アイドルグループ・欅坂46の菅井友香が5日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『フィアンセ』(発売中 1,800円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『フィアンセ』の発売記念イベントを行った菅井友香欅坂46のキャプテンとして活躍している菅井友香。そんな彼女の記念すべき初めてとなる同写真集は、フランス・パリでロケが行われ、"お嬢様初めての海外旅行"に帯同するかのような上品でいて欲張りな内容で、初めての水着姿やランジェリー姿といったセクシーなショットも掲載されている。白のワンピース姿で登場した菅井は「今回、初めてフランスに行かせてもらい、芸術の街でもあるパリで撮影させてもらいました。パリは映像でしか見たことがなく、ずっと行ってみたい街だったので、感動の連続でした」と初めて訪れたフランスに満足げで、「自分のすべてが詰まっています。少しでも見ていただいて、元気になってもらえる1冊になればと思っています」と写真集をアピール。初めての水着姿やランジェリー姿は「すごく恥ずかしかったです。学校で着るスクール水着でも恥ずかしくて、見えないようこそこそ泳いでいるぐらいですから(笑)。今回まさか自分の水着やランジェリー姿をたくさんの方にお見せするとは思いませんでした」と撮影前は不安を感じていたようだが、「スタッフさんが本気で良い物を作ろうと考えてくださっているのを感じて、私もその気持ちに精一杯応えたいと思い、撮影中は自分から提案しました。フランスの街で開放的になった自分がいたりします」と振り返った。欅坂46のメンバーには既に見てもらったそうで、「胸がすごいねって褒めてくれました。メンバーにも水着姿を見せる機会がないので、メンバーに見せるのは恥ずかしいですね(笑)」と苦笑い。タイトルにちなみ、「どんなフィアンセがいい?」という質問には、「安心感のある方が素敵だと思います。優しくて受け入れてもらえるような方で、美味しそうにご飯を食べてくれる方がいいです。美味しそうに食べている姿を見てみたいですね」と大食漢が好みだという。そんな男性に振る舞う料理は「(アイドルの)活動をしつつ花嫁修業中なので、それがあまり(笑)。やっとご飯を炊いたりお味噌汁やケランチムを作れるようになったぐらいです。レベルとしては怪しいですね(笑)。上手になりたいです」とまだまだ修行が必要のようだ。
2018年06月06日高橋一生と川口春奈のW主演で『九月の恋と出会うまで』が実写映画化。2019年3月1日(金)に全国ロードショー。時空を超えた奇跡の純愛ラブストーリー「九月の恋と出会うまで」は、“書店員が選んだもう一度読みたい文庫”恋愛部門第1位に選ばれた、松尾由美・著書による純愛ラブストーリー。風変わりなマンションに引っ越した北村志織は、部屋の壁から「1年後の未来にいる」と言う男の声に話しかけられ、小説家志望を目指している隣人・平野進の尾行を頼まれる。こうして2人は行動をともにするうち、互いに惹かれあっていくことに――。高橋一生×川口春奈W主演小説家を目指している営業マンであり、マンションの隣人・志織と一緒に未来から聞こえる声の主を探すことになる平野進は、『嘘を愛する女』『blank13』など注目の出演作品が後を絶たない俳優・高橋一生が演じる。恋愛映画への主演は、以外にも本作が初だ。また、部屋の壁から「1年後の未来にいる」と言う男の声に話しかけられ、現在の平野を尾行することになるOL・北村志織は、川口春奈が起用された。川口は「高橋一生さんと共演をしたいとずっと思っていたので、この作品でご一緒できることが本当に嬉しかったです。」と述べており、幅広い世代の方に楽しんでもらえる作品にしたいと意気込みを語る。浜野謙太、川栄李奈らも出演また、志織が引っ越してくる不思議なマンションの住人として、浜野謙太、中村優子が出演。志織の同じ職場で志織の相談相手でもある同僚役に川栄李奈、平野と志織の恋路に影響を与える役に古舘佑太郎、さらに物語が進むにつれ重要な鍵を握る人物としてミッキー・カーチスが出演する。プロデューサーを務める星野恵は、自分より大切に想える相手と出逢うこと自体が奇跡であり、本当に人を想うってこういうことなんだと感銘を受け、この本作を映像化するに至ったそうだ。自分が一途に想える“本当に好きになれる人“を探している女性、自分を一途に想ってくれる人を探している女性、そんな全ての女性たちの欲求を満たす大人のラブストーリーを目指すという。主題歌はandrop「Koi」主題歌は、andropの楽曲「Koi」。登場人物たちの心象を思いながら書き下ろされた楽曲「Koi」が、温かくも切ない物語の世界観をより一層盛り上げる。ストーリーちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織は、小説家志望の隣人平野と運命的に出会う。そして、新しい部屋で突然聞こえてきた不思議な声――。「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」それは強盗殺人にあうところだった志織を助けようと時空を越えて届いた、未来からの誰かの声だった。相談を受けた平野は、助かった志織にが生じることに気付く。それは一年後、志織の存在が消えることを意味していた。必死に自分を助けようとする平野に惹かれていく志織だったが、平野との別れは近づいていた――。【詳細】「九月の恋と出会うまで」公開時期:2019年3月1日(金)全国ロードショー主演:高橋一生、川口春奈※W主演出演:浜野謙太、中村優子、川栄李奈、古舘佑太郎、ミッキー・カーチス主題歌:androp「Koi」原作:松尾由美『九月の恋と出会うまで』双葉文庫監督:山本透©松尾由美/双葉社©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2018年03月23日教師と生徒として出会った2人の禁断の純愛物語が描かれる映画『ナラタージュ』。主演・松本潤、ヒロイン・有村架純で、作家・島本理生が20歳ときに執筆し「この恋愛小説がすごい!」第1位にも輝いた同名小説を映画化した本作が、Blu-ray&DVDとなって5月9日(水)にリリース&レンタルスタートすることが分かった。高校教師と生徒として出会った2人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちるラブストーリーを描いた本作。メガホンをとったのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』などを手掛ける恋愛映画の名手・行定勲。原作の発表から10年あまり映画化企画を温め続け、ついに満を持しての映画化となった。主人公の高校教師・葉山貴司役には、『陽だまりの彼女』以来4年ぶりの映画主演となる「嵐」の松本さん。そして、葉山を全身全霊で愛する工藤泉役を有村さんが演じるほか、坂口健太郎、市川実日子、瀬戸康史ら演技派キャストが本作を盛り上げる。また主題歌は、本作に共鳴した野田洋次郎が作詞・作曲を手掛けた「ナラタージュ」を起用。「都内高校に通う17歳」、ということ以外そのプロフィールはベールに包まれているadieuが歌唱している。なお、今回Blu-ray・DVDそれぞれ豪華版もリリース決定。この豪華版には、映像特典としてメイキングやイベント映像集、特番などを収録。また、「松本潤×行定勲監督×プロデューサー」のコメンタリーを収録予定と、見応え満載の内容となっている。『ナラタージュ』Blu-ray&DVDは5月9日(水)リリース&レンタル開始。(cinemacafe.net)
