第29回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作『雪女』の記者会見が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、監督・主演の杉野希妃をはじめ、青木崇高、山口まゆ、佐野史郎が登壇した。同作は、小泉八雲原作『怪談』の一編である「雪女」を新たな解釈のもと、杉野希妃監督が映画化した作品。杉野監督自らタイトルロールの雪女=ユキを演じ、主人公の巳之吉を青木崇高が演じる。杉野監督は「クラシックな作品でありながら現代を意識したモダンな雰囲気も入れ、新しい雪女を作れたのではないかと自負しています」と自信。「私たちに見えてないものはたくさんあり、そういう目に見えないもの、つかみどころのないものを大切にしながらこの映画を作ったので、私が意図していないものがたくさん映っているんじゃないかと思います」と話した。そして、監督と主演の両立について、「演じているときはモニターは見られないので、カットをかけたあとにモニターまで走って確認する作業は、自分にとって一つの試練だった」と回顧。「現場では常に監督としていたんですが、私という他人・杉野希妃の演技を私が判断する…自分でダメ出しするのは、客観性が求められるものだった」と言い、「大変でしたし鍛えられた」と振り返った。一緒に演じている側も、監督が主演も務めていることで苦労する点があったようで、青木は笑いながら「受けている方も大変なんです」と告白。「カットがかかると、ユキだと思っていた人が監督に。そして戻ってきて、またユキだと思ってやらないといけない」と言い、「こっちも鍛えられるというか、集中力のいる現場だった」と明かした。さらに、「監督でありプロデューサーであり主演であり、そして映画祭にも貪欲に発表していく才能」と杉野監督を称え、「この人と仕事をやりたかったので、一緒にできてうれしく思います」と感慨深げに語った。同作が2作目の長編映画出演となった山口も、杉野監督について「人としてすごい尊敬でき、私が目指している女優としても尊敬できる」と話し、「とても勉強になった作品でした」としみじみ。10年ほど小泉八雲作品の朗読も行っているという佐野は、「『雪女』とは関わりが深い」と作品との強い結びつきを説明し、現場での監督とのやりとりを振り返りながら「濃密な時間を過ごさせていただきました」と語った。『雪女』は、2017年3月4日より全国順次公開。
2016年10月28日俳優・青木崇高が8日、都内で行われた主演舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 花 Produced by TBS」の製作発表記者会見に出席した。青木は6月に女優・タレントの優香と結婚した。結婚後初の舞台に関する意気込みを聞かれると、共演者たちはニコニコと青木を見守るムードに。青木は、「なんでしょうねえ、ロングランですから、しっかり体力精神力を培って、両方やっていきたいと思います」と苦笑しながら答えた。共演者陣も肩を震わせ、あたたかな笑いに包まれた。また、会見終了後、報道陣から「青木さんおめでとうございます!」と声がかかると、青木はピースで応えた。共演の成河も、後ろを振り向き拍手で祝福した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360度型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。製作発表には他に小栗旬、山本耕史、成河、りょう、清野菜名、近藤芳正、古田新太、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのりが登場した。
2016年09月08日女優の優香(35)と俳優の青木崇高(36)が結婚することが13日、わかった。同日、所属事務所がファックスを通じて発表した。事務所によると、2人は昨年10月、共演したNHK時代劇『ちかえもん』の衣装合わせで出会い、年明けのクランクアップ後に交際に発展。その後、青木のプロポーズで結婚が決まった。2人はすでに同居しており、今後、良き日を選んで婚姻届を提出するが、入籍日は非公開とのこと。式・披露宴は未定。優香は妊娠しておらず、今後も仕事を続けるという。優香と青木は、連名で直筆コメントも発表。「ドラマの共演をきっかけに、今年に入って交際することになり、自然な心地の良い流れの中で、共に人生を歩んでいきたいと決心し、この度、結婚する運びとなりました」と報告し、「お互いを支え合い、ずっと笑っていられる家庭を築けるよう、努力していきます。今後とも、これからの二人を温かく見守ってくださるよう、よろしくお願い申し上げます!」と呼びかけている。そして、優香は「生命力にあふれ、思いやりのある彼との日々はとても穏やかで、幸せを感じながら過ごしています」、青木は「顔をクシャクシャにしながら笑う彼女の姿をずっと守っていきたいと思います」とお互いについてコメントしている。
2016年06月13日6月4日公開の映画『雨女』の完成披露試写会イベントが26日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の清野菜名、清水崇監督が出席した。大ヒットシリーズ『呪怨』を手掛けたジャパニーズホラーの旗手、清水崇監督がメガフォンを執った本作は、4DXのために作られた4DX限定の体験型ホラー作品。主演の清野菜名が、彼の浮気と雨の日に必ず見る悪夢に悩まされる理佳に扮し、理佳が"雨の夢"に翻弄される、というストーリーとなっている。この日の舞台あいさつは上映後に行われ、実際に清野が試写会で観客と一緒に4DX体験。上映中に4DXの席で受けた水により髪の毛や衣装を濡らしたまま登場した清野は「この作品は雨が凄いんです! ビックリしました」と4DX体験に驚いたようで「ストーリーに沿って座席が動いたり雨が降ったり"ドン!"と動いたりしたのがあったので、入り込んで見ちゃいました。ずっと怖いというよりは、"ゾクッ"としたり"ビクッ"とかする瞬間が多かったので、ポイントポイントで恐怖を感じました」と感想を。続けて「昔からホラー映画を見るのは自分の中ではイベントのような感じです。皆さんにもこの作品を見ていただいて、夏の思い出の一つにして濡れて帰って下さい!」とアピールしていた。今年2月に行われたロケは、寒い時期もあり過酷な撮影だったとか。中でも、プールでの撮影が一番苦労したという清野は「腰が痛くなったりしましたし、息も止められなくなっていきました。監督さんから水中で『もっとプクプクが欲しい』と言われた時は、息がもたないところからの"プクプク"だったので、『監督もやってみて下さい』って思いました」と清水監督の無茶ぶりに苦笑い。一方の清水監督は「温水を用意したんですが、撮影していく内に水温が下がっていって、3テイク目ぐらいから彼女が『監督、限界です……』と言ってくるんです。まだ午前中で昼も過ぎてないのに『やれよ女優なら』と思いましたね」と笑わせるも「途中から彼女の顔が青ざめてきて、気持ち悪がってました。相当頑張ってくれました」と清野の頑張りを認めていた。映画『雨女』は、6月4日より4DX限定公開。
2016年05月26日俳優の染谷将太(23)が7日、公式サイトを通じ、妻で女優・菊地凛子(35)が第1子を妊娠したことを発表した。2人は連名の直筆署名で、「この度私達夫婦は、新しい命を授かることができました」と報告。現在妊娠5カ月であることを明かし、「新たな家族が増えるという喜びと感動を大切に、また日々精進していきたいと思っております。これからも温かく見守って頂ければ幸いです」と思いをつづっている。染谷と菊地は、2015年1月1日に結婚を発表。今回と同じく公式サイトを通じて、「これからは家族としてお互いを支え合いながら強い信念を持ち作品を残していきたいと思います。そして周りの方々も幸せにできるような家族を2人で築きあげていきたいと思います」と伝えていた。
