日立システムズと群馬県みなかみ町は2月29日、農業ICTによる地方創生モデルを共同推進することで合意した。今後、同社はICT活用により同町の農業の大規模化・集約化を促進し、周辺産業の活性、雇用創出を支援するため、内部環境の現状や事業モデルの実現性を多面的に調査するほか、ビジネスパートナーであるアグリコンパスのノウハウ、同社の親会社である三井物産が有する食品マーケット情報などを活用し、具体的な計画を立案する。みなかみ町の人口は1955年の3万6000人をピークに下降を続け、現在は約2万人まで減少し、過疎化・高齢化が進む中で、持続可能な地域づくり推進のため具体的な振興策づくりが急務となっている。農業分野においては、農業従事者の高齢化、耕作放棄地や鳥獣被害の増加など農業振興を図るうえで問題を抱えているが、持続可能な地域づくりにおいて担い手となる次世代の育成は喫緊の課題となっている。課題解決に向けては、農業を魅力ある産業に転換していく必要があるが、個々の農家による取り組みだけでは十分であるとは言い難いことから、法人化や農業ベンチャーの育成・誘致を進め、農業を大規模・集約化したうえで、生産性の向上や就労環境の改善、マーケットニーズへのタイムリーな対応などを実現する新たな仕組みが求められている。こうした背景を踏まえ、同町は民間企業の事業・経営ノウハウを活用することで、効果的で具体的な振興策を立案、実施したいと考え、農業ICT分野に知見を有し、自治体業務にも精通している日立システムズと農業ICTによる地方創生モデルを共同推進することで合意。同社は、日立グループの情報・通信システム事業における中核企業であり、農業ICTなどの社会インフラ分野にも事業進出しており、昨年11月には農業ICTベンダーのアグリコンパスと資本・業務提携契約を締結するなど、事業体制強化を図っている。今後、同社はビジネスパートナーの知見なども活用し、中長期視点による持続的な発展に向けて、ICT活用による高付加価値いちごの通年栽培、温泉熱を活用したハウス栽培、栽培施設や直売所のショールーム化による観光業の活性化などを中核に多角的な事業モデルの調査を行う。一方、同町は同社の調査結果を踏まえて、具体的な施策の立案とその実現に向けて取り組む方針だ。
2016年02月29日●ある農家の現状就農人口の減少と高齢化。それに伴う耕作放棄地の増加。これが日本の農業を巡る大きな課題となっている。ITの力を活用した農業ICTは、耕作放棄地の受け入れ農家にとって圃場管理の有効な手段ともなるが、現場はどう捉えているのか。ある農家に聞いた。○ある農家の転機千葉県の横芝光町は、千葉県北東部に位置する人口約24000人程度の小さな町だ。ここに、高齢化の波に揉まれ、離農していく農家も多い中、海外からの研修生を含めて15人以上を雇用し、成長を続けている農家がある。この成長を支える秘密のひとつが、農業ICTを駆使することだった。「グリーンギフト」は横芝光町の鈴木敏弘・紗依子夫妻が運営する農業法人だ。敏弘氏は今年30歳。20歳から家業を継いで農業を始め、当初は普通の農家と同じように農業を営んでいたが、今は特産の米とネギを中心に、ウェブ経由で農作物の直販を行っている。既存の流通を使わず、インターネット経由で消費者と直接取引きをするスタイルは、いかにもICTを駆使する先進的な若い農家の典型例といった感じだ。さぞや昔からパソコンなどのITに慣れ親しんでいたのかと思いきや、「パソコンは苦手」という。以前は家のパソコンでウェブサーフィンする程度で、農業に活用することは考えていなかったのだという。しかし転機が訪れるのは数年前、農業ショーにおいて「アグリノート」のデモンストレーションを見てからだ。「5~6年前から人を雇って、高齢化や離農などの理由で耕作放棄された田んぼを借りて、耕作面積を広げてはじめたんです。でもあちこちに田んぼが点在していて、しかもどの田んぼが誰の家のものか、看板が出ているわけでもなくわかりづらいんです」(鈴木敏弘氏、以下発言同)。グリーンギフトでは現在、約200もの圃場を管理している。しかも、管理する圃場は、自動車を走らせ、たどり着けるような場所も少なくない。これをすぐ覚えろというのは到底無理な話だ。グリーンギフトの本社から自動車で15分ほど走った先にある、実際に耕作している畑を見せてもらった。「ここいら一帯がうちのネギ畑なんですよ。あそこから向こうは別の農家の畑。こっち側も違う」。そういって敏広氏が指差す先は、一面のネギ畑。地元民であれば見分けもつくのだろうが、素人眼にはどこも同じ畑にしか見えない。「うちはパートさんや海外からの農業研修生も受け入れていますから、経験の少ない人でもわかるような手段が欲しかったんです」。間違って他人の圃場を耕作してしまうのは論外。自分の圃場でも行程を飛ばしてしまう、あるいは繰り返すのはロスが大きいので、絶対に避けたい。そこで、当初は経験のある人とない人でグループを組ませるなどしていたという。それが、今では一人で目的の圃場までいって、必要な作業を済ませられるように変わった。その秘密はどこにあるのだろうか。●ツールの導入で農作業に変化○アグリノートで作業効率が大幅にアップ前述した「アグリノート」は、東京大学発の農業ベンチャー、ベジタリアのグループ会社のウォーターセルが開発・販売している農作業記録用のクラウドシステムだ。NTTドコモも販売に協力している。同システムはGoogleマップやYahoo!地図の航空写真の上に圃場をマーキングし、マップ上に直接情報を書き込める。GPS情報があれば、現在位置と地図上の圃場を見比べられるので、圃場数が多い生産者でも視覚的に確認できる。また、入力フォームがシンプルで、作業記録を記入するのも容易だ。ウェブブラウザからの入力に加え、Android用アプリがあるので、PCのほかにAndroidタブレットが利用できる(今後iOSにも対応予定)。導入コストについても「月々の利用料金がほかのシステムと比べて安いのも魅力的でした。当時はお試しで無料期間があったというのもありますが、このくらいの額であれば、失敗しても飲みに行ったと思えば諦められますから」。それまでは紙のノートに作業手順などを手書きをしていた敏弘氏だが、その頃は指示のニュアンスが農業経験者に対するものになっていたという。アグリノートの導入により、事前にタブレットに指示を入力しておいて渡すことができるようになり、文面も初心者へのわかりやすさを念頭に入れたものに変わってきた。アグリノートへのデータ入力は、先代である敏弘氏の父親が行うこともあるという。「現場ではAndroidタブレットを使うことにしました。最初は社員の中にも不安な声はありましたが、興味のある人から使ってもらおうと」。システムの導入と同時にソニーのXperia Z Tabletを購入し、入力用端末として社員に貸し出した。ちなみに防水防塵端末なので、泥などで汚れても水洗いできる点がお気に入りだとのこと。タブレットを持っていくことで、現在位置を見ながら圃場にたどり着けるようになったため、これまで2人で向かっていたところが1人で済むようになった。また、不明な場合などはタブレットのカメラを使って写真付きでメールを送ってきて確認するようになったため、作業効率が大幅に向上した。さらに、これまでは各自の実際の作業内容をおおまかにしか把握できていなかったものが、誰が何時間でどのくらい作業をしたのか、きちんと記録できるようになった。このため、給与計算の際に一人一人の頑張りを反映することができ、社員のモチベーション維持にも繋がっているという。ほかにも次のようなメリットが見出せたという。「副作用的なものですが、うちが出荷した米が袋ごとに、誰がいつどこでどんな作業をしたのか、10分もあれば全部洗い出せます。いわゆるトレーサビリティというやつですね。また、農作物を輸出するための『GLOBAL G.A.P』や安全な農作物を作るための管理基準を示した『JGAP』といった認証制度があるのですが、これを取得するための記録やデータを日々の入力から自動的に生成してくれる機能があります。海外への輸出を考えている人はもちろんですが、自分の生産物に責任を持つという意味でもGAP対応は重要だと思います」。●農業ICTの普及には課題も?○ICTの効果は見えにくい農業ICTのメリットを感じるグリーンギフト。その一方で農業ICTがキーワードになったのは近年のことであり、本格普及はこれからといったところだろう。