質問:妊娠中に医療保険の加入は可能ですか?妊娠中でも申し込み可能な医療保険はありますが、各保険会社により条件が異なります。妊娠中であっても申し込み可能な医療保険はありますが、保険会社によって加入条件が異なり、出産にかかわる疾病や子宮部位にかかわる疾病による不担保の可能性が高くなります。保障されない不担保期間は各保険会社により引き受け(条件)は異なります。
2016年05月26日質問:現在病気で薬を飲んでいますが、医療保険に加入できますか?医療保険の申込時に、現在の健康状態を告知し、保険会社が加入の諾否を決定します。一般的な生命保険会社の医療保険は、原則、無診査・無告知の商品を除いて、通常5年以内の健康状況を告知していただき、傷病の内容や服用中の薬の種類などを保険会社が総合的に判断して契約引き受けの諾否を決定します。
2016年05月26日質問:外国籍でも保険に加入することができますか?外国籍の方でも、保険に加入することは可能です。外国籍の方でも、保険に加入することができますが、保険会社によって加入できる条件が異なります。満たす必要のある一定条件として、日本に居住していること外国人登録があること「在留カード」や「特別永住者証明書」等を所有していること日本語の読み書きができる(契約書類、重要事項説明書、告知書、約款などの理解ができる)こと日本国内の銀行口座を所有していることなどがあります。保険会社によって、その他の要件や提出書類が必要な場合がありますので、詳しくは、保険会社にご確認ください。
2016年05月26日いざというとき頼りになる保険。もっともポピュラーなのが、生命保険でしょう。平成25年度の生命保険文化センターの調査によれば、じつに8割以上の人が生命保険に加入しているそうです。その一方で、あまり知られていないのが個人賠償責任保険。これは、日常生活のなかで誤って他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりしたときなどに負担する損害賠償金を補償してくれるもの。とはいえ、個人で倍賞しなければいけないような出来事にはそうそう遭遇しない――。そんなふうにたかをくくってはいませんか?そこで、節約アドバイザーのヨースケ城山さんに、個人賠償責任保険に加入しておいたほうがよい人の特徴をお聞きしました。■1:通学や通勤などで自転車に乗る家族がいる小学校5年生だった少年が乗った自転車と歩行者との衝突事故で、神戸地裁は少年の母親に約9,500万円の高額損害賠償を命じる判決を出しました。2013年のことですが、この判決がきっかけとなり、自転車事故の加害責任が広く認識されるようになりました。公益財団法人交通事故総合分析センターが発表した「交通事故分析レポート」によれば、人口10万人当たりの自転車運転中の加害者数は、とくに中高生が多く、13~15歳は18人、16~18歳は29人という結果です。自転車は免許がなくても乗れる便利な乗り物ですが、それだけに事故は起こりやすいもの。実際、2016年4月に警視庁が発表した2015年中の交通事故、約53万7,000件のうち、自転車事故は9万8,700件もあり、約18.4%を占めます。若い世代は自転車は軽車両だという認識が薄いので、万が一のために個人損害賠償責任保険に加入しておくと安心ですね。■2:認知症(予備軍含む)の家族を介護している2007年に、認知症の男性(当時91歳)が徘徊中に電車にはねられ死亡し、JR東海が振り替え輸送費など約720万円の損害賠償を男性の妻と長男に求めた訴訟がありました。メディアにも大きく取り上げられたので、記憶に新しい方も多いと思います。2016年の最高裁の判決で、遺族に賠償責任はないと判断されましたが、もし遺族側に過失があると判断されて敗訴していたら、高額の損害賠償を遺族は支払うことになり、大きな負担を背負うことになったでしょう。厚生労働省の平成26年版高齢社会白書によれば、65歳以上の高齢者人口は、約25.1%と過去最高に。今後も高齢化率は上昇を続け、2035年には33.4%、3人に1人が65歳以上となると推測しています。家族の誰かが認知症を発症し、介護が必要な状態になることは決して他人事ではないのです。■3:小学生~大学生までの子どもがいるバイクに乗った80代の男性が、学校外に飛び出たサッカーボールをよけようとして転倒し、足を骨折。そののち認知症状が出て、約1年半年後に肺炎で死亡しました。2審では当時小学生だった男性の過失を認め、「子どもを指導する義務があった」として両親に計約1,100万円の賠償を命じました。両親が上告し、最高裁では、親は賠償責任を負わないと逆転勝訴となりましたが、親には監督責任が発生すると考えられています。ほかにも平成23年に、中学2年生の男子生徒(当時13歳)が自殺したのはいじめが原因だったとして、生徒の遺族が市や元同級生らに7,720万円の損害賠償を求めて提訴。遺族と市の和解は成立し、市が遺族に対し和解金1,300万円を支払い、自殺を防げなかったことを謝罪しました。一方、元同級生に対する訴訟は分離し、審理は今も継続中です。個人賠償責任保険の被保険者は、「生計を共にする同居の親族」となっているので、世帯主が契約すれば、子どもが起こした事故も補償されます。親が仕送りを受けている未婚の学生についても補償の対象になるようです。■4:自宅でペット(とくに犬)を飼っている有名俳優夫妻の愛犬が隣人をかんだ事件では、東京高裁が1,725万円の支払いを命じました。ニュースでも話題になりましたね。2011年5月、有名俳優夫婦が入居していたマンションの通路で、夫妻の娘(当時6歳)が連れていたドーベルマンが住人の女性の脚にかみつきました。東京高裁の判決では、「管理会社が定めていた、小動物以外の飼育を禁じた規定を有名俳優が破り、住人の安全を守る注意義務に違反した」という指摘がされ、損害賠償額の大幅増につながったようです。■5:タワーマンションの上層階に住んでいる最近では、神奈川県川崎市・武蔵小杉にあるタワーマンションでの生卵やお皿の落下事件が大きく報道で取り上げられていましたね。ベランダから植木鉢などが落ちただけでも被害者が死亡する危険をはらんでいます。故意と過失では損害賠償額は大きく違ってきますが、被害者がいれば損害賠償の必要が出てきます。前述の落下事件の加害者はまだ見つかっていませんが、たとえ過失だとしても高額の損害賠償になることは想像に難くありません。タワーマンションの上層階であるほどリスクも高くなることを自覚しておくとよいでしょう。