2018年02月02日深掘りされた人間ドラマにうなる、浅野忠信×神木隆之介共演の刑事ドラマ『刑事ゆがみ』(木曜22時~)。一見、男くさい刑事のバディものに見えますが、中身は人間の悲哀が浮き彫りにされた感動ドラマです。第2回では、教え子に慕われる女教師の純愛という心を打つ内容。しかし一転、母親側の目線で見てみると、何か心に波紋が広がる回になったのかもしれません。粗野で適当そうだけど、実は刑事として抜群の臭覚を誇る弓神 (浅野忠信)と、清純派に見えて、出世をもくろむ野心家の新米刑事・羽生(神木隆之介)。今回の2人が捜査したのは、中学校の国語教師・早杉千里(水野美紀)が何者かに襲われた強姦未遂事件でした。■息子をたぶらかしたのは、母親と同じ年代の教師だった!?自宅で仮眠中に襲われた千里を暴漢から助けたのは、彼女が勤務する中学校で教育実習をしていた大学生・打越将也(中川大志)でした。居合わせた将也が犯人と争った結果、割れた花瓶の水で足を滑らせて頭を強打! 病院に搬送されましたが、意識不明の重体になってしまいました。もともと心臓が弱く、生死の境をさまようことになってしまった将也。千里と息子の関係性を疑っていた母(黒沢あすか)は、将也に会いに来た千里の面会を全身で拒み、罵倒します。千里役に演技派女優の水野美紀、千里の教え子・将也役に“国宝級イケメン”と騒がれた中川大志、そして将也の母親役を、近年、普通のおばちゃん役が板についてきた黒沢あすかがふんしています。親子ほど年の差がある千里と将也の恋愛に猛反発する母は、将也の容体が急変した中、訪ねてきた千里に怒り心頭です。黒沢が実際に3人の子をもつ母親ということで、複雑な表情にはかなりリアリティを感じます。実際にもしかわいい息子が将来連れてきた彼女が、自分と同じ年齢だったら…。息子を大事に思うからこそ、反対してしまう親も多いのではないでしょうか。■『昼顔』の斎藤工がまさかの下着泥棒役!ドラマの演出が『昼顔~平日 午後3時の恋人たち〜』の西谷弘監督ということで、主婦たちの間で絶大な支持率を誇る斎藤工がゲスト出演。生真面目で不器用な北野先生役とは打って変わり、彼が演じたのは筋金入りの下着泥棒役でした。人を食ったようなキャラがこれまた最高で、事件の犯人をミスリードしていくという重要な役どころです。羽生を小バカにするくだりも愉快です。ちなみに、今週の“神木キュン”のハイライトシーンは、下着泥棒が盗んだ下着の数々を手にし、むっつりした表情を浮かべるくだりです。いやあ、神木くん、もう大人ですもんね。■弓神の名言「人を守るためのウソもある」冒頭で、子どもたちに剣道を教える羽生は「武士にとってウソやごまかしは卑怯(ひきょう)なことなんです」と解きます。例によって弓神が「人を守るためのウソもあると思います」とツッコミを入れたため、羽生が大ブーイング。弓神のこの言葉が、今回のテーマです。実際には、強姦未遂事件は存在せず、千里が将也の将来を守るためについたウソだったことが後半に明かされていきます。千里と将也の純愛こそが事件の真実だったのですが、弓神の「人の気持ちなんて通じ合う方が奇跡だからな」というせりふもじつに味わい深い。事件解決後、再び子どもたちに武士道を説く羽生。「ウソが人を守ることもあります。それでもやはりウソをついてはいけないと私は思います。周りのことも自分自身のことも苦しめます。これは心に留めておいてください」そう、今回の事件を経て、羽生は弓神の言葉の意味をかみしめたよう。羽生が弓神と接することで、少しずつ成長を遂げていくように、きっと神木くん自身も、敬愛する浅野忠信から、何か大切なものを受け取っているに違いない。今後も2人を見守っていきたいです。
2017年10月25日現役女子大生グラドルの菅井美沙が30日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『ちゅらみさ』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。昨年グラドルとしてデビューした菅井美沙は、東京理科大学に通う現役女子大生で、知的なルックスにFカップの美乳という完璧ボディが魅力の22歳。約半年ぶりのDVDとなる本作は、今年5月に訪れたという沖縄の宮古島でロケが行われ、11年間クラシックバレエで鍛え抜いた極上のボディをフルスロットルで披露した1枚となっている。ハワイで購入したというカラフルな水着姿で報道陣の取材に応じた菅井は「学生という設定で、男性とデートをしたり水着姿がたくさん収録されています。岩場で撮影した時にピンクの水着を着たんですが、スタイリストさんが私の身体に合わせて作ってくれた手作りのもので、それが嬉しくてとても印象に残っています」と笑顔。ファンに見て欲しいシーンを「もう22歳なので現役の女子高生みたいに高校生独特の顔がパンパンした感じはないですが、久し振りに着た制服姿はぜひ見てほしいです」とあげながら、「セクシーなシーンは夜のベッドのシーン。私がお部屋に入ってベッドの上で寝転ぶんですが、赤いベッドで激しめです(笑)」と語った。現在は東京理科大学で工学部に通う現役女子大生の菅井だが、「うちの大学は男子が多く、女の子がほとんどいなくてクラスで私1人になりました。だから友だちが1人もいなくて、1人で大学に行って一言も喋らず授業を受け、家に帰るという感じです。合コンも誘われたことすらありません」と実情を告白。4年生ということで卒業後についても言及し、「大学の勉強があまり楽しいと思えなくて。グラビアの仕事はやりたいと思えたので、卒業後は芸能のお仕事で頑張ってみようと思います」と目を輝かせていた。菅井美沙(すがい みさ)1995年5月1日生まれ。広島県出身。身長153cm。スリーサイズはB80・W53・H80。2016年に雑誌誌上でグラビアデビューを飾ったグラビアアイドル。2017年に1stDVD『サイエンス・ガール』をリリースし、知的フェイスにFカップの美乳を露わにしてグラドルファンのハートを射止めた。現在は光文社主催のミスコン「ミスFLASH2018」にエントリー中。特技はクラシックバレエ。趣味は勉強、料理。
2017年08月06日韓国のトップ俳優イ・ジュンギを主演に迎え、中国とイタリアで国境を越えた純愛を描く『シチリアの恋』。その待望の予告編とポスタービジュアルがシネマカフェにて解禁となった。突然、シチリアへのオペラ留学すると宣言した音痴のジュンホ。フィアンセであるシャオユウとの関係にもピリオドが打たれた。絶望したシャオユウは、ジュンホの突然のシチリア行を不信に思い、本当の理由を探ろうとするが…。ハリウッド超大作『バイオハザード:ザ・ファイナル』への出演でも注目を集め、本作で中国スクリーンデビューを飾ったトップスターのイ・ジュンギが、8年ぶりに映画主演。ヒロイン・シャオユウ役を巨匠チャン・イーモウ監督の『サンザシの樹の下で』でデビューし、人気女優として活躍するチョウ・ドンユイが務め、『黒衣の刺客』などで知られる台湾のスターのイーサン・ルアンらが脇を固めている。中国・上海とイタリア・シチリアを行き来しながら、国境と地域を越えて愛を育む男女の正統派ラブストーリーは、2016年8月に中国で公開されるや、上半期の恋愛映画としては初日観客動員数ナンバーワンを記録するヒットとなった。このたび解禁された予告編は、留学先の中国でひと目惚れしたシャオヨウに「俺の彼女になれ」とジュンホが告白するシーンからスタート。だが、2人の出会いと幸せな時間をとらえた胸キュンシーン満載の前半部分から一転、後半は2人のすれ違う様子が美しいシチリアの景色と共に描かれていく。遠く離れてもお互いを想う気持ちは変わらない2人が、どうして離れ離れにならなくてはいけなかったのか。「生前葬をしてくれ」と姉に語るジュンホが、シャオユウのもとを去った衝撃の理由が明かされていくが…。また、ポスタービジュアルでは、韓国の人気スターのイ・ジュンギと台湾の人気スターのイーサン・ルアンが中国の人気女優チョウ・ドンユイを挟むように座り、2つの国を暗示するかのように背景の色がくっきりと分かれたビジュアル。それぞれのいる場所が意味を持つかのようで、人気俳優たちが織りなす“純愛”を期待せずにはいられないビジュアルとなっている。『シチリアの恋』は4月22日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日アイドルグループの欅坂46が21日、千葉・幕張メッセで全国握手会を開催。このライブ中に、菅井友香がキャプテンに、守屋茜が副キャプテンに就任することをサプライズ発表した。これは、ライブ中のMCの最中に発表。急きょステージが暗転し、スクリーンに「重大発表」の文字が表示された後、菅井と守屋の就任発表に、1万5千人の客席から拍手と歓声が送られた。2人は、サプライズでの発表に驚きの表情を隠せず、菅井は「私でいいのかなという気持ちもありつつ、こうして選んでいただいたからには、もっとメンバーのことにも気を配って、認めてもらえるようなキャプテンになれるように、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と抱負。守屋は「びっくりしすぎて、まだよくわからないですが、何事も私らしく全力で気合で頑張ります!」と意気込みを示した。
