第一生命保険は2月17日、例年開催している「サラリーマン川柳コンクール」の第29回の全国入選作品100句を発表した。今回の応募総数は3万9551句。今後、第29回『私が選ぶサラ川(せん)ベスト10投票』として、全国入選作品100句の中から投票により今年のサラリーマン川柳ベスト10を決めていく(投票の締め切りは3月18日まで)。投票結果は5月下旬に発表する予定。全国入選作品100句は、同社のWebサイトで発表するとともに、同社日比谷本社の1階オープンスペースで掲示し、ベスト10の投票を受け付ける。2015年も流行語・話題編は32句と一番多く、さまざまなフレーズが盛り込まれていたという。また、「職場編」「上司・部下編」をテーマにした句は、昨年に比べて2倍近くの句が入選した。応募作品全般から浮かび上がる2015年のキーワードとしては、「マイナンバー」「トリセツ」「五郎丸」「ゆう活」「ましゃロス」が挙げられている。スマートフォンアプリ「サラリーマン川柳」では、歴代『サラ川』ベスト10作品や、「上司・部下編」、「通勤・アフター5編」などテーマ別優秀作品が紹介されている。
2016年02月18日米ロサンゼルスで15日に開催された第58回グラミー賞において、2度目の「年間最優秀アルバム」を始め3冠を獲得したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)」は、アトリエ ヴェルサーチ(Atelier Versace)の赤のベアトップ、大きくスリットの入ったピンクのロングスカートで授賞式に登場。ばっさり切ったボブヘアとともに喝采を浴びた。また、マーク・ロンソン(Mark Ronson)と共に『アップタウン ファンク(Uptown Funk)』で「年間最優秀レコード」に輝いたブルーノ・マーズ(Bruno Mars)もヴェルサーチのパープルのジャケットスタイルで授賞。ブルーノ・マーズは7日に行われたNFLスーパーボールのハーフタイムショーでも全身ヴェルサーチだった。さらに、「最優秀アーバンコンテンポラリーアルバム」「最優秀R&Bソング」にノミネートされ、会場でパフォーマンスを披露したミゲル(Miguel)は、ヴェルサーチのピンストライプのスーツを着用。アレッサンドロ・アンブロシオ(Alessandro Ambrosio)もアトリエ ヴェルサーチの黒のドレスでレッドカーペットに登場した。Text: 野田達哉
2016年02月17日「第89回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式が2月13日(土)に開催され、『恋人たち』が日本映画第1位に輝き、橋口亮輔監督が監督賞と脚本賞、篠原篤が新人男優賞を獲得。キャストの8割が無名の俳優の低予算映画が高評価を得て、各映画賞でも存在感を発揮している。『ぐるりのこと。』の橋口監督の久々の長編映画で、理不尽な事件で妻を亡くした男、日常に退屈した主婦、同性愛者の弁護士らのドラマが展開していく。昨年11月14日に公開され、小劇場中心で公開規模は大きいとは言えないながらも各劇場で満席が続出するなど大きな話題を集めており、現在も全国各地で公開中。公開時期が11月で小規模公開ということもあり、日本アカデミー賞では篠原篤が新人俳優賞を受賞したものの、作品賞、監督賞、脚本賞などの優秀賞獲得には至らなかったが、今回のキネマ旬報での4冠をはじめ、毎日映画コンクールでも日本映画大賞、ブルーリボン賞では監督賞に輝いた。授賞式で橋口監督は自身の監督賞・脚本賞の2冠よりも篠原さんの新人賞獲得を大喜び。「8割は無名の俳優を使うということで撮る前から『作品賞を獲る映画にはなりませんよ。その代わり、俳優たちに新人賞を獲らせます』と言っていたので、役割は果たせたかなと思います」と嬉しそうに語る。「『ぐるりのこと。』が7年前で、その後、人生のどん底を経験したんですが、映画の中のように、そんな私の元をプロデューサーはお弁当を持って通ってくれた。雀の涙のようなギャラで、一流のスタッフが映画に献身してくれました」とプロデューサー、スタッフへの感謝を口にした。ワークショップで作り始めた作品ということで「そこでの俳優たちのリアルな言葉を脚本に盛り込んでいるので、みんなで獲った脚本賞だと思います」と語る。ワークショップを振り返り「スターになるっていうような人、スポットライトが当たっているような人は一人もいなかった(笑)。でも、地味な人もじっくりと見ると、気持ちのかすかな揺れが見えてきて愛おしくなった」としみじみと語っていた。新人賞の篠原さんは「先日、33歳になりまして…」と三十路での新人賞獲得に苦笑を見せつつ、20代を振り返り「才能なんて何一つないけど必死で、30代までやれることやろうと思ったけど30を過ぎても芽が出ず、やめる才能もなかったんですが、あきらめずに続けてよかったです」と喜びを語る。クライマックスの妻の位牌の前でのシーンのために、セットに泊まり込んだそうで、撮影当日は「終日やって、OKの瞬間に監督が泣きながら飛び込んできて、抱きしめてくれました。その日のことは生涯忘れません」と語った。橋口監督は、篠原さんの晴れの舞台でのスピーチを温かい目で見守る。主演男優賞の二宮和也と篠原さんがいすを並べて座ってる光景が信じられないようで「だってニノだよ!片やジャニーズのニノ!片や無所属のシノ!3年前に想像できた?」と驚きを口にし「これがスタートでここから始まるので頑張ってほしい!」とエール。司会者に促され、壇上で二宮さんと篠原さんは握手を交わし、会場は温かい拍手と感動に包まれた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日第89回「キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が13日、東京・文京シビックホールで行われ、受賞者の深津絵里、二宮和也、本木雅弘、広瀬すず、篠原篤、橋口亮輔らが出席した。映画誌『キネマ旬報』が主催する「キネマ旬報ベスト・テン」は、今年で89回目の開催。その年を代表する日本映画、外国映画をそれぞれ10本挙げるほか、主演男優賞や主演女優賞、新人男優賞、新人女優賞などを、映画評論家や映画記者らが選出する。『岸辺の旅』と『寄生獣 完結編』の2作品で主演女優賞を受賞した深津絵里は「このような素晴らしい賞に値するような芝居だとは疑問に思いますが」と謙そんしながら「プロデューサーや監督さん、そしてスタッフさん、ともに戦いに挑んだ共演者の皆さんに心から感謝したいと思います」と笑顔。続けて「特に『岸辺の旅』で夫が浅野忠信さんじゃなければあのような空気感、繊細な表現につながらなかったと思います。浅野さんの底知れぬお力のお陰でこの賞をいただけたと思っています」と共演した浅野に感謝しきりだった。一方、『母と暮せば』で主演男優賞を受賞した嵐の二宮和也は「自分がこの作品に出る役割は、応援してくれる若い方々に戦争というものを改めて学んでいただける機会をという責務がありました。それがちょっとでも叶い、しかも素晴らしい賞をいただけて本当にうれしく思っています」と喜びの声。本作で共演した吉永小百合については「テレビで見ているパブリックイメージはありましたが、それを遙かに超越していて、どんな人でも同じ対応をしている懐の広さには驚きましたね」と語った。新人女優賞に輝いたのは、『海街diary』に出演した広瀬すず。「このような大きな舞台に立てることは自分にとって不思議な感覚ですが、日々『海街diary』という思いが強くなってきて、大人になっても是枝裕和監督やお姉ちゃん(共演した綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)に出会えたことが自分の人生にとって大きいと思っています。これからもお姉ちゃんたちの背中を見ながらこういったところに帰れるように頑張りたいと思います」と更なる活躍に意欲。本作の監督でもある是枝監督とはたまに会う機会があるといい、その度に「ネイルをしたりしているんですけど、『また色気づいちゃって!』とか『大人っぽくなっちゃって!』と言われます(笑)」と明かして会場を湧かせていた。○第89回『キネマ旬報ベスト・テン』受賞者一覧日本映画作品賞『恋人たち』(橋口亮輔監督)外国映画作品賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(ジョージ・ミラー監督)文化映画作品賞『沖縄 うりずんの雨』(ジャン・ユンカーマン監督)日本映画監督賞/日本映画脚本賞橋口亮輔監督(『恋人たち』により)外国映画監督賞ジョージ・ミラー監督(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』により)主演男優賞二宮和也(『母と暮せば』により)主演女優賞深津絵里(『岸辺の旅』、『寄生獣 完結編』により)助演男優賞本木雅弘(『日本のいちばん長い日』、『天空の蜂』により)助演女優賞黒木華(「『母と暮せば』、『幕が上がる』、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』により)新人男優賞篠原篤(『恋人たち』により)新人女優賞広瀬すず(『海街diary』により)読者選出日本映画監督賞是枝裕和監督(『海街diary』により)読者選出外国映画監督賞デイミアン・チャゼル(『セッション』により)キネマ旬報読者賞川本三郎(キネマ旬報連載『映画を見ればわかること』により)
