宮沢りえさん、段田安則さんらとともにチェーホフ劇に挑む黒木華さん。豪華なメンバーとの共演や、舞台の裏側についてインタビューで聞きました。登場するのは愚痴っぽい人々ばかり。そこで大きな事件も起きないまま、淡々と会話で綴られていく。そんな表面だけをなぞると退屈にも思えるチェーホフ劇を、丹念に戯曲を読み解き、その演出により、セリフに潜む人間の滑稽さや愛嬌、そして悲哀を舞台上に描き出し、悲喜劇にしてみせたケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんによるチェーホフシリーズ。その第3弾『ワーニャ伯父さん』が上演される。「最初に台本を読んだ時には、閉鎖された空間のなか、皆がどうしたらいいのかわからずにいる…というようなイメージを受けたんです。でもそれが、稽古が始まってみると、悲劇的ではあるのに、皆が苦しめば苦しむほど滑稽で笑ってしまうんです。これまでチェーホフに縁がなかったんですが、自分のなかで作品の印象が変わってきているんですよね」これが初のKERA作品となる黒木華さん。稽古場では、KERAさんから「声のトーンや間合い、ミザンス(立ち位置)まで」、かなり細かな演出がつけられているという。「私の演じるソーニャに対しても、『ここのセリフは大人っぽく見える感じで』とおっしゃる場面もあれば、『ここはもっと子供っぽく』と言われたり。KERAさん自身が音楽もやられているからなのか、流れやリズムを大事にされていて、私からしたら音楽のように演出をつけているようにも感じます。細かなパーツを、まだ私はひとりのキャラクターに落とし込めていない状態なんですけれど、言われた通りにやってみると、こんなふうにも読めるんだって思うことが多くて、少しチェーホフがわかったような気がしています」ワーニャ役には段田安則さん。そして黒木さん演じるソーニャの継母で若く美しいエレーナ役には宮沢りえさんと、豪華な顔ぶれが揃う。「不器用な私は、KERAさんが求めているのはあっちの階段かなこっちの階段かなって悩んで、一段一段踏んで上っていかないと気づけないことばかり。でも、りえさんはどんどん自分の思う階段を駆け上がっていかれる。そこからKERAさんの意見を聞いて1段下がってみたり、別の階段に移ってみたりを軽々とやられていて、すごく自由なんです。他の方々もうまい方ばかりで『ヤバい!』ってなってます(笑)」確かに上り方は違うかもしれない。それでも、いま黒木さんが迷いながら上り始めた一段は、堅実で確実な一歩であることは間違いない。「もちろん私が考えるゴールに近づこうとはしていますけれど、それがはたして面白いのかどうかとも考えるんです。でも、私にはこれしかできないんですよね。だからいまは一歩ずつ上がるしかないのかな、と」そんななかでも、「今回の役は、新しくて面白い」とも。「どんな役をいただいても、たいてい悩んでいるんですけれど、今回に関しては、どう作っていいのか本当にわからないと思うことが多いんです。KERAさんはすごく切ないことをやろうとしているのに、それをどうしたら面白く伝えられるかを考えている。その“面白”に自分がついていけているのか…すごく怖いけれど楽しいです」そんな黒木さんの迷いのない口調が、可憐で控えめだけど芯の強いソーニャ像とぴったりと重なった。長年、大学教授のセレブリャコーフ(山崎)を尊敬し支援してきたワーニャ(段田)だったが、退職して田舎に戻ってきた彼の尊大な態度に失望。平穏だった日々が一変し…。8月27日(日)~9月26日(火)初台・新国立劇場 小劇場作/アントン・チェーホフ上演台本、演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/段田安則、宮沢りえ、黒木華、山崎一、横田栄司、水野あや、遠山俊也、立石涼子、小野武彦S席8500円A席7000円B席5500円*全て税込み当日券ありシス・カンパニーTEL:03・5423・5906(月~金曜11:00~19:00)くろき・はる1990年生まれ、大阪府出身。在学中から舞台で活躍し、野田秀樹作品ではオーディションでヒロイン役に選ばれるなど注目を集める。近作にドラマ『みをつくし料理帖』。出演映画『散り椿』は来年公開。※『anan』2017年8月30日号より。写真・内田紘倫ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年08月28日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の松永有紗さんです。大舞台のヒロインを演じる運動神経抜群のアクティブガール!8月から公演の舞台『四月は君の嘘』で主演する松永さん。今の心境は?「舞台にも挑戦したいと思っていたとき、原作を読んでいた作品の主演が決まって本当に嬉しいです。大きな舞台は初めてなので緊張しますが、ワクワクしています!」。アイドル、モデルを経験し、現在女優として活躍している松永さんの今後の目標は?「石原さとみさんみたいに、いろんな役にハマる女優になりたいです。具体的には、青春モノの学園ドラマで、特技のバトントワリングが活かせる役を演じられたらいいな~!」派手な小物を集めるのが好き。イヤリング、サングラス、ネックレスなど。古着屋さんでよく購入します。見た目の可愛さで気分が上がるリップ。鮮やかなピンク、オレンジ、赤が多め。今は、ランコムが一番好きです♪空を眺めると、癒されるんです。一駅前で降りて、空を眺めながら歩くのが至福のとき。無心になれます。まつなが・ありさ1998年生まれ。女優の他、アイドルグループ「リンクSTAR‘s」でも活動中。主演する舞台『四月は君の嘘』は8月24日から東京で、9月7日から大阪で公演が始まる。