婦人科を受診したことがない方は、受診しにくいと感じている方もいらっしゃるのでは?中には、生理痛がひどい状態が長く続いていたものの、なかなか婦人科に行きづらかった方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……10代のころから生理痛がひどく、毎月生理の2日目は起き上がれないほどで、学校も休むこともありました。しかし、まだ10代の多感な時期に婦人科を受診するというのはとても勇気のいることで、なかなか踏み出せず……。20歳を過ぎ少し心に余裕ができたころ、初めて婦人科を受診すると、小さな子宮筋腫が複数見つかりました。幸い悪性のものではなく、将来の妊娠出産時にも大きな影響はないだろうとのことで、鎮痛剤とピル(低用量経口避妊薬)を生理痛緩和のためにすすめられました。それ以降はピルの服用で生理周期も生理痛も比較的落ち着き、鎮痛剤に頼る頻度も少なくなりました。どんな治療を受けましたか?鎮痛剤とピルを処方してもらいました。それまでは鎮痛剤に頼りすぎるのはあまりよくないのではないかと思っていましたが、主治医から「そんな痛みを、頑張って我慢する必要はないよ」と言ってもらえて安心しました。今は、定期的に診察を受けて筋腫の状況を確認しています。世の女性陣へ伝えたいことは?私の場合は深刻な病状ではなかったですが、何か大きな病気が隠れていることもあるので、病院へ行くのは早いほうがよいと感じました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理痛がひどく、婦人科を受診すると子宮筋腫が見つかったというDさん。鎮痛剤とピルを処方され、治療しているようですね。子宮筋腫の予防は残念ながらありません。そのため、定期健診での早目の発見がその後の対策に繋がります。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一(MOREDOOR編集部)
2023年12月03日仕事中に生理痛がひどくなり、早退する理由を伝えるとき、皆さんはどうしていますか?中には、異性の上司に「生理で婦人科に行く」と伝えることが恥ずかしいと感じている人もいるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「職場で生理痛に襲われる」から、ワンシーンをご紹介します。本作品は、生理の実体験をもとにした漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。生理の症状には個人差があります。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つことも検討してみてくださいね。異性の上司に伝えるのが恥ずかしくて……休む理由が言いずらいことを同僚に相談したら……こんな時どうする?男性上司に生理について話すのが恥ずかしく、体調不良とだけ伝えた主人公。その後、生理休暇があることを同僚から教えてもらったようです。もし、周囲の人が生理で休むことを言い出せずにいたら、あなたなら何と声をかけますか?※生理休暇は、労働基準法第68条で規定されています。生理休暇(第 68 条)生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合には、その者を生理日に就業させることはできません。※実体験を漫画化したものです■作画:ちりさん(MOREDOOR編集部)
2023年12月03日毎日の基礎体温、つけ続けるのは簡単なことではありませんよね。しかし、基礎体温は自分の体を知るための大切なデータです。そこで今回のMOREDOORでは、基礎体温をつけることで自分の体の変化に気づき、大切な対応をすることができた一人の女性の話をご紹介します。Dさんの場合ダイエットや仕事を頑張りすぎて生理が止まり、婦人科で先生から「明日から基礎体温をつけてください」と言われて測り始めました。最初は何の意味があるのかわからず、面倒だと思い嫌々つけていましたが、治療を進めていくにつれて波形が安定してきて「治ってきているんだ」と、体温表を見る度に実感しました。最初は面倒かもしれませんが、自分の体のバランスが見られる大切なデータです。(30代/会社員)生理の日を予測できる以外にもメリットが毎日の基礎体温の記録が、治ってきている実感につながったというDさん。記録をつけることで生理前におこる心や体の不調がいつ頃おとづれるの予測ができたり、ホルモンの異常に気づくことができたりと、自分の体の状態に向き合うことができます。もし基礎体温をつけたことがないという方がいれば、今日から始めてみてはいかがでしょうか。小さな行動が、あなたの健やかな毎日を支える一歩となるはずです。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。基礎体温とは、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静状態にあるときの体温のこと。つまり、寝ている間の体温になるのですが、自分では測れないので、朝目覚めて活動する前に測るのが一般的です。(引用:OMRON)※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年12月02日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母が圧迫骨折をしてずいぶん時間がたちましたが、まだ痛みが治まらない様子。医師からは特に何も言われていないはずですが、何かと言い訳を並べて横になってばかりいて、出かけようともしません。相変わらずわがままを言って自分で病気を治そうともせず、おまけに寝たきりになってしまうのではないかと心配するまる子さんですが……。義母が寝たきりになる心配もしていましたが、お盆を境に自分から外出しようという気になってきた義母。しかし、相変わらず他人の都合はお構いなしで、まる子さんも夫も振り回されっぱなしで……!? 待たされたのはこちらですが… 義母は自分のお弁当を、私は王子(息子)用のファストフードを買いに行きました。 そんなある日、重い生理痛のため「今日はそっとしておいてほしい」と頼むまる子さんでしたが……。義母からの要求は止まりません。 義母から病院へ迎えの要請があったある日。たまたまその日は、息子がワクチン接種の副反応で学校を休んでいたのですが、食欲はあるということでリクエストされたファストフードを買ってくると約束して出かけました。息子のリクエストは義母の苦手なものということもあって、義母は自分でお弁当を買うようです。 そのため、お互い買い出しをしてから、お店の前で10分後に待ち合わせをしたのですが……。まっっっったく出てくる気配がなく。30分がたち、さすがに息子が待っているだろうと一旦家に帰って買ったものを届け、再度戻ってきました。その間に義母から着信があり、お店に到着すると案の定ご立腹……。いや、待たされたのはこちらなのですが……? さらに別の日には、激重な生理に耐えている最中、あちこち行きたいところを言いだし、送迎を頼んできます。生理の重さは人それぞれ。同性でも、経験したことがなければつらさを理解してもらいづらいのです。義母の場合、もう忘れてしまったのかも?! ……数日で回復するから、待っていてほしいと言っても「じゃあすぐそこの……」と、自分が寄り添っているといわんばかりに要望の内容を変えてきます。距離の問題ではなく、動くことが難しいことをわかってもらえる日は来るのでしょうか……。 --------------今日もまる子さんの家は、義母を中心に回っているようです。見方を変えれば、それだけ自分の気持ちをはっきりと言えるほど、信頼されているということかもしれませんね。ともあれ、生理痛がひどいときくらいは、一日中丸まっているのを許してほしいところですが……。痛みは見た目からではわからないので、難しいですよね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2023年12月02日フェムテック製品の月経ディスク「MOLARA(モララ)」を企画・製造販売するMONA company(モナカンパニー)は、インターネット調査「MOLARA調べ生理と旅行と我慢に関する調査」を実施しました。■女性の半数55%は「生理でも我慢して旅行へ行った」経験がある2023年はインバウンド需要が2019年度を上回る勢いで回復傾向にあります。今年の年末の大型休暇に備え、旅行を楽しむ人が同様に増えると予想されています。そんな中で、既婚、未婚を含む女性N=600(20代から40代、均等)に対して、「過去に生理でも我慢をして旅行へ行った経験はありますか?」