池松壮亮と菅田将暉という、いま最も多忙な若手実力派俳優を迎え、シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した『セトウツミ』。このほど、池松さん、菅田さんとスタッフたちが全力で作り上げた、“放課後無駄話”の舞台裏に迫るメイキング画像が到着した。本作のタイトル『セトウツミ』は、菅田さん演じる元サッカー部の“天然系”・瀬戸(せと)と、池松さん演じる塾通いの“クール系”・内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。ヒロインの女子高生、樫村さん役には人気急上昇中の中条あやみを迎え、人気・実力派若手キャストが集結しているものの、“壁ドン”も“ケンカ”もない、ただ喋るだけの青春が繰り広げられていく。今回到着したのは、メインの舞台となる河原での撮影風景を収めたメイキング画像4点。夏の白シャツ姿の内海と瀬戸が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ピエロの恰好をした胡散臭い大道芸人(宇野祥平)が、風船で作った被り物を後ろに隠して瀬戸に近づくシーン、ラフな私服に身を包んだ内海と瀬戸の夜の花火シーンといった舞台裏とともに、“いい年した”監督とスタッフが地べたに座り込んで入念に段取りを確認する姿をとらえている。『まほろ駅前』シリーズで瑛太演じる多田、松田龍平演じる行天を名コンビへと導いた大森立嗣監督が、引っ張りだこの実力派若手俳優の池松さんと菅田さんを迎えて新たなコンビ映画に挑戦した本作。撮影は、10月上旬のたった10日間という短い期間だったが、原作と同様、ゆったりとした時間が流れる雰囲気を作り上げる必要があった。そのため、主演の2人が現場に馴染むために、撮影前には大森監督の計らいで舞台の河原で2人でしばらく過ごす時間が設けられたそう。そして段取りが終わり、いざ本番前になると、大森監督から2人に「漫才にしないでガチで芝居をしてほしい」という言葉が向けられたという。この言葉は現場で“ここぞ”というときに繰り返され、本作の世界観を形づくるキーワードとなった。「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、その都度考えてリアクションするように」と説く大森監督の狙いが功を奏し、先にも解禁された数々の映像のような、2人の絶妙な芝居が作り上げられていくことになった。クールな内海を演じた池松さんは、「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とふり返り、充実した撮影であったことを明かしている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日アニメ『おそ松さん』とセヴシグ(SEVESKIG)のコラボレーションウェアが登場。2016年5月15日(日)から予約が開始され、7月末より発売予定だ。展開されるのは『おそ松さん』のキャラクターを取り入れたTシャツ全4型。各ホワイト、ネイビー、ブラックの3色が用意される。セヴシグが得意とするヴィンテージ加工で独特の風合いを出し、ポップなキャラクター達と合わせたスペシャルな仕上がりとなった。素材は柔らかな風合いの4.6オンスコットンを100%使用。サイズが豊富に揃えられているので、メンズレディス兼用で着用できる。【商品詳細】おそ松さん セヴシグ コラボレーションTシャツ予約期間:2016年5月15日(日)~5月29日(日)販売開始日:2016年7月末予定価格:各6,900円+税カラー:ホワイト、ネイビー、ブラックサイズ:XS、S、M、L、XL展開型:エスパーニャンコ、隠れ聖澤庄之助、おそ松さんセヴシグ、シェーポーズ影©apartment.co.,ltd
2016年05月14日『おそ松』さんでスキンケア?!深夜アニメにも関わらず世代を問わないファンを獲得し、社会現象とも言えるブームとなったアニメ『おそ松さん』。今年3月の最終回放送後には「松ロス」「松鬱」という言葉さえ広がり、その人気と影響力は未だ衰えない。そんな『おそ松さん』が、累計出荷枚数870万枚という人気アイテム・アートマスクと待望のコラボレーション。5月26日に、『おそ松さん アートマスク』として発売される。推し松で選ぶ?香りで選ぶ?ヒアルロン酸やコラーゲンを配合し、たっぷりの美容液で肌をしっかり保湿するフェイシャルパック。松野家の六つ子が1人ずつプリントされていて、顔に貼り付ければスキンケア中も“推し松”へと変身できる。長男・おそ松はローズ、次男・カラ松はマリン、三男・チョロ松はグリーンティーと、それぞれのイメージに合わせたカラーと香り。パッケージにも、キャラクターを反映したユニークな台詞が入っている。おそ松女子のマストバイアイテムとなりそうな『おそ松さん アートマスク』は、全6種類。各1枚入りで税抜500円。全国のドラッグストア・バラエティショップで順次発売予定となっている。(画像はプレスリリースより)(C)FA/O【参考】※株式会社サンスマイルプレスリリース
2016年05月12日「anan」2003号5/11発売は「おそ松さん」松野6兄弟が表紙の「教えて、手相!」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。構想&製作期間、約6か月。「おそ松さん」表紙実現の舞台裏を編集長が語ります。1月のとある日。「おそ松さん」のキャラクターデザイン・浅野直之さんと表紙の打ち合わせをさせていただくため、編集部3人(私、担当デスク、担当編集)で制作会社「ぴえろ」にお邪魔しました。社会的大ブームになったこのアニメ。松野家の6つ子たちにananの表紙を飾っていただく…という壮大なプランを現実にできる期待感にワクワクしつつ!私たちには夢がありました。「おそ松さん」のポップで可愛いオープニング『はなまるぴっぴはよいこだけ』『全力バタンキュー』で6つ子たちが、松野家の居間で、銭湯で、「はぁ〜」と緩んだ絵で終わるラスト。何とも言えない、可愛らしい「あの」カンジを、なんとか表紙&誌面のグラビアで表現できないか!!!と。初対面の浅野さんに、「この人、ガチにハマってる?」と思われているだろーなーと気を揉んでみたり、「大の大人が何を…」と自分で自分を突っ込んでみたり、もう“自意識ライジング”がはなはだしく。最初はおそるおそるご相談していたのですが、構想(妄想)を話し込むうちにだんだん熱くなり、自意識はおかまいなしに。汗。いかに「おそ松さん」にヤラレているか、心を打ち抜かれているか、好きか!LOVEか!を語り出し、前のめり。その、あまりの熱さ(=イタさ)に、浅野さんは後ずさり。それをヨコでみていた担当編集2人は生温かく傍観。という、なんともぶっとんだ打ち合わせに。そのイタさに同情してくださってか、共感してくださってか、「…やってみます」と浅野さん。無事にご快諾してくださいました。そして、そこからが奇跡の連続!6つ子がソファでキメ撮影→十四松アタック→撮影に疲れて寝てしまう…まで。まさに、『ニートたちの撮影風景 by anan』のラフが続々。浅野さんからのラフをいただくたび、編集部スタッフは悶絶!歓声と絶叫、狂喜乱舞!全国のファンの皆様に喜んでいただける6つ子たちのナマなコンテンツを、いかにしてお届けするか?語り合い、考えて…と、日々が過ぎていきました。かくして、「6つ子たちがananにリアルに登場したならば!?」という、とっても手前味噌で勝手なコンセプトの表紙、中面特集扉絵、グラビアインタビュー…と、豪華描き下ろしが完成!感涙。藤田陽一監督、シリーズ構成・松原秀さん、キャラクターデザイン・浅野直之さん、それにキャストの皆様。「おそ松さん」の根っこのクリエイティブの方々と、ご一緒に特集を作成させていただけるというこの贅沢さ。本当に貴重な「おそ松さん」特集です。かわいくて、面白くて、ポップで、毒があって、くだらない…6つ子たちの魅力を誌面で楽しんでいただけたら幸いです。(編集長K)
