トリップアドバイザーはこのほど、「口コミで選ぶ 日本の空港レストランランキング」を発表。1位には成田空港第1ターミナル制限区域内に店を構える「すし京辰」が選ばれた。同ランキングは、旅の起点となる日本国内の空港施設内にあるレストランをトリップアドバイザーに投稿された口コミでの評価をもとに集計したもの。上位20位を見てみると、寿司やうどん、そばなどの和食を中心とした施設が半数以上を占める結果となった。その中でも成田空港と羽田空港が各5施設と最も多くランクインしているが、伊丹空港のお好み焼き、中部空港のエビフライ、千歳空港のスープカレー、那覇空港の沖縄そばなど、各空港のご当地メニューも支持されていることが分かる。1位の「すし京辰」は保安検査後の制限区域内にある寿司店。飾り包丁を入れたり、酢で締めたりと、一手間かけた一貫を楽しめるところになっている。口コミでは、「海外に出る前の最大の憩いスポット」「大きな窓から一面に見える飛行機はこの立地ならでは。そこに座って食べるお寿司はまた格別」などの意見が寄せられている。2位は羽田空港第1ターミナル内の「ヒトシナヤ」で、「どんぶり」「あさごはん」「らーめん」の3つの専門店がひとつの軒先でつながったお店になっている。和の出汁にこだわった上品な味付けと、白木の落ち着いた雰囲気が人気で、「味付けは薄味でとても上品」「広々としているので出発ロビーに隣接しているにも関わらず静かで落ち着く」などと評価されている。3位は和食のファストフードとしてだし茶漬けを提供している、成田空港第1ターミナル内の「だし茶漬けえん 成田空港店」。出汁に昆布にかつお節や醤油などと素材にこだわっており、「帰国するとかなりの確率で食べています。ちょうどよい軽さでするする食べられます」「日本出発前の最後の日本食にピッタリです。出発後に2時間程で機内食が出るので、それもおいしくいただくにはお茶漬けは消化がいいです」等と手軽さもうけているようだ。「口コミで選ぶ 日本の空港レストランランキング」1位: すし京辰(成田空港第1ターミナル制限区域内)2位: ヒトシナヤ(羽田空港第1ターミナル)3位: だし茶漬けえん 成田空港店(成田空港第1ターミナル)4位: かつくら大阪国際空港店(伊丹空港中央ブロック)5位: 杵屋 成田空港店(成田空港第1ターミナル)6位: 551蓬莱 関西空港店(関西空港第1ターミナル)7位: 寿司田 成田空港店(成田空港第2ターミナル)8位: まるは食堂中部国際空港店(中部空港ターミナル)9位: エアターミナルグリル キハチ(羽田空港第1ターミナル)10位: 羽田エクセルホテル東急「フライヤーズテーブル」(羽田空港第2ターミナル)11位: えびそば 一幻 新千歳空港店(新千歳空港国内線ターミナル)12位: 又こい家 羽田空港2号店(羽田空港第2ターミナル制限区域内)13位: 朝市食堂(活・鮮・旬・酒)(新千歳空港国内線ターミナル)14位: そじ坊 関西国際空港店(関西空港第1ターミナル)15位: つるとんたん 羽田空港店(羽田空港国際線ターミナル)16位: Lavi 新千歳空港店(新千歳空港国内線ターミナル)17位: お好み焼 たこぼん(伊丹空港中央ブロック)18位: 唐朝刀削麺 成田空港店(成田空港第1ターミナル)19位: 天龍(那覇空港国内線ターミナル)20位: レストラン風月 那覇空港店(那覇空港国内線ターミナル)
2015年11月25日飛行機に乗って旅行・出張をする際、空港まで・空港からのアクセスは何かと車の方が便利なことは多いもの。特に荷物が多かったり車社会の地方だったりすると、車を利用するメリットは大きい。そこで今回、成田空港利用でお得に駐車場を使う方法を紹介しよう。○格安な早朝LCC狙いで成田へ現在、成田空港ではLCC(低コスト航空会社)の就航も増え、LCC専用の第3ターミナルも完成。成田空港は"国際線の空港"のみならず、特にリーズナブルな旅を求める国内・国際線LCC利用者にとってもなじみ深い空港になりつつある。LCCをさらにお得に利用しようとすれば、概して安価な早朝便に注目だ。現地へ早着すれば時間の有効活用もできる。とはいえ、成田空港早朝着のハードルは高い。LCCの就航当初と比べれば、東京駅や銀座からの1,000円バスなどでアクセスは改善されてはいるが、その出発が銀座や東京駅などから早朝4時頃ともなると、都心部以外の在住者にとっては難儀するだろう。特に大きな荷物がある場合や同行者がいる場合は、自宅と成田のドア・ツー・ドアという点においても、車でアクセスできるのは理想的。早朝なので渋滞の心配はなく、午前4時前に東関東道のインターチェンジを通過すれば高速料金の割引もある。一般道も空いているので、出発地によっては高速道路を使わないアクセスも選択肢になる。○割安な民間駐車場の利用駐車場を選びではもちろん成田空港直結の駐車場利用が理想だが、24時間で2,060円(第3ターミナル最寄りの駐車場「P2」の場合)、例えば7日間駐車すると1万2,880円と、長期の旅になれば車を利用してまで早朝LCCを利用する理由が薄れる。一方、民間駐車場であればお得である。筆者がよく利用する民間駐車場はネット予約割引利用で1日500円、7日間で約4,000円だ(駐車料金の他に基本料金が必要)。ポイントカードもあり、1,000円利用で1ポイント、20ポイントで次利用時に2,000円割引というのも魅力。空港との無料送迎が5分~10分間隔というのもうれしい。○空港周辺ホテルの宿泊者無料駐車場を狙え駐車場に関してはもうひとつ、裏ワザがある。それが成田空港周辺のホテルの利用だ。周辺ホテルでは、LCC早朝便利用者をターゲットにした宿泊プランを割安で提供しているところもある。時期によっては1泊4,000円以下というケースもあり要チェックだ。そして注目なのが、宿泊者を対象に長期間駐車場を無料にするホテルもあるところだ。例えば、「東横INN成田空港」の公式サイト予約で駐車場が10日間無料になるプランや、「ホテルスカイコート成田」ではなんと20日間無料となる。ただしスカイコートの場合、空港への無料送迎バスは6時45分が始発なので注意しよう。なお、宿泊のタイミングも出発前の「前泊」と到着後の「後泊」、いずれかの選択ができるホテルもある。駐車期間によっては、無料駐車場付きのホテル宿泊料金よりも、一般の駐車料金が上回る「逆転現象」も見られる。もちろん、各ホテルで成田空港への無料送迎バスも運行している。成田空港周辺のホテルに宿泊し余裕を持って出発、しかも駐車場が長期無料というおいしいテクニック、車利用者はぜひ活用してみていただきたい。※記事中の情報は2015年11月取材時のもの○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2015年11月18日成田国際は11月1日、4月8日に開業した空港第3旅客ターミナルが日本デザイン振興会主催の2015年度グッドデザイン賞において、金賞に選ばれたことを発表した。空港の金賞受賞は今回が初となる。成田国際空港第3旅客ターミナルは日本初のLCC専用ターミナルとして誕生し、日建設計・良品計画・PARTYが合同で行ったプロジェクト。2015年の審査対象数は3,658件にのぼり、そのうち1,337件がグッドデザイン賞を受賞。さらにその中からごく一部のプロジェクトにのみ、金賞が送られる。審査員からは、「LCCのための空港をローコストでつくるために、空間や素材、サインや家具など、様々な観点から徹底的に追求して生まれた、全く新しい空間の質を持った空港である。その結果、分かりやすさ、歩きやすさ、使いやすさ、静かさ、楽しさなど、従来の空港の概念を覆すほどに新しい数々の価値が、誰にでも分かりやすいかたちで提示されている」と評価された。同ターミナルは、第1・第2ターミナルの半分の予算で建設されている。予算の都合上、空港で見受ける動く歩道や電照式のサイン看板、革張りチェアが設置できない上、入り口がある第2ターミナルから長い距離を歩かなければならないなどの課題があったという。それらの対策として、例えば床面に誘導サインを組み込んだ陸上トラックを導入することで、見た目の分かりやすさとともに足の負担の軽減効果を狙っている。また、待ち時間も長く深夜便も多いLCC利用客のために、できる多くの人が長時間快適に座れる機能と、時には仮眠をとることもできる機能を兼ね備えたオリジナルソファを無印良品がデザインしている。
