2人の、禁断の愛を描いている。映像化が難しいと言われた本作に「感覚で淳悟を演じるしかない」という覚悟で挑んだ浅野さんは、質素な身なりで憂いと影を帯びながらも、どこか優雅な男、淳悟としての風貌にこだわった。「衣装やメイクには常に気を遣っていました。俳優にとって一番身近にあるものなので、衣装合わせなどで意見を取り入れていただいたりしました。淳悟の性格上、彼は同じものを長く着るタイプだと思ったので、ロングコートやシャツなど、質感や色のトーンに統一感が出るようにしてもらいました」と、撮影時をふり返る。本作には、「いままでのキャリアをぶつけるのにこれ以上のものはなく、自分にしかできない役」と、観客も期待する意気込みで挑んでいる浅野さん。近年、『マイティ・ソー』シリーズほか数々のハリウッド映画に出演し、日本を代表する俳優のひとりとなったが、特にこの2作では「イケメン」と一言では片づけられない、唯一無二の雰囲気がたっぷり。その姿は、青山真治監督『Helpless』、岩井俊二監督『PiCNiC』、石井克人監督『鮫肌男と桃尻女』、大島渚監督『御法度』など、1990年代~2000年前半に日本映画で出演していたころをどこか思い起こさせる。俳優生活25年のキャリアに加え、40歳となったその佇まいでいっそう魅力を増している浅野さんの姿を、こちらの予告編映像からも確かめてみて。『私の男』は6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:私の男 2014年6月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「私の男」製作委員会
2014年05月09日俳優・浅野忠信、女優・二階堂ふみがダブル主演を務める映画『私の男』(6月14日公開)のポスターと予告映像が18日、公開された。本作は、作家・桜庭一樹の直木賞受賞作『私の男』を原作に、熊切和嘉監督がメガホンをとった作品。10歳で孤児となった少女・花は、遠縁にあたる青年・淳悟に引き取られ、孤独な2人は北海道紋別の田舎町で寄り添うように暮らしていた。2人を結びつけるのは、理屈を超えた禁断の愛。冬のオホーツク海、流氷の上で殺人事件が発生し、興奮とスリルに満ちたサスペンスが展開する。初公開されたポスターには、浅野演じる淳悟と二階堂演じる花が指を絡める姿が映る。そして、「誰にも、言えない」「流氷で起きた殺人事件 解き明かされるふたりの秘密」の文字が、2人のただならぬ関係を予感させる。同時に公開された予告編では、白銀の世界で淳悟にキスをねだる花や、お互いの指をなめ合うカットなど、誰にも開かせない"秘密"をのぞき見ているような内容となっている。「今までのキャリアをぶつけるのにこれ以上のものはなく、自分にしかできない役」という覚悟で本作に挑んだ浅野。予告映像では、前半の穏やかな表情から一変し、後半は胸ぐらを掴み、包丁を持ちながら狂気をはらんだ表情を見せ、涙を流しながら「親父になりたいんだ」とつぶやくなど、心身共にすさんだ役どころを演じきった。一方、本作を「自分の"勝負作"であり、"特別な作品"」と位置付けていた二階堂は、冒頭では一見純粋な中学生のあどけない表情を見せるが、物語が進むにつれて妖艶な内面が明らかになる。二階堂は、本作を「現場で感じていた以上のものをスクリーンで見ることができて、本当にすばらしい作品だなと思いました」とたたえ、「あまりにも泣いてしまったので、もう1度見たいです」と語っていた。(C)2014「私の男」製作委員会
2014年04月18日3月に開幕する舞台、SHOW-ismVII『ピトレスク』の出演者が2月14日、東京・日比谷シャンテでトークイベントを開催。女優の彩輝なお、風花舞、美鳳あや、そして作、演出を手がける小林香がファンの前に顔を揃えた。SHOW-ismVII『ピトレスク』チケット情報舞台は1942年、ナチス占領下のパリ。キャバレーがドイツ軍により閉鎖されてしまう。人々は夜間外出禁止令をかいくぐり、とある工場の地下に集まり、キャバレー存続に動き出す……。ナチス統制下にあっても、なお自由と喜びを求める人々を描く、ミュージカルナンバーあり、シャンソンあり、オペラありの音楽劇だ。彩輝なおは、キャバレーの元衣裳係で、今は映画館の切符売りをする女性カミーユ。彩輝が「オリジナルの楽曲もありますが、みなさんご存知の曲もたくさん出てきます。歌詞がシュールというか、重要な意味がある。いかにその歌詞の内容を伝えるか」がポイントと話すと、小林が「そう、替え歌大作戦」と笑う。テーマは人種と性別を越えた愛。小林は「舞台には同性愛者やロマ、いろいろなマイノリティが登場します。マイノリティの方々が、愛する人へ『愛してるよ』といえる世の中であってほしい」と作品に込めた思いを語った。出演はほかに、シャンソン界からクミコ、オリジナル楽曲も提供する中川晃教、ソプラニスタ・岡本知高。公演は3月27日(木)から4月3日(木)まで東京・シアタークリエにて。チケット発売中。
2014年02月18日撮影でのハロウィンスタイルを公開ファッション誌「Popteen」やブログ&リアル雑誌「Nicky」で活躍する人気モデル“みずきてぃ”こと西川瑞希。「Popteen」では注目モデルとしてヘアメイク企画やファッションページに登場、「Nicky」ではメインモデルとして活躍しており、特集企画も組まれるなど、読者からの熱い支持を得ている。とくに美容情報に長けたブロガーとしても知られ、彼女の発信をこまめにチェックする女性ファンも多い。テレビやラジオへの出演、コスメアイテムのプロデュースなどにも活躍の場を広げている。そんな彼女が26日夜、オフィシャルブログで、ひと足早いハロウィンのメイク&コスプレ姿を披露。そのスタイルが話題を集めている。小悪魔セクシーでキュートなハロウィンスタイルこのメイクとコスプレは撮影で行ったものだそうで、公開された画像は、そのオフショットのようだ。西川はラメのきいた紫のコウモリをイメージしたヘアアクセサリーと、同じく紫を基調にしたサテン調のドレスワンピースで、蜘蛛の巣をデザインした手袋などを身につけている。胸元にはボディメイクでキュートなゴーストをオン。そしてほほにジャックオーランタンとコウモリのペインティングメイクを施して、ハロウィンの雰囲気を高めるパーティー仕様のスタイルをみせている。その仕上がりは小悪魔セクシーでとってもキュート。ハロウィンには思わず真似して出かけたくなる可愛らしさで、お手本になりそうな印象だ。ブログ読者らからも「かわいすぎる」「すごく似合ってて楽しそう」「ハロウィンメイク可愛い」と絶賛のコメントが多数寄せられている。【参考リンク】▼Mizukitty(西川瑞希オフィシャルブログ)元の記事を読む