普及に向けた課題として、アグリノートのような圃場管理ツールは直接生産性に影響するものではないため、外からはそのメリットがなかなか感じ取りにくいことがありそうだ。また、グリーンギフトのような農業法人はともかく、家族経営の農家では、情報のやり取りはわざわざデータ化せずとも口頭で済んでしまうし、記録を取っておく必要も感じにくい。既存の農家は、なまじこれまでのノウハウがあるだけに、未知のICTに投資して失敗するリスクを恐れてしまうこともありうる。だがデータ化すれば、それだけ分析もしやすくなるだけでなく、農業経験の浅い人にノウハウを伝える際に客観的な説得力が増す。きちんと管理するならICTを導入したほうがトータルで見てお得になるが、そこまで農家側のマインドセットが辿りついていないのが現状なのかもしれない。農家側の意識改革も、今後の農業ICTが成功するうえでの重要なポイントだろう。アグリノートの販売に関わっているNTTドコモでは、この他にもべジタリアと連携し、田んぼの水位センサーなどの農業向けICT製品を展開している。こうしたものに興味はあるかとの質問には「興味はあるけど、コスト面でのメリットがまだ小さいことと、盗難にあう恐れがあるのでなかなか手が出せない」とのこと。水位管理は稲作の中でも非常に重要なポイントだけに効率化はしたいが、例えば通信費ひとつをとっても、まだインフラ側が整備されきっていない。ICTだからといって何でも導入するのではなく、必要性を見極めて導入する冷静さが求められているようだ。また提供する側も、インフラとして適切な価格設定などをしっかり定めておく必要がありそうだ。
2016年02月25日たまの休日、いつもは近所の公園に遊びにいくところを「ちょっと珍しい公園」に行き先変更してみませんか? 東京大田区にある西六郷公園は通称「タイヤ公園」とも呼ばれ、古タイヤを利用した怪獣・ロボットのモニュメントやタイヤ遊具がたっぷり!子どもの頃、私自身も遊んだことのあるタイヤ公園の魅力をご紹介しましょう!タイヤが遊び道具の公園!公園の中はいたるところにタイヤがひしめきあっています。古タイヤを利用した一風変わったタイヤ公園は開設当初、日本全国から取材オファーが殺到したそう。アメリカやオーストラリアなど海外でも紹介され、大きな話題を集めたそうです。その人気は今でも途切れることなく、平日・休日問わずたくさんの子どもたちがタイヤと戯れ、夢中になって遊ぶ姿を目にすることができます。超巨大モニュメント!「怪獣」が見下ろす広場見どころはなんといっても怪獣に似せた超巨大モニュメント! すべてタイヤでできており、大きいものは足から頭までの高さが8m、頭からシッポまでの長さが20mもあるため、その迫力に圧倒されっぱなしです。「怪獣退治に出発!」などといいながら、つながったタイヤの中をすり抜けたり落ちないように上を歩いたり、自分たちでストーリーをつくりながら全身を動かす遊びができます。また、吊るされた大きなタイヤの内部に入り込んで隠れ家気分を味わったり、横幅のとても長いすべり台があったり(意外とスリル満点!)、頂上にタイヤのあるジャングルジムがあったりと1日中遊びつくせます。広場一面に敷かれた砂はクッションの役目を果たしており、そうした安全面への気遣いも親となった今はうれしく感じるところです。あの頃と変わらない安心感小学生になると友だちを誘い、自転車で意気揚々と遊びにいっていたあの頃。最初は「なぜこんなにタイヤが!?」とびっくりしました。当時は西六郷公園という正式名称があることすら知りませんでしたが(笑)、密かに気に入っていた入口付近の花壇には今でも四季折々の花が咲き乱れており、あの頃のままであることを実感します。子どもたちの創造性をのばすだけでなく、公園としての安全性を保ちながらのびのびと遊べる配慮がなされた「タイヤ公園」。ぜひ、ご家族で足をのばしてみてはいかがでしょうか?・ 大田区ホームページ:西六郷公園(タイヤ公園) (すだあゆみ)
2016年01月02日カネカは11月30日、神戸ポートアイランドの神戸MI R&Dセンター内に、再生・細胞医療に特化した研究開発拠点を設置し、11月より本格的に活動を開始したと発表した。同研究開発拠点を設置することで、細胞を用いて各種疾患の治療を行う人に安全・安心な細胞を製剤化し提供する技術や、各種デバイス・装置、医療用機能性素材関連技術やiPS細胞を活用した創薬関連技術などの基盤技術の研究を加速させるという。神戸ポートアイランドには再生・細胞医療の研究機関や医療機関などが集積しており、カネカは、理化学研究所をはじめとする研究機関や医療機関との協業・連携のほか、昨年9月に開設した神戸国際ビジネスセンター内の羊膜由来間葉系幹細胞(羊膜MSC)の製剤化と治療応用(羊膜MSCプロジェクト)の拠点と今回設置した拠点の連携により、さらに効率的な研究開発が可能となるとしている。
2015年11月30日三菱電機は11月25日、建設機械・農業機械や工作機械などの厳しい環境で使用する表示器に適した産業用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」タフネスシリーズの新製品「AT104SN11」の10.4型SVGAのサンプル提供を12月1日に開始すると発表した。製品のサンプル価格は、15万円(税抜)。近年、産業用カラーTFT液晶モジュールはさまざまな用途に普及が拡大しており、油圧ショベルなどの建設機械やトラクターなどの農業機械の表示器の分野では、高い耐振動性能と屋外などの厳しい温度環境に対応するための広い動作温度範囲が要求されている。今回、同社はタフネスシリーズに、産業用液晶モジュールとして、従来製品の加速度の約7倍となる加速度6.8Gという高い耐振動性能に対応し、振動の厳しい環境で使用される建設機械、農業機械や工作機械の表示器などに適応した製品を追加した。動作保証温度範囲は従来製品では-30℃~+80℃だったが、今回の製品では日本過去最低気温レベルや真夏の車内温度にも十分対応可能な-40℃~+85℃といった広い動作保証温度範囲で、厳しい温度環境に対応。さらに、1500cd/m2の高輝度と700:1の高コントラストで明るい場所での視認性を確保した。
2015年11月27日サンテレビジョンは、11月15日に兵庫県・神戸市内にて開催される市民参加型フルマラソン「第5回 神戸マラソン」の放送(生中継)において、ハイブリッドキャストを使った「マルチアングル・ライブストリーミング中継実験」を行うと発表した。これまでサンテレビは、神戸マラソンの中継として、複数個所にカメラを設置し、自局のテレビ番組やWebサイト上で映像配信を行ってきたが、視聴者からは、「テレビで自分の好きな地点の映像を見たい」というニーズが高かったことから、今回、アクトビラとメディアキャストの技術協力を受ける形で、ハイブリッドキャストを用いた中継実験を行うことを決めたとする。これにより当日は、マラソンコース内の複数地点に設置されたカメラからの中継映像から、視聴者がどの地点の映像を見るかをリモコン操作で自由に選択して、テレビ画面で視聴することが可能となるという(ハイブリッドキャスト対応テレビでの視聴が必要)。またサンテレビでは、今回の実験に加えて、データ放送を活用したさまざま視聴者参加型企画を展開する予定としており、市民参加型マラソン+視聴者参加型の中継番組として、今後のクロスメディア展開に弾みをつけたいとしている。なお、当該の番組名は「シスメックス スポーツスペシャルKOBE MARATHON 2015 ~ 5-ingマイウェイ ~」で、当日は8時30分から、16時15分まで、スタートからフィニッシュまで7時間すべて生中継を行うとしている。