と質問したところ、「はい、あります」と回答したのが54.8%(329人)、「いいえ、ありません」と回答したのが45.2%(271人)という結果となりました。半数に当たる55%が、生理の不快、生理痛があっても我慢しながら旅行へ行った経験があると答えており、かたや半数は我慢まではしていないという風に意見が分かれました。続けて「過去に生理が理由で旅行を断念した経験はありますか?」と聞いたところ、「はい、あります」と回答したのが18.8%(113人)存在しており、相当つらく、我慢しきれずに旅行をキャンセルしたという人も2割程度いました。■我慢して旅行をした理由1位は「旅行のキャンセルは難しい」で約6割我慢して旅行をした経験のある329人に対して「生理でも我慢して旅行へ行ったのは何故でしょうか?」と尋ねたところ、理由1位が「旅行のキャンセルは難しい」で59.9%(197人)で最多に。2位が「生理の症状は比較的軽いから」で34.7%(114人)、3位が「海外旅行などで予定変更は出来ない」で24.9%(82人)、4位が「生理は我慢するものだから」で23.4%(77人)という結果になりました。「とても楽しみにしていた旅行。休暇を取り、前もって調整し、一緒に行く人もいて迷惑を掛けられない。お金も発生している。どうしてもキャンセルはできないという思いが強い」(モナカンパニー代表・向井桃子氏)と共感しており、2位に「生理の症状は比較的軽いから」として、他人と比べて“この程度なら我慢できる”と考えている人も3割以上いることがわかりました。この“我慢”には、人それぞれ感じ方が違い、個人差があるように感じます。「それぞれの我慢。固有の、この我慢が少しでも和らげば、全ての女性がもっと輝ける社会になれる」(モナカンパニー代表・向井桃子氏)と日ごろから考えています。■64%は生理を我慢して行った旅行は楽しめたと回答続けて同じ329人に対して「生理でも我慢して行った旅行は楽しめましたか?」との質問では、「はい、楽しめました」と回答した人が63.5%(209人)、「いいえ、楽しめませんでした」が13.7%(45人)、「どちらでもない」が22.8%(75人)という結果になりました。6割近くは我慢してでも旅行を楽しめたと回答しており、旅行をすることで気が休まったり、リフレッシュできたりする人も多いのではと感じています。一方で「楽しめなかった」と回答している人も14%存在しており、その声をヒアリングすると、「温泉(露天風呂)に入れなかった」(40代・会社勤務)や「ナプキンの交換が面倒だったり、ホテルの寝具や家具を汚さないか常に気を張っていないといけなかったから」(20代・会社勤務)の旅行ならではの理由の他、「経血が気になって仕方がなかった」という声が一番多くありました。「生理を我慢して旅行をしたけれど、楽しめなかったと感じている人は少なからずいます。それが我慢できるか、出来ないかは個人差があります。大事なのは、どんな時でも女性は生理を我慢している人は沢山いるという事実。この点は理解して欲しいと思います」(モナカンパニー代表・向井桃子氏)。■月経ディスクを興味、利用意向15.5%対象600人に対して、「ここ数年、生理対策のフェムテック商品が増えています。生理痛を軽減する低用量ピルや生理用品では、膣の奥へ装着する月経ディスクなどが発売されています。月経ディスクは大容量で12時間利用できるため旅行にもピッタリです。生理の嫌な臭いもしません。利用してみたいと思いますか?」と聞きました。その結果、「はい、思います」が15.5%(93人)、「いいえ、思いません」が48.0%(288人)、「どちらでもない」とが36.5%(219人)となりました。一方で低用量ピルに対しては「はい、思います」が24.3%(146人)存在しており、低用量ピルとは用途が違うものの、認知度では月経ディスクはまだまだ後発と言えます。「経血に悩まされている方、長時間トイレへ行くことができない方に月経ディスクを利用していただくと、高い確率でリピートしている。そのような特有の悩みをお持ちの方に支持されている」(モナカンパニー代表・向井桃子氏)と感じています。また、通常の生理用品に比べて使い方、体験する環境がまだ少ないため「今後は、全国のサロンなどに展開して拠点を増やしたり、安価版の開発も進めている」(モナカンパニー代表・向井桃子氏)と計画しています。■調査概要「MOLARA調べ生理と旅行と我慢に関する調査」調査期間:2023年11月10日調査対象:一都三県に在住、20代から40代の女性(既婚・未婚)調査数:合計600人(世代均等割)調査方法:インターネット調査/クロスマーケティング社のQiqumoを利用(エボル)
2023年12月01日「このタイミングでまた妊活に取り組もうと」(※画像は本並健治さんオフィシャルブログより)丸山桂里奈さんは2020年に本並健治さんと結婚し、今年2月に第一子の女の子を出産。現在は夫婦で育児に仕事に多忙な毎日を過ごしていますが、そろそろ第二子の妊活を考え始めたそうです。丸山さんは自身の実家に暮らし、両親などの温かいサポートもあって、「みんなにサポートしてもらえているのに自分の時間も、本並さんとの話し合いもできている。家族の支えがあるおかげで仕事と育児を両立できていると思う」と感謝。また、「本並さんは私のメンタルや体調のことも気にしてくれるのですごくありがたい」といいます。そして、「このタイミングでまた妊活に取り組もうと、本並さんと話していて。色々準備しながら過ごしている感じです」と、二人目妊活を告白。体調を整えるよう意識することはもちろんですが、「妊活ってなると本当にちゃんと向き合うことが必要だと思うので、妊活期間中はマネージャーさんと一緒にスケジュールを相談したりとか。体に無理がないように行けたらいいなと思うので、今まで以上に話し合えるようにしています」と話しました。今すぐ妊娠したいわけではなく、仕事との兼ね合いも考えて進めていきたいとしつつ、本並さんは59歳、丸山さんは40歳のため「私も年齢的なことがあるのでそんなにゆっくりはしてられないんですけど……」と、丸山さん。第一子も妊活を経て授かっており、「結婚してすぐ子どもができたらいいねと思っていたけど、自然にまかせていた。夫婦で仕事を頑張ろうと言っていて、その中で自然とできたらいいなと思っていたものの、なかなかタイミングを取るのも本当に難しい。最初のうちはうまく妊活できていなかった」「結構考えたりとかいろいろしてたら遅くなっちゃった」と当時を振り返ります。(※画像は本並健治さんオフィシャルブログより)また、子どもがすぐほしい気持ちの一方で、産休などを取ることによって「自分の今までの仕事がなくなってしまうのかという不安もあったし、その後戻れるのかなとか。すごい不安になっていろいろ悩んで」いたとも明かしました。そうした不安もあり、正面から妊活に取り組むまで時間がかかり、何からどう始めるのかもわからなかったという丸山さんですが、動画では妊活グッズとして「妊活タイミングをチェックできるおりものシート」を紹介。おりものがシートの真ん中につくように位置を調整してショーツにつけ、おりものに含まれる物質から妊活に適したタイミングかを判定して線が出る仕組みになっているといいます。丸山さんは、「私は今まで旦那さんに妊活のタイミングはお知らせはしてたんですけど、0~2日前から排卵のタイミングがわかるというのも気持ちの余裕ができると思うし」と、こういったグッズの活用が気負わず妊活を始める良いきっかけになると高評価。自身の今後については、「マネージャーさんと生理周期を共有しているので、いつが生理だとかマネージャーさんはわかってるし、そういう状態の中で妊活に向けて少しずつやりたい」とし、「安心信頼できるアイテムを増やしていくのはそれだけでも妊活の一歩を踏み出していると思う」と締めくくりました。排卵日前後はおりものが変化する?女性の体は女性ホルモンのバランスに伴い一定周期で変化していて、おりものの量や色などの変化もそのひとつです。そのため、月経周期にともなう自分のおりものの変化を把握しておけば、月経や排卵日などを予測しやすくなります。「排卵期」とは成熟した卵胞から卵子が排出される時期、排卵日の前後数日間を指しています。排卵期は精子をスムーズに運ぶために月経周期の中でおりものの量がもっとも多くなり、その期間は約2~3日続きます。つまり、おりものの量が増えるということは、一般的には子宮が精子を迎え入れる準備を始めたということになります。個人差はありますが、色は透明に近くなり、卵の白身のようにとろみのある状態となります。ニオイはそれほど強くありません。自分の排卵期をなるべく正確に知ることは、体調を把握したり、妊活をする上でも大切なポイントとなります。おりものの変化で排卵日を正確に知ることは難しいですが、ある程度の予測の参考にはなるので、普段からおりものをチェックする習慣をつけるとよいでしょう。参照:【医師監修】排卵日前後はおりものが変化する? 注意したい身体のサイン