2015年11月02日世界最高クラスの空港として名高い「シンガポール・チャンギ国際空港」。アジアのハブとして世界中から人々が集まるこの場所では、免税店の高級ブティックやローカルブランドでのショッピングはもちろん、飲食店街では本格中華料理も楽しめ、屋上のプールでリフレッシュも出来る。緑豊かな屋上庭園やバタフライ・パークもあり、空港自体がまるで一つのテーマパークのよう。世界最高レベルの顧客満足度!多数の受賞歴も1981年、増え続ける旅客に対応するため、当時パヤ・レバにあった民間空港を移転し、シンガポール島の最東端に誕生した「Singapore Changi Airport(シンガポール・チャンギ国際空港)」。当時のチャンギ空軍基地と、基地に面する海を埋め立てて造られた。現在は全3ターミナル、100以上の航空会社が就航。2017年には第4ターミナルまで完備予定の世界最大級のハブ空港だ。490もの様々な賞を受賞しているのも、サービスや施設の質の高さを物語る。トランジットの時間も苦にならない!?充実した施設チャンギ空港を利用する際は、空港を満喫するための時間も確保してみてもいいほど!免税店では、エルメス、ボッテガ・ヴェネタなどの高級ブランドはもちろん、Charles & Keith(チャールズ・アンド・キース)などのローカルブランドでのショッピングも楽しもう。Crystal Jade Restaurant(クリスタルジェイド上海レストラン)やPeach Garden Noodle House(ピーチガーデン)、Soup Restaurant(スープ・レストラン)では、ローカルにも人気の高い本格中華を味わうことができ、Ya Kun Kaya Toast Family Café(ヤ・クン・カヤ・トースト)やKilliney Kopitiam(キリニー・コピティアム)では、シンガポール名物「カヤトースト」が食べられる。旅の締めくくりにふさわしい一品を探してみて。リフレッシュにピッタリの自然派空港時間に余裕のある人は、屋上庭園の自然に触れてリフレッシュするのもおススメ。Skytrains(スカイトレイン)で繋がる3つのターミナルを巡ってみよう。T1(ターミナル1)のCactus Garden(カクタス・ガーデン)では、40種類ものサボテンの庭が広がり、T2のSunflower Garden(サンフラワー・ガーデン)では、約500本のひまわりがお出迎え。Orchid Garden(蘭園)には、シンガポールの国花the Vanda Miss Joaquim(バンダ・ミス・ジョアキム。蘭)が咲き誇る。有名なButterfly Garden(バタフライ・ガーデン)は、T3の2、3階に。6メートルの滝が目印だ。約1000匹、30から40種類の蝶が飛び交う憩いの空間は、ぜひ足を踏み入れたい。子供にも嬉しい施設空港には、無数の授乳室やオムツ台があり、お手洗いも清潔。広いターミナル内を運転手付きカートで移動できるサービスは、子連れ旅行には大助かり。気軽にスタッフに声を掛けてみよう。その他、出発前に目いっぱい体を動かして遊べるプレイジムも人気。飛行機に乗ったとたん、疲れて寝てしまう子供も。お手洗いの清潔度の他、出入国審査のスムーズさ、チェックインの待ち時間など、あらゆるサービスに対する満足度をデジタルで投票するスクリーンが至る所に設置されており、満足度への自信やサービス向上への意欲も見て取れる。ここまで充実した施設があるシンガポールの玄関口チャンギ国際空港。旅行者を気持ちよく出迎え、そして見送ってくれることだろう。©All photos to Singapore Tourism Board
2015年11月01日成田国際空港は10月29日、成田空港第2旅客ターミナル本館南側において、現在増築工事中の固定ゲート(小型機を駐機する場合は4スポット、大型機を駐機する場合は2スポット使用することができるマルチスポット)を、年末年始繁忙期前の12月17日にオープンすることを発表した。このオープンにより、第2旅客ターミナル全体の固定ゲートは28スポットから32スポットへ増加する。またこのゲートは、固定橋内の扉を開閉することにより、国際線・国内線に使用できるスイングゲート機能を備えている。さらに出発コンコースは、案内サインによる誘導のほか、動線に沿うようにデザインされた天井により、直感的に行き先が分かるよう工夫されている。なお、年度内には第1旅客ターミナルにも固定ゲート2スポットの増設を予定している。
2015年10月30日名鉄バスは11月2日より、名古屋鉄道犬山線・西春駅と名古屋空港間を結ぶ西春・空港線の「ノンストップ便」の名称を「快速便」に改め、新たに「豊山町社会教育センター」に停車する。快速便は従来のノンストップ便の停車停留所が増えるのみで、西春駅および名古屋空港を発車する時刻・本数は変わらない。なお、快速便の豊山町社会教育センター停留所は、名古屋空港交差点の西側で通常便とは異なる。
2015年10月29日佐賀県は10月26日、佐賀空港の愛称を「九州佐賀国際空港」と定めるとともに「『九州佐賀国際空港』戦略的広報事業」を実施することとし、業務委託先を選定するための企画提案募集を発表した。佐賀県は9月に策定された「佐賀空港がめざす将来像」を目指し、北部九州(佐賀県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県)を中心とした九州全域において、佐賀空港の利便性の高さ(良好なアクセス、豊富なLCC路線、無料駐車場等)の認識を高める試策として、愛称を「九州佐賀国際空港」と定めた。これにあわせて九州北部における佐賀空港の露出を高め佐賀空港利用者数増加につなげるため、「『九州佐賀国際空港』戦略的広報事業」を実施する。委託業務内容は、3年程度の広報戦略の策定、「九州佐賀国際空港」キャッチコピーやロゴマーク作成、「九州佐賀国際空港」の新愛称発表に係る広報業務、新愛称発表から2016年3 月31日までに実施する広報業務(「九州佐賀国際空港」使用キックオフイベントの企画・運営、パネルディスカッション抄録の記事広告(または記事体広告)の作成および掲載、プロモーションの企画および実施、各種広報ツール作成)の実施を求めている。業務委託期間は契約締結の日から2016年3月31日までで、委託料は3,958万5,000円(消費税額および地方消費税額を含む)を上限としている。事前説明会は10月30日14時より、佐賀県立図書館会議室を実施する。参加は自由であり、企画競争への参加にあたって同オリエンテーションへの参加は必須ではない。
2015年10月28日中部国際空港では10月31日~11月1日、空港内で働く車両などを一斉に展示する。旅客機を引っ張るトーイングカーや空港で使われる消防車など、様々な"働くクルマ"を間近に見て触れて乗れる機会となっている。展示する車両は、給油車(乗車不可)や除雪車(乗車不可)、航空機牽引車(乗車不可)、コンテナドーリー(乗車不可)、スノースイーパー(乗車可)、トーイングトラクター(乗車可)、パトカー(乗車可)など。会場には7月にセントレアに寄贈されたボーイング787飛行試験初号機「ZA001」を臨時駐車場特設会場近くの27番スポットへ移動させる(予定)。なお、航空機牽引車を使用した「ZA001」の移動も、イベント開催時間内に予定している。10月31日10:00頃~に現在の駐機位置付近から27番スポットへ移動し、11月1日15:45頃~に27番スポットより従来の駐機位置へ移動する。また、空港消防所給水車と綱引き対決や放水実演、常滑消防署はしご車体験も実施する。綱引きは13:00~13:15に(整理券を事前配布し、なくなり次第終了)、放水実演は14:00~14:15に、はしご車体験は10:30~11:30に(整理券を事前配布し、なくなり次第終了)それぞれ実施する。