*賠償事故は、身近な場所で起こり、加害者となった本人だけでなく、家族にも大きくのしかかります。子どもや親が起こしたトラブルは、家族の問題でもあるからです。事故による心の傷は時間をかけてケアするしかありませんが、金銭的なことは対策する手立てがあります。それが、個人賠償責任保険です。いろんな保険会社で入ることもできますし、自動車保険などのオプションとしてつけることも可能。クレジットカードの付帯オプションとして格安でつけることもできます。ぜひ一度、検討してみませんか?(文/山本裕美) 【取材協力】※ヨースケ城山・・・節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、AFP、住宅ローンアドバイザー、年金アドバイザー。著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』にもまとめられている。ブログ『節約アドバイザーヨースケ城山ブログ』では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。
2016年05月16日古野電気は4月4日、病院・検査センター向けの生化学自動分析装置「CA-800」を開発したと発表した。生化学自動分析装置とは、全血、血清、血漿や尿などの検体に含まれる酵素、脂質、タンパク質、糖などを試薬と反応させて、その反応過程を分光光度計で吸光度として測定する検査機器。同製品は、1時間あたり800テストから最大1200テスト(電解質ユニット付)の高速処理と、最少反応液量50ulを実現したフロアトップモデルとなっている。測定波長は、340~800nmの13波長で、使用環境に合わせて樹脂キュベットまたはガラスキュベットを選択可能。操作画面は、タッチパネル式ディスプレイに対応している。同製品は3月から海外での販売が開始されており、日本でも順次展開される予定。
2016年04月04日質問:最近は短期入院が増えていると聞きましたが、医療保険への加入は本当に必要ですか?厚生労働省の調査によると、退院患者の平均入院日数は約1カ月ですので、医療保険への加入をおすすめします。「短期入院が多いから、医療保険には加入しなくても……」と考える場合、「短期入院=経済的負担も少ない」とお考えの方が多いのではないでしょうか。入院時の経済的負担は、必ずしも入院日数と比例するわけではありません。また多くの場合、入院は突発的に決まりますので、「緊急性」「突発性」も考慮して医療保険の必要性を検討する必要があります。減少する平均入院日数。ただし、年齢ごと、傷病ごとの違いに注意が必要厚生労働省の「平成26年(2014)患者調査」によると、退院患者の平均入院日数は31.9日ですが、年齢別にみると0歳~14歳は8.4日、15歳~34歳は12.0日、35歳~64歳は24.4日と若い年齢ほど平均以下になっています。一方で、65歳以上は41.7日、75歳以上で47.6日と平均以上の入院日数となっており、年齢とともに入院が長引く傾向があります。過去の患者調査から平均入院日数をみると、平成20年は35.6日、平成23年は32.8日と短期化していることは間違いないようですが、あくまでも平均となりますので、傷病によっては1カ月以上の入院の可能性も想定しておく必要があるといえます。高額療養費制度の注意点公的医療保障制度の中の「高額療養費制度」の適用を受ければ、1カ月の自己負担額が軽減されるため、医療保険に加入しなくてもよいという意見もあります。一般的な所得(年収770万円以下)の場合、1カ月程度の入院であれば、80,100円+αの自己負担で済むので、貯蓄で賄おうという考え方です。この考え方で注意が必要なのは以下の2点です。■自己負担額は所得によって大きく変わる平成27年1月以降、「高額療養費制度」の限度額の計算式が変更になり、例えば、年収770万円以上の方の場合、最低でも167,400円までは自己負担になります。入院といえば、予定外のものが多いと思いますが、月に約17万円の臨時出費は家計に及ぼす影響は大きいと思われます。また、年収770万円以下の方の場合でも、長期入院になった場合、月に約8万円の臨時出費は大きな負担といえます。■高額療養費制度の対象外となる費用がある「食費」や「居住費」、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」、「先進医療にかかる費用」などは、高額療養費の支給の対象外となりますので、例えば、入院時に個室に入りたい場合や、先進医療を受けることになった場合は、自己負担額が高額になる可能性があります。今はゆとりがあっても、緊急のときにも同じゆとりがあるとは限りません。治療が長引くことや、その間の家族の生活のことを考えながら、医療保険について検討されてはいかがでしょうか。例えば、一般的な所得の方であれば、入院1日あたり10,000円の給付が受けられる医療保険のプランの場合、1週間程度の短期入院でも、7日間分の入院給付金で自己負担の医療費のほとんどを賄うことができます。しかし、1日5,000円の給付金のプランの場合、5,000円×7日=35,000円となるため、自己負担額の半分くらいの計算になるので注意が必要です。もし、日額5,000円の給付金のプランに加入されている場合は、短期入院の可能性も視野に入れてプランを再設計するか検討してみてはいかがでしょうか。なお、実際には、手術が伴う入院の場合には、上記の入院給付金以外に「手術給付金」も支給の対象になる場合があり、受け取れる給付金の総額も変わりますので、その点も考慮して検討されることをおすすめします。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年03月28日ドミノ・ピザ・ジャパンの親会社であるドミノ・ピザ・エンタープライズは3月17日、商業用自動運転デリバリーロボット「DRU(Domino’s Robotic Unit)」を発表した。DRUは高さ922mm(最大約1185mm)、車幅740mm、奥行1030mm、重量約190kgの4輪ロボット。充電バッテリーで駆動し、スタート地点から目的地まで最適なルートを選び歩道を歩行する。現在は約20km先まで配達が可能だという。走行スピードは環境に合わせて制御し、センサで道中の障害物を検知して必要に応じて回避しながら進む。また、キャリーボックスを装備しているため"アツアツのピザと冷たいドリンク"を配達できるとしている。商品の受け取りは、目的地に到着後、注文時にメールで受け取ったコードを入力するとDRU上部のキャリーボックスが自動持ち上がり、商品を取り出す仕組みとなっている。現在、オーストラリア・クイーンズランド州の一部で試運転を行っており、今後さまざまな地域での利用を目指していくとしている。なお、日本での展開については未定。
