ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:JUMP・岡本圭人の自宅ベッド写真が流出。奔放さが大学2留の原因?お盆ウィークの合併号だけに、各誌が自信のネタを大放出。ビッグニュースが相次いでいる。まずは『週刊女性』の「岡本圭人 ベッドをともにした女性が“夜の顔”を告白」。Hey! Say! JUMP・岡本圭人(24)の「自宅ベッドで一夜をともにした」という会社員Aさんがセキララに告白した。今から3年前、Aさんはバーで友人と飲んでいたが、「たまたま居合わせた男友達のグループに合流したら岡本や知念侑李がいた」。その後、カラオケ店へ移動したあと、Aさんは知念からちょっかいを出されたが連絡先は交換せず、優しくて好印象だった岡本と接近。カラオケ代金をすべて支払った岡本と一緒に店を出て男友達の家へ行ったが、「この日は何もなかった」という。それから1カ月後、岡本からLINEで誘われたAさんは彼の家へ。エアコンが壊れていて暑い部屋で「『横になろっか』みたいな感じでベッドに」「時間的にはけっこう長いあいだ愛し合っていた」。さらに「一度寝てから目覚めたあと、もう一度愛し合った」とのこと。同誌にはAさんの隣で裸のまま眠る岡本の写真が掲載されている。ちなみに、「もう1度、会おうとはなったんですけど結果的にスルー」「ズルズルいくようなタイプではないんでしょう」らしい。岡本はこの1年前、有村架純とのキス写真が『FRIDAY』で報道されていた。「双方の事務所が否定のコメントを出し、破局させられた」という見方が強いが、その反動で「恋人は作らず遊ぼう」という方向性にシフトしたのか。先日、岡本は上智大学に2留していたことが発覚したばかりだが、当時から奔放な日々が続いているのかもしれない。■4位:森田剛が宮沢りえ宅の隣に引っ越し? 夫婦同然の新生活スタートへ『女性セブン』が宮沢りえ(44)と森田剛(38)の交際続報。昨年10月の交際報道時、両事務所が「本人に任せています」と公認していただけに、その後も渋谷で観劇、沖縄、代官山でショッピング、箱根でのデートが報じられてきたが、今回の密着度はさらに高い。何と「森田が宮沢の住む家の隣に引っ越した」というのだ。森田が引っ越したのは「著名人が多いことでも知られる超高級マンション」「人気物件でほとんど空室が出ない」「広さ約120平方メートル」の部屋。宮沢の自宅から5分とかからないため、森田は空室が出るタイミングを待っていたらしい。小学2年生の娘がいる宮沢が、「娘も森田も大切にしたいと考えて森田に相談した」とされているが、多忙な中で会うためには「できるだけ近くに住む」ことが最善策なのかもしれない。ただ、鮨店、ゴルフショップ、美容院など、「なじみの店にも一緒に行く」というオープンな交際だけに、「多感な年ごろの娘は複雑では?」と勘ぐってしまう。■3位:ロス独占直撃! ローラ、「10年奴隷契約書」の過激な内容とは「最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいる」「いま誰のことも信じられない」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」という謎のツイートをしてから1カ月あまり。7月下旬の夕方、『週刊文春』がロサンゼルスでローラ(27)を直撃した。ツイートの原因となった人物は、所属事務所の社長(39)。2007年に高校3年生だったローラをスカウトして以来の仲だが、会社は彼女の成功とともに急成長した。しかし、その裏では数年前から衝突が絶えなかったという。なかでも問題となっているのは、社長による徹底管理。「誰かと会うときはすべてマネージャーへ報告」「ローラを食事に誘ったクリエイターに猛抗議」「ローラの携帯電話から家族以外のデータを削除」などのパワハラばかりだ。驚くのは、社長が壁を殴って壊して部屋へ侵入し、「契約書にサインしなければ給料を下げるし、衣装代も出さない」と迫ったこと。怖くなったローラは泣きながらサインしたそうだが、契約期間は2010年7月1日から2020年6月末日までの10年間であり、事務所の了承がなければその後も解除できず、できたとしても2年間芸能活動禁止という一方的なものだった。しかし、ギャラを10分の1に下げられたり、心の支えとなっていたスタッフが次々に辞めさせられたりなどのつらい状況は続く。決定的だったのは、ローラが「契約内容を確認したい」と申し出た今年初め。社長は「辞めるつもりなら、暴露本を出してやる」「アメリカでも活動できなくするぞ」と恫喝したという。ローラは5月下旬にパニック障害のようになり倒れそうになったほか、急にボロボロと涙があふれるなどの不安定な状態になり、病院へ行ったところ「これ以上、症状が進行するとうつ病」と言われてしまう。同誌の記者に「心配してくれてありがとう。私、頑張る」と気丈に話したが、能年玲奈やSMAPなどの騒動で芸能事務所に厳しい目が向けられている今、このままでは済まないだろう。ファンは「すべてをスカッと解決する」独立・移籍を待っている。■2位:宮迫博之がかけもち不倫! 生謝罪も「一線を越えてない」にブーイング今週も不倫がトップニュース。『週刊文春』が雨上がり決死隊・宮迫博之(47)のホテルかけもち不倫を報じた。相手はモデルの小山ひかる(26)と、竹内結子似の30代美容系ライター。7月14日深夜、宮迫と小山は六本木のバーにいたが、時間差でホテルに移動した。しかも小山を先にホテルへ向かわせ、チェックインも運転手に代理でさせるという根回しのよさ。宮迫はキャップとマスクの完全武装で部屋に入り、2人は翌朝、再び時間差で部屋をあとにしたという。さらに翌週金曜も同じホテルで密会。その後、宮迫が向かった仕事先が『24時間テレビ 愛は地球を救う』というのが皮肉だ。宮迫の不倫は小山だけで終わらない。25日22時すぎに美容系ライターとも同じホテルで会っていたのだ。しかも地下駐車場の利用やチェックアウトの方法も同じだった。不倫報道に慣れた文春は抜かりなし。記者の直撃を受ける宮迫の姿を動画配信した。当然ながら宮迫は否定したが、多くの前科があるだけに説得力ゼロ。2002年に美女をホテルにお持ち帰り、2011年に吉本興業所属元グラドルの自宅通い、その他にも合コンなどの報道もあった。宮迫は11日の生放送番組『バイキング』に出演し、「同じ部屋にいたのは事実」「下心はあった」と認めつつも、「『このご時世にダメですよね』と断られ、3回ともフラれた」と肉体関係は否定。しかし、ホテルの手慣れた使い方を見る限り誰も信じないし、「ウソつき」というイメージがついただけだろう。日ごろ毒舌の坂上忍もツッコミ不足で、なまぬるいムードの謝罪にガッカリした人は多い。宮迫には2012年、初期の胃がんにかかり、胃の3分の2を切除するなどの闘病生活を送った過去がある。その日々を支えた妻は夫の裏切りを許したようだが、「恐妻家ネタも不倫イジリも今後は笑えない」という代償は大きい。■1位:TENNさん自死の原因は、上原多香子と阿部力の不倫だった「なぜ今ごろ?」と思った人は多かっただろう。しかし、『女性セブン』が報じた内容は強烈だった。上原多香子(34)の元夫で2014年9月に自死したET-KING・TENNさんの遺書に、上原と阿部力(35)のダブル不倫疑惑がつづられていたというのだ。TENNさんの弟が意を決して告白。遺書には「ありがとう そして さようなら」「子供が出来ない体でこめんね」「きっと阿部力となら乗り越えられると思います」「次は裏切ったらあかんよ」「嘘はついたらあかんよ」「いろいろと重荷になるけど…ごめんなさい」「車は開けないで警察を呼んでください」などの衝撃的な言葉がつづられていた。TENNさんが亡くなった当時、メディアは収入格差を理由にあげていたが、とんだ見当ちがいだったのだ。さらに、TENNさんのスマホには、上原と阿部のLINEやツーショットが保存されていた。「出会えてよかった」「会いたいよ。旦那さん、大事だけどそれ飛び越えてる」「肌を合わせて感じるフィット感が今までとはまったく違うの」「今すぐにでも、すべて捨ててトントン(阿部の愛称)の元へ行きたい」「ちょっとずつ、旦那さんと別の道を歩めるようにします」「2人の子供作ろうね」などの生々しいやり取り。さらにはキスを交わす姿や、阿部の両親を交えて4人での写真も流出した。これらがすべて本当なら、一連の騒動とは一線を画す壮絶な不倫となる。上原は今年5月に演出家・劇作家のコウカズヤ氏(40)と交際報道があったばかりだが、それを見たTENNさんの遺族がこらえきれずに告発したのだろうか。今井絵理子議員(33)が不倫疑惑を報じられたばかりだけに、「またSPEEDか」というファンの嘆きが聞こえてくる。□おまけの1本「紗栄子がZOZO・前澤社長と破局。セレブ妻捨てロンドンへ」紗栄子(30)がファッション通販サイト・ZOZOTOWNの運営会社スタートトゥデイの前澤友作社長(41)と破局したことがわかった。破局の原因は、「紗栄子が今秋から生活拠点をロンドンに移し、離ればなれになるから」であり、前澤氏と話し合い、互いの意思を尊重して別れたという。破局そのものよりも、現在アメリカンスクールに通っている「長男(9)と次男(7)のロンドン留学に合わせて移住する」という人生の選択に驚かされる。前澤氏との交際期間は2年弱。紗栄子が同社の忘年会に出席したほか、子どもを交えたプライベートジェットでの旅行なども公開され、「結婚間際」と言われていた反面、「やっぱり」の声も大きい。「前澤社長はプライベートジェットを持ってるんだから遠距離恋愛できるじゃん」なんてツッコミはさておき、メジャーリーガーの前夫・ダルビッシュ有(30)、資産3300億円とも言われる前澤氏、となれば、「次の男」はどんな大物になるのか、今から楽しみでもある。いや、もしかしたら息子たちをそれ以上の大物に育てようとしているのかもしれない。何せ2児の入学する学校は、あのウイリアム王子やヘンリー王子も通った超名門校なのだから。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年08月13日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:古坂大魔王が15歳年下タレントと結婚! ピコ太郎ブレイク前から交際昨年、「PPAP」で世界的ブレイクしたピコ太郎のプロデューサー・古坂大魔王(44)が結婚。相手は15歳年下の安枝瞳(29)で、グラビアアイドルやキャンペーンガールでの活動を経て、現在はタレント活動しているという。二人は妻のニックネーム「やっさん(8・3)」にちなんで、8月3日に婚姻届を提出。古坂は「44年……あのランディ・バース(元阪神)の背番号の歳になり」と語ったほか、ピコ太郎としても「仲よしで私と(妻の)多味(たみ)のよう」とコメントした。交際スタートは2013年5月で、すでに4年超が経過。古坂は昨年まで不遇のときを過ごしていたが、「彼女の優しさと、真面目さと、切なさと、心強さとに惹かれた」と支えてくれた妻に感謝した。二人で勝ち取ったブレイクだったということか。ただ、そこはプロデューサー・古坂。この機会に「ピコ太郎が2014年に病院のトイレで出会った」という妻・多味さん(78)を公開。しかし、その多味さんは、老けたふん装をしているが、明らかに安枝だった。ともあれ、この設定追加で古坂と安枝の芸域が広がったのは間違いない。もともとお笑いコンビ・底ぬけAIR-LINE時代からセンスとトーク力を絶賛されていた天才肌だけに、さらなるブレイクを予感させる。■4位:岡田准一が230坪“5億円豪邸”建設へ。宮崎あおいとの新居か『女性セブン』が再び岡田准一(36)のプライベートを報じた。同誌は2年前の2015年8月に、岡田と宮崎あおい(31)との交際を報じていたが、今回のネタは一軒家の建築。著名人も多く住む都内有数の閑静な高級住宅街で、土地は何と約230坪という。同誌によると、価格相場は坪あたり150万~200万円のため、土地だけで約3億円。「もともと2つの土地を合わせて購入した」というスケールの大きさは、スターならではで、通常の一軒家なら10軒建てられる広さのようだ。設計も有名建築家の中村拓志氏(43)に依頼するこだわりぶり。中村氏は表参道の東急プラザや羽田空港内ラウンジなどを監修した凄腕であり、岡田は近代建築に強い興味を持っているというから、どんな家ができるのか興味深い。同誌によると、「地上2階、地下1階で、延べ床面積は400平方メートル。庭にもこだわった総額5億円の大豪邸」で、竣工は来年8月予定というから、1年がかりの大仕事だ。現地に掲げられた建築計画の建築主には「岡田」の名前があり、宮崎と住む家と見て間違いない……となると気になるのは、結婚の時期。具体的な予定はないようだが、二人の目撃談は多いだけに電撃発表があっても驚かない。余談だが、ジャニーズの先輩であるTOKIO・国分太一(42)の家も近くにあるらしい。こういうネタを『ビビット』で扱い、堂々とコメントしてほしい。■3位:元祖プッツン女優・石原真理子が「万引き」、さらなる暴露本の予感も「プッツン女優」と呼ばれてから30数年、石原真理子(53)が再び注目を集めている。しかし、その理由は「万引き疑惑」だった。7月26日、『みんなのニュース』が石原真理子の万引きを速報。「7月22日に墨田区内のコンビニで、弁当1個とお茶を持って会計せずに店を出ようとして、店員が110番通報した」という。ただ、「本当は日付けが18日で、場所は大手スーパーだった」との情報もあり、さらに、「石原は事情聴取の際に英語名を名乗っていた」などの謎も多い。『週刊女性』が母親に話を聞くと、「娘の名誉のためにも話しますが、そんなことはありえませんよ。すぐに電話しましたけど、『誤解だ』と言って笑っていましたから」「スーパー側は後から謝ってきたそうですけど、娘は怒っていて『告訴したい』と言っていました」と涙ぐみながら話したという。一方、『FLASH』は、「本人は万引きしたことを素直に認めた」「お金がないのでやった」という警察関係者の声を掲載している。石原は83歳と高齢の母親を気づかって嘘をついたのだろうか。ただ、ほとんど芸能活動をしていない上に、「玉置浩二との不倫」「芸名を変えてヘアヌード写真集発売」「16歳年下アメリカ人との結婚とスピード離婚」「13人の芸能人との恋愛をつづった暴露本出版」などの過去があるだけに、石原の主張を信じる人は少ない。母は「娘は本を執筆している」というが、写真集と暴露本の次はどんな本なのか、それは見てみたい気もする。■2位:吉岡里帆が「スッピン濡れ髪」で、芸能界屈指のモテ男・佐藤健の家へ「吉岡、お前もか……」と思った男性は多いだろう。『女性セブン』が吉岡里帆(24)のゴシップを報じた。今年最もブレイクした女優と言っても過言ではない。ドラマ『カルテット』の悪魔的な演技で絶賛を集めたあと、CMに引っ張りダコ状態。さらに、放送中のドラマ『ごめん、愛してる』では長瀬智也(38)の相手役に抜てきされている。そんな多忙を極める吉岡が、初夏のある夜、コンビニで買い物を済ませて、車で佐藤健(28)のマンションへ。スッピンで風呂上がりの濡れ髪が艶っぽさを感じさせる。さらに別の日も佐藤のマンションへ入っていったという。「佐藤とは城田優(31)を介して知り合い、共通の趣味があることから意気投合し、ときには朝まで一緒に過ごすこともある」とのこと。両所属事務所は「交際はありません。友人の1人です」とコメントしたが、佐藤のゴシップ歴を振り返ると、にわかに信じがたい。佐藤はこれまで石原さとみ(30)、前田敦子(26)、広末涼子(37)、秋山莉奈(31)らとのゴシップがあった芸能界屈指のモテ男。一方の吉岡も、「15歳で初めて彼氏ができて、その後も恋はしてきました」と恋愛体質を思わせるコメントをしたばかり。連ドラの放送期間にわざわざ会いに行くのだから、どんなに低く見積もっても好意くらいはあるだろう。売れっ子同士だけに障害もありそうだが、お似合いのカップルにも見える。■1位:斉藤由貴が50代医師と週4回の密会。不倫疑惑で3度目の釈明会見!今週の「手つなぎ不倫」は斉藤由貴(50)、『週刊文春』が多くの写真とともに報じた。7月24日の昼すぎ、斉藤とある男性が横浜市内のマンションで約2時間の密会したほか、26日の18時すぎには2人で映画館へ。その後、手をつないでお好み焼き店へ行き、食事を楽しんだ。二人は28日の昼にも、約1時間40分もの間マンションで密会。さらに、30日にもマンションで会うなど、一週間で4回、1日おきに密会していたことになる。相手男性は、横浜で内科を中心にしたクリニックを経営している50代の医師。記者の直撃に、「往診で健康の管理をしている」「(手をつないだのは、階段が急だったので)介抱しました」と不倫を否定した。一方、斉藤は会見を開いて、「家族全員がお世話になっているお医者さん」「手をつないだのは一瞬のこと」「ダイエットを全面的にサポートしてくれて。美容系の施術やアザとか治してもらった」と釈明した。気になるのは、「責められてしかるべきなので、夫には怖くてまだ(記事についての反応を)聞けていないんですけど」「(今後については)これから話し合います」という夫婦の関係。ともに厳格な倫理観で知られるモルモン教の信仰者だけに、離婚もありえるのかもしれない。必然的に高校生の長女、中学生の長男と次女も信仰者になるが、「母のことをどう思っているのか」が気になってしまう。斉藤は1991年には尾崎豊さん、1993年には川崎麻世との不倫騒動があり、釈明会見は3度目。前回、「前の人とのことがあったにも関わらず、『学ばない人間なんだな』と自分のことが悲しいです」という迷言を残していたが、24年の時を経て言葉の重みが増している。□おまけの1本「独立改名から一年、のんが歌手デビュー。ギター練習に1年」7月30日、のん(24)がインスタグラムで、「あと4日」と書かれた紙を手にした写真をアップし、「のん、重大発表まで~。カウントダウン! お楽しみに」とコメント。ネット上は、「いよいよドラマ復帰か」「新作映画?」「まさかの24時間マラソンも」などの声で盛り上がっていたが、フタを開けてみたら歌手デビューだった。これまでドラマやCMで歌う機会はあったものの、新たに独自レーベルを立ち上げて音楽活動を本格化させるという。のんは7月13日に24歳の誕生日を迎えたほか、独立改名から一年が過ぎたこともあり、『FRIDAY』に独占インタビューを提供。「取材、出版、コラム連載、イベント出演などで多忙な日々を送っていた」ものの、「全部自分で決めているから辛いと思ったことはありません」「支えとなっているのは自分のパッション。何かを表現したいというパワーです」と充実ぶりを明かした。特にギターの練習には1年かけたようで、8月6日に音楽フェスへゲスト出演するほか、秋にはデビューCDをリリースし、アルバムやツアーの予定もあるという。「クラウドファンディングサイトが宣伝や流通などの支援をする」というのが、いかにも彼女らしいが、歌声を披露するほど「やっぱり演技を見たい」という声が飛び交うのではないか。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年08月06日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:鈴木保奈美の娘が異母姉・石橋穂乃香と意外な交流。芸能界入りも!『女性セブン』が鈴木保奈美(50)の娘に関するニュースを報じた。保奈美は18歳、16歳、14歳の3姉妹を持つ母親だが、現在長女の将来について悩んでいるという。長女が夫・石橋貴明(55)と前妻の間に生まれた娘・石橋穂乃香(27)と連絡を取っているようなのだ。そもそも石橋と保奈美の結婚は、前妻との離婚からわずか2週間後で、しかも妊娠3カ月という因縁があった。石橋と穂乃香は交流していたものの、保奈美と娘たちとの接点はなし。保奈美の長女は、6月にインターナショナルスクールを卒業して海外留学を考えていたようだが、芸能界に興味を持ちはじめ、芸能活動をしている穂乃香を頼っているという。ちなみに穂乃香は「石橋の力を借りず、舞台の裏方やスナックでアルバイトをしながら地道に芸能活動をしている」とのこと。年の離れた異母姉妹だが、インスタグラムをフォローし合っているようで、女優業に完全復帰した母親よりも理解ある相談相手なのもしれない。このニュースを聞いて、2人の父親である石橋は何を思うのか。■4位:因縁の『週刊文春』が松居一代の「汚れたカネ」を暴く!完全に飽きられつつある松居一代(60)と船越英一郎(57)の離婚騒動。しかし、松居と因縁の深い『週刊文春』の見出し、「松居一代『汚れたカネ』を暴く」にはちょっと惹かれてしまった。松居は「お金のために戦っているわけじゃないんです」と繰り返し言っているが、同誌には「あおりブログで月収500万円!?」「『タブレット1つで30億円動かす』と豪語」「船越に『金箔部屋を作れ』」「5億円豪邸 船越所有は建物5分の1のみ」「『領収書を偽造させられた』内部証言」という過激なフレーズが並んだ。なかでも、元スタッフや取引先による「残業手当や泊まり勤務の領収書を書かされたことがありました。もちろんお金は受け取っていません」「あらゆる領収書をかき集めていた。タクシーで他の乗客の領収書も」「スタイリストや衣装代などの架空の領収書を書かせていた」などの告発。これが事実なら脱税となり、「悪質性が高い」とみなされたら刑事罰が科されてしまう。ちなみに、まもなく「還暦祝い」として2000万円超の特注ベントレーが納車されるらしい。投資で稼いでいるのは間違いなく、総資産30億円とも言われるだけに、この程度の支払いは何ら問題ないのだろう。しかし、自ら還暦祝いを買う女性は、どこか哀れにも見える。■3位:ASKAがついに離婚。警察と病院に通って支えた妻と別れた意味2014年9月の覚せい剤取締法違反による有罪判決から約3年、ASKA(59)が離婚した。ASKAは5月にレコーディング・スタジオ併設の自宅を売却し、福岡の実家に身を寄せているという。一方、30年間連れ添い、薬物からの更正を支えた妻(62)も、「すでに自宅から引っ越し、2人の子どもと暮らしている」とのこと。ASKAはブログで「実は、先月。私たちは、別々の未来に向かって歩み始めました」「私たちは、お互いに、応援し合う仲でいることを約束いたしました」と語っていたが、夫婦の縁は完全に切れたのだろうか。妻はASKAが勾留されていた警察署に連日訪れ、保釈後も薬物依存治療を行った千葉の病院近くに滞在していたという献身的な女性だった。このタイミングで別れたということは、妻がASKAの更正をあきらめたということなのか……。ASKAが「誰かの支えなしで再犯の誘惑に勝てるのか」という不安に加え、ともに有罪判決を受けた「愛人(40)と会っている」という話もあり、まだまだ波乱含み。ブログに政治や相棒・Chageへの批判をつづるなど、情緒が安定しているとは思えないが、音楽以外で話題になる日が来ないことを祈るばかりだ。■2位:最もホットな男・ナスDの妻は、グラドル美人料理研究家だった今、芸能界で最もホットな男は、この人で間違いないだろう。『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』で、芸人をはるかに超える破天荒な姿を見せている「ナスD」こと友寄隆英ゼネラルプロデューサー(42)。今週は写真週刊誌2誌が特集を組んだ。『FLASH』の見出しは、「ナスD 黒すぎるディレクターに手作り弁当を届ける 妻は美しすぎる料理研究家 森崎友紀」。アマゾンの奥地で現地人ですら食べない生魚やカタツムリを迷わず食べるナスDの妻が料理研究家・森崎友紀(37)、しかも彼女は水着グラビアを連発する破天荒さが売りだったことも含め、何かと面白い。2人の出会いは2012年の『黄金伝説』。その後も同番組で共演して接近し、2015年12月に結婚、翌年6月に長女が誕生した。しかし、仕事熱心なナスDは長期海外ロケから帰国しても、編集所にこもりきりになってしまうという。そこに愛娘を抱いた森崎が弁当を持って向かう写真が掲載されていた。肩出しトップスにミニスカート……さすが元グラドル、「そろそろ撮られるな」と分かっていたのか。次に『FRIDAY』の見出しは、「いま一番おもしろいテレビマン ナスDが身体を張ってカタツムリにかぶりつく理由」。破天荒な行動は、「撮りはじめる前に徹底して下準備をする」「カタツムリを食べるシーンは資料映像として撮影されたものだった」「自分でやる分には体調を崩しても自己責任で済む」からという。つまり、一切の妥協をしたくないようで、自ら体を張るから、おのずと破天荒になってしまうようだ。さらに、思い入れのある『黄金伝説』のスタッフと一緒に仕事をしたいという気持ちが原動力になっているという。私も発売中の『女性セブン』にコメントを寄せたが、毎週ナスDに関する問い合わせが届くなど、その人気ぶりはすさまじい。番組は秋からのプライムタイム進出が発表されたが、この男なら破天荒さは変わらないだろう。■1位:今井絵理子議員に不倫疑惑。言い訳「一線は越えてない」に総ツッコミ!『週刊新潮』が元SPEEDの今井絵理子議員(33)の不倫疑惑を報じた。相手は神戸市議の橋本健(37)で、妻と2人の子どもがいる既婚者。しかも数枚の“現場写真”が掲載されるセンセーショナルな記事だった。7月14日の夕方、今井議員がセカンドハウスとして使っているマンションに橋本市議の運転する神戸ナンバーのスポーツカーが停車。翌朝、マンションから出てきた橋本市議は、その車を移動させる。その後、2人は東京駅から新幹線に乗って大阪へ。秘書を別車両に乗せつつ、2人はグリーン車で手をつないでいた。大阪に着いていったん別れて仕事をしたあと、2人が合流したのはシティホテル。備えつけのパジャマを着て濡れた髪の今井議員は、橋本市議とともに同じ部屋へ入っていった。さらに翌日、2人は再び新幹線に乗って三島で下車。今井のみイベントに参加して橋本市議は時間をつぶしたあと、2人で東京へ。3日間、片時も離れない恋人のような密着ぶりだった。ちなみに、橋本市議は市議団の幹事長を務め、将来の衆院選を視野に入れるホープであるほか、歯科医院を開業しているエリート。しかし、学生結婚した妻と小学生の長男、幼稚園児の長女がいる既婚者だった。別居状態で離婚調停中のようだが、同誌によると「妻は離婚を望んでいない」というからタチが悪い。今井議員はメディア向けのFAXで、「最近になって市議から交際の申し込みがありました。私も好意を抱いていたのは事実ですが、(中略)法律上はまだ妻帯者なので“一線を越えてはいけない”と思い、『きちんとけじめをつけてから考えましょう』と申し上げました」と苦しい釈明。さらに、「『略奪不倫』ではありません」と強調した。このコメントにネット上はツッコミの嵐。「一線ってどこ?」「妻帯者と知って好意ある時点で一線越え」「聴覚障害のある息子より男とお泊まり?」「アイドル気分かよ!」。すべて正論すぎて笑えない。今井は昨年7月、自民党の比例区から出馬し、当選した参議院議員1年生であり、同じく中学1年生になったばかりの息子は母親のニュースを知っているのか。今井はFAXの最後に「世界で一番愛している息子へ、私の人生をかけて向き合っていきたいと思います」と書いていたが、同誌で“新幹線での手つなぎ”と“ホテルでのパジャマ写真”をさらされたあとでは、いかにも白々しい。ともあれ、「一線を越えていない」は、流行語大賞ノミネート確実の迷言だ。□おまけの1本「IZAMがゲイタウン・新宿二丁目にバー開店も大誤算!」『女性自身』がIZAM(45)のトホホな近況を報じた。昨年4月、IZAMは新宿二丁目にバーを開店。別の飲み屋で知り合った女性との共同経営で、当初は本人も店に顔を出し、業界関係者でにぎわっていたようだが、徐々に客が減りはじめ、今年2月に早くも店を辞めてしまったという。そもそもIZAMがバーを開店したのは、一昨年秋に大手事務所を辞めたから。「『あの人はいま』のような番組の仕事が多く不本意だった」というが、妻子のためにはじめたバーをやめて家計は大丈夫なのか……。同誌によると、吉岡美穂(37)との夫婦仲はよく、3児の子育ても順調。吉岡は子育てをしながら月2本テレビ出演して家計を支えているという。やはり芸能人としての仕事は少ないようだが、それはさておき、「SHAZNA」時代、女装をしていたIZAMが日本屈指のゲイタウン・新宿二丁目を選んだことに笑ってしまった。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年07月30日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:ギョギョッ! さかなクンが美人奏者とデート。プレゼントは……『FLASH』が、さかなクン(年齢非公表)の親密デートを報じた。7月上旬、都内のうどん店でさかなクンとデートしていたのは、サックス&フルート奏者の小林香織(35)。