デアゴスティーニ・ジャパンは21日、「予想をはるかに超える反響があった」として、一部地域で先行発売していた「週刊 マイ3Dプリンター」を全国展開すると発表した。全国版の発売日は1月5日。全国書店や同社サイトで発売する。「週刊 マイ3Dプリンター」は、毎号付属するパーツを組み立てると3Dプリンタが完成する週刊誌。完成予定の3Dプリンタ「idbox!」は、3Dプリンタ「BS01」などを展開するボンサイラボが監修し、一般的なドライバーとレンチ(提供予定)だけで組み立てられる。「idbox!」の本体サイズはW250×D250×H270mm、重量が約5kg。最大造形サイズはW150×D130×H100mm、ノズル径は0.4mm、積層ピッチが0.1mm、造形スピードが100mm/s。対応フィラメントはPLA、ABSで、各1.75mm径。対応OSはWindows 7以降およびMac OS X。素材や消耗品はデアゴスティーニ専用サイトで販売予定。シリーズはA4変型判オールカラーで、毎週火曜日発売。創刊号は特別価格で税込999円。2号以降は通常価格で税込1,998円。全55号、約1年で完結する予定。
2014年10月21日デアゴスティーニ・ジャパンは、毎号付属のパーツを組み立てると軽量でコンパクトな3Dプリンター「idbox!(アイディー・ボックス)」が完成する「週刊『マイ3Dプリンター』」を、2015年1月5日より全国書店(一部地域をのぞく)および公式サイトにて販売する。全55号で、創刊号は特別価格999円、2号以降は通常価格1,998円。「週刊『マイ3Dプリンター』」は、2014年9月から一部地域のみで先行販売されていたが、予想を超える反響を受けて全国一斉発売が決定。本書では、週刊で刊行される雑誌に付属するパーツを組み合わせ、家庭にある一般的なドライバーとシリーズで提供するレンチだけで簡単に3Dプリンター「idbox」を組み立てることができる。本体は、縦250mm×奥行250mm×高さ270mm、重量約5kgとコンパクトな軽量サイズ。スケルトンボディを採用しており、さまざまな角度から製造工程を見ることができるという。また、3Dプリンター本体の組み立てと同時進行で、出力に必要な3Dデータを作成(モデリング)するためのソフトウェアの使い方も学ぶことも可能。本書では、CADと3DCG両方のソフトウェアを取り上げ、操作に必要な図形のテンプレートを提供し、基本操作からステップアップしながら学ぶことができる。対応OSは、Windows7以上、Mac OS X。対応3Dプリントソフトは、Repetier Host(idbox!カスタマイズ版)。使用モデリングソフトは、123D Design(フリーウェア)。「idbox!」の監修は、3Dプリンターの開発・販売を行う「ボンサイラボ」が担当。一般的なトラブルで多く見られるノズル詰まりを起こしにくい構造設計で、出力素材はPLA樹脂とABS樹脂に対応している。特にABS樹脂は、自分のイメージを形にできるだけではなく、作品に好きな色を着色できるのが特徴。このプリンターで制作できる最大造形サイズは、縦150mm×奥行130mm×高さ100mmで、デスク周りの小物やスマホケース、フィギュアなど、自分のアイデアをさまざまな形で具現化する楽しみを味わえる。マガジンはオールカラー仕様で、3Dプリンターの組み立て方をわかりやすい写真付きの手順で紹介する「組み立てガイド」が付属。そして、3Dプリンターで立体物ができる仕組みや基礎知識をイラストや写真で解説する「ベーシック講座」、3Dプリンターを活用する企業やクリエイターの最先端の作品や技術を紹介する「3Dプリンターの世界」、専用ソフトを使って3Dデータを作る方法を実際にデータ作りしながら学んでいく「作って学ぶモデリングガイド」の4つの章で構成され、3Dプリンティングを始めるビギナーにとって役立つ情報が詰まった内容になっている。また、1冊に14号分のマガジンを保存できる「特製バインダー」は1,328円で販売(2015年2月10日~7月末までは特別価格699円)。なお、デアゴスティーニでは、恒例の読者プレゼントキャンペーンを今回も展開。創刊号~第45号を購入すると、「idbox!」推奨のノズル詰まりが起こりにくい樹脂素材の「フィラメント(2色セット)」と、ABSも出力可能な3Dプリンター専用シート「ビルドタック」がプレゼントされる。
2014年10月21日Microchip Technologyは10月15日、2Dマルチタッチと3Dジェスチャに対応した開発プラットフォーム「3DTouchPad」を発表した。「3DTouchPad」は、マルチタッチに自由空間ジェスチャ認識を追加した、開発プラットフォームおよびリファレンスデザインである。具体的には、最大10個のタッチポイントとマルチフィンガーサーフェスジェスチャをサポートする応答性の高い投影型静電容量式2Dマルチタッチソリューションに加え、同社のGestICテクノロジにより、パッドから最大で10cm離れた空間での3Dジェスチャを検出する機能を備えている。このうち、2Dマルチタッチは、新しい静電容量式タッチスクリーンラインドライバ「MTCH652」で機能を強化したという。この他、ドライバなしですぐに使えるWindows 7/8.x、およびOS X向けの機能、3D空中ジェスチャ、サーフェスジェスチャなどの最新のマルチタッチ機能、開発者向けの無償でダウンロード可能なGUIおよびSDK/APIパッケージが含まれている。同技術の可能性は、PC市場とコンピュータのタッチパッドに留まらず、手で触らずに使える衛生製品、ホームオートメーション、リモコン、ゲーム コントローラ、ウェアラブル機器、車載アプリケーションにも広がるとコメントしている。なお、「3DTouchPad」はすでに提供が開始されている。ソフトウェアはWebページから無償でダウンロードできる。