2017年01月21日東京理科大学の現役学生でタレントの菅井美沙(すがい・みさ=21)が、20日に自身初となるDVD・BD『サイエンス・ガール』(竹書房)を発売した。インスタグラムでは、「DVDの発売から、色んな事に繋がってテレビや雑誌でたくさん活躍できるように、夢を実現するように、頑張って行きたいと思います」と抱負を伝え、昨年末にはツイッターで「ファーストDVDもうすぐだね」と発売を心待ちにしている様子だった菅井。そんな菅井の願いが込められた今回のDVDは、"現役リケジョ"ならではのシーンや、クラシックバレエ歴11年の経験を生かしたシーンなどが収められているという。本編80分で特典映像10分。DVDは3,800円、BDは4,300円(いずれも税別)。1995年5月1日生まれ、広島県出身。身長153センチでスリーサイズはB80(F)-W52-H80。若槻千夏、木下優樹菜、小倉優子、菜々緒、筧美和子、おのののからの芸能事務所・プラチナムプロダクションに所属している。
2017年01月20日刑事・医療ものがその痛快さで安定の高視聴率を抑える中、10月期は、“純愛”を描いた様々な作品が世の女性たちのハートを射止めました。回を追う毎に、視聴率が右肩上がり!ジワジワくる話題作が多かった印象です。民放ゴールデンドラマが全て最終回を迎えるということで、今日はドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」を発表していきましょう。■第1位:興奮して眠れない人が続出!?現代らしい“もどかしさ”が詰まった「逃げ恥」放送終了後、ベッドに入っても頭の中からエンディング曲がなかなか離れない…という現象が、久しぶりに起こりました。主演・新垣結衣さんが、給料制の契約妻を演じた話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」です。翌日には続々と、ネットニュースにその反響が挙がっていましたよね~!本作では、登場人物それぞれが、心にどこか小さなコンプレックスを抱えている点が等身大で良かった。「会社という社会にどうしても馴染めない」「仕事は順調だが、結婚という負い目からどうしても抜け出せない」など、事情は様々。その非常に現代らしい“もどかしさ”こそが、まさに「逃げ恥」最大の魅力なのだと思います。誰だって悩みを抱えながら懸命に生きている――彼らの、少しダサくも見える本音の数々が、視聴者の現実に重なるからこそ、これだけ大きな共感を集めたのではないでしょうか。また本編以外にも、エンディング映像として流れた“恋ダンス”の癒し効果が注目を集め、振り付けを真似た動画をネット上にアップするファンが続出。個人的には、ドラマ後半から公式Twitterで公開された藤井隆さんのキレッキレダンスがお気に入りなので、是非チェックしてみてください。■第2位:“純真無垢”が嫌味じゃない!働く女性の新境地を描いたドラマ「地味スゴ!」続いてはこの作品!「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」、石原さとみさんのお洒落センスには脱帽いたしました…(部屋着のコーディネートが、毎回高度過ぎやしませんでしたか?笑)ファッション誌志望の主人公・悦子が、本意ではない校閲部へと配属され奮闘する姿を描いた本作。「すぐに希望の部署へ異動してみせる」と意気込んでいた悦子でしたが、いつしか「この仕事も、夢への一歩だから」と前向きな思考に。与えられた仕事には決して手を抜かない――彼女の真っ直ぐな姿勢に心打たれた方も多いのではないでしょうか。また本ドラマでは、脇役男性陣の演技力がとにかくスゴかったですね!悦子の想い人を演じた菅田将暉さんの、ゆる~りふんわ~りとした現代男子っぷりに感服。仕事にも女性にも、世慣れした部分を時折見せつつ、本命にはとことん向き合う独特のヒーロー像。リアルな格好良さがありました。加えて悦子の天敵(?)、タコこと青木崇高さんも素晴らしかった。SNS上では、「タコとのラブエンドにも期待」なんて声が上がる程、2人の犬猿なやり取りが心地良く板についていましたね~。書籍出版のいろはも学べる、一石三鳥くらいのドラマ。とても面白かったです!■第3位:交錯する“劣等感”究極の兄弟愛を描いた「カインとアベル」月9「カインとアベル」では、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんがその演技力を存分に魅せてくれました。山田さん演じる高田優は全10話を通して、仕事面でも精神面でも、非常に大きく進化・衰退を繰り返すキャラクター。これまでキラキラ優等生タイプの主人公を演じることが多かった山田さんにとって、新たな挑戦といえる作品になったのではないでしょうか。「自分は兄の様にはなれない…」幼い頃から引け目を感じ、「父親に褒められること」を諦めていた優が、兄・隆一(桐谷健太)失脚の引き金を引いたとき――物語が大きく音を立てて動き始めました。おっとりしていたはずの優の瞳が、ギラギラ野心を宿していく。幸か不幸か…第1話で描かれた兄弟の立場、性格、取り巻く環境が全て逆転してしまったのです。愛する人たちとのせめぎ合いや葛藤を通じて、彼が見出した“本当に大切なもの”とは?月9らしからぬダークテイストな展開が斬新で惹きこまれました。人間模様だけでなく、一方でアウトレットモール建設や海外投資など、総合地所という企業の仕事についても非常に丁寧に描かれているので、飽きずに楽しむことができますよ。おすすめです。以上、秋クールはいずれも“愛”に溢れたドラマセレクトとなりました。次回は1年間のドラマふり返りをご紹介予定です。お楽しみに~!(text:Yuki Watanabe)
2016年12月21日9月より放送されるドラマ10「運命に、似た恋」(NHK)の制作が本日発表され、北川悦吏子が初めてNHKにおいて脚本を執筆し、斎藤工と原田知世による“大人の純愛物語”を描く。原田さん演じるカスミは離婚歴ある高校生の息子のシングルマザー。富裕層むけの配達クリーニング店で懸命に働き、なんとか生計を立てている。ある日、配達先で斎藤さん演じるデザイナーのユーリと出会う。小物から家具、カフェの内装に至るまで、あらゆるもののデザインを手がけ、その世界では若手No.1と目される存在だ。彼はなぜかカスミに馴れ馴れしくちょっかいを出してくる。カスミは当初は警戒していたものの、やがて彼の純粋さに惹かれていくのだった。しかしユーリには謎めいた部分が多かった。彼はすでにマホ(小西真奈美)という女性と関係をもっており、師匠である得快適デザイナー・深見(奥田瑛二)に対してはなぜか絶対服従だった。ある日カスミは、ユーリが自分にとっての“運命の人”だったと気づく。それは、カスミがいまも心のよりどころにしている、大切な記憶に関わることだった…。本作のキャスト陣には、原田さん、斎藤さんを始め、小西真奈美、奥田瑛二、大後寿々花、小市慢太郎らが脇を固めている。2014年に放送され社会現象にもなったドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」でも、上戸彩演じる人妻との不倫に走る高校教師を演じてブレイクした斎藤さん。今回は、シングルマザーを虜にする男を演じることとなったが、斎藤さんの持つセクシーさとミステリアスな魅力をもって、原田さんとどのように絡んでいくのか楽しみなところ。脚本は、90年代から「あすなろ白書」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」、2000年以降も「ビューティフルライフ」「空から降る一億の星」「オレンジデイズ」など、数々の恋愛ドラマにおいて大ヒット作を手がけてきた北川氏。