※『anan』2017年8月9日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年08月07日公開初日を迎えた映画『女流闘牌伝 aki-アキ-』の舞台あいさつが3日、東京・新宿のシネマート新宿で行われ、主演の岡本夏美をはじめ、増田有華、中山絵梨奈、中村祐太郎監督、原作者の二階堂亜樹が出席した。麻雀界のカリスマ女雀士、二階堂亜樹の自伝コミック『aki』の実写映画化となる本作。主人公の二階堂亜樹役には長編映画初主演となる岡本夏美、亜樹のライバル・ひまわり役には元AKB48の増田有華ら豪華なキャスト陣が参加した。岡本は「今日からいよいよ皆さんのもとへお届けできるということで、幸せな気持ちでいっぱいです」と客席を埋めた観客に感謝したが、ライバル役の増田は「映像に映っている自分があまりにも怖くて震えました(笑)」と振り返った。その2人は本作で初共演。お互いの印象については、増田が「もう長年の知り合いみたいな感じでしたが、1番最初の顔合わせと本読みの時、ちょっと怖がってましたね」と明かし、岡本も「関西弁で本読みをされていて『来たな~』と思いました(笑)。すごく優しいんですけど、眼力が強くて(笑)」と第一印象は怖かったという。続けて増田が「本読みが終わった後に夏美ちゃんの方から話しかけてくれて、すごく肝が座った若い子がいるなと思いました。そこから仲良くなりましたね。大人しい子だと思ったけど猫被ってた?」と詰め寄ると、岡本は「緊張していたんだと思います。年上の方がいっぱいいたので、いつもとは違う現場で緊張していたんですかね」と話した。主人公の亜樹が麻雀の世界で生きていく覚悟がテーマとなっている本作にちなみ、「これまでの人生で覚悟を決めた瞬間は?」という質問に、岡本は「私は3月に高校を卒業しました。そこから芸能界一本で行くか進学するかの分岐点で、芸能界一本と決めた時が覚悟だったと思います」と回答。一方の増田は「14歳の時にAKB48の2期生オーディションに合格し、合格の3日後には上京しました。初めての衣装合わせの時に今まで着たことがなかったフリフリ衣装を着た瞬間に『私はこの世界で生きていく』と覚悟を決め、アイドルとして生きていくと思いました」と明かすも、「もっとアイドルらしくニコニコするつもりが、11年目にしてちょっと崩れているので、初心に戻りたいと改めて思いました」と反省の弁を述べていた。
2017年06月04日元AKB48で女優の増田有華(25)が、プロ女流雀士・二階堂亜樹の過去を描く映画『女流闘牌伝aki -アキ-』(6月3日公開)に出演することが3日、明らかになった。増田が演じるのは、亜樹のライバル・ひまわり。映画は、亜樹が原案を担当した漫画『aki』を原作に、家出、中卒、両親の離婚、倒産、一家離散など、人気女流雀士の知られざる過去を描く。亜樹役の主演・岡本夏美(18)と対峙する増田。「アキの強敵のライバルということで、麻雀の打ち回しを特に意識しました」と演じる上でのこだわりを語り、「今まで麻雀の"ま"の字も知らなかったので、最初は本当に不安が拭えなかったんですが、実際に教えていただきながら練習をしたら、本当に楽しくてあっという間にハマってしまいました」と明かす。一方、役柄については、「15歳を必死に生きるアキとは対照的に、気が強く、余裕を見せつける18歳の女の子。本当は余裕がないのに、そんな風にしか立ち回れない部分は十代の自分とそっくりでした笑」と説明。「麻雀に馴染みのある方はもちろん、触れ合ったことのない方々にも是非見ていただきたい作品です」とアピールした。本作でメガホンを取った中村祐太郎監督は、「麻雀という宇宙を見事に手中に収め、亜樹のライバル役である、ひまわりを快演されました。増田さんの奥ゆかしい美しさ、まるで路傍に咲く花のような逞しくブレない精神力が、ひまわりという強い女性像にピッタリでした。岡本夏美さん演じる亜樹と対峙する姿は、ジャパニーズビューティな女流麻雀士としての生き様を示し、僕は魅了されました」と絶賛のコメントを寄せている。そのほか、亜樹の姉でプロ雀士の二階堂瑠美役を中山絵梨奈(21)、ひまわりの母親・面影玲子を元宝塚歌劇団月組トップスターの彩輝なお(46)、小島武夫役を岩松了(65)が演じる。(C)2017花崎圭司・大崎充/竹書房/「aki」製作委員会
2017年04月03日芸能事務所、プラチナムプロダクションに所属している都丸紗也華、鈴木優華、田辺かほ、加藤雛、神沢有紗が12日、東京・乃木坂の乃木神社で行われた晴れ着お披露目会に出席した。この日、晴れやかな振り袖姿で登場した都丸紗也華、鈴木優華、田辺かほ、加藤雛、神沢有紗の5人は、今年新成人を迎えた。成人式後ということで、成人の祈祷を行い、その後に報道陣向けの囲み会見に臨んだ。ゲームCMなどやグラビアなどで話題を集めている都丸紗也華は「私は昨年の9月に誕生日を迎えて20歳になったんですが、お酒を飲めるようになって20歳になったんだと実感が湧きました。それに今日振り袖を着て背筋がピンとなりましたし、改めて20歳になったんだなと思いました」と緊張した面持ち。ファッション誌『VOCE』の専属モデルとして活躍している田辺かほは「成人式を迎えて20歳になったという実感は正直ないですが、これからは自分の足でしっかり立って親孝行できるようにしっかり仕事をこなしていきたいと思います」と意欲を見せた。また、20歳の目標として都丸は「私は自分の行動に責任を持った大人になりたいです。それと女優を目指しているので、大好きな沢尻エリカさんのような格好良い女性になりたいですね」と抱負を。同じ事務所の先輩である菜々緒が目標だという加藤は「菜々緒さんは女優やモデルなど幅広く活動されているのですごいなと思うし、美意識も強い方なので尊敬しています」とその理由を説明しながら「私は中身が幼いと言われるので、これからは大人の自覚を持って責任のある行動を取りたいと思います」と決意を新たにしていた。