2015年11月13日ローソンは11月12日、特例農業法人ローソンファーム新潟が生産した新米を使用した「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎり 塩にぎり 2個入」を11月17日から、新潟県内全域および長野県・東京都・千葉県の一部のローソンで、同じく新米を精米した「無洗米 新潟県産こしひかり 2kg」を、東地区のローソンストア100で11月25日から数量限定で発売する。ローソンファームは、同社の地域ごとの商品促進と地域の味を全国に広げるという地産地消、地産外消戦略の一環で進めているもので、現在、全国に23カ所ある。ローソンファーム新潟は、大規模農業の改革拠点として国家戦略特別区域の指定を受けた新潟市において、2015年3月に設立した特例農業法人。2015年に初の田植えを行い、同年9月にコシヒカリ約15トンを収穫した。今回収穫した新米のうち、約6トンはおにぎりとして、約9トンは精米し無洗米として販売する。同社は今後、100ha規模での米作りを目標に、農地集約による大規模農業に取り組んでいるという。生産した米はローソンのグループ店舗で販売するほか、弁当やおにぎりなどの中食商品への原材料としても使用する。また、将来的に米や青果物の加工施設を作り、6次産業化や海外への輸出も目指していくとしている。
2015年11月13日海も山もあって、自然がいっぱいの街、神戸。山裾のエリア・北野から海辺までは徒歩20分ほどの距離です。歩いて巡るのも楽しいけれど、オシャレなレンタサイクルで颯爽と走って、神戸の街を楽しんでみませんか? 心もカラダもキレイになれる「神戸の自転車旅」をご紹介します。まずは早起きして「自転車」を借りに行こうまずは兵庫県庁に程近いところにある「SPARK scone&bicycle」へ。こちらは、神戸で唯一のスコーン専門店で、店名にもあるようにスコーンと自転車という異色の組み合わせが楽しいお店です。ご主人の富田功さんが自転車を担当、そして奥様の康子さんがスコーンを担当。入口からすぐの棚に並ぶスコーンはすべて、「スコーンのあるお茶の時間が好き」と話す康子さんの手づくりです。全粒粉を使用したプレーンやベルガモットの風味漂うアールグレイなど、スコーンは常時約12種類。イートインならジャムかハチミツ、生クリームかクロテッドクリームもトッピングで選べます。スコーンはドリンクとのセットで楽しむほか、なんとレンタサイクルとのセットもあるのです。レンタサイクルは、街中を走る自転車の貸し出しのほか、冨田さん指導のもと六甲山を走るマウンテンバイクツアー(要予約)も開催しています。自転車を借りたら、いざ神戸の街へ異人館の立ち並ぶ北野エリアへ。レンタサイクルは変速ギア付きの自転車だから、坂道の多い神戸の上り坂もスイスイ。異人館通り、ハンター坂、トアロード… といった神戸ならではの通りも自転車で楽々と巡ることができます。古い洋館が並ぶ通りを走り抜け、次は坂道を下って南へ。途中、縁結びで有名な生田神社でお参りするのも一案です。旧居留地はフランス? まるで海外の旅気分北野から坂道を下って、旧居留地あたりをツーリング。このエリアは、石造りの古いビルが林立し、そのビルの中にハイブランドが入っています。そんな街を自転車で駆け抜けていると、まるで気分はパリジェンヌ。小さなブランジュリでバゲットやクロワッサンを買ったり…、といった寄り道もしたくなるような雰囲気です。そこからさらに南下して、神戸の海を満喫しましょう。オシャレな居留地を走り抜けたあとは、潮風そよぐメリケンパークへ。行き交う船を眺めながらちょっとブレイク。のんびり過ごせば、身も心もほどけてリフレッシュできそう。神戸ポートタワーや海洋博物館などシンボリックな建物も多いので、撮影にもってこいのスポットです。また、阪神淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部(岸壁60m)をそのままの状態で保存し、見学できるように整備した「神戸港震災メモリアルパーク」も園内に。神戸港の被災の状況、復旧の過程などを記録した模型や映像、写真パネルなども展示されており、震災すさまじさを間近に見ることができます。「ヘルシージュース」を買ってブレイク!サイクリング途中に立ち寄りたい、おすすめスポットをご紹介します。ヘルシーなカフェでお茶をしたり、体にうれしいドリンク、フードを扱うお店を厳選しました。まずは上り坂を頑張って走ったあと、ちょっと一息つきたいな…という時は、「BomBom」でジュースはいかがでしょう。2015年7月にトアウェストにオープンしたジューススタンドは、NYの街角にありそうなオシャレな店構えです。おすすめのスムージーは、バナナにグァバ、アップルなどを合わせた「ミックス」、アボカド、バナナ、アップルなどを合わせた「ミナモト」など合計4種類。なめらかな飲み口と優しい甘味が特徴的。どれもアーモンドミルク、アガベシロップを使用しているので、とてもヘルシーです。テイクアウトして、メリケンパークで海を眺めながら飲むのも一案です。グラノーラ専門店「Elph Granora」をチェックオープンは2013年。関西でいち早くグラノーラの専門店とオープンしたのが、こちら「Elph Granora」。オーツ麦をベースに自家製粉の玄米粉、粗糖を使用したグルテンフリーのグラノーラ約15種類が揃います。カフェスペースも併設されており、牛乳・豆乳・ヨーグルトでいただくグラノーラのほか、ポリッジ(オーツ麦を使った温かいお粥)や玄米ミルクアイス、グラノーラのミニパフェなども登場。どれもやさしい甘味です。「マルメロ」&「ネイバーフード」で体が喜ぶ食材を!鯉川筋と元町商店街がクロスする辺りに位置する古いビルの5階、陽当たりのいい空間が心地いい「marmelo」は、作り手と食卓、生産者と消費者の架け橋に… というオーナー安藤美保さんの思いが詰まったお店。安藤さんが普段の暮らしでも使っている調味料や生活雑貨は、地元兵庫を中心にしたラインナップ。またパン職人池元雅子さんの作る天然酵母パンや焼菓子も販売しています。また、すぐ近くにある姉妹店の「NEIGBOR FOOD」は、ポートランドにありそうなこだわりの食材店。こちらも国内外からセレクトしたオリーブオイル、バルサミコ酢、塩、ジャムなどのほか、神戸市内や淡路島、篠山などの農家から届く旬野菜や果物を扱っています。日曜日だけ! スペシャル感溢れる「Sunday Savon」こだわりの店主が構える素敵なお店が多い栄町。古いビルの2階にある「Sunday Savon」もそんな1軒です。なんとこちらは、毎週日曜日にだけオープンする石鹸の専門店。作り立てのみずみずしい石鹸を… と小さな工房では、素肌に優しい天然成分の石鹸をハンドメイドしています。乾燥させずに熟成して作られる「水入りせっけん」は、優しい香りでしっとりとした洗い上がり。「ハンディせっけん」(¥450 ※税込)は、港町神戸らしく“イカリ”マークのパッケージ。神戸土産にもおすすめです。神戸限定デザインの「手ぬぐい」をお土産にいかが?三宮センターサウスストリートにある「にじゆら 神戸店」。こちらは、大阪・堺の注染工場「ナカニ」が展開する “手ぬぐい” ブランドです。昔ながらの「注染」(ちゅうせん)という技法で作られており、注染ならではの“にじみ” や “ぼかし” のよさを生かした表情豊かな手ぬぐいが揃っています。豆絞りなどの古典柄や季節柄はもちろんのこと、パンやケーキ、神戸の町並みなどがデザインされた神戸限定デザイン手ぬぐいも人気を集めています。いかがでしたか? 自転車で巡る神戸の旅。電車、タクシーやバス、徒歩ともまた違った街の景色を感じることができます。冒頭でご紹介した「SPARK scone&bicycle」の冨田さんは、おすすめコースや絶景スポットを紹介してくれるので、気軽に相談してみて。いつもとひと味違う神戸の自転車旅、ぜひ体験してみてくださいね。【SHOP DATA】●BomBom ボンボン神戸市中央区北長狭通3-3-1TEL. 070-1764-8032営11:00~20:00不定休●Elph Granora エルフ グラノーラ神戸市中央区中山手通3丁目2-1 トア山手プラザタワー棟110TEL. 078-332-6202営11:00~19:00(日曜は~17:00)月曜休み ●marmelo ルビ=マルメロ 神戸市中央区元町通1-7-2ニューもとビル 5FTEL. 078-381-660512:00~19:00(日曜、祝日は~18:00)月・火曜休み ●NEIGBOR FOOD ネイバーフード神戸市中央区元町通1-12-6TEL. 078-381-672711:00~20:00(日・祝日は~18:00)月・火曜休み ●Sunday Savon サンデーサボン神戸市中央区栄町通1-1-10 2FTEL. 078-771-2511営12:00~18:00日曜のみの営業 ●にじゆら 神戸店神戸市中央区三宮町2-8-2TEL. 078-392-8808営11:00~19:00不定休 ●SPARK scone&bicycleスパーク スコーン&バイシクル神戸市中央区中山手通4-18-21TEL. 078-855-9045営10:00~18:00隔週火曜、毎週水曜休み