2013年08月28日桜庭一樹による直木賞受賞作を原作に、浅野忠信と二階堂ふみのW主演で贈る、熊切和嘉監督の最新作『私の男』。このほど、本作のキャストに高良健吾が加わることが明らかとなり、これに併せて、高良さんから特別コメントが到着した。北海道・紋別を舞台に、孤児となった少女・花(二階堂さん)と、彼女を引き取ることになった遠縁の男・腐野淳悟(浅野さん)の禁断の愛を描き出す本作。今回発表された高良健吾は、東京に移り住んだ淳悟と花と出会い2人に翻弄される尾崎美郎役を演じ、物語の中盤に華を添える役どころ。今回のオファーを受けて、「熊切監督と初めてお会いしたのは『M』(’07)で、ロッテルダム国際映画祭に行った18歳のときでした。もともと監督の作品のファンだったので、今回『私の男』の現場に呼んでいただいて本当に嬉しいです。撮影中に監督から『いいっすね!』と言われると、“熊切組で芝居しているんだ”と実感が沸いてきました」と喜びを語っている。高良さん同様に熊切組への参加を「運命の役だと思いました。監督は運命の人です」と歓喜する二階堂さん。そんな彼女との共演を経て、高良さんは「覚悟を持って芝居をしているのが伝わってきたので、一緒に演じられて楽しかったです」と役者として共感する部分があったのだとか。彼らのほかにも、作品のキーパーソンである淳悟と花の親戚・大塩に扮する名優・藤竜也を始め、三浦誠己、安藤玉恵、三浦貴大ら個性派が顔を揃える本作。すでに先日、“春編”の撮影を無事終え一段落ついたところだが、浅野さんの「最後まで諦めず粘り強く追求して行きたいと思います」という言葉の通り、撮影はまだまだこれからのようだ。果たして、高良さんがこの豪華なキャストたちにどう絡んでいくのか?期待して続報を待ちたい。『私の男』は今年中の完成を目指し、2014年の公開を予定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私の男 2014年、全国にて公開
2013年05月23日昨年1月に上演され、好評を博した舞台『公の園』の再演が来年3月に決定。そこで初演に引き続きの参加となる浅野温子と長野里美、さらに新メンバーで、NHK連続テレビ小説『カーネーション』での好演も記憶に新しい川崎亜沙美に、作品にかける思いを訊いた。『公の園』公演情報年齢も境遇も違うマリア(浅野)、喜美子(長野)、詩音(川崎)という3人の女性が、ある公園で出会い、当初は反発しながらも互いに共感を覚えていく。笑えて、ちょっぴりホロリとさせる、そんな女たちの本音トークが繰り広げられる本作。浅野と長野は、「元気になるとおっしゃってくれる女性が多かった。それがすごく嬉しくて」と初演を振り返る。確かな手ごたえを得ての再演。そこに新たに加わる川崎は、「なんかすみません…」と謙遜しながらも、先輩たちとの共演に胸を弾ませる。「出演が決まった時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。まさに勝負というか、自分自身にとってはすごく大きな挑戦で。この舞台が終わった時、どんなものが得られるのか。今からすごく楽しみですし、頑張りたいです!」と、自らを奮い立たせる。格闘家でもある川崎の参加に、「やたら体育会系になりそう」と笑う浅野。長野は、「演劇的にも詩音は難しいセリフが多い。すごく大変だと思うけど、頑張って!」と期待を寄せる。この取材前には、初の読み合わせを行った3人。浅野は「初演の時はなんか焦っていた気がするんです。でも役柄的にこの3人は初対面なわけだし、理解しようって関係でもない。だから予定調和じゃないものが、今回のお稽古で見つけられたらいいですね」と語る。長野も「公園に3人がいて、会話にもならないような会話をしている。お客さんはそこにたまたま立ち合ってしまったような、その場のドキドキ感がより鮮明に立ち上がっていけば」と続ける。舞台上に登場するのは、まさに3人のみ。「すごい緊張感」と長野が言うように、一人ひとりが担うものは非常に大きい。それゆえに浅野は「やっぱりそれぞれがマリアはマリア、喜美子は喜美子、詩音は詩音じゃないといけない。その3人の柱の太さみたいなものは、やはり怖さでもあり、醍醐味でもありますね」と明かす。最後に「観客にどんなことを感じて欲しい?」という質問を投げかけると、浅野から「最終的にはやっぱり、“どっこい生きてる!”みたいな(笑)。その女たちのエネルギーを感じて欲しい」という答えが。頑張る女性たちにこそ、心響く作品となることだろう。取材・文:野上瑠美子
