米IBMは8月21日(現地時間)、同社のPlatform as a Service(PaaS)である「Bluemix」向けの一連のサービスの一般出荷と機能強化を発表した。これにより、開発者はJavaベースリソースをクラウドベースアプリケーションに、よりシームレスに統合できるようになる。Liberty Buildpackでは、Java EE 7対応Libertyの最新機能を利用・プレビューできるようLibertyランタイムが更新され、IBM JRE 7.1がデフォルトのままでも、BluemixでJava 8を使用してアプリケーションをテストおよび実行できるようになった。また、これまでベータ版として提供されていたjsp-2.3、el-3.0、jdbc-4.1 Liberty機能が、実稼働環境対応版として提供される。IBM Eclipse Tools for Bluemixの新バージョンもリリースされ、JavaScriptデバッグ、Node.jsアプリケーションのサポート、Java 8対応Liberty for Javaの統合機能、最新のEclipse Marsバージョンに対応したEclipse Marsのサポートのほか、自己署名証明書の機能向上などが加えられた。また、JEEアプリケーションに対するインクリメンタル公開のサポートが拡張され、Webフラグメントプロジェクトがサポートされるようになった。さらに、IBM XPages on Bluemixによって、クラウドにDomino XPagesの機能が提供される。開発者は、機能豊富で応答性の高いセキュアなアプリケーションをBluemix上で開発して、市場に素早く投入できるようになる。
2015年08月28日Facebookは8月18日、今春リリースした「ダイナミックプロダクト広告」を、数週間かけて強化すると発表した。新たにクロスセルやアップセル、コンバージョン最適化、オーディエンスネットワーク対応といった機能を追加していく。ダイナミックプロダクト広告は、Webサイトやモバイルアプリで買い物をする人々に対し、有益で関連性の高い商品を宣伝するのに役立つ。小売業やEコマース向けの広告製品で、利用者が関心を持ってくれそうな商品をターゲットに応じて自動的に宣伝する。サービスリリース以来、あらゆる機器においてコンバージョンの増加や顧客獲得単価(CPA)の低減に貢献しているという。現在のダイナミックプロダクト広告では、商品を見た人やカートに入れた人に対して関連商品を表示できるが、今後は商品を購入した人に対しても関連商品を表示できるようになる。例えば、オンラインショップで自転車を購入した人に対し、ヘルメットやバスケットなど、自転車を購入した人が関心を持ちそうな商品を宣伝するといったことも可能になる。また、「関連商品」の定義もより柔軟になる。例えば、モバイル・ショッピング・アプリでカートにファッションシューズを入れた人に対して、ファッションシューズのカテゴリからはもちろん、ハンドバッグのカテゴリからも商品を紹介でき、商品カテゴリ自体も自由に定義できるため、思い通りに広告を運用できる。数週間のうちに、ダイナミックプロダクト広告はオーディエンスネットワークに対応し、Facebook外のWebサイトでも買い物客にリーチできるようになる。
2015年08月20日エム・フロンティアは、強化繊維「ケブラー」を使用したiPhone 6/6 Plus向けケース「Kevla Case for iPhone6 /6 Plus GLOSSY Black」を15日より発売する。価格はiPhone 6向けが税込み7,560円、iPhone 6 Plus向けが7,830円。「Kevla Case for iPhone6 /6 Plus GLOSSY Black」は素材にケブラーを採用したiPhone 6/6 Plus向けケース。ケブラーは、飛行機や自動車の車体、防弾チョッキなどにも採用されているデュポン製の強化繊維で、高強度、高耐熱性能を備えており、同じ重さの鋼鉄と比較すると5倍もの強度を持っているという。ケースは、弾力性があるため特殊な工具や粘着テープなどは不要でiPhoneをケースに押し込むだけで装着が完了する。薄さは約0.6mm、重量は約12g(iPhone 6 Plus向けは約16g)。
2015年08月15日日本電気(NEC)は6日、顔認証によるPCログオンや、ログイン中の利用者の常時監視が可能なPC用セキュリティソフト「NeoFace Monitor」を強化した「NeoFace Monitor V2」を発表した。販売は8月20日を予定している。「NeoFace Monitor V2」は、NECの顔認証エンジンをベースにしたセキュリティソフト。カメラに顔を向けるだけで行える顔認証と、重要情報の運用管理に便利な常時監視機能により、セキュリティを高めている。V2では、認証に失敗した人物の顔画像記録をログとして残すことができ、非登録ユーザーであったのか、単なる認証ミスであったのかといった理由が確認できる。また、NECの統合型PCセキュリティソフト「InfoCage PCセキュリティ」とも連携でき、ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限なども行なえる。このほか、顔画像の登録やユーザー情報の変更といった、これまでは管理者のみに与えられていた権限を、一部他ユーザーに委譲することも可能。こうした作業負荷の分散で、大規模ソリューションでの柔軟な運用が可能となっている。同社は「NeoFace Monitor V2」で官公庁や企業の情報セキュリティをさらに強化し、情報社会における安全なビジネス環境の構築に貢献したいとのこと。価格は税別でクライアント用が15,000円、認証サーバ用が150,000円、AD(Active Directory)サーバ用が150,000円(いずれも税別)。