2016年02月14日第89回キネマ旬報ベスト・テン表彰式が2月13日(土)に開催。主演男優賞の二宮和也、主演女優賞の深津絵里、助演男優賞の本木雅弘、新人女優賞の広瀬すず、邦画1位の『恋人たち』の橋口亮輔監督、同作で新人男優賞に輝いた篠原篤らが出席した。映画雑誌「キネマ旬報」の主催で、米アカデミー賞よりも古い歴史を持つこちらの映画賞。批評家や映画記者たちによる投票結果を誌上で公開しているというのも大きな特徴となっている。二宮さんの受賞の影響もあり、この日の会場は例年以上に若い女性の姿が目立つ。二宮さんと深津さんが表紙を飾っている、受賞結果を掲載した発売中の本誌も売れ行き好調だという。『海街diary』で新人女優賞に輝いた広瀬さんは「監督との出会い、お姉ちゃんたちとの出会いは大きかったなぁと日々、改めて感じています」とメガホンを握った是枝裕和監督、姉を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の存在の大きさを語り「これからもいろんな役に染まれるよう、お姉ちゃんたちの背中を見て頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。最近でも、是枝監督とはメールを交換しているそうで「『また色気づいちゃって』とか『大人っぽくなっちゃって』とか言われます(笑)」と明かした。深津さんは『寄生獣 完結篇』『岸辺の旅』で主演女優賞を受賞。『寄生獣』ではモンスターでありつつも母性を宿す女を見事に演じたが、モンスターを演じるのは初めて?という問いに「初めてで最後だと思います」と笑う。幽霊となった夫と旅をする女性を演じた『岸辺の旅』について「夫を演じた浅野忠信さんがいなかったら、あの繊細な表現には繋がらなかった。浅野さんの底知れぬ力でこの賞をいただきました」と感謝を口にした。二宮さんは山田洋次監督の『母と暮せば』で長崎の原爆で亡くなるも、戦後数年を経て助産師として働く母の前に姿を現す青年を演じ主演男優賞を受賞。マイクの前に立った二宮さんは大きな声で「ありがとうございます!」と語りニッコリ。「僕はこの映画を1月20日に映画館で観ました。サービスデーだったんですけど、すごくいい映画でした」とユーモアたっぷりに語る。「自分の役割は、日ごろ、応援してくださっている若い方に戦争について改めて学んでいただくひとつのきっかけになることだと思ってました。その責務が少しでも果たせたら」と語った。受賞に対する「嵐」のメンバーの反応を尋ねると「朝、4人と一緒だったんですが、授賞式に行くと伝えると『おめでとう』『いってらっしゃい』と言ってくれました」と明かした。助演男優賞は『天空の蜂』『日本のいちばん長い日』の本木さん。挨拶に立った本木さんは数日前に西川美和監督の最新作『永い言い訳』の撮影を終えたことを明かしたが、同作では深津さん、そしてこの日は欠席となったが、助演女優賞に輝いた黒木華と共演していることを明かす。「深津さんが妻で、黒木さんは愛人ということで、今日は映画でも実現しなかった鉢合わせになるかと落ち着かず、罪悪感を感じてたんですが、危険を回避できました…」とほっとした表情で語り、会場は爆笑に包まれた。『日本のいちばん長い日』では昭和天皇を演じたが、引き受ける前に義母であり、原田眞人監督作品への出演経験のある樹木希林さんと話をしたと明かす。「『気楽に引き受けりゃいいのに』と(笑)。日本映画で昭和天皇を描くのは初めてであり、パイオニアになるというおまけ付きであり『できるできないは別として飛び込んでみるべき』と言っていただきました」と振り返った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会岸辺の旅 2015年10月1日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年02月13日WOWOWで2月16日(火)に放送される『生中継! 第58回グラミー賞授賞式』に、ジャスティン・ビーバーとピットブルが出演することが明らかになった。ジャスティンは最優秀ダンス・レコーディング、ピットブルは最優秀ラテン・ロック/アーバン/オルタナティブ・アルバムにノミネートされており、先日発表されたアデル、ケンドリック・ラマー、ザ・ウィークエンド、リトル・ビッグ・タウンと合わせて6アーティストの出演が決定。今後も続々と明らかになる出演者と彼らのパフォーマンスに期待が高まる。『生中継! 第58回グラミー賞授賞式』は2月16日(火曜 9:00~)WOWOWプライムにて放送(二カ国語・同時通訳)。WOWOWライブにて字幕版『第58回グラミー賞授賞式』を同日放送(22:00~)。
2016年01月28日先日、アデルやケンドリック・ラマーらがパフォーマンスすることが発表された「第58回グラミー賞授賞式」。この度、世間を騒がせながらも「What Do You Mean?」「Sorry」と新曲が大ヒットし注目を集めているジャスティン・ビーバーが出演することが明らかになった。日本時間2月16日(火)に行われる世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞授賞式」。昨年「To Pimp a Butterfly」をリリースしたケンドリック・ラマーが9部門11ノミネートの最多ノミネート、続いて「1989」をリリースしたテイラー・スウィフトと「Beauty Behind the Madness」をリリースしたザ・ウィークエンドが7ノミネート、「If You’re Reading This It’s Too Late」をリリースしたドレイクが5ノミネートとなっているほか、俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」の最優秀劇場ミュージカル・アルバムへのノミネートや、小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」が最優秀オペラ・レコーディングにノミネートされるなど日本人の活躍でも話題を集めている。今回、パフォーマーとして発表されたのは最優秀ダンス・レコーディングにノミネートされているジャスティン・ビーバーと、最優秀ラテン・ロック/アーバン/オルタナティブ・アルバムにノミネートされているピットブル。現在アデル、ケンドリック・ラマーを始め、ザ・ウィークエンド、「リトル・ビッグ・タウン」の6アーティストが出演することが決定している。「第58回グラミー賞受賞式」は2月16日(火)9時~、WOWOWにて生中継される。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日○発足1年で50社以上のパートナーが加盟ルネサス エレクトロニクスは1月20日、都内で「第1回 R-INコンソーシアム フォーラム」を開催した。R-INコンソーシアムは2015年2月に設立され、産業分野に向けてルネサスの提供する産業用イーサネット搭載マイコン「R-IN32シリーズ」や、SoC「RZ/T1」を活用したソリューションを提供することを目的に活動を進めてきた。加盟パートナーは当初は7社であったが、2016年1月20日時点で53社へと増加している。第1回となる今回のテーマは「第4次産業革命への挑戦 次のフェーズへ」というもので、ルネサスそのものの産業分野への取り組みの紹介のほか、顧客企業やパートナー企業による業界動向および最新技術に関する講演、パートナー企業各社によるデモ展示などが行われた。ルネサスとしての第4次産業革命の捉え方について、「産業機器に搭載されているコンピュータを制御して、工場内の機器同士をつなげることまでは、これまでの技術でできているが、それを工場間の接続といった地球規模でできるようにするのが第4次産業革命。これを実現するためには、ルネサスだけでは不可能で、パートナーたちと協力して、一緒になってソリューションとして提供していき、ユーザーを全力で支えていくこと」と語るのは同社グローバル・セールス・マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション統括部 パートナービジネス推進部 担当部長の吉岡桂子氏。注:吉岡氏の「吉」の字は正しくは土の下に口となります。R-INシリーズおよびRZ/T1シリーズは、一部の産業用プロトコルやリアルタイムOS(RTOS)の命令セットをハードIP化することで、処理速度の向上が図られており、従来、通信処理などをソフトウェア的に行っていたCPUの負荷を低減させることが可能。そうした空いたリソースについては、別のさまざまな活用法が考えられ、実際にルネサスでも那珂工場におけるプラズマエッチング工程におけるディープラーニングの試験的な実施などを行っている。一般的にディープラーニングでの制御というと、クラウドと接続して、ビッグデータはデータセンター側で処理して、それをエッジノード側にフィードバックして制御を行う、というイメージだが、今回の試験では、現場のデータを表に出したくない、という製造業特有のニーズを踏まえ、製造装置内部のみで活用可能な軽量なディープラーニング技術をパートナーと開発したとする。また、R-INコンソーシアムが、通常のパートナーアライアンスプログラムと比べて異なる点は、カスタマが受託開発会社を選ぶことが多い点。産業機器メーカーにとって、産業用イーサネットの搭載は必要ではあるものの、そこが他社との差別化要因になることはなく、注力すべき点は別に存在していることから、そうした開発は他社に任せる、といった流れができつつあるという。「規格やそれまでの実績などを加味して、受託企業を選定するだけでもカスタマにとっての負担となる。そこをルネサスがパートナーを通じて、課題に見合った企業を紹介することで、速やかな開発につなげることができるようになる。そうした意味では、1年やってきて、こういった案件はこういった企業にお願いするのが良いというのが見えてきて、緩やかな企業という枠を超えたそれぞれの案件に対する最適なチームというものが複数できつつあるという状況になってきた」(吉岡氏)。○展示会場で見たパートナー同士の連携こうした吉岡氏の話を裏付ける姿が、同フォーラムの展示会の各所で見ることができた。