2012年12月04日岡山県の岡山駅~津山駅を結ぶJR津山線に、美咲町オリジナルのラッピングをほどこした列車が登場した。2013年6月ごろまで、定期列車として毎日2~7本運行する。「美咲町ラッピング列車」は、美咲町の玄関口であるJR亀甲駅を拠点とした観光施策の第1弾として行われるもの。JR津山線の列車1両(キハ47系気動車)をラッピングし、美咲町の魅力を観光客へPRする。ラッピング列車のデザインは、全国の小、中、高校生を対象に行った「幸せのエッグデザインコンテスト」の応募作品975点の中から選ばれた14作品。列車の前に2作品、左右に各6作品が配置されている。列車のメインカラーは黄色で、美咲町が展開する観光プロジェクト「美咲黄福物語」のロゴや、「美作国建国1300年」、「幸せいっぱい美咲町」のロゴが描かれている。運行時間の詳細など美咲町ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日『蛇イチゴ』、『ゆれる』、『ディア・ドクター』で国内外の映画賞を総なめにした西川美和監督最新作となる『夢売るふたり』のワールドプレミアが、現在開催中の第37回トロント国際映画祭にて9月10日(現地時間)に行われ、西川監督が舞台挨拶に登壇。熱狂の中迎えられ、ファンからのQ&Aにも応じた。2人で営んでいた小料理屋を火事で失った夫婦が、店の再建のために心に隙間を抱えた女性をターゲットに結婚詐欺を実行。愛とは何か?夫婦とは何か?を刺激とユーモアたっぷりに描き出す。上映前の舞台挨拶で、満席となった客席に迎えられた西川監督は「(トロント映画祭の常連である師匠の)是枝裕和監督から、トロントはとてもいい映画祭だといつも聞いていたので、ここに来ることができて本当に嬉しいです」と興奮気味に語り、喜びを噛み締める。上映後に行われた客席のQ&Aでは、海外ならではの質問も飛んだ。女性客からは、結婚詐欺に騙される女性へ対する警告の意図があったか?と問われた西川監督は、「警告ということは考えていませんでしたが、いまの日本では女性の生き方が非常に多様化していて、生き方に色々な選択肢があるだけに、その分悩みが多く生きづらい世の中になっていると感じるんです。そんな女性たちの悩みを描きたいという思いはありました」と明かし、女性監督ならではの視点から生まれた物語であることを伺わせた。上映中は終始笑いが起き、エンドロール時には会場から大きな拍手が沸き起こるなど大好評のうちに終了したワールドプレミア上映会。終了後も、熱狂的な“西川ファン”に取り囲まれ、長時間質問攻めにされながら、サインや写真撮影に応じる西川監督はなんとも楽しそうだった。過去には『スラムドッグ$ミリオネア』、『プレシャス』、『英国王のスピーチ』など、その後にアカデミー賞で受賞する作品が数多く選ばれ、高い評価を受けているトロント映画祭での好調のスタート。第31回バンクーバー国際映画祭(9月27日~10月21日開催)、第56回ロンドン映画祭(10月10日~21日開催)、第48回シカゴ国際映画祭(10月11日~25日開催)、第16回オーストラリア日本映画祭(11月16日~19日開催)への出品も決定している本作。今後の評価にさらなる期待が高まる。『夢売るふたり』は全国にて公開中。■関連作品:第37回トロント国際映画祭 [映画祭] 2012年9月6日から2012年9月16日までカナダ・トロントにて開催夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会
2012年09月12日『ゆれる』『ディア・ドクター』と観る者の心を静かに揺さぶる物語を世におくり出してきた西川美和監督の最新作『夢売るふたり』。火事で全てを失った夫婦(松たか子&阿部サダヲ)が結婚詐欺を繰り返すという、どこかファンタジーのようにも思える奇妙な設定の下、“愛とは何か? 結婚とは何か?”を生々しく問いかける。その他の写真初めて“女を描く”というテーマに臨んだ西川監督。「ダメな男のどうしようもない、でも魅力的なところを描いた映画はたくさんあるけれど、女のキャラクターというのは常にそれの引き立て役であり続けた気がするんですよね。だから私の知るかぎりの女の“ダメ”を描きたかった。結末が見えないまま発車して、いろんな角度から女を描き、日々実験を繰り返した感じです。阿部さんと松さんを見ながら『こういうふたりだったのか』と分かる部分がたくさんありました」と振り返る。金もなければイケメンでもない(失礼!)貫也に女たちは驚くほど簡単に騙されていく。阿部は彼女たちの気持ちについて「分からないですねぇ(笑)」と言いつつ、「理解できないからこそ演じるのが難しいし、面白かった」とも。「田中麗奈さんの涙を指で拭うシーンがあるけれど、現場の誰も、そんなことやったこともやられたこともないんですから(笑)」と照れくさそうに語る。本作は、女たちのセリフのひとつひとつが底知れぬ“深み”を帯びている。例えば愛人として生きてきた玲子(鈴木砂羽)が漏らす「すごいですね、奥さんて」というひと言。何気ない口調で放たれた言葉がなぜか脳裏にこびりつく。西川監督は「30年以上女として生きてるので、いろんな人の言葉が私の中に残ってます。妻子ある男の人を好きになった女性が発する『奥さん』という言葉に普通とは違う響きがあったりね」と静かに笑みを浮かべる。騙される女たち以上に女という生き物の生々しさをさらけ出すのが、夫の結婚詐欺を斡旋する妻・里子。唯一無二の存在感でもって演じた松たか子について「現場で見たときは怖さを感じなかった」という西川監督だが、「積み重ねてきたカットを編集で繋いだときに怖いと思いました。松さんが映ってるカットには『もう1秒だけ』とのばしたくなる吸引力があるんです」と明かす。夫として彼女と共に歩き、対峙した阿部は言う。「松さんは普段があまりに穏やかなので、スイッチが入ったときの怖さが倍増するんです。お風呂で浮気を問い詰められるシーンは、にらまれた瞬間に心から『申し訳ない』って思いましたね。電車でのシーンでも台本のト書きに『目が三角になる』とあったけど、本当になってましたから(笑)」。『夢売るふたり』9月8日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹阿部サダヲ:ヘアメイク・荒川英亮スタイリング・チヨ(コラソン)
