文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞の話題沸騰の演劇漫画「ダブル」が千葉雄大、永山絢斗のW主演でWOWOWで実写ドラマ化されることが決定し、特報映像が解禁となった。原作は「わたしの宇宙」や「潜熱」などの野田彩子による同名漫画(「ふらっとヒーローズ」連載中)。演劇、役者の世界を描いた異色の漫画として話題を呼び、2020年には第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した。ファンの間でも実写化が期待されていた作品であり、この度満を持しての連続ドラマ化となる。主人公は、天性の才能を持った俳優と、彼の才能をいち早く見出し世に送り出そうと支える“代役”俳優の2人。天性の魅力と秘めた才能を次第に開花させていく宝田多家良(たからだ たから)役に千葉雄大。自身も「世界一の俳優になりたい」という夢を抱きながら、多家良の才能に惚れ込み、演劇のいろはを教え生活も支えるもう一人の主人公・鴨島友仁(かもしま ゆうじん)役に永山絢斗。年齢も同じで誕生日も2日違いという同世代でありながら本作で初共演となる2人が“ダブル”主演として、緊張感のある共依存関係の役者2人を演じる。監督は、『十三人の刺客』、『シン・ゴジラ』などに助監督として参加、三池崇史、庵野秀明、樋口真嗣などに師事し、本作が連続ドラマ初チーフ監督となる新鋭・中川和博。脚本は、『恋せぬふたり』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の吉田恵里香が務める。プロデューサー、監督、脚本、主演と30代のクリエーターが集結し、この世代にしか作れない“ヒリヒリとした熱い人間ドラマ”を描き出す。さらに、原作と同様にドラマにも、下北沢の街、スズナリ劇場など演劇ファンも必見のロケーションが登場。このたび公開された特報映像では、彼らが舞台に立つ姿や葛藤する様子が映し出され、物語の世界観が垣間見える内容となっている。追加キャストなど今後の情報に注目したい。■千葉雄大(宝田多家良役)コメント白羽の矢が風に流れて僕のもとへ。演るからには精一杯出しきります。友仁さん役の絢斗くんは同い年で誕生日も2日違い。僕たちなりのダブルをたのしみにしていただけたらと思います。いい現場です。■永山絢斗(鴨島友仁役)コメント宝田多家良と鴨島友仁。二人の関係が微笑ましくて切なくて、この物語のファンになりました。他の登場人物もそれぞれとても魅力的で、それを演じる役者さんも自分の好きな方ばかりですし、同世代の役者さんとW主演の作品をやってみたいと思っていたので、今回同い年の千葉雄大くんと共演できるのも嬉しい限りです。『現在と未来が希望に輝いていたあの過去はどこに消えたんだ』三人姉妹の劇中台詞が友仁の心情にモノローグの様にかかったり、イマジナリー友仁として多家良の前に現れたりと、このドラマならではの効果的なシーンが随所にあり、観ていただける方にきっと楽しんでもらえる作品になると思います。舞台経験のあまりない自分が劇団員の役をやらせてもらうのは大変恐縮ですが、友仁を通して色々な発見を出来るように最後まで楽しみながら向き合います。WOWOWオリジナルドラマ「ダブル」(全10話)は6月4日(土)22時30分~放送・配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月03日生涯にわたり発表された1,001編を超える短編は教科書にも掲載され、いまなお読みつがれている“ショートショートの神様”星新一。そんな珠玉の作品を豪華キャストを迎えて実写ドラマ化、4月より毎週放送される。世代を超えて愛される星さんの作品は、“宇宙”“ロボット”“悪魔”など不思議でワクワクするSFやファンタジーの要素。また人間や社会に対する「おかしみ」や「皮肉」をまじえた目線。なにより、短くも、あっと驚かされる魅力的な物語。出演には、今回の実写化プロジェクトに賛同を示し、星さんの作品を愛する、いわば“星新一チルドレン”と呼ぶべき実力派・個性派の俳優陣が揃い、星新一作品群の多様な“おもちゃ箱をひっくり返したような”世界観にふさわしい布陣となった。登場するのは、「ボッコちゃん」水原希子、「生活維持省」永山瑛太、「不眠症」林遣都、「地球から来た男」高良健吾、「善良な市民同盟」北山宏光(Kis-My-Ft2)・玉城ティナ、「逃走の道」村杉蝉之介・コウメ太夫、「見失った表情」石橋静河、「薄暗い星で」染谷将太・栗原類ほか。今回は4月・5月放送分のみで6月以降も、続々魅力的な俳優が出演予定。また、本シリーズには、2007~2010年にNHKで放送して大反響を呼び、国際エミー賞最優秀賞を受賞した「星新一ショートショート」のスタッフが再集結。星新一が持つ独特の世界観を大切に実写化。星新一が20世紀に描いた“近未来”の世界を、いま21世紀の私たちは生きているのか。その作品のいくつかは、私たちが生きる“現代”をすでに予見し、またある作品は今後直面するさらなる“未来”を予言しているのかもしれない。水原希子/「ボッコちゃん」4月5日(火)この度は星新一さんのボッコちゃんを演じさせて頂く事になり、とても光栄に感じています。バーのマスターが道楽で作った美人ロボット、ボッコちゃん。頭は空っぽで動作はお酒を注ぐ事しか出来ない。もちろん意思もない。ボッコちゃんをロボットだと気付かず夢中になる男達を想像すると面白くもあり、なんだか少し切なくて、彼らの妄想がボッコちゃんの人格を作り上げているのかなと感じています。どんなボッコちゃんになるのか今からワクワクしています。とても楽しみです。精一杯頑張ります。永山瑛太/「生活維持省」4月12日(火)10歳の頃だったか、叔父さんに勧められて初めてハマった小説は星新一さんでした。星新一さんのファンの中でも人気のある「生活維持省」の映像化で主役を演じられる事は私にとって、とても光栄な事です。現実から非現実へ連れていってもらえる時間は、私にとって特別でしたし、今、こうして俳優を続けている想像力の原点は、星新一さんの脳内から受け継いだモノだと思います。皆さんに楽しんで頂けたら幸いです。林遣都/「不眠症」4月19日(火)長きにわたって人々を魅了し、今も尚、多くの人に愛され続けている星新一作品の実写ドラマ化ということで、お話をいただいた時は心が踊りました。僕が今回チャレンジさせていただいたのは「不眠症」です。重度の不眠症である主人公が長年の悩みから解放されるべく、ある斬新な発想に至り、生活を一変させるところから物語は始まります。数多くある星新一SFシリーズの中でも、どちらかとい うと現実に起こり得る、共感しやすい作品になっているのではないかと思います。是非、楽しんで観ていただけたら嬉しいです。高良健吾/「地球から来た男」4月26日(火)「地球から来た男」で、地球ではない星へ飛ばされた男を演じました。まず台本を読んだ時にその男の言動が面白くて。違和感しかないのに心地良いというか。星新一の世界観で自分がどんな芝居をするのか楽しみでした。実際、現場で感じた手応えが、どのように映像化されているのかクランクアップした日からずっと楽しみです。面白くなっているはずです。皆様も是非お楽しみに。北山宏光さん(Kis-My-Ft2)/「善良な市民同盟」5月3日(火)・10日(火)僕が生まれるずっと前に書かれた作品とは思えず、脚本を読んですぐに物語に引き込まれました。「善良な市民同盟」という作品 は、まさに今の世の中にドンピシャで、僕たちが置かれている状況に重なる部分が多くあります。そうそうたるキャストの方々とともに、この作品に参加させていただけることが大変嬉しいですし、僕自身「俳優としての勝負所」と意気込んでいます。セリフが少ない守屋という男を、身体の隅々まで使って、心の動きや葛藤を表現したいと思っています。ひょっとすると、僕たちのすぐ近くに「善良な市民同盟」が存在するのでは、と思ってしまうようなこの世界観を是非お楽しみください。玉城ティナ/「善良な市民同盟」5月3日(火)・10日(火)星新一さんの作品は、学生時代、休み時間などに、気持ちを切り替えたい時にすぐ没頭できる世界観が好きで、よく読んでいまし た。私自身、不条理であったり、シュールだったり、一般的なルールに則らず進められていく物語に影響される事で、物事を多面的に捉える準備ができたんじゃないかと思っています。今回、『善良な市民同盟』に参加できる事がとても嬉しく、星新一イズムを忘れず、少しでもいいピースとなれるよう頑張ります。村杉蝉之介/「逃走の道」5月17日(火)星新一の「逃走の道」がドラマになりました!何? このコンビ? 怖がっていいの? 笑っていいの? ドキドキしていいの? 怒っていいの? 泣いていいの? なんで映像カッコいいの? なんでこんなにカッコいいの?! これが21世紀の星新一です!!コウメ太夫/「逃走の道」5月17日(火)「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ 逃走の道」のお話を頂いた際、村杉蝉之介さんと2人だけの芝居と聞いて、本当に2人だけなの? と思いましたね。短編ドラマとは聞いていましたが、今までいただいた俳優のお仕事の中で台詞の量が過去1番多い! 必死な僕の芝居は見所だと思います。本当に答えが見つからない。不思議な世界に潜り込んで行く抜け道は何? 本能と倫理、不思議な世界を楽しめると思うので、是非皆さん見て下さい! チックショー!石橋静河/「見失った表情」5月24日(火)『ある一面ではすごく悪く見えることも、反対から見たら幸せなことだったり。何かについて、一概に「良い/悪い」と言えないし言わない作品だなと。それはすごくすてきなことだなと思い、いろんなことを考えさせられました。今と地続きな感じもありますし、リアルとフィクションの要素がちょうどいいバランスな点も魅力のドラマです。怖くもありおもしろくもある世界を、楽しんでいただけたらなと思います。染谷将太/「薄暗い星で」5月31日(火)『ロボットという役は初めて演じました。星新一の哀愁漂う冷たくもあり温かくもある世界観に、望月監督のすてきな包容力が加わったことで、今までに感じたことがない風を感じました。地球じゃない惑星から、人間じゃないものが、死生観を素直な会話に乗せたとても純粋なドラマになっていると思います。こんなにも絶望と希望が相まった短編はほかに類を見ないのではないでしょうか。その時々の 心境で見方が変わる作品になっていると思いますので、一回のみならず何回も見てほしいです。栗原類/「薄暗い星で」5月31日(火)『窮屈と感じるかもしれない世界にいる僕らですが、この生命は永遠では無い、僕らが生きていた時間に観てきた光景や感情全てに は意味があって、この感覚を大事にして欲しいと僕は本を読んだ時に感じました。今の時代だからこそこのお話を振り返り、意味があると思っています。ロボット2人から生まれる切なくて希望を感じる物語を楽しみにしていて下さい。「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」は4月~8月、毎週火曜日21時45分~NHK BSプレミアム・BS4Kにて同時放送(全20回)。※BS8Kにて3月先行放送※6月以降のラインナップは後日発表予定(text:cinemacafe.net)
2022年02月19日横浜出身のシンガーソングライター・瑛人が、自身がDJを務めるFMヨコハマのラジオ番組『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ presents イケてるタランチュラ』にて入籍したことを発表した。毎週土曜21時よりオンエアされている同番組は、独特な考え方を持つ瑛人のこだわり、いま注目しているもの、いま聴いてほしい音楽など紹介するプログラム。1月29日の放送では、ヤバいTシャツ屋さんの「ハッピーウェディング前ソング」の曲紹介に続いて、「地元のFMヨコハマで発表したい」と1月に入籍したことを発表した。瑛人は、3月16日に2ndアルバム『1 OR 8』をリリース予定。アルバムには、2021年に配信リリースされた映画『トムとジェリー』日本語吹替版主題歌「ピース オブ ケーク」や「掃除」、12月末に配信された「大正解」、2022年初めてとなる「はひふへほ」など全11曲が収録される。<番組情報>『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ presents イケてるタランチュラ』『ドルチェ&ガッバーナ ビューティ presents イケてるタランチュラ』告知画像放送時間:毎週土曜日 21:00~21:30DJ:瑛人メールアドレス:iketara@fmyokohama.jp
