身も心もリフレッシュ東京メトロが主催するウォーキングイベント「東京まちさんぽ」は、2020年2月22日(土)に開催します。このイベントは不定期開催で、東京メトロ沿線の特色あるエリアを楽しく散策します。参加費は、無料ですが、事前に参加申し込みが必要です。募集者は5000人で、超えた場合は、抽選となります。ちょっとした旅気分を味わえるウォーキングイベントは、東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅をスタートし、国の重要文化財「ニコライ堂」、史跡「湯島聖堂」、東京のパワースポット「神田明神」、学問の神様が祀る「湯島天満宮」、日本で唯一国立の総合科学博物館「立科学博物館」などを巡ります。ゴールは、東京メトロ南北線 後楽園駅となり、所要時間は約3時間50分、歩行距離は約12.4キロのコースとなります。ゴールでは、完歩賞の東京メトロオリジナルグッズが貰えます。ぶらりと寄り道さんぽ当選しなかった、日程が合わなかったなどで当日参加できなかった場合でもイベントコースを歩くことができます。今回のスタート地点にウォーキングコースを紹介したポスターが期間限定で掲載されています。ポスターの2次元バーコードを読み込めば、自分の都合の良いときに歩くことができます。画像はプレスリリースより)【参考】※東京メトロのプレスリリース
2020年01月21日30度超えの日も出てきて、本格的な夏も間近に迫ってきました。急に暑くなると、子どもたちの体調も心配です。クーラー漬けで体調を崩すことも多く、できるだけ涼しく暮らす工夫は知っておきたいもの。そこで今回は第6回「アツいまちサミット」にお邪魔し、暑さNo.1を競う全国の町の“涼活”を取材してきました!■ ゆるキャラとともに、全国のアツいまちが大集合! 「涼活」を進めています! 「アツいまちサミット」 は、日本歴代最高気温を記録した4都市(熊谷市・四万十市・多治見市・山形市)がタッグを組み、2014年から開催されているサミット。“暑さ対策の先進都市”として互いに交流を続け、例年さまざまな企画・発信を行っています。第6回目を迎える今回は、埼玉県熊谷市に4都市のプロジェクトチームが大集合。熊谷市長や商工会議所会長も激励のあいさつに訪れていましたが、特に印象的だったのは、「熊谷うちわ祭」の話。昨年は最高気温41.1度をたたき出した時期の開催だったそうですが、その酷暑の中でも祭での熱中症の搬送者はゼロ。「本当に一生懸命に暑さ対策をやると、効果が出ると分かった」と手応えを語りました。大学と共同研究を始めたり、環境省の後援を受けたりと、年々発展を見せている各都市の取り組み。“暑さ自慢”の一歩先に進み、持続可能な開発目標(SDGs ※)を意識しながら「涼活」に取り組んでいきたい、との抱負も述べられました。※Sustainable Development Goalsの略■「健康ミネラルむぎ茶」でもおなじみ、伊藤園の取り組み続いて、伊藤園のマーケティングマネージャーの方による発表も。実は伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」は“涼活に欠かせない飲み物”として熊谷市・多治見市の暑さ対策公式飲料になっており、各都市のオリジナルラベルも発売されています。2017年の第1回ジャパンSDGsアワードで、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」も受賞している伊藤園。「茶畑から茶殻まで」の一環した生産体制を構築しており、全部門をあげてSDGsに取り組んでいるそう。茶産地育成事業や地域活性化支援にも積極的で、「お〜いお茶」の売上の一部を地域の環境活動に寄付する活動も続けているとか。「持続可能な取り組みを行い、世界のティーカンパニーを目指す」という信念のもと、4都市の涼活にも例年参加しており、暑さ対策に共に向き合っていく決意が語られました。■ 夏を涼しく過ごすアイデアや食事メニューの提案も!続いて、各都市による「涼活」アイデアの発表コーナーへ。 ・熊谷市は「ミント」の味や香りを活用。「うどん」スイーツもミント味の地元のお菓子でクールシェアを提案したのは熊谷市。販促として、市のお祭りでも有名な「うちわ」にハッカ油を付け、“ミントの香りのうちわ”で涼感を感じてもらう……というアイデアに、会場からも好評の声が。これは私たちも手軽に真似できそうですね。扇子やアロマオイルなどでも応用できそうです。また、名産小麦を使った「うどん」のスイーツも発表! 実は香川県に次いで、うどんの消費量が多い埼玉県。トップを狙うべく、消費量アップの願いも込めて熊谷名産の小麦を使った「カクカクうどんづくり教室」も提案されました!これは暑くて無気力になりやすい子どもたち向けのクッキング教室。小麦生地をシート状に伸ばして四角いうどんを作り、そこからパンケーキやドーナツ、ラスクなどのスイーツにも派生させ、新しい魅力を発見しよう! というアイデアでした。・四万十市は「米なす」でさっぱり!四万十市からは、夏疲れや身体を冷やす効果があると言われる名産の「米なす」を使ったメニュー提案が。