2014年10月20日NECは、メインフレーム「ACOSシリーズ」の中型機「i-PX9800/S100」を10月16日より販売開始すると発表した。新製品は、メインフレームの大型機に搭載しているNEC製プロセッサ「NOAH-6」を採用し、メモリミラー機能や仮想計算機機能を取り入れている。メモリミラー機能は、同一のデータを常に2つのメモリブロックへ書き込むことで、万が一メモリの訂正不可障害が起こった場合でも、業務を継続できる。仮想計算機機能では、1つのホストOS上に最大10個のゲストOSを動作させることが可能で、これにより、従来、本番システムに混在させて稼動していた開発業務システムを、仮想環境で運用させることにより、本番システムと分離することが可能となる。また、高集積プロセッサに加え、高効率電源を採用することで、従来機比で消費電力を最大50%削減するとともに、中央処理装置や入出力装置のコンパクト設計により、設置面積を従来機比で最大45%削減した。価格は月額195万円(iStorage A3000/100 1台含む)~で、出荷開始は12月25日。また同社は、フルSSD対応のACOSシリーズ専用ストレージ「iStorage A3000/100」も同時に販売を開始すると発表した。「iStorage A3000/100」では、2.5型SSDを採用することで、装置サイズを最小2Uに小型化し、「i-PX9800/S100」1筐体に従来機比約1.5倍となる約3TBの容量が搭載可能になった。さらに、高性能SSDを採用することで、キャッシュミス時のランダムアクセス時間を短縮するとともに、従来機と比較して約4倍のスループット性能を実現しているという。
2014年10月16日ロフトワークは、3Dプリンタやレーザーカッターなどで作成したハロウィン・アイテムを身につけ、仮装して参加できる「FabCafe ハロウィンパーティー」を、東京(日本)、台北(台湾)、バルセロナ(スペイン)の3カ国で同時開催する。東京会場は、渋谷にあるデジタルものづくりカフェ「FabCafe Tokyo」。日時は10月31日 20:00~22:00。参加費は2,000円(1ドリンク、フード付き、小学生以下は無料)。このパーティーは、同社がスタートさせたプロジェクト「GRUE」のリアルイベントとして開催されるもの。3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機器で作れるハロウィン・アイテムのデザインデータをオンラインで共有し、3カ国に拠点をもつデジタルものづくりカフェ「FabCafe」でハロウィンパーティーを開催するという試みだ。パーティー参加者は、クリーチャーやロボット、モンスターなどのデザインをダウンロードしてアイテムを作成し、装着したりかぶったりして盛り上がることができる。また、参加希望者は、申し込みページにて登録したうえで、今年のテーマ「White Nightmare」に合わせたドレスコード(コスチュームのどこかに「白」を取り入れた仮装)で参加する。なお、当時は世界中から集まったの3Dデータを巨大3Dプリンタで出力した「かぶりモノ」が用意されるほか、メイクブースも用意されるため、手ぶらで行っても大丈夫とのことだ。この催しには直接の参加のほか、デザインの投稿で参加することも可能。クリエイターコミュニティサイト「ロフトワークドットコム」のプロジェクトページから作品のデータを投稿できる。募集しているのは、3Dプリンタで出力するモンスターのかぶり物やアクセサリーのデータ、レーザーカッターを使用して作るキャラクターのカットデータ、段ボールとはさみで作るロボットコスチュームの型紙、布や紙などにプリントするハロウィンマスクのプリントデータなど、ハロウィンで楽しめるアイテムのデータおよび型紙。作品はパーティー当日の10月31日まで投稿でき、パーティー会場では集まったクリーチャーやロボットをプリントアウトし、ミニコンテストが行われる。
2014年10月14日オートデスクは10月7日、3Dデータ制作アプリ「123D Catch」がAndroidに対応したと発表した(Android 4.0.3以上)。同アプリはデジカメやスマートフォンで撮影した複数の画像データから3Dデータを作成することができるというもので、Google Playから無料でダウンロードができる。3DデータはSNSでシェアしたり、手を加えることで3Dプリント用データとして利用したりすることも可能だ。これまでiOS、Windows、Mac版は提供されており、待望のAndroid版のリリースとなった。
2014年10月07日米IBMは10月6日(現地時間)、メインフレーム「IBM System z」に新機能として、分析機能を追加したと発表した。これにより、トランザクション・データ上にアナリティクスを統合し、データが処理されると同時に即実行可能な洞察を獲得することが可能になる。「IBM InfoSphere BigInsights for Linux on System z」は「IBM System z」の利用者にオープンソースのApache HadoopとIBMのイノベーションを組み合わせて、企業向けHadoopを提供する。また、「IBM DB2 Analytics Accelerator」は、複雑な検索処理の応答時間を2000倍短縮させると同時にセキュリティーを強化することを実現する。そのほか、Linuxとクラウド向け「IBM System z」の新機能も発表された。「IBM Elastic Storage for Linux on System z」では、「IBM System z」のLinux環境向けにElastic Storageを拡張し、「IBM Cloud Manager with OpenStack for System z」では、System z、Power、x86の異種混合環境全体のクラウド管理が可能になった。
2014年10月07日SCREENホールディングスのグループ会社であるSCREENセミコンダクターソリューションズは10月6日、MEMSを中心とした立体構造を持つ電子デバイスなどに対応するレジスト塗布装置「80EX スプレーコータ」を発表した。近年、MEMSなどの省電力、高性能、超小型化に対応した電子デバイスは、スマートフォンやウェアラブル端末、医療関連機器などへの搭載が進んでおり、需要が拡大している。しかし、これらの製造には、より複雑で立体的な基板構造が必要となるため、レジストなどの塗布工程において、従来のスピンコート方式では立体の段差部で膜切れが発生することなどが課題となっていた。そこで今回、立体構造を持つ電子デバイスに対応した「80EX スプレーコータ」を開発した。同装置は、レジストや保護膜の塗布にスプレーコート方式を採用することで、従来方式では困難だった段差部への均一性の高い塗布を可能にした。また、塗布現像装置として実績のある「80EX」の高速搬送システムや複数処理ユニットの採用によって、高い生産性を実現するとともに、薄型ウェハや表裏両面への塗布に対応するなど、実用性の高い装置となっている。なお、すでに販売を開始している。