2016年03月18日ブレインパッドとビズロボジャパンは3月16日、データ収集・加工を自動化する「ECオートメーション」を新たに共同開発したと発表した。ECオートメーションは、SaaS型マーケティングオートメーション(MA)プラットフォーム「Probance One(プロバンス・ワン)」(開発元:仏ProbanceSAS)と、人がパソコンを用いて行う作業をノーコーディングで自動化する「ブレインロボ」を組み合わせたソリューション。これにより、ECサイトからMAの運用に必要なデータを取得し、アップロードする一連の作業をロボットにより自動化でき、容易にMAの導入・運用が可能だという。また、導入企業から貸与されたECサイトの管理アカウントを使用し、ブレインロボが毎日定時にECサイトの管理画面からMAに必要なデータを取得。取得したデータを適切なデータ形式に加工し、Probance Oneにインポートする。ECオートメーションにより、導入企業はECサイトに改変を加えることなく、Probance Oneへ毎日必要なデータを自動で蓄積することが可能となり、MAの開発・運用の負荷が低減されるという。さらに、ブレインロボはデータ連携だけでなく、人が行っている定型業務を自動化することができるため、ECオートメーションの導入により、商品マスタの自動更新、競合調査、そのほかレポーティング業務といったECサイト運用に関わる広範な業務を自動化・効率化することを可能としている。
2016年03月17日日本IBMは3月14日、明治安田生命が新契約引受査定自動化システムとして、あらかじめ設定したビジネス・ルールに基づいて業務を自動化するI「IBM Operational Decision Manager(以下、ODM)」を導入したと発表した。明治安田生命では、平成26年に「明治安田NEXTチャレンジプログラム」を立ち上げ、ICTの積極的活用による新契約手続きにかかる事務プロセスの簡便化や契約引受基準の見直し等に取り組んでいる。同社はこの取り組みの一環として、2016年1月5日から、タブレット型営業端末「マイスターモバイル」を活用した申込手続きの電子化の展開にあわせて、自動査定システムを導入した。具体的には、契約申込み時に必要となる被保険者の健康状態等の告知の際に、従来は紙の告知書への記入が必要だったが、タブレット端末による申込手続きの電子化に加えて、告知書も電子化した。電子化した告知書では、被保険者の状況に応じて、傷病名や治療内容等の質問が変わるドリルダウン告知を導入し、さらに、ODMのルール・エンジンを活用することで、告知内容についての査定を自動化して、より迅速な契約手続きを実現した 。自動査定システムはホスト・システムとして使用しているIBM z Systems上にルール・エンジンを配置して構築され、告知の判定と査定サポートのオンライン処理および新契約成立の際のバッチ処理で共通のルールを使用し、運用しているという。
2016年03月14日質問:「健康保険」に加入していれば、「医療保険」には加入しなくても良いでしょうか?「健康保険」に加入していても、民間の「医療保険」への加入をおすすめします。公的医療保険制度の仕組みのひとつである「健康保険」と民間の「医療保険」とでは、それぞれの担う役割が大きく違いますので、「健康保険」に加入していても、民間の「医療保険」に加入されることをおすすめします。公的医療保険の役割日本では、「国民皆保険制度」によりすべての国民が公的医療保険に加入することになっています。公的医療保険制度は、国民がお互いに支え合うことによって、誰もが安心して医療を受けられる制度で、中小企業の会社員が加入する「協会けんぽ」や大企業の会社員が加入する「健康保険組合」、公務員や教職員が加入する「共済組合」などの被用者保険と、自営業者や農業者、専業主婦など被用者保険の対象外の方のための「国民健康保険」と、75歳以上の方が加入している「後期高齢者医療制度」の3つに大別することができます。公的医療保険制度は、国民生活上のリスクを広くカバーしてくれていますが、その中でも身近でもっとも大きな役割が、医療費の自己負担軽減です。治療を受けた際に窓口で支払う医療費は、この「公的医療保険制度」で定められた割合が請求されます。医療費の負担割合・義務教育就学前:2割負担※自治体によって補助制度があり、実際に窓口で支払う金額が異なる場合があります。・義務教育就学以降~69歳:3割負担・70歳~74歳:2割負担※現役並みの所得がある場合は3割負担となります。※平成26年4月2日以降に70歳になる方が対象。平成26年4月1日以前に70歳になっている方は1割負担のままです。・75歳以上:1割負担※現役並みの所得がある場合は3割負担となります。もし、「公的医療保険」に加入していない場合に病院にかかると、医療費の全額を支払う必要があり、その負担額は大きなものとなります。民間の医療保険の役割では、民間の医療保険の役割はどのようなものでしょうか。答えは「公的医療保険制度で補えない部分」に対する備え、すなわち「医療費の自己負担金」に対する備えです。高額所得者や預貯金の豊富な方など、医療費を自己負担しても、日々の生活への影響が少ない場合には、民間の医療保険に加入する必要性は低いかもしれません。しかし、多くの家庭では、預貯金の多くは教育費や住宅購入費用などの別の目的のために備えている場合が多いでしょう。「入院」や「手術」など医療費の負担が大きくなる場合のほとんどが、突発的に起こるものです。そんなとき、民間の医療保険に加入していれば、対応が可能になります。医療保険に加入する際には、公的医療保険制度の内容をふまえて検討を例えば、公的医療保険制度のひとつである「高額療養費制度」は、一カ月の医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、その超えた分が還付されます。そのため、健康保険の適用のある治療であれば、大きな備えは必要がないかもしれません。