2016年05月07日ジャパニーズ・ホラーの名手・清水崇監督が、『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』の清野菜名を主演に迎えた映画『雨女』が初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。本作は、体験型上映システム“4DX”を最大限に駆使したホラー作品で、4DX限定で公開される。『雨女』特報映像4DXとは最新の映画上映システムで、映画のシーンに合わせてシートが動き、水、風、雷、香り、煙までも劇場内に再現することができる。臨場感たっぷりの特殊効果で、映画を目で観るだけではなく、体全体で感じる鑑賞へと転換させた上映方法だ。4DX専門の作品を製作するにあたり、徹底的に4DXシステムを研究したという清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます」と4DXの魅力を語り、「もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」とコメントを寄せた。初のホラー作品への出演となる清野は「4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。さらに「タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが、中でも水深5メートルプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返った。映画は、雨の日の夜、必ず同じ夢を見てしまう主人公・理佳(清野)が、恋人との関係に悩み、母の命日に地元に帰省するところから始まる。特報映像には、理佳がいつも見る夢が描かれる。雨が降る中、黒い服を着たビショ濡れの女が現れ、踏切に入っていく。その後、女は踏切の真ん中で男の子を抱き寄せ、次の瞬間、黄色いレインコートを着た少女の目の前で電車に轢かれてしまう衝撃的な内容だ。理佳が見る夢は何を意味しているのか?さらに、謎の親子、プールの中で誰かに頭をつかまれる理佳、シャワー中に見える何者かの足が次々と映し出され、映像全体を通して降り続く雨がさらなる恐怖を感じさせる。この恐怖が4DXではどのように表現されるのか、期待が高まる映像となっている。『雨女』2016年初夏、全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年04月08日●駅ビル単位で存在していたポイントを一本化東日本旅客鉄道(JR東日本)はアトレやボックスヒル取手といった駅ビルが各自で展開していたポイントサービスを統合し、新たに「JREポイント」を立ち上げた。同社グループには24種類ものポイントが存在していたが、それらを一本化する方向に舵を切った格好だ。共通ポイントへの集約が進むなか、あえて独自のポイント経済圏を形成しようとするJR東日本の狙いとは。○Suicaポイントも統合JR東日本は首都圏の駅ビルが個別に発行していたポイントを統合し、JREポイントとして運用を開始した。今後はJREポイントの加盟店を順次拡大していく。将来的にはSuicaを買い物で利用した際に溜まる「Suicaポイント」や、JR東日本子会社が発行するクレジットカード「ビューカード」の利用で溜まる「ビューサンクスポイント」といったポイントもJREポイントに統合する予定だ。加盟店で買い物する際にポイントカードを提示するとJREポイントが溜まる。付与率は100円(税抜き)の買い物につき1ポイント。既存ポイントは商品券に交換して使うのが主流で、実店舗での支払いには使用できなかったが、JREポイントは加盟店で買い物・飲食をする際に1ポイント=1円で使える。鉄道博物館入館券や東京ステーションホテル利用券といった特定の商品券に交換することも可能だ。ポイントがレジで使えるようになるのは便利だが、対象がJR東日本の駅ビルに限られるとすれば、使用シーンも限定的になる。JREポイントの加盟店がJR東日本グループの外に広がっていく可能性はあるのだろうか。●駅ビルのクロスユース促進効果も○あえて加盟店を限定JR東日本の執行役員で事業創造本部部長の松崎哲士郎氏によると、グループ外の企業からJREポイントに加盟したいとのオファーがあった場合は、そのつど検討するという。ポイントの利用は基本的に自社グループ内に限定し、顧客の囲い込みを図っていくのが同社の狙いだ。JR東日本のポイントサービスをサポートする野村総合研究所上級コンサルタントの安岡寛道氏は、自前のポイントサービスを展開して顧客の囲い込みを図るJR東日本の取り組みを「逆張り」という言葉で説明する。共通ポイントの拡がりで「数の争い」(安岡氏)の様相を呈するポイント業界において、自前のポイントを自社グループ内に絞って展開するのは確かに特徴的だ。共通ポイントに参加すればポイント経済圏は広がるが、参加企業が増えることで各社の囲い込む力は相対的に弱まる。JR東日本はポイントサービスを閉じる方向に決断を下した。○ビッグデータをどこまで利用するかは不明ポイントサービスの展開により取得できるビッグデータを、JR東日本はどのように活用するのだろうか。JREポイントの会員規約には市場調査や商品開発といった文言が並んでいる。Suicaの移動情報と駅ビルでのカード利用情報を組み合わせるなど、データの活用方法は広がっていきそうだが、現時点で具体策は聞こえてこない。JREポイントの加盟店が拡大していけば、JR東日本が取得できるデータ量は確実に増えていく見込み。駅ビル間でデータ共有が進めば、テナントや商品の選定にも影響が出てくる可能性がある。○囲い込み以外の狙いはビッグデータの利用については不明な部分も多いが、JR東日本がポイントを統合する狙いは他にもある。ポイントサービスの動向に詳しい「ポイ探」の菊地崇仁代表によると、JREポイントの登場により、JR東日本グループでは駅ビルのクロスユースが増える可能性があるという。例えば蒲田に住んでいる人が品川にJRで通勤しているケースを考えた場合、これまでは品川のアトレと蒲田のグランデュオで2種類のポイントカードが存在したのだが、今後はJREポイントのカード1枚で両駅の駅ビルをカバーできるようになる。JREポイントへの一本化により、加盟店の間では相互の送客効果が見込めるわけだ。複数の駅で共通のポイントが溜まる利便性により、JR東日本の駅ビル事業には一体感が生まれる。集客力にもプラスの効果が見込めそうだ。鉄道利用客にとってみれば、JREポイントは駅ビルを利用する動機付けの1つとなる。ただし、現時点で駅ビルを利用していない顧客が、わざわざカードを作ってまでJREポイントを溜めるようになるかどうかは未知数。あえて共通ポイントの流れに逆行するJR東日本の戦略が試されそうだ。