2017年01月12日猪熊弦一郎によってデザインされ半世紀に渡り三越のオリジナル包装紙として愛されてきた「華ひらく」。この「華ひらく」をモチーフに、今年3月に行われた「三越 『華ひらく』コレクション」がGOOD DESIGN AWARD 2016を受賞したことが29日発表された。「三越 『華ひらく』コレクション」とは、猪熊デザインの「華ひらく」をアート作品として捉え、「華ひらく」柄に新たな解釈を加えた商品展開、「華ひらく」のルーツとなった“石”や猪熊弦一郎と親交のあったホンマタカシによる写真展などの展開、四国新聞のラッピング広告や高松商店街のドームに設置した「華ひらく」の巨大モチーフ等、一連のプロモーションのこと。受賞にあたっても「半世紀以上も昔の作品を単なる包装紙柄としてではなく、アート作品として商品、展開、訴求を通じ、新たな価値に変換し、提案している」点が評価されたという。四國新聞のラッピング広告赤でも紫でもない鮮やかな色と白を基調に、円と線で構成されたこのデザインは、画家・デザイナーの猪熊弦一郎によって生み出された。戦後間もない頃、「百貨店のシンボルになるようなオリジナルの包装紙を作ろう」という話が三越で持ち上がり、猪熊弦一郎へデザインを依頼。猪熊弦一郎は千葉の犬吠埼を散策中、海岸に転がっている石を面白く思い、東京へ持ち帰ったそれらの石からデザインの着想を得たという。当時、三越宣伝部の社員だった漫画家のやなせたかしが猪熊弦一郎からのデザイン画を受け取り、筆記体で“mitsukoshi”と書き加えたという「華ひらく」包装紙の誕生にまつわるエピソードもある。「三越 『華ひらく』コレクション」のブランド開発マネージャーは「ものづくりをする際にいちばん気をつけたのは、“華ひらく”を三越の包装紙柄としてではなく、猪熊氏の作品として捉えた点。“アートとして商品に落とし込むにはどうしたらよいか”に拘り、ディレクターの岡本健氏と検討を重ねた」と振り返る。10月12日からの三越創業祭では「三越 『華ひらく』コレクション」の第2弾として、今年3月に展開した商品に新たなラインアップを加え、約70種に及ぶ「華ひらく」柄があしらわれたアイテムの展開・販売を三越各店で行う(一部会期の異なる店舗あり)。展開される「華ひらく」アイテムには、「華ひらく」柄の「張子べこ」(大3,500円、小2,700円)、だるま(大6,000円、小3,000円)、招き猫(大1万9,000円、小8,000円)などの伝統工芸を掛け合わせた商品もそろう。また、猪熊の故郷・瀬戸内に縁のあるアイテムとして、両面パイルの今治タオル(全4種600円から)や、瀬戸内の酒蔵の日本酒「世紀を超えて 大吟醸雫酒 室町」(720ml、1万円)、「讃岐名産 しょうゆ豆」(155g、300円)、「飲む酢 瀬戸内レモン」(150ml、1,200円)など、地場ならではの逸品も並ぶ。その他、「華ひらく」柄が全面にプリントされたサブバッグ(大4,500円、小4,000円)や、ワンポイントで「華ひらく」のデザインがあしらわれたボールペン(300円)、猪熊弦一郎が好んで愛用していたといわれるマスキングテープ(2種、各800円)などを用意する。三越の包装紙の柄として1950年にデビューし、半世紀を経て、新たな解釈と共に送り出された「華ひらく」コレクション。猪熊弦一郎が海岸の石ころに見た「自然の美しさと造形美」が宿るデザインを、改めて味わってほしい。【イベント情報】三越「華ひらく」コレクション会場:日本橋三越本店本館・新館各階ほか、三越各店会期:10月12日~25日(一部会期の異なる店舗あり)
2016年09月29日博多華丸さんが全国の漁港を訪ね、“もらい酒”をいただきながら、素敵な人や食べ物と出会う番組・『博多華丸のもらい酒みなと旅』。“旅とグルメ”。まさにテレビ東京らしい番組です。30歳の若きプロデューサー、三宅優樹さんにお話を伺いました。「もともと僕が華丸さんをとても好きで、さらに華丸さんは、テレ東のファン層にとても人気がある芸人さん。なのでぜひ一緒に何かやりたいと思っていました。華丸さんはすこぶるお酒好きなので、テレ東の看板である“旅”とミックスし、日本全国の港を旅しながらお酒を飲むという企画を先輩からやってみないかと言われまして。でも実際ロケに行くと、思ったほど漁師さんって飲んでないんです(笑)」漁師さんのご自宅におじゃまする展開も。超美食は登場しないけれど、その地域だけの料理やおもてなしが垣間見られ、味わい深い30分。「僕らの世代は、旅番組を見てネットで調べ、実際行くこともできますが、いろんな事情で旅に出られない人もいっぱいいると思う。そんな人たちがこの番組を見て、旅をしている疑似体験をしてくれたら、と思っています。でも興味を持ってくれた人は、ぜひ漁港に行ってほしいですね。一般の人でも競りに参加できる漁港とかもあるんですよ。特に漁師さんって女の子に優しいから、アンアン読者が行ったらすごいおもてなしを受けるんじゃないかな(笑)」実は、もともとは旅番組ではなく、バラエティ番組志望でテレビ東京に入ったという三宅さん。「でも旅番組の制作に携わるうちに、演者さんの素の表情を撮れることや、事前にいろいろ調べていても、現場ではハプニングが起こったりなど、旅番組が持つ“想定外の面白さ”に魅了されてしまいました。ありがたいことに、この番組は僕にとっての“初プロデュース作品”なので、毎回違う展開を見せられるよう頑張ります!」◇information 出演は他に、須黒清華アナ。毎週日曜26:05~、テレビ東京系で放送中。12/29(火)の11:15~13:00に、早くも特番が放送予定。富山県に乗り込みます。人気急上昇中ですよ~。※『anan』2015年12月9日号より。