クリーミーでふわふわな歯ごたえの米なすを素揚げし、ゆずポン酢に付けたり、冷たいめんつゆジュレを乗せたりと、いろいろなディップでさっぱりと食せるメニューです。「米なすディップ」、皆さんもぜひ作ってみては?・山形市の「水まんま」とは?山形市からは、「水まんま」の紹介も。昔から忙しい農家の方々に愛されてきた食事で、ご飯を水で洗い、冷たい水をかけて出汁や漬物を入れるだけのシンプルなメニュー。薬味などを添えても良さそうですね。おいしい水で作ってみたいなと感じました。そのほか、夏でも10度前後のヒンヤリした空気が味わえる「暁登山」と、湯治でも名高い「蔵王温泉」を組み合わせたツアーや、各地の妖怪伝説を生かした「怪談会」など、各都市の特徴を生かした涼活プランが発表されました。 今夏も例年どおりの蒸し暑い夏になるという予報もあり、汗をかくのは避けられなそう。体内の水分やミネラル不足を補うなら、手軽な方法としては暑さ対策先進都市でもおなじみの「健康ミネラルむぎ茶」がおすすめ!カフェインゼロ&カロリーゼロで体に優しいだけでなく、 『乳児用規格適用食品』 でもあるので、乳児でも子どもでも安心してゴクゴク飲める、家族に最適なドリンクです。健康に気をつけながら、今年も元気な夏を過ごしましょう! 「アツいまちサミット」詳細はこちら (取材・文/外山ゆひら)
2019年06月13日まち全体でおもてなし。世界遺産・富岡製糸場のある生糸の町にお宿が誕生!まちの人や日常を楽しむための”まちやど”「蔟屋 MABUSHI-ya」絶好の行楽シーズン到来です!今、旅好き女子たちの間で、“まちやど”がじわじわ来ているらしい。“まちやど”とは、「まち全体を一つの宿と見立てた宿の仕組み」なのだそう。あえて宿泊施設の中に機能を集約せず、まちのなかに点々と散らばっている魅力的なスポットやお店、機能を宿とつなぎ合わせ、訪れた人にまち全体を楽しんでもらうという新しい宿泊の形です。そんな“まちやど”が、世界遺産・富岡製糸場のある生糸の町、群馬県富岡市に誕生。その名も「蔟屋 MABUSHI-ya」。「蔟屋 MABUSHI-ya」は、築80年の味わいある二軒長屋をリノベーションして作られました。照明には蚕が繭を作るために一番最初に吐く糸 「きびそ」を使用「蔟屋 MABUSHI-ya」の室内は、寝室となる室をのこして積極的に吹き抜けへと改装。市松状の構 成とすることで、風の通り道、奥行き中央部への採光を生み出し、軽やかで快適な居心地が味わえます。6名部屋 17,800 円~3名部屋 15,000 円~最大12名設備:マットレスタイプベッド、浴室、シャワールーム、洗面所、トイレ、縁側 「蔟屋 MABUSHI-ya」にはフロントがなく、近くの洋品店にチェックインしなければなりません。食事や買い物も全て全て街へ出なければなりません。でも、まちの人たちと触れ合うことで、ホテルや旅館では味わえない、まちのありのままの魅力を楽しめるのが特徴です。「蔟屋 MABUSHI-ya」のフロントでもある洋品店「いりやま」。 気づけばお店の前が居酒屋になることも!?富岡市街は世界遺産の富岡製糸場だけでなく、同じ歴史を歩んできた路地裏や商店街が残っています。そこにはレトロで味わいのある建物があり、魅力的な商店主や地域の方が住んでいます。新鮮野菜を使ったイタリアンやB級グルメの「ホルモン揚げ」といった豊かな食文化も楽しめます。世界遺産だけではない、富岡の街を楽しんでみてはいかがでしょう。JR高崎駅から上信電鉄へ乗り換え約40分。上州富岡で下車。 駅舎は2014年グッドデザイン賞受賞。駅には無料のレンタルサイクルも。自転車で富岡の街並みを楽しめる。富岡製糸場から徒歩5分の場所にある創業100年の老舗割烹料亭。 松花堂弁当などのランチも楽しめる(ご予約をお忘れなく!)少し足をのばして「大塩湖」へ。天気のいい夜は、空一面に広がる満天の星空が望める 【Information】「蔟屋 MABUSHI-ya」住所: 群馬県富岡市富岡 28-1URL: B : 運営: 株式会社 富岡まち繰るみ舎
2019年05月16日春の風を感じながら歩く東京地下鉄株式会社は、ウォーキングイベント「東京まちさんぽ」を2019年3月16日(土)に開催します。「東京まちさんぽ」は、東京メトロ駅周辺の特徴あるエリア散策するウォーキングイベントとしてこれまでにも開催されています。同イベントでは、スタートとゴールが決められており、モデルコースが記載されてマップをもとに、スタート地点から自由にゴールに向けて歩きます。東京の新スポットを巡る今回のモデルコースは、豊洲センタービルあいプラザをスタートし、東京の新しい名所「豊洲界隈」、活気ある「豊洲市場」、全国から集まる人「お台場界隈」や「有明界隈」を巡り、豊洲センタービルあいプラザに戻ります。歩行距離は11.8キロ、所要時間は、約3時間40分になります。イベントへの参加は無料、事前申し込みが必要です。募集人数は、3000名で超えた場合は、抽選となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京地下鉄株式会社のプレスリリース