2014年10月07日光電センサや画像センサなどを手がけるオプテックス・エフエーは10月6日、卓上3D形状計測装置「3D-Eye LS」を発売すると発表した。同製品は、部品などの外観計測が行える卓上計測装置で、センサヘッドに同社の形状測定用センサLSシリーズを採用。ライン状のレーザ光にて測定対象物をスキャニングすることで3D画像およびプロファイルデータを高速・高精度で取得できるという。最大計測可能範囲は80(X軸)×27(Y軸)×125(Z軸)mmで、計測分解能は、Z軸2μm、Y軸25μmとなっている。標準付属のPCにはWindowsベースのソフトウェアを搭載し、3D画像およびプロファイルに対して、一点・平均高さ、最大・最小値、段差・平均段差、角度、幅といったさまざまな計測を行うことができる。また、メディアンフィルタなど、高精度計測のための高度なフィルタ機能を搭載している。標準価格は、本体・PC・ソフトウェアを含めて198万円(税別)で、年間10台の販売を目指すとのこと。
2014年10月06日メガネの販売チェーンのメガネのタナカは、天然木を使ったメガネフレーム「ウッドフレーム」シリーズを発売した。6種類の天然木を使用したラインナップを用意し、25種類のバリエーションからデザインを選択できる。同シリーズで使用されているのは、フィギュアード(メイプル)、レッドウッド、パープルハート、3種類のエボニーの合計6種類の天然木。楽器やインテリアの素材にもなっている厳選した素材で、フレーム形状やカラーバリエーションの組み合わせで全25タイプが展開されている。また、メガネのフロントとサイドの接合部にバネ蝶番を用いることで、顔の幅に合わせたやさしいかけ心地を実現。フロントと耳に触れるパーツ自体は通常のメガネ素材にすることで、顔の大きさに合わせた調節も可能となっている。同社営業企画部宣伝課 ・課長の山野誠司さんは「昨今のメガネ業界では、“軽い”とか“壊れにくい”などの機能的なメガネが多く発売されていますが、そんな中でも“今までのメガネとは少し違う”メガネを開発することで、掛けることの楽しさを感じて欲しいと思いました」と説明。さらに「フレーム全体が木でできたメガネもありますが、かなり高額な上、掛かり具合の調整もできないため、一般的なメガネではありませんでした。これに対し、今回発売したシリーズはテンプル部分にのみ天然木を使用することで、掛け心地も良好で一般的な価格で提供することができました」と話す。しかし、その一方で「ビジネスにさりげなく、クラシカルには振り過ぎない“5型x5色”というデザインコンセプトのもと、フロントの生地やカラー、テンプル(つる)の木の素材の選定まであちこち探し回り、やっとの思いで仕上がったのに、飛行機が飛ばず商品が届かないというトラブルに見舞われるなど、ギリギリまで納期に追われて大変でした」(同社商品企画部・次長の垰隆一さん)と発売に至るまでの苦労話も明かされる。そして紆余曲折を経て発売まで辿り着いた商品について、「パッと見た目は普通のメガネと大きく違いませんが、よく見るとテンプルに天然木を使用しているので、さり気ないこだわりを表現できます。今までのメガネとは違うものを求めている人に掛けて欲しいですね。“ナチュラル。なのに、スタイリッシュ。”というキャッチコピーのとおり、一見ふつうなのに、スタイリッシュな雰囲気を演出してくれるメガネです。天然木の種類も複数あるので、自分のこだわりに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?」と山野さん。垰さんも「店頭でフレームを掛けてみた時にふと感じる新たな印象。今までと違うメガネの魅力をお客様へお伝えしたいです」と語ってくれた。同シリーズの価格は超薄型レンズ付きで1万9,000円(税別)。全国の同社の店舗で購入できる。
2014年10月06日ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は、同社の最新世代となる3Dプリンタ/切削加工機「monoFabシリーズ」の発売を記念した体験型イベント「monoFab Experience Day」を10月16日ならびに17日の2日間、東京 浜松町のローランドDG 東京クリエイティブセンターにて開催する。開催時間は両日ともに10時から17時で、10時30分~11時30分ならびに15時~16時(17日は15時30分~16時30分)の予定でローランド ディー.ジー.アカデミーによるmonoFabシリーズの製品紹介が行われるほか、13時30分~15時の予定で特別講演が行われる予定。特別講演の講演者は16日がコトック代表取締役の安冨浩氏で、「RPを用いた『コトづくり』」と題してデザインの本質と、ユーザーエクスペリエンスについて語るほか、当日は同氏がmonoFabシリーズを利用して作成した作品の展示も行われるという。一方の17日は、日本における「FabLab(ファブラボ)」「ファブシティー」の推進者として知られる慶應義塾大学の田中浩也氏が「教育現場での3Dプリンター活用」と題して教育現場やコミュニティにおいて3Dプリンタをはじめとしたデジタルツールの活用を事例を交えて紹介する予定だという。ちなみに17日の講演は、Ustreamで会場からの生中継が予定されている。参加費用は無料で、同社Webサイトから参加申し込みを行うことが可能。また、同Webサイトから申し込みを行った場合に限り、1社(1校/1組織)につき1冊限定ながら、田中浩也氏の著書「SFを実現する3Dプリンタの想像力」(講談社現代新書)をもらうことができるという。なおローランドDGは、今回のイベントについて、メーカー勤務の設計者、デザイナー、教育関係者などに特に有益な内容だとしており、興味を持っている人はこれを気にぜひ参加してもらいたいとコメントしている。
2014年10月03日オムロンは10月2日、LEDの光を透明なプレートから出射し、3D静止映像を空間に投影する「透明プレート型空間投影技術」を開発したと発表した。近年、3D表示やヴァーチャルリアリティ、拡張現実の実現、ジェスチャー入力の補助等のための次世代ディスプレイとして空間投影技術が注目されているが、従来の技術では多くの部品を搭載し比較的規模の大きなシステムや設置スペースが必要だった。同社が開発した「透明プレート型空間投影技術」は液晶ディスプレイ用バックライト事業などで培った光指向性設計技術と微細加工技術を応用し、プレートまたはシート1枚とLED1個のみで空間に3D映像を投影することができる。同技術は3次元で奥行きのある表示、実空間の物体への表示の重ね合わせ、複数枚のシートを重ねての使用ができるほか、シートが目立たず、薄くて軽く、ガラスなどにも貼り付けることができる。そのため、看板の3D表示、鉄道の駅構内など各施設における案内表示の立体化、ショウウィンドウにディスプレイされた商品の周囲への各種情報やデザインの投影、各種のジェスチャー入力機器や非接触スイッチにおける空間上の感知部分を可視化するなど、幅広い用途に活用できるという。なお、同技術は2014年10月7日から11日まで、幕張メッセで開催される「シーテックジャパン2014」に展示される予定。