日本だけでなくアジア各国でCDリリースやコンサートを行う実力派のアーティストだが、2012年にタイのサックス協会から「アジアでもっとも美しいサックスプレイヤー」の称号を贈られたほどの美人らしい。CMでスカパラと共演したことからも分かるように、さかなクンも腕利きのサックス奏者。2人は3年前に出会い、昨年8月に発売した小林のアルバムにさかなクンがゲスト参加するほどの仲という。デートの日、うどん店を出た2人はさかなクンのエスコートでカフェへ移動。閉店時間まで楽しげに話し、お互いのプレゼントを交換して帰ったようだ。ちなみに、さかなクンのプレゼントは魚肉ソーセージ。この日はハコフグの帽子こそ外していたが、さすがキャラは徹底されている。■4位:松田龍平夫妻と観月ありさ夫妻が、不仲説を覆すアツアツ2ショット『FRIDAY』が不仲の噂がある夫婦の近況を報じた。1組目は、「松田龍平 妻と愛娘と公園デート パパの顔」。7月上旬、世田谷区の公園に松田龍平(34)と太田莉菜(29)の姿があった。同誌には、愛娘を連れて公園を訪れ、楽しげに笑い合う2人の写真が掲載されている。今年2月、太田の浮気疑惑を発端とした別居・離婚報道があったが、今回の写真で完全に払しょくできたのではないか。2組目は、「不仲説もどこ吹く風 観月ありさ 夫と夜の手つなぎデート」。7月6日21時30分、観月ありさ(40)と青山光司氏(45)は代官山にいた。2015年の結婚から約2年が過ぎたが、青山氏は前妻・上原さくらとのドロ沼離婚劇の印象が強く、観月が「家事は一切やらない」と公言したこともあって不仲説は消えず……。しかし、今回2人が手を握り合って歩く写真が掲載されるなど、むしろ新婚ムードのようだ。「16億円の大豪邸を建設中」とも言われるだけに、これで不仲説も打ち止めか。ところで不仲説を払拭した2組の夫婦は、松居一代(60)と船越英一郎(56)の騒動をどう見ているのだろうか……。■3位:大地真央の12歳年下夫が告白。「数年前から別居中です」『女性自身』が大地真央(61)の別居を報じた。大地は2007年に世界的インテリアデザイナーの森田恭通氏(49)と結婚。森田氏の熱烈なアプローチによるものであり、人目をはばからずスキンシップする姿が何度もワイドショーで映され、「毎年クリスマスに森田氏がサンタクロースのコスプレをする」などのラブラブエピソードも多かった。しかし、森田氏は多いときには年間100日以上もの海外出張があるほど超多忙で、大地とすれちがうことが増えていったという。記者の直撃を受けた森田氏は、「僕が今、仕事で都内のアトリエと自宅を行ったり来たりなんです。海外も多いですし、彼女は舞台が多いので、この10年の間でお互いストレスが溜まらないように、それぞれのスケジュールを考えて、このような生活をしているんです」と釈明。さらに、「彼女とはちゃんと仲が良いので、変なふうに言われてしまうと困ります。先週も家で一緒に過ごしましたよ」と記者にクギを刺した。2~3年前から別居しているというから、もはや当たり前のようになっているのだろうか。もし不仲ではなかったとしても、結婚後にあれほどイチャイチャしていた夫婦が別居生活を選ぶところに、多少なりとも闇を感じざるを得ない。何より「建物面積646平米」の大豪邸に1人で住むなんて、やっぱり大女優しかできない芸当だ。■2位:松田聖子が大ケガで異例の着席コンサート。夫とシンガポール療養へ『週刊文春』と『女性セブン』が松田聖子(55)の“異常事態”を報じた。まず『週刊文春』が報じたのは、今月7・8日に日本武道館で行われたコンサートでの異変。開始直前、聖子が「不慮の事故のため一部演出を変更しての公演となります」と自らアナウンスを入れた。さらにステージがはじまると、椅子に座ったまま歌いはじめたのだ。その後、聖子は異例の着席コンサートになった理由を「少し前に転んでしまい背中と腰を強打して、はじめは立ち上がることすらできなかった」と釈明。首が動かないほどの痛々しい姿に、客席から応援の声が飛んだようで、聖子は何度も「ごめんなさい」と謝罪しながら歌い切ったという。一方、『女性セブン』は、コンサート後の聖子をキャッチ。10日、聖子はシンガポールの空港にいた。ファーストクラスのカーテンが開き、空港で目撃された聖子はやはり車椅子姿。2012年に結婚した歯科医の夫に寄り添われながら、なじみのホテルへ向かい、母も含めて家族水入らずの時間を過ごしながら療養するらしい。現在、聖子は6月10日からツアーをスタートして折り返し地点を過ぎたところ。「コンサートの2日前まで起き上がることもできなかった」ほどのケガだけに、8月20日の最終日まで、まだまだ波乱含みだ。■1位:松居一代の暴走が爆笑化! 徹夜のブログ修復、手紙朗読、路上味噌汁今週は夫婦のネタばかりだったが、やはり過激さでは群を抜いていた。ワイドショーも週刊誌も、松居一代と船越英一郎の話題ばかり。「ここで採り上げるのをやめよう」と思っていたが、次々にヘンなネタが出てきて笑わされた結果、1位に選んでしまった。まず週刊誌の見出しだけでも面白い。『週刊文春』が「松居一代『虚飾の女王』 船越英二 位牌投げ捨て 恐怖のノートの中身写真」、『週刊新潮』が「犬も食わない夫婦喧嘩が『火曜サスペンス』を超えた! どこまでやるの 松居一代と船越英一郎」、『女性自身』が「船越英一郎を戦慄させた 妻が24時間、GPSで監視を……」、『週刊女性』が「松居一代が持つ あの『恐怖のノート』の中身と船越英一郎の胸の内」、『女性セブン』が「独走スクープ 松居一代がひた隠す7つの嘘」。この一週間だけでも、松居が身を寄せる謎のおばあちゃん(89)が出てきたり、ブログ閉鎖危機のカンちがいで徹夜作業したり、午前4時にお湯を注いだ味噌汁を持って道を歩いたり、「劇作家からの手紙が別居の引き金になった」と勝手に手紙を朗読したり……もはや爆笑の連続。暴言による名誉棄損罪だけでなく、別宅に忍び込んだ住居侵入罪だの、パスポートなどを盗んだ窃盗罪だの、成立するかは別にして、もはや犯罪者扱いになっている。そもそも松居自身、「刑務所に入る覚悟をしています」と言っているのだから、覚悟の上なのか。「命をかけて最高裁まで争います。船越が『申し訳なかった』と頭を下げるまでガッツでまいります」と宣言した松居なら、もし逮捕されたとしてもあきらめないのではないか。□おまけの1本「ベンガルと朝加真由美が不倫9年? 妻は離婚拒否」『女性自身』が熟年俳優2人の不倫疑惑を報じた。6月下旬の夜、都内の寿司店に現れたのは、ベンガル(65)と朝加真由美(61)。ともに売れっ子のバイプレーヤーだ。食事を終えた2人はスーパーで買い物をして、そのまま一緒のマンションへ……とはならず、別々に帰っていったという。ただ、掲載されたスーパーでの2ショットは完全に長年連れ添った夫婦のムードだった。そこで記者は真相を探るべく、ベンガルの妻を訪ねる。妻は「ベンガルが朝加とつき合い出した9年前に家を出た」ことを明かし、別居を認めた。しかし、離婚については「家族がいるから離婚は望んでいません」とキッパリ。ただごとではない様子がうかがえる。後日、記者がベンガルを直撃すると、「もう10年くらいですね」と別居こそ認めたが、朝加との関係は「近所に住んでいる友達。(不倫は)してないです」と否定した。体の関係はさておき、ベンガルと朝加が精神的に結びついているのは間違いなさそうだ。■プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年07月16日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:菊地亜美が関西のイケメン会社役員と2連泊、結婚宣言も!『FRIDAY』が元アイドリング!!!・菊地亜美(26)の熱愛を報じた。菊地と言えば、2014年のアイドル卒業後はバラエティ番組で大活躍。非モテの残念キャラ全開なのだが、プライベートは充実していたようだ。ある日、番組収録を終えた菊地は焼き肉店で食事したあと、レンタルショップへ。店内で男性に腕を組んで甘える写真が掲載されているほか、その後2人は菊地のマンションへ向かった。さらに翌朝、菊地は仕事へ向かったが、夕方に家の外で二人は再合流。買い物をしたあと菊地のマンションに戻って2連泊となった。記者の直撃を受けた菊地は、すぐに交際を認める。相手男性のことを「大阪に住む一般の方。友人の同級生の先輩で、5歳上の会社役員」「初めて出会ったのは今年の春」と話し、お互い仕事で東京と大阪を行き来しているうちに関係が発展していったという。菊地は「恋なんて高校生以来ですよ」と笑いながらも、「彼とは結婚を意識しているし、将来を見据えた話もしています」と堂々の結婚宣言。何だかすべてが順調で普通すぎて拍子抜けしてしまうが、同誌に掲載されたロケ中のセーラー服姿でちょっと笑わせてくれた。遠距離恋愛中の彼が上京して会っているときに、仕事でセーラー服のコスプレ……まだまだバラドルとして活躍しそうだ。■4位:杏と東出昌大夫妻が2億円豪邸を現金購入、第3子出産前の決断ドラマ『あなたのことはそれほど』での怪演が記憶に新しい東出昌大(29)が、妻・杏(31)との新居を購入していた。杏は昨年5月に双子の女児を出産。現在は第3子を妊娠中で、夏の出産を予定している。『女性自身』によると、「2人は結婚当初からこじんまりとしたマンションに住んでいて、壁が薄かったため、声が部屋の外まで漏れていた」らしい。3人目の子が生まれるとなれば、さらにその声が漏れやすくなり、「今が買いどき」ということか。新居への引越しは、東出がドラマ撮影を終えた1カ月前。その新居は、鉄筋コンクリートの地上2階、地下1階で、モダンなデザインという。芸能人に人気の閑静な高級住宅地で、60坪の新居は土地だけで1億2000~4000万円はするらしい。ただ、建物はリフォーム済みの中古物件で築10年ほど。土地と建物を合わせて2億円程度と売れっ子夫婦にしては手ごろな価格だが、さすがと言うべきか、住宅ローンを組まず現金で購入していた。……というより、ローンの有無を調べるために、不動産登記を調べる週刊誌のえげつなさにドン引き。■3位:西内まりやが呂敏と「IKEA」で買い物デート、同棲の準備だった『女性セブン』が西内まりや(23)の熱愛続報。6月末のある平日、家具ブランド「IKEA」に西内と恋人の呂敏(27)が現れた。2人の交際報道は昨年8月。夜の公園でキャッチボールをする姿や、ドライブ中の「車チュー」が報じられていた。それから10カ月すぎた今も交際は順調。同誌にはカートを押す西内の姿が掲載されているが、目深にかぶったキャップと大きなマスク姿がかえってあやしい。2人は大量の買い物をしたあと、呂敏のマンションへ向かい大量の荷物を運び出し、さらに西内のマンションへ向かった。つまり、「同棲をスタートした」ということらしい。ゴールデンタイムの主演女優に登り詰めた西内だが、まだ23歳であり、今が大切な時期。同世代の朝ドラ出身女優が量産されているだけに、事務所は気が気ではないだろう。■2位:滝沢カレンが御曹司とサイパン旅行、すでに交際2年だった『週刊文春』が「今最もバラエティ番組のスタッフから求められている」モデル・滝沢カレン(25)の婚前旅行を報じた。滝沢はウクライナ人の父を持つハーフで、170㎝の長身を武器に『JJ』専属モデルとして活躍。さらに、ヘンな日本語がバカ受けで、バラエティ番組に引っ張りダコ。超多忙な日々を送っているのだが、ひそかに恋を育んでいたようなのだ。恋の相手は永山絢斗似の20代後半男性で、実家は超高級住宅地にあり、飲食店を経営する一族の御曹司。過去にバンドでメジャーデビューしたが、現在は家業の取締役を務めているという。滝沢と男性は、6月中旬にサイパン旅行へ。空港での写真が掲載されていたほか、所属事務所も「仲良くさせていただいているようです」と交際を認めた。記事によると、すでに交際期間は2年とのこと。もともと滝沢のモデル業に対する思いは強いだけに、バラエティ番組への出演が落ち着いたら、結婚して主婦モデル、ママモデルにスライドするかもしれない。■1位:松居一代が突然YouTuber化、夫・船越英一郎の不倫を執念の糾弾!今週はワイドショーが「松居一代(60)のホラー劇場」と化していた。意味不明のブログ更新から、突然のYouTube独白、ツイッター開設、松居両親の怒りまで、ドロ沼というレベルに留まらない過激さで、出演者たちはそろって苦笑い。また、週刊誌でもさまざまな報道が飛び交った。松居を取材した『週刊文春』は、その主張を聞いて「なぜ夫の船越英一郎(56)はこの異常事態を放置しているのか?」と疑問を抱いたという。船越の代理人に尋ねると、「2年前から離婚協議している」「離婚調停申し立ても行った」ことが明らかになった。そこに至る理由が強烈だ。船越は結婚当初から松居の暴力に悩まされ、「顔面が血だらけになったこともある」という。さらに、松居が自殺未遂騒動を起こしたほか、「死んでほしくなければ、一億円の投資信託を解約して振り込みなさい」と言われ、船越の亡き父と妹に「やっとくたばったか」「呪い殺してやった」と言い放つなど、身の毛がよだつものばかり。一方、松居は船越の不倫疑惑を糾弾する。「船越は糖尿病を患い10年近くセックスレスだったにも関わらず、バイアグラを飲み、松居の親友と不倫していた」というのだ。ただ、不倫の真偽よりも、YouTuber化して語る松居の顔が怖すぎて船越に同情したくなってしまうのは当然か。その後も松居は、「全面戦争、はじまりますよ」「バイアグラ男どこからでもかかってこい」と常軌を逸した挑発を続け、ブログのアクセス数はトップに。「私は絶対に嘘をつきません」と繰り返すほど、嘘をついているようにしか見えないことを本人は分かっていないのだろう。しかし、すでに日本中の人々は、松居の顔を見ることに辟易としている。□おまけの1本「騒動から2カ月、坂口杏里がキャバ嬢に! ホスト通い再開か」6月27日深夜1時すぎ、六本木のビルから坂口杏里(26)が出てきた。ホストから3万円を脅し取ろうとした恐喝容疑で逮捕されてから2カ月。『FRIDAY』によると、不起訴処分になったあと、6月中旬から六本木のキャバクラで働いていたのだ。店は完全会員制で「60分セット1万円」の高級店。酒好きな杏里は楽しく接客し、「お客さんの評判も上々」というが、問題はこのあと……。3日後の深夜1時半、店の送迎車に乗った杏里が向かった先は新宿歌舞伎町だった。杏里はホストの出迎えを受けて店へ入り、朝の4時まで過ごしていたようだ。「セクシー女優・ANRI」は終了と言うことなのか。「需要はキャバ嬢のほうがある」ということなのか。いずれにしても、ホストへの執着はすさまじいものがある。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年07月09日車でデートをしたことがある女性も多いでしょう。初めて彼の車を見たときや乗ったときに、え!マジで!?とドン引きしてしまった経験はありませんか?今回は、女性が思うこんな彼氏の車はイヤだ!TOP3を紹介します。女性は車種にこだわらない今回ご紹介するのは「女性がイヤだと思う車種」ではありません。都会では、車どころか免許を持っていない男性も多いですよね。でも、ある調査によると全国の車保有世帯率は平均73.6%で、都市部では東京が43.6%、大阪が54.3%。都市部になると減るのは確かですが、それでも車をもっている人はまだまだ多く、全体の約4分の3の世帯は車を持っているということ。またあるアンケートによると、彼氏に乗ってほしい車ランキングの第1位は“特にこだわらない”で、70%の女性がそう答えています。では、そんな女性たちが嫌がるのはどんな車なのでしょう?こんな彼の車はイヤだ!TOP33位. 汚い車触りたくない!と思うほど窓ガラスや車体が汚れているのを見ると、ガッカリしてしまいますよね。車内にゴミが落ちていたり、シートにはシミ、ダッシュボードはホコリだらけ…。車がこれだけ汚いと部屋も汚れているのか…と不安になります。アレルギー持ちの彼女なら、くしゃみ鼻水が止まらなくなるかもしれません。2位. 臭い車タバコや芳香剤の臭いでイヤな思いをする女性は少なくないようです。嫌いな臭いの芳香剤だと、頭が痛くなったり吐き気がしたり…。デートどころではなくなる可能性もありますね。車の臭いを隠そうとして芳香剤などを使うより、消臭に力を入れて欲しいと思っている女性は多そう。1位. 恥ずかしい車堂々の1位は、痛車と呼ばれるマンガやアニメなどのキャラがペイントされているようなものや、改造によって車体が異様に低かったり、音が異様にうるさく目立つものなど、走ると周囲が失笑してしまうような車。若い頃はカッコイイと思っていた車でも、今となれば「まだそんなのに乗ってるの?」と思う女性は多いのではないでしょうか。車に関して言えば、男性がこだわればこだわる程、女性は引いてしまうのかもしれません。普通の車が一番ということです。
2017年06月26日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:山崎夕貴アナとの交際報道から2週間、おばたのお兄さんが浮気!まれにみるスピード浮気が発覚。『FRIDAY』がフジテレビ山崎夕貴アナ(29)と交際中の芸人・おばたのお兄さん(29)の浮気をスクープした。すでに2人が交際中の5月上旬、おばたのお兄さんは吉木りさ似の20代女性ファンとホテルへ……ライブを見るために上京したファンに宿泊先のホテルで手を出したのだ。しかも、おばたのお兄さんがツイッターのダイレクトメッセージで誘い、「彼女はいない」とウソをつき、ホテルで野球拳を持ちかけて事に及んだほか、その後も山崎アナとの交際発覚まで「次はいつ東京に来るの?」と尋ね続けたという。同誌に掲載された写真とLINEのやり取りが何よりの証拠だが、これらが本当なら浮気どころか2股だ。記者の直撃を受けたおばたのお兄さんは、「僕は彼女(山崎アナ)とずっといたいんで……。二股じゃなくて浮気です」と返した。交際報道からわずか2週あまり。その間、おばたのお兄さんは山崎アナとの初キスエピソードを語るなど浮かれていたが、裏でファンに手を出すという、とんでもなく軽い男だった。そもそも女性上位の格差カップルだけに、周囲の猛反対必至で、山崎アナの悩みは深い。■4位:中居正広のジャニーズ残留を決意させた香取慎吾「感謝の言葉」今週、最も日本中をさわがせているニュースと言えば、「稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)が9月でジャニーズ退所」だろう。しかし、『女性自身』は残留する中居正広(44)に注目。香取が中居に「中居くんは事務所に残ったほうがいいよ」と言ったことが残留の決め手になったという。香取の言葉には、「中居くんの周りには多くの関係者がいるから、独立したら仕事に影響が出てしまう」という意味があり、中居は悩んだあげく残留を決めたらしい。2人の関係は約30年にも及び、昨年一緒に熊本の被災地を訪れたほか、今年も『SmaSTATION!!』で共演するなど絆は深い。SMAP解散後も大きな仕事が次々に舞い込む中居を香取が気づかったのだろうか。一方、もう1人のSMAP・木村拓哉(44)は20日夕方、運転中バイクに追突し、玉突き事故を起こしてしまった。しかも追突した理由が「考えごとをしていて」という意味深なものであり、さまざまな憶測を呼んでいる。彼らはいつになったら本音を明かしてくれるのだろうか。裏を返せば、本音をぶちまけて泥仕合にならないからこそ、再結成の可能性があるとも言えよう。■3位:70歳・小倉智昭がお気に入りの美人記者と「週1で密会」今週の『週刊文春』トップネタは、「小倉智昭“古希の恋”人妻美人記者と『週1密会』」。70歳の誕生日前夜、小倉智昭(70)は、40代の大手新聞女性記者と水炊き専門店で食事を楽しみ、その後も小倉の事務所、イタリアン、山下達郎のコンサート、鰻店など週1ペースで密会を繰り返していたという。顔は隠れているが、掲載写真を見る限り、女性はタイトなワンピースにハイヒールが似合う華やかなタイプ。しかし、人妻だ。報道を受けた小倉は司会を務める『とくダネ!』で、「また文春砲に撃たれました。確かに、ライブに行ったり食事をしたり、マネジャーと一緒だったこともあります」と笑いを交えて釈明しつつ、「食事のときも個室を使わなかったりするんで……それでも“密会”って言われるんだな」と不満顔。さらに、「だいたい僕は去年、ぼうこうがんをやりましたから、そっちのほうはごぶさたです」と不倫を否定し、「僕は女性は大好きなんで、これからもいろんな女性と“密会”をしたいと思います」と宣言して予防線を張った。不倫の真偽はさておき、2人きりで、しかも週1で会っているのなら、どんな書かれ方をしても仕方がないだろう。本人が言っている通り、女好きなのも間違いない。■2位:「結婚宣言」NMB48・須藤凜々花が会見、謝罪からノロケまで先週末に開催された「AKB48選抜総選挙」。指原莉乃(24)の3連覇や、2位・渡辺麻友(23)の卒業発表を押しのけ、今週のワイドショーを席巻したのは、20位・須藤凜々花(20)の「結婚宣言」だった。ネット上がバッシングの嵐だったのに対して、ワイドショーは「この歳の子に恋愛禁止は難しい」と軒並み擁護。なかには「彼女は僕のタイプ」なんて笑う出演者もいるなど、ゆるい展開が続いたが、須藤が会見を開いたことで再び話題が活性化した。須藤は「批判されることは分かっていても、ファンには自分の口で伝えたかった」「グループの活動も、人を好きな気持ちを大切にすることも、真剣でした」と釈明。しかし、「初めて会ったときから『好きだな』と思いました」「『卒業してから結婚しよう』と約束しています」とノロけるようなシーンも続出。ちなみに出会いは「昨年末で、母親の友人だった」、恋愛禁止については「ルールではなく、個人の判断に任せるものだと思っていた」「我慢できる恋愛は恋愛じゃない」とコメント。須藤のファン以外の人々をも怒らせそうな率直さに驚かされるが、それも若さゆえか……。「せめて総選挙を辞退すればよかったのに」という正論はさておき、すぐに結婚するわけではなく、今後のタレント活動も否定せず……しばらく批判がやみそうにない。■1位:小林麻央さん死去で市川海老蔵が緊急会見、最後の言葉は「愛してる」市川海老蔵(39)が緊急会見。「昨日、妻・麻央が旅立ちました」と小林麻央さん(享年34)が亡くなったことを明かした。涙をにじませながらも、記者たちの質問に淡々と答える海老蔵。22日夜、麻央さんは舞台・撮影・稽古とハードスケジュールをこなした海老蔵を待っていたかのようだったという。海老蔵は、「息を引き取る瞬間を見ていました。不思議な話なんですけど、『愛してる』と言って旅立ちました」とコメント。さらに、麻央さんのことを「笑顔と勇気と愛情、決してぶれない自分を持っている人。どんな状況でも相手のことを思いやる気持ちがある。愛ですよね」と振り返った。「僕を変えた奥さん」「来世も一緒にと思っています」という言葉が重く深い。海老蔵は会見前のブログで「人生で一番泣いた日です」と悲しみをつづっていたが、「(娘の)麗禾は昨日から麻央の横を離れませんでした。(亡くなったことは)認識していると思いますね。(息子の)勸玄は分かっているんだけど分かっていないところもあって、今朝も顔をさわったり足をさすったり。そういうところを見ると、私が今後背負っていくもの、やらなければならないもの、子どもたちに対してとても大きなものがあると思いました」と父親の強さを見せた。とても話せる心境ではないはずだが、懸命に言葉をつむぐ姿が涙を誘う。麻央さんは闘病中にも関わらず、約9カ月間で352本ものブログを更新し、闘病中の人々に勇気を与えてきた。海老蔵が会見を開いたのも「言いたいことはない」が、「麻央を応援してくださった方、ともに闘っていた方のため」だった。乳がんをわずらう芸能人は多いが、麻央さんの前向きな闘病姿勢は、誰よりも称賛を集めている。□おまけの1本「元気があれば…アントニオ猪木が74歳で4度目の結婚」最後に『FRIDAY』が報じた脱力系のニュースを。「燃える闘魂」こと、元プロレスラーで現参議院議員のアントニオ猪木(74)が4度目の結婚をしたという。相手は「約30年にわたりビジネスパートナーとして猪木を支えてきた」16歳年下の女性。元カメラマンであるほか、2011年まで公設秘書を務め、現在はマネージメント会社の副社長を務めているとのこと。2人は猪木が74歳の誕生日を迎えた2月20日に入籍したらしい。記者から結婚の理由を聞かれた猪木は、「(彼女には)お世話になったので」とあっさりコメント。自ら「元気があれば4度も結婚できる」を体現するほか、70代に入ってなお「仕事にお酒に女に」の生活を送っているのだ。やはりただの面白いオッサンではなく、規格外のスーパースターだった。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年06月25日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:テレ朝・竹内アナがバスケ・田臥と熱愛。先輩の元カレでいいの?『週刊新潮』がテレビ朝日の竹内由恵アナ(31)と、日本人初のNBAプレイヤー・田臥勇太選手(36)の熱愛をスクープした。6月3日、田臥選手はキャプテンを務めるBリーグ「リンク栃木ブレックス」の優勝パレードに参加したあと、竹内アナと合流。近所のダイニングバーで食事をしたあと、田臥の部屋に入り、そのまま一晩を過ごした。「アレッ?」と思った人は多いだろう。田臥は2008年に同じテレビ朝日・前田有紀アナ(36)との交際が報じられ、2013年の退職後に半同棲をする姿も撮られていた。その後2人は別れるのだが、まさか再びテレビ朝日で、しかも前田アナから『やべっちF.C.』を引き継いだ竹内アナとは……。記者の直撃を受けた竹内アナは、「結婚とかそういうのは……。何か言うと会社に怒られてしまうので……」と濁したが、田臥は「真剣におつき合いさせていただいているのは、本当に最近」「(同じテレ朝だが)まったく関係ないです」と答えた。いきさつは分からないが、「先輩の元カレ」であり、「元カノの後輩」。しかも、「当時と同じマンションで過ごした」というから、相当に鈍感なのか、図太いのか。一般人には理解できないスター同士のカップルとも言える。■4位:松嶋菜々子にPTA役員オファー?『女性自身』が「松嶋菜々子『PTA役員に!』ママ友から絶大な支持集める理由」の見出しを掲げた。にわかに信じがたいが、本当なのか?5月下旬の夕方、有名私立小学校の校門前に、松嶋菜々子(43)の姿があった。夫・反町隆史(43)との次女(9)を迎えにきたのだが、松嶋の周囲にはママ友の人だかりが。そして、松嶋はママ友たちを引き連れて颯爽と歩いていった……。同誌によると、松嶋がママ友たちから絶大な信頼を集めているのは、決して美人女優だからではなく、「仕事が忙しくても子育ての手をゆるめず、学校行事には必ず参加する“育児ファースト”だから」という。また、「長女(13)も同校に通い、今春に中学校へ内部進学させた」という経験値もあるのかもしれない。そんな松嶋に、「PTAの役員になってくれませんか」とオファーが届いた。しかし、女優業を本格的に再開させるために断ったらしい。女性週刊誌にありがちな肩透かしの記事だが、黒のサングラスをかけ、重そうな娘のリュックを小脇に抱えて歩く姿は、ボスママの貫録十分。「PTA会長がヒロインの連ドラか?」と思わせる写真だっただけに、記事にしたくなる気持ちは理解できる。■3位:不倫報道から3カ月、南果歩が渡辺謙の荷物をたたき出した夜『女性セブン』が何ともわびしい不倫のてん末を報じた。さかのぼること3カ月前、『週刊文春』が渡辺謙(57)とジュエリーデザイナー(36)の不倫をスクープ。しかも関係は3年近くにわたる親密な不倫だった。その後、渡辺からすべてを聞かされた妻・南果歩(53)は、「昨年、乳がんを患い闘病していたとき、支えになってくれた姿は何だったのか?」と落ち込んだという。約180坪・6億円といわれる夫婦の豪邸は、2015年末に建てられたばかりの新築で、南の母も住んでいる。しかし、すでに渡辺の姿はなく、ホテル暮らしをしているようだ。そして、5月下旬、豪邸から数箱の段ボールが運び出され、タクシーに積み込まれた。これが渡辺の荷物であり、つまりは「家から締め出された」ということらしい。渡辺はいつまで沈黙を貫くのか。南は渡辺を許せるのか。それとも離婚発表があるのか。まだまだ騒動は収束しそうにない。■2位:交際14年、TOKIO松岡昌宏と内縁の妻。そろそろゴールインか?『FRIDAY』が松岡昌宏(40)の交際と結婚の可能性を報じた。6月上旬の夜、東京の下町にそびえ立つタワーマンションへ入っていった松岡と女性。女性はニット帽とダメージジーンズが似合うダンサー風の美女で、奥菜恵や有森也実に似ているという。2人の交際は2003年からで、何と14年にも及ぶ。TOKIOでは山口達也(45)と国分太一(42)が結婚している(山口は離婚)が、その間、松岡の恋人はどんな心境で過ごしていたのだろうか。記事によると、「松岡は母子家庭で育った影響か、結婚願望がない」らしい。