2016年02月24日2016年の年頭にあたり、伊藤忠テクノソリューションズの代表取締役社長を務める菊地哲氏は、以下の年頭所感を発表した。技術と着想で更なる存在感を示す年に新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。昨年CTCグループは、2017年度までの3ヶ年中期経営計画を策定し、サービス型ビジネスの拡大、グループ総合力の発揮、人・技術・事業への投資という「3つのシフト」に注力しました。2016年は中期経営計画の2年目として、引き続きそれぞれの施策に取り組み、3つのシフトを確実に推し進めます。クラウドを中心として高機能なITが利用しやすくなったことで、アイデア次第で大きなビジネスを生み出せるようになりました。ITで人やモノをリアルタイムにつなぎ、従来とは異なる仕組みで収益を上げていくdisruption(破壊)の動きがあらゆる産業で活発になっています。システムインテグレーション(SI)分野も例外ではなく、IT技術が汎用化することでSI企業の存在意義が問われるdisruptionが進行しています。CTCも新たな技術と着想を組み合わせ、存在感を示していかなければなりません。2016年CTCは、ITによる価値の創出を念頭に、クラウドやセキュリティを含めたサービス型ビジネスへのシフトを加速します。クラウドについては、未だ自社で保有・運用することが主流の基幹系システムに特化したクラウドサービス「CUVICmc2(キュービックエムシーツー)」の提供を4月から開始するとともに、セキュリティ機器の状況を24時間365日遠隔から監視するSOC(セキュリティ・オペレーション・センター)を活用しながら、お客様が多様化・高度化する脅威に対応できるようサービスを拡充します。既に科学・工学分野では、再生可能エネルギーに関連しAIやIoTの技術を実用化しており、この分野においてもビジネスの拡大と更なるイノベーションの創出に努めます。従来の朝型勤務の奨励施策や人事制度の改定に続き、働き方変革を継続推進し、サービス品質とお客様満足の向上につなげることで、夢のある豊かな社会の実現に貢献してまいります。
2016年01月04日WOWOWの連続ドラマW「石の繭」で初めて刑事役に挑戦した木村文乃と共演の青木崇高、内片輝監督が8月5日(水)に製作発表記者会見に臨んだ。麻見和史の人気警察小説「警視庁殺人分析犯」シリーズの第1作の実写化。父の遺志を継いで刑事になり、捜査一課に配属となった塔子が、人間をセメントで塗り固めて殺すという猟奇殺人事件を追いかける。木村さんは初の刑事役について「初めてですが、塔子にとっても悲惨な現場に行くことになったり、銃を抜くことはいままでなかったので、初めての経験をうまくリンクさせることができればと思いました」と語る。前髪を切って撮影に臨んだことが大きな話題を呼んだが、それ以外にも「原作では小柄なので、華奢な感じを出そうと(小さめの)7号の上着を着続けました」と明かす。「いままでの私の役の中で、一番、女の子の役。感情の揺れを出さないといけなかった」と内面についても語った。青木さんは「僕も前髪をちょっとは切ったんですが」と陽気に語るが、演じた先輩刑事の鷹野は「クールで物事を俯瞰で見るタイプ。いままで演じてきた役と違った」と語る。青木さんのほか、捜査一課の面々には段田安則、渡辺いっけい、北見敏之、平岳大、小柳友らベテランから若手まで重厚な面々が居並ぶ。木村さんは「男性陣がみなさん、仲良くて、井戸端会議を始めたらいつまでも男の子なんだなと分かりました。ワイワイ楽しかったです」と和気あいあいとした現場の様子を明かす。昨日、クランクアップしたばかりで、酷暑の中をスーツで動き回らなくてはならず、さぞつらかったかと思いきや、木村さんは「(撮影が)始まった頃はまだ肌寒いくらいで、だんだん暑くなってきて、汗がいい演出になりました」と余裕の表情。これに青木さんが「それは彼女だけです!」と慌てて異議!「そういえば思い返すと(木村さんの)汗を見てないです。男連中は汗でビショビショでした(苦笑)。防弾チョッキを着るとさらに暑くて…」と述懐する。青木さんは水着姿で現場入りしたこともあったとか…。「アイスをちょくちょく差し入れしたり、昨日はスイカを差し入れしました。撮影中ですがせめて“夏感”を出せればと思って…」と笑顔で語っていた。作品について内片監督は「サイコサスペンスの傑作が原作ですが、WOWOWでこそ楽しめるエンターテイメントになってます」と猟奇殺人の描写なども含めて濃厚なドラマに自信をのぞかせる。木村さんは「ミステリは犯人が分かるまでが一般的ですが、この作品が普通じゃないのは(犯人が)分かってからも、なぜそうなったのか?人の心、根っこの部分が色濃く描かれているところです」と人間ドラマ、心理ドラマとしての見どころも強調した。ドラマW「石の繭」は8月13日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日“視覚と知覚の関係性”をテーマに作品を発表する写真家・鈴木崇の個展「Form-Philia」展が、5月29日から7月12日まで六本木のIMA CONCEPT STORE内のIMA galleryで開催される。今回の個展のタイトル「Form-Philia」とは、形を意味する“Form”と嗜好、偏愛などを意味する“Philia”を組み合わせた造語。期間中は代表作「BAU」や「ARCA」に加えて、新作を合わせた3つのシリーズが展示される。昨年、オランダで行われた写真フェア「Unseen」でも人気を博した「BAU」シリーズは、カラフルなスポンジを組み合わせて様々なフォルムを構築していく作品。黒い背景をバックに、様々な色や形のスポンジを多様なパターンで組み合わせることで、日用品であるスポンジが「BAU」が意味する“建物”や“構造”へと変容し、別の側面を浮かび上がらせる。今回は500点にも及ぶシリーズの中から、IMA galleryの空間に合わせたインスタレーションで展示する。「ARCA」は影を正面から写した作品。大判カメラで撮影し、大きく引き伸ばされたイメージは、輪郭やサイズなどの情報が奪われ、影本来の意味を超えた新しい構造物となって現れる。さらに同展では新シリーズとして、日本の混沌とした家々の写真をモンタージュしながら、建築物が重なることによって生まれる奇妙な風景を写し出した作品も出展される。また関連イベントとして、5月30日には批評家の布施英利と鈴木崇とのトークショー「写真とフォルムの関係性」を開催。被写体の形態を通じて何を撮ろうとしているのか、鈴木崇の写真史をたどりながらその作品の変遷と、写真とフォルムの関係性に迫る。6月21日には、美術ジャーナリスト・鈴木芳雄との対談によるトークショー「美術史で読み解く鈴木崇作品」も実施。鈴木崇がアメリカやドイツで学んだ写真の考え方やコンセプトの作り方から、アウトプットの仕方まで、現代作家と密接に関わる美術史について語られる。【イベント情報】「Form-Philia」会場:IMA gallery住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階IMA CONCEPT STORE内会期:5月29日~7月12日時間:12:00~22:00(土、日、祝日は11:00~20:00)入場無料