今作で初めてNHKで放送の作品を執筆することとなった。「『運命に、似た恋』第6回を書いているいま現在、お風呂から上がったところで涙が溢れた。バラバラと。ドラマの登場人物たち。みな、いたいけ、か、痛いか、どっちかだ。あからさまに、幸せな人は、ひとりもいない。そんな彼、彼女らの苦しみや悲しみに、心を持ってかれたか、お風呂上りに、涙が。久しぶりの長いドラマです。そして、初NHKです。NHK!視聴者のみなさま!よろしくお願いします」と意気込みを語っている。ドラマ10「運命に、似た恋」は、9月23日(金)より毎週金曜日22時~NHK総合にて放送(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日「初恋」「幼なじみ」「日記」「手紙」――。そんな胸キュンなキーワードを散りばめた純愛がテーマのアジア映画が、この5月に続々と公開される。物語の中に流れるゆったりとした時間に心癒され、不思議なノスタルジーを感じさせる懐かしくも優しい3作品をピックアップした。■初恋は風に舞う塵のごとし、はかない想いだけが残る巨匠ホウ・シャオシェンが描く…『恋恋風塵』まず、5月21日公開より公開される『恋恋風塵』は、妻夫木聡出演『黒衣の刺客』で「第68回カンヌ国際映画祭」監督賞を受賞した台湾が誇る巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)の1987年の作品をデジタル・リマスター。脚本を手がけたジュー・ティエンウェン(朱天文)は、本作と同時公開となるデジタル・リマスター版『冬冬の夏休み』(’84)でも脚本を務め、ホウ監督からの信頼も厚い女流作家として知られる。幼なじみとして育ち、貧しい家計を助けるため、中学卒業後に台北に出て働くワンとホン。慣れない都会暮らしの中で支えあう内に、淡い恋が芽生えた2人だったが、ある日ワンに届けられた兵役の知らせが2人を引き離す…。下校途中の田園風景、登場し始めて間もない巻時計、旧式の漢字など、随所に見られるノスタルジックな光景と、離ればなれの恋人を繋ぐ「手紙」に込められた想いが何とも切なく、抑制された映像美に心洗われる。■30年の時を越え “17歳”の切ない恋心が鮮やかに蘇る…『若葉のころ』5月28日公開の『若葉のころ』は、1971年の大ヒット映画『小さな恋のメロディ』の挿入歌として知られる「ビージーズ」の同名曲に乗せ、子ども以上大人未満の“17歳”という微妙な年ごろの揺れる恋心を描く珠玉のラブストーリー。台北に住む17歳の女子高生・バイが、交通事故で意識不明の重体となった母・ワンに代わり、母が17歳のころに出会った初恋の相手にメールを送ったことから始まる、30年の年月を越えた純愛をつづる。名曲「若葉のころ」と繊細な映像で表現するのは、ミュージックビデオ出身のジョウ・グータイ監督。台湾版『美男<イケメン>ですね』の若手注目女優ルゥルゥ・チェンが主人公の女子高生と若き日の母の二役をみずみずしく好演する。■会ったこともない日記の持ち主に恋!? 実話から生まれた物語…『すれ違いのダイアリーズ』米「アカデミー賞」外国語映画賞のタイ代表作品にも選出され、日本の著名人たちをはじめ世界各国で観客による感動の口コミが絶えない『すれ違いのダイアリーズ』は、5月14日公開される。電気なし、水道なし、携帯電話もつながらない水上学校に先生としてやってきた青年ソーン。教師経験も全くないうえに、超やんちゃな子どもたちに囲まれ、失敗ばかりの毎日。そんなある日、前任の女性教師エーンが残したノートにより、ソーンは出会ったこともない彼女に恋してしまう。彼女の教師としての悩みや喜び、等身大の感情が綴られた一冊の日記をめぐる“すれ違い”がギュッと心をつかむ、実話ベースの胸キュンストーリー。あなたは、どの“純愛”に涙する?(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日俳優の福士蒼汰と女優の小松菜奈が、"今年一番泣ける純愛映画"を目指す『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(12月公開)で初共演する。原作は、WEBサイト「読書メーター」の「恋愛小説おすすめランキング」で1位をキープし続けていることでも話題となり、60万部を突破した同名小説(七月隆文著)。京都を舞台に、20歳の男女のかけがえのない一瞬と恋愛模様が描かれる。メガホンを取るのは『僕等がいた前後篇』(12年)、『ホットロード』(14年)、『アオハライド』(14年)など多くの恋愛青春映画をヒットさせてきた三木孝浩監督で、脚本は"泣ける青春ラブストーリーの名手"と称され、三木監督と度々タッグを組んできた吉田智子氏が担当。万全の体制を組み、「2016年、"一番泣ける純愛映画"」を目指すという。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)で話題を集め、『きょうは会社休みます。』(14年)、『恋仲』(15年)などのドラマや映画『ストロボエッジ』(15年)に出演してきた福士。本作では主役となる、京都に暮らす美大の2回生・南山高寿役を務める。福士は、原作について、「最初は普通のラブストーリーとして読んでいましたが、途中からボロボロ泣いていました。家で読んで正解でした」と語るほど感動。「原作の舞台でもある京都の今と昔が混在している情景が、この作品を良い雰囲気に包んでくれる」とロケ地・京都への感慨も口にした。2月27日に公開を控える『黒崎くんの言いなりになんてならない』でもヒロインを務める小松が演じるのは、高寿に一目ぼれされ付き合うも、どこか謎めいた雰囲気を持つ女性・福寿愛美。福士と同様に「原作を読ませていただいた時は、ちょっと複雑なストーリーでもあって頭の中で整理しつつ気づくと号泣していました」と明かす。さらに、「2人の空気感だったり、何気ない会話・日常、何よりも2人の共有している時間を大切に一つ一つのシーンをいとおしく思いながら、監督・スタッフ・共演者の方々と日々楽しんで撮影できたら」と話している。先日、少女漫画原作の『青空エール』(8月公開)でもメガホンを取ることが発表された三木監督は、「誰しも恋をした瞬間、時の流れは変化する。この世界が2人だけのものになる。刹那であり、永遠にもなる、その不思議な感覚」と恋に落ちた時の感情を挙げながら、本作を「そんな"時"を描くラブストーリー」と説明。続けて、「非日常を描くことで写し鏡にして見えてくる日常のささやかな幸せを好きな人と同じ時を重ねる日々のいとおしさを大切に、大切に、描きたい」と意気込みを見せる。また原作の七月氏も、映画化に感謝しながら「福士さんと小松さんの演じる高寿と愛美の姿を見るのが楽しみでなりません」と期待を寄せた。
2016年01月14日大人の純愛…という言葉からどんな恋愛を思い浮かべますか。淡々と落ち着いた節度ある感情? 激しくドラマティックな官能? ワケありで他人に言えない関係? 大人の事情が絡んで複雑に交錯しているかもしれません。純愛の定義は難しいけれど、でも、決して駆け引きをしないこと、そして安全地帯に逃げ込まないのが純愛ではないでしょうか。酸いも甘いも噛み分けられるからこそ、ピュアさの純度が高くならざるを得ない恋。せつなさで胸が締めつけられる感覚は、私たちをダイレクトに刺激してくれるキレイの源だと思うのです。枯れるには早すぎる! 乾きがちな心と身体に潤いを行き渡らせてくれる、大人の純愛映画を3本ご紹介しましょう。タンゴとともにほとばしる恋▼ 愛されるために、ここにいる監督:ステファヌ・ブリゼ出演:パトリック・シェネ.アンヌ・コンシニ.ジョルジュ・ウィルソン離婚して一人暮らしをしている、人生に疲れた中年男ジャン=クロード(パトリック・シェネ)は、裁判所の司法執行官。医者に運動不足を指摘され、オフィスの窓を開けると音楽が聞こえてくる近所のタンゴ教室に通い始めます。そこで出会ったのが、結婚を控え、ウェディングパーティーでタンゴを踊るため、レッスンに通っているフランソワーズ(アンヌ・コンシニ)。彼女の婚約者は小説の執筆に追われていて、二人はすれ違ってばかり…。