2012年09月07日ユニバーサル映画100周年記念作品『バトルシップ』のブルーレイとDVDが本日、リリースされたのを記念して、本作で自衛艦の艦長ナガタを演じた浅野忠信を追った特別映像が公開された。特別動画『バトルシップ』は、ハワイ沖に現れた巨大エイリアンと世界連合艦隊の戦いを描いたSFアクション超大作。主演のテイラー・キッチュ、リーアム・ニーソン、リアーナらが出演し、『ハンコック』のピーター・バーグが監督を務めた。全米に先がけて公開された日本では興収18億円を記録している。このたび公開された映像は、ブルーレイに収録される特典映像のごく一部で、ナガタ役について話す浅野の姿や、キッチュやスタッフが浅野の印象を語る場面が登場。キッチュは浅野について「スケールの大きな作品の中で重要な役を演じ、慣れない環境の中、英語でやり取りしている。頭が下がるよ」とコメント。他にも映像には、ワイヤーを使ったアクションシーンを演じる浅野の様子や、彼がキャストやスタッフたちと英語でコミュニケーションをとる姿が収録されている。『バトルシップ』ブルーレイ+DVDセット(3枚組) 4190円(税込)※デジタル・コピー付DVD 3360円(税込)発売&レンタル中発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年09月05日浅野ゆう子、闘病中の田宮五郎を献身的に介護女優、浅野ゆう子(51)が、くも膜下出血で倒れた故・田宮二郎氏の次男、田宮五郎(45)を、現在座長を務める舞台「黒蜥蜴」の合間を縫って病院に駆けつけ、献身的に介護していることが分かった。報道各社に宛てられた浅野の文書「私の良き理解者である田宮さんは今、『生きていきたい』と前向きに信念を持ち、懸命に病と闘っております。私は今、舞台公演を心を込めて演じさせて頂くことが自分の使命だと思っております。それを田宮さんも病床から応援してくれています」「どうか、静かに見守って下さい。お願い致します」と心中を綴っている。(サンスポ.コムより)5年前から交際スタート田宮は名優、田宮次郎氏(43歳で猟銃自殺)の次男。多くの職業を経験し39歳で俳優デビュー、浅野とはデビュー以前から知り合いで、デビューへの力添えもしたという。「浅野ゆう子の紹介で仕事をもらっていた」“井上公造 語録”12日の朝日放送「キャスト」に電話で出演した芸能レポーターの井上は、「浅野は仕事に恵まれない田宮のために仕事を紹介したり、代官山で眼鏡店を経営していた頃には、田宮はスタッフとして働いていた」とレポートした。浅野と田宮は都内のマンション(浅野が2億円で購入)で2年前から同棲生活をしており、周囲には結婚の意向も示していたという。しかし、今年4月に田宮がくも膜下出血で倒れ、手術するも4日間昏睡状態が続き、現在もリハビリ入院中だ。元の記事を読む
2012年06月13日ツイート発言で衝撃!俳優の浅野忠信が自身の公式Twitterアカウントで、4日、突如「まつげエクステしようかな」とつぶやき、フォロワーらを中心に衝撃がひろがっている。「男でもできるんですか?」といった率直な疑問から「なんでですか?私もしたいです」という女性の声、「(エクステすると)ちょううるとらはいぱー楽ですよ」というおすすめするアドバイスの声など、反応はさまざまだ。今後の動向に注目!?実際のところ、男性のまつげエクステというものがどうなっているのか、著者も少し調べてみたが、男性にもまつげエクステを提供しているサロンは増えており、髪型や顔立ち、本人の要望に合わせて、長さはもちろん、かたちも含め、多様な仕上がりを実現しているようだ。これまでにも可愛らしいマイメロディのキャラクター鏡を公開するなど、ユニークなツイートで人気となっている浅野。実際にどうするかは謎だが、今後の動向に、彼のまつげに、注目(!?)だ。元の記事を読む
2012年06月08日江戸川乱歩原作『黒蜥蜴』が浅野ゆう子の主演で舞台化、東京・明治座で6月1日に開幕した。初日前日の5月31日には公開舞台稽古が行われ、浅野と共演の加藤雅也、賀集利樹が会見に応じた。『黒蜥蜴』チケット情報女怪盗・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の究極の愛の形を描いた本作。明治座の創業140周年記念として上演され、花道を使用するなど劇空間を最大限に活用した演出も見どころのひとつとなっている。黒蜥蜴に扮する浅野は「心臓がバクバクして」と緊張気味の様子。それもそのはず、過去にも舞台や映画で、美輪明宏や松坂慶子らが演じてきた役だけに「(黒蜥蜴の)名前に傷をつけないようにと、プレッシャーがあった」と話す。だが、今回はオリジナルの脚本ということで「全く新しい『黒蜥蜴』を演じさせて頂いていると思っております」と意気込みを語った。また、劇中で黒蜥蜴が着るドレスなどの衣裳はすべて特注品で「今着ている着物もデザインから起こして頂いたものなんです。とても豪華で、この帯もラピスラズリの粉を織りこんだものなんですよ」とアピール。暗黒街のボスのようなドレスや有閑マダムばりの着物に、売店のおばさん姿まで多彩な姿を披露する。さらに変装も早替えで行うという。初共演する明智小五郎役の加藤について訊かれた浅野は「側に寄れないほど美しい人、というイメージでしたが、非常に気さくな方でした(笑)。私たちみんな関西人で、楽しいノリでお稽古できました」と裏話を明かし、「とても真面目な方なんです」と絶賛。これをうけて加藤は「(浅野は)裏表のない人です。素直に自分を出していらっしゃるなと。あとは私服がおしゃれでかっこいいです」とこちらもベタ褒め。黒蜥蜴の愛人役を演じる賀集は浅野の大ファンだと話し、「(キスシーンの後)楽屋に戻ったらすごい口が赤くなっていてちょっとびっくりしました」とおどけてみせた。公演は6月24日(日)まで同劇場にて開催。チケットは発売中。