2015年11月06日アシックスは11月15日に開催する第5回神戸マラソンにて、ウェアラブルデバイスを使用した市民ランナー参加型の実証実験を神戸市と協働で行うことを発表した。実証実験では、マラソンに出場する市民ランナーにスマートバンドなどのウェアラブルデバイスを装着してもらい、歩数や歩幅、ペースなどの走行中のさまざまな記録を計測、分析する。これらのデータは、協力したランナーにマラソンの結果を分析できるように後日提供されるほか、ランニングの新しい楽しみ方をどのように提供できるかといった有効性を検証する材料として活用される予定。実験へ参加希望の場合は、10月16日よりアシックスのウェアラブル紹介サイト上で応募可能。なお同社では今後、協賛する各種スポーツイベントでも順次同様の実証実験を実施し、ウェアラブルデバイスを用いた新たなスポーツの楽しみ方や効率的なトレーニングサービスの提案などにつなげていく予定だ。
2015年10月17日NECソリューションイノベータは10月13日、これまで提供してきた農業ICTソリューションとして「NEC 営農指導支援システム」「NEC 農業技術学習支援システム」などに続き、「集出荷コントロールシステム」を同月14日より提供を開始すると発表した。提供価格は初期費用で10万円(税別)~、サービス利用料は月額9万8000円(同、集出荷場1カ所、生産者IDは20ID、取扱品目数は20品目の場合)~。同システムは集出荷に関わる情報収集や調整作業を支援し、地域農業の計画出荷対応能力の強化を図るシステムで市場からの安定需要や取引量の維持・拡大を実現。小・中・大規模農業生産者向けへの提供を想定している。また、生産者の圃場を串刺しで全体の集出荷量を見える化することにより、農作物の生育変動による計画変更の調整がスムースに進められるほか、集出荷場と生産者が集出荷計画をクラウド上で共有し、計画調整状況をリアルタイムに把握することで電話やFAXによる煩雑な計画調整作業を大幅に削減する。さらに、リアルタイムの出荷準備状況を圃場から確認することで収穫量の微調整が可能となり、労働時間削減、廃棄ロスの削減し、集出荷場では管理画面から集出荷量の管理や過不足の把握などを効率よく行うことができる。加えて、収穫量から見込める出荷量の実績を季節や生産者ごとに集計することで出荷予測の精度を向上させ、適切な集荷計画立案や収穫指示を可能にしたことに加え、生産者は圃場から計画の入力・確認や集出荷場からの指示も圃場で確認できるため、電話連絡の聞き取りミスの防止が図れる。そのほか、安定確保が難しいブランド野菜なども適切な集出荷計画と収穫により安定した入荷につなげることを可能としている。
2015年10月14日NECソリューションイノベータは、協和と共同で農業ハウス環境制御システム「HERBEST(ハーベスト)」を開発したと発表した。価格は、導入費用が300万円(税別)から(別途月額利用料が必要)。協和より10月13日から販売開始する。新システムは、協和の水耕栽培システムである「ハイポニカ」と、遠隔地からの農業指導を可能にするNECソリューションイノベータのクラウド・システム「圃場管理システム」をベースに、協和の持つ栽培ノウハウによる圃場機器の自動制御機能を新たに開発し、協和の肥料と栽培指導も組み合わせ、水耕栽培を支援する農業ハウス環境制御システムとして誕生したものという。同システムでは、自動的に蓄積した栽培環境データを元にした最適な栽培指導や、システムにより自動解析した栽培環境データと生産者が設定した制御条件を元に、ハウスの天窓や遮光カーテンなどの機器の自動制御を可能にするとのこと。圃場内のセンサーやカメラのデータを、NECソリューションイノベータが運営するクラウド・サーバーに自動蓄積することにより、圃場内の環境管理や溶液管理、生育状況確認、圃場外の環境管理に必要なデータのグラフ化や分析が可能になるとのこと。また、離れた場所でも圃場機器の制御や観測データの確認が可能なため、作業時間や栽培場所を問わず、最適な栽培指導を可能にするという。また、インターネット環境が存在する海外の圃場の管理も可能としている。さらに、生産者が設定した制御条件に従い、圃場機器(天窓、側窓、遮光カーテン、保温カーテンなど)の自動制御を行う。従来は管理が難しかった早朝や日没後の時間帯でも、最適な環境管理を可能にするという。
2015年10月13日情報技術開発の連結子会社であるTDIプロダクトソリューション(TDIPS)は10月5日、農業向け遠隔監視制御システムの販売を11月2日に開始すると発表した。価格はシステム構成(例:温度湿度1点、土壌水分1点、システム構成は顧客が測定したいセンサー、個数での構成で異なる)で16万円(税別)~。なお、センサー数は追加可能で温度湿度計測1点で1万3000円(同)、土壌水分計測1点で6万3000円(同)、カメラと動体検知カメラパトランプは別売。同システムは、農業用ハウス内に設置したカメラや温度・湿度・土壌水分センサーのデータをスマートデバイス・PCに送信することで、その場にいなくても農業用ハウス内の状態を把握することができるシステム。主な特徴として、複数ある機能のうち必要な機能のみを選択できるため小規模農業の従事者でも利用可能な価格で提供できるほか、小型軽量により大規模な工事なしでシステムの設置・センサーの配置などの変更が可能となっている。また、動体検知カメラによる侵入検知により、動画保存やパトランプ起動、メール配信を行うことができる。同社では、これまで培ってきたネットワーク制御技術を活用し、その課題を解決するため、遠隔監視制御システムを開発。将来的に農作物の育成プロセスのデータなどを蓄積・分析し、IT技術により農作物の自動育成の実現に取り組んでいく方針だ。
2015年10月05日フェリシモ猫部は、9月27日に、神戸猫ネットとの共催でフェリシモ本社にて保護猫の譲渡会を開催する。○猫の幸せを願う譲渡会神戸猫ネットは、「不幸な猫を増やさない!今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的として活動しており、地域の猫問題解決のため保護活動を行い、猫と共生できる街をめざしている。今回の共同開催は、神戸猫ネットの活動に共感したフェリシモ猫部が、会場の提供という形で協力するものとなる。○猫との出会いから譲渡まで会場には、捨てられた猫や飼い主のいない猫が産んだ猫が約50匹参加。いずれも生後8週齢以上の猫で、会場参加の他、写真での参加も予定されている。新しい飼い主になるには「近畿圏でペット可の住宅に住んでいること」など条件があり、猫ネットスタッフのコーディネイトを経て、里親希望者、猫の保護者、猫ネットスタッフの3者面談が行われる。お試し飼いや猫の譲渡は後日となるので、当日に猫を連れて帰ることはできない。開催日時は9月27日の12時30分~15時まで(最終入場は14時30分)。会場は神戸市中央区のフェリシモ本社となる(入場無料)。(画像と本文は関係ありません)
2015年09月25日兵庫県神戸市のメリケンパークや東遊園地など複数の会場で9月19日~11月23日、芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ2015」が開催される。○2年に1度の芸術文化の祭典同イベントは神戸に国内外の芸術文化の力を結集して、アートのさらなる飛躍を図るとともにまちのにぎわいづくりや活性化につなげることを目的として開催される。みなとまち神戸を象徴するウォーターフロント「メリケンパーク・ハーバーランド・元町高架下エリア」をはじめ、神戸の中心地・三宮に位置する「東遊園地・フラワーロードエリア」や中央区・灘区を南北に結ぶ「ミュージアムロードエリア」を主会場とするほか、市内一円で展開される。神戸市の友好都市である中国・天津市からアーティストを招聘(しょうへい)し、作品を展示する「海外招待作家展」や神戸ビエンナーレ2007~2013国際コンペティションで入賞した活躍中の注目作家を中心に、国内外で活躍するアーティストの作品を展示する「国内招待作家展」などを展開する。また、兵庫県を中心に全国から集まった華道家が伝統を尊重しながらも最新の表現を追求したいけばなを披露する「いけばな未来展・野外展」、伝統的な作品から革新的な作品まで自由な表現で現代に生きる書の世界を展開する「書道展」、障がいのある人たちのアートを通して人と社会の新しいコミュニケーションの場を創出し大きな交流の輪をつくる「障がい者公募作品展」などを開催する。さらに、手塚治虫が亡くなった1989年から現在に至るまで創作されたマンガ・アニメ・ゲームをさまざまな視点で概観する「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」、兵庫・神戸を代表するアーティストの作品を展示する「兵庫・神戸の仲間たち展」など、多種多様な展示が行われる。