2015年05月29日WOWOWの連続ドラマW「夢を与える」でW主演を務める小松菜奈と菊地凛子、犬童一心監督が5月14日(木)に行なわれた完成披露試写会に揃って出席した。原作は「蹴りたい背中」で2004年に芥川賞を受賞した綿矢りさの同名小説。華やかに芸能界で成功を収めつつも、周囲の欲望や思惑に巻き込まれて転落していく主人公、彼女に過剰な思い入れを持ち干渉してくる母親の姿を描き出す。主人公の夕子を演じた小松さんは、芸能界で生きる自らと役を重ね合わせつつ「私もモデルと女優の両方をやらせてもらっていて、(演じながら)小松菜奈なのかな?小松菜奈として答えているな…という部分があった。役が近くて難しいところはありました」と明かす。一方の菊地さんは元モデルのステージママを演じたが「32歳から48歳を演じて、こんな大きな娘がいるのも初めてでしたが、幅広い年齢をやらせてもらうのはいい経験で役者冥利につきました」とふり返った。また「息子ではなく娘というところで女性として母親として難しいテーマであり、やりがいのある役でした。“母と娘”という関係性はそれ以上のものになり得る、特質さ、いびつな関係にもなり得る。その深くに流れているのが“母性”だとも感じました」と同性であるがゆえの母と娘の難しさにも言及。この2人がどのような関係性になっていくのか今後の展開が楽しみだ。菊地さんは、菊池成孔のプロデュースにより主題歌も担当しているが、この曲について犬童監督は「悪夢を見た後に、いきなり本当に本当に夢を見るような曲が掛かるようにしたかったんですが、ほしかったものがいただけました」と絶賛する。タイトルにちなんでこれからの“夢”を尋ねると小松さんは「最近、思ったんですが、私はまだ19歳で、何でもできるし何にでもなれる。やりたいことをたくさんやっていきたい」とはつらつと語る。具体的なやりたいことについては「世界遺産を巡りたい」と語ったが、これには菊地さんから「『何にでもなれる』って言うから、『オリンピックに出る』とか出てくるかと思った(笑)」と娘の意外なスケールの小ささを心配する声も…。そんな菊地さんは「病気をしない。健康でありたい…」とさらに地味な夢を披露。「小さい頃、『鳥になりたい』と言ったら、両親から『鳥には絶対になれない』と言われました(笑)」とシュールな夢の顛末を語り、会場は笑いに包まれた。ドラマW「夢を与える」は5月16日(土)より放送開始(全4話/第1話無料)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日5月16日にスタートする、小松菜奈と菊地凛子主演のWOWOW連続ドラマ『夢を与える』(毎週土曜22:00~)の主題歌が、菊地成孔プロデュースによる菊地凛子の音楽プロジェクト・Rinbjo(リンビョウ)の「dIS de rEAm」(ディスドリーム)に決定したことが8日、明らかになった。同作は、芥川賞作家・綿矢りさが原作。菊池演じる元モデルの母親が、小松演じる娘に夢を託し、芸能界デビューしてスターの座に上り詰めるが、やがて転落していく美しい娘が織りなす、スキャンダラスで悲しい物語を描くストーリーで、綿矢作品が初めて連続ドラマ化される。主演と主題歌をWで務めることになった菊地凛子は、楽曲について「"空虚"というか"虚構"というか、そういう雰囲気のある楽曲だと思います」と表現し、「とてもいい楽曲に仕上がっていますし、ドラマのテーマにも合っている」と太鼓判。ドラマの監督を務める犬童一心も気に入っているという。今回の主題歌「dIS de rEAm」は、『夢を与える』のために書き下ろされた1曲。Rinbjoの楽曲が主題歌になるのは、映画・ドラマを含めて初めてとなる。また、9日には、このレコーディングの様子を収めたメイキング映像が『夢を与える』特設サイトで公開される。Rinbjoは、菊地成孔が移動中、突然携帯に「菊地凛子です。音楽がやりたいんでプロデュースしてください」と電話がかかってきたことがきっかけでスタートした音楽プロジェクト。それだけに、菊地凛子は「自分が主演でやらせていただく作品にRinbjoとして、菊地凛子とはまた別のアーティストとして楽曲を提供できるというのはうれしい経験なので、本当に光栄です」と喜びを語っている。
2015年04月09日エコー・ジャパンはこのほど、4月1日付で北欧発・コンフォートシューズブランド『ECCO(エコー)』がフィギュアスケートの無良崇人選手と1年間のスポンサー契約を締結したことを明らかにした。ECCOは、1963年にデンマークで創業したブランド。ビジネスシーンからプライベート・スポーツまでオン&オフ問わずさまざまなシーンに適したコンフォートシューズを、全世界90カ国以上で展開している。無良選手は2014年の四大陸選手権で優勝し、同年のチャレンジカップ、スケートカナダでも優勝した。プライベートでは一児の父でもある。今回、選手という"オン"の世界も、家族や友人との"オフ"の時間も大切にするという同選手のライフスタイルにECCOが共感したことから、スポンサー契約を締結するに至った。ECCOは、「フィギュアスケート選手は世界遠征も多く、常に移動を要されている。本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、選手にとって要でもある『足』にプライベートシーンで最高の履き心地を提供することでサポートしていきたい」としている。契約の締結により、無良選手は取材時および練習時に同ブランドのロゴ付ジャージーを着用するほか、同社のPR活動への協力も行う予定。ECCOのシューズを日ごろから使用しているという無良選手は、今回のスポンサー契約について「応援いただけることに感謝とともに身の引き締まる思い」と喜びを語った。「ECCOの靴は疲れにくく足を守ってくれます。機能的でありながらデザイン性と品質の高いECCOの靴は、これからの自分のあるべき姿にも重なります」ともコメントした。
2015年04月03日元日の結婚発表も記憶に新しい菊地凛子が、またもや世間を騒がせることとなる。昨年末に日本先行発売となった彼女のミュージシャン・デビュー作『戒厳令(タブー)』(3,000円)が2月16日、全ヨーロッパで発売されるのだ。プロデュースを手掛けたのはミュージシャンの菊地成孔。また、アーティスト活動時、凛子は「Rinbjo」と名乗っている。注目のレーベルはフランスの「グラン パレ/モデュロール(Grand Palais/Modulor)」だが、既にアメリカのレーベルからもオファーがきているという。アルバムは14曲入りで、参加アーティストには、菊地成孔を始め、N/K、SIMI LABのMARIA、Hi-spec、DyyPRIDE、OMSB、田中思郎、菊地一谷、三輪裕也、小田朋美、大和田俊之など錚々たる面々が名を連ねる。成孔によると、プロデュースのきっかけは凛子直々のオファー。移動中、本人からの電話をキャッチしたところ「音楽をやりたいんでプロデュースしてほしい。とにかくエロくてグロいものにしてほしい」との申し出があったという。アーティスト・Rinbjoによるボーカルのみならず、ラップから朗読まで、独特の世界観を堪能出来る仕上がりとなった。また、恵比寿リキッドルームで2014年11月17日行われたイベント「TOWER RECORDS 35thAnniversary Live! EBISU 6DAYS」の2日目〈DAY.2―intoxicateダッシュ〉にシークレットゲストとして登場したRinbjoの映像もYoutubeにて公開中。
2015年01月29日1月17日公開の映画『アップルシード アルファ』の公開直前イベントが13日、東京・新橋のスペースFS汐留で行われ、元アイドリング!!!でタレントの菊地亜美、クリス松村が出席した。本作は、『攻撃機動隊』の士郎正宗のメジャーデビュー作となるSF漫画『アルファシード』の劇場版第3弾。戦火を生き抜いた元SWATの敏腕女性隊員デュナンと、サイボークとなったかつての恋人プリアレオスに焦点を当てる。現代版"美女と野獣”を描いた本作ということで、この日はダイエットで美に磨きがかかった菊地亜美と女性の心を持つクリス松村、そしてデュナンと恋をする機械男子のプリアレオスが登場。デュナンのコスプレ姿で登場した菊地は「これ200万円もかかったらしいんですよ。映画で見たのと一緒だったのビックリしました」と驚嘆し、迷彩服に長ズボンという出で立ちで登場したクリス松村も「長ズボンに違和感ありません?短パンは勝俣(州和)さんと被っているから、迷彩キャラで行こうかな」と満更でもない様子。また、この日は『NHK紅白歌合戦』にも出演して話題を呼んでいる2.7mで40kgの動作拡大型スーツ"スケルトニクス"も登場して菊地が試乗に挑戦して「大変なのかと思いましたけど、簡単に指や肘を動かせるので楽しかったです。クリスさんを倒せそうだったもん(笑)」と感想を語った。また、好きな男性のタイプについて菊地は「ワッキーさんがいいです。モミアゲとヒゲが繋がっていてワイルド。身体もいいし胸毛も全然いい。全部胸毛でもいいですよ」と回答。恋愛については「アイドル時代は守っていた組なので普通にいませんでしたが、アイドリング!!!の前はいました。でも事務所に入った時に別れて、向こうは結婚しちゃったんです…」と寂しげな表情を見せて「24歳で彼氏がいないのはヤバいと思ったので、今度イベントでお見合い企画をやるんです。条件は恵比寿で2LDKに住んでいる人。静かで落ち着いていて、35歳以上で私のお父さんより下(50歳)ならいいな」と具体的な条件を語っていた。映画『アップルシード アルファ』は、1月17日より新宿バルト9ほか全国公開。