2015年10月27日JALは、10月22日からの約1カ月間、位置管理ソリューションを活用し、空港で貸し出すベビーカーや車いす、空港スタッフの所在を遠隔地からリアルタイムに把握する実証実験を羽田空港で開始すると発表した。JALでは、2014年7月にBeaconとスマートウォッチを活用したスタッフの所在を把握する実証実験を実施。今回は、Jibe Mobileが開発した位置管理ソリューション「Blu-trail」を活用して、羽田空港国内線第1旅客ターミナルの出発ロビー、および到着ロビー内の人や物品の所在を把握する実証実験を実施する。実験内容は、羽田空港内にあるベビーカーや車いすなど約200台に装着したBeaconをもとに、その所在を空港スタッフがスマートフォンや、タブレット、PC上の管理画面にて所在位置をリアルタイムに把握するというもの。これにより、顧客からの要望に対し、スピーディーに対応できるほか、混雑状況を考慮した、貸出品の効率的な配置を検討できる。今後の展開として、実証実験による効果検証を踏まえ、他の空港への導入も視野に入れた位置管理ソリューションの導入を検討していく。
2015年10月23日前回、前々回と、国内主要空港のラウンジが利用できるカードを紹介したが、今回は特定の空港を使う機会が多い人に適したカードを紹介する。基本的な情報は前々回の記事を参照してほしい。○「新生アプラスゴールドカード」関西国際空港を利用する人は、「新生アプラスゴールドカード」を検討してほしい。年会費は初年度無料で、2年目以降は5400円。家族カードは年1080円。利用できるラウンジは、新千歳、成田、羽田(国内線のみ)、中部、伊丹、神戸、岡山、福岡、長崎、那覇の国内10空港と、ハワイ・ホノルル、韓国・仁川の海外2空港となっている。関空のラウンジは含まれていないが、「ホテル日航関西空港」館内のレストランで飲食代が10%オフとなり、さらに1500円分が無料となる特典(1日1回までで、当日の航空券が必要)がある。使い方次第ではラウンジ以上におトク度が高いと言えるだろう。海外旅行傷害保険は最高5000万円補償を自動付帯、国内も最高3000万円を利用付帯。成田、羽田、中部、関西の4空港で国際線を利用する際は、出発時・帰国時ともに手荷物1個を無料で宅配してくれるサービスも利用できる。このほかに、全国主要都市の対象レストランで、所定のコースメニューを2名以上で利用すると1名分が無料になる「アプラスプレミアムグルメサービス」など、通常はプラチナクラスのカードにしかないサービスも付帯している。○「KIX-ITM CARD」なお、関西国際空港では年会費無料の「KIX-ITM CARD」も発行されており、クレジット機能はないものの、関空内の「KIX エアポートラウンジ」が50%オフ(同伴者は1名まで10%オフ)で利用できる優待がある。また、空港内ショップや外貨両替所、駐車場などで割引が受けられる優待もあるので、こちらも併せて持っておけば、より安心だろう。○「セントレアカード」中部国際空港を利用する人であれば、「セントレアカード」を候補に入れよう。年会費3240円の「プレミアムカード」の場合、利用できるラウンジは同空港のみだが、駐車場の料金3日分(4500円相当)が無料となるサービス券が毎年発行され、毎回の精算ごとに駐車料金が300円割引、予約駐車場利用時の予約料金1000円も無料となる。旅行傷害保険は、海外・国内ともに最高2000万円補償を利用付帯。また、通常時のポイント還元率は0.5%だが、同空港内の免税店ではポイント10倍、その他の対象ショップではポイント4倍となる特典もある。年会費1万800円の「ゴールドカード」であれば、国内27空港+ホノルル空港のラウンジが利用でき、駐車場のサービス券は10日分に、免税店でのポイントは16倍、その他同空港内対象ショップでのポイントは10倍。二輪車・四輪車とも対象のロードサービスも利用できる。なお、プレミアムカード、ゴールドカードともに家族カードには非対応だ。○「イオンゴールドカード」羽田空港の国内線ラウンジ限定だが、年会費無料で持てるのが「イオンゴールドカード」。ただし、招待制のカードとなっており、「イオンカード」や「イオンカードセレクト」などを保有したうえで、カード会社が定める一定の条件を満たす必要がある(招待基準は非公表)。同カードを保有していれば、羽田空港の国内線ラウンジに加え、全国のイオン内にある「イオンラウンジ」(15年3月現在、162店に設置)も利用可能だ。「イオンゴールドカード」は海外・国内とも最高3000万円を補償する旅行傷害保険も付帯(海外は自動付帯、国内は利用付帯)。年会費無料のカードとしては、破格の内容となっている。また、他のイオンマークのついたカードと同様に、全国のイオンなどで毎月20・30日は5%オフをはじめとした優待も受けられる。イオンでの優待については、詳しくは過去に特集した記事を参照してほしい。なお、家族カードは所定の条件を満たす一親等内であれば、3枚まで発行可能。羽田やイオンのラウンジは家族カードでも利用できる。国内主要空港だけでも3回に渡って紹介することになったが、これ以外に世界400都市以上で利用できる「プライオリティ・パス」に無料登録できるカードや、航空会社が運営するラウンジが利用できるカードもある。これらはまたの機会に紹介させてほしい。公式サイトは以下の通り。新生アプラスゴールドカードKIX-ITM CARDセントレアカードイオンゴールドカード(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。2015年3月発売の『最強クレジットカードガイド2015~本当にトクするカードの選び方・使い方~=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
2015年10月23日ロサンゼルス国際空港の職員が19日(現地時間)、ハル・ベリーとオリヴィエ・マルティネス夫妻に暴行されたとして訴えを起こした。男性は今年1月、空港で夫妻がパパラッチに囲まれた際、オリヴィエが持っていたチャイルドシートが顔に当たって負傷したと訴えている。ハルたちは7歳の娘・ナーラ、2歳の息子・メイシオを連れていたが、訴えを起こした男性は彼らを携帯電話のカメラで撮ろうとしていたという。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、男性はハルたちの歩行を妨げてはいなかったと主張。オリヴィエは何の前ぶれもなく彼を攻撃してきたが、ハルがオリヴィエをけしかけたと話している。男性は夫妻に対して500万ドル(約6億円)以上を要求している。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月21日京成バスと成田空港交通、京成バスシステム、リムジン・パッセンジャーサービスの4社が共同運行する東京都心と成田空港を結ぶ高速バス「東京シャトル(TokyoShuttle)」では、11月1日~2016年1月31日までの期間中に出発する成田空港「行き」の運賃が800円になる「粋割」(いきわり)を実施する。東京シャトルはLCC(ローコスト航空会社)国内線就航に伴い、早朝・深夜時間帯の旅客輸送にも対応するため2012年7月3日から運行を開始した。早朝時間帯における成田空港へのアクセスも含めて1日113便を事前予約(決済)で900円という低価格運賃で提供することで、開業から3年を経て利用者は延べ200万人を超えている。今回の運賃割引キャンペーン「粋割」では日ごろの感謝を込め、東京都心(東京駅・東雲車庫・銀座駅・大江戸温泉物語)から成田空港「行き」の東京シャトルを事前予約(決算)で800円にすることで、今まで以上に利用しやすいものにする。実施期間は11月1日~2016年1月31日(予約受付期間は10月1日~2016年1月29日)で、運行経路は大江戸温泉物語・東雲車庫・東京駅(八重洲北口向かい京成バス3番のりば)・銀座駅(有楽町)から成田空港(第3ターミナル、第2ターミナル北、第2ターミナル南、第1ターミナル)まで。東京シャトルの運行本数は、東京発が1日54便、成田空港発が1日59便で、1日計113便となる。運賃は東京発を「粋割」で利用すると800円、成田空港発を事前決済して利用すると900円、未予約で利用すると1,000円となる。なお、深夜・早朝便(東京都心午前1:00~5:00発)を未予約で利用すると2,000円となる。