2015年09月15日NTTドコモは9月7日、神戸市が同日から開催する「data.KOBE×NTTドコモ アプリコンテスト」に対し、神戸市の人口統計情報をサービス開発者が活用できる「神戸市モバイル空間統計API」を提供すると発表した。9月7日~10月23日に開催される「data.KOBE × NTTドコモ アプリコンテスト」は、神戸市の街づくりや観光振興などで新たなサービスを生み出し、地域経済の活性化に寄与することを目的としている。「観光」をテーマにオープンデータを活用したアプリおよびアイデアを、アプリケーション部門(優勝作品:賞状と副賞30万円)とアイデア部門(優勝作品:賞状と副賞5万円)の2部門で募集する。ドコモの定める審査を受けたサービス開発者を対象に提供される「神戸市モバイル空間統計API」では、携帯電話ネットワークの仕組みを利用して人口統計情報を提供する、同社の「モバイル空間統計」から、神戸市の特定エリアの性別、年代別及び時間帯別の人口分布情報をスマートフォンのサービス開発に活用できるようにAPIとして提供される。コンテストにおいては、このほかにも、神戸市が保有する観光施設や映画のロケ地の情報、避難所情報などの市政情報を、スマートフォンのサービス開発に活用できるようにAPIとして提供する。なお、このモバイル空間統計は集団の人数のみをあらわす人口統計情報であり、個人の特定はできない。
2015年09月08日神戸電鉄は9月4日、関西美少女図鑑の発行元で沿線において美容店8店舗を経営するセブンスターフェスティバルとの業務提携に基づき、関西美少女図鑑のモデル数名を神戸電鉄親善大使とし、沿線の魅力をPRする取り組みを開始することを発表した。今後、セブンスターフェスティバルの顧客・取引先向け情報誌(発行部数3万部)に親善大使が沿線の魅力やイベント情報などをレポートするコーナーを設け、同情報誌を「Happy News Letter」の名称でリニューアル創刊する。また、親善大使の個人ブログ、Facebook、Twitter等においてもそれらの情報を発信する。さらに、両社がそれぞれに企画・運営する情報媒体やイベント等においても、親善大使の活用を図る。この取り組みは、若者・女性が元気になれる話題や機会を提供していくことでまちの活性化を図り、利用者を増やすことを目的としている。高校生や大学生など若い世代の親善大使が等身大の目線で沿線の魅力を伝え、それが若者・女性の共感を得て広がっていくことを期待しているという。9月上旬に創刊する「Happy News Letter」において、親善大使として8人がデビューを飾る。親善大使の任期は1年間(再任も検討)とし、定員は特に定めていない。10月4日には「神鉄トレインフェスティバル」(神戸電鉄鈴蘭台車庫、神戸市北区)、また、10月12日には神戸市北区最大級のファッションイベントである「KITA KOBE COLLECTION 4th 2015」(北神区民センター内ありまホール)でも活動を予定している。
2015年09月05日ヤフーは9月2日、北海道の農業科単科高校である東藻琴(ひがしもこと)高等学校の生徒を対象に、「デジタル人材育成プログラム」を9日から開始すると発表した。プログラムは、道内でインターネットを事業に活用できる次世代の人材を育成するというもので、9月~12月の期間限定で実施する。講師はヤフーの社員が務める。具体的な講習内容は、インターネットに関するマーケティングの基礎からインターネット広告配信、ネットショップサイトの運営、ネットショップサイトの制作など。広告に関する講習では、Yahoo! JAPANの実際のインターネット広告を活用する。生徒は、現地での講習とオンラインでの講習の両方で学習を進められる。プログラム最終日には表彰式も行う予定。ヤフーの講師による現地プログラム開催日の夜間には、域内で事業を行う一般の人を対象に「デジタル人材育成プログラム夜間講座」も開催する。北海道とヤフーは2014年9月に包括連携協定を締結。「道政情報などの発信」「防災・災害対策」「デジタル人材の育成」「北海道経済の活性化」「電子自治体の推進」の分野で両者が協力し、北海道の経済や社会の課題を解決するべく取り組んでいる。
2015年09月04日子どもが歩けるようになってくると、そろそろ気になるのが「公園デビュー」ではないでしょうか。広く安全なところで遊ばせてあげたい。けれど、公園=初めての場所に行く時には少し身構えてしまうかもしれません。そこで私が実践していた、スムーズに公園遊びを楽しむコツと、お友達の輪を広げるのに役立つアイテムをご紹介しましょう。ポイント1 公園に行く時間は?公園には比較的、午前中に小さい子どもたちが集まりやすく、午後になると小学生くらいの大きい子どもたちが遊びはじめることが多いように思います。午前中の方が同年代のお友達も見つけやすいですし、穏やかな遊びを楽しめるのではないでしょうか。元気いっぱいの大きいお子さんが多いと、圧倒されてびっくりしてしまうこともあります。ゆったり遊ぶには午前中がおすすめです。ポイント2 持ちものは?おむつセットと着替え、タオルを忘れないようにしましょう。子どもは気持ちよく過ごせる状態でないと、遊びも楽しめません。おむつは1枚多めに。汚れてしまった時の着替えも必要です。そして、ケガをした時のために絆創膏もあると安心。また、飲み物も持っていくようにしましょう。ポイント3 あると便利なものは?公園に行く時、液体用のハンドソープを小さな容器に移しかえて持っていくと便利。お砂場遊びやいろいろな遊具で遊んだあと、手が真っ黒なんてことがよくあります。そんな時、水道の水だけではきれいにならない事もあるので、これが意外と重宝しました。除菌できるウェットティッシュとともにカバンの中に入れておきましょう。ポイント4 お友達の輪の広げ方は?お友達ができるか少し不安という方におすすめのアイテムが、シャボン玉です。なぜシャボン玉がおすすめかというと、順番待ちや物の貸し借りのストレスが少なく、子どもが一斉に楽しく遊べるからです。また、年齢関係なく一緒に遊べる、みんなの注目を集めやすいなど、いいこと盛りだくさんのすぐれものなのです。ふーっと吹いて遊んでいると、ふわふわ舞うシャボン玉につられていつの間にかお友達が集まってきます。みんなでシャボン玉をつかまえたり、追いかけたりして楽しい時を過ごしましょう。また、そこを糸口にして、ママ同士も挨拶のきっかけが生まれます。お友達の輪が広がる第一歩になるかもしれません。公園デビューで大切なことは、ママと子どもが楽しむこと。ちょっとした工夫でその笑顔が広がっていくといいですね。(あい)