2022年01月30日俳優の塩野瑛久と女優の足立梨花が出演する、ABEMAの恋愛バラエティ番組『私たち結婚しました 2』第9話が28日(23:00~)に配信される。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズン2では、塩野と足立ペア、俳優の浅香航大とモデルで女優のトリンドル玲奈ペアの疑似結婚生活に密着する。塩野と足立は28日配信の第9話で、紅葉が見頃を迎えた明治神宮外苑いちょう並木での写真撮影デートに出かける。お互いの写真を撮り合ったり、自撮りツーショットを撮ったりと2人の時間を楽しみ、自然な流れで手を繋ぐ。そして秋葉原に移動し、コスプレに挑戦。『進撃の巨人』の調査兵団のコスチュームを身にまとった塩野が足立を待っていると、背後から『ラブライブ!』の矢澤にこのコスプレで足立が登場する。2人のコスプレ姿にスタジオからは「似合いすぎてる!」と絶賛の声が上がった。そして帰宅し、入浴後には塩野が足立の髪を乾かしていると、足立が「私と一緒にいて幸せだと思うこと」を塩野に問いかける。塩野は「些細な会話でめちゃくちゃ笑うくらい盛り上がれること」「ああいうのすっごい幸せだなって感じる」と回答し、それを聞いて満面の笑みを浮かべる足立の頭を優しくなでた。スタジオゲストにはベッキーが登場。「もし塩野が自分の髪をといてくれるとしたら?」の質問に対するベッキーの満点リアクションにも注目だ。
2022年01月28日「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を主演・佐藤健、共演に阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派スタッフ、キャストで映画化した『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDが4月22日(金)に発売されることになった。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤さんが挑み、彼を追う刑事・笘篠役を阿部さんが演じるほか、脚本は『永遠の0』『空飛ぶタイヤ』の林民夫、監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久、主題歌は桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」、音楽は瀬々監督作品『64-ロクヨン-前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』ほかでタッグを組んだ村松崇継が務めている。東日本大震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。不可解な殺人事件というミステリーを通して震災後の貧困問題、生活保護制度に潜む矛盾や問題点を炙り出し、日本を代表する役者たちが全身全霊で演じた衝撃作。第45回日本アカデミー賞11部門、第46回報知映画賞など多数受賞昨年10月1日に全国公開された本作は、第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」で上映された際にはチケットが完売、上映後のティーチインイベントに瀬々監督がオンラインで参加し、盛り上がりを見せた。日本での公開後には、第46回報知映画賞の邦画作品賞、山路ふみ子映画賞においても新人女優賞(清原果耶)と映画功労賞(倍賞美津子)を受賞したほか、第34回日刊スポーツ映画賞では助演女優賞(清原果耶)、第76回毎日映画コンクールでは男優主演賞(佐藤健)、女優助演賞(清原果耶)を受賞。さらに、3月11日の授賞式を控える第45回日本アカデミー賞では、優秀作品賞、優秀監督賞(瀬々敬久監督)、優秀主演男優賞(佐藤健)、優秀助演男優賞(阿部寛)、優秀助演女優賞(清原果耶)など11部門を受賞するなど、日本国内の映画賞を席巻している。Blu-rayにはメイキングや舞台挨拶集など映像特典を収録Blu-rayには限定で【メイキング映像】【舞台挨拶集】などの映像特典を収録したDVDとスペシャルブックレット、アウターケースが付き、豪華仕様となる予定。【メイキング映像】はオール宮城ロケを敢行した撮影の様子を収録し、反響の大きかったロケ地マップに対応させながら各ロケ地の撮影現場を映像で見ることができる。【舞台挨拶集】は、席数制限のある中で開催された貴重な完成披露試写会の様子をはじめ、特別に編集された映像を収録。また、DVD共通の映像特典として、【予告編集】に加え、劇場公開記念としてホームドラマチャンネルほかにて放映された「護られなかった者たちへ」の約13分の特別番組も収録となる。インタビューやメイキング映像を交えた濃密な内容になっている。『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDは4月22日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2022年01月28日菅田将暉が月9初主演する「ミステリと言う勿れ」の2話が1月17日放送。熊田役の永山瑛太に「すぐにはわからなかった」「あんなに違う人になれるの凄すぎ」とその“変化”に驚愕する声が上がるとともに、久保田悠来の美声にも多くの反応が集まっている。本作は菅田さんが演じる天然パーマがトレードマークの主人公が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく新感覚ミステリー。菅田さんが天然パーマにコンプレックスを持ち、友だちも彼女もいなくて、カレーをこよなく愛する大学生の久能整を演じ、月9初主演するほか、誤認逮捕によるえん罪事件を起こして左遷された刑事・青砥成昭には筒井道隆。お調子者キャラで署内のムードメーカー的存在の池本優人に尾上松也。警察のなかで心が折れそうな日々を送っている風呂光聖子に伊藤沙莉。また連続殺人事件の被害者となる犬堂愛珠に白石麻衣。バスジャックを決行する犬堂オトヤには阿部亮平、乗客としてバスに乗り込んでいた坂本正雄には久保田さん。バスジャックの人質となる奈良崎幸仁に金田明夫、柏めぐみに佐津川愛美、淡路一平に森永悠希。露木リラにヒコロヒー。バスの運転手・煙草森誠に森下能幸。大学の研究室に勤務する熊田翔役で永山さんといったキャストが出演。前回は同級生を殺害した容疑をかけられた整が、その疑いを晴らした後、展覧会を見に行くため乗り込んだバスがバスジャックに遭う…という展開だった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。続く2話ではバスジャックに遭った整が、公衆トイレに行っている間に池本からもらった連絡先が書かれた紙にメッセージを書き加え、トイレ周辺に隠す。しかしその紙は何者かに破り捨てられてしまう。一方、大隣警察署には連続殺人事件の捜査が立っていたが容疑者の目星すらつかない状況。そんななか風呂光は後輩警官からバスジャックの通報があったと報告を受けるが、しかし付近の路線バスや観光バスは問題なく運行しており、ただのイタズラだと思われる。バスが着いた先は犬堂邸。正雄とオトヤは妹の愛珠が連続殺人事件の被害者であることを明かし、犯人がこの中にいると告げる…というストーリーが繰り広げられた。前回の終盤で衝撃的な登場を果たした永山さんに今週も「永山瑛太の化けぶりに、調べるまで気付かなかった」「すぐにはわからなかった。役によってすごい変わる」「え、髪型と服装と演技であんなに違う人になれるの凄すぎ」といった声が続出。一方、妹を殺めた犯人を自らの手で見つけ出そうとバスジャックを企てた正雄を演じた久保田さんには「凄みのあるお声がとても素晴らしく見惚れたり聞き惚れたりしてる間に一時間過ぎてしまった」「アニキ、ずっと声かっこよかったな」と、その美声に触れた投稿も数多く寄せられている。(笠緒)
2022年01月18日青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子という人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するプロジェクトの第2弾「アクターズ・ショート・フィルム2」。この度、前田敦子監督「理解される体力」のポスタービジュアルと場面写真が解禁された。各作品の主演には、青柳監督作に村上虹郎、玉城監督作に琉花と奥平大兼(W主演)、千葉監督作は千葉さん自ら主演も務め、伊藤沙莉とW主演、そして永山監督作に役所広司、前田監督作に柳英里紗と三浦貴大がW主演している。前田監督「理解される体力」では、小さな喫茶店の店中に響き渡る大声で泣くキエ(柳英里紗)と、やさしくそれを受け止めるユミ(三浦貴大)。キエは貪るように巨大なパフェをたべ、貪るように涙を流して子どもみたいに大声で泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。喫茶店の店長(野間口徹)は、キエが大声で泣いているその理由を想像してキエにつたえるのだが…。解禁となったポスタービジュアルには、クールな表情でポーズを決めるキエ(柳英里紗)とユミ(三浦貴大)の姿が。舞台となるレトロな喫茶店の雰囲気や衣装の可愛さも相まって、目を惹くビジュアルに仕上がっている。柳さんは「三浦貴大くんの女性としての所在の秀逸さを楽しんでいただければ」と太鼓判。一方、三浦さんは演じたユミについて「意識せずに当たり前のようにキエの古くからの友人としてそこにいる、というなんとも難解で面白みの詰まった役でした」と語っており、自然体で演じることを心掛けていたようだ。併せて解禁となった場面写真からは感情を爆発させるキエの姿や、大爆笑する2人の姿も確認でき、対照的な性格のキエとユミがどのような会話劇を繰り広げるのか期待が高まるカットばかりとなっている。今回の監督業初挑戦について前田さんは「私の発想を脚本の根本宗子さん、そしてキャスト・スタッフの皆さんの力を借りて形にしていただき、やりたいことが全部出来ました」とふり返る。注目してほしいシーンは「キエが何度もあくびをするシーン」といい、「難しい設定のシーンなので、英里紗がどう演じるか悩んでいたのですが、彼女のなかで腑に落ちて、とてもいいシーンになりました」と語り、三浦さんについても「とても自然体で演じてくれたのですが、作品を観たらユミみたいな友達がいたらいいな、ときっと思っていただけると思います」と語った。また、もともと前田監督と主演の柳さん・三浦さんは共演歴もあり交友が深いが、監督と役者という関係で臨んだ今回の現場に関して尋ねてみると、柳さんは「妥協のしない監督で、細かいところまでしっかり見ている演出に圧倒されました」と明かし、三浦さんは「現場でみんなを引っ張ってくれて、自分のやりたいことを貫いてくれたので、俳優として信頼して仕事をすることが出来ました」と信頼をコメント。脚本の根本氏は、「わたしは『前田敦子』という人物のファンなので。前田さんへの興味はいつだって尽きません。それは前田さんがいつだって正直にしか生きれない人だからだと思います。だからそんな前田監督の胸を借り、わたしも正直な本を書きました。お互いの正直がぶつかってると思います」と思いを込めてふり返っている。「アクターズ・ショート・フィルム2」は2月6日(日)17時~WOWOWにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)
