くらし情報『第16回東京フィルメックス、ラインナップ発表』

2015年10月7日 16:07

第16回東京フィルメックス、ラインナップ発表

第16回東京フィルメックス、ラインナップ発表
第16回東京フィルメックスのラインナップ発表会見が10月7日に、東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で行われた。アジアの新進作家がしのぎを削るコンペティション部門には全10作品がエントリーされ、ディレクターを務める林加奈子氏は「どれも揺るぎない覚悟を感じさせるものばかり。映画の未来を担う10本が揃った」と期待を寄せた。

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また、会見には最新作『ひそひそ星』が特別招待作品としてオープニング上映される園子温監督が駆けつけ、「日劇という大きな小屋で上映してもらえるのは名誉なこと。国内でもすばらしい第一歩を踏み出せて、幸せです」とあいさつした。福島県でロケを敢行し、ロボットが8割、人間が2割になった近未来を描いた異色のSF作品で、今年9月に第40回トロント国際映画祭NETPAC賞を受賞したばかり。独立プロ「シオンプロダクション」の第1回作品にあたり、「今後、1年に1本作品を作っていきたい」と抱負を語った。

『ひそひそ星』をはじめ、ジャ・ジャンクー監督の『山河故人』、ジョニー・トー監督の『華麗上班族』などフィルメックス常連監督の最新作、今年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞したイラン映画『タクシー』、ヴェネチア映画祭で好評を博したピーター・チャン監督の『最愛の子』などが特別招待作品として上映される。

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