例えばインターファクトリーパートナーズのブースでは、ベルチャイルドと連携して、インターファクトリーパートナーズ開発のEtherCATデータ収集装置と、ベルチャイルドの遠隔地監視システムサービス「Secure Micro Cloud iBRESS」を組み合わせた「EtherCAT to Cloudシステム」の展示を行っていた。このEtherCATデータ収集装置は、ネットワーク上にパッシブノードとして存在するため、マスターやスレーブのCPUに影響を与えずに、ネットワークの接続デバイスのI/Oデータを可能とするもの。既設のネットワークの間にアドオンさせるだけで利用が可能で、かつソリューションとしては、セキュアなネットワークによって現場から収集したビッグデータをWebブラウザを用いて見える化することが可能になるため、カスタマはアプリケーションの設計などに注力することが可能になるという。また、その性能としても、半導体製造装置などで求めらえる5msでの制御にも対応しているとのことで、リアルタイム性も確保しているとする。このほか、イー・フォースのブースでは、JSLテクノロジーと共同で、2枚のRZ/T1の開発ボードを用いて、1枚をマスター、もう1枚をスレーブとして、スレーブからPCにイーサネット経由でPCにデータを送信するという「RZ/T1を使ったEtherCATおよびORiNとのネットワークデモ」を行っていた。同社によると、組み込み用プロセッサ+RTOSで初めて工場情報用ミドルウェア「ORiN(Open Resource interface for the Network)」を実装したとのことで、これにより工場内の各種装置に対し、メーカーや機種の違いを気にしないで、ORiNからの機器制御やOPC-UAを介してのクラウド側での情報収集を安価かつ高速に実現することが可能になったとする。また、日立超LSIシステムズはルネサスと共同という形で、R-INのソリューションと開発中の製造CIMソリューション「VCIM」および、製造装置とリアルタイムに双方向に情報を連携させることが可能な「VCIMBox」を組み合わせた設備の見える化デモを行っていた。これは、R-IN32エンジンから送られてくる各設備の電力データや稼働状況などをVCIMBoxが収集し、VCIMと連携させることで、遠隔地での設備状況の確認などを実現しようというもの。既設の設備に手を加えることなく、稼働状況などを遠隔地で監視することが可能なため、工場の統合オペレーションを容易に実現できるようになるという。こちらについて同社は、2016年中には提供を行いたいとしており、すでにアーリーアダプタによる評価も進めているという。加えて、ルネサスそのものもJSLテクノロジー、日本システムウエア(NSW)、アルゴシステム、テセラ・テクノロジー、acontis technologies、イー・フォース、デスクトップラボの6社と協力した「R-IN/RZ/T1を用いたミニ工場デモ」を展示していた。これは、4台のセンサノードの処理をRZ/T1で、通信のスレーブをR-INで、ソフトウェアRTOSと、R-INエンジンによるハードウェアRTOSで2台ずつ分割して行い、それぞれ指定された色のボールであった場合、そのボールを回収する、というもの。ルネサス1社だけでは開発するのにかなりの時間が必要であったが、パートナーたちの協力により実現できたという。なお、ルネサスとしては、今後もパートナー数は増やしていきたいとしており、新規パートナーとの面談を進めている。そうした新規パートナーについて吉岡氏は、「会いたいと思っているだけではダメで、この企業と付き合いたい、という思いをもって勧誘している」とのことで、自社製品を売り込む以上に、産業界の活性化に向けて、ルネサスとして邁進していくことを強調していた。
2016年01月21日現役最高齢にしてNYカルチャーのアイコン、アイリス・アプフェル。彼女の魅力とその人生の極意に迫るドキュメンタリー『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』の予告映像が到着した。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍、夫と設立したテキスタイル会社も大成功をおさめ、ジャクリーン・ケネディや歴代大統領からホワイトハウスの装飾を任されたという、煌びやかなキャリアを誇るアイリス・アプフェル。2005年には自身のファッション・コレクションの展覧会がメトロポリタン美術館で開催され、驚異的な動員数を記録し大きな話題を呼んだ。個性的なメガネと大ぶりのアクセサリーがトレードマークの彼女は、多数のクリエイターから支持を集め、94歳にしていまなおニューヨークのカルチャーシーンに影響を与える存在だ。いまは亡き“米ドキュメンタリー映画の巨匠”アルバート・メイズルス監督が手掛けた本作では、彼女が類稀なるセンスを、いつどうやって身につけたのか?競争の激しいNYで生涯現役の実業家でいられるキャリア術とは?といったアイリスの“成功の秘訣”に迫るべく、熱狂的な人気を誇った展覧会や老舗デパートでのディスプレイ企画、テレビショッピングの舞台裏に密着。先ごろこの世を去ったアイリスの最愛の夫・カールとの美しい夫婦愛についても描かれる、盛りだくさんの内容となっている。今回解禁となった予告編は、ゴージャスな自宅の様子や、ファッションアイテムをコーディネートする風景、最先端のファッションショーを見るアイリスの姿など華やかで刺激的な日常が収められているほか、ドリス・ヴァン・ノッテン、アレキサンダー・ワンやカニエ・ウエストらアイリスに魅せられた著名なクリエイターたちが次々に登場し、彼女の魅力を語っている。また、「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」より4ドルのアクセサリーに胸が躍る」と語る姿や、「80代の新人なんて楽しい!」という発言、サイン会に駆けつけた若者たちに贈るポジティブなメッセージなど、見ていて元気をもらえるような、フレッシュなエネルギーに満ちた映像となっている。自由で楽しく生きることとサクセスの両立の極意を授けてくれる、人生の達人アイリス。まずはこちらの映像から、前向きで幸せに満ちた“アイリスの哲学”を感じてみて。『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』は2016年3月5日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日94歳のファッションアイコンとして知られるアイリス・アプフェルの魅力に迫ったドキュメンタリー映画『IRIS』が16年3月5日より、邦題を『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』として角川シネマ有楽町他全国で公開される。94歳にして多くの有名デザイナーたちからリスペクトされるアイリス・アプフェルは、恐れを知らない独創的なスタイルで知られるファッションアイコン。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍しており、夫のカール・パテルとともに設立したテキスタイル会社・Old World Weaversは大成功。ジャクリーン・ケネディを顧客に持った他、歴代大統領からホワイトハウスの装飾を任されるなどの華麗な経歴を持っている。また、05年にはメトロポリタン美術館で自身の膨大なクチュールコレクションを集めた展覧会「Rara Avis: Selections from the Iris Apfel Collection」を開催。これが評判を呼んで驚異的な動員数を記録し、全米各地のミュージアムで展示が行われた。今回公開される映画では、展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ、売り切れ続出のTVショッピングなどの舞台裏に潜入し、アイリス・アプフェルの“成功の秘訣”に迫る。類稀なるセンスをどのように身につけたのかや、競争の激しいニューヨークで生涯現役の実業家でいられるキャリア術の他、先ごろ亡くなった最愛の夫であるカール・パテルとの美しき夫婦愛にも触れる。「ルールはない。あっても破るだけ」などのアイリスによる格言も登場し、自由で楽しく生きることとサクセスの両立の極意が詰まった映画となっている。なお、全米最大の映画レビューサイトRotten Tomatoesでは、驚異の満足度97%を記録した。また、ポスタービジュアルも解禁。アイリスらしいアクセサリーコーディネートの写真がメインの同ビジュアルは、春らしいポップな色調に、ニューヨークの高層ビル街を象ったテキスタイルをあしらうなど、おしゃれに仕上げられた。
2015年12月07日日本工学院とオリンパスイメージングは11月24日、第6回「高校生デジタルフォトコンテスト」の受賞作品を発表。グランプリには渋谷教育学園幕張高等学校 東浦千苗さんの作品「バトン渡しの練習中…?」が選ばれた(以下、作品はすべてクリックで拡大)。準グランプリは、明治学院東村山高等学校 高山みまさんの「待ってられない、虹がある」と山梨県立峡南高等学校 今井裕一さんの「よ~っと!」が受賞。エプソン特別賞には北海道旭川西高等学校 小手川夏観さんの「マイペース」が選出された。そのほか、10作品が入選を果たした。グランプリ、準グランプリ、エプソン特別賞、入選の受賞14作品は公式Webサイトにて公開されるほか、11月27日から12月2日までオリンパスプラザ東京にて受賞作品展も開催される。高校生デジタルフォトコンテストは、応募資格を「高校生であること」とし、2010年から日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきた。「高校生活」というテーマに対して、今回は1,083点の応募が寄せられた。