2016年05月10日社会現象を巻き起こしたTVアニメ「おそ松さん」のスペシャルイベント「フェス松さん’16」が、5月8日、昼夜2部構成で幕張メッセイベントホールにて開催。六つ子を演じた櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、 福山潤、小野大輔、入野自由をはじめ、 遠藤綾、鈴村健一ら総勢12名もの主要キャストが登壇し、会場と全国各地のライブビューイングに集まった約7万人を熱狂させた。3月末に2クールの放送を終えたTVアニメ「おそ松さん」。赤塚不二夫生誕80周年記念として、名作ギャグマンガ「おそ松くん」の未来を描いた本作は、個性的なキャラクターたちが繰り広げるハイテンション展開で瞬く間に大人気作品に。多数の雑誌表紙や特集に登場し、数々の記録を樹立。そのほかにも多方面でコラボを実現するなど、放送終了後もなお注目を集め続けている。この日、本会場の幕張メッセイベントホールには昼夜あわせてファン約13,000人が大集結。 さらに、全国各地の映画館ではライブビューイングが開催され、イベントの模様を生中継。本会場を含めてると約7万人が参加した本イベントは、“タイトルコール権を奪うために兄弟げんかをはじめるも、そのスキにイヤミに奪われる”という彼ららしい展開で開幕!また、6つ子を演じる櫻井さんら6人のキャストがステージに現れると、手脚にティッシュを装着した神谷さん、野球マンになった小野さんなど、それぞれのキャラクターになぞらえた格好に場内は騒然。遠藤さん(トト子)、鈴村さん(イヤミ)、そして國立幸(チビ太)、 上田燿司(デカパン)、飛田展男(ダヨーン)、斎藤桃子(ハタ坊)ら全出演者12名が揃ったときには、一際大きな拍手がわき起こった。本編では、3つの企画を実施。本作エピソードを語り合う「全話ふりかえり松!」では、第13話「実松さん」など演者の印象に残ったシーンについてトーク。櫻井さんや遠藤さんがその場でセリフを熱演する贅沢な場面もあった。キャスト陣がかわるがわる登場する朗読劇「シャッフルこぼれ話集」では、本作シリーズ構成・松原秀の書きおろしによる10本もの新作ショートエピソードを披露。放送終了から1か月以上経ったいま、彼らが再びハチャメチャ展開で見せる会話劇に、「またあの6つ子たちに会えた!」と感じたファンも大勢いたようで、演者たちの一挙手一投足に観客からは大歓声が上がった。そして「デリバリーコント in 幕張」は、キャスト陣8名がペアになって即興コントに挑戦!「スベリたくない」という恐怖心に襲われながらも、各ペアが体を張って笑いを取るべくステージを右往左往。エンディングでは「四銀校歌斉唱(本作最終話参照)」を観客もまじえ大合唱。会場に一体感が生まれるフィナーレを迎えた。ちなみに「フェス松さん 夜の部 ~四銀ロスにもまだ早い~」はトークテーマやコントの相方が変わり、中身も一変。「全話ふりかえり松!」では、最終話「おそまつさんでした」について、台本を受け取ったときの心境に至るまでじっくりと語られたという。TVアニメ「おそ松さん」は現在Blu-ray&DVDが発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日2015年秋から2クールに渡り放送され大きなムーブメントを巻き起こしたアニメ「おそ松さん」。この度、ファン待望!本作初となる「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」の発売が決定。豪華声優陣&スタッフへのインタビューと設定画や裏話がたっぷり詰まった決定版の内容が明らかとなった。2015年に赤塚不二夫生誕80周年を迎えたことを記念して、名作ギャグマンガ「おそ松くん」を“現代”に時代背景を移して描いた本作。個性豊かな6つ子たちと、イヤミやチビ太、トト子らが繰り広げるハイテンションな展開が話題を呼び、毎話放送終了後には放送内容へのコメントでネットが大賑わい。キャラクターをデザインしたグッズ展開や、様々なイベント・コラボが多岐にわたり実施され、同キャラのイラストを表紙にしたり、特集を組む雑誌が続々と登場。さらに、「アニメージュ」2月号がおそ松さん特集の効果で36年ぶりに重版決定したことや、最終回放送直前に公式サイトおよび公式Twitterが一時停止したことなど…これら“おそ松現象”が社会現象にまで広がり、放送終了後の現在も「大江戸温泉物語」とのコラボや雑誌の特集などで人気を博している。そしてついに、ファン待望にして、“初”の公式ファンブック「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」の発売が4月30日(土)に決定。本誌では、各キャラクター&ストーリーを設定画満載で徹底特集。また、本作の人気の一翼を担った櫻井孝宏をはじめ、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら超人気声優陣の撮り下ろし座談会やインタビュー&コメントを掲載。そして、藤田陽一監督とシリーズ構成・松原秀、キャラクターデザイン・浅野直之らスタッフ座談会や、「studioぴえろ」富永禎彦と「エイベックス・ピクチャーズ」西浩子プロデューサーの対談など、創り手による制作秘話なども満載。さらに、美術監督・田村せいきによる解説つき美術設定や「studioぴえろ」訪問レポート漫画、解説つきOP&ED紹介、雑誌版権イラストギャラリーに、赤塚不二夫先生特集など貴重な資料も余すところなく大公開!付録にはA3サイズのポスターと、各キャラクターの設定から美術設定まで、本作の世界を完全網羅した「おそ松さん」ファン必携の1冊に仕上がっているという。アニメイト各店では、缶バッジ6個つきの限定セットも発売決定。放送終了で“松ロス”に陥っていたファンも、これでいつでも「おそ松さん」の世界に浸ることができそうだ。「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」は4月30日(土)より発売。■「おそ松さん公式ファンブックわれら松野家6兄弟」出版社名:主婦と生活社発売予定日:4月30日(土)予定価格:1,666円(税別)(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日人気アニメ『おそ松さん』をモチーフにした「おそ松さんカフェ」が、大阪と名古屋にオープンする。期間はそれぞれ、2016年4月28日(木)から5月29日(日)、4月26日(火)から5月29日(日)まで。原宿で予約がとれないほど人気を博している「おそ松さんカフェ」。今回オープンする大阪&名古屋の会場でも、6つ子それぞれのオリジナルメニューはもちろん、ここでしか購入出来ないオリジナルグッズが多数用意されているほか、来場者全員にランチョンマット(全4種類)とコースター(全6種類)がそれぞれランダムでプレゼントされる。なお、席数に限りがあるため、両店舗ともに公式ウェブサイト上で事前予約を実施。予約特典として「6つ子のカフェラテ」も提供されるので、事前予約を済ませてからの来店をおすすめする。【店舗情報】■おそ松さんカフェin大阪期間:2016年4月28日(木)〜2016年5月29日(日)住所:大阪府大阪市浪速区日本橋3-6-1 本田ビル1F営業時間:11:00~21:20■おそ松さんカフェin名古屋期間:2016年4月26日(火)〜2016年5月29日(日)住所:愛知県名古屋市中区錦3-24-4 SUNSHINE SAKAE 2F営業時間:11:00~21:20公式ウェブサイト:※事前予約、各店舗の限定メニュー・グッズなどの詳細は公式ウェブサイトを参照。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年04月26日『デスノート Light up the NEW world』『ディストラクション・ベイビーズ』と共演作が続く、今年も引っ張りだこの池松壮亮と菅田将暉が、放課後無駄話を繰り広げる“だけ”の『セトウツミ』。