2019年02月08日このカレーション企画にて10食ものレトルトカレーを味わってきましたが、第11回目となる今回は、おそらく初の“ポークカレー”です。その名も『とんとんのまちカレー』。「とんとんのまち」とはどこなのか、どのような味わいのカレーなのか、謎だらけのその素顔に迫っていきましょう! ■「とんとんのまち」とはどこなのか?パッケージを見ると、「群馬」と「まえばし」の文字。早々に答えが分かってしまいましたが、「群馬県前橋市=とんとんのまち」ということのようです。ではなぜ前橋市が「とんとんのまち」なのかということですが、ヒントはこのカレーに使用されている『上州麦豚』。JA全農ぐんまの公式サイトによると、「動物性飼料を除き麦類を多く含んだ飼料で育てられた」豚肉のことを「上州麦豚」として扱っているようです。群馬県および前橋市が「とんとんのまち」と呼ばれる所以は、全国トップクラスの豚肉の産出量を誇っているから。ご当地カレーはこのような発見が醍醐味なんですよね。それでは早速開封してみましょう。 ■いざ、実食!開封してお皿に盛りつけてみると、さらっとしたルーの中にゴロゴロとした豚肉と、トロトロの玉ねぎの姿が見えます。一口いただいてみます。トロトロに煮込まれた玉ねぎと、ジューシーな豚肉の味わいが口の中に広がります。さらっとしたルーがほどよく絡まって、全体的にスパイシーなまとまりとなっています。あらためて原材料を見返してみると、パイナップルジュースや中濃ソース、白ワインやかつおエキスなどの隠し味がふんだんに使われていました。この隠し味が、カレールーの深みを演出しているのでしょうね。 ■総評味★★★☆☆たしかに美味しいカレーではあったのですが、「とんとんのまち」を推すのであれば、もう少し上州麦豚を味わいたかったです。辛さ★★★☆☆「中辛」とは書いていますが、香辛料が効いていてスパイシーな味わいです。しかし、単に辛いわけではなく、様々な隠し味によって深みのある味わいとなっています。辛いものが苦手な方でもきっと食べられるはず。コスパ★★★☆☆価格は1食540円(税込・2018年12月現在)。味は良かったのですが、豚肉が増量されるとなおよいです。蛇足ですが、「とんとんのまち」を推すのであれば、パッケージに描かれた可愛いキャラクターの『ころとん』をもっとプッシュしても良かったのかなと思います。ちなみに筆者は旅好きなのですが、群馬は未踏の地。ここで群馬と出会ったのも何かの縁なので、ぜひ行ってみたいと思います!【参考】※ ぐりーんユアサ-とんとんのまちカレー※全国農業協同組合連合会群馬県本部|ぐんまの豚【筆者略歴】KK
2018年12月29日心も身体もリフレッシュ東京メトロは、ウォーキングイベント「東京まちさんぽ」を2018年12月15日(土)に開催します。同ウォーキングは、参加費無料、参加人数を5,000名様限定として東京メトロ沿線の特色あるエリアを散策イベントです。イベントに参加を希望される、事前に申し込みが必要となります。冬の到来を感じながら歩く今回の「東京まちさんぽ」は、これまでにも開催されている人気イベントです。今回のコースは、東京メトロ丸ノ内線・副都心線新宿三丁目駅をスタートし、都心に広がる巨大庭園「新宿御苑」、明治神宮外苑の「いちょう並木」、富士山や東京の街を一望できる「東京タワー」など、約9.2㎞を歩きます。「東京まちさんぽ」は、東京都心を歩くことで、歩くからこそ出会えるあたらしい東京の魅力や発見を感じることができるイベントです。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京メトロのプレスリリース
2018年11月11日特色あるエリアをウォーキングウォーキングイベント「東京まちさんぽ」が、2018年1月27日(土)に東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の主催で開催します。同ウォーキングイベントは、東京メトロ沿線の特色あるエリアを散策する参加費無料のウォーキングイベントです。「まちさんぽ」へ出かけよう「東京まちさんぽ」は、参加人数を5,000名様限定として、事前申込制による開催になります。歩く距離は9.6㎞、スタートは、8時30分~11時の間で5回に分けて時差スタートし、ゴールの15時30分まで自由散策となります。ゴール時にアンケートに答えると、完歩賞の東京メトロオリジナルグッズを受け取ることができます。「なにか運動したいな」と思っているなら「東京まちさんぽ」をきっかけに、ウォーキングをはじめてみませんか。東京メトロの特色あるエリアを、散策することで飽きることなく最後まで歩くことができるはずです。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京メトロプレスリリース(PR TIMESより)※東京まちさんぽ