2023年12月01日Instagramで美容関連の情報を発信しているchunkoさん。彼女が初めて体に異変を感じたのは2023年3月某日の生理期間中でした。最初はおなかに多少の張りを感じただけだったのですが、翌月4月には生理がきたと思ったら、強烈な下腹部痛と吐き気に襲われてしまったのです。大きな病院で検査を受けてみると……。 治療方針が決まり…近所の婦人科で「血液検査で白血球の数値が異常に高いことがわかりました」と言われたchunkoさんは、紹介状を持って総合病院に足を運びました。そして総合病院で超音波と血液検査、MRIを受けた結果、左卵巣が4.7cmほど腫れていて、チョコレート嚢胞ができていることがわかり……。 田舎のほうに住んでいるため、近くには腹腔鏡手術ができる病院がなかったと語るchunkoさん。MRI検査を受けた総合病院でも「当院では開腹手術しかできません」と言われたため、医師と相談してジエノゲストを服用することになりました。 体内で自然的に産生された黄体ホルモンは『プロゲステロン』、人工的に作られた黄体ホルモンは『プロゲスチン』と呼ばれています。これらの黄体ホルモンには子宮内膜細胞の増殖を抑える働きがあり、プロゲスチンが含まれているのがジエノゲストです。ジエノゲストは子宮内膜症による過多月経や生理痛の治療に用いられるほか、チョコレート嚢胞の収縮効果も期待できるホルモン剤です。 2023年5月ごろからジエノゲストを飲み始めたchunkoさん。服用を始めてからは不正出血やほてり、倦怠感、イライラ、外陰部のかぶれ、眠気など、ジエノゲストの副作用に悩まされることとなりました。 そして2023年9月時点(服用4カ月)では生理時の激痛はなくなったものの、少量の出血と軽度の下腹部痛があり、そのほかにも強烈な眠気やイライラ、原因不明の微熱が続いているそう。37.5度の微熱は4カ月間続いているらしいのですが、複数の病院で検査を受けても体に異常はなし。どの医師も「ジエノゲストの影響で体が妊娠状態に近いものになって微熱が出ている可能性もある」との見解なのだとか。 その一方で、チョコレート嚢胞の大きさは4.7cmから4mmくらい小さくなったとのこと。医師から「今すぐ手術が必要と言うほどの大きさではなく薬物療法でチョコレート嚢胞がさらに小さくなっていく可能性が十分ある」と言われたこともあり、現在は病院で漢方薬を処方してもらい副作用を少しでも抑えながら、引き続きジエノゲストでの治療を続けているそうです。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 子宮内膜症は生理があるかぎり進行や再発のリスクがあり、長く付き合っていかなければならないと言う点では、非常に精神的につらい病気です。薬物療法の場合も、服用を中止すると症状が進行する可能性があります。chunkoさんは今現在もつらい副作用になんとか耐えている状況とは思いますが、納得できる治療法を見つけられるまで、しばらくは漢方薬とジエノゲストの併用で薬物療法を続けていくのがよいのかもしれません。 今後も経過報告をする予定だというchunkoさん。チョコレート嚢胞(子宮内膜症)の治療方針や症状で悩まされている方は、ぜひchunkoさんの投稿を参考にしてみてください。 原案/chunkoさん作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 chunkoさんの子宮内膜症(チョコレート嚢胞)にかんする体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月30日女性の多くが心身の不調を感じる、月経(通称:生理)の期間。頭痛や腹痛に襲われたり、精神的に不安定になったりと、状態には個人差があります。それもあって、周囲の人の理解を得ることができず、「生理による体調不良は我慢すべき」と厳しい言葉をかけられる人もいるそうです。『不穏…寡黙な夫!!』漫画家の、しまだ(@simada108)さんは、生理にまつわる創作漫画を描いてX(Twitter)に投稿しました。生理痛に脂汗を流していたのは、新入社員の女性。あまりのつらさから、労働基準法で定められている生理休暇が頭に浮かんだものの、いい出せずにいました。すると、『やばい』とうわさの部長が現れ…。新入社員の状態を見て、心配していた部長。いい出しづらい状況を察し、自ら体調を聞きに行ったようです。普段から妻のつらそうな様子を見ていた部長は、生理に理解があったため、新入社員の生理休暇をすぐに許可。社員たちから好かれているのも納得の人柄ですね!他人のつらさに寄り添う、温かな対応に、人々が心を奪われています。・『やばい』の意味、そっちか!・部長、天使じゃん。どこも、こんな優しい職場になったらいいのにな。・女性の上司でも「生理は病気じゃない」って突き放す人がいますよね。理解ある上司のもとに転職したいです。・生理休暇は必要。生理関係の薬が飲めず、体調管理がままならない人もいるって知ってほしい!・うちの職場にも、ラブリーな部長を1人ください…。会社によっては、効率などを重視し、社員の体調を軽視してしまうところも。しかし、人によって運営されているからこそ、個々人を大切にした環境づくりが重要なのではないでしょうか。安心して働き続けられる職場が増えることを、願わずにはいられませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月30日生理中、生理痛と倦怠感を覚えることが多い私。たまに寝込んでしまうこともあります。しかし、家事は待ってくれません。ある生理中、生理痛と倦怠感がつらく、夫に家事をお願いしたら……あることを言ったのでした。 倦怠感がひどい中、家族の夕食を用意ある生理中のこと。私は夕飯を作らねばと思っていました。ただ倦怠感がすごく、一刻も早く横になりたかったので、この日は簡単に作れるお鍋料理に。具材をお鍋に全部入れ、ぐつぐつと煮込むだけなので簡単です。 しかし「片付けが面倒臭いんだよなあ……」という思いも。わが家は食器洗浄機を利用しているのですが、お鍋は食器洗浄機で洗えません。体がつらいときに、大きな鍋を手洗いしないといけないのはおっくうでもありました。 私はひとまず横になって…お鍋を作り終え「やっぱりお鍋は簡単でいいな」と思いながら、おなかを空かせていた夫と娘に食事を促した私。夫は晩酌も始めていました。 このとき、あまりにも体がつらかったので、私は一度横になることに。そして、少しラクになってきてから食事をすることにしたのです。「大丈夫? 無理しないでね」と娘が心配してくれる中、生理中で食欲も増していたのか、私は残っていた具材をあっという間にたいらげてしまいました。 まさかの発言に怒り爆発そして、待っているのが食器の片づけです。食事はとったもののやっぱり起きているのはつらく、片付けがかなりおっくうでした。そこで私は、「悪いんだけど、食器などのあと片付けをしてくれない? かなり体がだるくて……」と夫にお願いをしてみることに。 すると、夫から返ってきたのはまさかの言葉でした。なんと「俺も酔ってだるいんだよね~」と返ってきたのです。まさか拒否されるとは思っていなかった衝撃と、「お酒は好きで飲んでいるのに、生理痛のつらさと同じにするの?」というモヤモヤが一気に膨れ上がって……。体が思うように動かないイライラもあった私は、怒りが大爆発。普段怒らない私が感情を露わにしたことで夫は驚いたようで、すぐに片付けをしてくれました……。 その後、酔いが覚めた夫からは謝罪をされました。そして「不調の中で、ごはんを作ってくれてありがとう。これからつらいときはちゃんと力になるから言ってほしい」という感謝と気づかいの言葉も。私も感情にまかせ突然怒ってしまったのはよくなかったなと反省。そして夫に片付けてくれたことの感謝を伝えました。 あのとき「酔ってだるい」と「生理のだるさ」を一緒にされたような発言にイラッとしてしまった私。結果的には、お互い謝罪と感謝の気持ちを伝え合い、不穏な空気を引きずらずに済みました。改めて、夫婦お互いの歩み寄りが大切だと実感。なんだかんだで理解のある夫でよかったとも感じた経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/花山 花子作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月30日生理予定日の2週間前、会社でいつも通り来客対応をしているとき、先輩に声をかけられました。