先の3本の特報も話題を呼んだ本作から、初の本編映像となる待望の予告編が完成、眺めているだけでもクスッとなる第2弾ポスタービジュアルと併せて解禁となった。シニカルな“会話”の面白さだけで読者を魅了する、此元和津也の傑作コミックを映画化した本作。クールな塾通いの内海役には池松さん、天然な元サッカー部の瀬戸役には菅田さん、瀬戸が思いを寄せるヒロインの女子高生・樫村役には中条あやみと、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの人気実力派若手キャストが集結。『まほろ駅前』シリーズで多田(瑛太)&行天(松田龍平)の“ほっこりバディ”を描いた大森立嗣が監督を務めている。その大森監督による撮り下ろしショートムービー特報「けん玉」「タイミング」「スタンディングオベーション」は、発表されるやSNS上でも話題沸騰!“喋るだけの青春”の世界観が大きな注目を集めた。ついに解禁となった予告編では、初の映画本編映像を収録。クールなインテリメガネ・内海と、ちょっとおバカなツンツン頭・瀬戸が繰り広げる、絶妙の間、オフビートのボケとツッコミに思わず笑みがこぼれてしまう映像となっている。さらに、中条さん演じる学校のマドンナ・樫村をはじめ個性豊かなキャラクターも初登場。樫村と内海、瀬戸の三角関係を伺わせる映像には、何やら小さな事件の予感が!彼らが放課後に織りなす無駄話のシュールな笑いはもちろんのこと、青春のほろ苦さも感じさせている。また、池松さんの内海と菅田さんの瀬戸が互いに背を合わせ、こちらを見ている第2弾ポスタービジュアルの背景は、原作の舞台であり、本作のロケ地でもある大阪府堺市の河原。キャッチコピーには「ケンカもしない。部活もしない。壁ドンもない。」と記されており、人気若手俳優が豪華競演を果たしながらも、これまでにない新しい青春映画の確立を感じさせるビジュアルとなっている。気だるそうに、ゆる~く、ただ、喋っているだけなのにクセになること間違いなし。本作の行方がますます楽しみになってきた。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月22日『おそ松さん』とパルコのコラボレーションによる期間限定ミニショップが、2016年4月21日(木)から5月9日(月)までの期間、東京・渋谷パルコ パート1にオープンする。漫画・テレビアニメ『おそ松くん』は、老若男女誰もが知っている作品として世間を賑わせ、日本中で愛されていた作品。その伝説の6つ子たちが、大人になってかえってきた…そんなコンセプトで2015年にスタートしたのが、赤塚不二夫生誕80周年記念作品・テレビアニメ『おそ松さん』だ。大人になった、おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松の6人。『おそ松くん』とは一味もふた味も違う、超個性的に成長した松野家の6つ子たちの人気は、今や社会現象にまで発展している。そんな『おそ松さん』とパルコ初のコラボレーションによる限定ショップ『おそ松さんの庭。』では、会場限定の缶バッジやクリアファイル、ノート、ハンカチなど、ここでしか買えないグッズが多数販売される。パルコのキャラクター・パルコアラをイメージしたチェックの耳をつけたお洒落な6つ子を一目見に、会場に足を運んでみては。【概要】「おそ松さんの庭。」期間:2016年4月21日(木)〜5月9日(月)会場:PARCO GALLERY X(渋谷パルコ パート1・B1F)住所:東京都渋谷区宇田川町15-1時間:10:00〜21:00入場料:無料©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年04月08日池松壮亮と菅田将暉が出演する映画『セトウツミ』の撮りおろしショートムービーが公開された。ふたりが演じる映画の主人公、瀬戸と内海がひたすら駄話を続ける爆笑必至の内容で、映画同様、大森立嗣が演出を手がけている。『セトウツミ』ショートムービー映画は、元サッカー部の瀬戸と、塾通いのクールな内海が、ただただ“喋る”だけで青春時代を過ごすさまを描いた作品で、中条あやみがヒロインを演じる。このほど公開になったのは“スタンディングオベーション”と題した約2分間の作品で、瀬戸が内海に「スタンディングオベーションやってくれへん?」とフるところから始まる掛け合いを描いたもの。関西弁の応酬から生まれる独特の空気感に思わずニヤニヤとしてしまい、意味なく大声で喋るセリフの残響まで笑えてくる内容だ。『セトウツミ』7月2日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2016年04月08日池松壮亮演じる“内海”と菅田将暉演じる“瀬戸”が、放課後のひとときをムダ話で過ごす会話劇<a href="">『セトウツミ』</a>。このほど、第1弾「けん玉」、第2弾「タイミング」に続くショートムービー特報第3弾「スタンディングオベーション」が完成!約2分に25回も「スタンディングオベーション」と言い合う2人に、思わず拍手を送りたくなる(!?)映像が解禁となった。本作は、シニカルな“会話”の面白さだけで読者を魅了する同名傑作コミックを『まほろ』シリーズの大森立嗣監督で映画化。『セトウツミ』というタイトルは、主人公の瀬戸(せと)と内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。クールな塾通いの内海役には、<a href="">『無伴奏』</a><a href="">『海よりもまだ深く』</a>など今年も話題作が目白押しの池松さん。また、天然な元サッカー部の瀬戸役には、池松さんとは<a href="">『デスノート2016』</a><a href="">『ディストラクション・ベイビーズ』</a>でも共演するほか、月9ドラマ「ラヴソング」もスタートする菅田さん。この2人の関西弁の掛け合いトークで話題の本作は、特報第1弾「けん玉」、続く第2弾「タイミング」が発表となるや、「めっちゃかわいい」「見たら普通に声出して笑ってしまって世界観がツボだった」「9時間ぐらいぶっ通しで見たい」「セトウツミの『タイミング』見て、ミクロとマクロで『クスッ笑』」など、SNS上では期待高まるコメントが続出。そんな映画の世界観そのものの特報第3弾にして、最終版となる今回のタイトルは、「スタンディングオベーション」。前回同様、原作者・此元和津也が描き下した短編を大森監督が演出した特別撮り下ろしショートムービーで、よく映画祭や舞台などで見られるスタンディングオベーションを、瀬戸が内海にやってほしいとお願いするところから話は始まる。池松さん、菅田さんも苦労したという「スタンディングオベーション」の応酬は、約2分間の映像中なんと25回も。もはや「スタンディングオベーション」と言いたいだけかもしれない完全ワンカット撮影の映像には、今回も引き込まれること間違いなし。見終わった後には、やり切った2人に思わず立ち上がって拍手を送りたくなってしまうはず?「スタンディングオベーション」をめぐって次第に白熱していく瀬戸と内海の会話を、まずはこちらから確かめてみて。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月08日2015年秋から2クールをかけ抜け、先日最終回を迎えたTVアニメ「おそ松さん」。放送終了後も“松ロス”や“エア松”現象を巻き起こし話題騒然の本作が、「大江戸温泉物語」とコラボ!このたび、描きおろしイラストが解禁された。2015年に赤塚不二夫生誕80周年を迎えたことを記念して、名作ギャグマンガ「おそ松くん」の未来を描いたTVアニメ「おそ松さん」。