2014年10月03日富士通システムズ・イーストは10月2日、メインフレームで構築されたレガシーシステムからオープンシステムへの移行を実現する「FUJITSU Application Management and Outsourcing メインフレームリホストソリューション」の提供を今年10月より開始したと発表した。同サービスは、リホストツールを活用して、メインフレーム環境で運用されている業務アプリケーション資産(プログラム言語であるCOBOLやPL/I、データ制御言語であるJCL、画面/帳票などの定義体)を修正することなく、Windows、Linux、UNIXのいずれかのオープンプラットフォームへ移行するもの。同ソリューションでは、移行前に資産調査や非機能要件のヒアリングを行い、導入効果を定量的に可視化する「アセスメントサービス」、検証環境を提供し移行後の基本動作を確認できる「トライアルサービス」により、移行実現性を事前に評価できる。これにより、移行プロジェクト開始後に想定外の開発やテスト追加などによるリスクを最小化したうえで、円滑に移行することが実現される。また、マルチベンダー環境へ移行する際も、メインフレームとオープンプラットフォームの双方に精通した同社のシステムエンジニアが窓口となり、製品ライセンスやソフトウェアのサポートを含む、検討から導入・運用までをワンストップで対応する。価格は移行対象資産による個別見積りとなる。
2014年10月02日今回から「点群データ(Point Cloud Data)」を取得・解析する技術を紹介していく「3D点群編」を開始します。点群とは、3D空間に存在する物や環境や人を、3Dセンサによってその表面形状を撮影した「3D点の座標の集まり」のデータを指します(検索エンジンで「point cloud」で画像検索して頂くと、点群データの例が表示されると思います)。例えばKinectで撮影した距離画像を、3D空間の点に透視投影したものも3D点群です(参考:第62回と第63回)。Kinectの各フレームでの点群は、対象をその時のカメラから見た表面部分のみを3D撮影した2.5Dの点群となっていることは第63回でも紹介しましたが、同じ対象を複数方向から順番に撮影したのちに、それらをレジストレーションと呼ばれる後処理を適用することで、1つの位置合わせされた点群に統合するという技術もあります。その3D点群を取得し、解析する技術を紹介していくのですが、これまで一年ほど続けていた「安価なデプスセンサ編」でも、今回の3D点群編と同じくデプスセンサを用いた技術の話でしたので、両者の違いを把握していただかないと、話がつかめない部分が出て来る恐れがあります。従って、まず手始めに、デプスセンサ編と3D点群編の違いを整理していきます。次に、3D処理のメリットや、歴史的経緯を述べることで、3D点群編の全体の導入を行います。そして、導入が終わって以降は、これまでのように応用先別に、3D点群に関する各技術をその仕組みと共に紹介して行くという順番で書いていきます。点群処理は、以前は高額な3Dセンサを購入できる企業や大学などしか使う機会がほとんど無い、非常にマイナーな技術でした。それが、Kinect登場以降安価なセンサで誰でも活用できるようにはなり、安価なセンサを用いた点群処理のビジネス応用例も少しずつ出て来ています。また、現在ではモバイルデバイスに統合されたデプスセンサの登場も控えており(GoogleのTangoなど)、今後一般の消費者向けの話も増えていくと期待できる技術でもあります。ただ、現状では一般消費者向けの応用例は少なく、広く一般の方々向けの応用は、まだまだこれからという技術分野です。そこで、まずはKinect以前からも活用されてきた高価なセンサを用いた3D画像センシング技術の応用例を紹介し、のちに後半では安価な動画デプスセンサを用いた最近の応用例を紹介していくこととします。○デプスセンサ編と3D点群編の違い2013年9月から掲載を開始したデプスセンサ編では、Kinectを始めとした安価なRGB-Dセンサにより実現した「リアルタイムでの人物姿勢推定の技術」と、その人の身体や手の動きをセンシングできる技術を利用することで、コントローラーやキーボードに触ることなく、人の動きそのものを被接触の入力インタフェースとして用いる、「ナチュラルなユーザーインタフェースを用いたアプリケーション」の紹介をしてきました。紹介してきた内容を思い返して頂くと、いずれも「推定した人の3D姿勢データを主な入力として用いるアプリケーション」が中心だったことがわかると思います。すなわち、デプスセンサ編以前の本連載で紹介してきた、カラー画像や動画を入力としてきた技術とは違い、RGB-Dセンサの距離データから、KinectやLeap Motionなどに搭載されているボーン推定エンジンが推定したモーションキャプチャデータを活用する話が、これまでの紹介した内容の中心でした。しかし、そうした人物姿勢情報に頼らず、RGB-Dセンサでも「3D点群データ」を直接解析することが当然ながら可能です。これが今回の3D点群編でのターゲットとするテーマです。例えばあなたの部屋をKinectで撮影すれば、壁やテーブル、そのテーブル上のコップもデプスセンサで点群データ化できており、それらの3D点群を直接解析することができるのです。ここで「できるのです」と一方的に断言されても、3D点群処理の開発経験や実用例を見た経験が無い方には、何が解析できて、どういうメリットがあるのかイメージがつかないと思いますので、まずは点群処理の具体例を1つお見せしようと思います。林 昌希(はやし まさき)慶應義塾大学大学院 理工学研究科、博士課程。チームスポーツ映像解析プロジェクトにおいて、動画からの選手の姿勢の推定、およびその姿勢情報を用いた選手の行動認識の研究に取り組み中。(所属研究室が得意とする)コンピュータビジョン技術によって、人間の振る舞いや属性を機械学習・パターン認識により計算機で理解する「ヒューマンセンシング技術」全般に明るい。技術商社でエンジニアをしていたこともあり、海外のIT事情にも詳しい一方、デプスセンサー等で撮影した実世界の3D点群データの活用を推進するための「Point Cloud コンソーシアム」での活動など、3Dコンピュータビジョンのビジネスでの普及にも力を入れている。また、有料メルマガ「DERiVE メルマガ 別館」では、コンピュータビジョン・機械学習の初~中級者のエンジニア向けの、他人と大きな差がつく情報やアイデアを発信中(メルマガでは、わかりやすい理論や使いどころの解説込みの、OpenCVの初心者向け連載なども展開中)。翻訳書に「コンピュータビジョン アルゴリズムと応用 (3章前半担当)」。