しかし、高額療養費制度の対象にならない高度の医療技術を用いた療養(先進医療)を想定した場合、先進医療の技術料については、健康保険は適用されないため、自己負担が高額になる可能性があります。また、入院中の食事代や、自分から希望して個室に入院したときの差額ベッド代なども高額療養費制度の支給の対象になりません。民間の医療保険を検討する場合、あらゆるリスクに対応できるのが理想ですが、全てを医療保険でカバーしようとすると、その分保険料も高額になります。そこで、ご自身が加入されている公的医療保険の種類や保障内容を再度確認したうえで、不足する部分に優先順位をつけて、どのようなプランを選択し、どのような特約が必要なのか検討しましょう。このように、民間の医療保険への加入を検討する場合は、職業や家族構成など、さまざまな条件を考慮しながら検討をする必要があります。各ご家庭に則したプランを詳細に検討したい場合には、複数の保険会社の商品を取り扱っている総合代理店で相談してみることをおすすめします。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年03月07日サンコーは、床を自動で雑巾がけするロボット「水ブキーナー」を発売した。直販価格は税込9,980円。水ブキーナーは、乾拭きと水拭きの両方に対応した自動雑巾がけロボットだ。付属のマイクロファイバーシート(乾拭き用)か、ウェットモップシート(水拭き用)を、本体裏面に取り付けて使用する。水拭き時は、専用タンクに水を入れて運転する必要がある。シートは水洗いして繰り返し使える。交換用シートも別売で用意しており、乾拭き用・水拭き用の2枚セットで税込880円。運転中は、ランダム、S字、壁沿いの3種類の運転モードを自動で切り替えて走行する。約2.5時間でフル充電され、連続使用時間は乾拭き時で90分、水拭き時で60分。本体サイズはW280×H310×D90mm。重量は1.2kg。
2016年02月29日富士通は2月24日、ネットワークシステムの運用・保守などを自動化するソフト「FUJITSU Network Virtuora SP (バーチュオーラ エスピー、以下、Virtuora SP)」を同日より販売開始すると発表した。価格は472万円(税別)から。「Virtuora SP」では、ネットワーク機器の制御インターフェースとして、広く使用されているSSH/SCP)およびRESTを採用しており、多様なネットワーク機器の状態やポート単位のトラフィック流量などを収集・分析し、ネットワーク回線の切り替えなどの制御を行うことが可能だという。「Virtuora SP」は、Policy Design ToolとPolicy Engineの2つの機能で構成。Policy Design Toolは、顧客が行う運用・保守の業務内容をポリシー(ノウハウをシナリオ化したもの)として定義。一方のPolicy Engineは、定義したポリシーにスケジュール設定を行うことで業務を自動化する。ポリシーの定義は、プログラミング言語で記述する必要はなく、BPMN標準のフローチャート形式でグラフィカルにワークフローを作成し、ポリシーとして定義することができるという。また、シナリオの検証ができるシミュレーターを搭載し、作成したワークフローの擬似環境で検証することができ、実機での検証に比べ、時間やコストを削減できるという。Virtuora SPのユースケースとしては、ネットワークに障害が発生した場合、現用系ネットワーク回線から待機系ネットワーク回線の切り替え、障害復旧後は、切り戻し作業を自動的に行うことを想定しており、切り戻す時間を通信データ量の少ない夜中に設定したり、ネットワークを切り替えても問題のないデータ量の値に閾値を設定することも可能になるという。同社では2018年度までに40億円売上げを目指している。
2016年02月24日富士ゼロックスは2月8日、免税店舗向けにドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorks」を使って免税販売関連帳票を自動作成する「免税販売支援ソリューション」を同日より販売開始すると発表した。免税販売支援ソリューションは、「購入記録票」「購入者誓約書」の迅速な作成を支援するもので、専用スキャナでパスポート情報を読み取ると、スキャンされた情報とあらかじめ設定した店舗情報が記入された免税帳票が業務ソフトウェア「免税販売支援ツール for DocuWorks」によってPC上に自動生成される。この際、同ソフトウェアが、パスポートに掲載された国籍を判別して、英語・中国語・韓国語などの購入者の出身国に合わせた言語で帳票を作成。パスポートスキャナで読み取れない入国日や在留資格は、PCから入力して印刷するモードと帳票印刷後に手書きで記載するモードを選択でき、免税帳票発行にまつわる作業を効率化できる。価格は、「DocuWorks 8日本語版」が1万5800円、「免税販売支援ツールfor DocuWorks」が5万円、パスポートスキャナ(デンソーウェーブ QK30-OP-U)がオープン価格となっている(いずれも税別)。
2016年02月09日ユニットコムは1日、PCやタブレット、スマートフォンといったデバイス購入時に、同社の月額会員サービス「プラチナITパスポート」の指定プランに加入すると、購入価格が最大5,000円引きとなる「新生活応援キャンペーン」の開催を発表した。キャンペーン期間は3月31日まで。プラチナITパスポートは、IT機器の保守や修理サポートなどを提供する月額制サービス。ウイルス対策サービス、電話&リモートサポート、無線LAN接続設定などといった各種サービスを優待価格で利用できる。キャンペーンの対象プランと割引価格は以下の通り。「安心プラチナプラス」(月額1,880円から)もしくは「安心プラチナ」(月額1,480円から)に同時加入で、デバイスの購入価格から5,000円割引。また「安心スタンダードプラス」(月額1,080円から)もしくは「安心スタンダード」(月額680円から)に同時加入で、デバイスの購入価格から2,000円割引となる。価格はいずれも税別。実施店舗は全国のパソコン工房、グッドウィル、バイモア、LEVEL∞HUB。キャンペーン詳細は、キャンペーンサイト参照のこと。