2015年11月24日「元気デスカ?」の日本語と共に現れたのは、クリステン・リッターとレイチェル・テイラー。すらっと長身の美女2人が揃って日本にやって来たのは、新作ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のプロモーションのためだ。2人並んでソファに座っているだけで絵になる上に、笑顔を交わす様子も華やかに弾んでいて何だか“女子っぽい”が、油断してはいけない。「私、ドラマの中では壁に男を投げ飛ばしているのよ」と、クリステンが笑う。「壁に男を投げ飛ばす」のは、クリステン演じるタイトルロール、ジェシカ・ジョーンズが“元ヒーロー”だから。マーベルコミックを原作にした本作では、超人パワーを駆使するヒーローから一転、現在は私立探偵として生きるジェシカの日常が描かれる。「すごくユニークな設定だし、演じがいがあるわ。ヒューマンドラマ、アクション、コメディといった全ての要素が、ひとつの役に詰まっているようなものだもの」。一方のレイチェルが演じるのは、ジェシカの親友トリッシュ・ウォーカー。ラジオの人気パーソナリティとしてセレブ生活を送るトリッシュは、ジェシカを最もよく知る人物だと言える。「ジェシカとトリッシュは強い友情で結ばれているの。私が最も惹かれたのは、まさにその部分ね。2人の関係は、複雑だけれど互いに対する忠誠心がある。すごく魅力的だと思うわ」。「彼女たちみたいな友情の描かれ方って、TVドラマではあまり見かけないでしょう?」とクリステンが付け加える。「ジェシカとトリッシュは女性同士だけど、ドレスや男、ハイヒールの話を全然しないのよ(笑)。そんな2人の関係性には、私自身もすごく共感できる。彼女たちのように、深い絆で結ばれた友達が私にもいるから」。確かに、ジェシカたちの日常は不穏な空気に包まれていて、「ドレスや男、ハイヒールの話」に時間を費やしてはいられない。元ヒーローであること、孤高の探偵であること、そして、異様な執着を見せてくる最強の敵キルグレイヴの存在がジェシカをトラブルへと導き、トリッシュを巻き込んでいく。とは言え、ジェシカもトリッシュも魅力的な女性である以上、ロマンスと無縁に生きるのは無理。「男の話」はたまにするかも?「そうね。ルーク・ケイジとの関係なしにジェシカの物語を綴ることはできないわ。2人のロマンスは、原作コミック以上に複雑なものになるの。ジェシカの心には、ある過去が大きくのしかかっている。ルークにも関わることだから尚更ね。そんな2人の関係を演じるのは楽しいわ。ルーク役のマイク・コルターも本当に素敵なの。見かけはタフガイだけど(笑)、心優しい男性なのよ」。(クリステン)「マイクは本当に素敵よね!」と同意するレイチェルだが、トリッシュにも意外過ぎる男性とのロマンスが。「すごくダークな関係だと思うわ。ある意味、ジェシカとキルグレイヴの関係の縮小版だと言えるかもしれないわね」。ジェシカとトリッシュを熱演する身であると同時に、彼女たちの最大の理解者でもあろうとするクリステンとレイチェル。スリリングな人生を送る自分の役に向けてそれぞれアドバイスをしてもらうと、「ジェシカ、お酒は控えめにね!ってところかしら」とクリステン。レイチェルも後に続く。「トリッシュは農家に嫁いで、子供を産んで、体重を25kgくらい増やして、鶏に囲まれながら地に足のついた生活をすべきね。セレブな世界とは距離を置いた方がいいと思うわ(笑)」。さらには、女優として活躍する自分自身の人生に目を向けてもらうと、やはり地に足のついたコメントが飛び出した。「私が常に言っているのは、努力が大事だということ。私は小さな町の出身なのだけど、今はこうして東京で取材を受けている。それは集中を怠らず、献身的に努力を重ねてきた結果だと思うわ。願いは叶うものだと思う。でも、そのためにはものすごく大きな努力が必要なの」。(クリステン)「これまでキャリアのアップダウンも経験したけど、落ち込まずに立ち上がり続けてこられた。そんな自分を誇りに思っているの。何があっても頑張り続けるって重要よ。そこに、ちょっとの運が加われば最高ね」。(レイチェル)「ジェシカ・ジョーンズ」の撮影中もやはり、常に努力を重ねていた様子のクリステン。「ジェシカは一生に一度の役だと思う」と明かす表情は真摯だ。「役者の仕事を始めて長いけど、ここまでの題材と役に恵まれたことを感謝しているの。私は本当に幸せ。仕事への姿勢を改めて学ぶこともできたわ。この役が私にどんな変化をもたらすか、今はまだ分からない。でも、私たち2人とも出演が決まってから(撮影地である)ニューヨークに引っ越したのよ。それもひとつの大きな変化よね(笑)」。「私の場合は、マーシャルアーツにすっかり恋をしてしまったことが最大の変化かしら」とレイチェルが続く。「こんなにアクションをする役は初めて。クラブマガ、空手、ボクシング…、いろいろやっているわ。腕も結構上がったのよ(笑)」。変化するのは彼女たち自身だけではない。ジェシカとトリッシュの変化にも注目してほしいと、レイチェルが締めくくる。「鶏に囲まれながら地に足をつけて…なんて冗談。変化していく彼女たちに、本当はアドバイスなんて必要ないの。この物語はジェシカにとっても、トリッシュにとっても結局は贖罪の物語なのだと思う。2人がたどり着いた先で見つけるものを知ってほしいわ」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2015年11月18日靴のめぐみ祭り市 実行委員会は11月12日、都内にて、今年もっとも革靴が似合う有名人を選ぶ「第8回 日本シューズベストドレッサー賞」の発表を行った。選考は同実行委員会メンバー企業をはじめ、地元経済の復興を支援する経産省、台東区などで行われた。今回は「シニア部門賞」に俳優の山下真司氏、「男性部門賞」に俳優の忍成修吾氏、「女性部門賞」にタレントのおのののか氏が選ばれた。○東京都台東区で11月28日・29日に格安靴市皮革製品日本一の生産を誇る台東区では毎年、地元・清川にある玉姫稲荷神社にて、近隣の靴関連業者が地場産業の発展と日ごろの感謝を込めた格安靴市「靴のめぐみ祭り市(くつのめぐみまつりいち)」を、11月の最終土・日曜日(今年は11月28日・29日)に開催している。記念特別企画として初日の28日に、その年の「日本シューズベストドレッサー賞」の授賞式および受賞者による「受賞記念ファッションショー」が行われる。また今年からは、優れた靴のデザインを選ぶ「クラフトマン部門」グランプリの発表も実施。靴づくりの伝統を継承する職人の育成を目的として行われるもので、一次審査で選ばれたデザインの中から実作したグランプリ作品を選ぶものとなる。「靴のめぐみ祭り市」は11月28日~29日 9時~17時開催。雨天決行。会場は、東京都台東区清川・玉姫稲荷神社。
2015年11月13日第11回を迎える「第11回MF文庫Jライトノベル新人賞」では、合計1525作の中から選ばれた5作品が11月、12月に発売されるが、特設サイトがオープンし、先行して5作品のキービジュアルやカバーイラストが公開されている。今年は「アリア&アスタコラボ」と称して、MF文庫Jの人気タイトル『緋弾のアリア』、『学戦都市アスタリスク』のキャラクターが受賞作を紹介中。両作のキャラクターであるアリアとユリスが新人賞5作品を紹介するPVも公開予定となっている。また、11月発売の最優秀賞『ギルド〈白き盾〉の夜明譚(オーバード)』と佳作『天牢都市〈セフィロト〉』は個別ページも同時公開されている。さらに、新人賞作品刊行を記念した『冬祭り プレゼントキャンペーン』も開催。11月刊、12月刊の帯についている応募券を3ポイント分集めて応募すると、『緋弾のアリア』、『学戦都市アスタリスク』をはじめとしたMF文庫J人気タイトルの豪華景品がゲットできる。キャンペーン詳細は新人賞特設サイトのほか、11月刊、12月刊の帯をチェックしてほしい。
2015年11月08日第2回「ベストハリ肌ニスト」男性が最も魅力的に感じる40代女性タレントとは?10月30日、ドクターシーラボは、第2回「ベストハリ肌ニスト」に三浦理恵子さんが選ばれたと発表した。同賞を選考する上で、20代から50代女性を対象に、「最も、男性をとりこにしてしまう」程魅力的な40代女性タレントについてアンケートを実施。1位「三浦理恵子」、2位「高岡早紀」、3位「森高千里」という結果になった。同社では、ハリのある肌の女性を表彰することで、“美肌”を目指す女性を増やすことを目的として、同賞を昨年から開催している。秒速リフトケアで“三浦理恵子”級の美肌をそして、うるおいのあるハリ肌になるためのアイテムとして、リニューアルされたばかりの同社人気商品「アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX」を紹介。リニューアル記念として、同商品とフェイスライン集中ケアバンド、メイクしながらリフトケアができるBBクリームがセットになった「エンリッチリフトセット」を、先着3万人限って無料プレゼント中だという。秒速リフトケアを体験して、“三浦理恵子”級の美肌を手に入れてみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・ドクターシーラボ プレスリリース(DreamNews)