堅物で不器用なジャン=クロードが、アルゼンチンタンゴの調べとともに、フランソワーズと恋に落ちていく様子が自然で美しく、ぎこちなく踊るシーンから目が離せません。ジャン=クロード演じるパトリックが、インタビューで「主導権を握るのは女性です。男は居心地の悪さを感じながらも女性について行く。自分が何を求めているかわからないこともあるのに、女性は常に自分の感情に素直なんです」と語っているのも興味深いものが。一見、地味な恋愛映画ですけれど、セザール賞に主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞と3部門もノミネートされた、フランス人好みの名作。やるせない哀愁と孤独、そして、シンプルな感情が心を打つ純愛映画。心の水脈がヒタヒタとみなぎってくるでしょう。女性作家ジョルジュ・サンドと年下の詩人ミュッセの恋愛▼ 年下の人監督:ディアーヌ・キュリス出演:ジュリエット・ビノシュ, ブノワ・マジメル, ステファノ・ディオニジ, ロバン・レヌッチ, カリン・ヴィアール19世紀、ロマン主義花咲くフランス。男尊女卑だった時代に、奔放で恋多き女性作家ジョルジュ・サンド(ジュリエット・ビノシュ)と詩人アルフレッド・ミュッセ(ブノワ・マジメル)の激しい愛の葛藤が描かれます。1999年の作品で、当時25歳のブノワ・マジメルがセクシーで美しい。役柄では6歳年上、実際は10歳年上のジュリエット・ビノシュと、この共演がもとで結婚するのですから、いかにドラマティックな映画かわかるはず。ディアーヌ・キュリス監督は、「私はジョルジュ・サンドを通して、すべての自由な女性を讃えたかった。ある日、『もうたくさんよ!』と言って立ち上がることのできるすべての女性を」と語っています。クリスチャン・ラクロワの衣装も美しくゴージャスで圧巻。文学好きでなくとも愉しめる、現代にも通じるせつない恋をぜひ堪能してください。キレッキレの純愛のせつなさに酔いしれる▼灯台守の恋監督:フィリップ・リオレ出演:サンドリーヌ・ボネール, フィリップ・トレトン, グレゴリ・デランジェール“世界の果て”と呼ばれるブルターニュの小さい島。そこで生まれ育ったマベは、灯台守の夫イヴォンと暮らしていますが、そこにアルジェリア帰還兵のアントワーヌが、新人の灯台守として赴任してきて…。最初の視線で、何かを感じ合う二人。閉鎖的な過疎の村という環境と、荒れ果てた海の中に立つ灯台という絶景なロケーションの中、絡み合う視線だけで描かれていく禁断の恋が見事です。マベを演じるサンドリーヌ・ボネールは、派手な美人ではないのに、女の人っていいなあ、と同性にも感じさせる魅力で惹き込まれます。穏やかだけれど何かを秘めているアントワーヌとの恋が夫に知られてしまい…。嵐の夜、二人一組で灯台守をすることになったアントワーヌとイヴォン、荒れ狂う波に飲まれそうになるアントワーヌを、イヴォンは助けるのか? ドキドキが止まらない、これぞまさしく大人の純愛! お薦めです。この3本に共通するのは、恋する視線の清冽さ。視線が語る純愛は、大人度が高くてせつないです。恋していてもいなくても、濃密で繊細な感覚が美意識を研ぎ澄ませてくれる映画たちで、感性の潤い美人になりましょう。
2015年07月23日現在、朝ドラ「まれ」の“遠距離”新婚カップルとして日本中の注目を浴びている土屋太鳳と山崎賢人が、大人気青春純愛コミック「orange-オレンジ-」の映画化で再タッグを組むことが決定。「まれ」終了直後のクランクインから “まれ”に見る早さで、12月12日(土)に公開されることが明らかとなった。高校2年生の春。10年後の未来の自分から、一通の手紙が届いた。書かれていたのは、大切な人の未来が、そこにはないということだった…。「10年後の未来の自分から手紙が届く」というファンタジーでありながら、恋愛、友情など、心温まるヒューマンストーリーもしっかりと描かれ、男女問わず幅広い層に絶大な支持を得ている、高野苺・原作の「orange-オレンジ-」。「月刊アクション」(双葉社)にて連載中で、1巻から4巻までの単行本は累計160万部を突破。世界でも9か国で翻訳出版され、「orange」中毒となるファンが続出中。“もしもあの時、こうしていれば、この後悔はなかったかもしれない”という、生きていれば誰しもが描く思いをもとに、「未来の自分から手紙が届くファンタジックな世界観」と「大切な人の未来を失わないために“いま”をもがきながら奮闘する」青春純愛ストーリーを、映画では初共演となる最旬の2人で実写映画化。未来の自分から届いた手紙をもとに、臆病ながらも運命を変えようと奮闘していくヒロイン・高宮菜穂役を演じるのは、現在放送中の「まれ」で新・国民的女優となった土屋太鳳。16歳の健気な女子高生の菜穂と、26歳の受けとめざるを得ない運命を背負った菜穂を演じ分ける。菜穂が想いを寄せることになる、母の自殺が原因で心に深い傷を負った転校生・成瀬翔役には、「まれ」で土屋さんの相手役を好演するほか、「デスノート」(日本テレビ)『ヒロイン失格』など話題作に続々と出演する山崎賢人。また、菜穂の一番の理解者で、翔との恋を応援する心優しきサッカー少年・須和弘人役に竜星涼、クールだが面倒見の良い姉御肌な茅野貴子役に山崎紘菜、イジラれ役で飄々とした不思議少年の萩田朔役に桜田通、グループのムードメーカー・村坂あずさ役に清水くるみと、菜穂と翔を支えていく友人たちには、次世代を担う若手実力派俳優たちが集結した。監督には、日本民間放送連盟ドラマ部門最優秀賞、またギャラクシー賞など各賞を獲得した「鈴木先生」(テレビ東京)や、「TEAM NACS」主演の北海道限定ドラマ「スープカレー」(HBC/TBS)などのドラマを演出し、自身も生粋の原作ファンという新進気鋭の橋本光二郎が、初の長編映画作品としてメガホンをとる。脚本には、『電車男』『陰日向に咲く』『ヘルタースケルター』など、常に話題作の絶えない金子ありさ。そして音楽には、「あまちゃん」で軽快かつ繊細な世界観を創りあげた大友良英と、現在の日本エンターテインメント界を代表するスタッフが、フレッシュなキャストたちを後押ししていることも注目だ。【土屋太鳳コメント】原作を高校生の頃に読んでいて、深い悲しみや、生きることの大切さ、高校生活のキラキラ感を感じていました。最初に作品のオファーを頂いた時、直感的に「翔は賢人君かな?」と思っていたら本当に当たっていて嬉しかったです。原作が人気なので菜穂を演じるのは身が引き締まる思いですが、撮影の一瞬一瞬に全力で愛情をこめていきたいと思います。翔と菜穂の心の旅を楽しんで頂けたら嬉しいです。【山崎賢人コメント】原作を読んで、未来の自分から手紙が届くというファンタジーでありながら、少し切ない気持ちになれる部分もあるし、菜穂と翔の関係や、仲間たちとの絆が凄く良くて、大好きな作品になりました。切なさと、青春を感じられる作品だと思うので、太鳳ちゃんやキャストの方々と一緒に楽しみながら、大切なことが伝わる作品になれば良いと思います。【橋本光二郎監督コメント】土屋さんは今まで演じられてきた多くの役と同様、心に強い芯を持ち常に前向きな女性というイメージがあります。ただ今回の菜穂という女の子は、内気で自分の意思を通すことに臆病な子です。その子が物語を通して成長し、次第に強い意志を獲得してゆくという過程をどのように土屋さんが表現していってくれるかが今から楽しみです。山崎さんは役作りに対して非常に繊細な感覚を持っている方という印象があります。今、これだけ多くの作品に出演していながらも、どの作品を見ても毎回、彼の新たな一面と出会えるのは驚きです。とかく、差別化するために大げさな芝居や奇抜な役作りに走りがちな役者さんが多い中で、さり気なくそれを為しえるというのはすごいことだと思います。『orange-オレンジ-』は8月下旬~10月上旬に撮影、12月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月20日ピュアなハートを持つ男子と、純愛をしたい、と願う女子も少なくないでしょう。ピュアな男子とは、打算がなく、自分に正直で、目の前の出来事をありのまま受け止められる、そんな真っ直ぐな人を指します。でも、一見ピュアそうに見えて、じつは遊び人だった、なんて男子も。そこでピュアな心を持つ男子の特徴について、ピュアな男子と現在進行形で交際している女子に聞きました。