後輩のもとへ行くように言われて行ってみると、謎のメモを渡されて……!? 生理予定日の2週間前生理予定日の2週間前、私はいつも通り会社で仕事をしていました。基本的にデスクワークなので座っていることのほうが多いのですが、来客対応で立ち上がるときもあります。 このときも、お客さんがあったため、私は席を立ちました。そのとき、下半身に違和感があったのですが、「おりものかな?」と思い、気にしていませんでした。 すると、先輩が声をかけてきて「〇〇さん(後輩)が困ってるから業務を教えてあげてくれない? お客さんの対応は私がやるね」と言われたのです。「突然どうしたんだろう?」と思いつつ、後輩のデスクへ向かうとメモを渡されて……。 メモの内容はメモを見ると「経血が少し漏れてるよ! 早めにお昼休憩をとって、下着も買ってきていいからね」と書かれていました。どうやら先輩は、私の経血漏れに気がついてメモを後輩に渡してくれたようです。 先輩のやさしさを受け取って、お昼休憩に行こうと上司に声をかけました。すると先輩は、上司にも話を通してくれていたようでスムーズに休憩へ行くことができました。 急いで休憩へ早めに気づいてくれたおかげで、経血のシミは目立つほどではありませんでした。着替えの下着とナプキンを着け、替えの制服のスカートを身につけて先輩にお礼を言うことができました。以前から、彼女は尊敬できる先輩でしたが、今回のやさしい配慮でさらに尊敬と感謝の気持ちが増しました。 まだ生理の2週間前だからと、油断していました。生理周期がだいたい決まっていたとしても、何があるかわからないので、着替えの洋服やナプキンを会社のロッカーに常備しておこうと思います。そして、私も先輩のように困っている人を助けてあげたいなと思っています。 著者/水谷ユリイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月29日Instagramで美容関連の情報を発信しているchunkoさん。彼女が初めて体に異変を感じたのは2023年3月某日の生理期間中でした。最初はおなかに多少の張りを感じただけだったのですが、翌月4月には生理がきたと思ったら強烈な下腹部痛と吐き気に襲われてしまって……。 MRIの結果は…?2023年4月某日、生理初日に猛烈な下腹部痛と吐き気に襲われたchunkoさん。婦人科と内科を受診したところ、血液検査で白血球の数値が異常に高いことが判明。生理が終わったタイミングで婦人科を訪れて超音波検査も受けると、医師から「卵巣が腫れていてチョコレート嚢胞かもしれません。大きな病院で診てもらってください」と言われてしまい……。 近所の婦人科で紹介状を書いてもらい、市内の総合病院で詳しく診てもらうことになったchunkoさん。2023年5月の生理時には、先月と同じように腹部の激痛があっただけでなく、原因不明の38度の高熱まで出てきて、大きな不安を抱えながら総合病院を受診したそうです。 そして、超音波検査と血液検査、MRIを受けた結果は、医師曰く「左卵巣に4.7cmのチョコレート嚢胞がある」とのこと。子宮内膜症は個人差が大きく中にはまれに自然治癒するケースもあるものの、基本的に子宮内膜症は生理があるかぎり、病気が進行したり再発したりするリスクがあると言われています。「この先ずっとこの病気と付き合っていかなければいけないのか……」と、チョコレート嚢胞と診断されたときのchunkoさんが抱いたショックは、相当大きかったようです。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ちなみに、チョコレート嚢胞(子宮内膜症)の予兆にも個人差がありますが、早期発見するためには生理痛がひどくなってきた、鎮痛薬の効き目が薄れてきた、妊娠しづらいなどのサインを見逃さないことが大切です。chunkoさんの場合は「生理中におなかの張りを感じた」「生理中に激痛があった」「2年近く妊活しても妊娠しなかった」などの予兆があったとのこと。 上記のようなサインがあったからといって、絶対に子宮内膜症と言い切ることはもちろんできません。とはいえ、生理痛は子宮内膜症のほとんどの方に起こる自覚症状でもあります。以前より生理痛が重くなったと感じたときには、不安だとは思いますが時には病気を疑い、早めに婦人科で相談することが大切です。 原案/chunkoさん作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 chunkoさんの子宮内膜症(チョコレート嚢胞)にかんする体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月29日40歳で初めて結婚。夫も子煩悩なタイプで、子どもを持てたらいいなと思っています。ただ年齢的にはそろそろ閉経に向かって、揺らぎの時期に入ってきているというのが現実です。実際、数年前から生理の経血量や周期が変化。それと逆行するかのような妊活。40歳を過ぎてからの生理の変化と妊活へ向けての取り組み、その中で感じたことや現在取り組んでいることなどをお話しします。経血量が減り、生理周期が短くなってきた37、38歳のころから生理の経血量がぐんと減り始めました。それまでは昼間は羽付きのナプキン、夜間は夜用のロングタイプのナプキンを使用しても漏れてしまうくらい経血量が多かったのです。しかし、今では経血量の多い2日目でも昼用の羽なしのナプキンで十分になりました。生理の日数も以前は6〜7日だったのが、今では3〜4日になりました。生理周期も28〜30日だったのが、今では25〜27日と年々短くなっています。そしてそのころから、生理が始まる少し前から少量の出血がダラダラ続くといったことも起こり始めました。そのせいで生理の1日目がわかりにくくなってしまいました。生理不順のため結婚前から妊活の準備加齢に伴って生理が変化する中、夫との交際が始まりました。結婚を前提にお付き合いをしていたので、子どもを持つかということも2人でよく話し合いました。私は生理周期の乱れを感じていたので「結婚しても年齢的に子どもを持つのは難しいかもしれないけど大丈夫?」と何度も確認しました。夫は「子どもができたらうれしいけど、できなかったらそれはそれで良いんじゃない?」と言ってくれたのですが、それがかえって申し訳なく感じました。それで結婚前から妊活の準備を始めました。まずは婦人科で検診を受けて大きな異常がないかを確かめました。さらに基礎体温を記録することにしました。基礎体温を毎日記録することで排卵日や生理周期を把握できるのと、無排卵月経といった不妊に関係する異常がないか確かめられるからです。妊活をしてみて感じたこと結婚後の半年は基礎体温に基づくタイミング法をおこないましたが、妊娠しませんでした。改めて思ったのは「妊娠」というのは決して当たり前でも、簡単でもないということです。妊娠はいくつもの奇跡が重なって成立すると言いますが、本当にその通りだなと思いました。それに加えて私は晩婚で、閉経に向けて生理の乱れを感じている時期に妊活をしているのですからなおのことです。川の流れに逆らって歩いているようなものです。私は最近、基礎体温を測るのをやめました。妊娠を諦めたのではなく「妊娠しなくてはいけない」というストレスを減らそうと思ったからです。その代わりに毎日ウォーキングをして、食事も体に良いものをバランスよくとるよう心がけ、妊娠しやすい健康な体づくりをしています。まとめ若いころは生理痛や生理の経血量に悩まされて、「早く閉経してくれないかな」と思うこともありましたが、今になるとあのときがうらやましく思えます。生理不順もなく、毎月決まった時期に当然のように生理が訪れてくれていたからです。もしかしたら今より何倍も妊娠しやすかったのかもしれません。数年前、同世代の友人から「子どもが欲しいなら早く結婚しないとダメよ!」と忠告されたことを思い出します。ようやく自分にぴったりのパートナーと出会い、一緒になれたのに……。気付いたら40歳を過ぎていました。でも私は今とても幸せです。これからも老化にあらがいながら妊活を続けていくつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/冬野 こゆき海外在住の専業主婦。日本で暮らしていたときは看護師として働いていた。