2015年08月10日Facebookは7月30日、アカウントのセキュリティ管理ツール「Facebookでのセキュリティを強化」を発表した。セキュリティ管理ツールは、Facebookの利用者がアカウントのセキュリティを強化する方法をまとめたツール。利用者は管理ツールの指示に従い、自分で設定を行う。具体的には、Facebookにログインした状態で1カ月以上使用していないデバイスがあれば、まとめてログアウトできる。管理ツールではログインしているデバイスの台数が管理され、デバイスの台数を確認し、不要と感じたら即ログアウトできる。次に、自分のアカウントを他人がログインした場合に自動通知を出す「ログインアラート」機能の設定だ。アラートを有効にすると、万一他人にアカウントを乗っ取られた場合、登録したメールアドレスなどに通知できる。もう一つが、パスワードの保護だ。他人にパスワードを見破られないためのヒントを紹介している。保護画面から新しいパスワードへの変更もできる。Facebookのデスクトップ版はヘルプセンターにアクセスすればすぐに管理ツールを利用できる。モバイルアプリ版は近日中の公開を予定している。
2015年08月03日エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPC)は7月29日、日本マイクロソフトとクラウドサービスの分野で連携を強化し、Office 365やMicrosoft Azureと組み合わせて一元提供する複数のサービスを順次受付・提供を開始すると発表した。Office 365向けソリューションサービスでは、Office 365のライセンス販売から導入支援、選べるセキュリティ強化サービスまでを、トータルに組み合わせて提供する。メール/デバイスのセキュリティを強化するサービス「Mail Luck! for Office 365」では、誤送信対策、添付ファイル暗号化など、セキュリティポリシーに応じて導入できる。さらに、スマートデバイスでは、紛失による情報漏えい対策などのセキュリティ強化が可能なほか、「配布グループ(メーリングリスト)」の利便性を向上する新機能を追加する。アクセス権に関するセキュリティを強化する「フェデレーションサービス」では、Office 365を含む各種クラウドサービスのシングルサインオン環境を実現し、利用者のアクセス制限と管理者のID管理負荷軽減を両立する。提供開始は8月31日の予定。一方、Azure向けサービスでは、セキュアな利用を実現する閉域ネットワークからAzure基盤までのトータルな運用保守サポート、通信事業者レベルによる複数クラウドの統合監視を提供する。小規模で安価なDR対策サービス「DR対応ストレージ」は、Azureと連係するアプライアンス「StorSimple」をマルチテナント型で提供し、データの暗号化・地理冗長によるデータ消失の防止をスモールスタートで開始できる。提供開始は8月31日の予定。運用保守サービス「マネージドクラウド」では、Azureを含む各種クラウドからダイレクト接続ネットワークまでを一元的に監視・保守をする一次運用保守サポートにより、煩雑になりがちな運用管理の効率化と運用負荷の軽減を実現する。提供開始は8月31日の予定。
2015年07月30日シトリックス・システムズ・ジャパンは6月30日、Citrix XenApp 6.5に対する機能強化策として、新たにFeature Pack 3を同日より提供するとともに、従来2016年2月24日までだったメンテナンス終了時期を2017年12月31日まで延長すると発表した。XenApp 6.5 Feature Pack 3の主な機能としては、StoreFront 3.0と新しいCitrix Receiverを提供。これにより、XenAppに加え、XenMobileのクライアントであるWorx Homeを統合し、ユーザーの共通の入り口となるべく進化した。また、Provisioning Server 7.6によるストレージパフォーマンスの向上を図り、リード/ライトキャッシュのオプションを追加し、IOPSを従来より90%以上削減することができるという。これにより、リード/ライトのスピードやパフォーマンス向上が図られるという。そのほか、XenApp 6.5でのヘルプデスク機能をサポートしたほか、移行時のアプリの互換性をチェックするAppDNAの機能を強化。アプリケーションの依存性、一つのイメージ内での特定のアプリケーションの互換性、イメージのアップデートのアセスメントなどが強化され、Internet Explorer 旧バージョンのサポート終了に先立ちアプリケーションを仮想化するなどの移行の問題に対処することができるという。同社では今回のFeature Pack 3の提供は、サーバーのアップグレードプロジェクトに移行を合わせるために、現在のバージョンを維持する必要がある顧客も多数おり、こうした顧客にXenApp 6.5環境で利用可能な付加価値を提供するためだと説明する。サポート期間延長では、EOM(メンテナンス終了)が2016/2/24→2017/12/31、EOL (製品ライフ終了)が2016/6/24→2018/6/30に延長、EOES (有償延長サポート終了)が2020/1/14までとされた。シトリックス・システムズ・ジャパン 営業推進本部プロダクトソリューション推進部 シニアプロダクトソリューション推進マネージャー 竹内裕治氏によれば、今回のサポート延長は、もっとも利用ユーザーの多い、バージョン6.5から最新バージョンへのゆっくりとした移行をサポートするものだと説明した。