2022年01月17日吉高由里子が大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝役で主演し、村山由佳の評伝小説を原作にしたドラマ「風よ あらしよ」が制作されることが決定。永山瑛太、松下奈緒、稲垣吾郎が共演する。100年前、筆1本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた伊藤野枝。あふれんばかりの情熱をただ一つのよりどころに。自由を求めて奔放に生き、文筆家としてさらに開花しようとした矢先、理不尽な暴力がわずか28歳の彼女の命を奪う。貧困・ジェンダー格差など、現代に通じる社会矛盾に果敢に立ち向かったその生涯は、閉塞感に満ちた現在をいま強烈に揺さぶるはずだ。吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の原作を、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当、吉高由里子が主人公・伊藤野枝を演じ、自由を守ろうと懸命に生きた女性の“炎”を描く。また、永山さんが演じるのは、日本を代表するアナキスト・大杉栄。自由恋愛を実践し、刃傷沙汰にもなるが次第に野枝とベストパートナーとなっていく。永山瑛太松下さんは「元始、女性は太陽だった」の言葉でも知られる、平塚らいてう役に。日本初の女性による女性のための文芸誌「青鞜」を創刊し、日本の女性解放運動の象徴的な存在を演じる。松下奈緒そして稲垣さんが演じるのは、翻訳家・思想家の辻潤。野枝の女学校の教師で、最初のパートナー。野枝の文才を見出した。稲垣吾郎伊藤野枝を演じる吉高さんは、「台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした」とふり返り、「文字の一つ一つの意志がとても強く、この作品を撮影するなかでどれだけ揺さぶってくる日々がくるのかと、これは大きな覚悟が必要だと感じました」と吐露。「1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張ります」と改めて決意を語っている。吉高由里子あらすじいまから100年前の大正時代、平塚らいてうは「元始、女性は太陽だった」と宣言を出し、男尊女卑の風潮が色濃い世の中に反旗を翻し、喝采した女性たちは社会に異を唱え始めた。福岡の片田舎で育った伊藤野枝は、貧しい家を支えるための結婚を蹴り上京。自由を渇望し、あふれんばかりの情熱を武器にらいてうの青鞜社を支え、やがては時代の“若きアイコン”となっていく。第一の夫、ダダイスト・辻潤との別れ、生涯のベターハーフとなる無政府主義者・大杉栄との出会い、波乱万丈の人生をさらに開花させようとしたやさきに関東大震災勃発。理不尽な暴力が彼女を襲うこととなる…。特集ドラマ「風よ あらしよ」はNHK BS8Kにて3月下旬、BSプレミアム、BS4Kにて秋、放送予定。(text:cinemacafe.net)
2022年01月14日先日放送スタートした菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」にて、セミレギュラーキャストとして永山瑛太の出演が決定した。本作は、菅田さん演じる主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで、難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。今作で永山さんが演じるのは、バスジャック事件に関わる重要な人物、大学の研究室勤務の熊田翔。ドラマ第2話以降で巻き起こるバスジャック事件に巻き込まれ、整らと一緒にとある屋敷にとらわれてしまうことに。しかし、なぜか妙に落ち着いており、周りを冷静に観察している様子がどことなく不自然な熊田。整とは妙に馬が合うようで、整が呈する素直な疑問や独特の考えに、ひとつひとつ、興味深そうに耳を傾ける。果たして、バスジャック事件の関係者という以外に、どんな役割を果たすのか、大きな謎だ。菅田さんとの共演に永山さんは「菅田君の芝居へのアプローチは圧巻でした。ですので、一緒に芝居をするとどこか安心感があります。僕より数十倍我慢強く、心の広い方だとも思いました(笑)。あれだけ長い台詞(せりふ)を覚えて芝居も100%に作ってきても、監督の演出に応える柔軟性もあります。歌の表現者でもあるので、声の響きもとても心地良いんです。今の日本を代表する表現者なんだと肌で感じました」と感想を述べ、「原作を読まれていない方も、ストーリー性も面白い作品で、キャストもすごい方々がそろっています。中でも、菅田将暉=天才ということが改めて証明される作品になると思いますので、是非ご覧ください」と力強くアピールしている。ほかにも、この第2話のバスジャック事件には、ヒコロヒー、阿部亮平、金田明夫、久保田悠来、佐津川愛美、森下能幸、森永悠希らがゲスト出演している。「ミステリと言う勿れ」第2話60秒PR「ミステリと言う勿れ」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年01月12日菅田将暉が月9初主演を務める「ミステリと言う勿れ」が1月10日放送。菅田さん演じる整に「整くんのまんま」「菅田将暉が完全再現」などの声が上がるとともに、遠藤憲一との共演に「民王」を思い出す投稿や、永山瑛太の登場にも数多くの反応が寄せられている。菅田さんが演じる天然パーマがトレードマークの主人公が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリーとなる本作。月9初主演となる菅田さんが天然パーマにコンプレックスを持ち、友だちも彼女もいなくて、カレーをこよなく愛する大学生の久能整を演じる。冷静沈着で頭が切れ、自分にも他人にも厳しい実力主義者だが、誤認逮捕によるえん罪事件を起こして左遷された苦い過去を持つ大隣署の刑事・青砥成昭に筒井道隆。家族やプライベートよりも仕事を第一優先に生きてきて、署内では仕事の鬼、刑事の鑑と呼ばれている薮鑑造に遠藤憲一。お調子者で署内のムードメーカー的存在の池本優人に尾上松也。社会の警察組織の中でいつまで経っても刑事として独り立ちできず、心が折れそうな日々を送っている風呂光聖子に伊藤沙莉。整が幼少の頃に出会い、彼のその後の人生を左右するようなアドバイスを与えたり、道しるべを示したりしてきた、大学で心理学を教える准教授・天達春生に鈴木浩介。とある事件の被害者になってしまう謎の女性・犬堂愛珠に白石麻衣といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。整が朝から自宅アパートでカレーを作っていると、大隣警察署の刑事、薮と池本が現れ、付近の公園で寒河江健(藤枝喜輝)の遺体が発見されたことを伝え任意同行を求められる。署で青砥の聴取を受ける整。公園で殺害された寒河江は整と同じ高校の出身で同じ大学に通っており、寒河江が殺害された時刻に整と争っているのを見た目撃者もいたため、整は容疑者となっていた。実際は妻子ひき逃げ犯を探していた薮が復讐のため寒河江を刺殺。その罪を整に被せようとしていた…というのが1話のストーリー。視聴者からは菅田さん演じる整に「菅田くん流石!演技上手い整くんのまんまでした」「想像以上に菅田将暉が完全再現してくれてて泣いた」「完全に空気感漫画とリンクしまくっててすごい 菅田将暉すごい」などの声が続出。また今回“真犯人”を演じた遠藤さんとの共演に「菅田くんとエンケンさん既視感と思ったら民王だ」「エンケンさん×菅田将暉は民王を思い出してだな…」などの声が上がる一方、「原作知ってたからエンケンさんと菅田のからみが少ししか見れないの悲しい」「菅田将暉とエンケンさんの掛け合い、民王ぶりに観られるから楽しみやったのに、これは来週からはないのか……」といった感想も。その後永山瑛太が登場すると「瑛太くんが見たことないビジュアルしてる」「ガロくん、瑛太さんかー!誰だろうとすごく楽しみにしていた」といった反応とともに、永山さんのツイートに触れ「瑛太がミステリと言う勿れのことツイートしてたのそういうことか」といった反応も投稿されていた。(笠緒)
2022年01月10日土屋太鳳主演「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」が1月7日放送。タケル役の永山絢斗に「朴訥な青年を演じさせたら世界一」といった反応多数。また仲村トオルと安田成美の演技にも「胸に迫った」「泣いちゃった」などの声が上がっている。瀬尾まいこによる「優しい音楽」を原作に、連続テレビ小説「ひよっこ」などの岡田惠和が脚本を手がけ、『Fukushima50』で知られる若松節朗が監督を務め、国内外で数々の受賞歴を誇る稲本響が音楽を担当した本作。土屋さんがギターが上手な大学教授の父と、歌が上手な母と暮らす大学生の鈴木千波役で主演。江ノ電の駅で千波と出会った造船所に勤務する永居タケル役に永山絢斗。千波の父・雅志役には仲村トオル、母の桂子には安田成美。タケルが勤務する造船所の社長で彼の親代わりのような存在の広木克彦役に佐藤浩市(友情出演)といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。物語は千波がある朝、江ノ電のホームでタケルと出会う。自分を見つめ続ける千波に一目惚れしたタケルは、千波に好きだと伝え2人は付き合うことに。ドライブの帰り千波の両親とばったり遭遇し、家に招かれたタケルは、自分が千波の1年前に亡くなった兄・誠に瓜二つであることを知る…というもの。自宅にやってきたタケルに亡くなった誠の好物を「好きでしょ」「食べるでしょ」と振る舞い、大学入学時に誠から言われた言葉を守ろうと、亡くなった後も大学の学費を納め続け、雅志から「タケル君は誠じゃない」と言われると「もっとしてあげたいことがいっぱいある」と号泣する…千波からも「少し壊れちゃった」と言われる母・桂子。その姿に「うわ・・・学費を払い続けて・・・うわ・・・あー・・・」「お母さんまだ全然受け入れられてないのな」などの声が続出。一方、冷静に振る舞っていたが、誠と2人で通っていた喫茶店にタケルを連れてきて、「ごめん」と繰り返しながら号泣する雅志にも「私がもしも亡くなった旦那様と同じ顔格好の人がいたら同じことになると思う」「お父さんもそりゃ悲しいよなぁ。悲しいって言える、思える時間がなかったんよなぁ」など共感する投稿が。そんな雅志と桂子を演じた仲村さんと安田さんの演技にも「安田成美さん、仲村トオルさんの演技が胸に迫った」「安田成美さんの演技がすごすぎる。泣いちゃった」「仲村トオルさんの泣いてしまうシーンは観ててつられて泣きそう」といった反応多数。またタケルを演じた永山さんにも「朴訥な青年を演じさせたら世界一な永山絢斗が最高でした!」「永山絢斗はこういう繊細な役が似合うなぁ。」「永山絢斗さんの演じるタケルくん役が飾り気のない素朴さ、朴訥とした雰囲気がとても似合ってる」など絶賛する投稿が数多く寄せられている。タケルは誠の部屋でフルートを見つけ、自分でもフルートを買って「ティアーズ・イン・ヘヴン」を練習。“最後”と決めていた鈴木家訪問の日に雅志、桂子とともにセッションする…のだが、その後千波からタケルはフルートを吹けなかったと聞かされる。この事がきっかけで千波はタケルを誠とは別の存在と改めて認識する…というラストだった。意外なラストにも「お兄ちゃんに寄って行こうとして意図せずにお兄ちゃんと離れて行ってたのか」「意図せずに違う人だと受け入れられたんだね!」「兄とは別の人として付き合って、婿として新しい家族になる。それでいいよね。」などの声が送られていた。(笠緒)
