小学2年生も後半戦のわが家の息子、お友だちと放課後に遊ぶのが楽しくなってきたようで、うれしい半面、「あぁ…小学生男子だなぁ…」という突っ走り方もするようになってきました。今回は、そんな息子にちょっと厳しめに注意した話を描きました。■行き先を告げずに出かけた息子大体の場合、いつも「どこで誰と遊ぶ」というのを話してくれる息子なんですが、「早く行かなきゃ!」と行き先を告げずに出て行ったことが数回、続きました。ほとんど決まった子と遊ぶので「おそらくあの子と一緒だろう」と分かってはいます。しかし、わが家の出かける際のルールを守っていないため、ここは一度ビシッと注意が必要と思い、話しをすることにしました。ルールを守る気はあるのですが、わが家の息子はつい最近、発達障害の診断がつき、「ルールを守らなかったらどうなるか」「そもそもなぜそういった決まりがあるのか?」といった、“なんとなく想像する”という分野があまり得意ではありません。そこで、どうして家や学校にはこういったルールがあるのか、実際に私の体験を交えて話してみることにしました。まだ私が学生の身分だった頃、家に自分以外の家族が誰もおらず、そのまま学校に行ってしまったことがありました。本来その日は、指定された登校の日ではなく、「用事がない人は来なくてもOK」という自由登校の日でした。「いつも通りに晩ご飯の時間には家に帰ろう」、と思っていたのですが…。 ■いつ帰れるのか分からなくなった想像もしていなかった大地震に遭遇! そう、東日本大震災です。電車はすべて運休し、バスは走ってはいるものの、いつ乗ることができるのか分からないほどの行列で、家に帰れなくなってしまいました。さらに携帯電話もまともに使えなくなり、家族に、「自分が学校に行った帰りに帰宅難民になっていること」「無事なので心配しないでほしいこと」「家族にケガはないか」と、連絡をすることもままなりませんでした。結局、学校に事情を話して同じ状況の子たちと泊めてもらうことになりましたが、不安でつぶれそうな1日を過ごしました。息子は電車に乗って遊びに行く年齢ではありませんが、しっかり考えてほしかったため、スケールが大きいこの話をしました。これからどんどん大きくなって、友だちと自転車や公共交通機関を使い、今よりも遠くへ出かけたり、難しい年頃がやってきたりして「お母さんなんて…」と言葉を交わしたくないと思う日がやってくるでしょう。でもそのときは、「お母さん、そんなこと前に言ってたなあ」と、なんとなくでもいいのでこの話を思い出してもらって「お母さんは君を心配しているよ」と受け取ってくれたら、うれしいなと思っています。
2023年11月26日上の学年の試合に出してもらうが、ミスしたときなど試合中に泣いている息子。監督には「そのままでいい」と言われているが、上級生の親に「雰囲気が悪くなるから泣くのをやめろ」と注意された。監督は良いと言っているのに、他人の親に注意されてイラっとする。このことを監督に相談してもいい?というご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんに心を軽くするアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<サッカーが嫌で辞めたい息子のやる気を引き出したいが、どこまでやれば過干渉かわからない問題<サッカーママからのご相談>10歳の息子が上の学年の練習や試合に呼ばれているのですが、ミスをして干されることがあり、試合中や練習中に泣いていたため、監督に泣くことの是非を問いかけたところ「何を考えているか分からない子どもより良いから、そのままで」と言われています。しかし、同じクラブの別の子の親がうちの息子に対し「上級生の雰囲気が悪くなるため、試合や練習で泣くことはやめろ」と注意します。他の親が人の子どもに対してのこのような発言をすることに対し、イラっときます。このような場合、監督に相談しても良いのでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんのお気持ち、察します。その保護者と、お母さんたち親子の関係性というか、親しさの度合いによっては「雰囲気悪くなるね。どうしたらいいのかなあ?」と相談に乗ってもらえそうです。が、それほど付き合いのない方から注意されると、ちょっとイラっとしますね。■本人を飛び越え監督に話をすると、問題が拗れる可能性があるしかしながら、イラっとしたからと言って、監督に話を持ち込むのはトラブルの素になりそうです。結論から申し上げると、監督に相談しないほうがいいでしょう。息子さんに注意した上級生の親御さんの発言を問題にするというわけですよね。こういった場合、お付き合いのルールとして、まずは注意してきたその親御さんに、お母さんからお話しするのが筋だと思います。本人を飛び越えて監督さんに相談した結果、そのことを監督さんからその方に万が一「○○さんから苦情が来た」などと伝わるとしましょう。その上級生の保護者は「なぜ、直接言わないのか?」と憤りを覚えるかと思います。仮に、お母さんが何かあって他の子どもを注意したら、その子のお母さんが自分には言わずに監督さんに「○○さんが......」と相談していたことを知ったら、どんな気持ちになるでしょうか。