女性絡みのゴシップがないこと踏まえると、本気で事実婚を貫こうとしているのかもしれない。そもそも、「なぜ松岡は下町に住んでいるのか?」が気になる人も多いだろう。しかし、日ごろ「地元のおっちゃんたちと立ち飲み屋で飲んでいる」と言っているように、極めて気質が合うようなのだ。庶民的なのか、そうでないのか。つかみどころのないタイプであることは間違いない。■1位:中居正広がジャニーズ残留を決断、裏切り? 4人を守るため?今週は元SMAPメンバーをめぐる報道合戦が過熱。連日、さまざまな情報が飛び交った。まずは『週刊女性』が「香取の20年終活と『中居の考えわからない…』稲垣の疑心」と報じた。その内容は、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)の3人が6月5日にジャニーズ事務所を訪れて9月の退社を伝えたこと、進退を明言しない中居正広(44)に事務所が「9月までに(契約を更新するかどうかの)答えを出せばいい」と期限を延ばしたことの2点。「大みそかに焼肉飲み会を行った4人の足並みが乱れたことで、疑念が生まれている」とつづった。次は『FLASH』の「木村拓哉『月9』消滅す!」。木村拓哉(44)主演の月9ドラマが10月から放送されることになっていたが、1月に延期して篠原涼子主演作に変更。しかし、慢性的に続く月9の不振に不安を感じた木村サイドが1月の放送も辞退したという。さらに、「もともとそんな話はなかった」なんて声もあがっている。主演映画の不振もあり、木村にとってはまだまだ逆風がやみそうにない。一方、『週刊新潮』は、「裏切りの中居正広 独立凍結の深謀」という強めの見出し。前述した3人の独立と、中居は「テレビでMCの仕事を続けるにあたって、ジャニーズにいる方が得策であり、今年1月にキリン『氷結』のCMに出演したことから残留する」と報じた。ただ、「態度を変えた中居は批判されるかもしれない」「1年間は事務所への恩を返し、そのあと3人に合流する」などの可能性も指摘した。最後は『女性セブン』の「SMAP最終結論 中居正広 3人は僕が守る 木村拓哉どう出る?」。中居の残留は裏切りではなく、「独立を決めた3人の防波堤になって守るため」「4対1の構図が崩れることで、木村のイメージも守られるから」という。それを本人たちは理解し合っているのなら、何たる絆か。まるでファンを歓喜させるために書かれたような記事だけに、創作でないことを祈りたい。□おまけの1本「森下悠里が結婚。相手は超大金持ちで、お金目当て!?」『FRIDAY』が森下悠里(32)の結婚を報じ、本人もインスタグラムで認めた。相手は「アフィリエイト界のドン」と呼ばれる会社経営者で、低く見積もっても年収10億円以上、森下とは「10年来の友人で、昨年末から交際していた」という。森下は「以前からお付き合いさせていただいてる男性と結婚させていただきました」「彼とは10年来の友人で去年末からお付き合いして6/8に入籍しました」と発表。さらにこれで終わらないのが、整形やバブリーな生活でさんざんさわがせた森下らしい。「今まで 色々恋愛してきましたが こんなに好きになった男性は初めてで私からの逆プロポーズでした」と堂々のコメント。なおさら「お金目当てだろ!」と言われてしまう。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年06月18日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:日テレ蹴ってフジ入社、元モデルの大型新人・久慈暁子アナの思わぬ敵『FLASH』が今年最もホットな新人女子アナの現状を報じた。その新人はフジテレビに入社した久慈暁子アナ(22)。『non-no』モデルのほか、2014年には旭化成キャンペーンモデルも務め、中学時代に水泳で岩手県内トップクラスという運動神経や、英語力を持ち合わせる文句なしの大型新人だ。久慈アナを有名にしたのは、視聴率トップの日本テレビから内定を得たにも関わらず、低迷中のフジテレビを選んだこと。さらに、プロ野球のスーパースター・大谷翔平選手と同じ岩手県奥州市出身の同学年で、対談や熱愛報道もあり、名前が全国区になった。同誌は久慈アナがフジを選んだのは、「加藤綾子アナに憧れている」からと指摘。実際、久慈アナは発売直後の『ダウンタウンなう』で、そのことを明かしていた。加藤アナが退社したことで久慈アナが次期エースと見られているが、「同期の新人・海老原優香アナ(23)がライバルとして立ちはだかりそう」という。そろって身長170㎝近いモデル体型で、夏のビッグイベント「お台場みんなの夢大陸2017」のPR隊に抜てき。「新人アナの起用は初めて」というから期待のほどがうかがえるが、同誌によると久慈アナの前評判が高すぎることから、2人の仲がギクシャクしているらしい。美ぼうも話題性も文句なし。ひさびさの大型新人登場だけに、「久慈アナをどう育てるか」がフジ再生の鍵を握っているのかもしれない。■4位:フジ・山崎夕貴アナの恋人は小栗旬のモノマネ芸人! 好感度大幅アップ「女子アナの恋人は、プロ野球選手か経営者ばかり」なんて言われるが、フジテレビの山崎夕貴アナ(29)はひと味ちがう。ニッチなモノマネ芸人だったのだ。『女性セブン』によると、6月1日午前中の生放送を終えた山崎アナは、スーパーで買い物をしたあと、自宅から徒歩2分のマンションへ。そこは小栗旬のモノマネ芸人・おばたのお兄さん(29)の住む部屋だった。おばたのお兄さんは昨年、コンビを解散してピン芸人になったばかりで、まさに無名の存在だ。しかし、昨年12月27日に山崎アナがMCを務める『ノンストップ!』で共演したことで、一気に距離が接近。しかも「山崎アナのほうがファンだった」というから、おばたのお兄さんにとっては渡りに船だろう。3日の夕方にもスーパーで買い物をして、彼の部屋に入る山崎アナの姿が目撃され、しかもその日はお泊まり。部屋が近距離もあって半同棲状態なのかもしれない。山崎アナは報道後の『ノンストップ!』で交際を認め、恥ずかしそうに「以前からモノマネ番組で共演していて面白いと思っていた」とコメント。一方、設楽統(44)は「どこぞのお金持ちならわかりますがまだ4年目で毎月50円くらいしかもらってない……好感度爆上げ状態ですよ。この報道を聞いてみんなクスッと笑いました」と祝福した。もともと気取らない性格で、とんねるずやダウンタウンなどの大物からかわいがられていることもあり、山崎アナの未来は明るい。ただ、おばたのお兄さんのプレッシャーは相当なものだろう。■3位:西山茉希が涙の告白、所属事務所の奴隷契約13年『女性自身』が西山茉希(31)の悲痛な叫びを報じた。「2月からお給料を1円もいただいていないんです」というが、本当ならひどい話だ。それどころか、「新たな仕事のオファーも受けられないほど、所属事務所が機能していない」という。社長が投資に失敗して多額の借金を抱えたのが原因のようだが、「11年間連れ添ったマネージャーも退社した」という事実が深刻さを物語る。西山は、「19歳でデビューして13年間、いただいている月給額はまったく変わっていません。それでも生活できているし“これでやっていこう”という気持ちのほうが強かった。でも去年2人目の子を妊娠し、切迫流産で入院しているときに、突然、社長から『給料を半額にする』と言われました」とコメント。昨年11月に弁護士へ依頼して、契約解除の書面を送ったが、一向に話は進まず、悩みは解消されなかった。一方、記者の直撃を受けた社長は、「いきなり、週刊誌に出るって……。そういうことなら、僕も徹底的に抗戦すると彼女に伝えてくださいよ。実は、マネージャーの1人が3500万円も横領していたんです。警察にも相談しています。広域暴力団も絡む事件で、これがなければ彼女にももっと払えていたかもしれません」など強気のコメント。一方、西山は「とにかくお仕事をさせてほしい」「私なんかに高額なギャラは必要ないです」と殊勝に訴えた。振り返れば西山は結婚前、現在の夫・早乙女太一(25)との熱愛や破局報道にグッと耐えてきた我慢強い女性。これまではバッシング記事も多かったが、今回の件でガラリと見方が変わるだろう。■2位:手越祐也、20代女性との恥ずかしすぎる3年間。衝撃のベッド写真『FLASH』がジャニーズNo.1のモテ男・手越祐也(29)の衝撃的なベッド写真を報じた。2014年春、六本木の高級ホテルで、男性3人女性3人で飲んでいた手越。料理をルームサービスで取り寄せ、高級ワインを空けたあと、手越は皆藤愛子に似た20代前半OLの手を握り、あらかじめ用意されていた別の部屋へ。女性は手越のリクエストで制服に着替え、一度眠りについたあと関係を持ったという。二人の出会いは麻布のバー。当時、大学に通いながら地下アイドルをしていた女性は、手越から声をかけられてLINEで連絡を取りはじめる。会うのは手越のマンションなのだが、必ず「お酒を飲んできて」と言われ、行ってみると手越も強い酒を飲んでいたらしい。さらに、「彼はなめられるのが好き」「3年近くの間に30回ぐらい会いましたが、ちゃんとエッチしたのは数回だけ」「女子高生の制服姿が好きで、クローゼットには何着も置いてあり、着替えさせられた」「唾液のにおいをかぐのが好き」などと多くの性癖を暴露された。2人が最後に会ったのは昨年12月。男性4人女性3人で会ったが、何と手越は別の女性を連れて帰ったという。手越は福岡で起きた金塊強奪事件の容疑者との写真も流出しているだけに、イメージダウンは計り知れない。ベッキー(33)の不倫騒動に勝るとも劣らない醜聞だけに、『イッテQ!』の降板も現実味を帯びてきた。いずれにしても、手越のファンは相当けなげだ。■1位:小出恵介が17歳女子高生と飲酒・淫行! 活動停止で業界パニック『FRIDAY』が今年トップクラスのスクープを発射。5月9日、ドラマ撮影で大阪に訪れていた小出恵介(33)は、あろうことか17歳の女子高生と酒を飲み、関係を持ったという。広瀬すず似の少女は、「夜11時ごろ、知り合いに『小出恵介と飲んでいるからおいで』と呼ばれた」「私が17歳ということは、小出さんは間違いなくわかっていました」「何も言わずに小出さんがバッと覆いかぶさってきて、キスをされたんです」と明かした。その後、2人はバーに移動して飲み直し、深夜3時ごろに店を出る。少女はタクシーを止めて帰ろうとしたが、乗り込んできた小出に有無を言わさずホテルへ連れていかれ、部屋に入った途端に迫られたという。その他にも、「5回のうち2回は避妊しなかった」「『私17歳やし、学生やけどいいの?』と聞いたら、『若い子だったら誰でもいい』と言っていた」「私くらいの年齢の子しか興味がないんだと思う。20代半ばくらいの女性を『あんなオバハン狙うわけない』と言っていた」など信じがたい悪事の数々が暴かれた。一部で「小出はハニートラップに引っかかった」「女性は出産歴があり、女子高生ではない」などの議論が盛り上がっているが、何が事実だとしても小出のイメージが元に戻ることはない。実際、所属事務所はすぐに小出の「無期限活動停止」を発表。当然ながら出演予定のドラマや映画は、降板や放送中止となった。ただ、すでに撮影を終えているものも多く、「業界関係者はパニック状態」という声も聞く。さわやかなイメージのある小出だが、実は夜遊びの噂は数えきれないほど飛び交っていた。謝罪会見の内容に関わらず、今回の報道を機にバッシング記事が続くかもしれない。□おまけの1本「浅田真央に恋人報道。相手はフランス人イケメンモデル?」女性2誌がプロ転向した浅田真央(26)の熱愛を報じた。まず『女性自身』は、真央のスマホ待ち受け画面が、ロマ・トニオロ(27)というフランス人であり、「真央は暇さえあれば画面を眺めている」と指摘。ロマは元フィギュアスケート選手で、パリコレ出演歴を持つ王子様系モデル。今年1月のイベントで真央と共演したほか、親日家で『Youは何しに日本へ?』に繰り返し出演し、日本の芸能事務所に所属してタレントとしても活動しているという。フランスに恋人がいたものの、別れて支障がないようだ。一方、『女性セブン』は、「初めての恋報道も残念! 彼には……」と見出しを掲げて交際説を覆した。同誌がロマに直撃すると、真央とは「イベントで一緒になった。それだけね。何もナイ」と話したほか、「彼女はほしいですけど、ファンの95%は女の子だから難しい」と恋愛そのものを否定。ところが、同誌の取材で一緒に住んでいる女性の存在が発覚した。ロマは「シェアハウスでお友だち」と話したが、動揺していたらしく、何だかあやしいようだ。つまり今回の報道は、真央から見て、「何だそりゃ」なのかもしれない。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年06月11日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:ノンスタ井上裕介が元SKE・佐藤聖羅との交際と破局を告白NON STYLE・井上裕介(37)が5月31日放送の『ナカイの窓 NON STYLE井上好き嫌い芸能人SP』に出演。元SKE48で、現在は女優やGカップグラドルとして活動する佐藤聖羅(25)との交際と破局が明らかになった。番組内で「元彼女」として佐藤が登場。「グループ卒業を待って交際に発展した」「(井上は)とにかくマメ。クリスマスにツリーを見に行ってくれた」などと明かした。しかし、「ある日、寝室を掃除していたら、ゴミ箱に使用済みのコンタクトレンズがあって……」と浮気が破局の理由だったことも暴露。さらに、出演者たちに復縁をうながされた井上が「もう一度やり直してみませんか?」と告白するシーンもあったが、定番通り佐藤の返事は「ごめんなさい」だった。井上はツイッターで、「佐藤さんのファンの方には不快な思いをさせてしまったかもしれません。すみませんでした」と謝罪。一方、佐藤も「今ではお互い芸能界の先輩後輩として、良き関係になりました」とツイートした。そもそも同番組は、昨年12月末に放送予定だったもの。井上が自動車事故で書類送検され、不起訴処分後も謹慎となっていたため、お蔵入りしていたのだ。佐藤にとっては、「名前を売るチャンスが半年間遅くなった」ということかもしれない。ただ、他の暴露系売名タレントよりまともに見えてしまう。■4位:小林麻央が退院、在宅治療へ。厳しい闘病の中、もらした弱音乳がん公表から1年、小林麻央(34)を取り巻く状況が変わりつつある。5月29日、麻央は病院を出て在宅医療に切り替えることになった。その理由はもちろん、「2人の子どもや家族と一緒に過ごしたいから」だが、ブログに「退院前は、これから家族へかけてしまう負担が怖く、退院が近づくたびに不安でした」とつづっていたように、家族総出のサポートが求められる。自宅に介護スペースを作るほか、点滴の処置なども手伝うようだ。これまで麻央は、肺や骨への転移や、完治ではなく生活の質を上げる手術を受けたことなどを明かしてきたが、ここにきてアゴにも転移するなど、病状は厳しさを増している。しかし、それでも前向きな姿勢は変わらず、ブログの読者に勇気を与えている。『女性セブン』が注目したのは、5月21日のブログ。「裸で鏡の前に立ってみると、私が恐れていた姿に近い身体が写っていて、一瞬、衝撃を受けたあと、泣いてしまいました」とつづり、読者から4000ものコメントが寄せられたという。痛みや高熱でやつれ、食べられずにやせていく……気丈な麻央がもらした弱音だけに、その言葉は重い。昨秋、市川海老蔵(39)は、「早かったら、3、4、5月でたぶんダメだった。今年の夏は絶対無理だと思った」と語っていた。それからさらに約8カ月が過ぎているのだから、麻央と家族の頑張りで奇跡が起き続けているのかもしれない。■3位:清水富美加が教団映画で女優復帰へ、総裁のイケメン息子と結婚か突然の出家騒動から4カ月、清水富美加(22)に新たな動きがあり、週刊誌で2つの記事が報じられた。清水は5月23日に幸福の科学が新設した芸能事務所への移籍を発表。それをきっかけに、再びメディアに顔を出しているのだ。まず『FLASH』が報じたのは、「出家騒動から100日 清水富美加独占手記」。清水は「今は体調もだいぶ安定してきて、いろんな環境の変化にも慣れてきまして、とても前向きに宗教家、出家者としての聖務に励んできました」とコメント。教団の書籍を読んだり、出家研修を受けたりしていたという。「芸能活動も、少しずつですが再開していきたいと思っています」「今までお会いした方々に、元気な姿をいっぱい見せていきたいなって、前向きな気持ちでいっぱいです!」「今後は、幸福の科学グループが製作する映画に、機会があれば出演したい」と宣言。ロングの髪をバッサリ切ってショートボブになったほか、料理やネイルサロンに初挑戦している様子を語った。次に『女性セブン』の記事は「幸福の科学超イケメン総裁息子の嫁になる」。清水が大川総裁の息子と結婚して、後継者の妻になるというのだ。その息子は5人きょうだいの長男で現在28歳。建設会社勤務を経て教団の副理事長になり、教団広報を担う芸能事務所の社長を務めている。さらに、5月公開の映画では、総合プロデューサー、脚本、主演、主題歌をすべて担当したらしい。イケメンとしても知られ、「今後は清水との共演もあるだろう」とされている。それこそ夫婦役なのかもしれない。実母の「(長男は)芸術家タイプですし、女優さんと合うはず」というコメントも掲載されていたが、所属事務所は否定。しかし、清水は夏ごろから映画撮影に入り、年末には公開されるというから、少なくとも2人の距離が近づくきっかけにはなるだろう。■2位:リーダー城島茂46歳の春、25歳年下のグラドルとマンション密会『女性セブン』がTOKIOの「リーダー」こと城島茂(46)の熱愛をスクープ。城島は「独居老人確実」「孤独死しないで」などとイジられているだけに、さぞ祝福ムードと思いきや、何だか不安がつきまとう記事だった。5月下旬の夜、城島は都内の会員制バーで、ある女性と密会。深夜4時まで飲んだあと、時間差で店を出て別々のタクシーへ乗り、城島の自宅マンションへ向かったという。同誌はその4日前にも、別の場所で2人の姿を目撃。しゃぶしゃぶ店で食事を楽しんだあと、タクシーで城島の自宅マンションへ向かったようだ。気になる相手の女性は、バングラデシュ人の父と日本人の母をもつハーフで、Eカップグラビアアイドルの菊池梨沙(21)。DVDをリリースしたばかりだけに、「売名か?」の疑いが浮かぶが、周囲には「芸能活動は近々一区切りをつけて、小説家を目指す」と話しているらしい。にわかに信じがたいのは、25歳もの年齢差があるからか。つまり、どちらかというと父娘のほうが自然なのだ。交際のきっかけは、何と城島の一目ぼれ。「2年くらい前」というから10代の女性に一目ぼれ……「リーダーのイメージとちがう!」なんて声が飛び交ってしまうのも当然だろう。ただ、面倒見のいい城島とガサツな菊池の相性はよく、「結婚を考えている」「親にも会わせた」とのこと。ファンもTOKIOのメンバーも、「菊池が普通のいい子でありますように……」と願っているのではないか。■1位:妊活中・仲間由紀恵の留守を狙い、田中哲司が「3年目の浮気」か『FRIDAY』が新たな不倫を報じた。主人公は、現在2つの刑事ドラマにかけもち出演しているほど人気のバイプレーヤー・田中哲司(51)。国民的女優・仲間由紀恵(37)の夫としても知られている。GWの夜、田中はハットとマスクで顔を完全に隠し、ジャージとサンダルの異様な姿でタクシーに乗って、ある女性の待つマンションへ。その後、深夜0時すぎに部屋を出て、再びタクシーを拾って帰っていったという。相手女性は、「各界有名人を顧客に持つ、日本が誇るヘアスタイリスト」。田中とは5年以上のつき合いで、数年前から深い仲になったらしい。しかもこの日、仲間は仕事で海外へ行っていた。「妻の不在中に、怪しい変装をしてまで、密会したい女性」ということなのだろうか。思えば仲間との交際発覚当時、田中の女性関係が何度か報じられていた。なかには「3股」と書かれた記事もあっただけに、「やっぱり」という声も少なくない。結婚から3年目、「仲間は妊活に励み、仕事をセーブしている」と言われていることもあり、波乱必至か。掲載写真に田中の顔は映っていないが、ジャージやハット、歩き姿などを見れば、仲間には真実が分かるはずだ。□おまけの1本「『ポスト・ゴクミ』の美少女・川越美和さんが謎の孤独死」『週刊女性』に衝撃的な見出しが躍った。「レコ大 人気アイドルが謎の孤独死を遂げていた…」。そのアイドルは、川越美和さん(享年35)。川越さんは1988年にデビューすると、翌年に「日本レコード大賞 新人賞」を獲得したほか、ドラマ『時間ですよ』『スクールウォーズ2』『HOTEL2』に出演するなど、売れっ子アイドルだった。その後、2007年に実写版映画『ゲゲゲの鬼太郎』でヒロイン・井上真央さんの母親役で出演したのを最後に芸能界引退。不動産会社のテレホンアポイントをしながらフレンチブルドッグ2匹と暮らしていたという。しかし、会社を辞めてマンションを出るとき、犬がつけた傷などの補修で約80万円を請求され、そのころから精神状態が悪くなっていく。川越さんは鹿児島の両親から勘当状態だったようで頼ることもできず、アパートを家賃滞納で出ることになり、2008年4月には羽田空港の近くに引っ越したのだが……。それからわずか一週間後、異変に気づいた大家さんが警察と一緒に部屋を確認してみたら、一人で亡くなっていたという。そもそものきっかけは、「芸能関係の悪い人間に引っかかって、何かの保証人になった」こと。デビュー当時、「ポスト・ゴクミ(後藤久美子、43)」とさわがれた美少女だっただけに、裏切りでお金と仕事を奪われ、一人寂しく亡くなってしまったのなら、あまりにも悲しい。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年06月04日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:陣内智則と松村未央アナが結婚へ、6月30日に婚姻届提出2013年から交際中の陣内智則(43)とフジテレビ・松村未央アナ(30)の結婚が決まったという。今年元日に両家の顔合わせを兼ねた熱海温泉旅行をしていただけに、予定通りということか。婚姻届を提出するのは、松村アナの誕生日翌日にあたる大安の6月30日。ギリギリのジューンブライドになるが、松村アナは妊娠しておらず結婚後も仕事を続ける。陣内は2014年にモデルとの二股疑惑が報じられたが、松村アナの気持ちはブレず。今思えば、元妻・藤原紀香(45)との離婚理由は浮気だから、ある程度は覚悟した上での交際だったのかもしれない。当時より不倫の風当たりは何倍も強いだけに、「さすがの陣内も女遊びしないだろう」というのが大方の見方。それよりも、松村アナが30代に入ってすぐの結婚は出産を意識したものであることが予想され、今後はパパの顔をアピールしそうな感がある。■4位:矢口真里、元不倫相手との再婚報道も怒りの全面否定26日早朝、『週刊女性PRIME』が「矢口真里、不倫相手だった梅田賢三との真剣交際を経て決意した再婚」と報じた。もはや伝説になった矢口真里(34)の自宅鉢合わせ不倫から4年。当時の夫・中村昌也(31)と離婚し、不倫相手だった梅田賢三(29)との交際を貫いてきたが、ついに再婚を決意したという。記事では“ワイドショー関係者”なる人物が、「6月中旬に大々的に発表しようと思っているみたい」「ずっと梅田さんのご両親が結婚には反対していたが、ようやく4月に認めてくれた」とコメント。矢口は5月15日にハワイで行われた妹の結婚式に出席していたのだが、梅田も同行したというから、「順番的にも問題ない」ということなのだろうか。しかし、矢口は報道直後にブログで、「はっきりと言います。本当にございません。何も決まっていないのに、決まったと断定した記事。どうして真実じゃないことが記事になるんでしょうね」と全面否定。さらに、「誤報の噂だけで、彼のご両親のところやうちの実家に取材に行くのは本当にやめてください。とてもとても迷惑です」と怒りをにじませた。今や矢口の注目度はそれほど高くないが、「相手があのときの相手」ならば話は別。再びこのニュースが大きく報じられる日が来るだろう。■3位:夫の死から3年、上原多香子が年上の演出家とラブラブお泊まり『FRIDAY』が上原多香子(34)の熱愛を報じた。ある日の深夜3時過ぎ、新宿のカラオケ店から出てきたのは、フードをすっぽりかぶった上原と長身男性。2人は腕を絡めながら自転車を押して、上原の住むマンションへ入っていった。今年4月、上原は舞台初主演を果たしたのだが、恋の相手はその作品を手がけたコウカズヤ(39)。グループ芸人・超新塾のメンバーだったが、現在は演出家・脚本家として活動しているという。上原は夫のET-KING・TENNさんを亡くしてから、「気持ちの整理がつかず、結婚生活を送っていた大阪のマンションから離れようとしなかった」と言われている。それから3年が過ぎて、ようやく次の恋に進む心境になったということか。所属事務所は、「もう大人ですから、プライベートは本人に任せています」とコメントしているだけに、どんな交際をして、どんなコメントをするかは上原次第。今回のスクープ写真を見て、「ひさびさに楽しそうな笑顔が見られてホッとした」という人は多いだろう。■2位:中居正広と香取慎吾が別れの決断!? ジャニーズ残留と退社の分岐点『女性セブン』が「中居正広 香取慎吾 別れの決断 SMAP最後は意外な結末」とセンセーショナルな見出しを掲げた。元SMAPのメンバーは、「ジャニーズ事務所との契約更新を9月に控え、その意思確認を3か月前の6月にする」と言われている。木村拓哉(44)の残留は既定路線だが、昨年の大みそかに“焼肉打ち上げ会”を開いた「残りの4人は行動をともにする」と見られていた。つまり、「移籍や独立をするなら4人一緒に」ということだが、その雲行きがあやしくなってきたらしい。リーダーの中居正広(44)は、SMAP時代以上にMCの仕事が絶好調。それだけに親分肌の中居は、「自分が無責任に立場を変えてしまうとスタッフの仕事がどうなってしまうか分からない」という懸念があるとのこと。一方、稲垣吾郎(43)と草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)の3人は大きな仕事が入っておらず、「新たな仕事は断っている」という話もある。さらに同誌は、「メンバーが慕う元マネージャーが設立した会社の受け入れ態勢が整ってきた」と指摘。元ジャニーズや、その他芸能事務所のやり手スタッフが集まり、「草なぎと香取は同社の関係者にあいさつした」と書かれているが、このあたりの情報は何ともあやしい。いずれも噂レベルの話をふくらませて書いたようなムードがプンプンだが、いまだ毎日のようにSMAPの記事を見かけるほど影響力が大きいだけに、週刊各誌は「毎号でもネタを乗せたい」という気持ちがありそうだ。■1位:元KAT-TUN・田中聖が大麻所持で逮捕。飛び交う「やっぱり」の声24日18時ごろ、渋谷区道玄坂の路上で大麻を所持していたとしてKAT-TUNの元メンバー・田中聖(31)が現行犯逮捕された。田中の運転する黒いワンボックスカーがパトカーとすれ違った際に急加速したため、不審に思った警察官が追いかけて職務質問。現行犯逮捕となるにあたり、パトカー4台と20人前後の警察官、約80人ものやじ馬が集まるほどのパニックだったという。田中は「(大麻は)自分のものではない」と否認し、吸引に使う巻き紙も「タバコの葉をブレンドして使っている」と釈明したが、説得力はない。所属事務所は即座に対応し、田中がボーカルを務めるバンドの23公演を中止するほか、活動休止を発表。2006年のKAT-TUNデビューから11年、2013年のジャニーズ事務所解雇から4年、バンドのメジャーデビューを熱望していたが、その道は閉ざされた。そもそもジャニーズを解雇された理由は、飲食店の経営、クラブイベントの運営、セクシー女優との交際、タトゥーの入った局部の写真流出などの問題行動。何度となく薬物疑惑も浮上していただけに、ネット上は「やっぱり」「全然驚かない」という声で埋め尽くされた。気の毒なのはKAT-TUNの現メンバー。これまで2010年に赤西仁(32)、2013年に田中、2016年に田口淳之介(31)が脱退し、現在は充電期間に入っているが、また残念な形でその名前がクローズアップされてしまった。しかし、これは裏を返せば、「今、亀梨和也(31)、上田竜也(33)、中丸雄一(33)の3人で再始動すれば、熱烈に応援されるチャンス」なのかもしれない。□おまけの1本「元猿岩石・森脇和成がYouTuberデビュー、お金目当てか」今やテレビ界を代表する司会者となった有吉弘行(42)とのコンビ・猿岩石で一世を風靡した森脇和成(42)がYouTuberデビューしたという。森脇は猿岩石解散後、実業家に転身したが、店の経営に失敗するなど10数種にわたる職を転々としたのち、2015年に芸能界復帰。しかし、舞台が中心でテレビ出演が叶わないなど、苦しい状況が続いていた。今回のYouTuberデビューは、別のYouTuberによる「芸能人を誘う」という企画がきっかけ。つまり、「もうかりますよ」と口説かれた結果、はじめることにしたようだ。森脇は初動画で「話をしてみたらホント引くくらいもうけてて、『何それ?』って興味が湧いた」と語ったほか、有吉を「スゴいテレビ出ているあの人」と呼ぶに留めるなど、完全に不発の内容。ただ、ここで採り上げたように、そこそこの話題性があるだけに、視聴回数20万回超、2万人超のチャンネル登録を獲得している。森脇が本気なら切り札としてヒッチハイク企画をやるのではないか。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年05月28日スマホを見るたび何度チェックしても次から次へとネットのニュースは流れてくる。ニュースだけではない。SNSで知り合いや友人が発信する情報も収まるところを知らない。そんな情報が溢れに溢れた時代を、あなたはどんな気持ちで見ているだろうか。「もうニュースなんてない」時代。ロンドンを拠点とする映像制作者Joseph Ernst(ジョセフ・エルンスト)を中心に、ヨーロッパで活動するクリエイターらで構成されたアート集団の「SIDELINE COLLECTIVE(サイドライン・コレクティブ)」は、中身がすべて白紙の新聞の『NOTHING IN THE NEWS(ニュースは何もない)』という作品を発表した。