2015年01月14日2015年の年頭にあたり、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の代表取締役 社長を務める菊地哲氏は、以下の年頭所感を発表した。新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。昨年、CTCグループは、最新の技術にも会社の在り方にもエッジを効かせて深く切り込む年として、クラウドやセキュリティを含めたサービスビジネスの強化に取り組むとともに、朝型勤務の推奨を中心に働き方の変革を推し進めてきました。2015年は、先行投資を行いつつ、新たな領域・分野の案件にも挑戦し、既存の枠組みを超える年にしていきます。停滞気味の世界経済を米国が牽引する構図は今年もさほど変わりはないでしょう。国内のIT 業界を見ると、政府主導のプロジェクトに加え民間でも大型の案件が増加しています。その一方で、次々と生み出されるアプリケーションやコンセプト、クラウド化やオープン化の流れなど、グローバルレベルでの変化のサイクルは加速しており、CTCグループにも一層の広い視野と先見性が求められています。クラウドについては、アプリケーションレベルの仮想化技術や基幹システムでの使用に耐えうる信頼性を追究し、インフラ・アプリケーション・業務の垣根を超えてエンジニアが活躍できる仕組みとして「クラウド・イノベーション・センター」を設立します。急成長を遂げるIoT(Internet of Things)分野では、お客様が、あらゆるものがネットワークでつながった世界に対応し、CTCグループと一緒にビジネスを拡大できるシステムを準備中です。地域という観点では、昨年から開始したグローバルなシステム運用・監視サービスの拡充を含めて、海外ビジネスを成長させることに加え、世界に先駆けて超高齢化社会に突入した日本では、地方の活性化の一助となるべく、地域に根ざしたIT の提供を図っていきます。2015年、CTCグループは、IT で人々の生活を豊かにしたいという思いを強くし、少し先を見据えて新たなビジネスの創出を目指します。新規ビジネスに対する企画体制の強化を目的に昨年策定した「イノベーション推進室」を一つの軸としながら、社員の自発的で自由な発想を後押しし、従来の枠組みを超えるものを追求していきます。
2015年01月06日先月24日のライブをもってアイドルグループ・アイドリング!!!を卒業した菊地亜美(24)が2日、自身の公式ブログを更新。テレビ番組などで“ぽっちゃりキャラ”として、たびたびイジられてきた菊地だが、ダイエットを経て、57キロから約7.5キロの減量に成功したと報告。さらに「一番太っていた時期」の写真も公開した。【写真】豊満バストを惜しげもなく披露する菊地亜美菊地は「体重がMAXやばかった夏くらいに私57kgありました」と告白。かねてより、体型をコンプレックスに感じていた菊地は、酵素液を使った置き換えダイエットや「運動もやりました!ジムに通ったり、半身浴したり、プールで泳いだり」と体型改善に励んだ。そんな努力が実り、「一番やばい時期からだと…約7.5kg痩せました!!」と歓喜の報告。一方で、「一番太っていた時期を公開します。ビックリすると思うし恥ずかしいですがありのまま載せます。笑」と、ダイエット前のお腹がポッチャリとした水着姿の写真を数枚掲載。ダイエット後の写真とのビフォーアフターを公開して、努力の成果を示した。現在は49.8キロだが、「目標は健康的な47kgなのでもう少し頑張ります!」と綴った菊地。ファンからは「グラビアもぜひ!楽しみにしております」「マジですごい」「お腹が引き締まりきれい!」とコメントが寄せられている。
2014年12月02日先月24日のライブをもってアイドルグループ・アイドリング!!!を卒業した菊地亜美(24)が2日、都内で行われた『ベジーデル×菊地亜美』2015年イメージ・モデル就任式に出席。今年の夏に「体重が57キロあった」と告白した菊地だが、11月下旬までのダイエットで49.8キロまで減量に成功。この日、大勢の報道陣の前に惜しげもなく“美ボディ”を披露した。【写真】ダイエット前「一番太っていた時期」のボディを公開体型にコンプレックスがあり、テレビ番組でも“ぽっちゃりキャラ”として、たびたびイジられてきたという。「いつも現場に行ったら共演者の方に『また太った?』とか、お母さんにも『よく50キロ以上あってアイドルできてるよね』って言われてた…」と苦笑いで明かし、最も重い時期は「今年の夏に57キロありました」と告白。しかし、ダイエットに成功し、“美ボディ”を手に入れた菊地は、多くのフラッシュを浴びながら「くびれが出てきた。お腹が10センチ以上痩せた!太ってた時はお腹を出したくなかった。…でも今は、いっぱい撮ってください!」と笑顔で呼びかけ、「40キロ代になったのが3、4年ぶり!高校生以来かも」と目を輝かせた。さらに「リバウンドせず、(ダイエットを)もうちょっと頑張りたい」と声を弾ませ、「10代のころはグラビアをやってたけど、太ってからは一切やれなかった。これからはグラビアもやりたい」と意気込み。大勢の報道陣の前に「脱げるアイドルになります!」と高らかに宣言した。
2014年12月02日アイドルグループ、アイドリング!!!が11月24日(月・休)に東京・NHKホールでライブを開催。同公演をもって、メンバーの菊地亜美がグループを卒業する。【チケット情報はこちら】昼公演と夜公演の2回開催されるこの日の公演。夜公演はメンバーである菊地亜美の卒業ライブとして注目を集めている。なお、卒業公演の開催に伴い、ライブ前日の11月23日(日・祝)17時30分よりフジテレビの地上波・BS・CSやニコニコ生放送など様々なメディアで、彼女に30時間密着する一大ドキュメント『アイドリング!!!16号菊地亜美卒業記念!さよなら菊地亜美! アイドル卒業までのカウントダウン!! 30時間密着ドキュメント!!!』の生配信と生放送を行なう。アイドリング!!!メンバーのみならず、菊地亜美と関係する芸能人も多数登場する予定の同企画は、本人たっての希望で実現。卒業公演本編の模様は、CS放送「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」およびインターネットチャンネル「フジテレビNEXTsmart」で、11月24日(月・休)18時より放送。密着ドキュメントのために、菊地は前日から一睡もしないまま卒業ライブに出演。公演の中で50分ノンストップメドレーのパフォーマンスに挑戦する。卒業公演で50分ノンストップメドレーを行なう事に関して、菊地は「今年の夏、フジテレビの27時間テレビで司会を務められたSMAPさんの頑張り、そして体力の限界に挑戦したノンストップメドレーライブを見て、すごい感動をもらいました!あたしも、見ている人たちに何か感動を与えられるようなバラエティタレントになりたいと思っているので、アイドルとして、最後に大きな感動をファンの皆さんに届けたいと考え、今回の企画を提案しました。体力面で不安はありますが、これまで一緒に頑張ってきたアイドリング!!!のみんなと最後の思い出作りもできるので、本当に楽しみです!気合を入れて30時間、頑張ります!」と決意を述べている。11月24日(月・休)に東京・NHKホール公演のチケットは発売中。■井の中のアイドリング!!! 大海でバタアシング!!!日時:11月24日(月・休)【昼公演】開場12:30 / 開演13:30【夜公演】開場17:00 / 開演18:00会場:NHKホール(東京都)チケット:全席指定6,500円(税込)※未就学児童入場不可