2015年06月30日米Instagramは6月23日(現地時間)、最新のトレンドや投稿を追いかける機能を強化した「Instagram」アプリ(iOS、Android)のバージョン7.0をリリースした。Exploreタブを刷新(23日時点では米国のみ)、検索機能にスポット検索を追加した。写真のソーシャルサービスという特徴を保ちながら、トレンドを知るためのサービスとしてTwitterに近づいた印象だ。新しいExploreページは検索ボックスの下に「Trending places」「Extreme athletes」「Ancient ruins」「Discover new people」など様々なトピックを扱うコレクションと、人気タグ(Trending tags)が表示される。人気タグやトレンディングスポットからブラウズするコンテンツは動的にアップデートされるので、Instagramを通じて自分の周辺や世界でリアルタイムに起こっていることをチェックできる。検索機能では検索に対して、結果を「トップ検索」から「ユーザー検索」「タグ検索」「スポット検索」に切り替えて表示できる。たとえば旅行の下調べをしている時に、場所で絞り込むスポット検索を使うと訪れる街や観光地の写真や動画を簡単に引き出せる。
2015年06月24日EMCジャパンは6月22日、エンタープライズ向けハイエンドストレージ「EMC VMAX3」の機能強化を発表した。価格は個別見積、提供開始は2015年第2四半期より順次。新製品は、ソフトウェア・ベースのデータ・サービスと基盤になるハードウェアの分離により、ローカル・レプリケーション/リモート・レプリケーション/ストレージ階層化といった機能を同社の他のプラットフォームや他ベンダーのプラットフォームに拡張可能になるとしている。今回の機能強化は、FAST.Xの提供、「EMC ViPR Controller」ソフトウェアとVMAX3の統合、「EMC XtremIO」フラッシュ・ストレージへのストレージ自動階層化、クラウドへのストレージ自動階層化、VMAX3アクティブ/アクティブ・レプリケーションを柱とする。FAST.Xの提供により、データセンター全体およびデータセンターを越えた環境に自動階層化機能を拡張するという。エンタープライズ・データ・サービスを複数のプラットフォームに拡張すると共に、サービスレベル目標をVMAX3から他のストレージ・デバイスに広げることが可能になるとしている。VMAX3とViPR Controllerの統合では、ストレージ・サービスの提供を自動化できるとのこと。同社はSDDC(Software-Defined Data Center)におけるVMAX3ゲスト・コンテナで、ViPR Controllerの機能検証(PoC)を提供している。VMAX3とXtremIOの統合では、XtremIOによるデータ削減を実現できるという。また、VMAX3プラットフォームと「XtremIO X-Brick」を統合して提供するオプションも用意。これにより、低いレイテンシで圧縮したデータ層の容易な展開と管理が可能になるとのこと。クラウドへのストレージ自動階層化は、VMAX3と「EMC CloudArray」の統合による。アクティブなワークロードをコスト効率に優れたクラウド・ストレージへ移動するとし、これによりストレージ・コストを最大40%削減すると共に、拡張性に優れたバックアップ容量を確保できるとしている。VMAX3アクティブ/アクティブ レプリケーションは、2015年内に提供予定の「SRDF/Metro」機能の強化により実現。ノンストップのデータ・アクセスと最適なリソース・バランスを実現する、アクティブ/アクティブの高可用性環境を提供するという。提供開始時期は、FAST.Xが2015年第2四半期、SRDF/MetroとFAST.Xによる「CloudArray」およびサードパーティ・ストレージのサポートは2015年内の予定。
2015年06月23日T-MEDIAホールディングスと、その子会社でシンガポールに拠点を置くIMJ Investment Partners Pte.Ltd.は6月15日、ザワットとの資本・業務提携を開始したことを発表した。T-MEDIAホールディングスはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのネット事業を統括する企業。なお、ザワットは、ベンチャー企業向けに行う協業・支援プログラム「T-VENTURE PROGRAM」にて、第1回目の審査会で審査員特別賞を受賞している。T-MEDIAホールディングスは、すでにに6月1日からザワットと中古品売買事業における業務提携を発表している。その中で、エンタテインメント情報やライフスタイル情報が集まる、T-MEDIAホールディングス運営のネットサービス「T-SITE」にて、「ライブオークション」のサービス共同運営も開始している。また、東南アジア、日本を中心とするベンチャー企業への投資・支援事業を行うInvestment Partners Pte.Ltd.が運用するファンド「IMJ-IP Open Innovation FundⅠ」にて、ザワットが第三者割当にて発行する新株の引き受けも行った。T-MEDIAホールディングスは、「T-SITE」を通じ、消費者のライフスタイルをサポートするサービスを提供すべく、ベンチャー企業との競合・支援プログラムであるT-VENTURE PROGRAMを提供している。今回のザワットとの資本・業務提携を皮切りに、第1回目のT-VENTURE PROGRAM受賞企業との提携を進めていく考えだ。また、2015年内に第2回目のT-VENTURE PROGRAMも開催を予定しており、別途発表予定だ。なお、第1回「T-VENTURE PROGRAM」最終審査結果は、最優秀賞がアグリメディアの「シェア畑」で、農地を貸したい人と農作をしたい人をマッチングする、自然とデジタルをつなぎあわせたサービスが評価された。優秀賞はワンモアの「GREEN FUNDING」とコトコトの「filme(フィルミー)」の2件だ。「GREEN FUNDING」は自分らしく生きるためのライフスタイル創出をサポートするサービスで、一方「filme(フィルミー)」は、デジタルの極みである写真と子供の成長記録を掛け合わせたサービスだった。審査員特別賞には、坂ノ途中の「坂ノ途中」、ザワットの「スマオク」が選ばれた。TSUTAYA賞には、つみきの「Filmarks(フィルマークス)」、Tポイント賞には賃貸情報の「キャッシュバック賃貸」が選ばれている。