2014年09月30日今年で30周年を迎えた『トランスフォーマー』シリーズより、サイバトロン軍の初代総司令官「コンボイ」が、コトブキヤが展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)で立体化され、2015年1月に発売される。価格は3,240円(税込)。さまざまな『トランスフォーマー』シリーズに登場しているコンボイだが、今回は日本で1985年に放送されたTVアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』をはじめとした、所謂「ジェネレーション1(G1)」シリーズに登場するコンボイをデフォルメスタイルで立体化。約100mmのサイズながらも、各関節の可動はもちろん細部のディテールにまでこだわった本格的なデフォルメプラモデルとなっており、胸部の中にはサイバトロン軍の総司令官たる象徴の「マトリクス」が収納されている。さらに、コンボイのメインウェポンである、「レーザーライフル(コンボイガン)」や「エナジーアックス」といった武装類も付属。胸部の窓パーツ、エナジーアックス、マトリクスはクリアーパーツに。そして、付属する「コンボイトレーラー」は成形色により組み立てるだけで設定に近い仕上がりとなる。別売りの『M.S.G.メカニカルベース フライング3』にも対応、原型製作は石井歩氏が担当している。商品価格は3,240円(税込)で、現在コトブキヤの公式ショッピングサイト「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年1月を予定している。なお、「第54回全日本模型ホビーショー」でも展示されていたとおり、来春には『D-スタイル メガトロン』の発売も予定されている。(C)TOMY
2014年09月30日イメージ・マジックが運営する「オリジナルプリント.jp」で作るTシャツの完成イメージがこのほど、3Dプレビューで全方向から確認できるようになった。「オリジナルプリント.jp」は、オリジナルTシャツ、エコバッグ、マグカップなど、600種類以上のアイテムへのプリント加工をオーダーし、1点からでもオリジナルデザイングッズを作成できるというウェブサイト。ウェブ上でデザインできるほか、「仕上がりイメージ」「価格」「出荷日」を確認してからの注文が可能となる。同社が展開する「オールオーバー サブリメーションTシャツ」では、いままで平面でしか見られなかったTシャツの完成イメージを3Dでプレビューすることで、実際に着用するイメージにより近い形で確認できるようになった。拡大・縮小のほか、360度の回転といった操作が自由にできるという。でき上がったデザインは、「完成イメージ」ページからTwitterやFacebookなどのSNSでシェアでき、ブログ用リンクを利用してブログでも3Dでデザインを表示できるとのこと。サイズはS・M・Lで、価格は1,580円(税込)から。
2014年09月30日人気TVアニメ『ガールズ&パンツァー』に登場する「IV号戦車D型」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズをもっと楽しむコンセプトの「ねんどろいどもあ」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。価格は4,630円(税抜)。劇中で「あんこうチーム」が使用する「IV号戦車D型」が、細部のディテールは残しつつもデフォルメならではの可愛さも兼ね備える造形で立体化。2014年9月発売予定の「ねんどろいどぷち」のあんこうチーム「西住みほ」「秋山優花里」「武部沙織」「五十鈴華」「冷泉麻子」を劇中と同じ位置に搭載することができる。全高は約80mm(全長約160mm、全幅約100mm)で、原型制作はねんどろんが担当。発売中の『ねんどろいど 西住みほ』の砲塔パーツも載せることが可能で、「ねんどろいど」シリーズにも対応。さらにゼンマイ駆動で上下に揺れながら走らせる事ができ、ディスプレイだけでなくアクションを楽しむこともできるという。商品価格は4,630円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は2014年10月29日21:00。商品の発売および発送は、2014年12月を予定している。(C)GIRLS und PANZER Projekt
2014年09月28日(画像はプレスリリースより)「ディアナージュ上向き美女シリーズ」に追加された、シートマスク商品!株式会社ダイアナは『ディアナージュ 3Dファストアクティブマスク II』を10月9日からリニューアルして発売する。商品は歳を美しくかさねる前向きな女性をサポートする【パック美容液】【プレ美容液】【ジェル美容液】など全4商品が展開されている、「ディアナージュ上向き美女シリーズ(R)」に追加されたリニューアル アイテムだ。アイテムのメリット美容液シートマスクについて、フェイスの輪郭にちょうど良くマッチする立体的な形態に、およそ1本分(30ml)美容液の豊富な潤い成分が調合されているという。さらに新成分のバイオプラズマやマトリジェニックス、そしてビタミンC3種が追加調合されていることで、みずみずしさやハリを感じられる。またシートは開きやすくフィットしやすい工夫が施されているので、楽に使用できるだろう。気になる読者はアイテムを試してみては。ダイアナについて1986年に創立。事業理念【女性の美しさの源は、体形の美しさにある】を大事にして、全国で約800サロンを展開しているという。全ての女性に“美の満足”を提供している総合のコンサルティング企業である。【参考】・株式会社ダイアナ プレスリリース