■1.頻繁に合コンや飲み会に参加していない「ピュアな男子はひとつのことに没頭する傾向がある気がする。今の彼もそうだけど、合コンや飲み会にはめったに参加しないタイプ。そんな時間があるのなら、趣味を楽しみたいって感じ。頻繁に合コンや飲み会に参加していなくて、趣味に没頭している男子ならピュアな心を持っている確率が高いと思う」(27歳/メーカー)器用になんでもこなせる男子の中にもピュアな人は存在すると思うのですが、ひとつのことに夢中になるタイプの方がピュア度は高めでしょう。合コンや飲み会に参加する時間を惜しんで趣味に当てている時点で、歳を重ねてもピュアな少年の心を忘れていない人だと言えます。■2.正義感が強い「正義感が強くて曲がったことが大嫌いな人は、他人にも自分にも厳しいところがあるけど、根は純粋なんだと思う。そういう男子は頼りがいがあって、いざというとき守ってくれる。まるでお父さんが子供を守るみたいに一生懸命になってくれるから“この人、本当に純粋なんだな”と常々思う」(25歳/事務)幼い頃に家族から“女子は守るもの”だと教えられたのかもしれませんが、それを大人になった今でも貫いているあたりが純粋そのもの。ひとりの女子を愛し抜く強さも持っていそうですよね。正義感が強い男子がいたら、近づいてみては?■3.他人の気持ちを思いやれる「私の彼は自分が純粋で傷つきやすいからこそ、他人に対する思いやりをいつも忘れない。私が悩みを打ち明けると、親身になって聞いてくれるし、後日、電話で“あの件、大丈夫?”と聞いてくれる。ちなみに彼は私以外の人にも思いやりがあり、友達に頼られることも多い」(30歳/貿易)純粋な男子は人一倍傷つきやすいぶん、他人を思いやることができるのでしょう。中にはこちらが何も言わなくても表情から気持ちを読み取り、やさしくフォローしてくれるピュアな男子までいます。他人をそこまで思いやることは、なかなかできないもの。それができるのは、ピュアな心を持っている男子の証かも。■4.子どもの頃の夢を決して忘れない「交際中の彼はたまに子どもの頃の夢を語ってくれる。“小さな頃、こんなことがしたかった”“自分はこのような大人になろうと思っていた”とか、そのときによって語る夢の内容は大小さまざまだけど、目をキラキラ輝かせて幼い頃の夢を語る彼にピュアさを感じる」(26歳/公務員)“三つ子の魂百まで”ということわざがありますが、ピュアな男子は幼い頃からずっとピュアなままなのかもしれませんね。子どもの頃の夢を大人になってから語ることに、恥ずかしさを感じる男子も少なくありませんが、堂々と幼き頃の夢を語れるのは、ピュアな心を持つ男子ならでは。■おわりに純粋な心を持つ男子は、他人に対して気遣いができるやさしい人だと言えるでしょう。あなたの身近に思い当たる男子がいたら、一緒に過ごす時間を増やして相手のピュア度をはかってみるといいかもしれません。そこから純愛が生まれる可能性も十分ありますよ。(羽音/ハウコレ)
2015年06月26日幼なじみとの純愛にあこがれる!!マンガやアニメで描かれるあまずっぱい初恋や手の届かない女性を思い続ける恋愛などを見ていると、「こんな純愛を経験してみたい」と思ってしまいます。そこで男性369名に「心の浄化!!純愛マンガ・アニメ」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.心の浄化!!純愛マンガ・アニメは?(複数回答)1位『タッチ』19.0%2位『めぞん一刻』15.4%3位『君に届け』12.2%4位『花より男子』8.4%4位『僕等がいた』8.4%■番外編:この作品を見ると心が洗われる!!・『CLANNAD』シリーズ:「純愛だけでなく友情や家族愛も含まれていて、とにかく心が洗われる」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・『さんかれあ』:「ゾンビになっても恋しているのは純愛なのかなと思う」(25歳/医療・福祉/専門職)・『初恋限定。』:「こんな学生生活を送ってみたかった……」(25歳/学校・教育関連/専門職)・『黄昏乙女×アムネジア』:「いちずなところがいいですね」(28歳/情報・IT/技術職)・『妖狐×僕SS』:「ピュアだよね」(25歳/情報・IT/営業職)■『タッチ』を見ると心が洗われる!!・「恋愛の教科書!スポーツしていた人なら共感できるはず!」(27歳/学校・教育関連/その他)・「ちょうど思春期のころに見ていたので自分自身と重ね合わせていた」(43歳/電機/事務系専門職)・「達也と南の純愛は圧倒的にすばらしい」(30歳/金融・証券/営業職)・「幼なじみという鉄板のシチュエーションだから」(30歳/情報・IT/技術職)・「健全な恋愛が描かれている」(26歳/不動産/その他)■『めぞん一刻』を見るとは心が洗われる!!・「携帯がない時代だから、なかなか進展しない恋の行方にやきもきできる」(34歳/学校・教育関連/専門職)・「五代裕作と音無響子さんの距離が縮まっていく過程が好き」(29歳/その他/技術職)・「恋愛マンガの王道の一つだと思う」(41歳/ソフトウェア/技術職)・「何回読んでもジーンとなる」(39歳/自動車関連/技術職)■『君に届け』を見ると心が洗われる!!・「すごく細やかに恋愛模様を描いている。まさしく『純愛もの』だと思う」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・「見ていてすがすがしい」(25歳/食品・飲料/クリエイティブ職)・「主人公が成長していく姿がいい」(32歳/情報・IT/技術職)・「じれったさが現実的」(29歳/ソフトウェア/技術職)■『花より男子』を見ると心が洗われる!!・「好きな者同士でも離れてしまったり、うまくいかなかったりする恋愛。新刊が出るのを楽しみにしていた」(28歳/食品・飲料/その他)・「主人公が庶民的で感情移入しやすいから」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「なかなか距離を縮められないところがいい」(24歳/運輸・倉庫/営業職)■『僕等がいた』を見ると心が洗われる!!・「読んでいて青春時代を思い出すことがある」(33歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「この作品を読むと感動する」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「優しい雰囲気が漂っている」(27歳/ソフトウェア/技術職)(評)1位、2位はどちらも、まだ携帯電話が普及していなかった80年代に発表された作品です。好きな人と気軽に連絡を取れないもどかしさを懐かしむ40代以上、そんなじれったい恋愛にあこがれる20代や30代、双方から支持を集めていました。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年4月27日~5月7日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性369名(その他と回答した15.5%を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】漫画で描かれる思わずドキッとするシーン【ランキング男性編】恋愛マンガにありがちだけど実際には経験しないと思うシチュエーション【ランキング男性編】「こんな告白をしたい!!」マンガに出てきた印象的な告白完全版(画像などあり)を見る