2015年06月16日KODAWARIは、PlayStation Vita用の強化ガラス製液晶保護フィルム「ITG PRO Plus - Impossible Tempered Glass for PlayStation Vita」の先行予約を開始した。価格は3,500円(税抜)。同製品は、表面硬度9Hの日本製"Grade A"強化ガラスを使用したPlayStation Vita用液晶保護フィルムである。本体には端面に指が引っかかりにくく、保護フィルムの縁にかかる衝撃を軽減する、ラウンドエッジ処理が採用されている。映像透過度は93.7%で、表面には油、ホコリ、指紋の付着を防ぐオレオフォビックコーティングが施されている。発売は2015年7月6日を予定しているが、SHOWCASE OnlineとSHOWCASE Online 楽天市場、SHOWCASE Online Yahoo!ショッピング、SHOWCASE Online Amazonにて先行予約が始まっている。なお、SHOWCASE実店舗でも予約が可能で、先行予約期間中は特別価格にて提供を行う。期間は2015年7月5日23時59分まで。
2015年06月09日国土交通省は7月下旬以降、羽田空港機能強化を目指した飛行経路の見直し等の機能強化方策に関して、より多くの住民に幅広い理解を得るために説明会を実施する。国土交通省は現在、飛行経路の見直し等の機能強化方策の具体化を関係自治体等と協議しているが、今後は関係自治体の協力も得ながら、より多くの住民に幅広い理解を得ることに注力していくという。そのための具体的手法およびプロセスについて、3月16日に「羽田空港機能強化に関するコミュニケーションのあり方アドバイザリー会議」を設置し、専門家からヒアリングを実施してきた。同会議の議論を踏まえ、今後は関係自治体とも調整の上で、住民を対象とした説明会を開催する。説明会については7月下旬以降、羽田空港周辺(大師地区、羽田地区、蒲田駅周辺、川崎駅周辺)、東京23区西部(大井町駅周辺、品川駅周辺、目黒駅周辺、白金高輪駅周辺、渋谷駅周辺、新宿駅周辺、練馬駅周辺)、東京23区東部(南砂町駅周辺、船堀駅周辺)、埼玉・東京23区北部(和光市駅周辺、武蔵浦和駅周辺)で実施を予定している。詳細な開催会場や日時については改めて公表し、国土交通省ホームページや関係自治体の広報誌等でも発信していく予定となっている。説明会は、説明パネル等の展示と併せて担当者が説明する「オープンハウス型」で行い、2つのフェーズに分けて実施する。第1段階では、機能強化の必要性や実現方策等を中心に説明するとともに、住民の意見・質問・懸念等を募る。第2段階では、環境対策、新飛行経路の運用方法等の詳細な事項を中心に議論を深めていく。これにより、住民の意向を踏まえて2016年夏までに環境影響に配慮した方策を策定していく。なお、説明会以外にも、国土交通省ホームページ内に羽田空港機能強化について特設ページを設け、意見等を常時受け付けている。※写真はイメージ
2015年06月09日デジタルガレージ(DG)は6月4日、シンガポールの企業となるLCO-Creation Singapore Pte(LCO)と資本業務提携したと発表した。DGは今後、LCOへの出資を通じ両社の協力関係を強化し、同社と共同で、日本の会員保有企業に向けた海外旅行アプリのプラットフォームの提供を開始する。会員保有企業は、同プラットフォームにさまざまな情報を加えることで、自社のニーズに合ったオリジナルアプリを展開することが可能に。会員に対し、海外・国内の観光地のガイド情報や優待情報、オフラインマップ、オプショナルツアー、ポイントサービス等を提供することができる。なお、同社によると、今後、2020年に向けて訪日観光客がさらに増加すると予想され、そうしたインバウンド需要も視野に入れて日本の地方自治体が有する観光コンテンツを取り入れた訪日旅行客向けビジネスモデルの展開も開始。加えて、クレジットカードや電子マネーなどポイントやマイル会員保有企業に対し、カード利用の活性化・収益化を目的としたさまざまなソリューションを提案する。今回の取組みでは、日本で蓄積したカード利用促進に関する施策ノウハウを活かすほか、DGグループが有する海外でのネットワークを活用することにより、会員保有企業の世界各国における広い範囲でのマーケティング活動を支援していく考えだ。
2015年06月05日LINE MUSICは4日、ユニバーサルミュージック合同会社が同社に資本参加すると発表した。これにより、近日公開を予定している定額制音楽聴き放題サービス「LINE MUSIC」の取扱い楽曲が増えそうだ。LINE MUSICは、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、LINEの3社共同出資によって設立された株式会社。ユニバーサルミュージック合同会社が資本参加することで、今後は4社でLINE MUSICの提供を目指していく。なお、同サービスの提供時期・詳細については、後日改めてアナウンスするという。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月04日今回は、自己暗示をかけて痩せていく、「自己暗示ダイエット」をご紹介します。脳の仕組みを知って、上手に心をコントロールしましょう!■自己暗示の準備貴女はどんな女性になりたいですか?新垣結衣さん・綾瀬はるかさん・北川景子さん等、綺麗でスタイルの良い女優さんは多いですね。そんな綺麗な女性たちを見ると、私なんかとは比べものにならない・・・なんて思ってしまいますよね。でも、彼女たちは今の自分を作るためにかなりの努力と工夫をしているはずです。そこで想像してみましょう。彼女達はいつもどんな努力をしているのでしょうか?夜食にラーメンを食べているでしょうか?食事では何に気をつけているのでしょうか?どんなエクササイズしているのでしょうか?■ちいさな努力目標を立てる想像したことを書き出して、自分なりのダイエットメニューを作ります。