マイペースな6つ子たちと、イヤミやチビ太、トト子といった個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるハイテンション展開が話題を呼び、さらに櫻井孝宏をはじめ、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、鈴村健一ら超人気声優陣の集結でも大きな注目を集めた。3月で惜しまれつつ放送終了した本作だが、「おそ松さん」を惜しむ“松ロス”や、最終回翌週にさもアニメ放送されているのを実況しているようなコメントがSNS上に飛び交う“エア松”現象が起きるなど、その人気と勢いは健在だ。今回、本作では毎日銭湯に通っていた6つ子たちが、「おんせん松さん」と題し、「大江戸温泉」とコラボイベントを開催することが決定。この度、描きおろしイラストが解禁された。ビジュアルは、ゆかた姿と入浴中の2バージョンで、グッズなどで展開予定。入浴中のイラストは「おんせん松さん」特設サイトにて公開中だ。また、会場ではコラボフードや景品つきの縁日ゲーム、スタンプラリーなどが催され、中でもスタンプラリーは、本作シリーズ構成・松原秀によるオリジナルストーリーと、6つ子の録りおろしボイスが聞けるというファン垂涎の内容となるようだ。さらに、これまで未放送だった各地の地上波とCSで「おそ松さん」が放送されることが決定。TVQ九州放送にて4月12日(火)26時35分よりスタートするのを皮切りに、静岡放送、新潟テレビ、秋田テレビ、奈良テレビ放送、山陰放送、中国放送 、長崎放送、南日本放送、CSキッズステーションにて順次放送開始予定だ。最終回放送終了後も、グッズにDVDにゲームにイベントにラジオと…様々なメディアを席巻する「おそ松さん」。このブームが止むことはまだまだなさそうだ。大江戸温泉物語コラボ「おんせん松さん」は、4月下旬より約50日間開催。(開催日は近日確定)(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日PARCO GALLERY X (渋谷パルコパート1・B1F)では、2016年4月21日(木)から5月9日(月)までの期間、TVアニメ『おそ松さん』とコラボレーションした、おそ松さん×パルコ 限定ミニショップ『おそ松さんの庭。』が開催される。TVアニメ『おそ松さん』とパルコの初コラボとなる本ミニショップでは、会場限定の缶バッジやクリアファイル、ノート。ハンカチなど、ここでしか買えないグッズが多数登場する。○おそ松さん×パルコ 会場限定グッズを紹介パルコのキャラクター・パルコアラをイメージした付け耳をつけた「耳松」や、アニメの場面風景とキャラクターをコラージュしてサイケデリックに変身した「サイケ松」など、よりスタイリッシュに、よりおしゃれになった6つ子たちによる会場限定グッズを紹介しよう。■耳松アクリルキーホルダー 6種 (シークレット) / 600円(税込)※シークレット個包装商品につき、キャラクターは選べない。■耳松&サイケ松 缶バッジ 12種 (シークレット) / 400円(税込)※シークレット個包装商品につき、キャラクター・デザインは選べない。■ネームシールステッカー 12種 (耳松・サイケ松) / 300円(税込)※12種類のデザインから、好きなデザイン・字体を使ってオリジナルネームシールを作ることができる。■クリアファイル2枚セット 3種 (「おそ松・から松」「チョロ松・一松」「十四松、トド松」) / 750円(税込)■耳松・ブロックメモ 6種 / 420円(税込)■耳松・コットントート 6種 / 550円(税込)■サイケ松・クロスハンカチ 6種 / 650円(税込)■サイケ松 Tシャツ 6種 / 価格未定 / 限定枚数 / デザイン予定おそ松さん×パルコ 限定ミニショップ「おそ松さんの庭。」は、PARCO GALLERY X (渋谷パルコパート1・B1F)にて、2016年4月21日(木)より開催。開催期間は5月9日(火)までで、入場無料。そのほか詳細は公式サイトにて。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年04月07日タワーレコードでは、2016年5月8日(日)までTVアニメ「おそ松さん」とコラボレーションした「おそ松さん×タワーレコードキャンペーン」を開催中。好評のうちに完売、満席となったコラボレーショングッズ&カフェ第1弾に続き、4月14日(木)よりスタートする第2弾の詳細が決定。グッズの予約は4月6日(水)13時より、カフェの予約は翌7日(木)13時よりスタートする。タワーレコードカフェ 渋谷店と表参道店にオープンしたコラボカフェでは、キャラクターをモチーフにしたオリジナルメニューを提供。第2弾では、一松が美味しさに感動したあのミスターフラッグ特製ケバブを忠実に再現した「何これ...うんま...何の肉使ってるの?四男イッチオシおいしいケバブダジョ」や、思わず“ボェ〜ッ”となる「僕っていつから親子丼なの?どっせーい!!CR 十四松丼」などののユニークなメニューがラインナップする。「おそ松さん名刺」(全6種)や、オリジナルコースターなどのプレゼントも用意されているので、こちらも合わせてチェックしておきたい。もちろんコラボレーショングッズも充実の内容。タワーレコードのポイントカード1,000ポイントで交換出来るオリジナルボトルや、エプロン、ポンチョ、箸置きなどバラエティー豊なアイテムの数々が揃っている。また、一部店舗限定でフォトプリントマシーン(全8種)も設置。来店時の思い出を「おそ松さん」と共に写真に残すチャンスだ。【概要】おそ松さん×タワーレコードキャンペーン■コラボカフェ 第2弾期間:4月14日(木)〜5月8日(日)開催店舗:・TOWER RECORDS CAFE 渋谷店(タワーレコード渋谷店 2F)TEL:03-3496-3672営業時間:10:00〜21:45(完全事前予約制/各回75分)・TOWER RECORDS CAFE 表参道店TEL:03-5778-9491営業時間:11:00〜22:45(完全事前予約制/各回75分)予約について:2016年4月7日(木) 13時よりキャンペーン特設サイトにて※詳細はキャンペーン特設サイト(を参照。※第2弾開催時、第1弾メニューの提供はない。■コラボグッズ 第2弾発売日:2016年4月14日(木)より順次発売予約受付開始日:2016年4月6日(水)13:00〜※詳細はキャンペーン特設サイト(を参照。
2016年04月04日ディ・テクノは、TVアニメ『おそ松さん』のスマートフォン向けパズルアプリ『パズ松さん』(iOS/Android)の配信をスタートした。赤塚不二夫氏の生誕80周年を記念して、赤塚不二夫氏が原作の『おそ松くん』に登場する六つ子が大人になった設定で制作された『おそ松さん』。今回配信開始となった『パズ松さん』は、同じ絵柄を3つそろえて消していくパズルゲームで、入手したキャラクターを育てて強化できるほか、フレンド機能を搭載しており、友達と一緒にスコアを競い合うことができる。推し松のスキルやアイテムを駆使して、ハイスコアを目指そう。ゲームの詳細やダウンロードは公式サイトにて。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会(C)D-techno