2015年12月02日セイコーウオッチはこのほど、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が出演する「セイコー アストロン8Xシリーズ デュアルタイム」のTV-CM「BORDERLESS WORLD(ボーダレス ワールド)」の放映を開始した。「セイコー アストロン」シリーズは、GPS衛星電波受信により、簡単なボタン操作だけで正確な現在地時刻を表示することができるGPSソーラーウオッチ。2012年の発売以来、世界50カ国以上で高い評価を得ているという。「アストロン」という名称は、1969年にセイコーが世界に先駆け発売したクオーツウオッチ「クオーツ アストロン」に由来している。世界初のソーラーウオッチとして進化を続ける同商品は、メジャーリーガー・ダルビッシュ有選手の「進化する」イメージと重なることから、同選手をイメージキャラクターとした。2015年秋の新作は、2012年発売モデルよりも約30%のダウンサイジングや操作性の向上、ダイヤルの美しい仕上げなどを実現した第2世代(8Xシリーズ)に、2つの異なるタイムゾーンの時刻を同時に表示できる『デュアルタイム表示機能』を搭載した。また、アストロンでは初となる『曜日表示機能』も採用している。新CMでは、国境や文化、言語などの壁を越えて活躍するダルビッシュ有投手と、「セイコー アストロン」に共通する「進化する」イメージを中心に展開。ダルビッシュ選手が前進する姿を、スピード感のある映像と音楽にのせて描き、躍動的で力強いCMに仕上げたという。
2015年09月29日今年4月に博多華丸・大吉さんがMCを務める『華丸大吉の2020』がスタートした。THE MANZAI 2014の優勝番組で、毎回芸人やアイドルなど多彩なゲストと2020年に収録しているという設定で妄想トークを繰り広げる。今回、お二人に今の心境を伺った。***――妄想トークは、台本で決まっていないんですね。大吉:その場でなんとなく、思いついたことを言い合ってるだけですね。おじさんの戯言です。華丸:15分番組だから、戯れてればなんとかなるんです、編集で!――『THE MANZAI 2014』優勝ご褒美の冠番組ですが、内容について事前にリクエストは?大吉:僕らの優勝は、みなさんの記憶からすっかりなくなっていると思いますけど、あのときに、結果的に埋もれてしまった芸人たちが、ちょっとでも表に出られる番組になれば、とは伝えました。僕らは場馴れしてるから緊張はしなかったんですよ。でも、若手はフジテレビに来るだけで固まってしまうんで、フジテレビに来る口実になるような番組を、と。――そんな若手の緊張をほぐすために、何か心がけていることは?大吉:とくにはないですね。ダウンタウンさんの前でスベるのとは、わけが違いますからね。華丸:僕らなら、全然大丈夫!――若手への思いやりもそうですし、収録を見ていても、ゲストへのまなざしが温かくて、女性人気が高いのも納得だったんですが、実感は?華丸・大吉:(同時に)ないです。――「癒される」って声も聞きます。華丸:パグ犬みたいなもん?大吉:飼うのは嫌だけど見てはいたい、人んちの犬ですね。――では、2020年、華丸・大吉はどうなってるんでしょう?大吉:病気してるかなあ。’18、’19年あたりに、リアルに倒れるんじゃないかと予測してます。華丸:東京オリンピックは福岡で観る予定だったんですけどねえ。福岡に15年いて、’20年で東京にも15年。ちょうどよくないですか?でも、そうもいかん感じになってるんで、需要があれば東京にいます。大吉:需要、どうかな。みなさんも思ってるでしょうけど、我々がもてはやされる時代はそうそう続かない。華丸:明太子同様、僕らにも賞味期限がありますので、お早めに!◇はかたはなまる・だいきち共に福岡県出身。今年で結成25 周年を迎える。現在、『ヒルナンデス!』(日テレ)、『華大の知りたい!サタデー』(BSフジ)などにレギュラー出演中。◇博多華丸・大吉さんが、芸人やアイドルなど多彩なゲストと2020年に収録している設定でトークを繰り広げる。ちなみに、衣装の白スーツは「2020年、流行ってる」(大吉)らしい。毎週金曜24:40~、フジテレビ系列にて放送中。※『anan』2015年6月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子
2015年06月22日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。星ごとに違う方法で恋を後押しする惑星メソッド、今回は「金星」です。きっとあなたも、「あの女優は華がある」とか「彼女がいると場が華やぐ」なんていう言葉を聞いたことがあると思います。実は、この“華”こそが、金星の力がもたらす魅力なんです!あなたも、ぜひ〈金星メソッド〉で華のある女性になり、大好きな彼のハートを射止めましょう。■1.金星メソッドとは?金星は美や芸術や財宝をつかさどり、愛情や豊かさや実りをもたらすため、“豊穣星”とも呼ばれます。そして、見かけの素晴らしさだけでなく、内面の充実がともなうのが金星の特徴です。ただ表面的に美しいのではなくて、心の美しさや豊かな感受性もあわせ持ち、さらには教養の香りまで感じさせる女性こそ、本当に華のある女性なのです。男性は、そんな華のある女性には心の底から憧れ、「なんとしても自分のモノにしたい!」と強い欲望を抱きます。男性の憧れの女性になるため、金星の力を取り入れて、華を身につけることができるのが、この〈金星メソッド〉です。■2.〈金星メソッド〉でパワーアップするためのアクション〈金星メソッド〉の効果を上げるためには、以下のように金星的なアクションを実行してください。