2015年11月04日与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスターは10月30日、第5回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表。ベスト20を見てみると、ANAは前回調査同様2位となり、JALは前回22位から3位にランクインした。同調査は9月19日~20日の期間、全国の20~59歳の男女に対し、インターネットを通じて実施した。回答対象者は年間売り上げ2,500 億円以上、従業員数5,000人以上の企業200社を抽出した結果、有効回答は800サンプルだった。ランキング1位は3年連続でトヨタ自動車となり、2位に2年連続でANA、3位に前回22位だったJALが選ばれた。以下、アップル(Apple)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、同率6位でサントリー、電通、三菱東京UFJ銀行、同率9位でタニタ、パナソニックと続いた。業種では、製造業が7社(トヨタ自動車、サントリー、タニタ、パナソニック、本田技研工業(ホンダ)、武田薬品工業、日立製作所)と最も多く、運輸業・鉄道業4社(ANA、JAL、JR東日本、東海旅客鉄道(JR東海))、銀行業2社(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行)、総合商社2社(伊藤忠商事、三井物産)と続いた。男女別の集計を見てみると、男性(結婚相手が女性)のランキング1位は前回と同じくトヨタ自動車となり、以下にANA、JAL、NTTドコモ、同率5位にJR東日本と三菱東京UFJ銀行が続いた。一方、女性(結婚相手が男性)のランキングでは、1位はトヨタ自動車、2位はANAと共に前回と同じ結果となり、以下にApple、電通、サントリーが続いている。なお、男女別の集計で運輸業・鉄道業岳を見てみると、男性のランキングではベスト20の中に、2位ANA、3位JAL、5位JR東日本、7位JR東海がランクインしている。一方、女性のランキングでは2位ANA、7位JR東日本、10位JALがランクインしている。全体でのランキングトップのトヨタ自動車と2位のANAは、男女別においても1位2位に選ばれるなど高い人気がうかがえる。しかし3位に関しては、男性が2位のANAに続いて同業のJALがランクインしていることから、女性の花形職に対する男性からの好感の高さが表れた結果となった。その一方で、女性はJR東日本や電通サントリーなどの歴史ある安定企業が上位にランキングされる中、それらを抑えて先進的なイメージのAppleが3位となっている
2015年11月02日クリステン・スチュワートが、世界的に活躍する写真家、マリオ・テスティーノによる撮影で、全裸にタオル姿で被写体となった。長年にわたって世界の一流セレブたちを撮り、英国王室のシャーロット王女の洗礼式の公式カメラマンも務めたテスティーノは、「タオル・シリーズ」と題して、ヌードになったモデルがタオルを身体にかけた姿をテーマにした作品を撮り続けている。これまで登場したのはアマンダ・セイフライドやセレーナ・ゴメス、ジャスティンビーバー、マイリー・サイラス、ケンダル・ジェンナーなど。ブレイク・ライヴリーやケイト・モス、ジジ・ハディッドとコーディ・シンプソンらがモデルを務めたこのシリーズに、クリステンも登場。左胸を手で隠し、右肩から身体を隠すように大きな白いタオルで覆ったモノクロ写真がテスティーノのインスタグラムにアップされた。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月19日第16回東京フィルメックスのラインナップ発表会見が10月7日に、東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で行われた。アジアの新進作家がしのぎを削るコンペティション部門には全10作品がエントリーされ、ディレクターを務める林加奈子氏は「どれも揺るぎない覚悟を感じさせるものばかり。映画の未来を担う10本が揃った」と期待を寄せた。その他の写真また、会見には最新作『ひそひそ星』が特別招待作品としてオープニング上映される園子温監督が駆けつけ、「日劇という大きな小屋で上映してもらえるのは名誉なこと。国内でもすばらしい第一歩を踏み出せて、幸せです」とあいさつした。福島県でロケを敢行し、ロボットが8割、人間が2割になった近未来を描いた異色のSF作品で、今年9月に第40回トロント国際映画祭NETPAC賞を受賞したばかり。独立プロ「シオンプロダクション」の第1回作品にあたり、「今後、1年に1本作品を作っていきたい」と抱負を語った。『ひそひそ星』をはじめ、ジャ・ジャンクー監督の『山河故人』、ジョニー・トー監督の『華麗上班族』などフィルメックス常連監督の最新作、今年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞したイラン映画『タクシー』、ヴェネチア映画祭で好評を博したピーター・チャン監督の『最愛の子』などが特別招待作品として上映される。また、ジャック・タチの創作活動に大きな貢献を果たした才人ピエール・エテックス監督の日本未公開作品の上映や、ホウ・シャオシェン監督、ツァイ・ミンリャン監督の特集上映など例年以上に多彩で豪華なラインナップも発表されている。【コンペティション部門】『わたしの坊や』(カザフスタン/ジャンナ・イサバエヴァ監督)『白い光の闇』(スリランカ/ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督)『黒い雌鶏』(ネパール、フランス、ドイツ/ミン・バハドゥル・バム監督)『消失点』(タイ/ジャッカワーン・ニンタムロン監督)『人質交換』(フィリピン/レムトン・シエガ・ズアソラ監督)『酔生夢死』(台湾/チャン・ツォーチ監督)『タルロ』(中国/ペマツェテン監督)『コインロッカーの女』(韓国/ハン・ジュニ監督)『クズとブスとゲス』(日本/奥田庸介監督)第16回東京フィルメックス11月21日(土)から11月29日(日)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇、有楽町スバル座にて開催取材・文・写真:内田 涼
2015年10月07日リード エグジビション ジャパンなどは10月6日、メガネが最も似合う著名人に贈られる「第28回 日本 メガネ ベストドレッサー賞」の表彰式を東京都・有明の東京ビッグサイトで開催した。表彰式には受賞した桐谷美玲さん、中村アンさん、乃木坂46、又吉直樹さん、片岡愛之助さん、見城徹さん、岸田文雄外務大臣が出席した。「第28回 日本 メガネ ベストドレッサー賞」は直近の過去1年を通じて「最も輝いていた人」そして「めがねの最も似合う人」を各界から選考し表彰するもの。国際メガネ展IOFT(International Optical Fair Tokyo)の開催を契機に、1988年から毎年実施されている。今年の受賞者には賞状とトロフィーのほかに、副賞として7種のメガネが贈られた。今回、女性の芸能界部門での受賞となった女優の桐谷美玲さんは「子どもの頃からメガネをかけていて、私の生活にはなくてはならないものなので、受賞できてうれしい」と笑顔を見せた。オフタイムにはメガネをかけるとリラックスできるという。一方で「オンタイムのときでもいろんなメガネをコーディネートして楽しむのが好き」とメガネ好きをアピールした。また、サングラス部門で受賞したのはモデルの中村アンさん。サングラス姿で表彰式のスピーチをしようとするも、冒頭に「私の顔を見てほしいので(サングラスは)外したいと思います」と宣言。会場の笑いを誘った。現在50個ほどのサングラスを持っているという中村さんは無類のサングラス好きで、同じようなデザインのものでも少し違いがあると買ってしまうという。「自分の好きなサングラスをかけてインスタグラムなどで発信してきたことが、受賞につながったと思う。人生何がおきるか分からない」と喜びを表現した。今後メガネをかけてほしい人に授与される特別賞には、乃木坂46が選ばれた。表彰式には「メガネ選抜」として、白石麻衣さんらメンバー6人が出席。中学2年生のときからメガネを持っているという白石さんは「いろんなメガネをかけて、メンバーみんなでメガネを愛していきたい」とコメントした上で「いつかメガネを取り入れたミュージックビデオも作れたらいいと思います」と意欲を見せた。このほか、男性の芸能界部門では芸人の又吉直樹さん、文化界部門では歌舞伎俳優の片岡愛之助さん、経済界部門では幻冬舎・代表取締役の見城徹さん、政界部門では岸田文雄外務大臣がそれぞれ選ばれた。
2015年10月07日連載第1回目から第20回目の愚痴をご提供いただいた方のご連絡をお待ちしております。詳しくはこちら≫誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(こる/女性/20代後半)私の両親は、私が中学に上がるころ離婚しました。以来、母と三姉妹の四人で暮らしています。母は結婚して以来ずっと専業主婦だったため、とにかくお金がなく、なんとか高校までは行かせてもらえましたが、高2のときの三者面談で私が進学を希望したところ、帰り道の車の中で「進学費用なんて出せない」とはっきり言われました。今考えればバイトしてお金を貯めたり、奨学金について調べればよかったのでしょうが、私は母にそう言われたとき「ああこれは働けってことか」となんとなく察して進学をきっぱり諦め、高卒で就職しました。底辺レベルの高校でしたが私自身の成績がそれなりに良かったため、運良く希望していた事務の仕事につくことができ、7年経った今も同じ会社で働かせていただいています。仕事は大変ですが上司や先輩に恵まれ、職場に対する不満はほとんどありません。ありがたいことです。先日、母がいつも母方の祖母宅で行われる親族の集まりに行きたくない、と言い出しました。祖母と母はこのところ折り合いが悪く、仕方ないかなあと思いましたが、行きたくない理由について聞くと、「弟たちの子供はみんな成績優秀。立派に進学している。弟たちもいい家を持っている。そんなところに行ったら劣等感でつらい」と。つまり母にとって私たちはいとこたちに劣る、恥ずかしい子供だということです。