2016年03月31日3月27日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2016」エイベックス・ピクチャーズ内のステージで、TVアニメ『おそ松さん』のトークイベントが開催された。登壇者はおそ松役の櫻井孝宏と十四松役の小野大輔。『おそ松さん』は、漫画家・赤塚不二夫の生誕80周年を記念し、おそ松くんたち6つ子が大人になった姿を描いた作品。2015年10月から放送を開始し、3月28日の放送で最終回を迎えた。十四松のおなじみの「よろしくお願いしマッスルマッスル!」というせりふで登壇した小野。観客も負けじと「マッスルマッスル!」と返し、イベントスタート時から会場は熱く盛り上がっていた。『おそ松さん』ステージは、当初予定されていた200枚の整理券では足りず、最終的に約600人の観客が殺到。櫻井は『おそ松さん』人気について、話題になるとは思っていたが、社会現象やブームになるとまでは予測できなかったと驚き、理由について女性ファンの力が大きかったことが要因だと語る。小野もファンの考察や想像力が人気を加速させてくれているとコメント。また、十四松によく似ていると言われる小野は「心外ですよ!」と訴えていたが、ファンから「似ている!」と声が上がるにつれ、「僕にしかできないと言ってくれてうれしい! 十四松大好きです!」と笑顔で叫んでいた。また、各話数が記入された番号札をボックスから引き、出た番号の話数について語る「ひいた話数しか話せない! 今までに放送された24話振り返りトーク!」や、「『おそ松さん』トリビアクイズ!」などのコーナーが展開。そして、ステージに初お披露目となる、おそ松と十四松の着ぐるみが登場し、櫻井と小野がそれぞれ生で声を当てる一幕も。ファンからの歓声に包まれながら、本イベントは終了した。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月31日俳優・池松壮亮が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)で演じる竜崎の姿を映した場面写真が31日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明し、続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散される。主人公・三島を演じる東出のほか、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。竜崎は、"Lの正統な後継者"である世界的名探偵。デスノートの「名前を書かれた人間は死ぬ。その人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない」というルールへの防御策の一環で、Lが日本のキラ対策本部で10年前に使っていた偽名を受け継いでいる。Lと同様にイギリスのワイミーズハウス(高い知能を持ちながらも身寄りのない子どもが暮らす施設)で英才教育を受け、Lの亡後には、ワイミーズのメンバーと共に世界中の難事件を解決している竜崎。彼が"Lの正統な後継者"と呼ばれる理由は、Lが生前に遺した遺伝子から生まれた人物であるためだ。その才能からインターポールをはじめ、世界の諜報機関や捜査機関が一目を置きつつ、要注意人物として警戒もしている。原作や映画前作の中で、ファンから"L座り"と呼ばれた、椅子の上で体育座りに似た姿勢を取るLの特徴的な座り方。公開された場面写真の1つは、そんなLの後継者として、気だるげに椅子に座る竜崎を捉えている。何を考えているかわからない印象はLから受け継ぎつつ、Lとはまた異なる傲慢(ごうまん)で妖しげな雰囲気を醸し出している。もう1枚には、"ひょっとこ"のお面をつけた姿も。"ひょっとこ"もまたLを思わせる要素で、前作においてLが月に会うときに、顔を隠すためにかぶっていたアイテムだった。しかし、コミカルだったLの"ひょっとこ"と比較すると、竜崎のそれはかなり禍々(まがまが)しいデザイン。Lへのゆがんだ尊敬の表明なのか、性格の問題か、竜崎の特異なキャラクター性の一端をうかがい知ることもできる。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年03月31日「いまの池松さんを撮りたい」──。隣に座る池松壮亮に視線を投げながら、少し照れた様子でこう話す矢崎仁司監督。直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化した『無伴奏』で、両者は初めて顔を合わせた。物語の舞台は、反戦運動や全共闘運動に沸く1970年前後。仙台の女子高生・響子(成海璃子)を中心に、狂おしい青春のストーリーが展開していく。池松さん演じる渉は、響子がバロック喫茶「無伴奏」で知り合う大学生。響子はどこか捉えどころのない渉に惹かれ、渉もまた無垢な響子に興味を示す。そんな2人の物語を紡ぐにあたり、矢崎監督は池松さんに冒頭の言葉をかけたそうだ。「『渉という役を借りて、今の池松さんを撮りたい』と言いました。それが全てです。ほかの俳優さんに対しても同じですが、私はそうやって映画を撮ってきました」。「そんなことを言われたら、ビビッときてしまうわけです」とはにかむ池松さん。「すごい口説き文句だなって」と続ける。「いままでそんな風に言われたことはなかったし、どこかで俳優はそう言われたいと思っているはず。昔の映画監督がトップ女優にかける言葉みたいですよね。実際に生で聞くのは初めての言葉だったので、いやあ燃えました(笑)」。「『お前もちゃんと背負えよ』という意味でもあるんだろうなって」とも語る池松さんだが、作品に対しては「難易度の高さ」を感じたという。「台本も原作も、とにかく面白かった。と同時に、なかなか挑戦的な内容だし、難易度が高いなと思いました。でも、せっかく矢崎さんと初めてご一緒させていただくのだから、難しいことをやってもいいんじゃないかなって。難易度が高いからこそ、楽しそうだなと思えたんです」。難易度が高いのは、渉という役どころも同様。響子との距離が縮まれば縮まるほど、渉の捉えどころのなさは際立ってくる。「渉さんはいつもここにはいない気がする」。そう呟く響子の台詞が、演じる上での鍵となったそうだ。「渉が抱える最終的な事実と、『ここにいない気がする』という響子の台詞に引っ張られ、埋めていった感覚はあります。文字では分かるけど、生身で演じるにはどうすればいいのかなって。そもそも、アイツ(渉)は一つも本当のことを言わないですからね。なかなか本心を言わない(笑)。その奥に潜む何かを、矢崎さんも狙っていたんだと思います」。「池松さんはそうやって、映画全体のことを考えていらっしゃるんです」と矢崎監督。「監督的な考えをお持ちになっているんですよね。あるインタビューで、ポール・ニューマンが『俳優をやるときは監督のように考え、監督をやるときは俳優のように考える』と言っていたのですが、池松さんも彼と同じだと思います」と賛辞を送る。そんな池松さんの作り上げた渉に恋をし、ときめきを覚え、身悶え、「渉が抱える最終的な事実」に直面し、たくましさを身につけていく響子の物語は、観るたびに違う色味を帯びてくる。とりわけ、1度目の鑑賞と2度目の鑑賞で印象が変わるのが渉という存在なのだが、「最終的な事実を知ってまた観ると、すごく切なくなりますよね」と池松さん。「ただ、矢崎さんの映画って全部そうだと思うんですけど、1度目より2度目の方が面白く思えるように作られているんです。観れば観るほど、という感じ。そういう反抗を自らなさっているんだろうなって。3度目はもっと面白いと思いますし、4度目にはまた違う感想が生まれるだろうし。そこに矢崎さんの眼差しを感じます。人を見るって、そういうことなんだろうなって」。矢崎監督の思いはこうだ。「1度観たら、観たことになってしまうのがつまらないなと思っているんです。音楽や絵画のように、映画も繰り返し観ることに耐えるものを作っていかないと駄目だなと。その日の気分でも、映画との向き合い方が変わると思いますしね。でも、そう言っていただける作品ができたのも、素晴らしい俳優の皆さんのおかげ。僕は撮影を通して1本の映画を作り、編集作業を通してもう1本の映画を作る。いわば映画を2本作る感覚をいつも味わっているのですが、編集中も撮った画を見ていて涙が出ましたし、こうして話していてもこみ上げてくるものがあります」。続けて、「小さく見える女の子でも、裸で鏡に映すとすごく大きいんですよね」とも語る矢崎監督。物語の中で成長していく響子を、彼女を全身全霊で演じた成海さんを、こう称える。「むき出しになれることが、強さにつながるんでしょうね。