2016年02月02日iOS版のブラウザアプリ「Safari」において、検索窓をタップすると強制終了してしまうとTwitterなどで話題となっている。「設定」アプリから「Safari検索候補」をオフにすると修正されるようだ。同件は、27日の夕方頃よりTwitterなどで話題となっているが、不具合が発生した原因などは不明だ(28日午前10時時点)。「設定」アプリから「Safari」をタップし、「Safari検索候補」をオフにすると改善する。今後、Appleが修正を行うことも予想されるが、すぐに対処したいというユーザーは試してみるとよいだろう。
2016年01月28日デジタルアーツと三菱スペース・ソフトウエア、東芝情報システムはこのほど、重要・機密情報ファイルを自動で見つけ出して暗号化するソリューション「Secure Protection(セキュアプロテクション)」の提供を開始したと発表した。同ソリューションでは、三菱スペース・ソフトウェアの重要・機密情報ファイルを探索する個人情報ファイル検出ツール「すみずみ君」と、デジタルアーツのファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode(ファイナルコード)」を連携し、探す・守る・追跡する・あとから消すを、シームレスに実現する。あらかじめ指定したルールで社員のパソコンを定期的に探索し、重要・機密情報ファイルを発見すると、閲覧者や閲覧期間、回数、印刷可否といった閲覧制限を付与して、重要・機密情報ファイルを自動的に暗号化する。この暗号化したファイルは、リアルタイムでファイルへのアクセス・操作ログを確認できる。万が一、ファイルが流出した場合でも「あとから消す」仕組みにより、ファイルの中の情報が漏洩することを防ぐ。探索・暗号化した重要・機密情報ファイルの閲覧制限は管理サーバ上で一元管理され、閲覧制限の変更も可能となる。また、社員それぞれのパソコンにどのような重要・機密情報ファイルが保持されているかを把握できるという。重要・機密情報ファイルの定期的な探索と暗号化を提供する「スタンダード」と、暗号化後の追跡と流出時にデータを削除する仕組みまでを提供する「アドバンス」の2つのエディションを用意し、東芝情報システムが販売を行う。
2016年01月25日デロンギ・ジャパンは12日、全自動エスプレッソマシン「デロンギ プリマドンナXS コンパクト全自動エスプレッソマシン(ETAM36365MB)」(以下、プリマドンナXS)を発表した。発売は1月20日で、希望小売価格は税別240,000円。プリマドンナXSは、ボタンひとつで豆挽きから抽出までを全自動で行う家庭用全自動エスプレッソマシンの最高級モデル。シンプルなエスプレッソはもちろん、泡立てたミルクを使用するカプチーノやカフェラテ、日本人好みのハンドドリップ風コーヒーを抽出できる「カフェ・ジャポーネ」など多彩なカフェメニューを楽しめる。また、デロンギ独自のきめ細かなフォームドミルクを作る「ラテクレマシステム」も搭載している。あらかじめ設定されているメニューのほか、コーヒーの抽出量や使用する豆の量、湯温などを自分好みにカスタマイズすることも可能だ。本体サイズはW19.5×D50×H32.5cmで、横幅はデロンギの全自動エスプレッソマシンとしてはもっともスリム。操作にはタッチセンサー式のボタンを採用。内部自動洗浄機能を持つ。重量は約11kgで、給水タンク容量は1.35L、豆ホッパー容量は100g。ポンプ圧は15気圧。
2016年01月12日ルネサスエレクトロニクス(ルネサス)は1月6日、TTTech Computertechnik(TTTech)と自動運転向け電子制御ユニット(ECU)の開発プラットフォームに関する協業を開始すると発表した。自動運転の実現には自車周辺のセンシング技術の高精度化、各種センサーの統合、自動運転のための判断処理、付随する画像センサーの高画素化への対応、システム全体の低消費電力対策、機能安全への対応など、大規模な開発が必要とされる。これには複数のサプライヤーによる並行開発やスムーズなシステム統合の実現が求められているが、そのためにはそれぞれのソフトウェアがCPU、ハードウェアアクセラレータ、ネットワークといったハードウェアのリソースの競合なくシステム統合が実現されることが必要となる。両社が協業を行う開発プラットフォームは、ルネサスの車載制御用マイコン「RH850/P1x」と車載情報システム向け高性能SoC「R-Car」に、TTTechのADAS向けソフトウェアプラットフォーム「TTIntegration」を統合したものになるという。TTIntegrationは複数のハードウェアで実現されているソフトウェアコンポーネントの統合を可能とするもので、制御用マイコン、高性能SoCが搭載された新プラットフォームにおいて高い性能と安全性を実現しながらも将来の拡張も可能とする自動運転システムの開発が実現する。また、ハードウェア単位で開発されたソフトウェアコンポーネントの統合も可能となるため、複数のベンダーによる並行開発も可能となる。
2016年01月06日ルネサス エレクトロニクスとオーストリアのTTTech Computertechnik AG(TTTech)は1月6日、自動運転向け電子制御ユニット(ECU:Electronic Controll Unit)の開発プラットフォームに関し協業を開始すると発表した。協業対象の開発プラットフォームは、ルネサスの車載制御用マイコン「RH850/P1x」と車載情報システム向け高性能SoC「R-Car」に、TTTechのADAS向けソフトウェアプラットフォーム「TTIntegration」を統合したもの。TTIntegrationは複数のハードウェアで実現されているソフトウェアコンポーネントを統合するものであり、制御用マイコンと高性能SoCが搭載された新プラットフォームにおいて高い性能と安全性を実現しながらも将来の拡張に対応する自動運転システムの開発を実現するという。また、ハードウェア単位で開発されたソフトウェアコンポーネントの統合も可能となるため、複数のベンダーによる並行開発も可能だ。自動運転の実現には自車周辺のセンシング技術の高精度化、各種センサーの統合、自動運転のための判断処理、付随する画像センサーの高画素化への対応、システム全体の低消費電力対策、機能安全への対応など、大規模な開発が必要だという。これらは複数のサプライヤーによる並行開発やスムーズなシステム統合の実現が求められているため、それぞれのソフトウェアがCPU、ハードウェアアクセラレータ、ネットワークといったハードウェアのリソースと競合することなくシステム統合が実現されることが必要となっている。ルネサスとTTTechの自動運転向け開発プラットフォームはこれらニーズに対応し、自動運転に求められる柔軟性と拡張性を保ちつつ、高い性能と安全性を両立させる。さらに、開発プラットフォームは汎用的な自動車向けオープンシステム「AUTOSAR」上での各種機能安全レベルの実現も可能としているという。