2023年11月29日高校2年生のとき、語学研修のためイギリスにホームステイをしに行くことになった私。現地での滞在期間は2週間で、生理周期を考えるとちょうど滞在中に生理がきそうだったので、ナプキンを準備していったのですが……。 初めてのフライトで大ピンチ!当時の私は海外旅行をしたことがなく、飛行機に乗った経験もありませんでした。どれを手荷物で持ち込めばよくて、何をスーツケースに入れて預ければよいかもわからず、出発前の荷造りは母親に任せっぱなしにしていたのです。生理周期はアプリで毎月記録していて、次の生理は出発してから1週間後に始まりそうだと判明。そのことを母親に伝えて生理用ナプキンを用意してもらい、万全の体制で飛行機に乗りました。 羽田空港からイギリスのヒースロー空港までは14時間ほどかかります。初めての飛行機にワクワクしながら機内での時間を過ごしていたのですが、2時間ほど経ったところで、下半身にドロっとした、嫌な感触を覚えました。トイレに駆け込んで確認してみると……なんと予定よりも早く生理が始まっていたのです! まだ始まらないはずなのになぜ?と焦りましたが、とにかくなんとかしなければと、慌てて手荷物を確認します。けれど、生理用品はすべてスーツケースの中に入れてもらったことを思い出し、私は困り果ててしまいました。 誰にも頼れない状況で…誰かに助けを求めたかったのですが、引率の教員は全員男性で、恥ずかしくて相談できません。添乗員も外国の方ばかりで「生理用ナプキンが欲しい」と英語で伝えられず、万事休す。一緒に研修に行ったメンバーの中に仲が良い子がおらず、いきなり「ナプキンを貸して」とも言えません。誰にも相談できないまま、とりあえずトイレットペーパーをナプキン代わりにして残りの12時間を過ごしました。現地の空港に到着後、真っ先に預けたスーツケースからナプキンを取り出し、トイレに駆け込んだことは言うまでもありません。 今になって思えば恥ずかしがっている場合ではなかったのですが、当時の私はパニックになっていました。なんとなく「生理は隠すべきもの」という風潮だったことも影響していたと思います。この一件で、環境が変わると生理周期が乱れる可能性もあると学び、旅行や試験など普段と違う環境に置かれるときは、必ず生理用ナプキンを持ち歩くようになりました。 著者/匿名作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2023年11月28日私は営業職に就いています。毎日忙しく、生理中の外回りはトイレに行けるタイミングを気にしなければなりません。特に生理2日目は頻繁にナプキン交換が必要になるので気をつけていたはず……だったのですが……。 大事なプレゼンと生理2日目が重なった!仕事を順調にこなしていたある日、私は大きなプロジェクトを任されることに。初めて責任のある仕事に抜擢されたのがうれしく、張り切ってプレゼンの準備を進めました。 そしてプレゼン当日、準備を完璧にして先方の会社に向かった私。しかし緊張のあまり、この日生理2日目だということをすっかり忘れてしまっていたのです。 なんとか乗り切った…けれど!?プレゼンが始まり説明をしていると、経血がドッと出る感覚が。このとき生理であることをすっかり忘れ、行くはずだったトイレに行けていなかったことを思い出したのです。プレゼンは質疑応答の時間含め、およそ3時間ほど。その間も何度か経血が出る感覚があり、漏れていないかと正直頭の中は生理でいっぱい。それでもなんとかプレゼンを終えることができました。 しかし、自分のプレゼンが終わって安堵したのも束の間、そのまま着席して打ち合わせをすることになってしまったのです。「どうしよう、座ったら絶対にナプキンから溢れて漏れてしまう」……感覚でナプキンがすでに限界を迎えていたことがわかりました。ただ、取引先の会社の方がたくさんの人がいる中で、トイレに行きたいとも言えません。結局、私はほぼ中腰で打ち合わせをし、なんとかその場を切り抜けました。 もし盛大に漏らしていたら…打ち合わせが終わってすぐに、私はコンビニでショーツとストッキングを購入。そのまま駅のトイレに駆け込むと、ガードルまで漏れてしまっていました。 幸い、プレゼンは立っておこなっていたことと、打ち合わせも中腰で乗り切ったためか、スカートまでは染みていない様子。もし、経血漏れをしていたらプレゼンが台無しになっていたかも、と思うとぞっとしてしまいました。 仕事が忙しかったり拘束時間が長かったりすると、どうしてもナプキンの交換ができないケースがあり、だからこそこまめな交換は気をつけていたはず。……だったのですが、緊張のあまり生理であることをすっかり忘れてしまっていた私。仕方のないことだとしても、生理のトラブルは、自分だけでなく周りの方にも迷惑をかけてしまう可能性があります。大事なときこそ、余裕をもって行動することが大切なのだと、改めて生理中の仕事については気をつけるようになりました。 著者/和花 彩花作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月28日Instagramで美容関係の情報を発信しているchunkoさん。彼女が最初に体に異変を感じたのは2023年3月ごろでした。はじめは生理期間中におなかに張りを感じる程度で、あまり心配していなかったのですが……。 病院で検査を受けると…2023年3月の生理期間中、腹部全体の張りを感じたchunkoさん。最初はそこまで心配していなかったのですが、翌月に状況が一変。生理が始まったかと思いきや、強烈な下腹部痛と吐き気に襲われてしまって……。 2023年4月某日。下腹部の猛烈な痛みと吐き気に見舞われたchunkoさんは、翌日の終業後に近所のレディースクリニックに足を運びました。ただ、医師の判断で内診は避ける方針となり、今日のところは血液検査のみ受けることに。処方された痛み止めと漢方薬で生理痛はラクになったものの、上腹部の張りや痛みにはあまり効き目がなく、帰宅後も痛みに耐え続けたそうです。 翌日には検査結果が出て、医師曰く「白血球の数値が異常に高いのが気になる」とのこと。胃腸炎の可能性も考えたchunkoさんは内科にも相談しますが、新たな情報は得られませんでした。 さらに後日。生理を終えたchunkoさんは再びレディースクリニックを訪れ、今度は内診とガン検査、おりもの検査を受けます。すると、内診の際に受けた超音波検査で、卵巣が腫れていることが判明したのです。ちなみに、ガン検査とおりもの検査の結果は数日後に出たのですが、それらでは異常が見られなかったようです。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「チョコレート嚢胞かもしれない」との宣告を受けたchunkoさん。チョコレート嚢胞とは子宮内膜症の一種で、卵巣に子宮内膜に似た組織ができてしまう病気です。チョコレート嚢胞では生理のたびに古い血液が卵巣内に袋状に溜まっていくことで、卵巣が腫れてしまいます。 チョコレート嚢胞の主な症状は月経痛で、症状や卵巣の腫れを考慮すると、chunkoさんがチョコレート嚢胞になっている可能性はやはり捨てきれません。手術もしくは薬物療法での治療が必要となるため、チョコレート嚢胞と確定した際には、医師とよく相談して治療方針を決めていくことになりそうです。 原案/chunkoさん作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 chunkoさんの子宮内膜症(チョコレート嚢胞)にかんする体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月28日女性の“生理”は、人によって体にあらわれる症状が違うのを知っていますか?なかには、動けなくなるほど生理が重い方もいるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「生理重子の日常」をご紹介します。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には生理の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。生理中のある日、体育の授業内容が持久走であると知ることに。生理の辛さから授業を休みたいと思うも、以前体育の先生が他の生徒にある言葉を言っていたことを思い出し……。他の生徒が生理で体育を見学したいと伝えるとこの漫画に読者は……『私も生理重いため気持ちわかります』『異性の先生に生理のことを言うこと自体勇気がいることなのに否定されてしまったら委縮してしまいそうです』『教育の中に生理について正しい知識を得られる授業ができるようにしてほしいです。』など様々な意見が寄せられました。その後は……生理痛を我慢して持久走を行なった重子。しかし無理をして走ったことで体調が悪化し、倒れてしまいます。その後、保健室で安静にしている重子に、保健室の先生が声をかけてくれます。