2012年06月04日公開中の映画『バトルシップ』に出演している浅野忠信が、1日に都内で行なわれた外国特派員協会主催記者会見に出席した。その他の写真全米公開を前に日本では興行収入10億円を突破した『バトルシップ』。艦長ナガタとして主演級の重要な役を演じた浅野は、撮影でのスケールの大きさに刺激されたと言い「俳優にも十分な準備期間が与えられ、裏を返すとどこまでやれるか問われている感じがあり、やりがいがあった。ただ、現場で急に予定を変更した(ピーター・バーグ)監督に『10メートルの高さから飛び込むぞ』と言われ、心の準備が出来ないままアクションシーンの撮影に臨むことになったのにはびっくりしましたけど(笑)」と振り返った。さらに「高倉健さんの若い頃に似ていると思うのですが、意識しているところはありますか?」と質問されると、最近、別映画の撮影で一緒に仕事をした高倉から「面白い。どんどんこれからも(アメリカで)やってよ」と言われたことを明かし、「高倉健さんがいなかったらアメリカで頑張ろうという気持ちにならなかった。日本でNo.1の俳優さんだと思ってますし、尊敬する方に期待されるのは嬉しい。そういう方が楽しんでくださる映画にまた出られるように頑張ります」と敬意を表した。また今後は「映画に必要とされる役のお話が来ればどんどんとこなしていきたい」と展望を口にし、「ピーター・バーグ監督が来日した時に、冗談ぽくですが『2もやるから、その時は来いよ!』って言ってくれました。高いところから飛び込まなくて良いのであればぜひお願いしたいです」と笑顔を見せた。『バトルシップ』公開中
2012年05月02日これが人生最大の挑戦に身を置いている男のオーラというものか。特徴的な細い瞳を子供のように輝かせながら浅野忠信はハリウッド進出に賭ける思いを熱く語る。90年代から文字通り、日本映画界を牽引してきたこの男を突き動かすのものとは――?昨年の『マイティ・ソー』に続いての出演となったハリウッド超大作『バトルシップ』公開を前に浅野さんに話を聞いた。「映画が嘘になってはいけない」『マイティ・ソー』がアメコミを原作とした架空の世界の物語であったのに対し、今回は未知のエイリアン艦隊が相手とはいえ、浅野さんが演じる役柄は日本の自衛艦艦長のナガタ。撮影前には実際に海上自衛隊の基地に足を運び、自衛官から話を聞くなどして役の人物像を深めていったという。「僕は映画が嘘になってはいけないといつも考えているんですが、リアルな人物に会えば会うほど映画の中で嘘をやっている人が多いなと思ってしまうんです。実際にお会いしてみると自衛官の方もごく普通というか、普段は全然しかめっ面なんかではなくて穏やかでニコニコされてるんですよ。逆にそうした普段の穏やかさに人間としての奥行きを感じるというか、実はこの人の頭の中にはすごい技術が詰まっていて、何か事が起きたら指示を的確に飛ばして部下のみなさんもすごい勢いで動くんだろうな、と。そういうことを感じさせていただけたのはすごく大きかったですね」。劇中の“主戦場”は各国の艦隊が合同演習のために集結したハワイ沖。物語の始まりとなるパールハーバーは言わずと知れた日米開戦の地である。この地でアメリカ海軍と日本の自衛隊が手を組んで未知なる敵に立ち向かうということに、母方にアメリカ人の祖父を持つ浅野さんは特別な感慨を抱いたようだ。「やはりパールハーバーで撮影をするとなったときに、70年前に日米がここで戦争をしていたということは嫌でも考えさせられました。そこから互いに築き上げてきた友情があり、僕らはその延長線上で映画を撮影させてもらってるというのはすごくありがたいことであり、感動的でした。映画でも最初はアレックス(テイラー・キッチュ)とナガタはいがみ合っているけど、互いを認め合い勝利に向かっていく。この地にはいろんな思いがあり、その中で僕とテイラーはそれぞれの役を演じることができたんだなと思います」。ハリウッドの現場で感じる、強い情熱またハリウッドの映画作りの現場について、日本と比べての潤沢な時間や予算を指し「正直、そこはうらやましいですね(笑)」と素直な感想を漏らしつつ、スタッフやエキストラの一人ひとりに至るまでが自らの仕事に対して抱いている強い情熱に敬意と称賛を口にする。「みんなハリウッドの頂点でチャンスをもらったからには、それをもっと大きなものにしていきたいと思っているので妥協がない。そこにあるのは、一緒にやっていく中で生まれたものを受け入れ合うという作業なんです。だからダラダラと時間が過ぎることがなく、集中力とクオリティが非常に高いんです」。緊張の中で映画を創り上げる喜び浅野さん自身、継続的なハリウッドでの活動を視野に語学における成長を課題に挙げたが、その一方で「日本であれアメリカであれ変わらないこと」として何より重要視するのは、仕事に対するひたむきさ。改めて、自らの俳優としてのスタイルをこう語る。「当たり前のことですが、自分が現場に立っている喜びを忘れないこと。現場でつらいことがあってもくだらない文句を口にするのではなく、自分がどうチャンスを生かせるのかと考えること。その姿勢を持たないことにはしょうがない。その意味で、僕の中でハリウッドの大作に出るか日本の小さな作品に出るかで大きな違いはないんです。海外で言葉が通じなくて伝えたくても伝わらないということはありますが、逆に言葉が通じるはずの日本で、僕が自分の経験や思いをぶつけても違うテンションで取り組んでる人がいたらそれは伝わらない。それはすごく悲しいことです。僕ら俳優にできるのは演じることだけ。そこには照明さんや撮影監督もいて、そういう方々が反応してくれなければ僕は殺されるようなものですから。同じ緊張感でぶつかり合う中で想像以上のものを作っていきたいんです」。自分より若い俳優たちに向けてはこんな言葉を。「何かを止めるのではなく『お前、怒られてもいいからメチャクチャやれよ!』ってささやきたい(笑)。よく分からない中で『これが俳優です』って勘違いして覚えてる若い奴が多いので『バカ、全然違うぞ』って教えてやりたいです」。日本も海外も巻き込んでの浅野忠信の旅は続く――。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:バトルシップ 2012年4月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.■関連記事:歌姫・リアーナ、ノリノリで三本締め浅野忠信も「最高です」と誇らしげ【ハリウッドより愛をこめて】春爛漫カップル続出!リアーナ&ミシェルの新カレは?浅野忠信の「米海軍よりも自衛隊の方がキレイ」発言に監督が慌ててフォロー!リアーナ、新作記者会見の場でアシュトン・カッチャーとのうわさを否定土屋アンナがリアーナの日本語吹替に挑戦!「低い声でよかった」と自虐まじりに喜び