2017年05月26日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:有罪判決の高樹沙耶が暴言「何で謝らなければいけないのか?」石垣島の自宅に大麻を所持していたことで、4月27日に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた高樹沙耶(53)が、『直撃LIVEグッディ!』の独占インタビューに応じた。取材は1日に石垣島のコテージで行われ、高樹は「二度と(大麻は使用)しない。当然のこと」と話しつつも、「大麻は悪いものだと思っていなくて活動してきているので、ここでそれは変えられない。現行法を犯したことは本当に申し訳ないことだと思っているんですが、法廷でもずっと『現行法がおかしいんじゃないですか?』と言わせてもらっていた」と言い切った。さらに、「言葉が中途半端になってしまうのは、(謝罪を)言わされているから。法律を犯したことに関しては謝罪しているし、それ以上の社会的制裁をすでに十分受けていると思うんですよ。『何で毎日毎日、みんなに謝らなければといけないのか?』というのが今でも疑問なんです」と不満をもらした。ぶっちゃけスイッチの入った高樹は、共同生活し、逮捕された男性との関係を「(これまでは友人と言っていたが)男と女ですから最初のころは恋心もありました」と話し、交際も認めた。当然ながら何の説得力もなく、それどころか不快な気持ちになった視聴者は多いだろう。ある意味、大麻の怖さを物語る存在なのかもしれない。■4位:益若つばさ、Fukaseとの動物園デート公表で炎上も一転絶賛益若つばさ(31)が、交際中のSEKAI NO OWARI・Fukase(31)との動物園デートをにおわせるツイートを投稿し、物議を醸している。1日、益若は「最近人気のハシビロコウさん」と写真つきのツイートを投稿。一方のFukaseもインスタグラムで動物園に行ったことを明かしていたため、2人がデートをしていたことが分かった。益若もFukaseも交際を隠していないだけに、何の問題もないように見えるが、セカオワのファンらしき人物から益若に批判が殺到。益若は失意と思いきや、「TVやSNSで最近話題だし、お土産コーナーもすごくて、素直にレアな姿みんなに見せたいなぁと思ったんだけど、人によって捉え方や解釈が全く違かったみたいで」と気丈にコメントした。その後、セカオワファンから励ましの声が投稿されると、「あんなにメンバーが素敵なんだからファンのみんなも素敵に決まってるよ アンチの方達も愛情が優っていて私なんかじゃ心配で嫌なんだと思うよ」と大人の対応。さらに「ただ、もし足を引っ張る事をしたら怒ってくれる人達だろうし、例え私が悪人でも1㎜もだまされたり引っ張られない絆と世界観だから大丈夫だよとは思うよ」と気づかった。この対応で益若は、“アンチにも向き合うイイ女”という印象を与えたのは間違いない。何かとバッシングは多いが、この潔さがあれば再婚は近いような気がする。■3位:神田沙也加と結婚の村田充は、まさかの「アイドル好き」だった1日、『バイキング』にPaniCrew・植木豪(41)と佐々木洋平(42)が出演。2人は神田沙也加(30)との結婚を発表した村田充(39)と「20年来の知人」であり、さまざまなエピソードを披露した。これまでの報道は沙也加や聖子の話題ばかりで、村田について掘り下げた報道はごくわずか。村田は長髪の風貌もあってどこかミステリアスなイメージだけに、そのコメントに注目が集まった。2人は村田が18歳のときに大阪で出会い、当時から村田は「長身でオシャレ」「ダンサーとして超一流だった」と絶賛。しかし、沙也加との結婚は聞かされていなかったというから、やはり“親友”ではなく、ただの“知人”なのか。沙也加と舞台共演歴がある植木は、「めちゃくちゃ歌がうまいし、超プロフェッショナル。そういうプロフェッショナルな沙也加さんと、何にでもこだわりを持っている充はピッタリ」と太鼓判を押す。一方の佐々木は、「(村田は)アイドルも好き、アイドルファンでもあるので、沙也加さんはタイプやと思います」と何とも余計なコメント。その後、「2人とも自分の世界観を持っているので、化学反応が楽しみ」とフォローしていたが、村田も沙也加もまったくうれしくないコメントだったのではないか。もし本当に近しい知人なら、便乗のような出演はしない気がする。■2位:高嶋政伸の妻が妊娠、父・忠夫も「100歳まで生きる」と大喜び高嶋政伸(50)の妻が第一子を妊娠していることが明らかになった。政伸は2015年9月、友人の紹介で知り合った14歳年下の大学病院勤務医と再婚。結婚2年目で授かった子は安定期に入っており、年内の出産が予定されているという。3日、神奈川県小田原市で行われたイベントに出演した政伸は、「正直うれしい。家内に感謝の一言です」と満面の笑みを見せる。さらに「厳しいお父さんになろうと思ってます」と話したが、政伸の父・高島忠夫(86)にとっては初孫。しかも男児というから、高島家に待望の跡取りが誕生することになる。忠夫は、「『ようやった! ワシは100歳まで生きるで』」と大喜び。そこは決めゼリフの「“イエーイ”ではなかったのか」とツッコミたくなる。政伸は前妻とのドロ沼離婚裁判があっただけに、うれしさもひとしおだろう。ここ数年、そんな苦悩する姿が影響してか、それまでのさわやかなイメージから、アクの強い役柄が増えていたが、これを機に明るい父親役が増えるかもしれない。■1位:ココリコ・田中直樹が離婚、おしどり夫婦に何が?ココリコ・田中直樹(46)と小日向しえ(37)が離婚を発表。田中は所属事務所を通じて、「話し合いを重ね、このような結論に至りました。これからは夫婦という形ではなくなりますが、子供たちの父親、母親としてしっかりと責任を果たしていきたいと考えております」とコメントした。2人は半年以上前から話し合いを進めていたようだが、「長男(12)と次男(9)の親権を田中が持つ」という異例の状況に、「原因は小日向の浮気ではないか」「小日向がガールズバンドをはじめてから業界関係者と出歩くことが増えた」「2年前から小日向のツイッターに田中が登場しなくなった」などの報道が錯そうしている。いずれにしても、おしどり夫婦として知られていた上に、子どもはまだ母親が恋しい思春期だけに衝撃は大きい。芸能人だからといってすべてを語る必要はないが、もし「子どもを守るために離婚を決めた」としても、いずれ息子たちに真相を明かさなければいけない日が来るだろう。一方で、田中がこれからどんな子育てをするのか、まったく想像がつかないだけにどこか興味深い。□おまけの1本「中江有里がストーカー被害を生告白! 再犯の不安も」5日の『とくダネ!』に、女優・作家の中江有里(43)が電話生出演。ストーカー被害に遭っていたことを生々しく告白した。同番組の火曜コメンテーターを務める中江は、「(メールに)死ねという文言が入っていたり、仕事先のテレビ局に入り込んできたり」と恐怖を語る。男とは面識がなかったが、脅迫メールは4年前から送られ、「わいせつな内容も含まれていた」という。事務所を通じて警告したものの、その後も被害は続き、ついには「親族に対する脅迫、『死ね』とか、『命に危険が及ぶんじゃないか』と危惧する内容」にエスカレート。命の危険を感じて警察に通報し、先月29日に自称・新聞販売店従業員の男(42)が脅迫容疑で逮捕された。昨年、中江がネットストーカーに関するコラムを執筆していたのだが、それが犯行に拍車をかけたのなら何とも恐ろしい。中江は同じ不安を抱えている人に、「早く相談した方がいいと思います。何か行動をしないと、相手はどんどんエスカレートしてくる可能性がある」と呼びかけた。しかし、その執拗なやり口を踏まえると、彼女自身、今後も警戒が必要だろう。■プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年05月07日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:再入院の小林麻央に渡米治療の可能性。奇跡願う海老蔵の奔走小林麻央(34)の病状に心配の声が続出している。麻央は1月末に大学病院を退院して自宅療養していたが、4月22日の再入院を公表した。自宅療養中は、ブログに2児とのかけがえのない毎日がつづられていたものの、19日に「10歩歩くのもやっと」と書いたことで、「よほどのことがあったのでは……」という声があがっている。現在、夫・市川海老蔵(39)は地方公演で不在。自身のブログで、そばにいられないつらさを明かしていたが、その裏で「奇跡を起こすためには、『何が奇跡なのか』を徹底的に調べあげなくては」と治療法を探し続けていたようだ。『女性セブン』の記事で浮かび上がってきたのは、渡米しての治療。ニューヨークのクリニックで、「体温をコントロールして免疫力を上げる」手法があるという。しかも、ハリウッドスターの相談にも乗る日本人医師で、すでに麻央も会っているらしい。その他、日本ではまだ受けられない最先端治療もあり、「海老蔵は数千万円とも言われる高額な治療費捻出に動いている」」とのこと。もし実現したら、各局のワイドショーが大々的に報じるだろう。■4位:百獣の王・武井壮にまさかのDV疑惑。結婚、浮気、訴訟の過去武井壮(43)にDV疑惑……いかにも『週刊文春』らしいネタだ。今や武井は、「最高月収3500万円」と公言する超売れっ子タレント。見た目はタンクトップだが、高級車に乗り、高級マンションに住むセレブ生活を送っている。そんな武井が2004年に結婚していたという。相手は『マッスルミュージカル』共演者で、五輪出場歴を持つ女性アスリート。出会って半年でスピード結婚したが、すれ違いが続き1年あまりで離婚してしまう。その後、2007年ごろに別の女性との交際がスタート。女性は武井の会社に出資するなど300万円もの大金を費やしたが、武井がレースクイーンと浮気したことが発覚し、訴訟沙汰になる。そこではお金だけでなく、武井のDVにも言及され、女性は頸椎・腰椎捻挫で全治3カ月だったことが記されていた。記者の直撃を受けた武井は、結婚と離婚、浮気と裁判の事実を認めたが、DVは否定。女性の狂言とでも言いたげな対応だが、確かに真実は分からない。しかし、「武井は女性がここまで怒るようなことをしていた」というのは間違いないだろう。■3位:亀梨和也と深田恭子、山下智久と石原さとみのダブルスクープ『女性セブン』が亀梨和也(31)と山下智久(32)のダブルスクープ。4月中旬の夜、高級カラオケバーの個室にKAT-TUNのメンバーが集結。現在、「充電期間」中だが仲は変わっていないということの表れか。そこに何と深田恭子(34)が合流! 亀梨と深田は何度となく熱愛報道が流れていたが、同誌によるとこの日は深田が亀梨の「おいでよ」コールに応えたらしい。いわばメンバーへのお披露目だったのかもしれないが、この2日後も深田は仕事後に事務所の車で、亀梨の自宅マンションへ向かったという。一方、山下は32才の誕生日を迎えた4月9日の22時前、マンションから出るところを目撃され、その後ろに歩いていたのは石原さとみ(30)。こちらも熱愛報道済みだが、2人はタクシーに乗り込み、誕生日デートなのか原宿駅近くの繁華街へと消えていった。つまり、「その後は見失ってしまった」ということだろう。「デートくらいするでしょ」というツッコミはさておき、2人は現在ドラマ『ボク、運命の人です。』に出演中だけに、本人たちの番宣としても、週刊誌の売上としても、ダブルでおいしいことを踏まえてのスクープか。■2位:神田沙也加が村田充と結婚へ。聖子の沈黙は母子の確執!?26日、神田沙也加(30)と村田充(39)が、お互いのSNSで結婚を発表した。神田はインスタグラムに村田と父・神田正輝(66)との3ショットを掲載し、「わたくし神田沙也加は村田充さんと結婚いたします」とコメント。一方、村田もブログで、「私 村田充は神田沙也加さんと結婚をいたします」と合わせ鏡のような文面なのが、仲の良さをうかがわせる。村田は舞台稽古前に、報道陣を前に、沙也加を「すごく温かくて繊細な方」などと語った。村田は知名度こそ高くないが、俳優、モデル、DJなどの多彩なスキルを持ち、業界内の評判もいいだけに、報道も100%好意的なムード。5月13日に都内で結婚パーティーを行い、その前後に入籍する予定で、昨年夏の交際スタートから約8カ月での結婚となる。ただ、誰もが気になるのは、父・神田正輝との写真が公開されたのに、母・松田聖子(55)の顔もコメントも一切出てこないこと。沙也加は、かつて聖子の決めた「SAYAKA」という芸名を捨て、5月1日には母の事務所からも独立するというから、やはり溝はあるのか。はからずも聖子のいない3ショットがそれを物語ってしまうだけに、コメントが待たれる。確執の有無に加え、つい先日「聖子がジャズアルバムをひっさげて全米進出」なんて報道もあり、結婚パーティーへの参加も未知数。しばらくは母子そろって記者たちに追いかけられるだろう。■1位:ソニー取締役が乃木坂46卒業の橋本奈々未を"私物化"?『週刊文春』の見出しが強烈だったので、今週はこれが1位。「乃木坂46卒業 橋本奈々未を私物化するソニー取締役」。2月20日で乃木坂46を卒業した橋本奈々未(24)が2カ月後、まさかの事態に襲われた。3月7日、橋本は西麻布の焼肉店で、ある男性と食事。その男性はソニー・ミュージック・エンタテインメントの取締役で、乃木坂46の運営会社で元代表を務めていた村松俊亮氏(53)だった。その後2人はハイヤーに乗って、麻布十番のバーへ行ったあと、乃木坂メンバーが寮として住むマンションへ。村松氏は橋本を建物の中まで送り届け、1~2分後に帰った。村松氏は3月29日にも、橋本がファンというバンドのライブへ招待し、割烹フレンチで食事を楽しみ、同じように送り届けたという。確かに、これだけを聞いたら怪しい関係と疑いたくもなる。報道のきっかけは2月半ば、同誌に2人の関係を疑う内部告発が寄せられたこと。同誌はそれから2カ月もの間、村松氏を追いかけ、会社受付嬢との表参道会食、女性アーティストとの西麻布会食、別の美女とのディズニーシー+食事姿を目撃したという。『週刊文春』の記者が、「女グセの悪いオッサン」と言いたくなる気持ちも分かる。記者の直撃を受けた村松氏は、「部屋に入ったことは全くない。マンションはファンの方がエレベーター乗って(待っていた)、というのがあったから、エレベーターの前まで送るようにしている」「本人が芸能関係の裏方の仕事を希望している(から相談に乗っている)」と釈明。さらに後日、村松氏は編集部を尋ね、あらためて橋本との関係を説明したという。一方、橋本の母も、村松さんとはお会いしたことがありますし、家族づきあいをしている」「頼りになる『東京のお父さん』だと(奈々未が言っています)」「奈々未は不倫とかは絶対に嫌で、まともな落ち着いた生活をしたい性格」と話した。しかし、ネット上にさまざまな憶測や批判の声が飛び交ったため、橋本が緊急コメントを発表。掲載写真が撮影された日時が契約期間内(~3月31日)だったことから、乃木坂46の公式サイトにメッセージをつづった。橋本は「村松さんと私の間に隠さなければならない事実は何もありません」「私がストーカー被害にあっていた為エレベーターホールまで送り届けて頂いたのみですし、在籍中から他のマネージャーの方達にもして頂いていた」「父親のいない私に本当の父親のように親身になって相談に乗って頂いていた。そして日頃からお世話になっていた奥様にも悲しい思いをさせてしまうことが私もとても悲しい」と全面否定。さらには、「夜道での母への取材や、関係のないご近所への取材などもやめて頂きたかった」と同誌の取材姿勢を告発した。2カ月間取材していた『週刊文春』が、3月のネタを今出したのは『GW特大号』対策か。「まだ疑惑の根拠が不十分だから4月も追っていたが、何も出なかったからこのタイミングで出した」とみるのが自然だろう。この件は同誌のアグレッシブな取材姿勢が空回りしたのかもしれない。□おまけの1本「菊川怜が生放送で結婚を発表! 相手は大物一般男性か」28日放送の『とくダネ!』オープニングで菊川怜(39)が結婚を電撃発表した。くす玉を割ると、「祝 脱・独身」の垂れ幕が飛び出し、小倉智昭(69)から花束を渡されて涙を流す菊川。その理由を「いろいろ走馬灯のように駆けめぐるものがあり、昨日は眠れませんでした」と語った。菊川いわく相手男性は、「40代で一般の方。月並みですが優しい人」。しかし小倉は1カ月前、2人と食事した際に報告を受けたようで、男性を「かなりいい仕事をしているんで、いずれ分かります。その辺にいる人じゃない。(大物だから)大変だと思うよ」と絶賛した。果たしてどんな男性なのか。再び話題を集めるだろう。"祝福ムード一色"と思いきや、ネットの話題は「祝 脱・独身」の垂れ幕批判一色に……。女芸人向けのバラエティー演出を情報番組のキャスターにやってしまうところは、「スタッフがうかつだった」としか言えない。ただ、誰よりも菊川本人が「そんな論争や批判はやめてほしい」と思っているのではないか。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月30日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:坂口杏里がホストへの詐欺容疑で逮捕。「ホテルの写真をバラまく」19日、坂口杏里容疑者(26)がホストの男性から現金3万円を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署に恐喝未遂容疑で逮捕された。ホスト、新宿……「やはり」と思った人は多いだろうが、たった3万円という金額に驚かされる。杏里は新宿歌舞伎町のホストクラブに勤める30代のホストに金を借りようとして断られ、SNSで「ホテルで撮影した写真をばらまく」というメッセージを送ったという。さらに衝撃的なのは、ホスト自身が新宿の路上で杏里を取り押さえ、「逮捕しています」と110番通報して警察に引き渡したこと。その後も、「ホストクラブから出禁にされていた」「何度となくタクシー代を借りていた」などの悲しい話が次々に報じられている。昨年10月、“セクシー女優”への転身が明らかになってから、借金疑惑が報じられてきたが、まさに落ちるところまで落ちたというところか。母・良子さんが亡くなってから4年、杏里を救い出せる大人がいないことだけはハッキリしている。■4位:AKB48・小嶋陽菜がついに卒業。三十路直前で恋愛解禁に19日、AKB48・小嶋陽菜(29)が、秋葉原の劇場で最終公演を行い、グループを卒業した。公演では、同期の高橋みなみ(26)を含む90人がステージに立ち、20曲を熱唱。卒業スピーチでは、「後輩たち、みんなのことがすごく心配でもあるし、これからたくさん大変なこと、困難なこともあると思う」「みんなはきっと何でも乗り越えられると思うし、これからもすごく近くで見守っていたいと思っています。(横山)由依ちゃんのことをこれからも支えてあげて下さい」と、いつになくマジメで後輩思いの言葉を語る。ただ、公演後の会見では、らしさ全開。「ただただついて行ったら12年になっちゃいました」「(自己採点を求められ)自己じゃなくて、みんなから『100点!』って言われると思いますよ」「(1期生で最後の一人になった峯岸みなみに)お先に失礼します」とトボけて笑わせた。今後は「ファッションの仕事を長く続けていきたい」と話していたが、恋愛解禁に関する予告はなし。ただ、現在モデル業界は20代で結婚する女性が多いだけに、小嶋がいつ誰と電撃結婚があってもおかしくないし、昨年4月に卒業した高橋みなみは、わずか1か月で15歳年上男性との熱愛をスクープされた。記者たちは間違いなくその再現を狙っている。■3位:「鉄の結束」石原軍団が解散へ。クビを切られた幹部が反撃の独白『週刊新潮』が石原プロモーションの内紛を報じた。告発者は元常務の仲川幸夫氏(77)。昨年11月12日、事実上のトップである渡哲也(75)の自宅で、会社の今後について話す機会が設けられた。以前から「会社を畳みたい」と公言していた渡は、この日の話し合いで仲川氏との関係が悪化。そして3月10日、仲川氏のもとに設立者・石原裕次郎さんの未亡人・まき子会長(83)から、クビを宣告する配達証明郵便が届く。3月30日には、石原プロが新役員人事を発表し、渡哲也(75)を相談取締役に就いたことが明らかになった。仲川氏は自身の進退に渡が関わっていたことを確信し、独白を決意する。仲川氏はさらに「(石原プロは)東京オリンピック前に解散する方向で、渡さんの体調次第では早まるかもしれません」と言及。同社の統括取締役・浅野謙治郎氏は、「仲川さんは任期満了」と解任説を否定したが、「渡さんの頭のなかに、解散という選択肢があるのは事実」とこちらは遠回しに認めた。仲川氏は、「今、語っておかないと、これまで40年間、石原プロで勤め上げてきた僕の人生に悔いが残ってしまう。裏切ったように思われながら終わるのは悔しい」「僕から直接話を聞かず、この仕打ちは本当にひどい。僕は渡さんを、一生お恨み申し上げます」とまで語った。かつて“石原軍団”と呼ばれるほど、鉄の結束を誇っていた石原プロの幹部だけに、騒動の根は深い。■2位:愛妻家芸人トータルテンボス・大村が「ファン喰い」不倫1年半『FRIDAY』が報じたのは、愛妻家が売りの芸人トータルテンボス・大村朋宏(42)の不倫。しかも「ファンに手を出していた」というからタチが悪い。相手は都内在住のOL・A子さん(23)で、広瀬すず似の清楚系美女という。一昨年11月にSNSでのやり取りで知り合い、月1ペースで密会。しかし4月3日、A子さんが友人に携帯電話を見られ、それが巡り巡って大村の耳に入ったことで、「悪魔」「(バレたら)あの世で呪う」などのひどい言葉を浴びせられてしまう。精神的に追い詰められたA子さんは同誌の取材に応じた。その中には、「まったく避妊をしてくれなくて、いつも私のお腹に出すんです」「する時に上着を脱がないこともよくありました」という性癖や、過激なフレーズが躍るLINEの画面まで……。記者の直撃を受けた大村は、「すべて事実です。火遊びのつもりでした」と認めて謝罪したほか、すでに笑いに変えようとしている。ある程度名前が売れているが、全国ネットでMCを務める番組はなし。大村くらいの中堅芸人が最も不倫の割合が高いのかもしれない。■1位:孝太郎・進次郎兄弟が見守る元総理・小泉純一郎、最後の恋今週の1位は『女性セブン』の独占スクープ。俳優・孝太郎(38)、政治家・進次郎(36)の兄弟がアラフォーになっても結婚せず、恋の噂すら聞こえてこない中、元総理の父・純一郎(75)は、最後の恋に身を委ね、息子たちは温かく見守っているという。相手女性は60代くらいで、出会いは約40年前にさかのぼる。女性は赤坂の芸者で、純一郎は彼女を気に入り、必ずお座敷に呼んでいた。純一郎が1982年に離婚して3~4年が過ぎたころ、2人は恋人の関係になり、バーを開店した女性の店へ通っていたという。しかし、女性は政治家である純一郎のために妻になることを望まず、記事が出ないように配慮。さらに、「首相就任前に自ら別れを切り出した」そうだから、何と慎ましい女性か。純一郎は2008年に政界引退し、悠々自適な生活を送っていたが、女性と再会して、月に数回のデートを重ねている。たとえば、4月初旬の夜、2人は六本木ヒルズ内のシネコンでデート。純一郎の存在に気づいた客が写真撮影をお願いすると快く応じ、十数人の列ができたという。その翌週も2人が食事をする姿が目撃されている。そんな父の姿を見た息子たちは、女性と家族同然のように過ごしているらしい。それどころか、孝太郎は女性と同じマンションで隣の部屋に住んでいて、食事や土産を渡すなどの交流があり、女性の愛犬が亡くなったときに孝太郎が慰めていたという心温まるエピソードも。芸能人だけでなく、政治家の不倫が週刊誌を賑わす中、34年間独身を貫いてきた純一郎の文字通り純愛に、心癒される人は多いのではないか。□おまけの1本「朝ドラで『誰?』と話題沸騰。峯田和伸の破天荒伝説」最後は『週刊女性』のゆるいネタを。現在、朝ドラ『ひよっこ』でヒロインの叔父を演じて異様な存在感を放ち、「あの人は誰?」と話題を集めている峯田和伸(39)。峯田は銀杏BOYZというバンドで活動するミュージシャン。熱くストレートな歌声と歌詞で人気を集めているが、過激パフォーマンスの伝説も多い。野外フェスで全裸になったり、書類送検されたり、台湾で罰金を払ったりと、とにかく懲りないのだ。さらなる伝説は、筑紫哲也さんが司会を務めていたころの『NEWS23』に生出演し、いきなりパンツ一丁になり、テーブルで熱唱するなどのやりたい放題で、番組を突然終了させてしまった。その他にも、「バンドメンバーが大好き過ぎて、奥さんに嫉妬して暴れてしまうから結婚式には出ない」「仲の良さを確かめ合うためにメンバー同士でアソコをさわり合う」「変装してアイドルのサイン会に参加」など、破天荒エピソードは数知れず。俳優業でもその異才を発揮して、「ついにNHKの朝ドラに起用された」というわけだ。取扱注意の人物であるのは間違いないが、素顔は純粋で礼儀正しいと言われるだけに、今後オファーは増えるだろう。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月23日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:綾瀬はるか、山田孝之、木南晴夏、ワンオク・Takaがお花見合コンまずは『FRIDAY』巻頭の「目撃! ハリコミ24」から。4月上旬の22時50分、綾瀬はるか(32)と木南晴夏(31)が代官山のバーに入っていった。直後、山田孝之(33)が現れる。綾瀬と木南は同じ事務所、2人と山田は共演歴豊富だけに違和感はない。それから1時間30分後、店から出たときには、ONE OK ROCKのTaka(28)も合流していた。待てよ……かつて木南はONE OK ROCKのベース・Ryota(27)と交際していたはず。すでに破局し、Ryotaは先日アヴリルラヴィーンの妹と結婚したばかりだが、ざっくばらんなつき合いは「さすが芸能人」という感がある。4人はタクシーに乗って桜満開の目黒川へ。同誌は「お花見合コン」と報じたが、天真爛漫な4人らしい仲よしグループなのだろう。深夜しかお花見ができない芸能人同士、楽しい夜になったのではないか。■4位:千鳥・大悟がまたも不倫。大阪から妻子を呼んで1か月後の裏切り『女性自身』が千鳥・大悟(37)の不倫をスクープ。大悟は昨年12月にも美女とホテルに入るところを撮られていただけに、40分にわたる必死の弁明をしたようだ。3月下旬の22時30分すぎ、大悟は六本木でダンサーをしている金髪美女の自宅マンションに入り、出てきたのは翌日の11時30分。完全な"お泊まり"だ。女性はKEIKO似の25~26歳で、大悟に家庭があるのは知っているという。1週間後、大悟はまたも女性の自宅マンションへ。そこで記者は大悟に声をかける。大悟は「友達の家ですよ」と否定。さらに追及を受けると、「エッチもしてないし。本当にしてないです! ここで"した"って言っちゃうとダメですよ。それはさすがに僕も心得てますよ」とあくまでシラを切る。「いまうまいこといってるのに、こんなん出たら、さすがにまずいですわ……」「なんとかなりませんかね。あ~、嫁がまた怒るやん!」と懇願するのも無理はない。大悟は妻と子ども2人を大阪に残して単身赴任していたが、東京に呼び寄せて4人での新生活がスタートしたばかりなのだ。4カ月前、こっぴどく叱られたばかりだけに、どんな展開が待っているのか。続報を期待したい。