2014年11月17日アイドリング!!!卒業ぱっちりした目元と強気な発言が可愛らしい菊地亜美さん。アイドルグループ アイドリング!!!の一員として人気急上昇中の彼女が、8月3日に行われたアイドリング!!!のLIVEで11月に同グループを卒業すると発表しました。彼女のオフィシャルブログ「Ami’s garage」の8月3日付けの記事によると、卒業発表についてはメンバーも知らなかったと言うことで、色々な人を驚かせたサプライズ発表であったことを告白しています。「バラエティで活躍できる人になりたい!」という目標の下、これからもガムシャラに全力で進んでいくと決意を新たにしていおり、今後の活躍に注目が集まります。イメージチェンジ卒業を控え何かと多忙の彼女ですが、抜群のファッションセンスは相変わらずで、同ブログ7月30日付けの記事では私服を大公開しています。インパクトがあるのに合わせやすく履きやすい、シルバーのサンダルや、軽快だけど夏過ぎないハットや透け感のあるトップスなど、見習いたいコーディネイトが満載です。同ブログの8月2日付けの記事では、新しいヘアスタイルの写真をアップしています。ショートから少し長めの髪型に変えて、カラーリングもグラデーションに。卒業を前に、新たな自分にチャレンジしたようなイメージチェンジには、彼女の決意がのぞいているようです。【参考】・菊地亜美オフィシャルブログ「Ami’s garage」
2014年08月08日(画像は菊地亜美オフィシャルブログ「Ami’s garage」より)菊地亜美、アイドルにバラエティにアイドルグループ「アイドリング!!!」で人気絶好調の菊地亜美さん。最近はタレントとしても活躍中で、バラエティ番組ではその可愛らしい外見とちょっととぼけたキャラクターがウケています。8日に「アイドリング!!!」のライブがあり、さぞかし忙しかったのだろうと彼女のブログをのぞいてみると……。ライブのことに触れながらも、オシャレで可愛い彼女の私服が大公開されていました。可愛い私服大公開!彼女のオフィシャルブログ「Ami’s garage」では、12月2日から数回にわたって私服が公開されています。お気に入りの帽子はCA4LA。独特の丸みのあるラインがキュートな帽子です。ロイヤルパーティーのピンクのアンゴラニットは、華やかな雰囲気で彼女にピッタリ。マーキュリーデュオのニーハイは彼女の足の長さを一層引き立てています。注目の私服はコート!そして注目は12月5日にアップされたコート!韓国のファッションサイトで購入したというこのコートは、青色のショート丈で清楚な印象です。ウエストが絞られているので女性らしく、後ろにはポイントで白のレース使いがなされています。最近は忙しくて、キャパオーバー気味という彼女。それでもオシャレに手を抜かないのはさすがです。女性らしい彼女のファッションに今後も注目です。【参考リンク】▼菊地亜美オフィシャルブログ「Ami’s garage」
2013年12月10日ブログで自慢のまつ毛を披露アイドルグループ、アイドリング!!!のメンバーとしても活躍する、アイドルでタレントの菊地亜美。“あみみ”の愛称でも知られる彼女だが、そんな菊地が8日のオフィシャルブログで、まつエクを施した自慢の目元を披露した。“まつエク”とは、まつ毛エクステンションのこと。最近サロンでつけ直してもらったばかりだそうで、手入れが行き届いるためか、本人も「綺麗」と、その仕上がりにおおいに満足している。大きく片目をアップにした写真が公開されているが、たしかに美しくカールした長いまつ毛が印象的。もともとぱっちりとした大きな目が特徴の彼女だが、より印象的でドーリィな魅力たっぷりの目元となっている。その数、片目100本、合計200本!菊地によると、素まつ毛も綺麗に伸びてきていたため、今回はとくにたくさんエクステンションをつけることができたらしい。つけられるだけつけてもらったら、両目で200本になったという。片目100本ずつの計算で、かなりたっぷりな本数の“まつエク”だ。人工のまつ毛をつけることで、より長く、濃く、理想的なカールを描くまつ毛になれると人気の“まつエク”。さらに、目元にかけるメイク時間も短縮できることから、愛用者も多い。200本をつけてもらったという菊地のこのブログ記事には、ファンらから「可愛いすぎる」「目が凄く大きい!パッチリしてて可愛いです」「マツエク200本すっごいね!かわいい」など、絶賛するコメントが多数寄せられており、彼女のチャームポイントとしての目に、さらなる注目が集まることとなったようだ。【参考リンク】▼あみみ参上!!(菊地亜美オフィシャルブログ)元の記事を読む
2013年07月12日人気ファッション・ブランド「ZUCCa」の25周年を記念して製作される菊地凛子の監督処女作『MEMORY OF AN ARTIST~芸術家の記憶~』。このほど、その話題のショート・フィルムの予告編が解禁となった。「ZUCCa」が掲げる2013年春夏コレクションのテーマは、「Chambre de l’artiste:芸術家の住む部屋」。菊地さんはこのテーマに呼応するかのように、本作で幻想的な世界を描いている。今回届いた予告編では、一面に広がる白銀の世界をブルーのノースリーブ・ワンピースをまとった菊地さんが、彷徨うように歩く姿が収められている。白と青、凍えるような気温の中で漂う…そんなインスピレーションが全面に押し出された美しい予告編をぜひ覗いてみて。※こちらの予告編映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(text:cinemacafe.net)
2013年03月06日パジャマ姿でパック中を公開アイドルグループ、アイドリング!!!のメンバーで、タレントとしてバラエティ番組などでも活躍する菊地亜美。彼女が5日深夜のオフィシャルブログで、私服部屋着のパジャマ姿でパックをしている姿を公開した。可愛らしいボーダーと薄い柄のリラックスワンピースタイプなパジャマは、misonoからプレゼントされたものだそうで、可愛い上に着やすいので、愛用しているという。パックは韓国の毒蛇パックでそして、次の画像で顔をパックで覆っている姿を公開。つるりとしたパックをした素の彼女が写し出されている。菊地のコメントでは「やっぱりパックは…韓国の毒蛇パックだね」となっており、最近注目度を増している話題の「毒蛇パック」に彼女もハマっているようだ。毒蛇パックとは、実際の毒蛇の毒を使用しているわけではないが、それと同様の効果をもつ人工化学物質の「シンエイク」を用いたもので、この成分が肌に作用し、高いアンチエイジング効果が得られるとされている。気になるシワを目立たなくさせたり、肌をつるつるにしたりする効果が望め、韓国コスメのなかでも、人気の高いアイテムのひとつだ。彼女の素肌美には、毒蛇パックの力も効いているのかも?!気になる人は試してみて。元の記事を読む