2015年08月18日岡山大学は7月31日、「人類最古の農業」で収穫されていたと考えられている栽培オオムギの起源を解明したと発表した。同成果は、農業生物資源研究所農業生物先端ゲノム研究センター作物ゲノム研究ユニットの小松田隆夫 上級研究員と岡山大学資源植物科学研究所の佐藤和広 教授らの研究グループと世界6カ国の研究機関の共同研究によるもので、7月31日付(現地時間)の科学誌「CELL」に掲載された。野生オオムギの実は成熟すると落ちるため、収量が少なくなってしまう。人類が収集した野生オオムギの中に実が落ちない突然変異が起きたオオムギがあるのをみつけ、それを植え始めたことが「人類最古の農業」の始まりだと考えられており、イスラエルやシリアなどでは野生オオムギに栽培オオムギが1割以上含まれた1万年前ころの遺跡が発見されている。岡山大学ではこれまでの研究で、野生オオムギの実が落ちることに2つの遺伝子が関わっており、それらが野生オオムギの自生地の西と東で集められた栽培オオムギ品種で異なっていることを発見していた。今回の研究では、ゲノム情報、遺伝学的解析および分子生物学的な証明を組み合わせることで、この2つの遺伝子のDNA配列を決定。さらに、多くの野生オオムギと栽培オオムギについて、2つの遺伝子のDNA配列の変化を比べたところ、栽培オオムギの祖先となった野生オオムギが、約1万年前に南レバント(イスラエル)で突然変異し、その後、北レバント(北西シリアから南東トルコ)で別の突然変異が起こったことを突き止めた。現在、栽培オオムギの品種は大きく2つのグループに分類されており、両突然変異の子孫を利用して、「人類最古の農業」が始まったと考えられるという。さらに、実が落ちることに関わる 2 つの遺伝子の進化の起源を調べるために、オオムギの同遺伝子とイネ科の類似遺伝子を比較。その結果、同遺伝子の進化がムギ類に特有で、数千年前に起きたことがわかった。また、2つの遺伝子が、穂の軸の節でのみ働き、細胞壁を薄くもろくする役割を持つことも判明した。南北レバントで別々に生まれた栽培オオムギの子孫は互いに性質が異なっているため、今後、それぞれの子孫の品種グループにない性質を積極的に交配することで、多様性が生まれるなど、品種改良の効率が加速することが期待される。
2015年07月31日NECソリューションイノベータは、農業を主産業とする地域における、就農者の高齢化と後継者不足を解決するため、農業ICTソリューションを8月1日より順次販売開始すると発表した。新規就農者にとって農業経営や栽培についてのノウハウ不足は事業を継続する上で大きな壁となっており、自治体はJAや農業法人とともに、新規就農者にこれらのノウハウを伝えることが求められている。NECソリューションイノベータはこのような課題を解決するため、AI(アグリ・インフォマティクス)農業を実現するため、「NEC 農業技術学習支援システム」、「NEC 営農指導支援システム」「NEC 生産原価管理サービス」という3つの農業ICTソリューションを、クラウドサービスで提供する。農業技術学習支援システムでは、営農指導者等による新規就農者への栽培技術の教育を効率化するとともに、マニュアル化が困難とされてきた熟練生産者の経験や勘に基づいた栽培技術の継承を支援する。営農指導者や熟練生産者が、どのような状況でどう判断するかといった作業の要点を、学習教材として作成でき、営農指導者は実際の作業を想定しながら、作物の様子をスマートフォンやタブレットのカメラで記録し、「今日の作業では、どの実を摘果すべきか選びなさい」など一問一答を入力するだけで、簡単に新規就農者向けの学習教材を作成することが可能。価格は初期費用が70,000円~、月額料金が70,000円~(いずれも税別)。NEC 営農指導支援システムでは、圃場データや生育状況、生産者の作業記録など営農指導に必要なデータを一元管理することで、データに基づいた営農指導員による栽培技術指導を実現し、データ処理に伴う事務作業も軽減する営農指導員向け「果菜栽培向け営農指導支援システム」を強化した。価格は初期費用が100,000円~、月額料金が80,000円~(いずれも税別)。NEC 生産原価管理サービスでは、栽培計画の立案から作業実績、資材等のコストや収穫出荷量のデータ管理を一元的に行い、原価分析が可能。価格は初期費用が個別見積もり、月額料金が70,000円~(税別)。
2015年07月27日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機「ES-Z210」を発表した。農林水産省の「農業女子プロジェクト」と連携した製品だ。発売は8月27日。価格はオープンで、推定市場価格は税別300,000円前後だ。ES-Z210は、頑固な泥汚れや皮脂汚れ、黄ばみを落とせる「極め洗いコース」を新しく搭載したドラム式洗濯乾燥機。ヒートポンプに加えて新搭載された「サポートヒーター」が約40℃の温風を送り、濡れた衣類の汚れを温めて浮かす。汚れを浮かせた状態で、小さな水滴を勢いよく吹き付ける「マイクロ高圧洗浄」を行い、繊維の奥の汚れをはじき飛ばして洗浄する。マイクロ高圧洗浄は2014年度モデル「ES-Z200」に比べて、洗浄範囲が約1.4倍となり、ムラなく洗えるようになった。泥だらけのユニフォームなど汚れがひどい衣類だけを、マイクロ高圧洗浄で事前に洗える「サッと予洗いコース」を追加。洗剤を使わず、水だけで約5分間洗浄し、汚れをはじき飛ばす。サッと予洗いが完了した後は他の洗濯物とまとめて洗濯できる。乾燥機能では、従来のヒートポンプに加えてサポートヒーターを搭載し、ハイブリッド方式を採用したことで「ぽかぽか・おひさま乾燥」を実現した。除湿して乾燥させるヒートポンプに、サポートヒーターで熱を加えることで、乾燥後の衣類のふんわり感やあたたかさがアップしている。サポートヒーターはヒートポンプの効率が低下する間にだけ稼働するため、洗濯~乾燥(6kg)の消費電力量は590Whと抑えられている。ES-Z210は、農林水産省が推進している「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発した製品だ。農作業時、衣服に付いた汚れをシャープが分析。洗濯機で落とし切れていなかった頑固な汚れも洗い落とせる、新たな洗浄コースを開発したという。サイズはW640(ボディ幅:596mm)×D730×H1,114mm、重量は78kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kg。カラーはゴールド系。シャープは同日、サポートヒーターを省略したドラム式洗濯乾燥機「ES-A210」も発表した。推定市場価格は税別230,000円前後だ。
2015年07月14日子どもたちは公園で初めて外の世界、そして自由に遊ぶことを覚えます。とはいえ、公園デビューでママたちの心配ごとは子どもの怪我や事故だけでなく、そこで仲良くなったママ友たちとの人間関係もありませんか?SNSが普及し、顔を見合わせてのコミュニケーションよりも画面を通して繋がることを重視する時代になってきました。「公園に連れて行きたいけど、ほかのお母さんもいるし、めんどくさい」という気持ちは自然なものです、そこで一歩踏み出してみませんか? 子どもはママのことをよく見ています。人との関わりかた、コミュニケーションの取り方はママが一番のお手本です。大人同士のコミュニケーションが面倒であったら、公園にいる子どもと自分の子どもの仲立ちをしてあげることで十分なお手本になります。そして、人との関わりに疲れたとき、ゆっくり過ごすことも大切なお手本になります。公園で子どもの考えるスイッチを入れよう子どもは、高くそびえたつジャングルジムや大きな遊具を初めて見たとき「なんだこれは…」と、一瞬躊躇します。そこで、「遊んでいいよ!」という声掛けはタブー。「~していい」というのは許可の意味を持ちます。許可の繰り返しを行っていると、何かやってみたいことがあっても許可が出ないと自ら動くことができなくなってしまうからです。まずは、お手本を見せてあげることが大切です。例えば、ジャングルジムの一番上まで登り「高いところって気持ちがいいよ~」と声をかけてあげると、「高いところって気持ちがいいんだ! ママ、とっても楽しそう!やってみたい!」と高いところへの憧れと楽しみが芽生えます。そこで、ジャングルジムの登り方を教えてあげます。一つひとつ手取り足取り教えるのではなく、ズボンのおしりの部分を掴んで支えてあげることだけで十分です。四肢の使い方やどうやったら上まで登れるかを考える時間を与えてあげることが重要です。一段でも多く登れたときには目一杯褒めてあげましょう。認めてもらうことは自尊心を高めることに繋がります。一緒に遊ぶことで芽生える親子の絆と、自分で考えることを楽しむ子どもの姿を是非楽しんでくださいね。