2022年01月08日永山瑛太と向井理が主演する「幕末相棒伝」が1月3日放送。永山さんと向井さんの演技に「最後は涙が止まらなかった」などの声とともに、佐藤隆太演じる伊東甲子太郎が終盤で取ったある“行動”に「また今回も」「既視感が」などネットがざわめいている。五十嵐貴久による原作を『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の土橋章宏が脚本を手がけドラマ化した本作。大政奉還を画策し、幕府と討幕派の戦を何が何でも阻止しようと躍起になっている坂本龍馬には永山さん。農民から武士を志し徳川の幕臣となった新選組副長で、本来なら敵である龍馬とともに犯人捜しをすることになる土方歳三には向井さん。2人を取り巻く人々として、土方を実の兄のように慕う新選組一番組隊長の沖田総司には白洲迅。両親を戦災で失くし幼い兄妹や祖母の面倒を女手一つで見ている料亭・七梅の女中、おしのには堀田真由。龍馬が作った海援隊の隊士で明治政府で外務大臣となる陸奥陽之助(宗光)に浅利陽介。土方に対し全幅の信頼を寄せる新選組局長の近藤勇に阿部亮平。武力倒幕を目指していたが龍馬に説得され一旦は大政奉還を受け入れた西郷吉之助(隆盛)に谷田歩。世間では人斬り半次郎と恐れられる薩摩藩士の中村半次郎に奥野瑛太。龍馬と組んで薩長同盟の成立に尽力した土佐藩陸援隊の中岡慎太郎に和田正人。倒幕を目論む長州藩のリーダー的存在である桂小五郎に駿河太郎。徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に渡辺大。会津藩士の佐川官兵衛に近藤芳正。新選組参謀だったが別動隊・御陵衛士を組織、その喋り方を坂本から気持ち悪がられている伊東甲子太郎に佐藤隆太。徳川家が生き残るため大政奉還を進めようとする永井尚志に杉本哲太。龍馬にとって大政奉還実現のための大きな壁となる岩倉具視に中村梅雀といった豪華な顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。幕府方と倒幕派の戦争を避けようと大政奉還を画策していた坂本龍馬だが、将軍・慶喜の襲撃事件が発生。龍馬は敵であるはずの新選組の土方歳三と組んで事件を捜査するハメに。敵同士の2人は対立しながらも薩摩の西郷隆盛や長州の桂小五郎、公家の岩倉具視らを相手に京の都で命がけの大捜査を始めることなるというストーリー。放送後のSNSには「向井理も永山瑛太も坂本龍馬も土方歳三も大好物なので、面白く見て最後は涙が止まらなかった」「瑛太さんの龍馬ハマり役だったし、やっぱり向井くんにはポニテがよく似合うし、荒っぽい土方最高だった」など主演の2人の演技に触れたコメントが多数。また佐藤さんが演じた将軍襲撃の“黒幕”伊東甲子太郎が、終盤で復讐のため近江屋に乗り込み坂本を斬るシーンに「佐藤隆太さんJINで坂本龍馬斬って約10年の時を超えてまた今回も斬ってる」「佐藤隆太さんに既視感があったんだけど、坂本龍馬を斬ったところで思い出したわ…」と、かつて「JIN‐仁」でも坂本龍馬を暗殺した東修介を演じていたことを思い出す視聴者からの声も寄せられている。(笠緒)
2022年01月04日土屋太鳳と永山絢斗が共演し、瀬尾まいこの小説を岡田惠和が脚本を務め映像化する新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」。この度新たに、仲村トオル、安田成美、佐藤浩市が本作に出演することが分かった。大学教授の父・雅志、歌がうまくて完璧な母・桂子と暮らす女子大生・鈴木千波(土屋太鳳)が、いつもより早く家を出たある朝のこと。江ノ電のとある駅に着いた千波は、ホームにいた永居タケル(永山絢斗)を見るなり、思わず立ちすくみ激しく動揺。心当たりがないタケルは、話し掛けられても困惑する。広木克彦が営む小さな造船所で日々真面目に働くタケルは、古い木造アパートでひとり暮らし。家には過去に何かあったのか、家族写真や父母のものらしき眼鏡が大事に飾られている。そんな境遇の違う2人は、奇妙な出会いを経て、やがて恋人同士に。ところが千波は、なぜかタケルを両親に会わせようとしない。その衝撃の理由を知ったタケルは――。一人の女性がある青年に出会ったとき、封印されていた記憶の歯車が再び動き出す本作。仲村さんと安田さんが演じるのは、大学教授でギターを嗜む千波(土屋)の父・雅志と母・桂子。台本を読んだときのことをふり返り、仲村さんは「外は凄い雨で、集中して読むには良い環境ではなかったのですが、気がつくと自分の目から凄い雨が…。その後、何度読んでも涙が出てしまうシーンがいくつもあります。(見どころは)登場人物が皆、優しい心を持って懸命に生きているところでしょうか」とコメントし、「2022年のはじまりの人の心を暖められるように頑張ります」と意気込む。安田さんは「悲しみを乗り越えていく姿がそれぞれ色々な形で描かれていて、苦しみながらでもそれぞれ前向きに生きる登場人物たちをとても愛おしく感じました。千波とタケルの複雑な心の葛藤の中で、お互いを思いやる優しさがステキだと思います。土屋さんはじめ、みなさんが、この本の役柄にとてもぴったりイメージできてご一緒できるのが楽しみです」と撮影前の心境を明かしている。そして佐藤さんが、タケル(永山さん)が働く造船所の社長で、タケルの父親代わりのような存在、広木克彦を演じる。「若松監督が演出されると聞いて、きっと良い作品になると確信し参加する事にしました」とオファー時をふり返った佐藤さん。本作では、仕事ではタケルに厳しいが、陰から見守るような愛情表現に注目だ。新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」は2022年1月7日(金)20時~テレビ東京系にて放送。地上波放送終了後ひかりTV・Paraviにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年12月08日土屋太鳳が主演する新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」の放送が決定。ラブサスペンスとヒューマンドラマの要素を兼ね備えた、家族と絆の物語を描く。大学教授でギターが上手な父・雅志、歌がうまくて完璧な母・桂子と暮らす女子大生・鈴木千波が、いつもより早く家を出たある朝のこと。江ノ電のとある駅に着いた千波は、ホームにいた永居タケルを見るなり、思わず立ちすくみ激しく動揺する。だが心当たりがないタケルは、話し掛けられても困惑するしかなく…。広木克彦が営む小さな造船所で日々真面目に働くタケルは、古い木造アパートでひとり暮らし中。家には過去に何かあったのか、家族写真や父母のものらしき眼鏡が大事に飾られている。そんな境遇の違う2人は、奇妙な出会いを経て、やがて恋人同士に。ところが千波は、なぜかタケルを両親に会わせようとしない。その衝撃の理由を知ったタケルは――。本作は、「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこによる「優しい音楽」を、連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が脚本を担当、『Fukushima50』の若松節朗が監督を務めドラマ化。そして、国内外の受賞作の作曲、音楽監督を務める稲本響の書きおろし音楽が物語を彩る。今回、テレビ東京ドラマ初主演となる土屋さんが演じるのは、様々な事情を抱えながら、タケルに接近する女子大生・鈴木千波。彼女に一目ぼれをし、鈴木家の止まった歯車が動き出すきっかけとなる、造船所で働く永居タケルを永山絢斗が演じる。感動し温かい気持ちになるだけでなく、なぜ千波はタケルに近づいたのか?といった、ミステリー要素もありつつ、2人の恋愛模様に胸キュン必至のドラマとなっている。<コメント>・土屋太鳳「演じた役が観てくださる誰かと出会い、心の友として一緒に人生を歩んでほしい。」私が初めてそう願ったのは、16歳の時でした。撮影所に創られた教室で芽生えた小さな願いは、10年経った今、役に向き合う際の大きなエネルギーとなっています。私がテレビ東京さんを通して出会う作品は、なぜかどれも命に向き合うテーマを持っていました。「優しい音楽」は、私が女優として向き合ってきたそのテーマを、ある意味、総括するような存在になるのではないかと予感しています。命には形がありません。どこから、なぜ来て、どこに、いつ行ってしまうのかも分かりません。分からないからこそ人は目の前にある命を愛おしみ、守りたいと願うのだと思いますし…その願いが届かなくなる事実も、存在するのだと思います。この作品は、その事実を柔らかく包みながらも目をそらすことを赦さず、深く優しく心に突き刺します。命を育む樹が大地に深く根を張るように、この作品が突き刺す様々な思いが観てくださる方々の心の中で力強い根となり、命への新たなパワーを育むことを心から祈っています。そして先輩方を全力で追いかけ、千波として生き、音楽の力を信じて、届けたいと思います。・永山絢斗冒頭から不思議な会話のキャッチボールに釘付けになって、あっという間に読み終えていました。瀬尾まいこさんの原作も読ませていただきましたが、これまた読みやすく、とても面白かったです。そこに岡田惠和さんの素敵な味付けが加わり、まさに新春に観ていただきたいドラマになる事、間違いはないです。若松監督を始め、豪華なキャストの中で自分の名前だけが場違いのようで震えていますが、出せる力を出し切って楽しんで演じたいと思います。少し変わった2人の変わった恋愛の物語で、それぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり、人間誰しもが持つ清濁の両面も大切に表現出来るよう尽力します。土屋太鳳さん、どんな方なのだろう。皆さま楽しみにしていてください。・岡田惠和大好きな小説をドラマに出来て幸せです。瀬尾まいこさんの「優しい音楽」が出版されたのは2005年。脚本家としてひとめぼれしてしまって、立候補させていただきました。そこから15年以上たってしまいましたが、この度やっと実現いたしました。しかも最高の布陣で。ヒロイン千波に、土屋太鳳さん。タケル役に永山絢斗君が決まったときは本当に嬉しかった。二人とも一緒に、良い仕事をした想い出のある素敵な素敵な俳優さんです。どんなお芝居なのか、楽しみで仕方ありません。そして大好きな兄貴。若松監督も引き受けてくださった。硬派な名作が多い若松さんですが、ちょっと照れながら撮る、恋の物語は、とても良い感じなのです。2022年初頭に、優しい再生の物語をお届けしたいと思います。どうかお楽しみに。新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ」は2022年1月7日(金)20時~テレビ東京系にて放送。地上波放送終了後ひかりTV・Paraviにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年11月24日俳優の塩野瑛久、女優の足立梨花が、ABEMAオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました2』(26日23:00〜スタート)に出演することが22日、明らかになった。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。芸能人同士の疑似結婚生活に密着する恋愛モキュメンタリー番組で、7月から配信されたシーズン1では、俳優・野村周平とバンド・ゲスの極み乙女。のドラムで女優・さとうほなみペア、俳優・白洲迅とモデルで女優・堀田茜ペアが、7日間の疑似結婚生活を送った。シーズン2では、1組目のカップルとして俳優・浅香航大とモデルで女優・トリンドル玲奈ペアの出演が発表されていたが、この度、塩野と足立ペアの出演が決定。2人の結婚生活は、塩野のプロポーズからスタートし、その後、結婚式の相談をしにドレスショップへと向かうーー。■塩野瑛久コメントドラマや映画とも違う“結婚したら”を追体験できました。2組とも全く違った雰囲気の結婚生活を送っていますので是非楽しんでください。■足立梨花コメントシーズン1を見て白洲迅に「ニヤニヤしちゃった」と伝えていた時、まさか自分がそちら側になるなんて思ってもいませんでした(笑)。塩野くんとの夫婦生活は、恋人のような友だちのような兄弟のような、色々な顔を持つ夫婦になっているのではないかと思います。とにかく笑顔が絶えないです。全力で楽しんだもん勝ちなので、みなさんも全力で楽しみながら観ていただけると嬉しいです。(C)AbemaTV, Inc.