母のその一言で、なんだかわかりませんが私の中でなにかがぽっきりと折れてしまいました。私なりに、母を支えてきたつもりでした。自分の仕事も頑張ってきたし、帰宅すれば母の職場の愚痴をたくさん聞きました。自慢の娘、までは行かないまでも、それなりに評価してくれてるかなあと思っていたのです。それなのに、恥ずかしいんだって。お母さんは私が恥ずかしいんだって。いっぱい頑張ったのに、いっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱい頑張ったのに。両親揃って明日食べるものの心配もなく塾にも部活にも行かせてもらえる、頭のいいいとこのほうがいい子なんだって。できちゃった結婚して仕事をやめる同僚の娘さんのほうがいい子なんだって。なんなんだろう????私の人生なんなんだろう????お給料半分以上家に入れてるのに????残業してへろへろになって帰ってきてもいっぱい愚痴聞いてるのに????しんどくて泣きたくても家に帰ったら笑ってなきゃって頑張ってるのに????好きなことして勝手に機嫌悪くして体調悪くしてる妹のほうが心配されるのはなんで????褒められるのはなんで????私が自分勝手でわがままだって怒られるのはなんで????こんなこと考えてしまう自分が嫌で嫌で仕方ありません。顔もブスなのに性格まで歪んでるなんてもう最悪です。役満級で最低です。自分だって好き勝手生きているのだから、母にこれくらいの扱いをされても仕方ないんです。彼氏なんてできたこともないしこれからできるはずもないし結婚なんて不可能です。子供なんて夢のまた夢。母に孫の顔も見せてあげられないなんて親不孝しているのだから当然です。それでも、生きていて楽しいな、と思うことも結構あるのです。新しい漫画やゲームに出会えたとき。友達と遊んでいるとき。おいしいごはんを食べているとき。職場の飲み会でお酒を飲むとき。でもそうやって楽しいことの陰に、つらいことがたくさん潜んでいる。母に言われたことがその筆頭です。そのつらいことが耐えられなくて、早く死にたいなあと最近よく思います。生きている以上つらいことからは逃れられない。死ぬしかない。でもそれなりに楽しいから今すぐはちょっとなあと思うので、10年というリミットを自分で決めました。最近。10年経つ間にいろんなことが好転してるかもしれないし、悪化しているかもしれない。好転していればリミットをまた10年のばして、悪化していたらそのときは潔く死のう、と思うと少し楽になりました。その考え自体甘いし馬鹿丸出しなんですけど。世の中には私より困難な目にあっても強く生きている人が山ほどいるでしょうから、こんなこと大声では言えませんが、私は私なりにつらいのです。人生ってつらいことだらけだなあガハハ。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)ありますよねぇ、家族との関係で悩むことって。すごい虐待だとか、暴力でもない限り「よくあることだよ」と言われちゃったりしますけど、それでも家族のことって、どうしてこんなにこたえるんでしょう。はい、とろろ昆布とわかめと海苔で簡単なお吸い物作ってお出ししますね。こういうのが沁みるときもありますよね。こるさんのお母さんは、こるさんに進学を望まず、進学しない結果として、こるさんは最良と言える結果を手に入れているのにもかかわらず(職場に対する不満がほとんどないなんて!素晴らしい職場なのか、こるさんがすごくいい人なのか、どっちかだと思います。しかも勤続7年!たいしたものです)なんか、それじゃあ物足りない!もっと出世してる子もうらやましいし、出産する子もうらやましい!と、むちゃくちゃ言ってる印象です。これっていわゆる「子供自慢・孫自慢」の世界の話なのではないでしょうか。こるさんのお母さんが、本当にどう思っているかはともかく、わかりやすいスペックで子供を自慢し合う会の中では、「頭が良くていい学校に行ってる」とか「もうすぐ子供を産む(すでに産んだ)」人たちが持ち上げられやすいですよね。特に女の場合、どんないいところに進学しようが就職しようが、「孫を産んでくれない子供は親不孝」みたいなの、ありますからね。私も田舎では、とてもここには書けないレベルのことを親戚に言われています(PC的配慮をすると一文字も書けないレベルのことです)。「出世しそうな子供」や「孫を産みそうな子供」は「望ましいもの」なのでしょう。まぁ、理解はできますけど、ときおり「半径5メートル以内に近づいたら撃つからね」と言いたい気持ちに駆られます。親子の間って、これまで愛情の深さばかりがクローズアップされてきましたし、そこには何ものにも代え難い絆がある、ということになっていましたが、私はこの思い込みこそが、諸悪の根源なのではないか、と思います。「親子の間は特別なんだ」という思いが、特別な甘えを許容し合う関係を作ってゆくのではないか、と思うんです。だって、子供に対して「就職してお金は入れろ。大学には行かせられない。でも自慢できる子供でいてほしい」なんて、無理難題もいいところの甘えでしょう?しかももう20代後半の立派な大人の人生なんて、親の人生とは切り離されてしかるべきなのに、まだそんなこと言ってるなんて。私だったら、高卒でちゃんと就職して、7年勤めて、会社に不満もなくうまく働いてる娘がいたら、ホッとします。いい子に育ったなぁ、と思うし、そのいい子がいい環境に恵まれて良かったなぁ、と思います。彼氏がいなくても、結婚してなくても、「この子の良さをちゃんとわかってくれる男とつきあってほしいなぁ。変な男にひっかかって、傷つけられたりしてほしくないなぁ」と思うでしょう。こるさんは、客観的に見て、そういう人です。十分すぎるほど親孝行な娘さんだと思います。成長過程で子供は、人としてありえないクラスの甘えを親にふっかけますし、理屈の通用しないわがままを全力で通そうとしてきます。子供側からすると「記憶にございません!」で済ませたいところですが、そうもいかないですよね……。そのせいで、お互いにちょっと普通の人間関係ではありえない要求を親子の間では通そうとしてしまう、というのがあるのかもしれません。でも、ある程度育ってくると、たとえ親子で一緒に暮らしていても違う価値観を持ったり、まったく別の性格の人間同士になったりするんだ、ということもお互いに受け入れなければ、やっぱり関係はおかしくなっちゃうと思うんです。こういう小さなひずみは、表面化してないだけで、すごくたくさんあると思います。「絶縁するほどひどい親ではないけれど、なんか合わない」「実家に帰るのが苦痛」「父か母、どちらかとどうも衝突してしまう」「頼りない親が依存的で困る」などなど、大きな実害がないから取り立てて人には言わないものの、「積極的に会いたいわけじゃない」程度の複雑な気持ちは、ある人も多いんじゃないでしょうか。私は、親のことが嫌いではありませんが、ずっと複雑な気持ちはやっぱり持っています。愛情はありますし、育ててもらったことへの感謝の気持ちもあります。でも、友達や恋人と違って自分で選び取った関係ではありませんから、「家族というのは、別に気が合って一緒にいるわけじゃないんだな」ということに最近気付いて、不思議な気持ちになりました。「嫌いじゃないけど、家族と長時間一緒にいるのはしんどい、一人の時間がほしい」ということを、本当はずっと感じていたのに、それを「思ってはならないこと」のように感じていたのです。家を借りるときには保証人の欄に名前を書いてもらって、頼りにするときだけ頼りにして、でも自分は何にもしてあげてない、という、私が一方的に甘えている関係だから、そんなことを思ってはいけない、感謝すべきなんだ、と思う気持ちもあるような気がします。そんな「気が合うから一緒にいる、というわけではない他人」が家族の面白さだとも思いますが、そんな関係なのだから、無理して仲良くしようとか、無理してうまくいかせようとかしなくてもいいんじゃないか、と最近は思うのです。もちろん好きだし、困っていれば助けたい。けど、それ以上、無理にでも仲良くしようとしたり、親の期待に応えようとしたりすると、自分の中にある親への愛情が壊れてしまうような気がするのです。親の望みを叶えてやれないことを悲しく思うときもあります。その一方で、はっきり「自分の人生は自分の人生だし」と思う気持ちもあります。でもその人生は、親に与えてもらった人生でもある。だから、揺れます。いったい、親のことを、家族のことを、どう思ったらいいんだろう?と思います。最近は、それを「決めない」ことにしようと思っています。断絶するか、親の希望をべったり聞き入れるかの二択じゃなくて、「好きなところもあれば、苦手なところもある人」として、ある程度は受け入れる、最低限これだけのことはする、という覚悟だけ決めておいて、なるべく波風立てないように、お互いに良い距離感でやっていけたらいいのかなと。こるさんが、どんなふうに自分の気持ちと親との関係に折り合いをつけていかれるのかわかりませんが、もう、お母さんの愛情を頼りにするのはやめたほうがいいのではないかと思います。親の愛情って、大事な後ろ盾だったりしますが、お母さんはこるさんの自信を奪っていますよね。こるさんの性格がブスとかそういう問題じゃ全然ないです。そんな扱いを受けているから、自分をそういう人間だと思っているだけです。こるさん程度の嫉妬や怒りなんて普通だし、むしろ性格がいいからこの程度で済んでいるのです。それは、どんな育てられ方をしても、こるさん自身が、まっすぐな人間であろうと努力してきた証だと思います。楽しいこと、いっぱいあるじゃないですか。些細なことなんかじゃないです。一緒にいて楽しい友達がいること、飲み会が楽しいと思える職場にいること、どちらも得難いし、何物にも代え難い幸せです。そしてそれは、こるさんが自分の力で勝ち取ってきたものです。こるさんを愛する、周りの人の評価を信じてください。親よりそっちを主軸にしてください。