2015年07月03日カシオ計算機の耐衝撃性ウオッチ「G-SHOCK」に、神戸市消防局とのタイアップモデルが登場する。ベースモデルは「Master of G RANGEMAN」で、神戸消防局の全面監修となっている。7月17日から発売し、税別価格は50,000円。商品名は『G-SHOCK RANGEMAN「GW-9400FBJ」神戸消防局タイアップモデル』。今回のモデルは、G-SHOCKブランドとして初めて、国内の消防機関とタイアップしたもの。常にタフであることが求められ、過酷な環境に立ち向かい続ける消防隊員と、G-SHOCKのコンセプトが合致して生まれた。ベースモデルの「Master of G RANGEMAN」は、方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーを搭載。極限状態での使用を想定した「Master of G」を冠し、Master of Gシリーズの中では最新のモデルとなる(2013年9月11日発表)。タイアップモデルは神戸消防局が全面監修し、カラーリングとデザインにこだわった。救助隊(レスキュー隊)、および特別高度救助隊「スーパーイーグルこうべ」が着用する救助服をモチーフとして、RANGEMANのベースカラーにオレンジを、ベゼルの文字部分やバンドの一部にブルーを採用している。バンドにはレンジャーロープをデザインした。遊環はカラビナをイメージした特別仕様で、第44回全国消防救助技術大会(*)のスローガン「NEVER FORGET, GO FORWARD」を刻印している。裏ぶたには神戸市消防局の消防章を刻印した。また、フェイスのバックライトを点灯させると、ロープの「もやい結び」とカラビナを象徴したデザインが浮かび上がる。パッケージもスペシャル仕様だ。形状やデザインは、消防隊員たちが着用するヘルメットをモチーフとした。「鋭い目で要救助者を見つけ出し、一度つかんだら決して離さない」という救助隊の姿勢を表現したイーグルロゴをあしらっている。*第44回全国消防救助技術大会阪神・淡路大震災から20年となる2015年の第44回大会は、陸上の部が神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、水上の部が神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで開催される。開催日時は2015年8月29日(土)の午前9時~午後4時30分ごろ。一般公開もされ、来場者が体験できる各種防災イベントブースも数多く出展。
2015年07月01日川崎重工は6月9日、神戸電鉄向け新型車両6500系3両(3両×1編成)の製造者に決定したことを発表した。新型車両は兵庫工場(神戸市)で製造し、2016年春に納入する予定。今回納入する車両は、同社が2010年に納入した6000系のデザインを踏襲。新型機器として、全密閉型高効率主電動機、最新の半導体素子を採用したVVVFインバータ制御装置を搭載して省エネを図るとともに、主電動機を全密閉型にすることで騒音を軽減する。客室照明など、すべての照明設備をLEDにすることで、消費電力を既存車両1000系(抵抗制御車)と比べ、約60%低減するという。つり手の高さは3段階(高・中・低)で設置するほか、座席から立ち上がる時の負担が軽減できるように縦手すりを設けるほか、座席端部に大型袖仕切りを設置する。扉上の車内案内表示器については、4国語(日本語・英語・中国語・韓国語)で表記を行って訪日外国人に配慮するとともに、大型ディスプレイを採用して視認性を向上する。
2015年06月10日フェリシモ猫部は、神戸猫ネットと共催で6月7日、兵庫県神戸市の「エスパスフェリシモホール」にて、「第15回 猫の里親譲渡会」を開催する。「神戸猫ネット」は、「不幸な猫を増やさない! 今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的に、地域の猫問題解決のためTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)の推進と保護活動を行っている。その活動にフェリシモ猫部が賛同し、これまでも会場の提供という形で猫の譲渡会を共同で開催してきた。○参加する猫の一部を紹介今回参加する猫は、捨てられた猫や、飼い主のいない猫が産んだ猫たち約30~40匹(生後8週齢以上の子猫)。参加できない猫は写真で参加をする場合もあるという。参加猫の1匹、「アクア(シャム柄)」は2カ月のメス。きれいな水色の目をしている。「コハク」(キジ白)は、2カ月のメス。うるうるとした目が印象的な子猫だという。「たけお」はシャム柄で2カ月のオス。白地にしま柄が入っており、ホワイトタイガーのように見える。「むぎちゃん」はメスのキジトラ。約5カ月で体重1.85kgあるとのこと。遊んでほしくて側に来るなど、とても人なつこい性格をしている。風邪の後遺症かカラスにつつかれたのか左目が白濁しているが、日常生活に問題はないという。ワクチン済みだが、未避妊。エイズ白血病陰性。「おはぎちゃん(黒)」は、ツキノワグマの差し毛と、ムチムチした体型が特徴の1歳くらいのメス。「猫が大好きなので先住猫いたら喜ぶと思います」とのこと。とても頭の良い猫のため、脱走対策は必須。避妊手術済み、ワクチン、レボリューション済み。エイズ白血病検査陰性。「プリティーくん」はキジトラのオス。3歳くらいになるという。初対面でもすぐに慣れるだけではなく、他猫とも仲良くできる性格をしている。「とても甘えん坊なので、少ない数で可愛がってほしい」とのこと。去勢手術済み、ワクチン、レボリューション済み。エイズ白血病検査陰性。○譲渡までの流れ里親希望者は、近畿圏でペット可の住宅に住む人に限定している。また、動物が不調の際にきちんと病院で受診できること、日ごろの健康管理やワクチン接種を行えること、適切な飼育管理が行えること、終生飼育・完全室内飼育を徹底すること、脱走防止策を取ることなどを条件として挙げている。また、飼い主になる際に費用の一部を負担することや、譲渡の際に譲渡契約書に記入(身分証明書を提示できる)することもお願いしているという。譲渡会で気に入った猫が見つかった場合は、同団体のスタッフ、里親希望者、猫の保護者の3者で面談を行う。1匹の猫に対し、最大3人までの申込みを受け付け、希望者が複数の場合は、面談後に一番適した里親に譲渡する。猫は、1~2週間の試し飼いの後、問題なければ正式な譲渡となる。譲渡会当日に猫を連れて帰ることは不可。譲渡会の開催時間は12時30分~15時(最終入場14時30分)。会場はエスパスフェリシモホール。入場無料。なお、会場への猫の持ち込みは禁止されている。
2015年06月01日サンヨー食品が2011年から公式スポンサーを務めるINAC神戸 レオネッサは5日、なでしこリーグ2015ホーム開幕戦をノエビアスタジアム神戸で行い、試合後に大野選手、川澄選手、仲田選手らによる「サッポロ一番はじめます。」宣言が行われた。「サッポロ一番はじめます。」はサッポロ一番のラーメンを使ったアレンジレシピ作りをする取り組みのこと。尚、試合は3対0でINAC神戸が岡山湯郷Belleに勝利している。本開幕戦では、選手と一緒にピッチに入場するエスコートキッズが「サッポロ一番はじめます。」オリジナルTシャツを着用。“「サッポロ一番はじめます。」宣言”の後はサインボールの代わりに特製エプロンをスタジアム観戦席へ投げ込み、試合会場来場者先着1,000名に「サッポロ一番」とINAC神戸の選手が挑戦したラーメンアレンジレシピを配布するなど「サッポロ一番はじめます。スペシャルマッチ」と位置づけられていた。サンヨー食品によるスポンサードも4年目となり、「サッポロ一番」をより身近に感じるようになった選手たちが自ら商品をおすすめするメッセンジャーへの昇格を志願したという。具体的な活動として、まずは「サッポロ一番」を使った手軽で美味しいアレンジレシピに挑戦する。「サッポロ一番はじめます。」Facebookページでは選手たちが週替わりでアレンジレシピを紹介。季節の食材に合わせたメニューや焼きラーメン、夏場の冷やしラーメンなど栄養面だけではなく見た目の可愛らしさも意識した女性アスリートらしいレシピがアップされる予定とのこと。公式Facebookページでは、実際に調理し奮闘する選手たちの姿や、できあがった料理を選手みんなで楽しそうに食べている様子を見ることができる。またレシピの詳細は、レシピサイト「クックパッド」でも順次紹介される。同様の取り組みとして、INAC神戸の仲田歩夢選手・増矢理花選手・齋藤夏美選手がアレンジレシピとして選んだ「サッポロ一番 カレーラーメン」が発売される。仲田選手は「具がたっぷりの見た目も栄養面も満足できるオリジナルラーメンになったと思います。特製スパイスが付いていてお好みの辛さに調整できるのがいいですね」とコメントしている。