生理の悩みを先生に相談すると、生理不順であることが判明。先生は、生理不順が続く場合は早めに婦人科を受診することが大切であることを教えてくれました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたりしたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■作画:原ぱらこ監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月28日性行為中に痛みがあると不安になってしまうもの。中には、体調不良や緊張から痛みが生じることも。そこで今回のMOREDOORでは、「性交痛を感じたエピソード」をご紹介します。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……夫と交際期間が浅いときのことです。生理前で不調があることは伝えていたものの、性行為に至りました。背面の姿勢になった際にとても痛くて、途中で性行為を中断することに。お互い緊張していて濡れていなかったせいもあり、痛みを感じたのだと思います。そのときの心情は?自分の体が大丈夫なのかとても不安に思ったし、痛いということは伝えましたが、気まずくならないか心配でした。今まで感じたことのない痛みだったので衝撃でした。どのようにして症状は改善しましたか?すぐに性行為を中断して、暖かい恰好をして温かい飲み物を飲み、ゆっくり休養しました。すぐに痛みはなくなりました。病院へは行きませんでしたが、リラックスできる環境で気にしないようにしました。伝えたいことは?パートナーにはちゃんと状況を伝えるべきです。感情ではなく体のことなのできちんと説明することが大切です。(28歳/会社員)違和感を覚えたときは専門家へお互いに緊張してしまい、うるおい不足のため痛みを感じてしまったというKさん。性交痛の原因は人によって異なりますが、主にうるおい不足、身体的特徴や体質、膣の炎症が原因となっている可能性が高く、また子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系疾患が要因の場合もあります。心や体の違和感、痛みは早めのケアと、何よりパートナーの理解が大切です。皆さんも、不安や違和感を覚えたときは、まずパートナーに言葉で伝えること、そして婦人科での受診を考えてみてくださいね。今回は「性交痛を感じたエピソード」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一(MOREDOOR編集部)
2023年11月28日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後回しにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……25歳頃、それまでずっと我慢していた生理痛が異常であると気づきました。気分にムラがありすぎるため、病院で受診しました。その結果、月経前症候群(PMS・PMDD)と判明しました。どんな治療を受けましたか?「低用量ピル」を処方してもらい、飲んだら生理痛も、月経前症候群(PMS・PMDD)もましになりました。生理痛については頭痛薬を飲めば普通に動けるくらいによくなりました。ピルを飲んで周期がわかっているため「この日はゆっくり過ごそう」など計画することができ、PMSの症状がひどいときには人と会わないようにするなどの対策を講じられ、おかげで日々の生活でのトラブルがなくなりました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛・PMS・PMDDの症状がある方は、医師と相談して「低用量ピル」の服用を試してみるのもいいと思います。ピルを飲むようになってから、仕事や私生活も安定しました。このエピソードに読者は『PMSもちゃんと治療できるんだなとびっくりしました。』『気分にムラがあることが病気の症状かもしれないということに驚きました。』『気持ちにも影響を及ぼすのって怖いな。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へAさんは生理痛の異常さから病院を受診し、『月経前症候群』が原因だったと判明しました。皆さんも、疾患を早期発見・早期治療をするためにも違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日女性であれば“生理の悩み”は誰しもあるのではないでしょうか。しかしその悩みは、辛い症状以外にもあるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「生理の貧困」から、ワンシーンをご紹介します!本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つことも検討してみてくださいね。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。A子を勉強に誘うも……A子は“生理”の症状がきつく、先に帰ることに。生理用品の話に……生理用品を“高い”と認識していなかった主人公。しかし、A子は自分なりに工夫して生理用品を大事に使っているようで……。生理用品について考え直してみると……調べた結果……生理用品を支援してくれるサポート事業もあった!経済的な理由から、生理用品の購入に苦労している人もいます。このように困っている人を支援するサービスがあるようですね。毎月くる生理と、身体面・精神面だけでなく経済面でも上手に付き合うために、どんなサポートが執り行われているか調べてみるとよいかもしれません。もし、あなたの周囲に経済的理由で生理について悩んでいる人がいたら、どうしますか?※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この漫画はフィクションです※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。■作画:ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日高校生のとき、大学受験に向けていつもと違う塾の講習を受けることになった私。しかし、初日に運悪く生理がきてしまって……。その結果、塾でまさかの事態に!? いつもと違う塾へ高校1年生のとき、大学受験前に冬休みだけ普段と違う塾に通うことになりました。4日間だけの短期講習で、自宅から直接通える距離だったため、あまり負担はないだろうと考えていました。 講習初日、運悪く生理がきてしまいました。とても寒い日だったため、おなかが痛くなるかもしれないという不安を感じたものの、休んだらもったいないという思いで予定通り塾に向かいました。 授業中に体調が悪化私は中学生のころから生理1〜2日目に毎回貧血のような症状が出ることがあり、この日も授業中に吐き気やめまいがありました。しかし、初めての場所だったこともあり、体調不良を先生に伝えることが恥ずかしくて……。 授業が終わるころにはめまいが悪化し、気力を振り絞ってどうにか受付まで行きました。スタッフの方に体調不良を伝えると、塾の医務室で休ませてもらえることになり、その間に母へ連絡してもらいました。迎えにきてくれた母と一緒に帰ることができて、とても安心しました。 母に迎えにきてもらうこの出来事があってからは、生理1〜2日目に出かける必要があるときは母に必ず相談するようになりました。行き先や帰宅時間を伝えておくだけでも安心できます。また、具合が悪いときには早退するなど、柔軟に対応する必要性を痛感しました。 その後、病院で生理による体調不良を相談したところ、鎮痛薬を処方されました。子どものころは漠然と薬を飲むことに抵抗がありましたが、正しく服用すれば問題ないと医師から言われ、現在はいつ生理がきても対処できるように鎮痛薬を持ち歩くようにしています。 著者/宮沢柚葉イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月27日生理痛の度合いは月によって違うという方もいらっしゃいます。なかには、その“変化”は婦人科疾患が原因だった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……当時46歳の時に生理痛がいつもよりひどく、下腹部の違和感もありました。元々体型は痩せ型。しかし、下腹部のあたりが、少し膨らんでいるような気がしました。婦人科を受診するのは抵抗はありましたが、ネットでいろいろ調べて不安だったので受診することに。