■イラっとするが、基本的には放っておくに限るしたがって、まずはその方にやんわり話すことをお勧めします。例えば、こんなふうに言ってみることが考えられます。「息子は悔しがりなので、すぐに泣いてしまいますが、大目に見てもらえませんか?監督からも、このままでいいと言われました」そこで、相手の方が反論してきたら「一度、一緒に監督に話しませんか?」と提案してもいいかと思います。ただし、基本的に放っておくに限ると私は思います。放っておくのは、この上級生の保護者もそうですし、干されると泣いてしまうお子さんのこともです。「泰然自若」という言葉をご存知かと思います。何事にも動じない。何かトラブルが起こっても慌てない姿勢を指します。人は皆そうありたいと思いつつ、ついついジタバタしてしまいがちだから、このような四文字熟語が生まれたのでしょう。泰然としていられないけれど、せめて「そうあろう」と心がけることは大切です。イラっとするし、「悪いのはあっちの親」と思われるかもしれませんが、そこを受け流す寛容さをぜひ身につけてください。■ミスをしたら干す指導法に疑問そのほかに、気になることが二つありました。息子さんがミスをしたからと言って干す指導法については、お母さんは何も感じられないのでしょうか?上級生の親御さんの発言云々よりも、私はそのことが気になりました。ミスすると交替させられると思うと、息子さんは思い切ったプレーができません。手を使う競技以上に、足でプレーするサッカーは「ミスのスポーツ」と言われます。トラップミス、パスミス、判断ミス。さまざまな失敗をしてこそ、「じゃあ、次はどうするか」と自分で解決法を探って、次の練習や試合に活かす。そうやって上達するのがスポーツです。このままでは息子さんは委縮して、自分で考えてサッカーをすることができなくなるのではないでしょうか?もし、監督さんと話しやすい関係性を築いているのであれば、ぜひそのことを話してみてはいかがでしょうか。■他者に意見を求める前に親としてすべきこと(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)二つめは、監督さんに相談することが多いようですが、まずはお母さんご自身の考えをまとめてみることも重要ではないでしょうか。今回、私に相談してくださったのは嬉しいのですし、他者に意見を求めることは重要です。しかし、もっと重要なのは、ご自分が母親としてどう考えるかです。短い相談文のなかからお母さんの意見や気持ちを探るのは限界があるので「いや、私は自分の意見を持ってますよ」とおっしゃるかもしれません。そうであれば、まずは最初に自分が思ったように動いてみてください。「島沢さんがこう言ったから」「監督からはこう言われた」と他者の意見を過度に尊重してしまうと、うまくいかなかったときに辛い気持ちになりますよね。子育ては難しい場面もあります。私自身、家族や、ママ友や専門家の意見、本を読んだりして乗り越えてきた気がします。少し視点を変えて、ゆったりと息子さんを見守ってみませんか。泰然自若。なかなかそうなれませんが、そうありたいと思う気持ちが大切かと思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2021年10月20日みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。夏の猛暑も過ぎ去って、私たちの住処周辺は来たる極寒の冬に備えて、灯油を購入したり、冬物の衣類やグッズを手入れしたりと、もう冬支度に追われておりますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。わが家はとりあえず、灯油ストーブの試運転まで終わりました。真冬用のアウターなどは、まだクローゼットの圧縮袋の中でぺっちゃんこになっています。衣替えってめんどくさいですよね…!今回は、涼しいを通り越して若干、寒くなってきた今日この頃。室内で遊ぶことがまた多くなってきた、息子と娘がついにまともなケンカをしてしまった時のお話です。■娘が息子のおもちゃを横から奪ってしまい…!?息子のおもちゃを横から奪ってしまった娘に、息子が注意していました。息子のすごいなあと思うところは、こういう事態になって怒っても、絶対に手を出さないところです。私が息子くらいの頃は、泣いて騒いで、床や壁に八つ当たりして大変だったと母が言ってました…!暴力に訴えず、どうにか娘2歳(発語ゼロ)を諭そうとします。この息子の考えは素晴らしいと思うんですが、まだ娘は息子の話を理解するのはなかなか難しいと思うんだ…!娘が納得しておもちゃを返したかのように見えますが、「ちょうだい」の単語に反応して息子に渡しただけだったりします…。 ■息子の注意の仕方が私と同じだったここまでの、注意する→納得? してもらう→和解、の流れが完全に私が息子を注意している時のまんまで、私もその場の勢いや感情で変なことを口走ってしまわないように注意せねば…と思いました。子どもを注意するって本当に難しいなぁ、と改めて思った出来事でした。そして、息子が怒って手を出さないのは本当に偉いし、すごいと思うので、ぜひこのまま平和主義でいてくれると嬉しいな…!