2015年10月20日東京国際空港ターミナル(羽田空港空港ターミナル、TIAT)と東京モノレールと京浜急行電鉄は10月21~11月30日まで、「HANEDAありがとうキャンペーン」を実施する。また、国際線ターミナル内では「TIAT 5th Anniversary ガチャぽんトラベルチャンス! 」も実施する。これらのキャンペーンは、10月21日に羽田空港国際線ターミナル(TIAT)と羽田空港国際線ビル駅(東京モノレール)、また、羽田空港国際線ターミナル駅(京急電鉄)がそれぞれ開業5周年を迎えることを記念し行うもの。国際化が進む羽田空港や羽田空港への交通アクセスの利便性・快適性をPRするとともに、5周年の感謝を込めて実施する。期間中、専用WEBサイトでクイズに挑戦して正解した人には、抽選でJTB旅行券30万円分を1名、ロイヤルパークホテルザ羽田スイートルームペア宿泊券(朝食付、10万円相当)を1名、ホテルメトロポリタン丸の内「Dining & Bar TENQOO」の前菜ビュッフェ&メインディッシュセットペア招待券(1万円相当)を3名など、様々な賞品をプレゼントする。さらに、10月21~25日までTIAT国際線ターミナル4階の特設会場にて、「TIAT 5th Anniversary ガチャぽんトラベルチャンス! 」を実施する。TIAT内の対象店舗で1,500円以上買い物をすると「ガチャぽん専用コイン」がもらえ、「ガチャぽん」を通じて「セルカレンズ」(50名分)やTIATで使えるショッピングクーポン(500名分)、マグネットクリップ(1万5,000名分)が当たる。さらに、羽田空港から就航している都市の中から好きな都市へのペア往復航空券が5組10名に当たる抽選も実施する。
2015年10月19日エアアジア・ジャパンの初号機が10月16日12:50頃、中部国際空港(セントレア)に到着した。2016年4月の就航を予定しており、中部空港をベースに新千歳/仙台/台北線を展開し、航空券は11月下旬から発売する。具体的な運賃については未定だが、大手の同一路線に比べて半分から3分の1程度に設定する見通しという。16日にエアバスA320初号機を受領し、就航に向けて各種手続きを進めていく。エアアジア・ジャパンは2011年にANAと合弁で設立し、2012年8月に成田=新千歳線などに就航したが、業績不振や方向性の違いにより2013年に合弁を解消。同年に日本市場から撤退した。エアアジア・ジャパンの代表取締役兼最高経営責任者であった小田切義憲氏は2013年にANAを退社し、2014年7月に改めてエアアジア・ジャパンの代表取締役社長として新生エアアジア・ジャパンを発表した。
2015年10月16日NTTコミュニケーションズは、訪日外国人向けにSIMカードの自動販売機を中部国際空港に設置する。29日から利用可能。SIMカードの自動販売機は、中部国際空港 国際線到着ロビーに設置される。自動販売機では、期間型プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」を販売。7日間利用のタイプ(1日の利用容量100MB)が税別3,450円、14日間利用のタイプ(1日の利用容量100MB)が税別4,950円。このほか、SIMフリー不マートフォン、モバイルルーター、ACチャージャーなども販売する予定。自販機はタッチパネルが搭載され、英語、中国語による商品説明を確認しながら購入することができる。SIMカードの開通手続きでは、パスポートスキャンによる本人確認を行う。決済はクレジットカードのみ。
2015年09月25日新関西国際空港は9月18日、「関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等」に係る第二次提案書類の提出について、第二次審査参加者であるオリックスとフランス空港運営会社大手ヴァンシ・エアポートの企業連合「オリックス、ヴァンシ・エアポート コンソーシアム(ORIX・VINCI Airports Consortium)」から第二次審査書類の提出があったことを発表した。新関西国際空港は「厳正に審査を行い、優先交渉権者を選定する」としている。今後のスケジュールとしては、11月頃に優先交渉権者の選定と基本協定の締結、12月頃に運営権の設定と実施契約の締結、2016年3月末に事業移管を予定している。
2015年09月23日海外旅行に向けて2時間前に空港到着。さて、出発まで何をしよう……飛行機旅行で悩ましい問題だろう。そんな人のために空港内にはラウンジがあるのだが、実はエコノミークラス利用者でも航空会社から付与される資格(ステータス)を持っていない人でも、ラウンジを使うことは可能だ。そこで今回、国際線でラウンジを使うために知っておきたいことをまとめてみた。○ラウンジは主に2種類まず、ラウンジには大きく分けて2種類ある。ひとつはJALやANAなど航空会社が運営するラウンジ、もうひとつはラウンジ会社が運営するラウンジ(いわゆるカードラウンジ)である。ともに、世界中の大きな空港に設置されている。両者はサービス内容のほか、設置されている場所にも違いがある。その違いはざっくりいうと以下のようなものだ。航空会社が運営するラウンジ・ソフトドリンクのほか、ビールやワインなどのアルコールも無料・ミールが無料(ビュッフェ形式のホットミールなど、場所によってはコースでの提供もある)・無線LANが無料・新聞や雑誌の設置・シャワールームが無料・エステやマッサージ、靴磨きなどのサービス(無料・有料)・パスポートコントロールの中にあるラウンジ会社が運営するラウンジ・ソフトドリンクが無料(場所によってはアルコールを有料で提供)・無線LAN(基本的に無料)・新聞や雑誌の設置・シャワールームが有料(設置されていないところも多い)・パスポートコントロールの外にあるつまり、+αのサービスを求めるなら航空会社が運営するラウンジを、空間と簡易的なサービスを求めるならラウンジ会社が運営するラウンジを、ということになるだろう。○航空会社が運営するラウンジはハードルが高いラウンジの利用方法はそれぞれ異なる。まず、航空会社が運営するラウンジの利用方法から説明すると、利用するためには各航空会社が設定している搭乗回数やポイントに達することで付与されるステータスを得る必要がある。その例として、JALとANAが設定しているステータスが以下である。JAL: JMBサファイア会員以上1月1日~12月31日の1年間で、50回以上(うち、JALグループ便25回以上)搭乗または5万フライオンポイント以上(うち、JALグループ便で2万5,000フライオンポイント以上)を獲得した人ANA: プレミアムメンバープラチナサービス以上1月1日~12月31日の1年間で、5万プレミアポイント以上(うち、ANAグループ便で2万5,000プレミアムポイント以上)を獲得した人JALやANAだけでなく多くの航空会社で、ステータス保有会員の同伴者はひとりまでラウンジが無料になるサービスを展開している。毎回一緒に海外に行く、というわけにはいかないだろうが、機会があればこのサービスを活用したい。また、航空会社のエリートステータスが付与されるクレジットカードを保有するという方法もある。例えば、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」(年会費: 税別2万6,000円)に入会すると、デルタ航空の「ゴールド・メダリオン」というステータスが付与され、デルタ航空利用時だけでなくスカイチームに加盟する航空会社を利用時に、航空会社が提供するラウンジが使えるようになる。