例えば、朝はスムージーだけにする。夜だけ炭水化物を控える。スキマ時間でエクササイズをする・・・など。簡単で心の負担が少ないところから始めましょう。■自己暗示文を作る目標を立てても、継続できなければ結果はでませんね。そこで自己暗示文です。「毎朝スムージーを続けたから、3㎏痩せて肌も綺麗になったよ。嬉しい!」「夕食の炭水化物を抜いたから、翌朝の朝が0.5㎏減っていたの。身体が軽くなって調子がいい!良かった!」「私はダイエットメニューを続けたので、2ヶ月で5㎏簡単に痩せられたの。凄いよね。私って偉い!」等の文章を過去形で作り、朝、鏡に向かい、口にだして言いましょう。さらに、寝る前にも同じことを言います。そして必ず自分を「よく頑張ってるね!」と褒めましょう。■脳は現実と非現実の区別がつきませんさらに脳をコントロールしたい場合は、具体的な暗示文を作ります。具体的になるほど、イメージは現実に近づくのです。いつ、どこで、誰と、何のために、何をして、痩せたのか?例えば、「今年の夏は自己暗示ダイエットで3㎏痩せた。嬉しい!」「ビキニを着て彼と遊んだ。楽しいハワイ旅行だった!」なんていかがでしょうか?さらに、ハワイの写真・彼と貴女がニコニコして写っている写真・着てみたいビキニの写真を一枚にまとめて壁に貼ったり、スマホの待ち受けにします。こんな風にわくわくするイメージを描いていくと、ダイエットを続けたくなってきませんか?■さいごに声と耳、目からの情報で、脳は自己暗示にかかります。脳はポジティブな表現が大好き!ポジティブシンキング・ポジティブワード・ポジティブビジョンで、ダイエットを成功させましょう!(林田玲子/ハウコレ)
2015年06月03日KODAWARIは、iiPhone 6/6 Plusの曲面部分も保護する強化ガラスフィルム「STG Full Metal Jacket for iPhone 6/iPhone 6 Plus」の販売を開始した。価格はiPhone 6が1,400円、iPhone 6 Plus用が1,600円(税抜)。同製品は、表面硬度9H、厚さ0.33mmの強化ガラスと3D加工技術で設計されたアルミニウムプレートを組み合わせたiPhone 6/6 Plus用のガラスフィルムである。iPhone 6/6 Plusの湾曲した部分はアルミニウムプレートが覆う仕様となっている。カラーはiPhone 6/6 Plusにあわせた、ゴールド、シルバー、スペースグレイの3色をそれぞれ用意。本体のほか、クリーニングワイプ1枚が付属する。
2015年05月25日前回は、人間が生きていくために重要な感覚「自己肯定感」が低くなってしまう原因について探りました。今回は、解決策として自己肯定感を高める方法をご紹介します。心理学的なアプローチとしては、●できることを見つけて、できない事は切り捨てる●日常のプチ成功体験を積み重ねる●ネガティブワードを言わないなど様々あります。百聞は一見に如かず!ということで、実際に自己肯定感の低さを解消できた30代の働く5人の女性たちに、具体的な解決策を取材してみました!自己肯定感を高めるための「突破口」は?全員一致で、まずは今の自分と正面から向き合うことから始めたそうです。それも「向き合おう!」と思って取り組んだわけでありません。思い悩んで壁にぶつかって立ち止まった結果、次のように自己分析したそうです。●なぜ自信がないと思うのか●どこが問題だったのか●どうして欲しかったのか●自分の好きなところ、嫌いなところは●過去を振り返る、思いをひたすらノートに書き綴る●セミナーや講演を聞いて、真剣に自分と向き合うとにかく潜在的なところに意識を向けることが大切だったそうです。みんなが実践した方法!自己分析により、今まで目をそむけていた「自信がない自分」と向き合うことができた彼女たち。その後は何らかの体験により、今の自分を肌身で感じることで、自己肯定できたという意見が多数ありました。「ヨガで身体の痛みを受け入れ、あるがままの自分の身体を感じることを学んだ。肉体から自己肯定に入っていけた」(M.Kさん・36歳アパレルメーカー勤務)「とにかく自転車で夜の街を走り続けた。世界にひとりだけという感覚が心地よく、不思議と孤独を受け入れられるようになった」(R.Tさん・36歳出版社勤務)「黙ってサーフィンに通った。大きくて滑らかで、怖くて厳しくて、温かいお母さんみたいな海が自分を受け止めてくれた。そのままでいいことに気がついた」(C.Sさん・36歳アパレルメーカー勤務)また日々の仕事で成果を実感したり、褒められることで自己肯定できたという声も。「お客さんに、ありがとうと言われる仕事をし続けた。利益や数字を出せたことを素直に喜んだ」(N.Uさん・36歳アイリスト)「上司からの絶対的な信頼を得るように努力した。たとえ怒られても、認めてくれているということが自己肯定につながった」(C.Sさん・36歳アパレルメーカー勤務)「人前で立って自分の言葉で伝える、という講師の活動をはじめた。良い反応をもらうことで自分の存在意義を感じることができた」(C.Tさん・39歳ドレスメーカー勤務)自分自身と向き合った後は、とにかく目の前にあること、できることを一生懸命し続けること。そして、出した結果を自分に対して素直に褒めてあげることが大事なのかもしれません。自己肯定感をはぐくむ立場に最後に余談ですが、私は子育てを通じてはじめて、「自己肯定感」というキーワードに出会いました。親になってはじめて気付かされることは本当にたくさんあります。子どものありのまますべてを受け入れることの大変さ。過干渉に自分がなっていないか、勝手な自分の思いを押し付けていないだろうか……。日々葛藤していますが、子どもに頼られて屈託のない笑顔を向けられることで、自分の自己肯定感も高められている気がします。そして、改めて両親に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからも高くなったり低くなったり……、波はあるかもしれませんが、1度きりの人生です。あるがままの自分を精いっぱい楽しみましょう!