2020年10月26日30代になって結婚を見据えて恋人と同棲しようと思っている女性もいるでしょう。ただ、結婚願望のある女性が30代になってから同棲する時は注意したい点があるので説明します。1. 同棲したカップルは必ず結婚しているわけではない特に30代の内に結婚したい、あるいは早めに子供を産みたいと思っている女性は同棲で時間を浪費し過ぎないように注意しましょう。長い年月に渡って同棲したけれど、破局してしまったカップルも多いのです。同棲したのだから結婚できるだろうと、同棲相手に確認しないで思い込まないように注意しましょう。同棲した上でゴールインしたいと思っているなら、結婚に向けて冷静に物事を進めていくようにしましょう。2. そもそも相手は結婚する気があるのか確認する同棲している相手と結婚したいと思っても、本人に拒否されてしまえばそれまでしょう。よって、同棲しようと思っている相手に、そもそも結婚する意志はあるのかを確認する事を必要です。同棲相手の男性が結婚に後ろ向きなら、一緒に同棲して時間を浪費するよりも他の結婚願望のある男性を探した方が結婚までは近道である事も考えられます。3. 同棲相手と結婚するタイミングで相談しておく具体的に、同棲相手の男性とどのタイミングで結婚するかも相談しておきましょう。このタイミングを曖昧にしたまま同棲生活を送っていると、気が付いたら月日だけが経過して結婚の話は流れてしまう事態が考えられます。同棲相手の男性に「そのうちね。」などと結婚するタイミングを流されてしまうようなら気を付けましょう。まだ同棲相手の男性は現実的に結婚する事を考えたくないのかも知れません。4. 同棲中に結婚に対する気持ちが変わったら?30代に突入して急に結婚に意識が向いた女性や、30代になったから速やかに結婚したいと思っている女性もいるかもしれません。ただ、自分の年齢が原因で気が急いで、一緒に生活するのが大きな負担になるような男性とゴールインしないように注意したい所です。折角、同棲するのなら寝食を共にする上で大きな問題はないかチェックしたい所です。そして、同棲した上で夫婦として過ごして行くのは難しいと判断したなら、同棲相手との結婚は取り止めにするのもいいでしょう。5. まとめ色々な理由で30代での同棲に踏み切ろうとしている女性達はいるでしょう。ただ、無計画に長々と同棲して後悔する事態にならないように注意して下さい。
2018年07月01日インターネットで航空券の予約や購入をする場合、サイトの下部に抱き合わせで保険販売が行われており、多くの市民が騙される形で加入することがあるようだ。遼寧省の鞍山市(あんざん-し)の市民が、ある民営航空会社のオフィシャルサイトから航空券を予約し購入しようとしたところ、請求金額が20元高くなっていた。調べてみたところ、その20元は航空傷害保険費であることがわかった。「保険不要なら選択」……通常は「要るなら選択」では?予約の際に目に付きにくい場所に保険の案内が載せられており「保険が不要の場合には選択してください」と表記してある。通常ならば「保険が必要な場合には選択してください」と表記されているはずであり、危うく引っかかるところだったという。遼寧省のある航空券販売業者は、インターネットで予約・購入する場合には注意して欲しいと呼びかけている。
2010年09月28日