年会費が高いとみるか安いとみるかは、その人の飛行機の利用頻度によるだろう。○国内空港のラウンジ会社が運営するラウンジを使うには?一方、ラウンジ会社が運営するラウンジは航空会社が運営するラウンジとは異なり、どの航空会社を利用しても使えるというメリットがある。国際線利用時に日本の空港においてラウンジ会社が運営するラウンジを利用するには、そのラウンジが利用できるクレジットカードを保有していればよい。日本で発行されている多くのゴールドカード以上のクレジットカードには、このラウンジ利用サービスが付帯されている。ゴールドカードを持っている人は一度、カード会社のホームページでラウンジが使えるかどうか確認してみよう。「ラウンジを使用するために高い年会費を払うのは……」という人には、年会費を抑えたゴールドカードとして以下のようなものがある。主に国内空港のラウンジが対象で同伴者はどれも有料となる。「三井住友トラストVISAポイントクラブゴールドカード」年会費: 税別2,500円ラウンジ: 全国の主要空港「シティリワードカード」「シティエリートカード」年会費: 税別3,000円ラウンジ: 全国の主要空港「UCSゴールドカード」年会費: 税別3,000円ラウンジ: 全国の主要空港とホノルル国際空港○海外空港でラウンジ会社が運営するラウンジを使うには?もちろん、海外の空港にもラウンジ会社が運営するラウンジはある。特長として、日本国内のラウンジ会社が運営するラウンジとは異なり、ホットミールやアルコール、シャワールームを無料提供しているところが多い。このラウンジを利用するには、世界のラウンジと提携している空港ラウンジ・プログラムの会員になる必要がある。空港ラウンジ・プログラムには「プライオリティ・パス」や「ラウンジ・キー」、「エアポート・エンジェル」などがあるが、提携しているラウンジ数を見てみるとプライオリティ・パスが全世界400都市以上にある700カ所以上で世界最大となっている。なお、このラウンジの中にはラウンジ会社が運営しているもののほか、航空会社が運営するものも含んでいる。○クレジットカード保有でもれなくラウンジ・プログラムの会員にこのプライオリティ・パスには年会費が異なる3つのクラスがある。スタンダード会員は年会費99ドルで1回につき27ドル、スタンダード・プラス会員は年会費249ドルで10回まで無料(以降は1回につき27ドル)、プレステージ会員は年会費399ドルで回数制限なく無料となる。どの会員でも同伴者はひとり27ドルとなる。プライオリティ・パスはクレジットカード(ゴールドカード以上)の優待特典になっているものも多い。例えば、「楽天プレミアムカード」(年会費: 税別1万円)があればプライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録でき、無料で世界のラウンジを利用できる。以上、ラウンジを使うに当たって知っておきたいことを紹介した。ラウンジ活用術はクレジットカード術も相まって、あまり知られていない裏技もいろいろある。まずは、自分がどの程度のサービスをラウンジに求め、主に利用したいラウンジはどのような地域・国でどのくらいの頻度で利用するのか、ある程度イメージしてから自分にぴったりの方法を選んでいただきたい。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年09月17日成田国際空港(NAA)は9月9日、ダラス・フォートワース国際空港(DFW)と航空輸送における2大ハブ空港の協力関係を強化する覚書を締結したことを発表した。同覚書は航空ネットワークの拡大および両空港の利用者へ高品質なサービスの提供などを目的として、両空港の協力関係の強化を確認するもの。同覚書の締結に伴い、両空港の運用や運営手法に関する意見交換および情報共有等を定期的に実施し、両空港がこれまでの空港運営の経験等から蓄積したノウハウや技術等の共有が促進され、両空港の効率的な運用につながっていくことが期待されるという。JALが11月末から就航する成田=ダラス・フォートワース空港間のフライトなど、今後はさらなる両空港間を往来する旅客増大を見込まれ、両空港の利用者の利便性の向上につながるとしている。ダラス・フォートワース国際空港開港: 1974年敷地面積: 約6,963ha滑走路: 7本(2,835m、2,743m、4,085m、4,085m、2,591m、4,084m、4,084m)ターミナルビル: 5つ(ターミナルA,B,C,E:国内線ターミナル、ターミナルD:国際線・国内線ターミナル)就航都市: 205都市就航航空会社: 27社2014年の運用実績: 年間発着回数67万9,820回、年間旅客数6,343万6,334人、年間貨物量70万186t
2015年09月10日成田空港ではさらなる情報公開の充実を図るため、空港周辺地域住民からの要望を踏まえ、9月16日14時より、航空管制レーダーの情報を活用した航跡情報をインターネットで公開する。これまで成田空港の周辺を飛行した航空機の航跡情報(便名、飛行位置、航空機型式等)は、地域相談センター等で閲覧できていたが、今度はインターネット上でも閲覧できるようになる。閲覧画面は航空機の高度を色別に表示し、航跡の早送り・逆再生機能を加えるなど様々な機能を導入し見やすく、分かりやすく工夫している。航跡情報は、NAA環境情報公開ポータルサイト「成田空港環境こみゅにてぃ」から確認できる。公開範囲は成田空港を中心として、東西65km(東40km、西25km)/南北85km(南40km、北45km)、高度は出発機1万ft(約 3,000m)未満/到着機8,000ft(約2,400m)未満。対象機は前日の成田空港における出発機及び到着機で、VIP搭乗機や国の航空機等は除く。成田空港を離着陸する航空機の航跡を1時間単位で表示し、さらに航跡をクリックすると便名・型式・発着空港が確認できる。使用滑走路・出発便・到着便を色分け表示し、成田空港を離着陸する航空機の航跡を便名・型式・高度とともにアニメーション(動画)として、1時間単位で閲覧できる。また、航空機騒音測定局の騒音レベルも併せて表示する。情報はスマートフォンやタブレットでも閲覧可能となっている。
2015年09月10日JALは9月4日、新千歳空港国内線ターミナルビルの改修に伴い、羽田空港に次いで2カ所目となる国内線最上級ラウンジ「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を新設することを発表した。ダイヤモンド・プレミアラウンジはJALマイレージバンク(以下、JMB)のダイヤモンド会員、JALグローバルクラブ(以下、JGC)のプレミア会員およびファーストクラス搭乗者が利用できる。加えて、サクララウンジを含め、全体のデザインを一新してリニューアルオープンする。従来の2階エリアから3階エリアに移転し、窓からはより開放的な景色が楽しめる。「日本のたたずまい」をデザインコンセプトに、日本の素材美を生かしながら現代的にアレンジした上質で洗練された空間を演出。手荷物の収納が可能なスペースにもこだわり、より居住性を高めて快適なくつろぎの時間を提供する。出張をはじめ、グループや家族での旅行など、さまざまなシーンに合わせて過ごせる空間となっている。また、ラウンジに直結し、スムーズにアクセスできるJALファーストクラス・チェックインカウンター、ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場をラウンジと合わせて2階にリニューアルオープンする。オープンは2016年夏頃を予定している。11月4日より工事を開始するため、サクララウンジなどの一部施設を閉鎖となる。工事期間中の運用については別途、JALホームページなどで案内をする。なお、今後は伊丹空港や福岡空港においても、順次施設の拡充を予定している。