・フェミニンな髪型やファッションで決めましょう!例:長い髪なら、上品な華やかさのある縦ロール・ヘアに。短い髪なら、キュートな髪飾りを。服はパンツスタイルではなくスカートで。・美術や音楽を日常的に楽しみましょう!例:美しい絵画を携帯待受画面にしたり、明るく楽しい気分になれる音楽をダウンロードしていつでも聞けるようにしておく。・素敵な空間でリッチな食事をしましょう!例:何かの記念日やお祝い、自分へのごほうびに、インテリアがお洒落だと評判のカフェやレストランで飲食する。・アーティスティックな趣味にチャレンジを!例:アート作品を制作できるワークショップなどに参加して、感性を磨いたり、内面の豊かさを育てる。・かわいい小動物や美しい花に触れましょう例:アフター5に動物と触れ合えるカフェへ立ち寄ったり、花を買って帰って部屋に活ける。■3.自分を楽しませて満足することが大切日々を充実させ、心身にゆとりをもちましょう。・朝起きたら真っ先に、楽しい予定について考えること。・季節の移ろいや自然の中の美を、毎日必ず、金星のナンバーである7つずつ見つける。・快適なソファや履き心地抜群の室内履きを購入するなど、あなたのお部屋を今以上に居心地良くする。・お気に入りのジェエリーやお洒落小物は、大事にしまっておくのではなく、ふだんから使って楽しむ。・嫌な人や状況からは、さりげなく離れたり距離を置き、なるべくストレスを軽くする。■4.〈金星メソッド〉による自己暗示以下のような言葉による自己暗示で、あなた自身の気持ちを明るくして、楽しく前進できるようにしましょう。・「きっと今日はステキな出来事がある」と毎日わくわくしている!・明日の私は今日よりもっと美しくなる!・大好きな彼も“華”のある私に見つめられてドキドキする!・あせらない!がつがつしない!優雅なムードが大切!あらかじめ上記のような言葉を最低2つ以上メモしておき、自分の部屋をはじめ、誰もいない空間で声に出して読み上げます。文体は、「ですます調」でも「である調」でも何でもOK。上記の文例と文章が違っていても、かまいません。ただし、必ず肯定的に断定すること。できれば毎日、繰り返し読み上げて、いつでもどこでも暗唱できるようにしましょう。■おわりに金星は明るさや楽しさやトキメキを象徴する星ですから、愚痴や文句を口に出すと、せっかく取り入れた力が消えてしまいます。愚痴や文句を言うヒマがあったら、楽しいことを考えたり実行したりして、嫌なことは忘れるように心がけましょう。(隆速治沙/ハウコレ)
2015年05月18日メジャーリーグのテキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手がこのほど、レスリング世界選手権で金メダルなどを獲得している山本聖子選手と交際していることを、自身のTwitterで明かした。ダルビッシュ投手のTwitterには、自身と山本選手がにこやかな表情で抱き合っている2ショットが写されている。ダルビッシュ投手は「先々週の日曜日に撮影した写真です。2人で相談し、オープンに付き合って行くことにしました。皆様応援宜しくお願いします」とのコメントを投稿し、堂々と交際宣言をしている(原文)。「交際投稿」には「幸せな笑顔が素敵なお二人です」「末永くお幸せに」などの祝福のコメントが多数寄せられている。また、山本選手が「神の子」などの異名を持つ総合格闘家・山本"KID"徳郁選手の妹であることを受けて、「(山本"KID"徳郁選手の)義弟になるのか」などといった、早くも結婚を見越したコメントもされている(すべて原文)。なお、ダルビッシュ投手は2007年にタレント・紗栄子さんと結婚し、2012年に離婚を発表している。
2014年11月18日山田洋次監督の82作目となる新作『小さいおうち』が間もなく公開になる前に、本作でタイトルになった“小さいおうち”で女中として働くタキを演じた黒木華がインタビューに応じた。その他の画像本作は、中島京子の直木賞受賞小説を映画化したもので、60年前に東京郊外に建つ赤い屋根の“小さいおうち”で女中として働いていたタキが見た“秘められた愛”に隠された秘密を、当時のドラマと現代のドラマを織り交ぜて描く。黒木のほかに、松たか子、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子らが出演する。モダンな文化が華やかな時代から戦争へと突入していく昭和の時代を生きた人々を描いた本作。黒木演じるタキは“おうち”の奥様・時子や家族と確かな絆で結ばれていく。「女中の役なので、昔の女中がどのような暮らしをしていたのか勉強しました。着物でお手伝いをするので、着物に慣れることや掃除などの日常のことを改めて勉強して少しずつタキちゃんに近づけたらいいかなと思いました」という黒木は、オーディションでタキ役を射止めた。「選んでいただいた山田監督には本当に感謝しています。オーディションの時は奥様が松さんだとは知らなかったので、本当に松さんと聞いて嬉しかったです」。中でも自身が生まれて初めて観た舞台に出ていた松との共演は念願だったという。「私が松さんを好きだから、タキちゃんと同じ気持ちだったのかもしれないです。タキちゃんは女中さんとして奥さんをずっと見守っていましたし、私は松さんに憧れがある。その部分で私とタキちゃんは重なっているんだと思います」劇中に登場する時子とタキは、単なる主人と使用人を超えた関係を築いており、ふたりの関係を考えるだけで、映画の見え方そのものが大きく変わってしまうほどだ。「ふたりの間にはいろんな気持ちがあったんだと思うんです。ある時はお姉さんのように面倒を見てあげるときもあったり、時には憧れだったり、それを超えた家族の愛だったり。いろんな感情が折り重なって、織り交ざって、ああいう事件になったんだと思います。人間は出会いで出来ている。それは普遍的なことだと思うので、若い人が観ても楽しめる映画だと思いました」ちなみに黒木自身も多くの共演者や演出家と出会い、急速に成長を遂げている。本人は「昨年は本当に多くの作品との出会いがあったので、ありがたいという気持ちだけです」と謙そんするが今後、彼女は年齢を重ね、さらに魅力的な女優になりそうだ。「私はまだ23歳なので、何年後かにこの映画を観たら奥様の気持ちがわかるようになるかもしれないし、おばあちゃんになったタキちゃんのセリフがもっと現実味をもって感じるかもしれない。そういう意味で、長く付き合っていける映画に出させていただいたんだな、と思います」『小さいおうち』1月25日(土)全国ロードショー