■3位:カリスマ・加藤ミリヤがイケメン料理人と不倫温泉旅行次も不倫。『FLASH』が加藤ミリヤ(28)のお忍び旅行を報じた。4月上旬、静岡県修善寺温泉のある旅館に加藤が現れた。その横には30代後半のイケメン料理人が……。どうやら2年前に交際をはじめたとき、男性は妻子ある身だったが、その後離婚。現在は男性と内縁の妻、幼い子ども2人と暮らしているらしい。昨年12月、ミリヤがリリースした曲に、「誰かの夢 大事なもの 壊しても未来願う 最後に私を選んで」というフレーズがあったようだが、本人の願望ではないかと勘ぐりたくもなる。年初には男性の故郷へ行き、実家を訪れた2人。まさに、ベッキーと川谷絵音のパターンだ。さらに、京都やバンコクなどへ旅行しているほか、ミリヤのライブ関係者席に男性の姿が目撃されていた。報道直後の11日、ニューアルバムのリリースイベントを行ったミリヤ。そこで男性と破局したことを文書で明かした。「今回の一連の報道に関係して、私自身も今まで知らなかった情報を知る事となり、真剣に向き合っていたからこそ、報道のあった男性とは既に別々の道を歩んでおります」とコメント。「内縁の妻がいることを知らなかった」と言いたいのだろうか。最も悪いのは料理人の男性であることは明白だけに、ミリヤのファンたちから失望の声は聞こえてこない。■2位:香取慎吾、「私の隣に家族3人で住んでいました」の新証言先週、『週刊文春』がセンセーショナルに報じた香取慎吾(40)の「20年来恋人と隠し子」疑惑。香取は生放送番組で、「隠し子じゃないんです。友達の子どもなんです」と否定したが、2歳年上女性との交際は語らなかった。今週は女性誌が続報。まず『週刊女性』が掲げた見出しは、「香取慎吾 私の隣に家族3人で住んでいました」。同誌は香取が横浜に住んでいたとき、2階の出窓にぬいぐるみがたくさん置かれるようになったことから、「子どもがいたのかも……」と推測。さらに、「恋人女性は2002~2003年ごろハワイのコンドミニアムに住んでいて、3人でいるところを頻繁に目撃されていた」「2011年、隣の部屋で3人の姿をよく見た」などの証言をつづった。ただ、いずれも決め手に欠けるネタであり、今回は香取も取り合わないだろう。一方、『女性セブン』の見出しは、「香取慎吾 SMAPと恋 25年の胸のつかえ」。香取と恋人の絆は深く、「結婚できなくてもずっとそばにいてくれた彼女を絶対に守ろうという強い覚悟で生きてきた」「ソロとなった今、行動の責任は自分で取れる」と結婚へ向かう様子を報じた。香取は前述した生放送で、「お花見に挑戦してみたいんです。今までできなかったから」と話していた。SMAPの恋愛スクープが続いているのは、グループのしがらみだけでなく、自由な時間が増えたことも大きいだけに、どこかで花見を楽しんでいるかもしれない。■1位:ともに幼児をもつ、NHKキャスターと映画監督のダブル不倫今週の1位は『週刊文春』の「NHK『サンデースポーツ』元キャスター花見W不倫」。最も相応しくないという意味で、NHKキャスターの不倫はスクープ度が高い。與芝(よしば)由三栄アナ(42)は、「ミス慶應」に輝いたのち、1998年に入局。看板番組『サンデースポーツ』の元キャスターに抜てきされて人気を集めた。不倫相手は、映画『東京タワー』などを手がけた映画監督・源孝志氏(55)。2人は2014年11月放送のドキュメンタリー番組で出会い、深い関係になっていったという。4月3日の昼下がり、2人は東大駒場キャンパスに白ワインとグラスを持ち込んで花見を楽しんだあと、お互いの腰に手を回しながら源氏の仕事部屋へ。さらに前日にも、2人は蕎麦屋で食事をしたあと、仕事部屋で密会していたという。與芝アナは8歳年下男性との2度目の結婚で、2009年に長女、2012年に双子の女児を出産。源氏にも幼い娘がいるとのこと。ともに幼い子どもがいる状況でのダブル不倫であり、写真を見ても言い逃れは難しく、2人への風当たりは強いだろう。驚かされたのは、「NHKや制作会社のスタッフとの会食にも2人そろって参加することもあるし、いわば公認の仲」という証言。それぞれの夫婦関係は円満というから、この報道が真実なら、今ごろ猛烈な後悔の念を抱いているのではないか。ともあれ、家庭のみならず、今後の仕事に悪影響を及ぼすのは間違いない。□おまけの1本「ゲス川谷&ほのか、高級フレンチで復活前夜祭」最後の1本は、『週刊文春』の「復活前夜祭 ゲス川谷&ほのかりん 高級フレンチデート」。3月30日13時すぎ、表参道の路上を歩く川谷絵音(28)と、ほのかりん(20)の姿が撮影された。「1万円の高級フレンチを食べたあと」のようだ。ただのデートと思いきや、「5月の活動再開」が発表されたのは、この翌日。昼間からゴージャスなのはお祝いだからか、それとも、日常なのか。それにしても、わずか5カ月での活動再開はやはり早く、「それなら休止しなければいいのに」の感が漂う。「川谷は楽曲作りに励んでいた」というから、どう見ても「よくある制作期間」でしかないだろう。一方、所属事務所から解雇されたほのかとの関係は順調。昨年9月の交際発覚から約半年になるが、この日のデートには、ほのかの妹も同席するなど、すでに家族ぐるみのつき合いになっているという。ベッキーとの騒動では、元妻との卒論(離婚届)が話題になったが、ほのかとの入学手続き(婚姻届)をする日は近いのだろうか。恋愛体質の川谷だけに、いつそのニュースが流れても驚かない。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月16日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:神田沙也加が広末涼子の元彼と半同棲。結婚の可能性は?『女性セブン』が神田沙也加(30)の"合い鍵お泊りデート"を報じた。映画『アナと雪の女王』以来、売れっ子となった神田の新恋人は、9歳年上の村田充(39)。舞台を中心に活躍する実力派の俳優だ。2人は昨夏の舞台で共演し、秋から交際スタート。すでに合い鍵を持ち合い、半同棲の生活を送っているという。村田充という名前を聞いてピンときた人は、かなりの芸能通。1998年、当時モデルをしていた村田は、人気絶頂だった広末涼子(36)の熱愛相手としてさわがれた。そのときから20年弱。今回の報道は「村上がいかにモテる人生を送っているか」を象徴するスクープだ。神田はこれまで石垣佑磨(34)、ギタリスト・北野正人(42)、山崎育三郎(31)、ギタリスト・Billy(36)との交際が報じられてきた。「仕事の関係者に惹かれる恋愛体質」と言われてきたが、先日の舞台会見で「30代の目標は余裕のある大人の女性になること。ゆくゆくは結婚したい」と語っていたことから、今回は結婚もありえるのかもしれない。■4位:NEWS・小山慶一郎のファン大炎上!「いつ脱退?」の声も完全スルー『週刊女性』が報じたのは、NEWS・小山慶一郎(32)の流出写真にまつわる騒動。今年2月、小山の交際が噂されていた。相手は地下アイドルグループ「放課後プリンセス」の見習いユニットに所属する太田希望(24)。2人が同じ物を持ち、ハワイ滞在の時期も重なっていたことから疑惑が浮上し、直後に太田が所属事務所から解雇されたため、「噂は事実だったのではないか」と見られてきた。それにしても最近のファンは怖い。ネット上に小山のプライベートを暴露するアカウントが次々に登場し、さまざまな情報をぶちまけているのだ。なかには「小山と肉体関係を持った」と話す女性や、「小山が女性20~30人を集めて箱根の旅館で騒いでいた」とされる音声データなどの過激なものも……。「いつNEWSを脱退するの?」などの厳しい声も飛び交っているという。さらに決定的だったのは、3月末に流出した太田との2ショット写真。ハワイでおそろいの水着を着たものや、ビールを味わうカメラ目線の2人が映されていた。小山は報道番組『news every.』にレギュラー出演している、れっきとしたキャスター。騒動が大きくなっている以上、説明責任がありそうなものだが、「完全スルー」のスタンスを貫いている。同誌はその理由として、「NEWSを解散させないため」と推測。9人でスタートしたものの、脱退が続いて4人になってしまい、副社長から「また誰かが抜けるようなことがあったら今度こそグループは解散」と通告を受けたから、としている。しかし、「太田だけが解雇される」という"しっぽ切り"のような結末は後味が悪く、小山のファンたちは複雑な心境ではないか。だからこその大炎上なのだろう。■3位:井上真央、交際12年でも彼を信じる「結婚引退はありません」『女性自身』が、昨年から休業状態が続いている井上真央(30)を直撃し、近況を尋ねた。このところ、「仕事をセーブしているのは、交際12年の恋人・松本潤(33)との結婚準備のためではないか」「今年1月で30歳の節目を迎えたこともあり、このまま引退してしまうのでは」と言われていたが、真相はどうなのか。もう1つ気になるのは、昨年末に『週刊文春』が報じた松本のゴシップ。「井上との交際を続けつつ、セクシー女優とも4年に渡って関係を続けていた」という衝撃的な内容だけに、「それでも井上は松本との結婚を目指すのか?」などの憶測を呼んでいた。同誌は愛犬の散歩で家から出た井上に声をかける。記者から「松本さんとご結婚が近いと報じられてますよね」と話を振られた井上は、「いやいや、全然全然!」と否定。引退報道については、「私もびっくりしました」「まったくないですよ。はい(笑)」と返した。めげずに記者が「松本さんとのご結婚は全然ないんですか?」とたたみかけると、「う~ん……。答えてしまうとみなさんにご迷惑をおかけしてしまうので。お答えしたい部分もあるのですが、申し訳ありません」と意味深なコメント。松本を信じて12年間も待ってきたのが本当なら、今さら週刊誌の記者にポロッとこぼすことはないだろう。ただ、「お仕事もこれから始めます。今はまだ、発表してないんですけど……」と話すなど、女優業の再開をにおわせたのはファンにとって朗報。連ドラは2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』が最後だが、好感度の高さを考えると、いつどのタイミングで主演復帰作が発表されてもおかしくない。■2位:RIP SLYME・SUが22歳年下モデルと不倫。妻・大塚愛の反応は?今週の不倫報道は、『FRIDAY』から。当事者は、RIP SLYME・SU(43)と22歳年下のモデル・江夏詩織(21)。東京・目黒区内の住宅街を2人で仲むつまじく歩く姿が掲載されていた。2人の手には、色ちがいでそろえたシャネルのトートバッグが……。しかもこの日、SUはラジオ番組にDJとして出演し、「実は友だちを呼んだんだよ。スタジオに遊びに来なよって声をかけたんだ」と江夏をゲストとして呼んでいたのだ。その後、食事を済ませた2人は深夜1時すぎに江夏の自宅へ。翌日に車で外出する写真が掲載されたほか、車内で同じ電子タバコをふかす写真もあり、極めて"黒"に近い証拠がそろっている。SUと妻・大塚愛(34)の間には2011年に第一子が誕生。しかし、「すでに夫婦仲は冷めきっている」という。これまで数々のインタビューで一途な恋愛観を話していた大塚は、SUとの夫婦関係を続けていくのだろうか。そもそもSUは2度の結婚歴があるほか、木村カエラ(32)らとも浮き名を流した若い女性が大好きなモテ男。今回の報道でも、「やっぱりまた若い女に走った!」という批判の声は多い。一方の江夏は、『Seventeen』でデビューし、『東レ水着キャンペーンガール』を務めた人気モデルで、昨年「北山詩織」という芸名から改名したばかり。彼女にとっても、「女性の敵」と言われかねない今回の報道は痛いのではないか。■1位:香取慎吾、20年恋人との熱愛同棲を"解禁"! 愛する少年は隠し子か?
2017年04月09日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:東京03・豊本明長の不倫疑惑。"あの女性"と赤面エロLINE『FLASH』が爆笑と紙一重の新たな不倫疑惑を報じた。今回の主役は、東京03・豊本明長(41)。『キングオブコント』王者にも輝いた実力派だが、正直なところスクープ感は薄い。しかし、豊本は女子プロレスラーのミス・モンゴルこと上林愛貴(40)と同棲中かつ事実婚の状態で、報じられた相手が女優の濱松恵(34)だった。濱松は昨年、狩野英孝(35)との不倫を告白したほか、「本能寺の変」で知られるダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお(35)の子を妊娠・流産したことを認めた危険な女性。豊本と濱松は昨年11月に知人の紹介で出会い、すぐに意気投合して交際スタート。ただ、食事などはせずに歌舞伎町のホテルでエッチするだけの関係だったとされている。それにしても、2人の性癖がセキララにつづられたLINEのやり取りは、恥ずかしいとしか言えない(あまりに下品なのでここでは書けない)。報道を受けた豊本は、ツイッターで「上林愛貴を裏切らないようにしていきたいと思います」とコメント。一方、濱松はブログで「事実なので反論のしようがない」と認めたほか、その後も真剣交際を主張し、売名説を否定している。脱力感たっぷりのニュースであり、豊本のダメージは少ない。それだけに求められるのは、笑いに変えるたくましさ。ピンの仕事を増やすチャンスとも言える。■4位:プロポーズ宣言から一転。トレエン斎藤司の非情ポイ捨てに恋人激怒『女性自身』がトレンディエンジェル・斎藤司(38)の破局詳細を報じた。斎藤が看護師の恋人(32)との破局を明かしたのは、3月20日放送の『ビビット』。交際3年で同棲していた上に、昨年4月には同誌に「プロポーズできたら」と年内結婚を宣言していたが、2月上旬に破局したという。そんな経緯があるだけに、斎藤が「お別れされちゃって……」とフラれたように振る舞う姿には違和感しかない。そもそも斎藤は売れない時代から支えてもらってきたにも関わらず、昨年9月には二股疑惑が報道されたほか、合コンや浮気の噂が絶えず、相方が「福岡の女性」をネタにすることすらあった。さらに驚かされるのは、昨年8月に斎藤が個人事務所を立ち上げたとき、彼女が取締役に就いていたこと。しかし、それでも斎藤はプロポーズしなかったため、最後の別れ話では「かなりもめて、"慰謝料"的なお金も発生した」と報じられている。斎藤は後日、「170万円の指輪も買って結婚に備えていた」ことや、「忙しかったし、結婚したら落ち着いてしまうのではないかと迷っていた」ことを明かした。どうやら「僕は"結婚するする詐欺"じゃない」と言いたいようなのだが、持ちネタを使えないと1つも笑えるところがないのがつらい。■3位:木村拓哉、「深夜のSMAP熱唱」と「5月から芸能生活初めてのオフ」女性誌が相次いで木村拓哉(44)のニュースを報じた。まず『女性セブン』は、SMAP解散後のソロ初仕事となったドラマ『A LIFE~愛しき人~』の打ち上げをリポート。木村がカラオケで「夜空ノムコウ」「SHAKE」「セロリ」「青いイナズマ」「世界に一つだけの花」とSMAPの楽曲を次々に歌ったようなのだ。言わば、ソロコンサート状態であり、共演者とスタッフは拍手喝采。5人のパートを一人で歌い、しかも5曲連続とは……ともにドラマを作り上げた仲間へのお礼か。それとも、いまだ残るSMAPの思い入れか。次に『女性自身』は、木村のスケジュールにクローズアップ。当面は4月29日に公開される映画『無限の住人』のPR活動に励むが、5月からのスケジュールが空いているという。レギュラーのラジオ番組こそあるものの、ドラマや映画の仕事はなく、芸能生活25年目で初めての長期休暇になるらしい。ただ解散後、初ドラマの視聴率が好調だったことから「オファーは次々に舞い込んでいる」とのこと。木村はつかの間の休息に何をするのか。放っておいてあげてほしいが、記者たちは追いかけるだろう。■2位:ゲス川谷、「芸能界のドン」傘下入りで、メディアが手のひら返しか『週刊文春』がゲスの極み乙女。・川谷絵音(28)の意外な続報。不倫騒動と未成年飲酒疑惑で「無期限活動休止」に追い込まれて、どん底と思いきや、「未来は極めて明るい」という。いったいどういうことなのか?どうやら川谷が大手芸能事務所・田辺エージェンシー傘下の事務所と、4月に契約するようなのだ。田辺エージェンシーの社長は、「芸能界のドン」と言われる大物の一人。それだけに、今後は各メディアがバッシング記事を書かなくなるどころか、手のひら返しで盛り上げることになるかもしれない。同誌の発売後、「5月10日に発売延期になっていたアルバムをリリース」して、「復活ライブを行う」こと、さらに「ワーナーミュージックとのマネジメント契約を結んだ」ことが発表された。大手芸能事務所の傘下に入る以上、メディアの報道は控えめになりそうだが、世間の人々は厳しい目を向けるのではないか。ただ、音楽活動に徹してテレビ出演はしないだろうし、ワイドショーが追いかけなければファン以外は川谷の姿を目にすることはない。■1位:渡辺謙が日米をまたにかける不倫。妻の闘病中もラブラブの衝撃!今週は『週刊文春』が堂々のワンツー。ひさびさに派手な文春砲をブチ上げた。ターゲットになったのは、渡辺謙(57)。ハリウッド映画やブロードウェーニュージカルに出演した世界的俳優だけに、スキャンダルのインパクトは大きい。目撃されたのはニューヨーク。2月18日、20日に、36歳のジュエリーデザイナーとデートしていたようで、手を握り合って歩く写真も掲載されている。出会いは3年半前、女性が大阪・北新地でホステスをしていたときで、2年半前から男女の仲に進展。ニューヨーク以外でも、大阪、気仙沼、冬のビーチなどでデートを重ねたほか、渡辺がティファニーの指輪をサプライズプレゼントしたという。渡辺も女性も所属事務所もノーコメントを貫いているが、流出した写真がすべてを物語っている。ここまで親密なツーショットの数が多く、キスをするような姿や、ソファで寝る渡辺の姿が撮られたものもあり、言い訳はできないだろう。不倫以上に深刻なのは、昨年3月に渡辺の妻・南果歩(53)が乳がんの手術をして、9月まで放射線や投薬治療を続け、現在も闘病中であること。昨夏に結婚10周年を祝う姿が報じられるほどのおしどり夫婦として知られていただけに、イメージダウンは必至。さらにタチが悪いのは、ワイドショーのコメンテーターたちがバッシングをしないこと。「相手女性は田中みな実にそっくりな清楚系美人」なんてツッコミどころがあるのだから、酷評できないのなら、せめてもっとイジってほしい。□おまけの1本「有働由美子アナ、お守り100個の無益。もう結婚はいい…」『女性自身』が何とも切ないニュースを報じた。有働由美子アナ(48)といえば、『あさイチ』で圧倒的な人気を誇るNHKの看板。2013年12月に5歳年下実業家男性との熱愛報道があり、翌年もデートの様子が報じられるなど、交際は順調と見られていたが、一向に結婚の知らせは聞こえてこない。そんな有働アナを見かねた全国の視聴者から、縁結びのお守りが100個以上届いているという。そして3月22日に迎えた48歳の誕生日。「彼とのデートか」と思いきや、「実家の大阪に帰省していた」とのこと。それどころか、愛犬を見つめながら「もう、そんなに大きな夢は持っていないんですよ。この子と2人で幸せに暮らしていければいい」と話すなど、恋人男性との破局を示唆。「結婚願望もなくなった」というから、失恋で深く傷ついたのか、それとも、あきらめの境地に達したのか。仕事は順風満帆だけに、プライベートとのコントラストが闇の深さを感じさせる。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月02日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:次男誕生のディーン・フジオカ。愛情を注ぐもう一人の家族がいた!『週刊女性』がディーン・フジオカ(36)の家族にまつわる秘話を報じた。3月11日、ディーンはインスタグラムで次男の誕生を発表。アップされた赤ちゃんの写真には、ファンから3000件以上の祝福コメントが書き込まれた。ディーンは2012年に2歳年上の中国系インドネシア人の女性と結婚し、2014年には男女の双子が誕生。4月スタートの報道情報番組『サタデーステーション』への出演が決まるなど、仕事の幅は広がる一方で、公私ともに順風満帆だ。3人の子宝に恵まれたディーンだが、実は「他にも家族が存在している」という。それは妻がディーンとの結婚前に産んだ20歳の息子。インドネシア在住で、双子の面倒も見ているほか、家族写真にも一緒に収まるなど、"事実上の長男"なのだろうか。しかも、「どことなくディーンに似た雰囲気のイケメン」で、「日本のアニメや漫画が好きで、自身を"オタク"と言い、昨年秋葉原を訪れた」というから何とも親近感が持てる。ディーンは、「妻と出会った当初から、彼女に子どもがいることは知っていました。そのことも含め彼女のことを好きになり、つき合い始め、結婚しました。その子は私の大切な家族の1人です」と、さすがの男前コメント。見た目、演技、音楽、語学、武術など、魅力ばかりで欠点が見当たらない上に、妻の連れ子も愛する男なんて、それこそアニメや漫画のヒーローだ。■4位:中森明菜、テレビ番組からのオファーを50本も断っていた!今週、最も「オヤッ?」と思わされた見出しは、『女性自身』の「中森明菜、テレビ番組からオファー50本 ぜ~んぶ拒否の理由」。中森明菜(51)は、昨年12月に7年ぶりのディナーショー全10公演を成功させ、「完全復活」と報じられるなど、その後の動向に注目が集まっていたが、その後の動きなし。「また体を壊したのでは?」と心配する声もあがっていた。ただ、昨今の1980年代アイドルの復活ブームもあって、明菜のもとにはテレビ局からの出演オファーが殺到しているという。音楽番組、バラエティ、特番など、その数50本以上。しかし、明菜サイドは「本人が出たくないと言っている」の一点張りで話は進まず、VTR出演でも駄目らしい。なぜなのか? 同誌は、「大好きな"南の島"でバケーションをエンジョイ中」であり、中森明菜を知っている人がいない海外でリフレッシュし、「5月からサンフランシスコで新曲作りに入る予定」と報じた。テレビ局のオファーに応じない理由は、「彼女の心の問題」と推測。ディナーショーのような自分を応援してくれるファンの前ならいいが、「自分を嫌っている人たちがいるかもしれないテレビや公の場では、いまだに歌うことさえできない」という。これが本当なら、まさに心の問題。テレビに出ればニュースとして報じられ、歌や見た目に関する勝手なコメントにさらされ、心痛は免れないだろう。ただ、今年の年末もディナーショーを予定しているなど、体調が良さそうなのはファンにとって朗報。「明菜ちゃん、無理してテレビに出なくていいからね」なんて声が聞こえてきそうだ。■3位:イモトアヤコ、「ギャラは30万円」も、NHK女優に登り詰めた『週刊新潮』が、今をときめくイモトアヤコ(31)を深掘り。イモトは今、『世界の果てまでイッテQ!』で「珍獣ハンター」として世界を駆けめぐりながら、一方で虎視眈々と未来の自画像を思い描いているという。太眉とセーラー服をトレードマークに、命がけの過酷なロケを繰り返すイモトのギャラは1本約30万円。「1つの海外ロケで5~6日間かかるから、日割りすると数万円に過ぎないらしい。ただ、それでも当初は10分の1程度だったからというから、10年間努力した結果と言えるだろう。そんなイモトが17日にNHKのドラマ『あなたにドロップキックを』に主演を果たした。日本テレビ以外の局に初めてドラマ出演を果たしたのだから、ただごとではない。現在のイモトは老若男女すべての層から好感度が高く、キャスティング担当にとっては気になる存在。同誌は「自分でもそんなアドバンテージを理解していて演技の方向にシフトしていく」とつづっている。面白かったのは、「地元の鳥取でサインを書くとき、"珍獣ハンター"という肩書を消している」という噂。これが本当なら、"女優 イモトアヤコ"というサインを書く日がくるのかもしれない。「狙うは泉ピン子のポジション」なんて声もあり、「なるほど、ありそうかも」と思わされる。■2位:山本裕典、所属事務所から「断腸の思い」で契約終了された理由山本裕典(29)が所属事務所から契約解除。この一報を聞いて驚いた人は多かっただろう。「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました」。所属事務所の使ったフレーズの一つ一つが重い。しかも、「法的に問題になるような違反をしたわけではない」というから、なおさら契約解除の理由が気になってしまう。確かに山本はこれまで何度も、週刊誌にゴシップを書かれることが多かった。「六本木のキャバクラに入り浸っている」「女性とのベッドイン写真」「地下アイドルのお持ち帰り」など女性絡みのトラブルを連発。さらに、「事務所に内緒でバーを経営し、接客することもあった」「怪しい人物との交流がネックになった」という報道も見られる。芸能界関係者だけでなく、一般人の目撃談も多いのもつらいところだ。ここまでトラブルの多いタレントを雇う事務所は、少なくともしばらくの間は現れないだろう。となると、バーの経営に本腰を入れるのだろうか。それはそれで、また何かのニュースで騒がせてくれそうな人でもある。■1位:中居正広、武田舞香と6年愛のウラで、隠してきた年下女性先週、日本中を驚かせた中居正広(44)の熱愛報道。相手が振付師兼ダンサーの武田舞香(32)で、すでに6年間も愛を育み、所属事務所が交際を否定しなかったことも大きな反響を呼んだ。今週はそのニュースを受けた『週刊女性』が、何ともキナ臭い続報。「同じ時期に中居が親密交際をしていた女性がいた」というのだ。同誌は2012年に、最も親しい仲間を連れてオーストラリアへお忍び旅行したことを報じていたが、そこに同行していた女性が武田ではなかったと断定。「30代くらいのスラリとした美人を、中居さんが連れていたので驚いてしまいました」「浮ついたところがなく、落ち着いた雰囲気でしたね。あえて、中居さんとは一定の距離を取っていたところもさすがという感じでした」「周囲に"彼女"として紹介していた」と意味深につづった。さらに、「中居さんと武田さんの関係は、6年間ずっと順風満帆だったというわけではなく、くっついたり離れたりを繰り返していた時期もあった」と指摘。「オーストラリア旅行のときは離れていた時期だったのではないか」と推察した。女性の写真も掲載されているが、「友人の妻」「中居くんとは関係ない人」と反論する声もあり、この報道が真実かどうかは分からない。当の中居本人は、熱愛報道に関するリポーターの質問をのらりくらりとかわしていた。「交際は順調なのではないか、結婚もあるのではないか」と密かに応援している人は多く、今回の記事を書いた記者ですら内心そう思っているのではないか。□おまけの1本「川越シェフ、『世の中から忘れてもらいたい』の真意とは」『週刊文春』が、川越達也シェフ(44)の近況を意味深に報じた。それにしても、見出しに書かれた「世の中から忘れてもらいたい」という文字はショッキングだ。何があったのか。川越シェフは、代官山のレストラン「タツヤカワゴエ」を長期間にわたって休業しているという。ホームページには「別の事情に携わるためお休み」と書かれているが、すでに休業期間は1年以上。かつて経営していた渋谷、白金台、故郷・宮崎県の店も閉めたほか、シェフとしての仕事すらしていなかった。ブログには、ショッピングモールでの料理イベントや、コラボメニューの仕事がいくつか確認できる程度。毎日テレビでその姿を見られた時期もあっただけに何とも寂しい。同誌は「イケメンやテレビ受けするコメント力で有名になり、多店舗経営に乗り出したが失敗。テレビでも飽きられて露出が減り、客足も遠のいて休業となった」と辛らつだ。当の本人は 「もう僕は皆様に忘れていただきたくてしょうがなくて」「家庭のことと子育てもありますし、出来る限りというか、出来る事なら世の中の人から、僕の存在は忘れてもらいたいくらいです」「若いときはテレビも仕事の一環でしたけど、今はプライベートを充実させたいので」とコメントした。昨年、三度目の結婚をし、秋に女児が生まれたことで心境の変化があったのだろうか。ただやはり、あんなに目立ちたがり屋で、"川越スマイル"を連発していたのは何だったのか……と思ってしまう。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年03月26日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:小倉優子、「慰謝料ゼロ」でも「養育費月100万円」だった『女性自身』が小倉優子(33)の離婚続報。小倉がヘアメークアーティストの夫・菊池勲氏(46)との離婚を発表したのは3月6日。「第2子妊娠中に後輩グラドルと不倫」という「ゲス夫から慰謝料なしでいいのか」という疑問や、「芸能人としての好感度を優先させたのでは」という憶測の声があがっていた。