2012年04月10日ユニバーサル映画100周年記念作品『バトルシップ』のワールドプレミアが3日に国立代々木競技場第一体育館で行われ、主演のテイラー・キッチュをはじめ、共演する浅野忠信、リアーナ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、グレゴリー・D・ガドソン、ピーター・バーグ監督、そして土屋アンナらゲストがレッドカーペットに登場した。その他の写真エイリアンと世界連合艦隊の壮絶な戦いを、『ハンコック』のバーグ監督が壮大なスケールで描いた本作。突然の襲撃に立ち向かう過程で、米海軍の新人将校アレックス(キッチュ)と、そのライバルである日本人自衛艦長ナガタ(浅野)が友情を育んでいく。この日のために会場に集まった大勢の観客に対し浅野は、「日本が世界で一番最初に一般のお客様に観てもらえることになって嬉しい。こんな盛大な場所でイベントが行えるなんて夢のようです」と興奮の様子。本作で女優デビューを果たしたリアーナも「初めての映画出演がこんな超大作なんて誇りに思う」と笑顔。バーグ監督は、「日本とアメリカは協力し合っている。両国が手を取り合いエイリアンに立ち向かうという、日米の絆を描いた作品を手がけられて本当に嬉しい」と喜びを語った。一方キッチュは、「温かく歓迎していただきありがとうございます。日本でワールドプレミアが行えて嬉しいです」と感謝の気持ちを表した。そして最後に浅野が、「小さい頃から面白い映画を観るのが好きだった。そして今自分が出させていただいて、この場に立てることが最高です。友人や家族と何度でも観てください」と、感動しきりの様子でPRし締めくくった。本作は、13日(金)より全国公開される。『バトルシップ』4月13日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年04月04日ライトオンはこのほど、プライベートブランド「Back Number(バックナンバー)」と、俳優・浅野忠信さんの「JEAN DIADEM(ジーンディアデム)」とのコラボレーションデニムを展開すると発表した。「JEAN DIADEM」は、浅野忠信さんが「自分の欲しい服をただ好きに作りたい」と2005年に立ち上げたブランド。その「JEAN DIADEM」と、「Back Number」こだわりのシリーズ「Made in Nippon」のコラボが実現することになった。今回のコラボデニムでは、素材から織り・縫い・染め・洗い・フィニッシュにいたるまで、すべてを日本国内で仕上げ、生地は世界中の高級ブランドも認めるデニムの聖地、岡山県にあるクロキのものを採用。さらに、デニムの世界では最高級のセルビッチ(耳付き)が取り入れられた。今回注目すべき最大の特徴は、そのシルエット。浅野さんが徹底的にこだわり、妥協することなく、浅すぎず深すぎず、どんなシーンにもマッチする絶妙な機能美が描き出された。着用したときのフィット感が病みつきになる逸品だという。同商品はカラ―2色、サイズ28~34インチで展開。今月中旬から販売開始している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月24日まるでホラーなブログ写真3月13日『浅野温子オフィシャルブログ』に、世にも恐ろしい写真が掲載された。これだ……(画像:浅野温子オフィシャルブログより/元画像横向きのためそのまま表示)シートパックを顔面にいっぱい施した大きな写真。それに対して彼女は「ギャア、久々のホラー。ケケ。にゅるにゅるゼリーの御パックでした。」とコメントした。私生活の公開は大っぴら『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」出演時に「髪は洗った後、移動中の車の窓を開けて適当に乾かしている」と発言するなど私生活に大っぴらな女優でもあるが、写真付きとなるとこちらも驚かされる。連日の恐ろしい写真浅野は最近、顔パックにこっているのか、世にも恐ろしいパック写真が連日公開されていた。顔パックの次は、付けまつ毛にこりはじめたようで、こちらも連日ドアップの顔写真が公開されている。次はいったい何にこり始めるのか、ドキドキして待つしかないだろう。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月18日菜々緒、西川貴教との結婚は良い方向にもって行きたい8日、都内でモデルの菜々緒が、雑誌「GINGER」と、オーストラリア政府観光局とがコラボしたトークイベント「オーストラリアで美女になろう!」に出席。T.M.Revolutionの西川貴教と同棲中の菜々緒は、集まった芸能レポーターからの西川との恋愛に対する質問に明るく答えている様子がユーチューブにアップされた。菜々緒の返答記者の「充分美しい菜々緒さんだが恋をすると益々綺麗になりますね」の言葉に、菜々緒「嬉しいです」と答え、オーストラリアの観光スポット「ハートリーフ」についても、「好きな人と行きたい。海外旅行も全然行けてないので、(自宅へ帰ってから)『いつか行こうね』という会話はしたい」と話す。また、記者から電撃入籍の可能性を聞かれ、「電撃入籍は無いが、将来的には良い方向へ行きたい。出来ちゃった結婚は、しないようにしたい。」と、結婚への気持ちを語った。終始笑顔で記者の質問に答えた菜々緒の心の中には、西川との新たな出発への気持ちが固まっているように見えた。菜々緒公式ブログ元の記事を読む