2012年12月10日菊地成孔率いるDCPRGが12月12日(水)に東京・新宿BLAZEでライブを行う事が決定した。今年、DCPRGはアルバム『SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA』をリリース。それに伴いアルバムに参加したSIMI LABを迎え、新木場と野音でそれぞれライブを行った。今回、10月に行われた野音での公演の盛り上がりに応えて、前回も出演したSIMI LABと新たにジャズ・ドミュニスターズの大谷能生も参加し、追加公演を開催する事となった。アルバムの世界観をライブで楽しむ事ができる貴重なライブとなるので、興味のある方はご確認を。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付期間は11月11日(日)午前11時から11月14日(水)午前11時まで。■DCPRG YAON 2012追加公演出演:DCPRGguest: SIMI LAB, 大谷能生会場:新宿BLAZE(東京都)時間:19:30 開演 /19:00 開場料金:スタンディング 4500円 ※ドリンク代別途必要
2012年11月09日DCPRGが10月8日(月・祝)に東京・日比谷野外音楽堂でライブを行う。【公演情報はこちら】DCPRGは1999年に菊地成孔によって結成されたバンド。1970年代マイルス・ディヴィスのエレクトリック・ファンクを核に、ジャズ、ソウル、アフロ、現代音楽などを融合させた音楽性で、存在感を放っている。今年の3月にはアルバム『SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA』をリリース。この作品ではヒップホップユニットSIMI LABとコラボレーションするなど、これまで以上に多彩な音楽性を見せている。10月8日(月・祝)に行われるライブでは、アルバムに参加したSIMI LABとポストロックバンドtoeがゲスト出演。アルバムに収録されていたSIMI LABとのコラボレーションも披露される予定なので、アルバムを聴いた方にはたまらないライブになるだろう。チケットは発売中。■DCPRG日程:10月8日(月・祝)会場:日比谷野外大音楽堂(東京都)開場:15:30開演:16:30料金:指定席¥5,500(税込)ゲスト:SIMI LAB/toe当日引換券販売中--------------------------------------------------------------■販売期間:10月5日(金)0:00~10月7日(日)23:59■席種:指定席--------------------------------------------------------------
2012年10月05日クリスマス恒例のライブイベント『SPIRAL RECORDS presents CHRISTMAS SPECIAL LIVE』が、ピアノトリオJ.A.Mとスペシャルゲストに菊地成孔を迎えて、2012年12月22日(木)に開催される。世界的な活動を展開するジャズバンドSOIL & ”PIMP” SESSIONSから派生したピアノトリオJ.A.Mと、今年9月U.S.のジャズ名門レーベル「Impulse! Records」から、DCPRG(DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN)名義で、日本人初のリリースを果たしたことでも話題の菊地成孔。ジャズシーンを牽引する2組のアーティストが夢の初共演。是非、この機会をお見逃しなく。SPIRAL RECORDS presents CHRISTMAS SPECIAL LIVE 2011日程:2011年12月22日(木曜日・休前日)時間:開場20:00/開演21:00出演:J.A.M(piano trio from SOIL & "PIMP" SESSIONS)Special Guest : 菊地成孔会場:スパイラルホール(スパイラル3F)東京都港区南青山5-6-23 (東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前もしくはB3出口より渋谷方向へ1分価格:前売¥5,000/当日¥5,800(全席指定)※座席指定不可Photo by Masahiro Sanbe
2011年12月07日国民的作家・藤沢周平の短編小説を、東山紀之を主演に迎え映画化した『小川の辺』で、菊地凛子がヒロインを演じることが明らかになった。菊地さんが演じるのは、主人公・戌井朔之助の妹、田鶴。藩から上意討ちの命を受けた朔之助は、狙う相手・佐久間森衛の妻が、実の妹・田鶴であることにより、肉親の情愛と武士としての宿命の間で苦悩することになる。実は時代劇初挑戦の菊地さん。トレードマークの金髪を黒髪に変えて、9月19日(日)の千葉県で行われた撮影に挑んだ。作品について「この作品は、脚本がすごくいい。日本人に生まれたからには、ずっと時代劇に出演したいと思っていた。自分のキャリアの中に、この作品が刻まれることは、とてもうれしい」と意欲的な一面を見せつつ喜びを語った。キャスティングの理由について製作側からは「菊地凛子さんをキャスティングしたのは、目の力、ハリウッドも認めるその演技力はもちろんですが、一番の理由は、彼女ならば、本当に実の兄を討ちそうだ、ということにつきます。役を超えてリアリティが出せる人、そんな人は菊地凛子さんしかいません」と期待を寄せる声が。本格時代劇という新たな新境地に挑む菊地さん。掟を破ってまでも愛する人を守ろうとする役どころをどう演じるのか?『小川の辺』は2011年、初夏公開。■関連作品:小川の辺 2011年、初夏公開
2010年09月29日開催中のヴェネチア国際映画祭において、昨年に続いて2度目の試みとなる「3D映画部門」のグランプリ発表に、この部門の審査委員長を務める清水崇監督が登場!つい2日前にクランクアップしたばかりの新作3Dホラー『ラビット・ホラー3D』の一部が会場で上映され、喝采を浴びた。昨年の映画祭では、新設されたこの部門のプレゼンターを務めた清水監督だが、今年は審査委員長に就任。映画祭エグゼクティブ・ディレクターのマルコ・ミューラーの紹介を受けて威厳たっぷりに登場!…と思いきや、清水監督は新作に登場するウサギの被り物を着けたまま姿を現し、これには現地の観客は大喜び!フッテージ上映された『ラビット・ホラー3D』は、いまだスタッフさえも観ていないというもので、正真正銘に“世界初上映”。世界的な撮影監督クリストファー・ドイルをスタッフに迎え、満島ひかり、香川照之、大森南朋といった実力派キャストで描く3Dホラーで、夜な夜な現れる不気味なウサギの着ぐるみと退治する姉弟の姿を描いている。まだVFXなどが全く施されていないながらも、スリルに満ちあふれた映像に、客席からは拍手がわき起こった。そして、「3D映画部門」の発表。15本のノミネート作品の中から清水監督をはじめとする審査員たちが選んだのは『アバター』と『ヒックとドラゴン』の2本。異例の2作同時受賞について清水監督は「全く違う視点で作られているのが面白い」と説明。さらに3D映画の今後について「数年前までは自分も3Dにさほど興味があったわけではなかった。だが、実際に自分で作ってみて、考えを改めた。しかもそんな新しい分野をこの世界で最も歴史ある映画祭がいち早く取り上げたこと、それ自体が映画の可能性を示している。3Dというといまだにどうしても『こけおどしの子供向け』というイメージが強いが、それが変わってほしいと思う。今後もクリエイターとして、技術に操られるのではなく、技術を使って素晴らしい映画を作って行かなければという気にさせられた」と決意と共にその可能性の広がりを訴えた。ちなみに、会場にはホラー映画巨匠ダリオ・アルジェントも姿を見せ、清水監督と握手を交わした。『ラビット・ホラー3D』の日本公開は2011年を予定。■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedラビット・ホラー3D 2011年公開予定第67回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:『十三人の刺客』にスタンディングオベーション7分!金獅子に三池監督手応えアリ?三池崇史監督、SMAP稲垣の“悪役”起用を説明『ラビット・ホラー3D』撮影終了!「怖いのは苦手」な満島ひかり、リアル恐怖体現劇中では赤ジャージのカトリーヌ・ドヌーヴ、華麗なドレスでヴェネチア降臨清水崇が満島ひかり×香川照之×大森南朋で3Dホラー再挑戦!ヴェネチアで一部を上映