2016年01月06日トヨタ自動車(トヨタ)は12月22日、市販車に搭載しているカメラやGPSを活用して、自動運転の走行に必要となる高精度地図を自動的に生成する「地図自動生成システム」を開発したと発表した。同システムは1月6日~9日に米ネバダ州ラスベガスで開催される「2016 International CES」で披露される。「地図自動生成システム」は、豊田中央研究所が開発した空間情報の自動生成技術「COSMIC」を採用し、車両から収集した画像データとGPS信号から高精度地図データを生成する。走行軌跡を高精度に推定する技術と、複数車両から収集した路面画像データを統合・補正する技術により、車載カメラとGPSデータの誤差を解消する(直線路の場合で誤差5cm以内)。また、情報収集に市販車両や既存インフラを活用することで、リアルタイムにデータ更新が可能で、かつ安価なシステム構築も可能となるという。同システムは、同社が2020年頃に実用化を目指し開発中の自動車専用道路での自動運転で必要となる要素技術の1つであり、将来的には一般道や道路上の障害物への対応など、機能を拡張していく。また、高精度地図データの公共・民間サービスへの活用も視野に、地図メーカーとの連携強化も進めていく。
2015年12月22日日産自動車は17日、高級セダン「ティアナ」の全グレードに「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」および「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備し、1月6日に発売すると発表した。「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」は、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険性があるとシステムが判断した場合にはメーター内の警告灯とブザーでドライバーに衝突回避操作を促す。さらに、ドライバーが安全に減速できなかった場合には緊急ブレーキを作動させて、衝突を回避または衝突時の被害や傷害を軽減する。「踏み間違い衝突防止アシスト」は、フロントソナーとバックソナーにより障害物と自車との距離を検知し、約15km/h未満の低速時で前進・後退するときに作動。壁などの障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを強く踏んでしまったときに、メーター内の警告灯とブザーで警報するとともに、急加速しないように車両を制御、またブレーキを自動で作動させる。さらに、ブレーキ操作が遅れて障害物に接近した場合、自動的にエンジン出力やブレーキを制御して障害物への衝突を回避、または衝突時の被害を軽減する。ティアナの価格は256万3,920円~319万6,800円(いずれも税込)。
2015年12月18日カシオ計算機は12月10日、iPhone向けの無料アプリとして、ダンスミュージックを1曲まるごと自動作曲できる「CHORDANA TRACKFORMER」(コーダナ トラックフォーマー)を公開した。App Storeから無料でダウンロードできる。対応OSはiOS 8.0以降。CHORDANA TRACKFORMERは、EDM(Electronic Dance Music)とヒップホップの創作に特化した無料アプリ。iPhoneのマイクを使って口笛や歌声を数秒間入力すると、65小節~110小節程度からなる楽曲を自動作曲してくれる。自動作曲する曲のジャンルは、EDM(3種類)、EDM BASS、Hip hopの5種類から選ぶ。もととなるメロディーは、口笛や鼻歌のほかにも、画面上のドレミボタンや鍵盤、五線譜に音符を配置といった方法でも入力できる。入力した短いメロディーのパーツは、曲のなかで使う場所、小節単位のメインメロディー変化幅、サブメロディーの有無といった設定にも対応。完成した曲は、メールで送信したり、静止画のスライドショーを付加してYouTubeで公開したりできる。また、カシオのデジタルダンスミュージックギア「TRACKFORMER」(XW-PD1/ XW-DJ1)と連携させることも可能。
2015年12月14日ソフォスは12月9日、ネットワークとエンドポイントのセキュリティを自動連係する次世代型ファイアウォール/UTMの「Sophos XG Firewall」を発表した。同社によると、こうした自動連係は業界初の取り組みだという。同製品は、ハードウェア・ソフトウェア一体型のアプライアンス製品「Sophos XGシリーズ」と、ソフトウェア提供の「Sophos Firewall OS」、仮想アプライアンスの3形態で提供される。これまでのセキュリティ製品が個別に動作していたのに対し、今回の製品では"互いに協調して動作する"という「Synchronized Security」構想をソフォスは新たに掲げており、この構想のもとに開発した独自の自動連係機能「Sophos Security Heartbeat」を採用する最初の製品となる。この機能は、既存のエンドポイント向けセキュリティ製品「Sophos Cloud Endpoint Protection Advanced」と、Sophos XG Firewall間で15秒ごとに通信し、エンドポイントのセキュリティ状況を共有する。マルウェアに感染した際には、エンドポイントからセキュリティ状態が「高」であることを知らせる"ハートビート"(鼓動)がXG Firewallへと送られ、Firewallがエンドポイントからのネットへのアクセスを自動的にブロックする。その後、感染したエンドポイントが復旧した場合にも、制限していたネットへのアクセスを自動的に復旧する。アプライアンス製品のXGシリーズは、ファイアウォール機能のほかにアプリケーションコントロールやIPS、メールスパム対策、暗号化、DLP、Webフィルタリング、WAFなどの次世代型ファイアウォール機能/UTM機能を、ユーザーのニーズに合わせて提供する。小規模システム向けから大規模システム向けまで、全19機種のラインアップを用意する。価格は、エントリーモデルの「Sophos XG 85(デスクトップサイズ)が6万1100円~、ハイエンドモデルのXG 750(2Uサイズ)は、628万2300円~。いずれも、ファイアウォールとIPS、Webフィルタリング、年間サポート費用など、企業システムに最低限必要な機能を一括で提供する専用の年間バンドルライセンス「Enterprise Protect」の新規購入価格となる。受注開始は14日を予定している。