2021年11月22日青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子という豪華俳優陣5名が監督を務める「アクターズ・ショート・フィルム2」にて、各作品の主演が村上虹郎、琉花、奥平大兼、伊藤沙莉、役所広司、柳英里紗、三浦貴大に決定。2022年2月より。WOWOWにて放送・配信される。「アクターズ・ショート・フィルム」は、WOWOW開局30周年記念のプロジェクト。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す。監督5名(青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子)多くの反響を受けて実施される第2弾で、青柳組の主演には、近年では『ソワレ』『銃』で主演を飾り、『孤狼の血 LEVEL2』『燃えよ剣』など数多くの話題作で抜群の存在感を放つ若手実力派俳優の村上虹郎。青柳さんとは親しい友人で「今際の国のアリス」でも共演している。村上虹郎玉城組のW主演には、人気モデルとして活躍する一方、マルチな才能でフォトグラファーとしても活動、今回が本格的女優業初挑戦となる琉花と、『MOTHER マザー』で鮮烈な俳優デビューを果たし、第44回日本アカデミー賞ほか主要な国内映画賞の新人賞を多数受賞した最注目の若手俳優・奥平大兼。これからが期待されるフレッシュな才能に玉城監督が自らオファーした。千葉組主演には、ドラマ「いいね!光源氏くん」で共演、その圧倒的な演技力と幅広い役柄で多彩な顔を魅せる伊藤沙莉。なお、千葉さんは監督だけでなく伊藤さんとともに自らの作品で主演にも挑戦する。伊藤沙莉永山組主演には『孤狼の血』で3度目の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞、『すばらしき世界』で第56回シカゴ国際映画祭最優秀演技賞を受賞するなど、日本を代表する役所広司。永山監督は役所さんの初監督作『ガマの油』で息子役として出演しており、その時の恩返しという形でオファーが実現した。役所広司前田組には、『ローリング』や『チチを撮りに』でヒロインを務めるなど女優として活躍する傍ら、自身でも短編映画を監督する柳英里紗。そして、俳優としての評価を確立し、多岐に渡る役柄で出演作が後を絶たない三浦貴大。多様なバックグラウンドを持つ彼らが、どのような役柄を演じ、どのような演技をみせてくれるのか。各作品は年内に順次撮影予定となっている。WOWOWオンデマンドでは「アクターズ・ショート・フィルム」第1弾で磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來がそれぞれ監督を務めた5作品、そしてその軌跡を辿ったドキュメンタリーを配信中。「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア2021」のコンペティションにノミネートされた森山監督・永山さん主演の『in-side-out』を始め個性豊かな5作品となっている。▼主演キャストコメント村上虹郎この頃、俳優監督流行ってるなあ、え、翔さんやるんですか、出た、どんな感じなんですか、え、僕ですか、流行りってちょっと遠ざかりたくなるよなあ、え、いや、はい。ちゃんとやります!!琉花玉城監督とは何度か撮影で御一緒させて頂いていましたが、初監督される作品でまさか自分が出演者としてオファー頂戴するとは思ってもいませんでした。監督とは同い年ということもあり、大変光栄です。台詞がある作品は初めてな上、長台詞で凄く緊張しているのですが、監督・チームの皆さまのお力をお借りして素敵な作品になるよう頑張りたいと思います。奥平大兼玉城ティナさんが監督ということで、呼んでもらえてとても嬉しいのと、今までと違ったわくわく感がありました。オファーをいただいた役柄がとても特殊で、最初に台本を読んだ時にとても興味深かったです。台本を読んでいろんな想像を働かせようと思います。今回の役はお芝居のやり方が今までと違って、雰囲気や表情重視になりそうなので、これまでと違った形でお芝居を考える必要があると思っています。自分なりに工夫してみたいです。伊藤沙莉共演をきっかけに普段から仲良くして頂いていますが、話していてクリエイティブなことにとても向いている人だなぁ と言う印象があったので、千葉さんには今回くるべくしてきている案件!と思いました。笑 そこに私も混ぜていただけるということで、とにかくシンプルにとっても楽しみです。出番の中で会話がほとんどなので作品を観た方が素なのかな?と錯覚するくらい自然に臨めたらいいなと思います。千葉さんからの演出は共演した時に頂いたアドバイスの印象などからなんの不安も心配もありません!千葉雄大このプロジェクトのルールとして、僕自身が出演することがあったことがまずひとつですが、脚本を書いているうちに、自分が演りたくなった、というのが一番かもしれません。その理由として伊藤沙莉さんが出演してくださると決まったことが大きいと思います。伊藤さんが役を通して感じたことを監督として切り取り、役者として受けて立ちたいと思っております。たのしくなりそーです!役所広司瑛太君から直接、電話で出演のオファーがありました。俳優仲間であり友人である彼の新たな挑戦に自分が役に立てるのであればと、永山瑛太組の一員として働こうと決めました。監督と俳優としていい時間を過ごせるよう頑張りたいと思います。永山監督、楽しみです!柳英里紗目の前にハードルがある。私の場合そのハードルを飛ぶか飛ばないか、躊躇と闘い、時間をかけても飛べなかったりする。私の友人の前田敦子さんは私が悩んでる間にどんどんと飛んで飛び終えてを何度も繰り返している。しかも、彼女にしか与えられない高いハードルをいとも簡単に。いや、いとも簡単にみえるように。その姿をずっとそばでみてきた。気がつけば10年ほどたっているが、彼女のその姿をいまだに友人という立場で感じている。これが才能か。彼女は変わり続け魅力を振りまく、私は変わらず彼女を見つめる。「英里紗!わたし監督する!」敦子、また飛ぶんだ。そこにいれてくれるんだ。すごく嬉しい。わたしは初めて躊躇なくハードルを飛ぼうとしている。彼女の飛ぶ先はいつも新しい。こんな楽しみなこと他にないです。三浦貴大今まで俳優として共演してきた前田さんと、今度は監督と俳優という関係性で作品を作り上げられることがとても楽しみです。非常に難易度の高い脚本ですから、どのような化学反応を起こせるか、私自身も俳優として一つステップアップできるのではと思っています。正直撮影前の現段階では、想像しきれてはいませんが、みなさんに楽しんで頂ける作品を作っていきたいです。前田監督の作品の一部として、映像に溶け込めるように尽力します。「アクターズ・ショート・フィルム2」は2022年2月、WOWOWで放送・配信。「アクターズ・ショート・フィルム」全5作品、「アクターズ・ショート・フィルム・ドキュメンタリー」はWOWOWオンデマンドにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年10月29日佐藤健主演で、「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化したヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』から、佐藤さんが思いを込めた“怒り”のシーンのメイキング映像が解禁された。今回解禁されたのは、佐藤さん演じる利根が、福祉保健事務所で働く三雲(永山瑛太)と城之内(緒形直人)の元へ行き、三雲に掴みかかる緊迫のシーンの裏側。利根は、起きてしまったある事件に対して怒りを抑えられず、事件の原因だと考えている三雲と城之内の元へ向かい感情のままに掴みかかっていく…。メイキング映像には、時折笑顔を見せながらも、この後のシーンで叩くことになる車窓の強度を確認し、細かな演出についてじっくりと話し合う佐藤さんと瀬々敬久監督の姿が。画面は変わり、利根が三雲に掴みかかるシーンでは「(利根は、三雲から)引き剥がされて後ろに下がる方がいい」と、永山さん・緒形さんを含む3人の動きについて、自ら提案する佐藤さん。佐藤さん自身、このシーンは最も思い入れが強かったと話しており、「理不尽なことに対する怒りややるせなさを、作品を通して観客の方に共感してもらうことが今回の使命と思っていました。このシーンは台本を読んだ時点で大切なシーンだと思い、監督にも何回も確認し、瑛太さんにも何回も付き合っていただきました」と、核となる今回の場面についてふり返る。現場でも「本番!」のかけ声がかかるずっと前から怒りでワナワナと震えていたという佐藤さん。その集中力や本気度に、撮影スタッフも一目置く場面となった。“利根”という役として、彼の怒りをどう表現・体現するのか、突き詰める役者としてのこだわりが垣間見えるメイキング映像となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月26日佐藤健や阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人と豪華俳優陣で贈る第一級のヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が現在公開中。この度、佐藤さんが演じる容疑者・利根の幸せだった過去を映し出す本編映像が到着した。公開されたのは、利根が避難所で出会う遠島けい(倍賞美津子)、小学生のカンちゃんと食卓を囲むシーン。“避難所よりも、自分の家が一番落ち着く”からと、被災した自宅で過ごすけい。利根は、カンちゃんに誘われ、そこへ足を運ぶ。そして、けいとカンちゃんが用意したうどんを勢いよく頬張る姿が映し出されており、お腹を空かせていた様子が伺える。けいは、利根の身辺について話を聞くが、友人はおらず、職場も津波で流されたという。そんな利根にけいは「笑顔でいなさい。そしたら、人はあなたにもっと優しくしてくれるから」と優しく語りかける。身寄りのない3人が、家族のように肩を寄せ合うように生きていく、始まりの場面。3人の絆は徐々に強くなっていき、そして9年後の連続殺人事件へと繋がっていく。『護られなかった者たちへ』連続殺人事件のきっかけとなる始まり…そんなうどんをかきこむシーンは、何度もテイクが重ねられたそう。完成披露試写会では、倍賞さんが佐藤さんの食べっぷりを明らかにしており、なんと約10杯も平らげたという。またSNSでは、佐藤さんの箸の持ち方に注目する声が上がっており、そんな細かい演出・役作りも話題となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月17日永山瑛太が坂本龍馬、向井理が土方歳三を演じる正月時代劇「幕末相棒伝」。この度、海援隊や新選組などを演じる追加キャストが発表された。幕末の京都を舞台に、坂本龍馬と土方歳三の最強バディが将軍暗殺未遂事件の黒幕を48時間以内に探し出す様を描く本作。今回新たに発表されたのは13名。第十五代将軍・徳川慶喜役に渡辺大、幕府若年寄・永井尚志役に杉本哲太。薩摩藩の西郷隆盛と中村半次郎役には、谷田歩と奥野瑛太がそれぞれ決定。杉本哲太(永井尚志役)また、中岡慎太郎を和田正人、海援隊の陸奥陽之助を浅利陽介。新選組の近藤勇は阿部亮平、沖田総司は白洲迅。白洲迅(沖田総司役)ほかにも、駿河太郎が桂小五郎、近藤芳正が佐川官兵衛、佐藤隆太が伊東甲子太郎、堀田真由が仲居・おしの、中村梅雀が岩倉具視を演じることも分かった。堀田真由(おしの役)正月時代劇「幕末相棒伝」は2022年1月3日(月)21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年10月04日俳優の永山瑛太と女優の松本穂香が28日、都内で行われた「洋服の青山 新CMシリーズAOYAMANIA公開記者発表会」に出席した。