2014年01月24日独自の国産カミツレエキスを用いたオーガニックスキンケアシリーズ「華密恋」。赤ちゃんから使える薬用入浴剤やナチュラルソープなどを展開しており、なかでも入浴剤は誕生して30年、300万本を超えるベストセラー。その魅力を知るべく、今回、同ブランドのカモミール畑や工場がある「カミツレの里」を訪ねてきた。北アルプスの山々をのぞむ長野県北安曇郡池田町にある「カミツレの里」。カミツレとはハーブの女王とも呼ばれるジャーマンカモミールの和名。5月末から6月初旬が開花時期だそうで、訪れたときはちょうど満開!原料となる国産のカモミールは農薬を使わず有機肥料で育てたものだけ。収穫後、天日で1ヶ月ほど乾燥させるとワラのような色合いになる。敷地内の工場では仕込みと熟成をおこなう。工場はこぢんまりしてほとんどが手作業。原材料は植物、あるいは天然由来のものだけを使い、すべての製品で合成香料や合成着色料、鉱物油などはいっさい使っていないそう。まずは、カミツレ原料に安曇野の清らかな水と発酵エタノールを入れてよく混ぜ、9日以上じっくり熟成。その後、ろ過してカミレツエキスを抽出する。その工程を2回繰り返して濃密なエキスを抽出。熟成用のステンレスタンクには生産者の名前と日時を明記するなど、肌の弱い赤ちゃんにも安心で安全なようにトレーサビリティや衛生管理は食品並み。ちなみに、このとき出たしぼりかすは堆肥化し、有機肥料として再利用しているそう。1982年に発売された華密恋ブランドの原点ともいえる入浴剤は、こうして出来たカミレツエキス100%。1回分に全草(花・茎・葉)120本分の国産カモミールの有効成分が凝縮されているというからすごい!「カミツレの里」には「八寿恵荘(やすえそう)」という宿が併設されており、家庭で入る10倍(!)もの高濃度のカミツレエキス湯の日帰り入浴や宿泊もできる。もともと社員の保養所だったところで華美な設備こそないものの、豊かな自然に癒される宿。私も3歳の娘と泊まったのだが、田舎の祖父母の家にでも遊びにきたように寛げた。「華密恋の湯」のリラックス効果も抜群で、私も娘も普段以上によく眠れ、肌もツルリとした。有機農法が一般的ではなかった30年前から、健康と環境のことだけを考えて生まれた「華密恋」。新生児から年配の方まで年齢や性別を問わず使えるとあって、親子3代での愛用者も多い。カモミールには保湿や抗炎症、抗菌、抗アレルギーなどの作用があるといわれ、なかには華密恋を使って子供のアトピーがよくなったという人も。シーズン中なら刈り取り体験もでき、春から秋は工場見学も可能。ぜひ、カミツレの里でカモミールに癒されながら、おだやかな時間を過ごしてみては。■カミツレの里長野県北安曇郡池田町広津40980261-62-9119 華密恋: オンラインショップ: ※工場見学(無料・事前予約制)期間:4月上旬~11月下旬、10:00~15:00休業日:土日・祝祭日(※製造状況により稼働していない日もあります)※八寿恵荘宿泊料金(1泊2食付):大人6,300円、子供5,250円 ※小学生まで子供料金日帰り入浴(要予約、毎週土曜日):大人500円、子供300円取材/古屋 江美子
2013年06月07日オフィシャルブログで卒業を報告人気ファッションモデルで、「2011年東レ水着キャンペーンガール」にも選ばれた西田有沙。映画やCM、バラエティ番組等への出演でも知られる。そんな彼女が、これまで専属モデルを務めてきた「non-no」(集英社)を卒業することが分かった。21日、本人がオフィシャルブログを通じて報告しているところによると、19日発売の最新号5月号をもって卒業することを決めたのだそうだ。2011年1月から、同誌レギュラーモデルとして活躍してきたため、2年強の活動に終止符を打ったこととなる。寂しさもありつつ、ポジティブに急な決定となったが、「non-no」編集部や愛読者、ファンらへの感謝をつづり、次へ進むためのステップだと思って決断したこと、寂しい気持ちもあるけれど、ポジティブに前進していきたいと考えていることなど、今後への意欲も見せ、現在の率直な心境を語っている。フラワーモチーフのヘアアクセを付け、フェアリーな魅力たっぷりの画像も公開。加えて、同誌卒業ページの撮影時オフショットも掲載している。こちらでは、モデル仲間らとともに写っており、みな彼女の卒業にサプライズで駆けつけてくれたのだそうだ。うれしさのあまり、西田は号泣してしまったとか。ブログには、ファンらからの卒業を惜しむ声や、今後の活躍に期待する声が多数寄せられている。元の記事を読む