2015年12月10日日立システムズは12月8日、Web業務システムや表計算ソフトのデータなどを活用して行われる定型業務の自動化を支援する「定型業務自動化支援サービス」を販売開始することを発表した。同サービスは、ビズロボジャパンの業務自動化ツールを活用できる環境を日立システムズが構築・提供するサービスで、専有型とクラウド(共有)型の2種類の提供形態が用意される。専有型は同日から提供を開始、クラウド型は2015年度中に提供開始予定となっている。同サービスでは、まず業務自動化ツールの実行基盤を顧客システム環境内(専有型の場合)、または日立システムズのデータセンターにあるクラウド上(共有型の場合)に構築される。その後、実際に自動化したい人手による操作手順をツールに記録させることで、クリック一つで操作手順を再現できるようになり、業務が自動化されるという。日立システムズでは、業務自動化にあたり、コンサルテーションや業務自動化ツールに操作手順を記録させる作業の代行なども必要に応じて支援するとしている。なお、自動化ツールの適用業務の例としては、競合他社の価格動向のWeb調査とレポート作成業務、公的機関の情報をWeb照会する業務、納品リストを元にした商品登録業務、ECサイトで注文された商品の発送や在庫管理、しきい値を下回った在庫の追加発注業務、表計算ソフトなどの台帳情報を業務システムに入力する業務などが挙げられている。
2015年12月08日UBICは12月3日、人工知能によるEメール自動監査システム「Lit i View EMAIL AUDITOR(リット・アイ・ビュー イーメール・オーディター)」において、中国における贈収賄行為につながるメールのやり取りを検知し、FCPA(連邦海外腐敗防止法)をはじめ、外国公務員への賄賂を禁止する法令の違反行為を防ぐためのオプションを開発し、提供を開始した。EMAIL AUDITORは、企業内のメールシステムからメールを取り込み、UBICの人工知能「KIBIT(キビット)」がメール本文や添付ファイルのテキストを読み込んだ上で、不正につながる可能性のあるメールを検知。日本語、英語、中国語、韓国語に対応し、人間による目視での監査に比べ、500分の1から1,000分の1に時間を短縮することができるという。これまで提供を行ってきた情報漏洩やカルテルなどの不正を検知するオプションとともに、国内外の電子・通信機器や機械、自動車関連部品などのメーカーや運輸などの企業に約8000IDを提供している。今回のオプションは中国での贈収賄行為の検知に特化し、中国語ならびに英語で不正につながるメールを検知するための知識や知見を集約した。導入企業はどのようなメールを見つけ出したいか、人工知能に教える学習期間がほぼ不要で、すぐに贈収賄行為につながるメールの発見に使用することを可能としている。同社によると近年、企業取引がボーダーレスになるとともに世界各国で外国公務員への贈収賄による不正な取引の摘発する動きが進んでおり、米国でのFCPAや英国の贈収賄禁止法をはじめ、中国や日本、ロシアなどでも外国での贈収賄に対する規制強化が行われている。特にFCPAでは、中国の政府関係者への贈賄が摘発され、1.35億ドルもの和解金を企業が支払うケースが発生するなど中国を中心にした贈収賄行為により、アメリカで司法当局に訴えられるケースが出ており、汚職の常態化が問題となっている中国に進出する企業は早急に対策を取る必要があるという。一方、監査部門の人員不足、不正行為を発見する知見や語学能力の習得が困難なことにより、企業が中国での贈収賄行為における問題の発見や防止は極めて難しくなっている。UBICでは、特に日本企業の進出が多く、文化的・慣習的背景の違いにおいても、贈収賄に対する監査が必要とされる中国に注目し、これまでの国際訴訟支援や海外企業のEMAIL AUDITOR導入の実績を通じて、贈収賄行為を検知するためのノウハウを蓄積し、同オプションを開発した。今後、中国へ進出している多くの日本企業をはじめ、世界各国のグローバル企業に提供し、コンプライアンスの遵守をサポートしていく。同オプションは、すでにEMAIL AUDITORの利用客は追加の導入設定費用60万円で使用することができるほか、新規でEMAIL AUDITORを導入する顧客は利用開始時から同オプションの利用が可能だ。
2015年12月04日サイバーエージェンのアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、Yahoo! JAPANのインフィード広告に対応した2つの自動入札ツール「WABI SABI’d(ワビサビ)」「KURO OBI’d(クロオビ)」を開発したと発表した。Yahoo! JAPANのインフィード広告は、スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページやスマートフォン用「Yahoo! JAPAN」アプリなどのタイムライン上に配信される広告。「WABI SABI’d」「KURO OBI’d 」は、Yahoo! JAPANが提供するYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)のAPIを利用し、Yahoo! JAPANのインフィード広告の効果最大化を目的として開発した自動入札ツール。「WABI SABI’d」は、広告配信実績の効果差に応じて自動的に入札調整を行い、「KURO OBI’d」は、現状の掲載順位と獲得したい掲載順位の入札差配を自動的に調整し、指定した掲載順位の獲得に向けて入札調整を行うという。入札・順位管理を行う頻度や曜日指定、時間指定などの設定が可能で、同社がこれまで培ってきたインフィード広告の運用経験に基づく独自のロジックを元に入札を実現するという。