2017年12月08日まち全体がホテルになる宿「hanare」早朝は道を掃く僧侶が軒先で挨拶を交わし、商店街が人で賑わう昼間になると細い路地で子供たちが猫とじゃれ合う。鐘の鳴る夕暮れ時には家々が赤く照らされ、それを合図に小さな店が暖簾をかかげ始めると、銭湯の石鹸の香りがすれちがう人々の間に漂う・・・。そんな「あたりまえ」で「特別」な“まち”の良さを広めるべく造られた宿泊施設「hanare」。通常のホテルとは違い、宿泊棟や大浴場、食事処などがすべてまちの中に点在しているのが特徴です。築50年のリノベーションアパートが拠点「hanare」を訪れるゲストはまず、築50年以上経つ木造アパートをリノベーションして造られた「HAGISO」でチェックインを済ませます。映画のワンシーンのように質の良いインテリアが立ち並ぶレセプションで、コンシェルジュからまちの案内やhanareのオリジナルマップを受け取ったら、一度「HAGISO」を出て古い建物を改修して造られた宿泊施設「MARUKOSHISO」に向かいます。文豪が筆を走らせるために使っていた部屋のような内装の客間では、アメニティグッズを上品に詰めた重箱がお出迎え。日々の疲れが瞬く間に癒されるのを感じます。オリジナルマップで楽しむ下町の風景下町を楽しむ準備が出来たら、まちのおすすめ情報が満載のhanareオリジナルマップを片手にいざまちの中へ。お稽古教室やお寺で優雅に文化体験をしつつ、お腹が空いたらまちの美味しいレストランで食事。大切な人へのお土産は商店街に佇む雑貨屋さんで購入しましょう。自転車屋で借りた自転車で汗をかいたら、夜は宿泊料に含まれる銭湯チケットを使って、周辺の銭湯の中からお好みのところを選び入浴。一日の締めくくりはモダンなバーで喉を潤します。まるで下町に暮らしているような感覚に、懐かしい子供の頃の記憶を思い出す方もいるのでは?朝ご飯は「HAGI CAFE」でゆったり&のんびり懐かしい模様の磨りガラスの窓から入る清々しい朝日を浴びて目覚めた朝は、「HAGISO」の1階で優雅にモーニングといきましょう。「旅する朝食」と題した定食は、店長が旅先で出会った素材を使って作られ、まるでその土地を訪れたような気分になります。日々の暮らしの中で、忘れかけていた何かを思い出させてくれる温かいまちの素顔を、「hanare」で体験してみませんか?「さあ、まちに泊まろう。」文/千祈(Kazuki)スポット情報スポット名:hanare住所:東京都台東区谷中3−10-25電話番号:03-5834-7301
2017年11月15日まちデコール実行委員会事務局が、家具やインテリア、雑貨など暮らしに関わる120を超える大阪の店舗・企業が連携した、「まちデコール」を10月7日(土)~15日(日)に開催します。開催テーマは「HOME! SWEET HOME!(やっぱり、今日は家に帰ろう)」「まちデコール」は2017年で5回目を迎える都市型デザインイベントであり、期間中、「HOME!SWEETHOME!(やっぱり、今日は家に帰ろう)」をテーマに、インテリアだけではなく、音楽・ファッション・アートなど、インテリアをもっと楽しむための要素をふんだんに取り入れたイベントやワークショップ、トークショーなどが各店舗で開催されます。まちデコールOSAKA 2017まちデコール2017 オフィシャルイベント【MACHIDECOROPENINGPARTY「邂逅2」】(10月5日(木)18:30~@大阪市中央公会堂(中之島公会堂・中集会室)テキスタイルメーカー×ファッションデザイナーによる、カーテン生地を使った洋服のランウェイショーやコンテンポラリーダンスが行われるほか、今年のテーマ“HOME!SWEETHOME!”にちなんだ、段ボールシートなどを使った空間デザインにも注目です。※有料、前売3,500円【まちデコツアー2017】(10月7日(土)~15日(日))毎年オフィシャルイベントの目玉として開催されるまちデコツアー。まちデコスタッフがツアーガイド役を務め、参画店舗やカフェなどを巡るまち歩きイベント。今年は「キッチン」や「ファブリック」、「ラグジュアリー」など13のテーマでツアーを実施。インテリアに精通したスタッフに案内してもらえるので、暮らしにまつわるアイデアや商品など新しい発見とともに、普段とは違った街の楽しみ方も体験できます。【布×壁×床・心地いい関係展2017】(10月7日(土)~15日(日)11:00~18:30@本町ガーデンシティ1Fホール)居住空間に不可欠な窓辺の布、壁面、そして床の3つに特化し、それぞれのコーディネートの楽しさや部屋空間演出の可能性を深掘り。さらに今年は会場内にデコレーションしたピアノを設置し、音も空間演出のツールのひとつとして提案されます。※入場無料【まちデコの家】(10月7日(土)~15日(日)10:00~18:00@千里万博グラヴィス展示場・ABCハウジング千里住宅公園内)※10/10(火)・11(水)は休館『モダンリビング』誌が選ぶ「モダンリビング大賞」で、今年「スタイリング・デザイン賞」を受賞したインテリアコーディネーター・久保恵子氏が、『まちデコ』のために積水ハウスのモデルハウスのインテリアを丸ごとデザイン。テーマを「Junglesweet(ジャングルスイート)」とし、プリミティブな空間演出と洗練されたインテリアが融合したコーディネートを来場者は体感できます。※入場無料【クリエイターズ企画「BADGEINCAPSULE」】「まちデコール」に賛同するインテリアデザイナーやアーティストなどのクリエイターがデザインした缶バッジをカプセルトイに入れて販売。収益金の一部は若手デザイナーの育成に充当されます。