2014年09月27日(画像はプレスリリースより)キレイを応援する「d プログラム」資生堂の「d プログラム」では、「キレイでいたいし、仕事もプライベートも充実させたい」という忙しい女性に向け、スキンケア、ライフスタイル、美肌を維持するコツなどをブランド公式サイトや、イベントを通じて発信しています。シェアハウスでの生活を通じて「美」を学ぶ!今回、「d プログラム」では、丁寧に、美しく生活するための応援サイト「Beauty & Co.」とコラボレーションをし、2014年11月8日(土)から11月15日(土)までの1週間、ライフスタイルから美しくするテーマ型のシェアハウス、第5回「Beautyシェアハウスby d プログラム」(以下、「Beautyシェアハウス」)を開催します。「Beautyシェアハウス」は、東京都大田区にあるシェアハウス「コンフォート蒲田」での開催になります。広々としたキッチンやフィットネススタジオも完備した同シェアハウスは快適な共同生活に最適な施設となっています。イベントは3つのプログラムで構成。最後はパーティも同イベントは大きく3つのプログラムで構成。「SKIN」「MIND」「SLEEP」「FOOD」「BODY」の各分野のプロによる【ワークショップ】、仲間とともにシェアハウスで生活しながらワークショップで学んだことを行う【実践】、最後にはイベントで学んだり、実践したりした感想や結果報告を行う【発表会&パーティ】の3つの構成で、美しくなれるコツを自分のものに。詳しくは【参考】のリンク先を参照下さい。【参考】・“冬の” 第5回「Beautyシェアハウス」・株式会社資生堂 プレスリリース/PR TIMES
2014年09月19日ワコムは、スカルプト作業を行う3DCGクリエイター向けのペンタブレットセミナー「Wacom Creative Seminar Vol.17 for 3D-Sculpting」を開催する。開催日時は9月27日 13:00~15:30(12:30 開場)。会場は東京・新宿のベルサール新宿グランド。参加費は無料(事前申込制)。「Wacom Creative Seminar」は、同社が定期的に開催しているクリエイター向けの無料セミナー。今回は3DCG制作でスカルプト作業を行う「スカルプター」を対象に、カプコンのゲーム制作現場で活躍する黒藪裕也氏が登壇し、液晶ペンタブレットを使った3Dスカルプトのテクニックやポイント、最新の業界動向などを紹介する。また、会場ではプロフェッショナル向けペンタブレット「Intuos Pro」や液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズなどを体験できるタッチ&トライコーナーも用意される。同セミナーは事前申込制となっており、定員は72名(先着順)。参加申し込みはセミナーのWebページから。なお、セミナー当日の様子はUstreamにて配信予定となっている。
2014年09月11日人気格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するハン・ジュリが、コトブキヤの展開するフィギュア「STREET FIGHTER 美少女」シリーズで立体化され、2015年3月に発売される。価格は8,100円(税込)。これまでに、春麗、キャミィと『ストリートファイター』シリーズに登場する人気女性キャラクターを立体化されてきたが、それに続くキャラクターは『スーパーストリートファイターIV』より参戦したハン・ジュリ。今回は、山下しゅんや氏の描き下ろしイラストをもとに、口元から舌をのぞかせた狡猾な表情で立体化している。特徴的な髪型は捻じれた毛束感を表現。露出度の高いコスチュームは蜘蛛を模しており、踊るように相手を挑発するポーズに。対照的に下半身を包む衣服は余裕のあるシルエットで、躍動感を生む仕上がりとなっている。現在発売中の宿敵・春麗やキャミィと合わせて、ディスプレイを楽しむことができる。原型製作は高橋昌宏氏(GILL GILL)が担当。商品価格は8,100円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年3月を予定している。(C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED. This product is manufactured and sold by KOTOBUKIYA utilizing Capcom U.S.A.’s intellectual property, under license by CAPCOM U.S.A.
2014年09月02日みなさんは、毎日快適な睡眠をとれていますか?自分の睡眠にあまり自信がないという人は、自分の睡眠を管理してみてはどうでしょうか。今回は、睡眠を管理して快適な睡眠につなげられるようなアイテムをご紹介します。パナソニックのエアコンはスマホの睡眠計を利用して快眠を実現!熱帯夜で眠れない夜も快適に眠るためにとエアコンを買ったのに、「明け方冷え過ぎて体がだるい」「睡眠時に冷え過ぎて却って眠れない」と感じたことがある人は多いでしょう。だからといって寝入った頃エアコンが止まるようにタイマー設定して眠って、夜中の暑さで目が覚め睡眠不足になったりと、快適な睡眠環境を作るのはなかなか難しいものです。最近のスマホアプリは睡眠管理までできるほど進化したようです。スマホを枕元に置き寝返りの振動でレム睡眠とノンレム睡眠を記録します。その機能を利用して一緒に室内温度・湿度を測定し、エアコンの温度設定も1時間毎に行えて、アラーム機能も付いている画期的なアプリをパナソニックが開発しました。(スマホの機種やスマホを置く場所で睡眠計の正確度は変わりますので、これらの記録には誤差が生じます。)パナソニックの睡眠計はねむろうくんの「おやすみナビ」がご活躍先述したように、パナソニックのエアコンには「スマートナビ」というアプリ機能がついています。お持ちのスマホに「おやすみナビ」というアプリをダウンロードしてエアコンの型番を登録するだけで、快適な睡眠をサポートしてくれます。「ねむろうくん」を選択すると、快適睡眠環境生活が始められます。あなたの睡眠計となって、毎日の1時間毎の睡眠の状態と、お部屋の温度・湿度を記録し、その日の睡眠の快眠状態まで5つ星で評価してくれるのです。睡眠計で星マークが少ない時間の温度設定は、体が求める快適温度ではないということなので、温度設定を調節して自分で快適な睡眠環境を作り出しましょう。「ねむろうくん」で設定した温度はエアコンに連動します。ねむろうくんで快適な目覚めも得られます「ねむろうくん」の「おやすみナビ」の睡眠計機能で、スマホの機能や睡眠の1時間毎の状況と室温・湿度でその日の睡眠状況が星マークで表示されます。その1日の平均の睡眠と室温の1週間分の記録を見て、自身の快眠に最適な温度設定が毎日の星の数でわかるでしょう。また、「ねむろうくん」の「おやすみナビ」には、目覚まし機能もついています。「ねむろうくん」の睡眠記録を見ると、起きなければいけない起床時間前の直近のレム睡眠の時間帯がわかります。「ねむろうくん」を上手に活用して、レム睡眠の時間帯の中で、目覚ましのアラーム設定をすれば、快適な目覚めが期待できますね。スマホに登録されているお気に入りの音楽をアラームにすると、さらに快適な朝の目覚めが期待できるでしょう。Photo by Brian Warren