その強さは、『神童』の中にいる(中学1年生または13歳)の成海さんからも、『無伴奏』の成海さんからも感じられるもの。それを映し撮りたいと思いながら、私は作品に向かっていた気がします」。むき出しになるということ、強さを持ち続けるということ、それを作品にぶつけるということ。それは、同じ俳優として、池松さんにも通ずる姿勢のようだ。「いろんな役をやったとしても、どこかに池松壮亮のストーリーがないと超つまんないと思うし、貫く思いみたいなものを諦めずに持っていきたい。手っ取り早く逃げたり、知らない間に目をつむる人間ではいたくないですね」。確かな口調で話す池松さんに対し、矢崎監督は「池松さんはいまの日本映画の救世主だと思います」と言葉を送る。「池松さんが出ていなかったら、出会えなかった作品というものがある。要するに、私は池松さんが好きなんです(笑)。一緒に映画を撮って、お酒を飲んだら、みんな好きになると思いますよ。本当に映画が好きなんだなって思いも感じますしね。そんな人と一緒に作品を作れたのが幸せ。だからこそ、また再会したときにも思うんでしょうね。『いまの池松さんを撮りたい』って」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2016年03月25日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは3月25日、パイオニアブランドのイヤホン「SE-CL522」とアニメ「おそ松さん」のコラボレーションモデル「おと松さん」を発表した。直販サイト「ONKYO DIRECT」にて、4月28日15時まで予約を受け付ける。製品の発送時期は2016年5月下旬。価格は税別4,980円。SE-MX8は、2012年11月に発売されたイヤホン。今回のコラボレーションモデルは、アニメ「おそ松さん」のキャラクターである松野6兄弟(おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松)に合わせて6色をラインナップする。ハウジング部には松のマークをレーザー刻印。また、「おと松さん」専用のイヤホンケースが付属する。主な仕様は、ドライバー径が9.4mm、再生周波数帯域が10Hz~22kHz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが104dB、最大入力が100mW、ケーブル長が1.2m、質量が2.5g(ケーブル含まず)。
2016年03月25日『小学一年生』『小学二年生』などでおなじみの小学館発行の「学年誌」と、TVアニメ『おそ松さん』が奇跡のフュージョン! まったく新しい"遊べる"本として、スペシャルBOOK『おそ松6年生(仮)』が今夏発売されることが決定した。おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松の6つ子に色々なコスチュームを着せ替えられる紙人形や、TVアニメの名場面を集めたミニ図鑑、『おそ松さん』キャラクターをあしらったデコレーションシール、イラストが飛び出して見える3Dメガネ、プレゼントに応募できる銀はがしなど、豪華ふろくが6種類! また本体は、6つ子のイラスト描きおろしの表紙に加え、キャラクターそれぞれにちなんだ"6つ子と遊べる"カラーページ、書きおろしミニ小説など読み応えのある内容になるという。詳細については今後の続報を待ちたい。■スペシャルBOOK「おそ松6年生(仮)」2016年夏頃発売 / 価格未定【収録内容】・おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の"遊べる"企画ページ・書きおろしミニ小説 などを予定【付録内容】◎銀はがし、シール、メモ帳 など6種を予定※内容は変更になる場合がある。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月24日作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を実写化する『無伴奏』。いよいよ今週末公開を迎える本作だが、この度公開を前に、成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜が映る本作の主題歌「Drop’s」の「どこかへ」のミュージックビデオ(以下、MV)が解禁された。1969年、日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代。女子高校生の響子(成海璃子)は、同級生のレイコやジュリーとともに時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。「ヨーテボリ国際映画祭」に出品され、世界からも注目を集めている本作は、「恋」「無花果の森」などで数々の賞を受賞する作家・小池氏の半自叙伝的小説を原作に、『三月のライオン』の矢崎仁司監督が手掛け、未来を変えるべく若者たちが声あげ高揚していた1969年~71年の仙台を舞台に、多感な恋に揺れ動く男女の姿を繊細かつ大胆に描く切なく耽美なラブストーリー。キャストには、主人公・響子役の成海さん、響子がのめり込む恋の相手・渉役の池松さん、渉の友人・祐之介役の斎藤さんといった人気の俳優陣をメインキャストに、祐之介の恋人・高宮エマ役に遠藤さん、そのほか酒井波湖、仁村紗和ら若手俳優、藤田朋子、光石研らベテラン俳優が脇を固めている。今回解禁されたMVは、女子5人のロックバンド「Drop’s」の本作の映画主題歌となっている「どこかへ」。「Drop’s」は一切出演しておらず、映画本編映像のほか、編集でカットされてしまった成海さん、池松さん、斎藤さん、遠藤さんの出演する海のシーンなどからの未公開カットが含まれた映画と「Drop’s」のコラボとなっている。また響子はつらいことも経験する設定だが、「どこかへ」は、本編のラストシーンの後に流れるということを想定して、映画を観た「Drop’s」の中野ミホが書き下ろしており、このミュージックビデオは、映画本編の中でも三拍子のラブソングに合う優しいシーンを中心に構成されている。本作に出演する斎藤さんは自身のブログ「斎藤工務店」で「何処と無く懐かしい 未来 =“今”なのだと彼女達の奏でから如何に自分の捉えていた今が古臭く凝り固まった今だったかを知らしめられたこれから様々な大人達(社会)が彼女達の果てしない才能に対し手ぐすね引いて待っていると思うが 何があっても同級生5人互いの手を離さないでドロップスキックを炸裂させ続けて欲しいいやはや強靭で滑らかなLIVEだった」と綴っている。相手役・エマを演じる遠藤さんは「中野ミホさんの説得力あるどっしりとした歌声に、この作品への容易く言葉にしたくない大切な全ての想いがぴったりと合わさって、演奏が盛り上がる瞬間のあのズシっとくるサウンドと映像に、堪えていた涙が溢れました。愛おしくて仕方ありません。ただの主題歌だと思われては困ります」と熱いメッセージを寄せている。本主題歌も初収録されたアルバム「DONUT」のリリース決定が発表されたばかりの「Drop’s」だが、すでに即日完売となった3月26日の丸の内TOEIで行われる成海さんら出演陣が登壇する初日舞台挨拶に、ボーカル・中野さんもゲスト登壇し、そこで「どこかへ」を弾き語りバージョンで生披露するとのことが決定している。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月22日JOYSOUNDは、TVアニメ『おそ松さん』の映像を背景にカラオケが楽しめる「アニメカラオケ」の配信を開始した。『おそ松さん』は、漫画家・赤塚不二夫の生誕80周年を記念し、おそ松くんたち6つ子が大人になった姿を描いた作品。2015年10月から放送を開始し、現在TVアニメアニメ第2クールが放送中。