子宮筋腫でした。どんな治療を受けましたか?まだ3センチと小さいので治療はしていませんが、経過観察で半年に1度、検査を受けに婦人科に通っています。母親が子宮頸がんだった事もあり、他の婦人科疾患も調べてもらったら安心できるので、通院を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?40代後半になると生理も不順になったり、ホルモンバランスの崩れから体調不良になったりします。しかし、「いつもと違う」と自分で気づく事ができたら、すぐに受診するのをおすすめします。このエピソードに読者は『早いうちに気が付けてよかったです。今後も油断せずに定期的に診察を受け、様子を見た方が良さそうですね。』『年齢にかかわらず女性疾患へのアンテナを高くしておかなければいけないのだと思います。』『自分も生理の症状の重さが毎月のように違うので、この方のように違和感に気づけるのはすごいと思いました。下腹部の膨らみなども自分なら見逃してしまいそうです。常に自分自身の体の変化をチェックしておくことの大切さを感じます。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へKさんの場合は、ひどい生理痛に加え、下腹部に違和感を覚えて婦人科を受診した結果、子宮筋腫であることが判明しました。気になることや不安なことがあれば早めに受診することで、早期発見だけでなく不安を和らげることにもつながります。皆さんも「生理痛が重くなってきた」「下腹部が張る」など違和感を覚えたときは、早めに婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月27日私は生理が始まった小学6年生のころから生理痛が重めです。腹痛だけでなく腰痛やめまい、ふらつき、嘔吐を伴うこともあり、学生のころは学校を欠席することもあったほど。しかし、「生理くらいで休むなんて……」という思いもありました。そんな社会人1年目のある日……。 目の前が真っ白に…社会人1年目のある日。鎮痛薬を飲んでも生理痛がひどく、おなかにカイロを貼りながら仕事をしていました。しかし、会議準備で忙しくしていた際、突然あたり一面が真っ白になって立てなくなってしまったのです。 体調不良の理由を打ち明ける?男性の上司がすぐにかけつけてくれて、私は別室で休ませてもらうことに。上司から「風邪? 熱はありそう?」と聞かれました。そのとき、「生理だと正直に打ち明けるべきか」悩んでしまった私。 というのも、女性の間でも生理痛の症状は異なり、認識もさまざま。生理痛が信じられないという人がいることも知っていて、学生時代に生理痛で学校を休んだ際に、「生理痛って休むほどつらいの?」という言葉をかけられたことが何度もあったのです。 そのためためらってしまったものの、「もう社会人だし、今後もこのようなことがあると職場にも迷惑がかかる」と思い、意を決して正直に伝えることにしました。 生理休暇ってとっていいものなの?私は上司に「言いにくいのですが、生理痛がつらくて……」と伝えました。すると、上司は「そうか、つらいね」と私の体を案じてくれ……「あ、ちょっと待っててね」と思い立ったように一度私の元を離れていきました。そして、戻ってきた際に差し出されたのは、会社の就業規則の書類。 就業規則を見せてくれ「ちゃんと生理休暇があるからね」と言ってくれたのです。もちろん、私自身、生理休暇があることは知っていました。しかし、恥ずかしさや「使ったらどう思われるか」と不安になり使えなかったのです。 「体を大事にしてね。権利だから使うべきだよ」と上司が言ってくれたことで、改めて「ちゃんと使っていいんだ」と思えた私。その日以降、本当につらいときに生理休暇を使うようになりました。 知っていたけれど使いづらいと思い込んでいた生理休暇。ですが、生理休暇は権利であり、恥ずかしがったり不安に思ったりすることなく使っていいものだと、今回のことで改めて実感しました。とても素敵な上司に恵まれたこともあり、今は婦人科も定期的に受診しながら、生理と仕事とうまく付き合うことができています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/水谷ユリ作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月26日皆さんは、生理と予定が被ってしまった経験はありますか?なかには、パートナーとお泊まりの約束をしていた日に生理がきた人もいるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「お泊まりの日に生理が……」から、ワンシーンをお届けします。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つことも検討してみてくださいね。準備したのに……彼に連絡をすると返信が……彼の家に着き……生理に理解を示してくれたパートナーお泊まりをする日に生理が被ってしまった主人公。パートナーに事情を説明すると、主人公の体調を気遣う返信が。生理に理解のあるパートナーの対応に主人公は感謝するのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです■作画:原ぱらこ■脚本:佐藤ちと(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。受診することを、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……生理後も腹痛と腰痛が続いていました。鎮痛剤を飲んでも痛みは止まらず、痛みの原因を調べるために受診を決意。その結果、子宮内膜症性嚢胞と診断されました。生理周期が短くなっていたことから、何かしらの異変があることは予感していたものの、ストレスが原因だと勝手に思い込んでいました。どんな治療を受けましたか?新型コロナウイルスの影響で大きな病院への紹介が難しく、まずは痛みを緩和するための鎮痛剤を服用。半年ほどの経過観察を経て、ようやく大きな病院へ紹介され、良性・悪性を確認するための検査を受けました。結果は良性で、急ぎの手術は不要とのことで、半年ほど内服治療を行った後、手術を予定しています。世の女性陣へ伝えたいことは?定期検診をしっかり受けることはもちろん、何か違うなと思ったら自分で判断せず早めに受診することをおすすめします。このエピソードに読者は『子宮内膜症性嚢胞。自分ならなかなか気づかず放置してしまいそうなので、これを読めて良かったです。生理の時以外の腹痛や違和感、腰痛という症状があると学びましたし、無視せず検診してみることが大切なんだと感じました。』『腹痛や腰痛が婦人科系疾患に繋がっていることもあるので、放置しないで検査する大切さがわかりました。』『受診するまで市販薬で痛みを我慢していたということに怖さを感じました。もし痛みが治まって受診しないままとなっていたらと思うとゾッとします。自己判断せずにおかしいと思ったらすぐに受診する必要性を強く感じました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ生理後に続いた腹痛と腰痛がきっかけで婦人科を受診したAさん。少しでも違和感を覚えたら、すぐに医療機関で受診することが重要です。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日初潮を迎えてからつらい生理痛に悩まされてきた私。ある日学校で生理がきた私は、おなかの痛みと吐き気に襲われます。保健室で休んでいると、意外な人が様子を見にきてくれて……!? ひどい生理痛に苦しんだ経験小学6年生のときに生理が始まってからというもの、毎回生理痛に悩まされてきた私。生理痛が治まるまで立っていられないこともしばしばで、痛みが治まるまではひたすら耐えながら、寝込むこともありました。 強面の担任がとった行動とは…中学生になってからもそんな症状は続いていて、ある日、学校で生理になり腹痛と吐き気に襲われました。我慢できず、保健室で休んでいると、担任の先生が様子を見にきてくれました。 学年主任をしている担任の先生は一見すると「怖そうな先生」なのですが、そんな先生が「帰るなら付き添おうか?」と声をかけてくれたのです。そして母にも連絡をしてくれました。 担任の神対応に救われた私予想もしていなかった展開に驚き、怖いと思っていた先生の対応がうれしくて本当にありがたかったです。あのときは、体調がよくなかったためお礼もそこそこでしたが、30年近くたった今でもよく覚えています。あのころの私は、担任の先生の神対応に本当に救われました。 