2014年09月02日マウスコンピューターは20日、メガハウスが開発するの3D住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー12」および、業務用の住宅・建築プレゼンテーションソフト「3DマイホームデザイナーPRO8」の動作を確認した公認モデルを発表した。即日販売を開始する。「3Dマイホームデザイナー」は、マウスによる操作で敷地や部屋の間取り、建具などを配置して住宅のリアルな立体イメージを制作することができるソフトウェア。一方の「3DマイホームデザイナーPRO8」は間取りや建築パース図を簡単に作成して顧客に紹介できる業務用ソフトウェア。公認モデルのラインナップは、「3Dマイホームデザイナー」公認モデル2機種と、「3DマイホームデザイナーPRO8」公認モデル1機種。いずれもそれぞれのソフトウェアを利用するに当たり、動作確認を行い、3Dの表示やすべての機能が軽快に動作することを確認しているという。○「3Dマイホームデザイナー」公認モデルデスクトップPC「LM-QH300SL6-WS-3DM」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4690(3.5GHz)、チップセットがIntel H81 Express、グラフィックスがNVIDIA Quadro K600 1GB、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが500GB SATA3 HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は84,800円から。ノートPC「MB-K620QSV-3DM」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210M(2.6GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 850M 2GB、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが500GB SATA2 HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は89,800円から。○「3DマイホームデザイナーPRO8」公認モデルデスクトップPC「MousePro-iS470GX-WS-1408-3DM」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel B85 Express、グラフィックスがNVIDIA Quadro K600 1GB、メモリがPC3-12800 16GB、ストレージが500GB SATA3 HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は11万4,800円から。
2014年08月20日米Applied Materials(AMAT)は7月7日(米国時間)、3Dチップ構造に対応したCVD(化学気相成長)装置「Applied Producer XP Precision」と、CMP(化学機械研磨)装置「Applied Reflexion LK Prime」を発表した。2つの装置は、プレシジョンマテリアルズエンジニアリング(精密材料技術)のノウハウを生かし、将来の3Dデバイス製造における課題を解決する。CMP装置の「Applied Reflexion LK Prime」は、ナノメートルレベルの精度が要求されるFinFETおよび3D NANDなどのアプリケーションで優れたウェハ研磨性能を発揮する。これらの新しいデバイス構造においては、最大10工程のCMP工程が追加される可能性があり、同装置はこれらの新工程における要求項目に対応するため、6つの研磨ステーションと、8つの洗浄ステーションを備えている他、先進的なプロセス制御機能を搭載する。また、精度の高いCMP処理により、オンウェハ性能とスループットを改善する。さらに、プロセスモジュールの増加により、多くのアプリケーションでウェハのスループットが倍増し、生産性も最大100%向上するという。CVD装置の「Applied Producer XP Precision」は、各層においてナノメートルレベルの膜厚制御を可能にし、ウェハ全面にわたって優れたCD均一性を実現している。この性能を支えているのは、独自のチャンバデザインと、温度、プラズマ、ガスフローなどの重要なパラメータを調整するユニークな機能である。こうした柔軟な技術により、高品質で欠陥率の低い異なる膜を交互に形成し、ウェハ内、ウェハ間、層間で抜群のストレス制御と成膜プロセス均一性を発揮してゲート性能を高め、デバイスのバラつきを抑えるとしている。
2014年07月09日青山3Dサロンは、鉄道会社の制服を着た自分の姿を3Dプリンタでオリジナルフィギュアにできる企画「なり鉄」シリーズ第2弾を開催する。フィギュアの販売期間は6月14日~8月31日、3Dデータを撮影可能な期間は6月21日~8月31日。会場は東京都・港区の青山3Dサロン。この企画では、普段は着ることのできない鉄道会社の制服を用意し、それを着用して3Dデータを撮影する。これにより、制服を着た自分自身の姿を、3Dプリンタ製フィギュアとして残すことができる。今回は、数ある鉄道会社の中でも珍しいカラーであるグレーの制服が特徴的な「りんかい線」(東京臨海高速鉄道)の制服を用いる。また、前回の企画では、東京メトロの車両基地見学イベントにあわせて数量限定で受け付けていたが、今回は販売期間内であれば、任意の日時を予約し、青山3Dサロン内スタジオで撮影することができる。そのほか、フィギュアを入れるケースに「りんかい線」オリジナルのデザインも特別に展開している。なお、この企画への申し込みは、オンラインストア「3friD.jp」にて受け付けている。
2014年06月12日アドウェイズ・ラボットは、個人向け3Dプリンタ用のフィギュアデータ共有サイト「DELMO(デルモ)」にて、「初音ミク」らバーチャル・シンガーキャラクターの3Dデータを募集する「3Dモデリングコンテスト」を開催している。募集期間は8月17日まで。同コンテストでは、クリプトン・フューチャー・メディア協力のもと、同社製品のキャラクターである「初音ミク」、「鏡音リン」、「鏡音レン」、「巡音ルカ」、「MEIKO」、「KAITO」に関して、「Music」というテーマを反映させた3Dデータを募集する。主な選考基準として、「テーマに沿っていること」、「3Dプリンタで「印刷してみたい」と思えるデータであること」という内容が挙げられており、実際に3Dプリンタで出力が可能なデータのみが先行対象となる。また、このコンテストは、8月30日・9月20日に開催される「初音ミク」を取り巻く創作文化のイベント「初音ミク「マジカルミライ 2014」」と連動。最優秀賞に選ばれた作品には賞金10万円を授与した上で、実際に3Dプリンタで出力した作品を「初音ミク「マジカルミライ 2014」」大阪会場に展示する。そのほか、コンテスト入賞作品は、総合ホビー情報誌「月刊ホビージャパン」に掲載されるとのこと。なお、同サイトでこれらのボーカロイドキャラクターのデータ投稿が行えるのは、このコンテスト開催期間中のみ。加えて、キャラクターごとにコピーライトを明記した作品だけが選考対象となる。詳細については同コンテストの特設ページを参照してほしい。