2015年05月21日富士通は5月8日、ソーシャルメディアの業務活用を支援するソリューションを強化し、企業や自治体向けに販売を開始すると発表した。これにあわせ同社は、キーワードやエリア情報をあらかじめ登録することで、事件・事故・災害などさまざまな事象に関連するTwitter情報のリアルタイムモニタリングや、発信場所を画像データと併せて地図上に表示することができる「FUJITSU Intelligent Data Service SociaLive(SociaLive)」の提供を新たに開始する。また、適切なソーシャルメディア利用を支援する「コンプライアンス構築支援」と、国内外の口コミについて顧客の課題に合わせた分析・報告を行う「分析レポーティング」を、従来から提供する「Fujitsu Intelligent Data Service DataPlaza ソーシャルメディア分析ツール(DataPlaza ソーシャルメディア分析ツール)」と合わせ、ソーシャルメディア活用ソリューションとして体系化し提供するという。なお、SociaLiveの販売価格は、初期費用が20万円(税別)~で、月額費用が9万円(税別)~となる。
2015年05月11日ソフトバンクは5月7日、ヤマダ電機と資本業務提携に関する契約を締結し、ソフトバンクは、ヤマダ電機の第三者割当増資による自己株式の処分に関し、48,324,400株(保有割合:5.00%)を1株当たり471円、総額22,761百万円で引受ける予定だと発表した。今回の提携によりソフトバンクは、国内事業を着実に成長させていくため、(1)ヤマダ電機が全国に有する店舗網を活用した、移動通信サービスや携帯端末・アクセサリー、高速インターネット接続サービスなどの販売力のさらなる強化、(2)ソフトバンクグループの通信事業や自然エネルギー事業、ロボット事業と、ヤマダ電機のスマートハウス事業の組み合わせによるICTを活用した新たな市場の創造を行っていくという。
2015年05月07日米Twitterは21日、Twitterの悪用やハラスメントへの対策を強化すべく利用ポリシーの変更を行ったことを発表した。すでに日本語の「Twitterルール」にも反映されている。今回の利用利用ポリシー変更は、Twitter上での嫌がらせツイートなどサービス悪用に対する対策を強化するもので、2点の変更が加わっている。まず1点目として、「暴力および脅迫」の項目を書き換え、「他者に対する脅迫などの暴力行為やその奨励を禁じます」とした。禁止を"行為"だけでなく"奨励"にも拡大した形となり、これにより禁止するコンテンツの範囲をより明確にし、違反時に対応する意図を明確にしたと説明している。2点目は、ポリシー違反行為に対するTwitterの対策として、違反したユーザーに対しツイートなどコンテンツの削除や電話番号の確認の要求を行うという策に加えて、一定期間アカウントを凍結する選択肢が加わった。これにより、Twitterのサポートチームは複数のユーザーが特定の人物やグループに嫌がらせをするような状況に対応できるとしている。Twitterはポリシー変更に加えて、ポリシー違反の疑いのあるツイートの特定や、そのツイートのリーチを制限する機能についてのテストを開始したことも明らかにしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日KDDIとライフネット生命保険(以下ライフネット生命)は20日、資本・業務提携契約を締結したと発表した。今後、当局の認可(保険業法において、保険会社の株式にかかる議決権の一定以上の保有者は、保険主要株主として当局の認可が必要。同提携を円滑かつ確実に推進するため、KDDIがライフネット生命の保険主要株主となる予定)を条件として、5月中に、ライフネット生命はKDDIを割当先とする第三者割当増資による新株発行を行うとともに、KDDIはライフネット生命が発行する普通株式800万株(議決権保有比率15.95%)を30.4億円で取得する予定だという。また、ライフネット生命はこれまでどおり経営の独立性を維持・確保しながら、さらなる成長を目指すとしている。KDDIは、2月にカードの申込み数が累計1,000万件を突破した「auWALLET」や「auID」を起点として、同提携により金融ビジネスをさらに推進し、金融事業領域での事業拡大を目指すとともに、auの商品・サービスと融合した従来にない新たな金融サービスを顧客に提供していくという。ライフネット生命は、「正直に経営し、シンプルで、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスの提供を追求する」という経営理念のもと、インターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社。3月のJ.D.パワーによる生命保険契約満足度調査(募集編)で顧客満足度が同率第1位、2015年度版オリコン顧客満足度ランキング「生命保険部門」で総合第1位を獲得するなど、商品・サービス面で顧客の高い評価を得ているという。このような商品・サービスに対する高い評価を活かして、幅広い顧客基盤を有するKDDIと連携することで、さらなる成長を目指すとしている。同提携により、KDDIとライフネット生命は、それぞれの顧客基盤・ブランド・事業ノウハウなどを融合し、両社の強みを活かした顧客志向のこれまでにない新しいサービスの企画・運営を共同で検討していくとしている。
2015年04月22日KDDIとライフネット生命は4月20日、資本・業務提携契約を締結したと発表した。今後、当局の認可を条件として、2015年5月中に、ライフネット生命はKDDIを割当先とする第三者割当増資による新株発行を行うとともに、KDDIはライフネット生命が発行する普通株式800万株(議決権保有比率15.95%)を30.4億円で取得する予定。また、ライフネット生命はこれまでどおり経営の独立性を維持・確保しながら、幅広い顧客基盤を有するKDDIと連携することで、さらなる成長を目指す。KDDIは、電子マネー「au WALLET」が、2月に申込み数で累計1000万件を突破。「au ID」を起点として、今回の提携により金融ビジネスをさらに推進して、事業拡大を目指すとともに、auの商品・サービスと融合した従来にない新たな金融サービスを提供していくとしている。
2015年04月21日ALBERTは4月15日、独自開発のソリューション「smarticA!キャンペーンマネジメント」において、管理機能の強化および管理画面のデザインリニューアルを行なったと発表した。smarticA!キャンペーンマネジメントは、企業内に蓄積された大量データを分析したうえで統合的に管理し、あらゆる顧客接点で適切に活用するためのクラウド型システム。Webサイトの最適化やメールにおけるレコメンデーション、推薦商品の自動表示など、オムニチャネルでの接客最適化を実現する。同社は今回のリニューアルで、ユーザーの行動傾向やセグメントに合わせたメールでのレコメンド管理機能において、配信されるおすすめ情報の出現順序を商品ごとにコントロールできるようにするなどの機能追加を行なった。また、管理画面のデザインもリニューアルされ、より直感的な操作が可能となった。