今では年齢による体の変化や出産経験もあり、生理痛はほとんどなくなりましたが、当時は自分ではどうにもできない生理が本当につらかった記憶があります。そんな中、手を差し伸べてくれた人のことは何年経っても忘れることなく、つらい中のほっこり温まる記憶になりました。 ※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/高田雅子イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月26日生理の症状は人それぞれ。そんな症状の違いがきっかけで、周りに体調不良を理解されなかったり、心ない言葉をかけられた方もいるようで……。今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』より、あるワンシーンをお届けします。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には生理の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。特に生理痛がひどく辛い日に体育を見学しようとしますが、同級生から理解が得られず……?生理を理解してもらえない?軽井さんの反応とは……?お互いを理解しあって……生理痛がひどく、体育を見学しようとした重子に対し「サボり」と心ない言葉をかけた軽井さん。しかし、重子が反論すると、なぜか泣き出してしまいます……。この後のお話で、軽井さんは、重子とは違った生理の辛さを吐露します。それをきっかけに重子は、生理の症状には自分のような体調に関わる症状だけでなく、精神面に影響が出る人もいるということを学ぶのでした。生理には、腹痛、腰痛、下痢、頭痛、吐き気、めまい、貧血、だるさ、イライラ、気分の落ち込みといったさまざまな症状があり、人によっても月によっても異なります。生理に関して友達ともめてしまったこの漫画、皆さんはどう感じましたか……?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日生理の諸症状に悩んでいませんか?なかには、生理が終わってからも腹痛が続いたことから、疾患が判明した方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……20代になり、生理痛が年々ひどくなっていたが、痛み止めなどを飲みながら毎月の痛みを乗り越えていました。しかし、ある日生理が終わってからも生理痛のようなズーンとした重みのある痛みが下腹部に……。気になったので病院に受診したところ、チョコレート嚢胞と判明しました。どんな治療を受けましたか?腹腔鏡下嚢胞摘出術をするように先生からは言われましたが、妊娠を希望していることをお話しすると手術はせず妊活をするようにすすめられました。そのため、治療はとくに何もせず妊活に専念をしたところ、子どもができチョコレート嚢胞は次第に小さくなっていきました。世の女性陣へ伝えたいことは?妊娠を希望されている場合は、チョコレート嚢胞は不妊の要因となるので早めの受診をおすすめします。不妊治療を積極的に行うきっかけにもなるかと思います。このエピソードに読者は『下腹部の痛みってどこまでが普通なのか分からないし、生理の影響なのかも…と我慢してしまいそうなので、こういうケースがあるんだという体験談を知れるのはありがたいです。痛み止めでごまかさず、違和感を覚えたら病院に行くことが大切なんだと感じました。』『私も、ほぼ毎回痛み止めに頼っているので、生理が終わってからも生理痛のようなズーンとした重みのある痛みが下腹部に、いつか私も来そうで怖いなと思いました。』『生理痛に対しての市販薬が多く出ていることから、生理痛が重くても市販薬で様子見をしている方は多いと思います。今回、生理が終わっても痛みがあったことが受診するきっかけとなったようですが、人によっては見逃しかねない症状とも感じました。安心を得るためにも受診する必要を強く感じました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに専門家へDさんは、下腹部の痛みに違和感を覚え受診したところ『チョコレート嚢胞』が原因だったと判明しました。適切な対処法や原因は、体の違和感を医師に相談することで、わかるかもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家を受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月26日女性の“生理”は、人によって体にあらわれる症状が違うのを知っていますか?なかには、動けなくなるほど生理が重い方もいるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「生理重子の日常」をご紹介します。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には生理の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。朝起きると生理がきていて……。パンツとシーツが……学校へ行くと……この漫画に読者は……『主人公と同じことを思ったり経験したことがあるので気持ちがわかるなと思いました。』『わかります!私も冬の生理はホッカイロ貼ってます。毎月の苦しみ、辛いですよね。』『冬場寒い時期は勿論のこと、夏場でもエアコンの冷えで酷くなるなど対策が大変だなと改めて感じました。』など、様々なコメントが寄せられました。その後は……体育の授業内容が持久走であると知った重子。生理痛を我慢して走ろうとするも、無理をしたことで体調が悪化し、倒れてしまいます。その後、保健室で安静にしている重子に、保健室の先生が声をかけてくれます。生理の悩みを先生に相談すると、生理不順であることが判明。先生は、生理不順が続く場合は早めに婦人科を受診することが大切であることを教えてくれました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたりしたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月25日2児の母であるシオリさんは、20代半ばのごろ、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)を切除する手術を受けました。婦人科受診のきっかけは生理不順でしたが、検査の際に卵巣嚢腫があることがわかり、シオリさんは妊活を見据えて切除手術を受けることにしました。そして、入院日を迎えて……。 結構、恥ずかしい…※入院前日の流れは、病院によって異なります。 手術前日である入院日。検査などをいろいろとおこなう中で、シオリさんが特に印象に残ったのは、剃毛とおへその掃除だったそう。手術のためにおこなうことで、看護師さんは慣れているとはいえ、やっぱり人に見られるのはちょっぴり恥ずかしいものですよね。看護師さんにおへその掃除をしてもらう際、「汚くて嫌な気持ちにさせたら……」という不安もあったと言うシオリさんですが、「同性だし、全然汚くないよー」と看護師さんから声をかけられたそう。「看護師さんってやっぱりプロだなあ」とこのときも改めて感じられたようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 シオリさんのマンガはこのほかにもInstagramやブログにも掲載されています♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター シオリ二児の母。 妊娠、出産、育児、病気など体験談を漫画にしています。
2023年11月25日高校2年生のときの出来事です。私はもともと生理痛が重いほうなのですが、生理2日目だったその日の朝に鎮痛薬を飲み忘れ、登校中に気分が悪くなってしまって……。 私が住んでいる地域はとても田舎で、最寄り駅は無人改札のため、普段なら駅員さんがひとりもいない状況。その日はたまたま鉄道会社の役員の男性が視察にきていたらしく、具合が悪そうな私に声をかけてくれました。本当にタイミングがよかったと思います。もし誰もいなかったら、しばらく痛みに耐え続けてそのまま倒れ込んでいたかもしれません。 この出来事があってからは他人に迷惑をかけるのも気が引けて、今日は生理痛がひどくなりそうだなと感じたときには予防的に鎮痛薬を飲むようになりました。 原案/piyo22 さん作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2023年11月25日