JOYSOUNDでは、本作品の第1クールオープニングテーマ曲「はなまるぴっぴはよいこだけ」およびエンディングテーマ曲「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」の2曲を、アニメ映像を背景にカラオケが楽しめるサービス「アニメカラオケ」として配信開始した。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月20日人気のTVアニメ『おそ松さん』より、「女子松」「一松事変」「一松AGOGO」などのネタからグッズをデザインして話題を呼んだグルーヴガレージが、第21話の「神松」と神松のセリフをモチーフにした「【バスでふぉ】神松TシャツS/M/L/XL」をリリースする。価格は3,000円(税別)。【バスでふぉ】は、同社のオリジナルデフォルメシリーズのひとつで「お風呂(バス)に入った状態がデフォルトのデフォルメキャラクター(でふぉ)」というコンセプトでデザインされたもの。なお、同シリーズにおいて、Tシャツの商品化は初となる。神松が銭湯でつぶやいたニートにとってはきつい一言「でも、いつかは働かないとね。」のセリフと、神々しい神松のデフォルメイラストをデザインした、ちょっと人前で着用するにはためらわれる仕様。とはいえ、インパクトは抜群なので、ぜひチェックしておきたい。「【バスでふぉ】神松TシャツS/M/L/XL」は、本日よりアニメショップや通販サイトにて予約受付がスタートしており、発売は2016年5月下旬の予定となっている。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月18日ホビー・おもちゃ・フィギュア・ゲームの総合通販サイト、ホビーストックはTVアニメ『おそ松さん』より、「おそ松さん 変顔ポストカード vol1」を発売する。発売日は2016年4月で、価格は648円(税込)。『おそ松さん』は、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』を原作としたTVアニメで、2015年10月より放送中。Blu-ray・DVD『おそ松さん 第一松』が初週で約8万枚を売り上げ、スマートフォン向けゲーム『おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~』が事前予約開始から6日で登録者数が40万人を突破するなど、『おそ松さん』フィーバーが巻き起こっている。「おそ松さん 変顔ポストカード vol1」は、TVアニメ『おそ松さん』作中から、厳選に厳選を重ねたインパクトのある変顔シーンを集めてポストカード化したもの。怒涛の顔芸は全24枚で、手紙にしてもコレクションにしても楽しめる逸品になっているという。また、「おそ松さん 変顔ポストカード vol2」についても近日中に発表されるとのこと。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月18日TVアニメ『おそ松さん』のハンドクリームが、5月にfamima.comより発売されることが発表された。クリームは、はちゃめちゃな言動などで人気を集めている松野家の6つ子たちを「松茶(抹茶)」の香りで表現。チューブ容器は6人兄弟がデザインされており、缶ミラーがセットとして付いてくる。おそ松からトド松までの全6種で、価格は1,800円(税別)。3月31日までの予約の受付もスタートしている。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月16日TBSにて3月21日(祝・月)に放送される60周年特別企画「生命38億年スペシャル“人間とは何だ…!?”」の収録が行われ、司会を務める松たか子と安住紳一郎アナウンサーがスタジオで取材に応じた。1997年に始まり、生命の不思議や人間の行動、心理などを様々な視点で解明しようとしていく人気番組。今回のテーマは「人はなぜモメるのか?」。男と女の間のいさかいや、金銭トラブル、血のつながった家族間の争い、炎上のメカニズムなどについて、専門家の意見や最新のデータ、実験結果などを踏まえつつ解き明かしていく。松さんは、過去にも安住アナと同番組で司会を務めているが、昨年、第一子となる長女を出産して以来、初めての同番組出演ということで、“母”になったことで、見方や受け止め方に変化もあるよう。番組では、“愛情、信頼、絆のホルモン”とも言われ、幸せを感じさせるという“オキシトシン”の分泌についての解説が行われ、これが人間と犬の間でも、見つめ合い、触れ合うことで分泌されるという研究結果も紹介された。松さんは「子どものことだったり、ホルモンの話も本当に勉強になります!」と感嘆。「触れ合うことで伝わるというのが、すごくシンプルですね。『へぇ』と思うことがいっぱいです」と語り、娘さんが生まれてからの生活にも言及。「赤ちゃんを見ていると、毎日、何かを掴もうとしたりしていて『人間とは何だ?』とずっと思ってる感じです。逆にこちらが教えられ、かなわないなぁ…と思わされる日々です」としみじみと語っていた。今回のテーマである「モメごと」について、安住アナは「松さんは、あまりモメないらしいです」と松さんと交わしたという会話を紹介。女子校時代、松さんはクラスメイトと机を動かして一緒に食べていた昼食について、ある時「(机をわざわざ動かさず)一人で食べればいいんじゃない?」と提案したという。女子特有のグループ行動やつながりについて「そこに労力を使うのがもったいない」と語り、さばさばした一面をのぞかせるが、逆にそうやって、はっきりしているからこそ、モメごとになりにくいのかも。一方、安住アナは「私はモメる方です」と自認しているよう。「いつも口癖のように『違う!違う!』と言ってます」と明かすが「モメるとお互いの考えてることがわかるので、感情的にならなければいいのかなと思います」とその効用を口にした。番組では、“おしどり夫婦”の語源であるオシドリのつがいが、実は決して仲良しではないという意外な事実や、スポーツ、音楽、執筆などジャンル別の親から子への遺伝による影響の大きさなど、安住アナをして「知らなくていいことまで知ってしまった(苦笑)」と言わしめる驚愕のデータも…?様々な角度から「モメごと」の謎を明かしていく濃密な4時間となっているようだ。「生命38億年スペシャル“人間とは何だ…!?”」は3月21日(月・休)19時より放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日映画『無伴奏』のホワイトデープレミア試写会が3月14日(土)に都内で開催。成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、矢崎仁司監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。小池真理子の半自叙伝的小説の映画化で学生運動で揺れる1970年代前後の仙台を舞台にした本作。制服廃止運動に参加していた女子高生の響子はクラシック喫茶「無伴奏」で渉、祐之介、エマと出会う。運動が激化する中で、4人の運命は奇妙に絡まり合い…。成海さんは、主人公・響子を演じる上で「全てを背負って生きていかなきゃいけない。覚悟が必要でした」と強い思いを持って臨んだことを明かす。意外にも本作は成海さんにとって、本格的ラブストーリー初主演となったが「現場で池松さんが演じた渉を好きになるようにしていました」とはにかみつつ明かした。ラブストーリーといえば、池松さん演じる渉と、その幼なじみで斎藤さんが演じたミステリアスな祐之介との間にも愛を交わすシーンが!これらのシーンをめぐり、斎藤さん、池松さんはきわどいトークを展開!?事前に斎藤さんと話し合いをしたのか?と問われると池松さんは「そうですね。がっつり話し合いました。『おれがこう行くから、斎藤さんは…』という話を…ごめんなさい!してないです」とイタズラっぽい笑みを浮かべて語る。斎藤さんは、1年前の寒い時期の撮影だったことに触れ「衣裳を着てないシーン、肌と肌を合わせるシーンが結構あります。