2015年11月30日関東では「せっかち」、関西では「いらち」を自認する人ならば、電話の自動応答システムには思うところがあるはず。「○の方は1を、△△の方は2を……」の1を聞き終えたあたりで、こめかみ辺りがピクッとしているかもしれない。電話の自動応答システムは、送出されたトーン(プッシュ)信号で処理内容を決定する。トーン信号はボタンごとに異なるため、押されたボタンにより処理を分岐できるというわけだ。宅配便の再配達受付や企業のコールセンターも、基本的にはこのしくみを利用している。意識したことは少ないかもしれないが、iPhoneの『電話』もトーン信号に対応している。だから宅配便の再配達受付に使えるわけで、その意味では"電話機のふり"をしているといえる。ただし、そこはAppleのこと。『電話』アプリもただ電話機のふりをするだけでなく、さらに上を行く機能が実装されている。それが「ソフトポーズ」と「ハードポーズ」だ。せっかちもいらちも、電話の自動応答システムにまつわるイライラはこれで軽減されるにちがいない。ソフトポーズは、キーパッドの「」ボタンを約2秒長押しすると利用できる。まず発信したい電話番号を入力し、「,」(カンマ)が現れるまで「」を押し続け、その後「1」や「2」など自動入力したい数字のボタンを入力する。事前にメニュー番号がわかっている場合に使えるテクニックだ。ハードポーズは発信したい電話番号を入力しておける点でソフトポーズに似ているが、トーン信号を送出するタイミングが自動ではなく手動な点で異なる。電話番号のあとに「#」を約2秒長押しすると「;」(セミコロン)gが現れるので、自動入力したい数字のボタンを入力するところまではソフトポーズと同じだが、通話が始まったあと画面左下に自動入力したい数字が現れるので、それをタップした時点でトーン信号が送出される。ソフトポーズではうまく動作しない自動応答システムで使おう。
2015年11月21日ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)は2016年4月1日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区、以下USJ)のアライアンスホテルに加入する。ユー・エス・ジェイによると、ホテルニューオータニ大阪から徒歩3分の最寄り駅「大阪城公園」駅は、同パークの最寄り駅「ユニバーサルシティ」駅まで直通電車で22分。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの交通アクセスに優れており、また京都・奈良等へも至便なことから、「旅行体験価値を上げる関西エリアのレジャー拠点として、絶好のディスティネーション」とのこと。今回の提携により、今後は同ホテル内で「スタジオ・パス」を宿泊客に販売するほか、USJとのタイアップ宿泊プランの販売なども行うという。
2015年11月12日はじめに生命保険の定期保険や定期特約は、一定の期間の保障をする保険商品です。自動更新は、そのような保険が満期を迎えた時、契約者の申し出がなければ、更新手続きを自動的に行ってくれる仕組みです。以下、自動更新のメリット・デメリットおよび見直しのポイントについてみていきます。自動更新のメリット・デメリット加入している生命保険が、定期保険や定期特約を付加した保険の場合、期間の満了前に保険会社から封書等で契約更新の案内が届きます。案内の内容は、現在加入している保険の内容、現在と同じ保険金や給付金で契約を更新した場合の更新後の保険料、新たな特約への加入をすすめる提案等になっています。保険会社の案内に対して何も手続きしなければ、契約は更新されます。これが自動更新です。自動更新のメリットは、加入者の更新のし忘れによる保障期間の空白が生じない点と、新規加入時に必要な医師の診断等が不要な点です。デメリットとしては、更新前の死亡保障や入院保障等と同じ保障金額で更新を行うため、更新時の年齢で保険料が再計算され、保険料が更新前に比べアップする点と、現在必要な保障額以上の保険をかけることになってしまうかもしれない点になります。例えば、子どもの成長や独立等により必要保障額を減らしても大丈夫な方が、保険加入当時のままの保障(保険金額)で自動更新し、更新後の保険料が負担になっているケース等がそれに当たります。自動更新時の見直しポイント次に自動更新時の保障の見直し方法についてみていきます。更新時に判断すべき点は以下の3通りになります。現在の保障で継続(自動更新)現在の保険や特約の保障を減額、増額解約し他の保険に加入する1の自動更新は前述のように特に手続きは不要です。2のうち保障の減額については、更新に伴う医師の診断は不要で、比較的簡単に更新手続きがとれます。2のうち保障の増額については、医師の診断や告知が必要になります。3についても新たな保険に加入するには、医師の診断や告知が必要になるケースが大半を占め、告知不要の場合は告知が必要な保険に比べ、保険会社のリスクが高くなるため支払う保険料は高くなる場合もあります。まとめ上記の「自動更新のメリット・デメリット」のところでも触れましたが、自動更新は保険会社から何の予告もなく行われることはありません。事前に現在の保障内容と更新後の保険料に関しての案内があります。ご自身が加入している保険の内容(保障金額や保障範囲)が、現状のライフステージに対して過不足がないか確認する、いい機会として活用しましょう。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年11月10日キヤノンは10月30日、フォトアルバム自動作成技術「EAGiAL(イージアル)」を開発したと発表した。動画から自動で静止画を切り出す機能も備える。現在は写真の選択、レイアウトを自動で行うフォトアルバム作成編集アプリを開発中だ。同アプリを採用した新サービスは2016年第1四半期に開始される予定。EAGiALは、表情や構図、画角などの要素から「良い」写真を選別できる自動画像解析・レイアウト技術。選んだ静止画をテンプレートに自動でレイアウトし、ストーリー性のあるアルバムを作成可能だ。EAGiALを搭載する現在開発中のアプリは、撮影した動画からも静止画を自動で切り出し、レイアウトできる。アプリはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも利用できる予定だ。アルバムの印刷には、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用する。
2015年10月30日