2012年03月12日映画『ヤング≒アダルト』の特別試写会が2月21日(火)に都内で開催され、上映前のトークイベントに医師でタレントの西川史子が登場した。『JUNO/ジュノ』の監督(ジェイソン・ライトマン)と脚本家(ディアブロ・コディ)コンビによる本作。37歳にして大人になりきれない主人公・メイビス(シャーリーズ・セロン)が青春の輝きを取り戻そうと舞い戻った故郷の街で起こす騒動を描き出す。メイビスが劇中、キティのTシャツを着用することから、キティちゃんがイメージキャラクターを務める「子宮頸がん予防開発プロジェクト~Hello Smile」の協力を得て、今回のイベントが実現した。メイビスの痛々しい様子が西川さんと重なるのでは?という指摘に西川さんは「かぶってはないですよ!」と否定しつつも「自分を見ているかのように思えるところもありました」と苦笑交じり。この日は、“ヤング≒アダルト度”をチェックすべく用意された質問に○×で応じたが、「いまも昔の輝きを忘れられない?」という問いに「×」を掲げながらも「そう言い切れないかもしれない。同窓会に行ったら、同級生が『もう、1枚1枚丁寧に脱がしてもらえる時期は終わってる』と言ってました」と生々しい例を挙げて嘆息していた。犬だけが唯一の理解者であるメイビスにちなんだ「ペットだけが自分を理解してくれる?」という設問には「ペットは飼ってないので」とこちらも「×」。だが「ペットと言えば主人ですかね。何でも分かってもらおうとしても、女心は分かってもらえない。でも(夫は)犬だと思えば気にならない」と語り笑いを誘った。思わず司会者から漏れた「幸せですか?」という言葉に「いえ、そんなには」と即答。「これくらいがちょうどいいです」とあきらめたような表情を見せていた。イベント後の取材で報道陣に早速その点を突かれると「誰とは言いませんが、『パンを焼きました』とブログに上げるような“幸せな家庭”は嫌です。あれを書いてる人の食卓に、実はダンナさんはいなかったりするんじゃないかと思います」と毒舌まじりに持論を展開。結婚して2年になるが「子供は?」という問いに「欲しいですね。こうなると子供がいないと持ちませんからね」と語った。報道陣からはTVで共演経験のある休養中の「オセロ」中島知子に関する質問も。「同い年なので難しい年頃なんですかね…」としみじみ。「医者の力だけで治るものではないし、信頼できる家族の方などの協力が必要だと思います」と語っていた。『ヤング≒アダルト』は2月25日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:女の幸せは尽きないし、だからイタクも面白い?『ヤング≒アダルト』に集まる共感の声『アーティスト』の名犬・アギー、“犬”版アカデミー賞で最優秀賞受賞!“こじらせ女子”を反面教師にすべし?『ヤング≒アダルト』に見る、女性の本音『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイラー監督、WGAWポール・セルヴィン賞受賞人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち
2012年02月21日ハリウッドの新鋭テイラー・キッチュと浅野忠信の共演で話題を呼んでいる『バトルシップ』の記者会見が1月31日(火)に開催され、来日中のテイラーに浅野さん、監督を務めたピーター・バーグが出席した。世界各国の護衛艦が集結しての合同演習のさなかに、エイリアンの母船が飛来!次々と攻撃が繰り出される中、米海軍の新人将校・アレックスは、ライバルである日本の自衛隊の指揮官・ナガタらと力を合わせ、未知なる敵に立ち向かっていく。現在、映画完成に向けて編集作業が続けられており、監督によると「70%くらいが完成している」とのこと。全世界のどこよりも早い日本での公開に期待が高まる。テイラーは本作の出演について、自身の出世作でありピーター・バーグの演出によるドラマ「Friday Night Lights」の存在を挙げ「ここから付き合いが始まったし、僕にとっては役者としての機会をもらった作品。また彼と一緒にやれるならとすぐにオファーに飛びついたよ」とふり返る。一方の浅野さんにとっては『マイティ・ソー』に続く2作目のハリウッド出演作となるが「子供の頃からユニバーサルの映画をたくさん観てきた。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は死ぬほど観ました」とあって、ユニバーサル映画100周年記念作品となる本作への出演は「まさか自分が…と夢のよう」。「これからのためにすごく大きな一歩になったと思います」と充実した表情で語った。海上で行われた撮影に関し、テイラーは海に投げ込まれるシーンに触れ「僕を驚かせるためなのか、急に『いまからやる』ってなって、ワイヤーで吊るされて海に放り出されたんだ。2回やって『もう大丈夫かな?』と思ったら監督は『あと一回だけ』と(苦笑)。まだ僕を海に突き飛ばしたいのかと思ったよ」と明かし、笑いを誘っていた。一方、浅野さんはテイラーについて「出会ったときから(役柄の)ホッパーとして存在してくれたのが、僕にとってはありがたかった。撮影以外ではアメフトの試合に連れて行ってくれたり、『卓球大会やろうぜ』と誘ってくれたり、『卓球台が盗まれたんだ』と言い出したり面白いことばかりでした」とテイラーへの感謝の思いを語った。ある女性記者からは、エイリアンや戦艦など、男性向けの要素が色濃い本作の、女性ならではの楽しみ方についての質問が…。監督は「僕はこの映画がどんな映画か聞かれたら『男の子が女の子を手に入れる。ただそれだけだよ』と答えてます。若いテイラー演じる主人公が夢見る女性を手に入れるために障害を乗り越えなきゃいけない。その障害には、エイリアンの襲撃も含まれるんだけど…。でも核にあるのはラブストーリーなんです」と本気か冗談か分からないような口調で答え、会場は笑いに包まれた。テイラーも「愛のために男がどんなことでもする姿は、どんな女性の心も打つだろうと思います。どんなことでもと言うのには、不法侵入やエイリアンの侵入とか色々含まれるんだけど…。そんな男性に共感してもらえると思うよ」と女性を口説き落とすような悩殺スマイルを浮かべてアピール!再び会場は笑いに包まれた。『バトルシップ』は4月13日(金)よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:バトルシップ 2012年4月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ブレイク必至の次世代スター、テイラー・キッチュ来日!