2015年09月07日国土交通省航空局9月1日から9月30日までの間、福岡空港を混雑空港に指定し発着回数に制限をかけて調整を行う必要があるという「航空法施行規則の一部を改正する省令案」に対して、意見を募集している。福岡空港では現在、LCCの新規就航等により航空機の発着回数が急激に増加しており、2012年に同空港の処理容量である14.5万回を超える15.1万回の発着回数を記録している。さらに2013年には年間発着回数が16.7万回となるなど、今後もさらなる発着回数の増加が見込まれている。これにより、同空港では発着便の遅延の発生が恒常化するとともに、夕方以降の発着便の遅延が重なっている。結果、同空港の運営時間である22時を超えての発着便の増加が、深刻な問題となっている。こうした現状に鑑み、運航の安全の確保および円滑な空港運用の維持の観点から、航空局は航空法(昭和27年法律第231号)第107条の3の混雑空港に福岡空港を指定し、同空港の発着回数に制限をかけて調整を行う必要があるとしている。改正については10月中旬に公布、2016年3月27日に施行を予定している。同改正案に対する意見は9月30日まで、国土交通省航空局航空ネットワーク部航空事業課 パブリックコメント担当宛てにメールかファックス、郵送で受け付けている。なお、意見に対する個別の回答には対応しない。意見の提出方法などはホームページを参照。
2015年09月07日茨城空港の“位置”について考えてみたい。位置というのは、「東京から中途半端に遠い」という地理的な問題もあれば、およそ100ある日本全国の空港における位置、「首都圏第三の空港」という目線でみる位置もある。さらには自衛隊と共用する「国が管理するローカル空港」という目線も、茨城空港問題に関しては重要になってくるだろう。いま、この文章を読んでくださっている方々の中で、茨城空港を利用したことがある人ははたしてどれくらいいるだろうか。国土交通省の資料によると、茨城空港の国内線・国際線合わせた乗降客数は開港1年目(2009年3月開港なので1年目を2009年度1カ月分+2010年度1年分と考えた)が21万人で、5年目の2014年度は54万人。数字上はおおむね右肩上がりでしっかりと伸びている。空港別乗降客数でも42位(2014年度)と、全国におよそ100ある空港の中では中位のやや上。けっして悪すぎる数字ではない。もちろん開港前に国土交通省が見積もった需要予測は開港初年度81万人、5年後100万人達成と描いていたので甘すぎたことは間違いないが、それは神戸空港などほかの空港でも普通にみられる日本の航空行政の実情でもある。茨城空港がつくられた理由は、航空自由化を背景とした「首都圏第三空港の必要性」と「空港空白地帯への対応」の2点が柱とされている。前者は海外から日本へやってくる、いわゆる“インバウンド”の増加に対する施策、後者は羽田へ行くにも成田へ行くにも遠い北関東(茨城・栃木・群馬)における初の空港整備が眼目だった。現在、インバウンドを官民合わせて推進していることは事実であるし、一方で茨城空港開港まで北関東が空港空白地帯であったことも間違いのない事実である。とはいえ、茨城空港がこの2つの大きな役割をきっちり果たせるほどの器になるには、そもそもの現実に大きな問題があった。それはやはり「そうはいっても茨城空港は相対的に不利な場所にある」という地理的な大問題である。羽田があり、成田がある。インバウンドの流れは東京へやってくることが主流である現状からみると、茨城空港も、東京とのアクセスの利便性はどうしたって考慮されなければならない。同時に、北関東の拠点として考えるならば、茨城県内はもちろん栃木・群馬からのアクセスもきちんと考えるべきなのは当然のことだ。残念ながら茨城空港は、そのどちらも満たしていない。もちろんアクセスは単に場所の問題ではなく、交通網の整備が大きいのだが、茨城空港は地理的位置も、交通網上の位置も、実に厳しいといわざるをえない。県庁所在地・水戸からのバスは40分。お世辞にも近いとはいいがたい。つくばから約1時間、県北からは1時間半~2時間という地域もザラだ。隣県も、宇都宮が自家用車で1時間、前橋・高崎は2時間前後かかる。一方、首都圏第三の空港として東京からのアクセスはどうかというと、こちらは東京駅からバスで定刻1時間40分。道が少々混んでいたら2時間はかかってしまう。航空券を持っていれば500円とワンコインになるのはうれしいが、時間的にはかなりの余裕が必要だ。それに加えて今年6月、圏央道の神崎IC~大栄JCTが開通した。これにより常磐自動車道と東関東自動車道が結び付けられ、茨城県内はもとより北関東各地から成田空港へのアクセスが容易になった。成田まで行けば、行く先も、価格的にも選択肢が広がる。つまり茨城空港は、地理、アクセス面、さらにLCC(格安航空会社)がほとんど就航していないため価格面でも強みのない状態となっている。その不利は、残念ながら開港当初よりさらに増してしまったのが現状なのである。○民間の知恵にかかる茨城空港の今後茨城空港は、航空自衛隊百里基地の一部を“間借り”する形で2010年3月11日(2009年度の年度末)に開港した。正式には百里飛行場といい、防衛省と航空自衛隊が管理者となっている。民間利用の目的でイチから新設された空港ではなく、当然、国の防衛の論理も大きく作用する。日本には自衛隊と民間が共用する空港が数多く存在している。北海道の新千歳空港や石川の小松空港なども自衛隊との共用空港である。こうした空港は通常、管制業務や空港整備といった航空系事業を国(防衛省・自衛隊)が行っている。民間が担うのは、旅客ターミナルの管理運営といった非航空系事業である。実は茨城空港、この非航空系事業の部分では開港以来基本的に黒字となっている。「茨城空港=赤字」というイメージが強いが、航空利用と直接関係のないイベントなどを催し、ターミナル運営は、一応、黒字なのである。ただし、空港全体からみれば非航空系事業が占める割合は小さく、航空系事業の赤字が大きい(茨城空港の2013年度の非航空系事業の経常損益は約1400万円の黒字だが、対して航空系事業は約2億5000万円の赤字)。加えてほかの国管理地方空港でも非航空系事業は黒字が出ているのが一般的だから、たいして威張れるものでもない。逆にみれば、国が受け持つ航空系事業は多くの空港が赤字を出しているので、茨城空港だけが突出して悪いわけでもないのである。だから国は、たぶん、何も気にしていないと思える。茨城空港がとくに悪くいわれるのは、首都圏第三空港・北関東拠点空港という大きな目標がありながら就航路線が増えず、マスコミなどは叩きやすかった側面が大きいはずだ。現在、定期便は国内線が新千歳・神戸・福岡・那覇の4路線で、国際線が中国の2路線のみ(アシアナ航空のソウル線は運休中)。しかも国内線は今年1月に経営破綻したスカイマークが運航するものだから、今後の再建計画いかんによっては減便・運休も十分考えられる。2014年度の国内線・国際線合わせた空港別着陸回数の順位(国土交通省発表)をみると、茨城空港は年間2948回で全国55位、日平均着陸回数は9回にとどまっている。1位の羽田や2位の成田と比べるのは酷だが、参考までに羽田は21万6625回(日平均594回)、2位成田は11万4821回(同315回)。やはり路線不足に悩む神戸空港(1万4020回・39回)にも大きく水をあけられている。叩くか叩かないかは別として、茨城空港の路線があまりに少ない現状では、大目標のどちらも達成できないということは指摘しておくべきだろう。では、茨城空港活性化の糸口はないのか?「茨城空港をLCCの拠点に」という声は以前から強いが、すぐ近くの成田空港は2015年4月にLCC向けの第3ターミナルをオープン。圏央道の開通もあってさまざまな地域からのアクセスが便利になった。成田がLCC対応を充実させている現状では、明るい見通しは持ちづらい。成田に対して圧倒的に有利なLCC誘致が成功すればいいのだが、日本には海外のように巨大ネットワークを持つLCCがまだ存在しておらず、いざ誕生したとしても茨城を拠点としてもらうには相当な営業努力が求められるだろう。