2014年06月04日(画像はホームページより)2種類の新しい仲間不二家の人気のお菓子、「カントリーマアム」からフルーツ・食物繊維入りが新登場です。ありそうでなかった、「フルーツ入りカントリーマアム」。個包装で3個入り。5月20日、130円(税込)で新発売です。柑橘系とベリー系の2種類!まずは、「グランベリー&レーズン」入り。グランベリー果肉とレーズンのペーストを包み込んでいます。一個の重量は15グラムで、通常サイズの1.5倍。食べ応えたっぷりです。次に「オレンジ&レモン」入り。こちらも食物繊維たっぷり。レモンとオレンジのピールを包み込み、一個15グラム。「グランベリー&レーズン」と同様に個包装の3個入り。食べ応えもあり、フルーツ、植物繊維たっぷりとなると、軽食としても人気が出ること間違いなし。朝食の代替えとしても活躍の予感です。新しい「カントリーマアム」ファミリーたち「カントリーマアム」は5月13日にも「凍らせておいしいカントリーマアム」が発売予定。こちらも、チョコアイスと宇治金時の二つの味があり、楽しみな商品です。夏に向けて「アイスみたいな」カントリーマアムと、「軽食にもなる」カントリーマアム。新しいファミリーに乞うご期待!【参考】・「カントリーマアム実感果物(クランベリー&レーズン)」・「カントリーマアム実感果物(オレンジ&レモン)」
2014年05月14日機楽は、同社が手がけた低価格ロボット組み立てキット「ラピロ(RAPIRO)」の3Dデータを、Makerbotの3Dデータ共有サイト「Thingivers」上にて公開した。「ラピロ」は、"かわいらしい外見"と"組み立てやすさ"が特徴の低価格ロボットキット。製品名は、同製品の頭部に組み込むことが可能な名刺サイズのコンピューター「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」に由来している。製品化に際して、英国発のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」や、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営する「Makuake」での資金調達を行い、目標金額を上回る支援を獲得し話題となった。また、今回の3Dデータの公開は「Kickstarter」での資金調達を開始した段階で予告されていたもの。3Dプリンタを所有している人であれば、無料でデータをダウンロードし、RAPIROのパーツやミニチュアを出力することができる。そのほか、3Dデータを改造し、オリジナルパーツを製作して出力することも可能となっている。なお、同製品の組み立てキットは、スイッチサイエンスあるいはAmazon.co.jpにて購入可能となっている。詳細は同製品のWebサイトを参照してほしい。
2014年05月02日花粉症シーズンにマスクは欠かせないものですね。また、風邪をひいて咳が出るときにはマスクをつけるのはエチケットのひとつ。そういうわけで、マスクをつける機会は案外多いものです。けれども、マスクをするとメイクが付いたり、耳にかけている部分が痛くなったりすることもよくあります。そこでオススメなのが、株式会社白元のキレイにフィットする女性専用マスク「be-style(ビースタイル)」。これは、白元が20~30代の女性を対象に使いきりマスクについてアンケートを実施した結果、「病人のような印象になる」「オシャレ感がない」といった見た目の不満や、着用時にメイクでマスクが汚れるといった声に応えて開発したもの。メイクがつきにくい不織布を採用することで、メイク落ちを軽減、またドーム形状を保立体タイプなので、唇が触れにくくなっているのもリップメイクのためにはうれしいですね。肌ざわりがやさしいうえに、幅の広い耳ゴムのおかげで、耳にもソフト。マスクは一日中、長時間かけるものだから、肌にやさしいものがいいですよね。さらにマスク全体のアウトラインは、”目もとのラインをキレイに”、”アゴのラインをシャープに”見せる工夫も。機能的にも、花粉・ウイルスを含む飛沫99%をカットし、花粉やウイルスの侵入を防いでくれるから安心して使用できそうです。「ドーリーピンク」「キューティーイエロー」「エレガントパープル」「プレミアムホワイト」とカラーバリエーションもあるので、その日の気分やファッションに合わせれば、花粉症や風邪でブルーな気分も少しはアガるかも。どうせしなければいけないマスクなら、少しでも女性のことを考えた快適なマスクを使いたいもの。白元の「be-style」なら、マスク使用時の不満点が解消されそうです。・株式会社白元 公式サイト
2014年04月23日アトラスのニンテンドー3DS用ゲームソフト『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』に登場する「スナイパーの女の子」がプラキットで初の立体化を果たし、2014年8月にコトブキヤより発売される。今回は、キャラクターデザインの日向悠二氏による全面監修とともに、コトブキヤが過去のキャラクタープラキットで培った技術を総動員。ゲーム本編のキャラクターのかわいらしさを忠実に再現しており、「表情パーツ」は全て塗装済みで全4種(正面向き、右向き、左向き、ジト目)、さらに塗装派モデラー向けにデカールも付属している。キットは、簡単組み立て仕様となっており、組み立てるだけでゲーム本編のイメージに近い仕上がり。さらに、首にかけたゴーグルは差し替えで頭部に装着可能、各付属品は取り外して軽装状態を再現など、プラキットオリジナルの楽しみ方できるという。商品価格は4,536円で、現在コトブキヤの公式ショッピングサイト「コトブキヤダイレクト」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2014年8月を予定している。(C)Index Corporation 2007,2012
2014年04月16日