2017年09月28日タクフェス春のコメディ祭!『わらいのまち』が、3月30日(木)に開幕する。それに先がけ、本作の舞台である温泉旅館をイメージした「マスコミ御一行様慰労会」が開かれ、作・演出・出演の宅間孝行、永井大、柄本時生、柴田理恵、鈴木杏樹が、集まったマスコミ関係者にお茶と饅頭を配りもてなした。タクフェス春のコメディ祭!「わらいのまち」チケット情報本作は、宅間孝行が主宰の「タクフェス」が立ち上げる新シリーズ「タクフェス春のコメディ祭!」第一作目。笑いに特化したシリーズとなり、今回は2011年に上演された『わらいのまち』を再演する。寂れた田舎町の、寂れた温泉旅館を舞台にしたシチュエーションコメディで、「暗転なし」「転換なし」「ノンストップ」で展開される捧腹絶倒の一幕モノ。宅間の“笑い”の原点となった作品でもある。初舞台から2度目の宅間作品出演となる永井について宅間は「すごく体育会系で一本気でまっすぐで熱くて…、でも一生懸命突っ走っていききるところまでいくとアホになるところもあって。彼の演じる信雄という役も、とにかく町おこしをしたいって一生懸命突っ走るその全力疾走ぶりが最初はアホにしか見えないんですけど。彼もそんな男なんです」と評価。永井も「厳しく教えてもらうことで背筋が伸びる。言っていただけることに愛を感じますし、それに対して応えたいと思います。宅間さんが大好きです」と笑顔。宅間作品は初出演の柄本は「(宅間に言われ)個人的に好きだった言葉は『できねえんだからやれよ』で。その言葉を聞いたときに、この人は信用したいなって思ったんです。そう言っていただけると試せるというか、考えられる。楽しくできてます」。前回に引き続き出演する柴田は「前回の『わらいのまち』で初めて宅間さんの作品に出させていただいて、ぶち抜かれたというか。本当に『面白いもんだな』ってしみじみ思いまして…宅間さんにハマっていったわけです。今回2度目、出させていただいて大変嬉しく思っております」、2度目の舞台出演となる鈴木も「宅間さんの作品に出演させていただくのは初めてなのですが、それ以前に私は宅間孝行さんのファンで、おつくりになる舞台の世界が大好きで。ずっと観させていただいて、まさかそこに自分が立たせてもらえるなんて夢のようです」と熱く語った。宅間は「演劇って堅苦しいとか難しいとか思ってる人はたくさんいらっしゃると思うんですけど、全然そんなことはない。お笑いを観に来ていただくくらいの気持ちで遊びに来ていただきたい!」と呼びかけた。出演者との「ふれあいタイム」や劇中の「写メタイム」もあるという本作は、3月30日(木)から4月12日(水)まで東京グローブ座にて。その後、愛知、兵庫を巡演。取材・文・写真:中川實穗
2017年03月09日2015年4月より放送されたTVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(ダンまち)。そのスペシャルイベント「神様の感謝祭(ヘスティアパーティー)」が2016年2月21日(土)に開催され、新作OVAの制作が発表された。また、2016年3月6日(日)に千葉・舞浜アンフィシアターで開催されるイベント「ガンガンGA FES. 2016 SPRING」に『ダンジョンに出会い求めるのは間違っているだろうか』が参加することも決定。イベントには、ベル・クラネル役の松岡禎丞、ヘスティア役の水瀬いのり、アイズ・ヴァレンシュタイン役の大西沙織が出演予定となっている。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は現在Blu-ray&DVD全7巻が発売中。各詳細については、アニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会
2016年02月21日したまち青年4団体実行委員会は9月18日~10月18日、第4回「したまちフードフェス in たいとう 2015」を東京都・台東区内にて開催する。同企画は下町の「食」による地域活性を目的とし、台東区内(浅草、上野、蔵前、浅草橋、根岸、谷中)エリアの全78店舗が参加を予定している。期間中、各店舗は500円の部、501円~1,000円の部、1,001円~2,000円の部に分かれ、オリジナル「どんぶり」を提供。参加者は味や見た目、独創性などで各「どんぶり」を評価・投票し、全参加店舗が合計獲得点数を競い合う。500円の部には「ハイブリッド酒場」(浅草橋)の「元祖バカ盛りどん」が登場。501円~1,000円の部では「トンテキ元気」(浅草)、1,001円~2,000円の部では「いただきコッコちゃん」(上野)が手がけたメニューが登場する。なお11月11日には、高得点となった「どんぶり」の表彰式を予定している。