2012年07月08日今年の初春に公開され大ヒットを記録した『僕等がいた』で純愛を熱演した生田斗真が、今度はバイオレンス満載のミステリー小説「脳男」の映画化でダークヒーロー“脳男”を演じることが決定!生田さん始め、江口洋介&松雪泰子ら豪華共演キャストからのコメントが到着した。2000年の発刊当初からその独創的な内容が数多くのファンを生み出し、第46回江戸川乱歩賞を受賞するなど高い評価を集めた首藤瓜於による同名小説を映画化した本作。生まれつき並外れた記憶力・知能・肉体を持ちながら、人間としての“感情”を持たない美しき殺戮者“脳男”が引き起こす怪事件を描く。脚本として参加するのは昨年、国内映画賞を総なめにした『八日目の蝉』の成島出。原作を上回る重厚な人間ドラマが期待される。発行直後からファンの間では映像化を望む声が沸きあがる中で、本作の主人公にして最大の謎を抱えた“脳男”こと鈴木一郎のキャラクター設定の難しさから映画化まで10年以上もの時が待たれた。この難役に大抜擢された生田さんは「お話をいただいたときから、この作品に全てを賭けてみようと思いました。感情を持たず、痛みを感じない殺人マシーンという、これまで演じてきた役とは大きく異なる役です。この作品が自身のこの先の道のりを大きく広げてくれるよう、日々撮影に励んでいます」と気合を込める。自身初のアクションにも挑戦することもあり、その意気込みは相当のようだ。また、物語の脇を固める豪華キャストもこのほど明らかに。性善説を信じ犯罪者を救おうとする脳神経外科医・鷲谷真梨子役には松雪泰子、そして脳男を追い続ける無骨な正義漢・茶屋刑事役を江口洋介が演じる。無機質な脳男をめぐる、人間味あふれる2人の役柄にも注目だ。本作の見どころについて「ある限られた領域の中でしか生きられない男の切ない物語。私自身の役も過去にある事件に巻き込まれトラウマを抱えている女性。新たに起きた事件の容疑者と対峙していくシーンが数多くあるのですが、その緊密なやりとり、心理描写を繊細に演じていきたい」(松雪さん)、「犯罪、道徳、正義、追跡の果てにそれぞれが出す決着に向け、1カット1カット、テンションの高い撮影をしています。茶屋というワイルドな刑事をどこまでリアルに演じ切れるか、僕にとってもまた新しい挑戦です」(江口さん)と語っている。果たして、謎の多い脳男の正体とは?ダークヒーローに挑戦した生田さんのビジュアルも気になるところ。本作の撮影は既に都内にてクランクインしており、今後、富山でのロケーションを経て7月下旬のクランクアップを予定している。『脳男』は2013年2月、全国東宝系にて公開。■関連作品:脳男 2013年2月、全国にて公開© 2013 映画「脳男」製作委員会
2012年06月12日昨年の釜山国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、発売からわずか7秒でチケットが完売したという韓国発の純愛ラブストーリー『ただ君だけ』のが6月30日(土)より公開となる。日本でも高い人気を誇るソ・ジソブと、韓国の“新・ラブストーリーの女王”ハン・ヒョジュが贈る切なくも胸キュン要素満載の本作の予告編がシネマカフェに到着した。ソ・ジソブが本作で演じるのは、ボクサーとしてチャンピオンになった経験がありながら暗い過去のために心を固く閉ざしていた男・チョルミン。ハン・ヒョジュが演じる視力を失いつつも明るくはつらつとしたジョンファと出会い、少しずつ心を開いていくのだが…。TVドラマ「ごめん、愛してる」で大ブレイクし、その後『映画は映画だ』など、ワイルドな魅力で数多の女性たちを虜にしてきたソ・ジソブ。彼と切ない恋愛模様を見せるのは、人気韓流ドラマ「トンイ」での名演が記憶に新しい若手女優ハン・ヒョジュ。韓国が誇る実力派2人の初競演に注目が集まる。夢を失った男と視力を失った女が、お互いの失ったものを埋め合うようにただ一途に愛し合う…そんな姿がこちらの予告編映像にも断片的に収められている。見ていて苦しくなるほどの2人の想いの強さ、そしてひたむきさに胸キュンすること必至!アート系の作品で高い評価を得てきたソン・イルゴン監督が生み出す淡い色彩の映像美も、2人の“純愛度”をさらに高めている。まずはこちらの予告編で極上の純愛に胸ときめかせてみては?『ただ君だけ』は6月30日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ただ君だけ 2012年6月30日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2012年04月19日“純愛ラブストーリー”とはよく聞く恋愛映画のキャッチフレーズだが、一言に“純愛”と言っても、どのポイントにその要素を感じるのか、また共感できるのかは人それぞれで異なるだろう。この夏、女性にお薦めする秀作、中国発のチャン・イーモウ監督『サンザシの樹の下で』と韓国発のイム・サンス監督『ハウスメイド』は、まさに両極端の純真ヒロインの愛と孤独を描いた作品。シネマカフェでは、公開に先駆けて両作品を鑑賞した女性読者を対象にアンケートを実施!全く異なる愛の形に、女性たちの反応は…?片や文化革命下の中国、片や現代の韓国と、国も時代も全く異なる2作。『サンザシの樹の下で』では、初恋をまだ知らぬ女子高生・ジンチュウと、誠実に彼女を見守り尽くす年上の青年・スンの身分違いの切ない悲恋を描き、『ハウスメイド』では、豪邸で暮らす一家に仕えるメイド・ウニと一家の主の禁断の愛、愛に翻弄される女の性と狂気を描いていく。身分違いという障害に阻まれながらも、純真さゆえの盲目の愛の形やヒロインの行動に、それぞれ異なる共感ポイントが見られた。『サンザシの樹の下で』を観終わった女性からは、「まさに『セカチュー』(『世界の中心で、愛をさけぶ』)でした。“初恋”を感じました」(27歳女性)、「主人公の人たちのかわいらしさ、“絶対少女”という言葉がすごく当てはまります」(55歳女性)、「結末が分かっていても涙が出てきました」(31歳女性)といった感想が寄せられ、「この映画で泣きましたか?」という質問では、ほぼ全員が「はい」と回答した。中でも「ラストシーンに号泣した」という声が多く集まった。一方、『ハウスメイド』を観た女性たちからは、一家の主をめぐる女性同士の嫉妬と狂気、そこから見えてくる人間の怖ろしい一面に「恐怖を感じた」という声が大多数。「ラストが衝撃的で、観ていられなかったです…。同じ女性として、同情するところがありました」、「人間の“怖ろしさ”はどこまで続くのか心配になりました」(51歳女性)、「トリッキーな雰囲気の中にも人間臭さを感じる、おもしろい作品でした。ラストはかなり衝撃」と、号泣のラストの前者に対して、こちらのラストは「衝撃」に尽きるそう…。そんな2作品の両極端の“愛”について、「キャッチフレーズをつけるなら?」と聞いてみたところ、『サンザシの樹の下で』については「一生に一度の愛」、「全てを受け入れる愛」、「永遠」と、男女の美しい無償の愛を表現する言葉が集まった。一方、ヒロイン・ウニがみせる狂気が強烈なインパクトを残していた『ハウスメイド』だが、ここで描かれる“愛”については、意外にも「正直で無垢」、「天使のような純粋な愛」、「優しいうさぎちゃん」と、恐怖よりも純粋無垢なヒロインを肯定する女性の共感が勝ったようだ。また、異なる純真ヒロインたちへの共感ポイントに加えて、尽くされる愛、翻弄される愛、どちらにより共感でき、許容できるかも観る人それぞれで分かれるであろう、この2作。ちなみに、読者に向けた「理想の愛は、追われる愛?追い求める愛?」との質問では、きれいに回答は半々に分かれる結果に。そして最後に、「劇場で観るなら誰と観たい?」と聞くと、2作品共に「女友達と一緒に観たい映画」と答える女性が大多数。女友達同士で、この2作品で描かれる愛の形について意見を交わしてみるのもおもしろいかも?『サンザシの樹の下で』は全国にて公開中。『ハウスメイド』は8月27日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。特集「どちらに溺れる?純女ヒロインの愛」■関連作品:サンザシの樹の下で 2011年7月9日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開© 2010, Beijing New Picture Film Co., Ltd and Film Partner (2010) International, Inc. All Rights Reserved.ハウスメイド 2011年8月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿ミラノほか全国にて順次公開© 2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved■関連記事:禁断の愛から始まる衝撃のサスペンス『ハウスメイド』試写会に10組20名様ご招待危険な家政婦に警告!女を知り尽くした女優、漫画家、作家らの強烈コメント到着【シネマモード】この夏、恋愛偏差値を高めるなら…アジア発のこの二作巨匠チャン・イーモウが見出した若き才能!主演2人が語る心揺さぶられる純愛国生さゆり、幸せオーラ全開で来年のバレンタイン入籍を説明