2012年01月31日浅野忠信が準主役級の役どころに抜擢されたことで話題を呼んでいるハリウッドのアクション大作『バトルシップ』。本作に主演したテイラー・キッチュとピーター・バーグ監督、そして浅野の3人が会見を行った。その他の写真ハワイ沖に出現したエイリアンの侵略部隊と、世界連合艦隊の壮絶な戦いを描いた本作は、“ユニバーサル映画100周年記念作”と銘打たれた大作。会見に登壇した浅野は、「小さい頃から(ユニバーサルの代表作のひとつである)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が好きで何度も観てきた。そんなユニバーサルの作品に参加できて夢のようで嬉しい」と感激しきりで、「撮影でユニバーサルのスタジオに行った時、自分もここまで来れたんだなと感動しました」とコメントを寄せた。また、主演のテイラーとの撮影は和やかな雰囲気だったようで、「彼は出会った時から役そのものとして接してくれたからやりやすかった。撮影以外でもアメフトの試合に連れて行ってくれたり気を遣ってくれた」という。一方のテイラーも浅野のことを「世界中の人たちが観るような作品でプレッシャーも大きかったはずなのに、このような壮大な舞台に立った浅野は素晴らしい。何度でも共演したいね」と終始絶賛していた。また、『ハンコック』『コラテラル』などのアクション映画で知られる監督のピーター・バーグは、本作の女性客へのアピールポイントを聞かれると、「男の子が女の子を手に入れるまでの物語。根本的にはラブ・ストーリーで、主人公が夢見る女性を得るためにエイリアン襲撃やいろんな障害を乗り越えていくんだ(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。本作は、日本では4月13日(金)より公開する。『バトルシップ』4月13日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年01月31日平均23.6%、最終回36.7%という高視聴率を出した伝説の月9ドラマ『101回目のプロポーズ』が、ついに舞台化される。 主演はTVドラマと同じ武田鉄矢と浅野温子。舞台では江戸時代へと時を移し、「時代劇版」として上演。この話題の舞台の制作発表が1月12日、福岡市のウェディングアイランド マリゾン大聖堂にて行われた。当日は大聖堂の扉が開き、武田鉄矢と浅野温子が結婚式さながらに腕を組んで入場。入場曲はもちろんCHAGE&ASKAの『SAY YES』。途中、聖歌隊による「アメイジング・グレイス」の歌のプレゼントもあるなど、何ともロマンチックな会見となった。時代劇版「101回目のプロポーズ」 チケット情報「博多座さんと、“新しい芝居を何かやりたい”という話をしていた時に出てきた案が『101回目のプロポーズ』。この作品は、“浅野・武田”の作品だから、浅野さんがいないと無理と断ったつもりが、博多座さんが浅野さんに出演OKをもらってきて驚いた」と笑いながら経緯を語る武田。浅野も「お話を伺った時は現代劇だと思って、ちょっと今の私では……。と思ったけど、時代劇だと聞いて『それなら化けられるかも!』とお受けしました(笑)。やっぱりこの作品は、武田さんの隣は私でいたいなと思いまして」と微笑みながら答えていた。今でも語り継がれる人気ドラマだけに、見どころシーンも満載。やっぱり気になるのは、武田が走るトラックの前に飛び出して愛の言葉を叫ぶ名シーンだが、舞台でどのように再現されるのかも興味津々だ。「舞台で楽しんでほしいので全部は明かせませんが、僕が熊本・細川藩の下級武士で浅野さんは黒田藩の剣術指南役の元奥様という設定がヒントになるかな。このシーンはこの舞台の肝になるものですから、今はセリフをどうするか四苦八苦中です(笑)。あと、立ち回りにも注目してください」(武田)。「本当に思い入れのある方も多いであろう作品ですし、あのドラマの時のモチベーションを、そのまま舞台に持っていけるように頑張らないとですね。不安でもあり楽しみでもあります」(浅野)。昨今の草食男子の世相も反映しつつ、まっすぐに相手を思い、何より相手の幸せを願う「大人の恋愛模様」は、舞台でさらに深い感動を与えてくれそう。公演は3月2日(金)から28日(水)に、福岡・博多座にて。チケットは1月14日(土)発売開始。
2012年01月13日