2015年07月16日KDDIと真鶴町、多摩美術大学の3者は3月25日、産官学連携プロジェクト「真鶴スマート魚つき林(うおつきりん)」を4月より開始する。魚つき保安林とは、神奈川県真鶴町の真鶴半島にあるクロマツやクスノキの巨木が生い茂る森林で、魚群誘致や漁場保全といった目的で植林・育成・保全が行われてきた。神奈川県天然記念物に指定されており、県立の自然公園特別地域として「真鶴半島の照葉樹林」の保全が江戸時代より続いている。魚つき保安林が保全されている理由は、単純に森林としての保全だけではなく、沿岸部の海洋生物の多様性にも繋がっており、真鶴町の漁業を支える側面もある。そのため真鶴町民は世代や業種を超えた植樹や清掃活動を行っており、環境保全の観点から今回の学術機関や民間企業との取り組みに繋がった。今回のプロジェクトでは、KDDI研究所が持つ「自由視点映像」の映像編集技術などを活用し、真鶴の魚つき保安林の魅力を引き出す「魚つき林映像コンテンツ」を制作する。映像コンテンツは、多摩美術大学の学生が半年の授業を通して街の現状やKDDIの技術を学び、真鶴町の活性化に繋がるものを作り上げる。制作するコンテンツは映像にとどまらず、真鶴町の木材や貝を活用したスマートフォンアクセサリなども検討している。これらの制作物は、KDDIの直営店やauスマートパスのクーポン配信、ARイベントを通して真鶴町の観光客誘致に繋げるとしているが、どのように展開するかは、学生によるコンテンツ作成後に決める予定だという。○真鶴町 町長の想い真鶴町で行われた記者会見には、真鶴町 町長の宇賀 一章氏とKDDIコーポレート統括本部 総務人事本部長 村本 伸一氏、多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 非常勤講師で博報堂PRディレクターの北川 佳孝氏が登壇した。宇賀氏は、会見の冒頭に「真鶴は魚が美味い」と書いた標語の垂れ幕をおもむろに取り出し、真鶴町への熱い想いを語る。「真鶴町の魚つき保安林は首都圏最大級の保安林。皇室の御林(おはやし)として地元から親しまれていたが、ここのところマツクイムシの発生などで、危機的状況下にある。維持管理・育成環境の整備が必要であり、森林保全のビジョンや方向性を打ち出さなければならない。だから保全プロジェクトを立ち上げた。時代は『環境』が重要視される時代に入りつつあり、企業の社会的責任(CSR)が果たされない場合は淘汰されることもある。公益財団法人OISCAのもと、山梨県丹波山村の森林保全をKDDIさんがやっていると伺い、『うちも』とご支援いただいた。基礎調査の支援や環境教育ツールの活用などを通して支援いただき、この活動から、真鶴町から、持続可能な社会づくりを、形作っていきたい」(宇賀氏)宇賀氏はその後も、地元紙記者の意見などに耳を傾けると共に、熱い思いを語りつつ、今回の取り組みでKDDIに何を期待するかと問われると「KDDIの山梨県の森林保全の取り組みに惚れた。映像技術を活用して、新たな魚つき林の見せ方ができるところが良かった。森林保全の支援をしていただける。その3点が良かったんです」と締めくくった。○KDDIの社会貢献活動への取り組みKDDIは、公共性の高い通信サービスを提供する事業者として、社員全員が持つべき行動規範や社会規範をまとめた「KDDIフィロソフィ」を制定している。村本氏はこのフィロソフィに合わせた社会貢献活動をこれまでも取り組んできたと、沖縄の離島から旅立つ学生へのタブレット教育支援や社員ボランティアによる被災地でのタブレット教室の取り組みを紹介した。「これ以外にも、『キボウのカケラ』という、KDDI Webサイト上でキャンペーンページを1クリックしてもらうと1円の募金をKDDIから行う取り組みをOISCAと協力してきた」(村本氏)真鶴町では、すでにこのキボウのカケラによる寄付金の提供や「真鶴まちな~れ」と呼ばれるKDDIのARビュアー「SATCH VIEWER」を用いたイベントを開催しており、以前より関係性を強めてきた。こうした表層的な活動だけではなく、Google Appsを含めたKDDIのクラウドソリューションやタブレットを実際の真鶴町魚つき保安林の状況調査への活用や社員ボランティアを募うといった保安林の保全活動を予定している。「これまでは樹木の健康状態などを紙とペンでやっていたが、タブレットで簡単に入力できるだけではなく、データの蓄積などもクラウド管理で行える」(村本氏)KDDIでは、これまでにもSATCH VIEWERを活用したARによる観光振興の取り組みを行ってきたが、今回は多摩美術大学の学生の手によってコンテンツが作られる。ここにはどういう狙いがあるのだろうか。「企業として独自にお手伝いをすることは重要だけれども、こうした産官学連携を通してダイバーシティ(多様性)を考えることが必要だと考えている。企業視点だけでは見えない、ほかの目線でもこうした取り組みに関わっていくことが、(観光に繋がる)発信力となる。もちろん、学生のキャリア育成という視点でも重要な取り組みだと思うし、大学にとどまらず、日本全体で知識や経験を積んでいけるように頑張ってもらいたいと思っています」(村本氏)○プロジェクトを通して学生に社会を見てもらう村本氏が語ったポイントと同様に、多摩美術大学の北川氏も学生にこの取り組みを通して見てほしい世界があると話す。