2015年04月15日日本HPは4月13日、クラウドコンピューティング「HP Helion」のポートフォリオを強化し、「HP Helion OpenStack」 および「HP Helion Development Platform」のアップデートに加え、コンサルティングサービスの拡充と「HP Helion Content Depot」の提供開始を発表した。IaaSプラットフォームの「HP Helion OpenStack」では、最新の「HP Helion OpenStack 1.1」を発表。セキュリティの自動化および設定機能の強化、ソフトウェア定義の大規模ストレージ機能の強化、ライフサイクル管理能力の強化などを行っている。セキュリティの自動化および設定機能の強化では、集中型ロギングと「HP ArcSight」のインテグレーションの拡張により可視性を向上。ソフトウェア定義の大規模ストレージ機能の強化では、「HP 3PAR StoreServ HA」の機能強化やSwift オブジェクトストア用サポートに加え、Host Linux LevelでのCephインテグレーションを追加。ライフサイクル管理能力の強化では、リソース使用状況を可視化するCeilometer搭載の計測サービスを追加した。企画から計画、設計、構築、運用・改善と5つのフェーズで支援するコンサルティングサービス「HP Platform最適化サービス」では、従来からのサービスに加え、テクニカルワークショップを追加したほか、プラットフォーム デザインサービスとプライベート、ハイブリッドクラウド構築サービスを拡充した。テクニカルワークショップ では、クラウドプラットフォーム構築に関する最新の各要素技術に関する機能や、メリット、デメリットを説明し、今後の技術の方向性を検討する。プラットフォーム デザインサービスでは、新たに「HP プラットフォーム リファレンスアーキテクチャ」を用意した。顧客は「HP プラットフォーム リファレンスアーキテクチャ」から選択することで、設計フェーズの期間を短縮して導入が可能。プライベート、ハイブリッドクラウド構築サービスでは、要件定義から実装までを行う。これにより、テスト工数の削減など、構築期間の短縮が見込めるという。日本HP テクノロジーコンサルティング事業統括本部 ビジネス開発本部 本部長 庄野雅司氏は、「次世代のプラットフォームを考える際、プラットフォームの成熟モデルが用いられるが、これらは非常に概念的で、実際にどうやってアクションを起こしていくのは難しい。そのため、われわれはどういった機能要素が必要なのかを洗い出し、どの 機能を実現すれば、成熟度が上がるかを考え、12モデルのリファレンスアーキテクチャを考えた。弊社ではこれらのリファレンスアーキテキウチャの検証を進めており、ほぼ終了した。これを実現することで成熟度をあげることができ、これを中心にサービスを構成する。そのために、テクニカルワークショップという最適化サービスを新たに追加し、プラットフォームデザインサービスとプライベート、ハイブリッドクラウド構築サービスをUpdateした」と説明した。日本HP 執行役員 テクノロジーコンサルティング事業統括 有安健二氏は、コンサルティングサービスについて、「最近、 次世代プラットフォーム(第3のプラットフォーム)がイノベーションを起こすプラットフォームとして注目されている。今日、ITの使われ方が変わりつつあり、これまでは企業のためのシステムであったが、これからは企業に加えて、公共、公益や個人が幸せになるためのIT、社会基盤全体を支えるITが必要になってくる。そのために必要な要素としては、デジタル化、連携、認知という3つが重要になってくる。これらの新たな観点で構築するためには、コンサルティングサービスが重要だ」と述べた。
2015年04月14日アドビ システムズは、トランスコスモスとデジタルマーケティング分野における提携を強化し、オンラインビジネス最適化のための統合されたオープンなプラットフォームである「Adobe Marketing Cloud」の中核となる6つのソリューションと、同社のオンサイト・ニアショア・オフショアの制作・運用体制を組み合わせたサービスを提供することを発表した。Adobe Marketing Cloudは、「Adobe Analytics」、「Adobe Target」、「Adobe Social」、「Adobe Experience Manager」、「Adobe Media Manager」、「Adobe Campaign」という6つのアプリケーションから構成されるマーケティング戦略ソリューション。顧客とのインタラクションの改善や自動化ができるため、マーケティングROI(投資対効果)を最大化し、利益率を高めることを可能にするものだ。今回の提携強化により、トランスコスモスはアドビのサポートを受け、すでに150人のオペレーターが「Adobe Marketing Cloud」の基本操作および運用トレーニングを開始しているという。また、既存のWebインテグレーションビジネスの中で、「Adobe Experience Manager」によるデジタルコンテンツ制作サービスを提供可能な体制を構築しているという。これによりアドビ システムズは、国内の企業および日本からグローバル展開する企業に対し、マーケティングコンテンツの制作から最適化まで包括的なデジタルマーケティングを導入しやすい環境を提供できるとしている。なお、トランスコスモスが提供するオペレーションサービスは、Adobe MarketingCloudで収集したデータと同社のノウハウを組み合わせ、効率的なテスト設計と効果的な施策プランニングを実施する「施策プランニング」、広告、メールマガジン、Webなどの分析を、シナリオ同士のA/Bテストまで包括して実施する事により、最適なシナリオを設計する「シナリオ設計」、Adobe Audience Managerを用いて、Web、メール、CRM、コールセンターなどのデータ活用を図り最適なデータ抽出と管理を実施する「データ活用」、トランスコスモスの運用ナレッジとAdobe Experience Managerの融合により、プロセス管理と徹底した品質管理による安定したサイト運用を実現する「制作オペレーション」、Adobe Audience Managerに蓄積されたデータと行動履歴に基づき、最適な広告配信セグメントを活用した広告運用を実施する「広告運用」、トランスコスモスの分析ナレッジとAdobe MarketingCloudとの融合により効率的なテストシナリオの作成から効果検証までをワンストップで対応する「効果検証」、広告運用やサイト分析、ソーシャル運用など各分野の専任担当者が、各種マーケティング施策の結果を中心に改善提案までを網羅したレポートを提供する「レポート」となる。