同イベントで、洋服の青山をファンの目線で描いた新CM「AOYAMANIA登場」編、「コントロールアルファ(21AW)」編を初披露。CMでは、圧倒的にディープすぎる青山のファン“AOYAMANIA”を永山、元気いっぱいなメモ魔の新人店員を松本が演じる。“AOYAMANIA”の会長に就任した永山は、「圧倒的な愛と、マニア独自の視点で、みなさんをめくるめく青山の世界へとご案内いたします」と力強く宣言。会長就任を見届けた松本も、「どんどんAOYAMANIAを広めていきたいと思います!」と意気込んだ。CMオファーを受けた感想について聞かれ、「今までも青山さんのCMを見てきて、挑戦的な作品をずっと作っているなという印象があり、今回はAOYAMANIAということで、思いっきり演じたいと気合いを入れました」という永山に対し、松本は「誰もが知っている洋服の青山なので、驚きましたし嬉しく思いました。瑛太さんとは初めての共演でご一緒できて嬉しかったです」とコメント。すると永山も、すかさず「息ぴったりでした!」と反応した。役作りについて、永山が「どれくらいのマニア感なのか、CMの世界観を聞いてアイデアを出しながら役作りをしました。現場ではつい笑い欲しくなってやりすぎたら、監督にホラーすぎると言われてしまいました」と振り返ると、松本から「周りから怖い……という声も聞こえたのですが、私は好きでした。私も純粋な困惑を表現することができました」とフォローも。「私は学びたい気持ちがある新人店員役だったので、前のめりで熱意のある感じで頑張りました」と自身の役作りにも触れた。同CMにちなみ、「仕事をするうえで大事にしているポイント」がトークテーマに。永山はCMの役そのままにAOYAMANIAと回答し、「会長に就任したので、全国にAOYAMANIAを増やすことに尽力します。数年前に近所の洋服の青山にスーツをお願いしたら、スピーディーに合わせてくれて、すごいと感じました。自分がすごいと感じたことをみなさんに伝えられたらと思います」と早くも会長として同CMをしっかりアピール。一方の松本は“とりあえずマニア”であると回答し、「お芝居をする中でよく分からなくてもとりあえずやってみよう! という気持ちを大事にしています。分からなくてもやってみる! という感じです」と明かした。イベントの最後には、永山が「AOYAMANIAの僕と、新人店員を演じる松本さんと一緒に、全国に青山のスーツの良さを広めていきたいと思います」と改めて決意表明。松本も「新人店員として洋服の青山について勉強しつつ、AOYAMANIAを広めるために楽しいCMが作れるように頑張っていきます!」と気合いを入れ、発表会を締めくくった。
2021年09月29日佐藤健が主演、阿部寛や清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが集結した『護られなかった者たちへ』。 この度、佐藤さんが身体を張って迫真の演技を魅せる1シーンのメイキング映像が解禁となった。今回解禁されたのは、予告映像の冒頭でも使用されている佐藤さん演じる主人公・利根が泥水に浸かり「ふざんけんな!」と絶叫するシーンの裏側。震災後の避難所で、利根がほかの被災者とトラブルになり地面に押さえつけられる場面だ。「不器用で、熱くなったら止められない」と佐藤さん自身も語る、“利根泰久”という人物のエネルギーが高まった瞬間をとらえたシーンとなっている。初映像となる特報映像が解禁された際から話題となった本シーンは、一連の動きを入念にチェックして挑み、現場でも慎重に撮影されたという。撮影合間には、共演の波岡一喜と笑顔で談笑する様子も見せた佐藤さんだが、カメラが回った瞬間、感情が溢れ出る”利根”となり、その人となりの違いに驚かされる。佐藤さんはグラウンドにできた泥の水たまりを見て、「遠慮せず、僕の顔を泥水に全力で突っ込んでください」と共演者に告げ、このシーンに入り込んでいき、倒れ方や顔の浸かり方を細かくスタッフ・共演者と確認し、率先して段取りを進めていく。結果、顔の半分が泥水に浸かった状態で絶叫するという衝撃的なシーンが誕生した。全身全霊で芝居に臨む佐藤さんの熱情とスタッフがひとつになった瞬間であり、観る者の心を震わせるシーンとなっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月24日■お互いの存在に、ずっと刺激をもらっていた――本作は、池松壮亮さん演じる警察官と警察犬オリバーの凸凹バディが不可解な事件に挑む、異色のサスペンスとのこと。まずは共演を振り返って、おふたりの感想を伺いたいです。オダギリジョー(以下、オダギリ):瑛太くんとは意外といままで共演することがなくて、だからこそ今回お願いしてみたかったんです。せっかくちょっと遊べる企画というか、お祭りみたいな出来事だと思ったから、一緒に遊びませんか、みたいな感覚でオファーをしました。永山瑛太(以下、瑛太):少し上の世代の先輩方のなかでも、オダギリさんだけはやっぱりどこか特別視していた部分があって……ずっと「オダギリさん、次はどんな洋服を着て、どんな髪型をして、どんなアプローチをするんだろう」って見ていたし、刺激をいただいてきました。だから、念願叶って今回ご一緒できることになり、うれしかったですね。コロナを経てお芝居をしたい気持ちが強まったり、これまでのお芝居の概念みたいなものを壊していかなくちゃなと思ったりしている時期だったから、この作品で僕は何をすればいいのかなとも考えて。そんな僕のアプローチを、オダギリさんは包容力を持って全部受け止めてくれました。オダギリ:瑛太くんはいろいろと挑戦的に、台本を超えたお芝居を投げかけてくれたから、すごく楽しかったですね。この作品の絶妙なスパイスになってくれたと思っています。瑛太:ずっとご一緒できたらいいなと思っていたのにすごく時間がかかってしまいましたが、このタイミングだったんだろうなと感じています。なんというか……有意義な時間、でした。――瑛太さんのなかで、どうしてオダギリさんはそんなに特別な存在だったのでしょうか。瑛太:たとえばドラマにはドラマの、映画には映画のアプローチがあります。そのなかで僕らの世代は、オダギリさんたちひとつ上の世代の背中を見ながら、「どうやって僕らの時代の新しい何かをつくれるか」ってことを模索し続けてきたと思うんです。だけどオダギリさんは「ドラマ」「俳優」みたいなカテゴリーにはまらず、「アーティスト」として存在していらっしゃった。仕事を抱え込みすぎて大変なようにも見えないし、ちゃんとオダギリさん自身のペースで、国内でも海外でも活躍していらっしゃったんです。それがやっぱりかっこいいなというか……ずるいなっていうか(笑)。オダギリ:(笑)。――見ている側からすると、おふたりそれぞれにずっと活躍を続けられています。だから「先輩・後輩」みたいな感覚をお持ちなのが、まずちょっと意外でした。オダギリ:僕のほうはそんなにないですよ。2000年代頭くらいの日本映画界って、インディーズがすごく盛り上がっていたころだし、作家性の強い面白い作品がいっぱいあったんです。だから、年齢的には確かに一世代下なんだけど、大げさにいうと戦友というか……あのころの日本映画をともに盛り上げたチームっていう感覚があります。瑛太くんや(松田)龍平くんとかから、僕もたくさん刺激をもらっていました。逆に、池松(壮亮)くんたちの世代は、あの時代をギリギリ経験していないから、いろんな話を聞きたがってくれるんです。そういうところで、じつはジェネレーションギャップを感じたりしてるんだけど……瑛太くんたちとはそういうギャップがない。だから後輩というよりも、やっぱり刺激を分け合う良い仲間なんです。■いい意味で「仕事なんてどうでもいい」と思えるように――そうした日本映画の黄金期も経て、いまのおふたりはとても楽しく、自分らしくお仕事されているように見えます。キャリアが長くなるにつれて、仕事との向き合い方は変わってきていますか?瑛太:僕の20代は、事務所がちゃんとディスカッションしながらレールを敷いてくれて、すごくいい経験をさせてもらえたんです。それこそインディーズの日本映画だったり、反対に大きなバジェットの映画だったり、連ドラや舞台だったり、たくさんの現場を踏ませていただきました。それで、2021年の4月からは独立して、いまはすべて自分の責任でやっています。僕は写真も映画も撮りたいし、連続ドラマにも出たいし、街を歩いてキャーキャーも言われたい……んだけど(笑)、いまは焦りがなくなったというか、急がなくていいかなって思っているんです。仕事を遊びの延長線上に置いて、自分の許容範囲を少しだけ超えるくらいのことを、ちゃんとまっとうできたら、と。――そう思えるのは、20代のうちにがむしゃらにやった素地があるから、でしょうか。瑛太:そうですね。「苦しい」「つらい」みたいな記憶はないんですが、どこかで疲弊していた部分はあったと思うんです。ただ、それは当時の自分に必要なプレッシャーだったんだけど、いまはあんまり必要なくなった気がする。もっと自由でいいんじゃないかなって。でも、お仕事をいただけるということはやっぱりすごく幸せなことなので、自分がどんなふうに応えていけるかは、毎回きちんと考えていきたいと思っています。オダギリ:20代ってやりたいことはいっぱいあるけど、未熟だから、やらせてもらえないじゃないですか(笑)。そのなかで「もっとできるのに」「わかってほしい」みたいな自分勝手なイラつきを抱えつつ、もがきながら闘ってきた気がするんです。でも、僕は30歳くらいのときにふとそういう気持ちから解き放たれる瞬間があって、以降はすごく楽になりました。大げさにいうと、いい意味で「仕事なんてどうでもいい」って思えたんです。仕事なんて人生のひとつの側面でしかないから、そこにだけがむしゃらになっていた自分がもったいない気がして……人間としてもっと豊かに営まなきゃいけないことがあるって気付いたんですね。それからは、気負いがなくなって自由になれたんです。仕事でもめることも少なくなったし、柔軟に対応できるようになりました。「自分は俳優だ」ということを引きずりすぎず、人間的な人生を歩めるようになったんだと思います。瑛太:たしかに、自分の子がなにか問題を抱えていたら、ちゃんと向き合って何かを言ってあげなきゃいけないんじゃないかなって思ったりしますね。たとえそのために僕が現場に遅刻して、こいつはダメな俳優だって思われてもいいから、子どもたちがその問題をどう前向きに乗り越えていけるかを一緒に考えてあげたい。30代後半になって、オダギリさんがおっしゃったような仕事以外の大事なものが、僕も身に染みてきたように思います。■自分らしくぶれずに生きていく、無駄な我慢はつくりたくない――人生で大切にしたいことや本当にやりたいことが見えてきたとしても、自分の意志を尊重するのは、なかなか難しいように感じます。つい、周りから求められる役割を優先してしまったりして。オダギリ:でも、求められることを自分が苦しみながら無理してやっても、結局はいい結果に結びつかないじゃないですか。それじゃ誰にもメリットがないし、だったらやらないほうがいいと思うんです。言い方はちょっと悪いかもしれないけど、やめればいいし、逃げればいい。または、何事でも自分がポジティブに向き合える状況をつくれたらいいですよね。僕だったら、人生であといくつの作品に関われるかわからないのに、気乗りしない作品に関わっている場合じゃないと思っちゃうんです。思い残すことのない人生を歩むには、限られた時間で無駄な我慢をしたくないから、やりたいと思えることに一つひとつちゃんと向き合っていきたいなって思っています。――「自分の残り時間」や「これからの人生をどうするか」みたいなことは、瑛太さんも意識されていますか?瑛太:そうですね。オダギリさんと同じように、苦しむぐらいだったら逃げていいし、やめてもいいと思います。