誰とかはお楽しみですが…(笑)。相手の体温を欲し、暖をとる…人って温かいんだなと感じた冬でした(笑)」と穏やかな笑みを浮かべて語り、客席の女性ファンの想像を掻き立てる。さらに、斎藤さんが、現場でいつもかわいらしいリップクリームを現場で使用していたというエピソードが語られたが、斎藤さんはその“味”について「相手が好きそうなものに合わせてました」と意味ありげに語る。斎藤さんが最も好んでいたのは、マンゴー味のリップだったそうで、そのことが明かされると、すかさず池松さんが「僕はマンゴー味でした(笑)」と主張し、負けじと(?)遠藤さんも「私もマンゴー味でした!」と告白し、会場は興奮に包まれていた。そんな笑いあふれる現場でありつつも、やはりスタッフ・キャスト陣共に並々ならぬ思いで撮影に挑んだよう。矢崎監督は池松さんと初めて顔を合わせた際の会話に触れ「池松くんは『僕らは裸になればいい。この映画を成海璃子の代表作にしましょう』と言ってくれた。中1の成海璃子に恋して、この少女が大人になる場に立ちたいと思っていたその夢がかないました。少女から大人になった成海璃子の美しさを見てほしいです」と呼びかけ、成海さんは「ありがとうございます」と一礼。会場は温かい拍手に包まれた。『無伴奏は3月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日『さよなら渓谷』『まほろ駅前狂騒曲』を手掛けた大森立嗣監督が描く最新作『セトウツミ』。この度、先日公開された主演の池松壮亮と菅田将暉の撮りおろしショートムービー第1弾「けん玉」に続き、第2弾「タイミング」が解禁された。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスッと笑えて、なんだかしんみり胸打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了するという超シンプルなコミックを実写映画化。原作は、「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の此元和津也の同名コミック。タイトルの“セトウツミ”とは、主人公の瀬戸(せと)と内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。キャストには、クールな塾通いの内海役に『無伴奏』『ディストラクション・ベイビーズ』『デスノート2016』の公開を控える池松さん、天然な元サッカー部の瀬戸役に、“月9”の出演が決定した菅田さん、そしてヒロインの女子高生・樫村役には『ライチ☆光クラブ』などに出演し、人気急上昇中の中条あやみといった人気実力派若手キャストが集結している。そのほか宇野祥平、岡山天音、成田瑛基などが脇を固めている。今回解禁された映像は、原作者・此元氏が描き下した短編を、本編同様に大森監督が演出した特別撮り下ろしショートムービーの第2弾。その名も「タイミング」。特報としては異例の約3分間のショートムービー仕様となっており、「いつもの放課後…関西の男子高校生瀬戸と内海」このシンプルなテロップから始まる。内海と瀬戸が繰り広げる関西弁の掛け合いトークは、「この間…」「そういえば…」と言いたいことがあるのに相手とかぶって言えない、まさにそんな“タイミング”をテーマに、絶妙な“間”と台詞まわしが癖になること間違いなしの映像となっている。既に公開されている第1弾「けん玉」は、解禁されるやいなや、「めっちゃかわいい」「見たら普通に声出して笑ってしまって世界観がツボだった」「二人の演技すごく好き 観に行く」など、SNS上でも話題となっている。さらにこの特報は、3パターンを予定しており、次の「スタンディングオベーション」にも期待が高まる。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月13日今年の1月に原宿で、2月に渋谷パルコで好評を博した『おそ松さん』とのコラボ、『キャラクレ! meetsおそ松さん』が、渋谷マルイ神南キッチンにて3月15日~24日の期間限定で復活する。「キャラクレ!」とは、ラテアートのように、クレープにキャラクターを登場させて提供する新感覚の食品サービス。キャラクター版権元の承認を取っているオフィシャルなサービスで、版権元の厳しいクオリティチェックを受けた商品化と、日本で一番の老舗クレープ店 「マリオンクレープ」の監修を受けてレシピ開発を行っており、専門の技術レッスンを受けた"キャラクレパティシエ"によるキャラクレは 『見て』楽しい、『食べて』楽しい、一度で二度楽しめるエンタメ食品となっている。コラボメニューは、チビ太の屋台で売られているおでんをイメージした「松野屋キャラクレ!」(700円/税込)や、「アイスティー」、「アイスグリーンティー」(各500円/税込)を用意している。また、クレープ購入特典として「オリジナルポストカード」(全6種)を、ドリンク購入特典として「オリジナルコースター」(全6種)をプレゼントする。商品はコラボ巻紙での提供となる。ちなみに、「キャラクレ!」を2個以上購入し、スタッフに声をかけると新品の巻紙が渡されるとのこと。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年03月12日直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を成海璃子、池松壮亮、斎藤工を迎えて実写映画化する『無伴奏』。本作の主題歌である「Drop’s」の「どこかへ」が、3月16日(水)より配信されることが決定し、あわせて成海さん、池松さんのコメントが到着した。1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海さん)。同級生のレイコやジュリーとともに、時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は、仙台の叔母のもとで過ごすことになる。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松さん)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は、席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱く。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会する。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司がメガホンを取る本作。今回、初めて映画主題歌を手がける「Drop’s」は、札幌在住の女子5人のロックバンド。ボーカルの中野ミホは、主題歌用に別曲を書き上げたが、矢崎監督からの「たったひとりに向けてのラブソング」というオーダーを受け、新たに楽曲「どこかへ」を書き下ろしたそう。監督との電話やメールのやりとりを経て完成した同曲は、「もし 世界中を敵にしても かまわない」という歌い出しの歌詞にあるように、「Drop’s」なりのラブソングとして仕上がっているようだ。本主題歌について成海さんは、「この作品につく音楽としては最初は意外に思いましたが、エンディングで聞いていると不思議と映画の雰囲気と合っていて、とても感激しました」とコメント。さらに池松さんは「素晴らしかったです。1960年代70年代の声を現代の普遍的な声として主題歌にされていて、『無伴奏』という作品世界を底上げしてもらえたように思います。映画と共に、どこかへ届く事を願っています」と語り、どうちらも絶賛を寄せている。「Drop’s」の「どこかへ」は、3月16日(水)より配信スタート。『無伴奏』は、3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日