2015年03月30日アドビシステムズとトランスコスモスは3月30日、デジタルマーケティング分野での提携を強化すると発表した。トランスコスモスはアドビのプレミアパートナーとして、オンラインビジネス最適化のためのプラットフォーム「Adobe Marketing Cloud」の中核となる6つのソリューションの提供を開始するとともに、企業のデジタルマーケティングに必要なサービスを日本国内およびグローバルに提供する。今回の提携強化にあたり、トランスコスモスはアドビのサポートを受け、すでに150人のオペレーターがAdobe Marketing Cloud の基本操作・運用トレーニングを開始している。また、既存のWebインテグレーションビジネスのなかで、アドビのカスタマーエクスペリエンス管理ソリューション「Adobe Experience Manager」によるデジタルコンテンツ制作サービスも提供可能な体制を構築しているとのこと。両社は、アナリティクス、カスタマーエクスペリエンス、モバイル、DMP、パーソナライゼーション、ソーシャルメディアなど、マーケターの関心が高いトピックに対して、アドビのマーケティングソリューションとトランスコスモスの制作・運用体制を組み合わせ、企業のマーケティング戦略を加速させるための支援を強化していくという。
2015年03月30日Dropboxは3月17日、企業向けサービス「Dropbox for Business」において共同作業の機能を強化したと発表した。新たに「Dropbox バッジ」と「コメント機能」を追加した。Dropbox バッジは、Microsoft Officeの文書作成で共同作業するときに使う機能で、自分以外のファイル閲覧者、編集者を確認できることが特徴だ。また、編集中の文書が最新バージョンであるかを簡単に確認できるほか、ドキュメントの共同リンクを生成できる。2014年末からの先行アクセスプログラムでは1万3000のユーザーが利用した。コメント機能は、新たな先行アクセスプログラムで、共有ファイル利用者に向けてコメントを残す機能。アクセス権限のあるユーザーなら誰でもコメントの記載・閲覧ができる。特定の利用者に向けコメントしたいときは「@メンション機能」を使えば、ほかの相手には見えない。「@」の後にメールアドレスを入力すると、相手にメールとモバイル通知が届く。コメント機能を利用するには、共有リンク、DropboxのWebサイト、iOS版のアプリ(Android版も近日中にリリース予定)となる。
2015年03月20日ロームは、需要が拡大するダイオードなどディスクリート製品の生産能力強化のため、マレーシアの製造子会社であるROHM‐WAKO ELECTRONICS(MALAYSIA)(以下、RWEM)に新棟を建設することを決定したと発表した。RWEM新棟は、地上3階建てで、延べ床面積38250m2。現在、詳細設計を進めており、2015年7月より着工し、2016年8月に竣工する予定。新棟は、LED照明や高効率の空調設備の導入などで省エネ化に努めるとともに、洪水対策など、万全のBCM(事業継続マネジメント)体制を整える。なお、新棟建設により、RWEMにおけるダイオードの生産能力は約2倍となる。
2015年03月16日シーイーシーと日本マイクロソフトは3月13日、経営情報システム、営業・業務支援システム、基幹システム、ICTプラットフォームの4つのビジネス領域にて協業強化し、共同で新規顧客の開拓および新サービス開発などを行うと発表した。両社はこれまでもCRM/SFAやERPなどエンタープライズ領域を中心に協力してきたが、シーイーシーは新たな成長戦略を策定するにあたり、マイクロソフト製品やサービスに関わる技術者を集め、プラットフォーム構築と業務アプリケーション開発の経験とノウハウを集約、オフィス業務の変革を中心に企業のICT戦略を包括的に支援する専任体制を整えた。今後は、サービス・インテグレーターとして、協業を強化した4つの領域において、マイクロソフトの製品・サービスを組み合わせ、コンサルティングからシステム構築・サービス導入・保守・運用まで、ICTのライフサイクルをトータルに支援するサービスを提供していく。また、シーイーシーは「マイクロソフトの製品力」を活用して長年培ってきた、「業種・業務ノウハウ」や「ビジネステンプレート」、「導入実績」を体系化し、新たな業務支援サービス基盤「Convergent(コンバージェント)」として、4月1日よりサービスの提供を開始する。「Convergent」は、日本マイクロソフトが提供するクラウドサービスであるMicrosoft Dynamics CRM Online、Microsoft Office 365などと融合させた形で、業種に特化した業務サポートサービス(当初は建設業、不動産業向けから)、マイクロソフト製品の基本機能を強化するテンプレート、24時間365日の保守運用サポートサービスを提供する。両社は「Convergent」関連のビジネスで、今後3年間で300社の導入を目指すという。
2015年03月13日NTTコムウェアは、クラウド環境におけるSDN化加速に向け、「SmartSDNController」を機能強化すると発表した。今回、「SmartSDN Controller」にCLI対応機能をサポートすることで、クラウド環境でのネットワーク機器(Cisco社製スイッチNexusシリーズ等)を制御可能とする。これにより、クラウド環境の既設ネットワークの機器を入れ替えることなく、SDN技術を活用したネットワークの構築が可能となり、従来と比較して最大50%以上の運用費用の削減が期待できるという。さらにマルチベンダに対応、スイッチ、ルータ、ファイアーウォール、ロードバランサーを制御できる。また、クラウドオーケストレータと連携するためのAPIを提供。クラウドマネージャと連携して「SmartSDN Controller」から仮想スイッチを制御することで、仮想化されたサーバ群とネットワークをオーケストレートする。これにより、クラウド環境で仮想マシン(VM)の構築や追加をした場合に、「SmartSDNController」が連動してネットワークの設定変更を行うことで、運用管理の効率化とリードタイムの短縮を可能とする。また、同社は3月3日、2015年度の事業方針説明を行った。取締役 経営企画部長の斉藤謙二郎氏は、「弊社はNTTの交換機、通信ネットワークシステム部門、ビジネス系システム(人事、給与、給与)部門が1997に独立して設立した企業で、NTTグループのCIO補佐の役割を果たしている。今後はNTTグループで培ったノウハウをNTTグループ以外にも提供し、収益基盤を確立する」と述べ、現在NTTグループ向けが8割超で、一般企業向け2割未満という売り上げ比率を、得意分野であるクラウド、データセンターや基盤ビジネスを中心に、今後はバランスが取れる程度まで、一般企業向け比率を上げていくという。また、代表取締役 社長の海野忍氏は、「弊社の記事件数は、NTT東西の1/10、NTTドコモと比べると1/30、NTTファシリティに比べても1/9で、それなりの通信インフラを支えているが知名度が低い」と、今後、広報活動を積極的に展開する意向を示した。
2015年03月03日