……たとえば僕は、40代でサッカー選手になりたいです。1500mを5分台で走れるようになりたい。もしも俳優がいやになっちゃったら、そういうチャレンジをしたって全然面白いと思ってます。オダギリ:面白すぎるでしょ(笑)。瑛太:たとえばの話ですけど(笑)。まぁ、僕はもともと体育会系なので、精神と肉体がずっとつながってるんですよ。太りたくないとか健康でいたいという思いもあいまって、いまも基本的には毎日身体を動かしています。ランニングしたり歩いたり、鉄棒にぶら下がったり、そういう時間をとらないと、精神のバランスが崩れていく。オダギリ:僕はそのへん真逆で、身体を動かす習慣がまったくないですね。本当にやばいです。家でだらだらしちゃう。瑛太くんがうらやましいです。――じゃあ、オダギリさんはどうやって気分転換したり、ガス抜きしたりしてるんですか?オダギリ:僕はそんなにたくさん働くタイプでもないから、あんまりストレスがないのかなって気がしますけど……。俳優って、現場も仕事相手もいつも違う、変わった職業だと思うんですよね。だから、仕事にストレスを感じることもあれば、別の仕事で発散することもできる。僕の場合はお芝居だけでなく、音楽をつくったり脚本を書いたりといろいろマルチタスクをこなすことで、逆にすこやかにいられるのかもしれません。――おふたりは別に「自分らしく生きよう」と思っているわけじゃないんだろうけど、すごく自分らしく生きているように見えます。どうすれば、そうやってぶれずにいられるんでしょうか。瑛太:僕は、虚勢を張ることはすごく大事だと思いますね。根拠がなくても自信を持って、口に出して言っちゃえばそうなる。「ぶれちゃうんです」なんて言わずに「僕はぶれないです。他人のことはあまり見てないし、意識はつねに内側にあります」って言葉にすれば、自然とそっちに引っ張られていくんじゃないかなと。オダギリ:そうですね……。僕は今回のドラマをつくるときにも、周りからは結構「こんな変わった作品をNHKでやるなんて大丈夫か」って心配されたりしたんですよ。でも、ものづくりをするなら、批判や反論が生まれるのは当たり前。むしろ、そういう波紋を広げないものづくりなんて、意味がないと思うんです。だからこそ僕は、議論を喜んで受け入れながらも、このドラマで挑戦したいと思ったんですね。見る方にどう受け取られるかはわからないけれど、どう受け取られても正解だし、それぞれの感性でなにかを感じることがもう素晴らしいんですよ。同じように、人生でなにか悩む局面があったとしたら、まずは悩んでいることをそのまま受け入れたほうがいい。そのうえで、自分を信じて肯定してあげられたらと思うんです。自分の悩みや感じ方をしっかり認めて、どう感じても正解だって思えたら、きっとぶれずに生きていけるんじゃないかなと思います。取材+文:菅原さくら写真:タケシタトモヒロ編集:小林航平ヘアメイク:シラトリユウキ(オダギリジョーさん)、勇見勝彦(THYMON Inc.)(永山瑛太さん)スタイリスト:西村哲也(オダギリジョーさん)、壽村太一(永山瑛太さん)オダギリジョーさん衣裳ジャケット¥77,000、カットソー¥23,100、パンツ¥52,800(すべてJULIUS/JULIUS TOKYO STORE)シューズ¥121,000、メタルパーツ¥35,200(ともにJOHN LAWRENCE SULLIVAN)、ソックス スタイリスト私物▼お問い合わせ先JULIUS TOKYO STORE(03-5728-4900)番組情報ドラマ10『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』脚本・演出・出演:オダギリジョー出演:池松壮亮、永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、永山瑛太、佐藤浩市ほか放送:2021年9月17日、24日、10月1日<全3回>NHK総合 毎週金曜 よる10時~10時45分公式Instagram:番組公式HP:
2021年09月15日作家・燃え殻によるデビュー作の映像化、Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』より追加出演者が発表。篠原悠伸、岡山天音、奥野瑛太、原日出子が参加していることが分かった。森山未來演じる主人公・佐藤や関口(東出昌大)と番組制作に携わるアシスタントで、お調子者の細井役は、『花束みたいな恋をした』『サマーフィルムにのって』など話題作に出演する篠原さん。佐藤の部下で三好(萩原聖人)の会社に務める谷口役には、「ゆうべはお楽しみでしたね」「同期のサクラ」に出演、燃え殻さんの「すべて忘れてしまうから」の書籍PVに登場した岡山さんが決定。さらに、『SR サイタマノラッパー』シリーズの奥野さんが、原作にも登場し佐藤の人生に現れ、小さな足跡を残すヤクザ・宮嶋役で異彩を放ち、原さんは、40代になった佐藤の恋人・恵(大島優子)の母を演じ、恵と佐藤の未来を後押ししようとする。今回新たに発表された4人は、それぞれに出演シーンは決して多くないが、登場は佐藤の人生の大事な一場面となっている。Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は11月5日(金)よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開、Netflixにて全世界配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】ボクたちはみんな大人になれなかった 2021年Netflixにて全世界同時配信予定©2021 C&Iエンタテインメント
2021年09月11日佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが出演するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』。佐藤さん演じる容疑者と、阿部さん演じる刑事、2人の涙をとらえた場面写真が到着した。震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件の刑期を終え、出所したばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。今回解禁されたのは、事件から10年前の利根(佐藤さん)と笘篠(阿部さん)を捉えた場面写真。利根は、震災後の避難所で遠島けい(倍賞美津子)と1人の小学生に出会う。3人は身寄りのない者同士、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らし始める。これまで人の優しさを知らず孤独に生きてきた利根が2人の優しさに包まれ、初めて愛や温もりを知り、様々な感情から涙が溢れ出るシーン。ボロボロと涙をこぼし、堪えていた感情が溢れ出る佐藤さんの演技は見る者全ての心を打つ。一方、宮城県警の刑事として第一線で活躍する笘篠も被災し、家族を失うという辛い経験をしていた。震災という抗えない大きな力によって、愛する者を失った喪失感から涙を静かに流す阿部さんの演技もまた、内に秘めた悲しみややるせなさが伝わってくるもの。2人の涙に隠された想いが明かされたとき、多くの人の涙を誘うことになるだろう。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月11日佐藤健、阿部寛、林遣都、永山瑛太、倍賞美津子ら豪華共演が話題の映画『護られなかった者たちへ』。この度、本作の主題歌、桑田佳祐による「月光の聖者達」のスペシャルトレーラーが公開された。主題歌と映画の映像を存分に堪能することができる、約2分の本映像。利根(佐藤さん)の告白、「利根はまだ何か隠してる気がするんです!」という笘篠(阿部さん)の強い訴えから始まり、利根の過去が垣間見えるシーンが続く。震災後、避難所で出会う遠島けい(倍賞さん)、少女カンちゃんとで肩を寄せ合い、本当の家族のような絆を築いていく様子が伺えるが、一方では保健福祉センターの職員・三雲(永山さん)に掴みかかったり、告白の通りに炎を見つめたりと不穏なシーンも。利根と笘篠、さらに彼らを取り巻く登場人物それぞれが、複雑な思いを抱えながらも生きていこうとする姿は、「現在(いま)がどんなにやるせなくても 明日(あす)は今日より素晴らしい」と歌われる楽曲の世界観とリンクし、感情を激しく揺さぶられる映像に仕上がっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年08月27日佐藤健、阿部寛ほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派キャストが集結した『護られなかった者たちへ』。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根を佐藤さんと、メガホンをとった瀬々敬久監督は2017年に日本中を感動で包んだ『8年越しの花嫁 奇跡の実話』以来4年ぶり2度目のタッグ。「非常に心地の良い現場」と佐藤さんは語る。震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に上がってきたのは、別の事件の刑期を終え、出所してきたばかりの利根という男だった。そんな利根を演じた佐藤さんは、「瀬々組の、粛々とそれぞれがすべきことをするという現場の雰囲気が非常に心地よかったですね。自分の役に、芝居に集中して臨むことができました」と撮影をふり返っている。佐藤さんにとって新境地となる容疑者役・利根の役づくりに関しても、「原作を読んだときに、僕は利根をやらせてもらう前提でイメージをしながら読ませてもらったので、こういうような役へのアプローチでいきたいという思いを監督に伝えさせてもらいました」と語り、「僕の感覚というかイメージみたいなものをいろいろと監督に話して、理解して頂けた」と話すように、2度目のタッグだからこその信頼関係がしっかりと築き上げられている。瀬々監督との『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で佐藤さんが演じたのは、原因不明の病で意識不明となった恋人の目覚めを待ち続けた尚志。今回演じる役どころは、尚志のような献身的な恋人像とは全く異なる役だが、「(利根役を佐藤さんが演じたことで)作品の格が一気に上がった」とプロデューサー陣も胸を張る。本作では、俳優・佐藤健の演技の真髄を見ることができるだろう。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年08月25日「アクターズ・ショート・フィルム2」の放送・配信が決定し、青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が監督として参加することが分かった。WOWOW開局30周年を記念して行ったプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」は、ルールは<1.尺は25分以内2.予算は全作共通3.原作物はなし4.監督本人が出演すること>と同条件で、5人の俳優たちがショートフィルムを製作。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。第1弾では、磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來がそれぞれ監督を務めた。そんな第1弾の反響を受けて、今回第2弾の始動が決定。今回監督として参加するのは、自宅にいるときは常に映画やドラマを鑑賞しているという「劇団EXILE」の青柳さん。主演を務めた『玉城ティナは夢想する』が「SSFF & ASIA 2018」のナショナルカテゴリーでグランプリに輝いた玉城さん。