そして今回の続報。慰謝料という形を採らなかっただけで、現在の家賃80万円と生活費20万円を合わせた100万円を養育費として毎月受け取るという。さらに、共同名義で所有していた海外リゾート地の別荘を「ローンの残額5000万円を元夫が払い、名義を小倉に換える」とのこと。これが本当なら小倉の剛腕ぶりは凄まじい。「料理上手なママタレ」に加え、「悲劇のヒロイン」という武器も加わった小倉の芸能活動は前途洋々。何かと頭のいい小倉なら、子育てをしながら活躍できるお仕事スタイルをすぐに確立しそうだ。■4位:堀北真希の妹は正反対の美女だった。芸能界デビューへの期待大『週刊ポスト』が「美人過ぎる」と報じたのは、先月で芸能活動をやめた堀北真希(28)の妹。昨年あたりからネット上で「堀北の妹ではないか」と話題になっていたが、姉が一線から退いたことで、あらためて注目が集まっている。妹の名前は原奈々美(22)さん。きゃりーぱみゅぱみゅの所属事務所が経営するネイルサロンに勤務しているほか、女性ファッション誌『ar』の読者モデルとして活動しているという。言わば一般人扱いなのだが、インスタグラムのフォロワーは約13万人というから、すでに芸能人レベルのカリスマだ。写真を見る限り堀北に似ているが、むしろ大人っぽい雰囲気で、トガったファッションのカッコイイ女性。胸の谷間を見せたセクシーショットや泥酔した様子も明かすなど、物静かでインドア派の真希とは真逆のキャラなのが面白い。接客業をしている分、社交的かつトークも達者というから、「バラエティなら即戦力」の感も漂う。今なら「彼女で堀北真希ロスを解消」なんて売り出し方もできるのだから、その日は近いのかもしれない。■3位:榮倉奈々に妊娠発覚。「タラレバ娘」からイチ抜け!『女性セブン』が榮倉奈々(29)の妊娠を報じた。榮倉と言えば、現在ドラマ『東京タラレバ娘』に出演中。劇中に「妊娠したと思ったら違った」というシーンがあったばかりだけに、今回の報道はタイムリーだ。しかも妊娠7カ月というから、同シーンの撮影中はどんな心境で演じていたのだろうか。共演の吉高由里子(28)と大島優子(28)は榮倉の妊娠を知っていて、お腹をさわって「いいなあ……」と言っていたらしい。二人は未婚だけに、結婚も妊娠も榮倉がイチ抜けしたことになる。榮倉は昨年8月、賀来賢人(27)と結婚。交際1年でのゴールインだったが、初夏に出産予定というから、何ともテンポのいい人生プランが進んでいる。演じていても漏れ出てしまう幸せオーラ。「タラレバ」言ってしまう女性の気持ちが理解できない状態ではないか。■2位:高橋一生、役者生命を賭けた鼻の手術。今も残る傷痕この1カ月あまり、女性誌は競い合うように高橋一生(36)の特集記事を組んでいる。なかには記事というより、ただのファンブログのようなものも多いが、今週の『女性自身』は「鼻の手術痕に刻まれた絶命の苦悶 闘病半年間」と派手にブチ上げた。子役として8歳でのデビュー後、なかなか芽が出ずオーディションに落ちまくり、役にありつけても引きこもりや犯人ばかり。2007年の大河ドラマ『風林火山』への出演をきっかけにオファーが舞い込むようになったが、まさに好事魔多し。鼻の右側に腫瘍が見つかり、手術をすることになってしまう。しかも、鼻の表面からメスを入れるため、傷痕が残るリスクがあったのだ。役者生命の危機を感じながら受けた手術は成功したが、大きな傷痕が残り、再発の不安を抱えたまま半年間の闘病生活を送る高橋。傷痕は徐々に目立たなくなっていったものの今も残り、写真なら修整できるが映像ではごまかしが利かないという。しかし、傷痕とは裏腹に復帰後は順調なステップを踏み、今年のブレイクへつなげた。演技に人間的な深みを感じるのは、「3人の父親がいた5人兄弟の長男」と複雑な家庭環境だけでなく、命の危機にさらされた過去もあるのだろう。■1位:秘めた同棲6年。中居正広の結婚観を変えた12歳年下のキレキレ女今週の1位はこれしか考えられない。『女性セブン』渾身のスクープは、中居正広(44)と12歳年下女性との熱愛。しかも、「すでに同棲6年で亡き父にも紹介していた」というから驚かされる。そもそも中居は、結婚不適合者キャラを貫いてきただけに、今回の報道はギャップ十分だ。相手はAKBグループなどの振り付けを手がけるほか、安室奈美恵(39)のバックダンサーを務めた実力派の美人ダンサー・武田舞香(32)。中居とはSMAPの振り付けをサポートしたときに出会ったという。特筆すべきは、武田がSNSを一切利用していないこと。プライベートを見せない姿勢は、中居への配慮なのか。中居は「自宅デートしかせず、野球・麻雀・お酒の趣味を好きなように楽しんでいる」というから、解散騒動でつらかった時期も支えになっていたことは想像に難くない。武田が6年間も秘密を守ってきたことも含め、ファンが祝福ムードなのも納得だ。一昨年前に亡くなった中居の父にも会わせていたというから、結婚を意識している可能性は高い。SMAP解散で結婚への障害はないどころか、MCとしての好感度は上がること必至。事務所から独立するのか、しないのか。この問題さえ解決すれば、いつ結婚発表があってもおかしくない。□おまけの1本「ピース綾部、トランプのせいで引きこもり危機」『FRIDAY』がニューヨークへの移住間近のピース・綾部祐二(39)を強烈にイジっている。冒頭に掲載した「夢はハリウッド映画に出ること」「真田広之さんに追いつき、追い越したい」という知人経由の本人談からして悪意たっぷり。さらに、「トランプ(大統領)さんのせいで提出書類が増えて、手続きが難しくなった」というグチを暴露している。いわゆる“語学留学”でビザを申請すれば手続きは簡単なのだが、あくまで綾部は“就労ビザ”狙い。しかし、ニューヨークを拠点に芸能活動する場合、アメリカ側のスポンサーが必要になり、受け入れ先の会社から契約書や許可書をもらい、さらに「国際的なレベルで活躍する芸能人であることを証明しなければならない」というからハードルが高すぎる。ちなみに、トランプ政権になって書類が増えたという事実はないらしい。ともあれ、日本における仕事は今月いっぱいで完全になくなり、歩合制の綾部は収入がゼロになる。自宅も解約したというから、何のビザでも取得してニューヨークに行くしかないのだろう。同誌によると綾部は、「筋金入りのナルシスト。プライドがメチャクチャ高い」から「吉本には一切、泣きついていない」「帰ってくる時期も伝えていない」という。ナルシストもプライドの高さも、芸人としては極めてオイシイ性格だけに、4月以降も楽しませてくれそうだ。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年03月19日週刊誌、スポーツ新聞、ワイドショーなどで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:満島真之介、姉の元マネージャーと結婚2年でラブホ浮気今や姉・満島ひかり(31)に劣らぬ売れっ子となった満島真之介(27)の浮気現場を『女性自身』がスクープ。2月下旬の夕方、真之介は友人らしき男性と2人でラブホ街の雑居ビルに入った。何とその店は、指名した女性をホテルなどに派遣するデリバリーヘルス。真之介たちは路地奥のラブホテルに裏口から入り、ほどなく女性2人も到着し、2時間ほど過ごしていたという。真之介は2年前にひかりの元マネージャーだった7歳年上の女性と結婚。何度となく「運命の人」と公言していただけに、同誌は「風俗は立派な浮気」と言いたいのだろうか。ただ笑ってしまうのは、真之介が2013年の初主演映画『風俗行ったら人生変わったwww』でデリバリーヘルスを利用していたこと。もともと行っていたのか、それとも映画をきっかけに行きはじめたのか。演技力に加え、天性の明るさで業界人からの評判は上々なだけに、今ごろ「週刊誌に用心しろ」と釘を刺されていそう。■4位:市川海老蔵・小林麻央の家賃170万円新居に、まさかの因縁隣人お次は、いかにも『女性セブン』の読者が好みそうな“因縁”ネタ。屋上にスカイガーデン、フィットネスジム、24時間体制のコンシェルジュ、ジャグジー付きの浴室、ワインセラー……市川海老蔵(39)、小林麻央(34)夫妻は、そんな最高級マンションに引っ越した。200平米の3LDKで全室バリアフリー。引っ越しの理由は「3階建ての自宅は階段の上り下りが大変なので、麻央の負担を軽減したい」から。しかし、家賃170万円というからスゴイ。しかし、このマンションは「海老蔵の元恋人・米倉涼子(41)が住んでいた」というから驚かされる。米倉が2年前に結婚したとき、新婚生活をスタートしたのがこのマンションで、離婚成立後の今も元夫が住んでいるらしい。海老蔵と米倉の交際報道は14年も前の出来事だが、当時は何度となく結婚説が流れ、破局後も友人関係を続けていたほどの親しい仲。豪快な性格の海老蔵は、「元夫が住んでいるとか、そんな小さなことは気にしない」と言いそうであり、もしバッタリ遭遇しても気付かないのではないか。■3位:ゲスの連鎖。KANA-BOONボーカル・谷口鮪、裏切りの過去『週刊文春』がまさかのKANA-BOON続報。しかも今回の主役は、清水富美加(22)との不倫騒動でさわがせたベース・飯田祐馬(26)ではなかったのだ。先日ようやく再出発のコメントを発表したばかりのKANA-BOONに、ある告発が寄せられた。情報提供サイト「文春リークス」に投稿したのは、ボーカルで全曲の作詞・作曲を手がける谷口鮪(26)の義姉。「あの子の元気そうな顔を見るのはとてもうれしい」と言いながらも、「あの指輪のことだけが心残りでなりません」と嘆いているという。鮪の両親は小学校1年生のときに離婚。母親と暮らしはじめたが、再婚相手の新たな父親とうまくいかず、けっきょく実の父親に引き取られ、継母や義姉と暮らしはじめる。問題はこのあと。高校を卒業した鮪は家を出たのだが、「祖母の形見だったダイヤの指輪や、継母の宝石を勝手に持ち去り、アルバイトをしていたリサイクルショップに売ってしまった」ようなのだ。その後、鮪は家に戻らないまま、昨年12月継母は亡くなってしまう……。義姉によると、「継母はライブにも足を運ぶなど鮪を応援していた」というから、まさに親の心子知らず。失意の義姉に追い打ちをかけるように葬儀後、父親が香典を持って消えてしまう。「宝石のことはもういいからお線香をあげに来てほしい」という義姉の悲痛な叫びをスルーしたら、それこそ本当のゲスだろう。■2位:「鉄のタブー」に挑む櫻井翔、松本潤、岡田准一。理想の妻はaiko『FLASH』が掲げた見出しのタイトルは、「ジャニーズ結婚の掟 大異変。内幕リポート 櫻井翔、松潤、岡田准一が『鉄のタブー』に挑む」。4ページの特集をわざわざ組んだところに、意気込みのほどがうかがえる。事の発端は、櫻井翔(35)とテレビ朝日・小川彩佳アナ(32)の交際報道。双方が「親しい友人の一人」とコメントを出す異例の対応に、各所で驚きの声があがっていた。同誌の見立ては、「ジャニーズ事務所のメリー副社長は、交際相手の肩書を気にするが、慶大教授の娘である小川アナはお眼鏡にかなったのではないか」というもの。ただ、「嵐を東京五輪の顔に据えるために、2020年までは結婚できない」と結論づけている。それは松本潤(33)も同じ。昨年末、井上真央(30)と葵つかさ(26)との二股騒動があったが、「井上との交際はギリギリのところで継続した」という。一方、「不倫略奪愛」と書かれ、ツーショットも掲載された岡田准一(36)と宮崎あおい(31)は、親族づきあいをしているなど、すでに実質的な夫婦。「いつ結婚報告があってもおかしくない」ということか。同じV6の森田剛(38)は宮沢りえ(43)との箱根旅行を報じられたばかりだが、同誌によると「2人とも結婚は考えていない」らしい。そして話題はジャニーズ「鉄のタブー」へ。「1グループ1人しか結婚は許されない」という噂は、TOKIOやV6ですでに破られたが、子どものころから事務所内で教育を受けているため、「結婚はリスク」という意識が刷り込まれているという。実際、人気絶頂期に結婚したのは木村拓哉(44)だけ。国分太一(42)や井ノ原快彦(40)のような「情報番組がメインフィールドでなければ結婚しづらい」のも本当のようだ。彼らの壁となっているのは、大方の予想通りメリー副社長。「母代わりであるメリーの許しが絶対に必要」「基準となるのが相手の品格」「相手が芸能人なら同性に好かれるタレントでなければダメ」という。かつて国分とaikoが交際していたとき賛成していたほか、若手に「彼らのような交際を目指しなさい」と言っていたようなのだ。ただ、タレントから許しを得るのではなく、メリーから「『〇〇はそろそろいいんじゃない』と言わせなければいけない」とのこと。これが真実なら「すべてはメリー次第」であり、まさに女帝だ。さらに、結婚できたとしても、妻はプライベートを明かせないほか、ツーショットも避けるなど、何かと制約は多い。SMAP解散騒動でジャニーズ事務所へのバッシングが続き、メディアへの影響力は少しずつ弱まりつつあるが、いまだ所属タレントが強行突破できそうなムードはない。■1位:星野源でも菅田将暉でもなかった! 二階堂ふみが新恋人と半同棲『FRIDAY』が「新・恋多き女」二階堂ふみ(22)の本命恋人をスクープ。柴犬が抱っこして歩く二階堂の横にいたのは米倉強太(22)。一昨年まで『メンズノンノ』でモデルを務めていたほか、現在は映像制作会社を起業したイケメンクリエーターだ。2人は散歩を終えて米倉のマンションに戻り、二階堂は事務所の車で仕事現場へ。さらに、別の日にも、「買い物を終えた二階堂がマンションに帰宅し、翌朝8時すぎに事務所の送迎車で仕事に向かった」という目撃談も。つまり、「事務所公認の半同棲」ということになる。二階堂と言えば、一昨年10月に星野源(36)との交際報道があり、昨年3月にも菅田将暉(24)との深夜5時間カフェデートが報じられたほか、何かと男性の話が絶えず「恋愛体質」というイメージが定着していた。しかし、今回は犬の散歩や送迎車の出入りなどオープンな交際であり、正真正銘の熱愛と言えそう。4月スタートの連ドラでヒロインを務めるなど女優業は好調なだけに、事務所も温かい目で見守っているのだろうか。□おまけの1本「加藤紗里、高級ホテルで過ごした新恋人の素性とは?」これぞ、おまけのB級ニュース。『FRIDAY』に、加藤紗里(26)と新恋人の分かりやすい腕組みツーショットが掲載されていた。その相手は、30代前半ながら大阪を中心に6店ものホストクラブを経営する実業家で、自身も元ホスト。加藤とは昨年末に主催パーティーで知り合い、今年に入って交際スタート。男性は大阪に住んでいるため、遠距離恋愛をしているという。2月下旬、2人は牛タン店での食事後に、1泊10万円超の高級ホテルへ直行。加藤は某イベントで「実は今、養ってくれる人がいるんです」と話していたが、確かにリッチな相手なのは間違いなさそうだ。元彼・狩野英孝(35)が謹慎中の一方、加藤は幸せいっぱいの笑顔。当時の騒動からほぼ一年……時間の過ぎるのは早く、女性はたくましい。■プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年03月12日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:父は佐藤浩市、三世俳優・寛一郎のデビューが決定3月3日、各メディアが一斉に佐藤浩市(56)の長男・寛一郎(21)の俳優デビューを報じた。デビュー作は9月公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。東野圭吾原作の大作であり、いきなり主要キャストである上に、祖父・三國連太郎さんと映画『釣りバカ日誌』シリーズでコンビを組んだ西田敏行(69)と共演するという。三國さんの告別式で、当時16歳の寛一郎が遺影を持っていた姿を覚えている人もいるのではないか。寛一郎は俳優を志した理由を「(祖父が亡くなったあとの)17か18歳の時に、俳優を目指そうと決意し、その後、そのことを父親に伝えた時は、『そうか』と一言でしたが、色々な意味が含まれた言葉で、今も鮮明に心に残っています」と語った。「三國連太郎の息子」と言われ続けて苦しんだ父の言葉だけに重みがある。さらに寛一郎は、「親のことを言われるのは正直うれしくはないですが、注目していただけることはありがたいことでもあるので、それをプラスに変えて今後の俳優人生を進んでいこうと思っています。将来は、"いい俳優"と言われるような俳優になりたいです」と前向きに決意表明した。基本的に「父・佐藤浩市はノータッチ」のようだが、演技力はさておき、存在感に目をつけてオファーを送る業界関係者は多いだろう。くしくも同作で、村上淳(43)の子・村上虹郎(19)と幼なじみ役で共演。比較されるのは間違いなく、その意味でも注目度は高い。■4位:長澤まさみがRADWIMPS・野田洋次郎と『君の名は。』デート『女性セブン』が長澤まさみ(29)とRADWIMPS・野田洋次郎(31)のデートを報じた。野田は今年元日に前田敦子(25)との熱愛報道があったが、即座に完全否定。その後の動きに注目が集まっていたが、今回の相手も女優だった。2月21日の20時すぎ、野田は道に迷いながらも西麻布のベトナム料理店へ。そこに待っていたのが長澤だった。2人は共演歴こそないものの、大ヒット映画『君の名は。』で長澤が声優、野田が主題歌として参加し、昨年2月の映画コンクール表彰式にそろって出演。さらに、「長澤は野田の大ファン」という。この夜も長澤は野田の曲やライブを絶賛し、「興奮して声が大きくなったところを同席した"年上女性"がたしなめていた」とのこと。長澤が野田に好印象を抱いているのは明白だが、「年上女性が誰なのか?」立ち位置が垣間見えるのも面白い。その後、近くのバーへ移動して深夜までお酒を飲んでいたという。野田は音楽に加えて、ファッションセンスや学歴の高さでも知られるモテ男。これまで臼田あさ美(32)や吉高由里子(28)との交際が報じられた女優キラーだけに、セクシーな姿が話題の舞台『キャバレー』を経た長澤の相手としては申し分のない相手だ。■3位:前田敦子の新恋人はアパレル会社役員だった。堂々たる週末連泊!『女性セブン』が前田敦子(25)の新たな恋をスクープ。ある土曜の夜、前田は一般男性の運転する高級四駆車の助手席に乗り込んで、2人は六本木へ。六本木ヒルズで約2時間過ごしたあと、前田のマンションへ移動して翌日夕方まで過ごし、さらにドライブデートをしてから再び部屋に戻ってきたという。気になる相手は、30歳のアパレル会社役員。長身かつオシャレで英語が話せるハイスペック男性で、若手俳優の知り合いが多いらしく、2人のキューピットは松田翔太(31)と言われている。昨年秋から交際をスタートさせ、六本木ヒルズデートのほか、前田が行きつけのバーで目撃されていることも含めて、交際を隠そうとしていないのは明らか。興味深いのは、かつての恋人・尾上松也(32)、前述したRADWIMPS・野田洋次郎(31)とは異なり、相手が一般人だったこと。ただ、「5歳前後年上のクリエイティブ系が好き」という好みのタイプはブレていないかも。■2位:櫻井翔、小川アナと結婚の可能性は? 松本潤との不仲説も浮上先週末の「櫻井翔(35)とテレ朝・小川彩佳アナ(32)の熱愛」報道を受け、今週はさまざまな記事が飛び交った。まず『週刊女性』は、「櫻井翔を本気にさせた深夜1時の親睦会」と題して、出会いのきっかけをリポート。「昨年秋に小川アナと親しい日テレのスタッフが、深夜1時ごろに2人を引き合わせる親睦会を開いた」という。ただ、「小川アナはかなりの奥手で、何度もグループで会って安心してからでないと1対1で会わないタイプのため、櫻井が積極的にアプローチしたのでは」とみられている。報道が過熱しているのに、1つも悪い話が出てこない小川アナの"清廉さ"に驚いてしまう。次に『女性セブン』が見出しに掲げたのは、「嵐 結婚の現実度」。近藤真彦(52)、東山紀之(50)、木村拓哉(44)ら先輩の例を挙げて、結婚の可能性を探っていた。なかでも同誌が注目したのは、国分太一(42)と井ノ原快彦(40)。情報番組のMCを務める2人は、結婚がプラスに働いていることから、「嵐でもMCタイプの櫻井ならアリではないか」「女性に嫌われない小川アナなら大丈夫」などの声があるとした。最後に『週刊新潮』が選んだのは、「『櫻井翔』熱愛で持ち上がる『松潤』不仲説を追え」という過激なテーマ。嵐は仲の良さを前面に出して登り詰めた経緯があるだけに、気になる記事ではある。同誌は、キー局幹部の「一緒に仕事をしたことがあればわかりますが、櫻井と松潤の間には微妙な"空気"が流れていますね」というコメントをピックアップ。櫻井のインテリキャラと、松本潤(33)の「嵐の演出を仕切っているのはオレ」という思いがそんな空気を作っているらしい。ファンは誰一人として信じないだろうが……。さらに注目は、ジャニーズの演出を取り仕切るジャニー喜多川社長(85)が、「自分の後継者に滝沢秀明(34)と松本を考えている」という情報。これまた怪しい話だが、今のジャニーズなら何でもアリと思えてしまうのも確か。同誌は「全盛期、全国から1日1000通の履歴書が届いていたが、今は5分の1まで減っている」とジャニーズの人気下降を指摘したが、今なお依然業界トップに君臨しているのも事実だ。不仲説はさておき、40代が見えてきた嵐メンバーの結婚をどう扱うのか? 「年間売上300億円超でグループの3分の1を占める」絶対的な存在だけに、ジャニーズ事務所の未来を左右するだろう。■1位:堀北真希が芸能界引退! 子育て専念か? 移籍への布石か?2月28日で、堀北真希(28)が芸能界引退を電撃発表し、世間を騒然とさせた。堀北本人が、「この度、これまでやってまいりましたお仕事から離れることを決意致しました。現在私は母になり、愛する家族と幸せな日々を送っています。このあたたかで、かけがえのない幸せを全力で守っていきたいと思っています。夫とも話し合い、私の気持ちを尊重してくれました。これからも2人で力を合わせ、愛情いっぱいの家庭を築いていきたいと思います。いつも応援してくださったファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様、素晴らしい14年間を本当にありがとうございました」とコメントしているように、"家事・育児への専念"が最大の理由であることは間違いないだろう。夫・山本耕史(40)は、「本人が長年望んでいた」と冷静にコメントしたが、「休養ではなく、きっぱりやめる」からには育児以外の理由を勘ぐりたくなるのが人の心だ。そこで浮かび上がるのが、所属事務所への不信感。堀北は10代で売れっ子となり、所属事務所のトップとして働き詰めだっただけに、「仕事や待遇に対する温度差があり、うまくいっていなかった」という説が流れている。思えば、2015年8月の結婚発表も世間を驚かせたが、「事務所への交際報告は結婚発表直前だった」という。さらに、2016年12月の第1子出産発表も事務所発ではなく、山本の親友・香取慎吾(40)が生放送番組でコメントしたものだった。両者のコミュニケーション不足と微妙な関係性は、隠し切れない事実だったのだ。さらに、前述したコメントに堀北は、「引退」ではなく「仕事を離れる」とつづったことから、「子育てが落ち着いたころに、山本の母が代表を務める事務所から再デビュー」という声もある。ともあれ、成宮寛貴(34)、江角マキコ(50)、清水富美加(22)と、後味の悪いフェードアウトが続いていたたけに、堀北の好感度は高い。□おまけの1本「ドロ沼不倫から5年、岡田准一と宮崎あおいが結婚へ」『週刊文春』が報じた記事の冒頭、「ついに二人は入籍を決めたそうです」と知人のコメント書かれていた。これまで何度も交際が報じられてきた岡田准一(36)と宮崎あおい(31)が結婚準備を進めているという。どうやら「発表のタイミングは映画宣伝の時期に気をつけて選び、新居も選ぼうとしている」らしい。「早ければ初夏にも入籍」のようだが、ここまでの道のりは「出会いから10年」と実に長いものだった。宮崎は2007年6月に高岡奏輔(35)と結婚。一方、映画『陰日向に咲く』で岡田と初共演を果たしていた。しかも2008年3月に行われた「宮崎と高岡の挙式に岡田が出席する」など、夫婦ぐるみの友人関係だったのだ。しかし、2011年に高岡がツイッター騒動でバッシングを受けて仕事を失う中、宮崎は岡田と再共演。ほどなく男女の仲となり、同年12月には同誌で不倫疑惑が報じられ、直後に離婚発表したことで、2人のイメージは地に落ちた。2人は周囲から別れを詰め寄られて距離を置いていたが、岡田は大河ドラマ『軍師官兵衛』や『永遠の0』などで好演を連発。周囲を納得させるような形で一昨年に復縁し、その後は昨年12月の「伊勢神宮デート」など何度もツーショットが撮られてきた。一年以上に渡る同棲期間や白ポルシェを共有している事実を踏まえると、今年中の結婚も合点がいく。ここまで過去が知られている以上、"略奪婚"というイメージは消えそうにないが、近年の姿を見る限り、「仕事でそれを跳ね返そう」という強い気持ちが伝わってくる。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年03月05日もしこの話が本当なら、こんなに嬉しいことはない!往年の大スター・桜田淳子さん(58)が芸能界に復帰するかもというニュースを聞き、その姿を想像したらワクワクが止まらなくなったのです。 桜田淳子さんといえば、70年代を代表する超人気スター。森昌子さん(58)と山口百恵さん(58)の3人で「花の中三トリオ」と呼ばれ、夢中になった人も多いことでしょう。 と、いっちょまえに説明している筆者ですが、実は全くもって彼女たちが活躍していた世代の人間ではございません。気づいた時点で山口百恵さんは引退していたし、森昌子さんもアイドルではなく演歌歌手でした。 記憶の中にある桜田淳子さんも “渦中の人”という印象が強くあります。しかしそんな印象があるからこそ、桜田さんの作品と出合うたびに「もしいま桜田淳子が現役の歌手や女優だったら、どんな凄い人になっているんだろう?」と思ってきたのです。 桜田さんは13年に報道陣の前に姿を現し、その年の秋に一夜限りで復帰を果たしました。そこから少しずつ少しずつ復活へ向けて動き出している、らしい。17年は4月に音楽イベントの出演が決定しているそうですが、このまま“完全復活”となってほしいものです。 しかし本当に20数年ぶりに彼女が復帰するのであれば、1つ心配なことがあります。それは、この20数年ですっかり変わった「芸能界の空気」です。一言で説明するならば「芸能人のキャラクター化」といえるでしょう。 たとえば“優等生”とか“毒舌”、はたまた“ゲーム好き”とか“どケチ”。芸人やタレントはもちろん、本来、私生活やキャラクターをウリにしない俳優陣にもそうした“ラベル”がベタリと貼りついているのです。 ネットの出現により、今の時代は圧倒的なスター性よりも“親近感”が優先されるようになってきています。それを見る側にわかりやすく存在を伝えるため、“キャラクター化”が必要になってきた。もちろん芸の力がなくてはダメですが、芸の力と外に見せる人間性はどっちが欠けてもダメなのです。 桜田さんが活躍されたころよりも、芸能界はずっとずっと“セルプロモーション上手”が得する場所になっています。そしてそんな時代に桜田さんが復帰したら、つくであろうラベルの1つはやはり“新興宗教”である可能性が高いです。もちろん日本は信仰の自由があるはずなので、そこを批判したり、偏見を持って接するのは間違いです。 とはいえ閉ざされた世界であればあるほど、ホントのところが知りたいのが人間というもの。重ねて、世間では若手女優の清水富美加さん(22)がいきなり幸福の科学に出家するという騒動を起こしたばかりです。団体が異なっているとはいえ、知識のない人からは同じものとみなされがち。そして、いらぬ詮索やイメージがついてしまう可能性はあるかもしれません。 早く復帰してほしいけど、大スターが正解のない問題で叩かれて批判される姿は見たくない。せっかく今年はイベントの出演が決まっているものの、復活はまだまだ「ご用心」な状況かも。
