「角川ニコニコエース」にて連載中の近未来バディアクション『紅殻のパンドラ』(原案:士郎正宗、漫画:六道神士)が、劇場イベント上映版としてアニメ化されることが決定した。アニメーション制作はStudio五組が担当。本作の主人公は、「全身義体」の少女・七転福音。親類を頼って人造のリゾートアイランド「セナンクル島」に向かう彼女だが、そこで待っていたのは重武装のテロリストや大量破壊兵器が跋扈する、 途方もない「新生活」?だった。先進国では、一部ではあるが、サイボーグや自律ロボットが一般に出回り始め──戦争や災害をはじめ、 世界はあらゆる災厄に覆われ、救いをもとめて人々がさまよっていた時代。これはそんな時代に──全く関係なく、『彼女が、彼女に出会う物語』となっている。本作の上映は、角川シネマ新宿、伏見ミリオン座、梅田ブルク7にて、2015年12月5日(土)~12月18日(金)までの2週間限定。各上映館にて舞台挨拶の開催を予定。また、公開1週目には来場者特典として「六道神士描き下ろし複製ミニ色紙」、2週目には「谷拓也描き下ろし複製ミニ色紙」のプレゼントも予定されている。各詳細については、公式サイトをチェックしてほしい。なお、原作コミックス最新7巻は、2015年12月26日(土)発売予定となっている。士郎正宗×六道神士×Studio五組がおくる近未来バディアクション、劇場イベント上映版アニメ『紅殻のパンドラ』は、 角川シネマ新宿ほかにて2015年12月5日(土)より2週間限定公開。(C)2015士郎正宗・六道神士/KADOKAWA角川書店/紅殻のパンドラ製作委員会
2015年10月26日東京都・麻布のKaikai Kiki Galleryは、福岡に住み続け、独自の絵画世界を展開する画家・菊畑茂久馬の個展「春の唄」を開催する。会期は9月26日~10月23日(日・月・祝日休廊)。開廊時間は11:00~19:00。入場無料。同展は、2011年の「菊畑茂久馬回顧展」の際に発表された《春風》につながる、約2m×6mの新作《春の唄》シリーズ4点が発表されるもの。菊畑氏は、57年に福岡市で結成された前衛美術家集団「九州派」の主要メンバーであり、日本の敗戦とそこに生きた人間の在り方を問う事を、作品制作や様々な活動で行ってきたという。東京と相対化される形での「九州=辺境」という設定を冠にしたムーブメントは、辺境故に、トレンドにさいなまれること無く、独自の芸術探索を続けてこられたと分析されている。また、菊畑氏は、教育者として現代美術の学校「美学校」での教育に従事し、炭鉱画家・山本作兵衛の作品の発見とその流布に全力で取り組み、藤田嗣治を軸とした戦後の美術と社会との距離感の検証を行うなど、敗戦に生き残った人間の心の在りかを探してきた。そうした行いが、これまでの菊畑氏の表現そのものであったということだ。しかし、そうして戦争と人間と芸術という太いテーマを貫徹してきた菊畑氏だが、敗戦後70年の時を経てその呪縛から解き放たれ、「人間にとって、美とは芸術とか何物であるのか?あるべきなのか?」への自問自答を経た解答として同展での新作が発表されるということだ。3年の歳月が制作に費やされたという同作品について、菊畑氏は次のように語る。「僕も年をとってから、喧嘩ごしの絵はもういいや、と思うようになってね。それよりも、もっとも弱い中に、ふくよかな人間の気持ちがあふれるような、優しさの極致みたいな世界を作りだそうと。でもね、難しいんですよ、ものすごく。難しいから、現代美術ではみんな避けて通ってきた。そんな、崇高で気品のある、夢をみるような、堂々たる叙情。タイトルも童謡のような《春の唄》にして。僕の最後の大作です。音楽で言ったら、エンディングの第四楽章の最後のあたりかな。」なお、菊畑氏は青年期より福岡のデパートで絵皿や似顔絵を描きつつ、夜は共同アトリエで制作し絵画を独学。57年に福岡市で結成された前衛美術家集団「九州派」の主要メンバーであり、後に反芸術運動を代表する作家となった。61年には「現代美術の実験展」で、10kgの5円玉をばらまいた作品《奴隷系図》を発表。そして64年の第二回の個展には《ルーレット》約30点が出展され、生活世界の内面を表現するべく、菊畑は廃品や人歯といったさまざまな素材を材料に作品を制作し、注目作家となっていった。その後、一度美術界の表舞台から身を引いたものの制作は続けられ、その一方で太平洋戦争記録画に関する論考を発表するなど、日本における近代以降の「美術」のあり方を批判的に検証してきた。83年には約20年ぶりに美術界に復帰して注目され、以降、大作の絵画を連作形式で発表してきたということだ。
2015年08月26日創業352年初の試み8月11日、菊正宗酒造が創業352年で初めて化粧品を手がけることを発表した。菊正宗酒造が9月5日から発売するスキン&ボディーケア「酒滴女子」は日本酒や酒粕を配合している。「市場には米ぬかや酒粕を使用した化粧品があっても、ストレートに日本酒を使用してる化粧品はない」ことに着眼し、日本酒からエキスを取り出し配合した今までの高価な化粧品をリーズナブルに作ることに成功した。オールインワンの「酒滴女子」今回発売されることになったのは、化粧水・美容液・乳液・クリーム・ベースがこれ一本で補える「酒滴女子」アクアモイスチャージェル。「酒滴女子」ナチュラルクリアジェル、ボディージェル、ハンドジェル、バスエッセンス。忙しい朝に時間をとられない女性のために考えられた「酒滴女子」は、お財布にも優しい税込800~2200円。元の記事を読む
2011年08月14日