2011年08月12日雪に閉ざされた片田舎の町を舞台に、孤独を抱える少年・オーウェンと謎めいた少女・アビーの切なくも怖ろしい純愛を描いた、この夏注目のスリラー『モールス』が劇場公開となった。シネマカフェでは、この公開に先駆けて実施された試写会で、ひと足早く鑑賞した読者のアンケートを実施。映画で描かれるふたりの“純愛”をどのように捉えるか、様々な感想が寄せられた。日本を含む世界各国で絶賛されたスウェーデン映画『ぼくのエリ200歳の少女』のハリウッド版として映画化された本作。高評価を集めたオリジナル版との比較は避けられないところだが、今回、オリジナル版を既に観ていた映画ファンからは「オリジナルの雰囲気がそのまま活かされていて、ストーリーを知っていても思わず引き込まれました」(30代女性)、「前作より説明が多くてわかりやすかった」(35歳女性)という意見もあれば、「前作よりもホラー色が強調されていたと思う」(32歳女性)という意見が寄せられた。また、前作を観ていないという人に、本作を観て「オリジナル版を観たくなったか?」と聞いたところ、約7割が「はい」と回答。スウェーデン版とハリウッド版、二作を見比べて楽しむのも面白いかもしれない。また、本作を観ようと思った理由を聞いたところ、「主演キャスト」を推す声が多数。特に、少女アビーを演じる注目度急上昇中のクロエ・グレース・モレッツへの期待と、映画を観終わった後の好感の声が目立った。昨年、一躍脚光を浴びた『キック・アス』での強烈なアクションとキャラクターぶりと打って変わり、本作では大人びた少女の葛藤を表現し、コディ・スミット=マクフィー演じる少年、オーウェンの初々しさとピュアな恋心をより引き立てている。「少年と少女の孤独がきめ細やかに描かれていて、とても切なかったです」(35歳女性)、「2人とも本当に美しくかわいかったです。でも、恐いです」(57歳女性)、「あまりに切なすぎて、アビーの本当の気持ちを考えると苦しいです」(36歳女性)という声が集まった。このアビーとオーウェンの、一筋縄ではいかない恋愛が迎える衝撃の結末をどう捉えるか、というのが本作を観終わった後の感想の分かれ目と言えそうだが、「2人の恋愛をひと言で例えるなら?」という質問では、「永遠に続くひと冬の純愛」「ロミオとジュリエット」「見返りを求めない真の愛情」と肯定的に捉える人も多数いれば、「ダーク」「かわいいけど強暴」という冷静なご意見、さらに「少年にとっては純愛、少女にとっては“純愛+α”」と表現する人も。この“α”が意味するものとは…?人それぞれで、この恋愛に対する共感ポイントが異なるのが興味深いところ。「ラブストーリー、ファンタジーが好きな人におすすめ」という声も多く寄せられた。あなたはこの“純愛”、どう捉える?『モールス』は全国にて公開中。■関連作品:モールス 2011年8月5日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Fish Head Productions, LLC All Rights Reserved.■関連記事:クロエ・グレース・モレッツ インタビュー恋愛映画は初体験、14歳の新しい挑戦映画監督を夢見た少年達の想いが交錯『モールス』&『SUPER8』に見るノスタルジーこの20年のアメリカでNo.1スリラー『モールス』試写会に25組50名様ご招待今夏No.1の切ない系ホラー『モールス』試写会に20組40名様ご招待
2011年08月07日韓国で220万人を動員した涙の純愛ストーリー『私の愛、私のそばに』の特別試写会が1月26日(水)、都内で行われ、鳩山由紀夫前総理と幸夫人が映画を鑑賞した。難病と闘う夫婦の純愛と試練を描いた本作に、鳩山氏は「激しく泣いちゃいました」と目を赤くしながら感激しきりだった。筋肉が徐々に麻痺していく難病「収縮筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を患うジョンウは唯一の肉親である母親が亡くなった日、幼なじみの葬祭ディレクターのジスと再会。すぐさま恋に落ち、結婚するが、ジョンウの病状は悪化の一途をたどり、次第に献身的なジスに対しても冷たい態度を取ってしまう。やがて恐れていた言語障害も始まり…。自分の病気と向き合いながら、妻の愛情を受け入れきれずにいる主人公の姿に「純粋な愛情を貫くのは難しい。その難しさを自然な形で描いた美しい映画」と鳩山氏。残念ながら、幸夫人は体調不良を理由に予定されていた取材をキャンセルしたが、鳩山氏に対し「愛って理解しているようで、理解しづらいものだと描いた作品」と感想を語ったそうだ。映画のテーマである妻の献身にちなみ、鳩山氏は「妻にはいろいろ助けられてますけどね。特に助けられたのは、私が浮気したとき。妻が『私が悪かった』と言ってくれた」と爆弾発言。青春時代のデートを聞かれ「忘れましたよ…うちは略奪愛だったので、あんまり話さない方がいいんじゃない」と語り、集まった記者も言葉を失った。『私の愛、私のそばに』は2月5日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。■関連作品:私の愛、私のそばに 2011年2月5日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2009 CJ Entertainment, United Pictures & ZIP CINEMA. All Rights Reserved.■関連記事:『私の愛、私のそばに』から学ぶ難病ALS同病者の篠沢秀夫教授は「妻が心の支え」“愛のフレーズ”大募集!キム・ミョンミン直筆サイン入り『私の愛、私のそばに』ポスターをプレゼント韓国で220万人動員した純愛『私の愛、私のそばに』試写会に15組30名様ご招待予告編ですでにウルッ!韓国で220万人動員『私の愛、私のそばに』予告編解禁
2011年01月26日強盗殺人で死刑判決を受けた男と、彼の犯罪の被害者の婚約者だった女との間に育まれる“愛”を描いた究極の純愛ドラマ『真幸くあらば』(まさきくあらば)が1月9日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶に主演の尾野真千子と久保田将至をはじめ、ミッキー・カーチス、監督の御徒町凧、そして本作で自身初となる映画の音楽監督を務めた森山直太朗らが登壇した。尾野さんは「究極の純愛を演じたつもりです。クセになる、ハマってしまう作品だと思います。ぜひ 2〜3回観に来てください!」と自信の挨拶。死刑囚という難しい役どころを演じた久保田さんは「映画でしか描けない、究極の純愛映画です。観た人はそれぞれ違う、いろんな感想を持つと思います。その思いを持ち帰って、またいろんな人と話してください」と観客に向けて呼びかけた。ミッキー・カーチスさんも同じく死刑囚を演じたが「役を演じるときに、よく実際にやってみたりする…ホームレスの役のときは何日か路上で暮らしてみたりね。ただ、今回の死刑囚は体験できなかったね(笑)。この映画は本当に歪んでるから、覚悟して観ろよ!」とユーモアたっぷりに挨拶した。本作が初監督作品となる御徒町監督は「実際に満員のお客さんを見ると嬉しいですね。楽しんでください」と笑顔を見せた。そして、森山さんは「観て感じていただくことが全て。心のひだを開いて感じてください。目に見えるもの、耳に聞こえるもの全てが五感を刺激する作品です」としっかりとした言葉で作品をアピールした。『真幸くあらば』は新宿バルト9ほか全国に公開中。■関連作品:真幸くあらば 2010年1月9日より新宿バルト9ほか全国にて順次公開©2009「真幸くあらば」製作委員会■関連記事:尾野真千子インタビュー「ここで隠したら一緒になれない気がした」と“覚悟”明かす
2010年01月11日