となれば、茨城空港の周辺住民がいかに空港を活用するかしか解決の道はないのだが……それも県民の9割以上が「利用したことがない」という状況(2013年度県政世論調査)では、急激な旅客需要の創造は無理がある。滑走路強度の問題から貨物用空港となることはできず、プライベートジェット向け空港とするのも調布飛行場のあの事故のあとでは厳しいだろう。「中国人に頼れ」という声も聞こえてくるが、はたして中国人の爆買いツアーなるものがいつまで続くのか、中国経済の状況をみても、不透明といわざるをえない。このように、茨城空港の現状と将来を冷静に、客観的にみると、まさに八方ふさがりとしかいえない。起死回生の打開策など考えにくいだろう。残念ながら、これが茨城空港の問題である。しかも茨城空港“特有”の問題ではなく、日本の多くの地方空港が抱える大問題なのだということを、日本人は改めて胸に刻むべきだ。国はどうするか? 国としては、自衛隊共用空港は所詮、防衛のための基地である。防衛には金がかかるものだから、おそらく多少の赤字などなんとも思わないのだろう。繰り返すが、国はたぶん何も気にしてはいない。しかし空港がそこに存在する以上、なんとかうまく運営し、うまく活用するしかないではないか。欧米の大都市では、3つ以上の空港で機能分担し、中心部から50km以上離れた空港も珍しくはない。2020年の東京五輪を起爆剤に観光促進が功を奏し、今後も日本へのインバウンド増が続くのだとしたら、多くの旅行客の目的地となる東京首都圏に空港が3つあること自体はけっして悪いことではないだろう。むしろ、羽田と成田の発着枠に限界がある現在、うまく機能分担すれば、強みとしてアピールできる可能性も高い。茨城空港をより有効に、“おもしろく”できるかどうかは、結局のところ民間の知恵と努力にかかっている。民間でどうにかできるところはどうにかして、どうにかできないところは国や自治体、大企業を焚きつける。エアアジアやライアンエアーのような、茨城発の強力なLCCが誕生すれば、日本の首都圏第三空港としての強みはさらに大きくなるだろう。ほかの地方空港にも増して、茨城空港の位置はきわめて重要だ。茨城空港のこれから3年、5年が、将来の日本の空を占っているといっても過言ではないのである。
2015年08月31日ピアース・ブロスナンがアメリカの空港で、ナイフを所持したまま飛行機に搭乗しようとして制止されていたことが明らかになった。ピアースは2日(現地時間)、バーモント州のバーリントン空港でデトロイト行きの飛行機に搭乗の際、手荷物に10インチ(約25センチ)のナイフを入れていたことから、空港警備員に止められ、別室でさらに荷物検査を受けることになった。アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁(TSA)は刃物の機内持ち込みを厳しく禁じていて、機内持ち込みが許されるのは、プラスチック製か刃がギザギザ状ではないバターナイフだけ。それ以外は野球バットやスピアガンなどと同様に受託手荷物に入れなければならない。当時、14歳の息子・パリスと一緒だったピアースは息子に「彼らがこんな仕打ちをするなんて信じられない」と話していたというが、何とか出発には間に合うことができたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月06日成田国際空港はこのたび、日本国内の空港で初めとなる「交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ」を7月30日より設置することを発表した。同サイネージは、主要方面別の時刻表や各交通機関の運行情報等を一元的に表示する大型ディスプレイ(パブリックディスプレイ)と、利用客一人ひとりの目的地となるホテルやランドマーク、駅等までのバスを含めた最適なアクセス手段を検索できる小型ディスプレイで構成。同社の公式Webサイト上でも、サイネージと連携した経路検索サービス「成田空港アクセスナビ」を同時公開する。パブリックディスプレイでは、成田空港発の鉄道運行状況と高速道路混雑状況を切り替え表示。主要地までの鉄道と道路の所要時間を時間帯や交通状況に応じて可変表示する。また、成田空港発の鉄道時刻表と主要目的地行きバス時刻表を同時に表示することも可能だ。一方、交通案内検索システムでは、スーツケースなど大きな荷物を持つ利用客のため、通常検索とは別に「ゆったり経路で検索」モードを搭載。歩く速度を「ゆっくり」に設定することで、乗換回数が少なく、複雑な駅を利用しないように設定するなど利用客に配慮した乗換方法を案内する。また、利用客の目的地となるホテル名やランドマーク、駅名を入力するだけで、最適なアクセス手段と所要時間も案内され、これら検索結果は利用客のスマートフォンへの表示も可能となる。同サイネージは、04:00~25:00まで利用可能。設置場所は、「第1ターミナル北ウイング1階/南ウイング1階」と「第2ターミナル本館1階(Aゾーン/Bゾーン)」「第3ターミナル 2階フードコート脇」で、対応する言語は、日本語と英語、中国語、韓国語となる。
2015年07月23日NTTコミュニケーションズは、訪日外国人向けのSIMカード自動販売機を、24日より成田国際空港に設置し、販売を開始する。同SIMカード自動販売機は、成田国際空港の第1ターミナルおよび第2ターミナルの国際線到着ロビーに1台ずつ設置される。期間型プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」のほか、スマートフォンやモバイルルーター、アクセサリーなども販売されるという。販売機には、タッチパネルが搭載されており、英語および中国語による商品説明を確認しながら購入できる。開通手続きでは、パスポートスキャンによる本人情報の登録も可能となっている。クレジットカード決済もでき、両替の手間なく購入・利用開始できるとしている。「Prepaid SIM for JAPAN」は、1日あたり100MBの通信容量で、短期滞在者向けの7日間、中期滞在者向けの14日間の2モデルを用意している。価格は、7日間モデルが税別3,450円、14日間モデルが税別4,950円。通信速度は、受信時最大150Mbps/送信時最大50Mbps。容量を超過した場合は、最大200kbpsに制限される。SIMカードのサイズは標準/micro/nanoの3タイプが用意されている。
2015年07月17日メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)が羽田空港第2旅客ターミナルに7月22日、空港内初となる自動車ブランドの情報発信拠点「メルセデス ミー 東京羽田(Mercedes me Tokyo HANEDA)」をオープンする。「メルセデス ミー 東京羽田」は、メルセデス・ベンツが世界的に展開を進める利用者向けサービス「メルセデス ミー(Mercedes me)」の世界第3号店にしてアジア第1号店。より多くの人にメルセデス・ベンツブランドに親しんでもらうため、羽田空港に出店することが決定した。店舗運営は、メルセデス・ベンツと正規販売店契約を結ぶシュテルン品川が担当する。店舗の周囲に設置されたギャラリースペースでは、メルセデス・ベンツの最新モデルの展示などを行い、利用者に向けてメルセデス・ベンツの旬な情報を提供していく。その他、ラウンジスペースではデジタルデバイスを活用した双方のブランド体験の場を用意し、コレクションショップでは羽田空港限定のトラベルグッズを始めとしたファッションやライフスタイルグッズを展開する。またレストラン・カフェスペースでは、「エッグセレントバイツ(eggcellent BITES)」と「クリスピー・クリーム・ドーナツ(Krispy Kreme Doughnuts)」とコラボレーション。羽田空港限定のメルセデスオリジナルフードやドリンクなどを提供する。