俳優はもちろん、『ピーターラビット』シリーズでピーターラビットの吹き替えを担当した千葉さん。「アクターズ・ショート・フィルム」の『in-side-out』で主演を務めた永山さん。「AERA」で映画にまつわる連載「前田敦子@試写室」を基にしたエッセイ「前田敦子の映画手帖」を出版している前田さんと、すでに俳優として輝かしい実績を持つ5人が、初監督に挑戦する。千葉さんは「今まで出会った監督からしていただいてうれしかったことをまねっこしつつ、ぼくも自分なりに彩っていけたら」とコメントし、永山さんも「現場で楽しむ事を大切にして立ち向かっていきたい」と意気込んでいる。▼監督コメント青柳翔映画を愛し、作品づくりの苦しみを乗り越えた一握りの経験豊富な人が出来るものだと思っていたので、オファーを受けた時は、僕がやって良いのか?と、正直、ひるみました。前作(第一弾)の全作品を見終わった後、皆さんの作品が素晴らしかったので、自信がなくなりました。でも、ありがたい事に、とても優秀で経験豊富な人達が周りにいるので、その方々に助けて頂きながら、作品を一から作る苦しみや楽しみを味わっております。意固地にならず、人の意見をちゃんと聞き、良い作品を作っていきたいと思っております。必ず最高の作品を作る為にベストを尽くします。玉城ティナ自分で物語の指揮を取るのは早すぎる気もしましたが、このままではいつまで経っても今だ、という時期は来ない、とも思ったので有り難く引き受ける事にしました。この時の私はこういう風に感じていたのだな、と未来の自分が見てクスリと笑えるような作品になれたら、嬉しいです。とにかくのびのび気楽に出来たら一番だと思っています。前回の監督達の作品、メイキングに映る表情を観て、そういう気持ちが大事なんじゃないかと思いました。宜しくお願いします。千葉雄大文章を書くことは昔から好きで、少し前から脚本を書くことに興味を持ち始めたのですが、いざやるとなると大違い。自分とにらめっこの日々です。好きという気持ちを忘れてしまいそうにもなりますが、たのしいです。前回監督されたみなさんの作品それぞれに違った彩りを感じられたので、自由にやっていいんだと背中を押されました。今まで出会った監督からしていただいてうれしかったことをまねっこしつつ、ぼくも自分なりに彩っていけたらと思います。でも、その自由っていうのが意外と鬼門で、ないものねだりですね。みてくださった方に少しでもお土産をお渡しできますよう務めます。永山瑛太前回のアクターズ・ショート・フィルム、森山未來監督作品で出演させて頂き、その後、プロデューサーから、撮りたいですか?とお声掛け頂き、嬉しさのあまり直ぐにやります!と、構想を練り始めました。テーマは、生きる、です。勿論、一筋縄ではいかない事は承知していますが、結果よりプロセス、現場で楽しむ事を大切にして立ち向かっていきたいと思います。前田敦子映画の世界が私は大好きです。私がまさか監督を、、びっくりしました。ですが新しい入り口に手招きしていただけてワクワクせずにはいられませんでした。そこから私が撮るならこの人たちと一緒にやってみたいと頭にパッと浮かんできました。その夢が全て叶ってしまい。。準備は着々と進んでいます。これは撮影を楽しみにせずにはいられません。初めてのことだらけで手探りですが、皆さんに教えていただきながら、やれることは精一杯やります。何よりも楽しい現場にしたいです。今回参加される皆さんが同じタイミングでどんな世界を作品にするのかそれもものすごく楽しみにしています。「アクターズ・ショート・フィルム2」は2022年、WOWOWにて放送・配信予定。「アクターズ・ショート・フィルム」全5作品&「アクターズ・ショート・フィルム・ドキュメンタリー」はWOWOWオンデマンドにて配信中。(cinemacafe.net)
2021年08月18日TBS系で毎週日曜21時から放送する、2021年の秋ドラマ、日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』。原作は小松左京さんの名作『日本沈没』です。ドラマでは原作に大きくアレンジを加え、2021年バージョンとして描きます。主演は俳優の小栗旬さん。主人公をはじめとした登場人物をオリジナルキャラクターとし、2023年の東京を舞台に物語は進みます。ウエンツ瑛士、帰国後初のドラマ出演2021年8月11日、厚生労働省代表でメンバー最年少の石塚平良役を演じる、俳優でタレントのウエンツ瑛士さんの出演が発表されました。ウエンツ瑛士さんが演じる石塚は、小栗旬さんが演じる主人公の天海啓示とともに各省庁の代表として召集された、『日本未来推進会議』メンバーの1人です。2018年10月からはイギリスに留学していたウエンツ瑛士さん。帰国後、初のドラマ出演になります。ウエンツ瑛士さんは、出演に際しコメントを発表しました。素晴らしいキャスト、スタッフさんの皆さんとお芝居を出来る喜びに満ち溢れています。歴史のある作品で気の抜けないシーンが続いていきますが、その中で、弱さが剥き出しになった時に起こる人間ドラマを楽しんでいただけるんじゃないかと思います。1つの判断が命を左右する未曾有の危機においてのムードメーカーという役割は、役柄的にも僕自身も常に不安との闘いでした。しかし希望も絶望も全て人の中にある事を改めて学べる素晴らしい作品です。『日本沈没―希望のひと―』には、小栗旬さんとウエンツ瑛士さんのほか、松山ケンイチさん、杏さん、仲村トオルさん、香川照之さんら豪華俳優陣の出演が発表されています。今後のキャスト発表、そしてドラマの放送が待ち遠しいですね。【あらすじ】2023年、東京。東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。さらに東山は、“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足する。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)、厚労省の石塚平良(ウエンツ瑛士)も選ばれていた。そんな折、ある週刊誌に関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇する・・・。[文・構成/grape編集部]
2021年08月11日卓球の水谷隼選手や、体操の橋本大輝選手に相次いで寄せられているネット上の誹謗中傷。これまでも、芸能人やアスリートたちの元にはたくさんの誹謗中傷がSNSを介して送られてきていました。多くの人が顔の見えない匿名の人からの言葉に傷付き、止めるよう呼びかけてきましたが大きな改善はされていないのが現状です。ウエンツ瑛士、誹謗中傷のコメントを見る時の注意点2021年8月1日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、アスリートへの誹謗中傷の問題を特集。タレントで俳優のウエンツ瑛士さんは「この話題、1年以上しているけど結論は出ていない。もう止める手立てがないんじゃないかなと思う」と、何も変わらない風潮を危惧しました。ウエンツさんの元にも、誹謗中傷のコメントは送られてくるといいます。その際に、ウエンツさんはある方法で心が傷付くのを防いでいると明かしました。僕はこういうメッセージを見る時は1人で見ないようにするっていう方法で防ぐ。誰かと一緒にいる時に、応援メッセージか誹謗中傷か分からないじゃないですか。そういうコメントを見て開いて誹謗中傷があった時に「なんだよこれ、ムカつくな」と、人と共有するとそこでスッと流れるので。ワイドナショー ーより引用使っているアプリやサイトによっては、メッセージを開くまで、誹謗中傷か応援のコメントなのか分からない場合があります。そのため、1人では見ないようにしているというウエンツさんに、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんは「今のいい意見だと思う。1人でやっちゃうと本当そうなのよね」と絶賛しました。【ネットの声】・確かにウエンツくんの方法はいいと思う。・本当にいいこといった!誹謗中傷はもう長い間議論してるのに減らないな。・ウエンツさんのコメント、目からウロコだった。言葉で受けた傷は、1人で抱え込むことで、より深くなってしまうでしょう。誹謗中傷がなくなることが一番の願いですが、現状ではウエンツさんのように、誰かと痛みを共有するという方法でストレスから身を守るのもいいかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2021年08月01日北川景子、永山瑛太共演による「リコカツ」の最終回が6月18日放送。フランス語を勉強する紘一が覚えようとする単語に「咲ちゃんへの愛情が見えて最高」などの反応が集まるとともに、ラストの“足元だけのキスシーン”も多くの反響が寄せられている。ファッション誌編集者の女性と古い価値観が当然だと思っている航空自衛隊航空救難団のエース隊員が、運命的に出会い交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動“リコカツ”を開始、一旦は離婚したものの…というストーリーが展開してきた本作。キャストは、ファッション誌編集者から人気作家の担当になった水口咲に北川さん、咲を救出したことがきっかけでプロポーズした緒原紘一に永山さん。咲の元カレで弁護士をしている青山貴也に高橋光臣。紘一の上官、一ノ瀬純に田辺桃子。咲が担当になった人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。咲の母で乳がんが発覚した美土里に三石琴乃。美土里に離婚される咲の父・武史に平田満。夫と離婚し旅館で働くようになった紘一の母・薫に宮崎美子。元自衛官で超堅物だったが、離婚されてから薫と同じ旅館で働き始める紘一の父・正に酒向芳。咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。改めて交際をスタートさせた咲と紘一は、いったん売りに出したマンションを買い戻そうとするが、事情を聞きたいと自らマンションにやってきた買い主はなんと水無月。嫌がらせで買ったという水無月は、自分に家賃を払って住み続けたらと提案する。そんななか咲は3年間のパリ研修の話を受けるかどうか悩んでいた。紘一にパリ研修のことを隠していた咲だが、紘一は水無月からパリ研修のことを聞いてしまい、咲に相談せず自衛隊に退職願を出す…というのが今回のストーリー。咲と一緒にパリに行こうと決めフランス語の勉強を始める紘一だが、覚えようとする単語が“生焼けだ”“半ライス”だったり、フランスパンの真ん中をいきなりかじるなど、どこかずれていて…そんな紘一に「紘一さんのフランス語練習かわいすぎる」「フランス語で生焼けwww単語のチョイスがwww」「フランス語で半ライス練習しとるの、面白すぎると同時に咲ちゃんへの愛情が見えて最高」などの反応とともに「お互い話し合いという形や時間を作りましょ??紘一さん咲さん」「お互いのこと思ってお互い勝手に先走っちゃうからダメなんよ」といった反応も。結局、大事なことは話し合おうということになり、紘一は自衛隊に残り、咲はフランスに行くことを決める。そして3年後、帰国した咲と紘一は改めて共に暮らし始める…というラストだった。再会し見つめ合う咲と紘一、キスしそうな雰囲気になるもなかなか踏み切れない紘一に、咲が背伸びして顔を近づける…足元だけが映された“キスシーン”にも「背伸びから…の咲さんも足元しか写さないところも全部良かった」「そこでキッスを映さないのもらしくて最高」「あえてキスシーンを映さずに婚姻届アップにしたの個人的に好き」など好感の声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年06月19日