「真鶴町について、魚つき保安林や町自体の全般的な知識を付けてもらう。その上で、"美の基準"を学んでもらい、景観や人の営みに関するデザインコードを学生に学んでもらいたい」(北川氏)具体的には、Project-Based Learning(PBL)科目と呼ばれる、美術大学の創造性を社会に活かすための実践型授業として学生が参加する。PBLではこれまでもARTSATと呼ばれる芸術衛星プロジェクトやバナナ・テキスタイルの取り組みを行っており、中にはグッドデザイン賞を受賞したプロジェクトもあるなど、学外にも認められる科目として注目を集めている。ただ、学生が言われるがままにプロジェクトを進めるのではなく、「授業以外でも真鶴に足を運んでもらいたい」(北川氏)というように、あくまで自主的なコンテンツ制作を期待する。8月の成果発表、そしてその後の観光コンテンツとしての展開に期待がかかるプロジェクトになりそうだ。
2015年03月25日昨今、全国各地でうまさと個性を競って様々なオリジナルキムチが誕生している。中でも、岐阜県各務原(かかみがはら)市でまちおこしのための一品として生まれた「各務原キムチ」は珍しい特徴があるのだとか……。「各務原キムチの特徴は、第一に各務原市の特産品であるニンジン、そして松の実が入っていることです」。そう語ってくれたのは、市の観光文化課内にある「キムチ日本一の都市研究会事務局」の西村さん。同事務局は、各務原キムチの総元締めである。しかし、ニンジンは各務原名物だから分かるとしても、なんで松の実なの?なんか妙にエスニックな気がしてしまう。「松の実は各務原市と姉妹都市提携を結んでいる、韓国の春川(チュンチョン)市の特産品なんですよ」。西村さんが答えてくれた。西村さんによれば、各務原市は1999年からキムチ漬け講習会を開くなど、もともとキムチ作りに熱心な町だったようだ。さらにタイミングよく2003年、韓国の春川市と姉妹都市提携を結んだのだ。ここで「春川市」というキーワードにピンときた人は、筋金入りの韓流好きだろう。何しろ春川市は、かの「冬のソナタ」のロケ地として、冬ソナファンの間では知らぬ者はない韓国ドラマの聖地である。そんな春川市と「姉妹」になった各務原市は、当然のごとく、1周年事業として「冬のソナタ」に関するイベントを開催。その時、ヨン様ことペ・ヨンジュンのグッズと同じくらい、そりゃあもう爆発的に売れたのが、この「手作りキムチ」だったというわけだ。「キムチがまちおこしに役立つ」。そう直観した各務原市が立ち上げたのが、先に登場した「キムチ日本一の都市研究会事務局」だ。ここで、各務原キムチのアイデンティティーが確立して、2005年11月に「各務原キムチ」が誕生した。その後、2008年の第3回B-1グランプリでは「各務原キムチ鍋」が堂々の3位に入賞。一躍全国区の脚光を浴びることになる。各務原キムチは、自由度が高いことも特徴のひとつ。各務原酸の野菜を漬けることと、ニンジンと松の実を入れること。このふたつの条件さえクリアしていれば、基本的にはどんなアレンジもOKなのだ。その味がいかなるものか確認しようと各務原市内のスーパーで探してみたら、都合のいいことに「和風あっさり」と「本格風」というふたつの対照的な商品を発見した。はじめに「和風あっさり」キムチを試食してみる。漬け方が浅めだというのは、見た目からも分かる。「日本人好みのあっさりとした味」というだけあり、辛さ控えめ。白菜はパリパリしっとり、ニンジンはパリポリパリポリ。そして松の実を一摘みすると、一気に独特のコクが口に広がりうまい。次に、「本格風」キムチだ。パッケージを開けた瞬間に分かる、少しくすんだ色合い。かなり長時間漬け込んだようで、その証拠に、食べると白菜はしんなりしている。その分、ニンジンの程よい歯ごたえにインパクトありだ。辛さは、いうなれば「後をひく程よい辛さ」。発酵食品ならではの酸味があり、これがよいコクを生み出している。キムチチャーハンにしたり、ラーメンにトッピングしたりするなら、「本格風」キムチをオススメする。キムチを入れるだけで味にコクが出る。発売元は、どちらも各務原市の明和商事だ。ちなみに、各務原キムチが誕生したいきさつについては、「恋するキムチ」というドラマにも描かれている。同番組のオンエアは2011年。NHK岐阜放送局の開局70周年記念番組として制作されたものだ。また、各務原市では毎年11月に「各務原キムチまつり」が開催されている。鍋やギョーザ、カレーなど、各務原キムチを駆使したメニューが勢ぞろいするこの祭り、今年は11月23日から25日まで開催される予定だ。会場は岐阜県の河川環境楽園(岐阜県各務原市川島笠田町)。キムチ好きならぜひとも足を運んでほしい。マスコットキャラクターの「キムぴ~」が出迎えてくれるというので、カメラのご持参をお忘れなく!