2015年04月06日●農業支援クラウドサービス「食・農クラウドAkisai」モバイルやスマートフォンとの連携が農業を変えるかもしれない。26日、富士通はクラウド技術を農業に生かす事業に関する説明会を開催。富士通とオリックス、増田採種場、静岡県磐田市は農業による地方創生の実現を目指し、スマートアグリカルチャー事業の立ち上げに向けた検討を開始することで基本合意した。○富士通の農業支援クラウドサービス「食・農クラウドAkisai」とはIT企業である富士通が農業を手掛けるという話はイメージしがたいかもしれない。しかし、発表会で登壇した富士通執行役員イノベーションビジネス本部の廣野充俊本部長によると、企業的農業経営を支援するICTサービス「食・農クラウドAkisai」を開発し、2008年に実証実験を2012年にイオンアグリ創造やJR九州ファームといった農業法人にサービスを提供しているとのこと。この「食・農クラウドAkisai」では、農場やビニールハウスといった施設にセンサーを取り付けてLANにつなぎ、ネットを使ってどこからでも施設の状況が確認できるだけでなく、農産物の販売や農業経営のコンピューターによる管理や、空調や温度・水といった栽培において重要な要素をパソコンや携帯を使ってリモート制御が可能だ。また、クラウドに蓄積したデータを活用することで栽培技術の向上も目指しているという。廣野充俊本部長は「空調や風のコントロール、温度のコントロール水のコントロールを標準化して、どこのベンダーさんや施設でも誰でも安くつなげられることを目指している」とコメントしている。また、富士通のイノベーションビジネス本部、須藤毅本部長代理は、事業立ち上げのため4月1日に「磐田スマートアグリカルチャー事業準備株式会社」を設立し、自身が代表者になると発表。須藤本部長代理によると、新たな作物の研究開発するところからスタートして、農業らしい情報を活かした産業モデルと情報を基盤にした経営モデルを確立していくという。●各企業も期待○農業の企業化で強い農業を目指すまた発表会には、富士通と基本合意した企業の首脳陣も登壇し、スマートアグリカルチャー事業に対する期待を述べた。オリックスの執行役松崎悟氏は、同社が加太菜園やカゴメなどと植物工場の運営や、農業用機械のシェア・レンタルにおける取り組みを行なっている実績を挙げ、農業に事業会社としての経営という観点・視点を入れていることを強調。「我々、オリックスとしての農業への思いと、今回のスマートアグリカルチャー事業というものには非常に共通点が多い。そのコンセプトに非常に共感し、我々もこれに参画させていただこうと思った」とコメントしている。また、キャベツなど葉物野菜の種苗メーカーで機能性野菜などの品種改良も行っている増田採種場は、参画した理由として、スマートアグリカルチャー事業が品種の創出から行い、種子生産技術のシェアリングモデルの実現を目指すという2点を挙げている。同社専務取締役の増田秀美氏は「流通されにくい品種に付加価値をつけ、安定生産まで実現するこの事業はこれからの農業に新しいビジネスモデルを創出すると期待している」と話した。●地方創生に繋がるか○地方の雇用創出につながるスマートアグリカルチャーまた、富士通の取り組みは企業だけでなく、地方自治体においても大きな期待が寄せられている。今回の事業の場となる静岡県磐田市の渡部修市長は、地方創生が叫ばれる中でも地域や雇用を守るため、各自治体の首長が苦戦していることを挙げ、「農業を見ると地域に根の張った方たちが多い。今はグローバル社会なので製造業は、生き残るため、世界制覇のために海外展開をしているが、日本発そして地元に根を張ったような雇用形態、そして産業を育成したい」と農業の企業経営について期待するコメントをした。企業経営としての農業はすでにオランダなどで行なわれているが、IT技術を大規模に導入した農業は世界に類を見ないものになっている。須藤本部長代理は「農業ダイバーシティを目指す」とコメントしているが、はたして新たな農業の形はどんなバリュー築いていくだろうか。
2015年03月26日神戸猫ネットとフェリシモ猫部は3月15日、フェリシモ本社(兵庫県神戸市)にて「第14回 猫の里親譲渡会」を開催する。神戸猫ネットは、地域の猫問題解決のためTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)の推進と保護活動を行っている。フェリシモ猫部はその活動に共感し、これまでも「猫の譲渡会」を開催するための会場を提供してきた。捨てられたり、殺処分される寸前の境遇から保護された猫たちを1匹でも多く家庭に戻し、幸せにしてあげたいとの願いを込めて実施する。今回、参加する猫は、捨てられた猫や、飼い主のいない猫が産んだ猫たち約50匹(生後8週齢以上の子猫)。参加できない猫は写真で参加をする場合もある。譲渡会で気に入った猫が見つかった場合は、同団体のスタッフ、里親希望者、猫の保護者の3者で面談を行う。1匹の猫に対し、最大3人までの申込みを受け付け、希望者が複数の場合は、面談後に一番適した里親に譲渡する。猫は、1~2週間の試し飼いの後、問題なければ正式な譲渡となる。なお、譲渡会当日に猫を連れて帰ることは不可。同団体では、フォローの関係上、里親希望者は、近畿圏でペット可の住宅に住む人に限定している。また、動物が不調の際にきちんと病院で受診できるなど、日ごろの健康管理やワクチン接種を行えること、適切な飼育管理が行えること、終生飼育・完全室内飼育を徹底すること、脱走防止策を取ることなどを条件として挙げている。また、飼い主になる際に費用の一部を負担することや、譲渡の際に譲渡契約書に記入(身分証明書を提示できる)することも必要となる。譲渡会の開催時間は12時30分~15時(最終入場14時30分)。会場はフェリシモ本社21F。詳細は、フェリシモ猫部で案内している。なお、会場への猫の持ち込みは不可。
2015年03月11日キーウェアソリューションズ(キーウェア)は3月4日、自治体向けに、農作物の品質・生産性向上や栽培技能の継承を支援する農業ICTサービス「OGAL(オーガル)」シリーズの提供を開始した。参考標準価格は、5年分のライセンス込みで約200万円だ。同サービスは、圃場に設置した各種センサーから収集する環境情報を、遠隔からリアルタイムでモニタリングできるクラウド型サービス。リアルタイムでハウスの内外をモニタリングする「OGALモニター」と、生産者間だけでなく自治体などの農業関係者間でのコミュニケーションが可能な「OGALリンク」、作業情報の収集・管理ができる労務管理サービス「OGAL-TM」にて構成する。これにより、農作物の品質や生産性の向上を実現するほか、経験と勘に頼らず長期間の環境情報を蓄積することが可能なため、次世代の担い手を支援することにも役立つという。また、経験と勘に頼らず長期間の環境情報を蓄積することが可能なため、次世代の農業の担い手を支援することにも役立つ。あわせて、農業情報共有サービスや農業向け労務管理サービスを提供することにより、生産ネットワークの強化と効率的な農業経営を支援する。同社は今後5年間で、売上1億円、OGALシリーズ導入累計100ライセンスを目指す。
2015年03月05日フェリシモは3月7日、兵庫県神戸市の三井アウトレットパークマリンピア神戸店に、同社の商品を店頭で購入できる「FelissimoCircus(フェリシモサーカス)」を関西初出店する。○ユーモア雑貨の販売も予定同店は、「ワクワクとドキドキを届けるサーカス団のように、毎日が楽しくなるようなハッピーをお届けするショップ」をコンセプトに、同社のブランド「SUNNY CLOUDS」「リブ イン コンフォート」などのアイテムに加え、オリジナル雑貨をセレクトして紹介する実店舗。「ビッグパンクッション」やユーモア雑貨の販売も予定している。2014年にオープンした「FelissimoCircusレイクタウンアウトレット店(埼玉県)」「FelissimoCircus那須ガーデンアウトレット店(栃木県)」「FelissimoCircusヴィーナスフォート店(東京都)」に続いてのオープンで、同店が関西初出店となる。場所は兵庫県神戸市垂水区海岸通12-2三井アウトレットパークマリンピア神戸ファクトリーアウトレッツウエスト2F。営業時間は10時~20時。
2015年02月27日