2017年02月28日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:比嘉愛未が福士誠治と婚前破局。涙の傷心タイ旅行『女性自身』が比嘉愛未(30)と福士誠治(33)の破局を報じた。2015年2月の熱愛報道後、順調な交際ぶりをうかがわせるなど、「結婚間近か」とも言われていたが、昨年10月に別れていたようだ。スポーツ紙では「多忙によるすれ違い」を破局の理由としていたが、同誌は「仕事量と収入の格差」と推測。「次々に大きな仕事が決まる比嘉を、福士は素直な気持ちで受け止められなかった」と指摘する。さらに、福士は比嘉との結婚を考えていたが、比嘉は「互いに仕事で大成してから」という気持ちが強く、すれ違ってしまったという。比嘉は福士のことを好きだからこそ、「このまま付き合っていたら彼をダメにしてしまう」と考えて別れを決意。2人で過ごすはずだった年末は、女友達とのタイ旅行に変更した。それだけでなく、「破局以来、記憶がなくなるほど飲むなど酒量が増えている」と書かれているが、確かに比嘉は沖縄出身で明るい性格だけにベロンベロンの姿がイメージできる。「本人が望みさえすれば恋のチャンスはいくらでもある」のは言うまでもない。■4位:大河ヒロイン・柴咲コウ、「資産50億円」IT社長と六本木の夜『FLASH』が柴咲コウ(35)の新たな交際を思わせるネタを投入した。2月中旬の夜、場所は六本木のワインバー、相手男性はIT起業家・藪考樹氏(46)。野球ゲーム『モバプロ』の配信などを手がけるモブキャストの創業社長で、「保有株式の時価総額は約50億円」とも言われる。そんな億万長者と柴咲が交際か!? 昨年、和牛ビジネスを手がける実業家との「交際」と「スピード破局」を報じられたばかりだけに、そう感じてもおかしくないだろう。同誌記者が藪氏を直撃すると、「彼女がやっている仕事の相談相手。もう7年くらいになる」「(交際は)ありません(笑)。弁護士も一緒でした」と交際を否定。しかし、大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演を務める柴咲は、この日、舞台となっている静岡県浜松市でのイベントを終えて、「帰京したその足で男性と会っていた」というから距離感の近さは間違いない。交際はさておき、5時間に及ぶ話し合いの内容は何なのか? 超多忙の間を縫って行われた"密談"だけに、今後は記者たちのマークが厳しくなりそうだ。■3位:松田龍平が離婚へ。妻・太田莉菜との別居に若手俳優の影『女性セブン』が松田龍平(33)、太田莉菜(29)夫妻の別居と離婚危機を報じた。事の発端は、莉菜の失踪。一昨年の秋、龍平が長期ロケで家を不在にしていたとき、莉菜は「娘(7)を残して自宅から姿を消した」という。その間、娘の世話をしているのは龍平の母・松田美由紀(55)。しかし、ただの失踪ではなかった。莉菜は産後復帰した際に、事務所を移籍。業界内のつき合いが増えて深夜のパーティーなどに顔を出すことが多くなっていた。そのとき、仕事で知り合った人気の若手俳優と"特別な仲"になり、家を空けてしまったという。一方、龍平は「娘のためにやり直そう」という思いから話し合いを続けていたものの、ついに離婚を決意。すでに莉菜も同意していて、龍平の出演ドラマが終わったタイミングで離婚届が提出されるらしい。そんな龍平の所属事務所代表でもある母・美由紀は、「別居は事実ですが、後は本人たちに任せています。何より子供のことがいちばん気がかりですね」と冷静にコメント。美由紀は莉菜を実の娘のようにかわいがっていたが、代表として関係者に迷惑をかけないために、怒りをこらえているのだろうか。■2位:放牧中の「いきものがかり」山下穂尊が美女2人をお持ち帰り「突然、活動休止した 人気バンドのモテ担当は 美女牧場を建設中だった」。『FRIDAY』が、ややウケの見出しでスクープを報じた。いきものがかりといえば、素朴なイメージがある上に、今年1月にいきなり「活動休止=放牧宣言」をしたばかりだけに衝撃は大きい。今回の主役・山下穂尊(34)は、メンバーの中でも都会派のルックスで、いわゆる「モテ担当」。確かに、美女2人とのスクープ写真を見ても様になっている。1人目は、2月上旬の19時30分すぎ、愛車のチェロキーで帰宅した山下は、OL風の色白美女を部屋に優しくエスコート。さらに2週間後の22時すぎ、今度はアイドル風の美女と焼き肉店で食事したあと、自宅マンションへ。つまり、キレイ系とカワイイ系の両美女をお持ち帰りしていたことになる。2股か、それとも遊びか。「部屋で美女たちを放牧しているだけ」なんてトボけた言い訳も聞いてみたい。■1位:清水富美加は"ベッキー2世"だった。不倫相手がまさかの自白世間をさわがしている清水富美加(22)の「幸福の科学、出家騒動」に新展開。何と清水がベッキーと同じ時期に、同じように嘘をつかれて不倫をしていたというのだ。相手はロックバンドKANA-BOONのベーシスト・飯田祐馬(26)。清水は相手の名前を明かしていなかったが、「以前から2人の交際を知っていた『スポーツニッポン』からの問い合わせを受けて"自白"したのではないか」と言われている。しかし当初、飯田の所属事務所は『週刊文春』に、「2015年6月から9月までの4カ月弱交際していたことを飯田が認め、それ以降は会っていない」と言っていたが、これは嘘だったことが発覚した。実際に2人が別れたのは2016年1月。まさにベッキー(32)と川谷絵音(28)のゲス不倫が報じられていたころであり、嘘をついたのは「この騒動を見て別れたのがバレたらマズい」と思ったからだろう。しかし、飯田は「いずれ嘘がバレる」と焦ったのか、「妻がいるのを隠していたこと」や「妻との離婚をほのめかして2016年1月まで交際を続けたこと」を書いた謝罪文を公開した。経緯を見る限り、飯田が仕事で心身ともに疲れ果てた清水の拠りどころとなっていたのは間違いないだろう。仕事と恋愛の両面で闇を抱えた清水が、こらえきれずに「すべてを捨てて出家しよう」と思ったとしたら、その気持ちは分からないでもない。ただ、川谷を彷彿とさせる「マッシュルームカットの男が好き」という感覚が理解できない人は多いだろう。□おまけの1本「ジャニーズJr.京本大我が風俗嬢と暴行トラブルで出禁」『FLASH』がジャニーズJr.の中心メンバーで、京本政樹(58)の一人息子としても知られる京本大我(22)のスキャンダルを報じた。何と、「昨年暮れに性感マッサージの女性とトラブルになり、出禁になった」というのだ。京本が利用したのは、派遣型の会員制性感マッサージ店。男性からのおさわりは禁止らしいが、店の女性は、「『京本に本番を強要された』と涙ながらに訴えた」というから穏やかではない。同誌は20代後半で、ほしのあき似の該当女性と、被害を受けたという渋谷のラブホテルで話を聞いた。女性はすぐに相手が京本であることに気づいたようだが、ふだん通り背中のマッサージからはじめる。その後、仰向けにして太ももをマッサージしているとき、京本が急に起き上がり、頭を手で押さえられ、「無理やり口で……。頭をガンガン乱暴に動かされ、とにかく苦しかった」と生々しく話した。乱暴は"最後"まで続き、傷ついた女性は自宅に引きこもっていたが、約1カ月後に決心して店側に告白し、京本を出入り禁止にしてもらったという。記者の直撃を受けた京本は、「(ホテルには)行っていない。まったく関係ない。これ以上は事務所に聞いてください」の一点張り。一方、所属事務所は代理人の弁護士を通して、「ご指摘の日時ごろ、出張マッサージを受けたことは事実ですが、性交渉に及んだり、ましてや力ずくで何らかの行為を強要した事実は断じてございません」とコメントした。ホテルでの出来事に関する証言は食い違っているが、京本がマッサージを利用していたことはあっさり。それでいいのか、ジャニーズ……。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年02月26日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:生田斗真と清野菜名の交際続行が発覚。同棲スタートも!『女性自身』が生田斗真(32)と清野菜名(22)のラブラブデートを報じた。節分の午後8時すぎ、東京の寿司店に現れた2人は恵方巻でも食べたのか、約2時間の食事を終えると、タクシーに乗って生田の自宅マンションへ。さらに、数日後の朝10時半、生田のマンションから清野が仕事へ向かい、終了すると再び戻るなど、何度も出入りする姿が目撃されるなど同棲状態という。2人の交際が初めて報じられたのは、2015年9月。それから1年半の間、愛を深めていたことになる。当時も現在も2人の仕事は順調。その陰には、アクションへのこだわりを持つ同志であり、愛する人との幸せな日々があるようだ。■4位:三浦春馬とダンサー・菅原小春のペアルック写真が流出!『週刊女性PRIME』が、三浦春馬(26)と世界的ダンサー・菅原小春(25)のツーショットを発見し、目ざとく報じた。2人の交際は昨年9月に報じられていたが、本人からのコメントはなし。その後、昨年10月に菅原が三浦と思われる写真をアップしたが、すぐに削除されたため、交際の行方に注目が集まっていた。今回ツーショットがアップされたのは、2月14日のバレンタインデー。さらに菅原のバースデーという大切な日だ。しかし、インスタグラムに投稿したのは2人ではなく、菅原の友人と思われる外国人男性。意図的なのか、それとも、うっかりなのか、真相は分からない。当然と言うべきか、すぐに削除されたが、写真の中には2人がペアルック姿でじゃれ合うものや、ベッドに寝転んだものもあったという。三浦は現在、大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演中で、11日に静岡県での公開生放送をこなした直後に、菅原のいるイギリスへ向かったとのこと。フットワークのよさに愛情の深さを感じるが、交際宣言はもう少し先になるのではないか。■3位:三代目JSB山下健二郎が、金髪美女と3日連続デート『FRIDAY』が今をときめく三代目J Soul Brothersのパフォーマー・山下健二郎(31)のデートをスクープ。しかも「3日連続デート」という親密ぶりだ。目撃されたのは1月下旬、スーパー「ライフ」の駐車場。山下が運転する車の助手席には金髪美女が座っていた。その後、2人はつけ麺店に向かい、食事を終えると山下の自宅へ入っていったという。さらに金髪美女は、3日連続で山下の自宅を訪れるアツアツぶりだった。今や三代目JSBは兄貴分のEXILEを凌ぐ人気を誇り、トークの達者な山下は「岩田剛典(27)に次ぐブレイク候補」とされる有望株。3月スタートの配信連ドラで主演を務めることが発表されたばかりだが、レコード会社関係者は「いいお付き合いをしていると聞いています」、所属事務所も「プライベートは本人に任せています」と交際を否定しなかった。ただ、夜でもサングラスを外さず、つけ麺店でもフードをかぶったまま。しかも黒マスクをつけていたら、かえって目立つだろう。■2位:清水富美加、出家の裏に「父の会社が倒産」「母の再婚」先週末から話題で持ち切りの清水富美加(22)出家騒動。連日ワイドショーで報じられ、週刊誌も次々に続報を出している。面白いのは、能年玲奈の独立騒動で所属事務所と係争中で、幸福の科学とも裁判で争った過去がある、つまりどちらの味方でもない『週刊文春』の報道。所属事務所側は社長を直撃し、「争点はなく、対立はしていない。ソフトランディングに向けて協議を続けている」というコメントを引き出した。しかし教団側は、「事務所の体質は見逃せない。清水さんは心身に不調を来たし、ドクターストップがかかっている」と対決姿勢を見せる。『週刊文春』としては結論づけず、「どっちもどっち」という見方なのだろうか。『女性セブン』は、清水の両親にクローズアップ。高校1年生のときに両親が離婚し、清水は父親と、2人の姉は母親と暮らしはじめたという。その後、清水は母親や姉と会っていたようだが、2年前に母親が再婚。一方、IT企業を経営していた父親は5000万円もの借金に苦しみ、清水も返済に協力したものの昨年11月16日に倒産してしまう。今回の出家騒動は、そんな経済的な問題や複雑な家庭環境が影響しているのだろうか。「損害賠償額10億円」なんて報道もあり、出演映画の扱いも含めて、まだまだ終わりは見えそうにない。■1位:やはり天才だった。芦田愛菜が超難関中学に連続合格!「さすが芦田さん!」とでも言っているかのように、各誌が一斉に中学受験合格の詳細を報じた。『FRIDAY』は、2月1日の朝7時半、千代田区内の名門私立女子中学を受験する様子に密着。同校は「偏差値69」とされる超難関だが、母親と手をつないで会場入りした芦田愛菜(12)は見事合格した。さらに、「同レベルの有名私立大付属校にも合格した」というから驚きは計り知れない。芦田が選ぶと見られているのは、芸能活動が可能な付属校。あくまで女優業と学業を両立させたいようだ。一方、『週刊文春』と『女性セブン』は、芦田が通った塾に注目。夏期合宿では一日中勉強するなどのスパルタ指導で知られ、芦田は上位クラスのコースにも通っていたらしい。順位発表には別名を使うなどの配慮もあり、1日12時間もの猛勉強に打ち込めたという。そもそも芦田は公立小学校に通う普通の小学生で、受験勉強に取り組みはじめたのは6年生になってから。一般的に「3年生からはじめなければ間に合わない」と言われるだけに、頭の良さと集中力に驚かされる。これまで「なぜ膨大なセリフを覚えられるのか?」という疑問は多かったが、連続合格がその答えなのかもしれない。やはり本物の天才だった芦田愛菜。もう「子役は学校に行けないから勉強ができない」「世間知らずで将来が不安」なんて思われることはないだろう。ただ、ランドセルを背負う姿をもう少し見せてほしい気もする。□おまけの1本「石田純一が明かす元妻・松原千明"自殺未遂"の真相」『女性セブン』が、「ハワイで松原千明(59)が自殺未遂した」という噂を追求。元夫の石田純一(63)を直撃した。石田は、「彼女が一時『私なんか死んだらいいんだわ!』と言って、おかしくなっていたのは事実です。その時はいろいろとありました。でも自殺未遂という話ではありません」と噂を否定。「親子ゲンカがこじれて言ってしまった」言葉だという。事の発端は、娘・すみれ(26)の休業。昨夏、すみれはSNSの書き込みに対するバッシングが原因で精神的に落ち込み、芸能活動を休んでハワイで休養していた。そんな日々でケンカしたことが原因のようだが、それ以前から松原には心の闇があったらしい。1999年に石田と離婚した松原は、すみれとハワイに移住。現地の語学教師と結婚し、長男(16)を出産したが、仕事を辞め、浪費と女遊びを繰り返した夫と2009年に離婚してしまう。さらなる苦境は、家庭内別居中にうつ病を発症したこと。苦しみながら何とか子育てしてきたが、すみれが芸能活動をはじめ、長男も父親のところへ行く機会が増えて、孤独感が増していったという。ただ、大ゲンカ後、松原とすみれの関係は改善し、2月上旬に2人で来日。すみれがCM撮影で仕事復帰するタイミングに同伴しての帰国だが、楽しく過ごしているようでひと安心。逆に言えば、すみれの復帰がここまで遅れたのは、松原の精神面が心配だったからかもしれない。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年02月19日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:「ハリウッドデビュー間近」なのになぜ? すみれ長期療養の謎に迫る『週刊新潮』がすみれ(26)の不可解な長期療養の理由を探った。バラエティーからCMまで引っ張りダコだったすみれが、昨年の活動休止から今も復帰の話が聞こえてこないのはなぜなのか? 来月にはハリウッドデビュー映画が全米公開される芸能活動の絶好機なのにもったいない……という声が続出。昨年10月の熊本地震チャリティーコンサートを体調不良で中止したときは、父・石田純一(63)が「翌月には復帰できる」とコメントしていただけに憶測は広がる一方だ。「イケメンモデルとのデート報道が影響しているのでは」と言われていたが、真相は「SNSの炎上」。昨年8月のジャスティン・ビーバー来日公演についての書き込みで、「ファンから猛バッシングを受けて精神的に参ってしまった」という。すみれはアメリカ時代、東洋人イジメに遭った経験から自分への言葉に過敏なようで、石田も「炎上の件は、本人が気にし過ぎの部分もあるんですが、なかにはちょっと残念だなっていうぐらい酷い言葉もありました」「彼女は正面から受け止めてしまうところがある。しばらくネットの見られる環境から離れて、のんびりするように勧めたんです」とフォローした。「不倫は文化」発言のバッシングでも、都知事出馬騒動でもめげない父の言葉は、妙に説得力がある。ともあれ、ハリウッドデビュー映画の公開に合わせて姿を見せてくれるのではないか。■4位:清水良太郎と遠藤要が闇カジノで違法賭博! 衝撃の現場写真バドミントン日本代表の賭博騒動から約10カ月。またも有名人の違法賭博疑惑が報じられた。『FRIDAY』がとらえたのは1月下旬、清水良太郎(28)と遠藤要(33)が池袋の闇カジノから出る姿。さらに、10万円の札束をチップに交換する様子や、バカラに興じる写真も掲載されていた。清水は清水アキラ(62)の三男で、ものまねタレントや俳優として活動中。一方、遠藤は朝ドラやヒット映画などへの出演歴の多い売れっ子俳優であり、芸能界への影響は大きい。そもそもこの手の店は、警察の摘発を避けるために、「身元を保証する会員の紹介がなければ、店内に入れて遊ばせることはない」という。しかし、2人は慣れた様子だったことから、「すでに会員で常連だったのではないか」とみられている。「約3時間で100万円近い大金を投じた」と書かれていたが、これはもう言い訳のしようがないのではないか。遠藤の所属事務所は、『FRIDAY』発売前日の9日に入店の事実を認め、「違法賭博ではないことをスタッフに確認した上で遊んでいた」と弁明しつつも、謹慎処分を発表。清水の所属事務所も、ほぼ同様のコメントを発表したが、処分は明らかにしなかった。ともに妻子持ちだが、特に清水は昨年5月に結婚し、11月に女児が生まれたばかりで、あまりに軽率な行動に驚かされる。かつて深田恭子(34)、観月ありさ(40)、新山千春(36)ら美人女優との熱愛報道が続き、「手の早い二世俳優」というイメージが定着していたが、さすがに今回はマズイ。■3位:上戸彩、離婚危機報道のHIROと"関係修復"LA3泊5日家族旅行『女性自身』が注目の大物夫婦を激写。1月29日の早朝4時41分。羽田国際空港の到着口に子どもを抱いたHIRO(47)が現れた。その背後にはマスク姿の妻・上戸彩(31)と実母の姿が。今回の旅行はHIROが先に仕事絡みでロサンゼルスへ行き、その後、上戸母娘が24日の便で出発して、現地で合流したという。上戸が3泊5日の強行軍でロスに向かった理由は、「どうしても家族旅行がしたかった」から。2012年9月の結婚後、2015年8月には長女(1)も産まれるなど夫婦生活は順風満帆に見えたが、昨年は「多忙ですれ違い」「夫の育児に不満」などの離婚危機報道が流れ、「上戸の激ヤセは心労が原因では?」という声もあった。上戸が夫婦の再出発を決めた理由は、「母を自宅近くのマンションに呼び寄せて育児に余裕ができた」ことで、「『夫をきちんと支えなければ』という思いが芽生えた」から。世界進出を目指す夫をサポートする意志表示としての家族旅行なら美談だ。しかし、娘を笑顔で抱き抱えるHIROと、後ろからうれしそうな顔をのぞかせる上戸が、見事なアングルで写された写真には違和感が残る。■2位:7人目のSMAPが「木村は女が精神安定剤」、亀梨とのユニットを暴露いまだ週刊誌の見出しを飾り続けるSMAP。今週『週刊女性』が報じたのは、何とも奇妙な「7人目のメンバー」の爆弾発言だった。かつてジャニーズ事務所で、中居正広(44)や木村拓哉(44)と同時期にレッスンをしていたというJ氏。つまり、幻のSMAPメンバーだったようなのだ。J氏は、「最初のメンバーは、数年で事務所を辞めてしまったNくん。その次にジャニー喜多川社長が選んだのが僕でした。でも、『忙しくなって高校に通えなくなるのがイヤだな』と思って。代わりに後輩の森(且行)を推薦したんです」と語る。さらに、「そのあとに選ばれたのが木村、そして草なぎ(剛、42)です。この2人は当時、CHA-CHAにいたのをトレードで戻したんですよね。代わりに向こうに行ったのが少年忍者の中村(亘利)と、トシちゃんのバックで踊っていた木野(正人)でした」とコメント。それなりに辻褄が合っている。その後、中居、稲垣吾郎(43)、最後に香取慎吾(40)が選ばれて、1988年にSMAPが結成。しかし、J氏の話はこれだけで終わらず、メンバーの個別批評に入っていく。「森はまっすぐなやつで、歌も踊りも天才的にうまかったですからね。間違いなくセンター候補でした」「(中居は)演技はできない。踊れない。歌も下手。リーダーのくせに仕切れない。でも、みんなをまとめようと細い身体で頑張ってました」「吾郎はみんなの緩衝材みたいな役割で、『SMAPがまとまればいい』ということだけ考えているやつ」「草なぎは性格のいいやつで『よいこ』って感じ」と言いたい放題。木村に対しては、「ファンだった工藤静香とデキ婚したってことですよね。その前はカオリンという女性がいたし。女の子が精神安定剤的なところがあって、彼女がいないと不安で生きていけない。だから好きな女性のことは大事にしますし、意見も聞きますよね」と最も辛らつだった。矛先は元マネージャーにも向けられる。「僕は、元マネージャーのIさんとは生理的に合わなかったんです。メンバーたちはIさんの"マジック"にかかっていましたね。彼女はそれぞれの心の中に入り込んで暗示にかけるのがうまい。泣いたり、わめいたり、すかしたり。まるで宗教みたいなものですよ」とまで言い切った。最後に、最も気になる噂話が……。「木村と亀梨和也(30)でユニットを組んで、期間限定の中国コンサートツアーをやろうという話がある」「メリー副社長はファンに悪く思われているのを気にしているため、娘のジュリーを会長にして近藤真彦(52)が社長になるのでは」というのだ。最後まで読んで、何だか全てが嘘に思えてきた。■1位:広瀬アリスがBリーグ・バスケ王子との交際発覚! 事務所も認めた『週刊文春』が、今をときめく美人姉妹の姉・広瀬アリス(22)のロマンスを報じた。相手はプロバスケットリーグ・Bリーグ屈指の人気チーム「アルバルク東京」の田中大貴(25)。192cmの長身で、東京五輪への出場が期待される実力に加え、女性ファンの多いイケメンで「バスケ界の王子」と呼ばれている。アリスも小学三年生のころからバスケをしていたため、話題が合うのは間違いないし、思えばアリスはBリーグの開幕戦で盛り上げ役を務めていた。出会いは当然そのあたりの機会か人脈なのだろうが、昨年末から交際スタート。さらに『週刊文春』はオールスター戦が行われた1月15日の夜、田中は焼肉店でアリスたちと合流し、食事後は車で送ったという。周囲にも公認のようで、両サイドとも「真面目なおつき合い」とコメント。アリスは昨年11月のイベントで、「休みの日は引きこもって漫画を見ています。(アモーレは)二次元にいます」と話していたが、その直後に方針転換したのだろうか。話題は妹・すず(18)のほうが多いが、名うての演出家たちはアリスにオファーを出し、バラエティー出演の評判でも姉の圧勝。ゲスな報道が多い中、さわやかな交際で好感度は上がるだろう。『FLASH』『FRIDAY』ならトップ級のスクープ(写真付き)を「巻末のP130に掲載できる」のが、現在の『週刊文春』。その取材力に敬意を表して1位に選んだ。□おまけの1本「石田ゆり子、滝クリ、有働、亜希、陣内の豪華女子会」『女性自身』と『女性セブン』がこぞって石田ゆり子(47)のネタを記事化。石田のインスタグラムはフォロワー70万人を超える大人気ぶりだが、1月30日の投稿写真が話題を呼んでいる。映っていたのは、滝川クリステル(39)、NHK・有働由美子アナ(47)、清原和博(49)の元妻・亜希(47)、陣内貴美子(52)という豪華な顔ぶれ。どうやら石田と亜希の新年会に、仲のいいメンバーが加わった女子会ということらしい。陣内の夫・金石昭人(56)が経営する寿司店のランチタイムを貸し切り、特上寿司がバンバン出てくる豪華なものだったという。陣内以外の4人は、未婚、破局、遠距離恋愛、離婚と波乱万丈。それだけに、石田が「ぺットは溺愛してるけど、まだ結婚もあきらめてな~い!」と宣言したほか、相手男性の年齢に関するトークなど、恋の話で盛り上がりだったようだ。写真のみずみずしい笑顔から、「悩みを抱えながらも、楽しく前向きに生きる」、大人女性のカッコよさがあふれていた。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年02月12日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:蒼井優が噂の男・石崎ひゅーいとポルシェで密会デート『FRIDAY』が蒼井優(31)と石崎ひゅーい(32)のデートをスクープした。2人は昨年12月公開の映画『アズミ・ハルコは行方不明』で共演して以来、他のキャストを交えて急接近。昨年10月には『女性セブン』で深夜のファミレスデート&お泊まりが報じられたものの、当時は否定していた。1月中旬の21時ごろ、代官山のレンタル店前にポルシェが停車。ハンドルを握っているのは蒼井で、助手席には石崎の姿があった。石崎が店内に入っている間、蒼井は深々と身を沈めてマスクとニット帽をかぶるなど、周囲を警戒していたという。レンタルなら「これから一緒に見る」ものか、返却なら「もう一緒に見た」ものか。交際の有無はまだ分からないが、2人がかなり近い距離感にいるのは間違いないだろう。再度の報道だけに、2人のコメントに注目が集まる。■4位:SMAP解散で超異例の演出が……ジャニーズ事務所"帝劇の変"『週刊女性』が過激な見出しで、いかにも"らしい"ネタを報じた。ジャニー喜多川社長が手がける舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』が、1月24日に千秋楽を迎えた。玉森裕太(26)や藤ヶ谷太輔(29)らが主要キャストを務めたほか、3部構成の2部に日替わりゲストが出演。初日を東山紀之(50)が務め、その後も滝沢秀明(34)、堂本光一(38)など、"ジャニーズ舞台班"の人材に加え、松本潤(33)、松岡昌宏(40)、渋谷すばる(35)などの"ジャニーズテレビ班"も総出演したという。なかでも、「松本がジャニー社長と仕事をするのは15年ぶり」とのこと。両班のメンバーがそろうのは異例であり、これまでの同講演とは明らかに様相が異なるのは、やはりSMAPの解散が影響しているのか。同誌は「『SMAPなき後、ジャニーズ事務所に派閥なし』と統制が取れていることを誇示したかった」としている。ちなみに客席には、メリー喜多川副社長と親交の深い黒柳徹子(83)、さらに近藤真彦(52)も訪れていたらしい。この一体感はホンモノなのか、ならばいつまで続くのか。今後も記者たちは追いかけるだろう。■3位:GACKTが3年間交際した元愛人が「首吊り自殺」未遂の衝撃『週刊文春』がGACKT(43)の元愛人・A子さん(26)の自殺騒動を報じた。A子さんは昨年までグラビアアイドルとして活動していたが、今年の元旦に首吊り自殺をはかったという。2人の出会いは、GACKTが東日本大震災の被災地を慰問した2011年秋。被災地出身のAさんは当時21歳で、もともとファンだったとのこと。記事によると、最初のデートは2012年11月だったが、AさんはGACKTから車内でむき出しの下半身を押しつけられたらしい……。その後、2人は肉体関係を結び、GACKTが予告なしに「今夜会うか?」とAさんを呼び出して高級ホテルで会う、という都合のいい関係を続けていたようだ。驚くのは、ときには乱交パーティーに誘われながらも、愛人関係が3年に及んだこと。しかし、A子さんがGACKTの被災地に対する言動などに疑問を持ちはじめた昨年1月、彼のマネージメントを手がけるH社長(30)と急接近し、GACKTとの愛人関係を清算して交際をはじめる。2人は婚約して、H社長はAさんの両親に会い、新居も探していたが、本命女性の存在が発覚。H社長は、「関係を切るので、必ず結婚しよう」と弁明したが、昨年末ごろ音信不通になり、AさんはGACKTに助けを求めたが、「既読」になった直後にブロックされてしまう。2人との連絡が取れなくなったAさんは、絶望して自殺をはかり……何とか一命をとりとめたが、メンタルクリニックに通いながらも再度の自殺をはかったほか、手がふるえるなどの後遺症と戦っているようだ。当然というべきか、GACKTの所属事務所は愛人関係を否定。一方、H社長は「彼女を傷つけたことは事実なので、誠実に対応したい」とコメントした。詳細にわたって書かれている上に、GACKTはこの手の報道が多いだけに、読む側はそれを信じてしまう。■2位:「西川貴教にポイ捨てされた」19歳の国立女子大生が独白!『女性セブン』がT.M.Revolution・西川貴教(46)のスキャンダルを報じた。独白したのは、首都圏の国立大学に通う19歳の女子大生。身長170cmのスラリとしたモデル体形で、西川の元恋人・菜々緒(28)似の美女という。2人の出会いは、昨年12月初旬。知人の開いた飲み会で西川が、「きみ、めちゃくちゃタイプだわ」と声をかけたことがきっかけだったらしい。女子大生に恋人はおらず、西川の口説きに根負けしてLINE交換し、1週間後に焼肉デート。さらに12月下旬には、西川の自宅に招かれた。