2015年07月13日日本空港ビルディングとCYBERDYNEは7月2日、羽田空港旅客ターミナルビルへの次世代型ロボット導入などにおける業務提携に関する基本合意書を取り交わしたと発表した。今回の合意は、日本の玄関口である羽田空港から日本の技術を発信していくこと、ならびに空港利用者に対する安全・安心・便利を前提とした良質なサービスの提供、そして空港従業員がより健康的に働きやすい環境を創出することなどを目的としてなされたもの。具体的にはCYBERDYNEのロボットスーツ「HAL作業支援用(腰タイプ)」のほか、クリーンロボット、搬送ロボットなどを日本空港ビルが管理・運営する羽田空港旅客ターミナルビルに導入するほか、それらのロボットの空港での販売促進および保守サービスの実施などを行う予定としている。また、そうした空港事業における知見や実績を踏まえ、CYBERDYNEの次世代型ロボット化空港モデルの創出も目指すとしている。
2015年07月02日ANAは日本初となる自動手荷物預け機「ANA Baggage Dropサービス」を7月1日より導入することを先駆けにして、羽田空港国内線第2旅客ターミナルにて空港到着から搭乗するまでの流れをシンプルで分かりやすい新搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を展開していく。「ANA FAST TRAVEL」は、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop サービス」、簡単でスピーディーな操作でチェックインができる「新自動チェックイン機」、一目で分かる「羽田空港国内線出発カウンターのデザイン」の導入・展開により、空港における手続きの極小化、待ち時間の抑制、より分かりやすい動線の提供を実現していくという。7月1日から始まる「ANA Baggage Dropサービス」は、日本のエアラインとして初めて羽田空港に導入される。これまで乗客が係員カウンターで預けていた手荷物を係員を介することなく、乗客自身が自動手荷物預け機の中に入れ、表示される操作案内に従って手荷物預けを完了させる。言語は、日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語の4カ国語の案内を用意する。また、今秋頃に導入を予定している「新自動チェックイン機」は、操作画面を現状の17インチから19インチに拡大することで視認性が向上させる。合わせて画面のデザインも一新し、必要な手続きが画面の案内にそって簡単にできるようになるという。さらに、従来カウンターで行っていた欠航や遅延時などの予約変更や払い戻し、チェックイン済みの座席変更、マイル登録、領収書の発行、国際線航空券を所有者の国内区間のチェックインなども、機械を通してできるようになる(一部の機能は2016年冬導入予定)。言語は「ANA Baggage Dropサービス」同様、日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語の4カ国語の案内を用意する。そのほか、2016年春頃には羽田空港第2ターミナル出発カウンターリニューアルし、一目で分かるデザインを追求するとともに、出発ロビーのレイアウトおよび案内表示を変更する。出発カウンターのレイアウトは、「ANA Baggage Drop」と「新自動チェックイン機」を中央に集約して配置する。これにより特定のカウンターの混雑を防ぎ、待ち時間の削減するという。また、案内表示については絵やピクトグラムを使用することにより、日本人のみならず外国人にとっても分かりやすい表示を実現するという。
2015年07月01日サッポロライオンは6月12日~9月6日の期間限定で、新千歳空港ターミナルビル内「北海道フードビヤレストラン 銀座ライオン 新千歳空港フルール店」(北海道千歳市)のテラス部分にて、「ジンギスカンビヤガーデン麦羊亭(ばくようてい)」をオープンする。同ビアガーデンは、「出発前のちょっとした時間や到着後に、北海道ならではの食事を楽しめるビヤガーデン」として、例年多くの人が利用しているという。上空を行き交う飛行機を眺めながら、ビアガーデンメニューを楽しめる。メニューには、「サッポロクラシック生ビール」(小ジョッキ600円・大ジョッキ990円)や「生ラムジンギスカン野菜セット」(1,560円)などを用意。その他、多数おつまみ料理や食べ放題コースなども用意しているとのこと。同ビアガーデンの営業時間は、11:00~20:00(ラストオーダー19:30)。雨天強風の場合は休業となる。なお、当日の天候や風向きにより離発着の方向が変更されるため、飛行機が見えない場合もあるとのこと。※価格は全て税別
2015年06月09日タイツウが教えるリーズナブルなお土産調達術!楽しかったタイ旅行!でも、「あ!あの人へのお土産が買えてない…」と、空港に到着してから思い出した経験ありませんか?そんなあなたに活用してほしいのがスワンナプーム国際空港のファミリーマート。今回は、チェックインをしてトランクを預けた後でもOK!軽くてリーズナブル、そしてとってもタイらしいお土産をご紹介します。約500円以内で買えるオススメのタイ土産1.ライスクラッカー『DOZO(どうぞ)』まず、始めにご紹介するのはタイ版ハッピーターンこと『DOZO(どうぞ)』。怪しげな日本語に若干の抵抗がありますが、意外や意外!本家を越えるまではなくとも、タイらしさが反映されたしっかり味のライスクラッカーです。オリジナル味やソーセージ味、海苔味がありますが、オススメはコーンチーズ味!各27バーツです。2.インスタントラーメン『MAMA(ママー)』タイ料理の代表格といえば、トムヤムクンとグリーンカレー!お湯をいれるだけで本場タイの味が堪能できるインスタントラーメンはお土産として大人気です。たくさん種類がある中で『MAMA(ママー)』というブランドのグリーンカレー味、そしてトムヤムクン味がオススメです。辛さレベルも本場並み。タイ料理好きにはうってつけのインスタントラーメンです。トムヤムクン味はマイルドなテイストのクリームトムヤムクン、ノーマルなトムヤムクンの2種類があります。価格は各15バーツ。3.タイご当地プリッツ続いては、タイ土産の定番となりつつあるタイご当地プリッツ!ラーブ味とトムヤムクン味はタイでしか手に入りません。どちらも程よいピリ辛感で、ビールとの相性もとってもGood!ビール党のお友達へのお土産に喜ばれます。4.インスタントお粥(ジョーク)タイにはインスタントラーメンだけではなく、『インスタントお粥(ジョーク)』もある事はご存知でしょうか?お粥(ジョーク)はタイの朝ご飯の定番メニューであり、サッとお湯を注ぐだけで満腹になるインスタントお粥(ジョーク)はタイでも人気商品の一つです。お土産としてだけではなく、自分用としてオフィスに置いたり、お家で朝食代わりにしたり、何かと万能なインスタントお粥(ジョーク)は1袋13~18バーツです。5.ラーマキエンのポストカードキューブ最後にご紹介するのはタイ政府観光局から発売している『ラーマキエンのポストカードキューブ』。タイらしいテーマを題材にしたポストカードがファミリーマートで購入可能です!このポストカードはお手紙としてだけではなく、ラーマキエンの登場人物を組み立てることができるオリジナリティー溢れるカードです。価格は各129バーツ。ちなみに、ラーマキエンとはタイの古典文学であり民族叙事詩のことです。ラーマキエンに馴染みがない方でも、スワンナプーム空港の出国ゲート付近で大きなオブジェを見た事があるという方は多いのではないでしょうか?実はそのオブジェ、ラーマキエンの登場人物やお話のワンシーンを表現したものなんです。このポストカードを見て、タイの思い出に浸ってみるのもまた『いとをかし』ではないでしょうか。今回ご紹介したファミリーマートは出国前のカフェ&レストランエリア、到着ロビーなどにあるため、お買い物は必ず出国審査前にお済ませ下さい。スワンナプーム空港に到着した後でもまだまだチャンスはあります!お土産に困った時にご活用下さい!
2015年06月06日