こるさん自身の人格や生き方を評価してくれる声に耳を傾けてください。こるさんは親の自慢の道具じゃありません。親以外に、かけがえのない愛情が得られる方向があるとしたら、それは必ず、そっちの方向にあります。今彼氏がいないとか、そんなのは大した問題じゃありません。たとえお母さんがこるさんを誇りに思わなくても、こるさんを大事に思う人は、こるさんの周りの素敵な人たちのつながりの先にもっとたくさんいます。大げさなようですが、生きることに希望があるとしたら、私はそこにしかないと思うんですよね。自分を理解し、愛してくれる人がいて、自分が愛する人がいること。大きな愛情でなくても、小さな思いやりや、長く続く友情でもいい。それがどんなに大きな支えになってくれることか。10年とおっしゃいますが、その10年を、周りのみなさんと楽しく過ごしてください。死ぬ気なんかなくなるほど、絶望を希望で埋め尽くすほど楽しく過ごしてください。自分を打ちのめす言葉に負けて死ぬなんて、そんな悔しい死に方をしちゃだめですよ。あと、親に恥ずかしい子だと言われたとしても、それがすべてだとは思わないでほしいのです。甘えのある関係では、こうした暴言がお互いに出てしまうことがあります。でも、それは本当に思っていることのすべてではなくて、もののはずみとか、うっかり言っただけのことで、本当はお母さんはこるさんに感謝しているとか、そういうこともあり得ると思います。どうしてもダメだと思えば、お母さんから離れるのもいいと思いますし、本当にひどいお母さんである可能性もあります。もののはずみだとしても絶対に許せない言葉もあるでしょう。けど、いつか、許せるときが来るのかもしれません。憎しみにも愛情にも、どちらにも執着しないのは難しいことですが、揺れる気持ちを、どうか揺れるまま、無理やりどちらかの方向に処分しないで、見守ってみてください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。愚痴投稿はこちらから<< 第26回 友人がいない自分が駄目な人間に思えて苦しい第28回 ●●● >>-->>>穴の底でお待ちしています 目次ページへ雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年09月28日「第21回東京ガールズコレクション2015 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)が9月27日(日)、国立代々木競技場第一に体育館にて開催。TOKYO GENDERLESS STAGEにGENKINGと千葉真一の息子で俳優の真剣佑、剛力彩芽がランウェイに登場した。「女性は誰でも輝くパワーも持っている。」という想いから、“SHINE”(シャイン)というテーマのもと開催された今回のTGC。総勢約100名の日本を代表する人気モデルが出演する本イベントは、日本のリアルクローズを披露するファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なゲストが多数登場するスペシャルステージなど盛りだくさんの内容となっている。第21回目の開催を迎えた27日には、延べ32,800名が来場した。「BOY LONDON」のステージでは黒をベースにところどころゴールドを差し色にした辛口のストリートスタイルが多く見られた。真剣佑さんはラインストーンのついたデニムに黒のパーカーを羽織り登場。さらに、GENKINGさんと剛力彩芽がランウェイを歩くと会場からは割れんばかりの歓声が!剛力さんは黒のスウェットワンピースにスニーカーを合わせたボーイッシュな装いでクールな表情を見せていた。「BOY LONDON」のステージにはそのほかラブリ、河北麻友子らが登場し、ステージを盛り上げた。(text:cinemacafe.net)
2015年09月27日第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)PFFアワード2015の表彰式が9月24日に、東京都国立近代美術館フィルムセンターで行われ、21歳(応募時)の杉本大地監督が手がけた『あるみち』がグランプリを受賞した。PFFアワード2015入選作品はこちら主人公の杉本大地を監督本人が演じるほか、実際の友人や母親も出演する本作は、監督自身の体験を再現し、浪人時代を経て大学に入学してからの日々を描く。杉本監督は「自分の物語として撮らせてもらった。意識したのは、どんなエモーションがあるものを撮れるかということ。内にある爆発、現場の空気や匂いが撮れないかと考えていたので、それをくみ取っていただき、とても嬉しいです」と受賞の喜びを語った。中山剛平監督の『したさきのさき』は、一般審査員による映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)をはじめ、ジェムストーン賞(日活賞)、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)の3冠に輝いた。片思いの相手に対し、常軌を逸した妄想を膨らませる異色青春映画で、中山監督は「中学時代のドキドキした実体験を、スクリーンで見ればきっとドキドキするんじゃないかと思い作った作品。自分が見たことない映像を見てみたいという思いもあった」と感激していた。表彰式には最終審査員を務めた奥田瑛二(俳優・映画監督)、阿部和重(小説家)、熊切和嘉(映画監督)、西村義明(プロデューサー)が出席。グランプリを受賞した『あるみち』について、阿部氏は「杉本さんにしか撮れないものが、画面から伝わり、現場で映画が作られている感覚があった」、熊切監督は「鮮度の高さがズバ抜けていた」と評していた。映画の新しい才能の発見と育成をテーマに1977年からスタートし、今年で37回目を迎えるPFF(ぴあフィルムフェスティバル)。今年はアワード応募総数577本のうち、20本が入選した。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・祝)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定) 福岡市総合図書館で開催取材・文・写真:内田 涼
2015年09月24日9月に行われる第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)の“サプライズ上映”のプログラム内容が発表になった。その他の写真これまで発表になっていなかった“サプライズ上映”は全3作品。映画祭では特別講座にも登場する周防正行監督と、美術監督の種田陽平が手がけた『変態家族兄貴の嫁さん』を上映。周防監督が1984年に発表した作品で、小津安二郎監督作品にオマージュを捧げた作品として、現在も語り継がれている。さらに映画祭で最新作『唇はどこ?』がプレミア上映される長崎俊一監督が1982年に発表して熱狂的なファンを生んだ伝説の8ミリ作品『闇打つ心臓』も上映。若き日の内藤剛志、室井 滋、諏訪太郎が出演しており、後に35ミリでリメイク版も製作されたが、本映画祭ではオリジナル版が上映される。また、韓国のインディーズ映画で、河瀬直美がプロデューサーを務めた『ひと夏のファンタジア』も上映。監督のチャン・ゴンジェは世界の映画祭で注目を集めている俊英で、上映日には監督も緊急来日することが決定している。“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった577作品の中から20作品が入選作に決定。全作品が映画祭で上映され、各賞が決定する。また、“サミュエル・フラー~誰もが憧れた奇跡の作家~”や、“映画内映画~映画は映画をつくることをどのように描いてきたか~”などの特集も開催される。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル9月12日(土)から24日(木)まで 東京国立近代美術館フィルムセンター10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・宿)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定)福岡市総合図書館で開催
2015年08月31日東京・六本木の国立新美術館にて9月2日から14日まで、「第100回記念 二科展」が開催される。1914年、文部省美術展の洋画部に対して新進作家たちが“第二科”の新設を働きかけたが実現できなかったことから、有志が日本洋画の革新をめざして集結して始められた「二科展」。“流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する”を信条とし、洋画界の黎明期に多くの著名な芸術家を輩出してきた。これまでの参加者は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出樽重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など。海外からもジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ボナール、ブールデル、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニなど、数多くの著名作家の作品が出品された。「第100回記念 二科展」では、同展に多大なる功績を遺した洋画家、彫刻家たちの作品を特別展示。歴代理事長の作品や、デザイン部と写真部の会員による同展に向けた作品も展開される。また、国立新美術館2階にある休憩室A、B、C、Dでは、絵画、彫刻、デザイン、写真の4部の会員有志によるコラボ展を実施。メインテーマは“あそび”、サブテーマは“ネコ100態”と設定され、様々な“ネコ”作品が展示される他、講演会やギャラリートーク、ミニコンサートなども予定している。また、二科の100年の歴史を一覧出来る「伝説の洋画家たち 二科100年展」が現在、東京都美術館で開催中。9月12日から11月1日まで大阪市立美術館、11月7日から12月27日まで福岡・石橋美術館でも行われる予定だ。【イベント情報】「第100回記念 二科展」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:9月2日~14日時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)※金曜日は20:00まで入場は19:30まで、最終日は14:00までで入場は13:00まで休館日:9月8日料金:一般1,000円、高大学生800円、中学生以下無料