女子大生が西川の家を「4LDK」「ジャグジーと大型テレビ付きの風呂」「寝室にもシャワールーム」と具体的に話していることから、それなりの信ぴょう性はある。さらに、元旦も家に呼ばれて一緒におせち料理を食べたり、1月4日のコンサートに招待したり、何度も会っていたが、女子大生が気になっていたのは西川が「避妊しない」「自宅デートばかり」「『つき合おう』と言わない」こと。1月中旬、女子大生から「体だけの関係じゃないんだよね?」と尋ねられた西川は、「何でそんな悲しいこと言うの! 大切だし、一緒にいたいと思ってるよ」と返したが、以降の連絡が途絶えたという。記者の直撃を受けた西川は、「普通に友達」を繰り返したようだが、2人の年齢差は「17歳女子高生との淫行疑惑」で活動休止中の狩野英孝(34)をはるかに超える。報道がすべて真実なら、かなりタチが悪い。■1位:初めて余命を尋ねた小林麻央。退院を決断した意味は……今週は『女性セブン』のワンツー。1位には小林麻央(34)の闘病続報を選んだ。麻央はブログで、「1月29日に退院して自宅に戻った」ことを明かした。約1カ月ぶりのわが家で麻央は、長女・麗禾(れいか)ちゃん(5)お手製のピンクティアラをかぶり、長男・勸玄(かんげん)くん(3)が描いた絵を手に持って穏やかな笑顔。胸の奥には、母親としての切なる思いを秘めていた。ステージ4を公表している麻央は、乳がんでは国内未承認の治療薬を使い、骨への放射線治療をしながらも、病状は一進一退。痛みだけでなく食事すらできない日々が続いたという。麻央はそんな苦しい状況に、「今回の入院は底まで行って、考え、弱気になりました。暗くなりました」と明かした。実際、胸に皮膚への転移が見つかり、お腹にも同じ可能性があるしこりができたことで大きく落胆。乳がん発覚から3年目で初めて主治医に、「あとどのくらい生きられますか?」と尋ねたという。「全身療法が効けば生きられる」と言われたものの、自分が余命を聞いたことを家族に報告できないほど追い込まれた麻央……しかし、夫・市川海老蔵(39)の見舞いで元気を取り戻し、「バナナ1本を必死に食べて闘病への決意を再度固めた」という。妻を必死に支える海老蔵が「昨年夏を越せないと思っていた」と明かすほどの予断を許さない状況が続くだけに、「もし時間に限りがあるのなら」という不安は消えないだろう。そんな麻央が、「日々成長していく子どもたちと少しでも一緒にいたい」と前向きに生きる姿が感動を呼んでいる。退院前日のブログには、「今、何が必要か。やはり子供達を感じられる環境だと思います。心の栄養」とつづられていた。□おまけの1本「渡米2カ月前のピース・綾部祐二。本当の英語力は?」最後は『週刊女性』のトホホなニュースを。ピース・綾部祐二(39)が突然アメリカ行きを発表したのは昨年10月。旅立ちの4月まで残り2カ月を切った今、現時点での英語力がクローズアップされている。昨年、アメリカでの芸能活動を希望しながら、英語ができないことを自ら明かしていた綾部。「アルファベットでいうとまだC。『COW』とかの単語を覚えている段階」と話していたが、3カ月過ぎた今も「小学生用のドリルで単語のスペルを覚えている」という。しかも先生役の後輩芸人いわく、「1時間くらい勉強したら飽きて出かけてしまう」とのこと。しかも、「トランプ・タワーに住もうとしている」らしい。所属事務所も、「綾部の英語力は中学生レベルにすら至っていませんよ。まだ、ABCのCを勉強しているところですから(笑)」と言われてしまう始末。会話レベルの習得はいつになるのだろうか……。「ストレスや寂しさでホームシックになって帰国」なんて心配の声は後を絶たない。ただ、「ムチャムチャな英語でなぜか成功してしまう」というストーリーになれば、それはそれで面白そう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年02月05日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:中居正広の華麗なる逆襲。新事務所で「SMAPを取り返す」『週刊女性』が、眉ツバものだが、何とも夢のある記事を報じた。そのタイトルは、「中居正広、大手スポンサー獲得でSMAP取り戻す! 華麗なる逆襲」。記事によると、「ジャニーズ事務所との契約は9月で終了するが、『更新するかどうか』の確認は6月で、そこが独立・新事務所移籍のXデーになる」とのこと。これまでの噂通り、「元マネージャーと大手芸能事務所の後ろ盾を受けて、木村拓哉(44)を除く4人が独立する」と書かれていた。特筆すべきは、中居正広(44)の新たな動き。日本屈指の司会者として多忙な日々を過ごしながら、一方で「個人事務所の設立に奔走している」という。「すでに大手企業がスポンサーに名乗り出て、1億円の投資が検討されている」「中居も51%以上、1億円を超える出資をする」という具体的な記述があったが本当なのか。中居が資金繰りに熱心なのは、決して私腹を肥やしたいからではなく、ジャニーズ事務所に「SMAPの買戻し」を提案するため。つまり、"SMAP再結成"にかかる費用が必要ということらしい。驚くのは、「一度は決別した木村に帰る場所を提供して、リーダーとしての役目を果たそうとしている」こと。これらが真実ならファンは歓喜必至だが、魑魅魍魎がうごめく芸能界で、事がそう簡単に運ぶとは思えない。■4位:COWCOW善し、8.6秒バズーカ-・はまやねん。相次ぐ不倫今年も続く芸能人の不倫騒動。今週のターゲットは近年ブレイクした2人の芸人だった。まずは『週刊文春』が報じたCOWCOW・善し(42)の不倫騒動。「あたりまえ体操」で知られるコンビの1人だが、妻のある身でありながら20代一般女性と交際していることが明らかになった。さらに問題は、善しが『アメトーーク!』の「嫁を大事にしてる芸人」に出演するほどの"愛妻家キャラ"だったこと。ただ、「妻とは一昨年夏から別居していて、昨年夏に離婚合意している」という。見出しにされた「あたりまえ不倫」ではないようだが、「手が早い」という事実は動かない。一方、『FRIDAY』は、8.6秒バズーカー・はまやねん(25)のでき婚&不倫をスクープ。はまやねんは、「ラッスンゴレライ」で立ち位置左側のポッチャリだが、ロングヘアのミニスカ女性と新宿のバリ島風ラブホテルへ。その3日後も別の金髪女性と酒を飲みタクシーで消えたという。しかも、はまやねんはダレノガレ明美似の美人妻(21)と結婚していたことを公表していなかった。昨年9月には男児も生まれたばかりで、妻子は鳥取県で生活する別居婚らしい。はまやねんは「終電をなくしてホテルに入っただけで友だち」と不倫を否定したが、信じる人は少ないだろう。それよりも、「営業で訪れた鳥取でファンに接触し、手を出し、妊娠させ、出産時に結婚した」という現実のほうが重い。■3位:江角マキコが芸能界引退! 不倫別居? 「最後のインタビュー」『女性セブン』が不倫・引退報道で渦中の江角マキコ(50)に独占インタビュー。「正真正銘、最後の仕事」として疑惑に答えた。24日10時、江角は覚悟を決めたような表情で現れ、穏やかな口調で語りはじめたという。事の発端は、同日に『女性自身』が報じた不倫騒動。そこには「実業家A氏(51)と不倫関係にあり、フジテレビ局員の夫(51)とは2年前から別居している」と書かれていた。昨年12月中旬、江角とA氏は自宅外のマンションで6時間過ごし、夫は別居の理由として「2人の仲をめぐる夫婦ゲンカ」を挙げている。そもそも、江角とA氏が急接近したのは、2014年8月の「落書き事件」。仕事を失い、周囲の人々も離れた江角にA氏が寄り添ったというが、本当なのだろうか。江角は、「不倫関係は絶対にありません」「Aさんにも奥様にも迷惑なこと」と不倫報道を全面否定。「子どもたちの教育に悩んでいて、インターナショナルスクールに詳しいAさんに相談していた」と言い、"6時間密会"も「同席者がいましたし、正確には4時間」と訂正。A氏に投資していたお金を返済してもらうために何度も会っていたという。また、夫婦の今後については、「夫は自由な時間が必要な仕事ですし、我慢をせず自由に暮らしてほしい」と理解を見せた。一方、このタイミングでの芸能界引退について、「12月18日に50歳の誕生日を迎えたのを機に熟慮した結論」「子育てに専念する中、『引退』の2文字は頭にありました」とコメント。今回の報道との関連を否定した。『ショムニ』をはじめとする華々しい活躍がありながら、あまりに後味が悪い幕引き。ドラマだけでなくバラエティでも「強い女」として、人々をバサバサ斬り落としてきたツケが回ってきたのだろうか。■2位:『めざまし』お天気キャスターが危険な合い鍵職場恋愛!『FLASH』が報じたのは、現役早大生であり、『めざましテレビ』のお天気キャスター・阿部華也子(20)の熱愛。「放送終了後に彼と住むマンションへまっすぐ帰っていく」というから、親密ぶりは相当なものがある。相手男性は同番組のディレクターを務める28歳のフジテレビ社員。「京大卒で仕事ぶりはマジメ」との評判がある一方、「大学時代、サークル内で複数女性に手を出して出禁になった」「『めざまし』異動の歓送迎会で、元彼女からのビデオメッセージで女癖が悪いことを暴露された」などの危険なムードも。阿部は大分での高校生時代にご当地アイドルとして活動していた根っからの芸能志望だけに、大学卒業後の進路に支障がなければいいが……。それより昨年4月に『めざまし』キャスターに就いたばかりであり、今回の報道で人気が低下は免れず、その座は危うい。■1位:ゲス川谷絵音、年末年始は恋人・ほのかりんと「アロハ~」『週刊女性』が"昨年の人"ゲスの極み乙女。の川谷絵音(28)の思わぬ続報。あらためて振り返ると、ベッキー(32)との不倫騒動は昨年1月、妻との離婚は5月、ほのかりん(20)との未成年飲酒騒動は9月、活動休止が12月と一年中に渡ってワイドショーをさわがせていたことになる。年が明けて報じられた今回の内容は、ほのかとのハワイ旅行。記事によると、ほのかは別れようとしたが、川谷が「別れないでくれ」と懇願したためつき合い続けることになったという。そう言えば、「川谷がほのかのCM違約金1000万円を肩代わりした」なんて報道もあった。そんな中、12月28日にホノルル空港で2人の姿を目撃。年末年始のハワイなんて芸能人や記者がゾロゾロやってくる最悪の場所ではないのか……そこが「ゲス川谷」とまで言われてしまう理由だろう。川谷は発売予定のアルバムを延期し、所属事務所も退社。2人は同棲状態というが、「仕事がない」ということは、「ずっと一緒にいる」のかもしれない。もし「絆が深まって結婚」となったら、再浮上のきっかけになりうる!?□おまけの1本「狩野英孝の淫行疑惑。元彼は狩野のモノマネ芸人だった」『週刊文春』が不謹慎ながら、爆笑スクープを報じた。狩野英孝(34)は淫行疑惑で「無期限謹慎」となったが、相手の女子高生が「狩野との交際前に、狩野のモノマネ芸人とつき合っていた」というのだ。いわば女子高生は、「モノマネから本物にランクアップしていた」ということになる。モノマネ芸人は20代半ばの若手で、「女子高生と交際中に、本物の狩野に取られた」ことにショックを受け、自分のライブで狩野を批判していたらしい。何とも切ない話だが、こんな細かいエピソードも入手する『週刊文春』の情報収集力に驚かされる。モノマネ芸人は女子高生との交際を認め、「一年くらいつき合いました。高校生とは知っていましたが、真剣でした。互いの親を紹介し合って結婚も考えていました」というから、この人も淫行スレスレということになる。それ以上に気になるのは、今後も狩野のモノマネをやるのか? 芸人をやっていくのなら、騒動をネタに反映させてガンガンやるべきだろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年01月29日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:紺野あさ美アナが結婚! 相手はやっぱり野球選手。元カレと対戦も10日、元モーニング娘。で、テレビ東京の紺野あさ美アナ(29)が、1月1日に結婚したことをブログで発表した。相手はプロ野球・ヤクルトスワローズの杉浦稔大選手(24)。ともに北海道出身であり、「婚姻届は元日に 北海道・帯広で提出してきました!」と喜びを明かした。紺野は、「彼は真面目で男らしくて、本当に優しい方」と杉浦を絶賛。さらに、「同郷だからか 食や音楽の好みも似ているところが多く 2人そろって非常によく食べたり、すぐに鼻歌をマネしあったり、テレビを観て一緒に大笑いしたり 日々の何気ないことも一緒にいるととても幸せに感じられ 自然とこれからもずっと共に歩んでいきたいなという 気持ちが芽生えてきました」と幸せいっぱいだった、2006年のモーニング娘。卒業から10年、2011年のテレビ東京入社から5年の節目であり、30歳前に結婚したのが、いかにも根がマジメな紺野らしい。おめでたいのは間違いないが、気になるのは「やっぱりプロ野球選手だった」こと。かつてカープの野村祐輔投手(27)、ベイスターズの三嶋一輝投手(26)との交際報道もあっただけに、「年下のイケメンピッチャーが好きすぎる!」という声も多い。3人はすべて同じセ・リーグの先発投手だけに、今季は投げ合うたびにネットをザワつかせるだろう。■4位:袴田吉彦が不倫。30歳グラドルとアパホテルでポイントカードも今年の不倫スクープ第1号。『週刊新潮』が袴田吉彦(43)と30歳のグラビアアイドルとの不倫を報じた。大きな話題となっているのは、不倫相手が「西麻布のクラブで開かれたカリスマ美容師の誕生パーティーで知り合った」「一昨年の9月からその年の暮までに約10回ホテルに行き、うち7回くらいは(格安の)アパでした」とコメントしたこと。さらに、「『月給は固定で月100万円』と言う一方で、『カネがあるとつい使ってしまう』が口癖。ホテル代を払ってくれたのは最初の4、5回だけ」「メンバーズカードでポイントを貯めるヘビーユーザーだった」という暴露が恥の上塗りとなってしまった。袴田は2010年8月に元グラビアアイドルの河中あい(31)と結婚し、翌年2月には女児が誕生。2014年夏から別居中のようだが、今回の報道を受けて「軽率な行動をしてしまったことを深く反省しています。お相手の女性にも大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」「娘と妻のことを第一に考え、誠心誠意父親として、夫として努力していく所存です」と謝罪した。気になるのは不倫相手の女性。袴田の無防備な寝姿を隠し撮りして同誌に渡したほか、ツイッターに「これから世間に名前が出ることになりそう」と書くなど、売名行為と認定される奇行を連発している。しかし、加藤紗里(26)のように名前が取りざたされることはなく、完全に不発。もちろん袴田の罪はあるが、ダンナがコケにされた妻の河中が怒って訴えても文句は言えない。■3位:マギーとハイスタ・横山健が禁断愛! YAMATOとはすでに破局『FRIDAY』がマギー(24)の熱愛をスクープ。しかもカリスマミュージシャンとの禁断愛だった。昨年末のある夜、マギーの住むマンションに入っていったのは、伝説のパンクバンド・Hi‐STANDARDの横山健(47)。マギーがMCを務める音楽番組『バズリズム』での共演をきっかけに急接近し、横山の猛アタックで昨年8月ごろからつき合い始めたという。マギーは昨年報道のあったオレンジレンジ・YAMATO(33)と昨年10月に破局。記事には「マギーは横山を選び、YAMATOには代々木公園で別れを告げた」と書かれていたが、本当なら恐るべき取材力だ。問題は横山が妻帯者で2児の父であること。そのため、「マギーの家か車の中でしか会えない」らしい。『FRIDAY』は最後に、マギーが「ViViライヴ」に出演したときのコメントを紹介。「好きな男性のタイプは、好きなことを仕事にしている人。仕事で不規則な私を受け入れてくれる人」、「理想の女性は萬田久子」で、「その理由は(不倫など)ツラいこともたくさんあったと思うけど、人生を楽しんでいて、楽しんだもん勝ちってところがカッコいい。ロックだと思う」とつづった。マギーは「だから横山との不倫を選んだ」と断定するようなこの記事をスルーできないだろう。■2位:松本潤の2股報道で、相手のセクシー女優が憔悴。サイン会も中止に昨年末に業界内外を震撼させた松本潤(33)の2股報道。やはりと言うべきか、『週刊文春』は年明けに続報を出した。先の報道は、「松本が長年交際している井上真央(30)という恋人がいる一方で、毎週のようにセクシー女優・葵つかさ(26)と4年にわたって関係を持っていた」というもの。しかし、この報道を本人、所属事務所がスルーし、テレビ局などのメディアも後追い報道しなかった。続報では、松本が友人に「知らないふりをし続けるしかない」と話していたことや、「松本の部屋で深夜に会い、昨年12月だけで3度姿が目撃されていた」ことに言及。さらに、葵との関係を知っていた人は多く、「まだ続いていたのか」と驚いた人もいるという。注目すべきは、一昨年5月に葵から松本に別れを切り出していたこと。葵が「井上の存在や、一方的に連絡が来て呼び出される関係に耐えられない」からだった。しかし、3カ月後に松本が葵に連絡をしたことから関係は再開したという。前回の報道後、葵のもとには松本のファンを中心に誹謗中傷が殺到。ツイッターは更新されず、1月29日のサイン会も体調不良を理由に中止となった。記者の直撃を受けた葵の所属事務所社長は、「人前に出られるような精神状態ではありません。今回の件は非常に迷惑です」とコメント。ジャニーズのスキャンダルはこのままうやむやになるのが定番だが、井上は簡単に忘れることができないだろう。■1位:草なぎ剛が身近な人に結婚報告! すでに「子どもがほしい」が口癖に草なぎ剛(42)が結婚に向けて動いていることを『女性セブン』が報じた。何と、「すでに親しい人に結婚の意思を伝えている」という。同誌は昨年6月、「草なぎと30代の一般女性が家賃100万円の超高級マンションで同棲している」ことや「近所のジンギスカン店や焼き鳥店で食事する」様子を報じていた。相手女性は、「外を歩くときは必ず距離を置いて、店に入るのも時間差。撮影で帰りが遅い草なぎを寝ないで待つほど献身的で、料理も得意」とのこと。芸能人の恋人として申し分のない女性だけに、草なぎから「ずっと一緒にいよう」と話し、彼女もうなずいたという。さらに、草なぎが周囲の人々に「子どもがほしい」と口にするようになっているようで、この報道が本当なら早期結婚があっても不思議ではない。現在、草なぎは主演ドラマ『?の戦争』が放送中であり、結果と評判がよければ終了後の結婚もありえる話だが、間違いなく祝福ムードに包まれるだろう。□おまけの1本「菜々緒と破局のJOYがGカップグラドルとお泊まり」本人には申し訳ないが、最後に恋愛系の小ネタを。悪女キャラで今をときめく菜々緒(28)との破局から2年間、浮いた噂がなかったJOY(31)の新たな恋を『NEWSポストセブン』が報じた。12月中旬の深夜、JOYは都内の焼肉店で、Gカップグラビアアイドル・橋本梨菜(23)とデート。食事を終えたJOYは、「ここはカッコつけさせてよ」とクレジットカードを取り出して、「80回払いで!」とボケたという。当然というべきか店員は苦笑いしていたようだが、バラエティ番組と同じスベリキャラなのがいい。2人はコンビニでアイスクリームを買ったあと、JOYの自宅マンションへ。橋本がマンションを出たのは、翌日の昼12時を回ってからだった。出会いはバラエティ番組での共演のようだが、真剣愛なのか、それとも遊びなのか。どっちでもいいけど、JOYがどんなコメントをするのか、ひそかに楽しみだ。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年01月15日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:ローラと三代目JSB登坂が破局! 早くも新恋人の噂がローラ(26)と三代目J Soul Brothers・登坂広臣(29)の破局が明らかになった。2人は2012年にバラエティ番組の共演で出会い、英会話教師が同じという縁もあって、2015年末から交際スタート。昨夏には「ローラが登坂のマンション通い」という熱愛報道もあったが、「多忙で2人きりの時間が取れない」ことが原因で別れてしまったらしい。そんな中、『女性セブン』が新たな恋を思わせる記事をアップ。大みそかのカウントダウンイベントで、ONE OK ROCKのTaka(28)と熱烈なハグをしていたというのだ。それ以外にも2人で遊ぶ姿が目撃されていることから、「新恋人でもおかしくない」ということのようだ。「もしかしたら……」なんて噂に近いレベルの報道だが、ローラのプライベートが華やかであることは間違いない。自由奔放なコメントも含め、今年もワイドショーをさわがしてくれるだろう。■4位:広瀬すず、前田敦子、安室奈美恵に熱愛スクープ連発!!!ここ数年、新年一週目はスポーツ紙と週刊誌が、「とっておきのスクープ」を出し合う形が定番化している。熱愛報道の1発目は、飛ぶ鳥を落とす勢いの広瀬すず(18)。相手は成田凌(23)で、『逃げるは恥だが役に立つ』など連ドラ出演を重ねる売れっ子イケメン。まさに時代を担う主演俳優同士だけに、当然と言うべきか両所属事務所は「事実無根」と否定した。広瀬にとっては事実上の初ゴシップだったが、幕引きはあっさり。ただ、これで成田との共演はしばらくできないだろう。前田敦子(25)の相手は、RADWIMPS・野田洋次郎(31)。野田は主題歌を担当した映画『君の名は。』が大ヒットし、紅白歌合戦初出場という旬の男だけに、メディアは盛り上がったが、前田は報道直後に「全く、ないですよ!! なんで!! びっくり!!」と強烈に否定。野田も「正月早々。なんだかなぁ」と困惑している様子で話した。次に報じられたのが、安室奈美恵(39)と「50代音楽プロデューサー」との親密な関係。『FRIDAY』には2人が寿司店で食事したあと、時間差で安室の部屋に入っていく様子が書かれていた。相手の音楽プロデューサーは、50代で藤井フミヤやTM-NETWORKなどの大物が信頼を寄せるやり手という。ただ、「男性が妻子と暮らすマンションに安室が引っ越した」「週に3回は2人で食事をしている」というから穏やかではないのも確か。安室ほどのアーティストなら、ただ「尊敬している」という理由だけならここまで親密にしないほうがいいだろう。いずれの報道も名前は豪華だが、真偽はかなり怪しい。各社、「正月にアドバルーンを上げたい」という気持ちは分かるが、当の記者たちは「もう少し裏を取ってから出したい」というのが本音ではないか。■3位:田畑智子、陣内智則、臼田あさ美、宇賀なつみ、石川梨華らが結婚へ熱愛の次は、結婚に関する報道。これも新年恒例になりつつあるが、今年は特に多かった。ざっと挙げるだけでも、「自殺未遂騒動から1年、田畑智子(36)と岡田義徳(39)が結婚へ」「陣内智則(42)&松村未央アナ(30)が両家顔合わせの婚前旅行」「臼田あさ美(32)とOKAMOTO’S・オカモトレイジ(25)が春にも結婚」「テレ朝・宇賀なつみアナ(30)が結婚へ。相手はイケメン新聞記者」「元モー娘。石川梨華(31)と西武・野上亮磨(29)がシーズン後に結婚へ」「草なぎ剛(42)、30代女性と冬ドラマ終了後に結婚準備へ」。ほとんどが交際報道済みのカップルであり、「いつ結婚してもおかしくない状態」に入っているのは一目瞭然で、驚きはない。むしろ感じるのは、「30代以上のカップルで、破局していないのなら『今年中に結婚』と書いてしまえ」とでも言わんばかりの報道姿勢。具体的な内容が書いていないものは、熱愛報道以上にかなり怪しい。■2位:ベッキーと乙武洋匡が隠れ家店で、2017年の再出発を誓い合う「2016年ワイドショーの顔」だったベッキー(32)と乙武洋匡(40)が、1月1日の『ワイドナショー』に出演。ベッキーが、「(乙武の不倫報道が出て、『私の不倫騒動が少し収まるかなと思った?』と聞かれ)ゼロではないかも……」とぶっちゃけてネタに変えたほか、乙武もリラックスした様子で、ともに以前の明るさが戻りつつある。この収録が行われた12月30日の夜、2人は青山の隠れ家風小料理店で行われた打ち上げに参加。宴席には体調不良で欠席した松本人志(53)を除くほぼ全員が参加。2人は横並びの席で座り、よく飲んでよく笑っていたといい、ベッキーは2次会にも参加するなど吹っ切れた様子で、「2017年に向けてやる気がみなぎっていた」らしい。「テレビができない悪事を暴く」ことで相対的に週刊誌の評価が高まっている中、『週刊文春』をはじめ各誌は今年もスクープ合戦を繰り広げるだろう。それがヒートアップするほど、ベッキーと乙武のメディア復帰が加速するのは言うまでもない。■1位:SMAP解散。タモリの言葉、打ち上げ、ラストメッセージを考える『SMAP×SMAP』最終回に生出演せず、紅白歌合戦にも出場せず、無言のまま解散したSMAP。「ついに解散してしまった……」「本当に解散したの?」などの声が錯そうする中、年が明けても報道がやむことはない。まず注目を集めたのは、父親的存在のタモリ(71)が『スポニチ』に寄せた直筆メッセージ。「スマップは立派だよ。小さい時からずっとずっとメンバーみんなで力を合わせて、これだけ長い間、一生懸命に走ってきたんだ。それだけで十分じゃないか。彼らが残したもの、彼らが人々に与えてくれたものを考えれば、誰でもみんな『ありがとう』という感謝の言葉しかないんじゃないかな。人生に勝敗なんてないし、どっちがいいとか悪いとか、そんな判定みたいなことなんてどうでもいいんだ。大切なこと、それは引きずらないことだ。乾杯すれば、それで仲良し。やったことはすぐ忘れる。それが大事。人間なんて、そんなものだ。先はまだまだ長い。どこでどうなるかは、わからない」と優しくも深い言葉をつづった。次の報道は『週刊新潮』が報じた「SMAP解散の大みそかに木村拓哉(44)不在の打ち上げ」。六本木の焼き肉店に、中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)に加え、旧メンバーの森且行(42)も駆けつけ、21時から翌2時ごろまで盛り上がっていたという。例年、紅白歌合戦に出場していただけに、さぞ新鮮で気楽な年越しだったのではないか。話題の焦点は、唯一不参加だった木村拓哉に「声をかけなかった」のか、「かけたけど家族との時間を優先させた」のか。ファンとしては後者と思いたいだろうが、そもそも無理に今すぐ真相を知る必要はない。その後、ファンクラブ会員あてに書かれた直筆のラストメッセージが明らかになった。中居「お世話になりました…だね。"さよなら"ですね…。それじゃまたっ!だね…」、木村「みんなが居てくれたから、求めて待ってくれたから、やって来られた気がします。これからも、宜しくお願いします」、稲垣「今までSMAPを支え大切に想って下さり本当にありがとうございました。僕にとって今までもこれからも一番大切なものは、皆様です。感謝を込めて」、草なぎ「今まで応援ありがとうございました。ツマラナイ時も、楽しい時も、皆さんと一緒です。これからも、よろしくお願いします」、香取「SMAPを応援してくれた皆様をSMAPを愛してますありがとう」。いまだ「再結成に期待」という声を見かけるが、彼らの言葉を見る限り、「今はこれしか言えない」「しばらく放っておいてね」というのが本音ではないか。気持ちの相違があったとしても、口をつぐむ男らしさが一致しているのは立派であり、28年間培った絆と言うほかない。5人がタモリからのメッセージを覚えている限り、本当に「どこでどうなるかは、わからない」。日本中の人々が胸の奥に、そんな儚い希望を抱いているだろう。□おまけの1本「『週刊女性』の新春ほっこり企画・芸能人の心温まる話7本」日ごろ際どいスクープを連発している『週刊女性』が、新年発売号らしい企画をラインナップ。「昨年は不倫ばかりで暗いムードだったから、年が明けたらいい話でほっこりしてほしい」ということらしい。エピソードは以下の7本。「長年の名優の病床へ見舞いに―ラジオ界の国宝 福山雅治(47)の男気」「故郷のために毎日"しゃべくり"続けるくりぃむしちゅーの熊本愛」「高齢者のために神田正輝(66)が提案した熊本地震炊き出しで異例のメニュー変更」「『引退』『解散』人生の岐路を支え合った憲武(54)&フミヤ(54)&ヒロミ(51)の友情"守り唄"」「『今日は僕のおごりなんで』HIRO(47)の"みんなで乾杯"太っ腹ファンサービス」「"自分で決めたこと"出演者全員に直筆お礼状IKKO(54)のオンナ気」「病の影響で酸素吸入しながらも…平尾昌晃(79)が届けた"不死鳥"の歌声」"いい話のネタバレ"は野暮ゆえ控えるが、この連載を読んでくださっているみなさんにも、「ときには心温まるニュースでほっこりしてほしい」と思っている。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年01月08日