2013年03月23日テレビ番組出演の人気モデルが異例の発表フジテレビ系で現在放送中のテレビ番組「テラスハウス」に出演している、人気ファッションモデルの今井華が、同番組で雑誌「egg」(大洋図書)から卒業し、「JELLY」(ぶんか社)へと移籍することを明らかにした。番組内で発表されることは極めて異例で、話題を呼んでいる。今井は「egg」専属モデルとして、ティーンとは思えないセクシーな魅力、クールビューティーなルックスで人気を博した。また、男女の共同生活を追う新感覚番組として放送されている、この「テラスハウス」内では、意外にも料理上手な一面をみせ、そのギャップに驚かされたという視聴者も多い。今後は“ジェリガ”として活躍へ今井によれば、すでに発売されている「egg」4月号で同誌を卒業したのだという。そして、3月16日発売の「JELLY」で、新ジェリガとして、同誌専属モデルデビューを果たしているそうだ。今回の移籍は、デビュー掲載となる雑誌の発売前に、テレビを通じて発表されたことから、ファンらの間でも、とくに大きな驚きをもって受け止められているようだ。この番組等で、さらに注目度をアップさせてきている彼女でもあり、今後ジェリガとしてさらなる活躍をみせてくれることを期待したい。元の記事を読む
2013年03月12日AKB48の一員として活躍する傍ら、グループ内のユニットDiVAでは高い歌唱力を披露している増田有華。近年は映画や舞台にも活躍の場を広げている彼女が、AKB48やNMB48、HKT48、SKE48の全メンバーを対象にした激しいオーディションをくぐり抜け、宮本亜門演出のミュージカル『ウィズ』の主役に決まった。同作は、宮本が国内外からトップクラスのスタッフを集めて創る『オズの魔法使い』のミュージカル版。これまで舞台経験はあるものの、本格ミュージカルは初めてとなる増田に、本作に賭ける思いについて語ってもらった。ミュージカル『ウィズ』チケット情報「元々歌うことは好きだったんですが、ミュージカルに興味を持ち始めたのは14歳でAKB48に入った後のこと。初めはステージの勉強のために観に行っていたんですけど、段々『大好きな歌もダンスも、お芝居も出来る“ミュージカル”っていいとこどりじゃん!』と思うようになって(笑)。それからは、時間があれば何でも観に行くようにしています。今は、私もライブをやっているので役者さんの緊張感が分かるし、お客さんの期待に満ちた空気や、舞台が進むにつれて劇場が高揚していくあの感じが本当に好きです。それでいつからか、ミュージカルの舞台に立ちたいと思うようになりました」。本作のオーディションで宮本は、“自分に欠けていると思うものを探して”かかしやライオンたちと旅に出る少女ドロシーを、経験は少ないながら将来性を秘めたネクストスターの姿に重ね合わせたという。20歳の増田の奮闘はそのままドロシーの役作りの過程として、今後ドキュメンタリー番組でもオンエアされる予定だ。「私、普段は負けず嫌いなので誤解されがちなんですが、実は小心者で自分に全く自信がないんです。歌が上手いと言っていただけることが多いものの、あとひと息の表現力が足りないのは自分でも感じていて、もがいている状態が何年も続いていたんですね。でも今回、ドロシーという女の子はまさに私みたいな子なんじゃないかと気づいて、初めて自分をさらけ出してオーディションを受けることが出来たんです。だからドロシー役に決まった時は、役を勝ち取ったというよりこの作品でミュージカルのスタートを切れるのが嬉しかった。まだ始まったばかりですが、やっと光が見えたって思っています」。表現力で悩んでいた頃、あえて厳しい言葉で「あとひと息」と励ましてくれたファンの存在が、背中を押し続けてくれたと話す増田。その距離感は“会いに行けるアイドル”AKB48ならではのものだろう。悩みながら過ごした時間が、新しいフィールドでどう花開くか。その行方に注目したい。公演は9月28日(金)の神奈川公演を皮切りに、大阪、東京、愛知と巡演する。チケットは神奈川公演は発売中。大阪、東京公演は9月1日(土)より、愛知公演は9月8日(土)より一般発売開始。取材・文:佐藤さくら
2012年08月03日“パワフル・スーパー・ミュージカル”と銘打ち、宮本亜門が演出を手がける舞台『ウィズ ~オズの魔法使い~』。2日、都内にて、主役のドロシー役の最終オーディションが行われ、選考結果が発表となった。今回はAKB48を始めとしてNMB48、HKT48、SKE48に所属する全メンバーを対象に、宮本自身が直接オーディションを重ね、人気は加味せず実力のみで選考を実施。審査の結果、AKB48チームBの増田有華がドロシー役に選ばれた。『ウィズ~オズの魔法使い~』公演情報最終オーディションに進んだのは増田のほか、AKB48からチームAの仲谷明香、チームKの梅田彩佳、チーム4の中村麻里子、NMB48の山本彩、SKE48研究生の斉藤真木子の計6人。一般から抽選で選ばれたの90人のオーディエンスと、詰め掛けた報道陣が見守る中、ダンス審査、セリフ審査、歌唱審査が行われた。ドロシー役の発表にあたって宮本は「本当につらかった。もう少し下手な人がいたら楽だったのに」とこぼすなど、ハイレベルの難しい選考だったことをにじませた。選ばれた増田は涙ぐみながら「演じたり踊ったりすることが大好きで、舞台を通してたくさんの人に幸せや生きがいを届けることが夢でした」とコメント。さらに「役のために、髪を染めたり、ドロシーについて勉強したり、ここまで根本的に自分が変わろうとしたのは初めて。オーディションでも自分のことを120%出し切ることだけを考えていました。合格の余韻にひたることなく、気持ちを切り替えてドロシーに挑みたい」と意気込みを語った。審査の決め手として宮本は「歌唱審査での歌声を聞いていて鳥肌がたちました。愛に満ちていて、壮大で、歌のもつ世界観がピュアに伝わってきた。歌が上手い人は多かったけど、それを超えたものを感じて増田さんとやっていきたいという決意ができた。自分を忘れて全部フリーにして、どこまでも行っていい! という気持ちが彼女の強さ。この作品に合っていると思いました」と語った。