2015年08月24日9月に行われる第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)のプログラムが新たに発表になった。その他の画像/第37回PFFのプログラムが決定“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった577作品の中から20作品が入選作に決定。全作品が映画祭で上映され、各賞が決定する。今年は、多くの映画人が敬愛した伝説の映像作家サミュエル・フラーの作品を上映。『最前線物語』『東京暗黒街・竹の家』などの名作のほか、日本初上映となる『ベートーヴェン通りの死んだ鳩』や、フラーに関するドキュメンタリー『フラーライフ』も上映される。また、映画の製作現場を描いた映画を集めた特集“映画内映画~映画は映画をつくることをどのように描いてきたか~”を開催。長崎俊一監督の最新作『唇はどこ?』、鈴木卓爾監督の新作『ジョギング渡り鳥』のプレミア上映が行われ、フランソワ・トリュフォー監督の名作『アメリカの夜』なども上映される。さらに世界の映画祭で好評を博した短編映画を集めた特別企画“世界が絶賛した日本の短編たち”も実施。5作品が上映される。9月13日(日)と19日(土)には特別講座を開催。13日には美術監督の種田陽平と周防正行監督が映画の“美術”について対談し、小津安二郎監督の『小早川家の秋』が上映される。19日には映画プロデューサーの伊地智啓と濱口竜介監督が“プロデューサー”について語り合い、『居酒屋ゆうれい』が参考上映される。会期中にはさらに何作品か“サプライズ上映”が予定されており、詳細は追って映画祭の公式サイトで発表される。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル9月12日(土)から24日(木)まで 東京国立近代美術館フィルムセンター10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・宿)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定)福岡市総合図書館で開催※東京会場のチケットは8月8日(土)より発売開始
2015年08月12日ベストメガネコンタクトはこのほど、「ベストメガネコンタクト5代目イメージガール」の募集を開始した。同社では現在、ポスター、パンフレット、チラシ、WEBサイト、イベントなどのプロモーション活動をすることで、同社をPRする「ベストメガネコンタクトイメージガール」の募集を行っている。応募資格は、関東近郊在住で、元気で明るく健康的なイメージを持つ18歳~25歳くらい(2015年10月1日時点)の未婚女性。5代目イメージガールとして2015年10月1日~2016年9月30日まで撮影やPR活動などに対応できる人が対象となる。活動中は、同社取扱商品である、メガネ・コンタクトレンズの着用を求めている。応募は、ホームページよりダウンロードしたエントリーシートに必要事項を記入したうえで、8月17日必着。1次審査の書類審査、2次審査の面接を経て、イメージガールを決定する。5代目イメージガールとなった合格者には、賞金30万円が贈られる。詳細はベストメガネコンタクトのホームページまで。
2015年08月05日株式会社わかさ生活株式会社わかさ生活は、8月8日の“ブルーベリーの日”に『第1回 わかさブルーベリー祭り』を開催する。京都三条会商店街とのコラボレーションイベントで、ブルーベリーを使ったさまざまな企画が用意されている。『第1回 わかさブルーベリー祭り』の目的は、ブルーベリーの魅力を広げること。祭りでは、家族が楽しめるイベント満載だ。京都では初の開催。第1回 わかさブルーベリー祭りブルーベリーの日に開催される祭りの詳細は下記の通り。日時:2015年8月7日(金)・8日(土) 11:00~17:00場所:京都三条会商店街および三条大宮公園(雨天決行)(プレスリリースより抜粋)当日は、「ブルーベリーフードコンテスト」や、「ブルーベリージャム試食販売会」「ブルーベリージャム試食販売会」「みんなで作ろうブルーベリージャム手作り体験」他多数のイベントを開催する。ブルーベリーフードコンテストブルーベリーフードコンテストは、わかさブルーベリー祭りの目玉企画。同祭りのために作られたブルーベリーを使った料理やスイーツを楽しむことができ、参加約30店舗から「スイーツ部門」「フード部門」について『グランプリ』と『わかさ生活賞』を決定する。(画像はプレスリリースより)【参考】・京都初!商店街まるごとブルーベリーづくし『わかさブルーベリー祭り』開催!~8月8日「ブルーベリーの日」にわかさ生活と京都三条会商店街がコラボイベントを開催~
2015年08月05日オリンパスは7月20日「海の日」より、「未来に残したい海」をテーマとした「第4回 子どもフォトコンテスト」を開始した。NPO法人OWSとの共催で、11月9日までの期間、小学3年生から中学3年生を対象に作品を募集する。応募するには、2,048×1,536ピクセル(約300万画素)以上でJPEG形式の撮影データを同コンテストの専用フォームより送信する。審査員は自然写真家・OWS副代表理事の高砂淳二氏と、海洋写真家・OWS理事の杉森雄幸氏が務める。最優秀賞(1点)には「OLYMPUS OM-D E-M10 14-42mm EZ レンズキット」、優秀賞(3点)には「STYLUS TG-4 Tough」が副賞として贈られる。「子どもフォトコンテスト」は、同社の「未来に残したい海」プロジェクトの一環として、2012年に初開催された。
2015年07月21日日本工学院とオリンパスイメージングは15日、第6回「高校生デジタルフォトコンテスト」の開催概要を発表した。応募資格は高校生であることのみ。「高校生活」をテーマとした作品を7月24日から9月30日まで募集する。作品の応募は「高校生デジタルフォトコンテスト」のWebページにて受け付ける。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベントだ。前回は999点の応募があり、デジタル一眼レフによる力強い作品や、スマートフォンやコンパクトカメラを使った自由な発想の作品なども多く寄せられた。審査員を務めるのは、ともに写真家の清水哲郎氏と小泉修氏。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN Lite E-PL7 EZダブルズームキット(ホワイト)」が、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough(レッド)」が贈呈される。結果発表は11月中旬を予定している。
2015年07月15日東京ビッグサイトで本日10日まで開催されている「第6回 DESIGN TOKYO」(リード エグジビション ジャパン主催)内は、「売れるデザイン」をテーマとして、各企業が自社製品を出展する展示会。その中に、いまだ製品にはなっていない「プロトタイプ」を一覧できるコーナーがある。本稿では、同展示会内の特別コーナー「PROTO LAB(プロトラボ)」を紹介する。通常、展示会ではすでに発売されているものや発売予定の製品が披露されるが、この「PROTO LAB」では、製品化の前段階の原型である「プロトタイプ」が一堂に会する。昨今、先進的な製品の開発資金をクラウドファンディングで募集する事例が脚光を浴びることも増え、それ以前よりプロトタイプが広く目にされる機会は増えたものの、試作機やモックなど、そのモノ自体を直接見る機会は貴重だといえる。加えて、このコーナーではプロダクトデザイナー自身がブースに常駐しているため、プロダクトについての質問を直接ぶつけることも可能だ。先進的な製品を求めているバイヤーやメーカーにとっては、アイデアの芽を見る機会になっているようだ。製品テーマ別に部門が設けられており、「照明部門」「スマホグッズ部門」「時計部門」「キッチンウエア部門」の4部門ごとに展示が行われていた。照明のプロトタイプ「hAkari」を出展した「オチュカデザイン」の大塚氏は北海道を拠点に活動しており、今回このコーナーに初めて出展したとのこと。「ショップのオーナーの方だけでなく、デザインプロダクションの方など、さまざまな方からお声がけいただけています。プロダクトに対して、さまざまな反応をいただけるのが刺激的ですね」と語った。「アイデアの芽」がさまざまな刺激を受けることで、製品化への足がかりとなったり、協業のきっかけをつかむことができる場となっているようだった。本コーナーは展示会併設となっており、すでに次年度の募集も始まっているので、直接訴求したいプロトタイプを抱えている作り手は、出展を検討してみては。注:DESIGN TOKYOは商談を目的とした展示会のため、一般および18歳未満の入場は不可となっている。
2015年07月10日