2010年09月11日「次々と話題作に出演」という言い方はもちろん間違いではない…が、より正確に言うならば彼女が出ている作品とその役柄が、そして何より“菊地凛子”という存在が話題を呼ぶのである。11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開となる『ナイト・トーキョー・デイ』では、バルセロナ出身で日本でも高い人気を誇る女性監督イザベル・コイシェとタッグを組み、築地の魚河岸で働きつつ、殺し屋としての裏の顔を持つ女・リュウを演じている。世界的な監督が東京を舞台に紡ぎ出した本作で、菊地さんは何を考え、どのような刺激を受けたのか――?実業界のある大物の娘の自殺。父親はその悲劇の責任を彼女のスペイン人の夫に求め、リュウに彼の暗殺を依頼する。だが、こともあろうにリュウは自らのターゲットと知りつつも、そのスペイン人・ダビと恋に落ちてしまう――。“異邦人”コイシェ監督の目を通して、普段、我々が見慣れているはずの“トーキョー”はエキゾチックに、メランコニックに彩られ、全く違う表情を見せる。「イザベルならではの危険で美しい作品に仕上がったな、と思います。すごく野生的で繊細で、官能的で――。彼女は自分でカメラを覗き、演出もするという特殊な監督なんですが、そもそも脚本も、ト書きの説明に至るまで、すごく“詩的”でしたね。だからすごく美しいんですけど、決して説明的ではなくて、意味に関してはお客さんに投げちゃってる。東京の描写にしても、そこにあるのがリアリティである必要はなくて…。例えば、地下鉄の中を足の生えた木が歩くシーンであれ、女体盛りのシーンであれ、ラブホテルの描写にしろ、『実際の日本では…』とか『どうしてこうなるのか?』と言う人はいると思いますが、彼女の視線を通して描くからこそ成立するのが映画であり、そもそも映画自体が虚構みたいなもの。そのミステリアスな部分が面白いんだと思う」。では菊地さんの視線を通して“トーキョー”という街はどう映るのか?「私にとっては慣れ親しみ過ぎてて、すでに“自分の体の中に流れている”ような感覚だから、よく分からないというのが正直なところです。でも、今回の映画を観て感じたのは東京という街の“音”ですね。『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』というのがこの映画の原題だけど、首都高、商店街、渋谷の交差点とものすごい音にあふれた街なんだっていうことは改めて意識させられましたね」。「リスキーなチャレンジ」であり、「どこかでやらなくてはいけないと思っていた」と彼女が語るのが英語での演技。その難しさをこうふり返る。「どんなに感情を作ってもセリフに感情が伴わなければ台なしになる可能性もある。だから、感情や感受性だけで挑むのではなく、テクニックの部分も強く意識しましたね。イザベルには、英語で話すときに声が高くなりがちで、そこで弱さやかわいらしさが見える、と指摘されました。でもそれは今回の作品には要らないから、もっとローボイスで話してほしい、と。でも低い声だと発音しにくい単語もあって、そこばかり意識すると逆にセリフに感情が乗らなかったり…。それぞれの発音や流れに関してしっかりと定着させた上で、(感情を)開放すべきところは開く、というやり方で。これまで、少し英語を話す作品はありましたが、どこかでしっかりとやらないとまた避けてしまい、新しいことが入ってこなくなると思って臨みました」。最初に作品について彼女が言った「野生的」、「繊細」そして「官能的」という言葉はそのまま彼女が演じたリュウそのものである。どのようにキャラクターをつかんだのか?という質問に対し、コイシェ監督の現場でのスタイルを挙げてこう説明する。「彼女の現場はリハーサルは多くて3回。だから徐々に(気持ちを)作るという工程は取れないんですよ。だから、最初から持っていかなくちゃいけないんだけど、そうすると逆にストップが効かなくなることもあって、集中して入り過ぎて涙が止まらなくなってイザベルやスタッフに『凛子、これ映画だから』って言われてハッとなったり。変に酔っちゃうんですけど、それが彼女のテクニックなんじゃないかと思います。映像に関しては詩的なものを撮ろうとする人なのに、俳優に対してはすごく動物的なアプローチをさせる。ある意味、すごくバランス感覚を持った監督ですし、そういうやり方をする人はいままで会ったことがなかったです」。“動物的”という部分は、「菊地凛子」という女優へのアプローチとして最適の方法と言えるのでは?「そうかもしれない(笑)。多分、最初は直感で(役に)入っていくんですね。今回、暗殺者を演じるに当たって、自分ならどういう状況に至れば人を殺すか?とか考えたり、心理についての本を読んだりもしました。こういう取材で言葉で説明し、伝えることに手馴れてきたな、とも思いますが(笑)、でもやっぱり直感なんですよね。これ、説明するのは本当に難しいんですけど(苦笑)」。今回のコイシェ監督にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バベル』)、トラン・アン・ユン(『ノルウェイの森』)など、世界的な監督と組んで、他の者には真似できないキャラクターを作り上げてきた菊地さん。彼女自身は「“海外の監督”とか“邦画”といった分け方は好きじゃない」と前置きした上で、今後についてはこんな言葉を。「どんな監督ともやってみたいですね。大事なのは監督が役者を信用して、挑戦させてくれること。メキシコ人にスペイン人、アメリカ人、フランス人とこれまで一緒にやってきて、いろんな国の文化を知れたというのもすごく面白かった。決して日本映画を無視しているわけではないので、お話があればやらせていただきたいですし、インド人とかイタリア人とかとも一緒に映画作ってみたいですね」。天衣無縫――。東京で、地球の裏側で、彼女が誰と一緒に何を作ろうがもはや驚くまい。確かなことは彼女が常に挑戦し続けるということである。■関連作品:ナイト・トーキョー・デイ 2010年9月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2009 MEDIAPRODUCCION, S.L. / VERSATIL CINEMA, S.L.ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』ポスタービジュアル解禁!『ノルウェイの森』にスタンディング・オベーション松山ケンイチ「確信」得た!『ノルウェイの森』に質問続出! 凛子、松山ケンイチと「楽屋にこもって話し合った」村上春樹原作の“逆輸入”短編映画でナスターシャ・キンスキーの娘がヌード披露今度の菊地凛子は殺し屋!『ナイト・トーキョー・デイ』試写会に5組10名様ご招待
2010年09月10日