さらに「稽古では最高のドロシーを作るために、“亜門なんて!”と怒りたくなるくらいのことを言います。僕も作品にまみれていくので、一緒にがんばっていきましょう」とエールを贈ると、増田は「ぶつかっていきます」と力強く応えた。またこの日は、そのほかのキャストも発表。ISSA、陣内孝則、森公美子、小柳ゆき、ジョンテモーニングなど個性溢れる実力派が脇を固める。まさに日本中を元気にするミュージカルが生まれそうだ。公演は、9月28日(金)から30日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、10月18日(木)から28日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて開催。神奈川公演は7月29日(日)、東京公演は9月1日(土)に一般発売開始。大阪、名古屋でも公演を予定している。取材・文:大林計隆
2012年07月02日ホテル日航東京は、2012年8月11日(土)に開催される 第24回 東京湾華火大会に合わせて、レストラン、客室、スパなどから華火を楽しめる「第24回東京湾大華火大会プラン」の受付を2012年6月1日(金)より開始する。「第24回東京湾大華火大会プラン」は、ホテルの目の前であがる華火を、レストランのテラスや窓側の特等席、お部屋や、スパのテラス席などでゆったりと贅沢に観覧できる、年に1度だけの限定プラン。ご夫婦で、お子さまと一緒に特別な時間を東京の風物詩と共に楽しんでみてはいかがだろうか。お申込み先:HP プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年05月11日新ユニットを組む石川梨華と吉澤ひとみが、偶然、同じパーカーで仕事現場に!ドリームモーニング娘の石川梨華と吉澤ひとみがミュージックステーションに偶然にも同じパーカーでスタジオ入りしていた事を石川のブログで明かしている。偶然にもかぶってしまった服は、石川と吉澤が人から一緒に貰ったパーカーで、同じ日に着てきたことになる。石川のブログでは・・・すごくない?お揃いのパーカー(*^^*)実は先日、galaxxxyさんから二人一緒に洋服を頂いのですが今日偶然にも同じパーカーを着て来た(笑)会った瞬間お互い笑ったよね~よっすぃ~とはまた新しいプロジェクトで歌うので皆さんお楽しみに・・・と、これから吉澤と新ユニットを組む前に、お揃いの私服になった事を喜ぶコメントを記している。石川と吉澤が新ユニット二人が新ユニットを結成しテレビ東京のアニメ『戦国コレクション』4月スタート、毎週木曜・深1:45~)のオープニングテーマを歌う。ユニット名や楽曲など詳細は今後発表される予定。元の記事を読む
2012年02月26日いまや日本の文化として広く認知されている“オタク”。だがその独特な世界観は必ずしも万人に受け入れられているとは言いがたい。趣味に賭ける一途な情熱と、あと一歩を躊躇してしまう現実。その両方で揺れ動くオタク少女たちを主人公に、ハートフルな物語とキャッチーな音楽で綴るのが『中野ブロンディーズ』だ。2008年に初演され、大好評につき同年に再演。今回は待望の再々演となるが、メインキャストを増田有華(AKB48)、梅田悠(SDN48)、原望奈美(SKE48)、浦野一美(SDN48)らが務め、東京・サンシャイン劇場は10月6日の初日から早くも熱気に包まれた。「中野ブロンディーズ」チケット情報オタクの聖地・中野ブロードウェイにあるマンガショップ「ブロンド」は、今日も店主・寿美枝(たくませいこ)の温かい人柄に惹かれた少女たちで賑わっていた。そのひとり、マンガオタクの瑞希(増田)は寿美枝が店を閉めることを知り、思わず目にしたポスターの「チアリーディング選手権大会」に出ると言ってしまう。代わりに閉店しないでほしいと懇願する瑞希に、入賞するならと答える寿美枝。早速メンバーを募集する瑞希だったが、集まったのはギャル系ガンダムオタクのエリー(田嶌友里香)、ゲーマーのハスミ(梅田)、ゴスロリファッションのキット(原)。さらにメイドカフェで働くゆずか(浦野)、歴女の松子(小林由佳/G-Rockets)、栃木出身のうさ(中島愛子)といったオタク少女たち。協調性のないオタク達ゆえ、一筋縄ではいかない個性的キャラばかり。それでも次第にまとまりかけてきた瑞希たちだったが、次々にアクシデントが起こり……。本作の魅力はなんといっても“スポーツを通した成長物語”。そこに“オタクあるあるネタ”をテンポよく散りばめたところに、この舞台だけがもつ楽しさがある。さらに自分を表現しようともがく必死感が今回一番強く感じられたのは、まさに日々大勢の中で過ごしているAKB48とその姉妹ユニットのメンバーならでは。一般人ながら偶然参加する音木役の西脇彩華(9nine)とチアのコーチ・沙織役の長谷川桃も含め、全員が一丸となってのチアシーンは圧巻で胸に迫る。舞台稽古前の会見では、「猫背にしてうつむくように」と役作りを話した増田。「皆で力を合わせるストーリーは、お稽古に励んだ私たちと共通してると思います」という言葉に全員がうなずくひとコマも。「観た人に元気を与えたい」(田嶌)、「チームワークを見て欲しい」(梅田)など、キャスト全員がそろって充実の表情。生き生きと息づく彼女たちの今しか見られないその表情は、凡百の“演劇”よりはるかに大きな感動を与えてくれるのだ。公演は同劇場にて10月10日(月・祝)まで上演。その後、10月19日(水)から22日(土)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場で公演が行われる。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2011年10月07日