●information 明和商事 岐阜県各務原市鵜沼各務原町5-290 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日したまちコメディ映画祭に新しく創設された「ソフト・スルー・コメディ大賞」が、東京都美術館で17日に開催され、投票で選ばれた大賞作品の発表と、ソフト・スルー新作『Mr. ズーキーパーの婚活動物園』が上映された。その他の写真“ソフト・スルー”とは、外国映画などを日本で劇場公開をしないまま、DVDやブルーレイなどでソフト化することを言い、特にコメディ作品に多い傾向にある。本賞は、ソフト・スルー作品の活性化を目的として、したまちコメディ映画祭と雑誌&WEB媒体「DVD&ブルーレイでーた」とのコラボレーションにより実現。2011年8月~2012年7月にDVD、ブルーレイでリリースされた外国映画のソフト・スルー作品の中から、「DVD&ブルーレイでーた」特設WEBページでの投票により“最も笑える映画”を選出、表彰した。会場では、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの杉本光成氏、映画祭ディレクターの大場しょう太氏らが登壇。大場氏はコメディ作品のソフト・スルーについて、「『ハングオーバー…』や『キック・アス』などの成功例もあり、ニーズが出てきているのではないか?」と分析。杉本氏は「言葉の違いもあるので、コメディは文化色、ローカル食が強くなるが、コメディ=国の文化だと思っている。(今日来場している)お客さんはそこがわかっている方だと思う。どんどん広まっていけば」とアピールした。また、「DVD&ブルーレイでーた」の新井京子氏は、「劇場公開されずにDVD化される作品が増えてきている。読者に作品を観て欲しい、来年もやります!」と意気込みを見せ、大場氏は、「ミニシアターが減っているのがこの現象の原因なのかなと思う。シネコンでちょっとでもこういう作品が上映できるように、映画祭で頑張っていきたいと思う」と語った。大賞は、『聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦』(発売・販売元/アットエンタテインメント)が受賞。本作は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースや、ルパート・エベレットらが出演するイギリスの青春コメディで、シリーズ2作目もDVDでリリースされている。
2012年09月18日9月4日より東京・シアタークリエにて上演されている『わらいのまち』。近年飛躍的に観客動員数を増やしている劇団・東京セレソンデラックスと東宝がタッグを組み、「東宝セレソンデラックス」として上演している舞台だ。6日、この作・演出・主演を務める宅間孝行、出演する片桐仁、岡田義徳、田畑智子、柴田理恵が同劇場にて会見に応じた。チケット情報作品は、とある寂れた田舎町の温泉旅館「まつばら」が舞台。お笑いで町おこしをしようと奮闘する「まつばら」の主人・信雄らが企画するイベントが翌日に控えている中、国会議員の大関先生が視察のために急遽泊まりにくることになった。イベントが成功し、大関先生が口をきいてくれれば町おこし資金が県の予算に組み込まれるとあって丁重なおもてなしの準備がされるが、そこへ“疫病神”とあだ名され、さらに“先生”というものが大嫌いという「まつばら」の長男・富雄が帰って来てしまった。なんとかふたりが鉢合わせしないように画策する「まつばら」の面々だが、勘違いが勘違いを呼び……。「初日の幕を開けてみたら、ウケすぎて次のセリフが聴き取れないところがあって、(後で)その調整が入ったくらい」と片桐が語ったように、とにかく劇場は爆笑の渦。必死な登場人物が生む勘違いや誤解が数珠繋ぎで襲ってくる、ある意味ベタな展開が、悪意のないスカっとした笑いを生む。シリアスやロマンスも数秒後には笑いに変換されてしまうのでご用心。とはいえ強引なギャグや強烈なキャラクターで笑わせるのではない、よく見ると細かいタイミングや登場人物の丁寧な造形が物語世界を支えていることがわかり、その手腕に唸らされる、良質のシチュエーション・コメディだ。この日の会見では、先ごろ発売された田畑の写真集を手に開口一番「本日は『月刊 田畑智子』のPR会見にお越しくださいましてありがとうございます」と報道陣の笑いを誘った宅間だが、「初日に予想をこえた盛り上がりをみせました。初日打ち上げの席で東宝の専務さんが『これを英訳してブロードウェイにもっていこう』と言ってくれてとても嬉しかったです。…勢い余って言ったんだとは思うんですが(笑)」というエピソードを嬉しそうに明かした。出演者も「お客さんの意識がぐいぐいお話に入ってくる様子が、やっていてよくわかる」(柴田)、「毎日本当に楽しくやらせてもらってる」(岡田)、「お客さんと一体となる感覚がすごく心地いい」(田畑)とそれぞれ楽しんでいる様子。「2時間、純粋に楽しめるものを作っています。日本語で観るなら今です、あとはブロードウェイに行かないと観れませんから(笑)」と宅間もアピールするこの公演は9月24日(土)まで同所にて。その後札幌、名古屋、大阪、広島、福島でも上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年09月07日